JP2001087158A - 吐水装置 - Google Patents
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Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
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- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
Abstract
に目的の位置まで移動させて吐水口から吐水させること
のできる吐水装置において、シャワーヘッドを手に持っ
たまま手元で吐水口からの吐止水操作と流量調節とを行
えるようにする。 【解決手段】シャワーヘッド16の内部に吐水口18に
連通する状態で主水路36を形成するとともに、主水路
36を開閉する主弁42の作動制御用の小流路から成る
パイロット水路46を形成し、パイロット弁78により
パイロット水路46を開閉することによって、吐水口1
8からの吐止水を行うようにする。また併せてシャワー
ヘッド16に主水路36の流量を調節する流量調節弁7
0を設けるとともに、パイロット弁78を開閉操作する
吐止水操作部22と、流量調節弁70を操作して吐水口
18からの吐水流量を調節する流調操作部24とを手元
操作部として設ける。
Description
詳しくは吐止水操作部及び流調操作部を手元操作部とし
て備えた吐水装置に関する。
キッチン水栓として吐水管の先端部をシャワーヘッドと
して構成し、これをシャワーホースとともに引き出して
吐水口から吐水可能となしたものが用いられるようにな
って来ている。或いはまた、洗面化粧室に備えられる洗
髪シャワー水栓においても同様の形態のものが用いられ
ている。
らシャワーホースを延び出させてその先端にシャワーヘ
ッドを接続し、水栓本体から供給した水をシャワーヘッ
ドよりシャワー吐水するようになしたものが広く用いら
れている。
ーヘッドを自在に目的の位置に持ち来して吐水すること
ができ、吐水位置がほぼ固定の他の従来一般の吐水装置
に比べて利便性が高いものの、反面において吐水口から
の吐水・止水(吐止水)を行うための吐止水操作部及び
吐水口からの吐水流量調節のための流調操作部がシャワ
ーヘッドから遠い位置にあるため、それらの操作がし辛
いといった問題があった。
ャワーヘッドに手元操作部として吐止水操作部を設ける
といったことが行われている。図16はその一例を示し
たものである。同図において300はシャワーヘッド、
302は継手管で、それらに対し所定長さの可撓性のシ
ャワーホース304の各端部が接続されている。継手管
302は接続口306を有していて、その接続口306
において水栓本体に接続され、水栓本体からの水がシャ
ワーホース304内部の主水路308及びシャワーヘッ
ド300内部の主水路308を通じてシャワーヘッド3
00の吐水口へと供給される。
て吐止水操作部310が設けられており、その吐止水操
作部310の操作によって主水路308を開閉する主弁
312が開閉動作するようになっている。
ワーヘッド300の内部には可撓性のチューブ314が
挿通されていてその内部にパイロット水路316が形成
されており、吐止水操作部310を図16に示す状態か
ら右向きに押込操作すると、軸318の右向きの移動及
びこれに伴うボール320の下向きの押出しによってパ
イロット弁322が弁座324から離れて開弁し、パイ
ロット水路316内部の水をシャワーヘッド300内部
の主水路308に流出させる。
圧室326(この背圧室326はパイロット水路316
に連通している)内部の圧力が低下し、主弁312が給
水圧により図中上向きに開弁動作する。ここにおいてシ
ャワーホース304内の主水路308に水栓本体側から
の水が供給される。供給された水はシャワーヘッド30
0内部の主水路308を流通した後、先端の吐水口から
吐水される。
作して図16に示す状態に戻すと、ここにおいてパイロ
ット弁322が閉弁し、これによって背圧室326内部
の圧力が漸次高まって最終的に主弁312が閉弁し、吐
水口への水の供給が停止する。
ャワーヘッド300を手に持った状態で吐止水操作部3
10を手元操作することにより吐水口からの吐止水を行
うことができ、しかもその吐止水操作部310はパイロ
ット水路316を開閉するものであるため、小さい力で
楽に操作でき、この点で利便性の高いものであるが、こ
の吐水装置にあっては、吐水口からの流量を調節する場
合にはシャワーヘッド300から遠く離れた水栓本体の
流調操作部を操作しなければならず、利便性の点で未だ
十分とは言えないものである。
