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JP2001081065A - [ビス−(トリフルオロメチル)−フェニル]−酢酸及びそのアルキルエステル及びジアルキル[ビス−(トリフルオロメチル)−フェニル]−マロネートを製造する方法 - Google Patents

[ビス−(トリフルオロメチル)−フェニル]−酢酸及びそのアルキルエステル及びジアルキル[ビス−(トリフルオロメチル)−フェニル]−マロネートを製造する方法

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Publication number
JP2001081065A
JP2001081065A JP2000241124A JP2000241124A JP2001081065A JP 2001081065 A JP2001081065 A JP 2001081065A JP 2000241124 A JP2000241124 A JP 2000241124A JP 2000241124 A JP2000241124 A JP 2000241124A JP 2001081065 A JP2001081065 A JP 2001081065A
Authority
JP
Japan
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trifluoromethyl
bis
phenyl
malonate
alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000241124A
Other languages
English (en)
Inventor
Albrecht Marhold
アルブレヒト・マルホルト
Joern Stoelting
イエルン・シユテルテイング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JP2001081065A publication Critical patent/JP2001081065A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/62Halogen-containing esters
    • C07C69/65Halogen-containing esters of unsaturated acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/30Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group
    • C07C67/317Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by splitting-off hydrogen or functional groups; by hydrogenolysis of functional groups
    • C07C67/32Decarboxylation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/347Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups
    • C07C51/377Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups by splitting-off hydrogen or functional groups; by hydrogenolysis of functional groups
    • C07C51/38Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups by splitting-off hydrogen or functional groups; by hydrogenolysis of functional groups by decarboxylation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/30Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group
    • C07C67/333Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton
    • C07C67/343Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms

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  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】 [ビス−(トリフルオロメチル)−フェ
ニル]−酢酸類は、適当なブロモ−又はヨード−ビス−
(トリフルオロメチル)−ベンゼンを脱プロトン化剤及
び銅塩の存在下にジ−C1ーC4−アルキルマロネートと
反応後、塩基性媒体中で加水分解し脱カルボキシル化さ
せる得られる。加水分解及び完全な脱カルボキシル化前
の上記反応混合物を水及び酸と混合、加熱した後、減圧
蒸留によりアルキル[ビス−(トリフルオロメチル)−
フェニル]−アセテートを分離し、カラムクロマトグラ
フィ等によりジアルキル[ビス−(トリフルオロメチ
ル)−フェニル]−マロネートを得ることができる。 【効果】 容易に入手可能な出発物質を使用し、毒性が
高く且つ発癌性の物質の取り扱いを必要としない製造方
