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JP2001093491A - 板状電池および携帯無線端末 - Google Patents

板状電池および携帯無線端末

Info

Publication number
JP2001093491A
JP2001093491A JP27023099A JP27023099A JP2001093491A JP 2001093491 A JP2001093491 A JP 2001093491A JP 27023099 A JP27023099 A JP 27023099A JP 27023099 A JP27023099 A JP 27023099A JP 2001093491 A JP2001093491 A JP 2001093491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
electrode terminal
terminal member
shaped battery
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27023099A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruaki Honda
輝明 本多
Hiroichi Ishida
博一 石田
Hiroaki Urushibata
広明 漆畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP27023099A priority Critical patent/JP2001093491A/ja
Publication of JP2001093491A publication Critical patent/JP2001093491A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な機械的強度を有する外部電極を備える
板状電池を提供する。 【解決手段】 板状電池1は集電体7aを含む発電要素
と、集電体7aと接続され、集電体7aの厚みより大き
な厚みを有する電極端子部材4aと、発電要素を内部に
保持するセル部3と、発電要素をセル部3に密閉すると
ともに電極端子部材4aの少なくとも一部が位置する封
止部2aとを含む外装部材6a、6bと、外装部材6
a、6bの封止部2aにおける電極端子部材4aが位置
する領域の封止を補強する封止補強手段5a、5bとを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、板状電池および
携帯無線端末に関し、より特定的には、十分な機械的強
度を有する電極端子を備える板状電池およびそれを用い
た携帯無線端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器、特に携帯電話機や個人
情報端末あるいは通信機能を備えたノート型パソコンな
どの携帯無線端末は、小型化および軽量化が急速に進ん
できている。このような電子機器の小型化、軽量化に伴
って、これらの電子機器に用いられる電源としての電池
では、その小型化、軽量化が強く求められている。
【0003】上記のような要求に応えるべく、電極と電
解液とを含む発電要素をラミネートフィルムなどの外装
部材で密閉し、従来よりも小型化、軽量化を図った板状
電池の開発が進められている。図11は、従来の板状電
池を示す斜視模式図である。図11を参照して、従来の
板状電池を説明する。
【0004】図11を参照して、板状電池101は、外
装部材としてのラミネートフィルム6の内部に保持され
た発電要素と、この発電要素から板状電池101の外部
へと電流を供給するための外部電極107a、107b
とを備える。ラミネートフィルム6は、発電要素を内部
に保持するセル部103とこの発電要素をセル部103
に密閉するための封止部102a、102bとを含む。
外部電極107a、107bは、セル部103の内部に
保持された発電要素から封止部102aを介して板状電
池101の外部へと延在するように形成されている。発
電要素は、正極と負極と電解液とを含む。正極としては
例えば所定の膜厚を有する集電体としてのアルミニウム
箔に活物質を塗布したものを用いることができる。ま
た、負極として、例えば所定の膜厚を有する集電体とし
ての銅箔に活物質を塗布したものを用いることができ
る。正極と負極との間に電解液が保持される。正極と負
極との集電体を板状電池101の外部へと引き出すこと
により、外部電極107a、107bとして利用する。
この外部電極107a、107bとして、たとえばニッ
