JP2001105933A - 車両の動力伝達装置 - Google Patents
車両の動力伝達装置Info
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Abstract
速機の入力軸および前記トルクコンバータのタービン間
での動力伝達を遮断可能なクラッチとを備える車両の動
力伝達装置において、クランクケース内に歯車変速機が
収容されるように構成した上で、クランクシャフトの軸
線に沿う方向でコンパクト化を図る。 【解決手段】相互に平行な軸線を有するクランクシャフ
ト19および入力軸50がクランクケース33に回転自
在に支承され、トルクコンバータ45がクランクシャフ
ト19の一端部に装着され、クランクシャフト19の軸
線方向に沿ってトルクコンバータ45からずれた位置に
配置されるクラッチ47が、クランクシャフト19の軸
線方向から見てトルクコンバータ45に一部を重ねるよ
うにして入力軸50の一端部に装着される。
Description
クシャフトと一体に回転するポンプを有するトルクコン
バータと、複数変速段の歯車列を択一的に確立し得る歯
車変速機と、該歯車変速機の入力軸および前記トルクコ
ンバータのタービン間での動力伝達を遮断可能なクラッ
チとを備える車両の動力伝達装置に関する。
特開昭47−40717号公報等で既に知られている。
置では、クランクシャフトと、歯車変速機の入力軸とが
同軸上に配置され、トルクコンバータ、クラッチおよび
歯車変速機が直列に配置されており、このような配列の
動力伝達装置は、エンジンのクランクケースと、変速機
のミッションケースとが別体である場合には都合がよ
い。しかるにエンジンのクランクケース内に歯車変速機
が収容される構成の動力伝達装置に、そのような配列を
適用すると、クランクシャフトの軸線に沿う方向で動力
伝達装置が大きくなり、車両への動力伝達装置の搭載性
が悪化する。特に不整地走行用鞍乗型車両に搭載する場
合に、クランクシャフトの軸線を車両の幅方向に沿わせ
たときにはステップ幅が広がって乗車姿勢の悪化を招
き、クランクシャフトの軸線を車両の前後方向に沿わせ
たときには車両の重心位置が前方に移動して操向ハンド
ルの操作荷重増大を招くことになる。
のであり、クランクケース内に歯車変速機が収容される
ように構成した上で、クランクシャフトの軸線に沿う方
向でコンパクト化を図った車両の動力伝達装置を提供す
ることを目的する。
に、請求項1記載の発明は、エンジンのクランクシャフ
トと一体に回転するポンプを有するトルクコンバータ
と、複数変速段の歯車列を択一的に確立し得る歯車変速
機と、該歯車変速機の入力軸および前記トルクコンバー
タのタービン間での動力伝達を遮断可能なクラッチとを
備える車両の動力伝達装置において、相互に平行な軸線
を有するクランクシャフトおよび前記入力軸がエンジン
のクランクケースに回転自在に支承され、前記トルクコ
ンバータが前記クランクシャフトの一端部に装着され、
前記クランクシャフトの軸線方向に沿って前記トルクコ
ンバータからずれた位置に配置される前記クラッチが、
前記クランクシャフトの軸線方向から見て前記トルクコ
ンバータに一部を重ねるようにして前記入力軸の一端部
に装着されることを特徴とする。
れば、相互に平行であるクランクシャフトおよび入力軸
にトルクコンバータおよびクラッチがそれぞれ装着され
るので、クランクケース内に歯車変速機が収容されるよ
うに構成した動力伝達装置を、クランクシャフトの軸線
に沿う方向でコンパクト化することが可能である。しか
もクラッチをクランクシャフト側に近接させて配置する
ことができ、クランクシャフトの軸線に直交する方向で
の動力伝達装置の大型化も抑えることができる。
記載の発明の構成に加えて、前記クランクケースから突
出した前記クランクシャフトの一端部にトルクコンバー
タが装着され、前記トルクコンバータおよびクランクケ
ース間に配置されて油圧で作動する前記クラッチが、前
記クランクケースから突出した前記入力軸の一端部に装
着され、前記クラッチに給油すべく前記トルクコンバー
タの側方で前記入力軸と同軸に延びる給油管が、前記ト
ルクコンバータおよびクラッチを覆ってクランクケース
に結合されるカバーと、前記入力軸の一端部との間に設
けられることを特徴とし、かかる構成によれば、トルク
コンバータの側方に生じるスペースを有効に活用してク
ラッチへの作動油給油系を構成することができる。
の発明の構成に加えて、前記クラッチに作用せしめる油
圧を制御するクラッチ用制御弁が、前記給油管に接続さ
れて前記カバーに設けられることを特徴とし、かかる構
成によれば、クラッチおよびクラッチ用制御弁が相互に
近い位置に配置されることになり、クラッチ用制御弁の
作動によるクラッチの作動応答性を向上することができ
る。
は3記載の発明の構成に加えて、前記クラッチが、前記
トルクコンバータのタービンと一体に回転する駆動歯車
に噛合する被動歯車が連結されて前記入力軸の軸線まわ
りに回転するクラッチセンタと、該クラッチセンタの外
周に相対回転不能に噛合される第1クラッチ板と、第1
クラッチ板に重合配置される第2クラッチ板と、第1お
よび第2クラッチ板を収容するとともに第2クラッチ板
の外周を相対回転不能に噛合せしめて前記入力軸と一体
に回転するクラッチドラムと、第1および第2クラッチ
板を摩擦係合せしめることを可能として前記クラッチド
ラムに摺動自在に嵌合されるピストンとを備えることを
特徴とし、かかる構成によれば、比較的大径となるクラ
ッチドラムを有するクラッチを、クランクシャフトの軸
線に沿って前記トルクコンバータに隣接する位置でクラ
ッチドラムがクランクシャフトに干渉しないようにして
効果的に配置することができる。
の発明の構成に加えて、前記クラッチセンタおよび前記
入力軸間に、前記入力軸からクラッチセンタへの動力伝
達を可能とした第1一方向クラッチが設けられることを
特徴とし、かかる構成によれば、エンジンブレーキ時に
歯車変速機側からの動力をトルクコンバータ側に伝達す
ることができる。
4または5記載の発明の構成に加えて、前記トルクコン
バータのステータが一方向に回転することを許容する第
2一方向クラッチが前記ステータおよびクランクケース
間に設けられ、前記駆動歯車が、前記クランクシャフト