法を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブロモ−ビス−
(トリフルオロメチル)−ベンゼン類及びジアルキルマ
ロネート類から[ビス−(トリフルオロメチル)−フェ
ニル]−酢酸類及びそのアルキルエステル類を製造する
方法、及びこの方法の中間体として得ることができるジ
アルキル[ビス−(トリフルオロメチル)−フェニル]
−マロネート類に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】ビス−(トリフルオロメチ
ル)−置換されたフェニル酢酸類及びその誘導体は製薬
学的に活性な化合物のための重要な中間体である(例え
ば、米国特許第5817,658号、WO98/004
05、WO98/07722、WO95/21819及
び米国特許第5,696,267号参照)。
【0003】WO96/05827は、対応するフェニ
ルアセトニトリルの酸加水分解による2,4−ビス−
(トリフルオロメチル)−フェニル酢酸の製造を記載し
ている。68.5%の収率は不満足である。ニトリル
は、入手するのが困難な2,4−ビス(−トリフルオロ
メチル)−ベンジルブロミドから大過剰のシアン化ナト
リウムとの反応により製造された。シアン化ナトリウム
の毒性により、シアン化ナトリウムの取り扱い及び廃棄
は工業衛生に関して相当の費用を必要とする。
【0004】メチル3,5−ビス(トリフルオロメチ
ル)−フェニルアセテートは、メタノールの存在下にお
ける対応する酸の塩化チオニルによるエステル化により
製造することもできる(WO95/21819)。ビス
−(トリフルオロメチル)−フェニル酢酸構造の合成に
関する詳細は示されていない。
【0005】同じエステルを、1−β,β,β−トリク
ロロエチル−3,5−ビス−(トリフルオロメチル)−
ベンゼンから塩基加水分解及び酸処理により理論の約7
5%の収率で得ることもできる。1−β,β,β−トリ
クロロエチル−3,5−ビス−(トリフルオロメチル)
−ベンゼンは、塩化水素酸中のジアゾ化された3,5−
ビス−(トリフルオロメチル)−アニリンと塩化ビニリ
デンとの反応により73%の収率で得られた(ドイツ特
許出願公開公報第3314249号)。このタイプの反
応の収率は再現性がなくそして相当変動することが一般
に知られている。この方法を繰り返すとき、理論の僅か
に10%〜僅かに50%の収率が達成された。更に、塩
化ビニリデン(1,1−ジクロロエテン)は相当な費用
を伴ってのみ取り扱うことができる発癌性物質である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、容易に入手可
能な出発物質を使用する、毒性が高く且つ発癌性の物質
の取り扱いを必要としない、高収率で[ビス−(トリフ
ルオロメチル)−フェニル]−酢酸類及びそのアルキル
エステル類を製造するための簡単な方法に対する要求が
続いている。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、適当
なブロモ−又はヨード−ビス(トリフルオロメチル)−
ベンゼンを脱プロトン化剤(deprotonatin
g agent)及び銅塩の存在下にジ−C1ーC4−ア
ルキルマロネートと反応させ、反応生成物を塩基性媒体
中で加水分解しそして脱カルボキシル化させることを特
徴とする[ビス−(トリフルオロメチル)−フェニル]
−酢酸類の製造方法を提供する。
【0008】式(II)
【0009】
【化2】
【0010】の[ビス−(トリフルオロメチル)−フェ
ニル]−酢酸類を製造するのに適当な本発明に従う方法
のための出発物質は、例えば、式(I)
【0011】
【化3】
【0012】式中、Xは臭素又はヨウ素を表す、のブロ
モ−又はヨード−ビス(トリフルオロメチル)−ベンゼ
ン類である。
【0013】式(I)のブロモ−ビス(トリフルオロメ
チル)−ベンゼン類を使用するのが好ましい。
【0014】適当なジ−C1ーC4−アルキルマロネート
類は、式(III) ROOC−CH2−COOR (III) 式中、2つの基Rは、同一であるか又は相異なり、そし
て各場合にC1ーC4−アルキルを表す、のジ−C1ーC4
−アルキルマロネート類である。2つの基Rは好ましく
は同一でありそしてメチル、エチル、n−プロピル、i
−プロピル及びn−ブチルを表す。
【0015】式(I)及び(II)において、2つのト
リフルオロメチル基はそれぞれ臭素原子及びCH2−C
OOH基に対して2,4−位置又は3,5−位置にある
のが好ましい。それらは3,5−位置にあるのが特に好
ましい。
【0016】本発明に従う方法を行うために必要なブロ
モ−ビス(トリフルオロメチル)−ベンゼン類及びジ−
1ーC4−アルキルマロネート類は知られており、そし
て商業的に入手可能であるか、又は既知の方法によりも
しくはそれに類似した方法で製造することができる。
【0017】本発明に従う方法に適当な脱プロトン化剤
は、無機及び有機塩基、例えば、アルカリ土類金属及び
アルカリ金属の水素化物類、アミド類、アルコキシド
類、炭酸塩類及び炭酸水素塩類、例えば、水素化ナトリ
ウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメトキシド、ナト
リウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム及び炭酸アンモニウム、炭
酸水素ナトリウム及び炭酸水素カリウム、及び第三級ア
ミン類、例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジメチルベンジルアミン、ピリジン、N−メチ
ルピペリジン、N−メチルモルホリン、N,N−ジメチ
ルアミノピリジン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.
