JP2001102055A - 非水電解液二次電池 - Google Patents
非水電解液二次電池Info
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- JP2001102055A JP2001102055A JP27932099A JP27932099A JP2001102055A JP 2001102055 A JP2001102055 A JP 2001102055A JP 27932099 A JP27932099 A JP 27932099A JP 27932099 A JP27932099 A JP 27932099A JP 2001102055 A JP2001102055 A JP 2001102055A
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- aqueous electrolyte
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- specific surface
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 充電電位以下で電解液が酸化分解し、ガスが
発生し、電極が微小剥離することがない非水電解液二次
電池を提供する。 【解決手段】 正極と、負極と、非水電解液とを備えた
二次電池において、前記正極に比表面積が500m2 /
g以下、かつ下記式: P=DSEM /DBET DSEM :走査型電子顕微鏡(SEM)で観察される粒子
径 DBET =6/(S×ρ) DBET :比表面積換算粒子径 S:比表面積 ρ:密度 で示される、表面凹凸度(P)が1≦P≦3である導電
剤を用いる。
発生し、電極が微小剥離することがない非水電解液二次
電池を提供する。 【解決手段】 正極と、負極と、非水電解液とを備えた
二次電池において、前記正極に比表面積が500m2 /
g以下、かつ下記式: P=DSEM /DBET DSEM :走査型電子顕微鏡(SEM)で観察される粒子
径 DBET =6/(S×ρ) DBET :比表面積換算粒子径 S:比表面積 ρ:密度 で示される、表面凹凸度(P)が1≦P≦3である導電
剤を用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正極に用いる導電
剤を改良した非水電解液二次電池に関するものである。
剤を改良した非水電解液二次電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、非水電解液二次電池、特にリチウ
ム二次電池は軽量かつ高エネルギー密度を有するため、
電子機器、情報機器などの携帯機器の駆動用電源とし
て、市場が急激に拡大している。このリチウム二次電池
は、LiCoO2 に代表されるリチウム複合酸化物が正
極材料として、炭素やリチウム金属が負極材料として使
用されている。ただし、リチウム複合酸化物はそれ自体
が導電性を有しないために、炭素粉末を代表とする導電
剤と混合して使用されている。また、導電剤としての該
炭素は、正極中での電子の移動性を良好にするために、
非常に比表面積の大きな粉末、即ち粒子径の非常に小さ
い粉末が使用されている。
ム二次電池は軽量かつ高エネルギー密度を有するため、
電子機器、情報機器などの携帯機器の駆動用電源とし
て、市場が急激に拡大している。このリチウム二次電池
は、LiCoO2 に代表されるリチウム複合酸化物が正
極材料として、炭素やリチウム金属が負極材料として使
用されている。ただし、リチウム複合酸化物はそれ自体
が導電性を有しないために、炭素粉末を代表とする導電
剤と混合して使用されている。また、導電剤としての該
炭素は、正極中での電子の移動性を良好にするために、
非常に比表面積の大きな粉末、即ち粒子径の非常に小さ
い粉末が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、正極の
導電剤に用いられている炭素粉末を仔細に分析したとこ
ろ、炭素粒子表面には多数の凹凸があることを見出し
た。このような表面に凹凸のある炭素粉末を作用極に、
対極と参照極にリチウムメタルを用いて電解液の分解電
位を測定したところ、明らかにリチウム二次電池の充電
電位の4.1V(対リチウム電位)以下で電解液が酸化
分解し、ガスが発生し、電極が微小剥離することが分か
った。このことが、リチウム二次電池の電気容量の劣化
につながると考えた。
導電剤に用いられている炭素粉末を仔細に分析したとこ
ろ、炭素粒子表面には多数の凹凸があることを見出し
た。このような表面に凹凸のある炭素粉末を作用極に、
対極と参照極にリチウムメタルを用いて電解液の分解電
位を測定したところ、明らかにリチウム二次電池の充電
