JP2001094483A - 電力線利用通信ネットワークシステム及び通信制御装置 - Google Patents
電力線利用通信ネットワークシステム及び通信制御装置Info
- Publication number
- JP2001094483A JP2001094483A JP27229699A JP27229699A JP2001094483A JP 2001094483 A JP2001094483 A JP 2001094483A JP 27229699 A JP27229699 A JP 27229699A JP 27229699 A JP27229699 A JP 27229699A JP 2001094483 A JP2001094483 A JP 2001094483A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power line
- communication
- control device
- network
- indoor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 専用線の配線が不要で、ネットワーク構成の
変更が容易な電力線利用通信ネットワークシステム及び
通信制御装置を提供する。 【解決手段】 室内電力線1に情報伝送用の高周波を送
受信する電力線モデム10を介して通信端末5を接続す
ることにより、室内電力線ネットワークを構築すると共
に、この室内電力線1と室外電力線2との接続部に情報
伝送用の高周波を阻止するブロッキング回路4を挿入
し、これら室内電力線1及び室外電力線2をそれぞれ電
力線モデム8,9を介して、ネットワーク間の情報伝送
を制御する通信制御装置3の通信ポート13,13に接
続することにより、前記室内電力線ネットワーク上の通
信端末5から室外電力線ネットワークへの通信を可能に
した。
変更が容易な電力線利用通信ネットワークシステム及び
通信制御装置を提供する。 【解決手段】 室内電力線1に情報伝送用の高周波を送
受信する電力線モデム10を介して通信端末5を接続す
ることにより、室内電力線ネットワークを構築すると共
に、この室内電力線1と室外電力線2との接続部に情報
伝送用の高周波を阻止するブロッキング回路4を挿入
し、これら室内電力線1及び室外電力線2をそれぞれ電
力線モデム8,9を介して、ネットワーク間の情報伝送
を制御する通信制御装置3の通信ポート13,13に接
続することにより、前記室内電力線ネットワーク上の通
信端末5から室外電力線ネットワークへの通信を可能に
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力線を伝送媒体
とする電力線利用通信ネットワークシステムに係り、特
に、専用線の配線が不要で、ネットワーク構成の変更が
容易な電力線利用通信ネットワークシステム及び通信制
御装置に関するものである。
とする電力線利用通信ネットワークシステムに係り、特
に、専用線の配線が不要で、ネットワーク構成の変更が
容易な電力線利用通信ネットワークシステム及び通信制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、通信ネットワークシステムを構築
するためには、伝送媒体(伝送路)として各端末装置に
対し個別に専用線を配線している。このため、端末装置
や中継装置などのネットワーク機器を新規導入したり移
動したりする際には、新規に配線を施したり、既存の配
線を変更したりする必要がある。
するためには、伝送媒体(伝送路)として各端末装置に
対し個別に専用線を配線している。このため、端末装置
や中継装置などのネットワーク機器を新規導入したり移
動したりする際には、新規に配線を施したり、既存の配
線を変更したりする必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信ネットワー
クシステムでは、専用線の新規配線・追加・移動の工事
のための労力が多大であると共に、変更後に不要な専用
線が余るなどの無駄が大きい。
クシステムでは、専用線の新規配線・追加・移動の工事
のための労力が多大であると共に、変更後に不要な専用
線が余るなどの無駄が大きい。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、専用線の配線が不要で、ネットワーク構成の変更が
容易な電力線利用通信ネットワークシステム及び通信制
御装置を提供することにある。
し、専用線の配線が不要で、ネットワーク構成の変更が
容易な電力線利用通信ネットワークシステム及び通信制
御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電力線利用通信ネットワークシステムは、室
内電力線に情報伝送用の高周波を送受信する電力線モデ