2]オクタン(DABCO)、1,5−ジアザビシクロ
[5.4.0]ノナ−5−エン(DBN)及び1,8−
ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(D
BU)である。異なる塩基の組み合わせを使用すること
も可能である。アルカリ金属アルコキシド類、特に好ま
しくは、Rが使用されるジ−C1ーC4−アルキルマロネ
ートの場合と同じ意味を有するアルコールR−OHのア
ルコキシドを使用するのが好ましい。アルコキシド類
は、例えば、固体形態で使用することができ、又はアル
コール、好ましくはアルコキシドアニオンに対応するア
ルコールに溶解して使用することができる。
【0018】適当な銅塩は、例えば、銅(I)塩、例え
ば、ハロゲン化銅(I)である。臭化銅(I)もしくは
ヨウ化銅(I)又は2つの塩の混合物を使用するのが好
ましい。
【0019】本発明に従う方法は希釈剤の存在下に行う
ことができる。適当な希釈剤は、本発明に従う方法に対
して不利な効果を及ぼさない有機溶媒及びその混合物で
ある。挙げることができる例は、芳香族炭化水素類、例
えば、トルエン、キシレン及びメシチレン、ハロゲン化
芳香族炭化水素類、例えばクロロベンゼン及びジクロロ
ベンゼン類、エーテル類、例えば、ジイソプロピルエー
テル、メチルt−ブチルエーテル、メチルt−アミルエ
ーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、1,2−ジ
メトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテル、及びアニソール、アミ
ド類、例えば、N,N−ジメルホルムアミド、N,N−
ジメルアセトアミド、N−メチルホルムアニリド、N−
メチルピロリジン、及びヘキサメチルリン酸トリアミ
ド、N−オキシド類、例えば、N−メチル−モルホリン
N−オキシド、エステル類、例えば、酢酸メチル、酢酸
エチル及び酢酸ブチル、スルホン類、例えば、スルホラ
ン、及びアルコール類、例えば、メタノール、エタノー
ル、n−及びi−プロパノール、n−、i−、s−及び
t−ブタノール、エタンジオール、プロパン−1,2−
ジオール、エトキシエタノール、メトキシエタノール、
ジエチレングリコールモノメチルエーテル及びジエチレ
ングリコールモノエチルエーテルである。
【0020】ブロモ−ビス−(トリフルオロメチル)−
ベンゼン1モル当たり、例えば、1.0〜2.5モル、
好ましくは1.1〜1.6モルのジ−C1ーC4−アルキ
ルマロネート及び0.1〜1モル、好ましくは0.3〜
0.5モルの銅塩及び場合により0.1〜2lの希釈剤
を使用することが可能である。脱プロトン化剤は、例え
ば、使用されるマロン酸エステルに対して当量である量
の85〜110%の量で使用することができる。この量
は好ましくは90〜99%である。
【0021】本発明に従う方法は、例えば、40〜15
0℃で行うことができる。本方法を50〜110℃で行
うのが好ましい。
【0022】本発明に従う方法の好ましい態様では、下
記の方法が採用される:マロン酸エステル又は脱プロト
ン化剤のいずれかを最初に場合により上記した希釈剤の
1つに加え、40〜70℃に加熱し、そして2つの成分
の他方を計量供給する(metered in)。次い
で、例えば使用される脱プロトン化剤がアルコキシドで
ある場合には、混合物を初期蒸留(incipient
distillation)に付して形成されるアル
コールのいくらかを除去することができ、その後蒸留底
部の沸点より少なくともいくらかの度数低くなるように
冷却することができる。銅塩及びブロモ−ビス−(トリ
フルオロメチル)−ベンゼンを加え、混合物を所望の反
応温度に加熱する。希釈剤が使用される場合には、反応
