JP2001107677A - 薬液注入装置 - Google Patents
薬液注入装置Info
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- JP2001107677A JP2001107677A JP28446199A JP28446199A JP2001107677A JP 2001107677 A JP2001107677 A JP 2001107677A JP 28446199 A JP28446199 A JP 28446199A JP 28446199 A JP28446199 A JP 28446199A JP 2001107677 A JP2001107677 A JP 2001107677A
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- pipe
- injection
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Abstract
(57)【要約】
【課題】長尺鋼管の口元部のシール性に優れ、インサー
ト管が抜け出すことがなく、インサート管への組み付け
作業が簡略化する薬液注入装置を提供する。 【解決手段】地山に穿設された長孔30内に挿入される
AGF鋼管31と、AGF鋼管31内に配設されるイン
サート管1と、AGF鋼管31内に挿入される薬液注入
管2〜4と、AGF鋼管31の口元部に内嵌状に配設さ
れる注入用キャップ5と、AGF鋼管31の口元部に着
脱自在に固定される注入用キャップカバー13とを備
え、上記注入用キャップ5に、薬液注入管2〜4を液密
状に挿通する挿通穴が穿設され、上記注入用キャップカ
バー13に、薬液注入管2〜4を挿通する挿通穴が穿設
され、かつ、注入用キャップ5がAGF鋼管31の口元
部から外部に抜け出すのを防止するキャップ押さえ部が
形成されている。
ト管が抜け出すことがなく、インサート管への組み付け
作業が簡略化する薬液注入装置を提供する。 【解決手段】地山に穿設された長孔30内に挿入される
AGF鋼管31と、AGF鋼管31内に配設されるイン
サート管1と、AGF鋼管31内に挿入される薬液注入
管2〜4と、AGF鋼管31の口元部に内嵌状に配設さ
れる注入用キャップ5と、AGF鋼管31の口元部に着
脱自在に固定される注入用キャップカバー13とを備
え、上記注入用キャップ5に、薬液注入管2〜4を液密
状に挿通する挿通穴が穿設され、上記注入用キャップカ
バー13に、薬液注入管2〜4を挿通する挿通穴が穿設
され、かつ、注入用キャップ5がAGF鋼管31の口元
部から外部に抜け出すのを防止するキャップ押さえ部が
形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルの穿設工
事等において、軟弱な地山を固結用薬液により堅固な地
山に改良するための薬液注入装置に関するものである。
事等において、軟弱な地山を固結用薬液により堅固な地
山に改良するための薬液注入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、軟弱な地山で行うトンネルの
穿設工事等においては、穿設の第1段階で、例えばAG
F工法等により地山を強化し、掘削による地山のゆるみ
や地表面の変形を防止するとともに、掘削作業を安全に
行えるようにしている。上記のAGF工法は、トンネル
切羽・天端にAGF鋼管(長尺鋼管)31を打設し(図
13参照。図13で、30はトンネル切羽・天端に穿設
された長孔である)、このAGF鋼管31の口元部外周
面と長孔30との間隙をコーキング材32でコーキング
し(図14参照)、上記AGF鋼管31内に、長さの異
なる複数本(図面では、3本)の注入管33〜35をイ
ンサート管本体36の外周部に沿わせてなるインサート
管37を挿入し(図15参照)、このインサート管37
とAGF鋼管31の口元部内周面との間隙をコーキング
材38でコーキングし(図16参照)、上記各注入管3
3〜35に注入ホース39〜41を接続したのち、各注
入ホース39〜41を介して各注入管33〜35に所定
量のウレタン等の固結用薬液を注入しAGF鋼管31に
穿設した多孔(図示せず)から吐出させることにより
(図17参照)地山を改良する工法であり、近年は、上
記固結用薬液の注入を同時に行う同時注入方式がよく採
用されている。図16において、42〜44は注入管3
3〜35の先端部に取り付けた薬液混合用ミキサー内蔵
の管体である。
穿設工事等においては、穿設の第1段階で、例えばAG
F工法等により地山を強化し、掘削による地山のゆるみ
や地表面の変形を防止するとともに、掘削作業を安全に
行えるようにしている。上記のAGF工法は、トンネル
切羽・天端にAGF鋼管(長尺鋼管)31を打設し(図
13参照。図13で、30はトンネル切羽・天端に穿設
された長孔である)、このAGF鋼管31の口元部外周
