JP2001066523A - 接眼レンズ - Google Patents
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Landscapes
- Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、双眼鏡や望遠鏡、顕微鏡などの観
察光学系に使用される接眼レンズに関し、その視野周辺
部まで諸収差を良好に補正し、特に歪曲収差を2.5%
以内に抑えると共に、アイレリーフの長さを焦点距離の
80%以上、より好ましくは100%以上確保すること
を目的とする。 【解決手段】 物体側から順に、負レンズを有する第1
レンズ群G1と、負レンズと正レンズとの貼合わせレン
ズを有する第2レンズ群G2と、正レンズと負レンズと
の貼合わせレンズまたは負レンズと正レンズとの貼合わ
せレンズを有する第3レンズ群G3と、正レンズを有す
る第4レンズ群G4とから構成され、これら各レンズ群
の少なくとも1つのレンズ面は、非球面形状をしている
ことを特徴とする。
察光学系に使用される接眼レンズに関し、その視野周辺
部まで諸収差を良好に補正し、特に歪曲収差を2.5%
以内に抑えると共に、アイレリーフの長さを焦点距離の
80%以上、より好ましくは100%以上確保すること
を目的とする。 【解決手段】 物体側から順に、負レンズを有する第1
レンズ群G1と、負レンズと正レンズとの貼合わせレン
ズを有する第2レンズ群G2と、正レンズと負レンズと
の貼合わせレンズまたは負レンズと正レンズとの貼合わ
せレンズを有する第3レンズ群G3と、正レンズを有す
る第4レンズ群G4とから構成され、これら各レンズ群
の少なくとも1つのレンズ面は、非球面形状をしている
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双眼鏡や望遠鏡、
顕微鏡などの観察光学系に使用される接眼レンズに関す
る。
顕微鏡などの観察光学系に使用される接眼レンズに関す
る。
【0002】
【従来の技術】望遠鏡や顕微鏡などの観察光学系には、
対物レンズにより形成された実像を更に拡大して観察す
るための光学系として、複数の球面レンズからなる接眼
レンズが用いられる。この接眼レンズにおいては、全視
野の観察を容易に行うために、出射瞳距離(アイレリー
フ)が十分に大きく確保される。現在、そのアイレリー
フは、少なくとも焦点距離の80%以上あることが望ま
しいとされている。
対物レンズにより形成された実像を更に拡大して観察す
るための光学系として、複数の球面レンズからなる接眼
レンズが用いられる。この接眼レンズにおいては、全視
野の観察を容易に行うために、出射瞳距離(アイレリー
フ)が十分に大きく確保される。現在、そのアイレリー
フは、少なくとも焦点距離の80%以上あることが望ま
しいとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、接眼レ
ンズの視界周辺部の諸収差を小さく保ったまま見掛け視
界を大きくすれば、アイレリーフが短くなる。一方、見
掛け視界を大きく保ったままアイレリーフを大きくすれ
ば眼側のレンズ系の口径拡大を招き、その結果、視界周
辺部の諸収差、特に非点収差および歪曲収差が急激に悪
化する。
ンズの視界周辺部の諸収差を小さく保ったまま見掛け視
界を大きくすれば、アイレリーフが短くなる。一方、見
掛け視界を大きく保ったままアイレリーフを大きくすれ
ば眼側のレンズ系の口径拡大を招き、その結果、視界周
辺部の諸収差、特に非点収差および歪曲収差が急激に悪
化する。
【0004】この理由から、従来は、接眼レンズの見掛
け視界とアイレリーフとを同時に大きくすることは困難
であった。因みに、複数の球面レンズからなる接眼レン
ズとして、例えば特開平7-281107号公報および特開平9-
54256号公報に記載されたものがある。これらの公報に
記載された接眼レンズでは、見掛け視界がそれぞれ56
°,60°であり、かつアイレリーフが何れも焦点距離
の80%以上と確保されていると共に、諸収差も比較的
良好に補正されている。
け視界とアイレリーフとを同時に大きくすることは困難
であった。因みに、複数の球面レンズからなる接眼レン
ズとして、例えば特開平7-281107号公報および特開平9-
54256号公報に記載されたものがある。これらの公報に
記載された接眼レンズでは、見掛け視界がそれぞれ56
°,60°であり、かつアイレリーフが何れも焦点距離
の80%以上と確保されていると共に、諸収差も比較的
良好に補正されている。
【0005】しかしながら、特に、他の収差と比較して
悪化の程度が激しい歪曲収差は、依然として5〜9%も
あり、観察者が広い視野全体を快適に観察するにはまだ
不十分であった。本発明は、このような問題に鑑みてな
されたもので、その視野周辺部まで各収差を良好な値に
まで補正し、特に歪曲収差を2.5%以内に抑えると共