温度は好ましくは希釈剤の還流温度に相当する。反応
中、ガスの発生が観察されうるが、これは部分的脱メト
キシカルボニル化により引き起こされる。銅塩の添加後
反応温度を調節し、次いでブロモ−ビス−(トリフルオ
ロメチル)−ベンゼンを計量供給することも可能であ
り、これはガスの発生が相対的に強い場合に好ましい。
本質的に温度に依存して、反応は一般に1〜50時間後
に終わっているであろう。
【0023】銅塩の一部、例えば5〜30%を前もって
別にして置き(put aside)、そして反応時間
のいくらかが既に過ぎた後にのみこのフラクションを加
えることも可能である。反応中の新たな触媒のこのよう
な添加は一般に全体の反応時間を減少させる。
【0024】加水分解及び完全な脱カルボキシル化は例
えば下記の方法で行うことができる。即ち、中間体を単
離しないで[ビス−(トリフルオロメチル)−フェニ
ル]−酢酸類を製造するために、反応及び例えばろ過に
よる銅塩の除去の後の反応混合物を水性アルカリ、例え
ば30〜50重量%濃度の水性水酸化ナトリウム溶液と
直接混合し、続いて例えば多くても120℃の温度に加
熱することが可能である。次いで生成物は、慣用の方
法、例えば、最初に好ましくは減圧下の濃縮、塩化水素
酸のような鉱酸による残留物の酸性化、そしてろ過又は
遠心分離による生成物の単離により、単離することがで
きる。かくして、[ビス−(トリフルオロメチル)−フ
ェニル]−酢酸類を、例えば、理論の85%以上の収率
で得ることができる。
【0025】中間体を単離しないで[ビス−(トリフル
オロメチル)−フェニル]−酢酸エステル類を製造する
ために、反応後及び銅塩の除去の前に異なる方法を採用
することが可能である。かくして、存在する混合物を例
えば10℃以上の温度に冷却し、続いて酸で中和し、即
ち、pHを5〜9の範囲の値に調節することが可能であ
る。適当な酸は鉱酸及びカルボン酸であり、酢酸が好ま
しい。次いで、反応混合物の固体成分を例えば、好まし
くはろ過助剤を使用してろ過により分離し、そして残留
物をエーテル又はアルコールで洗浄することが可能であ
る。この目的にはジオキサンを使用するのが好ましい。
洗浄液と一緒にしたろ液から、次いで減圧下の蒸留によ
り生成物を得ることができる。蒸留は、特に蒸留の終わ
りに向けて熱伝達を改良するために高沸点不活性液体の
添加後に行うのが好ましい。この処理方法は、かくして
単離された対応するエステル類からの慣用のエステル加
水分解により得られ得る[ビス−(トリフルオロメチ
ル)−フェニル]酢酸類を製造するのにも好ましい方法
である。
【0026】[ビス−(トリフルオロメチル)−フェニ
ル]−酢酸類の本発明に従う製造は、対応するジアルキ
ルフェニルマロネート及び対応するアルキルフェニルア
セテート中間体を伴う。両者の混合物は、加水分解及び
完全な脱カルボキシル化の前に存在する反応混合物を水
及び酸と混合し、そして例えば最高130℃の温度に加
熱することにより単離することができる。適当な酸は、
例えば、鉱酸及びカルボン酸である。慣用の処理、例え
ば、冷却、水による希釈、有機溶媒による抽出及び抽出
剤の除去後の抽出物の蒸留の後、式(IV)の対応する
ジアルキルフェニルマロネート及び式(V)の対応する
アルキルフェニルアセテートを含みそして式(II)の
対応する遊離酸を実質的に含まない混合物を得ることが
できる。
【0027】
【化4】
【0028】式(IV)及び(V)において、基Rは式
(III)で述べた意味と同じ意味を有する。
【0029】単離されたエステル混合物は、水及び酸に
よる処理が短い時間、例えば1〜20分間、相対的に低
い温度、例えば、10〜30℃で行われる場合にのみ、
式(IV)のジアルキルフェニルマロネートをより多く
含む。対応して、単離されたエステル混合物は、水及び