電位の4.1V(対リチウム電位)以下で電解液が酸化
分解し、ガスが発生し、電極が微小剥離することが分か
った。このことが、リチウム二次電池の電気容量の劣化
につながると考えた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、表面処理によって、炭
素表面の凹凸部に導電性物質を供給することで、処理前
より平滑な炭素表面が得られることを見出した。このよ
うな表面処理によって表面を平滑化した導電剤を正極に
用いると、電解液の酸化分解が抑制され、電池特性の改
善が可能となった。
を解決すべく鋭意検討した結果、表面処理によって、炭
素表面の凹凸部に導電性物質を供給することで、処理前
より平滑な炭素表面が得られることを見出した。このよ
うな表面処理によって表面を平滑化した導電剤を正極に
用いると、電解液の酸化分解が抑制され、電池特性の改
善が可能となった。
【0005】本発明は、正極と、負極と、非水電解液と
を備えた二次電池において、正極に比表面積が500m
2 /g以下、かつ下記式で示される、表面凹凸度(P)
が1≦P≦3である導電剤を用いることを特徴とする非
水電解液二次電池に関する。ここで、P=1の場合、表
面の凹凸が全くないことを意味しており、Pの値が大き
くなるほど、表面の凹凸が激しくなることを意味してい
る。
を備えた二次電池において、正極に比表面積が500m
2 /g以下、かつ下記式で示される、表面凹凸度(P)
が1≦P≦3である導電剤を用いることを特徴とする非
水電解液二次電池に関する。ここで、P=1の場合、表
面の凹凸が全くないことを意味しており、Pの値が大き
くなるほど、表面の凹凸が激しくなることを意味してい
る。
【0006】P=DSEM /DBET DSEM :走査型電子顕微鏡(SEM)で観察される粒子
径 DBET =6/(S×ρ); DBET :比表面積換算粒子
径、S:比表面積、ρ:密度 また、本発明において、走査型電子顕微鏡(SEM)で
観察される表面処理後の導電剤の粒子径は過度に大きい
と正極中での電子の移動性が悪くなるため、表面処理後
の導電剤の粒子径が表面処理前の導電剤の粒子径に対し
て2倍以下であることが好ましい。
径 DBET =6/(S×ρ); DBET :比表面積換算粒子
径、S:比表面積、ρ:密度 また、本発明において、走査型電子顕微鏡(SEM)で
観察される表面処理後の導電剤の粒子径は過度に大きい
と正極中での電子の移動性が悪くなるため、表面処理後
の導電剤の粒子径が表面処理前の導電剤の粒子径に対し
て2倍以下であることが好ましい。
【0007】さらには、表面処理前の導電剤の比表面積
に対する表面処理後の導電剤の比表面積の比が、0.7
より大きいと、炭素表面の凹凸を十分に平滑化できない
ため、0.7以下であることが好ましい。
に対する表面処理後の導電剤の比表面積の比が、0.7
より大きいと、炭素表面の凹凸を十分に平滑化できない
ため、0.7以下であることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のリチウム二次電池の正極
の導電剤は、炭素表面の凹凸部に導電性物質が供給され
て、平滑な表面構造を有しているが、導電性物質は炭
素、または鉄、アルミニウム、銅等の金属、または窒化
チタン、炭化チタン等のセラミックスのような導電性を
有する物質であれば、特に限定されないが、好ましくは
炭素が用いられる。また、表面処理方法としては、特に
限定されないが、好ましくは化学蒸着処理が用いられ
る。
の導電剤は、炭素表面の凹凸部に導電性物質が供給され
て、平滑な表面構造を有しているが、導電性物質は炭
素、または鉄、アルミニウム、銅等の金属、または窒化
チタン、炭化チタン等のセラミックスのような導電性を
有する物質であれば、特に限定されないが、好ましくは
炭素が用いられる。また、表面処理方法としては、特に
限定されないが、好ましくは化学蒸着処理が用いられ
る。
【0009】本発明における炭素の凹凸部に化学蒸着処
理により炭素被覆する方法として核となる炭素の固定床
或いは流動床での化学蒸着処理法がある。さらには核と
なる炭素を炭素の前駆体、例えばピッチや樹脂で被覆
後、熱処理を行い前駆体を導電性を有する物質へ変換す
る方法がある。しかしながら、核となる炭素をピッチや
樹脂で被覆後、熱処理を行いピッチや樹脂を炭素へ変換
する方法ではピッチや樹脂は熱処理により収縮してクラ
ックを発生し、ピッチ炭や樹脂炭が核となる炭素の表面
を均一にかつ斑なく被覆することはできない。被覆物質
が核となる炭素の表面を均一にかつ班なく被覆する方法
として最も好ましい方法は流動床化学蒸着処理法であ
る。流動床化学蒸着処理は核となる炭素粒子を挿入した
反応器内へ反応器底部より窒素などの不活性ガスと有機
