JP2001074459A - 部屋の採寸方法及び採寸装置 - Google Patents
部屋の採寸方法及び採寸装置Info
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- JP2001074459A JP2001074459A JP2000132614A JP2000132614A JP2001074459A JP 2001074459 A JP2001074459 A JP 2001074459A JP 2000132614 A JP2000132614 A JP 2000132614A JP 2000132614 A JP2000132614 A JP 2000132614A JP 2001074459 A JP2001074459 A JP 2001074459A
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 52
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 3
- FBOUIAKEJMZPQG-AWNIVKPZSA-N (1E)-1-(2,4-dichlorophenyl)-4,4-dimethyl-2-(1,2,4-triazol-1-yl)pent-1-en-3-ol Chemical compound C1=NC=NN1/C(C(O)C(C)(C)C)=C/C1=CC=C(Cl)C=C1Cl FBOUIAKEJMZPQG-AWNIVKPZSA-N 0.000 description 1
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- Floor Finish (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の部屋の採寸機は高価で測定操作も煩わ
しかったので、これらを解決する。 【解決手段】 機台4に回転自在の測定部5を設け、該
測定部5には角度を計測するロータリーエンコーダ3と
直線距離をレーザにて計測する距離計測手段2とを備え
ている。
しかったので、これらを解決する。 【解決手段】 機台4に回転自在の測定部5を設け、該
測定部5には角度を計測するロータリーエンコーダ3と
直線距離をレーザにて計測する距離計測手段2とを備え
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部屋の採寸方法及
び採寸装置に関するものである。
び採寸装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】畳を入れる部屋の壁側は曲(クセ)とい
って、直線でなく歪があることがほとんどである。この
ため、畳を入れる前に部屋の形状を測定し、壁に当たる
側の畳はその部分に合わせた形状としなければ、畳を部
屋へ入れることができないことから、部屋の寸法を測定
しなければならない。従来ではこの寸法を測定するのに
部屋に十字状に糸を引張り、その2本の糸は90°に交
差する様にして、その糸から部屋の各辺までの距離を物
指しで測っていた。近年、糸の代わりに部屋の約中央部
へ十字の可視光線を出す装置を設置して、その光線から
部屋の各辺までの距離を物指しで測定するようになっ
た。糸よりは、光線を出す装置の方が計測が簡単であ
り、測定時間も少なくてすむ様になった。
って、直線でなく歪があることがほとんどである。この
ため、畳を入れる前に部屋の形状を測定し、壁に当たる
側の畳はその部分に合わせた形状としなければ、畳を部
屋へ入れることができないことから、部屋の寸法を測定
しなければならない。従来ではこの寸法を測定するのに
部屋に十字状に糸を引張り、その2本の糸は90°に交
差する様にして、その糸から部屋の各辺までの距離を物
指しで測っていた。近年、糸の代わりに部屋の約中央部
へ十字の可視光線を出す装置を設置して、その光線から
部屋の各辺までの距離を物指しで測定するようになっ
た。糸よりは、光線を出す装置の方が計測が簡単であ
り、測定時間も少なくてすむ様になった。
【0003】しかし、この装置は、部屋の辺までの距離
が長くなると光の幅が太くなり、正確に測定することが
出来なかった。又、二本の光線を90°に保つことが困
難であった。
が長くなると光の幅が太くなり、正確に測定することが
出来なかった。又、二本の光線を90°に保つことが困
難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近、自動で部屋の寸
法を測定する装置が開発された(特許第2748211
号公報、特許第2844145号公報参照)。この装置
は、基台を回転可能にして、この基台に回転角度を検出
するロータリーエンコーダーと、部屋の辺までの距離を
計測するためのテープを備えている。寸法の測定は、部
屋の辺の測定点までテープを引出し、テープの先端を測
定点にあてて光を回転させ、テープ先端に光が当たった
時に、角度とテープの長さを記録する様になっている。
法を測定する装置が開発された(特許第2748211
号公報、特許第2844145号公報参照)。この装置
は、基台を回転可能にして、この基台に回転角度を検出
するロータリーエンコーダーと、部屋の辺までの距離を
計測するためのテープを備えている。寸法の測定は、部
屋の辺の測定点までテープを引出し、テープの先端を測
定点にあてて光を回転させ、テープ先端に光が当たった
時に、角度とテープの長さを記録する様になっている。
【0005】しかしながら、この従来の測定装置を用い
て、例えば、6畳の部屋を測定すると、測定点が15〜
29ヶ所もあり、いちいち、この測定点へテープの先端
を当てる必要があった。特に近年は、大型の集合住宅が
多く建設されるようになり、1日で50部屋以上寸法取
りをしなければならないことが、しばしばであり、労力
と時間は、従来の装置以上かかるものであり、価格も3
倍以上しているため、普及していないのが現状である。
また、近年集合住宅においては、切欠(きりかけ)と称
するコンクリートの柱が部屋の角部又は壁の中ほどに存
在することがしばしばあり、これらの切欠は自動採寸装
置で測定せず物指しで寸法を取り記録していた。これら
の測定には時間がかかりしかも熟練者が行っていた。
て、例えば、6畳の部屋を測定すると、測定点が15〜
29ヶ所もあり、いちいち、この測定点へテープの先端
を当てる必要があった。特に近年は、大型の集合住宅が
多く建設されるようになり、1日で50部屋以上寸法取
りをしなければならないことが、しばしばであり、労力
と時間は、従来の装置以上かかるものであり、価格も3
倍以上しているため、普及していないのが現状である。
また、近年集合住宅においては、切欠(きりかけ)と称
するコンクリートの柱が部屋の角部又は壁の中ほどに存
在することがしばしばあり、これらの切欠は自動採寸装
置で測定せず物指しで寸法を取り記録していた。これら
の測定には時間がかかりしかも熟練者が行っていた。
【0006】そこで、本発明では、部屋の約中央部に採
寸装置(測定機)を設置し部屋の寸法を素人でも速く今
