JP2001108930A - 走査光学装置及びその制御方法 - Google Patents
走査光学装置及びその制御方法Info
- Publication number
- JP2001108930A JP2001108930A JP28517899A JP28517899A JP2001108930A JP 2001108930 A JP2001108930 A JP 2001108930A JP 28517899 A JP28517899 A JP 28517899A JP 28517899 A JP28517899 A JP 28517899A JP 2001108930 A JP2001108930 A JP 2001108930A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light beam
- spot diameter
- interval
- light
- scanning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 47
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 25
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 20
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 5
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 abstract description 9
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract description 7
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 abstract description 5
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 3
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Laser Beam Printer (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 マルチビーム走査方式において、印字密度の
切換えに伴って光ビームのスポット径を変更するのみな
らず、光ビームの集光位置をも補正し、高品質の画像を
印字できる走査光学装置及びその制御方法を得る。 【解決手段】 レーザダイオード10a,10bから発
せられたレーザビームLBa,LBbを感光体面50上
に副走査方向に印字密度に応じた所定間隔に離間させて
結像、走査する光学装置。感光体面50上でのビームス
ポット径は、開口規制板14を駆動して光ビームLB
a,LBbが通過するスリットを変更することで調整さ
れる。副走査方向のビーム間隔はプリズム11の傾斜角
度を制御することで調整され、集光位置はコリメータレ
ンズのレンズ間隔又はシリンダレンズのレンズ間隔を制
御することで調整される。
切換えに伴って光ビームのスポット径を変更するのみな
らず、光ビームの集光位置をも補正し、高品質の画像を
印字できる走査光学装置及びその制御方法を得る。 【解決手段】 レーザダイオード10a,10bから発
せられたレーザビームLBa,LBbを感光体面50上
に副走査方向に印字密度に応じた所定間隔に離間させて
結像、走査する光学装置。感光体面50上でのビームス
ポット径は、開口規制板14を駆動して光ビームLB
a,LBbが通過するスリットを変更することで調整さ
れる。副走査方向のビーム間隔はプリズム11の傾斜角
度を制御することで調整され、集光位置はコリメータレ
ンズのレンズ間隔又はシリンダレンズのレンズ間隔を制
御することで調整される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走査光学装置及び
その制御方法、詳しくは、複数の光ビームを副走査方向
に所定の間隔で同時に被走査面上を等速走査する走査光
学装置及びその制御方法に関する。
その制御方法、詳しくは、複数の光ビームを副走査方向
に所定の間隔で同時に被走査面上を等速走査する走査光
学装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来、感光体上に画像を記録する
ために、複数の光ビームで同時に感光体面を走査するマ
ルチビーム走査光学装置が種々提供されている。この種
の走査光学装置では光学解像度(印字密度)を切り換え
る方法として、印字密度の切換え指示に応じて、副走
査方向における各光ビームの発光点の間隔を変更する、
各光ビームの発光点の副走査方向の間隔が異なる組合
わせの光源ユニットを印字密度に応じて複数設置して選
択的に駆動すること、が知られている。
ために、複数の光ビームで同時に感光体面を走査するマ
ルチビーム走査光学装置が種々提供されている。この種
の走査光学装置では光学解像度(印字密度)を切り換え
る方法として、印字密度の切換え指示に応じて、副走
査方向における各光ビームの発光点の間隔を変更する、
各光ビームの発光点の副走査方向の間隔が異なる組合
わせの光源ユニットを印字密度に応じて複数設置して選
択的に駆動すること、が知られている。
【0003】なお、印字密度の切換えにおいて、光学系
で対応するのは副走査方向の密度であり、主走査方向の
密度は光源の発光タイミングを制御する等の方法で対応
している。
で対応するのは副走査方向の密度であり、主走査方向の
密度は光源の発光タイミングを制御する等の方法で対応
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、印字密度の
切換えに伴って、前述の副走査方向のビーム間隔の変更
以外にも、感光体面上における光ビームのスポット径を
変更し、さらに、その集光位置を補正すること(オート