物、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、スチレン、
エチルベンゼン、ジフェニルメタン、ジフェニル、ナフ
タレン、フェノール、クレゾール、ニトロベンゼン、ク
ロルベンゼン、インデン、クマロン、ピリジン、アント
ラセン、フェナントレン等の1環ないし3環の芳香族炭
化水素またはその誘導体あるいはその混合物を導入する
ことにより行われる。なかでも好ましくは化学蒸着処理
時にタールを生成しない芳香環数が1のベンゼンもしく
はトルエン、キシレン、スチレン等の誘導体が好まし
い。さらに石炭系のタール蒸留工程で得られるガス軽
油、クレオソート油、アントラセン油、あるいは石油系
の分留油やナフサ分解タール油のほか、メタン、エタ
ン、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン等の脂肪族
炭化水素やその誘導体であるアルコールも単独あるいは
混合物として用いることができる。さらにはアセチレン
や、エチレン、プロピレン、イソプロピレン、ブタジエ
ン等の二重結合を有する有機化合物も用いることができ
る。またトリクロルエチレン、ジクロルエチレン等の塩
素化物は化学蒸着温度を下げることができる。不活性ガ
スと有機物ガスの導入により流動床を形成し、流動床を
700℃ないし1200℃、好ましくは900℃ないし
1100℃で加熱することで有機物を炭素に変換し、核
となる炭素粒子表面全面に均一に炭素を析出させること
ができる。
理により炭素被覆する方法として核となる炭素の固定床
或いは流動床での化学蒸着処理法がある。さらには核と
なる炭素を炭素の前駆体、例えばピッチや樹脂で被覆
後、熱処理を行い前駆体を導電性を有する物質へ変換す
る方法がある。しかしながら、核となる炭素をピッチや
樹脂で被覆後、熱処理を行いピッチや樹脂を炭素へ変換
する方法ではピッチや樹脂は熱処理により収縮してクラ
ックを発生し、ピッチ炭や樹脂炭が核となる炭素の表面
を均一にかつ斑なく被覆することはできない。被覆物質
が核となる炭素の表面を均一にかつ班なく被覆する方法
として最も好ましい方法は流動床化学蒸着処理法であ
る。流動床化学蒸着処理は核となる炭素粒子を挿入した
反応器内へ反応器底部より窒素などの不活性ガスと有機
物、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、スチレン、
エチルベンゼン、ジフェニルメタン、ジフェニル、ナフ
タレン、フェノール、クレゾール、ニトロベンゼン、ク
ロルベンゼン、インデン、クマロン、ピリジン、アント
ラセン、フェナントレン等の1環ないし3環の芳香族炭
化水素またはその誘導体あるいはその混合物を導入する
ことにより行われる。なかでも好ましくは化学蒸着処理
時にタールを生成しない芳香環数が1のベンゼンもしく
はトルエン、キシレン、スチレン等の誘導体が好まし
い。さらに石炭系のタール蒸留工程で得られるガス軽
油、クレオソート油、アントラセン油、あるいは石油系
の分留油やナフサ分解タール油のほか、メタン、エタ
ン、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン等の脂肪族
炭化水素やその誘導体であるアルコールも単独あるいは
混合物として用いることができる。さらにはアセチレン
や、エチレン、プロピレン、イソプロピレン、ブタジエ
ン等の二重結合を有する有機化合物も用いることができ
る。またトリクロルエチレン、ジクロルエチレン等の塩
素化物は化学蒸着温度を下げることができる。不活性ガ
スと有機物ガスの導入により流動床を形成し、流動床を
700℃ないし1200℃、好ましくは900℃ないし
1100℃で加熱することで有機物を炭素に変換し、核
となる炭素粒子表面全面に均一に炭素を析出させること
ができる。
【0010】本発明における非水電解液は、非水溶媒に
電解質が溶解されている。
電解質が溶解されている。
【0011】本発明で使用される非水溶媒としては、高
誘電率溶媒と低粘度溶媒とからなるものが好ましい。
誘電率溶媒と低粘度溶媒とからなるものが好ましい。
【0012】高誘電率溶媒としては、例えば、エチレン
カーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(P
C)、ブチレンカーボネート(BC)などの環状カーボ
ネート類が好適に挙げられる。これらの高誘電率溶媒
は、一種類で使用してもよく、また二種類以上組み合わ
せて使用してもよい。
カーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(P
C)、ブチレンカーボネート(BC)などの環状カーボ
ネート類が好適に挙げられる。これらの高誘電率溶媒
は、一種類で使用してもよく、また二種類以上組み合わ
せて使用してもよい。