までよりも正確に測定出来る方法及び装置を提供するこ
とが目的である。また、採寸して記録したデータをIC
カード等に読み取り、または直接畳製造機械へデータを
取り込むことが出来るようにしたことを目的とするもの
であり、このように部屋の寸法取りが短時間に簡単に大
量に出来、しかも畳製造工程へデータを送信すること
で、畳製作費用の大幅なダウンが期待できるようにした
方法と装置を提供しようとするものである
寸装置(測定機)を設置し部屋の寸法を素人でも速く今
までよりも正確に測定出来る方法及び装置を提供するこ
とが目的である。また、採寸して記録したデータをIC
カード等に読み取り、または直接畳製造機械へデータを
取り込むことが出来るようにしたことを目的とするもの
であり、このように部屋の寸法取りが短時間に簡単に大
量に出来、しかも畳製造工程へデータを送信すること
で、畳製作費用の大幅なダウンが期待できるようにした
方法と装置を提供しようとするものである
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明は、次の技術的手段を講じている。すなわ
ち、請求項1に係る部屋の採寸方法は、機台に回転自在
の測定部を設け、該測定部には角度を計測するロータリ
ーエンコーダと直線距離を無接触にて計測する距離計測
手段とを備えており、前記測定部を部屋に設置して該部
屋の計測部までの直線距離と角度を計測して当該部屋の
形状寸法を測定することを特徴とするものである。
め、本発明は、次の技術的手段を講じている。すなわ
ち、請求項1に係る部屋の採寸方法は、機台に回転自在
の測定部を設け、該測定部には角度を計測するロータリ
ーエンコーダと直線距離を無接触にて計測する距離計測
手段とを備えており、前記測定部を部屋に設置して該部
屋の計測部までの直線距離と角度を計測して当該部屋の
形状寸法を測定することを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2に係る部屋の採寸方法は、
請求項1の採寸を記録し、この記録したデータを読み取
って畳製造機械に送信することを特徴とするものであ
る。更に、請求項3に係る採寸方法は、機台に回転自在
の測定部を設け、該測定部には角度を計測するロータリ
ーエンコーダと直線距離を無接触にて計測する距離計測
手段とを備えており、前記測定部を部屋に設置して該部
屋の計測部までの直線距離と角度を計測して当該部屋の
形状寸法を測定し、この測定値に補正を加えて修正する
ことを特徴とするものである。
請求項1の採寸を記録し、この記録したデータを読み取
って畳製造機械に送信することを特徴とするものであ
る。更に、請求項3に係る採寸方法は、機台に回転自在
の測定部を設け、該測定部には角度を計測するロータリ
ーエンコーダと直線距離を無接触にて計測する距離計測
手段とを備えており、前記測定部を部屋に設置して該部
屋の計測部までの直線距離と角度を計測して当該部屋の
形状寸法を測定し、この測定値に補正を加えて修正する
ことを特徴とするものである。
【0009】また請求項4に係る採寸方法は、請求項3
の修正した採寸を記録し、この記録したデータを読み取
って畳製造機械に送信することを特徴とするものであ
る。更に、請求項5に係る部屋の採寸装置は、機台に回
転自在の測定部を設け、該測定部には角度を計測するロ
ータリーエンコーダと直線距離を無接触にて計測する距
離計測手段とを備えており、前記測定部を部屋に設置し
て該部屋の計測部までの直線距離と角度を計測して当該
部屋の形状寸法を測定するように構成したことを特徴と
するものである。
の修正した採寸を記録し、この記録したデータを読み取
って畳製造機械に送信することを特徴とするものであ
る。更に、請求項5に係る部屋の採寸装置は、機台に回
転自在の測定部を設け、該測定部には角度を計測するロ
ータリーエンコーダと直線距離を無接触にて計測する距
離計測手段とを備えており、前記測定部を部屋に設置し
て該部屋の計測部までの直線距離と角度を計測して当該
部屋の形状寸法を測定するように構成したことを特徴と
するものである。
【0010】また、請求項6に係る部屋の採寸装置は、
請求項5の測定値に補正を加えて修正する手段を備えて
いることを特徴とするものである。更に、請求項7に係
る部屋の採寸装置は、請求項6の修正した採寸を記録
し、この記録したデータを読み取って畳製造機械に送信
することを特徴とするものである。また、請求項8に係
る部屋の採寸方法は、機台に回転自在の測定部を設け、
該測定部には角度を計測するロータリーエンコーダと直
線距離を無接触にて計測する距離計測手段とを備えてお
り、前記測定部を部屋に設置して該部屋の計測部までの
直線距離と角度を計測して当該部屋の形状寸法を測定す
るとともに、部屋切欠部又は角部の左側及び右側を測定
することによりこの部屋の切欠部又は角部の位置を決定
することを特徴とするものである。
請求項5の測定値に補正を加えて修正する手段を備えて
いることを特徴とするものである。更に、請求項7に係
る部屋の採寸装置は、請求項6の修正した採寸を記録
し、この記録したデータを読み取って畳製造機械に送信
することを特徴とするものである。また、請求項8に係
る部屋の採寸方法は、機台に回転自在の測定部を設け、
該測定部には角度を計測するロータリーエンコーダと直
線距離を無接触にて計測する距離計測手段とを備えてお
り、前記測定部を部屋に設置して該部屋の計測部までの
直線距離と角度を計測して当該部屋の形状寸法を測定す
るとともに、部屋切欠部又は角部の左側及び右側を測定
することによりこの部屋の切欠部又は角部の位置を決定
することを特徴とするものである。
【0011】更に、請求項9に係る部屋の採寸方法は、
機台に回転自在の測定部を設け、該測定部には角度を計
測するロータリーエンコーダと直線距離を無接触にて計
測する距離計測手段とを備えており、前記測定部を部屋
に設置して該部屋の計測部までの直線距離と角度を計測
して当該部屋の形状寸法を測定するとともに、部屋切欠
部又は角部の左側又は右側のどちらか一箇所しか測定で
きない場合又は一箇所しか測定しない場合はこの測定点
より補正を加えてこの部屋切欠部又は角部の位置を決定
することを特徴とするものである。
機台に回転自在の測定部を設け、該測定部には角度を計
測するロータリーエンコーダと直線距離を無接触にて計
測する距離計測手段とを備えており、前記測定部を部屋
に設置して該部屋の計測部までの直線距離と角度を計測
して当該部屋の形状寸法を測定するとともに、部屋切欠
部又は角部の左側又は右側のどちらか一箇所しか測定で
きない場合又は一箇所しか測定しない場合はこの測定点
より補正を加えてこの部屋切欠部又は角部の位置を決定
することを特徴とするものである。
【0012】また、請求項10に係る部屋の採寸方法
は、前述の請求項8および9の方法又はどちらか一つの
方法で記録したデータを読み取って畳製造機械に送信す
ることを特徴とするものである。更に、請求項11に係
る部屋の採寸装置は、機台に回転自在の測定部を設け、
該測定部には角度を計測するロータリーエンコーダと直