面と長孔30との間隙をコーキング材32でコーキング
し(図14参照)、上記AGF鋼管31内に、長さの異
なる複数本(図面では、3本)の注入管33〜35をイ
ンサート管本体36の外周部に沿わせてなるインサート
管37を挿入し(図15参照)、このインサート管37
とAGF鋼管31の口元部内周面との間隙をコーキング
材38でコーキングし(図16参照)、上記各注入管3
3〜35に注入ホース39〜41を接続したのち、各注
入ホース39〜41を介して各注入管33〜35に所定
量のウレタン等の固結用薬液を注入しAGF鋼管31に
穿設した多孔(図示せず)から吐出させることにより
(図17参照)地山を改良する工法であり、近年は、上
記固結用薬液の注入を同時に行う同時注入方式がよく採
用されている。図16において、42〜44は注入管3
3〜35の先端部に取り付けた薬液混合用ミキサー内蔵
の管体である。
【0003】上記のAGF工法において、インサート管
37とAGF鋼管31の口元部内周面との間隙をコーキ
ングする方法(施工手順)を詳しく説明すると、AGF
鋼管31内にインサート管37を挿入したのち、インサ
ート管37とAGF鋼管31の口元部内周面との間隙に
ウエスを詰め込み、つぎに、コーキングチューブのウレ
タンフォームを攪拌させて上記ウエスの手前側にコーキ
ングチューブを詰め込み、つぎに、再度コーキングチュ
ーブの手前側にウエスを詰め込み、ウレタンフォームが
発泡・硬化するまで放置することを行う。そして、放置
後10分程度すると、ウレタンフォームが硬化し(図1
6および図17において、コーキング材38は、両ウエ
スと硬化したウレタンフォームを示している)、この硬
化後に固結用薬液を注入する。
37とAGF鋼管31の口元部内周面との間隙をコーキ
ングする方法(施工手順)を詳しく説明すると、AGF
鋼管31内にインサート管37を挿入したのち、インサ
ート管37とAGF鋼管31の口元部内周面との間隙に
ウエスを詰め込み、つぎに、コーキングチューブのウレ
タンフォームを攪拌させて上記ウエスの手前側にコーキ
ングチューブを詰め込み、つぎに、再度コーキングチュ
ーブの手前側にウエスを詰め込み、ウレタンフォームが
発泡・硬化するまで放置することを行う。そして、放置
後10分程度すると、ウレタンフォームが硬化し(図1
6および図17において、コーキング材38は、両ウエ
スと硬化したウレタンフォームを示している)、この硬
化後に固結用薬液を注入する。
【0004】上記インサート管37を構成するインサー
ト管本体36(図18参照。図18では、1本の注入管
35は図示せず)は、図19に示すような先頭管46,
中間管47,端末管48で構成されており、各管46〜
48の外周面に形成された複数本(上記注入管33〜3
5の本数と同じ本数)の凹溝36aに上記各注入管33
〜35が位置決めされている(図20参照)。図18に
おいて、33a〜35aは上記各注入管33〜35に連
結する連結用高圧ホースであり、上記各注入ホース39
〜41に接続する。また、図19において、46a,4
7aはボルト止め用の接続金具である。このようなイン
サート管本体36は、先頭管46,中間管47,端末管
48の状態で出荷され、施工現場で各管46〜48がボ
ルト止めされてインサート管本体36が組み立てられ
る。また、上記インサート管本体36の凹溝36aに各
注入管33〜35を1本ずつ組み付けたのち、バンド4
9等(図18参照)を用いて上記インサート管本体36
に各注入管33〜35を固定し、インサート管37が組
み立てられる。
ト管本体36(図18参照。図18では、1本の注入管
35は図示せず)は、図19に示すような先頭管46,
中間管47,端末管48で構成されており、各管46〜
48の外周面に形成された複数本(上記注入管33〜3
5の本数と同じ本数)の凹溝36aに上記各注入管33
〜35が位置決めされている(図20参照)。図18に
おいて、33a〜35aは上記各注入管33〜35に連
結する連結用高圧ホースであり、上記各注入ホース39
〜41に接続する。また、図19において、46a,4
7aはボルト止め用の接続金具である。このようなイン
サート管本体36は、先頭管46,中間管47,端末管
48の状態で出荷され、施工現場で各管46〜48がボ
ルト止めされてインサート管本体36が組み立てられ
る。また、上記インサート管本体36の凹溝36aに各
注入管33〜35を1本ずつ組み付けたのち、バンド4
9等(図18参照)を用いて上記インサート管本体36
に各注入管33〜35を固定し、インサート管37が組
み立てられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
コーキング方法では、AGF鋼管31の口元部のシール
性が弱い。また、ウエスとコーキングチューブでAGF
鋼管31の口元部をシールしても隙間が残る。その結
果、固結用薬液の注入時に、上記隙間から固結用薬液が
