JP2001081416A - 硬化膜並びにこれを用いたカラーフィルター - Google Patents
硬化膜並びにこれを用いたカラーフィルターInfo
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Abstract
顔料中の不純物の析出を抑えることが可能な硬化膜を提
供し、液晶ディスプレーの高速化、高精彩化に寄与する
カラーフィルターを提供する。 【解決手段】 (A)カルボキシル基含有不飽和化合物、
(B)アクリロイル基を1分子中の3つ以上もつ多官能ア
クリレート化合物、(C)光重合開始剤及び(D)一分子中
に3つ以上エポキシ基をもち、エポキシ当量が250以
下であるエポキシ化合物を必須とする感光性の樹脂組成
物であって、(A)/(B)=70/30〜40/60(重量比)、エポ
キシ基/カルボキシル基=0.50〜1.1(当量比)となるよ
うにを均一に混合した樹脂組成物を、基板に塗布し、紫
外線により硬化し、更に220〜250℃で熱硬化してなる硬
化膜、並びにこの硬化膜を有するカラーフィルター。
Description
レイに用いられる硬化膜及びこれを用いたカラーフィル
ターに関するものである。
性樹脂組成物を基板に塗布、乾燥し、フォトマスクを通
して紫外線硬化して、アルカリ現像液によりパターンを
形成、これを鋳型にして画像パターンを形成したり、若
しくはそのものを熱処理して画像パターンとして利用し
ている。具体的には、カラーフィルターにおける赤、
青、緑の画素、樹脂ブラックマトリックス、保護膜であ
り、半導体素子、回路基板では層間絶縁膜である。これ
らの用途に於いて硬化膜は、その形成過程及び形成後の
加工で220℃以上の高温や強塩基、強酸にさらされる
ことが多く、耐性に優れた硬化膜が求められている。例
えば、カラーフィルターでは、硬化膜上へのITO透明電
極形成時に、230℃の高温にさらされ、更に透明電極
の低抵抗化の流れにおいて230℃を超えて260℃に
至る高温処理の傾向にある。また、半導体分野では、2
60℃の半田リフロー耐性や、ICチップの300℃で1
0秒以下のボンディングによるスループット向上など、
高温処理化が挙げられる。
を形成可能なアルカリ現像感光性樹脂としてこれまで次
の2種類が報告されている。 (1)メタクリル酸をモノマー成分とするビニル系共重
合体。 (2)エポキシ化合物と不飽和モノカルボン酸との反応
物と多塩基酸無水物とを反応して得られるカルボキシル
基含有不飽和化合物。 前者に関する文献としては、特公平6-95211号公報、特
開平8-183819号公報、特開平9-311210号公報などがある
が、この化合物は220℃以上の熱処理において、側鎖
エステルが分解してアルコール残基が蒸散し、塗膜の膜
減りやITOの高抵抗化を招く問題がある(特開平10-1233
11号公報)。また、後者に関する文献としては、特開平
8‐2886455号公報、特開平4‐3409655号公報、特開平5
−1451325号公報、特開平8−1463115号公報などがあ
る。
素子やカラーフィルター保護膜として用いた場合、ガラ
ス転移温度付近及びこれを超える熱処理、例えばITO蒸
着時において、表面にしわが発生し、表面平滑性を損な
ったり、ディスプレイのヘイズ発生による視認性の低
下、ITO配線の断線などが問題となっている。
ルの微粒化顔料は、カラーフィルター用色材として有用
であることが知られているが、市販品であるCiba Speci
altyChemicals社製PR254顔料(商品名Irgaphor Red B-C
F, Irgaphor Red BT-CF)を微分散したものを含有する
感光性樹脂を硬化したカラーフィルターは、ITO焼成温
度の250℃程度の高温にさらされると、顔料合成時の
未反応原料である4-クロロベンゾニトリルの結晶析出
が見られ、ITOの抵抗値低下や結晶の複屈折によるコン