フォーカス)が好ましい。しかし、従来のマルチビーム
走査方式ではオートフォーカス機構を備えたものはな
く、印字密度に応じた最適なスポット径に調整すること
はできなかった。
切換えに伴って、前述の副走査方向のビーム間隔の変更
以外にも、感光体面上における光ビームのスポット径を
変更し、さらに、その集光位置を補正すること(オート
フォーカス)が好ましい。しかし、従来のマルチビーム
走査方式ではオートフォーカス機構を備えたものはな
く、印字密度に応じた最適なスポット径に調整すること
はできなかった。
【0005】さらに、複数の光ビームの副走査方向の間
隔や集光位置(感光体面上でのビームスポット径)は、
温度等の環境条件に起因して変動するため、それらを微
調整して補正することも必要である。仮に、マルチビー
ム走査方式にオートフォーカス機構を組み込むにして
も、印字密度切換え時に、どのような手順でビーム間隔
及び集光位置を補正するかが問題となる。
隔や集光位置(感光体面上でのビームスポット径)は、
温度等の環境条件に起因して変動するため、それらを微
調整して補正することも必要である。仮に、マルチビー
ム走査方式にオートフォーカス機構を組み込むにして
も、印字密度切換え時に、どのような手順でビーム間隔
及び集光位置を補正するかが問題となる。
【0006】そこで、本発明の目的は、マルチビーム走
査方式において、印字密度の切換えに伴って光ビームの
スポット径を変更するのみならず、光ビームの集光位置
をも補正し、高品質の印字画像を得ることのできる走査
光学装置及びその制御方法を提供することにある。
査方式において、印字密度の切換えに伴って光ビームの
スポット径を変更するのみならず、光ビームの集光位置
をも補正し、高品質の印字画像を得ることのできる走査
光学装置及びその制御方法を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、前記目的に加えて、
印字密度切換え時にビームスポット径等の調整不良(画
像の印字不良)が発生することを未然に防止できる走査
光学装置及びその制御方法を提供することにある。
印字密度切換え時にビームスポット径等の調整不良(画
像の印字不良)が発生することを未然に防止できる走査
光学装置及びその制御方法を提供することにある。
【0008】
【発明の構成、作用及び効果】以上の目的を達成するた
め、本発明に係る走査光学装置は、複数の光ビームを発
する光ビーム発生手段と、該発生手段から発せられた複
数の光ビームを被走査面上で副走査方向に印字密度に応
じた所定間隔に離間させて結像させる光学手段と、印字
密度に応じて被走査面上での光ビームのスポット径を変
更するスポット径変更手段と、光ビームの集光位置を検
出する集光位置検出手段と、該検出手段の検出結果に基
づいて前記光学手段の光学倍率を変換して光ビームの集
光位置を補正する集光位置補正手段と、前記スポット径
変更手段により光ビームのスポット径を変更する際に、
集光位置検出手段と集光位置補正手段とを動作させる制
御手段とを備えている。
め、本発明に係る走査光学装置は、複数の光ビームを発
する光ビーム発生手段と、該発生手段から発せられた複
数の光ビームを被走査面上で副走査方向に印字密度に応
じた所定間隔に離間させて結像させる光学手段と、印字
密度に応じて被走査面上での光ビームのスポット径を変
更するスポット径変更手段と、光ビームの集光位置を検
出する集光位置検出手段と、該検出手段の検出結果に基
づいて前記光学手段の光学倍率を変換して光ビームの集
光位置を補正する集光位置補正手段と、前記スポット径
変更手段により光ビームのスポット径を変更する際に、
集光位置検出手段と集光位置補正手段とを動作させる制
御手段とを備えている。
【0009】本発明においては、印字密度を切換える際
に、光ビームの副走査方向の間隔を変更すると共に、光
ビームのスポット径を変更する。即ち、高密度に切り換
えるのであればスポット径を小さくする方向に変更し、
低密度に切り換えるのであればスポット径を大きくする
方向に変更する。そして、スポット径の変更と共に集光
位置の補正を行う。これにて、光ビームが被走査面上に
おいて印字密度に対応した副走査方向の間隔及びスポッ
ト径に設定され、さらに、被走査面上に正しく結像する
ように集光位置を補正され、高品質の印字画像を得るこ
とができる。
に、光ビームの副走査方向の間隔を変更すると共に、光
ビームのスポット径を変更する。即ち、高密度に切り換
えるのであればスポット径を小さくする方向に変更し、
低密度に切り換えるのであればスポット径を大きくする
方向に変更する。そして、スポット径の変更と共に集光
位置の補正を行う。これにて、光ビームが被走査面上に
おいて印字密度に対応した副走査方向の間隔及びスポッ
ト径に設定され、さらに、被走査面上に正しく結像する
ように集光位置を補正され、高品質の印字画像を得るこ
とができる。
【0010】特に、本発明に係る走査光学装置において
は、光ビームのスポット径を小さくする方向(低印字密
度から高印字密度)に変更する際に、前記集光位置検出
手段及び集光位置補正手段を動作させ、集光位置を補正
することが好ましい。マルチビーム方式で走査するとき
の画像の劣化は低印字密度よりも高印字密度において著
しい。従って、高印字密度への切換え時に集光位置を補
正すれば、画像劣化を目立たなくすることができる。
は、光ビームのスポット径を小さくする方向(低印字密
度から高印字密度)に変更する際に、前記集光位置検出
手段及び集光位置補正手段を動作させ、集光位置を補正
することが好ましい。マルチビーム方式で走査するとき
の画像の劣化は低印字密度よりも高印字密度において著
しい。従って、高印字密度への切換え時に集光位置を補
正すれば、画像劣化を目立たなくすることができる。
【0011】さらに、本発明に係る走査光学装置にあっ
ては、複数の光ビームの被走査面上での副走査方向の間
隔を検出する間隔検出手段と、該検出手段の検出結果に
基づいて光ビームの副走査方向の間隔を補正する間隔補
正手段とを備えている。これにて、温度変化等に起因し