に、アイレリーフの長さを焦点距離の80%以上、より
好ましくは100%以上確保した接眼レンズを提供する
ことを目的とする。
悪化の程度が激しい歪曲収差は、依然として5〜9%も
あり、観察者が広い視野全体を快適に観察するにはまだ
不十分であった。本発明は、このような問題に鑑みてな
されたもので、その視野周辺部まで各収差を良好な値に
まで補正し、特に歪曲収差を2.5%以内に抑えると共
に、アイレリーフの長さを焦点距離の80%以上、より
好ましくは100%以上確保した接眼レンズを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、物体側から順に、負レンズを有する第1レンズ群G
1と、負レンズと正レンズとの貼合わせレンズを有する
第2レンズ群G2と、正レンズと負レンズとの貼合わせ
レンズまたは負レンズと正レンズとの貼合わせレンズを
有する第3レンズ群G3と、正レンズを有する第4レン
ズ群G4とから構成され、これら各レンズ群の少なくと
も1つのレンズ面は、非球面形状をしていることを特徴
とする接眼レンズである。
は、物体側から順に、負レンズを有する第1レンズ群G
1と、負レンズと正レンズとの貼合わせレンズを有する
第2レンズ群G2と、正レンズと負レンズとの貼合わせ
レンズまたは負レンズと正レンズとの貼合わせレンズを
有する第3レンズ群G3と、正レンズを有する第4レン
ズ群G4とから構成され、これら各レンズ群の少なくと
も1つのレンズ面は、非球面形状をしていることを特徴
とする接眼レンズである。
【0007】このように非球面レンズを用いれば、従来
は困難であった各収差の補正と、焦点距離の100%以
上のアイレリーフおよび広い見掛け視界の確保とを同時
に達成することが可能になる。請求項2に記載の発明で
は、請求項1に記載の接眼レンズにおいて、非球面形状
は、その非球面頂点の曲率半径に基づく母球面を用いた
場合と比べて、周辺部に近付くに従ってレンズ縁厚を増
加させるような形状であることを特徴とする接眼レンズ
である。
は困難であった各収差の補正と、焦点距離の100%以
上のアイレリーフおよび広い見掛け視界の確保とを同時
に達成することが可能になる。請求項2に記載の発明で
は、請求項1に記載の接眼レンズにおいて、非球面形状
は、その非球面頂点の曲率半径に基づく母球面を用いた
場合と比べて、周辺部に近付くに従ってレンズ縁厚を増
加させるような形状であることを特徴とする接眼レンズ
である。
【0008】なお、ここでいう「母球面」とは、非球面
と共通の頂点、曲率半径、および曲率中心を有した球面
である。このように非球面形状を所定の形状に設定すれ
ば、レンズ面周辺部におけるプリズム効果を軽減できる
ので、アイレリーフを長く保ちつつ、広い視野の周辺部
における諸収差の補正と、歪曲収差の補正とを同時に達
成することができる。
と共通の頂点、曲率半径、および曲率中心を有した球面
である。このように非球面形状を所定の形状に設定すれ
ば、レンズ面周辺部におけるプリズム効果を軽減できる
ので、アイレリーフを長く保ちつつ、広い視野の周辺部
における諸収差の補正と、歪曲収差の補正とを同時に達
成することができる。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の接眼レンズにおいて、非球面形状
は、光軸から非球面における最軸外光線の入射位置まで
の高さh、この高さhにおいて非球面とその頂点の曲率
半径に基づく母球面との間に生じる変位dxに対して、
次式(1)を満たすことを特徴とする接眼レンズであ
る。
は請求項2に記載の接眼レンズにおいて、非球面形状
は、光軸から非球面における最軸外光線の入射位置まで
の高さh、この高さhにおいて非球面とその頂点の曲率
半径に基づく母球面との間に生じる変位dxに対して、
次式(1)を満たすことを特徴とする接眼レンズであ
る。
【0010】 0.001 ≦ |dx/h| ≦ 0.14 ・・・(1) 非球面の形状を規定するこの式(1)は、アイレリーフ
が長く広い見掛け視界を有する接眼レンズにおいても、
その視野周辺部まで各収差、特に歪曲収差を良好な値に
まで抑えることを可能とする。なお、この式(1)の下
限を下回ると、非球面による効果が小さくなるので、長
いアイレリーフと広い見掛け視界を保ち、かつ各収差を
良好に補正することは困難となる。その反対に、この式
(1)の上限を上回ると、非球面による効果が強くなり
すぎるので、歪曲収差の過剰補正を招く上に、視野周辺
部における諸収差の補正が困難になる。
が長く広い見掛け視界を有する接眼レンズにおいても、
その視野周辺部まで各収差、特に歪曲収差を良好な値に
まで抑えることを可能とする。なお、この式(1)の下
限を下回ると、非球面による効果が小さくなるので、長
いアイレリーフと広い見掛け視界を保ち、かつ各収差を
良好に補正することは困難となる。その反対に、この式