リーク(漏れ)し、このリークの発生により地山内へ吐
出する注入量が減少して地山改良効果が小さくなる。ま
た、上記シール性が弱いため、AGF鋼管31内の注入
圧力および発泡圧力上昇時に、これらの圧力によりコー
キング部分が壊れる。しかも、下向きにウレタンを注入
すると、AGF工法以上にAGF鋼管31内圧力が上昇
しやすく、インサート管37が抜け出す場合がある。さ
らに、インサート管本体36の凹溝36aに各注入管3
3〜35を1本ずつ組み付けているため、この組み付け
作業に手間取る。
コーキング方法では、AGF鋼管31の口元部のシール
性が弱い。また、ウエスとコーキングチューブでAGF
鋼管31の口元部をシールしても隙間が残る。その結
果、固結用薬液の注入時に、上記隙間から固結用薬液が
リーク(漏れ)し、このリークの発生により地山内へ吐
出する注入量が減少して地山改良効果が小さくなる。ま
た、上記シール性が弱いため、AGF鋼管31内の注入
圧力および発泡圧力上昇時に、これらの圧力によりコー
キング部分が壊れる。しかも、下向きにウレタンを注入
すると、AGF工法以上にAGF鋼管31内圧力が上昇
しやすく、インサート管37が抜け出す場合がある。さ
らに、インサート管本体36の凹溝36aに各注入管3
3〜35を1本ずつ組み付けているため、この組み付け
作業に手間取る。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、長尺鋼管の口元部のシール性に優れ、インサー
ト管が抜け出すことがなく、インサート管への組み付け
作業の簡略化を図ることのできる薬液注入装置の提供を
その目的とする。
もので、長尺鋼管の口元部のシール性に優れ、インサー
ト管が抜け出すことがなく、インサート管への組み付け
作業の簡略化を図ることのできる薬液注入装置の提供を
その目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の薬液注入装置は、地山に穿設された長孔内
に挿入される長尺鋼管と、上記長尺鋼管内に配設される
インサート管と、上記長尺鋼管の口元部から上記長尺鋼
管内に挿入される薬液注入管と、上記長尺鋼管の口元部
と上記インサート管の口元部との間の隙間を閉塞する状
態で上記長尺鋼管の口元部に内嵌状に配設される弾性板
状キャップと、上記長尺鋼管の口元部に着脱自在に固定
されるキャップカバーとを備え、上記弾性板状キャップ
に、上記薬液注入管を液密状に挿通する挿通穴が穿設さ
れ、上記キャップカバーに、上記薬液注入管を挿通する
挿通穴が穿設され、かつ、上記弾性板状キャップが長尺
鋼管の口元部から外部に抜け出すのを防止するキャップ
押さえ部が形成されているという構成をとる。
め、本発明の薬液注入装置は、地山に穿設された長孔内
に挿入される長尺鋼管と、上記長尺鋼管内に配設される
インサート管と、上記長尺鋼管の口元部から上記長尺鋼
管内に挿入される薬液注入管と、上記長尺鋼管の口元部
と上記インサート管の口元部との間の隙間を閉塞する状
態で上記長尺鋼管の口元部に内嵌状に配設される弾性板
状キャップと、上記長尺鋼管の口元部に着脱自在に固定
されるキャップカバーとを備え、上記弾性板状キャップ
に、上記薬液注入管を液密状に挿通する挿通穴が穿設さ
れ、上記キャップカバーに、上記薬液注入管を挿通する
挿通穴が穿設され、かつ、上記弾性板状キャップが長尺
鋼管の口元部から外部に抜け出すのを防止するキャップ
押さえ部が形成されているという構成をとる。
【0008】すなわち、本発明の薬液注入装置におい
て、インサート管を組み付ける場合には、まず、弾性板
状キャップの挿通穴に薬液注入管を液密状に挿通し、つ
いで、薬液注入管の先端をインサート管の外周部に沿わ
せ、その状態で弾性板状キャップをインサート管側に向
けて移動させる。そして、この移動後に、バンド等を用
い、インサート管の外周部に薬液注入管を固定する。こ
れにより、弾性板状キャップ,薬液注入管をインサート
管に組み付けることができる。また、長尺鋼管内にイン
サート管を挿入したのち、インサート管と長尺鋼管の口
元部内周面との隙間をコーキングする場合には、上記挿
入の最後で弾性板状キャップを長尺鋼管の口元部に内嵌
状に押し込んで上記隙間を閉塞したのち、長尺鋼管の口
元部にキャップカバーを固定し、キャップカバーで弾性
板状キャップを長尺鋼管の口元部に強固に固定すること
を行う。このようにして長尺鋼管にインサート管,キャ
ップカバーをセットすることにより、上記隙間をコーキ
ングすることができる。そして、上記セット後に、固結
用薬液の注入作業を開始する。この注入作業中の、長尺
鋼管内の注入圧力および発泡圧力上昇時に、これらの圧
力が弾性板状キャップに作用しても、弾性板状キャップ
がキャップカバーのキャップ押さえ部で外側から押さえ
られているため、長尺鋼管の口元部から外部に抜け出す
ことがない。また、上記注入作業の終了後30分以上経
