JP2001111519A - 送受信装置および送受信方法 - Google Patents
送受信装置および送受信方法Info
- Publication number
- JP2001111519A JP2001111519A JP28391599A JP28391599A JP2001111519A JP 2001111519 A JP2001111519 A JP 2001111519A JP 28391599 A JP28391599 A JP 28391599A JP 28391599 A JP28391599 A JP 28391599A JP 2001111519 A JP2001111519 A JP 2001111519A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- section
- transmission
- guard
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
率および誤り率特性をともに良好に保つこと。 【解決手段】 制御部106は、多重信号数に応じて第
1区間長または第2区間長のガード区間を使用する旨の
制御信号をセレクタ107に出力する。セレクタ107
には、第1区間長を示す信号および第2区間長を示す信
号が入力される。セレクタ107は、上記制御信号に応
じて上記いずれかの信号をガード区間挿入部105に出
力する。ガード区間挿入部105は、IFFT処理され
た信号に対して、セレクタ107からの信号に応じた長
さのガード区間を挿入する。ガード区間除去部110
は、アンテナ108からの受信信号から、ガード区間挿
入部105により挿入されたガード区間と同一の長さの
ガード区間が除去される。
Description
ムに用いられる送受信装置に関し、特に、CDMA(C
ode Division Multiple Acc
ess)方式にOFDM(Orthogonal Fr
equency Division Multiple
xing)方式を組み合わせたOFDM−CDMA方式
の送受信装置に関する。
み合わせたOFDM−CDMA方式の送受信装置につい
ての検討が盛んに行われている。以下、従来のOFDM
−CDMA方式の送受信装置について、図5を参照して
説明する。図5は、従来のOFDM−CDMA方式の送
受信装置の構成を示すブロック図である。
送信信号1〜送信信号nのn個の送信信号は、それぞれ
拡散部501a1〜拡散部501anにより、拡散符号1
〜拡散符号nを用いて拡散処理される。なお、各拡散符
号の拡散比をkとする。
502により符号分割多重される。符号分割多重された
(一系列の)信号は、シリアル・パラレル(Seria
l−Parallel;S/P)変換部503により、
複数系列の信号に変換される。ここでは、符号分割多重
された信号は、拡散信号(チップ)毎に、すなわち第1
チップ〜第kチップに分解される。第1チップ〜第kチ
ップの複数系列の信号は、IFFT部504に送られ
る。
対する逆フーリエ変換(IFFT)処理がなされる。す
なわち、第1チップ〜第kチップの信号は、拡散比
(k)分だけ用意されたサブキャリアに配置されて、周
波数分割多重される。
リア1には、符号分割多重された拡散処理後の送信信号
1〜送信信号nの第1チップが配置され、サブキャリア
kには、符号分割多重された拡散処理後の送信信号1〜
送信信号nの第kチップが配置される。
ガード区間挿入部505により、ガード区間が挿入され
る。ガード区間が挿入されることにより生成された信号
のフォーマットを図7に示す。図7に示すOFDM信号
のフォーマットは、IFFT処理後の信号(有効シンボ
ル702)における例えば終端側1/4の波形703
が、有効シンボル702の先端に挿入されたものとなっ
ている。
より、通信相手側においては、遅延波が存在する場合で
も、その遅延波の遅延時間が前記ガード区間より短いも
のであるならば、あるOFDM信号における有効シンボ
ル区間には、前OFDM信号における有効シンボル区間
の成分が存在しない。すなわち、あるOFDM信号と前
OFDM信号との符号間干渉を抑えることができる。
よりガード区間が挿入された信号は、アンテナ506を
介して通信相手に対して送信される。
5に示す送受信装置により、アンテナ506を介して受
信される。なお、上記通信相手は、上述したものと同様
の送信系の装置を備えており、上述した処理を行った信
号を送信する。
受信された信号(受信信号)は、ガード区間除去部50
7により、通信相手により挿入されたガード区間が除去
される。
T部508により、各サブキャリアにより伝送された信
号が取り出される。各サブキャリアにより伝送された信
号は、それぞれ伝送路補償部509a1〜伝送路補償部
509akにより、フェージング等についての伝送路補
償処理がなされた後、パラレル・シリアル(Paral
lel−Serial;P/S)変換部510に送られ
る。
09a1〜伝送路補償部509akからの複数系列の信号
が、一系列の信号に変換される。ここでは、時刻t1に
おいては、伝送路補償部509a1からの信号、すなわ
ち、通信相手により符号分割多重された拡散処理後の送
信信号1〜送信信号nにおける第1チップが出力され、
時刻tkにおいては、伝送路補償部509akからの信
号、すなわち、通信相手により符号分割多重された拡散
処理後の送信信号1〜送信信号nにおける第kチップが
出力される。
は、逆拡散部511a1〜逆拡散部511anにより、そ
れぞれ拡散符号1〜拡散符号nを用いて逆拡散処理がな
される。この結果、逆拡散部511a1〜逆拡散部51
