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JP2001102610A - 半田バンプ付きリード線、太陽電池用リード線取付け装置及び太陽電池の製造方法 - Google Patents

半田バンプ付きリード線、太陽電池用リード線取付け装置及び太陽電池の製造方法

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Publication number
JP2001102610A
JP2001102610A JP27636099A JP27636099A JP2001102610A JP 2001102610 A JP2001102610 A JP 2001102610A JP 27636099 A JP27636099 A JP 27636099A JP 27636099 A JP27636099 A JP 27636099A JP 2001102610 A JP2001102610 A JP 2001102610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
solar cell
solder
solder bump
solder bumps
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27636099A
Other languages
English (en)
Inventor
Akimine Hayashi
明峰 林
Masataka Kondo
正隆 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP27636099A priority Critical patent/JP2001102610A/ja
Priority to DE60045182T priority patent/DE60045182D1/de
Priority to AT00105317T priority patent/ATE487238T1/de
Priority to EP10172652.9A priority patent/EP2259338B1/en
Priority to EP00105317A priority patent/EP1089347B1/en
Priority to AU22378/00A priority patent/AU767276B2/en
Priority to ES00105317T priority patent/ES2355052T3/es
Priority to US09/532,195 priority patent/US6357649B1/en
Publication of JP2001102610A publication Critical patent/JP2001102610A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】太陽電池のリード線取付け領域に対する半田バ
ンプ付きリード線の接続が自動的に行える太陽電池用リ
ード線取付け装置を提供することにある。 【解決手段】太陽電池30の両端にリード線を取付ける
太陽電池用リード線取付け装置において、帯状のリード
線の片面にその長手方向に所定間隔を存して列状に半田
バンプを形成した半田バンプ付きリード線1を供給する
リード線供給部43と,このリード線供給部43から供
給された半田バンプ付きリード線1をその半田バンプが
太陽電池30の両端のリード線取付け領域37に接触す
るように案内するリード線案内部41と,半田バンプ3
に対応するリード線2の上面側から前記半田バンプ3を
リード線取付け領域37に押し付けるリード線用半田こ
て58とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、太陽電池パネル
の両端の正負の電極に接続される半田バンプ付きリード
線,太陽電池用リード線取付け装置及び太陽電池の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽エネルギーを直接電気エネルギーに
変換する太陽電池モジュールは、ガラス基板等の絶縁基
板上に、透明電極層、半導体光電変換層及び裏面電極層
が順次形成された積層体を備えている。この積層体は、
レーザスクライブ等によって複数の光電変換セルに分離
されるとともに、各光電変換セルは電気的に直列または
並列に接続されている。
【0003】また、例えば,特開平9‐326497号
公報、特開平9‐135035号公報及び特開平9‐8
