[go: up one dir, main page]

JP2001101046A - 情報処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ - Google Patents

情報処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ

Info

Publication number
JP2001101046A
JP2001101046A JP27514899A JP27514899A JP2001101046A JP 2001101046 A JP2001101046 A JP 2001101046A JP 27514899 A JP27514899 A JP 27514899A JP 27514899 A JP27514899 A JP 27514899A JP 2001101046 A JP2001101046 A JP 2001101046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
fat
data
information
directory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27514899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4434379B2 (ja
Inventor
Seikyo Suzuki
靖教 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP27514899A priority Critical patent/JP4434379B2/ja
Priority to US09/671,728 priority patent/US6604170B1/en
Publication of JP2001101046A publication Critical patent/JP2001101046A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4434379B2 publication Critical patent/JP4434379B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/10File systems; File servers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99931Database or file accessing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99951File or database maintenance
    • Y10S707/99952Coherency, e.g. same view to multiple users
    • Y10S707/99953Recoverability

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶媒体上に記憶されたデータへのアクセス
を高速に行うことができる情報処理装置及びその方法、
コンピュータ可読メモリを提供する。 【解決手段】 ディレクトリ管理部104は、1つのフ
ァイルに関する情報を記憶するディレクトリ内に、該フ
ァイルの記憶位置を示す記憶位置情報を記憶する所定記
憶領域に記憶管理する。そして、ファイル管理部103
は、ディレクトリを参照して、ファイルに対するアクセ
スを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶媒体上に記憶
されるファイルの管理を行う情報処理装置及びその方
法、コンピュータ可読メモリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】<FATファイルシステム>ファイル割
り当て表(FAT:File Allocation
Table)を使用してファイルを管理するファイルシ
ステムは、一般にFATファイルシステムと呼ばれてい
る。また、FATファイルシステムで使用されることを
前提にフォーマットされたディスク媒体は、一般にFA
T型ディスクと呼ばれている。
【0003】図13は、主にMicrosoft社の提
供するオペレーティングシステム(OS)であるMS−
DOS/MS−Windows/MS−Windows
95,98/MS−WindowsNTで使用されるF
AT型ディスクの記録フォーマットの例を示したもので
ある。
【0004】FAT型ディスクに限らず「ディスク」と
呼ばれる記憶媒体は、セクタと呼ばれる単位で複数のブ
ロックに分割され、ディスク上に記録されたデータはセ
クタ単位で読み書きが行われる。1セクタには、通常5
12バイト、もしくは1,024バイトのデータを記録
できる。
【0005】1301は先頭の1セクタ(論理セクタ番
号0)を示しており、一般にブートセクタと呼ばれてい
る。ブートセクタ1301には、オペレーティングシス
テムをロードするためのブートプログラムや、後述する
FATやルートディレクトリエントリを構成するセクタ
の個数などの情報が記録されている。
【0006】1302はFATであり、ファイルへのク
ラスタの割り当て(アロケーション)状況を記録する領
域である。FAT1302は、図13に示すように2重
化され(図13のFAT1とFAT2)、ディスク上に
連続して配置されている。つまり、FAT1とFAT2
には常に同じ内容のものが記録されている。
【0007】1303はルートディレクトリエントリで
ある。ルートディレクトリエントリ1303の1つの項
目は、32バイトで構成され、各項目にはFAT型ディ
スクのルートディレクトリに存在するファイルやディレ
クトリ(サブディレクトリ)の名前、ファイルの大きさ
(バイト単位で表されたファイルのサイズ)、後述する
データ領域においてディレクトリエントリ上のファイル
に対応する実際のファイルの内容(データ本体)が記録
されているクラスタ群の内、ファイルの先頭にあるデー
タが記録されたクラスタの番号(開始クラスタ番号)な
どの情報が記録されている。
【0008】1304はデータ領域であり、実際のファ
イルの内容(データ本体)やサブディレクトリに関する
情報を記録する領域である。データ領域1304は、ク
ラスタと呼ばれる単位で管理されている。クラスタと
は、連続する複数のセクタを一つの単位とするもので、
1クラスタは2のべき乗(1,2,4,8,16,・・
・)で表される個数のセクタで構成されている。以降で
は説明を簡単にするために、1クラスタは1セクタで構
成されているものとする。
【0009】図14は図13のFAT1302領域に記
録された内容の概念図である。FAT1302の各項目
1402は、データ領域1304のクラスタ番地140
3と1対1に対応するようになっている。FAT130
2の各項目1402は、ファイルの読出時に正しい順番
で、そのファイルを構成するクラスタ群の読出が行える
ように、クラスタ群の並び順(FATチェイン)を記録
するために使われる。つまり、FAT1302の各項目
1402の内容には、次に読み出すべきクラスタ番地の
値を順に記録して行き、データの最後となるクラスタに
は、それが最後のクラスタであることを表す値(例え
ば、FFFFh)を記録する。以上によりファイルを構
成するクラスタ群の順番を正しくつなげることができ
る。
【0010】図14を参照してさらに具体的に説明すれ
ば、例えば、あるルートディレクトリに存在するファイ
ルの開始クラスタ番地1401が、ルートディレクトリ
エントリ1303に記録された情報より0004h番地
であったとすると、FAT項目1402の0004h番
目の項目には、0005hと書かれているので、続きの
データ(1403の‘b’)がデータ領域1304の0
005h番目のクラスタ番地に記録されていることが分
かる。同様にして、FAT項目1402の0005h番
