JP2001068907A - Fpcケーブルおよびfpcケーブル用コネクタ - Google Patents
Fpcケーブルおよびfpcケーブル用コネクタInfo
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- JP2001068907A JP2001068907A JP24040199A JP24040199A JP2001068907A JP 2001068907 A JP2001068907 A JP 2001068907A JP 24040199 A JP24040199 A JP 24040199A JP 24040199 A JP24040199 A JP 24040199A JP 2001068907 A JP2001068907 A JP 2001068907A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケーブルのコンタクト部での信号線の高密度
配列を実現する。 【解決手段】 誘電体層7の一方面側にグランド層5を
配し、他方面側に複数の信号線2を配置しかつこれら信
号線2間にグランド線6を介在させるようにしたFPC
ケーブルにおいて、前記信号線2間に介在される各グラ
ンド線6をケーブル端部の信号線が露出されたコンタク
ト部2aの手前で終端させ、かつ各グランド線6を前記
誘電体層7を貫通する導電性の層間接続材9を介して前
記グランド層5と接続する。
配列を実現する。 【解決手段】 誘電体層7の一方面側にグランド層5を
配し、他方面側に複数の信号線2を配置しかつこれら信
号線2間にグランド線6を介在させるようにしたFPC
ケーブルにおいて、前記信号線2間に介在される各グラ
ンド線6をケーブル端部の信号線が露出されたコンタク
ト部2aの手前で終端させ、かつ各グランド線6を前記
誘電体層7を貫通する導電性の層間接続材9を介して前
記グランド層5と接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロストリ
ップライン構造のFPC(flexible printing circui
t)ケーブルおよびこのFPCケーブルをプリント基板
に接続するためのSMT(surface mount technology)
タイプのFPCケーブル用コネクタに関する。
ップライン構造のFPC(flexible printing circui
t)ケーブルおよびこのFPCケーブルをプリント基板
に接続するためのSMT(surface mount technology)
タイプのFPCケーブル用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】ノートパソコンにおける液晶表示パネル
とマザーボードとの接続、マザーボード同士間の接続、
さらにはドーターボード同士間の接続のためには、高速
信号伝送およびEMI(electro magnetic interferenc
e)問題対策が要求されるので、多芯数同軸ケーブル、マ
イクロストリップライン構造を有するFPCケーブルな
どが主に使用されている。
とマザーボードとの接続、マザーボード同士間の接続、
さらにはドーターボード同士間の接続のためには、高速
信号伝送およびEMI(electro magnetic interferenc
e)問題対策が要求されるので、多芯数同軸ケーブル、マ
イクロストリップライン構造を有するFPCケーブルな
どが主に使用されている。
【0003】多芯数同軸ケーブルは、そのシールド性か
ら優れたEMI特性を有するものの、コネクタへの接続
の際には一本、一本接続しなくてはならないので、芯数
が多い場合には接続に多くの時間がかかり、作業効率が
悪いという問題がある。また、多芯数同軸ケーブルは、
概して価格が高いという問題もある。
ら優れたEMI特性を有するものの、コネクタへの接続
の際には一本、一本接続しなくてはならないので、芯数
が多い場合には接続に多くの時間がかかり、作業効率が
悪いという問題がある。また、多芯数同軸ケーブルは、
概して価格が高いという問題もある。
【0004】一方、図7および図8はFPCケーブルお
よびこのFPCケーブル用のコネクタに関しての従来技
術を示すものである。
よびこのFPCケーブル用のコネクタに関しての従来技
術を示すものである。
【0005】図7および図8に示すように、FPCケー
ブル100は、中央層をグランドGとし、その両面に信
号層を形成したマイクロストリップライン構造としてお
り、信号線Sの両サイドにグランド線Gをアサインする
ことで、漏話量を低減させている。
ブル100は、中央層をグランドGとし、その両面に信
号層を形成したマイクロストリップライン構造としてお
り、信号線Sの両サイドにグランド線Gをアサインする
ことで、漏話量を低減させている。
【0006】コネクタ150は、FPCケーブル100
の電極パッド101を嵌合させて接続する構成となって
おり、FPCケーブル100の両面でコンタクトするた
め、コンタクト部もハウジング内に2列配置した構造と
なっている
の電極パッド101を嵌合させて接続する構成となって
おり、FPCケーブル100の両面でコンタクトするた
め、コンタクト部もハウジング内に2列配置した構造と
なっている
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この図7および図8に
示す従来技術では、信号線Sの両サイドにグランド線G
をアサインしているので、クロストークを低減すること
ができるものの、これらグランド線がFPCケーブル1
00のコンタクト部すなわち電極パッド101のところ
まで延在しているので、信号線Sを露出させた電極パッ
ド部101において信号線Sを充分に高密度実装できな
いという問題がある。
示す従来技術では、信号線Sの両サイドにグランド線G
をアサインしているので、クロストークを低減すること
ができるものの、これらグランド線がFPCケーブル1
00のコンタクト部すなわち電極パッド101のところ
まで延在しているので、信号線Sを露出させた電極パッ
ド部101において信号線Sを充分に高密度実装できな
いという問題がある。
【0008】また、この従来技術では、コネクタ150
