JP2001103621A - 計測機能付分電盤 - Google Patents
計測機能付分電盤Info
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Abstract
る、従来にはない計測機能が搭載された計測機能付分電
盤を提供する。 【解決手段】 主幹回路11の電流は、主幹変流器12
a,12bで検出され、計測部8内の第1の乗算器25
において主幹回路11の電圧と乗算されることにより、
主幹回路11の双方向電力が求められる。また、補助電
源供給回路61の電流は、補助変流器64a,64bで
検出され、計測部8内の第2の乗算器26において主幹
回路11の電圧と乗算されることにより、太陽電池62
の発電電力が求められる。また、分岐回路の電流は、分
岐ブレーカ7内の分岐変流器75および計測部8内の第
2のADコンバータ27で検出され、演算器21におい
て分岐回路の電圧と乗算されることにより、分岐回路の
消費電力が求められる。
Description
池などの住宅用補助電源が併設された住宅において、分
岐ブレーカに接続されている家電機器等で消費される電
力や、補助電源からの発電電力などを計測し、家全体の
電気エネルギの使用状況を確実に把握することが出来る
計測機能付分電盤に関するものである。
ば、特開平9−322330号公報に開示された分電盤
がある。この分電盤では、主幹回路を分岐回路に分岐す
る分岐ブレーカの近傍に電流検出素子が設置され、この
電流検出素子の出力を受けて信号処理手段が各分岐回路
の使用電力を演算処理する。信号処理手段は分電盤の本
体に設けられており、分電盤の蓋体には、複数個の発光
素子が列状に配置された線状発光手段が各分岐回路に対
応して設けられている。これら線状発光手段は、信号処
理手段で演算された各分岐回路の使用電力をバーグラフ
表示する。
報に開示された分電盤もある。この分電盤では、主幹回
路に設置された使用電力検出部の出力が分圧され、この
分圧電圧によって発光ダイオードが段階的に駆動されて
点灯する。使用電流の大きさは、点灯した発光ダイオー
ドの数で判別される。
報に開示された分電盤もある。この分電盤では、分岐ブ
レーカに電流検出素子が組み込まれており、電流検出素
子の出力は液晶表示部に表示される。使用電流の大きさ
は、液晶表示部に表示された数値で判別される。
来のいずれの分電盤も、主に主幹回路および分岐回路に
接続される機器の使用電力を電力の値または電流の値で
表示させる機能を持っているに過ぎず、家全体での電気
エネルギの使用状況を把握出来るものではない。例え
ば、太陽電池,燃料電池などの住宅用補助電源が併設さ
れた住宅において発生する、補助電源からの発電電力
や、発電した電力のうち電力会社に売る売電力および電
力会社から購入する買電力の双方向電力などについて
は、上記従来のいずれの分電盤によっても把握すること
は出来ない。
になされたもので、家全体の電気エネルギについての計
測を行える、従来にはない計測機能が搭載された計測機
能付分電盤を提供することを目的とする。
幹回路を開閉する主幹ブレーカと、主幹回路を複数の分
岐回路に分岐する,主幹ブレーカの負荷側回路に接続さ
れた複数の分岐ブレーカと、主幹ブレーカの負荷側回路
に接続された補助電源供給回路を開閉する補助ブレーカ
と、主幹ブレーカの負荷側回路を流れる電流を検出する
主幹変流器と、分岐ブレーカの負荷側回路を流れる電流
を検出する分岐変流器と、補助ブレーカの負荷側回路を
流れる電流を検出する補助変流器と、これら主幹変流
器,分岐変流器および補助変流器で検出される各電流,
並びに主幹回路の電圧に基づき,主幹回路を介して売買
される双方向電力,各分岐回路で消費される各消費電力
および補助電源供給回路を介して供給される補助電源の
発電電力を計測する計測手段とを備えて、分電盤を構成
した。
び補助電源供給回路を流れる各電流は主幹変流器,分岐
変流器および補助変流器で検出され、計測手段は、これ
ら各電流と主幹回路の電圧とに基づき、主幹回路の双方
向電力,各分岐回路の消費電力および補助電源供給回路
の発電電力を計測する。
ブレーカに内蔵されていることを特徴とする。
に内蔵されることにより、分電盤内への分岐変流器の設
置は分岐ブレーカを分電盤に単に取り付けることによっ
て簡易に行え、また、分電盤内部における部品配置も整
然と行える。さらに、分岐変流器の検出信号線の配線も
整然と簡易に行える。
部と通信する通信手段を備えていることを特徴とする。
電力は通信手段によって分電盤外部へ伝送され、分電盤
から離れた所で各電力を把握することが出来る。