(1)の上限を上回ると、非球面による効果が強くなり
すぎるので、歪曲収差の過剰補正を招く上に、視野周辺
部における諸収差の補正が困難になる。
【0011】ここで、請求項3に記載の発明において、
式(1)に代えて次式(1)’を適用すると、さらに良
好な結果が得られる。 0.003≦|dx/h|≦0.1 ・・・(1)’ 請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3の何れ
か1項に記載の接眼レンズにおいて、レンズ系全体の合
成焦点距離F、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2と
の合成焦点距離F12に対して、次式(2)を満たすこ
とを特徴とする接眼レンズである。
式(1)に代えて次式(1)’を適用すると、さらに良
好な結果が得られる。 0.003≦|dx/h|≦0.1 ・・・(1)’ 請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3の何れ
か1項に記載の接眼レンズにおいて、レンズ系全体の合
成焦点距離F、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2と
の合成焦点距離F12に対して、次式(2)を満たすこ
とを特徴とする接眼レンズである。
【0012】 │F/F12│≦ 0.4 ・・・(2) このように、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との
合成焦点距離F12について適切な範囲を規定する式
(2)によれば、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2
とを合成した合成レンズ群G12のペッツバール和を小
さく(場合によっては負の値に)することができる。そ
の結果、合成レンズ群G12以降のレンズ群との屈折力
配分を良好に保つことができるので、非点収差、像面湾
曲収差等の諸収差をバランス良く補正することが出来
る。
合成焦点距離F12について適切な範囲を規定する式
(2)によれば、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2
とを合成した合成レンズ群G12のペッツバール和を小
さく(場合によっては負の値に)することができる。そ
の結果、合成レンズ群G12以降のレンズ群との屈折力
配分を良好に保つことができるので、非点収差、像面湾
曲収差等の諸収差をバランス良く補正することが出来
る。
【0013】なお、式(2)の範囲を逸脱すると、各レ
ンズ群の屈折力配分が良好に保たれず、視界周辺におけ
る収差が悪化する。ここで、請求項4に記載の発明にお
いて、式(2)に代えて式(2)’を適用すれば、より
良好なバランスで補正することが可能となる。 │F/F12│≦ 0.3 ・・・(2)’ また、式(2)に代えて式(2)”を適用すれば、さら
に良好なバランスで補正することが可能となる。
ンズ群の屈折力配分が良好に保たれず、視界周辺におけ
る収差が悪化する。ここで、請求項4に記載の発明にお
いて、式(2)に代えて式(2)’を適用すれば、より
良好なバランスで補正することが可能となる。 │F/F12│≦ 0.3 ・・・(2)’ また、式(2)に代えて式(2)”を適用すれば、さら
に良好なバランスで補正することが可能となる。
【0014】 │F/F12│≦ 0.21 ・・・(2)” ここで、上記発明に関連する2つの発明(開示項1,開
示項2)とその作用および効果を開示する。(開示項
1)請求項1から請求項4の何れか1項に記載の接眼レ
ンズにおいて、レンズ系全体の合成焦点距離F、前記第
1レンズ群G1の焦点距離F1に対して、次式(3)を
満たすことを特徴とする接眼レンズ。
示項2)とその作用および効果を開示する。(開示項
1)請求項1から請求項4の何れか1項に記載の接眼レ
ンズにおいて、レンズ系全体の合成焦点距離F、前記第
1レンズ群G1の焦点距離F1に対して、次式(3)を
満たすことを特徴とする接眼レンズ。
【0015】 −3.6 ≦ F1/F ≦ −1.2 ・・・(3) 一般に、アイレリーフを拡大するためには第1レンズ群
G1の負の屈折力を大きくする必要があるが、この式
(3)の範囲を満たせば、アイレリーフを十分に大きく
するとともに良好な屈折力配分を得ることができる。こ
の結果、アイレリーフを長く保ちつつ各収差をバランス
良く補正することができる。
G1の負の屈折力を大きくする必要があるが、この式
(3)の範囲を満たせば、アイレリーフを十分に大きく
するとともに良好な屈折力配分を得ることができる。こ
の結果、アイレリーフを長く保ちつつ各収差をバランス
良く補正することができる。
【0016】なお、式(3)の下限値を下回ると、第1
レンズ群G1の負の屈折力が小さくなりすぎて、アイレ
