JP2001065119A - 太陽電池モジュール固定装置及び太陽電池発電装置 - Google Patents
太陽電池モジュール固定装置及び太陽電池発電装置Info
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Abstract
易に回収できる太陽電池モジュール固定装置を得ること
にある。 【解決手段】架台21のモジュール支持部24aに太陽電池
モジュール18のフレーム33を載置し、このフレーム33
を、支持部24aとの間に挟んで架台21上に配置されるモ
ジュール押え27と、締付け体30と、ナット31とを用いて
架台21に固定してモジュール18を設置する。締付け体30
は、押え27を貫通する上向きのねじ軸28と、この軸28の
下端部に一体化された止め具29とを有する。止め具29
は、架台21内の一対のガイド部24dで回り止めされて支
持部24aをモジュール押え27との間に挟むように配置さ
れる。ナット31は押え27から上方に突出したねじ軸28に
その上側から螺合されて締付け、この締付けにより押え
27と支持部24aとの間にフレーム33を挟んでモジュール1
8を固定することを特徴としている。
Description
ルを屋根上等に設置するために使用される太陽電池モジ
ュール固定装置、及びこの固定装置によって屋根上等に
設置された太陽電池発電装置に関する。
池モジュールは、その左右又は前後のフレームを、互い
に所定の配設間隔を置いて平行に配置されるモジュール
固定装置に支持して屋根上等に設置される。
番号第2821659号の特許公報には、ソーラーモジ
ュール(太陽電池モジュール)の端部部分を上方から押
えて固定するための固定部材へ上方から挿入した押えボ
ルトの下端が、上面側にリップを有し、且つ、前記ソー
ラーモジュール端部が載置された中空状の架台のリップ
間の溝内に挿入され、この押えボルトの下端に前記架台
のリップ間の溝幅よりも細幅で、且つ、同じくリップ間
の溝幅より長さの長い止め具が螺着されて、この止め具
が、上記リップの下面に当接した状態で前記ボルトを締
付けて、ソーラーモジュールの固定をする装置が記載さ
れている。この装置は、押えボルトの下端に螺着された
止め具を、架台の長手方向任意の位置から溝内に落とし
込んで、押えボルトを回転して締付けることができるの
で、太陽電池モジュールの固定作業を容易に行える点で
優れている。
と押えボルトとが螺着した部分を架台の中空部内に配置
するとともに、押えボルトの回転操作に伴い止め具を押
えボルトの軸方向に移動させて締付けを行う構成である
ため、既述のように溝内に落とし込んだ状態で、押えボ
ルトが誤って逆に回されてこのボルトから止め具が外れ
た場合、或いはメンテナンスために太陽電池モジュール
を取外すのに押えボルトを逆回転させて止め具から押え
ボルトを外した場合には、厚みが薄い止め具は架台の中
空部の底部に落下する。したがって、架台の溝を開放し
ても、架台内の底部に落ちている止め具を容易に取出す
ことが困難であるという問題がある。そこで、押えボル
トの下端に止め具の落下防止のためのナット等のストッ
パを取付けるとともに、このストッパを接着剤で押えボ
ルトから外れないように固定することが考えられるが、
この場合には、ナットを接着止めするのに手間が掛か
り、コスト高になる。
固定部材で覆われているとともに、押えボルトに対する
止め具の姿勢は、押えボルトの下端に止め具が回転可能
に螺着されているので、架台の溝に止め具を落とし込む
際に溝の縁に当ることがあると、止め具が勝手に回っ
て、溝の縁に引っ掛かり、溝への止め具の挿入が難しく
なるという不具合がある。
状態でも非締付け状態でも、押えボルトの頭部は固定部
材の上面に接するように配置されていて、その高さ位置
が変わらないから、押えボルトが締付け状態にあるのか
非締付け状態にあるのかということを目視によって確認
することが困難であり、したがって、押えボルトの締め
忘れや弛みを発見しずらい。
可能に螺着されているので、止め具を架台の溝内に落と
し込んだ後に、この止め具を架台のフランジに当接させ
回り止めする際に、止め具がフランジに適正に当る位置
まで回動される前に、架台及び止め具の寸法のばらつき
等により止め具の角部がフランジに競ると、それ以上は
止め具が回らなくなることがある。この場合に、前記競
った状態を容易に解消することが困難であるので、押え
ボルトの回転に伴う締付けが始まり、その結果として取
付け不良を生じる可能性がある。
する第1の課題は、止め具が架台内に落下しても、この
止め具を容易に回収できる太陽電池モジュール固定装置
を得ることにある。
架台への太陽池モジュールの取付け作業性を向上できる
太陽電池モジュール固定装置を得ることにある。
