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JP2001105989A - 車室内会話補助装置 - Google Patents

車室内会話補助装置

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Publication number
JP2001105989A
JP2001105989A JP28286699A JP28286699A JP2001105989A JP 2001105989 A JP2001105989 A JP 2001105989A JP 28286699 A JP28286699 A JP 28286699A JP 28286699 A JP28286699 A JP 28286699A JP 2001105989 A JP2001105989 A JP 2001105989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microphone
speaker
assistance device
vehicle interior
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28286699A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Hirayama
祥之 平山
Yutaka Matsuda
裕 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP28286699A priority Critical patent/JP2001105989A/ja
Publication of JP2001105989A publication Critical patent/JP2001105989A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーカとマイクロホンを同じモジュールに
収納して生産性を向上させる。 【解決手段】 後部座席近傍のルーフライニング20の
側板20b、20cには、特定の指向性を有する薄型の
スピーカ21,22をそれぞれ固定し、また前部座席近
傍のルーフライニング20の中板20aには、特定の指
向性を有するマイクロホン23,24をそれぞれつり下
げるように固定治具50によって固定することによっ
て、上記スピーカとマイクロホンをほぼ同一平面上に配
設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の車室内に配
設されるスピーカとマイクロホンを有する車室内会話補
助装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】従来、この種の会話補助装置は、
自動車等の車両に用いられ、スピーカを車両の後部座席
近傍の天井部のルーフライニングに配設させ、マイクロ
ホンを運転席近傍のAピラーやステアリングやインスト
ルメントパネル等に配設させるものがあった。そして、
ドライバー等の会話を上記マイクロホンで集音して、後
部座席の乗員に聞き取りやすくするために、スピーカで
拡声していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、自動
車の構成部品のモジュール化が図られ、上記ルーフライ
ニングも1つのモジュールとして製造されるようになっ
てきた。このため、車室内会話補助装置も生産性を向上
させるために、ルーフライニング等の1つのモジュール
に収納されることが望まれるようになった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みなされたもの
で、スピーカとマイクロホンを同じモジュールに収納し
て生産性を向上できる車室内会話補助装置を提供するこ
とを目的にする。本発明の他の目的は、スピーカによる
機械的振動がマイクロホンに伝わるのを防止する車室内
会話補助装置を提供することを目的にする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、マイクロホンを、スピーカとほぼ同一
平面上のモジュール構成のルーフライニングであるルー
フモジュールに配設する車室内会話補助装置が提供され
る。すなわち、マイクロホンをスピーカが配設されてい
る部材と同じ部材であるルーフモジュールの同一面に配
設することで、スピーカから出力された音波をマイクロ
ホンで集音しにくくする。
【0006】請求項2では、前記マイクロホンを、スピ
ーカが配設されているルーフモジュールから離隔し、か
つ前記スピーカの配設位置とほぼ同一面に配設すること
で、スピーカからの音波による機械的振動がマイクロホ
ンに伝わらないようにする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る車室内会話補助装置
の一実施形態を図1乃至図7の図面に基づいて説明す