ムを介して通信端末を接続することにより、室内電力線
ネットワークを構築すると共に、この室内電力線と室外
電力線との接続部に情報伝送用の高周波を阻止するブロ
ッキング回路を挿入し、これら室内電力線及び室外電力
線をそれぞれ電力線モデムを介して、ネットワーク間の
情報伝送を制御する通信制御装置の通信ポートに接続す
ることにより、前記室内電力線ネットワーク上の通信端
末から室外電力線ネットワークへの通信を可能にしたも
のである。
に本発明の電力線利用通信ネットワークシステムは、室
内電力線に情報伝送用の高周波を送受信する電力線モデ
ムを介して通信端末を接続することにより、室内電力線
ネットワークを構築すると共に、この室内電力線と室外
電力線との接続部に情報伝送用の高周波を阻止するブロ
ッキング回路を挿入し、これら室内電力線及び室外電力
線をそれぞれ電力線モデムを介して、ネットワーク間の
情報伝送を制御する通信制御装置の通信ポートに接続す
ることにより、前記室内電力線ネットワーク上の通信端
末から室外電力線ネットワークへの通信を可能にしたも
のである。
【0006】前記通信制御装置の通信ポートを電話回線
経由でインターネットに接続し、この通信制御装置に前
記室内電力線ネットワークの通信端末からインターネッ
トを利用するためのサーバ機能を持たせてもよい。
経由でインターネットに接続し、この通信制御装置に前
記室内電力線ネットワークの通信端末からインターネッ
トを利用するためのサーバ機能を持たせてもよい。
【0007】前記通信制御装置の通信ポートを電話回線
とは異なる伝送路を持つ外部ネットワークに接続し、こ
の通信制御装置に前記室内電力線ネットワークと外部ネ
ットワークとの間のゲートウェイ機能を持たせてもよ
い。
とは異なる伝送路を持つ外部ネットワークに接続し、こ
の通信制御装置に前記室内電力線ネットワークと外部ネ
ットワークとの間のゲートウェイ機能を持たせてもよ
い。
【0008】前記通信制御装置の内部に、室内電力線を
室外電力線から遮断するノンフューズブレーカを収容し
てもよい。
室外電力線から遮断するノンフューズブレーカを収容し
てもよい。
【0009】また、本発明の通信制御装置は、複数の通
信ポートを有し、2つの通信ポートを情報伝送用の高周
波を送受信する電力線モデムを介してそれぞれ室内電力
線及び室外電力線に接続し、この室内電力線と室外電力
線との接続部に情報伝送用の高周波を阻止するブロッキ
ング回路を挿入し、室外電力線に接続した前記電力線モ
デムよりも室外側に電力を遮断するノンフューズブレー
カを設置したものである。
信ポートを有し、2つの通信ポートを情報伝送用の高周
波を送受信する電力線モデムを介してそれぞれ室内電力
線及び室外電力線に接続し、この室内電力線と室外電力
線との接続部に情報伝送用の高周波を阻止するブロッキ
ング回路を挿入し、室外電力線に接続した前記電力線モ
デムよりも室外側に電力を遮断するノンフューズブレー
カを設置したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳述する。
図面に基づいて詳述する。
【0011】図1に示されるように、本発明に係る電力
線利用通信ネットワークシステムは、室内電力線1を伝
送路とした室内電力線ネットワークと室外電力線2を伝
送路とした室外電力線ネットワーク(外部電力線ネット
ワークともいう)との間に設置され、他の伝送路による
ネットワークとも通信可能であり、ゲートウェイ機能を
有する通信制御装置3と、室内電力線ネットワークと室
外電力線ネットワークとを高周波的に分離する、つまり
通信信号を分離する目的のブロッキング回路4と、室内
電力線ネットワークの1ノードとして接続される通信端
末5であるパーソナルコンピュータ6及びデジタル家電
品等の電子機器7と、通信制御装置3や通信端末5を電
力線1,2に高周波的に接続する電力線モデム8,9,
10と、通信制御装置3を電話回線(図示せず)経由で
インターネット等のネットワークに接続するための一般
電話回線用モデム又はISDN用ターミナルアダプタ1
1と、通信制御装置3を電話回線とは異なる伝送路(図
示せず)を持つネットワークに接続するための変換アダ
プタ12とから構成されている。なお、室外電力線2に
は図示しないが多数の室外電力線2が接続されており、
それぞれの室外電力線2において室内電力線ネットワー
クを構築することができる。
線利用通信ネットワークシステムは、室内電力線1を伝
送路とした室内電力線ネットワークと室外電力線2を伝
送路とした室外電力線ネットワーク(外部電力線ネット
ワークともいう)との間に設置され、他の伝送路による
ネットワークとも通信可能であり、ゲートウェイ機能を
有する通信制御装置3と、室内電力線ネットワークと室
外電力線ネットワークとを高周波的に分離する、つまり
通信信号を分離する目的のブロッキング回路4と、室内