てばらつくビーム間隔を正確な値に制御でき、より高品
質の印字画像を得ることができる。
ては、複数の光ビームの被走査面上での副走査方向の間
隔を検出する間隔検出手段と、該検出手段の検出結果に
基づいて光ビームの副走査方向の間隔を補正する間隔補
正手段とを備えている。これにて、温度変化等に起因し
てばらつくビーム間隔を正確な値に制御でき、より高品
質の印字画像を得ることができる。
【0012】特に、光ビームのスポット径を小さくする
方向(低印字密度から高印字密度)に変更する際に、前
記間隔検出手段及び間隔補正手段を動作させ、光ビーム
の副走査方向の間隔を補正することが好ましい。高印字
密度においては副走査方向の倍率が低倍率になりやす
く、光ビームの間隔誤差が画像劣化として目立つ傾向に
ある。高印字密度への切換え時にビーム間隔を補正する
ことで画像の劣化を未然に防止することができる。
方向(低印字密度から高印字密度)に変更する際に、前
記間隔検出手段及び間隔補正手段を動作させ、光ビーム
の副走査方向の間隔を補正することが好ましい。高印字
密度においては副走査方向の倍率が低倍率になりやす
く、光ビームの間隔誤差が画像劣化として目立つ傾向に
ある。高印字密度への切換え時にビーム間隔を補正する
ことで画像の劣化を未然に防止することができる。
【0013】さらに、光ビームのスポット径を小さくす
る方向(低印字密度から高印字密度)に変更する際に、
集光位置を補正し、その後、ビーム間隔を補正すること
が好ましい。例えば、焦点位置を補正する前にビーム間
隔を補正すると、間隔補正時に光ビームが所定のスポッ
ト径に絞られていないため、間隔検出手段(光センサ)
の検出信号の立ち上がりが不明瞭で、検出精度が悪くな
る。また、集光位置を光学倍率の変更を伴って補正する
場合、集光位置補正をビーム間隔補正の後で実行する
と、せっかく補正したビーム間隔が集光位置の補正で変
化してしまい、再補正が必要となる。集光位置の補正の
後にビーム間隔の補正を行うことにより、ビーム間隔の
検出精度を高め、再補正といった無駄を省くことができ
る。
る方向(低印字密度から高印字密度)に変更する際に、
集光位置を補正し、その後、ビーム間隔を補正すること
が好ましい。例えば、焦点位置を補正する前にビーム間
隔を補正すると、間隔補正時に光ビームが所定のスポッ
ト径に絞られていないため、間隔検出手段(光センサ)
の検出信号の立ち上がりが不明瞭で、検出精度が悪くな
る。また、集光位置を光学倍率の変更を伴って補正する
場合、集光位置補正をビーム間隔補正の後で実行する
と、せっかく補正したビーム間隔が集光位置の補正で変
化してしまい、再補正が必要となる。集光位置の補正の
後にビーム間隔の補正を行うことにより、ビーム間隔の
検出精度を高め、再補正といった無駄を省くことができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る走査光学装置
及びその制御方法の実施形態について添付図面を参照し
て説明する。
及びその制御方法の実施形態について添付図面を参照し
て説明する。
【0015】図1、図2において、本発明の一実施形態
である走査光学装置は、概略、二つのレーザダイオード
10a,10bと、プリズム11と、ビームスプリッタ
12と、コリメータレンズ13と、開口規制板14と、
シリンダレンズ15と、ポリゴンミラー20と、fθレ
ンズ25と、ビーム間隔検出器30と、合焦検出器40
とで構成されている。
である走査光学装置は、概略、二つのレーザダイオード
10a,10bと、プリズム11と、ビームスプリッタ
12と、コリメータレンズ13と、開口規制板14と、
シリンダレンズ15と、ポリゴンミラー20と、fθレ
ンズ25と、ビーム間隔検出器30と、合焦検出器40
とで構成されている。
【0016】レーザダイオード10a,10bから互い
に直交方向に放射された光ビームLBa,LBbは、ビ
ームスプリッタ12で結合され、コリメータレンズ13
によって平行光(又は収束光)とされる。ビームスプリ
ッタ12は、二つのプリズムを半透膜を介して接合した
周知のもので、光ビームLBaを直進させ、光ビームL
Bbを90°反射させる。
に直交方向に放射された光ビームLBa,LBbは、ビ
ームスプリッタ12で結合され、コリメータレンズ13
によって平行光(又は収束光)とされる。ビームスプリ
ッタ12は、二つのプリズムを半透膜を介して接合した
周知のもので、光ビームLBaを直進させ、光ビームL
Bbを90°反射させる。
【0017】ビームスプリッタ12で結合され、かつ、
コリメータレンズ13を透過した光ビームLBa,LB
bは、開口規制板14、シリンダレンズ15を介してポ
リゴンミラー20に到達する。ポリゴンミラー20は矢
印A方向に一定の角速度で回転駆動され、光ビームLB
a,LBbはこの回転に基づいてポリゴンミラー20の
各反射面で等角速度に偏向され、fθレンズ25や図示
しない折り返しミラーを介して感光体面50上で結像す
ると共に、主走査方向Xに走査する。即ち、この光学装
置では一回の走査で感光体面50上に2ラインを同時に
書き込む。
コリメータレンズ13を透過した光ビームLBa,LB
bは、開口規制板14、シリンダレンズ15を介してポ
リゴンミラー20に到達する。ポリゴンミラー20は矢
印A方向に一定の角速度で回転駆動され、光ビームLB
a,LBbはこの回転に基づいてポリゴンミラー20の
各反射面で等角速度に偏向され、fθレンズ25や図示
しない折り返しミラーを介して感光体面50上で結像す
ると共に、主走査方向Xに走査する。即ち、この光学装
置では一回の走査で感光体面50上に2ラインを同時に
書き込む。
【0018】fθレンズ25は周知のもので、像面上で
の主走査速度を等速に補正する機能や像面湾曲を補正す
る機能、あるいはシリンダレンズ15と協働してポリゴ
ンミラー20の面倒れ誤差を補正する機能を有してい
る。
の主走査速度を等速に補正する機能や像面湾曲を補正す
る機能、あるいはシリンダレンズ15と協働してポリゴ
ンミラー20の面倒れ誤差を補正する機能を有してい