リーフの拡大が困難となる。その反対に、式(3)の上
限値を上回ると、第1レンズ群G1の負の屈折力が大き
くなりすぎて第2レンズ群G2以降の口径の増大を招
き、視界周辺における収差の悪化を招く。ここで、開示
項1に記載の発明において、式(3)に代えて式
(3)’を適用すると、より良好な結果を得ることがで
きる。
レンズ群G1の負の屈折力が小さくなりすぎて、アイレ
リーフの拡大が困難となる。その反対に、式(3)の上
限値を上回ると、第1レンズ群G1の負の屈折力が大き
くなりすぎて第2レンズ群G2以降の口径の増大を招
き、視界周辺における収差の悪化を招く。ここで、開示
項1に記載の発明において、式(3)に代えて式
(3)’を適用すると、より良好な結果を得ることがで
きる。
【0017】 −3.3 ≦ F1/F ≦ −1.6 ・・・(3)’ (開示項2)請求項1から請求項4、開示項1の何れか
1項に記載の接眼レンズにおいて、前記第1レンズ群G
1の負レンズの物体側の面は、物体側に凹面を向けて形
成されることを特徴とする接眼レンズ。
1項に記載の接眼レンズにおいて、前記第1レンズ群G
1の負レンズの物体側の面は、物体側に凹面を向けて形
成されることを特徴とする接眼レンズ。
【0018】ここで、レンズ群G1の屈折力が大きくな
ると、それに伴い第1レンズ群G1のレンズ面の曲率半
径を小さくする必要が生じる。その際に、第1レンズ群
G1の負レンズの目側の面が目側に曲率半径の小さい凹
面を向けて形成される場合には、隣接するレンズ面によ
る干渉を防ぐ目的で第1レンズ群G1と第2レンズ群G
2との空気間隔が大きくとられるため、第1レンズ群G
1が像面に近づき、ゴミが見えるといった不都合が生じ
る。
ると、それに伴い第1レンズ群G1のレンズ面の曲率半
径を小さくする必要が生じる。その際に、第1レンズ群
G1の負レンズの目側の面が目側に曲率半径の小さい凹
面を向けて形成される場合には、隣接するレンズ面によ
る干渉を防ぐ目的で第1レンズ群G1と第2レンズ群G
2との空気間隔が大きくとられるため、第1レンズ群G
1が像面に近づき、ゴミが見えるといった不都合が生じ
る。
【0019】そこで、この開示項2に記載の発明のよう
に、第1レンズ群G1の負レンズの物体側の面を物体側
に凹面を向けた形状にし、第1レンズ群G1の負レンズ
の像側の面および目側の面にそれぞれパワーを分散させ
たり(両凹レンズ形状にする)、あるいは第1レンズ群
G1の負レンズをメニスカス形状にすれば、上述の不都
合は解消される。
に、第1レンズ群G1の負レンズの物体側の面を物体側
に凹面を向けた形状にし、第1レンズ群G1の負レンズ
の像側の面および目側の面にそれぞれパワーを分散させ
たり(両凹レンズ形状にする)、あるいは第1レンズ群
G1の負レンズをメニスカス形状にすれば、上述の不都
合は解消される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。 <各実施形態の構成>図1,図4,図7,図10,図1
3,図16,図19,図22はそれぞれ、本発明におけ
る第1実施形態,第2実施形態,第3実施形態,第4実
施形態,第5実施形態,第6実施形態,第7実施形態,
第8実施形態の構成図である。これらの実施形態は、何
れも請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,開示項
1,開示項2に対応する。
する。 <各実施形態の構成>図1,図4,図7,図10,図1
3,図16,図19,図22はそれぞれ、本発明におけ
る第1実施形態,第2実施形態,第3実施形態,第4実
施形態,第5実施形態,第6実施形態,第7実施形態,
第8実施形態の構成図である。これらの実施形態は、何
れも請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,開示項
1,開示項2に対応する。
【0021】これらの各図に示すように、各実施形態
は、物体側から順に、負レンズを有する第1レンズ群G
1と、負レンズと正レンズとの貼合わせレンズを有する
第2レンズ群G2と、正レンズと負レンズとの貼合わせ
レンズまたは負レンズと正レンズとの貼合わせレンズを
有する第3レンズ群G3と、正レンズを有する第4レン
ズ群G4とから構成され、これら各レンズ群の少なくと
も1つのレンズ面が非球面形状となっている。なお、各
図において、*印を付した面が非球面であり、E.P.
はアイポイントを表す。
は、物体側から順に、負レンズを有する第1レンズ群G
1と、負レンズと正レンズとの貼合わせレンズを有する
第2レンズ群G2と、正レンズと負レンズとの貼合わせ
レンズまたは負レンズと正レンズとの貼合わせレンズを
有する第3レンズ群G3と、正レンズを有する第4レン
ズ群G4とから構成され、これら各レンズ群の少なくと
も1つのレンズ面が非球面形状となっている。なお、各
図において、*印を付した面が非球面であり、E.P.
はアイポイントを表す。
【0022】図25は、このような非球面形状を表す図
であり、次式(4)は、この非球面形状を規定する式で
ある。
であり、次式(4)は、この非球面形状を規定する式で
ある。
【数1】 これら図25および式(4)に示すように、各実施形態
における非球面は、回転対称非球面である。式(4)お
よび図25において、 X:非球面頂点を基準とする光軸方向の変位, Y:光軸を基準とする光軸直交方向の高さ, k:円錐定数, C0:1/R(R=非球面の頂点曲率半径), C2:2次の非球面定数, C4:4次の非球面定数, C6:6次の非球面定数, C8:8次の非球面定数, C10:10次の非球面定数, h:光軸から非球面における最軸外光線の入射位置まで
の高さ, dx:高さhにおいて非球面とその頂点の曲率半径に基
づく母球面との間に生じる光軸方向の変位である。
における非球面は、回転対称非球面である。式(4)お
よび図25において、 X:非球面頂点を基準とする光軸方向の変位, Y:光軸を基準とする光軸直交方向の高さ, k:円錐定数, C0:1/R(R=非球面の頂点曲率半径), C2:2次の非球面定数, C4:4次の非球面定数, C6:6次の非球面定数, C8:8次の非球面定数, C10:10次の非球面定数, h:光軸から非球面における最軸外光線の入射位置まで
の高さ, dx:高さhにおいて非球面とその頂点の曲率半径に基
づく母球面との間に生じる光軸方向の変位である。
【0023】図2,図5,図8,図11,図14,図1
7,図20,図23はそれぞれ、以上の構成の第1実施
形態,第2実施形態,第3実施形態,第4実施形態,第
5実施形態,第6実施形態,第7実施形態,第8実施形
態の諸データを示す図である。各図では、レンズデー
タ,非球面データ,条件対応値を順に示す。各図におい
て、 No:物体側からのレンズ面の番号, R:レンズ面の曲率半径, d:レンズ面間隔, nd:d線に対する屈折率, νd:d線に対するアッベ数, I:アイレリーフの長さ, F:レンズ系全体の合成焦点距離, F12:第1レンズ群G1と前記第2レンズ群G2との
合成焦点距離(合成レンズ群G12の焦点距離), F1:第1レンズ群G1の焦点距離である。
7,図20,図23はそれぞれ、以上の構成の第1実施
形態,第2実施形態,第3実施形態,第4実施形態,第
5実施形態,第6実施形態,第7実施形態,第8実施形
態の諸データを示す図である。各図では、レンズデー
タ,非球面データ,条件対応値を順に示す。各図におい
て、 No:物体側からのレンズ面の番号, R:レンズ面の曲率半径, d:レンズ面間隔, nd:d線に対する屈折率, νd:d線に対するアッベ数, I:アイレリーフの長さ, F:レンズ系全体の合成焦点距離, F12:第1レンズ群G1と前記第2レンズ群G2との
合成焦点距離(合成レンズ群G12の焦点距離), F1:第1レンズ群G1の焦点距離である。
【0024】また、各図において、非球面形状のレンズ
面については、そのレンズ面番号に※印を付してあり、
非球面のレンズ面について示す曲率半径Rは、頂点曲率
半径を表すものとする(長さの単位は、何れも「m
m」)。 <各実施形態の特性>図3,図6,図9,図12,図1
5,図18,図21,図24はそれぞれ、以上の構成の
第1実施形態,第2実施形態,第3実施形態,第4実施
形態,第5実施形態,第6実施形態,第7実施形態,第
8実施形態の収差図である。
面については、そのレンズ面番号に※印を付してあり、
非球面のレンズ面について示す曲率半径Rは、頂点曲率
半径を表すものとする(長さの単位は、何れも「m
m」)。 <各実施形態の特性>図3,図6,図9,図12,図1
5,図18,図21,図24はそれぞれ、以上の構成の
第1実施形態,第2実施形態,第3実施形態,第4実施
形態,第5実施形態,第6実施形態,第7実施形態,第
8実施形態の収差図である。
【0025】各図に示す各収差は、アイポイントE.