ケル、アルミニウム、銅などからなる数十μm程度の厚
みを有する金属箔を用いることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図11に示した板状電
池101を携帯電話機などへと適用する場合、この金属
箔からなる外部電極107a、107bと携帯電話機側
の電極端子とを機械的に接触させて、板状電池101か
らの電力を携帯電話機へと供給することになる。しか
し、上述のようにこの外部電極107a、107bを構
成する金属箔は大変薄いため、携帯電話機などへの接続
端子として用いるには機械的強度が不足していた。この
ため、板状電池101を携帯電話機などへ着脱する動作
を複数回繰返す場合、この外部電極107a、107b
が着脱動作時の外力によって折損あるいは切断するとい
うような問題が発生していた。このため、携帯電話機な
どへの着脱動作の繰り返しに十分耐えることが可能な機
械的強度を有する外部電極を備える板状電池が強く求め
られていた。
【0006】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、この発明の1つの目的は、
十分な機械的強度を有する外部電極を備える板状電池を
提供することである。
【0007】この発明のもう1つの目的は、板状電池の
着脱動作を行なっても、この板状電池の外部電極に損傷
などが発生しない携帯無線端末を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の一の局面にお
ける板状電池は、発電要素と電極端子部材と外装部材と
封止補強手段とを備える。発電要素は集電体を含む。電
極端子部材は集電体と接続され、集電体の厚みより大き
な厚みを有する。外装部材は、発電要素を内部に保持す
るセル部と、発電要素をセル部に密閉するとともに電極
端子部材の少なくとも一部が位置する封止部とを含む。
封止補強手段は外装部材の封止部における電極端子部材
が位置する領域の封止を補強する(請求項1)。
【0009】この場合、集電体の厚みよりも大きな厚み
を有する電極端子部材を備えるので十分な機械的強度を
有する電極端子部材を板状電池の外部電極として用いる
ことができる。このため、従来のような薄い金属箔から
なる外部電極を外部電極として用いる場合より、この外
部電極の機械的強度を大きくすることができる。この結
果、携帯電話機などへ本発明による板状電池を着脱する
動作を繰返しても、この外部電極として作用する電極端
子部材が切断するといった問題の発生を防止できる。
【0010】また、この電極端子部材の厚みが従来外部
電極として用いられていた金属箔(集電体)の厚みより
も大きくなるため、セル部から外装部材の外部にまで延
在するように電極端子部材を配置した部分の外装部材を
熱圧着などの工程により封止して封止部を形成する場
合、この電極端子部材の周囲を外装部材でもれなく均一
に封止することが難しくなる。特に、電極端子部材が厚
くなくと、この電極端子部材の側面と外装部材との間に
おいて、外装部材の内部(セル部)から外装部材の外部
にまで延在するような間隙が形成されやすくなる。この
ような間隙は、板状電池のセル部に密閉された電解液な
どの内容物が板状電池の外部へと漏洩する原因となる。
そのため、本発明による板状電池においては、後述する
スリーブ部材などの封止補強手段によって電極端子部材
が位置する領域の封止を補強する。これにより、電極端
子部材が厚くなったことに起因して発電要素を構成する
電解液などがセル部から封止部の上記間隙を介して板状
電池の外部へと漏洩するというような問題の発生を防止
できる。
【0011】上記一の局面における板状電池では、封止
補強手段が封止部に位置する電極端子部材を囲むように
配置されたスリーブ部材を含むことが好ましい(請求項
2)。
【0012】このようにすれば、スリーブ部材の材料と
して変形性に富む樹脂などを用いて電極端子部材の側面
に密着するようにスリーブ部材を配置できる。また同時
に、外装部材が変形可能な範囲で変形することにより電
極端子部材の側面上に位置するスリーブ部材の外表面に
密着できるように、このスリーブ部材の外表面の形状を
決定することができる。この結果、電極端子部材の側面
と外装部材との間の間隙を介してセル部から発電要素を
構成する電解液などが外部へと漏洩するといった事故の
発生を確実に防止できる。
【0013】上記一の局面における板状電池では、スリ
ーブ部材が前記集電体と前記電極端子部材との接続部を
囲むように配置されていることが好ましい(請求項
3)。
【0014】このようにすれば、スリーブ部材を集電体
と電極端子部材との接続部を補強する補強部材として利
用することができる。このため、集電体と電極端子部材