る。
【0019】感光体面50は通常ドラム型として構成さ
れ、一定速度で回転駆動され、この回転(副走査)と光
ビームLBa,LBbの主走査(矢印X方向)によって
感光体面50上に2次元の画像(静電潜像)が書き込ま
れる。
れ、一定速度で回転駆動され、この回転(副走査)と光
ビームLBa,LBbの主走査(矢印X方向)によって
感光体面50上に2次元の画像(静電潜像)が書き込ま
れる。
【0020】光ビームLBa,LBbの感光体面50上
での副走査方向の間隔は、プリズム11の傾斜角度を変
更することで印字密度に対応した所定の間隔となるよう
に調整される。例えば、印字密度が400dpiの場合
は、像面上での間隔は63.5μm、600dpiの場
合は42.3μmである。なお、印字密度の切換えに伴
う主走査方向の間隔はレーザダイオード10a,10b
の発光タイミングを制御することで調整される。
での副走査方向の間隔は、プリズム11の傾斜角度を変
更することで印字密度に対応した所定の間隔となるよう
に調整される。例えば、印字密度が400dpiの場合
は、像面上での間隔は63.5μm、600dpiの場
合は42.3μmである。なお、印字密度の切換えに伴
う主走査方向の間隔はレーザダイオード10a,10b
の発光タイミングを制御することで調整される。
【0021】また、副走査方向のビーム間隔は温度等の
環境条件によっても変動するが、このような場合もプリ
ズム11の傾斜角度を微調整することで補正可能であ
る。
環境条件によっても変動するが、このような場合もプリ
ズム11の傾斜角度を微調整することで補正可能であ
る。
【0022】印字密度の切換えに伴う光ビームLBa,
LBbの感光体面50上でのスポット径の変更は、図3
に示すように、開口規制板14に形成したスリット14
a,14bを光軸に対して選択的に進退させることで行
う。そのため、開口規制板14はアクチュエータ16に
よって駆動されるように構成されている。本実施形態で
は印字密度を低dpiと高dpiの2種類に切り換える
ようにしている。従って、開口規制板14は2種類のス
リット14a,14bを有したものが使用されている。
LBbの感光体面50上でのスポット径の変更は、図3
に示すように、開口規制板14に形成したスリット14
a,14bを光軸に対して選択的に進退させることで行
う。そのため、開口規制板14はアクチュエータ16に
よって駆動されるように構成されている。本実施形態で
は印字密度を低dpiと高dpiの2種類に切り換える
ようにしている。従って、開口規制板14は2種類のス
リット14a,14bを有したものが使用されている。
【0023】なお、このようなスポット径の変更は、コ
リメータレンズ13を光軸上で移動させて光学倍率を変
更することによっても可能である。
リメータレンズ13を光軸上で移動させて光学倍率を変
更することによっても可能である。
【0024】一方、印字密度の切換えに伴う光ビームL
Ba,LBbの集光位置(焦点)の調整は、2枚組みの
コリメータレンズ13又はシリンダレンズ15の間隔を
変化させることで行う。図4は2枚組みのシリンダレン
ズ15の一方をアクチュエータ17で駆動する形態を示
す。
Ba,LBbの集光位置(焦点)の調整は、2枚組みの
コリメータレンズ13又はシリンダレンズ15の間隔を
変化させることで行う。図4は2枚組みのシリンダレン
ズ15の一方をアクチュエータ17で駆動する形態を示
す。
【0025】また、集光位置は温度等の環境条件によっ
ても変動するが、このような場合もコリメータレンズ1
3又はシリンダレンズ15の間隔を微調整することで補
正可能である。
ても変動するが、このような場合もコリメータレンズ1
3又はシリンダレンズ15の間隔を微調整することで補
正可能である。
【0026】以上のビーム間隔補正及び集光位置補正を
行うため、それぞれ検出器30,40が感光体面50と
光学的に等価位置であって主走査方向開始側に設置され
ている。
行うため、それぞれ検出器30,40が感光体面50と
光学的に等価位置であって主走査方向開始側に設置され
ている。
【0027】ビーム間隔検出器30は、図5に示すよう
に、三角形の検出面を有する光センサ31,32を各斜
辺が主走査方向Xの上流側に位置させて主走査方向Xに
沿って並設したものである。図5中、aは光ビームLB
aの走査軌跡、bは光ビームLBbの走査軌跡である。
に、三角形の検出面を有する光センサ31,32を各斜
辺が主走査方向Xの上流側に位置させて主走査方向Xに
沿って並設したものである。図5中、aは光ビームLB
aの走査軌跡、bは光ビームLBbの走査軌跡である。
【0028】ここでは、間隔Y1の所定値からのずれ量
を検出する。まず、光センサ31,32で光ビームLB
aが検出される時間差t1と、光ビームLBbが検出さ
れる時間差t2を計測する。そして、時間差t1,t2
の偏差t3と、該偏差t3の基準値とを比較し、光ビー
ムLBa,LBbの間隔Y1のずれ量を算出する。この
演算は光センサ31,32からの検出信号が入力される
制御部51で行われる。
を検出する。まず、光センサ31,32で光ビームLB
aが検出される時間差t1と、光ビームLBbが検出さ
れる時間差t2を計測する。そして、時間差t1,t2
の偏差t3と、該偏差t3の基準値とを比較し、光ビー
ムLBa,LBbの間隔Y1のずれ量を算出する。この
演算は光センサ31,32からの検出信号が入力される
制御部51で行われる。
【0029】さらに、副走査方向の走査位置を確定する
ため、いま一つの光センサ33を走査軌跡a上に設け、
光ビームLBaが所定の位置で走査されていることを検
出する。
ため、いま一つの光センサ33を走査軌跡a上に設け、
光ビームLBaが所定の位置で走査されていることを検
出する。
【0030】制御部51は算出されたずれ量に応じた補
正データを演算し、この補正データに基づいてプリズム
11の傾斜角度を微調整する。
正データを演算し、この補正データに基づいてプリズム
11の傾斜角度を微調整する。
【0031】合焦検出器40はCCDやPDなどの光セ