3001号公報等に示すように,太陽電池モジュールの
両端にはリード線取付け領域が設けられ、このリード線
取付け領域には正負の電極として半田バンプが形成さ
れ、この半田バンプにリード線を接続することにより、
太陽電池モジュールの出力を取出すようにしている。そ
して、リード線は太陽電池モジュールの裏面に取付けら
れる端子ボックスに接続される。
【0004】また、超音波半田付け装置としては、リー
ド線取付け領域に半田バンプを形成する装置としては,
例えば、特許第2691685号公報、特開平9−29
5133号公報で知られており、半田こてに超音波振動
を付与して効率的に、しかも確実に半田付けされるよう
に構成されている。
【0005】これらは、太陽電池モジュールの両端のリ
ード線取付け領域に、超音波半田付け法によってスポッ
ト径が2mm程度の半田バンプを20mm間隔程度で、
列状に形成したのち、前記半田バンプの列上に半田メッ
キされた銅箔等のリード線を沿わせ、リード線の上方か
ら半田こてによって半田バンプに対してリード線を加熱
しながら押圧して半田付けしている。
【0006】ところで、従来、太陽電池モジュールの両
端のリード線取付け領域にリード線を取付けるには,リ
ード線取付け領域に予備半田として半田バンプを形成し
たのち、この半田バンプの列上に半田メッキされた銅箔
等のリード線を沿わせ、リード線を半田バンプに対して
半田付けする作業は手作業によって行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半田バ
ンプに対してリード線を手作業によって半田付けする作
業は非能率的であり、大量生産には多くの工数を要し、
コストアップの原因となる。また、太陽電池モジュール
の両端のリード線取付け領域にリード線を取付けるに
は,リード線取付け領域に予備半田として半田バンプを
形成した後に,半田バンプの列上に半田メッキされた銅
箔等のリード線を沿わせ、リード線を半田バンプに対し
て半田付けする、2工程でリード線を接続しているた
め,リード線の取付けが煩雑であり,非能率的であっ
た。
【0008】この発明は,前記事情に着目してなされた
もので,その目的とするところは,太陽電池のリード線
取付け領域に対して1工程でリード線の接続が自動的に
行え、作業能率の向上を図ることができる半田バンプ付
きリード線、太陽電池用リード線取付け装置及び太陽電
池の製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、請求項1は、太陽電池の両端のリード
線取付け領域に取付けられる帯状のリード線において,
前記帯状のリード線の片面にその長手方向に所定間隔を
存して列状に半田バンプを形成したことを特徴とする半
田バンプ付きリード線にある。
【0010】請求項2は、太陽電池の両端にリード線を
取付ける太陽電池用リード線取付け装置において、帯状
のリード線の片面にその長手方向に所定間隔を存して列
状に半田バンプを形成した半田バンプ付きリード線を供
給するリード線供給部と,前記リード線供給部から供給
された半田バンプ付きリード線をその半田バンプが前記
太陽電池の両端のリード線取付け領域に接触するように
案内するリード線案内部と,前記半田バンプに対応する
リード線の上面側から前記半田バンプを前記リード線取
付け領域に押し付けて接続するリード線用半田こてとを
具備したことを特徴とする。
【0011】請求項3は、請求項2の前記リード線用半
田こては、半田バンプ付きリード線の半田バンプをリー
ド線取付け領域に接続する時に超音波振動が付与される
ことを特徴とする。
【0012】請求項4は、リード線取付け領域を有する
太陽電池にリード線を取付ける太陽電池の製造方法にお
いて、帯状のリード線の片面にその長手方向に所定間隔
を存して列状に半田バンプを形成した半田バンプ付きリ
ード線を供給するリード線供給工程と,供給された前記
半田バンプ付きリード線をその半田バンプが前記太陽電
池の両端のリード線取付け領域に接触するように案内す
るリード線案内工程と,前記半田バンプに対応するリー
ド線の上面側から前記半田バンプを前記リード線取付け
領域にリード線用半田こてを押し付けて接続するリード
線接続工程とを具備することを特徴とする。
【0013】請求項5は、請求項4の前記リード線用半
田こては、半田バンプ付きリード線の半田バンプをリー
ド線取付け領域に接続する時に超音波振動が付与される
ことを特徴とする。
【0014】請求項1によれば、リード線に半田バンプ
が一体に設けられているため,太陽電池のリード線取付
け領域に予め半田バンプを形成することなく,リード線
を直接リード線取付け領域に接続できる。
