JP2001101864A - 同期型半導体記憶装置 - Google Patents
同期型半導体記憶装置Info
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- JP2001101864A JP2001101864A JP27284999A JP27284999A JP2001101864A JP 2001101864 A JP2001101864 A JP 2001101864A JP 27284999 A JP27284999 A JP 27284999A JP 27284999 A JP27284999 A JP 27284999A JP 2001101864 A JP2001101864 A JP 2001101864A
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 39
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 title claims abstract description 38
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- PMGNNMBUQUKCSN-UHFFFAOYSA-N ethyl 4-[(4-azidophenyl)disulfanyl]butanimidate;hydrochloride Chemical compound Cl.CCOC(=N)CCCSSC1=CC=C(N=[N+]=[N-])C=C1 PMGNNMBUQUKCSN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成が簡単であり、容易に製造可能なしかも
必ず電源投入時に出力がハイインピーダンスとなるよう
にする同期型半導体記憶装置を提供すること。 【解決手段】 ラッチ回路と、前記ラッチ回路でラッチ
されたデータを出力する出力回路とを有する電源投入時
に前記出力回路をハイインピーダンスにするようにした
同期型半導体記憶装置であって、前記同期型半導体記憶
装置は、データ入力時以外には、前記ラッチ回路をリセ
ットする内部リセット出力手段を有することを特徴とす
る。
必ず電源投入時に出力がハイインピーダンスとなるよう
にする同期型半導体記憶装置を提供すること。 【解決手段】 ラッチ回路と、前記ラッチ回路でラッチ
されたデータを出力する出力回路とを有する電源投入時
に前記出力回路をハイインピーダンスにするようにした
同期型半導体記憶装置であって、前記同期型半導体記憶
装置は、データ入力時以外には、前記ラッチ回路をリセ
ットする内部リセット出力手段を有することを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期型半導体記憶
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子回路を用いたシステムの高速
化に伴い、半導体記憶装置の高速化が要求されている。
このような要求に対して、たとえば同期式半導体記憶装
置が提案されている。この装置は、外部から入力される
クロック信号(CLK)に同期して記憶動作させるもの
で、最も多用されているものに、シンクロナスダイナミ
ックRAM(以下、SDRAMという)が挙げられる。
化に伴い、半導体記憶装置の高速化が要求されている。
このような要求に対して、たとえば同期式半導体記憶装
置が提案されている。この装置は、外部から入力される
クロック信号(CLK)に同期して記憶動作させるもの
で、最も多用されているものに、シンクロナスダイナミ
ックRAM(以下、SDRAMという)が挙げられる。
【0003】同期型半導体記憶装置は、外部から入力さ
れるクロック信号(CLK)に同期して記憶動作させる
ものであり、このような装置において最も多く用いられ
ているものとしては、第3図にこのようなSDRAMの
主要回路構成図を示す。このような装置の構成について
簡単に説明すると、内部クロック信号発生回路301、
コマンドデコーダ302、モードレジスタ303、行ア
ドレスバッファ304、列アドレスバッファ305、行
デコーダ308、列デコーダ309、メモリセルアレイ
307、センスアンプ310、データ制御回路312、
ラッチ回路314、出力回路315等により、構成され
ている。
れるクロック信号(CLK)に同期して記憶動作させる
ものであり、このような装置において最も多く用いられ
ているものとしては、第3図にこのようなSDRAMの
主要回路構成図を示す。このような装置の構成について
簡単に説明すると、内部クロック信号発生回路301、
コマンドデコーダ302、モードレジスタ303、行ア