の軸方向に沿って前記第2一方向クラッチおよび前記ト
ルクコンバータ間に配置され、前記クラッチが、前記ク
ラッチドラムの少なくとも一部を前記クランクシャフト
の軸線方向に沿って前記第2一方向クラッチの側方に隣
接させて前記入力軸の一端部に装着されることを特徴と
し、かかる構成によれば、第2一方向クラッチでステー
タの空転を許容するようにしてトルクコンバータの効率
を向上することが可能となり、しかもクラッチドラムの
少なくとも一部に対応して該クラッチドラムおよびクラ
ンクシャフト間に生じるスペースに、比較的小径である
第2一方向クラッチを有効に配置することができる。
付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
のであり、図1は不整地走行用鞍乗型車両の側面図、図
2は図1の2矢視方向から見たパワーユニットの簡略化
した拡大図、図3は図1の3矢視方向から見たパワーユ
ニットの簡略化した拡大図、図4は図2のA−A線に沿
う断面のうち前半部を示す断面図、図5は図2のA−A
線に沿う断面のうち後半部を示す断面図、図6は図2の
6−6線断面図、図7は図6の7−7線拡大断面図、図
8はシフトチェンジ機構の一部の分解斜視図、図9は油
圧回路図である。
型車両は、鋼管を溶接して構成される車体フレーム15
を備えており、バルーン型低圧タイヤをそれぞれ装着し
た左、右一対の前輪WF…が車体フレーム15の前部に
懸架され、バルーン型低圧タイヤをそれぞれ装着した
左、右一対の後輪WR…が車体フレーム15の後部に懸
架される。また車体フレーム15の前端には、左、右一
対の前輪WF…を操向する操向ハンドル16が配設さ
れ、車体フレーム15の前後方向中間部には燃料タンク
17が配設され、該燃料タンク17よりも後方側で車体
フレーム15の上部には跨座式のシート18が配設され
る。
方で車体フレーム15には、操向輪であるとともに駆動
輪である前輪WF…と、駆動輪である後輪WR…とを駆
動するエンジンEを含むパワーユニットPが搭載され
る。エンジンEは、クランクシャフト19(図2〜図6
参照)を鞍乗型車両の前後方向に沿わせて、たとえば縦
型に配置されるものであり、エンジンEにおけるシリン
ダヘッド20の前面側に設けられた排気ポート(図示せ
ず)に連なる排気管21が、車体フレーム15の右側に
180度彎曲してパワーユニットPの右側を後方に延出
され、車体後部右側に配置される排気マフラー22に接
続される。
の下方には、エアクリーナ23と、該エアクリーナ23
に接続される気化器24とが配置されており、前記シリ
ンダヘッド20の後面側に設けられた吸気ポート(図示
せず)に、前記気化器24が接続される。
のシリンダブロック28は、車体右側にわずかに傾斜し
てほぼ直立しており、シリンダヘッド20は該シリンダ
ブロック28の上部に結合される。またシリンダブロッ
ク28に設けられるシリンダライナ29にはピストン3
0が摺動自在に嵌合される。
ース半体31および後部ケース半体32を相互に結合し
て成るクランクケース33が、前記シリンダライナ29
の下部をクランクケース33内に突入せしめるようにし
て結合されており、鞍乗型車両の前後方向に沿う軸線を
有するクランクシャフト19がクランクケース33で回
転自在に支承され、前記ピストン30がコンロッド34
およびクランクピン35を介してクランクシャフト19
に連結される。
て鞍乗型車両の前方側に延びる前部ケーシング36と、
該前部ケーシング36の前端開口部を閉塞する前部カバ
ー37とが、前部ケース半体31との間に前部作動室4
0を形成して結合される。また後部ケース半体32に
は、該後部ケース半体32との間に後部作動室41を形
成する後部ケーシング38が結合され、クランクシャフ
ト19に対応する部分で後部ケーシング38に設けられ
る開口部38aを覆う後部カバー39が後部ケーシング
38に結合される。
体31間にはボールベアリング42が設けられ、クラン
クシャフト19および後部ケース半体32間にはボール
ベアリング43が設けられる。また前部ケース半体31
から前部作動室40側に突出されるクランクシャフト1
9の前端はボールベアリング44を介して前部カバー3
7で回転自在に支承される。
該エンジンEのクランクシャフト19に装着されるトル
クコンバータ45と、複数変速段の歯車列G1,G2,
G3,GRを択一的に確立し得る歯車変速機46と、該
歯車変速機46およびトルクコンバータ45間での動力
伝達を遮断可能な油圧式のクラッチ47とを備えるもの
であり、歯車変速機46から出力される動力は、パワー
ユニットPから前方に延びる前部推進軸48および前部
差動装置(図示せず)を介して左、右前輪WF…に伝達
されるとともに、パワーユニットPから後方に延びる後
部推進軸49および後部差動装置(図示せず)を介して
左、右後輪WR…に伝達される。
46は、クランクシャフト19と平行な軸線を有してク
ランクケース33に回転自在に支承される入力軸50お
よび出力軸51と、クランクシャフト19と平行な軸線
を有してクランクケース33に固定される中間軸52と
を備える。
はボールベアリング54が設けられ、入力軸50および
後部ケース半体32間にはボールベアリング55が設け
られ、入力軸50の前端は前部ケース半体31から前部
作動室40側に突出される。また出力軸51および前部
ケース半体31間にはボールベアリング56が設けら
れ、出力軸51および後部ケース半体32間にはボール
ベアリング57が設けられ、出力軸51の後端は後部ケ
ース半体32から後部作動室41側に突出される。
列G1,G2,G3,GRは、クランクケース33内に
収容される。而して第1速歯車列G1は、入力軸50に
一体に形成される駆動歯車57と、出力軸51に相対回
転可能に支承されて前記駆動歯車57に噛合される被動
歯車58とで構成される。第2速歯車列G2は、入力軸
50に一体に形成される駆動歯車59と、出力軸51に
相対回転可能に支承されて前記駆動歯車59に噛合され
る被動歯車60とで構成される。第3速歯車列G3は、
入力軸50に固定される駆動歯車61と、出力軸51に
相対回転可能に支承されて前記駆動歯車61に噛合され
る被動歯車62とで構成される。また後進歯車列GR
は、前記駆動歯車59と、中間軸52で回転自在に支承