電力線ネットワークの1ノードとして接続される通信端
末5であるパーソナルコンピュータ6及びデジタル家電
品等の電子機器7と、通信制御装置3や通信端末5を電
力線1,2に高周波的に接続する電力線モデム8,9,
10と、通信制御装置3を電話回線(図示せず)経由で
インターネット等のネットワークに接続するための一般
電話回線用モデム又はISDN用ターミナルアダプタ1
1と、通信制御装置3を電話回線とは異なる伝送路(図
示せず)を持つネットワークに接続するための変換アダ
プタ12とから構成されている。なお、室外電力線2に
は図示しないが多数の室外電力線2が接続されており、
それぞれの室外電力線2において室内電力線ネットワー
クを構築することができる。
【0012】通信制御装置3は、前述のようにゲートウ
ェイ機能を有する。ゲートウェイとは、LAN間を接続
する装置のうちOSI基本参照モデルの7レイヤ全てで
中継を行うものであり、異なったプロトコルのLAN間
接続に用いることができる。また、通信制御装置3は、
サーバ機能を有し、電力線ネットワークに関しては室外
電力線ネットワークにおける1ノードとして働くと共
に、室内電力線ネットワークにおいてはサーバとして働
くものである。サーバとは、ネットワーク内のクライア
ントに対し、共有資源の提供・管理、メール等の通信の
サービス・管理等を行うものである。
ェイ機能を有する。ゲートウェイとは、LAN間を接続
する装置のうちOSI基本参照モデルの7レイヤ全てで
中継を行うものであり、異なったプロトコルのLAN間
接続に用いることができる。また、通信制御装置3は、
サーバ機能を有し、電力線ネットワークに関しては室外
電力線ネットワークにおける1ノードとして働くと共
に、室内電力線ネットワークにおいてはサーバとして働
くものである。サーバとは、ネットワーク内のクライア
ントに対し、共有資源の提供・管理、メール等の通信の
サービス・管理等を行うものである。
【0013】通信制御装置3は、種々のネットワークと
の接続のために複数の通信ポート13を有し、これら通
信ポート13間の通信を処理する処理部14を有する。
の接続のために複数の通信ポート13を有し、これら通
信ポート13間の通信を処理する処理部14を有する。
【0014】通信制御装置3は、伝送路として既設の室
内電力線を使用するために、室内における通信の基点と
なり、かつ他のネットワークとの区分点となるべく、分
電盤(図示せず)近傍に設置されている。
内電力線を使用するために、室内における通信の基点と
なり、かつ他のネットワークとの区分点となるべく、分
電盤(図示せず)近傍に設置されている。
【0015】ブロッキング回路(ブロック装置ともい
う)4は、電力線ネットワークにおける秘話性を確保す
るために、室内電力線1と室外電力線2との間で高周波
の通過を妨げる働きをする。電力線通信においては、商
用周波数50Hz又は60Hzより高い周波数、例え
ば、10kHz〜450kHzの周波数帯域に含まれる
周波数を使用して信号を伝送する。このため、ブロッキ
ング回路4は、商用周波数に対してはインピーダンスが
小さく、高周波数でインピーダンスが大きい性質を持つ
インダクタンス等を使用する。高周波数でインピーダン
スが大きいため、伝送信号が透過せず、室内と室外とで
は独立したネットワークが形成できる。ブロッキング回
路4は、宅内のノンフューズブレーカ15よりも室内側
に設置される。ここでは、ブロッキング回路4より室内
側の電力線を室内電力線1、ブロッキング回路4より室
外側の電力線を室外電力線2とする。
う)4は、電力線ネットワークにおける秘話性を確保す
るために、室内電力線1と室外電力線2との間で高周波
の通過を妨げる働きをする。電力線通信においては、商
用周波数50Hz又は60Hzより高い周波数、例え
ば、10kHz〜450kHzの周波数帯域に含まれる
周波数を使用して信号を伝送する。このため、ブロッキ
ング回路4は、商用周波数に対してはインピーダンスが
小さく、高周波数でインピーダンスが大きい性質を持つ
インダクタンス等を使用する。高周波数でインピーダン
スが大きいため、伝送信号が透過せず、室内と室外とで
は独立したネットワークが形成できる。ブロッキング回
路4は、宅内のノンフューズブレーカ15よりも室内側
に設置される。ここでは、ブロッキング回路4より室内
側の電力線を室内電力線1、ブロッキング回路4より室
外側の電力線を室外電力線2とする。
【0016】電力線モデム8は、ブロッキング回路4よ
り室内側の室内電力線1に接続されており、室内電力線
1との間で信号を送受信することができる。また、電力
線モデム9は、ブロッキング回路4より室外側の室外電
力線2に接続されており、室外電力線2との間で信号を
送受信することができる。通信制御装置3の1つの通信
ポート13が電力線モデム8に接続され、別の1つの通