ドレスバッファ304、列アドレスバッファ305、行
デコーダ308、列デコーダ309、メモリセルアレイ
307、センスアンプ310、データ制御回路312、
ラッチ回路314、出力回路315等により、構成され
ている。
【0004】次に、このような同期型半導体装置の動作
について、以下に説明する。SDRAMの内部動作は、
外部から入力されるクロック信号CLKに同期して行わ
れる。外部入力されるクロック信号の立ち上がり時刻
に、その他の外部入力信号の電気的レベル、例えば、C
SB(チップセレクトバー)入力、RASB(ローアド
レスストローブバー)入力、CASB(カラムアドレス
ストローブ)入力、WEB(ライトイネーブルバー)入
力等の" H" レベルまたは" L" レベルのいずれかの組
み合わせによって、以下のように、動作内容が決定され
る。これらの組み合わせによる入力をコマンドと呼ぶ
が、これら前記入力の" H" レベルまたは" L" レベル
によるコマンドにより、列アドレス制御動作、行アドレ
ス制御動作、書き込み動作または読み出し動作であるか
否か等の動作内容が決定される。
について、以下に説明する。SDRAMの内部動作は、
外部から入力されるクロック信号CLKに同期して行わ
れる。外部入力されるクロック信号の立ち上がり時刻
に、その他の外部入力信号の電気的レベル、例えば、C
SB(チップセレクトバー)入力、RASB(ローアド
レスストローブバー)入力、CASB(カラムアドレス
ストローブ)入力、WEB(ライトイネーブルバー)入
力等の" H" レベルまたは" L" レベルのいずれかの組
み合わせによって、以下のように、動作内容が決定され
る。これらの組み合わせによる入力をコマンドと呼ぶ
が、これら前記入力の" H" レベルまたは" L" レベル
によるコマンドにより、列アドレス制御動作、行アドレ
ス制御動作、書き込み動作または読み出し動作であるか
否か等の動作内容が決定される。
【0005】前述したこのようなCSBなどの外部入力
信号は、コマンドデコーダ302に入力され、前記コマ
ンドデコーダから内部動作制御信号が出力される。デー
タの読み出しを行う時は、まず最初にアクティブコマン
ドを入力し、外部入力されたアドレス信号を、行アドレ
スバッファ回路304により、行アドレスとしてラッチ
し、行デコーダ回路308においてデコードして行アド
レスを決定し、メモリセル307の図示されていないワ
ード線を選択し、メモリセルに記憶されているデータを
読み出してセンスアンプにより増幅する。
信号は、コマンドデコーダ302に入力され、前記コマ
ンドデコーダから内部動作制御信号が出力される。デー
タの読み出しを行う時は、まず最初にアクティブコマン
ドを入力し、外部入力されたアドレス信号を、行アドレ
スバッファ回路304により、行アドレスとしてラッチ
し、行デコーダ回路308においてデコードして行アド
レスを決定し、メモリセル307の図示されていないワ
ード線を選択し、メモリセルに記憶されているデータを
読み出してセンスアンプにより増幅する。
【0006】次にリードコマンドを入力し、外部入力さ
れるアドレス信号を列アドレスバッファ305で列アド
レスとしてラッチし、列デコーダ回路309においてデ
コードして列アドレスを決定し、メモリセル307の図
示されていないYスイッチを選択し、センスアンプによ
り増幅されたデータをリードライトバスに通し、ラッチ
回路314でラッチし、出力回路315からCLKに同
期して作られる内部ラッチ信号ICLKOEに同期し
て、記憶されたデータが出力される。最後に、プリチャ
ージコマンドを入力し、アクティブコマンドで選択され
たワード線を非選択状態にして、回路動作をスタンバイ
状態とする。
れるアドレス信号を列アドレスバッファ305で列アド
レスとしてラッチし、列デコーダ回路309においてデ
コードして列アドレスを決定し、メモリセル307の図
示されていないYスイッチを選択し、センスアンプによ
り増幅されたデータをリードライトバスに通し、ラッチ
回路314でラッチし、出力回路315からCLKに同
期して作られる内部ラッチ信号ICLKOEに同期し
て、記憶されたデータが出力される。最後に、プリチャ
ージコマンドを入力し、アクティブコマンドで選択され
たワード線を非選択状態にして、回路動作をスタンバイ
状態とする。
【0007】図4は、図3に示す出力回路315を詳細
に説明した図である。OE(アウトプットイネーブル)
信号は、データ出力をイネーブルにする信号であり、ラ
ッチ信号ICLKOEは、最終段のデータをラッチする
ラッチ回路11を制御する信号である。OEの論理がラ
ッチ回路11よりも前にあるのは、データ出力ホールド
時間tOHおよびデータ出力ハイインピーダンス時間t
HZのスペックを容易に実現できる利点があるためであ