されて前記駆動歯車59に噛合される第1中間歯車63
と、第1中間歯車63と一体である第2中間歯車64
と、出力軸51に相対回転自在に支承されて第2中間歯
車64に噛合される被動歯車65とで構成される。
第3速歯車列G3の被動歯車62間で出力軸51には、
1速・3速切換用ドグクラッチ体66が軸方向の摺動を
可能としてスプライン嵌合されており、この1速・3速
切換用ドグクラッチ体66を被動歯車58に係合させる
と第1速歯車列G1が確立し、1・3速切換用ドグクラ
ッチ体66を被動歯車62に係合させると第3速歯車列
G3が確立する。また第2速歯車列G2の被動歯車60
ならびに後進歯車列GRの被動歯車65間で中間軸51
には、2速・後進切換用ドグクラッチ体67が軸方向の
摺動を可能としてスプライン嵌合されており、この2速
・後進切換用ドグクラッチ体67を被動歯車60に係合
させると第2速歯車列G2が確立し、2速・後進切換用
ドグクラッチ体67を被動歯車65に係合させると後進
歯車列GRが確立する。
を抱持するシフトフォーク68と、前記2速・後進切換
用ドグクラッチ体67を抱持するシフトフォーク69と
が、出力軸51と平行な軸線を有してクランクケース3
3に設けられるシフトフォーク軸70に該シフトフォー
ク軸70の軸線方向へのスライドを可能として支持され
ており、これらのシフトフォーク68,69は、シフト
ドラム71の外周に設けられたカム溝71a,71bに
それぞれ係合される。
ング72を介して前部ケース半体31に支持され、シフ
トドラム71の後端部は、後部ケース半体32に直接支
持される。而してシフトドラム71は、該シフトドラム
71の前端部に連結されるシフトチェンジ機構72で回
動されるものであり、このシフトドラム71の回動によ
ってシフトフォーク68,69がスライドすることによ
り、各歯車列G1〜G3,GRの1つが択一的に確立す
ることになる。
トポジションは、ポテンショメータから成るシフトポジ
ション検出器73で検出されるものであり、該シフトポ
ジション検出器73は後部ケーシング38に固定されて
シフトドラム71の後端に接続される。
駆動歯車74が固定される。一方、出力軸51と平行な
軸線を有する駆動軸75が、前部ケース半体31との間
にボールベアリング76を介在させるとともに後部ケー
ス半体32との間にローラベアリング77を介在させる
ようにしてクランクケース33に回転自在に支承されて
おり、後部作動室41内で駆動軸75の後部に固定され
た被動歯車78に前記駆動歯車74が噛合される。
ら前部作動室40に突入されており、該駆動軸75の前
端に連結軸79の一端が同軸に連結され、連結軸79お
よび前部カバー37間にローラベアリング80が介装さ
れる。而して連結軸79の他端は前部カバー37から前
方に突出されており、前部推進軸48が連結軸79の他
端に連結される。また駆動軸75の後端は後部ケーシン
グ38との間にシール部材81を介在させて後部ケーシ
ング38から後方に突出されており、後部推進軸49が
駆動軸75の後端に連結される。
には複数の突起82…が突設されており、後部ケーシン
グ38には、それらの突起82…の検出による駆動軸7
5の回転数に基づいて車速を検出する車速センサ83が
取付けられる。
チェンジ機構72は、シフトドラム71と平行な軸線を
有するシフトスピンドル87と、該シフトスピンドル8
7に固定されるアーム88と、シフトスピンドル87の
外周に相対回転自在に装着されるカラー89に固着され
るチェンジアーム90と、前部ケース半体31に固着さ
れて前記チェンジアーム90に挿通される規制ピン91
と、チェンジアーム90を中立位置に復帰せしめるばね
力を発揮する第1捩りコイルばね92と、シフトスピン
ドル87の半径方向に沿って制限された範囲での前記チ
ェンジアーム90との相対移動を可能として該チェンジ
アーム90に支持されるシフタプレート93と、該シフ
タプレート93を前記半径方向内方側に付勢するばね力
を発揮する第2捩りコイルばね94と、シフタプレート
93に対向してシフタドラム71の前端に固定されると
ともに6本の送りピン95…が植設されるピンプレート
96と、該ピンプレート96の外周に当接される方向に
ばね付勢されるローラ97とを備える。
承されるとともに前部ケース半体31を回転自在に貫通
して前部作動室40内を前方に延出されるシフトスピン
ドル87の前端は、前部ケーシング37を回転自在に貫
通し、前部ケーシング37に締結されるギヤケース98
にボールベアリング99を介して支承される。またシフ
トスピンドル87および前部ケーシング37間にはロー
ラベアリング100およびシール部材101が介装され
る。
と、該開口部102の外縁部を折り曲げて形成したばね
受け部103とが設けられており、カラー89に支持さ
れる第1捩じりコイルばね92の両端部は、チェンジア
ーム90が中立位置にある状態では前記ばね受け部10
3の両側に当接する。またアーム88の先端部88aお
よび規制ピン91は、前記第1捩じりコイルばね92の
両端部間で開口部102に挿通される。
で、シフトスピンドル87が正・逆いずれかの方向に回
動したときには、アーム88の先端部88aが第1捩り
コイルばね92を撓ませつつ開口部102の左、右いず
れか一方の側縁に当接してチェンジアーム90を正・逆
いずれかの方向に回動せしめることになり、前記開口部
102の左、右いずれか他方の側縁が規制ピン91に当
接するまでチェンジアーム90が回動する。而してこの
状態で、シフトスピンドル87に作用する動力が「0」
となると、第1捩りコイルばね92が発揮するばね力
で、アーム88すなわちシフトスピンドル87と、チェ
ンジアーム90とは中立位置に復帰することになる。
て間隔をあけた2箇所で前記チェンジアーム90には、
ガイドピン104,105がそれぞれかしめ固定され
る。一方、シフタプレート93には、前記ガイドピン1
04,105をそれぞれ挿通、係合される長孔106,
107が、前記半径方向に沿って長く延びるように形成
される。これにより、シフタプレート93は、チェンジ
アーム90のシフトドラム71側の面に、前記シフトス
ピンドル87の一半径方向に沿う摺動を可能として支持
されることになる。
ム71側に折曲げられた送り爪108,109が設けら