側において、特にノイズ対策、インピーダンスの整合対
策が行われてはいないので、ノイズ、インピーダンス整
合の面で不十分である。
側において、特にノイズ対策、インピーダンスの整合対
策が行われてはいないので、ノイズ、インピーダンス整
合の面で不十分である。
【0009】この発明はこのような事情を考慮してなさ
れたもので、ケーブルのコンタクト部で信号線を高密度
に配列することができるFPCケーブルを提供すること
を解決課題とする。
れたもので、ケーブルのコンタクト部で信号線を高密度
に配列することができるFPCケーブルを提供すること
を解決課題とする。
【0010】また、この発明は電磁ノイズ、クロストー
クを減少させ、好適なインピーダンス整合をなし得るF
PCケーブル用コネクタを提供することを解決課題とす
る。
クを減少させ、好適なインピーダンス整合をなし得るF
PCケーブル用コネクタを提供することを解決課題とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解消するた
めに請求項1の発明では、誘電体層の一方面側にグラン
ド層を配し、他方面側に複数の信号線を配置しかつこれ
ら信号線間にグランド線を介在させるようにしたFPC
ケーブルにおいて、前記信号線間に介在される各グラン
ド線をケーブル端部の信号線が露出されたコンタクト部
の手前で終端させ、かつ各グランド線を前記誘電体層を
貫通する導電性の層間接続材を介して前記グランド層と
接続するようにしている。
めに請求項1の発明では、誘電体層の一方面側にグラン
ド層を配し、他方面側に複数の信号線を配置しかつこれ
ら信号線間にグランド線を介在させるようにしたFPC
ケーブルにおいて、前記信号線間に介在される各グラン
ド線をケーブル端部の信号線が露出されたコンタクト部
の手前で終端させ、かつ各グランド線を前記誘電体層を
貫通する導電性の層間接続材を介して前記グランド層と
接続するようにしている。
【0012】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記ケーブル端部のグランド層の表面に導電性の
補強板を積層するようにしている。
いて、前記ケーブル端部のグランド層の表面に導電性の
補強板を積層するようにしている。
【0013】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記各信号線を前記ケーブルの端縁から間隔をお
いて終端させ、前記ケーブルの前記端縁であって信号線
側の誘電体層上に、ケーブルの幅方向にわたって延在す
るグランド層を配し、このグランド層を前記誘電体層を
貫通する複数の導電性の層間接続材を介して前記グラン
ド層と接続するようにしている。
いて、前記各信号線を前記ケーブルの端縁から間隔をお
いて終端させ、前記ケーブルの前記端縁であって信号線
側の誘電体層上に、ケーブルの幅方向にわたって延在す
るグランド層を配し、このグランド層を前記誘電体層を
貫通する複数の導電性の層間接続材を介して前記グラン
ド層と接続するようにしている。
【0014】請求項4の発明では、誘電体層の一方面側
に配されるグランド層と、前記誘電体層の他方面側に配
される複数の信号線と、これら信号線間に介在されケー
ブル端部の信号線が露出されたコンタクト部の手前で終
端されている複数のグランド線と、前記誘電体層を貫通
して各グランド線を前記グランド層と接続する導電性の
層間接続材と、前記ケーブル端部のグランド層の表面に
積層される導電性の補強板とを具えたFPCケーブルを
プリント基板に電気接続するFPCケーブル用コネクタ
であって、絶縁性のコネクタハウジングと、前記プリン
ト基板に固定される端部と、前記FPCケーブルの信号
線と接触するコンタクト部と、プリント基板から間隙を
もってプリント基板にほぼ沿った方向に前記端部および
コンタクト部間で延在するよう前記コネクタハウジング
に支持される延在部とを夫々有する複数の信号端子と、
前記複数の信号端子の上方を覆うよう前記コネクタハウ
ジングに支持されかつ前記ケーブルの導電性の補強板に
接触するコンタクト部を有する平板状のコンタクトシェ
ルと、このコンタクトシェルから延在されて前記プリン
ト基板のグランドに接続するよう前記コネクタハウジン
グを支持されるグランド端子部とを有する導電性のシェ
ル体とを具え、前記コンタクトシェルと前記複数の信号
端子との間の空間に前記FPCケーブルをその信号線側
をプリント基板の方を向けて挿入することにより、FP
Cケーブルおよびコネクタの接続を行うようにしてい
る。
に配されるグランド層と、前記誘電体層の他方面側に配
される複数の信号線と、これら信号線間に介在されケー
ブル端部の信号線が露出されたコンタクト部の手前で終
端されている複数のグランド線と、前記誘電体層を貫通
して各グランド線を前記グランド層と接続する導電性の
層間接続材と、前記ケーブル端部のグランド層の表面に
積層される導電性の補強板とを具えたFPCケーブルを
プリント基板に電気接続するFPCケーブル用コネクタ
であって、絶縁性のコネクタハウジングと、前記プリン
ト基板に固定される端部と、前記FPCケーブルの信号
線と接触するコンタクト部と、プリント基板から間隙を
もってプリント基板にほぼ沿った方向に前記端部および
コンタクト部間で延在するよう前記コネクタハウジング
に支持される延在部とを夫々有する複数の信号端子と、
前記複数の信号端子の上方を覆うよう前記コネクタハウ
ジングに支持されかつ前記ケーブルの導電性の補強板に
接触するコンタクト部を有する平板状のコンタクトシェ
ルと、このコンタクトシェルから延在されて前記プリン
ト基板のグランドに接続するよう前記コネクタハウジン
グを支持されるグランド端子部とを有する導電性のシェ
ル体とを具え、前記コンタクトシェルと前記複数の信号
端子との間の空間に前記FPCケーブルをその信号線側
をプリント基板の方を向けて挿入することにより、FP
Cケーブルおよびコネクタの接続を行うようにしてい
る。
【0015】請求項5の発明では、請求項4の発明にお
いて、前記各信号端子のプリント基板に固定される端部
の線幅に比べ前記延在部の線幅を広くするようにしたこ
とを特徴としている。
いて、前記各信号端子のプリント基板に固定される端部
の線幅に比べ前記延在部の線幅を広くするようにしたこ