【0013】低粘度溶媒としては、例えば、ジメチルカ
ーボネート(DMC)、メチルエチルカーボネート(M
EC)、ジエチルカーボネート(DEC)などの鎖状カ
ーボネート類、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラ
ヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキ
シエタン、1,2−ジエトキシエタン、1,2−ジブト
キシエタンなどのエーテル類、γ−ブチロラクトンなど
のラクトン類、アセトニトリルなどのニトリル類、プロ
ピオン酸メチルなどのエステル類、ジメチルホルムアミ
ドなどのアミド類が挙げられる。これらの低粘度溶媒は
一種類で使用してもよく、また二種類以上組み合わせて
使用してもよい。
ーボネート(DMC)、メチルエチルカーボネート(M
EC)、ジエチルカーボネート(DEC)などの鎖状カ
ーボネート類、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラ
ヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキ
シエタン、1,2−ジエトキシエタン、1,2−ジブト
キシエタンなどのエーテル類、γ−ブチロラクトンなど
のラクトン類、アセトニトリルなどのニトリル類、プロ
ピオン酸メチルなどのエステル類、ジメチルホルムアミ
ドなどのアミド類が挙げられる。これらの低粘度溶媒は
一種類で使用してもよく、また二種類以上組み合わせて
使用してもよい。
【0014】高誘電率溶媒と低粘度溶媒とはそれぞれ任
意に選択され組み合わせて使用される。なお、前記の高
誘電率溶媒および低粘度溶媒は、容量比(高誘電率溶
媒:低粘度溶媒)で通常1:9〜4:1、好ましくは
1:4〜7:3の割合で使用される。
意に選択され組み合わせて使用される。なお、前記の高
誘電率溶媒および低粘度溶媒は、容量比(高誘電率溶
媒:低粘度溶媒)で通常1:9〜4:1、好ましくは
1:4〜7:3の割合で使用される。
【0015】本発明で使用される電解質としては、例え
ば、LiPF6 、LiBF4 、LiClO4 、LiN
(SO2 CF3 )2 、LiN(SO2 C2 F5 )2 、L
iC(SO2 CF3 )3 などが挙げられる。これらの電
解質は、一種類で使用してもよく、二種類以上組み合わ
せて使用してもよい。これら電解質は、前記の非水溶媒
に通常0.1〜3mol/L、好ましくは0.5〜1.
5mol/Lの濃度で溶解されて使用される。
ば、LiPF6 、LiBF4 、LiClO4 、LiN
(SO2 CF3 )2 、LiN(SO2 C2 F5 )2 、L
iC(SO2 CF3 )3 などが挙げられる。これらの電
解質は、一種類で使用してもよく、二種類以上組み合わ
せて使用してもよい。これら電解質は、前記の非水溶媒
に通常0.1〜3mol/L、好ましくは0.5〜1.
5mol/Lの濃度で溶解されて使用される。
【0016】本発明で使用される正極材料(正極活物
質)としてはコバルト、マンガン、ニッケル、クロム、
鉄、およびバナジウムなどの群より選ばれる少なくとも
一種類の金属とリチウムとの複合金属酸化物が使用され
る。このような複合金属酸化物としては、例えば、Li
CoO2 、LiMn2 O4 、LiNiO2 などが挙げら
れる。
質)としてはコバルト、マンガン、ニッケル、クロム、
鉄、およびバナジウムなどの群より選ばれる少なくとも
一種類の金属とリチウムとの複合金属酸化物が使用され
る。このような複合金属酸化物としては、例えば、Li
CoO2 、LiMn2 O4 、LiNiO2 などが挙げら
れる。
【0017】本発明で使用される負極(負極活物質)と
しては、リチウム金属、リチウム合金、炭素材料〔熱分
解炭素類、コークス類、グラファイト類(人造黒鉛、天
然黒鉛など)、有機高分子化合物燃焼体、炭素繊維〕
や、複合スズ酸化物などのリチウムを吸蔵・放出可能な
物質が使用される。なお、炭素材料のような粉末材料は
エチレンプロピレンジエンモノマー(EPDM)、ポリ
テトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニ
リデン(PVDF)などの結着剤と混練して負極合剤と
して使用される。
しては、リチウム金属、リチウム合金、炭素材料〔熱分
解炭素類、コークス類、グラファイト類(人造黒鉛、天
然黒鉛など)、有機高分子化合物燃焼体、炭素繊維〕
や、複合スズ酸化物などのリチウムを吸蔵・放出可能な
物質が使用される。なお、炭素材料のような粉末材料は
エチレンプロピレンジエンモノマー(EPDM)、ポリ
テトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニ
リデン(PVDF)などの結着剤と混練して負極合剤と