施工作業性がよく、又は太陽電池モジュールの取付け不
良を抑制できる等品質の高い太陽電池発電装置を得るこ
とにある。
陽電池モジュール固定装置は、長手方向に延びる開口、
この開口の少なくとも片側に設けられ太陽電池モジュー
ルのフレームが載置されるモジュール支持部、及び前記
開口の両側に設けられたガイド部を夫々有して中空状に
形成され、かつ、互いに平行に配置される複数本のレー
ル状の架台と、前記フレームを前記モジュール支持部と
の間に挟んで前記開口を跨ぐように前記架台上に配置さ
れるモジュール押えと、このモジュール押え及び前記開
口を貫通するねじ軸、及びこのねじ軸の下端部に一体的
に設けられ前記両ガイド部で回り止めされて前記モジュ
ール支持部を前記モジュール押えとの間に挟むように配
置される止め具を有する締付け体と、前記モジュール押
えの上側から前記ねじ軸に螺合されるナットと、を具備
したことを特徴とするものである。
モジュール押え、締付け体のねじ軸及び止め具、ナット
は、耐候性がある材料、例えば金属、合成樹脂、或いは
これらの複合材料等により作ることができ、特に、軽金
属、例えばアルミニューム合金の押出し型材を用いて架
台を作ることは、その製造が容易、かつ軽量で取り扱い
易く装置全体の重量を軽くできる点で望ましい。本発明
及び以下の各発明において、締付け体のねじ軸と止め具
とは、溶接又は接着により一体化することができ、又、
止め具を貫通してねじ軸の軸方向に螺合される小ねじを
用いて一体化してもよく、或いはダイキャストや鋳造等
により成形した一体成形品の軸部にねじ溝を後加工する
ことにより一体の締付け体を形成することもできる。
又、本発明においてナットには、請求項4の発明のよう
に軸方向に貫通するねじ孔を有したナットの他、ねじ孔
の一端が閉じられた袋ナットを用いることもできる。そ
して、本発明及び以下の各発明において、固定される太
陽電池モジュールには、そのセルが、IV族半導体、例え
ば結晶系、又はアモルファス系で作られるもの、若しく
は例えばGaAsに代表される化合物半導体で作られるも
の、又は例えばフタロシアニン色素に代表される有機物
半導体で作られるもの等を使用できる。
のねじ軸をモジュール押えの上側に突き出るようにモジ
ュール押えに挿通してから、このねじ軸の上端部にナッ
トを螺合することにより、これら締付け体とモジュール
押えとナットとが分離しないように仮組みされた連結ユ
ニットを構成する。太陽電池モジュールは、そのフレー
ムを隣接した架台のモジュール支持部に載置して、架台
間にセットされ、このセットされた太陽電池モジュール
は前記連結ユニットを用いて架台に固定される。
ールのセット位置に対応して連結ユニットを既に固定さ
れた架台の夫々に配置する。この配置の手順は、締付け
体の止め具が架台の開口を通り抜けることができるもの
である場合には、前記セット位置において開口に止め具
を落とし込むことで実施し、また、止め具が開口を通り
抜けることができないものである場合には、架台の端部
開口より軸方向に挿入して前記セット位置まで移動させ
ることで実施する。それにより、連結ユニットのモジュ
ール押えは、架台の開口を跨いでモジュール支持部に載
置されたフレームをモジュール支持部との間に挟むよう
に配置され、又、連結ユニットの止め具は架台内におい
て一対のガイド部間に配置される。次に、既にねじ軸の
上端部に螺合されたナットを回転させて締付ける。それ
により、止め具が一対のガイド部に接して回り止めされ
るとともに、この止め具とモジュール押えとが互いに接
近するので、モジュール支持部とモジュール押えとの間
に前記フレームが強く挟まれて、太陽電池モジュールが
架台に固定される。
ットが分解するように誤ってナットを逆に回転させた場
合、又、太陽電池モジュールのメンテナンスのために一
時的に連結ユニットを分解する場合には、連結ユニット
の分解に伴って止め具は落下する。しかし、止め具は、
上向きに突出するねじ軸の下端部に一体的に設けられて
いて、このねじ軸と共に締付け体をなしているから、ね
じ軸の上端部は架台の開口の真近に位置されている。そ
のため、モジュール押えを取除いた状態で、ねじ軸の上
端部を摘んで、開口を通して架台内から回収でき、或い
はねじ軸の上端部を摘んで架台の長手方向に移動させ
て、架台の端部開口を通して架台内から回収でき、そし
て、再び連結ユニットを仮組みして太陽電池モジュール
の固定に供することができる。したがって、止め具の落
下防止のための構成を格別に採用する必要がなく、低コ
ストで実施できる。
固定装置は、前記止め具を、前記開口の幅より細く、か
つ、前記開口の幅よりも長く形成したことを特徴とす
る。この発明を実施するにあたり、請求項3の発明のよ
うに前記止め具を、互いに傾斜した短辺を有する平行四
辺形とするとよい。