れており、それらの送り爪108,109の外側にはカ
ム110,111が形成される。
ピン104,105のうち外方側のガイドピン104に
支持されており、この第2捩りコイルばね94の両端部
が、前記シフタプレート93の両送り爪108,109
に当接されることにより、シフタプレート93が、チェ
ンジアーム90に対してシフトスピンドル87の半径方
向に沿う内方側に付勢されることになる。
隔をあけた6個の凹部96a…を有する星形に形成され
ており、前記シフタプレート93の両送り爪108,1
09間に2本の送りピン95,95が配置されるように
して6本の送りピン95…がピンプレート96に植設さ
れる。
前部ケース半体31に揺動可能に指示されるアーム11
3の他端に軸支されており、前部ケース半体31および
アーム113間に設けられた第3捩りコイルばね114
のばね力により、アーム113は、ローラ97をピンプ
レート96の外周に当接させる方向に付勢される。
シフトスピンドル87の正・逆いずれかの回動に応じた
チェンジアーム90の正・逆いずれかの方向への回動に
より、シフタプレート93の両送り爪108,109の
一方がピンプレート93の送りピン95…の1つに係合
して、シフトドラム71が正・逆いずれかに回動駆動さ
れる。而して第1捩りコイルばね92が発揮するばね力
でチェンジアーム90が中立位置に復帰する際には、シ
フタプレート93の両送り爪108,109に形成され
るカム110,111の一方に、ピンプレート93の送
りピン95…の1つが当接することにより、シフタプレ
ート93は第2捩りコイルばね94のばね力に抗してシ
フトスピンドル87の半径方向外方に移動し、前記両送
り爪108,109の一方が送りピン95…の1つを乗
り超えることになる。しかもピンプレート93の回動位
置は、ローラ97がピンプレート96の外周の凹部86
a…の1つに係合することで保持される。
72のシフトスピンドル87には、正・逆いずれの方向
にも回転可能である電動モータ118が減速歯車列11
9を介して連結される。
7と平行な軸線を有してギヤケース98に取付けられ、
減速歯車列119は、前部カバー37およびギヤケース
98間に形成されたギヤ室120に収納される。
出力軸に設けられる第1減速歯車121と、第1減速歯
車121に噛合する第2減速歯車122と、第2減速歯
車122と一体に回転する第3減速歯車123と、第3
減速歯車123に噛合する第4減速歯車124と、第4
減速歯車124と一体に回転する第5減速歯車125
と、第5減速歯車125に噛合してシフトスピンドル8
7とともに回動する第6減速歯車126とで構成され
る。
は、前部カバー37およびギヤケース98で回転自在に
支承された第1減速軸127に一体に設けられ、第4お
よび第5減速歯車124,125は、前部カバー37お
よびギヤケース98で回転自在に支承された第2減速軸
128に一体に設けられる。また第6減速歯車126
は、セクタ歯車であり、シフトスピンドル87に固定さ
れる。
ある回転位相検出手段129が取付けられており、該回
転位相検出手段129は、シフトスピンドル87の前端
に接続される。
47は、クランクケース33から前部作動室40に突出
した入力軸50の一端部すなわち前端部に装着されるも
のであり、入力軸50の軸線まわりに回転するクラッチ
センタ130と、該クラッチセンタ130の外周に相対
回転不能に噛合される複数枚の第1クラッチ板131…
と、第1クラッチ板131…に重合配置される複数枚の
第2クラッチ板132…と、第1および第2クラッチ板
131…,132…を収容するとともに第2クラッチ板
132…の外周を相対回転不能に噛合せしめて前記入力
軸50と一体に回転するクラッチドラム133と、第1
および第2クラッチ板131…,132…を摩擦係合せ
しめることを可能として前記クラッチドラム133に摺
動自在に嵌合されるピストン134とを備える。
0を同軸に囲繞するスリーブ135が固定され、クラッ
チセンタ130はスリーブ135に相対回転自在に支承
され、クラッチドラム133はスリーブ135に固定さ
れる。ピストン134は第2クラッチ板132…の1つ
に当接してクラッチドラム133に摺動可能に嵌合さ
れ、クラッチドラム133およびピストン134間には
油圧室136が形成される。またクラッチドラム133
およびピストン134間には戻しばね137が設けられ
ており、ピストン134は前記戻しばね137により油
圧室136の容積を減少する側にばね付勢される。
ッチドラム133からの突出端部には、トルクコンバー
タ45からの動力が伝達される被動歯車139が緩衝ば
ね138を介して連結されており、入力軸50の軸線方
向に沿って前記クラッチドラム133および前記被動歯
車139間に対応する位置で、入力軸50に固定されて
いるスリーブ135およびクラッチセンタ130間に
は、入力軸50からクラッチセンタ130への動力伝達
を可能とした第1一方向クラッチ140が設けられる。
33から前部作動室40側に突出したクランクシャフト
19の一端部すなわち前端部に装着されるものであり、
クランクシャフト19の軸線方向に沿って前部カバー3
7およびクラッチ47間に対応する位置でクランクシャ
フト19にトルクコンバータ45が装着される。しかも
歯車変速機46の入力軸50およびクランクシャフト1
9間の距離は、クランクシャフト19の軸線方向から見
てトルクコンバータ45にクラッチ47の一部が重なる
ように設定される。
ステータ142およびタービン143を備える従来周知
のものであり、ポンプ141はクランクシャフト19に
固定され、ステータ142に結合されてクランクシャフ
ト19を同軸に囲繞する円筒状のステータ軸144がク
ランクシャフト19に相対回転自在に支承され、タービ
ン143に結合されてステータ軸144を同軸に囲繞す
る円筒状のタービン軸145が前記ステータ軸144に
相対回転自在に支承される。
着されており、この駆動歯車146が、クラッチ47の
クラッチセンタ130に連結された被動歯車139に噛
合される。
に固定される支持部材147と、前記ステータ軸144
との間には、ステータ軸144およびステータ142が
一方向に回転することを許容する第2一方向クラッチ1
48が設けられており、前記駆動歯車146は、クラン
