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JP2001073424A - キャビネット内におけるシンク用の排水管の配設構造 - Google Patents

キャビネット内におけるシンク用の排水管の配設構造

Info

Publication number
JP2001073424A
JP2001073424A JP24902199A JP24902199A JP2001073424A JP 2001073424 A JP2001073424 A JP 2001073424A JP 24902199 A JP24902199 A JP 24902199A JP 24902199 A JP24902199 A JP 24902199A JP 2001073424 A JP2001073424 A JP 2001073424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
drain pipe
sink
divided
dowel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24902199A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Naito
昌也 内藤
Hiroshi Manabe
博 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP24902199A priority Critical patent/JP2001073424A/ja
Publication of JP2001073424A publication Critical patent/JP2001073424A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビネット内を収納部として使用するに当
たって排水管が邪魔にならないようにできる。現場にお
いて孔開け加工を必要しないとともに排水管の施工が容
易にできる。 【解決手段】 シンク1を備えたキャビネット2内の後
部の底面部を構成する部材をキャビネット2の横巾方向
に複数の分割蓋3に分割する。隣接する分割蓋3間に排
水管通し用隙間4を形成する。シンク1からキャビネッ
ト2内に導出した排水管5を排水管通し用隙間4に通
す。シールプレート6に設けた孔に排水管5を貫挿する
とともにシールプレート6により排水管通し用隙間4を
遮蔽する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビネット内に
おけるシンク用の排水管の配設構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来からシンクを備えたキャビネットに
おいては、シンク用の排水管(つまりシンクからの排水
管)をキャビネット内に導入し、この排水管をキャビネ
ットの底面部の略中央に設けた孔からキャビネット下方
に挿通してキャビネットを設置している床下に導出する
ようにしていた。
【0003】ところが、このものにおいては、キャビネ
ット内の略中央部に排水管が位置するため、キャビネッ
ト内を収納部として利用しようとする場合、排水管が邪
魔になって収納部として有効利用できないという問題が
ある。また、現場でキャビネットの底面部を構成する底
板の中央部に孔を開けする作業が必要があるため、作業
性が悪いという問題があった。
【0004】また、そこで、キャビネット内を収納部と
して有効に利用することができるように、キャビネット
の底面部の後部に孔を設けて排水管を通すことが考えら
れる。ところが、このものにおいても現場で底面部を構
成する底面板に孔を開ける作業をする必要があるため作
業性が悪いという問題がある。
【0005】そして、いずれの従来例にあっても底面板
などに現場で形成した孔に排水管を通すので、排水管の
施工も面倒であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、キャビネット内を収納部とし
て使用するに当たって排水管が邪魔にならないようにで
き、また、現場において孔開け加工を必要しないととも
に排水管の施工が容易にでき、また、排水管の導出位置
の誤差を吸収でき、更に、分割蓋の取付けが簡単且つ確
実にでき、また、分割蓋の取付け位置を現場で選択して
排水管の導出形態に対応できるキャビネット内における
シンク用の排水管の配設構造を提供することを課題とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るキャビネット内におけるシンク用の排水
管の配設構造は、シンク1を備えたキャビネット2内の
後部の底面部を構成する部材をキャビネット2の横巾方
向に複数の分割蓋3に分割し、隣接する分割蓋3間に排
水管通し用隙間4を形成し、シンク1からキャビネット
2内に導出した排水管5を排水管通し用隙間4に通し、
シールプレート6に設けた孔に排水管5を貫挿するとと
もにシールプレート6により排水管通し用隙間4を遮蔽
して成ることを特徴とするものである。このようにキャ
ビネット2内の後部の底面部を構成する部材である分割
蓋3間の排水管通し用隙間4部分に排水管5を通すこと
で、キャビネット2内を収納部として利用するに当た
り、排水管5が邪魔にならないようにできるものであ
る。また、隣接する分割蓋3間に形成される排水管通し
用隙間4に排水管5を通すので、現場で孔開け作業が必
要でなく、また、隣接する分割蓋3間に形成される隙間
部分に排水管5を通すので、従来のように孔に排水管5
を通すものに比べて作業が容易に行えるものである。ま
た、シールプレート6に設けた孔に排水管5を貫挿する
とともにシールプレート6により排水管通し用隙間4を
遮蔽することで、排水管5を通した排水管通し用隙間4
を簡単な構成で遮蔽することができるものである。
【0008】また、キャビネット2内の後部の底面部を
他の部分よりも高くして段部7を形成し、段部7の外側
を配管スペース8とし、段部7の上面となるキャビネッ
ト2内の後部の底面部を構成する部材をキャビネット2
の横巾方向に複数の分割蓋3に分割することが好まし
い。このようにキャビネット2の後部に形成した段部7
の外側を配管スペース8とすることで、段部7の上面を
構成する分割蓋3間の排水管通し用隙間4から配管スペ
ース8に排水管5を導出できることになる。
【0009】また、分割蓋3がキャビネット2の側板9
に対してダボ結合してあることが好ましい。このような
構成とすることで、分割蓋3を側板9に対してダボ結合
により簡単に取付けることができるものである。
【0010】また、分割蓋3の側端部をキャビネット2
の側板9にダボ結合すると共に分割蓋3の後端部に設け
た係合突条10をキャビネット2の背板11の前面部に
設けた嵌め込み溝12に嵌め込むことが好ましい。この
ような構成とすることで、分割蓋3を側板9に対しては
ダボ結合で取付けるとともに背板11に対しては係合突
条10と嵌め込み溝12との嵌め込みにより取付けるこ
とができるものである。
【0011】また、キャビネット2の底面部の後部に後
部開口13を設け、この後部開口13又は後部開口13
の上方に複数の分割蓋3を配置し、隣接する分割蓋3間
に排水管通し用隙間4を形成し、シンク1からキャビネ
ット2内に導出した排水管5を排水管通し用隙間4に通
し、シールプレート6に設けた孔に排水管5を貫挿する
とともにシールプレート6により排水管通し用隙間4を
遮蔽することが好ましい。このように、キャビネット2
の底面部の後部に形成した後部開口13に直接配設する
か又は上方に配設する複数の分割蓋3間に排水管通し用
隙間4を形成することで、請求項1の構成のものを実現
できるものである。
【0012】また、分割蓋3をキャビネット2の側板9
及び背板11にダボ結合により取付け、キャビネット2
の側板9の後部及び背板11に分割蓋3をダボ結合する
ためのダボ嵌合用のダボ孔14を上下方向に複数設ける
ことが好ましい。このような構成とすることで、分割蓋
3をダボ結合により側板9及び背板11に簡単に取付け
ることができるのみならず、現場の状況に応じて分割蓋
3の取付け位置を上下方向の任意の高さとすることがで
きるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0014】本発明におけるキャビネット2は流し台や
洗面台等のキャビネットのようにシンク1が備えたもの
である。
【0015】キャビネット2内の後部の底面部を構成す
る部材は、キャビネット2内の底面部の後部以外を構成
する部材とは別部材となっている。つまり、本発明にお
いては底面部の後部以外を構成する部材は底面板15に
より構成してあり、この底面板15は両端部をキャビネ
ット2の両側板9に固着してある。また、キャビネット
