JP2001085174A - 不点照明灯識別方法及びその装置 - Google Patents
不点照明灯識別方法及びその装置Info
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Abstract
コストダウンを図り、しかも、簡単に不点灯状態の照明
灯を識別する。 【解決手段】 点灯検知部1は、複数の照明灯が配設さ
れている経路に沿って走行する車両4に搭載され、複数
の照明灯の各々の付近に位置したときに照明灯からの照
明光に基づいて照明灯の点灯状態を検知する。DGPS
受信機5は、車両4の位置を示す測位データを得る。記
憶部6は、複数の照明灯の位置を示す照明灯位置情報を
記憶している。処理部7は、点灯検知部1からの出力、
DGPS受信機5により得られた測位データ、及び、記
憶部6に記憶された照明灯位置情報に基づいて、複数の
照明灯のうち車両4が当該照明灯の付近に位置している
ときに点灯検知部1により点灯状態が検知されなかった
照明灯を不点灯状態の照明灯であると識別する。
Description
された複数の照明灯のうち不点灯状態の照明灯を識別す
る不点照明灯識別方法及びその装置に関し、例えば、道
路に沿って配設された道路照明灯についていわゆるラン
プ切れを起こした道路照明灯を識別する方法及び装置に
適用することができるものである。
は、安全性の確保等のため、ランプ切れを起こした照明
灯のランプを速やかに交換する必要がある。そのために
は、夜間等の点灯駆動時において、不点状態の照明灯を
識別することが不可欠である。
サを付加し、その電流を検出することで照明灯の点灯と
不点灯を検出していた。そして、その検出結果を信号線
や無線などにより外部へ送信し、これにより不点灯状態
の照明灯を識別していた。
来の不点照明灯識別方法では、個々の照明灯にそれぞれ
電流センサを取り付けるため、照明灯の数が多くなると
経済的ではなかった。
については、点検者等が目視で不点灯状態の照明灯を識
別しなければならず、照明灯の点検・保守・管理に著し
く手数を要していた。
の分野においては、このような課題が存在すること自体
が認識されておらず、このような課題は本発明者により
見出されたものである。
たもので、個々の照明灯にセンサを付設する必要がなく
コストダウンを図ることができるとともに、手数を要す
ることなく簡単に不点灯状態の照明灯を識別することが
できる不点照明灯識別方法及びその装置並びに不点照明
灯識別用データ収集装置及びデータ分析装置を提供する
ことを目的とする。
め、本発明の第1の態様による不点照明灯識別方法は、
経路に沿って配設された複数の照明灯のうち不点灯状態
の照明灯を識別する不点照明灯識別方法であって、移動
体に搭載され前記複数の照明灯の各々の付近に位置した
ときに当該照明灯からの照明光に基づいて当該照明灯の
点灯状態を検知する点灯検知手段と、前記移動体の位置
を示す移動体位置情報を得る移動体位置情報取得手段
と、前記複数の照明灯の位置を示す照明灯位置情報を記
憶した照明灯位置情報記憶手段と、を用いる。そして、
前記移動体を前記経路の少なくとも一部を含む所望の経
路に従って移動させ、前記点灯検知手段からの出力、前
記移動体位置情報取得手段により得られた前記移動体位
置情報、及び、前記照明灯位置情報記憶手段に記憶され
た前記照明灯位置情報に基づいて、前記複数の照明灯の
うち前記移動体が当該照明灯の付近に位置しているとき
に前記点灯検知手段により点灯状態が検知されなかった
照明灯を、不点灯状態の照明灯であると識別する。
されるものではないが、例えば、GPS(Global Posit
ioning System)受信機やDGPS(Differential Glob
al Positioning System)受信機などを用いて構成する
ことができる。この点は、後述する各態様についても同
様である。
れた点灯検知手段によって照明灯からの照明光に基づい
て当該照明灯の点灯状態を検知するので、照明灯には何
らセンサを付設する必要がなく、コストダウンを図るこ
とができる。そして、移動体を移動させ、点灯検知手段
からの出力、移動体位置情報及び照明灯位置情報に基づ
いて、移動体が当該照明灯の付近に位置しているときに
点灯検知手段により点灯状態が検知されなかった照明灯
を、不点灯状態の照明灯であると識別するので、点検者
等による照明灯の目視のチェック等が不要となり、手数
を要することなく簡単に不点灯状態の照明灯を識別する
ことができる。
装置は、経路に沿って配設された複数の照明灯のうち不
点灯状態の照明灯を識別する不点照明灯識別装置であっ
て、前記経路の少なくとも一部を含む所望の経路に従っ
て移動する移動体に搭載される点灯検知手段であって、
前記複数の照明灯の各々の付近に位置したときに当該照
明灯からの照明光に基づいて当該照明灯の点灯状態を検
知する点灯検知手段と、前記移動体の位置を示す移動体
位置情報を得る移動体位置情報取得手段と、前記複数の
照明灯の位置を示す照明灯位置情報を記憶した照明灯位
置情報記憶手段と、前記点灯検知手段からの出力、前記
移動体位置情報取得手段により得られた前記移動体位置
情報、及び、前記照明灯位置情報記憶手段に記憶された
前記照明灯位置情報に基づいて、前記複数の照明灯のう
ち前記移動体が当該照明灯の付近に位置しているときに
前記点灯検知手段により点灯状態が検知されなかった照
明灯を、不点灯状態の照明灯であると識別する識別手段
と、を備えたものである。
と同様に、照明灯には何らセンサを付設する必要がなく
コストダウンを図ることができ、また、手数を要するこ
となく簡単に不点灯状態の照明灯を識別することができ
る。
検知手段からの出力、前記移動体位置情報取得手段によ
り得られた前記移動体位置情報、及び、前記照明灯位置
情報記憶手段に記憶された前記照明灯位置情報に基づい
て、前記複数の照明灯のうち前記移動体が当該照明灯の
付近に位置しているときに前記点灯検知手段により点灯
状態が検知された照明灯を、点灯状態の照明灯であると
識別する手段を備えていてもよい。また、前記第2の態
様において、前記移動体位置情報取得手段により得られ
た前記移動体位置情報、及び、前記照明灯位置情報記憶
手段に記憶された前記照明灯位置情報に基づいて、前記
複数の照明灯のうち前記移動体が当該照明灯の付近に位
置しなかった照明灯を、未検査の照明灯であると識別す
る手段を備えていてもよい。
装置は、前記第2の態様による不点照明灯識別装置にお
いて、前記移動体が車両であるとともに前記経路が道路
による経路であるものである。
挙げたものであるが、本発明では、この例に限定される
ものではない。例えば、移動体が電車で照明灯がトンネ
ル内の照明灯などであってもよい。
装置は、前記第2又は第3の態様による不点照明灯識別
装置において、前記点灯検知手段からの出力と前記移動
体位置情報取得手段により得られた前記移動体位置情報
とを互いに関連づけて記憶媒体に記録させる記録手段
と、前記記憶媒体に記録された前記点灯検知手段からの
出力及び前記移動体位置情報取得手段により得られた前
記移動体位置情報を読み出して前記識別手段に供給する
読み出し手段と、を備えたものである。
には点灯検知手段、移動体位置情報取得手段及び記録手
段を搭載するとともに、監視センター等に読み出し手
段、照明灯位置情報記憶手段及び識別手段を設置すれ
ば、複数の移動体で複数の経路に沿った照明灯を点検す
るような場合に、重複する機能を排除することができて
コストダウンを図ることができるとともに、情報の管理
等が容易となる。
体には点灯検知手段及び移動体位置情報取得手段を搭載
し、監視センター等に照明灯位置情報記憶手段及び識別
手段を設置し、点灯検知手段の出力及び移動体位置情報
を無線等で識別手段に供給するようにしてもよい。
装置は、前記第2乃至第4のいずれかの態様による不点
照明灯識別装置において、前記識別手段により前記不点
灯状態の照明灯であると識別された照明灯の位置を地図
とともに当該地図上に表示する表示手段を備えたもので
ある。
明灯の位置が地図上に表示されるので、保守者等は不点
灯状態の照明灯の位置を認識し易くなり、好ましい。
装置は、前記第2乃至第5のいずれかの態様による不点
照明灯識別装置において、前記点灯検知手段は、前記複