ンサで光ビームLBa,LBbの少なくともいずれかを
受光し、集光状態を検出するもので、その検出態様はオ
ートフォーカス機構としてこの種の走査光学装置の分野
で周知である。合焦検出器40での検出信号も制御部5
1へ入力され、ここでディフォーカス量が算出されると
共に、ディフォーカス量に応じた補正データが演算され
る。この補正データに基づいてコリメータレンズ13又
はシリンダレンズ15の間隔を微調整する。
ンサで光ビームLBa,LBbの少なくともいずれかを
受光し、集光状態を検出するもので、その検出態様はオ
ートフォーカス機構としてこの種の走査光学装置の分野
で周知である。合焦検出器40での検出信号も制御部5
1へ入力され、ここでディフォーカス量が算出されると
共に、ディフォーカス量に応じた補正データが演算され
る。この補正データに基づいてコリメータレンズ13又
はシリンダレンズ15の間隔を微調整する。
【0032】次に、前記走査光学装置の制御手順につい
て説明する。レーザダイオード10a,10bから放射
された光ビームLBa,LBbは、プリズム11の傾斜
角度に基づいて感光体面50上において、それぞれの印
字密度(dpi)に対応した副走査方向の間隔を保持す
るように調整される。この光ビームLBa,LBbは開
口規制板14のいずれかのスリット14a,14bを通
過し、感光体面50上で所定のスポット径となるように
調整される。そして、1ページごとの印字の間、あるい
は1ジョブごとの間に、検出器30,40を用いてビー
ム間隔と集光位置を検出し、プリンタ機内の温度上昇な
どによるビーム間隔や集光位置のずれを補正する。
て説明する。レーザダイオード10a,10bから放射
された光ビームLBa,LBbは、プリズム11の傾斜
角度に基づいて感光体面50上において、それぞれの印
字密度(dpi)に対応した副走査方向の間隔を保持す
るように調整される。この光ビームLBa,LBbは開
口規制板14のいずれかのスリット14a,14bを通
過し、感光体面50上で所定のスポット径となるように
調整される。そして、1ページごとの印字の間、あるい
は1ジョブごとの間に、検出器30,40を用いてビー
ム間隔と集光位置を検出し、プリンタ機内の温度上昇な
どによるビーム間隔や集光位置のずれを補正する。
【0033】一方、印字密度(dpi)の切換えが指示
されると、指示された印字密度に対応したビーム間隔及
びビームスポット径となるように、プリズム11の角度
及びコリメータレンズ13又はシリンダレンズ15のレ
ンズ間隔を調整する。そして、本実施形態では、印字密
度を低dpiから高dpiに切り換える際に、少なくと
も集光位置の検出とその補正を実行する。好ましくは、
ビーム間隔の検出とその補正をも実行する。後者の場
合、集光位置を正常な状態に補正した後にビーム間隔の
検出/補正を行うことが望ましい。
されると、指示された印字密度に対応したビーム間隔及
びビームスポット径となるように、プリズム11の角度
及びコリメータレンズ13又はシリンダレンズ15のレ
ンズ間隔を調整する。そして、本実施形態では、印字密
度を低dpiから高dpiに切り換える際に、少なくと
も集光位置の検出とその補正を実行する。好ましくは、
ビーム間隔の検出とその補正をも実行する。後者の場
合、集光位置を正常な状態に補正した後にビーム間隔の
検出/補正を行うことが望ましい。
【0034】低dpiから高dpiへの切換え時に少な
くとも集光位置を補正するのは以下の理由による。
くとも集光位置を補正するのは以下の理由による。
【0035】即ち、図6は光ビームの集光位置(ビーム
ウエスト)が感光体面上に正常に位置している状態を示
す。この場合、書込みスポット径は高dpi及び低dp
i共に許容スポット径の範囲に収まっている。図7はビ
ームウエストが感光体面からずれて位置している状態を
示す。高dpiと低dpiとではビームのスポット径が
異なるため、スポット径の許容範囲を示す深度幅が異な
り、高dpiでの深度幅は低dpiよりも狭い。
ウエスト)が感光体面上に正常に位置している状態を示
す。この場合、書込みスポット径は高dpi及び低dp
i共に許容スポット径の範囲に収まっている。図7はビ
ームウエストが感光体面からずれて位置している状態を
示す。高dpiと低dpiとではビームのスポット径が
異なるため、スポット径の許容範囲を示す深度幅が異な
り、高dpiでの深度幅は低dpiよりも狭い。
【0036】例えば、プリンタ機内の温度上昇によって
光ビームLBa,LBbの集光位置のずれが発生した場
合、図7に示されているように、低dpiでの印字状態
では深度幅が広いために書込みスポット径が許容範囲と
判断される。この状態で高dpiに切り換えて印字を実
行すると、同じ集光位置のずれであっても高dpiでは
深度幅が狭いためにスポット径が許容範囲外となり、画
質の劣化となる。また、集光位置の検出を行う際、低d
piの光ビームではビームウエスト付近の径変化がなだ
らかであり、集光位置の検出感度が低いという不具合を
有している。従って、走査光学装置が高dpiに切り換
えられたときに集光位置の検出/補正を行うことが好ま
しい。
光ビームLBa,LBbの集光位置のずれが発生した場
合、図7に示されているように、低dpiでの印字状態
では深度幅が広いために書込みスポット径が許容範囲と
判断される。この状態で高dpiに切り換えて印字を実
行すると、同じ集光位置のずれであっても高dpiでは
深度幅が狭いためにスポット径が許容範囲外となり、画
質の劣化となる。また、集光位置の検出を行う際、低d
piの光ビームではビームウエスト付近の径変化がなだ
らかであり、集光位置の検出感度が低いという不具合を
有している。従って、走査光学装置が高dpiに切り換
えられたときに集光位置の検出/補正を行うことが好ま
しい。
【0037】また、本実施形態では、高dpiに切り換
える際に、必ずビーム間隔を検出してビーム間隔が適正
な値となるように補正する。高dpiでは、副走査方向
の倍率が低倍率になりやすく、ビーム間隔の誤差が画像
劣化(特に、副走査方向の印字ライン間隔の大小が交互