トラストの低下が見られる。この未反応原料は顔料を有
機溶剤等により洗浄することで低減することが考えられ
るが、脱溶剤などのコスト高、顔料粒子の粗大化が生じ
て好ましくない。
て、例えば特開平4-363311号公報にみられるようにフル
オレン骨格を持つエポキシアクリレートの硬化物がある
が、近年のITO低抵抗化に必要な250℃以上におけるITO
蒸着や配向膜焼成にはしわの発生が問題となるときがあ
る。一方、特開平6-1938号公報には、感光性樹脂にエポ
キシ樹脂を添加して80〜200℃にて加熱処理するこ
とにより、耐アルカリ性や耐熱性の向上することが記載
されている。しかし、前述のITOしわや不純物析出防止
に関するエポキシ化合物の添加効果の詳細な記載はな
い。
半田耐熱時の高温処理時に塗膜表面のしわの発生や不純
物の析出のない硬化膜を提供し、耐汚染性や光学特性に
優れたカラーフィルターを提供するものである。
結果、硬化膜のガラス転移温度を上げうる組成と硬化条
件を見いだし、上記課題の解決に到った。すなわち、本
発明は、(A)エポキシ化合物と不飽和モノカルボン酸と
の反応物に多塩基酸無水物と反応して得られるカルボキ
シル基含有不飽和化合物、(B)アクリロイル基を1分子
中に3つ以上もつ多官能アクリレート化合物、(C)光重
合開始剤及び(D)1分子中に3つ以上エポキシ基をも
ち、エポキシ当量が250以下であるエポキシ化合物を
必須とする感光性の樹脂組成物であって、(A)/(B)の
重量比が80/20〜40/60であり、(A)と(B)の
合計100重量部に対して(C)が0.1〜15重量部で
あり、この樹脂組成物中のカルボキシル基1当量に対し
て、エポキシ基が0.50〜1.1当量となるように
(D)を均一に混合した樹脂組成物を、基板に塗布し、紫
外線により硬化し、更に220〜250℃で熱硬化した
ことを特徴とする硬化膜である。また、本発明は、感光
性の樹脂組成物が、分散されたジケトピロオピロール顔
料を含有するものである前記硬化膜である。更に、本発
明は、前記硬化膜を有するカラーフィルターである。
成分とする感光性の樹脂組成物から形成される。 (A)エポキシ化合物と不飽和モノカルボン酸との反応物
に多塩基酸無水物と反応して得られるカルボキシル基含
有不飽和化合物(以下、A成分ともいう。)、(B)アクリ
ロイル基を1分子中に3つ以上もつ多官能アクリレート
化合物(以下、B成分ともいう。)、(C)光重合開始剤
(以下、C成分ともいう。)、(D)1分子中に3つ以上エ
ポキシ基をもち、エポキシ当量が250以下であるエポ
キシ化合物(以下、D成分ともいう。) 以下、 (A)〜(D)成分及び樹脂組成物について説明し、
次に硬化膜の形成方法、カラフィルター等について説明
する。
ルボン酸との反応物に多塩基酸無水物と反応して得られ
るカルボキシル基含有不飽和化合物であり、成膜性とア
ルカリ可溶性であれば公知のものを使用できる。例え
ば、特開平9-325494号公報、特開平4-363311号公報など
に記載されたものを使用できる。この化合物は、例え
ば、次のようにして得ることができる。まず、下記式
(1)のようにエポキシ化合物と不飽和モノカルボン酸
を反応させて、ヒドロキシ基を有する不飽和エステルを
得る。次に、このヒドロキシ基を有する不飽和エステル
のヒドロキシル基に多塩基酸無水物を反応させると、酸
無水物基が開裂して生じるカルボキシル基の一部はエス
テル結合でこれと結合し、一部はカルボキシル基(COO
H)となってカルボキシル基含有不飽和化合物を得る。
やすためには多塩基酸無水物をヒドロキシル基とのモル
比が0.3〜1.0の範囲、好ましくは0.5〜0.85
の範囲で増やしていくか、3塩基酸以上の酸無水物の使
用割合を増やすことで可能である。そのカルボキシル基
含有量を示す酸価は、アルカリ現像によるパターン形成
の必要性から70〜170mgKOH/gである。また、上
記式(1)において、Rは脂肪族基であってもよいが芳
香族基であることが好ましく、nは1以上の整数である
が、2又は2以上であることが好ましい。例えば、エポ
キシ化合物はHO-φ-X-φ-OH(但し、φはベンゼン環、X
は2価の基を示す)で表されるビスフェノール類から誘
導されるエポキシ化合物やノボラック型フェノール樹脂
から誘導されるエポキシ化合物が好ましいものとして挙
げられる。R'は2重結合を有する基であるが、ビニル
基又はアルキル置換ビニル基が好ましい。例えば、アク
リル酸、メタクリル酸が好ましいものとして挙げられ
る。具体例としては、ビスフェノールフルオレンから誘
導されるエポキシ化合物にアクリル酸やメタアクリル酸
を反応させて得られるフルオレン骨格を持つエポキシア
クリレートに無水フタル酸、ピロメリット酸、ベンゾフ
ェノンテトラカルボン酸無水物等の酸無水物を反応させ
て得られる酸付加体であるフルオレン骨格を持つエポキ
シアクリレート酸付加体(新日鐵化学(株)製V259M, V
301M)や日本化薬(株)製のクレゾールノボラック型エ
ポキシアクリレート酸付加体を例示できる。
以上もつ多官能アクリレート化合物であり、(C)の光
重合性開始剤と共に露光により架橋構造を形成するもの
であり、公知の多官能アクリレートを使用できるが、硬
化物の耐熱性をあげる観点から、好ましくはアクリロイ
ル基が4官能以上、より好ましくは6官能のアクリレー
トを主体として用いる。好ましい例としては、ジペンタ
エリストールヘキサアクリレート、ジペンタエリストー
ルペンタアクリレート、ペンタエリストールテトラアク
リレートなどである。なお、ここでいうアクリロイル基
には、メタアクリロイル基等の置換アクリロイル基を含
み、アクリレートには、メタアクリレート等の置換アク
リレートを含むが、好ましくは、アクリレート又はメタ
アクリレートである。また、(A)にも(B)にも該当する
化合物は(A)として計算する。
80/20〜40/60(重量比)、好ましくは70/
30〜40/60である。通常、A成分の不飽和モノカ
ルボン酸エステル当量(不飽和モノカルボン酸が(メ
タ)アクリル酸である場合は、アクリレート当量)はB
成分のそれよりかなり大きいので、A成分がこの範囲を
超えて多くなると、硬化物の架橋密度の低下から本発明
の目的であるITO耐性や顔料不純物の析出を抑えること
が困難になる。また、B成分が多くなるとアルカリ現像
時のマージンの低下や密着性不良が生じて好ましくな
い。
を用途に合わせて用いることができる。例えば、透明な
保護膜用途では黄色度の低いイルガキュア907(Ciba
Specialty Chemicals社製)などを主体とし、顔料を混
合したインキでは長波長域で硬化可能なトリアジン骨格
をもつTAZ110(みどり化学(株)製)などが用いら
れる。この使用範囲は、(A)と(B)の合計100重量
部に対して0.1〜15重量部、好ましくは1〜10重
量部である。0.1重量部未満では重合開始の効果がな
く、パターン形成やITOしわ発生抑制が不十分であった
り、15重量部を超えると塗膜深部の硬化不足により硬
化膜からの蒸散物発生やITOしわの発生が問題となる。
シ基をもち、エポキシ当量が250以下であるエポキシ
化合物であり、エポキシ当量が220以下で、更に加水
分解性塩素分が1000ppm未満と少ないエポキシ化
合物がより好ましい。例えば、日本化薬(株)製のEOCN
シリーズ(EOCN1020, 4400, 102S, 103S, 104Sなど)の
クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェノールノボ
ラック型エポキシ樹脂、東都化成(株)製の液状3官能
エポキシ樹脂ZX-1542、ダイセル化学工業(株)製の脂
環式固形エポキシ樹脂EHPE3150等のシリーズ、特開平5-
5020号公報に見られるエポキシ化合物中の2級ヒドロキ