1anにより、それぞれ復調信号1〜復調信号nが取り
出される。
ついての通信を行う場合について説明したが、送信すべ
きユーザの数に対応するだけの送信信号が、それぞれ拡
散された後、符号分割多重される。すなわち、加算部5
02により多重される信号の数(以下「多重信号数」と
いう。)は、送信すべきユーザの数に相当する。
来のOFDM−CDMA方式の送受信装置においては、
以下に示すような問題がある。すなわち、上述したよう
に、あるOFDM信号における前OFDM信号による符
号間干渉を抑えるためには、図7に示したOFDM信号
フォーマットにおけるガード区間701の長さを、遅延
波の希望波に対する遅延時間よりも長く設定する必要が
ある。
るFFT処理には用いないものであるので、OFDM信
号フォーマットに挿入されるガード区間の分だけ伝送効
率が低下することになる。例えば、ガード区間長を有効
シンボル長の1/4に設定した場合には、伝送効率は、
ガード区間を挿入しない場合に比べて20%低下する。
に、ガード区間を短く設定する方法がある。しかし、遅
延波の遅延時間が、短く設定されたガード区間長より大
きい場合には、あるOFDM信号における前OFDM信
号による符号間干渉の影響が大きくなるので、復調信号
における誤り率特性が劣化することになる。
方式の送受信装置においては、遅延波が存在する場合に
は、伝送効率または誤り率特性のいずれかが劣化すると
いう問題がある。
であり、遅延波が存在する場合においても伝送効率およ
び誤り率特性をともに良好に保つ送受信装置を提供する
ことを目的とする。
数の送信信号に対してそれぞれ異なる拡散符号を用いた
拡散処理を実行することが可能な拡散手段と、前記拡散
手段により拡散処理された各送信信号を符号分割多重し
て周波数分割多重することによりOFDM信号を生成す
るOFDM信号生成手段と、前記拡散手段により拡散処
理された送信信号の数に応じた長さのガード区間を前記
OFDM信号に挿入するガード区間挿入手段と、を具備
することを特徴とする。
の数すなわち多重信号数に応じて、OFDM信号に挿入
するガード区間の長さを変更することにより、通信相手
側において、あるOFDM信号における前OFDM信号
による符号間干渉の影響を小さくできるので、復調信号
における誤り率特性を良好に保つことができる。すなわ
ち、多重信号数が少ない場合には、通信相手側における
復調信号の誤り率特性が劣化しない範囲において、OF
DM信号に挿入するガード区間の長さを小さくし、多重
信号数が大きい場合には、通信相手側における復調信号
の誤り率特性が所望の特性となるように、OFDM信号
に挿入するガード区間の長さを大きくすることにより、
伝送効率および誤り率特性をともに良好に保つことがで
きる。
信号の数に応じた長さのガード区間が挿入されたOFD
M信号を通信相手から伝送路を介して受信する受信手段
と、受信されたOFDM信号から前記ガード区間を除去
する除去手段と、を具備することを特徴とする。
数に応じたガード区間が挿入されたOFDM信号から上
記ガード区間を除去するので、あるOFDM信号におけ
る前OFDM信号による符号間干渉の影響を小さくでき
るので、復調信号における誤り率特性を良好に保つこと
ができる。
上記受信装置とを具備することを特徴とする。
性をともに良好に保つことができる送信装置および受信
装置を搭載するので、良好かつ効率的な通信を行うこと
ができる。
記受信装置とを具備することを特徴とする。
性をともに良好に保つことができる送信装置および受信
装置を搭載するので、良好かつ効率的な通信を行うこと
ができる。
送信信号に対してそれぞれ異なる拡散符号を用いた拡散
処理を行う拡散工程と、拡散処理された各送信信号を符
号分割多重して周波数分割多重することによりOFDM
信号を生成する生成工程と、拡散処理された送信信号の
数に応じた長さのガード区間を前記OFDM信号に挿入
する工程と、前記ガード区間が挿入されたOFDM信号
を伝送路に対して送信する送信工程と、前記伝送路を介
して前記ガード区間が挿入されたOFDM信号を受信す
る工程と、受信されたOFDM信号から前記ガード区間
を除去する除去工程と、を具備することを特徴とする。
処理された送信信号の数すなわち多重信号数に応じて、
OFDM信号に挿入するガード区間の長さを変更するこ
とにより、受信工程において、あるOFDM信号におけ
る前OFDM信号による符号間干渉の影響を小さくでき
るので、復調信号における誤り率特性を良好に保つこと
ができる。
干渉との間の関係、すなわち、多重信号数が増加するに
つれて、あるOFDM信号における前OFDM信号によ
る符号間干渉の影響が大きくなり、逆に、多重信号数が
減少するにつれて、上記符号間干渉の影響が小さくなる
ことに着目し、多重信号数が少ない場合には、ガード区
間長を遅延波の遅延時間より短くしても、符号間干渉の
影響は小さいので、復調信号における誤り率特性の劣化
を小さくできることを見出し本発明をするに至った。
FDM信号に挿入するガード区間の長さを変更するよう
にしたことである。
を参照して詳細に説明する。
形態1にかかる送受信装置の構成を示すブロック図であ
る。なお、本実施の形態においては、通信可能なユーザ
の送信信号の総数を例えばnとした場合について説明す
る。
多重信号数がnである場合には、送信信号1〜送信信号
nは、それぞれ、拡散部101a1〜拡散部101anに
より、拡散符号1〜拡散符号nを用いて拡散処理された
後、加算部102に送られる。ここで、各拡散符号の拡
散比をkとする。
少ない場合、例えば、多重信号数がn/2である場合に
は、送信信号1〜送信信号n/2は、それぞれ、拡散部