止め具を架台の長手方向に移動させて架台の端部開口か
ら出し入れすることなく、架台の開口に落とし込んで連
結ユニットを太陽電池モジュールを固定する締付け位置
に配置できる。この場合、ねじ軸と止め具とが一体的で
あるので、前記落とし込みにあたっては、ねじ軸に対し
て止め具のみが勝手に回って開口への挿通が妨げられる
ことがないと共に、ねじ軸を摘んで止め具の向き等を容
易に調整でき、したがって、開口への止め具の落とし込
み作業性がよい。以上の手順で所望位置に配置された止
め具は、ねじ軸と共に回転されて、その長手方向の端部
を架台の一対のガイド部に当接して、これらガイド部間
に位置決される。この場合、寸法のばらつきにより止め
具の長手方向の端部がガイド部に競ることがあっても、
既述のようにねじ軸と止め具とが一体的であるので、止
め具が一対のガイド部に対して正しい姿勢で回り止めさ
れる位置までねじ軸を介して確実に回動させることがで
き、よって、取付け不良を未然に防止できる。又、太陽
電池モジュールのメンテナンスのために一時的に連結ユ
ニットを分解した後にも、架台からその長手方向に延び
る開口を通して取出すことができ、止め具を架台の長手
方向に移動させて架台の端部開口から取出し手間を要し
ない。
固定装置発明は、前記止め具の向きを示すマークを、前
記ねじ軸の上部に設けたことを特徴とする。
端面に径方向に延びる溝を刻んで、又は上端部側面に軸
方向に延びる溝を刻んで、或いはねじ軸の上端部側面の
一部を平面となるように削り落として設けることがで
き、又は、ナットの螺合を妨げないようにねじ軸の上端
部側面の一部に塗料を付着すること等によって設けても
よい。しかも、このマークは止め具の長辺方向又は短辺
方向に対応して設けることが望ましい。
側に突出しているねじ軸の上部のマークを目安にして、
ねじ軸のした端部と一体的な止め具の向きを知ることが
できる。したがって、止め具がモジュール押えにより覆
われているにも拘わらず、止め具の姿勢を架台の開口に
対して通し易く調整できるとともに、ナットの締付け作
業において止め具が架台の一対のガイド部間に適正に位
置決めされた状態にあるかどうかも確認できる。
は、周部にフレームを有して並設される複数の太陽電池
モジュールと、架台間に配置される前記各太陽電池モジ
ュールを前記架台に夫々固定する請求項1〜4の内のい
ずれか1項に記載の複数の太陽電池モジュール固定装置
と、を具備したことを特徴とするものである。
下しても、この止め具を容易に回収できる、又は架台へ
の太陽池モジュールの取付け作業性を向上できる、或い
は太陽電池モジュールの固定状態を容易に確認できる太
陽電池モジュール固定装置を備えるから、施工作業性が
よく、又は太陽電池モジュールの取付け不良を抑制でき
る等品質の高い太陽電池発電装置を提供できる。
本発明の第1の実施の形態を説明する。
装置15が被設置部としての屋根11に設置された状況
が概略的に示され、この図中11は金属板ぶき屋根、例
えば瓦棒葺の屋根であり、12は屋根ぶき用野地板及び
金属板、13は瓦棒ぶきを示し、また、図1及び図2
(A)中矢印Aは軒側、矢印Bは棟側を示している。
15は、2種類のモジュール固定装置16、17、これ
らの固定装置16、17によって支持されてアレイに配
設される複数枚の太陽電池モジュール18、これらモジ
ュール18に接続して設けられる図示しないケーブル等
を備えている。
は、瓦棒ぶき13と直角に交差し、かつ、互いに一定の
配設間隔を置いて平行な姿勢で屋根11上に設置され
る。軒側と棟側に最も近い位置に夫々配置されるモジュ
ール固定装置16は、同一構造であり、対称に配置され
る。他の少なくとも一つの中間のモジュール固定装置1
7は一対の端側モジュール固定装置16間に設置され
る。
置16、17は、いずれもレール状の架台21と、架台
カバー22と、連結ユニット23とからなる。架台21
及び架台カバー22はアルミニューム合金等を押し出し
成形して得た型材からなる。
架台21は、中空状のモジュール支え24と、溝状のケ
ーブル収納部25とを有するとともに、ゴム板等の防水
用下地シート26を瓦棒ぶき13との間に挟んで屋根1
1にねじ込まれる木ねじ19よって、屋根11上に固定
される。
向中央部に長手方向に連続して延びる開口24bを有し
ているとともに、この開口24bの縁をなして前記天井
壁の内外面から夫々上下に突出する開口フランジ24c
を有し、かつ、これらフランジ24cを間に置いて前記
天井壁の下側に一対のガイド部24dを有している。ガ
イド部24dは、前記天井壁の内面から下向きに突出す
る突条で形成されているが、前記天井壁の内面から突出
されて中空構造をなす壁部で形成してもよい。開口24
bは、木ねじ19等をねじ込む際の通路として用いられ
るとともに、その幅は作業者の親指と人指し指とを同時