との接続部の機械的強度をより高めることができる。こ
の結果、この接続部が剥離するといったような問題の発
生を確実に防止できる。
【0015】上記一の局面における板状電池では、封止
補強手段が封止部に位置する電極端子部材を屈曲形状と
することを含むことが好ましい(請求項4)。
【0016】このようにすれば、直線状の電極端子部材
を用いる場合よりも封止部に位置する電極端子部材の長
さを長くすることができる。この封止部に位置する電極
端子部材の少なくともいずれか1ヵ所で、電極端子部材
の全周にわたって電極端子部材と外装部材とが密着する
密着領域を形成できれば、発電要素の電解液などが板状
電池の外部へと漏洩することを防止できる。そして、封
止部に位置する電極端子部材の長さを長くすることによ
り、この密着領域を形成することが可能な領域を増大さ
せることができる。このため、密着領域が形成される確
率を高めることができる。この結果、電解液などが板状
電池の外部へと漏洩する危険性を低減できる。
【0017】上記一の局面における板状電池では、電極
端子部材と集電体との接続部が封止部に位置することが
好ましい(請求項5)。
【0018】このようにすれば、この封止部を電極端子
部材と集電体との接続部を補強するための補強部材とし
て利用することができる。この結果、上記接続部におい
て電極端子部材と集電体とが剥離するといった問題の発
生を防止できる。
【0019】この発明の他の局面における板状電池は発
電要素と電極端子部材と外装部材とを備える。発電要素
は集電体を含む。電極端子部材は集電体と接続され、集
電体の厚みより大きな厚みを有する。外装部材は、発電
要素を内部に保持するセル部と、発電要素をセル部に密
閉する。電極端子部材と集電体との接続部は封止部に位
置する(請求項6)。
【0020】この場合、集電体よりも大きな厚みを有し
ているため、十分な機械的強度を備える電極端子部材を
板状電池の外部電極として利用することができるので、
従来のように金属箔などを用いた集電体を外部電極とし
て利用する場合より、この外部電極の機械的強度を高め
ることができる。この結果、板状電池を携帯電話機など
の携帯無線端末へと着脱する動作を繰返した場合、この
外部電極に応力が加わることにより外部電極に損傷が発
生するといった問題を防止できる。
【0021】また、電極端子部材と集電体との接続部が
封止部に位置しているので、この接続部の機械的強度を
増大させるための補強部材としてこの封止部を利用する
ことができる。この結果、電極端子部材と集電体とがこ
の接続部分において剥離するというような問題の発生を
防止できる。
【0022】上記一の局面または他の局面における板状
電池では、電極端子部材の表面上に導電層が形成されて
いることが好ましい(請求項7)。
【0023】このようにすれば、外部電極としての電極
端子部材に外部から端子などを接触させる場合の接触抵
抗を低減することができる。この結果、電極端子部材と
携帯電話機などとの電気的接続をより確実に行なうこと
ができる。
【0024】また、導電層の材料として比較的酸化しに
くい安定な材料を用いれば、電極端子部材の材料として
アルミニウムなど酸化しやすい材料を用いる場合、この
導電層を電極端子部材の酸化を防止する耐酸化保護膜と
して利用することができる。
【0025】上記一の局面または他の局面における板状
電池では、導電層はめっきにより形成された層であるこ
とが好ましい(請求項8)。
【0026】このようにすれば、スパッタリング法など
よりプロセスコストが低いめっき法を用いて導電層を形
成するので、板状電池の製造コストが増大することを防
止できる。また、この導電層の材料としてめっき法を適
用することが可能な金などさまざまな材料を用いること
が可能になる。
【0027】上記一の局面または他の局面における板状
電池では、電極端子部材が鉄またはステンレススチール
を含むことが好ましい(請求項9)。
【0028】このように、比較的安価で機械的強度の大
きな鉄などを電極端子部材として用いれば、十分な機械
的強度を有し、安価な電極端子部材を得ることができ
る。この結果、板状電池の製造コストを低減できる。な
お、鉄などは発電要素の電解液により腐食される可能性
があるが、電極端子部材を封止部および板状電池の外部
にのみ位置するように配置すれば、電解液により電極端
子部材が腐食されることを容易に防止できる。
【0029】上記一の局面または他の局面における板状
電池では、電極端子部材が外装部材の封止部に埋設され
ていることが好ましい(請求項10)。
【0030】このようにすれば、電極端子部材が封止部
の端部から外部へと延在している場合よりも、確実に板
状電池の封止を行なうことができる。この結果、この電
