JP2001085727A - 太陽エネルギー変換装置及びその製造方法 - Google Patents
太陽エネルギー変換装置及びその製造方法Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/20—Solar thermal
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 透明板が自重により撓むおそれがなく、透明
板と太陽電池モジュールとの間に光透過性の断熱層を形
成した太陽エネルギー変換装置を提供する。 【解決手段】 透明板3の下方に太陽電池モジュール1
が設けられ、太陽電池モジュール1の裏面に太陽熱集熱
板2が設けられた太陽エネルギー変換装置であって、透
明板3と太陽電池モジュール1との間の複数箇所に透明
板3と太陽電池モジュール1との間の間隔を保持するス
ペーサ4が設けられ、透明板3と太陽電池モジュール1
との間に光透過性の断熱層6が設けられ、前記スペーサ
4の側面41が光反射面とされる。
板と太陽電池モジュールとの間に光透過性の断熱層を形
成した太陽エネルギー変換装置を提供する。 【解決手段】 透明板3の下方に太陽電池モジュール1
が設けられ、太陽電池モジュール1の裏面に太陽熱集熱
板2が設けられた太陽エネルギー変換装置であって、透
明板3と太陽電池モジュール1との間の複数箇所に透明
板3と太陽電池モジュール1との間の間隔を保持するス
ペーサ4が設けられ、透明板3と太陽電池モジュール1
との間に光透過性の断熱層6が設けられ、前記スペーサ
4の側面41が光反射面とされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は太陽エネルギー変
換装置及びその製造方法に関するものである。
換装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実開昭60−10164
8号公報等に記載されているように、透明板の下方に太
陽電池モジュールが設けられ、太陽電池モジュールの裏
面に太陽熱集熱板が設けられた太陽エネルギー変換装置
が知られている。
8号公報等に記載されているように、透明板の下方に太
陽電池モジュールが設けられ、太陽電池モジュールの裏
面に太陽熱集熱板が設けられた太陽エネルギー変換装置
が知られている。
【0003】しかしながら、このような従来の太陽エネ
ルギー変換装置にあっては、太陽電池モジュールと太陽
熱集熱板を、密閉容器内に収納して透明板で蓋をするも
のであるため、密閉容器を必要として重量が重くなり、
搬送性や施工時の作業性が悪いという欠点があった。
ルギー変換装置にあっては、太陽電池モジュールと太陽
熱集熱板を、密閉容器内に収納して透明板で蓋をするも
のであるため、密閉容器を必要として重量が重くなり、
搬送性や施工時の作業性が悪いという欠点があった。
【0004】また、透明板は密閉容器の周縁部に支持さ
れており、透明板が自重により撓むと、この撓みが太陽
電池モジュールの表面の剛性のない透明体におよび、結
果として太陽電池モジュールの破損等を生ずる。このた
め、大型の透明板を使用することができないという不都
合があった。
れており、透明板が自重により撓むと、この撓みが太陽
電池モジュールの表面の剛性のない透明体におよび、結
果として太陽電池モジュールの破損等を生ずる。このた
め、大型の透明板を使用することができないという不都
合があった。
【0005】そこで、この発明者等は、上記のような従
来の太陽エネルギー変換装置における問題点に着目し、
密閉容器を用いることなく透明板と太陽電池モジュール
との間に光透過性の断熱層を形成でき、また、透明板の
自重による撓みに起因する太陽電池モジュールの破損を
防止できる太陽エネルギー変換装置を発明した(特願平
11−215427号)。
来の太陽エネルギー変換装置における問題点に着目し、
密閉容器を用いることなく透明板と太陽電池モジュール
との間に光透過性の断熱層を形成でき、また、透明板の
自重による撓みに起因する太陽電池モジュールの破損を
防止できる太陽エネルギー変換装置を発明した(特願平
11−215427号)。
【0006】この太陽エネルギー変換装置は、透明板と
太陽電池モジュールとの間に光透過性の断熱層が設けら
れているので、透明板から放熱することがなく、集熱性
能が優れており、また、透明板と太陽電池モジュールと
の間の間隔を保持するスペーサが設けられて透明板はス
ペーサにより支持されているので、透明板の自重により
下方の太陽電池モジュールに局所的に過大の荷重が加わ
る恐れがないので極めて有用である。
太陽電池モジュールとの間に光透過性の断熱層が設けら
れているので、透明板から放熱することがなく、集熱性
能が優れており、また、透明板と太陽電池モジュールと
の間の間隔を保持するスペーサが設けられて透明板はス
ペーサにより支持されているので、透明板の自重により
下方の太陽電池モジュールに局所的に過大の荷重が加わ
る恐れがないので極めて有用である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明者等は、前記
の太陽エネルギー変換装置において、透明板と太陽電池
モジュールとの間に配設したスペーサによって集光及び
集熱性能が損なわれないよう、スペーサについてさらに
研究を続け、この発明を完成するに到った。
の太陽エネルギー変換装置において、透明板と太陽電池
モジュールとの間に配設したスペーサによって集光及び
集熱性能が損なわれないよう、スペーサについてさらに
研究を続け、この発明を完成するに到った。
【0008】すなわち、この発明は、透明板と太陽電池
モジュールとの間に設けられたスペーサによって集光及
び集熱性能が損なわれない太陽エネルギー変換装置及び
その製造方法を提供することを目的とする。
モジュールとの間に設けられたスペーサによって集光及
び集熱性能が損なわれない太陽エネルギー変換装置及び
その製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明の太陽エネルギー変換装置は、
透明板の下方に太陽電池モジュールが設けられ、太陽電
池モジュールの裏面に太陽熱集熱板が設けられた太陽エ
ネルギー変換装置であって、透明板と太陽電池モジュー
ルとの間の周縁部もしくは複数箇所に、透明板と太陽電
池モジュールとの間の間隔を保持するスペーサが設けら
れ、透明板と太陽電池モジュールとの間に光透過性の断
熱層が設けられ、前記スペーサの前記光透過性の断熱層
に面する側面が光反射面とされていることを特徴とする
ものである。
に、請求項1記載の発明の太陽エネルギー変換装置は、
透明板の下方に太陽電池モジュールが設けられ、太陽電
池モジュールの裏面に太陽熱集熱板が設けられた太陽エ
ネルギー変換装置であって、透明板と太陽電池モジュー
ルとの間の周縁部もしくは複数箇所に、透明板と太陽電
池モジュールとの間の間隔を保持するスペーサが設けら
れ、透明板と太陽電池モジュールとの間に光透過性の断
熱層が設けられ、前記スペーサの前記光透過性の断熱層
に面する側面が光反射面とされていることを特徴とする
ものである。
【0010】請求項2記載の発明の太陽エネルギー変換
装置は、請求項1記載の太陽エネルギー変換装置におい
て、スペーサは、太陽電池モジュールの太陽電池のある
ところを回避して設けられていることを特徴とするもの
である。
装置は、請求項1記載の太陽エネルギー変換装置におい
て、スペーサは、太陽電池モジュールの太陽電池のある
ところを回避して設けられていることを特徴とするもの
である。
【0011】請求項3記載の発明の太陽エネルギー変換
装置の製造方法は、裏面に太陽熱集熱板が設けられた太
陽電池モジュールの表面の周縁部もしくは複数箇所に、
スペーサを設け、その上方に透明板を設けて光透過性の
断熱層を形成する太陽エネルギー変換装置の製造方法で
あって、スペーサを、その側面に形成された光反射面が
前記光透過性の断熱層に面するように、太陽電池モジュ
ールの表面の周縁部もしくは複数箇所に配設することを
特徴とするものである。
装置の製造方法は、裏面に太陽熱集熱板が設けられた太
陽電池モジュールの表面の周縁部もしくは複数箇所に、
スペーサを設け、その上方に透明板を設けて光透過性の
断熱層を形成する太陽エネルギー変換装置の製造方法で
あって、スペーサを、その側面に形成された光反射面が
前記光透過性の断熱層に面するように、太陽電池モジュ
ールの表面の周縁部もしくは複数箇所に配設することを
特徴とするものである。
【0012】この発明において、太陽電池モジュールと
しては、太陽光により起電力を発生する太陽電池から電
圧電流等の出力可能な形態を備えたものであればよいも
のであって、特に限定されないが、例えば、透明な保護
板(透明体)、接着剤層、太陽電池、接着剤層等がこの
順に積層されたものが好適に使用できる。
しては、太陽光により起電力を発生する太陽電池から電
圧電流等の出力可能な形態を備えたものであればよいも
のであって、特に限定されないが、例えば、透明な保護
板(透明体)、接着剤層、太陽電池、接着剤層等がこの
順に積層されたものが好適に使用できる。
【0013】太陽電池としては、太陽光の入射により起
電力を発生するものであればよいものであって、特に限
定されないが、結晶系の太陽電池でもよく、薄膜系の太
陽電池でもよい。
電力を発生するものであればよいものであって、特に限
定されないが、結晶系の太陽電池でもよく、薄膜系の太
陽電池でもよい。
【0014】透明板としては、太陽光を入射できるもの
であればよいものであって、特に限定されないが、透明
なガラス板でもよく、透明なアクリル樹脂製板でもよ
い。
であればよいものであって、特に限定されないが、透明
なガラス板でもよく、透明なアクリル樹脂製板でもよ
い。
【0015】光透過性の断熱層としては、光透過性であ
って、断熱性能が優れた層であればよいものであって、
特に限定されないが、例えば、空気層、真空層、不活性
ガス層等が使用できる。なお、不活性ガスとしては、従
来から不活性ガスとして使用されているものがそのまま
使用できるものであって、特に限定されないが、例え
ば、クリプトンガス、窒素ガス、アルゴンガス等が使用
できる。
って、断熱性能が優れた層であればよいものであって、
特に限定されないが、例えば、空気層、真空層、不活性
ガス層等が使用できる。なお、不活性ガスとしては、従
来から不活性ガスとして使用されているものがそのまま
使用できるものであって、特に限定されないが、例え
ば、クリプトンガス、窒素ガス、アルゴンガス等が使用
できる。
【0016】太陽熱集熱板としては、太陽熱を集熱でき
るものであればよいものであって、特に限定されない
が、例えば、アルミニウムや銅のような熱伝導性の優れ
た板等を使用することができる。
るものであればよいものであって、特に限定されない
が、例えば、アルミニウムや銅のような熱伝導性の優れ
た板等を使用することができる。
【0017】スペーサの側面の光反射面とは、スペーサ
自体が光反射体から形成されていて側面が光反射面とな
っているものでもよいし、スペーサ本体は光反射体でな
くとも、その必要とする側面に光反射体が設けられるこ
とによって光反射面とされているものでもよい。
自体が光反射体から形成されていて側面が光反射面とな
っているものでもよいし、スペーサ本体は光反射体でな
くとも、その必要とする側面に光反射体が設けられるこ
とによって光反射面とされているものでもよい。
【0018】光反射体としては、紫外線から赤外線まで
の光を反射すればよいものであって、特に0.25μm
〜10.0μmの波長の光に対する分光反射率の高いも
のが好適であり、特に限定されないが、例えば、アルミ
ニウムのような金属材料、鏡、光反射性シート等が使用
できる。
の光を反射すればよいものであって、特に0.25μm
〜10.0μmの波長の光に対する分光反射率の高いも
のが好適であり、特に限定されないが、例えば、アルミ
ニウムのような金属材料、鏡、光反射性シート等が使用
できる。
【0019】例えば、アルミニウムのような金属材料に
よる光反射面は、研磨、スパッタリング、真空蒸着等で
作られた面があげらるが、アルミニウムの真空蒸着面
は、0.25μm〜10.0μm間の各波長の光に対す
る分光反射率は、いずれも90%以上であり良好な光反
射面といえる。
よる光反射面は、研磨、スパッタリング、真空蒸着等で
作られた面があげらるが、アルミニウムの真空蒸着面
は、0.25μm〜10.0μm間の各波長の光に対す
る分光反射率は、いずれも90%以上であり良好な光反
射面といえる。
【0020】
【作用】請求項1記載の発明の太陽エネルギー変換装置
においては、透明板と太陽電池モジュールとの間の周縁
部もしくは複数箇所に設けられるスペーサは、光透過性
の断熱層に面する側面が光反射面とされているので、光
透過性の断熱層に入射した太陽光は、光反射面で反射し
て太陽電池モジュールに集められ、集光及び集熱性能が
優れている。
においては、透明板と太陽電池モジュールとの間の周縁
部もしくは複数箇所に設けられるスペーサは、光透過性
の断熱層に面する側面が光反射面とされているので、光
透過性の断熱層に入射した太陽光は、光反射面で反射し
て太陽電池モジュールに集められ、集光及び集熱性能が
優れている。
【0021】請求項2記載の発明の太陽エネルギー変換
装置においては、スペーサは、太陽電池モジュールの太
陽電池のあるところを回避して設けられているので、太
陽電池の起電力は損なわれない。
装置においては、スペーサは、太陽電池モジュールの太
陽電池のあるところを回避して設けられているので、太
陽電池の起電力は損なわれない。
【0022】また、請求項3記載の発明の太陽エネルギ
ー変換装置の製造方法によれば、裏面に太陽熱集熱板が
設けられた太陽電池モジュールの表面の周縁部もしくは
複数箇所に、スペーサを設け、その上方に透明板を設け
て光透過性の断熱層を形成するので、簡易な構成となっ
て容易に製造でき、また、スペーサは、その側面に形成
された光反射面が前記光透過性の断熱層に面するよう
に、太陽電池モジュールの表面の周縁部もしくは複数箇
所に配設するものであるので、スペーサによって集光及
び集熱性能が損なわれない集光及び集熱効率の向上した
太陽エネルギー変換装置が得られる。
ー変換装置の製造方法によれば、裏面に太陽熱集熱板が
設けられた太陽電池モジュールの表面の周縁部もしくは
複数箇所に、スペーサを設け、その上方に透明板を設け
て光透過性の断熱層を形成するので、簡易な構成となっ
て容易に製造でき、また、スペーサは、その側面に形成
された光反射面が前記光透過性の断熱層に面するよう
に、太陽電池モジュールの表面の周縁部もしくは複数箇
所に配設するものであるので、スペーサによって集光及
び集熱性能が損なわれない集光及び集熱効率の向上した
太陽エネルギー変換装置が得られる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
1〜図3により説明する。図1はこの発明の太陽エネル
ギー変換装置の一例を示す一部切欠斜視図、図2は図1
のX−X線断面図、図3はスペーサと太陽電池の配設状
態を示す説明図である。図1〜図3において、Aはこの
発明の太陽エネルギー変換装置、1は太陽電池モジュー
ル、2は太陽熱集熱板、3は透明板、4はスペーサであ
る。
1〜図3により説明する。図1はこの発明の太陽エネル
ギー変換装置の一例を示す一部切欠斜視図、図2は図1
のX−X線断面図、図3はスペーサと太陽電池の配設状
態を示す説明図である。図1〜図3において、Aはこの
発明の太陽エネルギー変換装置、1は太陽電池モジュー
ル、2は太陽熱集熱板、3は透明板、4はスペーサであ
る。
【0024】太陽電池モジュール1は、透明な強化ガラ
ス製保護板11(透明体)、接着剤層12、複数個の正
方形状の太陽電池13、接着剤層14がこの順に積層さ
れ、各太陽電池13の間の間隙が接着材層15により充
填され、複数個の方形太陽電池13が図示しないリード
線により結合されて構成されている。接着剤層12、1
4、15はエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)か
らなる。
ス製保護板11(透明体)、接着剤層12、複数個の正
方形状の太陽電池13、接着剤層14がこの順に積層さ
れ、各太陽電池13の間の間隙が接着材層15により充
填され、複数個の方形太陽電池13が図示しないリード
線により結合されて構成されている。接着剤層12、1
4、15はエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)か
らなる。
【0025】太陽熱集熱板2は、太陽電池モジュール1
の裏面に接着されたアルミニウム板からなり、この太陽
熱集熱板2の裏面には複数の熱媒流通管21が設けられ
ている。この熱媒流通管21は、図示していないが、突
設された対の管抱持片によって抱持され、内には熱媒流
路が形成され、熱媒流路には不凍液が混入された水のよ
うな熱媒が流通できるようになっている。
の裏面に接着されたアルミニウム板からなり、この太陽
熱集熱板2の裏面には複数の熱媒流通管21が設けられ
ている。この熱媒流通管21は、図示していないが、突
設された対の管抱持片によって抱持され、内には熱媒流
路が形成され、熱媒流路には不凍液が混入された水のよ
うな熱媒が流通できるようになっている。
【0026】透明板3は、強化ガラス製透明板であり、
太陽電池モジュール1の表面の周縁部に設けたスペーサ
4の上に設置されている。
太陽電池モジュール1の表面の周縁部に設けたスペーサ
4の上に設置されている。
【0027】スペーサ4は、図3に示すように、太陽電
池モジュール1の表面の周縁部に設けられるものであ
り、図2に示すように、アルミニウム製の角筒状体から
なり、その上面が透明板3の裏面にブチルゴムの接着材
5を介して接着され、下面は太陽電池モジュール1の保
護板11にブチルゴムの接着材5を介して接着されてい
る。
池モジュール1の表面の周縁部に設けられるものであ
り、図2に示すように、アルミニウム製の角筒状体から
なり、その上面が透明板3の裏面にブチルゴムの接着材
5を介して接着され、下面は太陽電池モジュール1の保
護板11にブチルゴムの接着材5を介して接着されてい
る。
【0028】なお、スペーサ4は、太陽電池モジュール
1の表面の周縁部に設けられることにより、太陽電池モ
ジュール1の太陽電池13のあるところを回避してい
る。
1の表面の周縁部に設けられることにより、太陽電池モ
ジュール1の太陽電池13のあるところを回避してい
る。
【0029】そして、透明板3、スペーサ4、太陽電池
モジュール1の保護板11に囲まれて空気層からなる断
熱層6が形成される。なお、スペーサ4の断熱層6に面
する側面41は研磨されて、0.25μm〜10.0μ
mの波長の光に対する分光反射率がより高いものとされ
ている。
モジュール1の保護板11に囲まれて空気層からなる断
熱層6が形成される。なお、スペーサ4の断熱層6に面
する側面41は研磨されて、0.25μm〜10.0μ
mの波長の光に対する分光反射率がより高いものとされ
ている。
【0030】また、図示していないが、太陽エネルギー
変換装置Aの周囲には、上方フレームと下方フレームと
からなるステンレス鋼製フレームを取り付け、上方フレ
ームが透明板3の上面を抑止し、下方フレームが太陽熱
集熱板2の裏面を抑止するようにしている。また、フレ
ームは、硬度40度〜90度のウレタンを、射出成形ま
たはRIM成形等で一体的に形成してもよい。
変換装置Aの周囲には、上方フレームと下方フレームと
からなるステンレス鋼製フレームを取り付け、上方フレ
ームが透明板3の上面を抑止し、下方フレームが太陽熱
集熱板2の裏面を抑止するようにしている。また、フレ
ームは、硬度40度〜90度のウレタンを、射出成形ま
たはRIM成形等で一体的に形成してもよい。
【0031】なお、太陽エネルギー変換装置Aの縦辺の
長さは1000〜1200mm程度であり、横辺の長さ
は1000mm程度であり、厚みは50〜100mm程
度である。
長さは1000〜1200mm程度であり、横辺の長さ
は1000mm程度であり、厚みは50〜100mm程
度である。
【0032】図1に示すこの発明の太陽エネルギー変換
装置Aにおいては、透明板3と太陽電池モジュール1と
の間の周縁部に側面41が光反射面とされたスペーサ4
が設けられているので、透明板3はスペーサ4で支持さ
れるとともに、空気の断熱層6に入射し、スペーサ4の
側面に当たった太陽光は、その光反射面で反射して太陽
電池モジュール1に集められ、集光及び集熱性能がよく
なり、発電効率の向上を図ることができるとともに集熱
効率の向上を図ることができる。
装置Aにおいては、透明板3と太陽電池モジュール1と
の間の周縁部に側面41が光反射面とされたスペーサ4
が設けられているので、透明板3はスペーサ4で支持さ
れるとともに、空気の断熱層6に入射し、スペーサ4の
側面に当たった太陽光は、その光反射面で反射して太陽
電池モジュール1に集められ、集光及び集熱性能がよく
なり、発電効率の向上を図ることができるとともに集熱
効率の向上を図ることができる。
【0033】また、裏面に太陽熱集熱板2が接着された
太陽熱モジュール1の表面にスペーサ4を設け、その上
に透明板3を設けて断熱層6を形成するといった簡易な
構成となっているので、容易に製造でき、コスト低減を
図ることができる。
太陽熱モジュール1の表面にスペーサ4を設け、その上
に透明板3を設けて断熱層6を形成するといった簡易な
構成となっているので、容易に製造でき、コスト低減を
図ることができる。
【0034】この発明の太陽エネルギー変換装置Aは、
その複数個を建物の屋根等に設置し、太陽電池13によ
って電力と太陽熱集熱板2によって温水とが得られる
が、電力の方をより多く得るためには、図4に示す使用
態様がある。
その複数個を建物の屋根等に設置し、太陽電池13によ
って電力と太陽熱集熱板2によって温水とが得られる
が、電力の方をより多く得るためには、図4に示す使用
態様がある。
【0035】図4は、図1〜図3に示すこの発明の太陽
エネルギー変換装置Aの使用態様を示す説明斜視図であ
る。
エネルギー変換装置Aの使用態様を示す説明斜視図であ
る。
【0036】図4に示すように、3台の太陽エネルギー
変換装置Aを建物の屋根の上に並設し、太陽エネルギー
変換装置Aの太陽熱集熱板2の熱媒流通管21同士を送
水管7に接続し、送水管7を建物横の蓄熱貯湯槽8に連
結する。
変換装置Aを建物の屋根の上に並設し、太陽エネルギー
変換装置Aの太陽熱集熱板2の熱媒流通管21同士を送
水管7に接続し、送水管7を建物横の蓄熱貯湯槽8に連
結する。
【0037】また、図2に示すように、3台の太陽エネ
ルギー変換装置Aの下方に3台の太陽電池モジュールB
を並設し、3台の太陽エネルギー変換装置Aの太陽電池
モジュール1と3台の太陽電池モジュールBとを導電線
9により連結し、太陽電池モジュールBの導電線9を1
本の導電線91に集約する。
ルギー変換装置Aの下方に3台の太陽電池モジュールB
を並設し、3台の太陽エネルギー変換装置Aの太陽電池
モジュール1と3台の太陽電池モジュールBとを導電線
9により連結し、太陽電池モジュールBの導電線9を1
本の導電線91に集約する。
【0038】図2に示すように、太陽エネルギー変換装
置Aの太陽熱集熱板2の熱媒流通管21同士を送水管7
に接続し、送水管7を建物横の蓄熱貯湯槽8に連結する
ことにより太陽エネルギー変換装置Aの太陽熱集熱板2
に集熱された太陽熱が熱媒流通管21内の水を加熱し、
蓄熱貯湯槽8に貯湯され、図示しないポンプにより循環
されることにより蓄熱貯湯槽8内の湯の温度は上昇す
る。
置Aの太陽熱集熱板2の熱媒流通管21同士を送水管7
に接続し、送水管7を建物横の蓄熱貯湯槽8に連結する
ことにより太陽エネルギー変換装置Aの太陽熱集熱板2
に集熱された太陽熱が熱媒流通管21内の水を加熱し、
蓄熱貯湯槽8に貯湯され、図示しないポンプにより循環
されることにより蓄熱貯湯槽8内の湯の温度は上昇す
る。
【0039】また、太陽エネルギー変換装置Aの太陽電
池モジュール1と3台の太陽電池モジュールBとを導電
線9により連結し、太陽電池モジュールBの導電線9を
1本の導電線91に集約することにより導電線91に生
じる電力を建物内の電気器具の電源に使用できる。
池モジュール1と3台の太陽電池モジュールBとを導電
線9により連結し、太陽電池モジュールBの導電線9を
1本の導電線91に集約することにより導電線91に生
じる電力を建物内の電気器具の電源に使用できる。
【0040】図5は、この発明の太陽エネルギー変換装
置の他の一例の要部を示す斜視図である。図5に示すこ
の発明の太陽エネルギー変換装置A1 においては、図1
〜図3に示す太陽エネルギー変換装置Aのように透明板
3と太陽電池モジュール1との間の周縁部にスペーサ4
を使用する代わりに複数個の平面視ほぼ正方形の小板状
スペーサ4aを使用したものである。
置の他の一例の要部を示す斜視図である。図5に示すこ
の発明の太陽エネルギー変換装置A1 においては、図1
〜図3に示す太陽エネルギー変換装置Aのように透明板
3と太陽電池モジュール1との間の周縁部にスペーサ4
を使用する代わりに複数個の平面視ほぼ正方形の小板状
スペーサ4aを使用したものである。
【0041】すなわち、図5に示すこの発明の太陽エネ
ルギー変換装置A1 においては、小板状スペーサ4a
は、図6に示すように、小板状のスペーサ本体42の四
側面にアルミニウム等の金属の真空蒸着層を設けること
によって光反射面43を形成したものであり、各太陽電
池13の角部間に配設し、太陽電池モジュール1の太陽
電池13のあるところを回避して配設している。
ルギー変換装置A1 においては、小板状スペーサ4a
は、図6に示すように、小板状のスペーサ本体42の四
側面にアルミニウム等の金属の真空蒸着層を設けること
によって光反射面43を形成したものであり、各太陽電
池13の角部間に配設し、太陽電池モジュール1の太陽
電池13のあるところを回避して配設している。
【0042】なお、スペーサ本体41を弾性体(ブチル
ゴム)からなるものとすれば、透明板3と太陽電池モジ
ュール1の間で断熱層41を封止する封止材として機能
し、断熱層41の気体を容易に封止できる。
ゴム)からなるものとすれば、透明板3と太陽電池モジ
ュール1の間で断熱層41を封止する封止材として機能
し、断熱層41の気体を容易に封止できる。
【0043】図5に示すこの発明の太陽エネルギー変換
装置A1 においては、平面視ほぼ正方形の小板状スペー
サ4aが並設された各太陽電池13の角部間に配設され
たものであるので、透明板3とスペーサ4aとの接触面
積を少なくすることができるので、太陽電池モジュール
1や太陽熱集熱板2から透明板3への熱伝達が少なくて
済む。
装置A1 においては、平面視ほぼ正方形の小板状スペー
サ4aが並設された各太陽電池13の角部間に配設され
たものであるので、透明板3とスペーサ4aとの接触面
積を少なくすることができるので、太陽電池モジュール
1や太陽熱集熱板2から透明板3への熱伝達が少なくて
済む。
【0044】また、スペーサ本体42の四側面に光反射
面43が形成されているので、空気の断熱層6に入射
し、スペーサ4の側面に当たった太陽光は、その光反射
面で反射して太陽電池モジュール1に集められ、集光及
び集熱性能がよくなって、発電効率の向上を図ることが
できるとともに集熱効率の向上を図ることができる。
面43が形成されているので、空気の断熱層6に入射
し、スペーサ4の側面に当たった太陽光は、その光反射
面で反射して太陽電池モジュール1に集められ、集光及
び集熱性能がよくなって、発電効率の向上を図ることが
できるとともに集熱効率の向上を図ることができる。
【0045】この太陽エネルギー変換装置A1 の使用態
様は、前記した太陽エネルギー変換装置Aと特に変わる
ことがないのでその説明を省略する。
様は、前記した太陽エネルギー変換装置Aと特に変わる
ことがないのでその説明を省略する。
【0046】以上、この発明の実施の形態を図面により
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲に
おける設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例
えば、太陽電池の平面視形状は図示の実施の形態のよう
に、正方形とする代わりに矩形でもよく、円形でもよ
く、その他の三角形や他の多角形でもよい。
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲に
おける設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例
えば、太陽電池の平面視形状は図示の実施の形態のよう
に、正方形とする代わりに矩形でもよく、円形でもよ
く、その他の三角形や他の多角形でもよい。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明の太陽エネルギー変
換装置においては、透明板と太陽電池モジュールとの間
の周縁部もしくは複数箇所に設けられるスペーサは、光
透過性の断熱層に面する側面が光反射面とされているの
で、光透過性の断熱層に入射した太陽光は、光反射面で
反射して太陽電池モジュールに集められ、集光及び集熱
性能が優れている。
換装置においては、透明板と太陽電池モジュールとの間
の周縁部もしくは複数箇所に設けられるスペーサは、光
透過性の断熱層に面する側面が光反射面とされているの
で、光透過性の断熱層に入射した太陽光は、光反射面で
反射して太陽電池モジュールに集められ、集光及び集熱
性能が優れている。
【0048】請求項2記載の発明の太陽エネルギー変換
装置においては、スペーサは、太陽電池モジュールの太
陽電池のあるところを回避して設けられているので、太
陽電池の起電力は損なわれない。
装置においては、スペーサは、太陽電池モジュールの太
陽電池のあるところを回避して設けられているので、太
陽電池の起電力は損なわれない。
【0049】また、請求項3記載の発明の太陽エネルギ
ー変換装置の製造方法によれば、裏面に太陽熱集熱板が
設けられた太陽電池モジュールの表面の周縁部もしくは
複数箇所に、スペーサを設け、その上方に透明板を設け
て光透過性の断熱層を形成するので、簡易な構成となっ
て容易に製造でき、また、スペーサは、その側面に形成
された光反射面が前記光透過性の断熱層に面するよう
に、太陽電池モジュールの表面の周縁部もしくは複数箇
所に配設するものであるので、スペーサによって集光及
び集熱性能が損なわれない集光及び集熱効率の向上した
太陽エネルギー変換装置が得られる。
ー変換装置の製造方法によれば、裏面に太陽熱集熱板が
設けられた太陽電池モジュールの表面の周縁部もしくは
複数箇所に、スペーサを設け、その上方に透明板を設け
て光透過性の断熱層を形成するので、簡易な構成となっ
て容易に製造でき、また、スペーサは、その側面に形成
された光反射面が前記光透過性の断熱層に面するよう
に、太陽電池モジュールの表面の周縁部もしくは複数箇
所に配設するものであるので、スペーサによって集光及
び集熱性能が損なわれない集光及び集熱効率の向上した
太陽エネルギー変換装置が得られる。
【図1】この発明の太陽エネルギー変換装置の一例を示
す一部切欠斜視図である。
す一部切欠斜視図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】スペーサと太陽電池の配設状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図4】図1に示す太陽エネルギー変換装置の使用態様
を示す説明斜視図である。
を示す説明斜視図である。
【図5】この発明の太陽エネルギー変換装置の他の一例
の要部を示す斜視図である。
の要部を示す斜視図である。
【図6】図5の太陽エネルギー変換装置において用いら
れるスペーサの一例の斜視図である。
れるスペーサの一例の斜視図である。
1 太陽電池モジュール 11 保護板(透明体) 12 接着剤層 13 太陽電池 14 接着剤層 15 接着剤層 2 太陽熱集熱板 3 透明板 4、4a スペーサ 41、43 光反射面 42 スペーサ本体 5 接着材 6 断熱層 7 送水管 8 蓄熱貯湯槽
Claims (3)
- 【請求項1】 透明板の下方に太陽電池モジュールが設
けられ、太陽電池モジュールの裏面に太陽熱集熱板が設
けられた太陽エネルギー変換装置であって、透明板と太
陽電池モジュールとの間の周縁部もしくは複数箇所に、
透明板と太陽電池モジュールとの間の間隔を保持するス
ペーサが設けられ、透明板と太陽電池モジュールとの間
に光透過性の断熱層が設けられ、前記スペーサの前記光
透過性の断熱層に面する側面が光反射面とされているこ
とを特徴とする太陽エネルギー変換装置。 - 【請求項2】 スペーサは、太陽電池モジュールの太陽
電池のあるところを回避して設けられていることを特徴
とする請求項1記載の太陽エネルギー変換装置。 - 【請求項3】 裏面に太陽熱集熱板が設けられた太陽電
池モジュールの表面の周縁部もしくは複数箇所に、スペ
ーサを設け、その上方に透明板を設けて光透過性の断熱
層を形成する太陽エネルギー変換装置の製造方法であっ
て、スペーサを、その側面に形成された光反射面が前記
光透過性の断熱層に面するように、太陽電池モジュール
の表面の周縁部もしくは複数箇所に配設することを特徴
とする太陽エネルギー変換装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25581499A JP2001085727A (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | 太陽エネルギー変換装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25581499A JP2001085727A (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | 太陽エネルギー変換装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001085727A true JP2001085727A (ja) | 2001-03-30 |
Family
ID=17284007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25581499A Withdrawn JP2001085727A (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | 太陽エネルギー変換装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001085727A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001230437A (ja) * | 2000-02-18 | 2001-08-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 太陽電池モジュール |
KR101029543B1 (ko) | 2010-10-26 | 2011-04-18 | 세대산전 주식회사 | 태양열 집열판 또는 태양전지모듈의 프레임용 반사부재 |
CN102434022A (zh) * | 2011-10-08 | 2012-05-02 | 王光明 | 一种应急救灾帐篷 |
-
1999
- 1999-09-09 JP JP25581499A patent/JP2001085727A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001230437A (ja) * | 2000-02-18 | 2001-08-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 太陽電池モジュール |
KR101029543B1 (ko) | 2010-10-26 | 2011-04-18 | 세대산전 주식회사 | 태양열 집열판 또는 태양전지모듈의 프레임용 반사부재 |
CN102434022A (zh) * | 2011-10-08 | 2012-05-02 | 王光明 | 一种应急救灾帐篷 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050530 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050622 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050715 |