信ポート13が電力線モデム9に接続されているので、
室内電力線ネットワークと室外電力線ネットワークとの
間で通信ができることになる。
り室内側の室内電力線1に接続されており、室内電力線
1との間で信号を送受信することができる。また、電力
線モデム9は、ブロッキング回路4より室外側の室外電
力線2に接続されており、室外電力線2との間で信号を
送受信することができる。通信制御装置3の1つの通信
ポート13が電力線モデム8に接続され、別の1つの通
信ポート13が電力線モデム9に接続されているので、
室内電力線ネットワークと室外電力線ネットワークとの
間で通信ができることになる。
【0017】パーソナルコンピュータ6や電子機器7か
らなる通信端末5は、室内電力線ネットワークにおける
クライアントである。これらの通信端末5は、電力線モ
デム10を介して室内電力線1に接続されている。これ
により、通信端末5同士が通信制御装置3を介して相互
に通信できると共に、各通信端末5が通信制御装置3を
介して他のネットワークに通信できる。なお、通信端末
5と電力線モデム10との接続には、RS232Cイン
ターネット等が用いられる。
らなる通信端末5は、室内電力線ネットワークにおける
クライアントである。これらの通信端末5は、電力線モ
デム10を介して室内電力線1に接続されている。これ
により、通信端末5同士が通信制御装置3を介して相互
に通信できると共に、各通信端末5が通信制御装置3を
介して他のネットワークに通信できる。なお、通信端末
5と電力線モデム10との接続には、RS232Cイン
ターネット等が用いられる。
【0018】電話回線経由での他のネットワークとの接
続は、一般電話回線用モデム又はISDN用ターミナル
アダプタ11を通信制御装置3の通信ポート13に接続
することで実現されている。これにより、通信制御装置
3及び通信端末5はインターネットへの接続が可能にな
ると共に、宅外からのリモート制御が可能になる。
続は、一般電話回線用モデム又はISDN用ターミナル
アダプタ11を通信制御装置3の通信ポート13に接続
することで実現されている。これにより、通信制御装置
3及び通信端末5はインターネットへの接続が可能にな
ると共に、宅外からのリモート制御が可能になる。
【0019】電話回線とは異なる伝送路を持つ他のネッ
トワーク、例えば、CATVとの接続は、変換アダプタ
12を通信制御装置3の通信ポート13に接続すること
で実現されている。この場合、通信制御装置3はゲート
ウェイとして働く。このように、電話回線以外によるネ
ットワークとも接続してシステム拡張を図ることができ
る。この種の伝送路としては、CATVの他にPHS、
一般無線、赤外線通信、本発明とは方式が異なる電力線
通信などがあり、適宜な変換アダプタ12を用いること
で接続が可能である。
トワーク、例えば、CATVとの接続は、変換アダプタ
12を通信制御装置3の通信ポート13に接続すること
で実現されている。この場合、通信制御装置3はゲート
ウェイとして働く。このように、電話回線以外によるネ
ットワークとも接続してシステム拡張を図ることができ
る。この種の伝送路としては、CATVの他にPHS、
一般無線、赤外線通信、本発明とは方式が異なる電力線
通信などがあり、適宜な変換アダプタ12を用いること
で接続が可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
る。
【0021】(1)室内電力線を用いてネットワークが
構築できるので、専用線の配線が不要で、かつ、ネット
ワークに接続される通信装置の移動が容易にできる。
構築できるので、専用線の配線が不要で、かつ、ネット
ワークに接続される通信装置の移動が容易にできる。
【0022】(2)室内電力線と室外電力線との間で高
周波が分離されているので、室内電力線ネットワークと
室外電力線ネットワークとで同一の信号伝送方式が使用
できる。
周波が分離されているので、室内電力線ネットワークと
室外電力線ネットワークとで同一の信号伝送方式が使用
できる。
【0023】(3)室内電力線ネットワーク上より電力
線ネットワーク以外のネットワーク(インターネット、
CATV等)との通信ができるので、パーソナルコンピ
ュータ6等をインターネット接続することによるホーム
ページの閲覧を行ったり、宅外から宅内の電子機器7等
の状態監視や制御を行ったりすることができる。
線ネットワーク以外のネットワーク(インターネット、
CATV等)との通信ができるので、パーソナルコンピ
ュータ6等をインターネット接続することによるホーム
ページの閲覧を行ったり、宅外から宅内の電子機器7等
の状態監視や制御を行ったりすることができる。
【図1】本発明の一実施形態を示す電力線利用通信ネッ
トワークシステムの構成図である。
トワークシステムの構成図である。