シル基にグリシジル基を導入した多官能エポキシ化合物
を例示できる。エポキシ基はA成分中のカルボキシル基
と反応し、A成分やB成分の不飽和基に加えて架橋構造を
形成する。したがって、(D)エポキシ化合物の添加量
は、A成分中のカルボキシル基1当量に対してエポキシ
基が0.5〜1.1当量、好ましくは0.6〜0.95
当量となるように加える。エポキシ基が0.5当量を下
回ると架橋密度向上には不十分で、1.1当量を超える
と未反応のエポキシ基が耐熱性の低下をもたらす。最適
範囲をはずれる組成で保護膜として硬化膜を用いた場合
は、ITO蒸着時やその後の配向膜焼成時の230℃を超
える高温処理によりしわが発生する。例えば、適した組
成例としては新日鐵化学(株)製アルカリ現像性樹脂V-
301Mは、酸価が89mgKOH/g(固形分換算)であるので
カルボキシル基1モル当たり630gの樹脂に対してク
レゾールノボラック型エポキシ樹脂EOCN1020-80
(日本化薬(株)製、エポキシ当量200)を100g
から220g加え、溶剤や添加剤と共に光重合性樹脂組
成物を調製する。
他、各種添加剤、溶剤等を配合することができる。添加
剤としては、熱安定性、保存安定性を向上させるための
重合禁止剤、染料や顔料等の着色物質、塗膜平滑のため
の界面活性剤、メラミン樹脂などの熱架橋剤など公知の
ものを目的と用途に合わせて添加することがよい。例え
ば、層間絶縁膜向けにメラミン樹脂は、硬化物の耐熱
性、耐アルカリ性、耐メッキ性を向上させる手段として
有効であり、またカラーフィルター用途には、保護膜剤
としてガラスとの耐湿密着性向上のためのシランカップ
リング剤S−510(チッソ(株)製)を、インキには
着色のために平均粒径0.2μm以下に微分散されたフタ
ロシアニンブルー(PB15:6)、フタロシアニングリーン
(PG36)、アントラキノン系レッド顔料(PR177)等を
添加することがよい。特に、赤色顔料であるジケトピロ
ロピロールの微粒化顔料は、カラーフィルターの高明度
用色材として有用である(Ciba Specialty Chemicals社
製PR254顔料、商品名Irgaphor Red B-CF, Irgaphor Red
BT-CF)。
に1〜50μm膜厚に塗布して、60〜100℃で1〜
10分間乾燥後、高圧水銀ランプからの紫外線をフォト
マスクを通して50〜1000mJ/cm2で露光し、公知の
アルカリ現像液で現像して画像パターンを得る。その
後、220〜250℃で15〜60分間の熱処理を行
い、硬化膜を得る。このようにして得た硬化膜は、動的
粘弾性測定におけるtanδのピークトップが230℃以
上、すなわちガラス転移温度が230℃以上となる。
の作製方法としては公知の方法を用いることができる。
例えば、本発明の感光性組成物に前記の溶剤や着色顔
料、必要に応じて添加剤を加えて塗工液とし、これをス
ピンコーター、ロールコーターなどを用いてガラス基板
上に塗布し、乾燥することにより0.2〜5μmの塗膜
を得る。この塗膜にフォトマスクを介して、高圧水銀灯
などの光源から紫外線を照射し、光重合させる。次に、
この塗膜を、例えば炭酸ナトリウム等のアルカリ金属炭
酸塩、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、テト
ラメチルアンモニウムヒドロキサイド等の有機塩基など
のアルカリ性水溶液で未露光部分を溶解させて、パター
ンを形成し、所望の耐性を得るために220〜250℃
で熱処理する。各色についてこの工程を繰り返すこと
で、カラーフィルターを調製することができる。更に、
各画素間の平坦化を目的として保護膜を形成することが
あり、この場合はカラーフィルター上に同様にして着色
剤を有しない透明な硬化膜を形成する。この上に、22
0〜250℃程度の真空下でITO蒸着膜を施し、必要に
応じてITOをエッチング・配線形成した後、液晶配向膜