極端子部材が存在する領域を介して発電要素を構成する
電解液などが板状電池の外部へと漏洩するといった事故
の発生を確実に防止できる。
【0031】また、封止部に電極端子部材が埋設されて
いるので、封止部を電極端子部材の機械的強度を補強す
る補強部材として利用できる。この結果、電極端子部材
の機械的強度をより向上させることができる。
【0032】上記一の局面または他の局面における板状
電池では、外装部材の封止部において、電極端子部材の
表面を露出させる開口部が形成されていることが好まし
い(請求項11)。
【0033】このようにすれば、封止部に埋設された外
部電極としての電極端子部材を携帯電話機などとこの開
口部を介して電気的に接続することができる。
【0034】上記一の局面または他の局面における板状
電池では、外装部材の封止部は上面とその上面と逆側に
位置する下面とを含み、開口部が封止部の上面に形成さ
れていることが好ましい。
【0035】このようにすれば、板状電池の封止部の上
面上から(板状電池の表面に対して垂直方向から)容易
に板状電池と電子機器との接続を行なうことができる。
【0036】上記一の局面または他の局面における板状
電池では、開口部が外装部材の封止部の上面および下面
の両方に形成されていることが好ましい。
【0037】このようにすれば、板状電池への電気的な
接続を封止部の上面もしくは下面のいずれからでも行な
うことが可能となる。この結果、本発明による板状電池
を用いる携帯無線端末の設計の自由度を向上させること
ができる。
【0038】この発明の別の局面における携帯無線端末
は、上記一の局面または他の局面における板状電池を備
える(請求項12)。
【0039】この場合、本発明の一の局面または他の局
面における板状電池を用いるので、携帯無線端末へ板状
電池の着脱動作を繰返した場合、板状電池の外部接続端
子において損傷が発生することに起因して携帯無線端末
に故障が発生するといった問題の発生を防止できる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一ま
たは相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は
繰返さない。
【0041】(実施の形態1)図1は、本発明による板
状電池の実施の形態1を示す斜視模式図である。図1を
参照して、板状電池を説明する。
【0042】図1を参照して、板状電池1は発電要素と
外装部材としてのラミネートフィルム6と電極端子部材
としての電極タブ4a、4bと封止補強手段としての封
止補強部材5a、5bとを備える。発電要素はラミネー
トフィルム6のセル部3の内部に密閉保持されている。
封止部2a、2bは、ラミネートフィルム6を加熱・圧
着することにより接着されている。電極タブ4aは、図
2に示すように集電体7aより厚く、十分な機械的強度
を有する。電極タブ4aは発電要素の集電体7aと封止
部2aにおいて接続されている。電極タブ4aと集電体
7aとの接続はスポット溶接法などの溶接法を用いて行
なわれる。電極タブ4aと集電体7aとの接続部には溶
接部8が形成されている。なお、図2は図1に示した板
状電池の封止部の部分断面模式図である。
【0043】電極タブ4aを囲むように樹脂製フィルム
からなる封止補強部材5aが配置されている。この封止
補強部材5aは、電極タブ4aと集電体7aとの接続部
である溶接部8を囲むように配置されている。そして、
この電極タブ4aと封止補強部材5aとは、封止部2a
においてラミネートフィルム6a、6bにより把持され
た状態で圧着固定されている。なお、電極タブ4bも、
基本的に電極タブ4aと同様に発電要素の集電体と接続
され、その周囲を囲むように封止補強部材5bが配置さ
れている。
【0044】図3および4に示すように、封止補強部材
5aの幅L1は、電極タブ4aの幅L0よりも大きくな
っている。この封止補強部材5aの膜厚は電極タブ4a
の厚みよりも十分小さい。封止補強部材5a、5bの材
料としてはポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレ
ンテレフタレートなどを用いることができる。なお、図
3は図1に示した板状電池の部分平面模式図であり、図
4は図1に示した板状電池の部分側面模式図である。
【0045】図4を参照して、封止補強部材5aは電極
タブ4aの表面と密着している。また、この封止補強部
材5aの端部16a、16bにおける封止補強部材5a
の表面とラミネートフィルム6a、6bの圧着面19と
のなす角(傾斜角)は十分小さくできる。そのため、こ
の封止補強部材5aの端部16a、16bでは、ラミネ
ートフィルム6a、6bがこの封止補強部材5aの形状