クシャフト19の軸方向に沿って第2一方向クラッチ1
48およびトルクコンバータ45間に配置される。しか
も前記クラッチ47は、該クラッチ47が備えるクラッ
チドラム133の少なくとも一部がクランクシャフト1
9の軸線方向に沿って第2一方向クラッチ148の側方
に隣接する配置で、入力軸50の前端部に装着されてい
る。
と、駆動歯車146が固定されたタービン軸145との
間には、タービン軸145からポンプ141への動力伝
達が可能な第3一方向クラッチ150が設けられる。
の後部ケース半体32から後部作動室41内に突入した
クランクシャフト19の後端には、発電機151のロー
タ152が固着され、該発電機151のステータ153
は後部カバー39に固定される。
た位置でクランクシャフト19には図示しないスタータ
モータに連結される始動歯車154が相対回転自在に支
承されており、該始動歯車154は、第4一方向クラッ
チ155を介して前記ロータ152に連結される。これ
により、スタータモータを作動せしめて始動歯車154
を駆動すれば、第4一方向クラッチ155およびロータ
152を介してクランクシャフト19をクランキングす
ることができ、そのクランキングによってエンジンEが
始動したときには、第4一方向クラッチ155が自由状
態となってロータ152から始動歯車154への動力の
伝達が遮断される。
輪156が固着されており、この始動輪156に爪係合
可能なリコイルスタータ157が後部カバー39に取付
けられる。したがってリコイルスタータ157のロープ
158を牽引操作することによってもクランクシャフト
19をクランキングすることができる。
…が突設されており、該突起180…を検出してクラン
クシャフト19の回転数を検出するエンジン回転数セン
サ181が、前記突起180…に対向するようにして、
後部カバー39に取付けられる。
部に形成されるオイル溜まり159に貯溜されるオイル
は、クランクシャフト19で駆動されるスカベンジング
ポンプ161によりストレーナ160を介して吸入さ
れ、該スカベンジングポンプ161から吐出されるオイ
ルは、オイルクーラ162を介してオイル溜まり159
に戻され、スカベンジングポンプ161およびオイルク
ーラ162間には第1リーフ弁163が接続される。
を変速駆動する電動モータ118とは独立したアクチュ
エータ164で駆動されるものであり、このアクチュエ
ータ164は、クランクシャフト19で駆動される油圧
ポンプ165と、該油圧ポンプ165の吐出圧を制御し
てクラッチ47の油圧室136に作用せしめるクラッチ
用制御弁166とを備える。
ストレーナ160を介して油圧ポンプ165で吸引さ
れ、該油圧ポンプ165から吐出されるオイルは、第2
リリーフ弁167およびオイルフィルタ168を介して
クラッチ用制御弁166に供給される。
69および出力ポート170を有する弁ハウジング17
1と、入力ポート169および出力ポート170間の連
通・遮断を切換え可能として弁ハウジング171に摺動
自在に嵌合されるスプール172と、スプール172お
よび弁ハウジング171間に設けられるばね173と、
該スプール172に同軸に連接されるリニアソレノイド
174とを備え、入力ポート169はオイルフィルタ1
68に接続され、出力ポート170はクラッチ47の油
圧室136に接続される。
孔175を有するものであり、摺動孔175の一端を閉
塞したキャップ176と、摺動孔175に摺動可能に嵌
合されるスプール172の一端との間にばね173が設
けられ、摺動孔175の他端を閉塞するようにして弁ハ
ウジング171に締結されるリニアソレノイド174の
ロッド174aがスプール172の他端に同軸に当接さ
れる。
び出力ポート170間を連通する側に前記スプール17
2をばね付勢し、入力電流に応じた推力を発揮するリニ
アソレノイド174からの推力は、入力ポート169お
よび出力ポート170間を遮断する側に前記スプール1
72を移動せしめるようにロッド174aからスプール
172に付与される。
172間には、出力ポート170の圧力を作用せしめる
環状の圧力室176が形成されており、該圧力室176
にリニアソレノイド174側から臨むスプール172の
受圧面積は、前記圧力室176にばね173側から臨む
スプール172の受圧面積よりも小さく設定される。し
たがって圧力室176の油圧は、入力ポート169およ
び出力ポート170間を連通する側に前記スプール17
2を移動せしめるように該スプール172に作用するこ
とになる。
ば、リニアソレノイド174の入力電流が大となるにつ
れて低圧となるように、油圧ポンプ165の油圧が制御
されて出力ポート170から出力される。
71は、図4で示すように、クラッチ47にほぼ対応す
る位置で前部カバー37の外面側に取付けられており、
クラッチ47の油圧室136に通じて入力軸50の前端
部に同軸に設けられる油路177と、前記クラッチ用制
御弁166の出力ポート170に通じて前部カバー37
に設けられた油路178とを結ぶ給油管179が、入力
軸50の前端部および前部カバー37間に設けられ、該
給油管179は、前記トルクコンバータ45の側方で入
力軸50と同軸に延びるように配置される。
0にはアキュムレータ183が接続されており、該アキ
ュムレータ183は、固定のハウジング184と、出力
ポート170に通じる環状の蓄圧室185をハウジング
184との間に形成してハウジング184に摺動可能に
嵌合されるアキュムレータピストン186と、前記蓄圧
室185の容積を増大する側のばね力を発揮してハウジ
ング184およびアキュムレータピストン186間に設
けられるばね187とを備える。また前記蓄圧室185
の容積を縮少する側に前記アキュムレータピストン18
6を付勢する油圧力を発揮し得るパイロット室188が
アキュムレータピストン186およびハウジング184
間に形成され、該パイロット室188は第1オリフィス
189を介して前記クラッチ用制御弁166の出力ポー
ト170に接続される。
トルクの大きい車両に有効に用いられるものであり、ク
ラッチ用制御弁166による制御油圧の変化をアキュム
レータ183で緩和し、クラッチ47の変速ショックを
緩和することができる。
170には、該出力ポート170の油圧低下に応じて開