1 室内電力線 2 室外電力線 3 通信制御装置 4 ブロッキング回路 5 通信端末 8,9,10 電力線モデム 15 ノンフューズブレーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杣 謙一郎 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社パワーシステム研究所内 (72)発明者 高山 省吾 東京都台東区浅草橋5丁目25番7号 ビジ コン株式会社内 Fターム(参考) 5K046 PS24 PS41 5K048 AA01 BA12 BA13 BA36 CA08 DC06 DC07 EA11 FC01
Claims (5)
- 【請求項1】 電力線を利用して情報を伝送する電力線
利用通信ネットワークシステムにおいて、室内電力線に
情報伝送用の高周波を送受信する電力線モデムを介して
通信端末を接続することにより、室内電力線ネットワー
クを構築すると共に、この室内電力線と室外電力線との
接続部に情報伝送用の高周波を阻止するブロッキング回
路を挿入し、これら室内電力線及び室外電力線をそれぞ
れ電力線モデムを介して、ネットワーク間の情報伝送を
制御する通信制御装置の通信ポートに接続することによ
り、前記室内電力線ネットワーク上の通信端末から室外
電力線ネットワークへの通信を可能にしたことを特徴と
する電力線利用通信ネットワークシステム。 - 【請求項2】 前記通信制御装置の通信ポートを電話回
線経由でインターネットに接続し、この通信制御装置に
前記室内電力線ネットワークの通信端末からインターネ
ットを利用するためのサーバ機能を持たせたことを特徴
とする請求項1記載の電力線利用通信ネットワークシス
テム。 - 【請求項3】 前記通信制御装置の通信ポートを電話回
線とは異なる伝送路を持つ外部ネットワークに接続し、
この通信制御装置に前記室内電力線ネットワークと外部
ネットワークとの間のゲートウェイ機能を持たせたこと
を特徴とする請求項1又は2記載の電力線利用通信ネッ
トワークシステム。 - 【請求項4】 前記通信制御装置の内部に、室内電力線
を室外電力線から遮断するノンフューズブレーカを収容
したことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の電力
線利用通信ネットワークシステム。 - 【請求項5】 電力線を利用して情報を伝送する電力線
利用通信ネットワークシステムに用いられる通信制御装
置であって、複数の通信ポートを有し、2つの通信ポー
トを情報伝送用の高周波を送受信する電力線モデムを介
してそれぞれ室内電力線及び室外電力線に接続し、この
室内電力線と室外電力線との接続部に情報伝送用の高周
波を阻止するブロッキング回路を挿入し、室外電力線に
接続した前記電力線モデムよりも室外側に電力を遮断す
るノンフューズブレーカを設置したことを特徴とする通
信制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27229699A JP2001094483A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 電力線利用通信ネットワークシステム及び通信制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27229699A JP2001094483A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 電力線利用通信ネットワークシステム及び通信制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001094483A true JP2001094483A (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=17511900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27229699A Pending JP2001094483A (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 電力線利用通信ネットワークシステム及び通信制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001094483A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002373385A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 盗難防止装置および盗難防止システム |
WO2003039022A1 (en) * | 2001-11-01 | 2003-05-08 | Inovatech Limited | Powerline communication system |