る。図1は、車両に取り付けられた本発明に係る車室内
会話補助装置の概略構成を示す概略図である。図におい
て、車両10の天井部には、本発明のルーフモジュール
であるモジュール構成のルーフライニング20が、例え
ば車両ボディ11に支持されている。
【0008】ルーフライニング20は、図2の第1実施
例の斜視図に示すように、例えば中板20aと側板20
b、20cを有するコ字形状の長尺体に形成されてい
る。そして、後部座席近傍のルーフライニング20の側
板20b、20cには、スピーカ21,22がそれぞれ
固定され、また前部座席近傍のルーフライニング20の
中板20aには、マイクロホン23,24がそれぞれつ
り下げるように固定治具50によって固定されている。
このスピーカ21,22及びマイクロホン23,24
は、ルーフライニング20のほぼ同一平面上にそれぞれ
配設されている。なお、スピーカ21,22は、ルーフ
ライニング20を上記スピーカの形状に切り抜いた切り
抜き部に嵌め込んで固定することも可能である。
【0009】スピーカ21,22は、上記後部座席に着
座した乗員に上記スピーカからの音波が届きやすく、同
一平面上に音波が届きにくいように、特定の指向性の薄
型スピーカからなり、ルーフライニング20上部に載置
されたパワーアンプユニット25に接続されている。マ
イクロホン23,24は、前方からの音波、例えば上記
前部座席に着座した乗員の音声に対する応答性が良く、
かつ同一平面上からの音波、例えば上記スピーカからの
音波に対する応答性が良くないように、特定の指向性の
マイクロホンからなり、ルーフライニング20上部に載
置されたマイクアンプユニット26に接続されている。
【0010】パワーアンプユニット25とマイクアンプ
ユニット26は、図示しない信号線及び電源線を含むケ
ーブル27によって接続されており、上記ケーブル27
は、コネクタ28,29を介して外部からの電源線30
と接続され、電源をパワーアンプユニット25とマイク
アンプユニット26に供給している。この電源供給によ
って、パワーアンプユニット25とマイクアンプユニッ
ト26は作動する。そして、マイクアンプユニット26
は、マイクロホン23,24から入力する音波を電気エ
ネルギーに変換して増幅し、ケーブル27を介してパワ
ーアンプユニット25に出力している。そして、パワー
アンプユニット25は、入力する電気エネルギーを増幅
してスピーカ21,22に出力している。スピーカ2
1,22は、上記電気エネルギーを音響エネルギー、例
えば音声に変換して出力する。
【0011】このように、本実施例では、スピーカとマ
イクロホンを同じモジュールであるルーフライニングに
組み付けてほぼ同一平面上に収納することができるの
で、生産性を向上できるとともに、車室内会話補助装置
の車両ボディへの取り付けも容易になる。なお、本実施
例では、図2に示すように、パワーアンプユニット25
の音量調整用のスイッチボリューム31を、前部座席近
傍又は/及び後部座席近傍のルーフライニング20に接
続させることも可能であり、これによってスピーカ2
1,22から出力される音響エネルギーのエネルギー量
(音量)を乗員によって調整することができる。また、
パワーアンプユニット25にオーディオ信号線32を接
続させ、かつ上記オーディオ信号線32を、コネクタ3
3,34を介して外部からのオーディオ信号線35と接
続させれば、信号線35から入力される信号をスピーカ
21,22から出力させることも可能となり、上記車室
内会話補助装置のスピーカを会話用とオーディオ用に併
用することもできる。
【0012】図3は、本発明に係る車室内会話補助装置
の第2実施例の構成を示す斜視図である。なお、図にお
いて、第1実施例と同様の構成部分に関しては、説明の
都合上、同一符号を付記する。本実施例では、前部座席
の乗員と後部座席の乗員相互で良好な会話ができるよう
に、第1実施例の構成に加えて、後部座席近傍のルーフ
ライニング20の中板20aにマイクロホン36,37
をそれぞれ配設し、前部座席近傍のルーフライニング2
0の側板20b、20cにスピーカ38,39をそれぞ
れ配設させた。
【0013】ところで、本実施例では、それぞれの座席
近傍のルーフライニング20にスピーカとマイクロホン
を配設するので、スピーカからの音波による機械的振動
がルーフライニング20を介してマイクロホンに伝わ
り、ハウリングが生じる場合がある。そこで、本実施例
では、図4に示すように、ルーフライニング20の中板
20aの所定位置に開口部40を設け、上記開口部40
を保護ネット41で遮蔽し、その上方の車両ボディ11
にマイクロホンを配設する。なお、各マイクロホンの固
定方法は、同様の構成なので、ここでは代表して図4及
び図5にマイクロホン23の固定方法の場合を説明す
る。ここで、図4(a),図5(a)は正面図で、図4
(b),図5(b)はその側面図である。
【0014】図4,図5において、ルーフライニング2
0の開口部40上方の車両ボディ11には、例えばワニ
口タイプの係合部材51,52が配設されて固定されて
おり、マイクロホン23は、係合治具53につり下げら
れて取り付けられる。係合治具53は、係合部材51,
52と係合可能に構成されており、図5に示すように、
係合治具53を係合部材51,52に着脱可能にはめ込
むようにして係合させることで、マイクロホン23を開
口部40上に固定させている。
【0015】このように、本実施例では、マイクロホン
を車両ボディにつり下げるようにして固定し、スピーカ
が配設されているルーフライニングから離隔させること
ができるので、スピーカからの機械的な振動がマイクロ
ホンに伝わらなくなり、ハウリングを防止することがで
きる。なお、本発明では、上記係合部材と係合治具の代
わりに、マイクロホンを固定治具を用いて車両ボディに
固定することも可能である。
【0016】また、本発明では、図6、図7のマイクロ
ホンの固定方法を説明するための図に示すように、ルー
フライニング20の中板20aと保護ネット41の間に
防振ゴム42を取り付け、マイクロホン23を保護ネッ
ト41に接着させて固定することも可能である。この場
合には、スピーカからの機械的振動は上記防振ゴムによ
って防ぐことが可能となって、マイクロホンには伝わら
なくなるので、第2実施例と同様に、ハウリングを防止
することができる。
【0017】本発明は、これら実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形
実施が可能である。例えば、第1実施例に示したマイク
ロホンの固定方法に代えて、第1実施例のマイクロホン
を第2実施例又は図6、図7に示した固定方法で固定す
ることも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、車両
の車室内に配置されるルーフモジュールにスピーカを配
設し、マイクロホンからの音波を拡声する車室内会話補
助装置にて、前記マイクロホンを、前記スピーカとほぼ
同一面の前記ルーフモジュールに配設するので、スピー
カとマイクロホンを同じモジュールに収納して生産性を
向上できる。
【0019】請求項2では、車両の車室内に配置される
ルーフモジュールにスピーカを配設し、マイクロホンか
らの音波を拡声する車室内会話補助装置にて、前記マイ
クロホンを前記ルーフモジュールから離隔し、かつ前記
スピーカの配設位置とほぼ同一面に配設するので、スピ
ーカによる機械的振動がマイクロホンに伝わるのを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車室内会話補助装置の概略構成を
示す概略図である。
【図2】本発明に係る車室内会話補助装置の第1実施例
の構成を示す斜視図である。
【図3】同じく、第2実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【図4】マイクロホンの固定方法を説明するための図3
に示した開口部近傍の断面図である。
【図5】同じく、開口部近傍の断面図である。
【図6】防振ゴムを用いた場合の開口部近傍の斜視図で
ある。
【図7】図6に示した開口部近傍の断面図である。
【符号の説明】
10 車両 11 車両ボディ 20 ルーフライニング 21,22,38,39 スピーカ 23,24,36,37 マイクロホン 25 パワーアンプユニット 26 マイクアンプユニット 27 ケーブル 28,29,33,34 コネクタ 40 開口部 41 保護ネット 50 固定治具 51,52 係合部材 53 係合治具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の車室内に配置されるルーフモジュ
    ールにスピーカを配設し、マイクロホンからの音波を拡
    声する車室内会話補助装置にて、 前記マイクロホンを、前記スピーカとほぼ同一面の前記
    ルーフモジュールに配設することを特徴とする車室内会
    話補助装置。
  2. 【請求項2】 車両の車室内に配置されるルーフモジュ
    ールにスピーカを配設し、マイクロホンからの音波を拡
    声する車室内会話補助装置にて、 前記マイクロホンを前記ルーフモジュールから離隔し、
    かつ前記スピーカの配設位置とほぼ同一面に配設するこ
    とを特徴とする車室内会話補助装置。
  3. 【請求項3】 前記マイクロホンは、前記ルーフモジュ
    ールを支持する支持部材に配設されることを特徴とする
    請求項2に記載の車室内会話補助装置。
  4. 【請求項4】 前記ルーフモジュールは、所定位置に設
    けられた開口部を有し、該開口部には、防振部材を介し
    て保護ネットが設けられ、前記マイクロホンは、前記保
    護ネット上に配設されることを特徴とする請求項2に記
    載の車室内会話補助装置。
JP28286699A 1999-10-04 1999-10-04 車室内会話補助装置 Pending JP2001105989A (ja)

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