る。PON信号は、図5(a)に示すように、電源投入
時に出力回路315をハイインピーダンス(Hi−Z)
にするために、電源投入時のみ" H" レベルとなる信号
である。スタンバイ時は、ラッチ信号ICLKOEは"
L" レベルであり、最終段のラッチ回路は閉じられてい
る。そして電源投入時、PON信号が" H" レベルにな
ることでゲート13の出力が" H" レベルになり、出力
回路のトランジスタ62、63はオフ状態になって、出
力端子DQには電源投入時に誤データが出力されないよ
うに構成されていた。このように、従来は、電源投入時
に出力をハイインピーダンスにするために前記PON信
号が用いられていた。
に説明した図である。OE(アウトプットイネーブル)
信号は、データ出力をイネーブルにする信号であり、ラ
ッチ信号ICLKOEは、最終段のデータをラッチする
ラッチ回路11を制御する信号である。OEの論理がラ
ッチ回路11よりも前にあるのは、データ出力ホールド
時間tOHおよびデータ出力ハイインピーダンス時間t
HZのスペックを容易に実現できる利点があるためであ
る。PON信号は、図5(a)に示すように、電源投入
時に出力回路315をハイインピーダンス(Hi−Z)
にするために、電源投入時のみ" H" レベルとなる信号
である。スタンバイ時は、ラッチ信号ICLKOEは"
L" レベルであり、最終段のラッチ回路は閉じられてい
る。そして電源投入時、PON信号が" H" レベルにな
ることでゲート13の出力が" H" レベルになり、出力
回路のトランジスタ62、63はオフ状態になって、出
力端子DQには電源投入時に誤データが出力されないよ
うに構成されていた。このように、従来は、電源投入時
に出力をハイインピーダンスにするために前記PON信
号が用いられていた。
【0008】しかしながら、上述した従来の回路では、
最終段のデータラッチ信号ICLKOEがスタンバイ
時" L" であり、ラッチ状態であるため、電源投入時に
出力をハイインピーダンスにするためのPON信号が出
力されない場合があると、図5(b)に示すように、出
力回路がローインピーダンスになってしまい、この場合
ラッチされた誤信号が出力端子DQから出力されるとい
う不具合が生じるという問題点があった。
最終段のデータラッチ信号ICLKOEがスタンバイ
時" L" であり、ラッチ状態であるため、電源投入時に
出力をハイインピーダンスにするためのPON信号が出
力されない場合があると、図5(b)に示すように、出
力回路がローインピーダンスになってしまい、この場合
ラッチされた誤信号が出力端子DQから出力されるとい
う不具合が生じるという問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電源投入時
に、電源投入用の内部信号に頼らずに確実に出力をハイ
インピーダンスにするようにし、不確実な信号を出力す
ることを抑制することを目的とするものである。
に、電源投入用の内部信号に頼らずに確実に出力をハイ
インピーダンスにするようにし、不確実な信号を出力す
ることを抑制することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の同期型
半導体記憶装置の発明は、ラッチ回路と、前記ラッチ回
路でラッチされたデータを出力する出力回路とを有する
電源投入時に前記出力回路をハイインピーダンスにする
ようにした同期型半導体記憶装置であって、前記同期型
半導体記憶装置は、データ入力時以外には、前記ラッチ
回路をリセットする内部リセット出力手段を有すること
を特徴とする。
半導体記憶装置の発明は、ラッチ回路と、前記ラッチ回
路でラッチされたデータを出力する出力回路とを有する
電源投入時に前記出力回路をハイインピーダンスにする
ようにした同期型半導体記憶装置であって、前記同期型
半導体記憶装置は、データ入力時以外には、前記ラッチ
回路をリセットする内部リセット出力手段を有すること
を特徴とする。
【0011】請求項2に記載の同期型半導体記憶装置の
発明は、請求項1において、前記同期型半導体記憶装置
は、さらに、前記出力回路を、初段回路を介した外部コ
ントロール信号に基いてハイインピーダンスに制御する
制御機構を設けたことを特徴とする。
発明は、請求項1において、前記同期型半導体記憶装置
は、さらに、前記出力回路を、初段回路を介した外部コ
ントロール信号に基いてハイインピーダンスに制御する
制御機構を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の同期型半導体記憶装置の
発明は、請求項1または2において、ラッチ回路と、前
記ラッチ回路でラッチされたデータを出力する出力回路
とを有する電源投入時に前記出力回路をハイインピーダ