弁してクラッチ47における油圧室136のオイルをオ
イル溜まり159に排出する開閉弁190が接続されて
おり、この開閉弁190の働きにより、クラッチ47が
動力伝達を遮断する側に速やかに作動することができ
る。
ッチ用制御弁166の入力ポート169に接続されると
ともに、トルクコンバータ用制御弁191の入力ポート
192に接続される。
入力ポート192および出力ポート193を有する弁ハ
ウジング194と、入力ポート192および出力ポート
193間の連通・遮断を切換え可能として弁ハウジング
194に摺動可能に嵌合されるスプール195と、入力
ポート192および出力ポート193間を連通させる方
向にスプール195を付勢するばね力を発揮して弁ハウ
ジング194およびスプール195の一端間に設けられ
るばね196とを備える。また入力ポート192および
出力ポート193間を遮断する方向にスプール195を
付勢する油圧力を発揮するパイロット室198が、弁ハ
ウジング194に装着されたキャップ197および前記
スプール195の他端間に形成され、該パイロット室1
98は入力ポート192に連通される。
1によれば、油圧ポンプ167の出力油圧が一定に制御
されて出力ポート193から出力されることになる。
ウジング194は、図4で示すように、クランクシャフ
ト19にほぼ対応する位置で前部カバー37に取付けら
れ、トルクコンバータ45内に通じてクランクシャフト
19に設けられる油路199に、前部カバー37に設け
られた第2オリフィス200を介して前記出力ポート1
93が接続される。またクランクシャフト19にはトル
クコンバータ45から排出されるオイルをクランクピン
35側に導く油路201が設けられる。
力ポート193に通じる油路202が前部カバー37お
よび前部ケーシング36に設けられており、前部カバー
37および前部ケーシング36間に挟持される第3オリ
フィス203が前記油路202に介設される。また前記
油路202は第4オリフィス204を介してシリンダヘ
ッド20内の油路(図示せず)に接続されるとともに、
後部ケーシング38に設けられた油路205(図5参
照)に接続されており、該油路205は、歯車変速機4
6の出力軸51に設けられた油路206に第5オリフィ
ス207を介して接続される。さらに前記油路202の
オイルは、クラッチ47内に第6オリフィス208を介
して供給される。
118と、前記クラッチ用制御弁166のリニアソレノ
イド174とは、歯車変速機46の変速作動に連動して
前記クラッチ47を断・接作動せしめるようにして制御
ユニット208で制御されるものであり、該制御ユニッ
ト208には、シフト位置を「L」,「D」,「N」,
「R」の4つに切換えて操作可能なセレクトレバー20
9の操作位置を検出するセレクト位置検出器210の検
出信号と、セレクトレバー209を「D」位置としたと
きの歯車変速機46の変速段を切換えるために操作可能
なパワーボタン211のオン・オフ信号と、エンジンE
のスロットル開度を検出するスロットルセンサ212の
検出信号と、シフトポジション検出器73、車速センサ
83、回転位相検出手段129およびエンジン回転数セ
ンサ181の検出信号とが入力される。
バー209で「L」位置を選択したときには歯車変速機
46の第1速変段G1を確立せしめるように電動モータ
118を制御し、セレクトレバー209で「D」位置を
選択するとともにパワーボタン211がオフ状態にある
ときには歯車変速機46の第2速変段G2を確立せしめ
るように電動モータ118を制御し、セレクトレバー2
09で「D」位置を選択するとともにパワーボタン21
1がオン状態にあるときには歯車変速機46の第3速変
段G3を確立せしめるように電動モータ118を制御
し、セレクトレバー209で「N」位置を選択したとき
には歯車変速機46で各変速段G1〜G3,GRのいず
れもが確立しないように電動モータ118を制御し、さ
らにセレクトレバー209で「R」位置を選択したとき
には歯車変速機46で後進歯車列GRを確立せしめるよ
うに電動モータ118を制御する。
ー209で「L」,「D」,「R」位置を選択している
ときには、クラッチ47が動力伝達状態となるようにリ
ニアソレノイド174を制御するが、セレクトレバー2
09で「N」位置を選択しているときには、クラッチ4
7が動力遮断状態となるようにリニアソレノイド174
を制御する。
「D」,「N」,「R」の各位置の選択を切換えるよう
に作動したときにクラッチ47を動力遮断状態から動力
伝達状態に切換える際に、制御ユニット208は、スロ
ットルセンサ212、シフトポジション検出器73、車
速センサ83およびエンジン回転数センサ181の検出
信号を勘案して、リニアソレノイド174への入力電流
すなわちクラッチ47の油圧を制御する。
ると、歯車変速機46が電動モータ118で変速駆動さ
れるのに対し、クラッチ47が、前記電動モータ118
とは独立したアクチュエータ164で駆動されるので、
歯車変速機46およびクラッチ47間がリンク機構等で
機械的に連結されるものに比べると、エンジンEの排気
量が大となるのに伴なってクラッチ47の荷重が増大し
ても、リンク機構等の剛性を増大することが不要であ
り、重量増加を回避することができる。またクラッチ4
7の荷重が歯車変速機46でのシフト荷重やシフト作動
ストロークに影響を及ぼすことはないので、変速操作性
を向上することが可能である。
ス33に回転自在に支承される入力軸50を備えるもの
であり、クランクケース33から突出した入力軸50の
前端部に、油圧で作動するクラッチ47が装着され、ア
クチュエータ164の一部を構成するクラッチ用制御弁
166が、クラッチ47およびトルクコンバータ45を
覆ってクランクケース33に結合される前部カバー37
に設けられているので、クラッチ47およびクラッチ用
制御弁166を相互に近い位置に配置して、クラッチ用
制御弁166の作動によるクラッチ47の作動応答性を
向上することができる。
ャフト19の前端部に設けられ、トルクコンバータ45
に作用せしめる油圧を制御するトルクコンバータ用制御
弁191が前部カバー37に設けられているので、クラ
ッチ用制御弁166およびトルクコンバータ用制御弁1
91をともに前部カバー37に設けるようにして、両制
御弁166,191での圧洩れ検査を前部カバー37側