用ポリイミドワニスを塗布して焼成することで、液晶デ
ィスプレイ用カラーフィルターとして供される。
フィルター用保護膜である場合は、硬化温度が220℃
を下回ると、ITO成膜時の230℃を超える高温処理の
際にしわが発生し、硬化温度が250℃を超えると硬化
膜の黄変が大きくなり好ましくない。また、200〜2
20℃で30〜60分熱処理を行った後、更にITO蒸着
前に220〜250℃で10〜60分熱処理を行うとよ
り好ましい結果を与える。
ル(PR254)の微粒化顔料を分散したカラーフィル
ターは高明度で有用である。市販品であるCiba Special
ty Chemicals社製PR254顔料(商品名Irgaphor Red B-C
F, Irgaphor Red BT-CF)を本発明の感光性樹脂に分散
して220〜250℃で15〜60分、好ましくは22
5〜240℃の硬化を施したカラーフィルターは、ITO
焼成温度の250℃程度の高温にさらされても顔料中の
残存4-クロロベンゾニトリルの昇華による結晶析出が
見られず、ITOの抵抗値低下や結晶の複屈折によるコン
トラストの低下をおこすことがない。
る。 実施例1 A成分としてフルオレン型エポキシアクリレート酸無水
物付加体56.5%を含むプロピレングリコールモノメチル
エーテルアセテート溶液(新日鐵化学社製商品名V-259
MEとV-301MEとの等重量混合物、酸価95mgKOH/g固形分)
106重量部(固形分として60重量部)を、またB成分とし
てジペンタエリストールヘキサアクリレートとジペンタ
エリストールペンタアクリレートとの混合物40重量部
(日本化薬社製商品名KAYARAD-DPHA)を用いた。A及びB
成分の固形分合計100重量部に対して、D成分としてクレ
ゾールノボラック型エポキシ樹脂EOCN1020-80(日本化
薬社製、エポキシ当量200、一分子中にエポキシ基が5
〜8個存在)12重量部(カルボキシル基1当量に対し
て、エポキシ基0.6当量)と、C成分の光重合開始剤
として4,4'-ビスジエチルアミノベンゾフェノン(保土
ヶ谷化学社製商品名EABF)1重量部、2-メチル−1-〔4-
(メチルチオ)フェニル〕-2- モルフォリノ−プロパン
−1-オン〔 チバスペシャリティケミカルズ(株)製商
品名:イルガキュア907 〕3重量部、2,4-トリクロロメ
チル-(4'-メトキシスチリル)-6-トリアジン(みどり
化学社製商品名TAZ-110)3重量部を使用し、添加剤と
して界面活性剤FC430(住友3M社製)0.23重量部を使用
し、溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテ
ルアセテート540重量部を使用して、均一溶液を調製し
た。
ル顔料PR254(チバスペシャリティケミカルズ(株)製
商品名BT-CF)と黄色顔料として顔料PY139のプロピ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート分散体
(御国色素社製、PR254/PY139=90/10、顔料分20%)3
12重量部を前記樹脂溶液に均一に混合して着色された
光重合性の樹脂組成物を調製した(顔料/樹脂重量比
0.52)。
し、スピンコーターを用いてガラス基板上に乾燥後の膜
厚が1.2μmとなるように塗布したのち、80℃で5
分間乾燥し、ガラス基板上にカラーフィルター用塗膜を
形成し、この光重合性塗膜に石英マスクを密着させて、
超高圧水銀ランプ(ハイテック(株)製、照度11mJ
/cm2、I線基準)を用いて300mJ/cm2で露光し
た。続いて、25℃の0.4%炭酸ナトリウム水溶液中
で60秒間現像し、画像パターンを形成し、オーブン中
230℃にて20分間硬化を行った。
察したところ、表面には結晶析出は見られず、非常に平
滑な表面を有していた。更に、カラーアナライザー(東
京電飾(株)製商品名:TC-1800MK2)を用いて色度を測
定したところ、x=0.590、y=0.325、Y=
26.1であった。引き続き、ITO蒸着前に結晶析出の
有無を加速試験するために、画像パターンを260℃に
て60分熱処理し、偏光顕微鏡で表面を観察したとこ
ろ、結晶析出は見られず、平滑な表面であった。
本化薬社製、エポキシ当量200)18重量部(カルボ
キシル基1当量に対して、エポキシ基0.89当量)、
顔料分散体325重量部を用いた他は実施例1と同様に
して画像パターンを形成し、オーブン中230℃にて2
0分間硬化を行った。得られた画像パターンを偏光顕微
鏡下で観察したところ、表面には結晶析出は見られず、
非常に平滑な表面を有していた。引き続き、 ITO蒸着前
に結晶析出の有無を加速試験するために、画像パターン
を260℃にて60分熱処理し、偏光顕微鏡で表面を観
察したところ、結晶析出は見られず、平滑な表面であっ
た。
えて脂環式多官能エポキシ樹脂EHPE3150(ダイセル化学
工業社製、エポキシ当量170〜200)12重量部
(カルボキシル基1当量に対して、エポキシ基0.59
〜0.69当量)用いた他は、実施例1と同様にして画
像パターンを形成した。引き続き、同様にして画像パタ
ーンを260℃にて60分熱処理し、偏光顕微鏡で表面
を観察したところ、結晶析出は見られず、平滑な表面で
あった。
えて液状3官能エポキシ樹脂ZX1542(東都化成社
製、エポキシ当量125)12重量部(カルボキシル基
1当量に対して、エポキシ基0.94当量)用いた他
は、実施例1と同様にして画像パターンを形成した。引
き続き、画像パターンを260℃にて60分熱処理し、
偏光顕微鏡で表面を観察したところ、結晶析出は見られ
ず、平滑な表面であった。
0分とした他は、同様にして画像パターンを形成した。
引き続き、塗膜中からの蒸散物の発生を評価するため
に、画像パターンを260℃にて60分熱処理し、偏光
顕微鏡で表面を観察したところ、光学的異方性を持った
結晶析出が見られた。このものは、質量分析の結果、4
-クロロベンゾニトリル(M+=137)と推定された。
えてテトラメチルジフェニル型エポキシ樹脂YX-4000H
(油化シェル社製、エポキシ当量177)12重量部
(カルボキシル基1当量に対して、エポキシ基0.66
当量)用いた他は、実施例1と同様にして画像パターン
を形成した。引き続き、塗膜中からの蒸散物の発生を評
価するために画像パターンを260℃にて60分熱処理
し、偏光顕微鏡で表面を観察したところ、光学的異方性
を持った結晶析出が見られた。このものは、質量分析の
結果、4-クロロベンゾニトリル(M+=137)と推定され
た。
物付加体56.5%を含むプロピレングリコールモノメチル
エーテルアセテート溶液(新日鐵化学社製商品名V-259
ME、固形分酸価100mgKOH/g固形分)124重量部
(固形分として70重量部)、またB成分としてジペン
タエリストールヘキサアクリレートとジペンタエリスト
ールペンタアクリレートとの混合物30重量部(日本化
薬社製商品名KAYARAD-DPHA)を用いた。A及びB成分の固
形分合計100重量部に対して、D成分としてクレゾール
ノボラック型エポキシ樹脂EOCN1020-80(日本化薬社
製、エポキシ当量200)15重量部(カルボキシル基1
当量に対して、エポキシ基0.60当量)と、C成分の
光重合開始剤として4,4'-ビスジエチルアミノベンゾフ
ェノン(保土ヶ谷化学社製商品名EABF)0.5重量部、
2-メチル−1-〔4-(メチルチオ)フェニル〕-2- モルフ
ォリノ−プロパン−1-オン〔 チバスペシャリティケミ
カルズ(株)製商品名:イルガキュア907 〕3重量部並
びに界面活性剤FC430(住友3M社製)0.23重量部と共に
溶媒としてプロピレングリコールモノメチルエーテルア
セテート210重量部を用いて均一溶液の光重合性組成
物を調製した。