ンスにするようにした同期型半導体記憶装置であって、
前記ラッチ回路をラッチする信号と、リセットするリセ
ット信号とのいずれかを選択する選択手段をさらに有す
ることを特徴とする。
発明は、請求項1または2において、ラッチ回路と、前
記ラッチ回路でラッチされたデータを出力する出力回路
とを有する電源投入時に前記出力回路をハイインピーダ
ンスにするようにした同期型半導体記憶装置であって、
前記ラッチ回路をラッチする信号と、リセットするリセ
ット信号とのいずれかを選択する選択手段をさらに有す
ることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の同期型半導体記憶装置の
発明は、請求項1〜3のいずれか1項において、前記外
部コントロール信号に基いて、前記出力回路をハイイン
ピーダンスに制御する内部信号を生成する内部信号生成
手段を設けたことを特徴とする。
発明は、請求項1〜3のいずれか1項において、前記外
部コントロール信号に基いて、前記出力回路をハイイン
ピーダンスに制御する内部信号を生成する内部信号生成
手段を設けたことを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の同期型半導体記憶装置の
発明は、請求項1〜4のいずれか1項において、電源投
入時には、前記ラッチ回路は前記内部リセット手段によ
り出力されたリセット信号によりハイインピーダンスに
制御されることを特徴とする。
発明は、請求項1〜4のいずれか1項において、電源投
入時には、前記ラッチ回路は前記内部リセット手段によ
り出力されたリセット信号によりハイインピーダンスに
制御されることを特徴とする。
【0015】請求項6に記載の同期型半導体記憶装置の
発明は、請求項1〜5のいずれか1項において、前記同
期型半導体記憶装置は、シンクロナスDRAMであるこ
とを特徴とする。
発明は、請求項1〜5のいずれか1項において、前記同
期型半導体記憶装置は、シンクロナスDRAMであるこ
とを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係る同期型半導体記憶装
置の実施の形態について、図面を参照して説明する。図
1は、本発明に係る半導体記憶装置の実施の形態の構成
を示す図である。外部端子DQMから入力された信号は
初段回路1に入力される。初段回路1からの出力信号1
02と、読み出し時に" L" レベルとなるREADB信
号とは、NORゲート2に入力される。またNORゲー
ト2から出力された信号100はNANDゲート3と、
NANDゲート4に入力される。読み出されたデータ信
号DATAは、NANDゲート3とインバーター6に入
力される。インバーター6から出力された反転DATA
信号103は、NANDゲート4に入力される。NAN
Dゲート3から出力された信号104は、インバーター
7に入力されて反転し、この反転した出力信号は、ラッ
チ回路10に入力される。
置の実施の形態について、図面を参照して説明する。図
1は、本発明に係る半導体記憶装置の実施の形態の構成
を示す図である。外部端子DQMから入力された信号は
初段回路1に入力される。初段回路1からの出力信号1
02と、読み出し時に" L" レベルとなるREADB信
号とは、NORゲート2に入力される。またNORゲー
ト2から出力された信号100はNANDゲート3と、
NANDゲート4に入力される。読み出されたデータ信
号DATAは、NANDゲート3とインバーター6に入
力される。インバーター6から出力された反転DATA
信号103は、NANDゲート4に入力される。NAN
Dゲート3から出力された信号104は、インバーター
7に入力されて反転し、この反転した出力信号は、ラッ
チ回路10に入力される。
【0017】またNANDゲート4から出力された信号
105は、インバーター8に入力されて反転し、この反
転した出力信号はラッチ回路11に入力される。初段回
路1から出力された信号102と、読み出し時に" L"
レベルとなるREADB信号とは、NANDゲート5に
入力され、NANDゲート5から出力された信号110
は、インバーター9に入力されて反転し、この反転した
出力リセット信号111は、ラッチ回路10と、ラッチ
回路11に入力される。CLKに同期して作られる内部
ラッチ信号ICLKOEはラッチ回路10と11に入力
される。ラッチ回路10と11から出力された信号10
8と109は出力トランジスタ12と13にそれぞれ入
力される。出力トランジスタから出力された信号DQ
は、端子DQから出力される。
105は、インバーター8に入力されて反転し、この反
転した出力信号はラッチ回路11に入力される。初段回
路1から出力された信号102と、読み出し時に" L"