に挿入できるような大きさに定められている。
ッピングホールであって、これにねじ込まれる図示しな
いセルフタッピングねじによりモジュール固定装置1
6、17の両端の開口を塞いで夫々配置される図示しな
い端板が取付けられる。前記天井壁のうち開口24bの
両側に位置される天井壁部分の内の少なくとも一方は、
モジュール支持部24aとして使用され、この支持部2
4a上に太陽電池モジュール18の端部をなすフレーム
が載置され連結ユニット23により固定されるようにな
っている。ケーブル収納部25内には図示しない前記ケ
ーブルが収納し配線される。
ように連結ユニット23は、アルミニューム合金等金属
製のモジュール押え27と、金属製のねじ軸28及び止
め具29を有した締付け体30と、金属製のナット31
とを有している。
4bに嵌入するインロー凸部27aが一体に突設され、
かつ、上面には一対の爪受け部27bが一体に突設され
ている。モジュール押え27は、そのインロー凸部27
aを開口24bに嵌合して、この開口24bを跨ぐよう
に前記天井壁上に配置される。
押え27の中央部に開けられた通孔27c(図4参照)
を貫通して設けられ、その下端は止め具29の中央部に
一体的に連結されている。これらねじ軸28と止め具2
9とは溶接止めにより一体化されて締付け体30を形成
している。止め具29は、開口24bの幅よりも広い例
えば略正方形の平板からなり、前記開口フランジ24c
の下端に浅く嵌まるように係合する互いに平行な一対の
溝29aを有している。この止め具29は、溝29aと
平行な両辺を前記一対のガイド部24dに当ててこれら
ガイド部24d間に回り止めされるとともに、連結ユニ
ット23の締め付け完了の時点ではその上面を開口フラ
ンジ24cの下端で位置決めされてモジュール支え24
内に配置される。又、図2(B)(C)中2点鎖線で示
すようにねじ軸28は、締付け体30がモジュール支え
24内に落下した状態で、前記開口24bに差し入れら
れる親指と人差し指で摘むことができる長さに設定され
ている。
締付け体30に代えて、図5に示す締付け体30又は図
6に示す締付け体30を用いてもよい。図5の締付け体
30は、ねじ軸28としてボルトを用いるとともに、一
対の溝29a及び中心孔29bを有した止め具29を用
いて、この止め具29の中心孔29bをねじ軸28に嵌
合した状態で、ねじ軸28の下端部をなす頭部28aと
止め具29とを溶接して、ねじ軸28と止め具29とを
一体化して形成したものである。図5中37は溶接跡を
示している。図6の締付け体30も、ねじ軸28として
ボルトを用いるとともに、一対の溝29a及び中心孔2
9bを有した止め具29を用いて、この止め具29の中
心孔29bをねじ軸28に嵌合した状態で、ねじ軸28
の下端部をなす頭部28aと止め具29との合い面を接
着剤38により接着して、ねじ軸28と止め具29とを
一体化して形成したものである。
貫通するねじ孔31a(図4参照)を有したいわゆる六
角ナットが使用されている。ナット31は、モジュール
押え27を上向きに貫通した前記ねじ軸28の上部に、
モジュール押え27の上側から螺合されている。このナ
ット31の締付けにより、モジュール押え27と締付け
体30の止め具29とは、モジュール支え24の開口フ
ランジ24bを上下から挟むように締め付けて、モジュ
ール押え27とモジュール支持部24aとの間に太陽電
池モジュール18のフレームを挟着し、この太陽電池モ
ジュール18を架台21に固定するようになっている。
中32は、必要に応じてモジュール押え27とナット3
1との間に挟設される金属製ワッシャである。又、この
ワッシャ32の他に金属製のばね座金を必要に応じてモ
ジュール押え27とナット31との間に挟設して連結ユ
ニット23の緩み止めをなしてもよい。
22は、モジュール固定装置16又は17の架台21の
底壁と平行に張出すカバー突縁22aと、モジュール支
え24の天井壁方向に突出する一対の下向き引っ掛け爪
22bとを有している。これら引っ掛け爪22bはその
先端に爪部を有している。モジュール固定装置16の架
台カバー22は、この固定装置16の架台21がエンド
レールとして用いられる関係で一つのカバー突縁22a
を有し、モジュール固定装置17の架台カバー22は、
この固定装置17の架台21が中間レールとして用いら
れる関係で互いに逆方向に張出す一対のカバー突縁22
aを有している。
え24の天井壁に被せることにより、その引っ掛け爪2
2bを前記爪受け部27bに夫々引掛けてモジュール支
え24に装着され、架台21及び連結ユニット23を覆
って設けられる。各架台カバー22は、それに上向きの
外力を加えることにより、引っ掛け爪22bの弾性変形
を利用して爪受け部27bとの引っ掛かりを外すことが