レーカの電源側の主幹回路から深夜電力利用機器へ供給
される電流を検知し、この電流および主幹回路の電圧に
基づいて深夜電力利用機器で消費される深夜電力を計測
することを特徴とする。
機器で消費される深夜電力をも計測する。
電盤の一実施形態について説明する。
1の外観を示しており、同図(a)は分電盤1が扉2お
よび蓋体3を被った状態の正面図、同図(b)はその側
面図、同図(c)はその平面図、同図(d)は扉2を取
った際の分電盤1の正面図である。
主幹回路を開閉する主幹ブレーカ5が設けられており、
右方の分電盤本体3内部には、補助電源供給回路を開閉
する補助ブレーカ6が設けられている。また、主幹ブレ
ーカ5と補助ブレーカ6との間に挟まれた分電盤本体4
内部には、主幹回路を複数の分岐回路に分岐する複数の
分岐ブレーカ7が設けられている。本実施形態では主幹
回路は24の分岐回路に分岐され、分岐ブレーカ6は2
4個設けられている。また、補助ブレーカ6の下方の分
電盤本体4内部には、主幹回路の双方向電力,各分岐回
路の消費電力および補助電源供給回路の発電電力を計測
する電力計測部8が内蔵されている。
った際の分電盤1の正面図であり、図3は分電盤1内部
の結線図である。なお、これら図2および図3において
図1と同一部分には同一符号を付してその説明は省略す
る。
電力供給されており、図示しない降圧トランスを経由し
た各負荷電圧線L1,L2と中性線Nとの間にはそれぞ
れ110[V]の電圧,各負荷電圧線L1,L2の相互
の間には220[V]の電圧がある。主幹ブレーカ5の
2本の負荷電圧線L1,L2にはそれぞれ主幹変流器1
2a,12bが設けられており、これら主幹変流器12
a,12bはそれぞれ負荷電圧線L1,L2に流れる電
流を検出する。主幹変流器12a,12bの検出信号
は、ハーネス13を介してハーネス線14に導かれ、コ
ネクタ81を介して電力計測部8の第1の計測部プリン
ト板8aに入力される。
負荷側回路に接続された24個の分岐ブレーカ7によ
り、負荷電圧線L1および中性線Nに並列接続された単
相110[V]の12の分岐回路と、負荷電圧線L2お
よび中性線Nに並列接続された単相110[V]の12
の分岐回路とに分岐されている。
に示され、その内部結線図が同図(b)に示される。分
岐ブレーカ7は電源側端子71a,71bおよび負荷側
端子72a,72bを持ち、これら各端子間は遮断部7
3によって電気的に開閉される。また、電源側端子71
bおよび負荷側端子72b間には、バイメタルに代表さ
れる熱動素子またはオイルダッシュポットを持つ電磁式
引き外し装置で構成された過電流検出素子74が設けら
れている。この過電流検出素子74で過電流や短絡電流
等が分岐回路に流れるのが検出され、通電電流が分岐ブ
レーカ7の動作可能領域に入ると、遮断部73は2極と
も連動して遮断動作を行う。この遮断動作により、分岐
ブレーカ7は電源側端子71a,71bおよび負荷側端
子72a,72b間の電気的接続を断つ。
72b間には、分岐回路を流れる電流を検出する分岐変
流器75が設けられている。この分岐変流器75の検出
信号は、外部引出口76を介してブレーカ外部に引き出
され、リード線77およびその先端に設けられたハーネ
ス78に導かれる。ハーネス78に導かれた分岐変流器
75の検出信号は、さらに共通線(コモン線)を有する
各ハーネス線79に導かれ、コネクタ82,83を介し
て第1の計測部プリント板8aに入力される。
回路61には後述する太陽電池62で発電された補助電
源が単相3線式で供給されている。この補助電源供給回
路61の負荷電圧線L1,L2は主幹回路11の負荷電
圧線L1,L2に接続されており、補助電源供給回路6
1の中性線Nは主幹回路11の中性線Nに接続されてい
る。補助ブレーカ6はこの補助電源供給回路61を開閉
する。補助ブレーカ6の負荷側の負荷電圧線L1,L2
には補助変流器64a,64bが接続されており、これ
ら補助変流器64a,64はそれぞれ補助電源供給回路
61の負荷電圧線L1,L2に流れる電流を検出する。
補助変流器64a,64bの検出信号は、リード線65
およびその先端に設けられたハーネス66に導かれ、コ
ネクタ84,85を介して第1の計測部プリント板8a
に入力される。
リント板8aの平面図であり、図4(b)はこの第1の
計測部プリント板8aと共に電力計測部8を構成する第
2の計測部プリント板8bの平面図である。第2の計測
部プリント板8bには、ケーブル91を介して導かれた
主幹回路11の負荷電圧線L1,L2および中性線Nの
各電圧がコネクタ86を介して入力されている。また、
後述する宅内表示器38から導かれるケーブル92、お
よび後述する電気温水器36に設けられた夜間機器計測
変流器37から導かれるケーブル93が、コネクタ87
およびコネクタ88を介して第2の計測部プリント板8
bに接続されている。
ト板8aおよび第2の計測部プリント板8bが筐体8c
に内蔵された状態の電力計測部8の平面図であり、同図
(d)はこの電力計測部8の側面図である。第1の計測
部プリント板8aは第2の計測部プリント板8bの上段
に配置されている。
ック図である。
からなる演算器21およびこの演算器21が動作するた
めに必要なシステムソフトウエアが格納されたROM
(リード・オンリ・メモリ)22を主要な構成要素とし
ている。演算器21は、計測部各部へ動作指令を発信す
ると共に、分電盤全体の管理および通信制御処理を行
う。
部プリント板8bのコネクタ86の各端子であり、主幹
回路11の負荷電圧線L1,L2の各電圧および中性線
Nの電圧はこれら端子を介して電力計測部8に入力され
ている。入力されたこれら各電圧は、電力計測部8内に
おいて、第1のADコンバータ24,第1の乗算器25
および第2の乗算器26に与えられている。第1のAD
コンバータ24は、主幹回路11の電圧線L1,L2と
中性線N各々の間の電圧を測定する変換器であり、測定
したこれら各電圧をアナログ値からデジタル値にAD変
換して演算器21へ出力する。
dは第1の計測部プリント板8aのコネクタ81の各端
子であり、主幹変流器12aで検出された信号は端子8
1a,81bを介して第1の乗算器25に入力され、主
幹変流器12bで検出された信号は端子81c,81d
を介して第1の乗算器25に入力される。また、端子8
4a,84bおよび端子85a,85bは第1の計測部
プリント板8aのコネクタ84およびコネクタ85の各
端子であり、補助変流器64aで検出された信号は端子
84a,84bを介して第2の乗算器26に入力され、
補助変流器64bで検出された信号は端子85a,85
bを介して第2の乗算器26に入力される。
1の電圧と主幹変流器12a,12bで検出された電流
とを乗算して主幹回路11の双方向電力を演算する。こ
の際、第1の乗算器25は、主幹回路11の電圧と主幹
変流器12a,12bで検出された電流との位相を比較
し、電圧の位相に対して電流位相が±90度未満の状態
であれば、演算した双方向電力を買電力とし、また、電
圧の位相に対して電流位相が±90度を越える状態であ
れば、演算した双方向電力を売電力とする。
出力され、演算器21はこの双方向電力を電力値として
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)23に記憶させ
る。また、第2の乗算器26は、入力した主幹回路11
の電圧と補助変流器64a,64bで検出された電流と
を乗算して補助電源供給回路61の発電電力を演算す
る。この演算結果は演算器21に出力され、演算器21
はこの発電電力を電力値としてRAM23に記憶させ
る。
83a,83b,…は第1の計測部プリント板8aのコ
ネクタ82およびコネクタ83の各端子であり、各分岐
ブレーカ7に内蔵の分岐変流器75で検出された各信号
は、これら端子82a,82b,…および端子83a,
83b,…を介して第2のADコンバータ27に入力さ
れる。なお、これら端子の数は、分電盤1に実装される
分岐ブレーカ7の数によって変わることになる。
器75から入力される各電流を測定する変換器であり、
測定した各電流をアナログ値からデジタル値にAD変換
して演算器21へ出力する。演算器21は、この電流値
と第1のADコンバータ24から入力した電圧値とを乗
算して各分岐回路で消費される消費電力を演算する。こ
の消費電力も演算器21によって電力値としてRAM2
3に記憶させられる。
プリント板8bのコネクタ88の各端子であり、夜間機
器計測変流器で検出される信号はこれら端子88a,8
8bを介して第3のADコンバータ28に入力される。
この第3のADコンバータ28は、夜間機器計測変流器
37から入力される電流を測定する変換器であり、測定
した電流をアナログ値からデジタル値にAD変換して演
算器21へ出力する。演算器21は、この電流値と第1
のADコンバータ24から入力した電圧値とを乗算して
夜間機器で消費される消費電力を演算する。この消費電
力も演算器21によって電力値としてRAM23に記憶
させられる。
プリント板8bのコネクタ87の各端子であり、分電盤
外部と通信する通信部29に接続されている。通信部
は、RAM23に記憶されている各電力値を例えば後述
する宅内表示器38へ送信する。
む家全体の電気配線図である。なお、同図において図2
および図3と同一部分には同一符号を付してその説明は
省略する。
ンディショナ63を介して前述した太陽電池62に接続
されている。太陽電池62で発電された直流電源はパワ
ーコンディショナ63によって交流電力に変換され、補
助電源供給回路61へ供給される。補助電源供給回路6
1からの発電電力は、主幹回路11からの電力と潮流現
象によって混ぜ合わされ、各分岐ブレーカ7に接続され
ている各家電機器に供給される。
電力会社から購入する電力を計測する電力量計である。
また、電力量計31の負荷側において電源端子および負
荷端子が逆接続された電力量計32は、太陽電池62で
発電された余剰電力を電力会社に販売する電力を計測す
る電力量計である。
11にはジョイントボックス33が設けられており、主
幹回路11から単相2線式の配線34が分岐されてい
る。この単相2線式配線34には配線用遮断器35を介
して電気温水器36が接続されている。この電気温水器
36は安価な深夜電力を利用する夜間機器であり、電気
温水器36に流れる電流は、配線用遮断器35の一方の
負荷線に挿入された夜間機器計測変流器37によって検
出される。この夜間機器計測変流器37で検出された信
号はケーブル93によって前述したように計測部8に与
えられる。
ようにケーブル92を介して宅内表示器38に接続され
ている。宅内表示器38は分電盤1が設置された家屋内
に設けられており、通信部29から受信した電力値を可
視表示する。
介して電力会社から購入する買電力は、その電流が、主
幹ブレーカ5の負荷側に設けられた主幹変流器12a,
12bで検出され、計測部8内の第1の乗算器25にお
いて乗算されることにより、求められる。また、主幹回
路11を介して電力会社に販売される売電力は、電力会
社側(電力供給側)に流れ込む主幹電力を計測すること
により、この買電力と同様にして求められる。
力は、その電流が、補助ブレーカ6の負荷側に設けられ
た補助変流器64a,64bで検出され、計測部8内の
第2の乗算器26において乗算されることにより、求め
られる。
は、その電流が、分岐ブレーカ7に内蔵された各分岐変
流器75および計測部8内の第2のADコンバータ27
で検出され、演算器21において、第1のADコンバー
タ24によって計測された各分岐回路の電圧と乗算され
ることにより、求められる。また、電気温水器61で消
費される消費電力は、その電流が、配線用遮断器35の
負荷側に設けられた夜間機器計測変流器35および計測
部8内の第3のADコンバータ28で検出され、演算器
21において、第1のADコンバータ24によって計測
された単相2線式配線34の電圧と乗算されることによ
り、求められる。
AM23に記憶された後、通信部29に読み出されて、
ケーブル92を経由し、宅内表示器38に送信され、可
視表示される。
盤1によれば、補助電源からの発電電力や、発電した電
力のうち電力会社に売る売電力および電力会社から購入
する買電力の双方向電力、各分岐回路に接続された家電
機器で消費される各電力、および深夜電力利用機器で消
費される深夜電力について、確実に把握することが可能
になる。また、現在その家庭で使用している電力の合計
は、双方向電力のうちの電力会社から購入した買電力
に、補助電源からの発電電力を加算することによって求
められる。
せれば、その日の各時間帯における、各分岐回路に接続
された家電機器や夜間機器の電力使用状況を把握でき
る。また、宅内表示器38にカレンダ機能を内蔵させれ
ば、今月の使用電力の合計、先月の使用電力の合計など
を各月毎に総積算として把握することが出来る。つま
り、時計機能やカレンダ機能を備えることにより、各電
力の計測値の様々な加工が可能になる。
電盤1によれば、太陽電池62などの住宅用補助電源が
併設された家全体の電気エネルギについての計測を行え
る、従来にはない計測機能が搭載された計測機能付分電
盤1が提供される。このように家全体の電気エネルギに
ついての計測を行えると、家人の省エネルギ促進への参
画意識が高まる。
外部と通信する通信部29を備えているため、計測部8
で計測された各電力は宅内表示器38へ伝送され、分電
盤1から離れた見易い所で各電力を容易に把握すること
が可能になる。従って、家人の省エネルギ促進への参画
意識はより一層高まる。
分岐ブレーカ7に内蔵されているため、分電盤1内への
分岐変流器75の設置は分岐ブレーカ7を分電盤1に単
に取り付けることによって簡易に行える。また、分電盤
1内部における部品配置も整然と行え、さらに、分岐変
流器75の検出信号線の配線は、ハーネス78およびハ
ーネス線27を用いることにより、整然と簡易に行え
る。
1は、各変流器12a,12b、64a,64b、75
を各ブレーカ5、6、7の負荷線に挿入し、小形に構成
出来る計測部8を1つの分電盤本体4に収納するだけで
実現できる。このため、分電盤の設置スペースを従来と
ほとんど変わりないスペースにすることが出来、しか
も、外観的に従来の外観と異なるところがないため、違
和感無くこの分電盤1を住宅内に取り付けることが出来
る。
幹回路,分岐回路および補助電源供給回路を流れる各電
流は主幹変流器,分岐変流器および補助変流器で検出さ
れ、計測手段は、これら各電流と主幹回路の電圧とに基
づき、主幹回路の双方向電力,各分岐回路の消費電力お
よび補助電源供給回路の発電電力を計測する。また、深
夜電力利用機器が使用される場合には、計測手段は、分
電盤外から電力供給される深夜電力利用機器で消費され
る深夜電力をも計測する。従って、本発明によれば、家
全体の電気エネルギの使用状況を把握することが可能に
なる。
れる構成にすると、分電盤内への分岐変流器の設置は簡
易に行え、また、分電盤内部における部品配置も整然と
行える。さらに、分岐変流器の検出信号線の配線も整然
と簡易に行える。また、分電盤外部と通信する通信手段
を計測手段に備える構成にすると、計測手段で計測され
た家全体の各電力は分電盤から離れた見易い所で容易に
把握することが出来る。
外観を示す図である。
蓋体を外して観察される分電盤内部の正面図である。
線図である。
納される計測部を示す図である。
である。
納される分岐ブレーカを示す図である。
宅全体の電気エネルギ計測システムの構成を示す図であ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 主幹回路を開閉する主幹ブレーカと、前
記主幹回路を複数の分岐回路に分岐する,前記主幹ブレ
ーカの負荷側回路に接続された複数の分岐ブレーカと、
前記主幹ブレーカの負荷側回路に接続された補助電源供
給回路を開閉する補助ブレーカと、前記主幹ブレーカの
負荷側回路を流れる電流を検出する主幹変流器と、前記
分岐ブレーカの負荷側回路を流れる電流を検出する分岐
変流器と、前記補助ブレーカの負荷側回路を流れる電流
を検出する補助変流器と、これら主幹変流器,分岐変流
器および補助変流器で検出される各電流,並びに前記主
幹回路の電圧に基づき,前記主幹回路を介して売買され
る双方向電力,前記各分岐回路で消費される各消費電力
および前記補助電源供給回路を介して供給される補助電
源の発電電力を計測する計測手段とを備えて構成される
計測機能付分電盤。 - 【請求項2】 前記分岐変流器は前記分岐ブレーカに内
蔵されていることを特徴とする請求項1に記載の計測機
能付分電盤。 - 【請求項3】 前記計測手段は分電盤外部と通信する通
信手段を備えていることを特徴とする請求項1または請
求項2に記載の計測機能付分電盤。 - 【請求項4】 前記計測手段は、前記主幹ブレーカの電
源側の前記主幹回路から深夜電力利用機器へ供給される
電流を検知し、この電流および前記主幹回路の電圧に基
づいて前記深夜電力利用機器で消費される深夜電力を計
測することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
か1項に記載の計測機能付分電盤。 - 【請求項5】 前記主幹回路は単相3線式で電力供給
し、前記主幹変流器は前記主幹ブレーカの2本の負荷電
圧線にそれぞれ設けられ、前記補助変流器は前記補助ブ
レーカの2本の負荷電圧線にそれぞれ設けられ、 前記計測手段は,これら主幹変流器,補助変流器で検出
される各電流と,前記主幹回路の中性線と各電圧線間の
各電圧とに基づいて前記主幹回路の双方向電力,前記補
助電源の発電電力を計測することを特徴とする請求項1
から請求項4のいずれか1項に記載の計測機能付分電
盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27424699A JP2001103621A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 計測機能付分電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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1999
- 1999-09-28 JP JP27424699A patent/JP2001103621A/ja active Pending
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