過すると、キャップカバーを取り外して回収し、再利用
に供する。
て、インサート管を組み付ける場合には、まず、弾性板
状キャップの挿通穴に薬液注入管を液密状に挿通し、つ
いで、薬液注入管の先端をインサート管の外周部に沿わ
せ、その状態で弾性板状キャップをインサート管側に向
けて移動させる。そして、この移動後に、バンド等を用
い、インサート管の外周部に薬液注入管を固定する。こ
れにより、弾性板状キャップ,薬液注入管をインサート
管に組み付けることができる。また、長尺鋼管内にイン
サート管を挿入したのち、インサート管と長尺鋼管の口
元部内周面との隙間をコーキングする場合には、上記挿
入の最後で弾性板状キャップを長尺鋼管の口元部に内嵌
状に押し込んで上記隙間を閉塞したのち、長尺鋼管の口
元部にキャップカバーを固定し、キャップカバーで弾性
板状キャップを長尺鋼管の口元部に強固に固定すること
を行う。このようにして長尺鋼管にインサート管,キャ
ップカバーをセットすることにより、上記隙間をコーキ
ングすることができる。そして、上記セット後に、固結
用薬液の注入作業を開始する。この注入作業中の、長尺
鋼管内の注入圧力および発泡圧力上昇時に、これらの圧
力が弾性板状キャップに作用しても、弾性板状キャップ
がキャップカバーのキャップ押さえ部で外側から押さえ
られているため、長尺鋼管の口元部から外部に抜け出す
ことがない。また、上記注入作業の終了後30分以上経
過すると、キャップカバーを取り外して回収し、再利用
に供する。
【0009】このように、本発明の薬液注入装置によれ
ば、弾性板状キャップに薬液注入管を一体化させた状態
でインサート管に組み付けることができ、インサート管
への組み付け作業が簡略化する。しかも、セットが終了
した時点で、コーキングも終了しているため、セット終
了後ただちに固結用薬液の注入作業を開始することがで
き、作業時間の短縮が行える。さらに、弾性板状キャッ
プがキャップカバーのキャップ押さえ部で外側から押さ
えられているため、注入作業時に弾性板状キャップが長
尺鋼管の口元部から外部に抜け出すことがなく、固結用
薬液の漏れが発生しない。また、インサート管が弾性板
状キャップ,薬液注入管,キャップカバーにより長尺鋼
管に強固に固定されているため、下向きに固結用薬液を
注入した場合にも、インサート管の抜け出しが発生しな
い。
ば、弾性板状キャップに薬液注入管を一体化させた状態
でインサート管に組み付けることができ、インサート管
への組み付け作業が簡略化する。しかも、セットが終了
した時点で、コーキングも終了しているため、セット終
了後ただちに固結用薬液の注入作業を開始することがで
き、作業時間の短縮が行える。さらに、弾性板状キャッ
プがキャップカバーのキャップ押さえ部で外側から押さ
えられているため、注入作業時に弾性板状キャップが長
尺鋼管の口元部から外部に抜け出すことがなく、固結用
薬液の漏れが発生しない。また、インサート管が弾性板
状キャップ,薬液注入管,キャップカバーにより長尺鋼
管に強固に固定されているため、下向きに固結用薬液を
注入した場合にも、インサート管の抜け出しが発生しな
い。
【0010】本発明において、上記弾性板状キャップと
キャップカバーの弾性板状キャップ押さえ部との間に剛
性板状プレートが介装されている場合には、弾性板状キ
ャップをキャップカバーのキャップ押さえ部と剛性板状
プレートとで外側から押さえることができるため、鋼管
内の注入圧力および発泡圧力上昇に確実に耐えることが
できる。
キャップカバーの弾性板状キャップ押さえ部との間に剛
性板状プレートが介装されている場合には、弾性板状キ
ャップをキャップカバーのキャップ押さえ部と剛性板状
プレートとで外側から押さえることができるため、鋼管
内の注入圧力および発泡圧力上昇に確実に耐えることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
面にもとづいて詳しく説明する。
【0012】図1は本発明の薬液注入装置の一実施の形
態を示している。図において、1はインサート管(図2
参照)であり、図18に示すような1本のインサート管
本体36と、長さの異なる3本の薬液注入管2〜4(図
3参照)と、1個の注入用キャップ(弾性板状キャッ
プ)5とを備えている。上記各薬液注入管2〜4は、図
3に示すように、3本のハイロンチューブ33〜35
と、各ハイロンチューブ33〜35に連結する連結用高
圧ホース33a〜35aとで構成されており、上記注入
用キャップ5で一体化されている。また、AGF鋼管
(長尺鋼管)31は、その口元部外周面に、後述する注
入用キャップカバー13のねじ部14aにら合するねじ
部31a(図9参照)が形成されている。
態を示している。図において、1はインサート管(図2
参照)であり、図18に示すような1本のインサート管
本体36と、長さの異なる3本の薬液注入管2〜4(図
3参照)と、1個の注入用キャップ(弾性板状キャッ