線距離を無接触にて計測する距離計測手段とを備えてお
り、前記測定部を部屋に設置して該部屋の計測部までの
直線距離と角度を計測して当該部屋の形状寸法を測定す
るとともに、部屋切欠部又は角部の左側及び右側を測定
することによりこの部屋切欠部又は角部の位置を決定す
るように構成したことを特徴とするものである。
は、前述の請求項8および9の方法又はどちらか一つの
方法で記録したデータを読み取って畳製造機械に送信す
ることを特徴とするものである。更に、請求項11に係
る部屋の採寸装置は、機台に回転自在の測定部を設け、
該測定部には角度を計測するロータリーエンコーダと直
線距離を無接触にて計測する距離計測手段とを備えてお
り、前記測定部を部屋に設置して該部屋の計測部までの
直線距離と角度を計測して当該部屋の形状寸法を測定す
るとともに、部屋切欠部又は角部の左側及び右側を測定
することによりこの部屋切欠部又は角部の位置を決定す
るように構成したことを特徴とするものである。
【0013】また、請求項12に係る部屋の採寸装置
は、機台に回転自在の測定部を設け、該測定部には角度
を計測するロータリーエンコーダと直線距離を無接触に
て計測する距離計測手段とを備えており、前記測定部を
部屋に設置して該部屋の計測部までの直線距離と角度を
計測して当該部屋の形状寸法を測定するとともに、部屋
切欠部又は角部の左側又は右側のどちらか一箇所しか測
定できない場合または一箇所しか測定しない場合はこの
測定点より補正を加えてこの部屋切欠部又は角部の位置
を決定するように構成したことを特徴とするものであ
る。
は、機台に回転自在の測定部を設け、該測定部には角度
を計測するロータリーエンコーダと直線距離を無接触に
て計測する距離計測手段とを備えており、前記測定部を
部屋に設置して該部屋の計測部までの直線距離と角度を
計測して当該部屋の形状寸法を測定するとともに、部屋
切欠部又は角部の左側又は右側のどちらか一箇所しか測
定できない場合または一箇所しか測定しない場合はこの
測定点より補正を加えてこの部屋切欠部又は角部の位置
を決定するように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0014】更に、請求項13に係る部屋の採寸装置
は、請求項8および9の方法又はどちらか一つの方法で
記録したデータを読み取って畳製造機械に送信すること
を特徴とするものである。
は、請求項8および9の方法又はどちらか一つの方法で
記録したデータを読み取って畳製造機械に送信すること
を特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】図1および図2を参照すると、本
発明に係る採寸装置(測定機)1の全体構成が例示され
ている。無接触にて直線距離を計測する手段の一例とし
てレーザ光線(可視レーザ光線)を使用した距離計(距
離計測手段)2と、角度を計測するロータリーエンコー
ダー3とを機台4に回転自在の測定部5に設けていて、
同時に距離と角度を計測する装置である。
発明に係る採寸装置(測定機)1の全体構成が例示され
ている。無接触にて直線距離を計測する手段の一例とし
てレーザ光線(可視レーザ光線)を使用した距離計(距
離計測手段)2と、角度を計測するロータリーエンコー
ダー3とを機台4に回転自在の測定部5に設けていて、
同時に距離と角度を計測する装置である。
【0016】距離計2はレーザ光をパルスとして発射
し、反射して戻って来る時間を、信号処理システムによ
って測定するものである。この距離計2のレーザ光を、
床面にほぼ平行に発射させ又、角度に対してはロータリ
ーエンコーダー3の軸3Aにピニオンギヤ6を取り付
け、例えば、20倍に増速する様に機台4に固定ギヤ7
を設け、50000パルスを検出する方法をとる。な
お、50000パルスは任意である。機械構造は、下部
フレーム(機台)4に例えば3ヶのネジ棒よりなる調整
足8を下向きに取り付け機械の水平が出せるようにして
ある。この下部フレーム4の外周には、0.5モジュー
ル×240丁のギヤ7が加工されている。また下部フレ
ーム4の中心のベアリング9等で支持された軸10が、
上方へ垂直に突き出ている。この軸10には、架台11
が取付けてあり、この架台の上部でキー操作が出来る操
作パネル11、直線距離を計測するレーザ距離計2、角
度を検出するエンコーダー3が固定されているととも
に、レーザ光線を屈折するための変向体12が下向に延
伸して備えられている。
し、反射して戻って来る時間を、信号処理システムによ
って測定するものである。この距離計2のレーザ光を、
床面にほぼ平行に発射させ又、角度に対してはロータリ
ーエンコーダー3の軸3Aにピニオンギヤ6を取り付
け、例えば、20倍に増速する様に機台4に固定ギヤ7
を設け、50000パルスを検出する方法をとる。な
お、50000パルスは任意である。機械構造は、下部
フレーム(機台)4に例えば3ヶのネジ棒よりなる調整
足8を下向きに取り付け機械の水平が出せるようにして
ある。この下部フレーム4の外周には、0.5モジュー
ル×240丁のギヤ7が加工されている。また下部フレ
ーム4の中心のベアリング9等で支持された軸10が、
上方へ垂直に突き出ている。この軸10には、架台11
が取付けてあり、この架台の上部でキー操作が出来る操
作パネル11、直線距離を計測するレーザ距離計2、角
度を検出するエンコーダー3が固定されているととも
に、レーザ光線を屈折するための変向体12が下向に延
伸して備えられている。
【0017】レーザ光線を部屋の角部の中心へ当てると
レーザスポットが異なる二面に当たることになり正確な
距離の測定はできないので、これを補正して測長の精度
を向上する必要がある。この手段(方法)として、現場
データの採取により、誤差を修正する方法、又は次の方
法による。レーザ光線の太さは、距離が遠くなる程大き
くなり、距離に比例する。レーザ光線の太さ及び光線の
拡がりの角度は、図4の通りである。図4において、レ
ーザ光線のスポット光の直径は2000mm離れて2m
m,10000mm離れると10mmとなる。したがっ
て、光の拡散角度は、
レーザスポットが異なる二面に当たることになり正確な
距離の測定はできないので、これを補正して測長の精度
を向上する必要がある。この手段(方法)として、現場
データの採取により、誤差を修正する方法、又は次の方
法による。レーザ光線の太さは、距離が遠くなる程大き
くなり、距離に比例する。レーザ光線の太さ及び光線の
拡がりの角度は、図4の通りである。図4において、レ
ーザ光線のスポット光の直径は2000mm離れて2m
m,10000mm離れると10mmとなる。したがっ
て、光の拡散角度は、
【0018】
【数1】
【0019】レーザー光により測長値は、反射光の一番
強い部分であるので、仮りにスポット光源の中心と考え
ると、部屋の角部についての補正は、6畳を例として図
5で示すように、以下の通りとなる。図5において、ス
ポット光の左側が、部屋の敷居の角に当る様にしますと
当たった光の形状は図5の様な楕円Qの形状となる。従
って、スポット光の中心点は、部屋の角1A点から0.