数の照明灯のうち当該検出手段に対して所定範囲内に存
在するとともに点灯している照明灯からの照明光を受け
てこれに応じた信号を出力する検出手段と、該検出手段
からの信号に基づいて当該照明灯の点灯状態を検知する
点灯検知処理手段とを有するものである。この第6の態
様は、点灯検知手段の構成の例を挙げたものである。
装置は、前記第6の態様による不点照明灯識別装置にお
いて、前記検出手段が照度計であるものである。
照度計が用いられているので、例えば都市部の道路照明
灯について不点灯状態の照明灯を識別しようとすると、
照度計が道路周辺の広告・看板やビル等の照明光(すな
わち、ノイズ光)も受光してしまうので、点灯検知手段
が誤検知してひいては不点灯状態の照明灯の識別精度が
低下してしまう。しかしながら、ノイズ光の少ない例え
ば郊外部等の道路照明灯について不点灯状態の照明灯を
識別する場合には、照度計を用いても、不点灯状態の照
明灯の識別を十分な精度で行うことができる。そして、
前記第7の態様のように照度計を用いれば、検出手段と
してカメラ等の撮像手段を用いる場合に比べて、大幅に
コストダウンを図ることができる。
装置は、前記第6の態様による不点照明灯識別装置にお
いて、前記検出手段が撮像手段であり、前記点灯検知処
理手段は前記撮像手段から得られた画像を処理して当該
照明灯の点灯状態を検知するものである。
撮像手段が用いられ、点灯検知手段が画像を処理して照
明灯の点灯状態を検出するので、ノイズ光と照明灯の照
明光との判別が可能となり、ノイズ光の多い都市部等で
あっても、点灯検知手段による照明灯の点灯状態の検知
の精度を一層高めることができ、ひいては、不点灯状態
の照明灯の識別精度を高めることができる。
装置は、前記第8の態様による不点照明灯識別装置にお
いて、前記撮像手段が単一のカメラであるものである。
のであるが、この第9の態様のように撮像手段として単
一のカメラを用いても、画像処理における種々のパター
ン認識技術等を適宜採用することによって、ノイズ光の
多い都市部等であっても、点灯検知手段による照明灯の
点灯状態の検知の精度を一層高めることができ、ひいて
は、不点灯状態の照明灯の識別精度を高めることができ
る。
別装置は、前記第8の態様による不点照明灯識別装置に
おいて、前記撮像手段は、互いに略平行に略同一方向を
向くように間隔をあけて配置された少なくとも2つのカ
メラを含み、前記点灯検知処理手段は、前記少なくとも
2つのカメラからそれぞれ互いに同期して得られた複数
の画像を処理して当該照明灯の点灯状態を検知するもの
である。
ものであるが、この第10の態様のように、撮像手段と
して少なくとも2つのカメラを用い、これらから互いに
同期して得られた複数の画像を点灯検知処理手段により
処理して当該照明灯の点灯状態を検知すると、前記第9
の態様のように撮像手段として単一のカメラを用いる場
合に比べて、点灯検知手段による照明灯の点灯状態の検
知の精度を更に一層高めることができ、ひいては、ノイ
ズ光の多い都市部等であっても不点灯状態の照明灯の識
別精度を更に高めることができる。
つのカメラからなる場合にはいわゆるステレオカメラと
呼ばれるものである。この場合、2つのカメラは一体化
されたものでも、個別のカメラを2つ用いたものでもよ
い。
別装置は、前記第10の態様による不点照明灯識別装置
において、前記点灯検知処理手段は、前記複数の画像の
各々における照明灯候補領域の位置に相当する位置をそ
れぞれ求める位置演算手段と、該位置演算手段により求
められ前記複数の画像間で互いに対応する照明灯候補領
域の位置に基づいて、前記少なくとも2つのカメラから
当該互いに対応する照明灯候補領域に相当する対象物ま
での距離に相当する値を求める距離演算手段と、前記複
数の画像間で互いに対応する照明灯候補領域の組のうち
に、当該組に関して前記距離演算手段により求められた
値が所定範囲内の値である組が存在することを必要条件
として、当該照明灯の点灯状態を検知したと判定する判
定手段と、を有するものである。
数の照明灯は、通常、所定範囲内の高さに設置される。
このため、移動体が車両であってこの車両が片側複数車
線を有する道路のいずれかの車線を走行するとしても、
前記少なくとも2つのカメラから照明灯までの距離とノ
イズ光を発する道路周辺の広告・看板やビル等の照明光
発生源までの距離とは、通常は異なることとなる。した
がって、前記第11の態様のように、距離演算手段にて
当該距離に相当する値を求め、その値が所定範囲内の値
である組が存在することを必要条件として当該照明灯の
点灯状態を検知したと判定手段により判定すれば、ノイ
ズ光による照明灯の点灯状態の誤検知の可能性を一層低
減することができ、点灯検知手段による照明灯の点灯状
態の検知の精度を一層高めることができるので、不点灯
状態の照明灯の識別精度を更に高めることができる。
別装置は、前記第11の態様による不点照明灯識別装置
において、前記位置演算手段は、前記複数の画像の各々
における前記照明灯候補領域を求める照明灯候補領域演
算手段を含むものである。
別装置は、前記第12の態様による不点照明灯識別装置
において、前記照明灯候補領域演算手段は、前記複数の
画像の各々を所定の閾値で2値化する2値化処理手段
と、該2値化処理手段により2値化された各画像に対し
てラベリングを行うラベリング手段と、前記2値化され
た各画像のラベル領域のうち所定大きさ以上のラベル領
域を前記照明灯候補領域として求める手段と、を有する
ものである。
別装置は、前記第11の態様による不点照明灯識別装置
において、前記位置演算手段は、前記複数の画像の差分
画像を求める差分処理手段と、該差分処理手段により求
められた差分画像を所定の閾値で2値化する2値化処理
手段と、該2値化処理手段により2値化された画像に基
づいて、前記複数の画像間で互いに対応する照明灯候補
領域をほぼちょうど包含する範囲を求める範囲演算手段
と、前記複数の画像の各々における前記範囲演算手段に
より求められた範囲内の領域の重心をそれぞれ求める重
心演算手段と、を有するものである。
段の例を挙げたものであるが、前記第11の態様では位
置演算手段はこれらの例に限定されるものではない。
かの態様による不点照明灯識別装置において、前記照度
計、前記単一のカメラ又は前記少なくとも2つのカメラ
の、前記移動体の進行方向に垂直な面に射影した向き
が、前記移動体の進行方向に向かって左側に垂直方向に
対して15゜から25゜までの範囲内の所定角度傾くよ
うに、前記照度計、前記単一のカメラ又は前記少なくと
も2つのカメラを前記移動体に搭載することが好まし
い。
識別する場合において、移動体が車両であってこの車両
が最も左側の車線又はそのすぐ右側の車線のいずれかを
走行することを想定し、我が国では左側通行が採用され
ていること及び道路照明灯の高さを考慮すると、前記第
15の態様のように照度計又はカメラの向きを傾けるこ
とが、照明灯の点灯検知を行う上で、好ましいことが判
明した。なお、右側通行が採用されている外国において
は、前記第15の態様とは逆に右側に同じ角度範囲内の
所定角度傾けることが好ましい。もっとも、本発明で
は、照度計やカメラの向きが前述したような例に限定さ
れないことは、言うまでもない。
かの態様による不点照明灯識別装置において、前記照度
計、前記単一のカメラ又は前記少なくとも2つのカメラ
の視野角を、50゜から70゜までの範囲内の所定角度
とすることが好ましい。
識別する場合において、移動体が車両であってこの車両
が最も左側の車線又はそのすぐ右側の車線のいずれかを
走行することを想定し、視野角が広すぎるとノイズ光が
入射し易くなって点灯検知手段による照明灯の点灯状態
の検知の精度が低下するおそれがあること、視野角が狭
すぎると、車両が最も左側から2番目の車線を走行した
場合にも照明灯が視野から外れてしまい照明灯の点灯状
態の検知の精度が低下するおそれがあったり点灯検知処
理部の処理の高速化が要求されることなどを考慮する
と、前記第16の態様のように照度計又はカメラの視野
角を設定することが、照明灯の点灯検知を行う上で、好
ましいことが判明した。もっとも、本発明では、照度計
やカメラの視野角が前述したような例に限定されないこ
とは、言うまでもない。
別用データ収集装置は、経路に沿って配設された複数の
照明灯のうち不点灯状態の照明灯を識別するためのデー
タを収集する不点照明灯識別用データ収集装置であっ
て、前記経路の少なくとも一部を含む所望の経路に従っ
て移動する移動体に搭載される点灯検知手段であって、
前記複数の照明灯の各々の付近に位置したときに当該照
明灯からの照明光に基づいて当該照明灯の点灯状態を検
知する点灯検知手段と、前記移動体の位置を示す移動体
位置情報を得る移動体位置情報取得手段と、前記点灯検
知手段からの出力と前記移動体位置情報取得手段により
得られた前記移動体位置情報とを互いに関連づけて記憶
媒体に記録させる記録手段と、を備えたものである。
置は、前記第15の態様による不点照明灯識別用データ
収集装置により前記記憶媒体に記録されたデータを分析
して不点灯状態の照明灯を識別するデータ分析装置であ
って、前記記憶媒体に記録された前記点灯検知手段から
の出力及び前記移動体位置情報取得手段により得られた
前記移動体位置情報を読み出す読み出し手段と、前記複
数の照明灯の位置を示す照明灯位置情報を記憶した照明
灯位置情報記憶手段と、前記読み出し手段により読み出
された前記点灯検知手段からの出力及び前記移動体位置
情報取得手段により得られた前記移動体位置情報、並び
に、前記照明灯位置情報記憶手段に記憶された前記照明
灯位置情報に基づいて、前記複数の照明灯のうち前記移
動体が当該照明灯の付近に位置しているときに前記点灯
検知手段により点灯状態が検知されなかった照明灯を、
不点灯状態の照明灯であると識別する識別手段と、を備
えたものである。
前記第16の態様によるデータ分析装置とを組み合わせ
れば、前記第4の態様による不点照明灯識別装置とな
る。
別方法及びその装置、不点照明灯識別用データ収集装置
並びにデータ分析装置について、図面を参照して説明す
る。
点照明灯識別装置について、図1乃至図12を参照して
説明する。
別装置を示す概略ブロック図である。図2は、点灯検知
部1を示す概略ブロック図である。図3は本実施の形態
による不点照明灯識別装置の使用状態を示す概略斜視図
である。
は、道路2による経路に沿って配設された複数の道路照
明灯3のうち夜間等の点灯駆動時に不点灯状態である照
明灯3を識別するものである。なお、図3において、2
aは道路2の車線の境界線、2bはセンターラインを示
す。
うに、前記経路の少なくとも一部を含む所望の経路に従
って移動する移動体としての道路パトロールカー等の車
両4に搭載され複数の照明灯3の各々の付近に位置した
ときに当該照明灯3からの照明光に基づいて当該照明灯
3の点灯状態を検知する点灯検知部1と、車両4の位置
を示す移動体位置情報を得る移動体位置情報取得手段と
してのDGPS受信機5と、前記複数の照明灯3の位置
を示す照明灯位置情報を記憶した照明灯位置情報記憶部
6と、点灯検知部1からの出力、DGPS受信機5によ
り得られた移動体位置情報としての測位データ、及び、
記憶部6に記憶された照明灯位置情報に基づいて、前記
複数の照明灯3のうち車両4が当該照明灯3の付近に位
置しているときに点灯検知部1により点灯状態が検知さ
れなかった照明灯3を不点灯状態の照明灯であると識別
する識別手段として機能を有するマイクロコンピュータ
等からなる処理部7と、メモリ8と、操作部9と、前記
複数の照明灯3が配設されている領域の地図情報を記憶
した地図情報記憶部10と、表示制御部11と、液晶パ
ネル等の表示部16とを備えている。本実施の形態で
は、この不点照明灯識別装置の全体が車両4に搭載され
ている。図3中、5aはDGPS受信機5のアンテナで
ある。
に示すように、互いに平行に同一方向を向くように間隔
をあけて配置された2つのCCDカメラ12L,12R
を有する、撮像手段としてのステレオカメラユニット1
2と、カメラ12L,12Rから互いに同期して所定周
期毎に得られた画像信号をそれぞれA/D変換するA/
D変換器13L,13Rと、A/D変換された画像信号
をそれぞれ記憶するフレームメモリ14L,14Rと、
フレームメモリ14L,14Rに記憶された画像を処理
して、照明灯3の点灯状態を検知するマイクロコンピュ
ータ等からなる点灯検知処理部15と、を備えている。
なお、点灯検知処理部15及び処理部7は1つのマイク
ロコンピュータを共用して構成することも可能である。
ト12は、図3に示すように、CCDカメラ12L,1
2Rが車両4の進行方向と直交する方向に間隔をあけて
並ぶように、車両4の天井部に設置されている。もっと
も、ステレオカメラユニット12の設置の向き等はこの
ような例に限定されるものではない。
ラユニット12のカメラ12L,12Rの向きは、車両
4の進行方向に垂直な面内において、車両4の進行方向
に向かって左側に垂直方向に対して15゜から25゜ま
での範囲内の所定角度傾くように、設定されている。ま
た、カメラ12L,12Rの視野角(画角)は、50゜
から70゜までの範囲内の所定角度に設定されている。
このような向きや視野角に設定すると、以下の点から、
照明灯3の点灯検知を行う上で好ましいことが判明し
た。すなわち、道路照明灯3について不点灯状態の照明
灯を識別する場合において、車両4が最も左側の車線
(第1車線)又はそのすぐ右側の車線(第2車線)のい
ずれかを走行することを想定し、我が国では左側通行が
採用されていること、道路照明灯の高さ(通常、おおよ
そ8m〜12m程度)、カメラ12L,12Rの高さ
(おおよそ1.8m)、視野角が広すぎるとノイズ光
(道路周辺の広告・看板やビル等の照明光)が入射し易
くなって点灯検知部1による照明灯3の点灯状態の検知
の精度が低下するおそれがあること、視野角が狭すぎる
と、車両4が第2車線を走行した場合にも照明灯が視野
から外れてしまい照明灯3の点灯状態の検知の精度が低
下するおそれがあったり点灯検知処理部15の処理の高
速化が要求されることを考慮した結果、前述したような
向きや視野角が、照明灯3の点灯検知を行う上で好まし
いことが判明した。もっとも、本発明では、カメラ12
L,12Rの向きや視野角は前述した範囲に限定される
ものではない。
視野角が50゜の場合にカメラ12L,12Rの傾斜角
を15゜〜25゜としたときの様子を示している。ま
た、図5には、カメラ12L,12Rの視野角が70゜
の場合にカメラ12L,12Rの傾斜角を10゜〜30
゜としたときの様子を示している。
方向の側又は進行方向と反対側にも傾けておいてもよ
い。
れた画像において照明灯3の像とノイズ光との像との差
が顕著になるように、カメラ12L,12Rの絞りを適
宜調整しておくことが好ましい。
の一例について、図6及び図7を参照して説明する。図
6は、点灯検知処理部15の動作の一例を示す概略フロ
ーチャートである。図7は、点灯検知処理部15による
処理過程の画像の例を示す図である。なお、図7に示す
画像の水平方向(左右方向)が、カメラ12L,12R
が並んでいる方向(車両4の進行方向に対して直交する
方向)に対応している。また、図7では白黒を反転して
示している。
と、まず、フレームメモリ14L,14Rに互いに同期
した新しい画像がそれぞれ入力されたか否かを判定し
(ステップS1)、それらの新しい画像が入力されるま
で待つ。以下、説明の便宜上、カメラ12L,12Rか
らフレームメモリ14L,14Rにそれぞれ入力された
互いに同期した画像を、それぞれカメラ12Lの原画像
及びカメラ12Rの原画像という。
7(a)(b)にそれぞれ示す。これらの画像におい
て、Sは照明灯3の照明光による像、N1,N2,N3
はそれぞれノイズ光による像を示す。像S,N1,N2
の輝度値は高いが、像N3の輝度値は低くなっている。
像Sの対象物である照明灯3より、像N1〜N3の対象
物であるビル照明や看板照明等の方が、カメラ12L,
12Rに対して遠方にあるので、カメラ12L,12R
の原画像における像Sの水平方向の位置ずれは大きい
が、カメラ12L,12Rの原画像における像N1,N
2,N3の水平方向の位置ずれは小さい。
理部15は、両方の原画像の差分を取り、差分画像を求
める(ステップS2)。本実施の形態では、差分画像の
画素値を両方の原画像の画素値の差の絶対値としている
が、必ずしも絶対値をとる必要はない。図7(c)は、
図7(a)(b)に示す原画像からステップS2により
求められた差分画像を示す。図7(c)に示す差分画像
では、カメラ12L,12Rの原画像における像Sの水
平方向の位置ずれが大きいため、両原画像における像S
に相当する領域ではその水平方向中心部を除いて画素値
が大きくなっている。一方、カメラ12L,12Rの原
画像における像N1,N2,N3の水平方向の位置ずれ
は小さいので、ほとんど消えかかっている。
2で得た差分画像を所定の閾値で、2値化する(ステッ
プS3)。図7(d)は、図7(c)に示す差分画像を
ステップS3により2値化した画像を示す。像N3の輝
度値が低いので、図7(d)に示す画像では、像N3に
対応する部分は消えている。
S3により2値化された画像に対して水平方向及び垂直
方向にプロジェクション処理を行い、水平プロジェクシ
ョン値PH及び垂直プロジェクション値PVを求める
(ステップS4)。図7(e)には、図7(d)に示す
画像から求めた各プロジェクション値PH,PVを示
す。
S4で求めたプロジェクション値PH,PVに基づい
て、前記差分画像に照明灯候補範囲(カメラ12L,1
2Rの原画像において照明灯3の像の候補となる領域を
ほぼちょうど包含する範囲)Rが存在するか否かを判定
する(ステップS5)。本実施の形態では、具体的に
は、水平プロジェクション値PHが所定の閾値PH0を
越えている垂直方向の範囲が1つ以上存在するという条
件、及び、垂直プロジェクション値PVが所定の閾値P
V0を越えている水平方向の範囲が1対以上存在すると
いう条件を同時に満たす場合に、照明灯候補範囲Rが存
在すると判定し、それ以外の場合には、照明灯候補範囲
Rが存在しないと判定する。
点灯検知処理部15は、ステップS11で点灯検知信号
の出力を停止し、ステップS1へ戻る。
は、点灯検知処理部15は、当該照明灯候補範囲Rを求
める(ステップS6)。具体的には、照明灯候補範囲R
の垂直方向の範囲を、水平プロジェクション値PHが所
定の閾値PH0を越えている範囲とし、照明灯候補範囲
Rの水平方向の範囲を、垂直プロジェクション値PVが
所定の閾値PV0を越えている1対の範囲を跨る範囲と
する。なお、このようにして求めた範囲を若干拡張した
範囲を、照明灯候補範囲Rとしてもよい。図7(e)
は、図7(d)に示す画像に対してステップS6により
求めた照明灯候補範囲Rを示す。なお、ステップS6に
おいて、照明灯候補範囲Rが複数求められる場合もあり
得る。
Lの原画像のステップS6で求めた照明灯候補範囲Rに
おける重心M1を求め、また、カメラ12Rの原画像の
ステップS6で求めた照明灯候補範囲Rにおける重心M
2を求める(ステップS7)。図7(f)(g)は、図
7(a)(b)に示す原画像に対して図7(e)に示す
照明灯候補範囲Rを適用して求めた重心M1,M2をそ
れぞれ示している。これらの重心M1,M2は、図7
(a)中の像Sの重心及び図7(b)中の像Sの重心に
相当することとなり、カメラ12L,12Rの原画像に
おける照明灯候補領域の位置を示すこととなる。なお、
本実施の形態では、照明灯候補範囲Rを求めることによ
って、照明灯候補領域自体を求めることなく、照明灯候
補領域の位置を求めていることになる。
応する1対の重心M1,M2のずれ量を算出する(ステ
ップS8)。対応する重心の対が複数あれば、各対につ
いてずれ量を算出する。このずれ量は、カメラ12L,
12Rから対象物までの距離に相当する値であるため、
ステップS8は、対象物までの距離に相当する値を距離
演算手段に相当している。
S8で算出したいずれかの互いに対応する1対の重心の
ずれ量が所定範囲内であるか否かを判定する(ステップ
S9)。この所定範囲は、カメラ12L,12Rから照
明灯3までの距離に相当する範囲に定めておく。
対応する1対の重心のずれ量が所定範囲内である場合に
は、点灯検知処理部15は、ステップS10で点灯検知
信号を出力し、ステップS1へ戻る。一方、ステップS
8で算出したいずれの互いに対応する1対の重心のずれ
量も所定範囲内でない場合には、点灯検知処理部15
は、ステップS11で点灯検知信号の出力を停止し、ス
テップS1へ戻る。
手段としてステレオカメラユニット12が用いられ、2
つのカメラ12L,12Rから互いに同期して得られた
画像を点灯検知部1にて処理し、カメラ12L,12R
から2つの原画像内の互いに対応する照明灯候補領域の
対(組)のうちに、当該対に相当する対象物までの距離
に相当する値を求め(ステップS8)、その値が所定範
囲内の値である対が存在することを必要条件として当該
照明灯の点灯状態を検知したと判定する(ステップS
9,S10)ので、ノイズ光が多い都市部においても、
ノイズ光による照明灯3の点灯状態の誤検知の可能性を
低減することができ、点灯検知部1による照明灯3の点
灯状態の検知の精度を一層高めることができる。
は、そのアンテナ5aから信号を受信し、所定時間(例
えば、1秒)毎に、時刻と及びその時刻における車両4
の位置(緯度、経度)を測位データとして処理部7に供
給する。
灯位置情報のデータ構造の一例を図8に示す。本例で
は、照明灯位置情報は、図8に示すように、当該照明灯
3に固有のシリアル番号等からなる照明灯ID、当該照
明灯3の位置を示す緯度及び経度、並びに、当該照明灯
の有効検知範囲を、1つのレコードとして、各照明灯3
に対応する各レコードの集合となっている。前記有効検
知範囲は、当該照明灯3の周辺の範囲であって当該照明
灯3に対して点灯検知部1からの点灯検知信号を有効と
みなす範囲を示すもので、当該有効検知範囲内に車両4
が位置しているときに点灯検知部1から点灯検知信号が
得られたときに当該照明灯3が点灯状態の照明灯である
と判定するとともに、当該有効検知範囲内に車両4が位
置しているときに点灯検知部1から点灯検知信号が得ら
れなかったときに当該照明灯3が不点灯状態の照明灯で
あると判定するための範囲である。この有効検知範囲
は、例えば、当該照明灯3の位置を中心とした円形領域
や矩形領域などとして定めておくことができ、円形領域
の場合には有効検知範囲として半径を前記レコードに格
納しておけばよい。なお、全ての照明灯3について有効
検知範囲の大きさ及び当該照明灯3の位置に対する位置
関係を同一にする場合には、記憶部6に照明灯位置情報
として有効検知範囲を記憶させておく必要がないこと
は、言うまでもない。
データが記憶される。図9は、この判定結果データのデ
ータ構造の一例を示す図である。本例では、照明灯位置
情報の照明灯IDと同じ照明灯ID、当該照明灯3の通
過フラグ及び当該照明灯3の点灯検知フラグを1つのレ
コードとして、各照明灯3に対応する各レコードの集合
となっている。前記通過フラグは、当該照明灯3の有効
検知範囲を車両4が通過したか否かを示すフラグであ
り、通過フラグが「0」の場合は通過していないことを
示し、通過フラグが「1」の場合は通過したことを示す
ものとする。また、前記点灯検知フラグは、当該照明灯
3の有効検知範囲内に車両が位置しているときに点灯検
知部1から点灯検知信号が得られたか否かを示すフラグ
であり、点灯検知フラグが「0」の場合は点灯検知信号
が得られていないことを示し、点灯検知フラグが「1」
の場合は点灯検知信号が得られたことを示すものとす
る。
いて、図10乃至図12を参照して説明する。図10乃
至図12は、処理部7の動作の一例を示す概略フローチ
ャートである。
て動作を開始し、まず、記憶部6内の照明灯位置情報の
各レコードの照明灯IDを参照して前述した判定結果デ
ータをメモリ8内に作成し、判定結果データの全てのレ
コードの通過フラグ及び点灯検知フラグを全て0にリセ
ットする(ステップS21)。
果データを参照して、不点灯状態の照明灯3を示す照明
灯IDを識別する(ステップS22)。この識別は、判
定結果データの中から通過フラグが1でかつ点灯検知フ
ラグが0のレコードを識別してそのレコードの照明灯I
Dを抽出することによって行うことができる。
データを参照して、点灯状態の照明灯3を示す照明灯I
Dを識別する(ステップS23)。この識別は、判定結
果データの中から通過フラグが1でかつ点灯検知フラグ
が1のレコードを識別してそのレコードの照明灯IDを
抽出することによって行うことができる。
果データを参照して、未検査の照明灯3を示す照明灯I
Dを識別する(ステップS24)。この識別は、判定結
果データの中から通過フラグが0のレコードを識別して
そのレコードの照明灯IDを抽出することによって行う
ことができる。
された不点灯状態の照明灯3を示す照明灯IDを有する
レコードの緯度及び経度(すなわち、不点灯状態の照明
灯3の位置)を記憶部6から読み出してこれを不点灯状
態の照明灯3の識別結果として表示制御部11に出力
し、ステップS23で識別された点灯状態の照明灯3を
示す照明灯IDを有するレコードの緯度及び経度(すな
わち、点灯状態の照明灯3の位置)を記憶部6から読み
出してこれを点灯状態の照明灯3の識別結果として表示
制御部11に出力し、ステップS24で識別された未検
査の照明灯3を示す照明灯IDを有するレコードの緯度
及び経度(すなわち、未検査の照明灯3の位置)を記憶
部6から読み出してこれを未検査の照明灯3の識別結果
として表示制御部11に出力する(ステップS25)。
報を読み込んで複数の照明灯3が配設されている領域の
地図を表示部16に表示させるとともに、処理部7から
出力された識別結果に基づいて、当該地図上において、
不点灯状態の照明灯3の位置に例えば×印を表示させ、
点灯状態の照明灯3の位置に例えば○印を表示させ、未
検査の照明灯3の位置に例えば△印を表示させる。
の照明灯3の識別は必ずしも必要ではないが、本実施の
形態のようにこれらも識別することが好ましい。また、
本実施の形態では、不点灯状態の照明灯3などの識別結
果を地図上に表示しているが、ステップS22で識別さ
れた不点灯状態の照明灯3を示す照明灯IDを識別結果
として出力するのみでもよい。また、判定結果データ自
体が不点灯状態の照明灯3などの識別結果を含んでいる
ので、判定結果データ自体を識別結果として出力しても
よい。また、プリンタ等を設け、不点灯状態の照明灯3
の位置を表示した地図を印刷するようにしてもよいし、
不点灯状態の照明灯3の位置を帳票形式で印刷するよう
にしてもよい。さらに、識別結果をメモリカード等の記
憶媒体にに書き込むようにしてよいし、識別結果をオン
ライン又は無線等の電送媒体を介して管理センター等に
送信するようにしてもよい。
9により終了操作が行われたか否かを判定する(ステッ
プS26)。終了操作が行われていなければステップS
22に戻り、終了操作が行われていれば、処理部7は動
作を終了する。当該不点照明灯識別装置の使用者は、所
望の経路を自動車で走行した後に、操作部9により終了
操作を行う。
S26の処理中に、所定周期毎に図11に示す割り込み
処理を行うとともに、DGPS受信機5から測位データ
が入力される度に図12に示す割り込み処理を行う。
部7は、まず、点灯検知部1から点灯検知信号が入力さ
れているか否かを判定する(ステップS27)。点灯検
知信号が入力されていなければ、処理部7は、図11に
示す割り込み処理を終了する。
処理部7は、内蔵されているタイマーによって、現時点
の時刻を点灯検知時刻としてメモリ8内に格納し(ステ
ップS28)、図11に示す割り込み処理を終了する。
なお、前述したように、DGPS受信機5からの測位デ
ータには時刻を含んでいるので、現時点の時刻としては
最新の測位データの時刻を基準として求めた時刻を用い
ることが好ましい。
部7は、まず、入力された測位データ(時刻、緯度、経
度)をメモリ8内に格納する(ステップS29)。
いなかった照明灯3の付近を通過したか否かを判定する
(ステップS30)。この判定は、メモリ8内に格納さ
れている新たな測位データ及び過去の測位データに基づ
いて、メモリ8内の前記判定結果データのうち通過フラ
グが0のレコードについて、車両4が当該レコードの有
効検知範囲に一旦入った後にその範囲から出たか否かを
判定することによって、行うことができる。
場合は、ステップS31へ移行する。一方、ステップS
30で通過したと判定されると、処理部7は、メモリ8
内の判定結果データのうち通過した照明灯3に関連する
通過フラグ(すなわち、通過した有効検知範囲を有する
レコードの通過フラグ)を1にセットし、ステップS3
2へ移行する。
述した図11中のステップS28にて既にメモリ8内に
格納されている点灯検知時刻のうちに前回の測位データ
の時刻以後の点灯検知時刻があるか否か(すなわち、前
回の測位データが入力された後に点灯検知信号が入力さ
れたか否か)を判定する。当該点灯検知時刻がなけれ
ば、処理部7は、図12に示す割り込み処理をそのまま
終了する。
7は、メモリ8内に格納されている今回の測位データと
前回の測位データとに基づいて、時刻による補間処理を
行うことによって、当該点灯検知時刻に対応する車両4
の位置(すなわち、点灯検知位置)を算出する(ステッ
プS33)。勿論、当該点灯検知時刻が複数あれば、各
点灯検知信号に対応する点灯検知位置をそれぞれ算出す
る。
から測位データが1秒間に1回しか得られないことか
ら、そのまま測位データを点灯検知位置として用いると
誤差が大きくしまうので、その誤差を抑えるために行わ
れるものである。しかしながら、移動体位置情報取得手
段として、単にDGPS受信機5を用いるのではなく、
例えば、DGPS受信機5の他に車両4の走行距離セン
サや車両4の進行方向センサ等を具備しそれらの信号を
処理してより細かく測位データを得ることができるもの
を用いれば、ステップS33のような処理は不要であ
る。
情報を参照して、ステップS33で算出された点灯検知
位置がいずれかの照明灯3の付近か否か(すなわち、点
灯検知位置が照明灯位置情報のいずれかのレコードの有
効検知範囲内の位置であるか否か)を判定する(ステッ
プS34)。当該点灯検知位置がいずれの照明灯3の付
近ではない場合には、処理部7は、図12に示す割り込
み処理をそのまま終了する。
灯3の付近であれば(すなわち、点灯検知位置が照明灯
位置情報のいずれかのレコードの有効検知範囲内の位置
であれば)、メモリ8内の判定結果データのうち当該照
明灯3に関連する点灯検知フラグ(すなわち、判定結果
データのうちその中に点灯検知位置を含む有効検知範囲
を有するレコードの点灯検知フラグ)を1にセットし
(ステップS35)、図12に示す割り込み処理を終了
する。
別装置によれば、夜間等の照明灯3の点灯駆動時に、複
数の照明灯3が配設された経路の少なくとも一部を含む
経路の道路に従って車両4を走行させるだけで、自動的
に不点灯状態の照明灯3が識別されるので、点検者等に
よる照明灯3の目視のチェック等が不要となり、手数を
要することなく簡単に不点灯状態の照明灯3を識別する
ことができる。そして、車両4に搭載された点灯検知部
1によって照明灯3からの照明光に基づいて当該照明灯
3の点灯状態を検知するので、照明灯3には何らセンサ
を付設する必要がなく、コストダウンを図ることができ
る。
過させることを前提とすれば、車両4が全ての照明灯3
の付近を通過した後(すなわち、全ての照明灯3につい
て検査が終了した後)においては、判定結果データにお
いて点灯検知フラグが0のレコードの照明灯IDが不点
灯状態の照明灯3を示すこととなるので、前記判定結果
データにおいて通過フラグは不要である。この場合、前
述した第1の実施の形態において、車両4が全ての照明
灯3の付近を通過した後に操作部9により終了操作を行
うこととし、通過フラグに関連する処理を削除し、図1
0において、ステップS21の後にステップS26を行
い、ステップS26でYESと判定された場合にステッ
プS22,S23,S25の処理を行えばよい。
点照明灯識別装置について、図13及び図14を参照し
て説明する。
処理部15の動作を示す概略フローチャートである。図
14は、点灯検知処理部15によるこの処理過程の画像
の例を示す図である。
と異なる所は、点灯検知処理部15の動作のみであるの
で、前記第1の実施の形態と重複する説明は省略する。
は、動作を開始すると、まず、フレームメモリ14L,
14Rに互いに同期した新しい画像がそれぞれ入力され
たか否かを判定し(ステップS41)、それらの新しい
画像が入力されるまで待つ。
14(a)(b)にそれぞれ示す。なお、図14(a)
(b)に示す原画像は、前述した図7(a)(b)に示
す原画像とそれぞれ同一である。
理部15は、両方の原画像をそれぞれ所定の閾値で2値
化する(ステップS42)。図14(c)(d)は、図
14(a)(b)に示す原画像をそれぞれ2値化した各
画像をそれぞれ示す。像N3の輝度値が低いので、図1
4(c)(d)にそれぞれ示す各画像では、像N3に対
応する部分は消えている。
42により2値化された各画像に対してそれぞれラベリ
ングを行う(ステップS43)。
S42により2値化された各画像にラベル領域が存在す
るか否かを判定する(ステップS44)。ラベル領域が
存在していなければ、ステップS52で点灯検知信号の
出力を停止し、ステップS41へ戻る。
検知処理部15は、各画像の各ラベル領域の大きさ(本
実施の形態では、ラベル領域の外接四角形の面積をラベ
ル領域の大きさとしているが、ラベル領域の大きさはこ
れに限定されるものではない。)を算出する(ステップ
S45)。図14(e)(f)は、図14(c)(d)
に示す各画像の各ラベル領域に対する外接四角形をそれ
ぞれ示している。
S45で算出された大きさに基づいて、ステップS42
により2値化された各画像に所定大きさ以上のラベル領
域が存在するか否かを判定する(ステップS46)。所
定大きさ以上のラベル領域が存在しなければ、ステップ
S52で点灯検知信号の出力を停止し、ステップS41
へ戻る。
していれば、ステップS42により2値化された各画像
における当該所定大きさ以上のラベル領域を照明灯候補
領域として求める(選定する)(ステップS47)。図
14(g)(h)は、図14(c)(d)に示す各画像
における当該所定大きさ以上のラベル領域を照明灯候補
領域として選定した様子を示している。図14(g)
(h)では、像Sに対応するラベル領域が照明灯候補領
域として選定されているが、像N1,N2に対応する対
象物(ビル照明や看板照明等)が遠方にあることから、
像N1,N2に対応するラベル領域が小さいので、これ
らのラベル領域は選定されていない。なお、ステップS
47において、ステップS42により2値化された各画
像においてそれぞれ照明灯候補領域が複数求められる場
合もあり得る。
S42により2値化された各画像におけるステップS4
7で選択した所定大きさ以上の各ラベル領域(照明灯候
補領域)の重心M1,M2をそれぞれ求める(ステップ
S48)。図14(i)(j)は、図14(g)(h)
に示された照明灯候補領域の重心M1,M2をそれぞれ
示している。これらの重心M1,M2は、照明灯候補領
域の位置を示しているが、照明灯候補領域の位置として
は重心に限定されるものではない。
S42により2値化された各画像間で互いに対応する1
対の重心M1,M2のずれ量を算出する(ステップS4
9)。互いに対応する1対の重心は、例えば、両者の重
心がほぼ同じ水平ライン上にあることから見出すことが
できる。対応する重心の対が複数あれば、各対について
ずれ量を算出する。このずれ量は、カメラ12L,12
Rから対象物までの距離に相当する値であるため、ステ
ップS49は、対象物までの距離に相当する値を距離演
算手段に相当している。
S49で算出したいずれかの互いに対応する1対の重心
のずれ量が所定範囲内であるか否かを判定する(ステッ
プS50)。この所定範囲は、カメラ12L,12Rか
ら照明灯3までの距離に相当する範囲に定めておく。
に対応する1対の重心のずれ量が所定範囲内である場合
には、点灯検知処理部15は、ステップS51で点灯検
知信号を出力し、ステップS41へ戻る。一方、ステッ
プS49で算出したいずれの互いに対応する1対の重心
のずれ量も所定範囲内でない場合には、点灯検知処理部
15は、ステップS52で点灯検知信号の出力を停止
し、ステップS41へ戻る。
像手段としてステレオカメラユニット12が用いられ、
2つのカメラ12L,12Rから互いに同期して得られ
た画像を点灯検知部1にて処理し、カメラ12L,12
Rから2つの原画像内の互いに対応する照明灯候補領域
の対(組)のうちに、当該対に相当する対象物までの距
離に相当する値を求め(ステップS49)、その値が所
定範囲内の値である対が存在することを必要条件として
当該照明灯3の点灯状態を検知したと判定する(ステッ
プS50,S51)ので、ノイズ光が多い都市部におい
ても、ノイズ光による照明灯3の点灯状態の誤検知の可
能性を低減することができ、点灯検知部1による照明灯
3の点灯状態の検知の精度を一層高めることができる。
したがって、本実施の形態によっても、前記第1の実施
の形態と同様に、不点灯状態の照明灯の識別精度を高め
ることができる。また、本実施の形態によっても、前記
第1の実施の形態と同様の利点が得られる。
点照明灯識別装置について、図15及び図16を参照し
て説明する。
部1を示す概略ブロック図である。図16は、図15中
の点灯検知処理部15の動作の一例を示す概略フローチ
ャートである。図15において、図2中の構成要素と同
一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する
説明は省略する。
と異なる所は、図15に示すように、点灯検知部1の構
成のみであるので、前記第1の実施の形態と重複する説
明は省略する。
5に示すように、図1中の点灯検知部1においてCCD
カメラ12R、A/D変換器13R及びフレームメモリ
14Rが取り除かれた構成となっており、本実施の形態
では、撮像手段として単一のCCDカメラ12Lが用い
られ、点灯検知部1における点灯検知処理部15の動作
が変更されている。
は、動作を開始すると、まず、フレームメモリ14Lに
新しい画像が入力されたか否かを判定し(ステップS6
1)、新しい画像が入力されるまで待つ。
部15は、この画像を所定の閾値で2値化し(ステップ
S62)、2値化された各画像に対してラベリングを行
う(ステップS63)。
S62により2値化された画像にラベル領域が存在する
か否かを判定する(ステップS64)。ラベル領域が存
在していなければ、ステップS68で点灯検知信号の出
力を停止し、ステップS61へ戻る。
検知処理部15は、ラベル領域の大きさ(本実施の形態
では、ラベル領域の外接四角形の面積をラベル領域の大
きさとしているが、ラベル領域の大きさはこれに限定さ
れるものではない。)を算出する(ステップS65)。
S65で算出された大きさに基づいて、ステップS62
により2値化された画像に所定大きさ以上のラベル領域
が存在するか否かを判定する(ステップS66)。所定
大きさ以上のラベル領域が存在しなければ、ステップS
68で点灯検知信号の出力を停止し、ステップS61へ
戻る。
していれば、点灯検知処理部15は、ステップS67で
点灯検知信号を出力し、ステップS61へ戻る。
手段として単一のカメラ12Lが用いられており、対象
物までの距離を利用していないので、前記第1の実施の
形態における点灯検知部1に比べれば、照明灯3の点灯
状態の検知の精度が若干劣るものの、カメラ12Lから
の画像を処理して照明灯3の点灯状態の検知を行ってい
るので照明灯3の点灯状態の検知の精度は高く、しか
も、カメラ12Lが1台であるため、前記第1の実施の
形態に比べてコストダウンを図ることができる。以上の
点以外については、本実施の形態によっても前記第1の
実施の形態と同様の利点が得られる。
点照明灯識別装置について、図17を参照して説明す
る。図17は、本実施の形態における点灯検知部1を示
す概略ブロック図である。
と異なる所は、図17に示すように、点灯検知部1の構
成のみであるので、前記第1の実施の形態と重複する説
明は省略する。
検出手段に対して所定範囲内に存在するとともに点灯し
ている照明灯3からの照明光を受けてこれに応じた信号
を出力する検出手段としての照度計21と、点灯検知処
理部22とから構成されている。
は、前述したカメラ12L,12Rの傾斜角及び視野角
と同様に設定することが好ましい。
1からの出力信号のレベルが所定の閾値以上となった場
合点灯検知信号を出力する回路で構成することができ
る。
度計21が用いられているので、例えば都市部の道路照
明灯について不点灯状態の照明灯13を識別しようとす
ると、照度計21がノイズ光も受光してしまうので、点