に沿うように十分変形することができる。このため、間
隙を形成することなくこの封止補強部材5aとラミネー
トフィルム6a、6bとを圧着させることができる。
【0046】電極タブ4a、4bは、板状電池1を携帯
電話機などの携帯無線端末に組込む際、この携帯無線端
末に形成されたコネクタなどの接続部材と接続される外
部電極として作用する。
【0047】このように、図1〜4に示した本発明によ
る板状電池では、集電体7aよりも大きな厚みを有する
電極タブ4a、4bを外部電極として用いることができ
るので、従来のような金属箔からなる集電体7aをその
まま外部電極として用いる場合より外部電極の機械的強
度を向上させることができる。この結果、この携帯無線
端末などへと本発明による板状電池を着脱する動作を繰
返しても、この外部電極の部分が切断するというような
問題の発生を防止できる。
【0048】また、従来の板状電池において、単に膜厚
の厚い電極タブを用いる場合(電極タブ4a、4bをそ
のままラミネートフィルム6a、6bで上下から圧着し
て固定した場合)には、この電極タブ4a、4bの側面
においてラミネートフィルム6a、6bが電極タブ4
a、4bの側面と圧着せずに間隙を形成する場合があっ
た。しかし、図1〜4に示した本発明による板状電池1
は封止補強部材5a、5bを備えるので、そのような間
隙の形成を確実に防止できる。この結果、板状電池1の
セル部3の内部に保持された発電要素を構成する電解液
などが電極タブ4a、4bが形成された領域から板状電
池1の外部へと漏洩するような事故の発生を防止でき
る。
【0049】つまり、外部電極の機械的強度を向上させ
ると同時に、板状電池1の発電要素を構成する材料など
が板状電池1の外部へと漏洩するという問題の発生を防
止できる。
【0050】また、図2および3に示すように、電極タ
ブ4aと集電体7aとの接続部を封止補強部材5aが囲
むように配置されているので、電極タブ4aと集電体7
aとの接続部を機械的に補強する補強部材としてこの封
止補強部材5aを利用することができる。この結果、こ
の電極タブ4aと集電体7aとの接続部が剥離するとい
うような問題の発生を防止できる。
【0051】また、図2および3に示したように、電極
タブ4aと集電体7aとの接続部がラミネートフィルム
6a、6bの圧着部である封止部2aに位置しているの
で、この封止部2aのラミネートフィルム6a、6bに
より電極タブ4aと集電体7aとの接続部を補強するこ
とができる。この結果、電極タブ4aと集電体7aとの
剥離といった不良の発生をより確実に防止できる。
【0052】なお、この電極タブ4a、4bの材料とし
て、ニッケル、アルミニウム、銅などを用いることがで
きる。また、ラミネートフィルム6a、6bとしては、
アルミ箔をポリプロピレン、またはポリエチレンなどの
高分子樹脂で挟み込んだ構造としたものを用いることが
できる。
【0053】図1〜4に示した板状電池1は、例えば以
下のような工程により製造できる。予め所定の形状に切
断されたラミネートフィルム6の端部を熱圧着すること
により封止して封筒状に加工する。この封筒状のラミネ
ートフィルム6は少なくとも1箇所の開口部を有する。
発電要素には、その集電体に電極タブ4a、4bを溶接
する。電極タブ4a、4bと集電体との接続部に封止補
強部材5a、5bを巻き付けて圧着、固定する。ラミネ
ートフィルム6中に、電極タブ4a、4bが接続された
発電要素を挿入する。電極タブ4a、4bは外装部材1
3の内部から外部へと延在するように配置される。封止
部となる位置に電極タブ4a、4bと周電体との接続部
が位置するように発電要素またはラミネートフィルム6
の位置を調整する。ラミネートフィルム6の内部の発電
要素に電解液などを供給した後、開口部を封止する。
【0054】図5は、図1〜4に示した本発明による板
状電池の実施の形態1の変形例を示す部分断面模式図で
ある。図5は、図2に対応している。図5を参照して、
板状電池を説明する。
【0055】図5を参照して、板状電池は基本的には図
1〜4に示した板状電池と同様の構造を備えるが、電極
タブ4aが金属などの導電体からなる芯材9と導電層と
しての表面層10とを備える。表面層10は金などの電
気抵抗が低い材料からなり、めっき法を用いて形成され
ている。板状電池のもう一方の電極タブ4bも電極タブ
4aと同様の構造を備える。
【0056】このように、電極タブ4aの表面に電気抵
抗の小さな金などからなる表面層10を形成すれば、図
1〜4に示した板状電池により得られる効果に加えて、
携帯無線端末などに本発明による板状電池を適用する
際、外部接続端子としての電極タブ4aと携帯無線端末
のコネクタなどの接続部材との間の接触抵抗を低減でき