に表われて縞模様の濃度むらが発生する)して目立つ傾
向にある。本実施形態では高dpiへの切換え時に、必
ずビーム間隔を補正することで、このような画像劣化を
防止することができる。
える際に、必ずビーム間隔を検出してビーム間隔が適正
な値となるように補正する。高dpiでは、副走査方向
の倍率が低倍率になりやすく、ビーム間隔の誤差が画像
劣化(特に、副走査方向の印字ライン間隔の大小が交互
に表われて縞模様の濃度むらが発生する)して目立つ傾
向にある。本実施形態では高dpiへの切換え時に、必
ずビーム間隔を補正することで、このような画像劣化を
防止することができる。
【0038】さらに、本実施形態では、高dpiに切り
換える際に、集光位置を補正した後に、プリズム11の
角度を調整して光ビームLBaの光軸を変化させてビー
ム間隔を補正する。例えば、集光位置を補正した後に光
学倍率の変更を伴うビーム間隔の補正を行うと、せっか
く補正した集光位置がずれるために再補正が必要とな
る。本実施形態ではビーム間隔の補正に光学倍率の変更
を伴わないので、ビーム間隔の補正によって集光位置が
変動することはない。
換える際に、集光位置を補正した後に、プリズム11の
角度を調整して光ビームLBaの光軸を変化させてビー
ム間隔を補正する。例えば、集光位置を補正した後に光
学倍率の変更を伴うビーム間隔の補正を行うと、せっか
く補正した集光位置がずれるために再補正が必要とな
る。本実施形態ではビーム間隔の補正に光学倍率の変更
を伴わないので、ビーム間隔の補正によって集光位置が
変動することはない。
【0039】なお、同様の目的を達成するには、光ビー
ムLBa,LBbの発光点の間隔を変更すること、即
ち、物点の間隔を変更することで対応してもよい。
ムLBa,LBbの発光点の間隔を変更すること、即
ち、物点の間隔を変更することで対応してもよい。
【0040】また、集光位置を補正する前にビーム間隔
の補正を行うと、間隔補正時に光ビームが所定のスポッ
ト径に絞られていないため、検出器30の検出信号の立
ち上がりが不明瞭で検出精度が悪くなる。集光位置を補
正した後にビーム間隔の検出/補正を行えば、このよう
な検出精度の低下を回避できる。
の補正を行うと、間隔補正時に光ビームが所定のスポッ
ト径に絞られていないため、検出器30の検出信号の立
ち上がりが不明瞭で検出精度が悪くなる。集光位置を補
正した後にビーム間隔の検出/補正を行えば、このよう
な検出精度の低下を回避できる。
【0041】さらに、本実施形態では、印字密度の切換
え時におけるビーム間隔の変更と、光学倍率変動に対応
するためのビーム間隔の補正をプリズム11という一つ
の部材で行うため、ビーム間隔の補正機構を低コストで
コンパクトに構成することができる。
え時におけるビーム間隔の変更と、光学倍率変動に対応
するためのビーム間隔の補正をプリズム11という一つ
の部材で行うため、ビーム間隔の補正機構を低コストで
コンパクトに構成することができる。
【0042】ここで、低dpiから高dpiへの切換え
時における制御手順の一例を図8を参照して説明する。
時における制御手順の一例を図8を参照して説明する。
【0043】ステップS1で高dpiへの切換えの指示
を確認すると、ステップS2で開口規制板14を駆動
し、スリット14a,14bを切り換える。次に、光ビ
ームLBa,LBbを走査させ、ステップS3で集光位
置を検出する。次に、ステップS4で集光位置が許容範
囲にあるか否かを判定し、許容範囲外であればステップ
S5でコリメータレンズ13又はシリンダレンズ15を
駆動してレンズ間隔を調整し、ステップS6で再度集光
位置を検出する。次に、ステップS7で集光位置が許容
範囲にあるか否かを判定し、許容範囲外であればステッ
プS5,S6を繰り返す。
を確認すると、ステップS2で開口規制板14を駆動
し、スリット14a,14bを切り換える。次に、光ビ
ームLBa,LBbを走査させ、ステップS3で集光位
置を検出する。次に、ステップS4で集光位置が許容範
囲にあるか否かを判定し、許容範囲外であればステップ
S5でコリメータレンズ13又はシリンダレンズ15を
駆動してレンズ間隔を調整し、ステップS6で再度集光
位置を検出する。次に、ステップS7で集光位置が許容
範囲にあるか否かを判定し、許容範囲外であればステッ
プS5,S6を繰り返す。
【0044】集光位置が許容範囲内に収まれば(ステッ
プS4,S7でYES)、ステップS8でビーム間隔を
検出し、ステップS9でビーム間隔が許容範囲にあるか
否かを判定する。許容範囲外であればステップS10で
プリズム11を駆動し、ステップS11で再度ビーム間
隔を検出する。次に、ステップS12でビーム間隔が許
容範囲にあるか否かを判定し、許容範囲外であればステ
ップS10,S11を繰り返す。ビーム間隔が許容範囲
に収まれば(ステップS9,S12でYES)、このサ
ブルーチンを終了する。
プS4,S7でYES)、ステップS8でビーム間隔を
検出し、ステップS9でビーム間隔が許容範囲にあるか
否かを判定する。許容範囲外であればステップS10で
プリズム11を駆動し、ステップS11で再度ビーム間
隔を検出する。次に、ステップS12でビーム間隔が許
容範囲にあるか否かを判定し、許容範囲外であればステ
ップS10,S11を繰り返す。ビーム間隔が許容範囲
に収まれば(ステップS9,S12でYES)、このサ
ブルーチンを終了する。
【0045】なお、本発明に係る走査光学装置及びその
制御方法は前記実施形態に限定するものではなく、その
要旨の範囲内で種々に変更することができる。
制御方法は前記実施形態に限定するものではなく、その
要旨の範囲内で種々に変更することができる。
【0046】特に、複数の光ビームの副走査方向の間隔
検出/補正手段や集光位置の検出/補正手段は種々の方
法を採用することができる。また、2ビームのみならず
3ビームあるいはそれ以上のマルチビーム方式であって
もよく、印字密度を3種類あるいはそれ以上に切換え可
能であってもよい。さらに、光路を構成する各種光学素
子の種類、配置関係は任意である。
検出/補正手段や集光位置の検出/補正手段は種々の方
法を採用することができる。また、2ビームのみならず
3ビームあるいはそれ以上のマルチビーム方式であって
もよく、印字密度を3種類あるいはそれ以上に切換え可
能であってもよい。さらに、光路を構成する各種光学素
子の種類、配置関係は任意である。
【図1】本発明の一実施形態である走査光学装置を示す
概略平面図。
概略平面図。
【図2】前記走査光学装置の副走査方向から見た構成
図、レーザダイオードからポリゴンミラーまでを示す。
図、レーザダイオードからポリゴンミラーまでを示す。
【図3】開口規制板の駆動機構を示す斜視図。
【図4】シリンダレンズの駆動機構を示す斜視図。
【図5】ビーム間隔の検出方法を示す説明図。
【図6】光ビームの集光状態(正常な場合)を示す説明
図。
図。
【図7】光ビームの集光状態(ずれている場合)を示す
説明図。
説明図。
【図8】印字密度切換え時の制御手段を示すフローチャ
ート図。
ート図。
10a,10b…レーザダイオード 11…プリズム 12…ビームスプリッタ 13…コリメータレンズ 14…開口規制板 15…シリンダレンズ 16,17…アクチュエータ 20…ポリゴンミラー 25…fθレンズ 30…ビーム間隔検出器 40…合焦検出器 50…感光体面 51…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹下 健司 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2C362 AA21 AA22 AA34 AA47 BA58 BA61 BA67 BA71 BA85 BA86 CB03 CB08 CB14 2H045 AA01 BA21 CA82 CA92 CA98 CB24 CB32 DA22 DA24
Claims (10)
- 【請求項1】 複数の光ビームを発する光ビーム発生手
段と、 前記光ビーム発生手段から発せられた複数の光ビームを
被走査面上で副走査方向に印字密度に応じた所定間隔に
離間させて結像させる光学手段と、 印字密度に応じて被走査面上での光ビームのスポット径
を変更するスポット径変更手段と、 光ビームの集光位置を検出する集光位置検出手段と、 前記集光位置検出手段の検出結果に基づいて前記光学手
段の光学倍率を変換して光ビームの集光位置を補正する
集光位置補正手段と、 前記スポット径変更手段により光ビームのスポット径を
変更する際に、集光位置検出手段と集光位置補正手段と
を動作させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする走査光学装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、光ビームのスポット径
を小さくする方向に変更する際に、集光位置検出手段と
集光位置補正手段とを動作させることを特徴とする請求
項1記載の走査光学装置。 - 【請求項3】 複数の光ビームの被走査面上での副走査
方向の間隔を検出する間隔検出手段と、 前記間隔検出手段の検出結果に基づいて光ビームの副走
査方向の間隔を補正する間隔補正手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の走査光学装
置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、光ビームのスポット径
を小さくする方向に変更する際に、間隔検出手段と間隔
補正手段とを動作させることを特徴とする請求項3記載
の走査光学装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、光ビームのスポット径
を小さくする方向に変更する際に、集光位置検出手段と
集光位置補正手段とを動作させ、その後、間隔検出手段
と間隔補正手段とを動作させることを特徴とする請求項
3記載の走査光学装置。 - 【請求項6】 光ビーム発生手段から発せられた複数の
光ビームを被走査面上で副走査方向に所定の間隔で走査
する走査光学装置の制御方法において、 印字密度に応じて被走査面上での光ビームのスポット径
を変更する工程と、 光ビームの集光位置を検出し、その検出結果に基づいて
光ビームの集光位置を補正する工程と、 を備えたことを特徴とする制御方法。 - 【請求項7】 光ビームのスポット径を小さくする方向
に変更する際に、光ビームの集光位置を検出/補正する
工程を実行することを特徴とする請求項6記載の制御方
法。 - 【請求項8】 複数の光ビームの被走査面上での副走査
方向の間隔を検出し、その検出結果に基づいて光ビーム
の副走査方向の間隔を補正する工程を備えたことを特徴
とする請求項6記載の制御方法。 - 【請求項9】 光ビームのスポット径を小さくする方向
に変更する際に、光ビームの副走査方向の間隔を検出/
補正する工程を実行することを特徴とする請求項8記載
の制御方法。 - 【請求項10】 光ビームの径を小さくする方向に変更
する際に、光ビームの集光位置を検出/補正し、その
後、光ビームの間隔を検出/補正することを特徴とする
請求項8記載の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28517899A JP2001108930A (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | 走査光学装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28517899A JP2001108930A (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | 走査光学装置及びその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001108930A true JP2001108930A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=17688122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28517899A Pending JP2001108930A (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | 走査光学装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001108930A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100412495B1 (ko) * | 2001-11-05 | 2003-12-31 | 삼성전자주식회사 | 멀티빔 광주사장치 |