プ)5とを備えている。上記各薬液注入管2〜4は、図
3に示すように、3本のハイロンチューブ33〜35
と、各ハイロンチューブ33〜35に連結する連結用高
圧ホース33a〜35aとで構成されており、上記注入
用キャップ5で一体化されている。また、AGF鋼管
(長尺鋼管)31は、その口元部外周面に、後述する注
入用キャップカバー13のねじ部14aにら合するねじ
部31a(図9参照)が形成されている。
【0013】上記注入用キャップ5は、その材質とし
て、柔軟性および密着性を考慮し、天然ゴム系材質(硬
度Hs60)が用いられている。また、上記注入用キャ
ップ2は、図4に示すように、中央を中心とする仮想円
周上に等間隔をあけて、各連結用高圧ホース33a〜3
5aよりやや小径に形成された3つの丸穴部6〜8が穿
設されており、これら各丸穴部6〜8に各連結用高圧ホ
ース33a〜35aが液密状に挿通されている。なお、
各連結用高圧ホース33a〜35aのカプラー類33b
〜35bは各丸穴部6〜8よりやや大径であるため、上
記挿通時に、カプラー類33b〜35bの挿通は無理に
行われる。
て、柔軟性および密着性を考慮し、天然ゴム系材質(硬
度Hs60)が用いられている。また、上記注入用キャ
ップ2は、図4に示すように、中央を中心とする仮想円
周上に等間隔をあけて、各連結用高圧ホース33a〜3
5aよりやや小径に形成された3つの丸穴部6〜8が穿
設されており、これら各丸穴部6〜8に各連結用高圧ホ
ース33a〜35aが液密状に挿通されている。なお、
各連結用高圧ホース33a〜35aのカプラー類33b
〜35bは各丸穴部6〜8よりやや大径であるため、上
記挿通時に、カプラー類33b〜35bの挿通は無理に
行われる。
【0014】9は注入用プレート(剛性板状キャップ)
であり、AGF鋼管31内の注入圧力および発泡圧力上
昇に耐えられるよう、金属板が用いられている。また、
上記注入用プレート9は、図5に示すように、中央を中
心とする仮想円周上に等間隔をあけて、各連結用高圧ホ
ース33a〜35aより大径に形成された3つの丸穴部
10〜12が穿設されている。
であり、AGF鋼管31内の注入圧力および発泡圧力上
昇に耐えられるよう、金属板が用いられている。また、
上記注入用プレート9は、図5に示すように、中央を中
心とする仮想円周上に等間隔をあけて、各連結用高圧ホ
ース33a〜35aより大径に形成された3つの丸穴部
10〜12が穿設されている。
【0015】13は金属製の注入用キャップカバーであ
り、図6に示すように、2つ割型に形成されている。す
なわち、この注入用キャップカバー13は、一対の半円
弧状のキャップ本体14と、両キャップ本体14の一端
同士を連結する蝶番15と、両キャップ本体14の他端
に突設された一対のブラケット16と、両ブラケット1
6に穿設されたボルト挿通穴16a(図7参照)に挿通
されるボルト17,ナット18とを備えており、両キャ
ップ本体14の内周面に、上記AGF鋼管31の口元部
外周面に形成されたねじ部31aにら合するねじ部14
aが形成されている(図7参照)。また、上記両キャッ
プ本体14には、その一側縁部(上記AGF鋼管31に
ら合させた場合に、手前側となる側縁部)の内周面から
円環状のキャップ押さえ部14bが突設されており、上
記注入用キャップ5の抜け出しを防止している。また、
キャップ押さえ部14bの内周面で囲まれた丸穴部分が
3本の各連結用高圧ホース33a〜35aが挿通する挿
通穴14cに形成されている。図6において、15aは
蝶番15の軸体である。
り、図6に示すように、2つ割型に形成されている。す
なわち、この注入用キャップカバー13は、一対の半円
弧状のキャップ本体14と、両キャップ本体14の一端
同士を連結する蝶番15と、両キャップ本体14の他端
に突設された一対のブラケット16と、両ブラケット1
6に穿設されたボルト挿通穴16a(図7参照)に挿通
されるボルト17,ナット18とを備えており、両キャ
ップ本体14の内周面に、上記AGF鋼管31の口元部
外周面に形成されたねじ部31aにら合するねじ部14
aが形成されている(図7参照)。また、上記両キャッ
プ本体14には、その一側縁部(上記AGF鋼管31に
ら合させた場合に、手前側となる側縁部)の内周面から
円環状のキャップ押さえ部14bが突設されており、上
記注入用キャップ5の抜け出しを防止している。また、
キャップ押さえ部14bの内周面で囲まれた丸穴部分が
3本の各連結用高圧ホース33a〜35aが挿通する挿
通穴14cに形成されている。図6において、15aは
蝶番15の軸体である。
【0016】また、上記各連結用高圧ホース33a〜3
5aは各注入ホース39〜41(図17参照),二股管
等(図示せず)を介して3組の薬液吐出ポンプ(図示せ
ず)に接続されており、各組の薬液吐出ポンプからウレ
タン系固結用薬液(2液混合型)の主剤(ポリオール成
分)と硬化剤(イソシアネート成分)が同時に吐出さ