2内の後部の底面部を構成する部材は、キャビネット2
の横巾方向に複数(実施形態では2つ)に分割された分
割蓋3により構成してある。この複数の分割蓋3はキャ
ビネット2内の後部に横方向に一列に配設されて取付け
られるが、この場合、複数の分割蓋3の合計長はキャビ
ネット2内の横巾よりも短くて、隣接する分割蓋3間に
排水管通し用隙間4が形成されるようになっている。
【0016】そして、シンク1の下部からキャビネット
2内に導出した排水管5(この排水管5の上端部はシン
ク1の下面部に接続したトラップ30に接続してある)
を排水管通し用隙間4に通してキャビネット2の外に排
水管5を導出するようになっており、この場合、後述の
シールプレート6を用意してシールプレート6に設けた
孔6aに排水管5を貫挿するとともにシールプレート6
により排水管通し用隙間4を遮蔽するようになってい
る。
【0017】図1乃至7に示す実施形態においては、キ
ャビネット2内の後部の底面部を他の部分よりも高くし
て段部7を形成し、段部7の外側を配管スペース8と
し、段部7の上面となるキャビネット2内の後部の底面
部を構成する部材をキャビネット2の横巾方向に複数の
分割蓋3に分割した例が示してある。
【0018】この実施形態においては、キャビネット2
の底面板15の後端は形成しようとする配管スペース8
の前後巾Mだけ背板11よりも前方側にずれて位置して
おり、また、背板11の下端は形成しようとする配管ス
ペース8の上下高さHだけキャビネット2の下端よりも
上方にずれて位置している底面板15の上面後端には後
端縁に沿って下嵌め込み溝部16が形成してあり、ま
た、背板11の表面下端には下端縁に沿って嵌め込み溝
12が形成してある。また、側板9にはダボ孔14が設
けてある。一方、分割蓋3には外側端部の下面部前端に
ダボ受け溝17が形成してあり、分割蓋3の後端部には
係合突条10が設けてある。
【0019】そして、図3→図4のように、分割蓋3の
係合突条10を背板11の嵌め込み溝12に嵌合し、ダ
ボ18の片側を側板9のダボ孔14に嵌め込むとともに
ダボ18の他の片側を分割蓋3のダボ受け溝17に嵌め
込むことでダボ結合するものである。ここで、必要に応
じて分割蓋3にL型金具19を取付け、このL型金具1
9を背板11にねじのような固着具により取付けるよう
にしてもよいものである。L型金具19による連結位置
は図3、図4に示すように側板9から離れた方の分割蓋
3の端部側の後端部である。もちろん、L型金具19を
用いない場合もある。上記のようにして分割蓋3を取付
けると隣接する分割蓋3間に排水管通し用隙間4が形成
される。
【0020】上記のようにして複数の分割蓋3を取付け
た状態で、図5のように配管スペース用前板20の下端
部を底面板15の下嵌め込み溝部16に嵌め込み、配管
スペース用前板20の上端部を固着具により分割蓋3の
前面部に固着することで複数の分割蓋3と配管スペース
用前板20とで段部7を形成するものであり、この段部
7の外側が配管スペース8となるものである。
【0021】シンク1の下部からキャビネット2内に導
出した排水管5は上記段部7の上面に形成された分割蓋
3間の排水管通し用隙間4を利用してキャビネット2外
(段部7の外側)の配管スペース8に導出されるもので
ある。
【0022】この排水管5をキャビネット2内からキャ
ビネット2外に導出する作業は、前述の配管スペース用
前板20を現場で施工する前に隣接する分割蓋3間に形
成される排水管通し用隙間4に通してもよく、あるい
は、配管スペース用前板20を現場で施工して取付けた
後に、隣接する分割蓋3間に形成される排水管通し用隙
間4に通してもよい。また、配管スペース用前板20、
分割蓋3を現場で取付ける前に分割蓋3を取付けた場合
に形成される排水管通し用隙間4に対応した箇所に先に
排水管5を施工し、その後、前述の図3→図4→図5の
順番に分割蓋3、配管スペース用前板20を取付ける施
工を行ってもよい。これらの取付け順序の選択は現場の
状況に応じて任意に選択すればよいものであり、現場に
応じた最良の作業が可能となる。
【0023】また、現場において排水管5の導出位置の
位置ずれがあるが、通常は排水管通し用隙間4の巾内に
おいてこれを吸収するように排水管通し用隙間4の巾に
あらかじめ設計上余裕を持たせてある。しかし、現場に
おいて、上記あらかじめ設計上余裕を持たせて確保され
た排水管通し用隙間4の巾内に排水管5の導出位置が納
まらない場合には、分割蓋3の排水管通し用隙間4側の
端部を図5の破線イで示すように必要寸法切断除去する
ことで、現場で簡単に排水管通し用隙間4の巾を拡げる
ことができて、簡単に排水管5を挿通することができる
ものである。
【0024】上記のように隣接する分割蓋3間の排水管
通し用隙間4に排水管5を通した後、排水管5にシール
プレート6を取付けて排水管通し用隙間4を遮蔽するも
のである。
【0025】シールプレート6は弾性を有した薄板によ
り形成してあり、排水管5を通すための孔6aを設ける
とともに孔6aからシールプレート6の縁に至るように
切り溝21が設けてあり、また、シールプレート6の裏
面には粘着材を介して離型紙が設けてある。そして、シ
ールプレート6から離型紙を剥離し、シールプレート6
を弾性変形させて切り溝21から孔6a内に排水管5を
嵌め込んで貫挿状態とし、シールプレート6の裏面を分
割蓋3に粘着材により貼り付けるものである。この場
合、施工現場における排水管5の位置確認を行ってシー
ルプレート6を切断して使用するとよい。
【0026】また、分割蓋3には給水管や給湯管を通す
ための孔22を形成しておき、この孔22を利用して配
管スペース8からキャビネット2内の後部に給水管や給
湯管等の配管23を導入することができる。該配管23
にも孔6aの径が小さい別の小さなシールプレート6を
前述のようにして取付けて、シールプレート6により孔
22を遮蔽するものである。
【0027】次に、図8に基づいて本発明の他の実施形
態につき説明する。本実施形態では、キャビネット2の
底面部の後部に後部開口13を設け、この後部開口13
又は後部開口13の上方に複数の分割蓋3を配置し、隣
接する分割蓋3間に排水管通し用隙間4を形成したもの
である。すなわち、本実施形態においては、側板9、背
板11の下端がいずれも底面板15の上面と同じレベル
かまたは以下のレベルとなっており、また、底面板15
の後端部と背板11との間に後部開口13が形成してあ
る。また、側板9の後部及び背板11には分割蓋3をダ
ボ結合するためのダボ嵌合用のダボ孔14が上下方向に
複数設けてある。更に、分割蓋3の外側端部の下面部前
端及び後側端部の下面部後端の複数箇所にそれぞれダボ
受け溝17が設けてある。
【0028】しかして、本実施形態においては、分割蓋
3がキャビネット2の側板9及び背板11にダボ結合に
より取付けられるものであり、側板9の後部及び背板1
1に上下方向に複数設けたダボ孔14のうち任意の高さ
のダボ孔14を利用して分割蓋3をダボ18を用いて側
板9及び背板11に取付けるものであり、最下端に位置
するダボ孔14を用いてダボ18により分割蓋3を取付
けた場合には分割蓋3が後部開口13部分に取付けられ
て底面板15と同じレベルに取付けられるものであり、
隣接する分割蓋3間に形成される排水管通し用隙間4が
後部開口13部分に形成される。また、上下方向に複数
設けたダボ孔14のうち最下端のダボ孔14よりも上の
ダボ孔14を用いてダボ18により分割蓋3を取付けた
場合には、分割蓋3が後部開口13よりも上方位置に取
付けられるものであり、隣接する分割蓋3間に形成され
る排水管通し用隙間4が後部開口13の上方に対向する
位置に設けられることになる。
【0029】そして、上記のように、分割蓋3のキャビ
ネット2内の後部における取付け位置を自由に選択でき
るようにすることで、排水管5を外部に導出する位置の
高さを現場の状況に応じて選択できるものである。
【0030】本実施形態において分割蓋3を最下端のダ
ボ孔14よりも上のダボ孔14を用いて取付ける場合、
分割蓋3の取付け位置よりも下方の側板9の後部の下部
を切り取って除去するようにしてもよく、この場合には
側板9の除去部分から側方に排水管5や各種配管を導出
することができるものである。なお、ダボ結合のみで分
割蓋3を取付ける場合、少なくとも分割蓋3の後端の両
側を背板11にダボ結合するとともに分割蓋3の外側の
前端を側板9にダボ結合するというように3点支持以上
の支持とするものである。もちろんこの実施形態でもダ
ボ結合に加えてL型金具19を併用して取付けてもよい
ものである。
【0031】なお、上記いずれの実施形態においても、
背板11が側板9とほぼ同じ厚みとなっている。すなわ
ち、通常はキャビネット2の背板11の厚みは側板9に
比べて薄いが、本実施形態においては、背板11に嵌め
込み溝12を形成したり、ダボ孔14を形成したりでき
るように側板9とほぼ同じ厚みとしてあり、また、この
ように、背板11の厚みを厚くすることで、底面板15
の前後長さを短くしたものであっても、キャビネット2
の強度が低下することないようにしている。
【0032】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、シンクを備えたキャビネット内の後部の
底面部を構成する部材をキャビネットの横巾方向に複数
の分割蓋に分割し、隣接する分割蓋間に排水管通し用隙
間を形成し、シンクからキャビネット内に導出した排水
管を排水管通し用隙間に通し、シールプレートに設けた
孔に排水管を貫挿するとともにシールプレートにより排
水管通し用隙間を遮蔽してあるので、キャビネット内を
収納部として利用するに当たり、排水管が邪魔にならな
いようにできるのは勿論のこと、隣接する分割蓋間に形
成される排水管通し用隙間に排水管を通すので、従来の
ように現場で孔開け作業が必要でなくて作業が簡略化
し、また、隣接する分割蓋間に形成される隙間部分に排
水管を通すので、従来のように孔に排水管を通すものに
比べて作業が容易に行えるものであり、また、シールプ
レートに設けた孔に排水管を貫挿するとともにシールプ
レートにより排水管通し用隙間を遮蔽するので、排水管
を通した排水管通し用隙間を簡単な構成で遮蔽すること
ができて収まりをよくすることができるものである。
【0033】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、キャビネット内
の後部の底面部を他の部分よりも高くして段部を形成
し、段部の外側を配管スペースとし、段部の上面となる
キャビネット内の後部の底面部を構成する部材をキャビ
ネットの横巾方向に複数の分割蓋に分割してあるので、
段部の外側を配管スペースとして利用できるとともに段
部の上面を構成する分割蓋間の排水管通し用隙間から配
管スペースに簡単な構成で排水管を導出できるものであ
る。
【0034】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、分
割蓋がキャビネットの側板に対してダボ結合してあるの
で、分割蓋を側板に対してダボ結合という簡単な取付け
手段により取付けることができ、現場における分割蓋の
取付け作業が簡略化するものである。
【0035】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項3記載の発明の効果に加えて、分割蓋の側端部
をキャビネットの側板にダボ結合すると共に分割蓋の後
端部に設けた係合突条をキャビネットの背板の前面部に
設けた嵌め込み溝に嵌め込んであるので、分割蓋を側板
に対してはダボ結合で取付けるとともに背板に対しては
係合突条と嵌め込み溝との嵌め込みにより簡単な構成に
より確実に取付けることができるものである。
【0036】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、キャビネットの
底面部の後部に後部開口を設け、この後部開口又は後部
開口の上方に複数の分割蓋を配置し、隣接する分割蓋間
に排水管通し用隙間を形成し、シンクからキャビネット
内に導出した排水管を排水管通し用隙間に通し、シール
プレートに設けた孔に排水管を貫挿するとともにシール
プレートにより排水管通し用隙間を遮蔽してあるので、
キャビネットの底面部の後部に形成した後部開口に直接
配設するか又は上方に配設する複数の分割蓋間に排水管
通し用隙間を形成するという簡単な構成で、現場で孔開
け作業をすることなく、排水管が邪魔にならないように
配管できるものである。
【0037】また、請求項6記載の発明にあっては、上
記請求項5記載の発明の効果に加えて、分割蓋をキャビ
ネットの側板及び背板にダボ結合により取付け、キャビ
ネットの側板の後部及び背板に分割蓋をダボ結合するた
めのダボ嵌合用のダボ孔を上下方向に複数設けてあるの
で、分割蓋をダボ結合により側板及び背板に簡単に取付
けることができるのみならず、現場の状況に応じて分割
蓋の取付け位置を上下方向の任意の高さとすることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面図である。
【図2】同上の分割蓋、配管スペース用前板を取付ける
前の状態の透視図である。
【図3】同上の分割蓋の取付けを説明する斜視図であ
る。
【図4】同上の分割蓋の取付けを説明する斜視図であ
る。
【図5】同上の配管スペース用前板の取付けを説明する