る。
【0057】また、表面層10の材料として金などの比
較的酸化しにくい安定な材料を用いれば、電極タブ4a
の材料としてアルミニウムなど酸化しやすい材料を用い
る場合、この表面層10を電極タブ4aの酸化を防止す
る耐酸化保護膜として利用することができる。
【0058】また、表面層10をめっき法により形成さ
れためっき層とすれば、めっき法による成膜が可能な材
料ならば任意の材料を電極タブ4aの表面層10として
利用することができる。また、スパッタリング法などの
プロセスを用いる場合より、低コストで表面層10を形
成できる。
【0059】また、図1〜4に示した板状電池の電極タ
ブ4a、あるいは図5に示した板状電池の芯材9として
鉄またはステンレススチールを用いてもよい。この場
合、十分な強度を有する電極タブ4aを低コストで製造
することが可能となる。
【0060】(実施の形態2)図6は、本発明による板
状電池の実施の形態2を示す部分斜視模式図であり、図
7は、図6に示した板状電池の封止部2aの部分断面模
式図である。図6および7を参照して、板状電池を説明
する。
【0061】図6および7を参照して、板状電池は基本
的には図1〜4に示した板状電池と同様の構造を備え
る。ただし、図6および7に示した板状電池では、電極
タブ4a、4bが封止部2aに埋設された状態となって
いる。そして、図7に示すように、電極タブ4a、4b
の端部側面の位置は、封止補強部材5aおよびラミネー
トフィルム6bの端部側面とほぼ同じ位置となってい
る。電極タブ4a、4bの上に位置する領域には、ラミ
ネートフィルム6aおよび封止補強部材5a、5bの一
部が除去されることにより開口部としての切欠部12
a、12bが形成されている。この切欠部12a、12
bによって、電極タブ4a、4bの上部表面11a、1
1bが露出している。
【0062】図6および7に示した板状電池によれば、
図1〜4に示した板状電池によって得られる効果に加え
て、電極タブ4a、4bが封止部2aに埋設された状態
となっているので、封止部2aを、電極タブ4a、4b
の補強部材として利用できる。この結果、図1〜4に示
したように電極タブ4a、4bが封止部2aの側部から
外側へと延在するように形成されている場合より、この
電極タブ4a、4bからなる外部電極の強度をより向上
させることができる。
【0063】また、封止部2aに埋設された外部電極と
しての電極タブ4a、4bを携帯電話機などとこの開口
部12a、12bを介して電気的に接続することができ
る。
【0064】(実施の形態3)図8は、本発明による板
状電池の実施の形態3を示す部分断面模式図である。図
8は図2に対応する。図8を参照して、板状電池を説明
する。
【0065】図8を参照して、板状電池は基本的に図6
および7に示した板状電池と同様の構造を備えるが、図
8に示した板状電池では、電極タブ4aが封止部2aの
内部に完全に埋設された状態となっている。そして、電
極タブ4a上に位置するラミネートフィルム6と封止補
強部材5aとには開口部13aが形成され、電極タブ4
aの上部表面11aが露出している。開口部13aの平
面形状は円形としたが、楕円形、矩形などでもよい。ま
た、開口部13aの幅は電極タブ4aの幅より小さいこ
とが好ましい。このようにすれば電極タブ4aの端部に
おいて、封止補強部材5aおよびラミネートフィルム6
aにより電極タブ4aを確実に固定することができると
同時に、封止を確実に行なうことができる。
【0066】封止部2aの最端部には、ラミネートフィ
ルム6a、6bが互いに圧着固定されている端部領域1
7が形成されている。この端部領域17により、封止部
2aでの封止をより確実に行なうことができる。
【0067】携帯電話機などへと図8に示した板状電池
を装着する場合には、この開口部13aからコネクタな
どをこの電極タブ4aの上部表面11aと接触させるこ
とにより、封止部2aの上方(上面上)から容易に携帯
電話機などと板状電池とを接続することができる。
【0068】このように、電極タブ4aを封止部2aに
埋設した状態としているので、電極タブ4aの厚みが集
電体7aの厚みよりも十分厚いような場合にも、確実に
封止を行なうことができる。この結果、発電要素電解液
などがこの電極タブ4aが存在することに起因して板状
電池の外部へと漏洩するような事故の発生を防止でき
る。なお、板状電池のもう一方の電極タブ4b(図1参
照)についても、図8に示した電極タブ4aと同様の構
造となっている。
【0069】図9は、図8に示した本発明による板状電
池の実施の形態3の変形例を示す部分断面模式図であ
る。図9を参照して、板状電池は基本的には図8に示し
た板状電池と同様の構造を備えるが、電極タブ4aの表