コーターを用いて、予め1.2μm厚RGB3色の画素
を形成したカラーフィルター基板上に、乾燥後の透明保
護膜の膜厚が2μmとなるように塗布した後、80℃で
5分間乾燥し、超高圧水銀ランプ(ハイテック(株)
製、照度11mJ/cm2、I線基準)を用いて300mJ
/cm2で露光し、オーブン中230℃にて60分間硬化
を行い、保護膜付きカラーフィルターを調製した。引き
続き、この保護膜付きカラーフィルター上に250℃で
透明導電膜(ITO)を形成した。更に、得られたカラー
フィルター上にポリイミド配向膜溶液を塗布したのち、
250℃にて60分熱処理した。配向膜塗布前後で表面
を偏光顕微鏡で観察したところ、RGB画素上のITO蒸着し
た保護膜には指紋状のしわの発生は見られず、平滑な表
面であった。
えて脂環式多官能エポキシ樹脂EHPE3150(ダイセル化学
工業社製、エポキシ当量170〜200)15重量部
(カルボキシル基1当量に対して、エポキシ基0.60
〜0.70当量)を用いた他は、実施例5と同様にして
保護膜付きカラーフィルターを調製した。引き続き、こ
の保護膜付きカラーフィルター上に250℃にて透明導
電膜(ITO)を形成した。更に得られたカラーフィルタ
ー上に配向膜溶液を塗布したのち、250℃にて60分
熱処理した。配向膜塗布前後で表面を偏光顕微鏡で観察
したところ、RGB画素上のITO蒸着した保護膜には指紋状
のしわの発生は見られず、平滑な表面であった。
いずに、また露光後の硬化を200℃で60分行った他
は実施例5と同様にして保護膜付きカラーフィルターを
調製した。同様にしてITO膜の形成、配向膜の焼成を行
ったところ、RGB画素上のITO蒸着した保護膜に画素周辺
部から中心部に向かって周期的しわが発生していること
が偏光顕微鏡により観察された。
えてテトラメチルジフェニル型エポキシ樹脂YX-4000H
(油化シェル社製、エポキシ当量177)15重量部
(2官能エポキシ樹脂)用い、露光後の硬化を200℃
で60分行った他は、実施例5と同様にして保護膜付き
カラーフィルターを調製した。同様にしてITO膜の形
成、配向膜の焼成を行ったところ、画素周辺部から中心
部に向かって周期的しわが発生していることが偏光顕微
鏡により観察された。
ーでは、高温処理によりITO透明電極の低抵抗化を達成
することが可能であり、また不純物の析出を抑えるた
め、液晶ディスプレイの高速化、高精彩化に寄与するも
のである。更に、耐熱性に優れるために、液晶用TFT
素子や半導体素子の高性能化に寄与するものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 (A)エポキシ化合物と不飽和モノカルボ
ン酸との反応物に多塩基酸無水物と反応して得られるカ
ルボキシル基含有不飽和化合物、(B)アクリロイル基を
1分子中に3つ以上もつ多官能アクリレート化合物、
(C)光重合開始剤及び(D)1分子中に3つ以上エポキシ
基をもち、エポキシ当量が250以下であるエポキシ化
合物を必須とする感光性の樹脂組成物であって、(A)/
(B)の重量比が80/20〜40/60であり、(A)と
(B)の合計100重量部に対して(C)が0.1〜15重
量部であり、この樹脂組成物中のカルボキシル基1当量
に対して、エポキシ基が0.50〜1.1当量となるよ
うに(D)を均一に混合した樹脂組成物を、基板に塗布
し、紫外線により硬化し、更に220〜250℃で熱硬
化したことを特徴とする硬化膜。 - 【請求項2】 感光性の樹脂組成物が、分散されたジケ
トピロオピロール顔料を含有するものである請求項1記
載の硬化膜。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の硬化膜を有するカ
ラーフィルター。
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