できる。つまり、各架台カバー22は架台21に対して
取外し可能である。
ル18を設置して、太陽電池発電装置15に必要な発電
量を確保するために、前記構成のモジュール固定装置1
6及び17は夫々複数使用されて、各モジュール固定装
置16同士はその長手方向に連続的に並べて配置され、
同様に各モジュール固定装置17同士もその長手方向に
連続的に並べて配置される。
は、集積化されたセル及び電極等を有する長四角形のモ
ジュール本体31と、この本体31の四周に夫々取付け
られたフレーム33(棟側及び軒側の一対のフレーム3
3のみを図示。)とを備えている。モジュール本体31
を構成するセルの数や配列或いはセルの種類(結晶系又
は非晶質系等)は任意であり、特に制約されるものでは
ないが、本実施形態ではアモルファスシリコン製のセル
を採用している。
アルミニューム合金等を押し出し成形して得た型材から
なる。棟側又は軒側に配設されるモジュール本体31の
短い方の側縁に取付けられる一対のフレーム33は、タ
ッピングホール33aを有し、このホール33aに、モ
ジュール本体31の長い方の側縁に取付けられた他の一
対のフレームの端部を通って図示しないセルフタッピン
グねじをねじ込むことにより、隣接するフレーム33同
士を連結し枠組みしている。
1の厚みよりも大きく、これらの上端部には溝状の嵌合
部34が設けられ、この内側にガスケット35を介して
モジュール本体31の縁部が嵌合して取付けられてい
る。更に、各フレーム33はモジュール支え24のモジ
ュール支持部24aに載置される底部36を有してい
る。
のフレーム33の底部36を、屋根11に既に固定され
た架台21のモジュール支え24上に載せた状態で、連
結ユニット23を締め付けることによって、モジュール
支え24上に固定される。
に施工する手順を説明する。
台21を必要本数用意し、それらを棟軒方向と直角に交
差するように屋根11上に互いに平行に配置し、かつ、
開口24bを通って屋根11にねじ込まれる木ねじ19
を用いて夫々固定する。(第1工程) 次に、屋根11の棟軒方向に隣接した架台21間にわた
って太陽電池モジュール18を仮置きする。この仮置き
作業は、太陽電池モジュール18の棟軒側の一対のフレ
ーム33を、隣接した架台21のモジュール支持部24
aに載置することで実施できる。(第2工程) この後、既にモジュール押え27に通された締付け体3
0のねじ軸28の先端部にナット31を螺合して図3に
示すように仮組みされた例えば2個の連結ユニット23
を、仮置きされた太陽電池モジュール18に対応して軒
側の架台21にセットする。これらのユニット23の締
付け位置へのセットは、そのモジュール押え27のイン
ロー凸部27aを架台21の開口24bに嵌めた状態
で、架台21の長手方向の端面開口を通して挿入され、
開口24bをガイドとして締付け位置まで摺動される。
そして、締付け位置において、締付け体30の止め具2
9が架台21のガイド部24d間にあってこれらガイド
部24dで回り止めされる状態にあること、及びモジュ
ール押え27がフレーム33の底部36に被っているこ
と等を確認した後、モジュール押え27上のナット31
を軽く締めて、各連結ユニット23を前記締付け位置に
仮止めする。(第3工程) 次に、既に仮置きされた太陽電池モジュール18の位置
を確認した後、前記2個の連結ユニット23のナット3
1を本締めする。この時、ねじ軸28の上部がナット3
1の上側へ更に突き出るとともに、ナット31と共に締
付け体30が回ることは、その止め具29がガイド部2
4bに当接されることにより防止され、かつ、止め具2
9の溝29aが開口フランジ24cの下端に嵌まり合う
ので、フレーム33の架台21への固定状態を安定させ
ることができる。このナット31の本締めによってモジ
ュール押え27と止め具29とが互いに近づけられるに
伴い、モジュール押え27とモジュール支持部24aと
の間に軒側フレーム33の底部36が挟着されて、太陽
電池モジュール18の軒側フレーム33の架台21への
固定が実現される。(第4工程) そして、前記第2〜第4工程を経て既に軒側が固定され
た既設の太陽電池モジュール18に対して棟側に隣接し
て配置される新たな太陽電池モジュール18を、前記第
2工程と同じ手順により、互いに隣接している中間レー
ル用架台21と棟側(端側)レール用架台21とにわた
って仮置きした後、中間レール用架台21に2個の連結
ユニット23を、前記第3工程と同じ手順により締付け
位置にセットしてから、これらの連結ユニット23のナ
ット31を前記第4工程と同じ手順で本締めして、中間
レール用架台21に前記既設の太陽電池モジュール18
の軒側フレーム33を固定すると同時に、前記新たな太
陽電池モジュール18の軒側フレーム33を固定する。