レベルとなるREADB信号とは、NANDゲート5に
入力され、NANDゲート5から出力された信号110
は、インバーター9に入力されて反転し、この反転した
出力リセット信号111は、ラッチ回路10と、ラッチ
回路11に入力される。CLKに同期して作られる内部
ラッチ信号ICLKOEはラッチ回路10と11に入力
される。ラッチ回路10と11から出力された信号10
8と109は出力トランジスタ12と13にそれぞれ入
力される。出力トランジスタから出力された信号DQ
は、端子DQから出力される。
【0018】このような本発明に係る同期型半導体記憶
装置の動作について説明する。第2図は第1実施例の動
作についてのタイミングチャートである。電源投入時、
外部信号DQMは" H" レベルであり、初段回路1から
出力される信号102は" H" レベルとなる。ここで初
段回路はたとえばLが0.8VでHが2.0Vの微小信
号であるDQM信号が入力された場合に、Lが0.0V
とHが3.3VとLとHとの差を大きくするように増幅
する回路である。このような初段回路を通過したDQM
信号が入力されるとREAD時は、内部信号READB
信号は" L" レベルとなる。このREADB信号と、1
02信号とが入力されるNORゲート2から出力される
信号100信号は、" L" レベルとなる。またDATA
信号と、100信号とが入力されるNANDゲート3か
ら出力される浸透104信号は、" H" レベルとなり、
このレベルの104信号が入力されるインバーター7か
ら出力される信号106信号は、" L" レベルとなり、
ラッチ回路10から出力される信号108は" L" レベ
ルとなる。
装置の動作について説明する。第2図は第1実施例の動
作についてのタイミングチャートである。電源投入時、
外部信号DQMは" H" レベルであり、初段回路1から
出力される信号102は" H" レベルとなる。ここで初
段回路はたとえばLが0.8VでHが2.0Vの微小信
号であるDQM信号が入力された場合に、Lが0.0V
とHが3.3VとLとHとの差を大きくするように増幅
する回路である。このような初段回路を通過したDQM
信号が入力されるとREAD時は、内部信号READB
信号は" L" レベルとなる。このREADB信号と、1
02信号とが入力されるNORゲート2から出力される
信号100信号は、" L" レベルとなる。またDATA
信号と、100信号とが入力されるNANDゲート3か
ら出力される浸透104信号は、" H" レベルとなり、
このレベルの104信号が入力されるインバーター7か
ら出力される信号106信号は、" L" レベルとなり、
ラッチ回路10から出力される信号108は" L" レベ
ルとなる。
【0019】一方、DATA信号が入力されるインバー
ター6からの出力信号103と100信号が入力される
NANDゲート4から出力される浸透105信号は"
H" レベルとなり、この信号105信号が入力されるイ
ンバーター8から出力される信号107信号は、" L"
レベルとなり、ラッチ回路11から出力される信号10
9は" L" レベルとなる。よってトランジスタ12とト
ランジスタ13とはオンされず、DQからの出力はハイ
インピーダンスとなる。
ター6からの出力信号103と100信号が入力される
NANDゲート4から出力される浸透105信号は"
H" レベルとなり、この信号105信号が入力されるイ
ンバーター8から出力される信号107信号は、" L"
レベルとなり、ラッチ回路11から出力される信号10
9は" L" レベルとなる。よってトランジスタ12とト
ランジスタ13とはオンされず、DQからの出力はハイ
インピーダンスとなる。
【0020】READ時でない場合、内部信号READ
Bは" H" レベルとなる。電源投入時、外部信号DQM
は" H" レベルであり、初段回路1から出力される信号
102は" H" レベルとなる。102信号と内部信号R
EADBが入力されるNANDゲート5からの出力信号
110は" L" レベルとなり、よって、110信号が入
力されるインバーター9から出力されるリセット信号1
11は" H" レベルとなる。このリセット信号111が
入力されるラッチ回路10と、ラッチ回路11とはリセ
ットされ、ラッチ回路10から出力される信号108と
ラッチ回路11から出力される信号109はそれぞれ"
L" レベルとなる。よってトランジスタ12とトランジ
スタ13はオンされず、DQからの出力はハイインピー
ダンスとなる。
Bは" H" レベルとなる。電源投入時、外部信号DQM
は" H" レベルであり、初段回路1から出力される信号
102は" H" レベルとなる。102信号と内部信号R
EADBが入力されるNANDゲート5からの出力信号