して使用される。
【0018】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて、本発明を
具体的に説明するが、これらは、本発明を何ら限定する
ものではない。
具体的に説明するが、これらは、本発明を何ら限定する
ものではない。
【0019】[実施例1]AKZO社製ケッチェンブラ
ック(ECP−600JD)100gを容積2000m
lの反応器に仕込み、攪拌しながら、反応器底部より窒
素ガスを1000cc/分の速度で流し流動床を形成し
た。反応器内部温度が950℃に達したところでトルエ
ンを反応器底部より2cc/分の速度で注入しながら1
20分間化学蒸着処理を行った。反応終了後得られた表
面処理ケッチェンブラックは160gであった。
ック(ECP−600JD)100gを容積2000m
lの反応器に仕込み、攪拌しながら、反応器底部より窒
素ガスを1000cc/分の速度で流し流動床を形成し
た。反応器内部温度が950℃に達したところでトルエ
ンを反応器底部より2cc/分の速度で注入しながら1
20分間化学蒸着処理を行った。反応終了後得られた表
面処理ケッチェンブラックは160gであった。
【0020】このようにして表面処理して、得られたケ
ッチェンブラック(ECP−600JD)の比表面積を
測定した。結果を表1に示す。
ッチェンブラック(ECP−600JD)の比表面積を
測定した。結果を表1に示す。
【0021】
【表1】 表1には比表面積から求めた換算粒子径も示す。次に、
この導電剤を2mg秤量し、これにEPDM(エチレン
プロピレンジエンモノマー)濃度1%のヘキサン溶剤を
50μl添加して、混練後、SUS集電体(面積:1c
m2 )上に塗布した。これを、作用極とし、対極及び参
照極にリチウムメタルを用いた三極式セルを組み立て、
エチレンカーボネートとジエチルカーボネートを体積比
で1:2で混合した溶媒に、電解質としてLiPF6 を
濃度が1mol/lになるように溶解させて調製した電
解液を用いて、60℃で、10mV/secの電位走査
速度で、酸化電位を測定した。結果を表2に示す。
この導電剤を2mg秤量し、これにEPDM(エチレン
プロピレンジエンモノマー)濃度1%のヘキサン溶剤を
50μl添加して、混練後、SUS集電体(面積:1c
m2 )上に塗布した。これを、作用極とし、対極及び参
照極にリチウムメタルを用いた三極式セルを組み立て、
エチレンカーボネートとジエチルカーボネートを体積比
で1:2で混合した溶媒に、電解質としてLiPF6 を
濃度が1mol/lになるように溶解させて調製した電
解液を用いて、60℃で、10mV/secの電位走査
速度で、酸化電位を測定した。結果を表2に示す。
【0022】
【表2】 また、SEM観察を行い、それから求めた粒子径を表3
に示す。
に示す。
【0023】
【表3】 次に、表3に示すSEM観察から求めた粒子径と表1に
示す比表面積から求めた換算粒子径との比から定義され
る、表面凹凸度を算出した。結果を表4に示す。
示す比表面積から求めた換算粒子径との比から定義され
る、表面凹凸度を算出した。結果を表4に示す。
【0024】
【表4】 また、SEM写真を図1に示す。 〔リチウム二次電池の作製および電池特性の測定〕Li
CoO2 (正極活物質)を80重量%、前記の通り表面
処理したケッチェンブラック(ECP−600JD)を
導電剤として10重量%、ポリフッ化ビニリデン(結着
剤)を10重量%の割合で混合し、これにN−メチルピ
ロリドンを加えてスラリー状にしてアルミ箔上に塗布し
た。その後、これを乾燥し、加圧成型して正極を調製し
た。天然黒鉛(負極活物質)を90重量%、ポリフッ化
ビニリデン(結着剤)を10重量%の割合で混合し、こ
れにN−メチルピロリドンを加えてスラリー状にして銅
箔上に塗布した。その後、これを乾燥し、加圧成型して
負極を調製した。セパレータには、ポリプロピレン微多
孔性フィルムを用いた。また、電解液は、エチレンカー
ボネートとジメチルカーボネートを体積比で1:2で混
合した溶媒に、電解質としてLiPF6 の濃度が1mo
l/lになるように溶解させて調製し、コイン電池(直
径20mm、厚さ3.2mm)を作製した。
CoO2 (正極活物質)を80重量%、前記の通り表面
処理したケッチェンブラック(ECP−600JD)を
導電剤として10重量%、ポリフッ化ビニリデン(結着
剤)を10重量%の割合で混合し、これにN−メチルピ
ロリドンを加えてスラリー状にしてアルミ箔上に塗布し
た。その後、これを乾燥し、加圧成型して正極を調製し
た。天然黒鉛(負極活物質)を90重量%、ポリフッ化
ビニリデン(結着剤)を10重量%の割合で混合し、こ
れにN−メチルピロリドンを加えてスラリー状にして銅
箔上に塗布した。その後、これを乾燥し、加圧成型して