【0015】請求項2,4によれば,太陽電池のリード
線取付け領域に対する半田バンプ付きリード線の供給及
び接続が自動的に行える。
【0016】請求項3,5によれば,こての先端部に超
音波振動が伝達され,確実に半田付けできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。しかし,この発明は,以下の実
施形態に限定されるものではない。
【0018】図1は半田バンプ付きリード線を示し,
(a)は斜視図,(b)はA部を拡大した斜視図であ
る。図2〜図5は半田バンプ付きリード線の製造装置を
示し,図2は正面図,図3は側面図,図4は半田供給機
構を示し,(a)は正面図,(b)は側面図、図5はバ
ンプ用半田こてで、溶融半田を受取って半田バンプを形
成する過程を示す正面図である。
【0019】図1に示すように,半田バンプ付きリード
線1は,半田メッキされた銅箔で,幅2mm程度の帯状
のリード線2と,このリード線2の片面に例えば10m
m間隔に後述する手段によって半田付けされた直径が例
えば1〜2mmの半田バンプ3…とから構成されてい
る。
【0020】次に,図2〜図5に基づいてバンプ付きリ
ード線の製造装置について説明する。
【0021】図中5はベースであり、このベース5の上
面にはリード線2の幅より若干広幅のリード線案内溝6
が設けられている。リード線案内溝6の一端側にはベー
ス5に対してリード線繰出しリール7が設けられ,この
リード線繰出しリール7にはリード線2が巻回されてい
る。
【0022】リード線案内溝6の他端側にはベース5に
対してリード線巻取りリール8が設けられている。リー
ド線巻取りリール8の回転軸9にはプーリ10が設けら
れ,このプーリ10はベルト11を介してモータ12の
プーリ13と連動している。モータ12は間欠回転し、
リード線2をリード線案内溝6に沿って間欠走行するよ
うになっている。
【0023】また、リード線案内溝6の近傍に位置する
ベース5にはバンプ用半田付け装置14が設けられてい
る。バンプ用半田付け装置14はフレーム15に対して
XY方向駆動機構16を介して搭載されている。このX
Y方向駆動機構16にはZ方向駆動機構としてのエアシ
リンダ17が設けられている。エアシリンダ17の昇降
ロッド18にはブラケット19を介してバンプ用半田こ
て20が鉛直方向に取付けられている。
【0024】バンプ用半田こて20は、内部に電気ヒー
タ(図示しない)を有したこて22からなり,こて22
の先端部は先細に形成されている。
【0025】また,バンプ用半田こて20の近傍に位置
するフレーム15には半田供給機構23が設けられてい
る。この半田供給機構23は線状セラミック半田24を
巻回したボビン25から線状セラミック半田24を間欠
的に繰り出す繰出しローラ26を有しており,線状セラ
ミック半田24は上向き円弧状のガイドパイプ27の内
部を挿通するようになっている。ガイドパイプ27は、
テフロン(登録商標)またはナイロン等の摩擦係数の小
さいチューブであり,上向き開口部28がホルダ29に
よってフレーム15に取り付けられており、線状セラミ
ック半田24は上向き開口部28から一定量ずつ突出す
るようになっている。
【0026】バンプ用半田こて20によってリード線2
の片面に半田バンプ3を形成するには,図5(a)に示
すように,バンプ半田付け装置14のXY方向駆動機構
16の駆動によってバンプ用半田こて20のこて22が
半田供給機構23の上向き開口部28に対向するように
なっている。
【0027】また、図5(b)に示すように,バンプ用
半田こて20がエアシリンダ17によって下降すると、
こて22の先端部が上向き開口部28から突出する線状
セラミック半田24に当接し、電気ヒータによって加熱
されているこて22によって線状セラミック半田24が
溶融されるようになっている。
【0028】さらに、エアシリンダ17によってバンプ
用半田こて20が上昇すると,図5(c)に示すよう
に,こて22の先端部に一定量の溶融半田24aが付着
し,溶融半田24aをフレーム5のリード線2に供給で
きるようになっている。すなわち、バンプ半田付け装置
14のXY方向駆動機構16の駆動によって、図5
(d)に示すように,バンプ用半田こて20がフレーム
5上のリード線案内溝6のリード線2に対向する。そし
て、エアシリンダ17によってバンプ用半田こて20が
下降すると、こて22の先端部に付着されている溶融半
田24aがリード線2に接触して半田バンプ3が形成さ
れるようになっている。
【0029】このとき、リード線2のZ方向の高さを認
識するために,こて22の先端部をリード線2に一度接