目の項目には000Ahと書かれているので、さらに続
きのデータ(1403の‘c’)が000Ah番目のク
ラスタ番地に記録されていることが分かる。FAT項目
1402の000Ah番目の項目には、FATチェイン
の終了を示すFFFFhが書かれているので、データ領
域1304の000Ah番目のクラスタ番地が最後のデ
ータが含まれているクラスタ番地となる。尚、データ領
域1304のクラスタの内、どのファイルにも使用され
ていないクラスタ(未使用クラスタ)に対応するFAT
項目1402には、未使用を表す値として0000hが
書かれている。 <FATファイルシステムにおけるデータの読み書き>
次に、従来のFATファイルシステムにおいて、FAT
型ディスク上に存在するファイルをオープンし、そのフ
ァイルのデータを読み書きする場合の処理の流れを説明
する。説明を簡単にするため、読み書きするファイル
は、ルートディレクトリ上のものを対象とし、エラー処
理の説明も省略する。 <ファイルの読出処理>まず、ファイルの読出処理につ
いて説明する。
【0011】あるユーザプログラムからファイル名が指
定され、そのファイルの読出が要求(ファイルオープ
ン)されると、始めにルートディレクトリエントリ13
03のデータを読み出し、ユーザプログラムから与えら
れたファイル名と一致するファイル名を含むエントリを
検索する。ファイル名が一致するエントリが見つかる
と、そのエントリ項目からデータ本体が記録されている
データ領域1304の開始クラスタ番地とファイルサイ
ズを取得する。データ領域1304の開始クラスタ番地
に記録された実際のファイルデータを読み取ると、次に
前述のFAT1302領域を読み出し、開始クラスタ番
地に対応する位置に記録されたFAT項目のデータを解
析し、続きのファイルデータが記録されているクラスタ
番地を算出する。以下、同様にして、開始クラスタ番地
を起点にFATチェインをたどり、最後のデータが含ま
れるクラスタ番地に至るまでファイルデータを次々に読
み出して行く。 <ファイルの新規作成処理>次に、データの書込処理の
内、ファイルの新規作成処理について説明する。
【0012】まず、ファイルオープンが要求されると、
ルートディレクトリエントリ1303のデータを読み出
し、与えられたファイル名が既にルートディレクトリエ
ントリ1303上に存在するものと重複しないことを確
認する。ファイル名が重複していない場合、ルートディ
レクトリエントリ1303上に、この新規ファイル用の
ディレクトリエントリを作成する。次に、FAT130
2のFAT項目のデータを読み出して、未使用(000
0h)の値が記録されたFAT項目を検索する。未使用
の値が記録されたFAT項目が見つかったらデータ領域
1304の対応するクラスタ番地に、所望のデータを書
き込む。それと同時に、FAT1302において未使用
クラスタとして見つけられたクラスタ番地に対応するF
AT項目の値を未使用(0000h)から使用中(FF
FFh)に書き換える。データ領域1304に書き込む
べきデータが1クラスタ内では収まり切らない場合に
は、同様にして、さらにFAT1302上で未使用の値
が記録されたFAT項目を検索し、そのFAT項目に対
応するデータ領域1304のクラスタ番地にデータを書
き込む。同時に、未使用クラスタとして見つけられたク
ラスタ番地に対応するFAT項目の値をFFFFhに書
き換える。この時、さらに加えて一つ前の処理で検索さ
れたクラスタ番地に対応するFAT項目の値を、FFF
Fhから今回の処理で検索されたクラスタ番地に書き換
える。この手順を繰り返すことによって、クラスタの並
び順が次々に記録され、FATチェインが完成する。
【0013】以上の手順により、全てのデータをデータ
領域1304に書き込み、また、FAT1302へのF
ATチェインの書込も終了したら、最後に先に確保した
新規ファイル用のディレクトリエントリに、新規ファイ
ル名、開始クラスタ番地、ファイルサイズなどの情報を
記録する。このようにして、ファイルの新規作成が完了
する。 <既存ファイルへのデータ追加書込処理>既存ファイル
へのデータ追加書込処理は、ファイルの読出処理と同様
にして、ファイルオープンが要求されると、まず、開始
クラスタ番地とFAT1302のデータからFATチェ
インを順にたどり最後のデータが記録されているクラス
タ番地を得る。このクラスタには、既存のデータがクラ
スタのサイズ内の途中まで書き込まれている。従って、
クラスタの途中まで埋められたデータの末尾に続けて追
加書込対象のデータを書き込んで行く。追加書込対象の
データが、そのクラスタ内に収まり切らなかった場合に
は、ファイルの新規処理の場合と同様に、FAT130
2から未使用の値が記録されたFAT項目を検索し、デ
ータ領域1304の対応する未使用クラスタにデータを
書き込むと同時に、対応するFAT項目を書き換え、F
ATチェインを完成させる。
【0014】最後に、ルートディレクトリエントリ13
03にデータ追加書込後のファイルサイズなどの情報を
記録する。 <既存ファイルへのデータ上書処理>既存ファイルへの
データ上書処理は、現在のFATチェインにより得られ
るクラスタの並び順にしたがって、開始クラスタ番地か
ら順に各FAT項目に対応するデータ領域1304のク
ラスタを所望のデータで上書きして行く。この時、既存
ファイルのデータサイズが上書対象のファイルのデータ
サイズより大きい場合には、上書対象のファイルのデー
タの最終クラスタに対応するFAT項目の値にはFFF
Fhを書き込む。また、上書きされる以前のFATチェ
インの内で上書対象のデータで埋められなかった余りの
クラスタに対応するFAT項目の値については、未使用
クラスタであることを示す0000hを書き込む。反対
に、上書対象のファイルのデータサイズが既存ファイル
のデータサイズよりも大きい場合には、上書きされる以
前のFATチェインから得られるクラスタ全てに所望の
データを書き込んだ後、既存ファイルへのデータ追加書
込処理と同様にして、FAT1302上で未使用の値が
記録されたFAT項目を検索し、そのFAT項目に対応
するデータ領域1304の未使用クラスタにデータを書
き込んで行く。
【0015】最後に、ルートディレクトリエントリ13
03にデータ上書後のファイルサイズなどの情報を記録
する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のFATファイルシステムのように、あるファイルに
割り当てられたクラスタの状況をFAT1302に記録
して管理する方法では、FAT1302とデータ領域1
304が分離されている。また、あるファイルのデータ
本体が記録されたクラスタもデータ領域1304上に散
在するため、ファイルの読出を行う場合には、データ領
域1304から1クラスタ分のデータを読み出す毎に、
対応するFAT項目の読み出しと、次に読み出すクラス
タを算出する処理を行う必要がある。また、ファイルへ
のデータ書込を行う場合にも、データを書き込むべきク
ラスタを検索するためにはFAT1302に散在するF
AT項目を検索する必要がある。このように、従来のF
ATファイルシステムではFAT1302に記録された
次のクラスタアドレスへのポインタを頼りに、FATチ
ェインをたどって行くという仕様のため、ファイルの読
出/書込処理に負担がかかり、また、その処理に時間を
要するという問題があった。
【0017】本発明は上記の問題点に艦みてなされたも
のであり、記憶媒体上に記憶されたデータへのアクセス
を高速に行うことができる情報処理装置及びその方法、
コンピュータ可読メモリを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による情報処理装置は以下の構成を備える。
即ち、記憶媒体上に記憶されるファイルの管理を行う情
報処理装置であって、1つのファイルに関する情報を記
憶するディレクトリ内に、該ファイルの記憶位置を示す
記憶位置情報を所定記憶領域に記憶管理する管理手段
と、前記管理手段で管理されるディレクトリを参照し
て、ファイルに対するアクセスを実行する実行手段とを
備える。