02865°離れたB点となる。図1,2に示した採寸
装置1における測定部5を縦軸10を中心として人手に
より回転させ、2,3,4と順に測定する。部屋の角部
を除いて各点とも測定したい点にスポット光の中心点を
当てて距離は計測手段2で角度はエンコーダ3でそれぞ
れ計測する。部屋の角部については、角の右側で計測を
行うこととする。4点を計測した時点で、以下の計算を
行い補正値を計算し、各点の正確な長さと角度を決定し
ます。4以外の点でも計算可能であれば良い。
強い部分であるので、仮りにスポット光源の中心と考え
ると、部屋の角部についての補正は、6畳を例として図
5で示すように、以下の通りとなる。図5において、ス
ポット光の左側が、部屋の敷居の角に当る様にしますと
当たった光の形状は図5の様な楕円Qの形状となる。従
って、スポット光の中心点は、部屋の角1A点から0.
02865°離れたB点となる。図1,2に示した採寸
装置1における測定部5を縦軸10を中心として人手に
より回転させ、2,3,4と順に測定する。部屋の角部
を除いて各点とも測定したい点にスポット光の中心点を
当てて距離は計測手段2で角度はエンコーダ3でそれぞ
れ計測する。部屋の角部については、角の右側で計測を
行うこととする。4点を計測した時点で、以下の計算を
行い補正値を計算し、各点の正確な長さと角度を決定し
ます。4以外の点でも計算可能であれば良い。
【0020】4位置の測定位置をCとする。BC間の長
さ、M'4とする。∠CBO=α'1とする。L1 の長さを
計算する。図5で計測の結果判明している数値は、
L'1, L4, θ'4である。これ以外に、レーザ光線の拡
がり角度θ。
さ、M'4とする。∠CBO=α'1とする。L1 の長さを
計算する。図5で計測の結果判明している数値は、
L'1, L4, θ'4である。これ以外に、レーザ光線の拡
がり角度θ。
【0021】
【数2】
【0022】ΔABOで
【0023】
【数3】
【0024】O点を通り1,4点を結んだ直線に平行な
線をX軸とし、X軸に直角なO点を通る直線をY軸とす
る。1点の座標は、(L1 ・cosθ1 、L1 ・sin
θ1 )となる。
線をX軸とし、X軸に直角なO点を通る直線をY軸とす
る。1点の座標は、(L1 ・cosθ1 、L1 ・sin
θ1 )となる。
【0025】
【数4】
【0026】図6で、θ2 =(180−α'1−θ'2) 従って、2点の座標は、(L2 cosθ2 、L2 sin
θ2 ) 同様にして、他の測定点の座標は判明する。このよう
に、各座標が測定できると、測定した数値を計算して標
準部屋との差(クセ)を出します。例として6畳で1畳
の測定点数を3点の場合について図7を参照して説明す
る。1)測定機1を部屋の中央付近に設置し、この測定
機より測定ポイントまでの角度と距離を計測することに
より、各ポイントの極座標が判明する。2)測定点1、
2、3、4を測定した時点で1、4を通った直線を一辺
とし1点をクセ(0、0)とした標準部屋を考える。こ
の標準部屋からのX軸,Y軸方向で必要な方向の差(ク
セ)を計算してデータとして記憶する。3)1、5、
8、12の各点は角でX,Y両方向のクセが必要となる。
4)2、3、4、9、10、11の点はY方向誤差のみ
必要となる。5)6、7、13、14の点はX方向誤差
のみ必要となる。
θ2 ) 同様にして、他の測定点の座標は判明する。このよう
に、各座標が測定できると、測定した数値を計算して標
準部屋との差(クセ)を出します。例として6畳で1畳
の測定点数を3点の場合について図7を参照して説明す
る。1)測定機1を部屋の中央付近に設置し、この測定
機より測定ポイントまでの角度と距離を計測することに
より、各ポイントの極座標が判明する。2)測定点1、
2、3、4を測定した時点で1、4を通った直線を一辺
とし1点をクセ(0、0)とした標準部屋を考える。こ
の標準部屋からのX軸,Y軸方向で必要な方向の差(ク
セ)を計算してデータとして記憶する。3)1、5、
8、12の各点は角でX,Y両方向のクセが必要となる。
4)2、3、4、9、10、11の点はY方向誤差のみ
必要となる。5)6、7、13、14の点はX方向誤差
のみ必要となる。
【0027】角部の補正方法として次の方法(手段)を
採用することもできる。すなわち、部屋の角部前後各1
ヶ所の位置を計測し、補正する方法である。例えば図5
の6畳間において、1の角部につき、図8の様にD点及
びE点を測定する。順次各点を測定完了すると、E点と
2点を通る直線式と、D点と14点を通る直線式が判明
しそれぞれの直線の交点1(X1 ,Y1 )が求められ
る。他の角部5,8,12も同様に判明する。即ち、
E,2,D,14の座標をそれぞれE(XE1 ,Y
E1 )、2(X2 ,Y2 )、D(XD1 ,YD1 )、1
4(X14, Y14)とすると、E, 2の2点を通る直線
は、
採用することもできる。すなわち、部屋の角部前後各1
ヶ所の位置を計測し、補正する方法である。例えば図5
の6畳間において、1の角部につき、図8の様にD点及
びE点を測定する。順次各点を測定完了すると、E点と
2点を通る直線式と、D点と14点を通る直線式が判明
しそれぞれの直線の交点1(X1 ,Y1 )が求められ
る。他の角部5,8,12も同様に判明する。即ち、
E,2,D,14の座標をそれぞれE(XE1 ,Y
E1 )、2(X2 ,Y2 )、D(XD1 ,YD1 )、1
4(X14, Y14)とすると、E, 2の2点を通る直線
は、
【0028】
【数5】
【0029】D, 14の2点を通る直線は同様に
【0030】
【数6】
【0031】となり、この(1), (2)の一次連立方
程式を解くことにより1点の座標(X 1 ,Y1 )が求め
られる。図8において、E点と4点を通る直線に平行で
O点(測定機中心)を通る直線をX軸とし、このX軸と
直角でO点を通る直線をY軸としている。信号処理回路
は図3のブロック図に示すように、装置を制御するCP
Uへ、パネル面のキーから入力信号、角度を測定するエ
ンコーダーからの信号及びレーザ光線による測長装置か
らの信号を入力する部分と、CPUからパネル面のLE
Dへ出力する信号、パネル面の液晶画面へ出力する信
号、プリンターにデータを出力する信号又はパソコンに
データを出力する信号等があり、プログラムおよび測定
値等を格納(記録)するROMなどから構成されてい
る。
程式を解くことにより1点の座標(X 1 ,Y1 )が求め
られる。図8において、E点と4点を通る直線に平行で
O点(測定機中心)を通る直線をX軸とし、このX軸と
直角でO点を通る直線をY軸としている。信号処理回路
は図3のブロック図に示すように、装置を制御するCP
Uへ、パネル面のキーから入力信号、角度を測定するエ
ンコーダーからの信号及びレーザ光線による測長装置か
らの信号を入力する部分と、CPUからパネル面のLE
Dへ出力する信号、パネル面の液晶画面へ出力する信
号、プリンターにデータを出力する信号又はパソコンに
データを出力する信号等があり、プログラムおよび測定
値等を格納(記録)するROMなどから構成されてい
る。
【0032】すなわち、本発明に係る部屋の採寸方法及
び採寸装置(測定機)は、機台4に回転自在の測定部5
を設け、該測定部5には角度を計測するロータリーエン
コーダ3と直線距離をレーザにて計測する距離計測手段
2とを備えており、この測定機1を部屋の例えば中央付
近に設置してこの設置位置において計測部5を回転して
該部屋の計測部までの直線距離と角度をそれぞれ計測手
段2とエンコーダ3で計測して当該部屋の形状寸法を測
定し、この測定値に補正を加えて修正するのであり、更
に、この修正した採寸を記録し、この記録したデータを
ICカード等によって読み取って例えばクセ取畳縫着機
等の畳製造機械に送信するのである。
び採寸装置(測定機)は、機台4に回転自在の測定部5
を設け、該測定部5には角度を計測するロータリーエン
コーダ3と直線距離をレーザにて計測する距離計測手段
2とを備えており、この測定機1を部屋の例えば中央付
近に設置してこの設置位置において計測部5を回転して
該部屋の計測部までの直線距離と角度をそれぞれ計測手
段2とエンコーダ3で計測して当該部屋の形状寸法を測
定し、この測定値に補正を加えて修正するのであり、更
に、この修正した採寸を記録し、この記録したデータを
ICカード等によって読み取って例えばクセ取畳縫着機
等の畳製造機械に送信するのである。
【0033】レーザ光線を部屋の角部の中心へ当てると
レーザスポットが異なる二面に当たることになり正確な
距離の測定は出来ないので、これを補正して測長の精度
を向上する必要があるので以上の説明においては、その
方法を開示している。しかし、部屋の角部にレーザスポ
ットの中心を当てることは難しいので次の方法で角部の
寸法を測定することが推奨される。測定する角部を図8
では1の左側をD,右側をEと表示する。部屋の測定方
法は例は図10で6畳、1畳の測定点数が3点の場合に
ついて説明する。図1、図2に示した採寸装置1におけ
る測定部5は縦軸10を中心として人手により又はモー
タ等により回転させられ、2,3,4と順に測定され
る。部屋の角部を除いて各点とも測定したい点にスポッ
ト光の中心点を当てて距離は測定手段2で角度はエンコ
ーダ3でそれぞれ計測する。部屋の角部については、角
の左側及び右側で計測を行うこととする。5aを計測し
た時点で、以下の計算を行い各点の長さと角度を決定す
る。5a以外の点でも計算可能であれば良い。0点(測
定機中心位置)を通り1b,5a点を結んだ直線に平行
な線をX軸とし、X軸に直角な0点を通る直線をY軸と
する。1のX座標は近似的に1aのX座標とし,Y座標
は1bのY座標を当てることが出来る。即ち1(L1a・
cosθ 1a,L1b・sinθ1b)となる。同様に5 (L5b・cosθ5b,L5a・sinθ5a),8(L8a
・cosθ8a,L8b・sinθ8b),12(L12b・c
osθ12b,L12a・sinθ12a) 図9で、1b位置の測定位置をBとする。5a位置の測
定位置をCとする。BC間をMとする。
レーザスポットが異なる二面に当たることになり正確な
距離の測定は出来ないので、これを補正して測長の精度
を向上する必要があるので以上の説明においては、その
方法を開示している。しかし、部屋の角部にレーザスポ
ットの中心を当てることは難しいので次の方法で角部の
寸法を測定することが推奨される。測定する角部を図8
では1の左側をD,右側をEと表示する。部屋の測定方
法は例は図10で6畳、1畳の測定点数が3点の場合に
ついて説明する。図1、図2に示した採寸装置1におけ
る測定部5は縦軸10を中心として人手により又はモー
タ等により回転させられ、2,3,4と順に測定され
る。部屋の角部を除いて各点とも測定したい点にスポッ
ト光の中心点を当てて距離は測定手段2で角度はエンコ
ーダ3でそれぞれ計測する。部屋の角部については、角
の左側及び右側で計測を行うこととする。5aを計測し
た時点で、以下の計算を行い各点の長さと角度を決定す
る。5a以外の点でも計算可能であれば良い。0点(測
定機中心位置)を通り1b,5a点を結んだ直線に平行
な線をX軸とし、X軸に直角な0点を通る直線をY軸と
する。1のX座標は近似的に1aのX座標とし,Y座標
は1bのY座標を当てることが出来る。即ち1(L1a・
cosθ 1a,L1b・sinθ1b)となる。同様に5 (L5b・cosθ5b,L5a・sinθ5a),8(L8a
・cosθ8a,L8b・sinθ8b),12(L12b・c
osθ12b,L12a・sinθ12a) 図9で、1b位置の測定位置をBとする。5a位置の測
定位置をCとする。BC間をMとする。
【0034】∠CBO=α’1bとする図9で計測の結果
が判明している数値は、L1b,L5a,θ’2,θ’5aで
ある。
が判明している数値は、L1b,L5a,θ’2,θ’5aで
ある。
【0035】
【数7】
【0036】よって、θ2は、θ2=(180−α’1b−
θ’2)となる。従って、2点の座標は、(L2・cos
θ2,L2・sinθ2) 同様にして、他の測定点の座標が判明する。このよう
に、各座標が測定できると、測定した数値を計算して標
準部屋との差(クセ)を出す。図10で説明すると、 1) 測定機1を部屋の中央付近に設置し、この測的機
より測定ポイントまでの角度と距離を計測することによ
り、各ポイントの極座標が判明する。 2) 測定点1a,1b,2,3,4,5aを測定した
時点で1b,5aを通った直線を一辺とし1点をクセ
(0,0)とした標準部屋を考える。この標準部屋から
のX軸、Y軸方向で必要な方向の差(クセ)を計算して
データとして記憶する。 3) 1,5,8,12の各点は角でX、Y両方向のク
セが必要となる。 4) 2,3,4,9,10,11の各点はY方向誤差
のみ必要となる。 5) 6,7,13,14の点はX方向誤差のみ必要と
なる。
θ’2)となる。従って、2点の座標は、(L2・cos
θ2,L2・sinθ2) 同様にして、他の測定点の座標が判明する。このよう
に、各座標が測定できると、測定した数値を計算して標
準部屋との差(クセ)を出す。図10で説明すると、 1) 測定機1を部屋の中央付近に設置し、この測的機
より測定ポイントまでの角度と距離を計測することによ
り、各ポイントの極座標が判明する。 2) 測定点1a,1b,2,3,4,5aを測定した
時点で1b,5aを通った直線を一辺とし1点をクセ
(0,0)とした標準部屋を考える。この標準部屋から
のX軸、Y軸方向で必要な方向の差(クセ)を計算して
データとして記憶する。 3) 1,5,8,12の各点は角でX、Y両方向のク
セが必要となる。 4) 2,3,4,9,10,11の各点はY方向誤差
のみ必要となる。 5) 6,7,13,14の点はX方向誤差のみ必要と
なる。
【0037】次に部屋の切欠部について図11〜図14
を参照して説明する。図11において、スミ切欠Aを示
している。この切欠Aの測定は角部に大きな柱があると
きに使用する。図11では5の位置である。図11にお
いて切欠Aにおける5cd ,5ef ,5gh の各点の座標は角
部の測定と同様に5cd (L5d・cosθ5d,L5c・sinθ5C)5ef (L5e・cosθ5e,L5f・sinθ5f)5gh (L5h・cosθ5h,L5g・sinθ5g) となる。
を参照して説明する。図11において、スミ切欠Aを示
している。この切欠Aの測定は角部に大きな柱があると
きに使用する。図11では5の位置である。図11にお
いて切欠Aにおける5cd ,5ef ,5gh の各点の座標は角
部の測定と同様に5cd (L5d・cosθ5d,L5c・sinθ5C)5ef (L5e・cosθ5e,L5f・sinθ5f)5gh (L5h・cosθ5h,L5g・sinθ5g) となる。
【0038】この場合5の座標は(L5h・cosθ5h,
L5c・sinθ5c)とする。図11において、スミ切欠
Bについて説明する。この切欠Bは一方の辺がレーザ光
線の幅よりも狭い場合に使用する。図11の例では8の
位置である。図12において、レーザ光線のスポット光
の拡散角度が一定であることが判っている。光の拡散角
度θ0とする。レーザ光の測長値は、反射光の一番強い
部分であるので、仮にスポット光の中心と考えると、切
欠角部の補正は、図11及び図13を例として示すよう
に、以下の通りとなる。
L5c・sinθ5c)とする。図11において、スミ切欠
Bについて説明する。この切欠Bは一方の辺がレーザ光
線の幅よりも狭い場合に使用する。図11の例では8の
位置である。図12において、レーザ光線のスポット光
の拡散角度が一定であることが判っている。光の拡散角
度θ0とする。レーザ光の測長値は、反射光の一番強い
部分であるので、仮にスポット光の中心と考えると、切
欠角部の補正は、図11及び図13を例として示すよう
に、以下の通りとなる。
【0039】8dの位置ではスポット光の端面を図13
のように角部に合せる。8dの座標は(L8d・cosθ
8d,L8d・sinθ8d)となる。
のように角部に合せる。8dの座標は(L8d・cosθ
8d,L8d・sinθ8d)となる。
【0040】
【数8】
【0041】8’d の座標は(L8'd・cos(θ8d+θ
0/2)、L8’d・sin(θ8d+θ0/2))となる。
8’cの座標は(L8'c・cosθ8c,L8'd・sin
(θ8d+θ0/2))とする。8’c と8’d とは距離が
短いので近似的に上記の式を当てても誤差は無視でき
る。8ef の座標は(L8e・cosθ8e,L8f・sinθ
8f)とする。図11においてナカ切欠Cについて説明す
る。スミ切欠Bと同様の方法を取る。図11及び図14
で説明する。
0/2)、L8’d・sin(θ8d+θ0/2))となる。
8’cの座標は(L8'c・cosθ8c,L8'd・sin
(θ8d+θ0/2))とする。8’c と8’d とは距離が
短いので近似的に上記の式を当てても誤差は無視でき
る。8ef の座標は(L8e・cosθ8e,L8f・sinθ
8f)とする。図11においてナカ切欠Cについて説明す
る。スミ切欠Bと同様の方法を取る。図11及び図14
で説明する。
【0042】10d ,10e の点ではスポット光の端面を
それぞれ図14のように角部に合わせる。10’c の座
標は(L10'd・cos(θ10d+θ0/2),L10c・s
in10c)とする。10’d の座標は(L10'd・cos
(θ10d+θ0/2),L10'd・sin(θ1 0d+θ0/
2))となる。10’e の座標は(L10'e・cos(θ
10e−θ0/2),L10'e・sin(θ1 0e−θ0/2))
となる。
それぞれ図14のように角部に合わせる。10’c の座
標は(L10'd・cos(θ10d+θ0/2),L10c・s
in10c)とする。10’d の座標は(L10'd・cos
(θ10d+θ0/2),L10'd・sin(θ1 0d+θ0/
2))となる。10’e の座標は(L10'e・cos(θ
10e−θ0/2),L10'e・sin(θ1 0e−θ0/2))
となる。
【0043】10’fの座標は(L10'e・cos(θ10e
−θ0/2),L10f・sinθ10f)とする。すなわ
ち、図11〜図14における採寸方法は、図1および図
2に示した測定機を用いて、前記測定部を部屋に設置し
て該部屋の計測部までの直線距離と角度を計測して当該
部屋の形状寸法を測定するとともに、部屋切欠部の又は
角部の左側及び右側あるいは左側又は右側を測定するこ
