[go: up one dir, main page]

JP2001097214A - 列車接近情報伝送システム - Google Patents

列車接近情報伝送システム

Info

Publication number
JP2001097214A
JP2001097214A JP28199799A JP28199799A JP2001097214A JP 2001097214 A JP2001097214 A JP 2001097214A JP 28199799 A JP28199799 A JP 28199799A JP 28199799 A JP28199799 A JP 28199799A JP 2001097214 A JP2001097214 A JP 2001097214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
train
track
voice information
approach
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28199799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3654419B2 (ja
Inventor
Kenichi Harada
賢一 原田
Kenzo Tago
憲三 田子
Noritaka Morita
徳孝 森田
Kiyoshi Sato
清 佐藤
Shigeo Osada
繁生 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Tokyo Metropolitan Government
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Tokyo Metropolitan Government
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Tokyo Metropolitan Government filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP28199799A priority Critical patent/JP3654419B2/ja
Publication of JP2001097214A publication Critical patent/JP2001097214A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3654419B2 publication Critical patent/JP3654419B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 列車の位置に応じてきめ細かな列車接近音声
情報を出力することができる列車接近情報伝送システム
を得る。 【解決手段】 列車接近無線装置13a,13bに予め
複数種類の列車接近音声情報を設定し、軌道回路11
a,11bから出力された列車位置情報に応じて、該当
する列車接近音声情報を選択して、軌道2に沿って布設
された漏洩同軸ケーブル12a〜12dに送信するよう
にし、見張り員の携帯している無線受信機14からは列
車1の位置に応じたきめ細かな受信状態が良好な列車接
近音声を出力することができ、線路保守作業の効率を向
上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、線路保守作業を
行う際に、線路保守作業者に列車接近を知らせて待避さ
せるための列車接近情報伝送システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の列車接近情報伝送システム
を示す構成図であり、図において、1は列車、2は列車
1が走行する軌道(レール)、3はその軌道2のキロ程
に応じて設けられ、列車1の接近信号を出力する接点、
4は接点3から出力された接近信号に応じて警報信号を
送信する警報送信機、5は警報送信機4から送信された
警報信号を受信し、警報音を出力する警報受信機であ
る。
【0003】次に動作について説明する。列車1の運行
時間帯に線路保守作業を行う際は、軌道2上の列車1が
接近すると接点3からの接近信号に応じて信号機の表示
を変化させると共に、警報送信機4から警報信号を送信
して、見張り員が携帯している警報受信機5がその警報
信号の受信に応じて警報音を出力することにより、危険
回避のための退避行動をとらせていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の列車接近情報伝
送システムは以上のように構成されているので、列車1
の位置に応じたきめ細かな警報音を出力することができ
ないので、警報送信機4のエリア両端では警報音が出力
されてから列車1が接近するまでに時間差が生じ、線路
保守作業の効率が悪くなるという課題があった。また、