で集中して行なうことができ、生産性の向上に寄与する
ことができる。
チ47の油圧室136に通じる出力ポート170からの
出力油圧をリニアソレノイド174への入力電流に応じ
た値に制御可能に構成されるので、クラッチ47に作用
する油圧を、リニアソレノイド147への入力電流制御
によって制御することができる。したがってクラッチ4
7に作用せしめる油圧の制御により、該クラッチ47の
作動特性を変化させることができ、その作動特性変化に
より第1および第2クラッチ板131…,132…の摩
耗分を補償することができるので、クラッチ47にアジ
ャスタ機構を設けることが不要となる。
アソレノイド174の作動、ならびに電動モータ118
の作動は制御ユニット208で制御されるものであり、
クラッチ用制御弁166および電動モータ118をとも
に電気的に制御するようにして、歯車変速機46の変速
作動に連動してクラッチ47を作動せしめることが容易
となるとともに、歯車変速機46を電動モータ118で
変速駆動せしめるのに連動してクラッチ47を自動的に
断・接作動せしめることができ、クラッチ47の作動特
性を変化させることができるので、クラッチ47での変
速ショックの緩和を図ることができる。
ってトルクコンバータ45からずれた位置に配置される
クラッチ47が、クランクシャフト19の軸線方向から
見てトルクコンバータ45に一部を重ねるようにして入
力軸50の前端部に装着されるので、クランクケース3
3内に歯車変速機46が収容されるように構成した動力
伝達装置を、クランクシャフト19の軸線に沿う方向で
コンパクト化することが可能である。しかもクラッチ4
7を、クランクシャフト19側に近接させて配置するこ
とができ、クランクシャフト19の軸線に直交する方向
での動力伝達装置の大型化も抑えることができる。
を覆ってクランクケース33に結合される前部カバー3
7と、入力軸50の一端部との間にはトルクコンバータ
45の側方で前記入力軸50と同軸に延びる給油管17
9が設けられており、トルクコンバータ45の側方に生
じるスペースを有効に活用してクラッチ47への作動油
給油系を構成することができる。
連結されるクラッチセンタ130と、該クラッチセンタ
130の外周に相対回転不能に噛合される第1クラッチ
板131…と、第1クラッチ板131…に重合配置され
る第2クラッチ板132…と、第1および第2クラッチ
板131…,132…を収容するとともに第2クラッチ
板132…の外周を相対回転不能に噛合せしめて入力軸
50と一体に回転するクラッチドラム133と、第1お
よび第2クラッチ板131…,132…を摩擦係合せし
める油圧力を発揮可能として前記クラッチドラム133
に摺動自在に嵌合されるピストン134とを備えるもの
であり、比較的大径のクラッチドラム133を有するク
ラッチ47を、クランクシャフト19の軸線に沿ってト
ルクコンバータ45に隣接する位置で被動歯車139お
よびクラッチドラム133がクランクシャフト19に干
渉しないようにして効果的に配置することができる。
0間に、入力軸50からクラッチセンタ130への動力
伝達を可能とした第1一方向クラッチ140が設けられ
ているので、エンジンブレーキ時に歯車変速機46側か
らの動力をトルクコンバータ45側に伝達することがで
き、さらにエンジンブレーキ時の歯車変速機46側から
の動力は、第3一方向クラッチ150によりトルクコン
バータ45を迂回してクランクシャフト18に伝達され
る。
42が一方向に回転することを許容する第2一方向クラ
ッチ148がステータ142およびクランクケース33
間に設けられ、トルクコンバータ45のタービン143
と一体に回転する駆動歯車146が、クランクシャフト
19の軸方向に沿って前記第2一方向クラッチ148お
よび前記トルクコンバータ45間に配置され、前記クラ
ッチドラム133の少なくとも一部が前記クランクシャ
フト19の軸線方向に沿って前記第2一方向クラッチ1
48の側方に隣接する配置で、クラッチ47が入力軸5
0の前端部に装着されている。したがって第2一方向ク
ラッチ148でステータ142の空転を許容するように
してトルクコンバータ45の効率を向上することが可能
となり、しかもクラッチドラム133の少なくとも一部
に対応して該クラッチドラム133およびクランクシャ
フト19間に生じるスペースに、比較的小径である第2
一方向クラッチ148を有効に配置することができる。
あり、発生トルクが比較的小さい車両の適用にあたって
は、アキュムレータ183および開閉弁150を省略す
ることが可能であり、またトルクコンバータ用制御弁1
91に代えて第6オリフィス215を用いることも可能
である。
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
両だけでなく、トルクコンバータと、複数変速段の歯車
列を択一的に確立し得る歯車変速機と、該歯車変速機の
入力軸および前記トルクコンバータのタービン間での動
力伝達を遮断可能なクラッチとを備える車両の動力伝達
装置に関連して広く適用可能である。
軸50の前端部に装着され、トルクコンバータ45がク
ランクシャフト19の前端部に装着されていたが、車両
の前後方向に沿う入力軸50の後端部にクラッチ47が
装着され、車両の前後方向に沿うクランクシャフト19
の後端部トルクコンバータ45が装着される動力伝達装
置にも本発明を適用可能である。
ば、クランクケース内に歯車変速機が収容されるように
構成した動力伝達装置を、クランクシャフトの軸線に沿
う方向でコンパクト化することが可能であり、クラッチ
をクランクシャフト側に近接させて配置することができ
るので、クランクシャフトの軸線に直交する方向での動
力伝達装置の大型化も抑えることができる。
コンバータの側方に生じるスペースを有効に活用してク
ラッチへの作動油給油系を構成することができる。
よびクラッチ用制御弁が相互に近い位置に配置されるこ
とになり、クラッチ用制御弁の作動によるクラッチの作
動応答性を向上することができる。
となるクラッチドラムを有するクラッチを、クランクシ
ャフトの軸線に沿って前記トルクコンバータに隣接する
位置でクラッチドラムがクランクシャフトに干渉しない
ようにして効果的に配置することができる。