面に電気抵抗の低い導電層としての表面層14aが形成
されている。この表面層14aは図5に示した板状電池
の表面層10と同様に、めっき法を用いて形成されるこ
とが好ましい。この場合、図8に示した板状電池によっ
て得られる効果に加えて、図5に示した板状電池によっ
て得られる効果をさらに得ることができる。
【0070】また、図8に示した板状電池では、開口部
13aを封止部2aの上面側(ラミネートフィルム6a
側)にのみ形成したが、電極タブ4aの下面を露出させ
る開口部を封止部2aの下面側(ラミネートフィルム6
b側)に形成してもよい。
【0071】このようにすれば、板状電池への電気的な
接続を封止部2aの上面もしくは下面のいずれからでも
行なうことが可能となる。この結果、本発明による板状
電池を用いる携帯電話機など携帯無線端末の設計の自由
度を向上させることができる。
【0072】(実施の形態4)図10は、本発明による
板状電池の実施の形態4を示す部分平面模式図である。
図10は、図3に示した部分平面模式図に対応してい
る。図10を参照して、板状電池を説明する。
【0073】図10を参照して、板状電池の電極タブ4
aはその平面形状がほぼS字状である屈曲形状となって
いる蛇行部15aを備えている。そして、電極タブ4a
と集電体7aとの接続部は図1〜4に示した板状電池と
同様に封止部2aに位置している。また、図示されてい
ないが、図10に示した板状電池の他方の電極タブ4b
も電極タブ4aと同様の構造を備える。
【0074】このような蛇行部15aが形成されている
ので、直線状の電極タブを用いる場合よりも封止部2a
に位置する電極タブ2aの長さを長くすることができ
る。このため、電極タブ4aの側面18a、18bが封
止部2aにおいてラミネートフィルム6a、6bと接触
する領域を大きくすることができる。ここで、電極タブ
4aの側面18a、18bにおいて、ラミネートフィル
ム6a、6bと電極タブ4aの側面18a、18bとが
密着し、間隙が形成されていない密着領域が1ヵ所でも
形成できれば、板状電池1の発電要素を構成する電解液
などがこの電極タブ4aの側面18a、18bに沿って
形成された空隙を介して板状電池1の外部へと漏洩する
ような問題の発生を防止できる。そして、このように電
極タブ4aの側面18a、18bとラミネートフィルム
6a、6bとの接触する領域を大きくすることができれ
ば、上記のような密着領域を形成することが可能な領域
を増加させることになる。このため、密着領域の形成さ
れる確率を高めることができるので、結果的に上記のよ
うな電解液の漏洩といった問題が発生する危険性を低減
できる。
【0075】なお、この実施の形態4および実施の形態
2に示した板状電池における電極タブ4aの表面に導電
体からなる表面層を形成しても、図5に示した板状電池
と同様の効果を得ることができる。
【0076】また、蛇行部15aの平面形状は、図10
に示したようにS字状のほか、曲線状あるいは直線部と
屈曲部とからなる蛇行形状でもよい。
【0077】また、本発明の実施の形態1〜4に示した
板状電池を携帯電話機などの携帯無線端末に適用すれ
ば、本発明による板状電池の着脱動作を複数回繰返すよ
うな場合、板状電池の外部電極としての電極タブ4a、
4bの部分が折損したり切断されたりするといった問題
の発生を防止できる。このため、長期間の使用によって
も電池におけるトラブルの発生のない携帯無線端末を実
現できる。
【0078】また、本発明による板状電池では、発電要
素からの電解液などの漏洩を防止する封止補強手段とし
ての封止補強部材5a、5bや図10に示したような電
極タブ4aの蛇行部15aを形成しているので、電解液
などが板状電池の外部などへと漏洩することを防止でき
る。このため、これらの板状電池から漏洩した電解液な
どによって携帯無線端末が故障するといったような問題
の発生を防止できる。
【0079】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0080】
【発明の効果】このように、本発明によれば、板状電池
が集電体の厚みよりも大きな厚みを有する電極端子部材
と、発電要素を構成する電解液などがこの電極端子部材
が位置する領域を介して漏洩することを防止する封止補
強手段とを兼ね備えているので、板状電池において、外
部接続端子として作用する電極部分の機械的強度を向上
させると同時に、電解液の漏洩などの問題の発生を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による板状電池の実施の形態1を示す
斜視模式図である。
【図2】 図1に示した板状電池の部分断面模式図であ
る。
【図3】 図1に示した板状電池の部分平面模式図であ