警報受信機5を携帯した見張り員が警報送信機4のエリ
ア内にいる時は安全が確保されるが、移動作業のため見
張り員がエリア外に出てしまうと安全が確保されないと
いう課題があった。さらに、作業場所変更の際、これら
列車接近情報伝送システムの撤去と仮設を繰り返して行
わなければならず、作業が煩わしくなるという課題があ
った。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、列車の位置に応じてきめ細かな列
車接近音声情報を出力することができ、作業場所の変更
にも容易に対応できる列車接近情報伝送システムを得る
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る列車接近
情報伝送システムは、複数種類の列車接近音声情報が設
定され、軌道回路から出力された列車位置情報に応じた
列車接近音声情報を選択して送信する列車接近無線装置
と、列車接近音声情報に応じた音声を出力する無線受信
機とを備えたものである。
【0007】この発明に係る列車接近情報伝送システム
は、軌道に沿って布設され、列車接近無線装置によって
選択された列車接近音声情報を送信する漏洩同軸ケーブ
ルを備えたものである。
【0008】この発明に係る列車接近情報伝送システム
は、複数の軌道回路およびそれら軌道回路が所轄する軌
道範囲に布設された2つの漏洩同軸ケーブルにそれぞれ
対応して設けられると共に複数種類の列車接近音声情報
が設定され、軌道回路から出力された列車位置情報に応
じて列車接近音声情報を選択して対応する2つの漏洩同
軸ケーブルのうちの少なくともいずれか一方に出力する
複数の列車接近無線装置を備えたものである。
【0009】この発明に係る列車接近情報伝送システム
は、軌道回路から出力された列車位置情報に応じた列車
接近音声情報を選択してその軌道回路を示す識別子と共
に送信する列車接近無線装置と、軌道範囲に応じた識別
子が予め設定され、それら予め設定された識別子と受信
された識別子とが一致する場合に列車接近音声情報に応
じた音声を出力する無線受信機とを備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による列
車接近情報伝送システムを示す構成図であり、図におい
て、1は列車、2は列車1が走行する軌道(レール)、
3はその軌道2の200mぐらいのキロ程に応じて設け
られ、列車1の接近信号を出力する接点、11a,11
bは軌道2の2kmから5kmぐらいの軌道範囲毎に設
けられ、所轄する軌道範囲の接点3からの接近信号に応
じた列車位置情報を出力する軌道回路である。12a〜
12dは、それぞれの軌道範囲を2つに区分して、それ
ぞれの区分範囲毎に軌道2に沿って布設された漏洩同軸
ケーブル、13a,13bは軌道回路11a,11bお
よびそれら軌道回路11a,11bが所轄する軌道範囲
に布設された2つの漏洩同軸ケーブル12a,12b、
漏洩同軸ケーブル12c,12dにそれぞれ対応して設
けられると共に、予め複数種類の列車接近音声情報が設
定され、軌道回路11a,11bから出力された列車位
置情報に応じて列車接近音声情報を選択して対応する2
つの漏洩同軸ケーブル12a,12b、漏洩同軸ケーブ
ル12c,12dに出力する列車接近無線装置である。
14は漏洩同軸ケーブル12a〜12dから送信された
列車接近音声情報を受信し、その列車接近音声情報に応
じた音声を出力する無線受信機である。
【0011】次に動作について説明する。列車1が軌道
2上を進行すると、接点3は、その列車1の位置を検出
し、接近信号を出力する。図1では、軌道回路11aが
所轄する軌道2上に列車1が存在するので、接点3から
軌道回路11aに接近信号が出力される。軌道回路11
aは、どの接点3による接近信号か判別して、その判別
結果に応じて現在の列車1の位置を示す列車位置情報を
列車接近無線装置13a,13bに出力する。列車接近
無線装置13a,13bには、予め複数種類の列車接近
音声情報が設定されている。この列車接近音声情報とし
ては例えば、A駅を発車、A駅からB駅に向かって1k
m地点通過、A駅からB駅に向かって中間地点通過、B
駅手前1km地点通過、B駅停車、B駅通過、などが設
定されている。列車接近無線装置13a,13bでは、
軌道回路11aから出力された列車位置情報に応じて、
該当する列車接近音声情報がある場合にその列車接近音
声情報を選択して対応する2つの漏洩同軸ケーブル12
a,12b、漏洩同軸ケーブル12c,12dにそれぞ
れ出力する。軌道2に沿って布設された漏洩同軸ケーブ
ル12a〜12dは、列車接近音声情報を送信し、見張
り員が携帯している無線受信機14は、その漏洩同軸ケ
ーブル12a〜12dから送信された列車接近音声情報
を受信し、その列車接近音声情報に応じた音声を出力す
ることにより、危険回避のための退避行動をとることが
できる。
【0012】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、列車接近無線装置13a,13bに予め複数種類の