レーキ時に歯車変速機側からの動力をトルクコンバータ
側に伝達することができる。
一方向クラッチでステータの空転を許容するようにして
トルクコンバータの効率を向上することが可能となり、
しかもクラッチドラムの少なくとも一部に対応して該ク
ラッチドラムおよびクランクシャフト間に生じるスペー
スに、比較的小径である第2一方向クラッチを有効に配
置することができる。
図である。
略化した拡大図である。
略化した拡大図である。
断面図である。
断面図である。
る。
る。
3)
シフトスピンドル87の正・逆いずれかの回動に応じた
チェンジアーム90の正・逆いずれかの方向への回動に
より、シフタプレート93の両送り爪108,109の
一方がピンプレート96の送りピン95…の1つに係合
して、シフトドラム71が正・逆いずれかに回動駆動さ
れる。而して第1捩りコイルばね92が発揮するばね力
でチェンジアーム90が中立位置に復帰する際には、シ
フタプレート93の両送り爪108,109に形成され
るカム110,111の一方に、ピンプレート96の送
りピン95…の1つが当接することにより、シフタプレ
ート93は第2捩りコイルばね94のばね力に抗してシ
フトスピンドル87の半径方向外方に移動し、前記両送
り爪108,109の一方が送りピン95…の1つを乗
り超えることになる。しかもピンプレート96の回動位
置は、ローラ97がピンプレート96の外周の凹部86
a…の1つに係合することで保持される。
1によれば、油圧ポンプ165の出力油圧が一定に制御
されて出力ポート193から出力されることになる。
チ47の油圧室136に通じる出力ポート170からの
出力油圧をリニアソレノイド174への入力電流に応じ
た値に制御可能に構成されるので、クラッチ47に作用
する油圧を、リニアソレノイド174への入力電流制御
によって制御することができる。したがってクラッチ4
7に作用せしめる油圧の制御により、該クラッチ47の
作動特性を変化させることができ、その作動特性変化に
より第1および第2クラッチ板131…,132…の摩
耗分を補償することができるので、クラッチ47にアジ
ャスタ機構を設けることが不要となる。
Claims (6)
- 【請求項1】 エンジン(E)のクランクシャフト(1
9)と一体に回転するポンプ(141)を有するトルク
コンバータ(45)と、複数変速段の歯車列(G1〜G
3,GR)を択一的に確立し得る歯車変速機(46)
と、該歯車変速機(46)の入力軸(50)および前記
トルクコンバータ(45)のタービン(143)間での
動力伝達を遮断可能なクラッチ(47)とを備える車両
の動力伝達装置において、相互に平行な軸線を有するク
ランクシャフト(19)および前記入力軸(50)がエ
ンジン(E)のクランクケース(33)に回転自在に支
承され、前記トルクコンバータ(45)が前記クランク
シャフト(19)の一端部に装着され、前記クランクシ
ャフト(19)の軸線方向に沿って前記トルクコンバー
タ(45)からずれた位置に配置される前記クラッチ
(47)が、前記クランクシャフト(19)の軸線方向
から見て前記トルクコンバータ(45)に一部を重ねる
ようにして前記入力軸(50)の一端部に装着されるこ
とを特徴とする車両の動力伝達装置。 - 【請求項2】 前記クランクケース(33)から突出し
た前記クランクシャフト(19)の一端部にトルクコン
バータ(45)が装着され、前記トルクコンバータ(4
5)およびクランクケース(33)間に配置されて油圧
で作動する前記クラッチ(47)が、前記クランクケー
ス(33)から突出した前記入力軸(50)の一端部に
装着され、前記クラッチ(47)に給油すべく前記トル
クコンバータ(45)の側方で前記入力軸(50)と同
軸に延びる給油管(179)が、前記トルクコンバータ
(45)およびクラッチ(47)を覆ってクランクケー
ス(33)に結合されるカバー(37)と、前記入力軸
(50)の一端部との間に設けられることを特徴とする
請求項1記載の車両の動力伝達装置。 - 【請求項3】 前記クラッチ(47)に作用せしめる油
圧を制御するクラッチ用制御弁(166)が、前記給油
管(179)に接続されて前記カバー(37)に設けら
れることを特徴とする請求項2記載の車両の動力伝達装
置。 - 【請求項4】 前記クラッチ(47)が、前記トルクコ
ンバータ(45)のタービン(143)と一体に回転す
る駆動歯車(146)に噛合する被動歯車(139)が
連結されて前記入力軸(50)の軸線まわりに回転する
クラッチセンタ(130)と、該クラッチセンタ(13
0)の外周に相対回転不能に噛合される第1クラッチ板
(131)と、第1クラッチ板(131)に重合配置さ
れる第2クラッチ板(132)と、第1および第2クラ
ッチ板(131,132)を収容するとともに第2クラ
ッチ板(132)の外周を相対回転不能に噛合せしめて
前記入力軸(50)と一体に回転するクラッチドラム
(133)と、第1および第2クラッチ板(131,1
32)を摩擦係合せしめることを可能として前記クラッ
チドラム(133)に摺動自在に嵌合されるピストン
(134)とを備えることを特徴とする請求項2または
3記載の車両の動力伝達装置。 - 【請求項5】 前記クラッチセンタ(130)および前
記入力軸(50)間に、前記入力軸(50)からクラッ
チセンタ(130)への動力伝達を可能とした第1一方
向クラッチ(140)が設けられることを特徴とする請
求項4記載の車両の動力伝達装置。 - 【請求項6】 前記トルクコンバータ(45)のステー
タ(142)が一方向に回転することを許容する第2一
方向クラッチ(148)が前記ステータ(142)およ
びクランクケース(33)間に設けられ、前記駆動歯車
(146)が、前記クランクシャフト(19)の軸方向
に沿って前記第2一方向クラッチ(148)および前記
トルクコンバータ(45)間に配置され、前記クラッチ
(47)が、前記クラッチドラム(133)の少なくと
も一部を前記クランクシャフト(19)の軸線方向に沿
って前記第2一方向クラッチ(148)の側方に隣接さ
せて前記入力軸(50)の一端部に装着されることを特
徴とする請求項4または5記載の車両の動力伝達装置。
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