触させ,原点を抽出してからある一定量だけバンプ用半
田こて20をエアシリンダ17によって引き上げ,再び
エアシリンダ17によってバンプ用半田こて20を下降
してリード線2に半田バンプ3を形成する。そして、リ
ード線巻取りリール8を回転してリード線2を矢印a方
向に1ピッチずつ間欠移動しながら前記作用を繰り返す
ことにより,リード線2に等間隔に一列に多数の半田バ
ンプ3を形成することができ、得られた半田バンプ付き
リード線1はリード線巻取りリール8にバンプ3を外側
にして巻回される。
【0030】また,半田供給機構23においては、線状
セラミック半田24をボビン25から間欠的に繰出しロ
ーラ26によって繰出すことにより,線状セラミック半
田24は上向き開口部28から一定量ずつ突出するた
め、バンプ用半田こて20のこて22の先端部に一定量
の溶融半田24aを付着でき,半田バンプ3の大きさを
略一定に揃えることができる。しかも、バンプ用半田こ
て20に超音波振動を付与しながら押し付けて半田付け
することにより,リード線2に半田バンプ3を確実に固
定できる。
【0031】次に,前述のように形成された半田バンプ
付きリード線1を太陽電池30に取付けるリード線取付
け装置に説明するが,ここで、太陽電池30について説
明すると,図6に示すように,ガラス基板等の絶縁基板
31上に、透明電極層32、半導体光電変換層33及び
裏面電極層34が順次形成された積層体35を備えてい
る。積層体35は複数の光電変換セル36に分離される
とともに、各光電変換セル36は電気的に接続されてい
る。
【0032】さらに、図7に示すように,太陽電池30
の両端にはリード線取付け領域37が設けられ,このリ
ード線取付け領域37に後述するリード線半田付け装置
38によって半田バンプ付きリード線1を半田バンプ3
を下側にして接続するようになっている。
【0033】次に,前記リード線半田付け装置38につ
いて説明すると、図8〜図10に示すように,太陽電池
30の両端のリード線取付け領域37に対向するように
可動フレーム39に対してY方向駆動機構40が設けら
れている。このY方向駆動機構40にはZ方向駆動機構
(図示しない)を介してリード線半田付け装置38が上
下動自在に設けられている。
【0034】リード線半田付け装置38にはZ方向駆動
機構によって上下動自在な鉛直方向に延びる取付けプレ
ート42の上部には半田バンプ付きリード線1を供給す
るリード線供給部43が設けられている。この半田バン
プ付きリード線1は取付けプレート42に回転自在に支
持されたボビン44に巻回されている。
【0035】ボビン44の下方には取付けプレート42
に沿ってリード線案内部41を形成する垂直ガイド45
とこの垂直ガイド45の下端部から円弧ガイド46が連
続して設けられ,さらに、円弧ガイド46から水平ガイ
ド47が連続して設けられている。そして、ボビン44
から繰り出された半田バンプ付きリード線1はガイドロ
ーラ48を介して垂直ガイド45,円弧ガイド46、水
平ガイド47の順に挿通され、載置台上の太陽電池30
に導かれるようになっている。
【0036】垂直ガイド45にはリード線押えシリンダ
49が設けられ、水平ガイド47には下面、すなわち太
陽電池30に向かって開口するガイド溝50が設けられ
ている。さらに、水平ガイド47にはガイド溝50に向
かって貫通する大径孔51と、この大径孔51を挟んで
水平ガイド47の先端側に長孔52が、基端側に小径孔
53が穿設されている。,さらに、前記取付けプレート
42には側板54が一体に設けられ,この側板54には
第1のエアシリンダ55が鉛直方向に取付けられてい
る。第1のエアシリンダ55の昇降ロッド56にはブラ
ケット57を介してリード線用半田こて58が鉛直方向
に取付けられている。
【0037】リード線用半田こて58は、超音波振動子
59と、この超音波振動子59に直結され,内部に電気
ヒータ(図示しない)を有したこて60とからなり,こ
て60の先端部は先細に形成されている。そして、こて
60は水平ガイド47の大径孔51に対向し,大径孔5
1を貫通して半田バンプ3に対応する半田バンプ付きリ
ード線1の上面を圧接できるようになっている。
【0038】側板54にはリード線用半田こて58の軸
線を中心として山形状に傾斜するブラケット61が設け
られ,このブラケット61にはリード線用半田こて58
を挟んで第2のエアシリンダ62と第3のエアシリンダ
63が傾斜して設けられている。第2のエアシリンダ6
2の昇降ロッド64にはピン65によってリード線押え
部材66が取付けられている。このリード線押え部材6
6は、略三角形プレートからなり,半田付け後の半田バ