101a1〜拡散部101anのうちのいずれかに入力さ
れて拡散処理された後、加算部102に送られる。
散部101anからの拡散処理後の各送信信号は符号分
割多重される。符号分割多重された信号は、S/P変換
部103に送られる。
れた(一系列の)信号は、複数系列の信号に変換され
る。ここでは、符号分割多重された信号は、拡散信号
(チップ)毎に、すなわち、第1チップ〜第kチップに
分解される。第1チップ〜第kチップの複数系列の信号
は、IFFT部104に送られる。
対する逆フーリエ変換(IFFT)処理がなされる。す
なわち、第1チップ〜第kチップの信号は、拡散比
(k)分だけ用意されたサブキャリアに配置されて、周
波数分割多重される。周波数分割多重された信号は、ガ
ード区間挿入部105に送られる。
多重された信号に対して、多重信号数に応じた長さを有
するガード区間が挿入される。このガード区間の挿入方
法について、具体的に説明する。
ることが可能であるが、ここでは、説明を簡単にするた
めに、2種類用意する場合について説明する。この2種
類のガード区間長、すなわち、第1区間長および第2区
間長は、それぞれ、例えば、有効シンボル長の1/4お
よび1/8であるものとする。
り大きい場合には、制御部106よりセレクタ107に
対して、第1区間長のガード区間を用いる旨の制御信号
が出力される。逆に、多重信号数が上記しきい値以下で
ある場合には、制御部106よりセレクタ107に対し
て、第2区間長のガード区間を用いる旨の制御信号が出
力される。なお、上記しきい値は、多重信号数と通信相
手側の復調信号における誤り率特性との関係を考慮して
設定されるものである。
上記しきい値および通信相手側の復調信号における誤り
率特性等を考慮して設定される。第1区間長および第2
区間長は、それぞれ、多重信号数が上記しきい値より大
きい場合、および、多重信号数が上記しきい値以下であ
る場合、において、所望の特性が得られるように設定さ
れる。
号および第2区間長を示す信号が入力されている。さら
に、セレクタ107では、ガード区間挿入部105に出
力すべき信号として、第1区間長を示す信号または第2
区間長を示す信号のいずれかが、制御部106からの制
御信号に応じて選択される。選択された信号は、ガード
区間挿入部105に出力される。
多重された信号に対して、セレクタ107からの第1区
間長を示す信号または第2区間長を示す信号に対応した
長さのガード区間が挿入される。このようなガード区間
が挿入されることにより生成されたOFDM信号のフォ
ーマットについて、図2および図3を参照して説明す
る。
受信装置における第1区間長のガード区間が挿入された
OFDM信号のフォーマットの一例を示す模式図であ
り、図3は、本発明の実施の形態1にかかる送受信装置
における第2区間長のガード区間が挿入されたOFDM
信号のフォーマットの一例を示す模式図である。
は、IFFT処理後の信号(有効シンボル202)にお
ける終端側1/4の波形203が、有効シンボル202
の先端に挿入されたものとなっている。また、図3に示
すOFDM信号のフォーマットは、IFFT処理後の信
号(有効シンボル302)における終端側1/8の波形
303が、有効シンボル302の先端に挿入されたもの
となっている。
ガード区間挿入タイミングについて、IFFT処理後の
信号に対して第1区間長のガード区間を挿入する場合を
例にとり、図4を参照して説明する。図4は、本発明の
実施の形態1にかかる送受信装置におけるIFFT処理
後の信号に第1区間長のガード区間を挿入するタイミン
グを示す模式図である。
04から出力されるIFFT処理後の信号が示され、
(b)には、セレクタ107からガード区間挿入部10
5に出力される第1区間長を示す信号が示され、(c)
には、ガード区間挿入部105から出力される、ガード
区間が挿入された信号が示されている。
号は、IFFT処理後の信号の終端側1/4の先端が出
力された時点で「ON」とされ、IFFT処理後の信号
の終端が出力された時点で「OFF」とされている。
ード区間挿入部105では、まず、IFFT部104か
らのIFFT処理後の信号(有効シンボル202)が保
持される一方、第1区間長を示す信号が「ON」となっ
た時点から「OFF」となる時点までにおいては、IF
FT部104からの信号が出力され、第1区間長を示す
信号が「OFF」となった時点からは、保持された有効
シンボル202が出力される。
は、(c)に示すようなOFDM信号すなわち図2に示
したOFDM信号が出力される。なお、ここでは、第1
区間長のガード区間を挿入するタイミングについて説明
したが、第2区間長のガード区間を挿入するタイミング
については、第1区間長を示す信号に代えて第2区間長
を示す信号を用いる点を除いて、第1区間長のガード区
間を挿入する場合と同様である。
されたIFFT処理後の信号は、アンテナ108を介し
て、通信相手に対して送信される。
送路を介してアンテナ108により受信される。なお、
上記通信相手は、上述したものと同様の送信系の装置を
備えており、上述した処理を行った信号を送信する。
受信された信号(受信信号)は、ガード区間除去部11
0により、通信相手により挿入されたガード区間が除去
される。このガード区間除去部110によるガード区間
除去方法について、具体的に説明する。
間長のガード区間が挿入された場合には、制御部106
よりセレクタ109に対して、各OFDM信号毎に第1
区間長のガード区間を除去する旨の制御信号が出力され
る。逆に、上記通信相手によりOFDM信号に第2区間
長のガード区間が挿入された場合には、制御部106よ
りセレクタ109に対して、各OFDM信号毎に第2区
間長のガード区間を除去する旨の制御信号が出力され
る。
り用いられたガード区間長を認識するには、例えば、以
下のような方法を採用すればよい。すなわち、例えば、
上記通信相手が、用いたガード区間長を報知するための
信号を送信信号に含め、制御部106が、受信した信号
における上記含められた信号に基づいて、上記通信相手
により用いられたガード区間長を認識する方法である。
また、ガード区間長は、上述したように、多重信号数に
応じて設定されているので、制御部106は、多重信号
数を認識することにより、上記通信相手により用いられ
たガード区間長を認識することができる。
号および第2区間長を示す信号が入力されている。さら
に、セレクタ109では、ガード区間除去部110に出
力すべき信号として、第1区間長を示す信号または第2
区間長を示す信号のいずれかが、制御部106からの制
御信号に応じて選択される。選択された信号は、ガード
区間除去部110に出力される。
09からの第1区間長を示す信号または第2区間長を示
す信号に基づいて、アンテナ108からの受信信号から
各OFDM信号毎にガード区間が除去される。すなわ
ち、ガード区間除去部110では、アンテナ108から
の受信信号について各OFDM信号毎に、先端から、セ
レクタ109からの第1区間長を示す信号または第2区
間長を示す信号に対応する長さだけの信号が除去され
る。ガード区間が除去された受信信号は、FFT部11
1に出力される。
T部111により、各サブキャリアにより伝送された信
号が取り出される。各サブキャリアにより伝送された信
号は、それぞれ伝送路補償部112a1〜伝送路補償部
112akにより、フェージング等についての位相補償
処理がなされた後、P/S変換部113に送られる。
12a1〜伝送路補償部112akからの複数系列の信号
が、一系列の信号に変換される。ここでは、時刻t1に
おいては、伝送路補償部112a1からの信号、すなわ
ち、通信相手により符号分割多重された拡散処理後の送
信信号1〜送信信号nにおける第1チップが出力され、
時刻tkにおいては、伝送路補償部112akからの信
号、すなわち、通信相手により符号分割多重された拡散
処理後の送信信号1〜送信信号nにおける第kチップが
出力される。
は、逆拡散部114a1〜逆拡散部114anにより、そ
れぞれ拡散符号1〜拡散符号nを用いて逆拡散処理がな
される。この結果、逆拡散部114a1〜逆拡散部11
4anにより、それぞれ復調信号1〜復調信号nが取り
出される。
えば、多重信号数がn/2である場合には、逆拡散部1
14a1〜逆拡散部114anにおけるn/2個の逆拡散
部よりn/2個の復調信号が取り出されることはいうま
でもない。すなわち、通信相手により多重された送信信
号と同数の復調信号が取り出される。
FDM信号における前OFDM信号による符号間干渉の
影響が小さくなるように、OFDM信号に挿入するガー
ド区間の長さを変更しているので、逆拡散部114a1
〜逆拡散部114anにより取り出される復調信号の誤
り率特性は、良好なものとなる。
側において、多重信号数に応じて、OFDM信号に挿入
するガード区間の長さを変更することにより、受信側に
おいて、あるOFDM信号における前OFDM信号によ
る符号間干渉の影響を小さくできるので、復調信号にお
ける誤り率特性を良好に保つことができる。
受信側における復調信号の誤り率特性が劣化しない範囲
において、送信側においてOFDM信号に挿入するガー
ド区間の長さを小さくし、多重信号数が大きい場合に
は、受信側における復調信号の誤り率特性が所望の特性
となるように、送信側においてOFDM信号に挿入する
ガード区間の長さを大きくする。これにより、伝送効率
および誤り率特性をともに良好に保つ送受信装置を提供
することができる。
数に応じて変更するガード区間長を2種類とした場合に
ついて説明したが、本発明は、これに限定されず、多重
信号数に応じて変更するガード区間長を3種類以上とし
た場合にも適用可能なものである。この場合には、多重
信号数に応じて綿密にガード区間長を変更することがで
きるので、復調信号の誤り率特性を良好に保ちつつ、さ
らに伝送効率を向上させることができる。
数に応じてOFDM信号に挿入するガード区間の長さを
変更するために、図1に示した構成により実現した場合
について説明したが、本発明は、これに限定されず、多
重信号数に応じてガード区間長を変更できるのであれ
ば、図1に示した構成を適宜変更した場合についても適
用可能なものであることはいうまでもない。
号数に応じてガード区間長を変更する場合について説明
したが、本発明は、以下に示す条件に応じてガード区間
長を変更する場合についても適用可能なものである。す
なわち、まず第1に、特定の信号(例えば、制御情報や
再送情報等)を送信する場合には、ガード区間長を大き
くする。第2に、特定のパケット(例えば、マルチキャ
スト用パケット)を送信する場合には、ガード区間長を
大きくする。第3に、回線品質が悪い場合には、ガード
区間長を大きくする。
移動体通信システムにおける移動局装置や基地局装置に
搭載可能なものである。
多重信号数に応じて、OFDM信号に挿入するガード区
間の長さを変更するので、遅延波が存在する場合におい
ても伝送効率および誤り率特性をともに良好に保つ送受
信装置を提供することができる。
成を示すブロック図
ける第1区間長のガード区間が挿入されたOFDM信号
のフォーマットを示す模式図
ける第2区間長のガード区間が挿入されたOFDM信号
のフォーマットを示す模式図
けるIFFT処理後の信号に第1区間長のガード区間を
挿入するタイミングを示す模式図
構成を示すブロック図
おけるサブキャリアの様子を示す模式図
おいて用いられるOFDM信号のフォーマットを示す模
式図
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の送信信号に対してそれぞれ異なる
拡散符号を用いた拡散処理を実行することが可能な拡散
手段と、前記拡散手段により拡散処理された各送信信号
を符号分割多重して周波数分割多重することによりOF
DM信号を生成するOFDM信号生成手段と、前記拡散
手段により拡散処理された送信信号の数に応じた長さの
ガード区間を前記OFDM信号に挿入するガード区間挿
入手段と、を具備することを特徴とする送信装置。 - 【請求項2】 拡散処理された送信信号の数に応じた長
さのガード区間が挿入されたOFDM信号を通信相手か
ら伝送路を介して受信する受信手段と、受信されたOF
DM信号から前記ガード区間を除去する除去手段と、を
具備することを特徴とする受信装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の送信装置と、請求項2
に記載の受信装置と、を具備することを特徴とする通信
端末装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の送信装置と、請求項2
に記載の受信装置と、を具備することを特徴とする基地
局装置。 - 【請求項5】 送信すべき複数の送信信号に対してそれ
ぞれ異なる拡散符号を用いた拡散処理を行う拡散工程
と、拡散処理された各送信信号を符号分割多重して周波
数分割多重することによりOFDM信号を生成する生成
工程と、拡散処理された送信信号の数に応じた長さのガ
ード区間を前記OFDM信号に挿入する工程と、前記ガ
ード区間が挿入されたOFDM信号を伝送路に対して送
信する送信工程と、前記伝送路を介して前記ガード区間
が挿入されたOFDM信号を受信する工程と、受信され
たOFDM信号から前記ガード区間を除去する除去工程
と、を具備することを特徴とする送受信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28391599A JP3544635B2 (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | 送受信装置および送受信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28391599A JP3544635B2 (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | 送受信装置および送受信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001111519A true JP2001111519A (ja) | 2001-04-20 |
JP3544635B2 JP3544635B2 (ja) | 2004-07-21 |
Family
ID=17671853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28391599A Expired - Fee Related JP3544635B2 (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | 送受信装置および送受信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3544635B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002093962A1 (fr) * | 2001-05-16 | 2002-11-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Station de base radio et terminal de communication |
WO2003021829A1 (fr) * | 2001-08-30 | 2003-03-13 | Fujitsu Limited | Systeme et procede d'emission amrc a porteuses multiples |
WO2003047140A1 (fr) * | 2001-11-28 | 2003-06-05 | Fujitsu Limited | Procede de transmission multiplex a division de frequences orthogonales |
WO2004047347A1 (ja) * | 2002-11-18 | 2004-06-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 送信装置及び送信方法 |
WO2004047348A1 (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-03 | Ntt Docomo, Inc. | 通信システム、通信方法、送信装置、受信装置及び制御プログラム |
WO2006118062A1 (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Ntt Docomo, Inc. | 無線パラメータ群を生成する装置、送信機及び受信機 |
JP2009239959A (ja) * | 2009-07-10 | 2009-10-15 | Ntt Docomo Inc | 受信機及び受信方法 |
JP2010098773A (ja) * | 2010-01-29 | 2010-04-30 | Ntt Docomo Inc | 送信機及び送信方法 |
-
1999
- 1999-10-05 JP JP28391599A patent/JP3544635B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002093962A1 (fr) * | 2001-05-16 | 2002-11-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Station de base radio et terminal de communication |
US7298692B2 (en) | 2001-05-16 | 2007-11-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Radio base station apparatus and communication terminal |
WO2003021829A1 (fr) * | 2001-08-30 | 2003-03-13 | Fujitsu Limited | Systeme et procede d'emission amrc a porteuses multiples |
US7386031B2 (en) | 2001-08-30 | 2008-06-10 | Fujitsu Limited | Mulitcarrier CDMA transmission system and transmission method |
WO2003047140A1 (fr) * | 2001-11-28 | 2003-06-05 | Fujitsu Limited | Procede de transmission multiplex a division de frequences orthogonales |
US8588187B2 (en) | 2001-11-28 | 2013-11-19 | Fujitsu Limited | Transmission delay utilizing orthogonal frequency division multiplex transmission method |
US7843804B2 (en) | 2001-11-28 | 2010-11-30 | Fujitsu Limited | Orthogonal frequency division multiplex transmission method |
US7746762B2 (en) | 2002-11-18 | 2010-06-29 | Panasonic Corporation | Transmitting apparatus and transmitting method |
WO2004047347A1 (ja) * | 2002-11-18 | 2004-06-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 送信装置及び送信方法 |
WO2004047348A1 (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-03 | Ntt Docomo, Inc. | 通信システム、通信方法、送信装置、受信装置及び制御プログラム |
US7633924B2 (en) | 2002-11-20 | 2009-12-15 | Ntt Docomo, Inc. | Communications system, communications method, transmitting apparatus, receiving apparatus and control program to variably adjust a symbol length |
US7848447B2 (en) | 2005-04-28 | 2010-12-07 | Ntt Docomo, Inc. | Radio parameter group generating apparatus, transmitter and receiver |
US7991064B2 (en) | 2005-04-28 | 2011-08-02 | Ntt Docomo, Inc. | Radio parameter group generating apparatus, transmitter and receiver |
US8111766B2 (en) | 2005-04-28 | 2012-02-07 | Ntt Docomo, Inc. | Radio parameter group generating apparatus, transmitter and receiver |
WO2006118062A1 (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Ntt Docomo, Inc. | 無線パラメータ群を生成する装置、送信機及び受信機 |
JP2009239959A (ja) * | 2009-07-10 | 2009-10-15 | Ntt Docomo Inc | 受信機及び受信方法 |
JP2010098773A (ja) * | 2010-01-29 | 2010-04-30 | Ntt Docomo Inc | 送信機及び送信方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3544635B2 (ja) | 2004-07-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100576010B1 (ko) | 직교주파수분할다중 통신시스템의 보호구간 삽입/제거장치 및 방법 | |
US9735938B2 (en) | Pilot signal transmission method and radio communication apparatus | |
US10461816B2 (en) | Transmission/reception apparatus and method for supporting MIMO technology in a forward link of a high rate packet data system | |
EP1720310B1 (en) | Method and apparatus for multiplexing data and control information in wireless communication systems based on frequency division multiple access | |
US20040136464A1 (en) | Apparatus and method for generating a preamble sequence in an OFDM communication system | |
US20070258358A1 (en) | Method and apparatus for enhancing the detection of common control channel in orthogonal frequency division multiple access-based cellular communication system | |
US20120008617A1 (en) | Hybrid orthogonal frequency division multiple access wtru and method | |
US20040066740A1 (en) | Apparatus and method for generating preamble sequence in a OFDM communication system | |
US7869341B2 (en) | Method and apparatus for positioning pilot in an OFDMA mobile communication system | |
US20040258014A1 (en) | Apparatus and method for assigning a dedicated pilot channel for identification of a base station in an OFDM communication system | |
US20170070864A1 (en) | Broadcast Multicast Mode | |
CN101001233A (zh) | 传输下行同步信道的方法和设备 | |
WO2004019532A1 (ja) | Ofdm−cdma送信装置及びofdm−cdma送信方法 | |
JP2005027259A (ja) | マルチキャリヤ伝送を行なう無線通信システム、送信装置及び送信方法、並びに受信装置及び受信方法 | |
JP3544635B2 (ja) | 送受信装置および送受信方法 | |
CN101702704A (zh) | 时域同步的多载波扩频收发方法、装置及系统 | |
US20070286064A1 (en) | Transmission/reception apparatus and method for supporting both high rate packet data transmission and orthogonal frequency division multiplexing transmission in a mobile communication system | |
JP2004248005A (ja) | 通信システム、並びに通信装置及び通信方法 | |
CN100525277C (zh) | 一种正交频分复用系统中抗码间干扰的方法及装置 | |
KR100911829B1 (ko) | Ofdm-tdd 시스템에서의 싸이클릭 프리픽스 설정장치 및 방법 | |
CN103188196B (zh) | 正交频分复用系统的同步方法 | |
KR100827159B1 (ko) | 오에프디엠 통신 시스템에서 오에프디엠 심볼을 위한보호구간 삽입/추출 장치 및 방법 | |
JP4146689B2 (ja) | Ofdm−cdma送信装置 | |
KR101085703B1 (ko) | 직교주파수분할 다중화 시스템에서 제어 정보 및 데이터를전송하는 방법 및 장치 | |
CN101179840A (zh) | 正交频分复用系统接入方法和装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040107 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040330 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040405 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |