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JP2001084171A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JP2001084171A
JP2001084171A JP25801699A JP25801699A JP2001084171A JP 2001084171 A JP2001084171 A JP 2001084171A JP 25801699 A JP25801699 A JP 25801699A JP 25801699 A JP25801699 A JP 25801699A JP 2001084171 A JP2001084171 A JP 2001084171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
local
bytes
image processing
byte
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25801699A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Ishiwatari
俊一 石渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP25801699A priority Critical patent/JP2001084171A/ja
Publication of JP2001084171A publication Critical patent/JP2001084171A/ja
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、複数のプロセッサに対して複数
の異なる切り出し処理を行う回路を共有化して、構成の
小型化を達成することを課題とする。 【解決手段】 この発明は、複数のプロセッサ1A、1
Bを並列接続する共有バス2に接続された外部メモリの
DRAM4から読み出したデータの一部を第1の切り出
し回路となるファネルシフタ31により切り出し、切り
出したデータを第2の切り出し回路により切り出し、前
記プロセッサ内のローカルバス6A、6Bを介してロー
カルメモリ7A,7Bに書き込むように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶された画像デ
ータを画面表示に適した操作を行う画像処理装置に関
し、特にMPEGなどの国際標準に基づいて画像圧縮、
伸長を行う画像処理装置に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像処理装置の基本構成
としては、例えば図8に示すようなものが知られてい
る。図8において、画像処理装置は、高い演算性能を実
現するためにマルチプロセッサ構成とし、また、プロセ
ッサ間でデータの共有が容易に行えるように、複数のプ
ロセッサコア101A、101Bを共有バス102で結
合して、このバス102にDRAMコントローラ103
を介して大容量のメインメモリとなるDRAM104を
接続する。加えて、プロセッサコア101A、101B
の動作と並行してデータ転送が効率良く行えるように、
共有バス102とプロセッサコア101A、101B間
のそれぞれにブリッジ105A、105Bを入れ、さら
にこのブリッジ105A、105Bにローカルバス10
6A、106Bを接続し、このローカルバス105A、
105Bに小容量だが高速のローカルメモリ107A、
107Bを接続し、ローカルメモリ107A、107B
とメインメモリとなるDRAM104との間でDMAデ
ータ転送を制御するDMA(ダイレクト・メモリ・アク
セス)コントローラA、Bを備えるという構成をとる。
ここで、例えば外部メモリのDRAM104と共有バス
102のデータ幅は共に8バイト幅とし、1ワードを8
バイトと定義する。
【0003】上記構成の画像処理装置において、以下に
説明する処理が行われる。まず、1つまたは複数のプロ
セッサにおいて、図9に示すように、DRAM104か
ら読み出された3ワードの中からワード境界に整合され
るとは限らない連続する18バイトを切り出し、8バイ
ト幅のローカルメモリ107A、107Bに順次書くと
いう動作を繰り返す。また、これと似ているが、1つま
たは複数のプロセッサにおいて、図10に示すように、
DRAM104から読み出された2ワードの中からワー
ド境界に整合されるとは限らない連続する8バイトを切
り出し、8バイト幅のローカルメモリメモリ107A、
107Bに書くという動作を繰り返す。但し、両方の処
理を行うプロセッサもあるが、後者しか行わないプロセ
ッサもある。
【0004】このような処理において、連続する18バ
イトを読み出そうとすると、まずDRAM104の3つ
の連続するアドレスから合計3ワード(24バイト)の
データを読み出し、次にこのデータの中から必要な連続
する18バイトのみを切り出すという処理が必要にな
る。また、ワード境界に整合されない連続する8バイト
をDRAM104から読み出そうとすると、DRAM1
04の2つの連続するアドレスから合計2ワード(16
バイト)のデータを読み出し、次にこのデータの中から
必要な連続する8バイトのみを切り出すという処理が必
要になる。
【0005】このような処理を図8に示す画像処理装置
で行う場合に、従来では、図11に示すように、図9に
示す処理を行う切り出し回路108Aと図10に示す処
理を行う切り出し回路108Bをそれぞれ別々に用意
し、図9に示す処理を行う切り出し回路108Aをロー
カルバス106Aとローカルメモリ107Aとの間に挿
入し、図10に示す処理を行う切り出し回路108Bを
ローカルバス106Bとローカルメモリ107Bとの間
に挿入するようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
画像データを複数の異なる切り出し処理を行う従来の画
像処理装置においては、それぞれの切り出し処理が異な
るため、それぞれの切り出し処理に適した回路をそれぞ
れ別々に用意し、画像データのそれぞれの切り出し処理
をその処理に対応した回路で行っていた。このため、構
成の大型化を招くといった不具合を招いていた。
【0007】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、複数のプロセ
ッサに対して複数の異なる切り出し処理を行う回路を共
有化して、構成の小型化を達成し得る画像処理装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、課題を解決する第1の手段は、データ転送を制御す
るプロセッサコアと、ローカルバスに接続されたローカ
ルメモリと、前記プロセッサコアと前記ローカルバスと
を接続するブリッジとを備えた複数のプロセッサが前記
それぞれのブリッジを介して並列に共有バスに接続さ
れ、前記共有バスにメインメモリ用のメモリコントロー
ラを介してメインメモリが接続され、前記複数のプロセ
ッサコアの動作と並行して前記ローカルメモリならびに
前記メインメモリ間でデータ転送を行い、画像データを
処理する画像処理装置において、前記メインメモリ用の
メモリコントローラに設けられ、前記メインメモリから
読み出されたデータを受けて、該データの一部を切り出
し、切り出したデータを前記共有バスに出力する第1の
切り出し回路と、前記それぞれのブリッジ内に設けら
れ、前記第1の切り出し回路から前記共有バスに出力さ
れたデータを受けて、該データの一部を切り出し、切り
出したデータを前記ローカルバスを介して前記ローカル
メモリに与える第2の切り出し回路とを有することを特
徴とする。
【0009】第2の手段は、前記第1の手段において、
前記第1の切り出し回路は、入力データを所定のシフト
量だけシフトするシフタが複数段縦続接続されたファネ
ルシフタからなることを特徴とする。
【0010】前記第3の手段は、前記第2の手段におい
て、ファネルシフタは、連続した複数の単位データから
該単位データの境界に整合されない連続したデータを切
り出すことを特徴とする。
【0011】前記第4の手段は、前記1,2又は3の手
段において、第前記第2の切り出し回路は、シフタ又は
マルチプレクサを備えたバイト変換回路からなることを
特徴とする。
【0012】前記第5の手段は、前記1,2,3又は4
の手段において、前記共有バスを8バイト幅とし、前記
ローカルバスの少なくとも1つを9バイト幅とし、該9
バイト幅のローカルバスとは異なる前記ローカルバスの
少なくとも1つを8バイト幅とすることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の実
施形態を説明する。
【0014】図1はこの発明の一実施形態に係る画像処
理装置の構成を示す図である。図1において、この実施
形態の画像処理装置は、図8の基本構成に示すように、
マルチプロセッサシステムを採用して、プロセッサコア
1A、1B、共有バス2、メモリコントローラとなるD
RAMコントローラ3、メインメモリとして機能するD
RAM4、ブリッジ5A、5B、ローカルバス6A、6
B、ローカルメモリ7A、7B、DMAコントローラ
A、Bを備え、図8に示す構成に対してメインメモリの
コントローラとなるDRAMコントローラ3、ブリッジ
5A、9バイトのローカルバス6Aが異なり、他の構成
は同様であり、前述した2種類の切り出し処理を行う。
なお、このような画像処理装置は、1チップのICに構
成され、又はDRAM4を除いた構成が1チップのIC
で構成される。また、メインメモリはDRAM4に限る
ことはなく、他の構成のメモリであってもかまわない。
【0015】DRAMコントローラ3は、メインメモリ
のコントローラとなるメモリコントローラとして機能
し、第1の切り出し回路となるファネルシフタ31を備
えている。ファネルシフタ31は、図2に示すように、
11個のマルチプレクサ(MUX)32からなる4バイ
トのシフタと、9個のマルチプレクサ33からなる2バ
イトのシフタと、8個のマルチプレクサ34からなる1
バイトのシフタで構成され、ファネルシフタ31はDR
AM4から与えられるデータを受けて保持する8バイト
幅のレジスタ35と、このレジスタ32に保持されたデ
ータを受けて保持する8バイト幅のレジスタ36から与
えられるデータを受けて、プロセッサコア1A、1Bか
ら指示されるシフト量に基づいてシフトを行い、シフト
したデータを8バイト幅のレジスタ37に与えて保持す
る。
【0016】ブリッジ5Aは、共有バス2とローカルバ
ス6Aとの間で転送されるデータのバイト変換を行う第
2の切り出し回路となるシフタ51を備えている。この
シフタ51は、図4に示すように、9個のマルチプレク
サからなる1バイトのシフタであり、共有バス2から与
えられるデータを受ける8バイト幅のレジスタ52に保
持された一部のデータと、このレジスタ52に保持され
たデータを受ける8バイト幅のレジスタ53に保持され
たデータを入力とし、8バイトのデータを9バイトのデ
ータにバイト変換し、変換したデータをローカルバス6
A、6Bに出力する。
【0017】このような構成において、図9に示すよう
に、DRAM4から3ワードのデータを読み出し、この
中からワード境界に整合されるとは限らない連続する1
8バイトを切り出す処理の流れを説明する。まず、DR
AM4から連続する3ワード(24バイト)を読み出
し、DRAMコントローラ3に内蔵されたファネルシフ
タ31により必要な18バイトを切り出して、共有バス
2を経由してブリッジ5Aに転送する。次に、ブリッジ
5Aで9バイト幅に変換してこれをローカルバス6A経
由で順次ローカルメモリ7Aに転送する。
【0018】3ワード(24バイト)から18バイトを
切り出す処理において、DRAM4からは1サイクルに
1ワードずつ読み出せるものとする。したがって、3ワ
ード(24バイト)のデータを読み出すには3サイクル
かかる。このとき、切り出し処理は、最初の2ワードデ
ータをDRAM4から読み出した段階で1ワード(8バ
イト)を切り出し、次の1ワードのデータをDRAM4
から読み出した段階でその次の1ワード(バイト)を切
り出し、その次のサイクルで最後の2バイトを切り出す
という手順で行うことにする。こうすることで、DRA
M4からデータを読み出すレートと、切り出した結果を
共有バス2に出力するレートが、1行あたり3サイクル
となって一致するので、余分なバッファを必要とせず都
合が良い。また、1サイクルあたりに転送する最大のバ
イト数が8なので、共有バス2の幅を8のままに抑える
ことができ都合が良い。
【0019】但し、最終的にデータを書き込むローカル
メモリ7Aの幅は9バイトであり、1サイクルに9バイ
トずつ書き込まなければならないので、途中で1サイク
ルあたり8バイトから9バイトにバイト変換しなければ
ならない。この変換をブリッジ5Aのシフタ51で行
う。共有バス2経由で1行中の最初の2ワード(16バ
イト)のデータが転送されてきたら、この中から必要な
9バイトを切り出し、ローカルバス6Aに出力する。次
に、最後のワード(有効なデータは2バイトのみ)が転
送されてきたら、この2バイトと前のサイクルで残って
いた7バイトの合計9バイトをローカルバス6Aに出力
する。
【0020】次に、切り出し処理の詳細を、ワード境界
に対して2バイト右の位置からの連続する18バイトを
切り出して9バイト幅のローカルメモリ7Aに順次書く
場合を一例として、図3ならびに図4を参照して説明す
る。なお、図3、図4の正方形の中の数字は、DRAM
4中でのバイト位置を表しており、この中で2番から1
9番までの18バイトをローカルメモリ7Aに書く場合
を表している。
【0021】まず、図3に示されていないサイクル0で
DRAM4から1ワード(8バイト)のデータを読み出
し、DRAMコントローラ3内の右側の8バイト幅のレ
ジスタ35に入れる。この結果図3のサイクル1の状態
になる。次にサイクル1では、次の1ワードをDRAM
4から読み出し、これを右側の8バイト幅のレジスタ3
5に入れる。同時に右側の8バイト幅のレジスタ35か
ら左側の8バイト幅のレジスタ36にデータを転送す
る。この結果、ファネルシフタ入力が図3のサイクル2
に示す状態になる。
【0022】サイクル2では、ファネルシフタ31にお
けるシフト量を2に設定する。この結果、ファネルシフ
タ31の出力が2番から9番までの8バイトになる。ま
た、DRAM4から次の1ワードを読み出し右側の8バ
イト幅のレジスタ35に入れると共に、右側の8バイト
幅のレジスタ35から左側の8バイト幅のレジスタ36
にデータを転送する。この結果、共有バス2に出力され
るデータとファネルシフタ入力が図3に示すサイクル3
の状態になる。
【0023】サイクル3では、ファネルシフタ31にお
けるシフト量を2に設定する。この結果、ファネルシフ
タ31の出力が10番から17番までの8バイトにな
る。また、ブリッジ5Aが共有バス2からデータを取り
込み、ブリッジ内の右側の8バイト幅のレジスタ52に
格納する。DRAM4からの読み出し及び読み出したデ
ータのレジスタへの格納の動作はどのサイクルでも同様
とする。この結果、ファネルシフタ31の入力、共有バ
ス2、ブリッジ5A内のバッファ(レジスタ52、レジ
スタ53)は図4に示すサイクル4の状態になる。
【0024】サイクル4では、ファネルシフタ31にお
けるシフト量を2に設定する。この結果、図4に示すよ
うに、ファネルシフタ31から18番から23番までの
6バイトが出力される。ブリッジ5Aは、共有バス2か
らデータを取り込み右側の8バイト幅のレジスタ52に
取り込むと共に、同時に右側の8バイト幅のレジスタ5
2から左側の8バイト幅のレジスタ53にデータを転送
する。この結果、図4のサイクル5に示す状態になる。
【0025】サイクル5では、ブリッジ内のシフタ51
を構成するマルチプレクサで左側を選択する。この結
果、ローカルバス6Aには、2番から10番までの9バ
イトが出力される。また、共有バス2からデータを取り
込み右側の8バイト幅のレジスタ52に取り込むと共
に、同時に右側の8バイト幅のレジスタ52から左側の
8バイト幅のレジスタ53にデータを転送する。この結
果、図4のサイクル6に示す状態になる。
【0026】サイクル6では、ブリッジ内のマルチプレ
クサで右側を選択する。これは、1バイト左にシフトす
る操作を行うことに相当する。この結果、ローカルバス
6Aには、11番から19番までの9バイトが出力され
る。
【0027】以上のようにして、2番から19番までの
ワード境界に整合されない連続する18バイトが9バイ
トずつ順次ローカルメモリ7Aに書かれる。この場合の
スループットは1行あたり3サイクルとなり、これはD
RAM4から1行のデータを読み出すレートと一致する
ことになる。
【0028】一方、図10に示すように、DRAM4か
ら読み出された2ワードの中からワード境界に整合され
るとは限らない連続する8バイトを切り出し、8バイト
幅のローカルメモリ7Bに書くという切り出し処理は、
DRAM4から順次2ワードのデータを読み出し、読み
出したデータをDRAMコントローラ3のレジスタ3
5、レジスタ36に順次格納保持し、格納保持したデー
タをファネルシフタ31により所定量シフトし8バイト
のデータを切り出し、切り出した8バイトのデータをレ
ジスタ37に格納保持し、保持したデータを共有バス
2、ブリッジ5B、ローカルバス6Bを介してローカル
メモリ7Bに書き込む。
【0029】このように、上記実施形態においては、ワ
ード境界に整合されるとは限らない連続する18バイト
を読み出すことを想定して作られたプロセッサと、ワー
ド境界に整合されない連続する8バイトを読み出すこと
はあっても連続する18バイトを読み出すことはないと
仮定して作られたプロセッサの間で、切り出しに必要な
回路を最大限共有しつつ、前者のために必要な第2の切
り出し回路の構成を最小限に抑えることができる。これ
により、構成の小型化を図ることが可能となる。
【0030】次に、この発明の他の実施形態を説明す
る。
【0031】この実施形態の特徴とするところは、図2
に示すファネルシフタ31に代えて図5に示す構成のフ
ァネルシフタ62を採用し、かつ図2に示すブリッジ5
Aのシフタ51に代えて図5に示すマルチプレクサ67
を採用したことにあり、他の構成は図1、図2と同様で
ある。
【0032】ファネルシフタ62は、それぞれ8個のマ
ルチプレクサからなる4組のシフタ63、64、65、
66から構成されている。
【0033】次に、上述したと同様の切り出し処理を、
図6ならびに図7を参照して説明する。なお、図6、図
7において、正方形の中の数字は、DRAM4中でのバ
イト位置を表しており、この中で2番から19番までの
18バイトをローカルメモリ7Aに書く場合を表してい
る。
【0034】まず、図6に示されていないサイクル0で
DRAM4から1ワード(8バイト)のデータを読み出
し、DRAMコントローラ3内の右側の8バイト幅のレ
ジスタ35に入れる。この結果図6に示すサイクル1の
状態になる。
【0035】次にサイクル1では、次の1ワードをDR
AM4から読み出し、これを右側の8バイト幅のレジス
タ35に入れる。同時に右側の8バイト幅のレジスタ3
5から左側の8バイト幅のレジスタ36にデータを転送
する。この結果、ファネルシフタ入力が図6のサイクル
2に示す状態になる。
【0036】サイクル2では、ファネルシフタ62にお
けるシフト量を2に設定する。この結果、ファネルシフ
タ62の出力が2番から9番までの8バイトになる。ま
た、DRAM4から次の1ワードを読み出し右側の8バ
イト幅のレジスタ35に入れると共に、右側の8バイト
幅のレジスタ35から左側の8バイト幅のレジスタ36
にデータを転送する。この結果、共有バス2に出力され
るデータとファネルシフタ62の入力が図6に示すサイ
クル3の状態になる。
【0037】サイクル3では、ファネルシフタ62にお
けるシフト量を前のサイクルよりも1増やして3に設定
する。また、10番のバイトだけは、ファネルシフタ6
2中の1番上の段の左から3番目のマルチプレクサで左
側の入力を選択する。この結果、図6に示すような形式
でファネルシフタ62の出力が10番から17番までの
8バイトになる。また、ブリッジ5Aが共有バス2から
データを取り込み、ブリッジ6A内の右側の8バイト幅
のレジスタ52に格納する。DRAM4からの読み出し
及び読み出したデータのレジスタへの格納の動作はどの
サイクルでも同様とする。この結果、ファネルシフタ入
力、共有バス2、ブリッジ内バッファは図7に示すサイ
クル4の状態になる。
【0038】サイクル4では、ファネルシフタ62にお
けるシフト量をさらに1増やして4に設定する。また、
18番と19番の2バイトに関しては、ファネルシフタ
62中の1番上の段の左から3番目と4番目のマルチプ
レクサで左側の入力を選択する。この結果、図7に示す
ような形式で18番から23番までの6バイトがファネ
ルシフタ62から出力される。ブリッジ5Aは、共有バ
ス2からデータを取り込み右側の8バイト幅のレジスタ
52Aに取り込むと共に、同時に右側の8バイト幅のレ
ジスタ52から左側の8バイト幅のレジスタ53にデー
タを転送する。この結果、図7のサイクル5に示す状態
になる。
【0039】サイクル5では、ブリッジ5A内のマルチ
プレクサ67で左側入力を選択する。この結果、ローカ
ルバス6Aには、2番から10番までの9バイトが出力
される。また、共有バス2からデータを取り込み右側の
8バイト幅のレジスタ52に取り込むと共に、同時に右
側の8バイト幅のレジスタ52から左側の8バイト幅の
レジスタ53にデータを転送する。この結果、図7のサ
イクル6に示す状態になる。
【0040】サイクル6では、ブリッジ5A内のマルチ
プレクサ67で右側入力を選択する。この結果、ローカ
ルバス6Aには、11番から19番までの9バイトが出
力される。
【0041】以上のようにして、2番から19番までの
ワード境界に整合されない連続する18バイトが9バイ
トずつ順次ローカルメモリ7Aに書かれる。この場合の
スループットは1行あたり3サイクルであり、これはD
RAM4から1行を読み出すレートと一致している。
【0042】一方、図10に示すように、DRAM4か
ら読み出された2ワードの中からワード境界に整合され
るとは限らない連続する8バイトを切り出し、8バイト
幅のローカルメモリ7Bに書くという切り出し処理は、
先の実施形態と同様にして行われる。
【0043】先の実施形態とこの実施形態のそれぞれの
構成を比較すると、図2に示すファネルシフタ31なら
びにブリッジ5Aのシフタ51を構成するマルチプレク
サの数は37個であるのに対して、図5に示す同様の構
成では33個に削減されている。これにより、この実施
形態は、前記実施形態に比べて、前記実施形態ではシフ
ト量の制御が一通りで制御が容易であるのに対して、こ
の実施形態ではシフト量の制御が複数通りとなるが、よ
り一層構成を小型化することが可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、切り出し回路のハードウェアの大部分を複数のプロ
セッサで共有することができ、回路規模を従来に比べて
削減することができる。この結果、構成を小型化するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態形態に係る画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すDRAMコントローラとブリッジの
構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態形態に係る画像処理装置に
おける動作のタイミングを示す図である。
【図4】本発明の一実施形態形態に係る画像処理装置に
おける動作のタイミングを示す図である。
【図5】本発明の他の実施形態形態に係る画像処理装置
におけるDRAMコントローラとブリッジの構成を示す
図である。
【図6】本発明の他の実施形態形態に係る画像処理装置
における動作のタイミングを示す図である。
【図7】本発明の他の実施形態形態に係る画像処理装置
における動作のタイミングを示す図である。
【図8】従来の画像処理装置の一構成を示すブロック図
である。
【図9】ワード境界に整合されない18バイトの切り出
しを表す図である。
【図10】ワード境界に整合されない8バイトの切り出
しを表す図である。
【図11】切り出し回路を備えた従来の画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1A,1B プロセッサコア 2 共有バス 3 DRAMコントローラ 4 DRAM 5A,5B ブリッジ 6A,6B ローカルバス 7A,7B ローカルメモリ 31,62 ファネルシフタ 32,33,34,51,63〜66 シフタ 35,36,37,52,53 レジスタ 67 マルチプレクサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ転送を制御するプロセッサコア
    と、ローカルバスに接続されたローカルメモリと、前記
    プロセッサコアと前記ローカルバスとを接続するブリッ
    ジとを備えた複数のプロセッサが前記それぞれのブリッ
    ジを介して並列に共有バスに接続され、前記共有バスに
    メインメモリ用のメモリコントローラを介してメインメ
    モリが接続され、前記複数のプロセッサコアの動作と並
    行して前記ローカルメモリならびに前記メインメモリ間
    でデータ転送を行い、画像データを処理する画像処理装
    置において、 前記メインメモリ用のメモリコントローラに設けられ、
    前記メインメモリから読み出されたデータを受けて、該
    データの一部を切り出し、切り出したデータを前記共有
    バスに出力する第1の切り出し回路と、 前記それぞれのブリッジ内に設けられ、前記第1の切り
    出し回路から前記共有バスに出力されたデータを受け
    て、該データの一部を切り出し、切り出したデータを前
    記ローカルバスを介して前記ローカルメモリに与える第
    2の切り出し回路とを有することを特徴とする画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の切り出し回路は、入力データ
    を所定のシフト量だけシフトするシフタが複数段縦続接
    続されたファネルシフタからなることを特徴とする請求
    項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 ファネルシフタは、連続した複数の単位
    データから該単位データの境界に整合されない連続した
    データを切り出すことを特徴とする請求項2記載の画像
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の切り出し回路は、シフタ又は
    マルチプレクサを備えたバイト変換回路からなることを
    特徴とする請求項1,2又は3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記共有バスを8バイト幅とし、前記ロ
    ーカルバスの少なくとも1つを9バイト幅とし、該9バ
    イト幅のローカルバスとは異なる前記ローカルバスの少
    なくとも1つを8バイト幅とすることを特徴とする請求
    項1,2,3又は4記載の画像処理装置。
JP25801699A 1999-09-10 1999-09-10 画像処理装置 Pending JP2001084171A (ja)

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JP25801699A JP2001084171A (ja) 1999-09-10 1999-09-10 画像処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003050787A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Nec Corp マルチプロセッサ制御システム

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JP2003050787A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Nec Corp マルチプロセッサ制御システム

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