負極を調製した。セパレータには、ポリプロピレン微多
孔性フィルムを用いた。また、電解液は、エチレンカー
ボネートとジメチルカーボネートを体積比で1:2で混
合した溶媒に、電解質としてLiPF6 の濃度が1mo
l/lになるように溶解させて調製し、コイン電池(直
径20mm、厚さ3.2mm)を作製した。
【0025】このコイン電池を用いて、室温(20℃)
下、0.8mAの定電流定電圧で、終止電圧4.2Vま
で充電し、次に0.8mAの定電流下、終止電圧2.7
Vまで放電し、この充放電を繰り返した。結果を表5に
示す。
下、0.8mAの定電流定電圧で、終止電圧4.2Vま
で充電し、次に0.8mAの定電流下、終止電圧2.7
Vまで放電し、この充放電を繰り返した。結果を表5に
示す。
【0026】
【表5】 [実施例2]電気化学工業製アセチレンブラックを用い
て、実施例1と同様に表面処理を行い、比表面積の測
定、酸化電位の測定、SEM観察及び電池特性の測定を
行った。結果を表1、表2、表3、表4及び表5にそれ
ぞれ示す。
て、実施例1と同様に表面処理を行い、比表面積の測
定、酸化電位の測定、SEM観察及び電池特性の測定を
行った。結果を表1、表2、表3、表4及び表5にそれ
ぞれ示す。
【0027】[実施例3]Ensagri社製Supe
r S Blackを用いて、実施例1と同様に表面処
理を行い、比表面積の測定、酸化電位の測定及びSEM
観察を行った。結果を表1、表2、表3及び表4にそれ
ぞれ示す。
r S Blackを用いて、実施例1と同様に表面処
理を行い、比表面積の測定、酸化電位の測定及びSEM
観察を行った。結果を表1、表2、表3及び表4にそれ
ぞれ示す。
【0028】[実施例4]Lonza社製グラファイト
(KS6)を用いて、実施例1と同様に表面処理を行
い、比表面積の測定、酸化電位の測定及びSEM観察を
行った。結果を表1、表2、表3及び表4にそれぞれ示
す。
(KS6)を用いて、実施例1と同様に表面処理を行
い、比表面積の測定、酸化電位の測定及びSEM観察を
行った。結果を表1、表2、表3及び表4にそれぞれ示
す。
【0029】[比較例1]表面処理していないAKZO
社製ケッチェンブラック(ECP−600JD)を導電
剤に用いた以外は、実施例1と同様に、比表面積の測
定、酸化電位の測定、SEM観察及び電池特性の測定を
行った。結果を表1、表2、表3、表4及び表5にそれ
ぞれ示す。また、SEM写真を図2に示す。さらに、表
1に示す比表面積と表3に示すSEM観察から求めた粒
子径から、表面処理前後における比表面積の変化及びS
EM観察から求めた粒子径の変化を、表6及び表7にそ
れぞれ示す。
社製ケッチェンブラック(ECP−600JD)を導電
剤に用いた以外は、実施例1と同様に、比表面積の測
定、酸化電位の測定、SEM観察及び電池特性の測定を
行った。結果を表1、表2、表3、表4及び表5にそれ
ぞれ示す。また、SEM写真を図2に示す。さらに、表
1に示す比表面積と表3に示すSEM観察から求めた粒
子径から、表面処理前後における比表面積の変化及びS
EM観察から求めた粒子径の変化を、表6及び表7にそ
れぞれ示す。
【0030】
【表6】
【0031】
【表7】 [比較例2]表面処理していない電気化学工業製アセチ
レンブラックを導電剤に用いた以外は、実施例1と同様
に、比表面積の測定、酸化電位の測定、SEM観察及び
電池特性の測定を行った。結果を表1、表2、表3、表
4及び表5にそれぞれ示す。さらに、表1に示す比表面
積と表3に示すSEM観察から求めた粒子径から、表面
処理前後における比表面積の変化及びSEM観察から求
めた粒子径の変化を、表6及び表7にそれぞれ示す。
レンブラックを導電剤に用いた以外は、実施例1と同様
に、比表面積の測定、酸化電位の測定、SEM観察及び
電池特性の測定を行った。結果を表1、表2、表3、表
4及び表5にそれぞれ示す。さらに、表1に示す比表面
積と表3に示すSEM観察から求めた粒子径から、表面
処理前後における比表面積の変化及びSEM観察から求
めた粒子径の変化を、表6及び表7にそれぞれ示す。
【0032】[比較例3]表面処理していないEnsa
gri社製Super S Blackを導電剤に用い
た以外は、実施例1と同様に、比表面積の測定、酸化電
位の測定及びSEM観察を行った。結果を表1、表2、
表3及び表4にそれぞれ示す。さらに、表1に示す比表
面積と表3に示すSEM観察から求めた粒子径から、表
面処理前後における比表面積の変化及びSEM観察から
求めた粒子径の変化を、表6及び表7にそれぞれ示す。
gri社製Super S Blackを導電剤に用い
た以外は、実施例1と同様に、比表面積の測定、酸化電
位の測定及びSEM観察を行った。結果を表1、表2、
表3及び表4にそれぞれ示す。さらに、表1に示す比表
面積と表3に示すSEM観察から求めた粒子径から、表