鉱酸によ処理が相対的に長い時間、例えば30分〜5時
間、相対的に高い温度、例えば30〜130℃で行われ
る場合、式(V)のジアルキルフェニルアセテートをよ
り多く含む。
【0030】問題の式(IV)のジアルキルフェニルマ
ロネートは、単離されたエステル混合物から、例えば、
カラムクロマトグラフィー、分別蒸留又はフイルム蒸留
による処理により得ることができる。蒸留法を使用する
場合、式(IV)のジアルキルフェニルマロネートは底
部に蓄積する。
【0031】問題の式(V)のアルキルフェニルアセテ
ートは、単離されたエステル混合物から、例えば減圧下
の蒸留により得ることができ、メチル[3,5−ビス−
(トリフルオロメチル)−フェニル]−アセテートは例
えば9ミリバールにおいて89〜99℃で沸騰する。
【0032】例えば、プロトン性溶媒(protic
solvent)、例えば、水又はアルコール、例えば
メタノール、アルカリ、例えば10〜30重量%濃度の
水性水酸化ナトリウム溶液を添加し、そして例えば30
〜80℃に加熱し、そして鉱酸により酸性化することに
より、式(II)の対応するフェニル酢酸を、単離され
たエステル混合物から得ることができる。このフェニル
酢酸が所望の生成物である場合には、不必要な費用及び
収率の減少をもたらすであろう中間エステル混合物の単
離の必要がないことは明らかである。
【0033】式(IV)のジアルキルフェニルマロネー
ト類は新規である。従って、本発明は、式(IV)
【0034】
【化5】
【0035】式中、2つの基Rは同一であるか又は相異
なり、そして各場合にC1ーC4−アルキルを表す、のジ
アルキル[ビス−(トリフルオロメチル)−フェニル]
−マロネート類にも関する。2つの基Rは、好ましくは
同一でありそしてメチル、エチル、n−プロピル、i−
プロピル又はn−ブチルを表す。
【0036】慣用のマロン酸エステル類の代わりにこれ
らのマロン酸エステル類を使用して、新規な方法により
既知の活性化合物を製造すること及び新規な活性化合物
を製造することが可能である。従って、これらのマロン
酸エステル類は、当該技術分野を豊かにすることを示
す。芳香族核において置換されているアリールマロン酸
エステル類は、農芸化学の分野で広く適用可能な殺菌・
殺かび剤(fungicides)であるトリアゾロピ
リミジン類を合成するのに特に適当である(EP−A8
3451参照)。
【0037】
【実施例】実施例1 [3,5−ビス−(トリフルオロメチル)−フェニル]
−酢酸 エチレングリコールジメチルエーテル550mlを最初
に加え、そして窒素下にナトリウムメトキシド(固体)
91gを導入し、その際温度を変えないで、容易に撹拌
可能な白色懸濁液が得られた。混合物を69℃に加熱
し、そしてジメチルマロネート237.6gを30分の
期間にわたって滴加し、その間混合物は還流下(内部温
度74℃)に沸騰し始めそして撹拌可能な白色スラリー
が形成された。54℃に冷却した後、臭化銅(I)(微
細な粉末)35.2g及びヨウ化銅(I)(微細な粉
末)35.2gを加え、次いで混合物を再び還流下に沸
騰点で加熱した。110分の期間にわたり、3,5−ビ
ス−(トリフルオロメチル)−ブロモベンゼン344g
を滴加し、そして廃ガスの穏やかな流れが観察された
(部分的脱メトキシカルボニル化)。還流(85℃)で
15時間40分の後(転化率はGCにより監視され
た)、更に10gの臭化銅(I)及び更に10gのヨウ
化銅(I)を加えた。86℃で還流下に更に5時間の後
(GCにより監視された転化率;使用したブロモベンゼ
ンの少なくとも90%の転化率)、45重量%濃度の水
酸化ナトリウム水性溶液400gを15分にわたり86
℃(還流)で滴加し、そして混合物をこの温度で更に4
時間還流に保ち、その間廃ガスの穏やかな発生が起こっ
た。次いでGC分析は、もはやエステルは存在しないこ
とを示した。撹拌しながら、水1000mlを加えそし
て沈殿を沈降させた。次いで溶解しない粒子をヌッチェ
上で実質的にデカンテーションし、フラスコの残りの内
容物を2N水酸化ナトリウム水性溶液100mlに懸濁
させそしてヌッチェ上で吸引によりろ別した。得られる
二相ろ液を20ミリバールで濃縮し(留出物1350m
l)、そして水1000mlで再び希釈した。有機不純
物をトルエン30mlを使用して抽出し(回転蒸発器を
使用する濃縮における残留物1.4g)、そして水性相
を24重量%濃度の水性硫酸920g(18〜24℃)
中に注ぎ、これにより強い発泡が生じた(pH=1)。
得られる沈殿を吸引によりろ別し、少量の水で中性にな
るまで洗浄しそして60℃で一夜乾燥した。これにより
ベージユ色の粉末284gが得られ、これは理論の89
%の収率に相当する。
【0038】実施例2 メチル[3,5−ビス−(トリフルオロメチル)−フェ
ニル]−アセテート及びジメチル[3,5−ビス−(ト
リフルオロメチル)−フェニル]−マロネート ジメチルマロネート2kgを最初に50℃のジオキサン
6lに加えた。ナトリウムメトキシド700gを1時間
にわたり少しずつ導入し、その際反応混合物は最初ペー
ストになったが、次いで再び容易に撹拌可能となった。
添加が終了した後、混合物を50〜55℃で1時間撹拌
し、次いで頂部でジオキサンの沸点(101℃)に達す
るまで初期蒸留に付した(留出物約1l)。反応混合物
を90℃に冷却し、臭化銅(I)及びヨウ化銅(I)各
々352g及び3,5−ビス−(トリフルオロメチル)
−ブロモベンゼン3440gを加え、次いで混合物を還
流下に15時間反応させ、その間ガスの相当な発生が起
こった。次いで、還流条件下に、水2929ml及び濃
塩酸2344mlを導入し、そして混合物を更に1時間
還流において沸騰させた。次いで混合物を室温に冷却
し、水5lで希釈しそしてtert−ブチルメチルエー
テルで抽出した(各場合に3lで2回)。有機相を水3
lで2回洗浄し、乾燥しそして蒸留した。これにより9
1〜125℃及び18ミリバールで溜出した(dist
illed over)生成物2475gが得られた。
生成物はジメチル[3,5−ビス−(トリフルオロメチ
ル)−フェニル]−マロネート(10ミリバールでの沸
点:128℃)53%(GC、面積%)及びメチル
[3,5−ビス−(トリフルオロメチル)−フェニル]
−アセテート(9ミリバールでの沸点89〜99℃)4
7%(GC、面積%)から成っていた。
【0039】この生成物126.2をアセトニトリル4
mlに溶解した。この溶液の24回の注入(各々は12
5μlを含んで成る)がRP−18クロマトグラフィー
カラムでなされ(生成物94.7mgに相当する)そし
てそこで分離された。ジエチルエーテルによる抽出の
後、下記の特徴的データ、 IRスペクトル(フイルム、cm-1で表された波数):
1744、1379、1280、1175、1135、
683、 質量スペクトル(GC/MS):344(M+)、32
5、300、257、227、59、1 H−NMRスペクトル(ppmで表された化学シフ
ト):3.80(6H)、4.77(1H)、7.88
(1H)、7.90(2H)、19 F−NMRスペクトル(ppmで表された化学シフ
ト)):−63.35、を有する[3,5−ビス−(ト
リフルオロメチル)−フェニル]−マロネート7.0m
gが一緒にしたフラクションから得られた。
【0040】実施例3 [3,5−ビス−(トリフルオロメチル)−フェニル]
−酢酸 実施例2に従って得られたエステル混合物1kgを最初
にメタノール1.5l中に加え、そして10℃で20重
量%濃度の水酸化ナトリウム水性溶液2kgと共に滴下
により混合し、温度は約60℃に増加した。次いで混合