P.側から光線を入射したときの結像収差であって、非
点収差図中の実線はサジタル像面Sを表し、破線はメリ
ジオナル像面Mを表し、また各図中Fnoは接眼レンズの
Fナンバーを表し、ωは接眼レンズの見掛け視界の半分
の画角(画角の単位は「゜」)を表す。図1,図2,図
3に示すように、第1実施形態では、最も物体側のレン
ズ面が非球面形状となっており、各値は式(1),式
(1)’,式(2),式(2)’,式(2)”,式
(3),式(3)’を満たす。この結果、焦点距離F=
18.75、アイレリーフI=22.0(焦点距離Fの
約117%)に対して、各収差は良好な値にまで補正さ
れており、特に歪曲収差は±2%以内に抑えられる。
P.側から光線を入射したときの結像収差であって、非
点収差図中の実線はサジタル像面Sを表し、破線はメリ
ジオナル像面Mを表し、また各図中Fnoは接眼レンズの
Fナンバーを表し、ωは接眼レンズの見掛け視界の半分
の画角(画角の単位は「゜」)を表す。図1,図2,図
3に示すように、第1実施形態では、最も物体側のレン
ズ面が非球面形状となっており、各値は式(1),式
(1)’,式(2),式(2)’,式(2)”,式
(3),式(3)’を満たす。この結果、焦点距離F=
18.75、アイレリーフI=22.0(焦点距離Fの
約117%)に対して、各収差は良好な値にまで補正さ
れており、特に歪曲収差は±2%以内に抑えられる。
【0026】図4,図5,図6に示すように、第2実施
形態では、物体側から数えて2番目のレンズ面が非球面
形状となっており、各値は、式(1),式(1)’,式
(2),式(2)’,式(2)”,式(3),式
(3)’を満たす。この結果、焦点距離F=18.7
5,アイレリーフI21.8(焦点距離Fの約116
%)に対して、各収差は良好な値にまで補正されてお
り、特に歪曲収差は±2%以内に抑えられる。
形態では、物体側から数えて2番目のレンズ面が非球面
形状となっており、各値は、式(1),式(1)’,式
(2),式(2)’,式(2)”,式(3),式
(3)’を満たす。この結果、焦点距離F=18.7
5,アイレリーフI21.8(焦点距離Fの約116
%)に対して、各収差は良好な値にまで補正されてお
り、特に歪曲収差は±2%以内に抑えられる。
【0027】図7,図8,図9に示すように、第3実施
形態では、物体側から数えて3番目のレンズ面が非球面
形状となっており、各値は、式(1),式(1)’,式
(2),式(2)’,式(2)”,式(3),式
(3)’を満たす。この結果、焦点距離F=18.7
5,アイレリーフI=21.9(焦点距離Fの約117
%)に対して、各収差は良好な値にまで補正されてお
り、特に歪曲収差は±2%以内に抑えられる。
形態では、物体側から数えて3番目のレンズ面が非球面
形状となっており、各値は、式(1),式(1)’,式
(2),式(2)’,式(2)”,式(3),式
(3)’を満たす。この結果、焦点距離F=18.7
5,アイレリーフI=21.9(焦点距離Fの約117
%)に対して、各収差は良好な値にまで補正されてお
り、特に歪曲収差は±2%以内に抑えられる。
【0028】図10,図11,図12に示すように、第
4実施形態では、物体側から数えて5番目のレンズ面が
非球面形状となっており、各値は、式(1),式
(1)’,式(2),式(2)’,式(2)”,式
(3),式(3)’を満たす。この結果、焦点距離F=
18.75,アイレリーフI=22.0(焦点距離Fの
約117%)に対して、各収差は良好な値にまで補正さ
れており、特に歪曲収差は±1%以内に抑えられてい
る。
4実施形態では、物体側から数えて5番目のレンズ面が
非球面形状となっており、各値は、式(1),式
(1)’,式(2),式(2)’,式(2)”,式
(3),式(3)’を満たす。この結果、焦点距離F=
18.75,アイレリーフI=22.0(焦点距離Fの
約117%)に対して、各収差は良好な値にまで補正さ
れており、特に歪曲収差は±1%以内に抑えられてい
る。
【0029】図13,図14,図15に示すように、第
5実施形態では、物体側から数えて第6番目のレンズ面
が非球面形状となっており、各値は、式(1),式
(1)’,式(2),式(2)’,式(2)”,式
(3),式(3)’を満たす。この結果、焦点距離F=
18.75,アイレリーフI=22.1(焦点距離Fの
約118%)に対して、各収差は良好な値にまで補正さ
れており、特に歪曲収差は±2%以内に抑えられてい
る。
5実施形態では、物体側から数えて第6番目のレンズ面
が非球面形状となっており、各値は、式(1),式
(1)’,式(2),式(2)’,式(2)”,式
(3),式(3)’を満たす。この結果、焦点距離F=
18.75,アイレリーフI=22.1(焦点距離Fの
約118%)に対して、各収差は良好な値にまで補正さ
れており、特に歪曲収差は±2%以内に抑えられてい
る。
【0030】図16,図17,図18に示すように、第
6実施形態では、物体側から数えて8番目のレンズ面が
非球面形状となっており、各値は、式(1),式
(1)’,式(2),式(2)’,式(2)”,式
(3),式(3)’を満たす。この結果、焦点距離F=
18.75,アイレリーフI=23.2(焦点距離Fの
約124%)に対して、各収差は良好な値にまで補正さ
れており、特に歪曲収差は±1%以内に抑えられてい
る。
6実施形態では、物体側から数えて8番目のレンズ面が
非球面形状となっており、各値は、式(1),式
(1)’,式(2),式(2)’,式(2)”,式
(3),式(3)’を満たす。この結果、焦点距離F=
18.75,アイレリーフI=23.2(焦点距離Fの
約124%)に対して、各収差は良好な値にまで補正さ
れており、特に歪曲収差は±1%以内に抑えられてい
る。
【0031】図19,図20,図21に示すように、第
7実施形態では、物体側から数えて9番目のレンズ面が
非球面形状となっており、各値は、式(1),式
(1)’,式(2),式(2)’,式(2)”,式
(3),式(3)’を満たす。この結果、焦点距離F=
18.75,アイレリーフI=23.2(焦点距離Fの
124%)に対して、各収差は良好な値にまで補正され
ており、特に歪曲収差は±1%以内に抑えられている。
7実施形態では、物体側から数えて9番目のレンズ面が
非球面形状となっており、各値は、式(1),式
(1)’,式(2),式(2)’,式(2)”,式
(3),式(3)’を満たす。この結果、焦点距離F=
18.75,アイレリーフI=23.2(焦点距離Fの
124%)に対して、各収差は良好な値にまで補正され
ており、特に歪曲収差は±1%以内に抑えられている。
【0032】図22,図23,図24に示すように、第