面処理前後における比表面積の変化及びSEM観察から
求めた粒子径の変化を、表6及び表7にそれぞれ示す。
【0033】[比較例4]表面処理していないLonz
a社製グラファイト(KS6)を導電剤に用いた以外
は、実施例1と同様に、比表面積の測定、酸化電位の測
定及びSEM観察を行った。結果を表1、表2、表3及
び表4にそれぞれ示す。さらに、表1に示す比表面積と
表3に示すSEM観察から求めた粒子径から、表面処理
前後における比表面積の変化及びSEM観察から求めた
粒子径の変化を、表6及び表7にそれぞれ示す。
a社製グラファイト(KS6)を導電剤に用いた以外
は、実施例1と同様に、比表面積の測定、酸化電位の測
定及びSEM観察を行った。結果を表1、表2、表3及
び表4にそれぞれ示す。さらに、表1に示す比表面積と
表3に示すSEM観察から求めた粒子径から、表面処理
前後における比表面積の変化及びSEM観察から求めた
粒子径の変化を、表6及び表7にそれぞれ示す。
【0034】表2及び表4から、本発明によって、炭素
の表面凹凸度を小さくする、即ち炭素表面の平滑度を良
好にした導電剤を正極に用いることによって、電解液の
酸化電位が高くなる、即ち電解液の酸化分解の抑制が可
能であることが分かる。また、表5から、本発明の表面
処理によって、電池特性の改良がなされていることが分
かる。なお、ここでは室温のサイクル特性を示したが、
他の電池特性(低温特性、高温サイクル特性、高温保存
特性、放電負荷特性等)も本発明によって改良された。
さらに、図1の写真及び図2の写真から分かるように、
表面処理によって炭素の粒子径はあまり大きくなってい
ないことから、これを導電剤として使用しても、正極内
の電子の移動性も未処理のものと比較しても、ほとんど
変化しないと言える。
の表面凹凸度を小さくする、即ち炭素表面の平滑度を良
好にした導電剤を正極に用いることによって、電解液の
酸化電位が高くなる、即ち電解液の酸化分解の抑制が可
能であることが分かる。また、表5から、本発明の表面
処理によって、電池特性の改良がなされていることが分
かる。なお、ここでは室温のサイクル特性を示したが、
他の電池特性(低温特性、高温サイクル特性、高温保存
特性、放電負荷特性等)も本発明によって改良された。
さらに、図1の写真及び図2の写真から分かるように、
表面処理によって炭素の粒子径はあまり大きくなってい
ないことから、これを導電剤として使用しても、正極内
の電子の移動性も未処理のものと比較しても、ほとんど
変化しないと言える。
【0035】
【発明の効果】本発明によって規定される導電剤を使用
することで、電解液の分解が抑制された、電池特性の良
好な非水電解液二次電池を提供できる。
することで、電解液の分解が抑制された、電池特性の良
好な非水電解液二次電池を提供できる。
【図1】本発明の実施例1で得られる、表面処理された
ケッチェンブラック(ECP−600JD)のSEM写
真である。
ケッチェンブラック(ECP−600JD)のSEM写
真である。
【図2】本発明の比較例1で得られる、表面処理されて
いないケッチェンブラック(ECP−600JD)のS
EM写真である。
いないケッチェンブラック(ECP−600JD)のS
EM写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉武 秀哉 東京都品川区東品川2丁目3番11号 宇部 興産株式会社東京本社内 (72)発明者 福田 憲二 福岡県北九州市若松区響町1丁目3番 三 井鉱山株式会社総合研究所内 (72)発明者 綱分 忠則 福岡県北九州市若松区響町1丁目3番 三 井鉱山株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 5H003 AA02 AA04 BA07 BB14 BB15 BC05 BD00 BD02 BD03 BD05 5H014 AA02 BB08 BB11 CC01 EE05 EE07 EE10 HH00 HH01 HH06 HH08 5H029 AJ03 AJ05 AK03 AL03 AL06 AL07 AL12 AM02 AM03 AM04 AM05 AM07 CJ22 CJ25 DJ08 EJ01 EJ04 EJ08 HJ00 HJ05 HJ07 HJ08
Claims (6)
- 【請求項1】 正極と、負極と、非水電解液とを備えた
二次電池において、前記正極に比表面積が500m2 /
g以下、かつ下記式: P=DSEM /DBET DSEM :走査型電子顕微鏡(SEM)で観察される粒子
径 DBET =6/(S×ρ) DBET :比表面積換算粒子径 S:比表面積 ρ:密度 で示される、表面凹凸度(P)が1≦P≦3である導電
剤を用いることを特徴とする非水電解液二次電池。 - 【請求項2】 前記導電剤が表面処理を施した炭素から