列車接近音声情報を設定し、軌道回路11a,11bか
ら出力された列車位置情報に応じて、該当する列車接近
音声情報を選択して送信するようにしたので、見張り員
の携帯している無線受信機14からは列車1の位置に応
じたきめ細かな列車接近音声を出力することができ、見
張り員が軌道2のいずれの位置にいても列車1の現在位
置を的確に知ることができ、線路保守作業の効率を向上
させることができると共に、移動作業であっても安全を
確保することができる。また、軌道2に沿って布設され
た漏洩同軸ケーブル12a〜12dから列車接近音声情
報を送信するので、従来の技術のように警報送信機4か
ら送信された電波を警報受信機5が受信する場合に比べ
て、無線受信機14による受信状態を良好にすることが
でき、良好な回線品質を確保することができる。なお、
一般に、軌道2においては、列車1との間で通信するた
めに既設の漏洩同軸ケーブルが布設されているので、そ
の既設の漏洩同軸ケーブルを利用すれば、安価に工事す
ることができる。そして、その既設の漏洩同軸ケーブル
を利用して、これら列車接近情報伝送システムを本設と
して設置すれば、従来の技術のように、作業場所変更の
際に列車接近情報伝送システムを撤去したり仮設したり
する作業を無くすことができる。
【0013】なお、上記実施の形態1によれば、漏洩同
軸ケーブル12a〜12dから列車接近音声情報を送信
するようにしたが、それら漏洩同軸ケーブル12a〜1
2dを用いることなく、列車接近無線装置13a,13
bから列車接近音声情報を送信し、その送信された電波
を警報受信機5が直接に受信するようにしても良い。ま
た、上記実施の形態1によれば、列車接近無線装置13
a,13bから列車接近音声情報を2つの漏洩同軸ケー
ブル12a,12b、漏洩同軸ケーブル12c,12d
にそれぞれ出力するようにしたが、列車接近無線装置1
3a,13bにおいて、列車接近音声情報を出力する漏
洩同軸ケーブルを、漏洩同軸ケーブル12a、漏洩同軸
ケーブル12cのみ、または、漏洩同軸ケーブル12
b、漏洩同軸ケーブル12dのみ、または、漏洩同軸ケ
ーブル12a,12b、漏洩同軸ケーブル12c,12
dの両方に切り替え自在にしても良く、この場合、列車
接近音声情報の送信の要否に応じて各漏洩同軸ケーブル
が布設された区分範囲毎に送信または非送信を設定する
ことができ、列車接近音声情報を必要としない区分範囲
への不要な列車接近音声情報の送信を防ぐことができ
る。さらに、上記実施の形態1によれば、軌道範囲の数
を2つとしたが、軌道範囲の数は3つ以上であっても良
い。
【0014】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2による列車接近情報伝送システムを示す構成図であ
り、図において、21a,21bは軌道回路11a,1
1bから出力された列車位置情報に応じて列車接近音声
情報を選択してその軌道回路を示す符号(識別子)22
と共に対応する2つの漏洩同軸ケーブル12a,12
b、漏洩同軸ケーブル12c,12dに出力する列車接
近無線装置である。23は軌道範囲に応じた符号(識別
子)が予め設定され、漏洩同軸ケーブル12a〜12d
から送信された符号22および列車接近音声情報を受信
し、それら予め設定された符号と受信された符号22と
が一致する場合に受信した列車接近音声情報に応じた音
声を出力する無線受信機である。その他の構成について
は、上記実施の形態1と同一であるので重複する説明を
省略する。
【0015】次に動作について説明する。列車接近無線
装置21a,21bは、軌道回路11aから出力された
列車位置情報に応じて、列車接近音声情報と共にその軌
道回路11aを示す符号22を対応する2つの漏洩同軸
ケーブル12a,12b、漏洩同軸ケーブル12c,1
2dにそれぞれ出力する。一方、見張り員が携帯してい
る無線受信機23は、軌道範囲に応じた符号が設定自在
であり、軌道回路11aが所轄する軌道範囲で線路保守
作業を行う見張り員は、その軌道回路11aの軌道範囲
に応じた符号を無線受信機23に設定する。なお、軌道
回路11bが所轄する軌道範囲で線路保守作業を行う場
合は、その軌道回路11bの軌道範囲に応じた符号を無
線受信機23に設定する。そして、軌道2に沿って布設
された漏洩同軸ケーブル12a〜12dは、列車接近音
声情報と共に符号22を送信し、見張り員が携帯してい
る無線受信機23は、その漏洩同軸ケーブル12a〜1
2dから送信された列車接近音声情報および符号22を
受信し、それら予め設定された符号と受信された符号2
2とを照合して一致する場合に受信した列車接近音声情
報に応じた音声を出力する。図2の場合、列車1は軌道
回路11aが所轄する軌道2上を走行し、列車接近無線
装置21a,21bからは、その軌道回路11aを示す
符号22が出力されているので、軌道回路11aが所轄
する軌道範囲で線路保守作業を行っている見張り員の無
線受信機23からは、列車接近音声情報に応じた音声が
出力され、危険回避のための退避行動をとることができ
る。また、軌道回路11bが所轄する軌道範囲で線路保
守作業を行っている見張り員の無線受信機23からは、
音声が出力されず、見張り員への不要な情報の出力を防
ぐことができる。
【0016】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、列車接近無線装置23a,23bにより、列車位置
情報を出力した軌道回路11a,11bに応じた符号2
2を出力すると共に、無線受信機23により、軌道回路
11a,11bが所轄する軌道範囲に応じた符号を設定
自在にして、それら符号同士が一致する場合に受信した
列車接近音声情報に応じた音声を出力するので、列車接
近音声情報が必要な軌道範囲では、列車接近音声情報に
応じた音声が出力され、危険回避のための退避行動をと
ることができ、また、列車接近音声情報が不要な軌道範
囲では、音声が出力されず、不要な情報の出力を防ぐこ
とができる。
【0017】なお、上記実施の形態2によれば、列車接
近無線装置21a,21bにより、列車位置情報を出力
した軌道回路11a,11bに応じた符号22を出力す
ると共に、無線受信機23により、軌道回路11a,1
1bが所轄する軌道範囲に応じた符号を設定自在にした
が、列車接近無線装置21a,21bにより、選択され
た列車位置情報に応じた符号を出力すると共に、無線受
信機23により、所定の複数の列車位置情報に応じた符
号を設定自在にして、その無線受信機23において、符
号が一致した複数の列車位置情報のみを音声出力するよ
うにしても良く、この場合は、他の軌道範囲に列車1が
走行している場合でも、必要な列車位置情報であれば音
声出力することができる。また、上記実施の形態2によ
れば、携帯型の無線受信機23を用いたが、トランク等
の可搬型の受信機や、据付け型のスピーカ等でも代用可
能である。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
種類の列車接近音声情報が設定され、軌道回路から出力
された列車位置情報に応じた列車接近音声情報を選択し
て送信する列車接近無線装置と、列車接近音声情報に応
じた音声を出力する無線受信機とを備えるように構成し
たので、見張り員の携帯している無線受信機からは列車
の位置に応じたきめ細かな列車接近音声を出力すること
ができ、見張り員が軌道のいずれの位置にいても列車の
現在位置を的確に知ることができ、線路保守作業の効率
を向上させることができると共に、移動作業であっても
安全を確保することができる効果が得られる。
【0019】この発明によれば、軌道に沿って布設さ
れ、列車接近無線装置によって選択された列車接近音声
情報を送信する漏洩同軸ケーブルを備えるように構成し
たので、無線受信機による受信状態を良好にすることが
でき、良好な回線品質を確保することができる。なお、
一般に、軌道においては、列車との間で通信するために
既設の漏洩同軸ケーブルが布設されているので、その既
設の漏洩同軸ケーブルを利用すれば、安価に工事するこ
とができる。そして、その既設の漏洩同軸ケーブルを利
用して、これら列車接近情報伝送システムを本設として
設置すれば、従来の技術のように、作業場所変更の際に
列車接近情報伝送システムを撤去したり仮設したりする
作業を無くすことができる効果が得られる。
【0020】この発明によれば、複数の軌道回路および
それら軌道回路が所轄する軌道範囲に布設された2つの
漏洩同軸ケーブルにそれぞれ対応して設けられると共に
複数種類の列車接近音声情報が設定され、軌道回路から
出力された列車位置情報に応じて列車接近音声情報を選
択して対応する2つの漏洩同軸ケーブルのうちの少なく
ともいずれか一方に出力する複数の列車接近無線装置を
備えるように構成したので、列車接近無線装置におい
て、列車接近音声情報を出力する漏洩同軸ケーブルを、
一方の漏洩同軸ケーブルのみ、または、他方の漏洩同軸
ケーブルのみ、または、両方の漏洩同軸ケーブルに切り
替え自在にすることができ、この場合、列車接近音声情
報の送信の要否に応じて各漏洩同軸ケーブルが布設され
た区分範囲毎に送信または非送信を設定することがで
き、列車接近音声情報を必要としない区分範囲への不要
な列車接近音声情報の送信を防ぐことができる効果が得
られる。
【0021】この発明によれば、軌道回路から出力され
た列車位置情報に応じた列車接近音声情報を選択してそ
の軌道回路を示す識別子と共に送信する列車接近無線装
置と、軌道範囲に応じた識別子が予め設定され、それら
予め設定された識別子と受信された識別子とが一致する
場合に列車接近音声情報に応じた音声を出力する無線受
信機とを備えるように構成したので、列車接近音声情報
が必要な軌道範囲では、列車接近音声情報に応じた音声
が出力され、危険回避のための退避行動をとることがで
き、また、列車接近音声情報が不要な軌道範囲では、音
声が出力されず、不要な情報の出力を防ぐことができる
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による列車接近情報
伝送システムを示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による列車接近情報
伝送システムを示す構成図である。
【図3】 従来の列車接近情報伝送システムを示す構成
図である。
【符号の説明】
1 列車、2 軌道、3 接点、11a,11b 軌道
回路、12a〜12d漏洩同軸ケーブル、13a,13
b,21a,21b 列車接近無線装置、14,23
無線受信機、22 符号(識別子)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田子 憲三 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 森田 徳孝 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 佐藤 清 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号 東京 都交通局内 (72)発明者 長田 繁生 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号 東京 都交通局内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車の位置に応じた列車位置情報を出力
    する軌道回路と、予め複数種類の列車接近音声情報が設
    定され、上記軌道回路から出力された列車位置情報に応
    じた列車接近音声情報を選択して送信する列車接近無線
    装置と、上記列車接近無線装置から送信された列車接近
    音声情報を受信し、その列車接近音声情報に応じた音声
    を出力する無線受信機とを備えた列車接近情報伝送シス
    テム。
  2. 【請求項2】 軌道に沿って布設され、列車接近無線装
    置によって選択された列車接近音声情報を送信する漏洩
    同軸ケーブルを備え、無線受信機は、上記漏洩同軸ケー
    ブルから送信された列車接近音声情報を受信することを
    特徴とする請求項1記載の列車接近情報伝送システム。
  3. 【請求項3】 任意長の軌道範囲毎に設けられ、所轄す
    る軌道範囲上に列車が存在する場合にその軌道上の列車
    の位置に応じた列車位置情報を出力する複数の軌道回路
    と、上記それぞれの軌道範囲を2つに区分して、それぞ
    れの区分範囲毎に軌道に沿って布設された複数の漏洩同
    軸ケーブルと、上記複数の軌道回路およびそれら軌道回
    路が所轄する軌道範囲に布設された2つの漏洩同軸ケー
    ブルにそれぞれ対応して設けられると共に予め複数種類
    の列車接近音声情報が設定され、上記軌道回路から出力
    された列車位置情報に応じて列車接近音声情報を選択し
    てそれら対応する2つの漏洩同軸ケーブルのうちの少な
    くともいずれか一方に出力する複数の列車接近無線装置
    と、上記漏洩同軸ケーブルから送信された列車接近音声
    情報を受信し、その列車接近音声情報に応じた音声を出
    力する無線受信機とを備えた列車接近情報伝送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 任意長の軌道範囲毎に設けられ、所轄す
    る軌道範囲上に列車が存在する場合にその軌道上の列車
    の位置に応じた列車位置情報を出力する複数の軌道回路
    と、予め複数種類の列車接近音声情報が設定され、上記
    軌道回路から出力された列車位置情報に応じた列車接近
    音声情報を選択してその軌道回路を示す識別子と共に送
    信する列車接近無線装置と、上記軌道範囲に応じた識別
    子が予め設定され、上記列車接近無線装置から送信され
    た識別子および列車接近音声情報を受信し、それら予め
    設定された識別子と受信された識別子とが一致する場合
    に列車接近音声情報に応じた音声を出力する無線受信機
    とを備えた列車接近情報伝送システム。
JP28199799A 1999-10-01 1999-10-01 列車接近情報伝送システム Expired - Lifetime JP3654419B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28199799A JP3654419B2 (ja) 1999-10-01 1999-10-01 列車接近情報伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28199799A JP3654419B2 (ja) 1999-10-01 1999-10-01 列車接近情報伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001097214A true JP2001097214A (ja) 2001-04-10
JP3654419B2 JP3654419B2 (ja) 2005-06-02

Family

ID=17646799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28199799A Expired - Lifetime JP3654419B2 (ja) 1999-10-01 1999-10-01 列車接近情報伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3654419B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3654419B2 (ja) 2005-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0825581B1 (en) Mobile unit and mobile unit support system
SE456287B (sv) Anordning for positionsovervakning av ett antal mobila enheter fran en central kontrollstation
KR200219500Y1 (ko) 열차 접근 경보 시스템
KR100610655B1 (ko) 무선을 이용한 열차제어시스템과 고정폐색 연동시스템의인터페이스 장치 및 그 제어방법
JP2008052331A (ja) バスロケーションシステム
JP2002240715A (ja) 保安システムの選択システム、列車制御装置、地上制御装置および車上制御装置
KR20020080957A (ko) 지하철 플랫폼의 선로 감시를 위한 무선 모니터링 시스템
JP2001097214A (ja) 列車接近情報伝送システム
JP4163047B2 (ja) 保守支援システム
KR200326769Y1 (ko) 열차 접근 경보 장치
JP3851834B2 (ja) 列車制御システム、及び情報収集方法
Khalikov et al. Reserve in the system of technological radio communication
KR20090037057A (ko) 이동체용 양방향 무선영상 시스템의 채널 전환 방법
KR100787924B1 (ko) 열차 모바일 모니터링 시스템
KR101805130B1 (ko) 상황정보 통신 기능의 라디오 장치
JP2535346B2 (ja) 踏切支障報知装置
KR200248315Y1 (ko) 통신 안정화를 위한 자동 보호 스위칭 시스템
KR102443364B1 (ko) 무정전 비상방송 시스템
BG62867B1 (bg) Метод и устройство за предаване на данни чрез радиофар
JP2001138915A (ja) 無線通信システム
KR102426980B1 (ko) 저주파 장거리 궤도회로 장치
JP4145778B2 (ja) 光通信システム
JPH05191331A (ja) 車々間通信方式
JPH0522207A (ja) 防護無線システム
RU10474U1 (ru) Адресная система сбора и доставки кодовых сообщений в центр контроля

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040824

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3654419

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080311

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120311

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130311

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130311

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140311

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term