WO2003049313A1 (fr) * | 2001-11-30 | 2003-06-12 | Deqing Wang | Reseau d'emission a acces a large bande comprenant les fonctions de reseau electrique, de reseau de communication, de reseau tv et d'internet |
JP2010531599A (ja) * | 2007-06-26 | 2010-09-24 | イアンディス | 配電電力線通信システム |
-
1999
- 1999-09-27 JP JP27229699A patent/JP2001094483A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002373385A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 盗難防止装置および盗難防止システム |
WO2003039022A1 (en) * | 2001-11-01 | 2003-05-08 | Inovatech Limited | Powerline communication system |
WO2003049313A1 (fr) * | 2001-11-30 | 2003-06-12 | Deqing Wang | Reseau d'emission a acces a large bande comprenant les fonctions de reseau electrique, de reseau de communication, de reseau tv et d'internet |
JP2010531599A (ja) * | 2007-06-26 | 2010-09-24 | イアンディス | 配電電力線通信システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8289991B2 (en) | Network combining wired and non-wired segments | |
US6661798B2 (en) | Digital home information integrating system | |
JP2004516689A (ja) | 特に屋内用の通信システム | |
JP2007166109A (ja) | 伝送システムの分岐器並びに伝送システム | |
KR19990037900A (ko) | 전화선을이용한근거리통신망구축장치 | |
JP2001094483A (ja) | 電力線利用通信ネットワークシステム及び通信制御装置 | |
JP2010245681A (ja) | ホームゲートウェイ装置およびホームネットワークシステム | |
JP2003244039A (ja) | 配電盤及び該配電盤を用いた有線式通信ネットワークシステム | |
JP2005520389A (ja) | ネットワーク用の結合モジュール | |
JP5371307B2 (ja) | Plc通信を用いた遊技ホール用ネットワークシステム | |
Salkintzis et al. | Design and implementation of a low-cost wireless network for remote control and monitoring applications | |
JP5255939B2 (ja) | ポーリング通信システム、及びポーリング制御方法 | |
JP2008236457A (ja) | 電力線通信のローカルエリアネットワークシステム | |
JPH05300564A (ja) | ホームオートメーションシステム | |
JP3215802B2 (ja) | 電力線通信方法および装置 | |
JP5061056B2 (ja) | ポーリング通信システム、及びポーリング制御方法 | |
JPH0332123Y2 (ja) | ||
WO1992011717A1 (en) | Data transmission system | |
JPS6068745A (ja) | デイジタルデ−タ伝送路交換方式 | |
Flewitt | Communications media | |
JP2004253978A (ja) | 伝送特性調整装置および方法、通信装置、並びに電力線ネットワーク | |
CN107948240A (zh) | 一种物联网节点整合方法 | |
JPH05167652A (ja) | 回線端末装置 | |
JP2001238344A (ja) | 宅内情報配線システム | |
JPH05167720A (ja) | 回線端末システム |