成ることを特徴とする請求項1に記載の非水電解液二次
電池。 - 【請求項3】 前記表面処理が、炭素表面の凹凸部に導
電性物質を供給することで、処理後における炭素表面が
処理前の炭素表面よりも平滑化される処理であることを
特徴とする請求項2に記載の非水電解液二次電池。 - 【請求項4】 前記導電性物質が、炭素、金属またはセ
ラミックスから成ることを特徴とする請求項3に記載の
非水電解液二次電池。 - 【請求項5】 走査型電子顕微鏡(SEM)で観察さ
れる表面処理後の導電剤の粒子径が、表面処理前の導電
剤の粒子径に対して2倍以下であることを特徴とする請
求項2乃至4のいずれか1項に記載の非水電解液二次電
池。 - 【請求項6】 表面処理前の導電剤の比表面積に対する
表面処理後の導電剤の比表面積の比が、0.7以下であ
ることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記
載の非水電解液二次電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27932099A JP2001102055A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 非水電解液二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27932099A JP2001102055A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 非水電解液二次電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001102055A true JP2001102055A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=17609539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27932099A Pending JP2001102055A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 非水電解液二次電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001102055A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003045424A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-14 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電極活物質含有組成物、並びにそれを用いた電極及びリチウム二次電池 |
JP2010192185A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Toyota Motor Corp | リチウム二次電池とその製造方法 |
KR101058080B1 (ko) | 2007-05-21 | 2011-08-24 | 파나소닉 주식회사 | 리튬 이온 2차 전지 및 그 제조 방법 |
CN110945693A (zh) * | 2017-07-31 | 2020-03-31 | 松下知识产权经营株式会社 | 非水电解质二次电池 |
-
1999
- 1999-09-30 JP JP27932099A patent/JP2001102055A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003045424A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-14 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電極活物質含有組成物、並びにそれを用いた電極及びリチウム二次電池 |
KR101058080B1 (ko) | 2007-05-21 | 2011-08-24 | 파나소닉 주식회사 | 리튬 이온 2차 전지 및 그 제조 방법 |
JP2010192185A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Toyota Motor Corp | リチウム二次電池とその製造方法 |
CN110945693A (zh) * | 2017-07-31 | 2020-03-31 | 松下知识产权经营株式会社 | 非水电解质二次电池 |
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