8実施形態では、物体側から数えて1番目のレンズ面が
非球面形状となっており、各値は、式(1),式
(1)’,式(2),式(2)’,式(2)”,式
(3),式(3)’を満たす。この結果、焦点距離F=
18.75,アイレリーフI=23.0(焦点距離Fの
123%)に対して、各収差は良好な値にまで補正され
ており、特に歪曲収差は±2%以内に抑えられている。
8実施形態では、物体側から数えて1番目のレンズ面が
非球面形状となっており、各値は、式(1),式
(1)’,式(2),式(2)’,式(2)”,式
(3),式(3)’を満たす。この結果、焦点距離F=
18.75,アイレリーフI=23.0(焦点距離Fの
123%)に対して、各収差は良好な値にまで補正され
ており、特に歪曲収差は±2%以内に抑えられている。
【0033】以上のように、上記各実施形態によれば、
広い見掛け視界60゜に亘り各収差を良好な値にまで補
正し、特に歪曲収差については2%以内に抑えると共
に、レンズ系全体の焦点距離Fに対するアイレリーフI
の長さを115%以上確保した眼レンズが実現する。な
お、本発明の非球面は、上記実施形態において示したも
のに限定されず、その形成位置や面数、硝材(プラスチ
ック等でも良い)などの構成は、本発明の趣旨に合った
様々な構成をとることができる。
広い見掛け視界60゜に亘り各収差を良好な値にまで補
正し、特に歪曲収差については2%以内に抑えると共
に、レンズ系全体の焦点距離Fに対するアイレリーフI
の長さを115%以上確保した眼レンズが実現する。な
お、本発明の非球面は、上記実施形態において示したも
のに限定されず、その形成位置や面数、硝材(プラスチ
ック等でも良い)などの構成は、本発明の趣旨に合った
様々な構成をとることができる。
【0034】また、上記各実施形態における非球面の形
状は、式(4)によって表される形状に限定されず、上
式(1),(1)’,(2),(2)’,(2)”,
(3),(3)’の何れかを満たすのであれば、如何な
る非球面形状であってもよい。
状は、式(4)によって表される形状に限定されず、上
式(1),(1)’,(2),(2)’,(2)”,
(3),(3)’の何れかを満たすのであれば、如何な
る非球面形状であってもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、そ
の視野周辺部まで各収差を良好な値にまで補正し、特に
歪曲収差を十分に小さく抑えると共に、焦点距離に対す
るアイレリーフの長さを十分に大きく確保した接眼レン
ズが実現する。
の視野周辺部まで各収差を良好な値にまで補正し、特に
歪曲収差を十分に小さく抑えると共に、焦点距離に対す
るアイレリーフの長さを十分に大きく確保した接眼レン
ズが実現する。
【図1】第1実施形態の構成図である。
【図2】第1実施形態の諸データである。
【図3】第1実施形態の収差図である。
【図4】第2実施形態の構成図である。
【図5】第2実施形態の諸データである。
【図6】第2実施形態の収差図である。
【図7】第3実施形態の構成図である。
【図8】第3実施形態の諸データである。
【図9】第3実施形態の収差図である。
【図10】第4実施形態の構成図である。
【図11】第4実施形態の諸データである。
【図12】第4実施形態の収差図である。
【図13】第5実施形態の構成図である。
【図14】第5実施形態の諸データである。
【図15】第5実施形態の収差図である。
【図16】第6実施形態の構成図である。
【図17】第6実施形態の諸データである。
【図18】第6実施形態の収差図である。
【図19】第7実施形態の構成図である。
【図20】第7実施形態の諸データである。
【図21】第7実施形態の収差図である。
【図22】第8実施形態の構成図である。
【図23】第8実施形態の諸データである。
【図24】第8実施形態の収差図である。
【図25】非球面形状を示す図である。
G1・・・第1レンズ群,G2・・・第2レンズ群,G
3・・・第3レンズ群,G4・・・第4レンズ群,G1
2・・・合成レンズ群
3・・・第3レンズ群,G4・・・第4レンズ群,G1
2・・・合成レンズ群
Claims (4)
- 【請求項1】 物体側から順に、負レンズを有する第1
レンズ群G1と、負レンズと正レンズとの貼合わせレン
ズを有する第2レンズ群G2と、正レンズと負レンズと
の貼合わせレンズまたは負レンズと正レンズとの貼合わ
せレンズを有する第3レンズ群G3と、正レンズを有す
る第4レンズ群G4とを備えた接眼レンズにおいて、 前記各レンズ群の少なくとも1つのレンズ面は、非球面
形状をしていることを特徴とする接眼レンズ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の接眼レンズにおいて、 前記非球面形状は、非球面頂点の曲率半径に基づく母球
面を用いた場合と比べて、周辺部に近付くに従ってレン
ズ縁厚を増加させるような形状であることを特徴とする
接眼レンズ。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の接眼レ
ンズにおいて、 前記非球面形状は、光軸から前記非球面における最軸外
光線の入射位置までの高さh、この高さhにおいて前記
非球面とその頂点の曲率半径に基づく母球面との間に生
じる変位dxに対して、次式(1) 0.001 ≦ |dx/h| ≦ 0.14 ・・・(1) を満たすことを特徴とする接眼レンズ。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3の何れか1項に記
載の接眼レンズにおいて、 レンズ系全体の合成焦点距離F、前記第1レンズ群G1
と前記第2レンズ群G2との合成焦点距離F12に対し