こうした軒棟方向に列をなす太陽電池モジュール18の
設置は複数の列(例えば2列)に至るまで繰返される。
架台カバー22を、エンドレール用の軒側及び棟側の架
台21に夫々被着するとともに、一対のカバー22a付
きの架台カバー22を中間レール用架台21に被着す
る。これらカバー22の被着作業は、位置合わせした状
態で、上方から軽く叩いて、その一対の引っ掛け爪22
bを各連結ユニット23の爪受け部27bに引っ掛ける
ことにより行われる。(第5工程) そして、以上説明した第1〜第5の各工程を必要な列だ
けの太陽電池モジュール18の設置について繰返すこと
によって、図1に示すように屋根11への太陽電池発電
装置15を設置できる。なお、既述の設置手順において
は説明を省略したが、各太陽電池モジュール18の出力
を取出すためのケーブルの取り廻しやそれへの出力ケー
ブルの接続などの作業が並行して行なわれることは勿論
である。
根11への設置において、架台カバー22を取付ける前
に、ナット31のねじ孔31aに螺合して、これを貫通
した締付け体30のねじ軸28のナット31からの突出
長さを視認することで、架台21への太陽電池モジュー
ル18の取付け状態をおおよそ確認できる。
置状況はモジュール押え27で覆われて見えないにも拘
わらず、ナット31の本締めが行われていない場合は、
このナット31からのねじ軸28の突出長さが短く、こ
の逆にナット31が適正に本締めされている場合には、
ねじ軸28のナット31からの突出長さが長いので、夫
々の連結ユニット23でのねじ軸28の突出長さを上方
から目視して比較することによって、ナット31の締付
け状態、言い換えれば、太陽電池モジュール18の固定
状態を容易に確認できる。そのため、締め忘れやゆるみ
等の取付け不良を目視により発見し易く、その結果とし
て施工不良を防止するのに役立つ。
の太陽電池モジュール18の固定作業において、締付け
位置に仮止め状態でセットされた連結ユニット23が分
解するように誤ってナット31を逆に回転させた場合、
又は、施工後において太陽電池モジュール18のメンテ
ナンスのために一時的に連結ユニット23を分解する場
合には、連結ユニット23の分解に伴って、止め具29
及びねじ軸28、すなわち、締付け体30が架台21内
に落下する。
するねじ軸28の下端部に止め具29を溶接止めや接着
止めにより一体化して形成されたものであるから、落下
した締付け体30のねじ軸28の上端部は図2(B)
(C)中2点鎖線で示すように架台21の開口24bの
真近に臨んで位置される。
状態で、ねじ軸28の上端部を摘んで架台21の長手方
向に移動させて、架台21の端部開口を通して架台21
内から容易に回収でき、そして、再び連結ユニット23
を仮組みして太陽電池モジュール18を固定するのに使
用される。このように止め具29が仮にモジュール支え
24内に落下しても、容易に回収できることにより、止
め具29の落下防止のための構成を格別に採用して、連
結ユニット23ひいてはモジュール固定装置16、17
のコスト増を招くことがなく、よって、低コストで実施
できる。
示している。この第2実施形態は、基本的には前記第1
実施形態と同じであるので、第1実施形態と同じ構成に
ついては第1実施形態と同一符号を付してその説明を省
略し、以下、第1実施形態とは異なる構成についてのみ
説明する。第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、
連結ユニットにおける締付け体の止め具の構成、及びね
じ軸の先端の構成である。
や接着止め等により一体的に設けられた止め具29は、
架台21の開口24bの幅よりも細く、かつ、開口24
bの幅よりも長い形状、例えば図9に示されるように互
いに傾斜した短辺41を有する平行四辺形に形成されて
いる。短辺41は、連結ユニット23を締付け位置にセ
ットして仮止め及び本締めした際に、架台21の回り止
め部としての一対のガイド部24dに線接触状態に当接
するような傾斜をもって形成されている。なお、図9
(A)中43は止め具29の短辺41と長辺42とで挟
まれて鈍角をなした角、44は短辺41と長辺42とで
挟まれて鋭角をなした角を夫々示しており、ナット31
を締め付ける際に止め具29の角44よりも角43が先
行して連れ回るように前記短辺41の傾斜方向が定めら
れている。
びて止め具29の例えば長手方向を示すマークとしての
すり割り溝45が設けられている。しかも、本実施形態
では、連結ユニット23を締付け位置にセットして仮止
め及び本締めした際に、すり割り溝45が図9(B)に
示すように開口24bの幅方向に延びて位置されるよう
になっている。なお、以上の点以外の構成は、図7〜図
9には図示されない部分を含めて前記第1実施形態と同
じである。
