JP2001100697A - 表示装置 - Google Patents
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Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
- Control Of El Displays (AREA)
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 周囲の明るさに応じた最適な輝度で表示を行
うことができるようにする。 【解決手段】 有機ELディスプレイ1の情報表示部1
aには表示データが表示され、輝度検出用表示部1bに
はダミーデータが表示される。照度検出部6は有機EL
ディスプレイ1に対する照度に対応した値を検出し、輝
度検出部7は輝度検出用表示部1bの輝度を検出する。
制御部4のMPU12は、照度検出部6と輝度検出部7
の出力信号を取り込み、予め作成されている基準データ
と比較することによって輝度設定データLCを生成し、デ
コーダ回路8に出力する。デコーダ回路8の出力信号に
基づいて抵抗アレイ10の抵抗値が設定され、この抵抗
値に基づいて、有機ELディスプレイ1の有機EL素子
に供給される電流の値が制御されて、有機ELディスプ
レイ1の輝度が制御される。
うことができるようにする。 【解決手段】 有機ELディスプレイ1の情報表示部1
aには表示データが表示され、輝度検出用表示部1bに
はダミーデータが表示される。照度検出部6は有機EL
ディスプレイ1に対する照度に対応した値を検出し、輝
度検出部7は輝度検出用表示部1bの輝度を検出する。
制御部4のMPU12は、照度検出部6と輝度検出部7
の出力信号を取り込み、予め作成されている基準データ
と比較することによって輝度設定データLCを生成し、デ
コーダ回路8に出力する。デコーダ回路8の出力信号に
基づいて抵抗アレイ10の抵抗値が設定され、この抵抗
値に基づいて、有機ELディスプレイ1の有機EL素子
に供給される電流の値が制御されて、有機ELディスプ
レイ1の輝度が制御される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報を表示するた
めの複数の画素を有する表示器を備えた表示装置に関す
る。
めの複数の画素を有する表示器を備えた表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、有機エレクトロルミネセント(El
ectroluminescent;以下、ELとも記す。)素子を用い
た有機ELディスプレイが、以下の理由等から注目を集
めてきている。すなわち、有機ELディスプレイは、自
発光タイプであるため、バックライトが必要なく、その
ため、有機ELディスプレイを含む表示システムの薄型
化を可能にする。また、有機ELディスプレイは、高輝
度、高視野角および応答特性のよいディスプレイとな
る。
ectroluminescent;以下、ELとも記す。)素子を用い
た有機ELディスプレイが、以下の理由等から注目を集
めてきている。すなわち、有機ELディスプレイは、自
発光タイプであるため、バックライトが必要なく、その
ため、有機ELディスプレイを含む表示システムの薄型
化を可能にする。また、有機ELディスプレイは、高輝
度、高視野角および応答特性のよいディスプレイとな
る。
【0003】有機ELディスプレイを用いた有機EL表
示装置は、映像を表示させるための有機ELディスプレ
イと、この有機ELディスプレイを駆動するための駆動
部と、表示データの入力、処理および駆動部の制御等を
行う制御部と、駆動部および制御部に所定の電圧を供給
する電源部とを備えている。
示装置は、映像を表示させるための有機ELディスプレ
イと、この有機ELディスプレイを駆動するための駆動
部と、表示データの入力、処理および駆動部の制御等を
行う制御部と、駆動部および制御部に所定の電圧を供給
する電源部とを備えている。
【0004】図17は、従来の有機EL表示装置の回路
構成の一例を示すブロック図である。この有機EL表示
装置は、有機ELディスプレイ101と、この有機EL
ディスプレイ101を駆動するための走査電極駆動部1
02およびデータ電極駆動部103と、表示データの入
力、処理および駆動部102,103の制御等を行う制
御部104と、駆動部102,103および制御部10
4に所定の電圧を供給するための電源部105とを備え
ている。
構成の一例を示すブロック図である。この有機EL表示
装置は、有機ELディスプレイ101と、この有機EL
ディスプレイ101を駆動するための走査電極駆動部1
02およびデータ電極駆動部103と、表示データの入
力、処理および駆動部102,103の制御等を行う制
御部104と、駆動部102,103および制御部10
4に所定の電圧を供給するための電源部105とを備え
ている。
【0005】有機ELディスプレイ101は、マトリク
ス状に配置された走査電極およびデータ電極と、これら
走査電極とデータ電極が交差する部分に形成され、両電
極に接続された複数の有機EL素子を有している。
ス状に配置された走査電極およびデータ電極と、これら
走査電極とデータ電極が交差する部分に形成され、両電
極に接続された複数の有機EL素子を有している。
【0006】走査電極駆動部102は、データの入力お
よびシフトを行うシフトレジスタ回路と、入力されたデ
ータの読み込みおよび保持を行うラッチ回路と、入力デ
ータに従って、有機ELディスプレイ101の走査電極
を駆動するドライバ回路とを有している。
よびシフトを行うシフトレジスタ回路と、入力されたデ
ータの読み込みおよび保持を行うラッチ回路と、入力デ
ータに従って、有機ELディスプレイ101の走査電極
を駆動するドライバ回路とを有している。
【0007】データ電極駆動部103は、表示データの
入力およびシフトを行うシフトレジスタ回路と、入力さ
れたデータの読み込みおよび保持を行うラッチ回路と、
入力データに従って、有機ELディスプレイ101のデ
ータ電極を駆動するドライバ回路とを有している。有機
EL素子を定電流駆動する場合には、ドライバ回路は定
電流回路を含んでいる。
入力およびシフトを行うシフトレジスタ回路と、入力さ
れたデータの読み込みおよび保持を行うラッチ回路と、
入力データに従って、有機ELディスプレイ101のデ
ータ電極を駆動するドライバ回路とを有している。有機
EL素子を定電流駆動する場合には、ドライバ回路は定
電流回路を含んでいる。
【0008】図17に示した例では、制御部104は、
表示データの入出力や、有機ELディスプレイ101の
表示タイミングや表示サイズ等の制御を行うグラフィッ
クコントローラ111と、このグラフィックコントロー
ラ111やその他の制御部104内部のIC(集積回
路)の制御等を行うMPU(マイクロプロセッサユニッ
ト)112と、アドレスバスおよびデータバスを介し
て、グラフィックコントローラ111およびMPU11
2に接続され、表示データを保持するためのRAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)113とを有している。
表示データの入出力や、有機ELディスプレイ101の
表示タイミングや表示サイズ等の制御を行うグラフィッ
クコントローラ111と、このグラフィックコントロー
ラ111やその他の制御部104内部のIC(集積回
路)の制御等を行うMPU(マイクロプロセッサユニッ
ト)112と、アドレスバスおよびデータバスを介し
て、グラフィックコントローラ111およびMPU11
2に接続され、表示データを保持するためのRAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)113とを有している。
【0009】グラフィックコントローラ111は、表示
データ入力端子114に接続されている。また、グラフ
ィックコントローラ111は、走査電極駆動部102に
対して供給するクロックCCLKおよびデータCDataと、デ
ータ電極駆動部103に対して供給するクロックSCLK、
表示データSDataおよびストローブ信号/STBとを出力す
るようになっている。なお、クロックCCLKとストローブ
信号/STBは、元は同一の信号である。
データ入力端子114に接続されている。また、グラフ
ィックコントローラ111は、走査電極駆動部102に
対して供給するクロックCCLKおよびデータCDataと、デ
ータ電極駆動部103に対して供給するクロックSCLK、
表示データSDataおよびストローブ信号/STBとを出力す
るようになっている。なお、クロックCCLKとストローブ
信号/STBは、元は同一の信号である。
【0010】電源部105は、走査電極駆動部102の
ドライバ回路とデータ電極駆動部103のドライバ回路
に、有機ELディスプレイ101を駆動するための駆動
電圧VDDHを供給する駆動部電源121と、制御部104
と各駆動部102,103に所定の電源電圧Vccを供給
する制御部電源122とを有している。これらの電源1
21,122は、電力入力端123を介して外部電源に
接続され、この外部電源より電力の供給を受けて、それ
ぞれ所定の電圧VDDH,Vccを生成し、出力するようにな
っている。
ドライバ回路とデータ電極駆動部103のドライバ回路
に、有機ELディスプレイ101を駆動するための駆動
電圧VDDHを供給する駆動部電源121と、制御部104
と各駆動部102,103に所定の電源電圧Vccを供給
する制御部電源122とを有している。これらの電源1
21,122は、電力入力端123を介して外部電源に
接続され、この外部電源より電力の供給を受けて、それ
ぞれ所定の電圧VDDH,Vccを生成し、出力するようにな
っている。
【0011】図17に示した有機EL表示装置では、走
査電極駆動部102とデータ電極駆動部103が有機E
Lディスプレイ101を駆動することによって、有機E
Lディスプレイ101にデータが表示される。
査電極駆動部102とデータ電極駆動部103が有機E
Lディスプレイ101を駆動することによって、有機E
Lディスプレイ101にデータが表示される。
【0012】ところで、有機ELディスプレイ101の
駆動方法には、定電圧駆動と定電流駆動とがある。一般
的に、定電圧駆動を行う場合には、駆動部電源121か
ら走査電極駆動部102とデータ電極駆動部103の各
ドライバ回路に供給される電圧VDDHを用いて、一定の電
圧VDDHで有機ELディスプレイ101を駆動し、有機E
L素子を発光させる。
駆動方法には、定電圧駆動と定電流駆動とがある。一般
的に、定電圧駆動を行う場合には、駆動部電源121か
ら走査電極駆動部102とデータ電極駆動部103の各
ドライバ回路に供給される電圧VDDHを用いて、一定の電
圧VDDHで有機ELディスプレイ101を駆動し、有機E
L素子を発光させる。
【0013】一方、定電流駆動を行う場合には、データ
電極駆動部103内に、有機ELディスプレイ101を
駆動するための電流値を設定する電流値設定回路を設
け、定電流回路によって、有機ELディスプレイ101
に供給される電流が電流値設定回路で設定された一定の
電流値となるように制御しながら、有機ELディスプレ
イ101を駆動し、有機EL素子を発光させる。
電極駆動部103内に、有機ELディスプレイ101を
駆動するための電流値を設定する電流値設定回路を設
け、定電流回路によって、有機ELディスプレイ101
に供給される電流が電流値設定回路で設定された一定の
電流値となるように制御しながら、有機ELディスプレ
イ101を駆動し、有機EL素子を発光させる。
【0014】図17には、定電流駆動を行う場合の例を
示している。この場合、データ電極駆動部103の電流
値設定回路で設定する電流値は、例えば、データ電極駆
動部103に設けられた電流値設定用端子REFに接続さ
れる抵抗Rの値によって制御可能である。
示している。この場合、データ電極駆動部103の電流
値設定回路で設定する電流値は、例えば、データ電極駆
動部103に設けられた電流値設定用端子REFに接続さ
れる抵抗Rの値によって制御可能である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】有機ELディスプレイ
は自発光型であり、有機EL素子に電圧を印可し電流を
流すことにより発光する。そのため、有機ELディスプ
レイは、バックライトを必要としないという利点があ
る。しかし、有機ELディスプレイでは、有機EL素子
自体に電流を流し発光させるため、有機ELディスプレ
イの発熱が問題となってくる。
は自発光型であり、有機EL素子に電圧を印可し電流を
流すことにより発光する。そのため、有機ELディスプ
レイは、バックライトを必要としないという利点があ
る。しかし、有機ELディスプレイでは、有機EL素子
自体に電流を流し発光させるため、有機ELディスプレ
イの発熱が問題となってくる。
【0016】有機ELディスプレイが発熱し、有機EL
ディスプレイ自体の温度が上昇することによって生じる
問題点の一つは、有機ELディスプレイの温度変化によ
って発光素子である有機EL素子の特性が変化し、有機
EL素子の発光輝度が変化するということである。すな
わち、定電圧駆動を行う場合には、有機EL素子の特性
が変化すると、有機EL素子に供給される電流値が変化
して、有機EL素子の発光輝度が変化する。また、定電
流駆動を行う場合には、有機EL素子の特性が変化する
と、供給される電流値が一定のため、一走査期間内にお
ける有機EL素子への充電量が変化して、有機EL素子
の発光輝度が変化する。
ディスプレイ自体の温度が上昇することによって生じる
問題点の一つは、有機ELディスプレイの温度変化によ
って発光素子である有機EL素子の特性が変化し、有機
EL素子の発光輝度が変化するということである。すな
わち、定電圧駆動を行う場合には、有機EL素子の特性
が変化すると、有機EL素子に供給される電流値が変化
して、有機EL素子の発光輝度が変化する。また、定電
流駆動を行う場合には、有機EL素子の特性が変化する
と、供給される電流値が一定のため、一走査期間内にお
ける有機EL素子への充電量が変化して、有機EL素子
の発光輝度が変化する。
【0017】更に、有機ELディスプレイ自体が発生す
る熱以外にも、有機ELディスプレイを含む有機EL表
示装置の取り付け場所によっては周囲の電子機器等から
の熱によって有機ELディスプレイの温度が変化し、そ
れによって有機EL素子の特性が変動し、有機EL素子
の発光輝度が変化する場合もある。
る熱以外にも、有機ELディスプレイを含む有機EL表
示装置の取り付け場所によっては周囲の電子機器等から
の熱によって有機ELディスプレイの温度が変化し、そ
れによって有機EL素子の特性が変動し、有機EL素子
の発光輝度が変化する場合もある。
【0018】また、有機ELディスプレイは、長期間使
用していると、有機EL素子の特性が劣化してきて、同
じ駆動電圧値および駆動電流値であっても、有機EL素
子の発光輝度が低下してくる。
用していると、有機EL素子の特性が劣化してきて、同
じ駆動電圧値および駆動電流値であっても、有機EL素
子の発光輝度が低下してくる。
【0019】ところで、有機ELディスプレイの発光輝
度を一定にする技術として、特開平11−109918
号公報には、輝度モニター用の発光部を設け、この輝度
モニター用発光部の輝度を測定し、その測定結果に応じ
て表示部の輝度を補正する技術が開示されている。この
技術では、陽極の駆動電圧または駆動電流を可変して表
示部の輝度を補正するようになっている。しかしなが
ら、陽極の駆動電圧を可変する場合には、陰極の駆動電
圧よりも陽極の駆動電圧が大きくなる場合が生じ、その
場合には、選択されていない走査電極、すなわち陰極の
駆動電圧が印加されている走査電極に接続された有機E
L素子にも順方向の電流が流れて、その有機EL素子が
誤発光するという問題点がある。
度を一定にする技術として、特開平11−109918
号公報には、輝度モニター用の発光部を設け、この輝度
モニター用発光部の輝度を測定し、その測定結果に応じ
て表示部の輝度を補正する技術が開示されている。この
技術では、陽極の駆動電圧または駆動電流を可変して表
示部の輝度を補正するようになっている。しかしなが
ら、陽極の駆動電圧を可変する場合には、陰極の駆動電
圧よりも陽極の駆動電圧が大きくなる場合が生じ、その
場合には、選択されていない走査電極、すなわち陰極の
駆動電圧が印加されている走査電極に接続された有機E
L素子にも順方向の電流が流れて、その有機EL素子が
誤発光するという問題点がある。
【0020】また、液晶表示装置における表示領域の輝
度を一定に保つ技術として、特開平8−334746号
公報には、表示領域の周囲の周辺領域に明るさ(輝度)
のモニター用の表示部を設け、このモニター用表示部の
明るさ(輝度)を検出し、その検出結果に基づいて、表
示領域の駆動電圧を制御する技術が開示されている。し
かしながら、この技術を有機EL表示装置に応用して陽
極の駆動電圧を制御するようにした場合には、上述の同
様の問題点が発生する。
度を一定に保つ技術として、特開平8−334746号
公報には、表示領域の周囲の周辺領域に明るさ(輝度)
のモニター用の表示部を設け、このモニター用表示部の
明るさ(輝度)を検出し、その検出結果に基づいて、表
示領域の駆動電圧を制御する技術が開示されている。し
かしながら、この技術を有機EL表示装置に応用して陽
極の駆動電圧を制御するようにした場合には、上述の同
様の問題点が発生する。
【0021】また、上記の各公報では、モニター用表示
部(モニター用発光部を含む。)の駆動と、画像用表示
部(表示領域を含む。)の駆動との関係が明らかではな
い。モニター用表示部と画像用表示部とを互いに独立に
駆動した場合には、両者の駆動電圧、駆動電流および駆
動周波数等が異なるため、モニター用表示部の輝度の測
定データを、そのまま画像用表示部の輝度の補正に反映
させることが難しいという問題点がある。更に、モニタ
ー用表示部と画像用表示部とを互いに独立に駆動した場
合には、両者における各素子の特性変化の度合いが異な
るため、画像用表示部の輝度を正確に補正するのが難し
いという問題点がある。
部(モニター用発光部を含む。)の駆動と、画像用表示
部(表示領域を含む。)の駆動との関係が明らかではな
い。モニター用表示部と画像用表示部とを互いに独立に
駆動した場合には、両者の駆動電圧、駆動電流および駆
動周波数等が異なるため、モニター用表示部の輝度の測
定データを、そのまま画像用表示部の輝度の補正に反映
させることが難しいという問題点がある。更に、モニタ
ー用表示部と画像用表示部とを互いに独立に駆動した場
合には、両者における各素子の特性変化の度合いが異な
るため、画像用表示部の輝度を正確に補正するのが難し
いという問題点がある。
【0022】ところで、有機ELディスプレイの発光輝
度を常に一定にした場合には、明るい場所と暗い場所、
屋内と屋外等、周囲の明るさの異なる複数の環境で有機
EL表示装置を使用する場合には、周囲の明るさによっ
ては、利用者が有機ELディスプレイの表示内容を認識
しにくくなる場合がある。
度を常に一定にした場合には、明るい場所と暗い場所、
屋内と屋外等、周囲の明るさの異なる複数の環境で有機
EL表示装置を使用する場合には、周囲の明るさによっ
ては、利用者が有機ELディスプレイの表示内容を認識
しにくくなる場合がある。
【0023】これを防止するために、有機ELディスプ
レイの発光輝度を手動で調整できるようにすることも考
えられるが、この場合には調整が煩雑になるという問題
点がある。
レイの発光輝度を手動で調整できるようにすることも考
えられるが、この場合には調整が煩雑になるという問題
点がある。
【0024】また、なるべく多くの環境の下で有機EL
ディスプレイの表示内容を認識し易くするために、有機
ELディスプレイの発光輝度を大きめに設定することも
考えられるが、この場合には、消費電力の無駄が生じた
り、前述のような有機ELディスプレイの発熱による問
題が顕著になったりするという問題点がある。
ディスプレイの表示内容を認識し易くするために、有機
ELディスプレイの発光輝度を大きめに設定することも
考えられるが、この場合には、消費電力の無駄が生じた
り、前述のような有機ELディスプレイの発熱による問
題が顕著になったりするという問題点がある。
【0025】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その第1の目的は、周囲の明るさに応じた最適な
輝度で表示を行うことができるようにした表示装置を提
供することにある。
ので、その第1の目的は、周囲の明るさに応じた最適な
輝度で表示を行うことができるようにした表示装置を提
供することにある。
【0026】本発明の第2の目的は、上記第1の目的に
加え、表示器の特性の変化に起因する表示器の輝度の変
化を防止できるようにした表示装置を提供することにあ
る。
加え、表示器の特性の変化に起因する表示器の輝度の変
化を防止できるようにした表示装置を提供することにあ
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の表示装置
は、情報を表示するための複数の画素を有する表示器
と、表示器を駆動する駆動手段と、表示器に対する照度
に対応した値を検出する照度検出手段と、照度検出手段
の検出結果に基づいて、表示器の輝度を制御する輝度制
御手段とを備えたものである。
は、情報を表示するための複数の画素を有する表示器
と、表示器を駆動する駆動手段と、表示器に対する照度
に対応した値を検出する照度検出手段と、照度検出手段
の検出結果に基づいて、表示器の輝度を制御する輝度制
御手段とを備えたものである。
【0028】本発明の第1の表示装置では、照度検出手
段によって表示器に対する照度に対応した値が検出さ
れ、この照度検出手段の検出結果に基づいて、輝度制御
手段によって表示器の輝度が制御される。
段によって表示器に対する照度に対応した値が検出さ
れ、この照度検出手段の検出結果に基づいて、輝度制御
手段によって表示器の輝度が制御される。
【0029】本発明の第1の表示装置において、表示器
は、複数の画素を構成する複数の発光素子を有していて
もよい。この場合、発光素子は有機エレクトロルミネセ
ント素子であってもよい。
は、複数の画素を構成する複数の発光素子を有していて
もよい。この場合、発光素子は有機エレクトロルミネセ
ント素子であってもよい。
【0030】また、本発明の第1の表示装置において、
表示器は、複数の走査電極と、この複数の走査電極と交
差するように設けられた複数のデータ電極とを有し、発
光素子は、両電極が交差する部分に配置されて両電極に
接続され、駆動手段は、走査電極を駆動する走査電極駆
動手段と、データ電極を駆動するデータ電極駆動手段と
を有するようにしてもよい。
表示器は、複数の走査電極と、この複数の走査電極と交
差するように設けられた複数のデータ電極とを有し、発
光素子は、両電極が交差する部分に配置されて両電極に
接続され、駆動手段は、走査電極を駆動する走査電極駆
動手段と、データ電極を駆動するデータ電極駆動手段と
を有するようにしてもよい。
【0031】また、本発明の第1の表示装置において、
データ電極駆動手段は、発光素子に対して発光に必要な
電流を供給し、輝度制御手段は、データ電極駆動手段が
発光素子に供給する電流の値を制御することによって表
示器の輝度を変えるようにしてもよい。
データ電極駆動手段は、発光素子に対して発光に必要な
電流を供給し、輝度制御手段は、データ電極駆動手段が
発光素子に供給する電流の値を制御することによって表
示器の輝度を変えるようにしてもよい。
【0032】また、本発明の第1の表示装置において、
走査電極駆動手段およびデータ電極駆動手段は、発光素
子に対して発光に必要な電圧を供給し、輝度制御手段
は、走査電極駆動手段およびデータ電極駆動手段が発光
素子に供給する電圧の値を制御することによって表示器
の輝度を変えるようにしてもよい。
走査電極駆動手段およびデータ電極駆動手段は、発光素
子に対して発光に必要な電圧を供給し、輝度制御手段
は、走査電極駆動手段およびデータ電極駆動手段が発光
素子に供給する電圧の値を制御することによって表示器
の輝度を変えるようにしてもよい。
【0033】また、本発明の第1の表示装置は、更に、
表示データを入力し、この表示データに基づいて駆動手
段を制御する制御部を備え、制御部は輝度制御手段を兼
ねていてもよい。
表示データを入力し、この表示データに基づいて駆動手
段を制御する制御部を備え、制御部は輝度制御手段を兼
ねていてもよい。
【0034】本発明の第2の表示装置は、情報を表示す
るための複数の情報表示用画素と輝度の検出のために用
いられる輝度検出用画素とを有する表示器と、表示器を
駆動する駆動手段と、表示器に対する照度に対応した値
を検出する照度検出手段と、照度検出手段の検出結果に
基づいて、表示器の輝度を制御する輝度制御手段と、輝
度検出用画素の輝度を検出する輝度検出手段と、輝度検
出手段の検出結果に基づいて、表示器の輝度を補正する
輝度補正手段とを備えたものである。
るための複数の情報表示用画素と輝度の検出のために用
いられる輝度検出用画素とを有する表示器と、表示器を
駆動する駆動手段と、表示器に対する照度に対応した値
を検出する照度検出手段と、照度検出手段の検出結果に
基づいて、表示器の輝度を制御する輝度制御手段と、輝
度検出用画素の輝度を検出する輝度検出手段と、輝度検
出手段の検出結果に基づいて、表示器の輝度を補正する
輝度補正手段とを備えたものである。
【0035】本発明の第2の表示装置では、照度検出手
段によって表示器に対する照度に対応した値が検出さ
れ、この照度検出手段の検出結果に基づいて、輝度制御
手段によって表示器の輝度が制御される。また、本発明
の第2の表示装置では、輝度検出手段によって輝度検出
用画素の輝度が検出され、この輝度検出手段の検出結果
に基づいて、輝度補正手段によって表示器の輝度が補正
される。
段によって表示器に対する照度に対応した値が検出さ
れ、この照度検出手段の検出結果に基づいて、輝度制御
手段によって表示器の輝度が制御される。また、本発明
の第2の表示装置では、輝度検出手段によって輝度検出
用画素の輝度が検出され、この輝度検出手段の検出結果
に基づいて、輝度補正手段によって表示器の輝度が補正
される。
【0036】本発明の第2の表示装置において、表示器
は、情報表示用画素と輝度検出用画素を構成する複数の
発光素子を有していてもよい。この場合、発光素子は有
機エレクトロルミネセント素子であってもよい。
は、情報表示用画素と輝度検出用画素を構成する複数の
発光素子を有していてもよい。この場合、発光素子は有
機エレクトロルミネセント素子であってもよい。
【0037】また、本発明の第2の表示装置において、
表示器は、複数の走査電極と、この複数の走査電極と交
差するように設けられた複数のデータ電極とを有し、発
光素子は、両電極が交差する部分に配置されて両電極に
接続され、駆動手段は、走査電極を駆動する走査電極駆
動手段と、データ電極を駆動するデータ電極駆動手段と
を有していてもよい。
表示器は、複数の走査電極と、この複数の走査電極と交
差するように設けられた複数のデータ電極とを有し、発
光素子は、両電極が交差する部分に配置されて両電極に
接続され、駆動手段は、走査電極を駆動する走査電極駆
動手段と、データ電極を駆動するデータ電極駆動手段と
を有していてもよい。
【0038】また、本発明の第2の表示装置において、
データ電極駆動手段は、発光素子に対して発光に必要な
電流を供給し、輝度補正手段は、データ電極駆動手段が
発光素子に供給する電流の値を制御することによって表
示器の輝度を変えるようにしてもよい。
データ電極駆動手段は、発光素子に対して発光に必要な
電流を供給し、輝度補正手段は、データ電極駆動手段が
発光素子に供給する電流の値を制御することによって表
示器の輝度を変えるようにしてもよい。
【0039】また、本発明の第2の表示装置において、
走査電極駆動手段およびデータ電極駆動手段は、発光素
子に対して発光に必要な電圧を供給し、輝度補正手段
は、走査電極駆動手段およびデータ電極駆動手段が発光
素子に供給する電圧の値を制御することによって表示器
の輝度を変えるようにしてもよい。
走査電極駆動手段およびデータ電極駆動手段は、発光素
子に対して発光に必要な電圧を供給し、輝度補正手段
は、走査電極駆動手段およびデータ電極駆動手段が発光
素子に供給する電圧の値を制御することによって表示器
の輝度を変えるようにしてもよい。
【0040】また、本発明の第2の表示装置において、
走査電極駆動手段およびデータ電極駆動手段は、情報表
示用画素を構成する発光素子と輝度検出用画素を構成す
る発光素子とを同一の周波数で駆動するようにしてもよ
い。
走査電極駆動手段およびデータ電極駆動手段は、情報表
示用画素を構成する発光素子と輝度検出用画素を構成す
る発光素子とを同一の周波数で駆動するようにしてもよ
い。
【0041】また、本発明の第2の表示装置は、更に、
表示データを入力し、この表示データに基づいて駆動手
段を制御する制御部を備え、制御部は輝度制御手段およ
び輝度補正手段を兼ねていてもよい。
表示データを入力し、この表示データに基づいて駆動手
段を制御する制御部を備え、制御部は輝度制御手段およ
び輝度補正手段を兼ねていてもよい。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。 [第1の実施の形態]図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る表示装置の全体の構成を示す回路図である。本
実施の形態に係る表示装置は、定電流駆動を行うように
した有機EL表示装置の例である。
て図面を参照して詳細に説明する。 [第1の実施の形態]図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る表示装置の全体の構成を示す回路図である。本
実施の形態に係る表示装置は、定電流駆動を行うように
した有機EL表示装置の例である。
【0043】本実施の形態に係る表示装置は、有機EL
ディスプレイ1と、この有機ELディスプレイ1を駆動
するための走査電極駆動部2およびデータ電極駆動部3
と、表示データの入力、処理および駆動部2,3の制御
等を行う制御部4と、駆動部2,3および制御部4に所
定の電圧を供給するための電源部5とを備えている。有
機ELディスプレイ1は本発明における表示器に対応す
る。走査電極駆動部2およびデータ電極駆動部3は、そ
れぞれ、本発明における走査電極駆動手段およびデータ
電極駆動手段に対応する。
ディスプレイ1と、この有機ELディスプレイ1を駆動
するための走査電極駆動部2およびデータ電極駆動部3
と、表示データの入力、処理および駆動部2,3の制御
等を行う制御部4と、駆動部2,3および制御部4に所
定の電圧を供給するための電源部5とを備えている。有
機ELディスプレイ1は本発明における表示器に対応す
る。走査電極駆動部2およびデータ電極駆動部3は、そ
れぞれ、本発明における走査電極駆動手段およびデータ
電極駆動手段に対応する。
【0044】有機ELディスプレイ1は、マトリクス状
に配置された走査電極およびデータ電極と、これら走査
電極とデータ電極が交差する部分に形成され、両電極に
接続された発光素子としての複数の有機EL素子を有し
ている。各有機EL素子は、有機ELディスプレイ1に
おける各画素を構成する。発光させる有機EL素子に
は、走査電極駆動部2およびデータ電極駆動部3によっ
て順方向にしきい値以上の電圧が印可されて電流が流さ
れ、有機EL素子は、例えば電流量に比例した輝度で発
光する。
に配置された走査電極およびデータ電極と、これら走査
電極とデータ電極が交差する部分に形成され、両電極に
接続された発光素子としての複数の有機EL素子を有し
ている。各有機EL素子は、有機ELディスプレイ1に
おける各画素を構成する。発光させる有機EL素子に
は、走査電極駆動部2およびデータ電極駆動部3によっ
て順方向にしきい値以上の電圧が印可されて電流が流さ
れ、有機EL素子は、例えば電流量に比例した輝度で発
光する。
【0045】有機ELディスプレイ1は、映像等の情報
を表示するための複数の情報表示用画素を含む情報表示
部1aと、輝度の検出のために用いられる輝度検出用画
素を含む輝度検出用表示部1bとを有している。本実施
の形態では、輝度検出用表示部1bを、図1における一
番下の走査電極に接続された1ライン分の画素(有機E
L素子)で構成し、残りの画素によって情報表示部1a
を構成している。なお、輝度検出用表示部1bは情報表
示部1aの上側に配置してもよい。また、輝度検出用表
示部1bは、複数ライン分の画素で構成してもよいし、
1ラインのうちの一部の画素で構成してもよい。
を表示するための複数の情報表示用画素を含む情報表示
部1aと、輝度の検出のために用いられる輝度検出用画
素を含む輝度検出用表示部1bとを有している。本実施
の形態では、輝度検出用表示部1bを、図1における一
番下の走査電極に接続された1ライン分の画素(有機E
L素子)で構成し、残りの画素によって情報表示部1a
を構成している。なお、輝度検出用表示部1bは情報表
示部1aの上側に配置してもよい。また、輝度検出用表
示部1bは、複数ライン分の画素で構成してもよいし、
1ラインのうちの一部の画素で構成してもよい。
【0046】走査電極駆動部2は、データの入力および
シフトを行うシフトレジスタ回路と、入力されたデータ
の読み込みおよび保持を行うラッチ回路と、入力データ
に従って、有機ELディスプレイ1の走査電極を駆動す
るドライバ回路とを有している。
シフトを行うシフトレジスタ回路と、入力されたデータ
の読み込みおよび保持を行うラッチ回路と、入力データ
に従って、有機ELディスプレイ1の走査電極を駆動す
るドライバ回路とを有している。
【0047】データ電極駆動部3は、表示データの入力
およびシフトを行うシフトレジスタ回路と、入力された
データの読み込みおよび保持を行うラッチ回路と、入力
データに従って、有機ELディスプレイ1のデータ電極
を駆動するドライバ回路と、有機ELディスプレイ1を
駆動するための電流値を設定する電流値設定回路とを有
している。ドライバ回路は定電流回路を含んでいる。ま
た、データ電極駆動部3は電流値設定用端子REFを有し
ている。
およびシフトを行うシフトレジスタ回路と、入力された
データの読み込みおよび保持を行うラッチ回路と、入力
データに従って、有機ELディスプレイ1のデータ電極
を駆動するドライバ回路と、有機ELディスプレイ1を
駆動するための電流値を設定する電流値設定回路とを有
している。ドライバ回路は定電流回路を含んでいる。ま
た、データ電極駆動部3は電流値設定用端子REFを有し
ている。
【0048】本実施の形態では、情報表示部1aと輝度
検出用表示部1bとを、同じICからなる走査電極駆動
部2と同じICからなるデータ電極駆動部3によって駆
動する。従って、情報表示部1aと輝度検出用表示部1
bは、同じ駆動電圧、同じ駆動電流および同じ駆動周波
数で駆動される。
検出用表示部1bとを、同じICからなる走査電極駆動
部2と同じICからなるデータ電極駆動部3によって駆
動する。従って、情報表示部1aと輝度検出用表示部1
bは、同じ駆動電圧、同じ駆動電流および同じ駆動周波
数で駆動される。
【0049】制御部4は、表示データの入出力や、有機
ELディスプレイ1の表示タイミングや表示サイズ等の
制御を行うグラフィックコントローラ11と、このグラ
フィックコントローラ11やその他の制御部4内部のI
Cの制御等を行うMPU(マイクロプロセッサユニッ
ト)12と、アドレスバスおよびデータバスを介して、
グラフィックコントローラ11およびMPU12に接続
され、表示データを保持するためのRAM(ランダムア
クセスメモリ)13とを有している。図示しないが、制
御部4は、更に発振回路やリセット回路等を有してい
る。
ELディスプレイ1の表示タイミングや表示サイズ等の
制御を行うグラフィックコントローラ11と、このグラ
フィックコントローラ11やその他の制御部4内部のI
Cの制御等を行うMPU(マイクロプロセッサユニッ
ト)12と、アドレスバスおよびデータバスを介して、
グラフィックコントローラ11およびMPU12に接続
され、表示データを保持するためのRAM(ランダムア
クセスメモリ)13とを有している。図示しないが、制
御部4は、更に発振回路やリセット回路等を有してい
る。
【0050】グラフィックコントローラ11は、表示デ
ータ入力端子14に接続されている。また、グラフィッ
クコントローラ11は、走査電極駆動部2に対して供給
するクロックCCLKおよびデータCDataと、データ電極駆
動部3に対して供給するクロックSCLK、表示データSDat
aおよびストローブ信号/STBとを出力するようになって
いる。なお、クロックCCLKとストローブ信号/STBは、元
は同一の信号である。
ータ入力端子14に接続されている。また、グラフィッ
クコントローラ11は、走査電極駆動部2に対して供給
するクロックCCLKおよびデータCDataと、データ電極駆
動部3に対して供給するクロックSCLK、表示データSDat
aおよびストローブ信号/STBとを出力するようになって
いる。なお、クロックCCLKとストローブ信号/STBは、元
は同一の信号である。
【0051】MPU12は、CPU(中央処理ユニッ
ト)コア15と、ROM(リードオンリメモリ)16
と、RAM17と、アナログ−デジタル(以下、A/D
と記す)変換器18と、入出力ポート19,20とを有
している。CPUコア15,ROM16,RAM17、
A/D変換器18および入出力ポート19,20は、互
いにアドレスバスおよびデータバスを介して接続されて
いる。入出力ポート19は制御バスを介してグラフィッ
クコントローラ11に接続されている。入出力ポート2
0は、アドレスバスおよびデータバスを介して、グラフ
ィックコントローラ11およびRAM13に接続されて
いる。また、入出力ポート20は後述する輝度設定デー
タLCを出力するようになっている。
ト)コア15と、ROM(リードオンリメモリ)16
と、RAM17と、アナログ−デジタル(以下、A/D
と記す)変換器18と、入出力ポート19,20とを有
している。CPUコア15,ROM16,RAM17、
A/D変換器18および入出力ポート19,20は、互
いにアドレスバスおよびデータバスを介して接続されて
いる。入出力ポート19は制御バスを介してグラフィッ
クコントローラ11に接続されている。入出力ポート2
0は、アドレスバスおよびデータバスを介して、グラフ
ィックコントローラ11およびRAM13に接続されて
いる。また、入出力ポート20は後述する輝度設定デー
タLCを出力するようになっている。
【0052】MPU12は、CPUコア15が、RAM
17を作業領域として、ROM16に格納されたプログ
ラムを実行することにより、表示データの入力、表示デ
ータのRAM13への格納、RAM13からの表示デー
タの読み出し、有機ELディスプレイ1の表示タイミン
グや表示サイズ等の制御等を行うようになっている。
17を作業領域として、ROM16に格納されたプログ
ラムを実行することにより、表示データの入力、表示デ
ータのRAM13への格納、RAM13からの表示デー
タの読み出し、有機ELディスプレイ1の表示タイミン
グや表示サイズ等の制御等を行うようになっている。
【0053】電源部5は、走査電極駆動部2のドライバ
回路とデータ電極駆動部3のドライバ回路に、有機EL
ディスプレイ1を駆動するための駆動電圧VDDHを供給す
る駆動部電源21と、制御部4と各駆動部2,3に、所
定の電源電圧Vccを供給する制御部電源22とを有して
いる。これらの電源21,22は、電力入力端23を介
して外部電源に接続され、この外部電源より電力の供給
を受けて、それぞれ所定の電圧VDDH,Vccを生成し、出
力するようになっている。
回路とデータ電極駆動部3のドライバ回路に、有機EL
ディスプレイ1を駆動するための駆動電圧VDDHを供給す
る駆動部電源21と、制御部4と各駆動部2,3に、所
定の電源電圧Vccを供給する制御部電源22とを有して
いる。これらの電源21,22は、電力入力端23を介
して外部電源に接続され、この外部電源より電力の供給
を受けて、それぞれ所定の電圧VDDH,Vccを生成し、出
力するようになっている。
【0054】本実施の形態に係る表示装置は、更に、有
機ELディスプレイ1に対する照度に対応した値を検出
する照度検出部6と、輝度検出用表示部1bの輝度を検
出する輝度検出部7とを備えている。照度検出部6は本
発明における照度検出手段に対応し、輝度検出部7は本
発明における輝度検出手段に対応する。
機ELディスプレイ1に対する照度に対応した値を検出
する照度検出部6と、輝度検出用表示部1bの輝度を検
出する輝度検出部7とを備えている。照度検出部6は本
発明における照度検出手段に対応し、輝度検出部7は本
発明における輝度検出手段に対応する。
【0055】照度検出部6は、有機ELディスプレイ1
に対する照度を検出するためのフォトセンサ31と、こ
のフォトセンサ31の出力信号を増幅する増幅回路32
と、この増幅回路32の出力信号をサンプル・ホールド
するサンプル・ホールド回路33とを有している。ここ
では、フォトセンサ31としてフォトダイオードを使用
するものとする。増幅回路32は、オペアンプIC11
とオペアンプIC12とを有している。オペアンプIC
11の一方の入力端は、フォトセンサ31のアノードに
接続されていると共に、抵抗R11を介してオペアンプ
IC11の出力端に接続されている。なお、フォトセン
サ31のカソードは接地されている。オペアンプIC1
1の他方の入力端は、抵抗R13の一端に接続されてい
ると共に、抵抗R12を介してオペアンプIC11の出
力端に接続されている。オペアンプIC12の一方の入
力端は、抵抗R13の他端に接続されていると共に、抵
抗R14を介してオペアンプIC12の出力端に接続さ
れている。オペアンプIC12の他方の入力端は、抵抗
R15を介して接地されている。
に対する照度を検出するためのフォトセンサ31と、こ
のフォトセンサ31の出力信号を増幅する増幅回路32
と、この増幅回路32の出力信号をサンプル・ホールド
するサンプル・ホールド回路33とを有している。ここ
では、フォトセンサ31としてフォトダイオードを使用
するものとする。増幅回路32は、オペアンプIC11
とオペアンプIC12とを有している。オペアンプIC
11の一方の入力端は、フォトセンサ31のアノードに
接続されていると共に、抵抗R11を介してオペアンプ
IC11の出力端に接続されている。なお、フォトセン
サ31のカソードは接地されている。オペアンプIC1
1の他方の入力端は、抵抗R13の一端に接続されてい
ると共に、抵抗R12を介してオペアンプIC11の出
力端に接続されている。オペアンプIC12の一方の入
力端は、抵抗R13の他端に接続されていると共に、抵
抗R14を介してオペアンプIC12の出力端に接続さ
れている。オペアンプIC12の他方の入力端は、抵抗
R15を介して接地されている。
【0056】オペアンプIC11および抵抗R11,R
12は、フォトセンサ31の出力電流を増幅する電流増
幅器を構成している。オペアンプIC12および抵抗R
13,R14,R15は、電流増幅器の出力電流を増幅
して電圧信号として出力する増幅器を構成している。オ
ペアンプIC12の出力端は、サンプル・ホールド回路
33の入力端に接続されている。サンプル・ホールド回
路33の出力信号は、入力信号A in1としてMPU12
のA/D変換器18に入力されるようになっている。
12は、フォトセンサ31の出力電流を増幅する電流増
幅器を構成している。オペアンプIC12および抵抗R
13,R14,R15は、電流増幅器の出力電流を増幅
して電圧信号として出力する増幅器を構成している。オ
ペアンプIC12の出力端は、サンプル・ホールド回路
33の入力端に接続されている。サンプル・ホールド回
路33の出力信号は、入力信号A in1としてMPU12
のA/D変換器18に入力されるようになっている。
【0057】輝度検出部7は、輝度検出用表示部1bの
輝度を検出するためのフォトセンサ41と、このフォト
センサ41の出力信号を増幅する増幅回路42と、この
増幅回路42の出力信号をサンプル・ホールドするサン
プル・ホールド回路43とを有している。ここでは、フ
ォトセンサ41としてフォトダイオードを使用するもの
とする。増幅回路42は、オペアンプIC21とオペア
ンプIC22とを有している。オペアンプIC21の一
方の入力端は、フォトセンサ41のアノードに接続され
ていると共に、抵抗R21を介してオペアンプIC21
の出力端に接続されている。なお、フォトセンサ41の
カソードは接地されている。オペアンプIC21の他方
の入力端は、抵抗R23の一端に接続されていると共
に、抵抗R22を介してオペアンプIC21の出力端に
接続されている。オペアンプIC22の一方の入力端
は、抵抗R23の他端に接続されていると共に、抵抗R
24を介してオペアンプIC22の出力端に接続されて
いる。オペアンプIC22の他方の入力端は、抵抗R2
5を介して接地されている。
輝度を検出するためのフォトセンサ41と、このフォト
センサ41の出力信号を増幅する増幅回路42と、この
増幅回路42の出力信号をサンプル・ホールドするサン
プル・ホールド回路43とを有している。ここでは、フ
ォトセンサ41としてフォトダイオードを使用するもの
とする。増幅回路42は、オペアンプIC21とオペア
ンプIC22とを有している。オペアンプIC21の一
方の入力端は、フォトセンサ41のアノードに接続され
ていると共に、抵抗R21を介してオペアンプIC21
の出力端に接続されている。なお、フォトセンサ41の
カソードは接地されている。オペアンプIC21の他方
の入力端は、抵抗R23の一端に接続されていると共
に、抵抗R22を介してオペアンプIC21の出力端に
接続されている。オペアンプIC22の一方の入力端
は、抵抗R23の他端に接続されていると共に、抵抗R
24を介してオペアンプIC22の出力端に接続されて
いる。オペアンプIC22の他方の入力端は、抵抗R2
5を介して接地されている。
【0058】オペアンプIC21および抵抗R21,R
22は、フォトセンサ41の出力電流を増幅する電流増
幅器を構成している。オペアンプIC22および抵抗R
23,R24,R25は、電流増幅器の出力電流を増幅
して電圧信号として出力する増幅器を構成している。オ
ペアンプIC22の出力端は、サンプル・ホールド回路
43の入力端に接続されている。サンプル・ホールド回
路43の出力信号は、入力信号A in2としてMPU12
のA/D変換器18に入力されるようになっている。
22は、フォトセンサ41の出力電流を増幅する電流増
幅器を構成している。オペアンプIC22および抵抗R
23,R24,R25は、電流増幅器の出力電流を増幅
して電圧信号として出力する増幅器を構成している。オ
ペアンプIC22の出力端は、サンプル・ホールド回路
43の入力端に接続されている。サンプル・ホールド回
路43の出力信号は、入力信号A in2としてMPU12
のA/D変換器18に入力されるようになっている。
【0059】MPU12は、入力信号A in1と入力信号A
in2を一定時間毎に取り込み、これらをA/D変換器1
8によってA/D変換し、変換後のデジタルデータを、
予め作成されている基準データと比較することによって
輝度設定データLCを生成し、この輝度設定データLCを入
出力ポート20より出力するようになっている。MPU
12は、本発明における輝度制御手段および輝度補正手
段に対応すると共に、本発明における制御部に対応す
る。従って、本実施の形態では、制御部は輝度制御手段
および輝度補正手段を兼ねている。
in2を一定時間毎に取り込み、これらをA/D変換器1
8によってA/D変換し、変換後のデジタルデータを、
予め作成されている基準データと比較することによって
輝度設定データLCを生成し、この輝度設定データLCを入
出力ポート20より出力するようになっている。MPU
12は、本発明における輝度制御手段および輝度補正手
段に対応すると共に、本発明における制御部に対応す
る。従って、本実施の形態では、制御部は輝度制御手段
および輝度補正手段を兼ねている。
【0060】なお、フォトセンサ31,41として使用
するフォトダイオードとしては、半導体としてシリコン
を用いたものや、半導体としてガリウム砒素(GaA
s)を用いたもの等がある。また、輝度検出部7のフォ
トセンサ41として使用するフォトダイオードには、有
機ELディスプレイ1の発光波長に感度が合うものを使
用すればよい。なお、フォトダイオードの代りに、フォ
トトランジスタや、増幅回路を含んだフォトIC等を使
用してもよい。
するフォトダイオードとしては、半導体としてシリコン
を用いたものや、半導体としてガリウム砒素(GaA
s)を用いたもの等がある。また、輝度検出部7のフォ
トセンサ41として使用するフォトダイオードには、有
機ELディスプレイ1の発光波長に感度が合うものを使
用すればよい。なお、フォトダイオードの代りに、フォ
トトランジスタや、増幅回路を含んだフォトIC等を使
用してもよい。
【0061】本実施の形態に係る表示装置は、更に、M
PU12より出力される輝度設定データLCを入力するデ
コーダ回路8と、このデコーダ回路8の出力信号によっ
て制御される切替スイッチ回路9と、この切替スイッチ
回路9に接続された抵抗アレイ10とを備えている。
PU12より出力される輝度設定データLCを入力するデ
コーダ回路8と、このデコーダ回路8の出力信号によっ
て制御される切替スイッチ回路9と、この切替スイッチ
回路9に接続された抵抗アレイ10とを備えている。
【0062】抵抗アレイ10は、直列に接続された多数
の抵抗を有し、一端がデータ電極駆動部3の電流値設定
用端子REFに接続されている。切替スイッチ回路9は、
抵抗アレイ10の両端および隣接する抵抗間の接続点
を、デコーダ回路8の出力信号に基づいて、選択的に接
地するようになっている。
の抵抗を有し、一端がデータ電極駆動部3の電流値設定
用端子REFに接続されている。切替スイッチ回路9は、
抵抗アレイ10の両端および隣接する抵抗間の接続点
を、デコーダ回路8の出力信号に基づいて、選択的に接
地するようになっている。
【0063】MPU12より出力される輝度設定データ
LCは、デコーダ回路8によって、抵抗アレイ10の抵抗
値を設定するためのデータにデコードされる。そして、
デコーダ回路8の出力信号に基づいて、切替スイッチ回
路9が抵抗アレイ10の両端および隣接する抵抗間の接
続点を選択的に接地することにより、輝度設定データLC
に基づいて抵抗アレイ10の抵抗値が設定される。
LCは、デコーダ回路8によって、抵抗アレイ10の抵抗
値を設定するためのデータにデコードされる。そして、
デコーダ回路8の出力信号に基づいて、切替スイッチ回
路9が抵抗アレイ10の両端および隣接する抵抗間の接
続点を選択的に接地することにより、輝度設定データLC
に基づいて抵抗アレイ10の抵抗値が設定される。
【0064】図2は、データ電極駆動部3の構成の一例
を示すブロック図である。このデータ電極駆動部3は、
表示データSDataの入力およびシフトを行うシフトレジ
スタ回路51と、このシフトレジスタ回路51に入力さ
れたデータの読み込みおよび保持を行うラッチ回路52
と、このラッチ回路52によって保持されたデータに従
って、有機ELディスプレイ1のデータ電極を駆動する
ドライバ回路53と、このドライバ回路53に所定の電
圧を供給する電源回路54と、この電源回路54を制御
して、有機ELディスプレイ1を駆動するための電流値
を設定する電流値設定回路55とを有している。ドライ
バ回路53は定電流回路を含んでいる。また、電流値設
定回路55は電流値設定用端子REFに接続されている。
シフトレジスタ回路51にはクロックSCLKが入力される
ようになっている。ラッチ回路52にはストローブ信号
/STBが入力されるようになっている。電源回路54に
は、電源部5より電圧VDDH,Vccが供給されるようにな
っている。
を示すブロック図である。このデータ電極駆動部3は、
表示データSDataの入力およびシフトを行うシフトレジ
スタ回路51と、このシフトレジスタ回路51に入力さ
れたデータの読み込みおよび保持を行うラッチ回路52
と、このラッチ回路52によって保持されたデータに従
って、有機ELディスプレイ1のデータ電極を駆動する
ドライバ回路53と、このドライバ回路53に所定の電
圧を供給する電源回路54と、この電源回路54を制御
して、有機ELディスプレイ1を駆動するための電流値
を設定する電流値設定回路55とを有している。ドライ
バ回路53は定電流回路を含んでいる。また、電流値設
定回路55は電流値設定用端子REFに接続されている。
シフトレジスタ回路51にはクロックSCLKが入力される
ようになっている。ラッチ回路52にはストローブ信号
/STBが入力されるようになっている。電源回路54に
は、電源部5より電圧VDDH,Vccが供給されるようにな
っている。
【0065】このデータ電極駆動部3では、シフトレジ
スタ回路51は、入力した表示データSDataを、クロッ
クSCLKに同期して1ビットずつシフトする。シフトレジ
スタ回路51内のデータはラッチ回路52に送られる。
シフトレジスタ51に有機ELディスプレイ1の水平方
向の1ラインに表示させるデータの入力が終了した時点
で、ラッチ回路52にストローブ信号/STBが与えられ
る。ラッチ回路52は、このストローブ信号/STBが与え
られると、保持しているデータをドライバ回路53に出
力する。ドライバ回路53は、与えられたデータに基づ
いて、発光させる有機EL素子に接続されたデータ電極
に電圧VDDHを供給し、他のデータ電極には例えばグラウ
ンドレベルの電圧を供給する。また、ドライバ回路53
は、発光させる有機EL素子に接続されたデータ電極に
供給される電流の値が一定になるように制御する。
スタ回路51は、入力した表示データSDataを、クロッ
クSCLKに同期して1ビットずつシフトする。シフトレジ
スタ回路51内のデータはラッチ回路52に送られる。
シフトレジスタ51に有機ELディスプレイ1の水平方
向の1ラインに表示させるデータの入力が終了した時点
で、ラッチ回路52にストローブ信号/STBが与えられ
る。ラッチ回路52は、このストローブ信号/STBが与え
られると、保持しているデータをドライバ回路53に出
力する。ドライバ回路53は、与えられたデータに基づ
いて、発光させる有機EL素子に接続されたデータ電極
に電圧VDDHを供給し、他のデータ電極には例えばグラウ
ンドレベルの電圧を供給する。また、ドライバ回路53
は、発光させる有機EL素子に接続されたデータ電極に
供給される電流の値が一定になるように制御する。
【0066】電源回路54は、ドライバ回路53に電圧
VDDHを供給すると共に、電流値設定回路55による設定
に基づいて、ドライバ回路53より有機EL素子に供給
される電流の値を制御する。電流値設定回路55は、電
流値設定用端子REFに接続された抵抗の値に基づいて、
電源回路54を制御して、ドライバ回路53より有機E
L素子に供給される電流の値を設定する。
VDDHを供給すると共に、電流値設定回路55による設定
に基づいて、ドライバ回路53より有機EL素子に供給
される電流の値を制御する。電流値設定回路55は、電
流値設定用端子REFに接続された抵抗の値に基づいて、
電源回路54を制御して、ドライバ回路53より有機E
L素子に供給される電流の値を設定する。
【0067】図3は、有機ELディスプレイ1の周辺を
示す分解斜視図である。この図に示したように、有機E
Lディスプレイ1の前方にはフレーム62が配置されて
いる。フレーム62には、有機ELディスプレイ1の情
報表示部1aに対応する開口部63が形成されている。
有機ELディスプレイ1の輝度検出用表示部1bは、フ
レーム62によって覆われている。
示す分解斜視図である。この図に示したように、有機E
Lディスプレイ1の前方にはフレーム62が配置されて
いる。フレーム62には、有機ELディスプレイ1の情
報表示部1aに対応する開口部63が形成されている。
有機ELディスプレイ1の輝度検出用表示部1bは、フ
レーム62によって覆われている。
【0068】フレーム62には、周縁部近傍の位置に、
有機ELディスプレイ1の周囲の光を取り込むための窓
部64が形成されている。照度検出部6のフォトセンサ
31は、その受光部が窓部64を向くように、有機EL
ディスプレイ1とフレーム62との間に配置されてい
る。なお、フォトセンサ31は、有機ELディスプレイ
1の情報表示部1aに対する照度に近い照度を検出でき
るように、有機ELディスプレイ1の情報表示部1aと
同一面上に配置するのが好ましい。
有機ELディスプレイ1の周囲の光を取り込むための窓
部64が形成されている。照度検出部6のフォトセンサ
31は、その受光部が窓部64を向くように、有機EL
ディスプレイ1とフレーム62との間に配置されてい
る。なお、フォトセンサ31は、有機ELディスプレイ
1の情報表示部1aに対する照度に近い照度を検出でき
るように、有機ELディスプレイ1の情報表示部1aと
同一面上に配置するのが好ましい。
【0069】また、輝度検出部7のフォトセンサ41
は、その受光部が輝度検出用表示部1bを向くように、
有機ELディスプレイ1とフレーム62との間に配置さ
れ、輝度検出用表示部1bの特定の箇所における輝度を
検出するようになっている。
は、その受光部が輝度検出用表示部1bを向くように、
有機ELディスプレイ1とフレーム62との間に配置さ
れ、輝度検出用表示部1bの特定の箇所における輝度を
検出するようになっている。
【0070】フレーム62は、例えば樹脂で作製しても
よいし、外部からのノイズを遮断する機能を持たせるた
めに金属で作製してもよい。
よいし、外部からのノイズを遮断する機能を持たせるた
めに金属で作製してもよい。
【0071】有機ELディスプレイ1の裏面には、プリ
ント基板61が配置されている。このプリント基板61
には、走査電極駆動部2、データ電極駆動部3、制御部
4等の回路が搭載されていると共に、フォトセンサ3
1,41を除く照度検出部6および輝度検出部7の回路
部品が搭載されている。フォトセンサ31,41とプリ
ント基板61とはケーブルによって接続されている。
ント基板61が配置されている。このプリント基板61
には、走査電極駆動部2、データ電極駆動部3、制御部
4等の回路が搭載されていると共に、フォトセンサ3
1,41を除く照度検出部6および輝度検出部7の回路
部品が搭載されている。フォトセンサ31,41とプリ
ント基板61とはケーブルによって接続されている。
【0072】図4は、輝度検出部7のフォトセンサ41
の周辺を示す断面図である。この図に示したように、有
機ELディスプレイ1とフレーム62は、これらの周縁
部に配置された枠状のスペーサ65を介して接合されて
いる。また、有機ELディスプレイ1とフレーム62の
間には、情報表示部1aと輝度検出用表示部1bとの間
の位置に遮光板66が設けられている。これにより、輝
度検出用表示部1bより発せられる光は外部に漏れるこ
とがなく、また、開口部63より入射した光がフォトセ
ンサ41に入射することがないようになっている。
の周辺を示す断面図である。この図に示したように、有
機ELディスプレイ1とフレーム62は、これらの周縁
部に配置された枠状のスペーサ65を介して接合されて
いる。また、有機ELディスプレイ1とフレーム62の
間には、情報表示部1aと輝度検出用表示部1bとの間
の位置に遮光板66が設けられている。これにより、輝
度検出用表示部1bより発せられる光は外部に漏れるこ
とがなく、また、開口部63より入射した光がフォトセ
ンサ41に入射することがないようになっている。
【0073】図5は、有機ELディスプレイ1に表示す
るデータの構造の一例を概念的に示したものである。こ
の図に示したように、有機ELディスプレイ1に表示す
る1フレーム分のデータ70は、表示データに基づいて
情報表示部1aに表示する情報表示データ71と、輝度
検出用表示部1bに表示するダミーデータ72とを含ん
でいる。ダミーデータ72は制御部4によって作成され
る。制御部4は、作成したダミーデータ72を情報表示
データ71と合成して、1フレーム分のデータ70を生
成する。なお、図5において、符号73で示す実線の矢
印は主走査方向を表し、符号74で示す破線の矢印は副
走査方向を表している。
るデータの構造の一例を概念的に示したものである。こ
の図に示したように、有機ELディスプレイ1に表示す
る1フレーム分のデータ70は、表示データに基づいて
情報表示部1aに表示する情報表示データ71と、輝度
検出用表示部1bに表示するダミーデータ72とを含ん
でいる。ダミーデータ72は制御部4によって作成され
る。制御部4は、作成したダミーデータ72を情報表示
データ71と合成して、1フレーム分のデータ70を生
成する。なお、図5において、符号73で示す実線の矢
印は主走査方向を表し、符号74で示す破線の矢印は副
走査方向を表している。
【0074】データ70中における情報表示データ71
とダミーデータ72との位置関係は、有機ELディスプ
レイ1における情報表示部1aと輝度検出用表示部1b
との位置関係に対応させる。すなわち、本実施の形態の
ように、情報表示部1aの下側に輝度検出用表示部1b
を配置する場合には、図5に示したように、ダミーデー
タ72を情報表示データ71の後に付加する。情報表示
部1aの上側に輝度検出用表示部1bを配置する場合に
は、ダミーデータ72を情報表示データ71の前に付加
すればよい。
とダミーデータ72との位置関係は、有機ELディスプ
レイ1における情報表示部1aと輝度検出用表示部1b
との位置関係に対応させる。すなわち、本実施の形態の
ように、情報表示部1aの下側に輝度検出用表示部1b
を配置する場合には、図5に示したように、ダミーデー
タ72を情報表示データ71の後に付加する。情報表示
部1aの上側に輝度検出用表示部1bを配置する場合に
は、ダミーデータ72を情報表示データ71の前に付加
すればよい。
【0075】ダミーデータ72は、予め決められた所定
のパターンのデータとしてもよいし、情報表示データ7
1に応じた可変のパターンのデータとしてもよい。ダミ
ーデータ72を予め決められた所定のパターンのデータ
とする場合には、輝度検出用表示部1bの輝度が輝度検
出用表示部1bの最大輝度に対して所定の割合、例えば
2分の1になるような所定のパターンのデータとしても
よい。また、ダミーデータ72を情報表示データ71に
応じた可変のパターンのデータとする場合には、輝度検
出用表示部1bの輝度が情報表示部1aの輝度の平均値
となるようなパターンのデータとしてもよい。これは、
制御部4が、情報表示データ71に基づいてダミーデー
タ72を作成することで可能である。
のパターンのデータとしてもよいし、情報表示データ7
1に応じた可変のパターンのデータとしてもよい。ダミ
ーデータ72を予め決められた所定のパターンのデータ
とする場合には、輝度検出用表示部1bの輝度が輝度検
出用表示部1bの最大輝度に対して所定の割合、例えば
2分の1になるような所定のパターンのデータとしても
よい。また、ダミーデータ72を情報表示データ71に
応じた可変のパターンのデータとする場合には、輝度検
出用表示部1bの輝度が情報表示部1aの輝度の平均値
となるようなパターンのデータとしてもよい。これは、
制御部4が、情報表示データ71に基づいてダミーデー
タ72を作成することで可能である。
【0076】次に、図6を参照して、本実施の形態にお
いて輝度設定データの決定の際に用いられるデータテー
ブルについて説明する。本実施の形態では、MPU12
のROM16内に、図6に示したような輝度設定用のデ
ータテーブルTbが格納されている。このデータテーブ
ルTbは、n個(nは2以上の整数)のサブテーブルT
b1〜Tbnを含んでいる。サブテーブルTbX(Xは
1〜nのうちの任意の整数)は、輝度設定データとして
選択され得る輝度制御データVREFXと輝度補正データVRE
FX 1〜VREFX nを含んでいる。
いて輝度設定データの決定の際に用いられるデータテー
ブルについて説明する。本実施の形態では、MPU12
のROM16内に、図6に示したような輝度設定用のデ
ータテーブルTbが格納されている。このデータテーブ
ルTbは、n個(nは2以上の整数)のサブテーブルT
b1〜Tbnを含んでいる。サブテーブルTbX(Xは
1〜nのうちの任意の整数)は、輝度設定データとして
選択され得る輝度制御データVREFXと輝度補正データVRE
FX 1〜VREFX nを含んでいる。
【0077】輝度制御データVREFX(VREF1〜VREFn)
は、照度検出部6によって検出された照度をn段階に分
類するための基準のデータであると共に、検出された照
度に基づいて輝度を制御するための輝度設定データとし
て選択され得るデータでもある。輝度制御データVREFX
(VREF1〜VREFn)は、更に、輝度補正データVREFX 1〜V
REFX nのヘッダとしても機能する。
は、照度検出部6によって検出された照度をn段階に分
類するための基準のデータであると共に、検出された照
度に基づいて輝度を制御するための輝度設定データとし
て選択され得るデータでもある。輝度制御データVREFX
(VREF1〜VREFn)は、更に、輝度補正データVREFX 1〜V
REFX nのヘッダとしても機能する。
【0078】輝度補正データVREFX Y(Yは1〜nのう
ちの任意の整数)は、輝度設定データとして輝度制御デ
ータVREFXが選択された条件下で、輝度検出部7によっ
て検出された輝度をn段階に分類するための基準のデー
タであると共に、検出された輝度に基づいて輝度を補正
するための輝度設定データとして選択され得るデータで
もある。
ちの任意の整数)は、輝度設定データとして輝度制御デ
ータVREFXが選択された条件下で、輝度検出部7によっ
て検出された輝度をn段階に分類するための基準のデー
タであると共に、検出された輝度に基づいて輝度を補正
するための輝度設定データとして選択され得るデータで
もある。
【0079】次に、本実施の形態に係る表示装置の動作
について説明する。この表示装置では、制御部4が表示
データに基づいて走査電極駆動部2とデータ電極駆動部
3を制御し、駆動部2,3が有機ELディスプレイ1を
駆動することによって、有機ELディスプレイ1にデー
タが表示される。本実施の形態では、有機ELディスプ
レイ1は情報表示部1aと輝度検出用表示部1bとを有
しており、情報表示部1aには表示データに基づく情報
表示データ71が表示され、輝度検出用表示部1bには
ダミーデータ72が表示される。
について説明する。この表示装置では、制御部4が表示
データに基づいて走査電極駆動部2とデータ電極駆動部
3を制御し、駆動部2,3が有機ELディスプレイ1を
駆動することによって、有機ELディスプレイ1にデー
タが表示される。本実施の形態では、有機ELディスプ
レイ1は情報表示部1aと輝度検出用表示部1bとを有
しており、情報表示部1aには表示データに基づく情報
表示データ71が表示され、輝度検出用表示部1bには
ダミーデータ72が表示される。
【0080】照度検出部6は有機ELディスプレイ1に
対する照度に対応した値を検出し、輝度検出部7は輝度
検出用表示部1bの輝度を検出する。制御部4のMPU
12は、照度検出部6の出力信号である入力信号A in1
と輝度検出部7の出力信号である入力信号A in2とを一
定時間毎に取り込み、これらをA/D変換し、変換後の
デジタルデータを、予め作成されている基準データと比
較することによって輝度設定データLCを生成し、この輝
度設定データLCを入出力ポート20よりデコーダ回路8
に出力する。
対する照度に対応した値を検出し、輝度検出部7は輝度
検出用表示部1bの輝度を検出する。制御部4のMPU
12は、照度検出部6の出力信号である入力信号A in1
と輝度検出部7の出力信号である入力信号A in2とを一
定時間毎に取り込み、これらをA/D変換し、変換後の
デジタルデータを、予め作成されている基準データと比
較することによって輝度設定データLCを生成し、この輝
度設定データLCを入出力ポート20よりデコーダ回路8
に出力する。
【0081】デコーダ回路8は、輝度設定データLCを、
抵抗アレイ10の抵抗値を設定するためのデータにデコ
ードする。切替スイッチ回路9は、デコーダ回路8の出
力信号に基づいて抵抗アレイ10の抵抗値を設定する。
データ電極駆動部3は、電流値設定用端子REFに接続さ
れた抵抗アレイ10の抵抗値に基づいて、有機ELディ
スプレイ1の有機EL素子に供給される電流の値を設定
する。この電流の値に応じて有機ELディスプレイ1の
輝度が変化する。
抵抗アレイ10の抵抗値を設定するためのデータにデコ
ードする。切替スイッチ回路9は、デコーダ回路8の出
力信号に基づいて抵抗アレイ10の抵抗値を設定する。
データ電極駆動部3は、電流値設定用端子REFに接続さ
れた抵抗アレイ10の抵抗値に基づいて、有機ELディ
スプレイ1の有機EL素子に供給される電流の値を設定
する。この電流の値に応じて有機ELディスプレイ1の
輝度が変化する。
【0082】輝度設定データLCには、照度検出部6によ
って検出された照度に基づいて決定された輝度制御デー
タVREFXと、輝度検出部7によって検出された輝度に基
づいて決定された輝度補正データVREFX Yとが含まれ
る。デコーダ回路8における輝度制御データVREFXと出
力データとの対応関係は、有機ELディスプレイ1の表
示内容を認識するのに最適な輝度が得られるように、照
度検出部6によって検出された照度に応じて、有機EL
素子に供給される電流の値が増減されるような関係とな
っている。また、デコーダ回路8における輝度補正デー
タVREFX Yと出力データとの対応関係は、有機ELディ
スプレイ1の輝度が一定になるように、輝度検出部7に
よって検出される輝度に応じて、有機EL素子に供給さ
れる電流の値が増減されるような関係となっている。
って検出された照度に基づいて決定された輝度制御デー
タVREFXと、輝度検出部7によって検出された輝度に基
づいて決定された輝度補正データVREFX Yとが含まれ
る。デコーダ回路8における輝度制御データVREFXと出
力データとの対応関係は、有機ELディスプレイ1の表
示内容を認識するのに最適な輝度が得られるように、照
度検出部6によって検出された照度に応じて、有機EL
素子に供給される電流の値が増減されるような関係とな
っている。また、デコーダ回路8における輝度補正デー
タVREFX Yと出力データとの対応関係は、有機ELディ
スプレイ1の輝度が一定になるように、輝度検出部7に
よって検出される輝度に応じて、有機EL素子に供給さ
れる電流の値が増減されるような関係となっている。
【0083】次に、図7および図8の流れ図を参照し
て、MPU12がデータテーブルTbを用いて輝度設定
データを決定する動作について説明する。この動作で
は、MPU12は、まず、照度検出部6の出力信号であ
る信号A in1を入力し、A/D変換器18によってA/
D変換する(ステップS101)。
て、MPU12がデータテーブルTbを用いて輝度設定
データを決定する動作について説明する。この動作で
は、MPU12は、まず、照度検出部6の出力信号であ
る信号A in1を入力し、A/D変換器18によってA/
D変換する(ステップS101)。
【0084】MPU12は、次に、デジタルの信号A in
1が、データテーブルTbの輝度制御データVREF1以下か
否かを判断する(ステップS102)。信号A in1が輝
度制御データVREF1以下の場合(Y)は、MPU12
は、X=1として(ステップS103)、ステップS1
09へ進む。信号A in1が輝度制御データVREF1以下では
ない場合(N)は、ステップS104へ進む。
1が、データテーブルTbの輝度制御データVREF1以下か
否かを判断する(ステップS102)。信号A in1が輝
度制御データVREF1以下の場合(Y)は、MPU12
は、X=1として(ステップS103)、ステップS1
09へ進む。信号A in1が輝度制御データVREF1以下では
ない場合(N)は、ステップS104へ進む。
【0085】ステップS104では、MPU12は、信
号A in1が輝度制御データVREF2以下か否かを判断する。
信号A in1が輝度制御データVREF2以下の場合(Y)は、
MPU12は、X=2として(ステップS105)、ス
テップS109へ進む。信号A in1が輝度制御データVRE
F2以下ではない場合(N)は、図示しないが、ステップ
S102,S104と同様に信号A in1と輝度制御デー
タVREF3とを比較するステップに進む。
号A in1が輝度制御データVREF2以下か否かを判断する。
信号A in1が輝度制御データVREF2以下の場合(Y)は、
MPU12は、X=2として(ステップS105)、ス
テップS109へ進む。信号A in1が輝度制御データVRE
F2以下ではない場合(N)は、図示しないが、ステップ
S102,S104と同様に信号A in1と輝度制御デー
タVREF3とを比較するステップに進む。
【0086】以下、信号A in1が比較される輝度制御デ
ータを越えている場合には、比較される輝度制御データ
を変えながら、ステップS102,S104と同様の処
理を行う。
ータを越えている場合には、比較される輝度制御データ
を変えながら、ステップS102,S104と同様の処
理を行う。
【0087】ただし、信号A in1が輝度制御データVREFn
-1以下か否かを判断するステップS106において、信
号A in1が輝度制御データVREFn-1以下の場合(Y)には
X=n−1として(ステップS107)、ステップS1
09へ進むが、信号A in1が輝度制御データVREFn-1以下
ではない場合(N)にはX=nとして(ステップS10
8)、ステップS109へ進む。
-1以下か否かを判断するステップS106において、信
号A in1が輝度制御データVREFn-1以下の場合(Y)には
X=n−1として(ステップS107)、ステップS1
09へ進むが、信号A in1が輝度制御データVREFn-1以下
ではない場合(N)にはX=nとして(ステップS10
8)、ステップS109へ進む。
【0088】ステップS109では、MPU12は、決
定されたXの値に基づいて、輝度設定データとして、輝
度制御データVREFXを読み出す。MPU12は、次に、
輝度設定データVREFXをデコーダ回路8に送信する(ス
テップS110)。MPU12は、次に、輝度設定デー
タVREFXをRAM17に保存する(ステップS11
1)。
定されたXの値に基づいて、輝度設定データとして、輝
度制御データVREFXを読み出す。MPU12は、次に、
輝度設定データVREFXをデコーダ回路8に送信する(ス
テップS110)。MPU12は、次に、輝度設定デー
タVREFXをRAM17に保存する(ステップS11
1)。
【0089】MPU12は、次に、輝度検出部7の出力
信号である信号A in2を入力し、A/D変換器18によ
ってA/D変換する(ステップS201)。MPU12
は、次に、ステップS111で保存した輝度設定データ
VREFXに対応するサブテーブルTbXの内部データ、す
なわち輝度補正データVREFX 1〜VREFX nを読み出す(ス
テップS202)。
信号である信号A in2を入力し、A/D変換器18によ
ってA/D変換する(ステップS201)。MPU12
は、次に、ステップS111で保存した輝度設定データ
VREFXに対応するサブテーブルTbXの内部データ、す
なわち輝度補正データVREFX 1〜VREFX nを読み出す(ス
テップS202)。
【0090】MPU12は、次に、デジタルの信号A in
2が、輝度補正データVREFX 1以下か否かを判断する(ス
テップS203)。信号A in2が輝度補正データVREFX 1
以下の場合(Y)は、MPU12は、Y=1として(ス
テップS204)、ステップS210へ進む。信号A in
2が輝度補正データVREFX 1以下ではない場合(N)は、
ステップS205へ進む。
2が、輝度補正データVREFX 1以下か否かを判断する(ス
テップS203)。信号A in2が輝度補正データVREFX 1
以下の場合(Y)は、MPU12は、Y=1として(ス
テップS204)、ステップS210へ進む。信号A in
2が輝度補正データVREFX 1以下ではない場合(N)は、
ステップS205へ進む。
【0091】ステップS205では、MPU12は、信
号A in2が輝度補正データVREFX 2以下か否かを判断す
る。信号A in2が輝度補正データVREFX 2以下の場合
(Y)は、MPU12は、Y=2として(ステップS2
06)、ステップS210へ進む。信号A in2が輝度補
正データVREFX 2以下ではない場合(N)は、図示しな
いが、ステップS203,S205と同様に信号A in2
と輝度補正データVREFX 3とを比較するステップに進
む。
号A in2が輝度補正データVREFX 2以下か否かを判断す
る。信号A in2が輝度補正データVREFX 2以下の場合
(Y)は、MPU12は、Y=2として(ステップS2
06)、ステップS210へ進む。信号A in2が輝度補
正データVREFX 2以下ではない場合(N)は、図示しな
いが、ステップS203,S205と同様に信号A in2
と輝度補正データVREFX 3とを比較するステップに進
む。
【0092】以下、信号A in2が比較される輝度補正デ
ータを越えている場合には、比較される輝度補正データ
を変えながら、ステップS203,S205と同様の処
理を行う。
ータを越えている場合には、比較される輝度補正データ
を変えながら、ステップS203,S205と同様の処
理を行う。
【0093】ただし、信号A in2が輝度補正データVREFX
n-1以下か否かを判断するステップS207において、
信号A in2が輝度補正データVREFX n-1以下の場合(Y)
にはY=n−1として(ステップS208)、ステップ
S210へ進むが、信号A in2が輝度補正データVREFX n
-1以下ではない場合(N)にはY=nとして(ステップ
S209)、ステップS210へ進む。
n-1以下か否かを判断するステップS207において、
信号A in2が輝度補正データVREFX n-1以下の場合(Y)
にはY=n−1として(ステップS208)、ステップ
S210へ進むが、信号A in2が輝度補正データVREFX n
-1以下ではない場合(N)にはY=nとして(ステップ
S209)、ステップS210へ進む。
【0094】ステップS210では、MPU12は、決
定されたYの値に基づいて、輝度設定データとして、輝
度補正データVREFX Yを読み出す。MPU12は、次
に、輝度設定データVREFX Yをデコーダ回路8に送信し
て(ステップS211)、輝度設定データを決定する動
作を終了する。図7および図8に示した動作は、所定の
周期で繰り返し実行される。
定されたYの値に基づいて、輝度設定データとして、輝
度補正データVREFX Yを読み出す。MPU12は、次
に、輝度設定データVREFX Yをデコーダ回路8に送信し
て(ステップS211)、輝度設定データを決定する動
作を終了する。図7および図8に示した動作は、所定の
周期で繰り返し実行される。
【0095】なお、本実施の形態では、データテーブル
Tb内のデータが、検出された照度または輝度のデータ
と比較するための基準データと、検出された照度または
輝度に基づいて輝度を制御または補正するための輝度設
定データとを兼ねるようにしているが、基準データから
なるデータテーブルと輝度設定データからなるデータテ
ーブルを別個に設けてもよい。この場合には、基準デー
タからなるデータテーブルを用いて、検出された照度ま
たは輝度に対応する基準データを決定し、この決定され
た基準データに対応する輝度設定データを、輝度設定デ
ータからなるデータテーブルから読み出すようにする。
Tb内のデータが、検出された照度または輝度のデータ
と比較するための基準データと、検出された照度または
輝度に基づいて輝度を制御または補正するための輝度設
定データとを兼ねるようにしているが、基準データから
なるデータテーブルと輝度設定データからなるデータテ
ーブルを別個に設けてもよい。この場合には、基準デー
タからなるデータテーブルを用いて、検出された照度ま
たは輝度に対応する基準データを決定し、この決定され
た基準データに対応する輝度設定データを、輝度設定デ
ータからなるデータテーブルから読み出すようにする。
【0096】以上説明したように本実施の形態では、照
度検出部6によって検出された照度に基づいて、有機E
Lディスプレイ1の表示内容を認識するのに最適な輝度
が得られるように、有機ELディスプレイ1の輝度が制
御される。また、輝度検出部7によって検出される輝度
に基づいて、輝度が一定になるように有機ELディスプ
レイ1の輝度が補正される。
度検出部6によって検出された照度に基づいて、有機E
Lディスプレイ1の表示内容を認識するのに最適な輝度
が得られるように、有機ELディスプレイ1の輝度が制
御される。また、輝度検出部7によって検出される輝度
に基づいて、輝度が一定になるように有機ELディスプ
レイ1の輝度が補正される。
【0097】従って、本実施の形態によれば、表示装置
の周囲の明るさに応じた最適な輝度で有機ELディスプ
レイ1の表示を行うことが可能になり、利用者が有機E
Lディスプレイ1の表示内容を認識しやすくなる。ま
た、本実施の形態によれば、有機ELディスプレイ1の
輝度が周囲の明るさに応じて自動的に制御されるので、
有機ELディスプレイ1の輝度を手動で調整する必要が
なくなる。
の周囲の明るさに応じた最適な輝度で有機ELディスプ
レイ1の表示を行うことが可能になり、利用者が有機E
Lディスプレイ1の表示内容を認識しやすくなる。ま
た、本実施の形態によれば、有機ELディスプレイ1の
輝度が周囲の明るさに応じて自動的に制御されるので、
有機ELディスプレイ1の輝度を手動で調整する必要が
なくなる。
【0098】また、本実施の形態によれば、必要以上に
有機ELディスプレイ1の輝度を大きくしておく必要が
ないので、消費電力の無駄を防止でき、消費電力を抑え
ることができると共に、有機ELディスプレイ1の発熱
を防止することができる。
有機ELディスプレイ1の輝度を大きくしておく必要が
ないので、消費電力の無駄を防止でき、消費電力を抑え
ることができると共に、有機ELディスプレイ1の発熱
を防止することができる。
【0099】また、本実施の形態によれば、輝度が一定
になるように有機ELディスプレイ1の輝度が補正され
るので、温度変化や経時変化等による有機ELディスプ
レイ1の特性変化に起因して有機ELディスプレイ1の
輝度が変化することを防止することができる。
になるように有機ELディスプレイ1の輝度が補正され
るので、温度変化や経時変化等による有機ELディスプ
レイ1の特性変化に起因して有機ELディスプレイ1の
輝度が変化することを防止することができる。
【0100】また、有機ELディスプレイ1は、長期間
使用していると、有機EL素子の特性が劣化して有機E
L素子の発光輝度が低下してくるが、本実施の形態によ
れば、このような有機EL素子の劣化による発光輝度の
低下を防止することができる。従って、本実施の形態に
よれば、有機ELディスプレイ1の寿命をある程度延ば
すことができる。
使用していると、有機EL素子の特性が劣化して有機E
L素子の発光輝度が低下してくるが、本実施の形態によ
れば、このような有機EL素子の劣化による発光輝度の
低下を防止することができる。従って、本実施の形態に
よれば、有機ELディスプレイ1の寿命をある程度延ば
すことができる。
【0101】また、本実施の形態では、情報表示部1a
と輝度検出用表示部1bとを、同じICからなる走査電
極駆動部2と同じICからなるデータ電極駆動部3によ
って駆動するようにしたので、情報表示部1aと輝度検
出用表示部1bが同じ駆動電圧、同じ駆動電流および同
じ駆動周波数で駆動される。従って、本実施の形態によ
れば、輝度検出用表示部1bの輝度の検出結果を、その
まま情報表示部1aの輝度の補正に反映させることがで
き、補正の処理が容易になる。また、例えば、情報表示
部1aと輝度検出用表示部1bに同様のパターンのデー
タを表示させた場合には、情報表示部1aの有機EL素
子と輝度検出用表示部1bの有機EL素子とでは、温度
変化や素子の劣化等による特性変化が同様になるので、
輝度検出用表示部1bの輝度の検出結果を用いて、情報
表示部1aの輝度を正確に補正することができる。
と輝度検出用表示部1bとを、同じICからなる走査電
極駆動部2と同じICからなるデータ電極駆動部3によ
って駆動するようにしたので、情報表示部1aと輝度検
出用表示部1bが同じ駆動電圧、同じ駆動電流および同
じ駆動周波数で駆動される。従って、本実施の形態によ
れば、輝度検出用表示部1bの輝度の検出結果を、その
まま情報表示部1aの輝度の補正に反映させることがで
き、補正の処理が容易になる。また、例えば、情報表示
部1aと輝度検出用表示部1bに同様のパターンのデー
タを表示させた場合には、情報表示部1aの有機EL素
子と輝度検出用表示部1bの有機EL素子とでは、温度
変化や素子の劣化等による特性変化が同様になるので、
輝度検出用表示部1bの輝度の検出結果を用いて、情報
表示部1aの輝度を正確に補正することができる。
【0102】また、本実施の形態によれば、情報表示部
1aの輝度の制御および補正を、主に、MPU12を用
いてソフトウェアによって行うようにしたので、回路規
模を大きくすることなく、輝度の制御および補正に用い
られる基準データを多数設け、細かい制御を行うことが
できる。また、MPU12を用いて輝度の制御および補
正を行うことにより、コストの増加や表示装置の大型化
を防止することができる。更に、照度検出部6および輝
度検出部7の各出力信号のサンプリング時間等を自由に
設定することが可能であり、輝度の制御および補正の処
理の設計の自由度が増す。
1aの輝度の制御および補正を、主に、MPU12を用
いてソフトウェアによって行うようにしたので、回路規
模を大きくすることなく、輝度の制御および補正に用い
られる基準データを多数設け、細かい制御を行うことが
できる。また、MPU12を用いて輝度の制御および補
正を行うことにより、コストの増加や表示装置の大型化
を防止することができる。更に、照度検出部6および輝
度検出部7の各出力信号のサンプリング時間等を自由に
設定することが可能であり、輝度の制御および補正の処
理の設計の自由度が増す。
【0103】また、本実施の形態では、輝度設定データ
の決定の際に用いられるデータテーブルTbを、それぞ
れ輝度制御データVREFXをヘッダとし輝度補正データVRE
FX 1〜VREFX nを含む複数のサブテーブルTbXの集合
体で構成したので、検出された照度に応じて適切なサブ
テーブルTbXを選択して、そのサブテーブルTbXの
中から、輝度設定データとなる輝度補正データを決定す
ることができる。従って、輝度設定データを容易に切り
替えることが可能となる。また、上記のデータテーブル
Tbの構成によれば、輝度設定データの決定のために演
算の必要性があまりないので、MPU12の処理にあま
り負荷がかかることがなく、効率のよい処理が可能とな
る。
の決定の際に用いられるデータテーブルTbを、それぞ
れ輝度制御データVREFXをヘッダとし輝度補正データVRE
FX 1〜VREFX nを含む複数のサブテーブルTbXの集合
体で構成したので、検出された照度に応じて適切なサブ
テーブルTbXを選択して、そのサブテーブルTbXの
中から、輝度設定データとなる輝度補正データを決定す
ることができる。従って、輝度設定データを容易に切り
替えることが可能となる。また、上記のデータテーブル
Tbの構成によれば、輝度設定データの決定のために演
算の必要性があまりないので、MPU12の処理にあま
り負荷がかかることがなく、効率のよい処理が可能とな
る。
【0104】[第2の実施の形態]次に、図9を参照し
て、本発明の第2の実施の形態に係る表示装置について
説明する。図9は、本実施の形態に係る表示装置の全体
の構成を示す回路図である。本実施の形態に係る表示装
置は、定電圧駆動を行うようにした有機EL表示装置の
例である。
て、本発明の第2の実施の形態に係る表示装置について
説明する。図9は、本実施の形態に係る表示装置の全体
の構成を示す回路図である。本実施の形態に係る表示装
置は、定電圧駆動を行うようにした有機EL表示装置の
例である。
【0105】本実施の形態では、データ電極駆動部3
は、図2における電流値設定回路55および電流値設定
用端子REFを有していない。また、ドライバ回路53
は、定電流回路を有しておらず、電源回路54より供給
される電圧VDDHに基づいて、発光させる有機EL素子に
接続されたデータ電極に一定の電圧を供給する。
は、図2における電流値設定回路55および電流値設定
用端子REFを有していない。また、ドライバ回路53
は、定電流回路を有しておらず、電源回路54より供給
される電圧VDDHに基づいて、発光させる有機EL素子に
接続されたデータ電極に一定の電圧を供給する。
【0106】本実施の形態では、電源部5の駆動部電源
21に電圧制御端子CONTが設けられている。駆動部電源
21は、電圧制御端子CONTに接続される抵抗の抵抗値に
基づいて、走査電極駆動部2およびデータ電極駆動部3
に供給する電圧VDDHを制御する。抵抗アレイ10の一端
は電圧制御端子CONTに接続されている。
21に電圧制御端子CONTが設けられている。駆動部電源
21は、電圧制御端子CONTに接続される抵抗の抵抗値に
基づいて、走査電極駆動部2およびデータ電極駆動部3
に供給する電圧VDDHを制御する。抵抗アレイ10の一端
は電圧制御端子CONTに接続されている。
【0107】従って、本実施の形態では、MPU12よ
り出力される輝度設定データLCに基づいて、走査電極駆
動部2およびデータ電極駆動部3より有機ELディスプ
レイ1の有機EL素子に供給される駆動電圧の値が制御
されて、有機ELディスプレイ1の輝度が制御または補
正される。
り出力される輝度設定データLCに基づいて、走査電極駆
動部2およびデータ電極駆動部3より有機ELディスプ
レイ1の有機EL素子に供給される駆動電圧の値が制御
されて、有機ELディスプレイ1の輝度が制御または補
正される。
【0108】本実施の形態におけるその他の構成、作用
および効果は、第1の実施の形態と同様である。
および効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0109】[第3の実施の形態]次に、図10および
図11を参照して、本発明の第3の実施の形態に係る表
示装置について説明する。図10は、本実施の形態に係
る表示装置の全体の構成を示す回路図である。図11
は、本実施の形態における有機ELディスプレイの周辺
を示す分解斜視図である。
図11を参照して、本発明の第3の実施の形態に係る表
示装置について説明する。図10は、本実施の形態に係
る表示装置の全体の構成を示す回路図である。図11
は、本実施の形態における有機ELディスプレイの周辺
を示す分解斜視図である。
【0110】本実施の形態は、検出された照度に基づく
有機ELディスプレイ1の輝度の制御を行うが、検出さ
れた輝度に基づく有機ELディスプレイ1の輝度の補正
を行わないようにした例である。
有機ELディスプレイ1の輝度の制御を行うが、検出さ
れた輝度に基づく有機ELディスプレイ1の輝度の補正
を行わないようにした例である。
【0111】図10および図11に示したように、本実
施の形態では、有機ELディスプレイ1において輝度検
出用表示部1bは設けられていない。また、輝度検出部
7、デコーダ回路8、切替スイッチ回路9および抵抗ア
レイ10も設けられていない。
施の形態では、有機ELディスプレイ1において輝度検
出用表示部1bは設けられていない。また、輝度検出部
7、デコーダ回路8、切替スイッチ回路9および抵抗ア
レイ10も設けられていない。
【0112】本実施の形態では、第1の実施の形態にお
ける照度検出部6の代りに、図10に示したような照度
検出部80が設けられている。この照度検出部80は、
第1の実施の形態における照度検出部6と同様のフォト
センサ31および増幅回路32を有しているが、サンプ
ル・ホールド回路33を有しておらず、代りに以下のよ
うな回路を有している。すなわち、照度検出部80は、
オペアンプを用いた比較回路IC13を有している。こ
の比較回路IC13の一方の入力端には増幅回路32の
出力端(オペアンプIC12の出力端)が接続され、他
方の入力端には基準電圧源81が接続されている。照度
検出部80は、更に、抵抗R16,R17を含む基準抵
抗部82と、この基準抵抗部82に接続され、基準抵抗
の値を選択する選択部83とを有している。選択部83
は、比較回路IC13の出力信号に基づいて開閉が制御
されるスイッチSW11を含んでいる。スイッチSW1
1の一端は抵抗R16を介して接地され、スイッチSW
11の他端は抵抗R17を介して接地されている。定電
流駆動を行う場合には、スイッチSW11と抵抗R17
との接続点は、データ電極駆動部3の電流値設定用端子
REFに接続される。定電圧駆動を行う場合には、スイッ
チSW11と抵抗R17との接続点は、駆動部電源21
の電圧制御端子CONTに接続される。
ける照度検出部6の代りに、図10に示したような照度
検出部80が設けられている。この照度検出部80は、
第1の実施の形態における照度検出部6と同様のフォト
センサ31および増幅回路32を有しているが、サンプ
ル・ホールド回路33を有しておらず、代りに以下のよ
うな回路を有している。すなわち、照度検出部80は、
オペアンプを用いた比較回路IC13を有している。こ
の比較回路IC13の一方の入力端には増幅回路32の
出力端(オペアンプIC12の出力端)が接続され、他
方の入力端には基準電圧源81が接続されている。照度
検出部80は、更に、抵抗R16,R17を含む基準抵
抗部82と、この基準抵抗部82に接続され、基準抵抗
の値を選択する選択部83とを有している。選択部83
は、比較回路IC13の出力信号に基づいて開閉が制御
されるスイッチSW11を含んでいる。スイッチSW1
1の一端は抵抗R16を介して接地され、スイッチSW
11の他端は抵抗R17を介して接地されている。定電
流駆動を行う場合には、スイッチSW11と抵抗R17
との接続点は、データ電極駆動部3の電流値設定用端子
REFに接続される。定電圧駆動を行う場合には、スイッ
チSW11と抵抗R17との接続点は、駆動部電源21
の電圧制御端子CONTに接続される。
【0113】本実施の形態では、照度検出部80におい
て、比較回路IC13によって、増幅回路32の出力信
号と基準電圧源81が生成する基準電圧とが比較され、
両者の大小関係に応じて、比較回路IC13より、ハイ
レベルまたはローレベルの信号が出力される。そして、
この比較回路IC13の出力信号に応じてスイッチSW
11の開閉が制御される。スイッチSW11が開いた状
態では、電流値設定用端子REFまたは電圧制御端子CONT
には抵抗R17のみが接続される。スイッチSW11が
閉じた状態では、電流値設定用端子REFまたは電圧制御
端子CONTには、抵抗R16と抵抗R17の並列回路が接
続される。
て、比較回路IC13によって、増幅回路32の出力信
号と基準電圧源81が生成する基準電圧とが比較され、
両者の大小関係に応じて、比較回路IC13より、ハイ
レベルまたはローレベルの信号が出力される。そして、
この比較回路IC13の出力信号に応じてスイッチSW
11の開閉が制御される。スイッチSW11が開いた状
態では、電流値設定用端子REFまたは電圧制御端子CONT
には抵抗R17のみが接続される。スイッチSW11が
閉じた状態では、電流値設定用端子REFまたは電圧制御
端子CONTには、抵抗R16と抵抗R17の並列回路が接
続される。
【0114】このようにして、本実施の形態では、フォ
トセンサ31によって検出された照度に応じて、電流値
設定用端子REFまたは電圧制御端子CONTに接続される抵
抗の抵抗値が切り替えられて、有機ELディスプレイ1
の輝度が2段階に切り替えられる。
トセンサ31によって検出された照度に応じて、電流値
設定用端子REFまたは電圧制御端子CONTに接続される抵
抗の抵抗値が切り替えられて、有機ELディスプレイ1
の輝度が2段階に切り替えられる。
【0115】なお、基準電圧源81が生成する基準電圧
は、有機ELディスプレイ1の輝度を切り替えるときの
基準の照度に対応した増幅回路32の出力電圧と等しく
なるように、基準の照度とフォトセンサ31の感度と増
幅回路32の増幅度に基づいて設定される。フォトセン
サ31の感度は、選択したフォトセンサの種類と測定す
る光の波長によって決定される。増幅回路32の増幅度
は、任意に選択することができるが、通常は50〜10
00倍程度である。
は、有機ELディスプレイ1の輝度を切り替えるときの
基準の照度に対応した増幅回路32の出力電圧と等しく
なるように、基準の照度とフォトセンサ31の感度と増
幅回路32の増幅度に基づいて設定される。フォトセン
サ31の感度は、選択したフォトセンサの種類と測定す
る光の波長によって決定される。増幅回路32の増幅度
は、任意に選択することができるが、通常は50〜10
00倍程度である。
【0116】本実施の形態によれば、表示装置の周囲の
明るさに応じた最適な輝度で有機ELディスプレイ1の
表示を行うことが可能になり、利用者は有機ELディス
プレイ1の表示内容を認識しやすくなる。また、本実施
の形態によれば、有機ELディスプレイ1の輝度が周囲
の明るさに応じて自動的に制御されるので、有機ELデ
ィスプレイ1の輝度を手動で調整する必要がなくなる。
明るさに応じた最適な輝度で有機ELディスプレイ1の
表示を行うことが可能になり、利用者は有機ELディス
プレイ1の表示内容を認識しやすくなる。また、本実施
の形態によれば、有機ELディスプレイ1の輝度が周囲
の明るさに応じて自動的に制御されるので、有機ELデ
ィスプレイ1の輝度を手動で調整する必要がなくなる。
【0117】また、本実施の形態によれば、必要以上に
有機ELディスプレイ1の輝度を大きくしておく必要が
ないので、消費電力の無駄を防止でき、消費電力を抑え
ることができると共に、有機ELディスプレイ1の発熱
を防止することができる。
有機ELディスプレイ1の輝度を大きくしておく必要が
ないので、消費電力の無駄を防止でき、消費電力を抑え
ることができると共に、有機ELディスプレイ1の発熱
を防止することができる。
【0118】なお、本実施の形態では、増幅回路32の
出力信号と1つの基準電圧とを比較して、有機ELディ
スプレイ1の輝度を2段階に切り替えるようにしたが、
照度検出部80において、増幅回路32よりも後段の回
路を複数設け、増幅回路32の出力信号を複数の基準電
圧と比較して、有機ELディスプレイ1の輝度を3段階
以上に切り替えるようにしてもよい。
出力信号と1つの基準電圧とを比較して、有機ELディ
スプレイ1の輝度を2段階に切り替えるようにしたが、
照度検出部80において、増幅回路32よりも後段の回
路を複数設け、増幅回路32の出力信号を複数の基準電
圧と比較して、有機ELディスプレイ1の輝度を3段階
以上に切り替えるようにしてもよい。
【0119】本実施の形態におけるその他の構成および
作用は、第1または第2の実施の形態と同様である。
作用は、第1または第2の実施の形態と同様である。
【0120】[第4の実施の形態]次に、図12および
図13を参照して、本発明の第4の実施の形態に係る表
示装置について説明する。本実施の形態は、第3の実施
の形態と同様に、検出された照度に基づく有機ELディ
スプレイ1の輝度の制御を行うが、検出された輝度に基
づく有機ELディスプレイ1の輝度の補正を行わないよ
うにした例である。
図13を参照して、本発明の第4の実施の形態に係る表
示装置について説明する。本実施の形態は、第3の実施
の形態と同様に、検出された照度に基づく有機ELディ
スプレイ1の輝度の制御を行うが、検出された輝度に基
づく有機ELディスプレイ1の輝度の補正を行わないよ
うにした例である。
【0121】本実施の形態では、第3の実施の形態と同
様に、有機ELディスプレイ1において輝度検出用表示
部1bは設けられていない。また、輝度検出部7も設け
られていない。
様に、有機ELディスプレイ1において輝度検出用表示
部1bは設けられていない。また、輝度検出部7も設け
られていない。
【0122】図12は、本実施の形態に係る表示装置の
うちの照度検出部6、MPU12、デコーダ回路8、切
替スイッチ回路9および抵抗アレイ10のみを示したも
のである。これらの構成は、第1の実施の形態と同様で
ある。定電流駆動を行う場合には、抵抗アレイ10の一
端は、データ電極駆動部3の電流値設定用端子REFに接
続される。定電圧駆動を行う場合には、抵抗アレイ10
の一端は、駆動部電源21の電圧制御端子CONTに接続さ
れる。
うちの照度検出部6、MPU12、デコーダ回路8、切
替スイッチ回路9および抵抗アレイ10のみを示したも
のである。これらの構成は、第1の実施の形態と同様で
ある。定電流駆動を行う場合には、抵抗アレイ10の一
端は、データ電極駆動部3の電流値設定用端子REFに接
続される。定電圧駆動を行う場合には、抵抗アレイ10
の一端は、駆動部電源21の電圧制御端子CONTに接続さ
れる。
【0123】また、本実施の形態では、輝度設定データ
の決定の際に用いられるデータテーブルは、図6におけ
る輝度制御データVREFX(Xは1〜nのうちの任意の整
数)のみを含む。
の決定の際に用いられるデータテーブルは、図6におけ
る輝度制御データVREFX(Xは1〜nのうちの任意の整
数)のみを含む。
【0124】図13は、本実施の形態において輝度設定
データを決定する動作を示す流れ図である。この動作
は、図7におけるステップS101〜S110と同様の
ステップS301〜S310を含み、ステップS310
の実行をもって輝度設定データを決定する動作を終了す
る。なお、図13に示した動作は、所定の周期で繰り返
し実行される。
データを決定する動作を示す流れ図である。この動作
は、図7におけるステップS101〜S110と同様の
ステップS301〜S310を含み、ステップS310
の実行をもって輝度設定データを決定する動作を終了す
る。なお、図13に示した動作は、所定の周期で繰り返
し実行される。
【0125】本実施の形態におけるその他の構成、作用
および効果は、検出した輝度に基づく輝度の補正に関す
ることを除いて、第1または第2の実施の形態と同様で
ある。
および効果は、検出した輝度に基づく輝度の補正に関す
ることを除いて、第1または第2の実施の形態と同様で
ある。
【0126】なお、第3および第4の実施の形態では、
検出された照度に基づく有機ELディスプレイ1の輝度
の制御を行うが、検出された輝度に基づく有機ELディ
スプレイ1の輝度の補正を行わないようにしたが、これ
とは逆に、検出された照度に基づく有機ELディスプレ
イ1の輝度の制御を行わないが、検出された輝度に基づ
く有機ELディスプレイ1の輝度の補正を行うようにす
ることもできる。このような例として、以下の第1の例
および第2の例を挙げる。
検出された照度に基づく有機ELディスプレイ1の輝度
の制御を行うが、検出された輝度に基づく有機ELディ
スプレイ1の輝度の補正を行わないようにしたが、これ
とは逆に、検出された照度に基づく有機ELディスプレ
イ1の輝度の制御を行わないが、検出された輝度に基づ
く有機ELディスプレイ1の輝度の補正を行うようにす
ることもできる。このような例として、以下の第1の例
および第2の例を挙げる。
【0127】まず、図14および図15を参照して、有
機ELディスプレイの輝度の補正を行う第1の例につい
て説明する。図14は、第1の例における表示装置の全
体の構成を示す回路図である。図15は、第1の例にお
ける有機ELディスプレイの周辺を示す分解斜視図であ
る。
機ELディスプレイの輝度の補正を行う第1の例につい
て説明する。図14は、第1の例における表示装置の全
体の構成を示す回路図である。図15は、第1の例にお
ける有機ELディスプレイの周辺を示す分解斜視図であ
る。
【0128】図14および図15に示したように、第1
の例では、照度検出部6、デコーダ回路8、切替スイッ
チ回路9および抵抗アレイ10は設けられていない。
の例では、照度検出部6、デコーダ回路8、切替スイッ
チ回路9および抵抗アレイ10は設けられていない。
【0129】第1の例では、第1の実施の形態における
輝度検出部7の代りに、図14に示したような輝度検出
部90が設けられている。この輝度検出部90は、第1
の実施の形態における輝度検出部7と同様のフォトセン
サ41および増幅回路42を有しているが、サンプル・
ホールド回路43を有しておらず、代りに以下のような
回路を有している。すなわち、輝度検出部90は、オペ
アンプを用いた比較回路IC23を有している。この比
較回路IC23の一方の入力端には増幅回路42の出力
端(オペアンプIC22の出力端)が接続され、他方の
入力端には基準電圧源91が接続されている。輝度検出
部90は、更に、抵抗R26,R27を含む基準抵抗部
92と、この基準抵抗部92に接続され、基準抵抗の値
を選択する選択部93とを有している。選択部93は、
比較回路IC23の出力信号に基づいて開閉が制御され
るスイッチSW21を含んでいる。スイッチSW21の
一端は抵抗R26を介して接地され、スイッチSW21
の他端は抵抗R27を介して接地されている。定電流駆
動を行う場合には、スイッチSW21と抵抗R27との
接続点は、データ電極駆動部3の電流値設定用端子REF
に接続される。定電圧駆動を行う場合には、スイッチS
W21と抵抗R27との接続点は、駆動部電源21の電
圧制御端子CONTに接続される。
輝度検出部7の代りに、図14に示したような輝度検出
部90が設けられている。この輝度検出部90は、第1
の実施の形態における輝度検出部7と同様のフォトセン
サ41および増幅回路42を有しているが、サンプル・
ホールド回路43を有しておらず、代りに以下のような
回路を有している。すなわち、輝度検出部90は、オペ
アンプを用いた比較回路IC23を有している。この比
較回路IC23の一方の入力端には増幅回路42の出力
端(オペアンプIC22の出力端)が接続され、他方の
入力端には基準電圧源91が接続されている。輝度検出
部90は、更に、抵抗R26,R27を含む基準抵抗部
92と、この基準抵抗部92に接続され、基準抵抗の値
を選択する選択部93とを有している。選択部93は、
比較回路IC23の出力信号に基づいて開閉が制御され
るスイッチSW21を含んでいる。スイッチSW21の
一端は抵抗R26を介して接地され、スイッチSW21
の他端は抵抗R27を介して接地されている。定電流駆
動を行う場合には、スイッチSW21と抵抗R27との
接続点は、データ電極駆動部3の電流値設定用端子REF
に接続される。定電圧駆動を行う場合には、スイッチS
W21と抵抗R27との接続点は、駆動部電源21の電
圧制御端子CONTに接続される。
【0130】第1の例では、輝度検出部90において、
比較回路IC23によって、増幅回路42の出力信号と
基準電圧源91が生成する基準電圧とが比較され、両者
の大小関係に応じて、比較回路IC23より、ハイレベ
ルまたはローレベルの信号が出力される。そして、この
比較回路IC23の出力信号に応じてスイッチSW21
の開閉が制御される。スイッチSW21が開いた状態で
は、電流値設定用端子REFまたは電圧制御端子CONTには
抵抗R27のみが接続される。スイッチSW21が閉じ
た状態では、電流値設定用端子REFまたは電圧制御端子C
ONTには、抵抗R26と抵抗R27の並列回路が接続さ
れる。
比較回路IC23によって、増幅回路42の出力信号と
基準電圧源91が生成する基準電圧とが比較され、両者
の大小関係に応じて、比較回路IC23より、ハイレベ
ルまたはローレベルの信号が出力される。そして、この
比較回路IC23の出力信号に応じてスイッチSW21
の開閉が制御される。スイッチSW21が開いた状態で
は、電流値設定用端子REFまたは電圧制御端子CONTには
抵抗R27のみが接続される。スイッチSW21が閉じ
た状態では、電流値設定用端子REFまたは電圧制御端子C
ONTには、抵抗R26と抵抗R27の並列回路が接続さ
れる。
【0131】このようにして、第1の例では、フォトセ
ンサ41によって検出された輝度に応じて、電流値設定
用端子REFまたは電圧制御端子CONTに接続される抵抗の
抵抗値が切り替えられて、有機ELディスプレイ1の輝
度が2段階に切り替えられる。
ンサ41によって検出された輝度に応じて、電流値設定
用端子REFまたは電圧制御端子CONTに接続される抵抗の
抵抗値が切り替えられて、有機ELディスプレイ1の輝
度が2段階に切り替えられる。
【0132】なお、基準電圧源91が生成する基準電圧
は、有機ELディスプレイ1の輝度を切り替えるときの
基準の輝度に対応した増幅回路42の出力電圧と等しく
なるように、基準の輝度とフォトセンサ41の感度と増
幅回路42の増幅度に基づいて設定される。基準の輝度
は、有機EL素子に流す電流量、走査周波数、有機EL
ディスプレイ1のサイズ等によって決定される。フォト
センサ41の感度は、選択したフォトセンサの種類と測
定する光の波長によって決定される。増幅回路42の増
幅度は、任意に選択することができるが、通常は50〜
1000倍程度である。
は、有機ELディスプレイ1の輝度を切り替えるときの
基準の輝度に対応した増幅回路42の出力電圧と等しく
なるように、基準の輝度とフォトセンサ41の感度と増
幅回路42の増幅度に基づいて設定される。基準の輝度
は、有機EL素子に流す電流量、走査周波数、有機EL
ディスプレイ1のサイズ等によって決定される。フォト
センサ41の感度は、選択したフォトセンサの種類と測
定する光の波長によって決定される。増幅回路42の増
幅度は、任意に選択することができるが、通常は50〜
1000倍程度である。
【0133】第1の例によれば、輝度が一定になるよう
に有機ELディスプレイ1の輝度が補正されるので、温
度変化や経時変化等による有機ELディスプレイ1の特
性変化に起因して有機ELディスプレイ1の輝度が変化
することを防止することができる。また、第1の例によ
れば、有機EL素子の劣化による発光輝度の低下を防止
することができ、有機ELディスプレイ1の寿命をある
程度延ばすことができる。
に有機ELディスプレイ1の輝度が補正されるので、温
度変化や経時変化等による有機ELディスプレイ1の特
性変化に起因して有機ELディスプレイ1の輝度が変化
することを防止することができる。また、第1の例によ
れば、有機EL素子の劣化による発光輝度の低下を防止
することができ、有機ELディスプレイ1の寿命をある
程度延ばすことができる。
【0134】また、第1の例では、情報表示部1aと輝
度検出用表示部1bとを、同じICからなる走査電極駆
動部2と同じICからなるデータ電極駆動部3によって
駆動するようにしたので、情報表示部1aと輝度検出用
表示部1bが同じ駆動電圧、同じ駆動電流および同じ駆
動周波数で駆動される。従って、第1の例によれば、輝
度検出用表示部1bの輝度の検出結果を、そのまま情報
表示部1aの輝度の補正に反映させることができ、補正
の処理が容易になる。また、例えば、情報表示部1aと
輝度検出用表示部1bに同様のパターンのデータを表示
させた場合には、情報表示部1aの有機EL素子と輝度
検出用表示部1bの有機EL素子とでは、温度変化等に
よる特性変化が同様になるので、輝度検出用表示部1b
の輝度の検出結果を用いて、情報表示部1aの輝度を正
確に補正することができる。
度検出用表示部1bとを、同じICからなる走査電極駆
動部2と同じICからなるデータ電極駆動部3によって
駆動するようにしたので、情報表示部1aと輝度検出用
表示部1bが同じ駆動電圧、同じ駆動電流および同じ駆
動周波数で駆動される。従って、第1の例によれば、輝
度検出用表示部1bの輝度の検出結果を、そのまま情報
表示部1aの輝度の補正に反映させることができ、補正
の処理が容易になる。また、例えば、情報表示部1aと
輝度検出用表示部1bに同様のパターンのデータを表示
させた場合には、情報表示部1aの有機EL素子と輝度
検出用表示部1bの有機EL素子とでは、温度変化等に
よる特性変化が同様になるので、輝度検出用表示部1b
の輝度の検出結果を用いて、情報表示部1aの輝度を正
確に補正することができる。
【0135】なお、第1の例では、増幅回路42の出力
信号と1つの基準電圧とを比較して、有機ELディスプ
レイ1の輝度を2段階に切り替えるようにしたが、輝度
検出部90において、増幅回路42よりも後段の回路を
複数設け、増幅回路42の出力信号を複数の基準電圧と
比較して、有機ELディスプレイ1の輝度を3段階以上
に切り替えるようにしてもよい。
信号と1つの基準電圧とを比較して、有機ELディスプ
レイ1の輝度を2段階に切り替えるようにしたが、輝度
検出部90において、増幅回路42よりも後段の回路を
複数設け、増幅回路42の出力信号を複数の基準電圧と
比較して、有機ELディスプレイ1の輝度を3段階以上
に切り替えるようにしてもよい。
【0136】第1の例におけるその他の構成および作用
は、第1または第2の実施の形態と同様である。
は、第1または第2の実施の形態と同様である。
【0137】次に、図16を参照して、有機ELディス
プレイの輝度の補正を行う第2の例について説明する。
第2の例では、第1の例と同様に、照度検出部6は設け
られていない。
プレイの輝度の補正を行う第2の例について説明する。
第2の例では、第1の例と同様に、照度検出部6は設け
られていない。
【0138】図16は、第2の例に係る表示装置のうち
の輝度検出部7、MPU12、デコーダ回路8、切替ス
イッチ回路9および抵抗アレイ10のみを示したもので
ある。これらの構成は、第1の実施の形態と同様であ
る。定電流駆動を行う場合には、抵抗アレイ10の一端
は、データ電極駆動部3の電流値設定用端子REFに接続
される。定電圧駆動を行う場合には、抵抗アレイ10の
一端は、駆動部電源21の電圧制御端子CONTに接続され
る。
の輝度検出部7、MPU12、デコーダ回路8、切替ス
イッチ回路9および抵抗アレイ10のみを示したもので
ある。これらの構成は、第1の実施の形態と同様であ
る。定電流駆動を行う場合には、抵抗アレイ10の一端
は、データ電極駆動部3の電流値設定用端子REFに接続
される。定電圧駆動を行う場合には、抵抗アレイ10の
一端は、駆動部電源21の電圧制御端子CONTに接続され
る。
【0139】また、第2の例では、輝度設定データの決
定の際に用いられるデータテーブルは、複数の輝度補正
データのみを含む。
定の際に用いられるデータテーブルは、複数の輝度補正
データのみを含む。
【0140】また、第2の例において輝度設定データを
決定する動作は、図13に示した動作において、輝度制
御データを輝度補正データに置き換えたものとなる。
決定する動作は、図13に示した動作において、輝度制
御データを輝度補正データに置き換えたものとなる。
【0141】第2の例におけるその他の構成、作用およ
び効果は、検出した照度に基づく輝度の制御に関するこ
とを除いて、第1または第2の実施の形態と同様であ
る。
び効果は、検出した照度に基づく輝度の制御に関するこ
とを除いて、第1または第2の実施の形態と同様であ
る。
【0142】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されず、種々の変更が可能である。例えば、定電流駆動
を行う場合には、データ電極駆動部3より有機EL素子
に供給する電流の値を制御すると共に、走査電極駆動部
2およびデータ電極駆動部3の駆動電圧もいっしょに制
御するようにしてもよい。
されず、種々の変更が可能である。例えば、定電流駆動
を行う場合には、データ電極駆動部3より有機EL素子
に供給する電流の値を制御すると共に、走査電極駆動部
2およびデータ電極駆動部3の駆動電圧もいっしょに制
御するようにしてもよい。
【0143】また、実施の形態では、マトリクス状に配
置された走査電極およびデータ電極を有する有機ELデ
ィスプレイ1を用いた表示装置の例を挙げたが、本発明
は、セグメント電極構成の表示装置にも適用することが
できる。
置された走査電極およびデータ電極を有する有機ELデ
ィスプレイ1を用いた表示装置の例を挙げたが、本発明
は、セグメント電極構成の表示装置にも適用することが
できる。
【0144】また、本発明は、有機EL表示装置に限ら
ず、発光素子として無機ELを用いたEL表示装置や、
液晶表示装置や、LED(発光ダイオード)表示装置等
にも適用することができる。
ず、発光素子として無機ELを用いたEL表示装置や、
液晶表示装置や、LED(発光ダイオード)表示装置等
にも適用することができる。
【0145】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ないし7の
いずれかに記載の表示装置によれば、照度検出手段によ
って表示器に対する照度に対応した値を検出し、この照
度検出手段の検出結果に基づいて、輝度制御手段によっ
て表示器の輝度を制御するようにしたので、周囲の明る
さに応じた最適な輝度で表示を行うことが可能になると
いう効果を奏する。
いずれかに記載の表示装置によれば、照度検出手段によ
って表示器に対する照度に対応した値を検出し、この照
度検出手段の検出結果に基づいて、輝度制御手段によっ
て表示器の輝度を制御するようにしたので、周囲の明る
さに応じた最適な輝度で表示を行うことが可能になると
いう効果を奏する。
【0146】また、請求項8ないし15のいずれかに記
載の表示装置によれば、照度検出手段によって表示器に
対する照度に対応した値を検出し、この照度検出手段の
検出結果に基づいて、輝度制御手段によって表示器の輝
度を制御するようにしたので、周囲の明るさに応じた最
適な輝度で表示を行うことが可能になると共に、輝度検
出手段によって輝度検出用画素の輝度を検出し、この輝
度検出手段の検出結果に基づいて、輝度補正手段によっ
て表示器の輝度を補正するようにしたので、表示器の特
性の変化に起因する表示器の輝度の変化を防止すること
が可能になるという効果を奏する。
載の表示装置によれば、照度検出手段によって表示器に
対する照度に対応した値を検出し、この照度検出手段の
検出結果に基づいて、輝度制御手段によって表示器の輝
度を制御するようにしたので、周囲の明るさに応じた最
適な輝度で表示を行うことが可能になると共に、輝度検
出手段によって輝度検出用画素の輝度を検出し、この輝
度検出手段の検出結果に基づいて、輝度補正手段によっ
て表示器の輝度を補正するようにしたので、表示器の特
性の変化に起因する表示器の輝度の変化を防止すること
が可能になるという効果を奏する。
【0147】また、請求項14記載の表示装置によれ
ば、走査電極駆動手段およびデータ電極駆動手段が、情
報表示用画素を構成する発光素子と輝度検出用画素を構
成する発光素子とを同一の周波数で駆動するようにした
ので、情報表示用画素を構成する発光素子の特性変化と
輝度検出用画素を構成する発光素子の特性変化が同様に
なり、表示器の輝度を正確に補正することが可能になる
という効果を奏する。
ば、走査電極駆動手段およびデータ電極駆動手段が、情
報表示用画素を構成する発光素子と輝度検出用画素を構
成する発光素子とを同一の周波数で駆動するようにした
ので、情報表示用画素を構成する発光素子の特性変化と
輝度検出用画素を構成する発光素子の特性変化が同様に
なり、表示器の輝度を正確に補正することが可能になる
という効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の全
体の構成を示す回路図である。
体の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるデータ電極
駆動部の構成の一例を示すブロック図である。
駆動部の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における有機ELデ
ィスプレイの周辺を示す分解斜視図である。
ィスプレイの周辺を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における輝度検出部
のフォトセンサの周辺を示す断面図である。
のフォトセンサの周辺を示す断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態において有機ELデ
ィスプレイに表示するデータの構造の一例を概念的に示
す説明図である。
ィスプレイに表示するデータの構造の一例を概念的に示
す説明図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態において輝度設定デ
ータの決定の際に用いられるデータテーブルを示す説明
図である。
ータの決定の際に用いられるデータテーブルを示す説明
図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態において輝度設定デ
ータを決定する動作を示す流れ図である。
ータを決定する動作を示す流れ図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態において輝度設定デ
ータを決定する動作を示す流れ図である。
ータを決定する動作を示す流れ図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る表示装置の全
体の構成を示す回路図である。
体の構成を示す回路図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係る表示装置の
全体の構成を示す回路図である。
全体の構成を示す回路図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態における有機EL
ディスプレイの周辺を示す分解斜視図である。
ディスプレイの周辺を示す分解斜視図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態に係る表示装置の
要部を示す回路図である。
要部を示す回路図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態において輝度設定
データを決定する動作を示す流れ図である。
データを決定する動作を示す流れ図である。
【図14】有機ELディスプレイの輝度の補正を行う第
1の例における表示装置の全体の構成を示す回路図であ
る。
1の例における表示装置の全体の構成を示す回路図であ
る。
【図15】図14に示した第1の例における有機ELデ
ィスプレイの周辺を示す分解斜視図である。
ィスプレイの周辺を示す分解斜視図である。
【図16】有機ELディスプレイの輝度の補正を行う第
2の例における表示装置の要部を示す回路図である。
2の例における表示装置の要部を示す回路図である。
【図17】従来の有機EL表示装置の回路構成の一例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
1…有機ELディスプレイ、1a…情報表示部、1b…
輝度検出用表示部、2…走査電極駆動部、3…データ電
極駆動部、4…制御部、5…電源部、6…照度検出部、
7…輝度検出部、8…デコーダ回路、9…切替スイッチ
回路、10…抵抗アレイ。
輝度検出用表示部、2…走査電極駆動部、3…データ電
極駆動部、4…制御部、5…電源部、6…照度検出部、
7…輝度検出部、8…デコーダ回路、9…切替スイッチ
回路、10…抵抗アレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 33/08 H05B 33/08 33/14 33/14 A Fターム(参考) 3K007 AB00 BA06 DA00 DB03 EB00 FA01 GA00 GA04 5C080 AA06 BB05 DD04 EE28 FF09 GG01 JJ02 JJ03 JJ06 JJ07 5C094 AA07 AA60 BA27 CA19 DA09 EA05 EB02 HA08 5C096 AA00 CC07 DC03 DC11 DC20 DC30
Claims (15)
- 【請求項1】 情報を表示するための複数の画素を有す
る表示器と、 前記表示器を駆動する駆動手段と、 前記表示器に対する照度に対応した値を検出する照度検
出手段と、 前記照度検出手段の検出結果に基づいて、前記表示器の
輝度を制御する輝度制御手段とを備えたことを特徴とす
る表示装置。 - 【請求項2】 前記表示器は、複数の画素を構成する複
数の発光素子を有することを特徴とする請求項1記載の
表示装置。 - 【請求項3】 前記発光素子は、有機エレクトロルミネ
セント素子であることを特徴とする請求項2記載の表示
装置。 - 【請求項4】 前記表示器は、複数の走査電極と、この
複数の走査電極と交差するように設けられた複数のデー
タ電極とを有し、前記発光素子は、前記両電極が交差す
る部分に配置されて両電極に接続されており、 前記駆動手段は、前記走査電極を駆動する走査電極駆動
手段と、前記データ電極を駆動するデータ電極駆動手段
とを有することを特徴とする請求項2または3記載の表
示装置。 - 【請求項5】 前記データ電極駆動手段は、前記発光素
子に対して発光に必要な電流を供給し、 前記輝度制御手段は、前記データ電極駆動手段が前記発
光素子に供給する電流の値を制御することによって前記
表示器の輝度を変えることを特徴とする請求項4記載の
表示装置。 - 【請求項6】 前記走査電極駆動手段および前記データ
電極駆動手段は、前記発光素子に対して発光に必要な電
圧を供給し、 前記輝度制御手段は、前記走査電極駆動手段および前記
データ電極駆動手段が前記発光素子に供給する電圧の値
を制御することによって前記表示器の輝度を変えること
を特徴とする請求項4記載の表示装置。 - 【請求項7】 更に、表示データを入力し、この表示デ
ータに基づいて前記駆動手段を制御する制御部を備え、
前記制御部は前記輝度制御手段を兼ねていることを特徴
とする請求項1ないし6のいずれかに記載の表示装置。 - 【請求項8】 情報を表示するための複数の情報表示用
画素と輝度の検出のために用いられる輝度検出用画素と
を有する表示器と、 前記表示器を駆動する駆動手段と、 前記表示器に対する照度に対応した値を検出する照度検
出手段と、 前記照度検出手段の検出結果に基づいて、前記表示器の
輝度を制御する輝度制御手段と、 前記輝度検出用画素の輝度を検出する輝度検出手段と、 前記輝度検出手段の検出結果に基づいて、前記表示器の
輝度を補正する輝度補正手段とを備えたことを特徴とす
る表示装置。 - 【請求項9】 前記表示器は、前記情報表示用画素と前
記輝度検出用画素を構成する複数の発光素子を有するこ
とを特徴とする請求項8記載の表示装置。 - 【請求項10】 前記発光素子は、有機エレクトロルミ
ネセント素子であることを特徴とする請求項9記載の表
示装置。 - 【請求項11】 前記表示器は、複数の走査電極と、こ
の複数の走査電極と交差するように設けられた複数のデ
ータ電極とを有し、前記発光素子は、前記両電極が交差
する部分に配置されて両電極に接続されており、 前記駆動手段は、前記走査電極を駆動する走査電極駆動
手段と、前記データ電極を駆動するデータ電極駆動手段
とを有することを特徴とする請求項9または10記載の
表示装置。 - 【請求項12】 前記データ電極駆動手段は、前記発光
素子に対して発光に必要な電流を供給し、 前記輝度制御手段および前記輝度補正手段は、前記デー
タ電極駆動手段が前記発光素子に供給する電流の値を制
御することによって前記表示器の輝度を変えることを特
徴とする請求項11記載の表示装置。 - 【請求項13】 前記走査電極駆動手段および前記デー
タ電極駆動手段は、前記発光素子に対して発光に必要な
電圧を供給し、 前記輝度制御手段および前記輝度補正手段は、前記走査
電極駆動手段および前記データ電極駆動手段が前記発光
素子に供給する電圧の値を制御することによって前記表
示器の輝度を変えることを特徴とする請求項11記載の
表示装置。 - 【請求項14】 前記走査電極駆動手段および前記デー
タ電極駆動手段は、前記情報表示用画素を構成する発光
素子と前記輝度検出用画素を構成する発光素子とを同一
の周波数で駆動することを特徴とする請求項11ないし
13のいずれかに記載の表示装置。 - 【請求項15】 更に、表示データを入力し、この表示
データに基づいて前記駆動手段を制御する制御部を備
え、前記制御部は前記輝度制御手段および前記輝度補正
手段を兼ねていることを特徴とする請求項8ないし14
のいずれかに記載の表示装置。
Priority Applications (1)
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JP27440299A JP2001100697A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 表示装置 |
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JP27440299A Withdrawn JP2001100697A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 表示装置 |
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- 1999-09-28 JP JP27440299A patent/JP2001100697A/ja not_active Withdrawn
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