JP2006133605A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Ricoh Opt Ind Co Ltd | 光走査装置 |
WO2014162501A1 (ja) * | 2013-04-02 | 2014-10-09 | パイオニア株式会社 | 光源ユニット |
JP2016221545A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | パナソニック デバイスSunx株式会社 | レーザ加工装置、及び、レーザ加工装置の集光角設定方法 |
-
1999
- 1999-10-06 JP JP28517899A patent/JP2001108930A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100412495B1 (ko) * | 2001-11-05 | 2003-12-31 | 삼성전자주식회사 | 멀티빔 광주사장치 |
JP2006133605A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Ricoh Opt Ind Co Ltd | 光走査装置 |
JP4632751B2 (ja) * | 2004-11-08 | 2011-02-16 | リコー光学株式会社 | 光走査装置 |
WO2014162501A1 (ja) * | 2013-04-02 | 2014-10-09 | パイオニア株式会社 | 光源ユニット |
JPWO2014162501A1 (ja) * | 2013-04-02 | 2017-02-16 | パイオニア株式会社 | 光源ユニット |
JP2016221545A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | パナソニック デバイスSunx株式会社 | レーザ加工装置、及び、レーザ加工装置の集光角設定方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5841465A (en) | Light beam focal position detecting device, light beam projecting device, and light beam recording apparatus | |
JPH10197811A (ja) | カスケード走査光学系 | |
US20050018037A1 (en) | Multi-beam laser scanning unit and laser-beam deflection compensating method | |
JP2001108930A (ja) | 走査光学装置及びその制御方法 | |
JPH1039243A (ja) | レーザビーム走査光学装置 | |
JP2000180748A (ja) | 分割走査装置及び分割走査装置のビーム状態調整方法 | |
JP3448137B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10133130A (ja) | 多色画像形成装置の光走査装置 | |
US6885485B2 (en) | Multibeam scanning device | |
JP3499984B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH08286135A (ja) | 光走査装置 | |
JP2002162586A (ja) | マルチビーム画像形成装置 | |
JP2005250289A (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
JP4197806B2 (ja) | 走査光学系およびその焦点位置調整方法 | |
JP4425543B2 (ja) | 分割走査書込装置 | |
JPH02289812A (ja) | オートフォーカス機構を備えた走査光学装置 | |
JPH0519204A (ja) | 走査光学装置 | |
JP2001305450A (ja) | マルチビーム光源走査装置およびマルチビーム光源走査方法 | |
JP2001108922A (ja) | 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置 | |
JP2000227563A (ja) | マルチビーム走査光学装置 | |
JPH09274151A (ja) | マルチビーム走査光学装置 | |
KR100607929B1 (ko) | 레지스트레이션 에러를 저감할 수 있는 빔 주사장치 및 방법 | |
KR101043391B1 (ko) | 화상형성장치의 광주사장치 | |
JP2570176B2 (ja) | 電子写真記録装置 | |
JP2000338434A (ja) | 光走査装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20050614 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050701 |