と止め具29とが一体化されているので、第1実施形態
と同様にナット31の締付けの誤操作や太陽電池モジュ
ールのメンテナンス等に伴い止め具29が架台21内に
落下した場合に、この止め具29と一体的に設けられた
ねじ軸28を摘んで、止め具29を容易に回収できると
ともに、太陽電池モジュールの固定状態を、モジュール
押え27上のねじ孔31a付きのナット31から突出し
ているねじ軸28の突出長さを視認することで、容易に
確認でき、したがって、連結ユニット23の締め忘れや
ゆるみ等の取付け不良を目視により発見し易い。
ット23を太陽電池モジュール18の締付け位置にセッ
トする場合には、その止め具29を架台21の長手方向
に移動させて架台21の端部開口から出し入れする手間
を要することなく、締付け位置において止め具29を架
台21の開口24bに落とし込んで配置できる。すなわ
ち、止め具29の幅は開口24bの幅よりも細いので、
予め仮組みされた連結ユニット23のねじ軸28の上端
部を摘んで、その止め具29の長手方向が架台21の開
口24bの長手方向に一致するようにして、そのまま開
口24bに落とし込むことができる。
ル押え27で覆われているが、ねじ軸28の上端面のす
り割り溝45の向きを目安にして容易に位置合わせする
ことができる。しかも、既述のように止め具29と一体
的に連結されたねじ軸28を摘んで前記開口24bへの
止め具29の落とし込みをするから、止め具29が開口
フランジ24cに当るようなことがあっても、止め具2
9のみが単独で勝手に回って開口24bへの挿通が妨げ
られることがないとともに、摘んだねじ軸28を介して
止め具29の向き等を容易に調整できる。したがって、
開口24bへの落とし込み作業性がよいものである。
配置された止め具29は、ねじ軸28と共に約90°時
計回りに回転されて、その長手方向の端部、すなわち、
短辺41を架台21の一対のガイド部24dに当接し
て、これらガイド部24d間に位置決めされる。この状
態は図9(B)に示される。この場合、架台21や止め
具29等の寸法のばらつきにより止め具29の角43が
ガイド部24dに競ることがあっても、既述のようにね
じ軸28と止め具29とが一体的に連結されているの
で、作業者により摘まれているねじ軸28を介して止め
具29を、一対のガイド部24dによって適正に回り止
めされる所定の位置まで確実に手回しすることができ、
それに伴い取付け不良を未然に防止できる。又、図9
(B)の状態になったことも、摘んでいるねじ軸28の
上端面のすり割り溝45の向きを視認することで知るこ
とができ、この実施形態においては、すり割り溝45が
開口24bの幅方向に延びるよう位置された時に、止め
具29が一対のガイド部24d間に適正に位置されたこ
とを、すり割り溝45で示すことができる。
2は、その状態でモジュール押え27上のナット31を
時計回りに回転させることにより、その締付け力を太陽
電池モジュールのフランジを波及させて、このフランジ
の底部をモジュール支持部24aとモジュール押え27
との間に挟着できる。この場合に、モジュール押え27
で覆われている止め具29が一対のガイド部24d間に
適正に位置決めされていることの確認は、モジュール押
え27の上側に突出しているねじ軸28の上端面のすり
割り溝45の視認により知ることができる。又、止め具
29のガイド部24d間への位置決めに要した回転方向
と、ナット31を締付ける際の回転方向とが同じである
ので、ナット31の締付け方向の回転に伴って、ガイド
部24d間への止め具29の位置決め状態が不用意に損
なわれることがない。
た止め具29の向きを変えることで、この止め具29を
架台21の開口24bにねじ軸28とともに通すことが
できるから、太陽電池モジュールのメンテナンスのため
に一時的に連結ユニット23を分解、若しくは太陽電池
モジュールが外れるように連結ユニット23の締付けを
緩めた後にも、止め具29を架台21の長手方向に移動
させて架台21の端部開口から出し入れすることなく、
架台21の開口24bを通して容易に取出すことができ
る。したがって、架台21に対する太陽電池モジュール
の着脱作業を容易に実施できる。
れない。例えば、本発明は屋根11の軒棟方向に延びる
ようにモジュール固定装置16、17の各架台21を配
設して設置される太陽電池発電装置15にも適用でき
る。又、本発明は屋根以外への被設置部に太陽電池モジ
ュールを設置する場合に適用できる。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
や太陽電池モジュールのメンテナンス等に伴い止め具が
架台内に落下した場合に、この止め具と一体的に設けら
れて止め具と共に締付け体をなすねじ軸を摘んで、止め
具を容易に回収できる太陽電池モジュール固定装置を提