ンプ付きリード線1を長い範囲を押えるために半田バン
プ付きリード線1の長さ方向に沿って長い押え部66a
を有し、前記水平ガイド47の長孔52を貫通して半田
バンプ付きリード線1の上面を押えるようになってい
る。
【0039】第3のエアシリンダ63の昇降ロッド67
にはリード線押えピン68が取付けられている。このリ
ード線押えピン68は先端部が先細で,水平ガイド47
の小径孔53を貫通して半田付け前の半田バンプ付きリ
ード線1を押えるようになっている。
【0040】そして、第2のエアシリンダ62、第1の
エアシリンダ55、第3のエアシリンダ63の順に作動
して半田バンプ付きリード線1を太陽電池30のリード
線取付け領域37にリード線押え部材66によって長い
範囲を押え付けるようになっている。さらに,リード線
半田こて58によって半田バンプ付きリード線1をリー
ド線取付け領域37に圧接し、次にリード線押えピン6
8によって半田バンプ付きリード線1を上面から押えた
状態で半田バンプ付きリード線1をリード線取付け領域
37に半田付けするようになっている。
【0041】次に,前述のように構成された太陽電池用
リード線取付け装置の作用(製造方法)について説明す
る。
【0042】リード線取付け装置に搬入される太陽電池
30は、載置台に対して両端のリード線取付け領域37
を上向きにして載置される。そして、可動フレーム39
が矢印B方向に1ピッチずつ間欠移動し,この可動フレ
ーム39に搭載されたリード線半田付け装置38が作動
してリード線取付け領域37に半田バンプ付きリード線
1の半田付けが行われる。
【0043】すなわち、載置台に太陽電池30がその裏
面側を上にして搬入されると,可動フレーム39が間欠
移動し,リード線取付け装置にカメラ(図示しない)に
よって太陽電池30に付されたアライメントマーク(図
示しない)を読み取り,その読み取り信号に基づいてY
方向駆動機構40が作動し、リード線半田付け装置38
が太陽電池30の両端のリード線取付け領域37に対向
する。
【0044】次に,Z方向駆動機構によってリード線半
田付け装置38が下降すると,取付けプレート42に取
り付けられた水平ガイド47がリード線取付け領域37
に接近する。
【0045】このとき、半田バンプ付きリード線1はボ
ビン44から繰り出され,リード線案内部41を形成す
る垂直ガイド45、円弧ガイド46及び水平ガイド47
の順にガイドされ,さらにガイド溝50によって太陽電
池30のリード線取付け領域37に導かれている。
【0046】そして、まず、第2のエアシリンダ62の
昇降ロッド64が下降し、半田バンプ付きリード線1を
リード線押え部材66によって長い範囲を押え付ける。
次に,第1のエアシリンダ55の昇降ロッド56が下降
してリード線半田こて58によって半田バンプ付きリー
ド線1の半田バンプ3をリード線取付け領域37に圧接
する。次に、第3のエアシリンダ63の昇降ロッド67
が下降して半田バンプ付きリード線1をリード線取付け
領域37に押し付ける。
【0047】この状態で,リード線半田こて58の超音
波振動子59が超音波振動すると,てこ60を介して半
田バンプ付きリード線1の半田バンプ3とリード線取付
け領域37との圧接部に超音波振動が付与され,しかも
リード線半田こて58に内蔵された電気ヒータの加熱に
よって半田バンプ付きリード線1の半田及び半田バンプ
3が溶融して半田バンプ付きリード線1がリード線取り
付け領域37に半田付けされる。
【0048】半田バンプ付きリード線1の一つの半田バ
ンプ3がリード線取付け領域37に半田付けされると、
第1、第2及び第3のエアシリンダ55,62,63の
順に作動して昇降ロッド56,64,67が上昇し,同
時に可動フレーム39が矢印B方向に1ピッチ移動して
次の半田バンプ3に対する半田付けを行い,前記作用を
繰り返すことにより,太陽電池30の一端側から他端側
に向かって半田バンプ付きリード線1がリード線取付け
領域37に対して接続される。
【0049】このとき、半田バンプ付きリード線1の半
田付け後の部分は、半田バンプ付きリード線1の長手方
向に沿うプレート状のリード線押え部材66によって長
い範囲を押え付けることができ,半田付け前の部分はリ
ード線押えピン68によって押え付けられ,その間の半
田バンプ付きリード線1の半田バンプ3が半田付けされ
るため,半田バンプ付きリード線1に余分なテンション
が加わることはなく,半田付け後のリード線2の熱収縮
によってリード線2がリード線取付け領域37から外れ
ることはない。
【0050】このようにしてリード線取付け領域37の
全長に亘って半田バンプ付きリード線1の半田付けが完
了すると、所定の長さのところで半田バンプ付きリード
線1を切断する。半田バンプ付きリード線1が切断され
ると,太陽電池30は載置台から搬出され,載置台には
次の太陽電池30が搬入される。従って,太陽電池30
に対する半田バンプ付きリード線1の取付けが全自動的
に行える。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1によれ
ば、リード線に半田バンプが一体に設けられているた
め,太陽電池のリード線取付け領域に予め半田バンプを
形成することなく,リード線を直接リード線取付け領域
に接続できる。従って,リード線の取付けが能率的に行
えるという効果がある。
【0052】請求項2,4によれば,太陽電池のリード
線取付け領域に対する半田バンプ付きリード線の供給及
び半田付けが自動的に行え、生産性を向上できるという
効果がある。
【0053】請求項3,5によれば,こての先端部に超
音波振動が伝達され,確実に半田付けできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示し、(a)は斜
視図,(b)はA部を拡大した斜視図。
【図2】同実施形態の半田バンプ付きリード線の製造装
置の正面図。
【図3】同実施形態の半田バンプ付きリード線の製造装
置の側面図。
【図4】同実施形態の半田供給機構を示し,(a)は正
面図,(b)は側面図。
【図5】同実施形態を示し,バンプ用半田こてで、溶融
半田を受取って半田バンプを形成する過程を示す正面
図。
【図6】同実施形態の太陽電池の断面図。
【図7】同実施形態の太陽電池に半田バンプ付きリード
線を取付けた状態の斜視図。
【図8】同実施形態のリード線半田付け装置の側面図。
【図9】同実施形態のリード線半田付け装置の一部を拡
大した側面図。
【図10】同実施形態のリード線半田付け部を拡大した
側面図。
【符号の説明】
1…半田バンプ付きリード線 2…リード線 3…半田バンプ 41…リード線案内部 43…リード線供給部 58…リード線用半田こて

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池の両端のリード線取付け領域に
    取付けられる帯状のリード線において,前記帯状のリー
    ド線の片面にその長手方向に所定間隔を存して列状に半
    田バンプを形成したことを特徴とする半田バンプ付きリ
    ード線。
  2. 【請求項2】 太陽電池の両端にリード線を取付ける太
    陽電池用リード線取付け装置において、 帯状のリード線の片面にその長手方向に所定間隔を存し
    て列状に半田バンプを形成した半田バンプ付きリード線
    を供給するリード線供給部と,前記リード線供給部から
    供給された半田バンプ付きリード線をその半田バンプが
    前記太陽電池の両端のリード線取付け領域に接触するよ
    うに案内するリード線案内部と,前記半田バンプに対応
    するリード線の上面側から前記半田バンプを前記リード
    線取付け領域に押し付けて接続するリード線用半田こて
    と,を具備したことを特徴とする太陽電池用リード線取
    付け装置。
  3. 【請求項3】 前記リード線用半田こては、半田バンプ
    付きリード線の半田バンプをリード線取付け領域に接続
    する時に超音波振動が付与されることを特徴とする請求
    項2記載の太陽電池用リード線取付け装置。
  4. 【請求項4】 リード線取付け領域を有する太陽電池に
    リード線を取付ける太陽電池の製造方法において、 帯状のリード線の片面にその長手方向に所定間隔を存し
    て列状に半田バンプを形成した半田バンプ付きリード線
    を供給するリード線供給工程と,供給された前記半田バ
    ンプ付きリード線をその半田バンプが前記太陽電池の両
    端のリード線取付け領域に接触するように案内するリー
    ド線案内工程と,前記半田バンプに対応するリード線の
    上面側から前記半田バンプを前記リード線取付け領域に
    リード線用半田こてを押し付けて接続するリード線接続
    工程と,を具備することを特徴とする太陽電池の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記リード線用半田こては、半田バンプ
    付きリード線の半田バンプをリード線取付け領域に接続
    する時に超音波振動が付与されることを特徴とする請求
    項4記載の太陽電池の製造方法。
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