とにより部屋切欠部又は角部を決定するのである。
−θ0/2),L10f・sinθ10f)とする。すなわ
ち、図11〜図14における採寸方法は、図1および図
2に示した測定機を用いて、前記測定部を部屋に設置し
て該部屋の計測部までの直線距離と角度を計測して当該
部屋の形状寸法を測定するとともに、部屋切欠部の又は
角部の左側及び右側あるいは左側又は右側を測定するこ
とにより部屋切欠部又は角部を決定するのである。
【0044】また、図1および図2に示した測定機を用
いて、部屋角部又は切欠部の左側又は右側のどちらか一
箇所しか測定できない場合又は一箇所しか測定しない場
合はこの測定点より補正を加えて部屋角部又は切欠部の
位置を決定するのである。上記二つの方法又はどちらか
一つの方法で記録したデータを読み取って畳製造機械に
送信することは図3と同様に可能である。更に、本発明
装置は、機台に回転自在の測定部を設け、該測定部には
角度を計測するロータリーエンコーダと直線距離を無接
触にて計測する距離計測手段とを備えており、前記に測
定部を部屋に設置して該部屋の計測部までの直線距離と
角度を計測して当該部屋の形状寸法を測定するととも
に、部屋角部又は切欠部の左側及び右側あるいは左側又
は右側を測定することにより部屋角部又は切欠部の位置
を決定するように構成したのである。
いて、部屋角部又は切欠部の左側又は右側のどちらか一
箇所しか測定できない場合又は一箇所しか測定しない場
合はこの測定点より補正を加えて部屋角部又は切欠部の
位置を決定するのである。上記二つの方法又はどちらか
一つの方法で記録したデータを読み取って畳製造機械に
送信することは図3と同様に可能である。更に、本発明
装置は、機台に回転自在の測定部を設け、該測定部には
角度を計測するロータリーエンコーダと直線距離を無接
触にて計測する距離計測手段とを備えており、前記に測
定部を部屋に設置して該部屋の計測部までの直線距離と
角度を計測して当該部屋の形状寸法を測定するととも
に、部屋角部又は切欠部の左側及び右側あるいは左側又
は右側を測定することにより部屋角部又は切欠部の位置
を決定するように構成したのである。
【0045】また、部屋角部又は切欠部の左側又は右側
のどちらか一箇所しか測定できない場合又は一箇所しか
測定しない場合はこの測定点より補正を加えて部屋角部
又は切欠部の位置を決定するように構成したのである。
更に、前述の二つの方法又はどちらか一つの方法で記録
したデータを読み取って畳製造機械に送信することも可
能である。なお、図1において、変向体12はこれを省
略してレーザ光線Sは水平方向のみに指向させることが
できる。また、本発明に係る採寸機1は、携帯できるよ
うにハンディ形と構成することができる。更に、測定部
5についてはモータ等によって回転駆動させることもで
きる。
のどちらか一箇所しか測定できない場合又は一箇所しか
測定しない場合はこの測定点より補正を加えて部屋角部
又は切欠部の位置を決定するように構成したのである。
更に、前述の二つの方法又はどちらか一つの方法で記録
したデータを読み取って畳製造機械に送信することも可
能である。なお、図1において、変向体12はこれを省
略してレーザ光線Sは水平方向のみに指向させることが
できる。また、本発明に係る採寸機1は、携帯できるよ
うにハンディ形と構成することができる。更に、測定部
5についてはモータ等によって回転駆動させることもで
きる。
【0046】なお、直線距離を無接触で計測する手段と
しては上述したレーザの他、次のような手段を採用でき
る。 電波測距機 光波測距機 音波測距機 スタジア法 タキオメータ サブテンスバー水平測稈による測距
しては上述したレーザの他、次のような手段を採用でき
る。 電波測距機 光波測距機 音波測距機 スタジア法 タキオメータ サブテンスバー水平測稈による測距
【0047】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば部屋の
中央部で操作するだけで、素人でも誰でも短時間に労力
もいらず、部屋の形状寸法を正確に測定できる点で有益
である。
中央部で操作するだけで、素人でも誰でも短時間に労力
もいらず、部屋の形状寸法を正確に測定できる点で有益
である。
【図1】本発明に係る測定機の一例を示す立断面図であ
る。
る。
【図2】図1の平面図である。
【図3】信号処理回路の一例を示すブロック図である。
【図4】レーザ光線の太さ及び拡がり角度の説明図であ
る。
る。
【図5】部屋の角部の補正要領を示す説明図(座標図)
である。
である。
【図6】部屋の形状寸法の測定要領を示す説明図であ
る。
る。
【図7】クセ畳の一例を説明した図である。
【図8】部屋の補正要領を示す説明図である。
【図9】部屋の角部の補正要領の他の例を示す説明図
(座標図)である。
(座標図)である。
【図10】部屋の形状寸法の測定要領の他の例を示す説
明図である。
明図である。
【図11】部屋の切欠部の測定要領を示す説明図であ
る。
る。
【図12】レーザ光線の太さ及び拡がり角度の説明図で
ある。
ある。
【図13】部屋の切欠部の測定要領を示す説明図であ
る。
る。
【図14】部屋の切欠部の測定要領を示す説明図であ
る。
る。
1 測定機 2 距離計 3 エンコーダ 4 機台 5 測定部
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA21 CC14 FF09 FF11 FF65 GG04 HH04 PP05 PP22 2F069 AA31 AA71 BB40 DD15 DD25 GG04 GG06 GG07 GG15 GG27 GG39 GG51 GG56 GG58 HH09 HH15 JJ02 JJ19 JJ26 MM01 MM31 NN19 QQ05
Claims (13)
- 【請求項1】 機台に回転自在の測定部を設け、該測定
部には角度を計測するロータリーエンコーダと直線距離
を無接触にて計測する距離計測手段とを備えており、前
記測定部を部屋に設置して該部屋の計測部までの直線距
離と角度を計測して当該部屋の形状寸法を測定すること
を特徴とする部屋の採寸方法。 - 【請求項2】 請求項1の採寸を記録し、この記録した