れ、両液が各注入ホース39〜41,各連結用高圧ホー
ス33a〜35a,各ハイロンチューブ33〜35に同
時に注入される。
5aは各注入ホース39〜41(図17参照),二股管
等(図示せず)を介して3組の薬液吐出ポンプ(図示せ
ず)に接続されており、各組の薬液吐出ポンプからウレ
タン系固結用薬液(2液混合型)の主剤(ポリオール成
分)と硬化剤(イソシアネート成分)が同時に吐出さ
れ、両液が各注入ホース39〜41,各連結用高圧ホー
ス33a〜35a,各ハイロンチューブ33〜35に同
時に注入される。
【0017】上記の構成において、インサート管1を組
み付ける場合には、まず、注入用キャップ5の3つの挿
通穴6〜8に3本の連結用高圧ホース33a〜35aを
それぞれ液密状に挿通し、注入用キャップ5に各連結用
高圧ホース33a〜35a,各連結用高圧ホース33a
〜35aに連結した各ハイロンチューブ33〜35を一
体化させておく。ついで、各ハイロンチューブ33〜3
5の先端をインサート管本体36の各凹溝36aに位置
決めし、その状態で、注入用キャップ5をインサート管
本体36側に移動させることにより、各ハイロンチュー
ブ33〜35をインサート管本体36の凹溝36aに沿
わせながらインサート管本体36の奥側に送る。つぎ
に、バンド49等を用い、インサート管本体36に各ハ
イロンチューブ33〜35を固定する(図8参照)。こ
れにより、インサート管1を組み付けることができる。
み付ける場合には、まず、注入用キャップ5の3つの挿
通穴6〜8に3本の連結用高圧ホース33a〜35aを
それぞれ液密状に挿通し、注入用キャップ5に各連結用
高圧ホース33a〜35a,各連結用高圧ホース33a
〜35aに連結した各ハイロンチューブ33〜35を一
体化させておく。ついで、各ハイロンチューブ33〜3
5の先端をインサート管本体36の各凹溝36aに位置
決めし、その状態で、注入用キャップ5をインサート管
本体36側に移動させることにより、各ハイロンチュー
ブ33〜35をインサート管本体36の凹溝36aに沿
わせながらインサート管本体36の奥側に送る。つぎ
に、バンド49等を用い、インサート管本体36に各ハ
イロンチューブ33〜35を固定する(図8参照)。こ
れにより、インサート管1を組み付けることができる。
【0018】また、インサート管1とAGF鋼管31の
口元部内周面との隙間をコーキングする場合には、AG
F鋼管31内にインサート管1を送り込み(図9参
照)、この送り込みの最後で注入用キャップ5をAGF
鋼管31の口元部にねじ込む(図10参照)。つぎに、
注入用プレート9を注入用キャップ5の背面(外側面)
に当て(図11参照)、その状態でAGF鋼管31の口
元部のねじ部31aに注入用キャップカバー13のねじ
部14aをねじ止めし、注入用キャップカバー13で注
入用キャップ5の外周部をかしめる(図12参照)。こ
のようにしてセットしたのち、各連結用高圧ホース33
a〜35aに各注入ホース39〜41を連結し、ウレタ
ン系固結用薬液の注入作業を開始する。そして、この注
入作業の終了後30分以上経過すると、注入用プレート
9,注入用キャップカバー13を取り外す。なお、組み
立て手順は適宜変更することができる。
口元部内周面との隙間をコーキングする場合には、AG
F鋼管31内にインサート管1を送り込み(図9参
照)、この送り込みの最後で注入用キャップ5をAGF
鋼管31の口元部にねじ込む(図10参照)。つぎに、
注入用プレート9を注入用キャップ5の背面(外側面)
に当て(図11参照)、その状態でAGF鋼管31の口
元部のねじ部31aに注入用キャップカバー13のねじ
部14aをねじ止めし、注入用キャップカバー13で注
入用キャップ5の外周部をかしめる(図12参照)。こ
のようにしてセットしたのち、各連結用高圧ホース33
a〜35aに各注入ホース39〜41を連結し、ウレタ
ン系固結用薬液の注入作業を開始する。そして、この注
入作業の終了後30分以上経過すると、注入用プレート
9,注入用キャップカバー13を取り外す。なお、組み
立て手順は適宜変更することができる。
【0019】このように、上記実施の形態では、注入用
キャップ5に各ハイロンチューブ33〜35,各連結用
高圧ホース33a〜35aを一体化してインサート管本
体36に組み付けることができる。しかも、セット終了
後ただちにウレタン系固結用薬液の注入作業を開始する
ことができる。さらに、インサート管1がAGF鋼管3
1の口元部に強固に固定されているため、下向きにウレ
タン系固結用薬液を注入する場合にも、インサート管1
の抜け出しを防止することができる。
キャップ5に各ハイロンチューブ33〜35,各連結用
高圧ホース33a〜35aを一体化してインサート管本
体36に組み付けることができる。しかも、セット終了
後ただちにウレタン系固結用薬液の注入作業を開始する
ことができる。さらに、インサート管1がAGF鋼管3
1の口元部に強固に固定されているため、下向きにウレ
タン系固結用薬液を注入する場合にも、インサート管1
の抜け出しを防止することができる。
【0020】なお、上記実施の形態では、固結用薬液と
して、ポリオールとイソシアネートの混合液からなるウ
レタン系固結用薬液が用いられているが、エポキシ,ア
クリル,ポリエステルあるいはセメントモルタル,水ガ
ラス等の固結用薬液を用いてもよい。また、注入キャッ
プの材質は、天然ゴム系に限定されるものではなく、ゴ
ム弾性を有するSBR,CR,EPDM等の合成ゴムも
しくはTPE,ウレタンゴム等の熱可塑性エラストマー
も用いることができる。
して、ポリオールとイソシアネートの混合液からなるウ
レタン系固結用薬液が用いられているが、エポキシ,ア
クリル,ポリエステルあるいはセメントモルタル,水ガ
ラス等の固結用薬液を用いてもよい。また、注入キャッ
プの材質は、天然ゴム系に限定されるものではなく、ゴ
ム弾性を有するSBR,CR,EPDM等の合成ゴムも
しくはTPE,ウレタンゴム等の熱可塑性エラストマー
も用いることができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明の薬液注入装置に
よれば、弾性板状キャップに薬液注入管を一体化させた
状態でインサート管に組み付けることができ、インサー
ト管への組み付け作業が簡略化する。しかも、セットが
終了した時点で、コーキングも終了しているため、セッ
ト終了後ただちに固結用薬液の注入作業を開始すること
ができ、作業時間の短縮が行える。さらに、弾性板状キ
ャップがキャップカバーのキャップ押さえ部で外側から
押さえられているため、注入作業時に弾性板状キャップ
が長尺鋼管の口元部から外部に抜け出すことがなく、固
結用薬液の漏れが発生しない。また、インサート管が弾
性板状キャップ,薬液注入管,キャップカバーにより長
尺鋼管に強固に固定されているため、下向きに固結用薬
液を注入した場合にも、インサート管の抜け出しが発生
しない。
よれば、弾性板状キャップに薬液注入管を一体化させた
状態でインサート管に組み付けることができ、インサー
ト管への組み付け作業が簡略化する。しかも、セットが
終了した時点で、コーキングも終了しているため、セッ
ト終了後ただちに固結用薬液の注入作業を開始すること
ができ、作業時間の短縮が行える。さらに、弾性板状キ
ャップがキャップカバーのキャップ押さえ部で外側から
押さえられているため、注入作業時に弾性板状キャップ
が長尺鋼管の口元部から外部に抜け出すことがなく、固
結用薬液の漏れが発生しない。また、インサート管が弾
性板状キャップ,薬液注入管,キャップカバーにより長
尺鋼管に強固に固定されているため、下向きに固結用薬
液を注入した場合にも、インサート管の抜け出しが発生
しない。
【0022】本発明において、上記弾性板状キャップと
キャップカバーの弾性板状キャップ押さえ部との間に剛
性板状プレートが介装されている場合には、弾性板状キ
ャップをキャップカバーのキャップ押さえ部と剛性板状
プレートとで外側から押さえることができるため、鋼管
内の注入圧力および発泡圧力上昇に確実に耐えることが
できる。
キャップカバーの弾性板状キャップ押さえ部との間に剛
性板状プレートが介装されている場合には、弾性板状キ
ャップをキャップカバーのキャップ押さえ部と剛性板状
プレートとで外側から押さえることができるため、鋼管
内の注入圧力および発泡圧力上昇に確実に耐えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薬液注入装置の一実施の形態を示す説
明図である。
明図である。
【図2】インサート管を示す説明図である。
【図3】注入用キャップに薬液注入管を一体化した状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】上記注入用キャップの正面図である。
【図5】注入用プレートの正面図である。
【図6】注入用キャップカバーの正面図である。
【図7】キャップ本体の正面図である。
【図8】インサート管の組み付け要領を示す説明図であ
る。
る。
【図9】作業要領を示す説明図である。
【図10】作業要領を示す説明図である。
【図11】作業要領を示す説明図である。
【図12】作業要領を示す説明図である。
【図13】AGF工法の説明図である。
【図14】AGF工法の説明図である。
【図15】AGF工法の説明図である。
【図16】AGF工法の説明図である。
【図17】AGF工法の説明図である。
【図18】従来例のインサート管を示す側面図である。
【図19】上記インサート管本体を構成する先頭管,中
間管,端末管の説明図である。
間管,端末管の説明図である。
【図20】上記インサート管本体の断面図である。
1 インサート管 2〜4 薬液注入管 5 注入用キャップ 13 注入用キャップカバー 30 長孔 31 AGF鋼管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月19日(2000.9.1
9)
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】図1は本発明の薬液注入装置の一実施の形
態を示している。図において、1はインサート管(図2
参照)であり、図18に示すような1本のインサート管
本体36と、長さの異なる3本の薬液注入管2〜4(図
3参照)と、1個の注入用キャップ(弾性板状キャッ
プ)5とを備えている。上記各薬液注入管2〜4は、図
3に示すように、3本のハイロンチューブ33〜35
(東海ゴム工業社製)と、各ハイロンチューブ33〜3
5に連結する連結用高圧ホース33a〜35aとで構成
されており、上記注入用キャップ5で一体化されてい
る。また、AGF鋼管(長尺鋼管)31は、その口元部
外周面に、後述する注入用キャップカバー13のねじ部
14aにら合するねじ部31a(図9参照)が形成され
ている。
態を示している。図において、1はインサート管(図2
参照)であり、図18に示すような1本のインサート管
本体36と、長さの異なる3本の薬液注入管2〜4(図
3参照)と、1個の注入用キャップ(弾性板状キャッ
プ)5とを備えている。上記各薬液注入管2〜4は、図
3に示すように、3本のハイロンチューブ33〜35
(東海ゴム工業社製)と、各ハイロンチューブ33〜3
5に連結する連結用高圧ホース33a〜35aとで構成
されており、上記注入用キャップ5で一体化されてい
る。また、AGF鋼管(長尺鋼管)31は、その口元部
外周面に、後述する注入用キャップカバー13のねじ部
14aにら合するねじ部31a(図9参照)が形成され
ている。
Claims (2)
- 【請求項1】 地山に穿設された長孔内に挿入される長
尺鋼管と、上記長尺鋼管内に配設されるインサート管
と、上記長尺鋼管の口元部から上記長尺鋼管内に挿入さ
れる薬液注入管と、上記長尺鋼管の口元部と上記インサ
ート管の口元部との間の隙間を閉塞する状態で上記長尺
鋼管の口元部に内嵌状に配設される弾性板状キャップ
と、上記長尺鋼管の口元部に着脱自在に固定されるキャ
ップカバーとを備え、上記弾性板状キャップに、上記薬
液注入管を液密状に挿通する挿通穴が穿設され、上記キ
ャップカバーに、上記薬液注入管を挿通する挿通穴が穿
設され、かつ、上記弾性板状キャップが長尺鋼管の口元
部から外部に抜け出すのを防止するキャップ押さえ部が
形成されていることを特徴とする薬液注入装置。 - 【請求項2】 上記弾性板状キャップとキャップカバー
のキャップ押さえ部との間に剛性板状プレートが介装さ
れている請求項1記載の薬液注入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28446199A JP2001107677A (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | 薬液注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28446199A JP2001107677A (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | 薬液注入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001107677A true JP2001107677A (ja) | 2001-04-17 |
Family
ID=17678846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28446199A Withdrawn JP2001107677A (ja) | 1999-10-05 | 1999-10-05 | 薬液注入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001107677A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110778331A (zh) * | 2019-09-29 | 2020-02-11 | 陈坚 | 一种注浆用管材及其注浆施工方法 |
-
1999
- 1999-10-05 JP JP28446199A patent/JP2001107677A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110778331A (zh) * | 2019-09-29 | 2020-02-11 | 陈坚 | 一种注浆用管材及其注浆施工方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060117 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060317 |