供できる。
手方向に延びる開口を通して止め具を出し入れできると
ともに、その際に止め具と一体的なねじ軸を摘んで操作
でき、しかも、止め具の向き等の調整も容易であるの
で、架台への止め具の出し入れの作業性がよく、したが
って、架台への太陽池モジュールの取付け作業性を向上
できる太陽電池モジュール固定装置を提供できる。
ール押えで覆われるにも拘わらず、モジュール押えの上
側に突出しているねじ軸の上部のマークを目安にして、
止め具の向きを知ることができるので、架台への太陽池
モジュールの取付け作業性を向上できる太陽電池モジュ
ール固定装置を提供できる。
に落下しても、この止め具を容易に回収できる、又は架
台への太陽池モジュールの取付け作業性を向上できる、
或いは太陽電池モジュールの固定状態を目視により確認
できる太陽電池モジュール固定装置を備えるから、施工
作業性がよく、又は太陽電池モジュールの取付け不良を
抑制できる等品質の高い太陽電池発電装置を提供でき
る。
装置が屋根に設置された状況を概略的に示す斜視図。
池発電装置の断面図。(B)は図2(A)の軒側のモジ
ュール固定装置の構造を拡大して示す断面図。(C)は
図2(A)の中間位置のモジュール固定装置の構造を拡
大して示す断面図。
ル固定装置の架台と連結ユニットとを分離して示す斜視
図。
トを分解して示す斜視図。
け体として使用可能な他の締付け体を示す断面図。
け体として使用可能な更に他の締付け体を示す断面図。
定装置が備える軒側モジュール固定装置の架台と連結ユ
ニットとを分離して示す斜視図。
トを分解して示す斜視図。
結ユニットの止め具との位置関係を示す図。(B)は図
7の架台とこれに対して回り止めされた連結ユニットの
止め具との位置関係を示す図。
Claims (5)
- 【請求項1】 長手方向に延びる開口、この開口の少な
くとも片側に設けられ太陽電池モジュールのフレームが
載置されるモジュール支持部、及び前記開口の両側に設
けられたガイド部を夫々有して中空状に形成され、か
つ、互いに平行に配置される複数本のレール状の架台
と、 前記フレームを前記モジュール支持部との間に挟んで前
記開口を跨ぐように前記架台上に配置されるモジュール
押えと、 このモジュール押え及び前記開口を貫通するねじ軸、及
びこのねじ軸の下端部に一体的に設けられ前記両ガイド
部で回り止めされて前記モジュール支持部を前記モジュ
ール押えとの間に挟むように配置される止め具を有する
締付け体と、 前記モジュール押えの上側から前記ねじ軸に螺合される
ナットと、を具備したことを特徴とする太陽電池モジュ
ール固定装置。 - 【請求項2】 前記止め具を、前記開口の幅より細く、
かつ、前記開口の幅よりも長く形成したことを特徴とす
る請求項1に記載の太陽電池モジュール固定装置。 - 【請求項3】 前記止め具を、互いに傾斜した短辺を有
する平行四辺形としたことを特徴とする請求項2に記載
の太陽電池モジュール固定装置。 - 【請求項4】 前記止め具の向きを示すマークを、前記
ねじ軸の上部に設けたことを特徴とする請求項2又は3
に記載の太陽電池モジュール固定装置。 - 【請求項5】 周部にフレームを有して並設される複数
の太陽電池モジュールと、 架台間に配置される前記各太陽電池モジュールを前記架
台に夫々固定する請求項1〜4の内のいずれか1項に記
載の複数の太陽電池モジュール固定装置と、を具備した
ことを特徴とする太陽電池発電装置。
Priority Applications (1)
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JP23870499A JP3848504B2 (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 太陽電池モジュール固定装置及び太陽電池発電装置 |
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JP2001065119A true JP2001065119A (ja) | 2001-03-13 |
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ID=17034054
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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- 1999-08-25 JP JP23870499A patent/JP3848504B2/ja not_active Expired - Lifetime
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