斜視図である。
【図6】同上の排水管の導出部分へのシールプレートの
取付けを示す斜視図である。
【図7】同上の排水管を取付けた状態の斜視図である。
【図8】本発明の他の実施形態の一部分解した透視図で
ある。
【符号の説明】 1 シンク 2 キャビネット 3 分割蓋 4 排水管通し用隙間 5 排水管 6 シールプレート 7 段部 8 配管スペース 9 側板 10 係合突条 11 背板 12 嵌め込み溝 13 後部開口 14 ダボ孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンクを備えたキャビネット内の後部の
    底面部を構成する部材をキャビネットの横巾方向に複数
    の分割蓋に分割し、隣接する分割蓋間に排水管通し用隙
    間を形成し、シンクからキャビネット内に導出した排水
    管を排水管通し用隙間に通し、シールプレートに設けた
    孔に排水管を貫挿するとともにシールプレートにより排
    水管通し用隙間を遮蔽して成ることを特徴とするキャビ
    ネット内におけるシンク用の排水管の配設構造。
  2. 【請求項2】 キャビネット内の後部の底面部を他の部
    分よりも高くして段部を形成し、段部の外側を配管スペ
    ースとし、段部の上面となるキャビネット内の後部の底
    面部を構成する部材をキャビネットの横巾方向に複数の
    分割蓋に分割して成ることを特徴とする請求項1記載の
    キャビネット内におけるシンク用の排水管の配設構造。
  3. 【請求項3】 分割蓋がキャビネットの側板に対してダ
    ボ結合してあることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載のキャビネット内におけるシンク用の排水管の配設
    構造。
  4. 【請求項4】 分割蓋の側端部をキャビネットの側板に
    ダボ結合すると共に分割蓋の後端部に設けた係合突条を
    キャビネットの背板の前面部に設けた嵌め込み溝に嵌め
    込んで成ることを特徴とする請求項3記載のキャビネッ
    ト内におけるシンク用の排水管の配設構造。
  5. 【請求項5】 キャビネットの底面部の後部に後部開口
    を設け、この後部開口又は後部開口の上方に複数の分割
    蓋を配置し、隣接する分割蓋間に排水管通し用隙間を形
    成し、シンクからキャビネット内に導出した排水管を排
    水管通し用隙間に通し、シールプレートに設けた孔に排
    水管を貫挿するとともにシールプレートにより排水管通
    し用隙間を遮蔽して成ることを特徴とする請求項1記載
    のキャビネット内におけるシンク用の排水管の配設構
    造。
  6. 【請求項6】 分割蓋をキャビネットの側板及び背板に
    ダボ結合により取付け、キャビネットの側板の後部及び
    背板に分割蓋をダボ結合するためのダボ嵌合用のダボ孔
    を上下方向に複数設けて成ることを特徴とする請求項5
    記載のキャビネット内におけるシンク用の排水管の配設
    構造。
JP24902199A 1999-09-02 1999-09-02 キャビネット内におけるシンク用の排水管の配設構造 Pending JP2001073424A (ja)

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JP24902199A Pending JP2001073424A (ja) 1999-09-02 1999-09-02 キャビネット内におけるシンク用の排水管の配設構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009247517A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Yamaha Livingtec Corp キッチン用キャビネット
JP2010166967A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Eidai Co Ltd キャビネット
KR20120024693A (ko) * 2009-04-30 2012-03-14 헤티히 홀딩 게엠베하 운트 코. 오하게 가구의 사이펀 및 아이템

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