る。
【図4】 図1に示した板状電池の部分側面模式図であ
る。
【図5】 本発明による板状電池の実施の形態1の変形
例を示す部分断面模式図である。
【図6】 本発明による板状電池の実施の形態2を示す
部分斜視模式図である。
【図7】 図6に示した板状電池の部分断面模式図であ
る。
【図8】 本発明による板状電池の実施の形態3を示す
部分断面模式図である。
【図9】 本発明による板状電池の実施の形態3の変形
例を示す部分断面模式図である。
【図10】 本発明による板状電池の実施の形態4を示
す部分平面模式図である。
【図11】 従来の板状電池を示す斜視模式図である。
【符号の説明】
1 板状電池、2a,2b 封止部、3 セル部、4
a,4b 電極タブ、5a,5b 封止補強部材、6,
6a,6b ラミネートフィルム、7a 集電体、8
溶接部、9 芯材、10,14a 表面層、11a,1
1b 上部表面、12a,12b 切欠部、13a 開
口部、15a 蛇行部、16a,16b端部、17 封
止部の端部領域、18a,18b 電極タブの側面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 漆畑 広明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H011 AA01 AA04 AA17 CC02 CC06 CC10 CC12 DD13 EE04 FF04 GG01 HH02 JJ07 JJ12 KK01 5H022 BB11 BB22 CC05 CC08 CC19 EE03 KK03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集電体を含む発電要素と、 前記集電体と接続され、前記集電体の厚みより大きな厚
    みを有する電極端子部材と、 前記発電要素を内部に保持するセル部と、前記発電要素
    を前記セル部に密閉するとともに前記電極端子部材の少
    なくとも一部が位置する封止部とを含む外装部材と、 前記外装部材の封止部における前記電極端子部材が位置
    する領域の封止を補強する封止補強手段とを備える、板
    状電池。
  2. 【請求項2】 前記封止補強手段は、前記封止部に位置
    する前記電極端子部材を囲むように配置されたスリーブ
    部材を含む、請求項1に記載の板状電池。
  3. 【請求項3】 前記スリーブ部材は、前記集電体と前記
    電極端子部材との接続部を囲むように配置されている、
    請求項2に記載の板状電池。
  4. 【請求項4】 前記封止補強手段は、前記封止部に位置
    する前記電極端子部材を屈曲形状とすることを含む、請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の板状電池。
  5. 【請求項5】 前記電極端子部材と前記集電体との接続
    部が前記封止部に位置する、請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の板状電池。
  6. 【請求項6】 集電体を含む発電要素と、 前記集電体と接続され、前記集電体の厚みより大きな厚
    みを有する電極端子部材と、 前記発電要素を内部に保持するセル部と、前記発電要素
    を前記セル部に密閉するとともに前記電極端子部材と前
    記集電体との接続部が位置する封止部とを含む外装部材
    とを備える、板状電池。
  7. 【請求項7】 前記電極端子部材の表面上には導電層が
    形成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    板状電池。
  8. 【請求項8】 前記表面層はめっきにより形成された層
    である、請求項7に記載の板状電池。
  9. 【請求項9】 前記電極端子部材は、鉄またはステンレ
    ススチールを含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載
    の板状電池。
  10. 【請求項10】 前記電極端子部材は、前記外装部材の
    封止部に埋設されている、請求項1〜9のいずれか1項
    に記載の板状電池。
  11. 【請求項11】 前記外装部材の封止部において、前記
    電極端子部材の表面を露出させる開口部が形成されてい
    る、請求項10に記載の板状電池。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項に記載
    の板状電池を備える携帯無線端末。
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