物を更に4時間60℃で撹拌した。混合物を減圧下に濃
縮し、冷却しそして塩酸により酸性化し、カルボン酸の
沈殿が生じた。混合物を吸引によりろ別しそして残留物
を水で洗浄しそして乾燥した。これにより融点126〜
128℃の[3,5−ビス−(トリフルオロメチル)−
フェニル]−酢酸844g(2段階を通して理論の65
%)が得られた。
【0041】実施例4 メチル[3,5−ビス−(トリフルオロメチル)−フェ
ニル]−アセテート 69℃で、メタノール中の30重量%濃度のナトリウム
メトキシド溶液306gをジオキサン550ml及びジ
メチルマロネート287.6gの混合物に30分の期間
にわたり滴加した。添加中混合物は還流において沸騰し
始め、そして撹拌可能な白色スラリーが形成された。次
いで混合物を54℃に冷却しそして臭化銅(I)及びヨ
ウ化銅(I)各々25.2g微細な粉末として加え、混
合物を再び還流において沸騰点で加熱した。110分の
期間にわたり、3,5−ビス−(トリフルオロメチル)
−ブロモベンゼン344gを滴加し、混合物を変化しな
い温度で10時間撹拌した。次いで臭化銅(I)及びヨ
ウ化銅(I)各々更に10gを計量供給し、混合物を8
6℃で5時間保ち、同じ量の臭化銅(I)及びヨウ化銅
(I)を再び計量供給し、そして還流において更に5時
間の撹拌の後、混合物を室温に冷却した。次いでpHを
氷酢酸を使用して7に調節し、混合物をCelite
(登録商標)を通してろ過し、残留物をジオキサンで洗
浄しそしてろ液を洗浄液と一緒にし、そして高沸点ホワ
イト油を添加した後、ブリッジを取り付けたヴィグロウ
カラム(Vigreux column)で18ミリバ
ールで蒸留した。18ミリバール及び91〜125℃
で、理論の52%の収率で生成物が得られた。
【0042】対応する酸は単離されたエステルから慣用
のエステル加水分解により得ることができる。本発明の
主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
【0043】1.適当なブロモ−又はヨード−ビス−
(トリフルオロメチル)−ベンゼンを脱プロトン化剤及
び銅塩の存在下にジ−C1ーC4−アルキルマロネートと
反応させ、そして反応生成物を塩基性媒体中で加水分解
しそして脱カルボキシル化させることを特徴とする[ビ
ス−(トリフルオロメチル)−フェニル]−酢酸類の製
造方法。
【0044】2.式(I)
【0045】
【化6】
【0046】式中、Xは臭素又はヨウ素を表す、のブロ
モ−又はヨード−ビス−(トリフルオロメチル)−ベン
ゼン類を使用し、そして式(II)
【0047】
【化7】
【0048】の[ビス−(トリフルオロメチル)−フェ
ニル]−酢酸類を製造し、そして使用されるジ−C1
4−アルキルマロネートが式(III)ROOC−C
2−COOR (III)式中、2つの基R
は、同一であるか又は相異なり、そして各場合にC1
4−アルキルを表す、のジ−C1ーC4−アルキルマロ
ネートであることを特徴とする上記1に記載の方法。
【0049】3.式(I)及び(II)において、2つ
のトリフルオロメチル基がそれぞれ臭素原子及びCH2
−COOH基に対して2,4−位置又は3,5−位置に
あることを特徴とする上記2に記載の方法。
【0050】4.使用される脱プロトン化剤が、アルカ
リ土類金属及び/又はアルカリ金属の水素化物類、アミ
ド類、アルコキシド類、炭酸塩類及び/又は炭酸水素塩
類、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム及び/又は炭酸アン
モニウム、炭酸水素ナトリウム及び/又は炭酸水素カリ
ウム及び/又は第三級アミン類であることを特徴とする
上記1〜3のいずれかに記載の方法。
【0051】5.使用される脱プロトン化剤が、固体形