データを読み取って畳製造機械に送信することを特徴と
する部屋の採寸方法。 - 【請求項3】 機台に回転自在の測定部を設け、該測定
部には角度を計測するロータリーエンコーダと直線距離
を無接触にて計測する距離計測手段とを備えており、前
記測定部を部屋に設置して該部屋の計測部までの直線距
離と角度を計測して当該部屋の形状寸法を測定し、この
測定値に補正を加えて修正することを特徴とする部屋の
採寸方法。 - 【請求項4】 請求項3の修正した採寸を記録し、この
記録したデータを読み取って畳製造機械に送信すること
を特徴とする部屋の採寸方法。 - 【請求項5】 機台に回転自在の測定部を設け、該測定
部には角度を計測するロータリーエンコーダと直線距離
を無接触にて計測する距離計測手段とを備えており、前
記測定部を部屋に設置して該部屋の計測部までの直線距
離と角度を計測して当該部屋の形状寸法を測定するよう
に構成したことを特徴とする部屋の採寸装置。 - 【請求項6】 請求項5の測定値に補正を加えて修正す
る手段を備えていることを特徴とする請求項5記載の部
屋の採寸装置。 - 【請求項7】 請求項6の修正した採寸を記録し、この
記録したデータを読み取って畳製造機械に送信すること
を特徴とする請求項6記載の部屋の採寸装置。 - 【請求項8】 機台に回転自在の測定部を設け、該測定
部には角度を計測するロータリーエンコーダと直線距離
を無接触にて計測する距離計測手段とを備えており、前
記測定部を部屋に設置して該部屋の計測部までの直線距
離と角度を計測して当該部屋の形状寸法を測定するとと
もに、部屋切欠部又は角部の左側及び右側を測定するこ
とによりこの部屋の切欠部又は角部の位置を決定するこ
とを特徴とする部屋の採寸方法。 - 【請求項9】 機台に回転自在の測定部を設け、該測定
部には角度を計測するロータリーエンコーダと直線距離
を無接触にて計測する距離計測手段とを備えており、前
記測定部を部屋に設置して該部屋の計測部までの直線距
離と角度を計測して当該部屋の形状寸法を測定するとと
もに、部屋切欠部又は角部の左側又は右側のどちらか一
箇所しか測定できない場合又は一箇所しか測定しない場
合はこの測定点より補正を加えてこの部屋切欠部又は角
部の位置を決定することを特徴とする部屋の採寸方法。 - 【請求項10】 請求項8および9の方法又はどちらか
一つの方法で記録したデータを読み取って畳製造機械に
送信することを特徴とする部屋切欠部又は角部の位置決
定方法を含む部屋の採寸方法。 - 【請求項11】 機台に回転自在の測定部を設け、該測
定部には角度を計測するロータリーエンコーダと直線距
離を無接触にて計測する距離計測手段とを備えており、
前記測定部を部屋に設置して該部屋の計測部までの直線
距離と角度を計測して当該部屋の形状寸法を測定すると
ともに、部屋切欠部又は角部の左側及び右側を測定する
ことによりこの部屋切欠部又は角部の位置を決定するよ
うに構成したことを特徴とする部屋の採寸装置。 - 【請求項12】 機台に回転自在の測定部を設け、該測
定部には角度を計測するロータリーエンコーダと直線距
離を無接触にて計測する距離計測手段とを備えており、
前記測定部を部屋に設置して該部屋の計測部までの直線
距離と角度を計測して当該部屋の形状寸法を測定すると
ともに、部屋切欠部又は角部の左側又は右側のどちらか
一箇所しか測定できない場合または一箇所しか測定しな
い場合はこの測定点より補正を加えてこの部屋切欠部又
は角部の位置を決定するように構成したことを特徴とす
る部屋の採寸装置。 - 【請求項13】 請求項8および9の方法又はどちらか
一つの方法で記録したデータを読み取って畳製造機械に
送信することを特徴とする請求項11又は12記載の部
屋の採寸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000132614A JP2001074459A (ja) | 1999-07-06 | 2000-05-01 | 部屋の採寸方法及び採寸装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19206099 | 1999-07-06 | ||
JP11-192060 | 1999-07-06 | ||
JP2000132614A JP2001074459A (ja) | 1999-07-06 | 2000-05-01 | 部屋の採寸方法及び採寸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001074459A true JP2001074459A (ja) | 2001-03-23 |
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ID=26507071
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000132614A Pending JP2001074459A (ja) | 1999-07-06 | 2000-05-01 | 部屋の採寸方法及び採寸装置 |
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JP (1) | JP2001074459A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007523338A (ja) * | 2004-02-19 | 2007-08-16 | メアシュリックス | 面積測定のための装置 |
JP2013127450A (ja) * | 2011-11-17 | 2013-06-27 | Kyokuto Sanki Co Ltd | 部屋の寸法測定装置 |
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2000
- 2000-05-01 JP JP2000132614A patent/JP2001074459A/ja active Pending
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