例のものはシャワーヘッド300に設けた吐止水操作部
328の操作摘み330を回転操作することで弁体33
2を軸方向に移動させ、そしてこれを弁座334に当接
させ或いは離間させることによって主水路308を開閉
し、吐水口336からの吐水及び止水を行うようになし
たものである。尚この例の吐水装置の場合、弁体332
を閉弁させるとシャワーホース304の上流部に配設し
てある主弁312も閉弁する。
ッド300を手に持ちながら手元操作により吐止水を行
うことができる。しかしながらこの吐水装置の場合、手
元操作部としての吐止水操作部328が、大流量で水を
流通させる主水路308を直接開閉するものであること
から操作が重くなる問題があり、更にまた吐止水操作部
328の操作によって弁体332を閉弁させると、それ
より上流側のシャワーヘッド300内部及びシャワーホ
ース304内部に一定の圧力が篭ったものとなってしま
う問題があり、更に吐水口336近くまで水が溜まった
まま止水状態に保持されることとなるため、その滞留水
内部で雑菌が発生・繁殖する恐れがあるといった不都合
がある。
長い吐水管の先端の吐水口から吐水を行う通常のキッチ
ン水栓等の水栓装置(吐水装置)においても大なり小な
り同様の問題が内在する。
ような課題を解決するために案出されたものである。而
して請求項1のものは、シャワーヘッド又は吐水管から
成る吐水部の内部に吐水口に連通する状態で主水路を形
成するとともに、該主水路を開閉する主弁の作動制御用
の小流路から成るパイロット水路を形成し、パイロット
弁により該パイロット水路を開閉することによって前記
吐水口からの吐止水を行うようになした吐水装置におい
て、前記主水路の流量を調節する流量調節弁を設けると
ともに前記吐水部に、前記パイロット弁を開閉操作する
吐止水操作部と該流量調節弁を操作して該吐水口からの
吐水流量を調節する流調操作部とを手元操作部として設
けたことを特徴とする。
装置において、前記パイロット弁及び流量調節弁が前記
吐水部の内部に組み込んであることを特徴とする。
に記載の吐水装置において、前記シャワーヘッド又は吐
水管に接続されたシャワーホース又は通水路より上流部
の前記主水路内に前記主弁が組み込んであり、該主弁の
配設部位から前記パイロット弁の配設部位まで該シャワ
ーホース又は通水路内部を細管が延び出していて、該細
管内に前記パイロット水路が形成されていることを特徴
とする。
装置において、前記シャワーホース又は通水路より上流
部の前記主水路内に且つ前記主弁より上流側に、下流部
分を給水圧に対し減圧状態とする減圧弁が組み込んであ
ることを特徴とする。
に記載の吐水装置において、前記減圧弁が前記主弁とと
もに前記シャワーホースに接続された継手管の内部に組
み込んであることを特徴とする。
置は、パイロット弁によりパイロット水路を開閉して主
弁の開閉動作を制御する形式の吐水装置において、主水
路の流量を調節する流量調節弁を設けるとともに、シャ
ワーヘッド又は吐水管から成る吐水部に、パイロット弁
を開閉操作する吐止水操作部と流量調節弁を操作する流
調操作部とを手元操作部として設けたもので、この吐水
装置の場合、吐水口からの吐止水のみならず流量調節を
も手元操作することができ、吐水装置の利便性を飛躍的
に高めることができる。
ト弁の開閉により主弁を開閉動作させる形式のものであ
って、吐止水操作部はそのパイロット弁を開閉操作する
ものであることから、小さい力で軽やかに吐止水操作を
行うことができる。
シャワーヘッド又は吐水管内部、即ち吐水部の内部に組
み込んでおくことができる(請求項2)。このようにす
れば、吐止水操作部及び流調操作部の近くに対応する各
弁が位置することとなり、各操作部及び弁の構造を簡単
な構造とすることができ、併せて組付性も良好となる。
らパイロット弁の配設部位まで細管を延び出させてパイ
ロット水路を形成し、パイロット弁によりそのパイロッ
ト水路を閉鎖することで主弁を閉鎖するため、止水状態
においてシャワーホース又は通水路内の主水路を大気開
放状態とすることができ、従ってシャワーホース又は通
水路の主水路内に圧力が篭ったり水が滞留してしまうと
いったことを良好に回避することができる。
水路より上流部の主水路内に且つ上記主弁より上流側
に、下流部分を給水圧に対し減圧状態とする減圧弁を組
み込んだもので、この吐水装置にあっては、主弁を開い
た状態のままで流調操作部の操作により流量調節弁を操
作したとき、詳しくは流量を少なく絞り込んだときに給
水圧によりシャワーホース等の内部の圧力が過大となっ
てシャワーホース部分が硬くなってしまうのを防ぐこと
ができる。流量を絞ることによって下流部分が圧力上昇
すると減圧弁が主水路を絞り又は閉弁して下流部分の主
水路の圧力を給水圧に対し減圧状態に保持するからであ
る。従って主弁を開いた状態の下で流量を絞った場合に
おいてもシャワーホース等に大きな圧力が篭ってしまう
のを良好に回避することができる。
シャワーホースに接続された継手管の内部に組み込んだ
もので、このようにしておけば従来の水栓本体を何ら改
変する必要がなく、また吐水装置の組付性も良好とな
る。
説明する。図1,図2は本発明の吐水装置の一例として
のキッチンの水栓装置を示したものである。図中10は
キッチンカウンターで、12はシンクである。14はキ
ッチンカウンター10から起立する状態で設けられた吐
水管で、その先端部がシャワーヘッド16として構成さ
れている。
からの吐水をシャワー吐水から整流吐水に若しくはその
逆に切替操作する切替操作部20が備えられている。更
にまたこのシャワーヘッド16には、吐水口18からの
吐水と止水を行うための吐止水操作部22及び吐水口1
8からの吐水流量を調節する流調操作部24が備えられ
ている。
られた湯水の混合部(水栓本体)で、水と湯の供給管2
8が接続されており、それらを通じて水及び湯が内部に
供給されるようになっている。この混合部26には水と
湯の混合比率を調節する温調操作部30が設けられてお
り、この温調操作部30がキッチンカウンター10の上
面に露出している。
ス32が接続されており、このシャワーホース32がキ
ッチンカウンター10の下側において上記混合部26に
接続されている。尚、図2に示しているようにシャワー
ホース32の端部には継手管34が接続されており、こ
の継手管34が混合部26の接続口に差込状態で連結さ
れている。
2の内部には、図3に示しているように大流量で水を流
通させる主水路36が形成されており、その主水路36
に沿ってその中心部に可撓性のチューブ38が挿入配置
されている。チューブ38は、その一端部が継手管34
内部に組み込まれたピストン式の主弁42にパイプ40
を介して接続されている。
この主弁42,パイプ40及びチューブ38内部の水路
によって、主弁42の背面側に形成された背圧室44に
連通するパイロット水路46が形成されている。ここで
背圧室44は小孔47を介して主水路36の上流部、詳
しくは背圧室44の上流部に連通している。
そのピストン部48が円筒形の摺動面50に摺動可能に
嵌合されており、そして先端側の当接部52が継手管3
4に形成された弁座54に当接し又はこれから離間する
ことによって、主水路36を閉鎖し又は開放する。
上流側、詳しくは主弁42による主水路36の開閉部位
よりも上流側にピストン式の減圧弁56が組み込まれて
いる。減圧弁56は大径のピストン部58を有してお
り、そのピストン部58が円筒形の摺動面60に摺動可
能に嵌合されている。
主水路36における減圧弁56の配設部位よりも下流部
分の圧力が上昇して一定圧に達したとき、上流部と下流
部とに対する受圧面積の差によって図中下向きに押動さ
れ、図8に拡大して示しているようにその当接部66を
弁座62に接近させ又は当接させることによって、主水
路36を主弁42の上流側で絞り又は閉鎖する。
当接によって主水路36を絞り又は閉鎖し、以て下流側
の主水路36内の圧力をその上流側(一次側)の給水圧
よりも低い圧力状態(減圧状態)に保つ働きをする。尚
この減圧弁56は、スプリング64により常時開弁方向
に付勢されている。また継手管34の端部にはねじ式の
接続口68が設けられている。
ール弁から成る流量調節弁70が、流調操作部24と一
体回転する状態で組み込まれている。この流量調節弁7
0は主水路36の水の流量を調節するもので、周方向に
略楔状をなす開口72、即ち周方向に進むにつれて開口
幅が漸次変化する開口72を有している。一方シャワー
ヘッド16(厳密にはシャワーヘッド16における本体
側)には、主水路36と吐水口18とを連通させる円形
の開口74が形成されている。
ら開口72,74を経て吐水口18へと流れ出す。従っ
て図11及び図12に示しているように流量調節弁70
が流調操作部24とともに回転して開口72の位置が変
化することで、吐水口18からの吐水流量が大→小へ若
しくはその逆に変化せしめられる。
タン式のもので図4にも示しているように逆カップ状を
なす操作部材76と、操作部材76を押し込むごとにパ
イロット水路46を開閉するためのパイロット弁78を
閉弁位置と開弁位置とに交互に保持するロック機構80
とを有している。
を有しており、その当接部82がチューブ38端部の装
着部材84(図10参照)の弁座86に当接することに
よってパイロット水路46を閉鎖し(図4(A)参照)、
また弁座86から離間することによってパイロット水路
46を開放する(図4(B)参照)。
ロック式のもので外筒88と、その内周面に突出する状
態で形成された円筒形状のガイド部90(図9参照)と
を有している。ガイド部90は、上端面に沿って周方向
に鋸刃状の係合歯92を有しており、更に周方向に沿っ
て所定間隔ごとに複数の溝94を有している。
ング96と回転リング98とが設けられている。回転リ
ング98は軸部100の周りに回転可能とされており、
更に軸部100に設けられたストッパ部102と固定リ
ング96との間で微小ストローク上下に相対移動可能と
されている。
間隔で突起104が設けられており、その上端に係合歯
106が形成されている。他方、回転リング98にも周
方向に沿って一定間隔ごとに突起108が設けられてお
り、そしてそれら突起108を含む回転リング98下端
部に、周方向に沿って鋸刃状の係合歯110が形成され
ている。
ット弁78は回転リング98の上面においてスプリング
112により常時下向きに付勢されており、またロック
機構80の外筒88はスプリング114により常時上向
きに付勢されている。
0は次のように作用する。図9(B)(I)はパイロット弁
78がチューブ38端部の装着部材84の弁座86に当
接した状態、即ちパイロット水路46を閉鎖した状態を
示している。
機構80の外筒88をスプリング112及び114の付
勢力に抗して下向きに押し込むと、図9(B)(II)に示し
ているようにパイロット弁78の回転リング98がガイ
ド部90の溝94から外れた状態となり、ここにおいて
回転リング98が、固定リング96側の突起104の係
合歯106と回転リング98側の係合歯110のカム面
の作用で微小角度反時計方向に回転させられる。
の付勢力でガイド部90が外筒88とともに上昇運動
し、このときガイド部90の上端の係合歯92と回転リ
ング98の係合歯110とが一部噛み合った状態とな
る。
ると、回転リング98が固定リング96から浮き上がる
とともにそれら係合歯92,110のカム面の作用で回
転リング98が更に微小角度反時計方向に回転させられ
てガイド部90の係合歯92と回転リング98の係合歯
110とが完全に噛み合った状態となり(図9(B)(II
I)参照)、これとともに回転リング98とストッパ部1
02との当接作用で回転リング98,固定リング96を
含むパイロット弁78全体が上昇端まで上昇させられて
その上昇端に保持される。即ちパイロット弁78が開弁
位置に保持される。ここにおいてパイロット水路46が
開放状態とされてピストン式の主弁42が開かれ、主水
路36内を水が流通する。
これとともにロック機構80の外筒88及びガイド部9
0が下向きに移動し、ここにおいて回転リング98の係
合歯110とガイド部90の係合歯92との噛合いが外
れるとともに、スプリング112の付勢力でパイロット
弁78における固定リング96の係合歯106と回転リ
ング98の係合歯110とが接触し(図9(B)(IV),
(V)参照)、更にガイド部90が下降して回転リング9
8が自由回転状態になると、固定リング96及び回転リ
ング98の各係合歯106,110のカム面の作用によ
り回転リング98が微小角度反時計方向に回転させら
れ、そしてそれら係合歯106及び110が完全に噛み
合ったところで回転リング98の回転が停止する(図9
(B)(VI)参照)。
I)に示しているようにガイド部90がスプリング11
4の付勢力で上向きに移動すると、回転リング98が浮
き上がった後、ガイド部90の係合歯92と回転リング
98の係合歯110とのカム面の作用で回転リング98
が微小角度回転した上で、回転リング98の突起108
が固定リング96の突起104とともにガイド部90の
溝94に嵌り合い、続いてスプリング112及び114
の付勢力でそれら突起104,108が外筒88の上昇
運動を伴って溝94の底部まで落ち込む(図9(B)(VII
I)参照)。ここにおいてパイロット弁78が再びパイロ
ット水路46を閉鎖した状態となる。尚このロック機構
自体は従来公知であるのでここでは更に詳しい説明は省
略する。
78と主水路36との間のシールは、主水路36の端部
に設けられたプラグ116(図10参照)内周面のパッ
キンによって行われている。
を押込操作すると、パイロット弁78が図3に示す閉弁
状態から図5に示すように開弁動作し、ここにおいてパ
イロット水路46が開かれ、続いて主弁42が開弁動作
する。これによりシャワーヘッド16の先端部まで水が
主水路36を通じて供給され、続いて流量調節弁70,
シャワーヘッド16の開口72,74を通じた後、吐水
口18から吐水される。図6はこのときの状態を示して
いる。
ぱいまで開かれており、吐水口18からは最大流量で水
が吐水される。さてこの状態で流調操作部24を回転操
作し開口72を漸次狭めて行くと、これに伴って吐水口