態のアルコキシド又はアルコールに溶解されたアルコキ
シドであることを特徴とする上記1〜4のいずれかに記
載の方法。
【0052】6.使用される銅塩が銅(I)塩であるこ
とを特徴とする上記1〜5のいずれかに記載の方法。
【0053】7.[ビス−(トリフルオロメチル)−フ
ェニル]−酢酸エステル類を製造するために、脱プロト
ン化剤及び銅塩との反応の後に存在する反応混合物を冷
却し、pHを酸を使用して5〜9の範囲内の値に調節
し、反応混合物の固体成分を分離し、残留物をエーテル
又はアルコールで洗浄し、そして一緒にしたろ液及び洗
浄液から減圧下の蒸留により生成物を得ることを特徴と
する上記1〜6のいずれかに記載の方法の改変。
【0054】8.芳香族炭化水素類、ハロゲン化芳香族
炭化水素類、エーテル類、アミド類、N−オキシド類、
エステル類、スルホン類及び/又はアルコール類の存在
下に行うことを特徴とする上記1〜7のいずれかに記載
の方法。
【0055】9.最初に上記1の方法を行い、次いで加
水分解及び完全な脱カルボキシル化の前に存在する反応
混合物を水及び酸と混合し、加熱し、次いで存在する混
合物を抽出及び蒸留により処理することを特徴とする、
式(IV)及び(V)
【0056】
【化8】
【0057】式中、基Rは同一であるか又は相異なり、
そして各場合にC1ーC4−アルキルを表す、のエステル
の混合物の製造方法。
【0058】10.上記8の方法を行い、次いで生成物
をカラムクロマトグラフィー、分別蒸留又はフイルム蒸
留により処理することを特徴とする、式(IV)
【0059】
【化9】
【0060】式中、2つの基Rは同一であるか又は相異
なり、そして各場合にC1ーC4−アルキルを表す、のジ
アルキルフェニルマロネート類の製造方法。
【0061】11.上記7の方法を行い、次いで生成物
を減圧下の蒸留により処理することを特徴とする、式
(V)
【0062】
【化10】
【0063】式中、RはC1ーC4−アルキルを表す、の
アルキルフェニルアセテート類の製造方法。
【0064】12.式
【0065】
【化11】
【0066】式中、2つの基Rは同一であるか又は相異
なり、そして各場合にC1ーC4−アルキルを表す、のジ
アルキル[ビス−(トリフルオロメチル)−フェニル]
−マロネート類。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適当なブロモ−又はヨード−ビス−(ト
    リフルオロメチル)−ベンゼンを脱プロトン化剤及び銅
    塩の存在下にジ−C1ーC4−アルキルマロネートと反応
    させ、そして反応生成物を塩基性媒体中で加水分解しそ
    して脱カルボキシル化させることを特徴とする[ビス−
    (トリフルオロメチル)−フェニル]−酢酸類の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 [ビス−(トリフルオロメチル)−フェ
    ニル]−酢酸エステル類を製造するために、脱プロトン
    化剤及び銅塩との反応の後に存在する反応混合物を冷却
    し、pHを酸を使用して5〜9の範囲内の値に調節し、
    反応混合物の固体成分を分離し、残留物をエーテル又は
    アルコールで洗浄し、そして一緒にしたろ液及び洗浄液
    から減圧下の蒸留により生成物を得ることを特徴とする
    請求項1記載の方法の改変。
  3. 【請求項3】 式 【化1】 式中、2つの基Rは同一であるか又は相異なり、そして
    各場合にC1ーC4−アルキルを表す、のジアルキル[ビ
    ス−(トリフルオロメチル)−フェニル]−マロネート
    類。
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