とを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明の実施形態を説明する。
明の実施形態を説明する。
【0017】まず、図1〜図3を参照してFPCケーブ
ルについて説明する。
ルについて説明する。
【0018】図1はFPCケーブル1の先端部の構造を
示す斜視図、図2(a)は同ケーブル1の全体を示す平
面図、図2(b)はその側面図である。また、図3
(a)はFPCケーブルの先端(図2の矢印Aで示す部
分)の構造を示す平面図、図3(b)はその側面図、図
3(c)は図3(a)のX−X断面図、図3(d)は図
3(a)のY−Y断面図である。
示す斜視図、図2(a)は同ケーブル1の全体を示す平
面図、図2(b)はその側面図である。また、図3
(a)はFPCケーブルの先端(図2の矢印Aで示す部
分)の構造を示す平面図、図3(b)はその側面図、図
3(c)は図3(a)のX−X断面図、図3(d)は図
3(a)のY−Y断面図である。
【0019】図2に示すように、このケーブル1におい
ては、ケーブル1の長手方向に沿って延在する複数の微
細な信号線2がケーブル1の幅方向に並列に配列されて
いる。このケーブル1の両端の裏面には、導電性の金属
の補強板3が付着されている。この補強板3は、例え
ば、銅のプレートの表裏面に金めっきを施すことで形成
されている。ケーブル1の先端部の表面の信号線2が露
出されているコンタクト部(カバーレイ開口部)4と、
補強板3が付着されている裏面の一部とを除いたケーブ
ル1の表裏表面には、熱硬化性型レジスト、ポリイミド
フィルムなどを材料としたカバーコート材(図示せず)
が被覆されている。
ては、ケーブル1の長手方向に沿って延在する複数の微
細な信号線2がケーブル1の幅方向に並列に配列されて
いる。このケーブル1の両端の裏面には、導電性の金属
の補強板3が付着されている。この補強板3は、例え
ば、銅のプレートの表裏面に金めっきを施すことで形成
されている。ケーブル1の先端部の表面の信号線2が露
出されているコンタクト部(カバーレイ開口部)4と、
補強板3が付着されている裏面の一部とを除いたケーブ
ル1の表裏表面には、熱硬化性型レジスト、ポリイミド
フィルムなどを材料としたカバーコート材(図示せず)
が被覆されている。
【0020】つぎに、図1および図2を用いてケーブル
1の積層構造およびその先端部の平面的配置について説
明する。
1の積層構造およびその先端部の平面的配置について説
明する。
【0021】ケーブル1は、マイクロストリップライン
構造をとっており、基本的には、裏面全面に配置された
プレート状のグランド層5と、表面に位置する複数の信
号線2および複数の表面グランド線6と、それら間に介
在する誘電体層7とで構成されている。その表裏面に
は、前述したように、カバーコート材(図示せず)が被
覆されている。ケーブル1の裏面の両端部には、金属補
強板3が導電性の接着剤8(図1)等によってグランド
層5に直接接着されている。グランド層5、表面グラン
ド線6および信号線2は例えば銅箔で形成されている。
信号線2のコンタクト部2a(カバーレイ開口部4(図
2参照))では、その表面にAuフラッシュめっきが施
されている。誘電体層7は、例えば液晶ポリマーで構成
されている。
構造をとっており、基本的には、裏面全面に配置された
プレート状のグランド層5と、表面に位置する複数の信
号線2および複数の表面グランド線6と、それら間に介
在する誘電体層7とで構成されている。その表裏面に
は、前述したように、カバーコート材(図示せず)が被
覆されている。ケーブル1の裏面の両端部には、金属補
強板3が導電性の接着剤8(図1)等によってグランド
層5に直接接着されている。グランド層5、表面グラン
ド線6および信号線2は例えば銅箔で形成されている。
信号線2のコンタクト部2a(カバーレイ開口部4(図
2参照))では、その表面にAuフラッシュめっきが施
されている。誘電体層7は、例えば液晶ポリマーで構成
されている。
【0022】ケーブル1の表面側に配設された複数の信
号線2は、その両端のコンタクト部2aの幅より、それ
以外の中央部分2bの幅を狭く形成している。そして、
これら幅狭とした信号線中央部分2bの各間に表面グラ
ンド線6を配置している。すなわち、表面グランド線6
は信号線2の中央部分2bの間のみに存在し、幅広のコ
ンタクト部分2aの手前で終端している。
号線2は、その両端のコンタクト部2aの幅より、それ
以外の中央部分2bの幅を狭く形成している。そして、
これら幅狭とした信号線中央部分2bの各間に表面グラ
ンド線6を配置している。すなわち、表面グランド線6
は信号線2の中央部分2bの間のみに存在し、幅広のコ
ンタクト部分2aの手前で終端している。
【0023】例えば、信号線2の先端のコンタクト部2
aの幅は0.28μmとし、中央の幅狭部分2bの幅は
0.11μmとし、表面グランド線6の幅は0.28μ
mとしている。
aの幅は0.28μmとし、中央の幅狭部分2bの幅は
0.11μmとし、表面グランド線6の幅は0.28μ
mとしている。
【0024】各表面グランド線6の先端は、導電性材料
で構成された円錐形状のバンプ9によって裏面のグラン
ド層5と接続され、両者は電気的に導通している。バン
プ9は、スルーホールと同様、層間接続材として機能す
るもので、例えば、Ag系の導電性樹脂で形成されてい
る。なお、このような、導電性のバンプ9によって、誘
電体層7を挟んだ表面導体層と裏面導体層を接続する手
法は、従来一般的に行われているスルーホールを用いた
手法における、穴あけ工程、めっき工程、めっき剥離工
程などを省略でき、製造工程を簡単化できる利点を有し
ている。
で構成された円錐形状のバンプ9によって裏面のグラン
ド層5と接続され、両者は電気的に導通している。バン
プ9は、スルーホールと同様、層間接続材として機能す
るもので、例えば、Ag系の導電性樹脂で形成されてい
る。なお、このような、導電性のバンプ9によって、誘
電体層7を挟んだ表面導体層と裏面導体層を接続する手
法は、従来一般的に行われているスルーホールを用いた
手法における、穴あけ工程、めっき工程、めっき剥離工
程などを省略でき、製造工程を簡単化できる利点を有し
ている。
【0025】このバンプによる手法では、バンプ9が突