110は" L" レベルとなり、よって、110信号が入
力されるインバーター9から出力されるリセット信号1
11は" H" レベルとなる。このリセット信号111が
入力されるラッチ回路10と、ラッチ回路11とはリセ
ットされ、ラッチ回路10から出力される信号108と
ラッチ回路11から出力される信号109はそれぞれ"
L" レベルとなる。よってトランジスタ12とトランジ
スタ13はオンされず、DQからの出力はハイインピー
ダンスとなる。
【0021】前記第1実施形態においては、外部信号D
QMが" H" レベルになることを利用して、DQからの
出力がハイインピーダンスとなった。本第2の実施形態
においては、前記READBによらずに、DQM信号
が" L" レベルになることによって、" L" または"
H" に作動する回路を有する構成を本発明に係る同期型
半導体記憶装置は有することができる。また本発明で
は、外部信号としてDQM信号を用いているが、従来同
様の前記したようなPON信号により、ハイインピーダ
ンスとなるようにしてもよく、これらDQM信号および
PON信号を同時に入力するような入力段を介して、外
部信号を入力するようにしてもよい。さらに、本発明に
おいては、電源投入時に"H" レベルまたは" L" レベ
ルが確定する外部信号または内部信号を用いることによ
り、READBを用いたのと同様に電源投入時に、出力
信号をハイインピーダンスとすることができる。なお前
記内部信号は、公知の信号発生手段を適宜用いて発生さ
せることができる。
QMが" H" レベルになることを利用して、DQからの
出力がハイインピーダンスとなった。本第2の実施形態
においては、前記READBによらずに、DQM信号
が" L" レベルになることによって、" L" または"
H" に作動する回路を有する構成を本発明に係る同期型
半導体記憶装置は有することができる。また本発明で
は、外部信号としてDQM信号を用いているが、従来同
様の前記したようなPON信号により、ハイインピーダ
ンスとなるようにしてもよく、これらDQM信号および
PON信号を同時に入力するような入力段を介して、外
部信号を入力するようにしてもよい。さらに、本発明に
おいては、電源投入時に"H" レベルまたは" L" レベ
ルが確定する外部信号または内部信号を用いることによ
り、READBを用いたのと同様に電源投入時に、出力
信号をハイインピーダンスとすることができる。なお前
記内部信号は、公知の信号発生手段を適宜用いて発生さ
せることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、上述したように、従来
の回路方式では電源投入時に" H" レベルとなる信号P
ON信号が" H" レベルにならなかった場合、出力信号
がロウインピーダンスとなり、誤動作の原因となるおそ
れがあった従来の欠点を克服することができ、このよう
に、本発明によれば、外部信号DQMは" H" レベルで
あることを利用すれば、PON信号に頼らなくても、必
ず電源投入時に出力がハイインピーダンスとなるように
することができる。このような本発明に係る同期型半導
体記憶装置は、その構成が簡単であり、容易に製造可能
である。
の回路方式では電源投入時に" H" レベルとなる信号P
ON信号が" H" レベルにならなかった場合、出力信号
がロウインピーダンスとなり、誤動作の原因となるおそ
れがあった従来の欠点を克服することができ、このよう
に、本発明によれば、外部信号DQMは" H" レベルで
あることを利用すれば、PON信号に頼らなくても、必
ず電源投入時に出力がハイインピーダンスとなるように
することができる。このような本発明に係る同期型半導
体記憶装置は、その構成が簡単であり、容易に製造可能
である。
【図1】本発明に係る同期型半導体記憶装置の第1実施
形態を示す回路図である。
形態を示す回路図である。
【図2】本発明に係る同期型半導体記憶装置の第1実施
形態の動作を説明するタイミングチャートを示す。
形態の動作を説明するタイミングチャートを示す。
【図3】シンクロナスDRAMのブロック図である。
【図4】従来技術を示すブロック図である。
【図5】従来技術を説明するタイミングチャートを示
し、(a)は正常な状態のタイミングチャートであり、
(b)は誤データが出力された状態を示すタイミングチ
ャートである。
し、(a)は正常な状態のタイミングチャートであり、
(b)は誤データが出力された状態を示すタイミングチ
ャートである。
1 半導体記憶装置 2 電源投入 3 ハイインピーダンス 4 パワーオン
Claims (6)
- 【請求項1】 ラッチ回路と、前記ラッチ回路でラッチ
されたデータを出力する出力回路とを有する電源投入時
に前記出力回路をハイインピーダンスにするようにした
同期型半導体記憶装置であって、 前記同期型半導体記憶装置は、データ入力時以外には、
前記ラッチ回路をリセットする内部リセット出力手段を
有することを特徴とする同期型半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記同期型半導体記憶装置は、さらに、
前記出力回路を、初段回路を介した外部コントロール信
号に基いてハイインピーダンスに制御する制御機構を設
けたことを特徴とする請求項1に記載の同期型半導体記
憶装置。 - 【請求項3】 ラッチ回路と、前記ラッチ回路でラッチ
されたデータを出力する出力回路とを有する電源投入時
に前記出力回路をハイインピーダンスにするようにした
同期型半導体記憶装置であって、 前記ラッチ回路をラッチする信号と、リセットするリセ
ット信号とのいずれかを選択する選択手段をさらに有す
ることを特徴とする請求項1または2に記載の同期型半
導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記外部コントロール信号に基いて、前
記出力回路をハイインピーダンスに制御する内部信号を
生成する内部信号生成手段を設けたことを特徴とする請
求項1〜3のいずれか1項に記載の同期型半導体記憶装
置。 - 【請求項5】 電源投入時には、前記ラッチ回路は前記
内部リセット手段により出力されたリセット信号により
ハイインピーダンスに制御されることを特徴とする請求
項1〜4のいずれか1項に記載の同期型半導体記憶装
置。 - 【請求項6】 前記同期型半導体記憶装置は、シンクロ
ナスDRAMであることを特徴とする請求項1〜5のい
ずれか1項に記載の同期型半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27284999A JP2001101864A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 同期型半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27284999A JP2001101864A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 同期型半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001101864A true JP2001101864A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=17519639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27284999A Pending JP2001101864A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 同期型半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001101864A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006261769A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム |
US7656718B2 (en) | 2006-07-18 | 2010-02-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device having output buffer initialization circuit and output buffer initialization method |
-
1999
- 1999-09-27 JP JP27284999A patent/JP2001101864A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006261769A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム |
US7656718B2 (en) | 2006-07-18 | 2010-02-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device having output buffer initialization circuit and output buffer initialization method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021126 |