18からの吐水流量が減少変化する(図7(I)参照)。
最も絞った状態を表している。このような状態の下で
は、上記減圧弁56を設けておかないとシャワーヘッド
16先端部まで、詳しくは主水路36の先端部まで一次
給水圧が導かれてシャワーホース32内に大きな圧力が
篭った状態となってしまい、またこれに伴ってシャワー
ホース32が硬くなってしまい、自由に曲り難くなる。
2の上流側に減圧弁56が設けられており、その減圧弁
56の配設部位よりも下流部分の主水路36内部の圧力
が高まって来ると、即ちシャワーホース32内部の圧力
が上昇してくるとその減圧弁56が閉弁方向に動作して
主水路36を絞り又は減圧弁56の上流部と下流部とで
遮断する。
路36内部の圧力が給水圧に対し一定圧低い減圧状態に
保たれ、従って主弁42を開いた状態の下で流量を絞っ
た場合においても、シャワーホース32内部に過大な圧
力が篭ってシャワーホース32が硬くなってしまうのが
有効に防止される。
ーホース32よりも上流部に配設してあるため、更には
吐止水操作部22の止水操作によりパイロット水路46
を閉鎖することでその主弁42を閉弁させ、これにより
吐水口18からの吐水を止めるようにしているため、止
水状態においてその主弁42よりも下流側の主水路36
内部全体を大気開放状態とすることができ、シャワーホ
ース32及びシャワーヘッド16内の主水路36内に圧
力が篭ったり水が滞留したりするのを防ぐことができ
る。
をシャワーホース32に接続された継手管34の内部に
組み込んでいるため、従来の水栓本体(混合部26)を
何ら改変する必要がなく、また吐水装置の組付性も良好
となる。
ッド16に吐止水操作部22と流調操作部24とを手元
操作部として設けていることから、吐水口18からの吐
止水のみならず流量調節をも手元操作でき、吐水装置の
利便性を飛躍的に高めることができる。
開閉により主弁42を開閉操作する形式であって、吐止
水操作部22はそのパイロット弁78を開閉操作するも
のであることから、小さい力で軽やかに吐止水操作を行
うことができる。
節弁70をシャワーヘッド16内部に組み込んでいるた
め、吐止水操作部22及び流調操作部24の近くに対応
する各弁78,70が位置することとなり、各操作部2
2,24及び弁70,78の構造を簡単な構造とするこ
とができ、併せて組付性も良好となる。
くまで一例示である。例えば上記実施例における吐止水
操作部,流調操作部及びそれらに対応するパイロット
弁,流量調節弁は上例以外にも各種形態で構成可能なも
のである。図13ないし図15はその一例を示したもの
である。
部,流調操作部,パイロット弁,流量調節弁を構成して
いる。同図において118はその円筒体で、120は吐
止水操作部及び流調操作部を兼ねた操作部である。また
122及び124は同じ円筒体118の一部にて構成さ
れたパイロット弁及び流量調節弁である。
26と、これに連続した半径方向の小孔から成る開口1
28とを有しており、その開口128が、シャワーヘッ
ド16に形成された周方向に一定長を有する開口130
(図15参照)に一致した状態の下でパイロット水路4
6を開放し、また操作部120の回転操作によって開口
128が開口130に対し不一致となった状態でパイロ
ット水路46を閉鎖する。
16側の円形の開口74とほぼ同形状の開口132を有
しており、操作部120の回転操作によりその開口13
2とシャワーへッド16側の開口74との一致部分の拡
大若しくは縮小に応じて、吐水口18からの吐水流量を
調節する。
量調節弁124の開口132とは、開口74及び132
が全体的及び部分的に一致している間は、開口128と
開口130とが一致した状態に保たれるようにそれらの
開口位置が予め選ばれている。
転操作してパイロット弁122の開口128をシャワー
ヘッド16側の開口130から外れた位置に位置させる
ことで、パイロット水路46を閉鎖し、吐水口18から
の吐水を停止させることができる。
態を維持しながら、操作部120の回転操作により流量
調節弁124の開口132とシャワーヘッド16側の開
口74とを部分的に若しくは全体的に一致させること
で、吐水口18からの吐水流量を増減変化させることが
できる。尚他の点については上記実施例と同様である。
シャワーヘッドとして構成し、そのシャワーヘッドに吐
止水操作部,流調操作部及びパイロット弁,流量調節弁
を設けた場合の例であるが、本発明は他の様々な形態の
シャワーヘッドを有する吐水装置、例えば浴室内に設置
されるシャワーヘッドを備えた吐水装置にも勿論適用可
能なものであるし、或いは洗髪シャワー水栓装置から成
る吐水装置にも適用可能である。
有しない通常の吐水管及び水栓本体を備えた吐水装置に
対しても適用可能であるなど、その主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
成を示す図である。
と継手管内部の構成を示す断面図である。
す図である。
示す図である。
とは異なる一作用状態を示す図である。
作用状態を示す図である。
部におけるロック機構の作用説明図である。
周辺部の要部分解図である。
断面図である。
示す図である。
ある。
る。
部を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 シャワーヘッド又は吐水管から成る吐水
部の内部に吐水口に連通する状態で主水路を形成すると
ともに、該主水路を開閉する主弁の作動制御用の小流路
から成るパイロット水路を形成し、パイロット弁により
該パイロット水路を開閉することによって前記吐水口か
らの吐止水を行うようになした吐水装置において、 前記主水路の流量を調節する流量調節弁を設けるととも
に前記吐水部に、前記パイロット弁を開閉操作する吐止
水操作部と該流量調節弁を操作して該吐水口からの吐水
流量を調節する流調操作部とを手元操作部として設けた
ことを特徴とする吐水装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の吐水装置において、前
記パイロット弁及び流量調節弁が前記吐水部の内部に組
み込んであることを特徴とする吐水装置。 - 【請求項3】 請求項1,2の何れかに記載の吐水装置
において、前記シャワーヘッド又は吐水管に接続された
シャワーホース又は通水路より上流部の前記主水路内に
前記主弁が組み込んであり、該主弁の配設部位から前記
パイロット弁の配設部位まで該シャワーホース又は通水
路内部を細管が延び出していて、該細管内に前記パイロ
ット水路が形成されていることを特徴とする吐水装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の吐水装置において、前
記シャワーホース又は通水路より上流部の前記主水路内
に且つ前記主弁より上流側に、下流部分を給水圧に対し
減圧状態とする減圧弁が組み込んであることを特徴とす
る吐水装置。 - 【請求項5】 請求項3,4の何れかに記載の吐水装置
において、前記減圧弁が前記主弁とともに前記シャワー
ホースに接続された継手管の内部に組み込んであること
を特徴とする吐水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27328999A JP4142218B2 (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 吐水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP27328999A JP4142218B2 (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 吐水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001087158A true JP2001087158A (ja) | 2001-04-03 |
JP4142218B2 JP4142218B2 (ja) | 2008-09-03 |
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ID=17525786
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JP27328999A Expired - Fee Related JP4142218B2 (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 吐水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4142218B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004250893A (ja) * | 2003-02-18 | 2004-09-09 | Inax Corp | 吐水装置 |
JP2009103320A (ja) * | 2005-07-12 | 2009-05-14 | Inax Corp | 弁装置 |
-
1999
- 1999-09-27 JP JP27328999A patent/JP4142218B2/ja not_active Expired - Fee Related
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