【0019】また、好ましくは、前記管理手段は、ファ
イルの記憶位置を管理するファイル管理テーブルを記憶
する前記記憶媒体上の専用記憶領域に、更に、前記記憶
位置情報を記憶管理する。
【0020】また、好ましくは、前記所定記憶領域は、
前記ファイルのファイル名が記憶された領域の直前にあ
る。
【0021】また、好ましくは、前記管理手段は、記憶
管理対象の前記記憶位置情報が前記所定記憶領域のサイ
ズを越える場合、該所定記憶領域のサイズを越える部分
の該記憶位置情報を前記専用記憶領域に記憶管理する。
【0022】また、好ましくは、前記管理手段は、前記
所定記憶領域の先頭に該所定記憶領域が前記記憶位置情
報を記憶する領域であることを示すインデックスを付加
する。
【0023】また、好ましくは、前記実行手段は、ファ
イルに対するアクセスが指示された場合は、前記ディレ
クトリに記憶されている該ファイルの記憶位置情報を優
先して参照する。
【0024】上記の目的を達成するための本発明による
情報処理方法は以下の構成を備える。即ち、記憶媒体上
に記憶されるファイルの管理を行う情報処理方法であっ
て、1つのファイルに関する情報を記憶するディレクト
リ内に、該ファイルの記憶位置を示す記憶位置情報を所
定記憶領域に記憶管理する管理工程と、前記管理工程で
管理されるディレクトリを参照して、ファイルに対する
アクセスを実行する実行工程とを備える。
【0025】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
記憶媒体上に記憶されるファイルの管理を行う情報処理
のプログラムコードが格納されたコンピュータ可読メモ
リであって、1つのファイルに関する情報を記憶するデ
ィレクトリ内に、該ファイルの記憶位置を示す記憶位置
情報を所定記憶領域に記憶管理する管理工程のプログラ
ムコードと、前記管理工程で管理されるディレクトリを
参照して、ファイルに対するアクセスを実行する実行工
程のプログラムコードとを備える。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を詳細に説明する。 <システム横成>本実施形態の説明で使用するFAT型
ディスクの記録フォーマット、およびFATの構成は、
従来例で述べた図13、図14と同じものであるので、
その説明は省略する。
【0027】まず、本実施形態のFATファイルシステ
ムを実現する情報処理装置の機能構成について、図1を
用いて説明する。
【0028】図1は本実施形態の情報処理装置の機能構
成を示す図である。
【0029】101は本FATファイルシステムを利用
するユーザプログラムである。102はFATファイル
システムを実現するFATファイルシステムプログラム
である。103はユーザプログラム101からの要求を
受付け、ファイル名などで指定されたファイルをオープ
ン/クローズする処理や、新規ファイルの作成、既存フ
ァイルの削除処理、ファイル空間上のどの位置から読出
/書込操作を行うかを示すファイルポインタの管理など
を行なうファイル管理部である。
【0030】104はディスクから読み出されたディレ
クトリエントリ情報を解析して、ユーザプログラム10
1から指示されたファイルの存在を検索したり、またフ
ァイルへの書込処理などの操作によって変化した最新の
ディレクトリエントリ情報をディスクに書き込むといっ
たディレクトリ構造の管理を行うディレクトリエントリ
管理部である。105はディスクから読み出されたFA
Tの情報を解析して、読み書きの対象となるファイルの
ディスク上のクラスタアドレスを算出したり、ファイル
のFATチェインを正しく形成してディスクに書き込む
処理などを行うFAT管理部である。
【0031】106はデータの格納領域となる不図示の
フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスク、ま
たはフラッシュメモリカードといったディスク記憶媒体
への読出/書込処理を行うディスクドライバ部である。
【0032】次に、上述の情報処理装置のハードウェア
構成について、図2を用いて説明する。
【0033】図2は本実施形態の情報処理装置のハード
ウェア構成を示すブロック図である。
【0034】図2において、201はCPUであり、上
述のユーザプログラム101やFATファイルシステム
プログラム102をロードして実行する。202はRA
Mであり、上述のユーザプログラム101やFATファ
イルシステムプログラム102を格納するほか、ディス
ク上にあるデータの読出/書込の際にバッファとして使
用されたり、各プログラムの動作時に使用する各種変数
の退避保存用のワークエリアとして使用される。203
はデータ格納領域となるディスクを有するディスク装置
である。尚、ディスクには、フロッピーディスク、ハー
ドディスク等の記憶媒体が含まれる。204はCPU2
01、RAM202、ディスク装置203を相互に接続
するシステムバスである。
【0035】次に、本実施形態のディレクトリエントリ
の各項目について、図3〜図5を用いて説明する。
【0036】図3〜図5は本実施形態のディレクトリエ
ントリの各項目を示す図である。
【0037】尚、図3〜図5に示すディレクトリエント
リの1エントリは、32バイトで構成されているものと
する。
【0038】図3は、個々のファイルのFAT情報をク
ラスタの割り当て順にしたがって記録するために使用さ
れるディレクトリエントリの構造を示している。従来の
FAT1302(図13)と区別するため、以降では、
便宜上このディレクトリエントリをEXT−FATと呼
ぶ。また、EXT−FATにおいて、FAT項目に対応
するものをEXT−FAT項目と呼ぶ。
【0039】EXT−FATの先頭の1バイト(00h
バイト目)には、後述する図4、図5の2種のディレク
トリエントリと区別するため、また、従来のFATファ
イルシステムとの互換性を保つために、インデックスと
してビット7に1を立てたものが記録されている。0B
h〜0Dh、および1Ah〜1Bhは、従来のディレク
トリエントリの構造と互換性を保つために予約領域とす
る。残りのスロットには、そのファイルに割り当てられ
たクラスタ番地が、下位のクラスタ番地から割り当て順
にスロットに収まる分だけ記録されている。本実施形態
では、クラスタ番地を16bit(2バイト)値で表す
ものとする。従って、本実施形態のEXT−FATに
は、13クラスタ分のFAT情報を記録することができ
る。
【0040】図4は“abcdefghijklmn.
xyz”などといったいわゆるロングファイル名を記録
するために使用されるディレクトリエントリの構造を示
している。先頭の1バイト(00hバイト目)には、複
数に分割されたロングファイル名のエントリが正しい順
番に並ぶように、ディレクトリエントリの並び順を表す
インデックス(01hから始まる数値)が、0Bhバイ
ト目には属性として固定値0Fが、1Ah〜1Bhバイ
トには開始クラスタ番号として固定値0000Hがそれ
ぞれ記録されている。ロングファイル名を記録する最後
のディレクトリエントリには、最後であることを示すた
めにインデックスのビット6に1を立てる。0Ch〜0
Dhは予約領域である。残りのスロットには、下位アド
レスから順に1文字ずつ、ロングファイル名をUnic
odeに変換したものが記録されている。
【0041】図5は前述のロングファイル名から所定の
手段により、8文字の「名前」+「.」(ドット)+3
文字の「拡張子」(例えば、“acbdef~1.xy
z”)という形式(いわゆる8.3形式のショートファ
イル名)に自動的に生成されたファイル名などを記録す
るために使用されるディレクトリエントリの構造を示し
ている。00h〜07hには「名前」、08h〜0Ah
には「拡張子」が記録されている。「名前」または「拡
張子」がそれぞれ8文字あるいは3文字に満たない場合
には、下位アドレスの方向に文字を詰めて埋め、残りの
スロットを空白(ASCII Codeの20h)で埋
める。0Bhにはファイルの属性が、0Eh〜11hに
はファイルの作成時刻と日付が、12h〜13hにはフ
ァイルがアクセスされた日付が、16h〜19hにはフ