て、次式(2) │F/F12│≦ 0.4 ・・・(2) を満たすことを特徴とする接眼レンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23815599A JP2001066523A (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 接眼レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23815599A JP2001066523A (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 接眼レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001066523A true JP2001066523A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17026019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23815599A Pending JP2001066523A (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 接眼レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001066523A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101071991B1 (ko) | 2009-11-13 | 2011-10-10 | 한국기초과학지원연구원 | 열영상 현미경용 광학계 |
CN105044881A (zh) * | 2015-08-28 | 2015-11-11 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 扩倍镜头及激光加工光学系统 |
US9602731B2 (en) | 2014-01-17 | 2017-03-21 | Largan Precision Co., Ltd. | Image capturing lens assembly, image capturing device and vehicle photographing terminal |
US20170184815A1 (en) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | Ningbo Sunny Automotive Optech Co., Ltd. | Optical Imaging Lens and Lens Assembly |
CN108594408A (zh) * | 2018-04-13 | 2018-09-28 | 北京理工大学 | 半球空间可见光十五倍连续大变焦光学系统 |
CN108663774A (zh) * | 2017-03-31 | 2018-10-16 | 宁波舜宇车载光学技术有限公司 | 光学镜头和成像设备 |
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CN112630976A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-04-09 | 深圳纳德光学有限公司 | 一种大视场角的目镜光学系统及头戴显示装置 |
CN113946037A (zh) * | 2021-12-20 | 2022-01-18 | 江西联创电子有限公司 | 光学镜头及成像设备 |
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US12196927B2 (en) | 2012-10-22 | 2025-01-14 | Largan Precision Co., Ltd. | Image capturing optical lens system |
-
1999
- 1999-08-25 JP JP23815599A patent/JP2001066523A/ja active Pending
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101071991B1 (ko) | 2009-11-13 | 2011-10-10 | 한국기초과학지원연구원 | 열영상 현미경용 광학계 |
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US9897785B2 (en) | 2014-01-17 | 2018-02-20 | Largan Precision Co., Ltd. | Image capturing lens assembly, image capturing device and vehicle photographing terminal |
US11899184B2 (en) | 2014-01-17 | 2024-02-13 | Largan Precision Co., Ltd. | Image capturing lens assembly, image capturing device and vehicle photographing terminal |
CN105044881A (zh) * | 2015-08-28 | 2015-11-11 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 扩倍镜头及激光加工光学系统 |
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US10914926B2 (en) | 2015-12-24 | 2021-02-09 | Ningbo Sunny Automotive Optech Co., Ltd. | Optical imaging lens and lens assembly |
US11815664B2 (en) | 2015-12-24 | 2023-11-14 | Ningbo Sunny Automotive Optech Co., Ltd. | Optical imaging lens and lens assembly |
CN106918890A (zh) * | 2015-12-24 | 2017-07-04 | 宁波舜宇车载光学技术有限公司 | 光学成像镜头及其透镜组 |
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US11885940B2 (en) | 2017-04-14 | 2024-01-30 | Largan Precision Co., Ltd. | Photographing lens assembly, image capturing unit and electronic device |
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CN112630976A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-04-09 | 深圳纳德光学有限公司 | 一种大视场角的目镜光学系统及头戴显示装置 |
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