出された裏面導体層と表面導体層とを誘電体層を挟んで
熱圧着することにより、バンプ9で誘電体層を貫通させ
て裏面導体層と表面導体層とをバンプ9で接続し、この
後、レジスト塗布、エッチング、レジスト剥離工程を経
て所要の裏面導体層パターンまたは表面導体層パターン
を形成する。
出された裏面導体層と表面導体層とを誘電体層を挟んで
熱圧着することにより、バンプ9で誘電体層を貫通させ
て裏面導体層と表面導体層とをバンプ9で接続し、この
後、レジスト塗布、エッチング、レジスト剥離工程を経
て所要の裏面導体層パターンまたは表面導体層パターン
を形成する。
【0026】さらに、ケーブル1の表面の最先端部に
も、信号線2aの保護のために、銅箔材料から成る表面
グランド部10が形成されており、この表面グランド部
10も複数の導電性のバンプ11によって裏面グランド
層5と接続されている。これらバンプ11は、ケーブル
1の幅方向に関し、信号線2a間の中央位置に位置させ
ており、これにより信号線の間を確実にグランドに落と
すようにしている。
も、信号線2aの保護のために、銅箔材料から成る表面
グランド部10が形成されており、この表面グランド部
10も複数の導電性のバンプ11によって裏面グランド
層5と接続されている。これらバンプ11は、ケーブル
1の幅方向に関し、信号線2a間の中央位置に位置させ
ており、これにより信号線の間を確実にグランドに落と
すようにしている。
【0027】このケーブル構造によれば、信号線2間に
介在される各グランド線6をケーブル端部の信号線が露
出されたコンタクト部2aの手前で終端させるようにし
ているので、ケーブル端部のコンタクト部での信号線密
度を従来に比べ格段に向上させることができる。また、
信号線2をグランド線6で挟み、これらグランド線6を
バンプ9を介して裏面のグランド層5と接続するように
しているので、クロストーク、電磁ノイズを削減するこ
とができる。
介在される各グランド線6をケーブル端部の信号線が露
出されたコンタクト部2aの手前で終端させるようにし
ているので、ケーブル端部のコンタクト部での信号線密
度を従来に比べ格段に向上させることができる。また、
信号線2をグランド線6で挟み、これらグランド線6を
バンプ9を介して裏面のグランド層5と接続するように
しているので、クロストーク、電磁ノイズを削減するこ
とができる。
【0028】また、ケーブル端部のグランド層5の表面
に導電性の補強板3を積層するようにしているので、ケ
ーブル端部の補強をなし得、かつ後述するコネクタとの
接続においてこの導電性補強板3を介してグランド接続
をすることができ、大きな接続面積でグランドと接続で
きることから、電磁雑音の減少に寄与する。
に導電性の補強板3を積層するようにしているので、ケ
ーブル端部の補強をなし得、かつ後述するコネクタとの
接続においてこの導電性補強板3を介してグランド接続
をすることができ、大きな接続面積でグランドと接続で
きることから、電磁雑音の減少に寄与する。
【0029】また、各信号線2をケーブルの端縁から間
隔をおいて終端させ、ケーブルの前記端縁にケーブルの
幅方向にわたって延在するグランド部10を配し、この
グランド部10をバンプ11を介して裏面のグランド層
5と接続するようにしているので、信号線2を保護でき
ると共に信号線2が露出しているコンタクト部2aの信
号線の間を確実にグランドに落とすことができる。
隔をおいて終端させ、ケーブルの前記端縁にケーブルの
幅方向にわたって延在するグランド部10を配し、この
グランド部10をバンプ11を介して裏面のグランド層
5と接続するようにしているので、信号線2を保護でき
ると共に信号線2が露出しているコンタクト部2aの信
号線の間を確実にグランドに落とすことができる。
【0030】つぎに、図4〜図6を参照して、上述した
ケーブル1を接続するコネクタ20の構成およびコネク
タ20とケーブル1との連結態様について説明する。
ケーブル1を接続するコネクタ20の構成およびコネク
タ20とケーブル1との連結態様について説明する。
【0031】図4はコネクタ20の外観的構成を示すも
のであり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は
後面図である。図5はコネクタ20の一部の内部構造を
示す一部破断平面図である。図6はコネクタ20とケー
ブル1との連結状態を示す、例えば図4(a)のB−B
断面図である。
のであり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は
後面図である。図5はコネクタ20の一部の内部構造を
示す一部破断平面図である。図6はコネクタ20とケー
ブル1との連結状態を示す、例えば図4(a)のB−B
断面図である。
【0032】これらの図において、コネクタ20は、樹
脂などの絶縁材料で一体成形されるコネクタハウジング
21と、グランド端子部31およびコンタクトシェル部
32を有する一体成形の金属で構成されたシェル30
と、並設された複数本の信号端子40とを有して構成さ
れている。
脂などの絶縁材料で一体成形されるコネクタハウジング
21と、グランド端子部31およびコンタクトシェル部
32を有する一体成形の金属で構成されたシェル30
と、並設された複数本の信号端子40とを有して構成さ
れている。
【0033】ケーブル1は、図4(a)に示すように、
コネクタ20における信号端子40が露出している前部
側から挿入され、図6に示すように、コネクタ20内に
係合される。
コネクタ20における信号端子40が露出している前部
側から挿入され、図6に示すように、コネクタ20内に
係合される。
【0034】コネクタハウジング21にはその両側部に
2つずつのスリット22が形成され、これらのスリット
22に、シェル30のコンタクトシェル部32の両側部
から下方に2本ずつ延在している接合部33が係合され
る。4つの接合部33のうちの2つの接合部33には、
プリント基板50のスルーホールを貫通するディップ端
子34がさらに下方に延在している。このディップ端子
34はプリント基板50のグランドに接続される。
2つずつのスリット22が形成され、これらのスリット
22に、シェル30のコンタクトシェル部32の両側部
から下方に2本ずつ延在している接合部33が係合され
る。4つの接合部33のうちの2つの接合部33には、
プリント基板50のスルーホールを貫通するディップ端
子34がさらに下方に延在している。このディップ端子
34はプリント基板50のグランドに接続される。
【0035】コネクタハウジング21の後部側中央に
も、スリット25(図4(c),図6)が形成され、こ
のスリット25にコンタクトシェル部32の後部から下
方に延在している略L字状の接合部35が係合される。
も、スリット25(図4(c),図6)が形成され、こ
のスリット25にコンタクトシェル部32の後部から下
方に延在している略L字状の接合部35が係合される。
【0036】コネクタハウジング21は、複数の信号端
子40を上下で挟持して固定する上下一対の信号端子支
持部23a,23bを有している。これら信号端子支持
部23a,23bの信号端子40が位置する各箇所に
は、開口24が夫々形成されている。高密度で配設され
た各信号線に対応して開口24を夫々形成できるよう、
隣接する開口24の位置をずらしている。これらの開口
24は、コネクタハウジング21の信号端子支持部23
a,23bの成形時、信号端子40の延在部43を保持
するためのスライドピンが入るために設けられている。
子40を上下で挟持して固定する上下一対の信号端子支
持部23a,23bを有している。これら信号端子支持
部23a,23bの信号端子40が位置する各箇所に
は、開口24が夫々形成されている。高密度で配設され
た各信号線に対応して開口24を夫々形成できるよう、
隣接する開口24の位置をずらしている。これらの開口
24は、コネクタハウジング21の信号端子支持部23
a,23bの成形時、信号端子40の延在部43を保持
するためのスライドピンが入るために設けられている。
【0037】シェル30のコンタクトシェル部32は、
コネクタ20の上面ハウジングとしても機能するもの
で、その下面側には、図6に示すように、ケーブル1の
ガイド体またはケーブル1の金属補強板3とのコンタク
トとして機能する凸部33と、ケーブル1の金属補強板
3とのコンタクトとして機能する複数の凸部34とが形
成されている。コンタクトシェル部32の凸部33に対
応する上面側は凹部35になっており、またコンタクト
シェル部32の凸部34に対応する上面側は凹部36に
なっている。
コネクタ20の上面ハウジングとしても機能するもの
で、その下面側には、図6に示すように、ケーブル1の
ガイド体またはケーブル1の金属補強板3とのコンタク
トとして機能する凸部33と、ケーブル1の金属補強板
3とのコンタクトとして機能する複数の凸部34とが形
成されている。コンタクトシェル部32の凸部33に対
応する上面側は凹部35になっており、またコンタクト
シェル部32の凸部34に対応する上面側は凹部36に
なっている。
【0038】凸部33は、図4または図5に示す凹部3
5から判るように、信号端子40の配列方向にそって連
続的に形成されている。一方、凸部34は、図4または
図5に示す凹部36から判るように、小径の突起であ
り、信号端子40の配列方向にそって分散配置されてい
る。
5から判るように、信号端子40の配列方向にそって連
続的に形成されている。一方、凸部34は、図4または
図5に示す凹部36から判るように、小径の突起であ
り、信号端子40の配列方向にそって分散配置されてい
る。
【0039】コネクタシェル30のグランド端子部31
は、プリント基板50に着座させるための脚体としても
機能し、ノイズ対策のためにその表面積をできるだけ大
きくしている。グランド端子部31はプリント基板50
に半田付けされ、図6に示すように、プリント基板50
のスルーホール51を介してプリント基板50の裏面グ
ランド52に接続されている。
は、プリント基板50に着座させるための脚体としても
機能し、ノイズ対策のためにその表面積をできるだけ大
きくしている。グランド端子部31はプリント基板50
に半田付けされ、図6に示すように、プリント基板50
のスルーホール51を介してプリント基板50の裏面グ
ランド52に接続されている。
【0040】各信号端子40は、図6に示すように、プ
リント基板50のコンタクトパッドに半田付け固定され
る端部41、FPCケーブル1の信号線2aと接触する
コンタクト部42、プリント基板50の面にほぼ沿った
方向に延在するようコネクタハウジング20の信号端子
支持部23a,23bで支持される延在部43を有して
いる。延在部43から先端側は、略へ字状を呈してお
り、弾性を利用して、挿入されたケーブル1の信号線の
コンタクト部2aと接触する。
リント基板50のコンタクトパッドに半田付け固定され
る端部41、FPCケーブル1の信号線2aと接触する
コンタクト部42、プリント基板50の面にほぼ沿った
方向に延在するようコネクタハウジング20の信号端子
支持部23a,23bで支持される延在部43を有して
いる。延在部43から先端側は、略へ字状を呈してお
り、弾性を利用して、挿入されたケーブル1の信号線の
コンタクト部2aと接触する。
【0041】各信号端子40は、図5に示すように、端
部41の線幅に比べ延在部43およびコンタクト部42
の線幅を広くするようにしている。すなわち、ケーブル
のコンタクト部2aは、信号線間にグランド線6が存在
していないので、グランド線6が存在している部分に比
べ、静電容量が低下しているので、コネクタ20側の信
号線40のこれら延在部43およびコンタクト部42の
幅を広くすることで、静電容量を補い、これによって、
信号線のコネクタ入口から出口までの特性インピーダン
スをケーブルの特性インピーダンス50オームと同じに
なるようにしている。
部41の線幅に比べ延在部43およびコンタクト部42
の線幅を広くするようにしている。すなわち、ケーブル
のコンタクト部2aは、信号線間にグランド線6が存在
していないので、グランド線6が存在している部分に比
べ、静電容量が低下しているので、コネクタ20側の信
号線40のこれら延在部43およびコンタクト部42の
幅を広くすることで、静電容量を補い、これによって、
信号線のコネクタ入口から出口までの特性インピーダン
スをケーブルの特性インピーダンス50オームと同じに
なるようにしている。
【0042】また、このコネクタ構造においては、信号
端子40の延在部43とプリント基板50の表面グラン
ド54との距離を調整することによっても、50オーム
の特性インピーダンス50のための静電容量調整を行う
ようにしている。
端子40の延在部43とプリント基板50の表面グラン
ド54との距離を調整することによっても、50オーム
の特性インピーダンス50のための静電容量調整を行う
ようにしている。
【0043】このコネクタ20によれば、図6に示すよ
うに、シェル30のコンタクトシェル32とコネクタハ
ウジング21の信号端子支持部23a,23bとの間に
形成された開口60を介してFPCケーブル1を挿入す
る。FPCケーブル1が挿入されると、信号端子40お
よびコンタクトシェル32との間の空間61でケーブル
1の先端部がコネクタ20と係合される。FPCケーブ
ル1およびコネクタ20が係合されると、ケーブル1の
裏面の金属補強板3がコンタクトシェル32の複数の凸
状コンタクト34と接触するとともに、ケーブル1の表
面の信号線コンタクト部2aが信号端子40のコンタク
ト部42に接触する。この結果、ケーブル1の表面の信
号線2は信号端子40を介してプリント配線基板50の
コンタクトパッド53に接続される。一方、ケーブル1
の裏面のグランド層5を金属補強板3、コンタクトシェ
ル部32およびグランド端子部31を介してプリント基
板50のグランドに接続される。
うに、シェル30のコンタクトシェル32とコネクタハ
ウジング21の信号端子支持部23a,23bとの間に
形成された開口60を介してFPCケーブル1を挿入す
る。FPCケーブル1が挿入されると、信号端子40お
よびコンタクトシェル32との間の空間61でケーブル
1の先端部がコネクタ20と係合される。FPCケーブ
ル1およびコネクタ20が係合されると、ケーブル1の
裏面の金属補強板3がコンタクトシェル32の複数の凸
状コンタクト34と接触するとともに、ケーブル1の表
面の信号線コンタクト部2aが信号端子40のコンタク
ト部42に接触する。この結果、ケーブル1の表面の信
号線2は信号端子40を介してプリント配線基板50の
コンタクトパッド53に接続される。一方、ケーブル1
の裏面のグランド層5を金属補強板3、コンタクトシェ
ル部32およびグランド端子部31を介してプリント基
板50のグランドに接続される。
【0044】このようにこのコネクタ構造によれば、コ
ネクタ20に、信号端子40の上方を覆うよう金属シェ
ル30を配し、ケーブル1のグランド層5を、導電性補
強板3、コンタクトシェル32、グランド端子部31を
介してプリント基板50のグランドに落とすようにした
ので、大きな接続面積でプリント基板50のグランドと
接続できるようになり、これにより電磁雑音、クロスト
ークを減少させることが可能になる。
ネクタ20に、信号端子40の上方を覆うよう金属シェ
ル30を配し、ケーブル1のグランド層5を、導電性補
強板3、コンタクトシェル32、グランド端子部31を
介してプリント基板50のグランドに落とすようにした
ので、大きな接続面積でプリント基板50のグランドと
接続できるようになり、これにより電磁雑音、クロスト
ークを減少させることが可能になる。
【0045】なお、この発明のケーブルおよびコネクタ
は、パーソナルコンピュータ、プリンタ、ディスプレ
イ、FDD、HDD、メモリカードなどの周辺機器、携
帯電話、自動車用ナビゲーション機器、ビデオカメラ、
CDプレーヤなどの機器に使用される配線板、半導体の
パッケージ用基板、MCM用基板、その他自動車用、衛
星用機器などの分野に適用可能である。
は、パーソナルコンピュータ、プリンタ、ディスプレ
イ、FDD、HDD、メモリカードなどの周辺機器、携
帯電話、自動車用ナビゲーション機器、ビデオカメラ、
CDプレーヤなどの機器に使用される配線板、半導体の
パッケージ用基板、MCM用基板、その他自動車用、衛
星用機器などの分野に適用可能である。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明では、信号線間に介在さ
れる各グランド線をケーブル端部の信号線が露出された
コンタクト部の手前で終端させ、かつ各グランド線を前
記誘電体層を貫通する導電性の層間接続材を介して前記
グランド層と接続するようにしているので、クロストー
クを削減するとともに、ケーブル端部のコンタクト部で
の信号線密度を格段に向上させることができる。
れる各グランド線をケーブル端部の信号線が露出された
コンタクト部の手前で終端させ、かつ各グランド線を前
記誘電体層を貫通する導電性の層間接続材を介して前記
グランド層と接続するようにしているので、クロストー
クを削減するとともに、ケーブル端部のコンタクト部で
の信号線密度を格段に向上させることができる。
【0047】請求項2の発明では、ケーブル端部のグラ
ンド層の表面に導電性の補強板を積層するようにしてい
るので、ケーブル端部の補強をなし得るかつコネクタと
の接続においてこの導電性補強板を介してグランド接続
をすることができ、大きな接続面積でグランドと接続で
きることから、電磁雑音の減少に寄与する。
ンド層の表面に導電性の補強板を積層するようにしてい
るので、ケーブル端部の補強をなし得るかつコネクタと
の接続においてこの導電性補強板を介してグランド接続
をすることができ、大きな接続面積でグランドと接続で
きることから、電磁雑音の減少に寄与する。
【0048】請求項3の発明では、各信号線を前記ケー
ブルの端縁から間隔をおいて終端させ、前記ケーブルの
前記端縁であって信号線側の誘電体層上に、ケーブルの
幅方向にわたって延在するグランド層を配し、このグラ
ンド層を前記誘電体層を貫通する複数の導電性の層間接
続材を介して前記グランド層と接続するようにしている
ので、信号線を保護できると共に信号線が露出している
コンタクト部の信号線の間を確実にグランドに落とすこ
とができる。
ブルの端縁から間隔をおいて終端させ、前記ケーブルの
前記端縁であって信号線側の誘電体層上に、ケーブルの
幅方向にわたって延在するグランド層を配し、このグラ
ンド層を前記誘電体層を貫通する複数の導電性の層間接
続材を介して前記グランド層と接続するようにしている
ので、信号線を保護できると共に信号線が露出している
コンタクト部の信号線の間を確実にグランドに落とすこ
とができる。
【0049】請求項4の発明では、コネクタに、信号端
子の上方を覆うようコンタクトシェルを配し、ケーブル
のグランド層を、導電性補強板、コンタクトシェル、グ
ランド端子部を介してプリント基板のグランドに落とす
ようにしたので、大きな接続面積でグランドと接続でき
るようになり、電磁雑音の減少に寄与する。
子の上方を覆うようコンタクトシェルを配し、ケーブル
のグランド層を、導電性補強板、コンタクトシェル、グ
ランド端子部を介してプリント基板のグランドに落とす
ようにしたので、大きな接続面積でグランドと接続でき
るようになり、電磁雑音の減少に寄与する。
【0050】請求項5の発明では、各信号端子のプリン
ト基板に固定される端部の線幅に比べ前記延在部の線幅
を広くするようにしたので、信号線間にグランド線が存
在していないことによるFPCケーブルのコンタクト部
における静電容量の低下を前記延在部の線幅を広くする
ことで補い、これによりコネクタ内においてもケーブル
と同じ特性インピーダンスをもつようになり、良好なイ
ンピーダンス整合のコネクト構造を提供することができ
る。
ト基板に固定される端部の線幅に比べ前記延在部の線幅
を広くするようにしたので、信号線間にグランド線が存
在していないことによるFPCケーブルのコンタクト部
における静電容量の低下を前記延在部の線幅を広くする
ことで補い、これによりコネクタ内においてもケーブル
と同じ特性インピーダンスをもつようになり、良好なイ
ンピーダンス整合のコネクト構造を提供することができ
る。
【図1】この発明にかかるFPCケーブルの実施形態の
端部の構造を示す斜視図である。
端部の構造を示す斜視図である。
【図2】この発明にかかるFPCケーブルの実施形態の
全体を示す平面図である。
全体を示す平面図である。
【図3】この発明にかかるFPCケーブルの実施形態の
一部を示す図である。
一部を示す図である。
【図4】この発明にかかるFPCケーブル用コネクタの
実施形態を示す三面図である。
実施形態を示す三面図である。
【図5】この発明にかかるFPCケーブル用コネクタの
実施形態を示す一部破断平面図である。
実施形態を示す一部破断平面図である。
【図6】この発明にかかるFPCケーブル用コネクタの
実施形態を示す一部破断平面図である。
実施形態を示す一部破断平面図である。
【図7】従来技術を示す斜視図である。
【図8】従来技術のFPCケーブルを示す断面図であ
る。
る。
1 FPCケーブル 2 信号線 3 補強板 4 カバーレイ開口部 5 グランド層 6 表面グランド線 7 誘電体層 8 接着剤 9 バンプ 10 表面グランド部 11 バンプ 20 コネクタ 21 コネクタハウジング 22 スリット 30 シェル 31 グランド端子部 32 コンタクトシェル 40 信号端子 41 端部 42 コンタクト部 43 延在部 50 プリント基板
Claims (5)
- 【請求項1】 誘電体層の一方面側にグランド層を配
し、他方面側に複数の信号線を配置しかつこれら信号線
間にグランド線を介在させるようにしたFPCケーブル
において、 前記信号線間に介在される各グランド線をケーブル端部
の信号線が露出されたコンタクト部の手前で終端させ、
かつ各グランド線を前記誘電体層を貫通する導電性の層
間接続材を介して前記グランド層と接続するようにした
ことを特徴とするFPCケーブル。 - 【請求項2】 前記ケーブル端部のグランド層の表面に
導電性の補強板を積層するようにしたことを特徴とする
請求項1記載のFPCケーブル。 - 【請求項3】 前記各信号線を前記ケーブルの端縁から
間隔をおいて終端させ、前記ケーブルの前記端縁であっ
て信号線側の誘電体層上に、ケーブルの幅方向にわたっ
て延在するグランド層を配し、このグランド層を前記誘
電体層を貫通する複数の導電性の層間接続材を介して前
記グランド層と接続するようにしたことを特徴とする請
求項1記載のFPCケーブル。 - 【請求項4】 誘電体層の一方面側に配されるグランド
層と、前記誘電体層の他方面側に配される複数の信号線
と、これら信号線間に介在されケーブル端部の信号線が
露出されたコンタクト部の手前で終端されている複数の
グランド線と、前記誘電体層を貫通して各グランド線を
前記グランド層と接続する導電性の層間接続材と、前記
ケーブル端部のグランド層の表面に積層される導電性の
補強板とを具えたFPCケーブルをプリント基板に電気
接続するFPCケーブル用コネクタであって、 絶縁性のコネクタハウジングと、 前記プリント基板に固定される端部と、前記FPCケー
ブルの信号線と接触するコンタクト部と、プリント基板
から間隙をもってプリント基板にほぼ沿った方向に前記
端部およびコンタクト部間で延在するよう前記コネクタ
ハウジングに支持される延在部とを夫々有する複数の信
号端子と、 前記複数の信号端子の上方を覆うよう前記コネクタハウ
ジングに支持されかつ前記ケーブルの導電性の補強板に
接触するコンタクト部を有する平板状のコンタクトシェ
ルと、このコンタクトシェルから延在されて前記プリン
ト基板のグランドに接続するよう前記コネクタハウジン
グを支持されるグランド端子部とを有する導電性のシェ
ル体と、 を具え、 前記コンタクトシェルと前記複数の信号端子との間の空
間に前記FPCケーブルをその信号線側をプリント基板
の方を向けて挿入することにより、FPCケーブルおよ
びコネクタの接続を行うようにしたことを特徴とするF
PCケーブル用コネクタ。 - 【請求項5】 前記各信号端子のプリント基板に固定さ
れる端部の線幅に比べ前記延在部の線幅を広くするよう
にしたことを特徴とする請求項4記載のFPCケーブル
用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24040199A JP2001068907A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | Fpcケーブルおよびfpcケーブル用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24040199A JP2001068907A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | Fpcケーブルおよびfpcケーブル用コネクタ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003065584A Division JP2003272774A (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | Fpcケーブル用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001068907A true JP2001068907A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17058933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24040199A Pending JP2001068907A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | Fpcケーブルおよびfpcケーブル用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001068907A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7012596B2 (en) | 2001-03-29 | 2006-03-14 | High Tech Computer Corporation | Color thin film transistor display module with shielding-effect cable |
JP2006156866A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電子機器 |
US7113002B2 (en) | 2003-05-15 | 2006-09-26 | Fujikura Ltd. | Transmission cable structure for GHz frequency band signals and connector used for transmission of GHz frequency band signals |
JP2006338189A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Toshiba Corp | 情報処理装置、およびその制御方法 |
JP2007123183A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Sony Corp | フレキシブル基板用コネクタ、基板接続構造、光送受信モジュール及び光送受信装置 |
WO2010028009A3 (en) * | 2008-09-03 | 2010-06-10 | Usg Interiors, Inc. | Electrically conductive module |
WO2013030989A1 (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-07 | 山一電機株式会社 | アンテナ基板接続ユニット |
US9208924B2 (en) | 2008-09-03 | 2015-12-08 | T+Ink, Inc. | Electrically conductive element, system, and method of manufacturing |
CN105633522A (zh) * | 2015-12-29 | 2016-06-01 | 东南大学 | 基于人工表面等离子体激元的跃层传输线 |
JP2017004631A (ja) * | 2015-06-05 | 2017-01-05 | 第一精工株式会社 | コネクタ装置 |
KR101791352B1 (ko) * | 2013-10-25 | 2017-10-27 | 니혼 고꾸 덴시 고교 가부시끼가이샤 | 커넥터 |
EP3509167A4 (en) * | 2016-08-30 | 2020-03-25 | Yamaichi Electronics Co., Ltd. | FLEXIBLE CABLE CONNECTOR, FLEXIBLE CABLE ADAPTER AND FLEXIBLE CABLE |
-
1999
- 1999-08-26 JP JP24040199A patent/JP2001068907A/ja active Pending
Cited By (14)
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US8441156B2 (en) | 2008-09-03 | 2013-05-14 | T-Ink, Inc. | Electrically conductive module |
WO2013030989A1 (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-07 | 山一電機株式会社 | アンテナ基板接続ユニット |
KR101791352B1 (ko) * | 2013-10-25 | 2017-10-27 | 니혼 고꾸 덴시 고교 가부시끼가이샤 | 커넥터 |
JP2017004631A (ja) * | 2015-06-05 | 2017-01-05 | 第一精工株式会社 | コネクタ装置 |
CN105633522A (zh) * | 2015-12-29 | 2016-06-01 | 东南大学 | 基于人工表面等离子体激元的跃层传输线 |
CN105633522B (zh) * | 2015-12-29 | 2018-08-21 | 东南大学 | 基于人工表面等离子体激元的跃层传输线 |
EP3509167A4 (en) * | 2016-08-30 | 2020-03-25 | Yamaichi Electronics Co., Ltd. | FLEXIBLE CABLE CONNECTOR, FLEXIBLE CABLE ADAPTER AND FLEXIBLE CABLE |
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