灯検知部1が誤検知してひいては不点灯状態の照明灯1
3の識別精度が低下してしまう。しかしながら、ノイズ
光の少ない例えば郊外部等の道路照明灯3について不点
灯状態の照明灯3を識別する場合には、照度計21を用
いても、不点灯状態の照明灯の識別を十分な精度で行う
ことができる。そして、本実施の形態のように照度計2
1を用いれば、検出手段としてカメラ12L,12Rを
用いる場合に比べて、大幅にコストダウンを図ることが
できる。以上の点以外については、本実施の形態によっ
ても前記第1の実施の形態と同様の利点が得られる。
点照明灯識別装置について、図18乃至図21を参照し
て説明する。
識別装置を示す概略ブロック図である。図18におい
て、図1中の要素と同一又は対応する要素には同一符号
を付し、その重複する説明は省略する。
本的には同様の動作を行うが、両者が主として異なる所
は、前記第1の実施の形態では、当該不点照明灯識別装
置の全体が車両4に搭載されていたのに対し、本実施の
形態による不点照明灯識別装置は、車両4に搭載される
不点照明灯識別用データ収集装置31と、車両4に搭載
されずに管理センター等に設置されるデータ分析装置3
2とで構成され、データ収集装置31からデータ収集装
置31へのデータの入力を記憶媒体としてのメモリカー
ド33を介して行うようにしている点である。なお、メ
モリカード33に代えて他の記憶媒体を用いてもよいこ
とは、言うまでもない。
は、経路に沿って配設された複数の照明灯3のうち不点
灯状態の照明灯3を識別するためのデータを収集するも
のであり、点灯検知部1と、DGPS受信機5と、操作
部9と、マイクロコンピュータ等からなる書き込み制御
部41と、該書き込み制御部41による制御下で前記デ
ータをメモリカード33に書き込むメモリカードライタ
ー42とを備えている。
て、図19及び図20を参照して説明する。図19及び
図20は、書き込み制御部41の動作の一例を示す概略
フローチャートである。
作に応答して動作を開始し、まず、DGPS受信機5か
ら測位データ(時刻、緯度、経度)が入力されたか否か
を判定し(ステップS71)、測位データが入力される
まで待つ。
部41は、メモリカードライター42を制御して、入力
された測位データをメモリカード33に書き込む(ステ
ップS72)。
より終了操作が行われたか否かを判定する(ステップS
73)。終了操作が行われていなければステップS71
に戻り、終了操作が行われていれば、書き込み制御部4
1は動作を終了する。データ収集装置31の使用者は、
所望の経路を自動車で走行した後に、操作部9により終
了操作を行う。
プS71〜S73の処理中に、所定周期毎に図20に示
す割り込み処理を行う。
41は、まず、点灯検知部1から点灯検知信号が入力さ
れているか否かを判定する(ステップS74)。点灯検
知信号が入力されていなければ、書き込み制御部41
は、図20に示す割り込み処理を終了する。
書き込み制御部41は、内蔵されているタイマーによっ
て、現時点の時刻が点灯検知時刻としてメモリカード3
3に書き込まれるように、メモリカードライター42を
制御し(ステップS75)、図20に示す割り込み処理
を終了する。
には、測位データ及び点灯検知時刻が書き込まれる。測
位データが時刻を含み、点灯検知時刻は点灯検知部1か
ら点灯検知信号が入力された時刻を示しているので、メ
モリカード33内には、点灯検知部1の出力と車両4の
位置情報とが時刻で互いに関連づけられて記録されるこ
とになる。
32は、データ分析装置32によりメモリカード33に
記録されたデータを分析して不点灯状態の照明灯3を識
別するものであり、メモリカードリーダー51と、照明
灯位置情報記憶部6と、マイクロコンピュータ等からな
る処理部52と、メモリ8と、操作部53と、地図情報
記憶部10と、表示制御部11と、表示部16とを備え
ている。
を参照して説明する。図21は、処理部52の動作の一
例を示す概略フローチャートである。
答して動作を開始し、まず、記憶部6内の照明灯位置情
報の各レコードの照明灯IDを参照して前述した判定結
果データをメモリ8内に作成し、判定結果データの全て
のレコードの通過フラグ及び点灯検知フラグを全て0に
リセットする(ステップS81)。
ー51を介してメモリカード33から各測位データを読
み出し、これらの測位データに基づいて、メモリ8内の
判定結果データのうち通過した照明灯3に関連する通過
フラグ(すなわち、通過した有効検知範囲を有するレコ
ードの通過フラグ)を1にセットする(ステップS8
2)。
ダー51を介してメモリカード33から各点灯検知時刻
及び各測位データを読み出し、これらに基づいて時刻に
よる補間処理を行うことによって、各点灯検知時刻に対
応する車両4の位置(すなわち、点灯検知位置)を算出
する(ステップS83)。
算出されたいずれかの点灯検知位置が照明灯位置情報の
いずれかのレコードの有効検知範囲内の位置であれば、
メモリ8内の判定結果データのうち当該照明灯3に関連
する点灯検知フラグ(すなわち、判定結果データのうち
その中に点灯検知位置を含む有効検知範囲を有するレコ
ードの点灯検知フラグ)を1にセットする(ステップS
84)。
果データを参照して、不点灯状態の照明灯3を示す照明
灯IDを識別する(ステップS85)。
結果データを参照して、点灯状態の照明灯3を示す照明
灯IDを識別する(ステップS86)。
結果データを参照して、未検査の照明灯3を示す照明灯
IDを識別する(ステップS87)。
別された不点灯状態の照明灯3を示す照明灯IDを有す
るレコードの緯度及び経度を記憶部6から読み出してこ
れを不点灯状態の照明灯3の識別結果として表示制御部
11に出力し、ステップS86で識別された点灯状態の
照明灯3を示す照明灯IDを有するレコードの緯度及び
経度を記憶部6から読み出してこれを点灯状態の照明灯
3の識別結果として表示制御部11に出力し、ステップ
S87で識別された未検査の照明灯3を示す照明灯ID
を有するレコードの緯度及び経度を記憶部6から読み出
してこれを未検査の照明灯3の識別結果として表示制御
部11に出力し(ステップS88)、動作を終了する。
報を読み込んで複数の照明灯3が配設されている領域の
地図を表示部16に表示させるとともに、処理部52か
ら出力された識別結果に基づいて、当該地図上におい
て、不点灯状態の照明灯3の位置に例えば×印を表示さ
せ、点灯状態の照明灯3の位置に例えば○印を表示さ
せ、未検査の照明灯3の位置に例えば△印を表示させ
る。
の実施の形態と同様の利点が得られる他、複数の車両4
で複数の経路に沿った照明灯3を点検するような場合
に、記憶部6,10、表示制御部11及び表示部16等
を各車両4に重複して搭載する必要がなくなるので、コ
ストダウンを図ることができるとともに、情報の管理等
が容易となる。
装置31からデータ分析装置32へのデータの入力を、
記憶媒体であるメモリカード33を介して行うのではな
く、オンライン又は無線等の電送媒体を介してデータ分
析装置32に送信するようにしてもよい。
て説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定され
るものではない。
よる不点照明灯識別装置を道路照明灯について不点状態
の照明灯を識別する装置に適用した例であったが、本発
明は、道路照明灯以外の種々の照明灯の点検等にも適用
することができる。
て車両が用いられていたが、移動体は車両に限定される
ものではなく、例えば、電車のトンネル内の照明灯の点
検等を行う場合には、移動体は電車等であってもよい。
個々の照明灯にセンサを付設する必要がなくコストダウ
ンを図ることができるとともに、手数を要することなく
簡単に不点灯状態の照明灯を識別することができる不点
照明灯識別方法及びその装置並びに不点照明灯識別用デ
ータ収集装置及びデータ分析装置を提供することができ
る。
別装置を示す概略ブロック図である。
る。
別装置の使用状態を示す概略斜視図である。
角を15゜〜25゜としたときの様子を示す図である。
角を10゜〜30゜としたときの様子を示す図である。
略フローチャートである。
像の例を示す図である。
ある。
ある。
ーチャートである。
フローチャートである。
概略フローチャートである。
処理部の動作を示す概略フローチャートである。
の画像の例を示す図である。
部を示す概略ブロック図である。
す概略フローチャートである。
部を示す概略ブロック図である。
識別装置を示す概略ブロック図である。
す概略フローチャートである。
す他の概略フローチャートである。
ローチャートである。
Claims (16)
- 【請求項1】 経路に沿って配設された複数の照明灯の
うち不点灯状態の照明灯を識別する不点照明灯識別方法
であって、 移動体に搭載され前記複数の照明灯の各々の付近に位置
したときに当該照明灯からの照明光に基づいて当該照明
灯の点灯状態を検知する点灯検知手段と、前記移動体の
位置を示す移動体位置情報を得る移動体位置情報取得手
段と、前記複数の照明灯の位置を示す照明灯位置情報を
記憶した照明灯位置情報記憶手段と、を用い、 前記移動体を前記経路の少なくとも一部を含む所望の経
路に従って移動させ、 前記点灯検知手段からの出力、前記移動体位置情報取得
手段により得られた前記移動体位置情報、及び、前記照
明灯位置情報記憶手段に記憶された前記照明灯位置情報
に基づいて、前記複数の照明灯のうち前記移動体が当該
照明灯の付近に位置しているときに前記点灯検知手段に
より点灯状態が検知されなかった照明灯を、不点灯状態
の照明灯であると識別することを特徴とする不点照明灯
識別方法。 - 【請求項2】 経路に沿って配設された複数の照明灯の
うち不点灯状態の照明灯を識別する不点照明灯識別装置
であって、 前記経路の少なくとも一部を含む所望の経路に従って移
動する移動体に搭載される点灯検知手段であって、前記
複数の照明灯の各々の付近に位置したときに当該照明灯
からの照明光に基づいて当該照明灯の点灯状態を検知す
る点灯検知手段と、 前記移動体の位置を示す移動体位置情報を得る移動体位
置情報取得手段と、 前記複数の照明灯の位置を示す照明灯位置情報を記憶し
た照明灯位置情報記憶手段と、 前記点灯検知手段からの出力、前記移動体位置情報取得
手段により得られた前記移動体位置情報、及び、前記照
明灯位置情報記憶手段に記憶された前記照明灯位置情報
に基づいて、前記複数の照明灯のうち前記移動体が当該
照明灯の付近に位置しているときに前記点灯検知手段に
より点灯状態が検知されなかった照明灯を、不点灯状態
の照明灯であると識別する識別手段と、 を備えたことを特徴とする不点照明灯識別装置。 - 【請求項3】 前記移動体が車両であるとともに前記経
路が道路による経路であることを特徴とする請求項2記
載の不点照明灯識別装置。 - 【請求項4】 前記点灯検知手段からの出力と前記移動
体位置情報取得手段により得られた前記移動体位置情報
とを互いに関連づけて記憶媒体に記録させる記録手段
と、前記記憶媒体に記録された前記点灯検知手段からの
出力及び前記移動体位置情報取得手段により得られた前
記移動体位置情報を読み出して前記識別手段に供給する
読み出し手段と、を備えたことを特徴とする請求項2又
は3記載の不点照明灯識別装置。 - 【請求項5】 前記識別手段により前記不点灯状態の照
明灯であると識別された照明灯の位置を地図とともに当
該地図上に表示する表示手段を備えたことを特徴とする
請求項2乃至4のいずれかに記載の不点照明灯識別装
置。 - 【請求項6】 前記点灯検知手段は、前記複数の照明灯
のうち当該検出手段に対して所定範囲内に存在するとと
もに点灯している照明灯からの照明光を受けてこれに応
じた信号を出力する検出手段と、該検出手段からの信号
に基づいて当該照明灯の点灯状態を検知する点灯検知処
理手段とを有することを特徴とする請求項2乃至5のい
ずれかに記載の不点照明灯識別装置。 - 【請求項7】 前記検出手段が照度計であることを特徴
とする請求項6記載の不点照明灯識別装置。 - 【請求項8】 前記検出手段が撮像手段であり、前記点
灯検知処理手段は前記撮像手段から得られた画像を処理
して当該照明灯の点灯状態を検知することを特徴とする
請求項6記載の不点照明灯識別装置。 - 【請求項9】 前記撮像手段が単一のカメラであること
を特徴とする請求項8記載の不点照明灯識別装置。 - 【請求項10】 前記撮像手段は、互いに略平行に略同
一方向を向くように間隔をあけて配置された少なくとも
2つのカメラを含み、前記点灯検知処理手段は、前記少
なくとも2つのカメラからそれぞれ互いに同期して得ら
れた複数の画像を処理して当該照明灯の点灯状態を検知
することを特徴とする請求項8記載の不点照明灯識別装
置。 - 【請求項11】 前記点灯検知処理手段は、前記複数の
画像の各々における照明灯候補領域の位置に相当する位
置をそれぞれ求める位置演算手段と、該位置演算手段に
より求められ前記複数の画像間で互いに対応する照明灯
候補領域の位置に基づいて、前記少なくとも2つのカメ
ラから当該互いに対応する照明灯候補領域に相当する対
象物までの距離に相当する値を求める距離演算手段と、
前記複数の画像間で互いに対応する照明灯候補領域の組
のうちに、当該組に関して前記距離演算手段により求め
られた値が所定範囲内の値である組が存在することを必
要条件として、当該照明灯の点灯状態を検知したと判定
する判定手段と、を有することを特徴とする請求項10
記載の不点照明灯識別装置。 - 【請求項12】 前記位置演算手段は、前記複数の画像
の各々における前記照明灯候補領域を求める照明灯候補
領域演算手段を含むことを特徴とする請求項11記載の
不点照明灯識別装置。 - 【請求項13】 前記照明灯候補領域演算手段は、前記
複数の画像の各々を所定の閾値で2値化する2値化処理
手段と、該2値化処理手段により2値化された各画像に
対してラベリングを行うラベリング手段と、前記2値化
された各画像のラベル領域のうち所定大きさ以上のラベ
ル領域を前記照明灯候補領域として求める手段と、を有
することを特徴とする請求項12記載の不点照明灯識別
装置。 - 【請求項14】 前記位置演算手段は、前記複数の画像
の差分画像を求める差分処理手段と、該差分処理手段に
より求められた差分画像を所定の閾値で2値化する2値
化処理手段と、該2値化処理手段により2値化された画
像に基づいて、前記複数の画像間で互いに対応する照明
灯候補領域をほぼちょうど包含する範囲を求める範囲演
算手段と、前記複数の画像の各々における前記範囲演算
手段により求められた範囲内の領域の重心をそれぞれ求
める重心演算手段と、を有することを特徴とする請求項
11記載の不点照明灯識別装置。 - 【請求項15】 経路に沿って配設された複数の照明灯
のうち不点灯状態の照明灯を識別するためのデータを収
集する不点照明灯識別用データ収集装置であって、 前記経路の少なくとも一部を含む所望の経路に従って移
動する移動体に搭載される点灯検知手段であって、前記
複数の照明灯の各々の付近に位置したときに当該照明灯
からの照明光に基づいて当該照明灯の点灯状態を検知す
る点灯検知手段と、 前記移動体の位置を示す移動体位置情報を得る移動体位
置情報取得手段と、 前記点灯検知手段からの出力と前記移動体位置情報取得
手段により得られた前記移動体位置情報とを互いに関連
づけて記憶媒体に記録させる記録手段と、 を備えたことを特徴とする不点照明灯識別用データ収集
装置。 - 【請求項16】 請求項15記載の不点照明灯識別用デ
ータ収集装置により前記記憶媒体に記録されたデータを
分析して不点灯状態の照明灯を識別するデータ分析装置
であって、 前記記憶媒体に記録された前記点灯検知手段からの出力
及び前記移動体位置情報取得手段により得られた前記移
動体位置情報を読み出す読み出し手段と、 前記複数の照明灯の位置を示す照明灯位置情報を記憶し
た照明灯位置情報記憶手段と、 前記読み出し手段により読み出された前記点灯検知手段
からの出力及び前記移動体位置情報取得手段により得ら
れた前記移動体位置情報、並びに、前記照明灯位置情報
記憶手段に記憶された前記照明灯位置情報に基づいて、
前記複数の照明灯のうち前記移動体が当該照明灯の付近
に位置しているときに前記点灯検知手段により点灯状態
が検知されなかった照明灯を、不点灯状態の照明灯であ
ると識別する識別手段と、 を備えたことを特徴とするデータ分析装置。
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