ァイルを作成、あるいはファイルが更新された最新の時
刻と日付が、1Ah〜1Bhにはファイルデータの開始
クラスタ番号が、1Cb〜1Fhにはファイルサイズが
それぞれ記録されている。0Ch〜0Dh、14h〜1
5hは予約領域となっている。
【0042】図3〜図5の各ディレクトリエントリ項目
で、いずれの用途にも使用されていない未使用なディレ
クトリエントリでは、未使用であることを示すために先
頭の1バイトに00hを記録する。
【0043】次に、1ファイルに対するディレクトリエ
ントリの構成について、図6を用いて説明する。
【0044】図6は本実施形態の1ファイルに対するデ
ィレクトリエントリの構成を示す図である。
【0045】図6では、特に、ディレクトリエントリ上
で、図3〜図5の各ディレクトリエントリの項目がどの
ように配置されているかを示している。ある1つのファ
イルに対するディレクトリエントリは、図3〜図5の順
で下位のアドレスから連続して並び、個々のファイルの
ディレクトリエントリ情報を形成している。
【0046】次に、本実施形態のディレクトリエントリ
の全体構成について、図7を用いて説明する。
【0047】図7は本実施形態のディレクトリエントリ
の全体構成を示す図である。
【0048】図7は、特に、ディレクトリエントリ全体
を表し、前述の個々のファイルに対するディレクトリエ
ントリ情報がどのように配置されているかの一例を示し
ている。尚、本実施形態では、個々のファイルのディレ
クトリエントリ上での並び順は特に規定しない。 <詳細動作説明>次に、本実施形態におけるFATファ
イルシステムの動作について、図9〜図12を用いて説
明する。尚、説明を簡単にするため読出/書込操作を行
うファイルは、FAT型ディスクのルートディレクトリ
上にあるものを対象とする。またエラー処理についても
省略する。 <ファイルの読出処理>まず、ファイルの読出処理は、
大きく分けて、読出対象のファイルの検索処理、検索さ
れたファイルを実際に読み出すファイルの読出処理から
構成される。特に、図8でファイルの検索処理、図9で
ファイルの読出処理を説明する。
【0049】ユーザプログラム101がファイルオープ
ンを要求すると、ステップS801で、ファイル管理部
103は、ファイルオープン対象のファイルを数値とし
て表すためのファイルディスクリプタを確保する。続い
て、ディスク上にユーザプログラム101で指定された
ファイルを検索する。
【0050】ファイルの検索は、まず、検索対象のファ
イルがディレクトリエントリ上に存在するか否かを判定
するために、各ディレクトリエントリを解析する。そし
て、ステップS815で、全ディレクトリエントリの解
析が終了したか否かを判定する。全ディレクトリエント
リの解析が終了した場合(ステップS815でYE
S)、処理を終了する。一方、全ディレクトリエントリ
の解析が終了していない場合(ステップS815でN
O)、ステップS816に進み、1セクタ分のディレク
トリエントリの解析を終了したか否かを判定する。1セ
クタ分のディレクトリエントリが解析が終了していない
場合(ステップS816でNO)、ステップS817に
進み、ディレクトリエントリの読込位置を示すポインタ
を移動する。一方、1セクタ分のディレクトリエントリ
の解析が終了した場合(ステップS816でYES)、
ステップS802に進む。
【0051】ステップS802で、ルートディレクトリ
エントリ1303の先頭の1セクタ分のディレクトリエ
ントリデータをRAM202上に確保されたメモリバッ
ファに読み込む。次に、メモリバッファにはいくつかの
ファイルに対応するディレクトリエントリが読み込まれ
ているため、ステップS803で、ディレクトリ管理部
104は各ディレクトリエントリ項目の先頭の1バイト
を比較し、ディレクトリエントリがEXT−FAT情報
を含むディレクトリエントリであるか否かを判定する。
ディレクトリエントリがEXT−FAT情報を含むディ
レクトリエントリでない場合(ステップS803でN
O)、ステップS806に進む。一方、ディレクトリエ
ントリがEXT−FAT情報を含むディレクトリエント
リである場合、つまり、7ビット目に1が立っている場
合(ステップS803でYES)、ステップS804に
進み、ディレクトリエントリがEXT−FAT情報を含
むディレクトリエントリと認識して、そのEXT−FA
T情報を変数に記憶する。続いて、ステップS805
で、ディレクトリエントリの読込位置を示すポインタを
移動する。
【0052】ステップS806で、現在のポインタの位
置から32バイト先にある次のディレクトリエントリの
先頭1バイトを解析し、ディレクトリエントリがロング
ファイル名のディレクトリエントリであるか否かを判定
する。ディレクトリエントリがロングファイル名のディ
レクトリエントリでない場合(ステップS806でN
O)、ステップS812に進む。一方、ディレクトリエ
ントリがロングファイル名のディレクトリエントリであ
る場合、つまり、6ビット目に1が立っている場合(ス
テップS806でYES)、ステップS807に進み、
ディレクトリエントリがロングファイル名のディレクト
リエントリであると認識して、ロングファイル名を構築
する。ステップS809で、ディレクトリエントリの読
込位置を示すポインタを移動する。ステップS810
で、ロングファイル名のディレクトリエントリが残って
いるか否かを判定する。残っている場合(ステップS8
10でYES)、ステップS808に戻る。一方、残っ
ていない場合(ステップS810でNO)、ステップS
811に進む。
【0053】このロングファイル名の構築は、ディレク
トリエントリの先頭1バイトの下位5ビットからロング
ファイル名のエントリ数が分かるため、ステップS80
8〜ステップS810で、ロングファイル名のエントリ
数の分、次々にエントリを解析しながらロングファイル
名を構築する。そして、ステップS811で、そのロン
グファイル名を変数に記憶する。
【0054】ロングファイル名を構築し終えたら、ステ
ップS812で、現在のポインタの位置から32バイト
先にある次のエントリの先頭1バイトを解析し、ディレ
クトリエントリがショートファイル名のディレクトリエ
ントリであるか否かを判定する。ディレクトリエントリ
がショートファイル名のディレクトリエントリでない場
合(ステップS812でNO)、ステップS815に進
む。一方、ディレクトリエントリがショートファイル名
のディレクエントリである場合(ステップS812でY
ES)、ステップS813に進み、ショートファイル
名、ファイルの開始クラスタ番号、ファイルのサイズ等
の情報を得て変数に記憶する。
【0055】以上のようにして、ルートディレクトリエ
ントリにあるファイル名を取得し、ステップS814
で、取得したファイル名と、ユーザプログラム101に
より指定されたファイル名と一致するか否かを判定す
る。ファイル名が一致する場合(ステップS814でY
ES)、処理を終了する。一方、ファイル名が一致しな
い場合(ステップS814でNO)、ステップS815
に進む。
【0056】このようにして、ルートディレクトリエン
トリ上のデータを読み込み、指定されたファイル名と取
得したファイル名が一致するか、またはルートディレク
トリエントリ上のデータを全て読み出し、指定されたフ
ァイル名が存在するか否かを判定するための解析が終了
するまで、上記処理を繰り返す。
【0057】次に、検索されたファイルの読出処理につ
いて、図9を用いて説明する。
【0058】まず、ステップS901で、ショートファ
イル名のディレクトリエントリから既に変数に記憶され
たファイルの開始クラスタアドレスを用い、対応するク
ラスタのデータを読み込む。次に、読み込んだデータが
データの末尾であるか否かを判定する。末尾である場合
(ステップS904でYES)、処理を終了する。一
方、末尾でない場合(ステップS904でNO)、ステ
ップS905に進み、指定されたサイズ分のファイルの
データの読出が終了したか否かを判定する。読出が終了
した場合(ステップS905でYES)、処理を終了す
る。一方、読出が終了していない場合(ステップS90
5でNO)、ステップS906に進む。
【0059】ステップS906で、EXT−FATのF
ATチェイン情報が終了しているか否かを判定する。終
了していない場合(ステップS906でNO)、ステッ
プS902に進み、既に変数に記憶されたEXT−FA
T情報から、開始クラスタアドレスに記録されたデータ
に続く次のデータを含むクラスタアドレスを読み取る。
ステップS903で、読み取ったクラスタアドレスのデ
ータを読み込む。
【0060】以降は、EXT−FAT情報の各項目を順
にたどりながら、ユーザプログラム101で指定された
ファイルのデータを終端までの読出が終了するか(ステ
ップS904でYES)、または、指定されたサイズ分
のファイルのデータの読出が終了するまで(ステップS
905でYES)、データの読出動作を繰り返す。
【0061】一方、ステップS906において、EXT
−FATのFATチェイン情報が終了している場合(ス
テップS906でYES)、つまり、EXT−FAT情
報に記録された各項目が示すクラスタアドレスのデータ
を全て読み込んだにもかかわらず、依然指定されたファ
イルのデータの末尾までデータを読み込んでいないか、
または、指定されたサイズ分のファイルのデータの読出
が終了していない場合、ステップS907に進み、EX
T−FAT情報の最後に記録されたEXT−FAT項目
から、対応するFAT1302のFAT項目を読み出
し、読出が完了しているデータに続く次のデータを含む
クラスタアドレスをFAT1302から読み取る。
【0062】以降は、FATファイルシステムの動作と
同様にして、FATチェインを順にたどり、読み取った
クラスタアドレスのデータを読み込んで行く。 <ファイルの新規作成処理>次に、データの書込処理の
内、ファイルの新規作成処理について、図10を用いて
説明する。
【0063】ファイルの新規作成処理では、前処理とし
て、図8で説明したファイルの検索処理とほぼ同様の処
理が行われる。異なる点としては、ファイルの検索の目
的が、ユーザプログラム101から指定されたファイル
名がディレクトリエントリ上に存在しないことを検索す
ることである。従って、ファイルの新規作成処理では、
同じファイル名のディレクトリエントリが見つけられる
とエラーとなって、即座に、その処理は終了となる。デ
ィレクトリエントリを全て検索した結果、同じファイル
名のファイルが存在しなければ、図10のステップS1
001に進む。
【0064】ステップS1001以降の処理では、従来
のFATファイルシステムにおけるファイルの新規作成
処理とほぼ同様な処理を行う。すなわち、まず、ステッ
プS1001で、ディレクトリ管理部104が新現ファ
イル用のディレクトリエントリを確保する。このディレ
クトリエントリは、既に、図3〜図7で説明した通りで
あり、3つのディレクトリエントリをルートディレクト
リエントリ1303上の連続した領域に確保する。
【0065】次に、ステップS1002で、FAT管理
部105がFAT1302のデータを読み出して、未使
用(0000h)の値が記録されたFAT項目を検索す
ることで、そのFAT項目に対応する未使用クラスタを
検索する。未使用クラスタが見つかったら、ステップS
1003で、そのFAT項目の値を使用中を示すFFF
Fhに書き換える。次に、ステップS1006で、EX
T−FATに空きがあるか否かを判定する。空きがない
場合(ステップS1006でNO)、ステップS100
5に進む。一方、空きがある場合(ステップS1006
でYES)、ステップS1004に進む。
【0066】次に、ステップS1004で、EXT−F
ATの先頭の項目(先頭のアドレス2バイト)の値を、
使用中を示すFFFFhに書き換える。次に、ステップ
S1005で、データ領域1304の対応するクラスタ
番地に、ユーザプログラム101から与えられた所望の
データを書き込む。
【0067】次に、書込対象のデータ全ての書込が終了
したか否かを判定する。終了した場合(ステップS10
07でYES)、ステップS1008に進む。一方、終
了していない場合(ステップS1007でNO)、つま
り、データ領域1304に書込対象のデータが1クラス
タ内では収まり切れず、依然データが残っている場合、
ステップS1002に戻り、同様にしてさらにFAT1
302上で未使用の値が記録されたFAT項目を検索
し、見つかったら対応するそのFAT項目の値をFFF
Fhに書き換える(ステップS1003)。
【0068】この時、ステップS1003の処理では、
さらに加えて前回の処理の検索されたFAT項目の値
を、今回の処理で検索されたFAT項目に対応するクラ
スタ番地に書き換える。該当するEXT−FATの各項
目(現状態では、先頭の2バイト、および次の2バイ
ト)に対しても同様な操作を行う(ステップS100
4)。また、EXT−FATに記録できる13クラスタ
分のFATが全て埋められた場合(ステップS1006
でNO)、ステップS1004は省略される。最後に対
応するクラスタ番地にデータを書き込む(ステップS1
005)。
【0069】この処理を繰り返すことによって、クラス
タの並び順が次々にFAT1302およびEXT−FA
Tに記録され、FATチェインが完成する。
【0070】以上の処理により、書込対象のデータ全て
のデータ領域1304への書込が終了した場合(ステッ
プS1007のYES)、また、FAT1302およ
び、EXT−FATへのFATチェインの書込も終了し
たら、ステップS1008で、ディレクトリ管理部10
4がルートディレクトリエントリ1303に新親ファイ
ル名(ロングファイル名、ショートファイル名)、開始
クラスタ番地、ファイルサイズなどの情報を記録する。
このようにして、新規ファイルが作成される。 <既存ファイルへのデータ追加書込処理>既存ファイル
へのデータ追加書込処理について、図11を用いて説明
する。
【0071】既存ファイルへのデータ追加書込処理は、
図9のファイルの読出処理と同様にしてファイルディス
クリプタを確保し、ファイルオープンを要求した後、ス
テップS1101で、注目クラスタがファイルの最終ク
ラスタであるか否かを判定する。最終クラスタである場
合(ステップS1101でYES)、ステップS110
5に進む。一方、最終クラスタでない場合(ステップS
1101でNO)、ステップS1103に進む。ステッ
プS1103で、EXT−FATのFATチェイン情報
が終了しているか否かを判定する。終了していない場合
(ステップS1103でNO)、ステップS1102に
進み、FAT管理部105が開始クラスタ番地と、EX
T−FAT項目からFATチェインを順にたどり最後の
クラスタを得る。
【0072】一方、終了している場合(ステップS11
03でYES)、つまり、ユーザプログラム101で指
定されたファイルのサイズがEXT−FATに記録でき
るクラスタ分(本実施形態では13クラスタ)を越えて
いた場合、ステップS1104に進み、FAT1302
からFATチェインを順にたどり最後のクラスタを得
る。最終クラスタが得られたら、ステップS1105に
進む。
【0073】最終クラスタには、既存のデータがクラス
タのサイズ内の途中まで書き込まれている。従って、ス
テップS1105で、まず、クラスタの途中まで埋めら
れたデータの末尾に続けて追加する所望のデータを書き
込む。
【0074】次に、ステップS1106で、書込対象の
データ全ての書込が終了したか否かを判定する。書込が
終了した場合(ステップS1106でYES)、ステッ
プS1111に進む。一方、書込が終了していない場合
(ステップS1106でNO)、つまり、追加する所望
のデータがそのクラスタ内に収まり切らなかった場合、
ファイルの新規作成処理と同様にステップS1107
で、FAT1302から未使用クラスタを検索する。未
使用クラスタが見つかったら、ステップS1108で、
未使用クラスタに対応するFAT1302の項目の値
を、使用中を示すFFFhに書き換える。
【0075】次に、ステップS1108で、EXT−F
ATに空きがあるか否かを判定する。空きがない場合
(ステップS1109でNO)、ステップS1105に
進む。一方、空きがある場合(ステップS1109でY
ES)、ステップS1110に進み、EXT−FATの
先頭の項目(先頭のアドレス2バイト)の値を、使用中
を示すFFFFhに書き換え、FATチェインを完成さ
せる。
【0076】その後、データ領域1304の未使用クラ
スタに所望のデータを書き込み(ステップS110
5)、以上の処理を繰り返してデータを追加書込して行
く。最後に、ステップS1111で、ディレクトリ管理
部104がルートディレクトリエントリ1303にデー
タ追加書込後のファイルサイズなどの情報を記録する。 <既存ファイルへのデータ上書処理>既存ファイルへの
データ上書処理について、図12を用いて説明する。
【0077】既存のファイルへのデータ上書処理は、図
9のファイルの読出処理と同様に、ファイルディスクリ
プタを確保し、ファイルオープンを要求した後、ステッ
プS1209で、開始クラスタ番地から順に各EXT−
FAT項目あるいはFAT項目に対応するデータ領域1
304のクラスタを、ユーザプログラム101より指定
された上書対象ののデータで上書する。ステップS12
10で、上書対象のデータ全ての書込が終了したか否か
を判定する。終了した場合(ステップS1210でYE
S)、ステップS1211に進む。一方、終了していな
い場合(ステップS1210でNO)、ステップS12
01に進む。
【0078】ステップS1201で、注目クラスタがフ
ァイルの最終クラスタであるか否かを判定する。最終ク
ラスタである場合(ステップS1201でYES)、ス
テップS1205に進む。一方、最終クラスタでない場
合(ステップS1201でNO)、ステップS1203
に進む。ステップS1203で、EXT−FATのFA
Tチェイン情報が終了しているか否かを判定する。終了
していない場合(ステップS1203でNO)、ステッ
プS1202進み、FAT管理部105が開始クラスタ
番地と、EXT−FAT項目からFATチェインを順に
たどり最後のクラスタを得る。
【0079】一方、終了している場合(ステップS12
03でYES)、つまり、ユーザプログラム101で指
定されたファイルのサイズがEXT−FATに記録でき
るクラスタ分(本実施形態では13クラスタ)を越えて
いた場合、ステップS1204に進み、FAT1302
からFATチェインを順にたどり最後のクラスタを得
る。最終クラスタが得られたら、ステップS1205に
進む。
【0080】最終クラスタには、既存のデータがクラス
タのサイズ内の途中まで書き込まれている。従って、ス
テップS1105で、まず、クラスタの途中まで埋めら
れたデータの末尾に続けて追加する所望のデータを書き
込む。
【0081】ステップS1205で、FAT1302か
ら未使用の値が記録されたFAT項目を検索すること
で、そのFAT項目に対応する未使用クラスタを検索す
る。未使用クラスタが見つかったら、ステップS120
6で、そのFAT項目の値を使用中を示すFFFFhに
書き換える。
【0082】次に、ステップS1207で、EXT−F
ATに空きがあるか否かを判定する。空きがない場合
(ステップS1207でNO)、ステップS1209に
進む。一方、空きがある場合(ステップS1207でY
ES)、ステップS1208に進み、EXT−FATエ
ントリの先頭の項目(先頭のアドレス2バイト)の値
を、使用中を示すFFFFhに書き換え、FATチェイ
ンを完成させる。
【0083】そして、ステップS1210において、書
込対象のデータ全ての書込が終了した場合、つまり、既
存のファイルのデータサイズが上書対象のファイルのデ
ータサイズより大きい場合、ステップS1211で、F
AT管理部105は上書対象のファイルのデータの最終
クラスタに対応するEXT−FAT項目あるいはFAT
1302項目の値を、使用中を示すFFFFhに書き換
える。また、上書される以前のFATチェインの内で上
書するデータで埋められなかった余りのクラスタに対応
するEXT−FAT項目あるいはFAT1302項目の
値を、未使用クラスタであることを示す0000hに書
き換える。そして、ステップS1212で、ディレクト
リ管理部104がルートディレクトリエントリ1303
にデータ上書き終了後のファイルサイズなどの情報を記
録する。
【0084】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、FATファイルシステムは、個々のファイルのディ
レクトリエントリ上にEXT−FATと呼ぶFATチェ
インの一部を記録する領域を設ける。そして、ファイル
の読出/書込等の操作に伴うFATチェインの読出時に
は、EXT−FATに記録されたFATチェインを優先
的に使用する。これにより、FAT上のFATチェイン
を参照しなくても、EXT−FATに記録されたFAT
チェインを参照することで、操作対象のデータに対しア
クセスことができる。これにより、操作対象のデータの
解析に要する時間を短縮し、従来のFATファイルシス
テムとの互換性を保ちながら、FATチェインの読出を
高速に行うことができる。
【0085】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0086】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0087】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0088】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0089】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0090】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0091】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した図8〜図12に示すフロ
ーチャートに対応するプログラムコードが格納されるこ
とになる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記憶媒体上に記憶されたデータへのアクセスを高速に行
うことができる情報処理装置及びその方法、コンピュー
タ可読メモリを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の情報処理装置の機能構成を示す図
である。
【図2】本実施形態の情報処理装置のハードウェア構成
を示すブロック図である。
【図3】本実施形態のディレクトリエントリの各項目を
示す図である。
【図4】本実施形態のディレクトリエントリの各項目を
示す図である。
【図5】本実施形態のディレクトリエントリの各項目を
示す図である。
【図6】本実施形態の1ファイルに対するディレクトリ
エントリの構成を示す図である。
【図7】本実施形態のディレクトリエントリの全体構成
を示す図である。
【図8】本発明の実施形態のファイルの検索処理を示す
フローチャートである。
【図9】本発明の実施形態のファイルの読出処理を示す
フローチャートである。
【図10】本発明の実施形態のファイルの新規作成処理
を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施形態の既存ファイルへのデータ
追加書込処理を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施形態の既存ファイルへのデータ
上書処理を示すフローチャートである。
【図13】FAT型ディスクの記録フォーマットの一例
を示す図である。
【図14】本発明の実施形態のFAT型ディスクのFA
T領域の概念を示す図である。
【符号の説明】 101 ユーザプログラム 102 FATファイルシステムプログラム 103 ファイル管理部 104 ディレクトリ管理部 105 FAT管理部 106 ディスクドライバ部 201 CPU 202 RAM 203 ディスク装置 204 システムバス

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体上に記憶されるファイルの管理
    を行う情報処理装置であって、 1つのファイルに関する情報を記憶するディレクトリ内
    に、該ファイルの記憶位置を示す記憶位置情報を所定記
    憶領域に記憶管理する管理手段と、 前記管理手段で管理されるディレクトリを参照して、フ
    ァイルに対するアクセスを実行する実行手段とを備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記管理手段は、ファイルの記憶位置を
    管理するファイル管理テーブルを記憶する前記記憶媒体
    上の専用記憶領域に、更に、前記記憶位置情報を記憶管
    理することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記所定記憶領域は、前記ファイルのフ
    ァイル名が記憶された領域の直前にあることを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記管理手段は、記憶管理対象の前記記
    憶位置情報が前記所定記憶領域のサイズを越える場合、
    該所定記憶領域のサイズを越える部分の該記憶位置情報
    を前記専用記憶領域に記憶管理することを特徴とする請
    求項2に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記管理手段は、前記所定記憶領域の先
    頭に該所定記憶領域が前記記憶位置情報を記憶する領域
    であることを示すインデックスを付加することを特徴と
    する請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記実行手段は、ファイルに対するアク
    セスが指示された場合は、前記ディレクトリに記憶され
    ている該ファイルの記憶位置情報を優先して参照するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 記憶媒体上に記憶されるファイルの管理
    を行う情報処理方法であって、 1つのファイルに関する情報を記憶するディレクトリ内
    に、該ファイルの記憶位置を示す記憶位置情報を所定記
    憶領域に記憶管理する管理工程と、 前記管理工程で管理されるディレクトリを参照して、フ
    ァイルに対するアクセスを実行する実行工程とを備える
    ことを特徴とする情報処理方法。
  8. 【請求項8】 前記管理工程は、ファイルの記憶位置を
    管理するファイル管理テーブルを記憶する前記記憶媒体
    上の専用記憶領域に、更に、前記記憶位置情報を記憶管
    理することを特徴とする請求項7に記載の情報処理方
    法。
  9. 【請求項9】 前記所定記憶領域は、前記ファイルのフ
    ァイル名が記憶された領域の直前にあることを特徴とす
    る請求項7に記載の情報処理方法。
  10. 【請求項10】 前記管理工程は、記憶管理対象の前記
    記憶位置情報が前記所定記憶領域のサイズを越える場
    合、該所定記憶領域のサイズを越える部分の該記憶位置
    情報を前記専用記憶領域に記憶管理することを特徴とす
    る請求項8に記載の情報処理方法。
  11. 【請求項11】 前記管理工程は、前記所定記憶領域の
    先頭に該所定記憶領域が前記記憶位置情報を記憶する領
    域であることを示すインデックスを付加することを特徴
    とする請求項7に記載の情報処理方法。
  12. 【請求項12】 前記実行工程は、ファイルに対するア
    クセスが指示された場合は、前記ディレクトリに記憶さ
    れている該ファイルの記憶位置情報を優先して参照する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】 記憶媒体上に記憶されるファイルの管
    理を行う情報処理のプログラムコードが格納されたコン
    ピュータ可読メモリであって、 1つのファイルに関する情報を記憶するディレクトリ内
    に、該ファイルの記憶位置を示す記憶位置情報を所定記
    憶領域に記憶管理する管理工程のプログラムコードと、 前記管理工程で管理されるディレクトリを参照して、フ
    ァイルに対するアクセスを実行する実行工程のプログラ
    ムコードとを備えることを特徴とするコンピュータ可読
    メモリ。
JP27514899A 1999-09-28 1999-09-28 情報処理装置及びその方法、記録媒体 Expired - Fee Related JP4434379B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27514899A JP4434379B2 (ja) 1999-09-28 1999-09-28 情報処理装置及びその方法、記録媒体
US09/671,728 US6604170B1 (en) 1999-09-28 2000-09-27 Information processing apparatus and method, and computer readable memory

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27514899A JP4434379B2 (ja) 1999-09-28 1999-09-28 情報処理装置及びその方法、記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001101046A true JP2001101046A (ja) 2001-04-13
JP4434379B2 JP4434379B2 (ja) 2010-03-17

Family

ID=17551357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27514899A Expired - Fee Related JP4434379B2 (ja) 1999-09-28 1999-09-28 情報処理装置及びその方法、記録媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6604170B1 (ja)
JP (1) JP4434379B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003058400A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Sharp Corp ファイル管理システムにおけるセクタ管理方法およびセクタ管理プログラムならびにセクタ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006505848A (ja) * 2002-11-07 2006-02-16 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ メインファイルシステム領域及び仮想ファイルシステム領域を有する記録担体
JP2008077778A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Kenwood Corp ファイル管理装置、ファイル管理方法及びプログラム
JP2008186059A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Canon Inc データ処理装置、データ処理方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2009217357A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Nec Corp ファイルスペース追加システム、ファイルスペース追加方法、及びファイルスペース追加プログラム
JP2011146119A (ja) * 2011-03-03 2011-07-28 Kenwood Corp コンテンツ再生装置及びこれに用いるファイル管理方法
JP2011150714A (ja) * 2011-03-03 2011-08-04 Kenwood Corp ファイル管理装置及びファイル管理方法
JP2013033338A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Toshiba Corp メモリシステム

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7478243B2 (en) * 2001-03-21 2009-01-13 Microsoft Corporation On-disk file format for serverless distributed file system with signed manifest of file modifications
US7310644B2 (en) * 2001-06-06 2007-12-18 Microsoft Corporation Locating potentially identical objects across multiple computers
NL1019598C2 (nl) * 2001-12-18 2003-06-19 Neopost Ind B V Adressering van te verzenden items.
US7020665B2 (en) * 2002-03-07 2006-03-28 Microsoft Corporation File availability in distributed file storage systems
JP4225740B2 (ja) * 2002-04-26 2009-02-18 三洋電機株式会社 ファイル管理装置
US20050050108A1 (en) * 2003-08-21 2005-03-03 Texas Instruments Incorporated File system for digital processing systems with limited resources
KR100678888B1 (ko) * 2004-07-19 2007-02-05 삼성전자주식회사 정보를 기록하고 읽는 장치 및 방법
JP4239940B2 (ja) * 2004-09-22 2009-03-18 セイコーエプソン株式会社 ファイル管理プログラム、及びファイル管理装置
JP4301185B2 (ja) * 2005-02-25 2009-07-22 ソニー株式会社 ファイル管理装置、ファイル管理方法およびプログラム
CN100370445C (zh) * 2005-08-10 2008-02-20 北京中星微电子有限公司 一种基于文件分配表的数据传输装置和传输方法
US7966355B2 (en) * 2007-02-13 2011-06-21 Modu Ltd. Interface for extending functionality of memory cards
US8073884B2 (en) * 2007-12-20 2011-12-06 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method to derive high level file system information by passively monitoring low level operations on a FAT file system
KR20130071850A (ko) * 2011-12-21 2013-07-01 삼성전자주식회사 파일 시스템 및 파일 저장 방법
US20140172805A1 (en) * 2012-12-19 2014-06-19 Microsoft Corporation Contact management
US11435922B2 (en) 2017-06-27 2022-09-06 Sigmastar Technology Ltd. Control method for storage device of driving recorder and storage device control system
TWI631461B (zh) * 2017-06-27 2018-08-01 晨星半導體股份有限公司 行車記錄器之儲存裝置的控制方法與儲存裝置控制系統

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003058400A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Sharp Corp ファイル管理システムにおけるセクタ管理方法およびセクタ管理プログラムならびにセクタ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006505848A (ja) * 2002-11-07 2006-02-16 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ メインファイルシステム領域及び仮想ファイルシステム領域を有する記録担体
JP2008077778A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Kenwood Corp ファイル管理装置、ファイル管理方法及びプログラム
JP2008186059A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Canon Inc データ処理装置、データ処理方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2009217357A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Nec Corp ファイルスペース追加システム、ファイルスペース追加方法、及びファイルスペース追加プログラム
JP2011146119A (ja) * 2011-03-03 2011-07-28 Kenwood Corp コンテンツ再生装置及びこれに用いるファイル管理方法
JP2011150714A (ja) * 2011-03-03 2011-08-04 Kenwood Corp ファイル管理装置及びファイル管理方法
JP2013033338A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Toshiba Corp メモリシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US6604170B1 (en) 2003-08-05
JP4434379B2 (ja) 2010-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4434379B2 (ja) 情報処理装置及びその方法、記録媒体
JP3509285B2 (ja) 圧縮データ管理方式
US6275910B1 (en) Storage device and method for data sharing
US6397311B1 (en) System and method for defragmenting a file system
JPH04504018A (ja) 消去不可能な記憶媒体上にファイルを読出しかつ書込む方法
JP2002055995A (ja) 情報処理方法及び装置
US6591356B2 (en) Cluster buster
JP2001243100A (ja) 大容量記憶装置における区分テーブル、ファイル装置ディレクトリ構造、および個々のファイルクラスタチエンのバッファリング
JP3407628B2 (ja) 計算機システム
WO2002056179A1 (en) Method for regenerating partition using virtual drive, data processor and data storage device
JP2000298608A (ja) コンピュータデータ記憶媒体及びメモリ管理方法
US20080288710A1 (en) Semiconductor Memory Device and Its Control Method
US5608905A (en) DOS and Macintosh preformatted computer storage media
JP2539347B2 (ja) フアイル管理方法
JPH1063436A (ja) データ格納方法及び装置
JP2007148546A (ja) データ読出しシステム、データ読出し装置およびデータ読出し方法
JP3111912B2 (ja) ディスクキャッシュ制御方式
JP2006127401A (ja) 媒体記憶装置、媒体記憶装置のキャッシュセグメント切り替え方法、及び媒体記憶システム
JP2008134777A (ja) ファイル割当テーブルのキャッシュ方法
JP2009205591A (ja) アクセスモジュール、情報記録モジュール、及び情報記録システム
JP2004362092A (ja) Fatキャッシュ機能付きファイルシステム
JP2006127377A (ja) Fatファイルシステム
JP7262977B2 (ja) 記録装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP4920937B2 (ja) Fatファイルシステム、ファイル管理方法、プログラムおよび記憶媒体
EP1237085B1 (en) Memory management method for configuring a computer data storage medium to include a virtual disk drive

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060928

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060928

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080804

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091218

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140108

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees