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JP2001047327A - 車体組立方法および車体組立装置 - Google Patents

車体組立方法および車体組立装置

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Publication number
JP2001047327A
JP2001047327A JP11224097A JP22409799A JP2001047327A JP 2001047327 A JP2001047327 A JP 2001047327A JP 11224097 A JP11224097 A JP 11224097A JP 22409799 A JP22409799 A JP 22409799A JP 2001047327 A JP2001047327 A JP 2001047327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
vehicle body
work
positioning
jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11224097A
Other languages
English (en)
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JP3663984B2 (ja
Inventor
Hiromi Kosaku
弘美 小作
Kosuke Yoshikawa
孝亮 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP22409799A priority Critical patent/JP3663984B2/ja
Priority to EP00116806A priority patent/EP1074460B1/en
Priority to US09/631,621 priority patent/US6467675B1/en
Publication of JP2001047327A publication Critical patent/JP2001047327A/ja
Application granted granted Critical
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
    • B62D65/02Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車種専用のワーク保持治具を不要とし、ワー
クを搬送する移動台も1台として設備コストを低下させ
る。 【解決手段】 フロントフロアパネル31およびその表
面に組み付けるセカンドクロスメンバ35などの第1の
小物部品を、第1の小物部品を下部側として、部品セッ
ト工程Sでロケータ治具29に位置決めセットし、移動
台27を溶接工程Tに移動させてフロントフロアパネル
31と第1の小物部品とを溶接する。ハンドリングロボ
ット55でフロントフロアパネル31の表裏を反転さ
せ、移動台27を部品セット工程Sに後退させてフロン
トフロアパネル31の裏面に組み付けるフロントフロア
レインフォース41などの第2の小物部品をロケータ治
具29に位置決めセットし、移動台27を溶接工程Tに
移動させて反転状態のフロントフロアパネル31を、ロ
ケータ治具27に位置決めセットし、フロントフロアパ
ネル31と第2の小物部品とを溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車体部品の表面
に小物部品を溶接固定する車体組立方法および車体組立
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の車体組立装置としては、例
えば特開平9−216584号公報に記載されたものが
ある。図17はその全体構成を平面図として示してい
る。これによれば、貯蔵ステーションSSに貯蔵されて
いる車体部品であるフロントフロアパネル1は、搬入ロ
ボット3により搬入位置Iにある移動台5に搬入され
る。移動台5は、ガイドレール6上を図中で左右方向に
移動可能であるとともに、フロントフロアパネル1を位
置決め保持する位置決め保持機構を備えており、位置決
めされたフロントフロアパネル1は、移動台5の移動に
より部品セット位置Sに搬送される。
【0003】部品セット位置Sでは、プリセットステー
ションPに配置してある、フロントフロアパネル1の表
面に組み付けられる各種の小物部品7a,7b,7c,
7d,7e,7fを、部品供給ロボット9によりフロン
トフロアパネル1上にセットする。部品供給ロボット9
は、先端のチャック部9aに保持治具11を備えてお
り、保持治具11の適宜位置に設けた複数の位置決め保
持機構によって、各種の小物部品7a,7b,7c,7
d,7e,7fを保持してプリセットステーションPか
ら部品セット位置Sに搬送する。
【0004】上記移動台5が部品セット位置Sに移動す
る以前には、部品セット位置Sにてフロントフロアパネ
ル1の裏面に組み付けられる他の小物部品7gが、図示
しない支持台上にセットされている。すなわち、移動台
5が部品セット位置Sに移動することで、上記支持台上
にセットされた小物部品7g上にフロントフロアパネル
1がセットされることになる。これによりフロントフロ
アパネル1の表面に各種の小物部品7a,7b,7c,
7d,7e,7fが、同裏面に他の小物部品7gがそれ
ぞれセットされることとなる。
【0005】ここで溶接用ロボット13により溶接作業
を行うが、このときフロントフロアパネル1に対する位
置決め保持を、移動台5の位置決め保持機構から部品セ
ット位置Sにある位置決め保持機構に切り換え、その後
移動台5を搬入位置Iに後退させ、次のフロントフロア
パネル1の保持に備える。
【0006】部品セット位置Sで溶接作業が終了してフ
ロントフロアパネル1の表裏に各種小物部品7a,7
b,7c,7d,7e,7fおよび7gが仮溶接固定さ
れたら、部品供給ロボット9は、保持治具11による各
種小物部品7a,7b,7c,7d,7e,7fの保持
を解除し、保持治具11をプリセットステーションPに
戻して次の各種小物部品7a,7b,7c,7d,7
e,7fの保持に備える。
【0007】ガイドレール6上には、上記溶接作業を行
っている時点で部品セット位置Sより図中で右側の搬出
位置Oに、前記した移動台5とは別の他の移動台が配置
されており、この移動台が溶接完了後のフロントフロア
パネル1の下方に移動して、このフロントフロアパネル
1を受け取る。つまり、このときフロントフロアパネル
1に対する位置決め保持を、部品セット位置Sにある位
置決め保持機構から他の移動台の位置決め保持機構に切
り換える。
【0008】フロントフロアパネル1を位置決め保持し
た他の移動台は、搬出位置Oに戻り、溶接用ロボット1
5により本溶接が行われる。本溶接後のフロントフロア
パネル1は、主組立ライン17のアンダフレーム19上
に移載ロボット21により移載された後、溶接用ロボッ
ト23によりアンダフレーム19に溶接固定される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の車体組立装置にあっては、フロントフロアパネ
ル1に組み付ける各種小物部品7a,7b,7c,7
d,7e,7fを位置決め保持する部品供給ロボット9
に対し、各車種専用の保持治具11を用意する必要があ
るため、コスト高になるとともに、車種切り換え時ある
いはモデルチェンジの際などには、保持治具を交換する
作業が必要となって作業効率の低下を招く。また、フロ
ントフロアパネル1を搬送する移動台が、ワーク搬入側
と搬出側とで2台必要であり、設備全体の設置スペース
が広く必要になるとともに、構造も複雑化し、設備コス
トの高騰を招く。
【0010】そこで、この発明は、車種専用のワーク保
持治具を不要とするとともに、ワークを搬送する移動台
も1台として設備コストを低下させることを目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、車体部品の表面に、小物部品を
溶接固定する車体組立方法において、前記小物部品を、
部品セット工程にある移動台上の汎用治具に位置決めセ
ットするとともに、前記車体部品を、このセットした小
物部品上に載置して前記移動台上の他の汎用治具に位置
決めセットした後、前記移動台を溶接工程に移動させて
溶接手段により前記車体部品と小物部品とを溶接固定
し、溶接固定後、前記車体部品を反転手段により表裏を
反転させた後、溶接工程から外部へ搬出する車体組立方
法としてある。
【0012】このようなの車体組立方法によれば、移動
台上に設けられて車体部品および小物部品を位置決めセ
ットする位置決め治具を汎用治具としているので、小物
部品を保持する専用の保持治具が不要であり、また移動
台は、部品セット工程と溶接工程との間を移動する1台
のみで済む。
【0013】請求項2の発明は、車体部品の表裏両面
に、それぞれ対応する小物部品を溶接固定する車体組立
方法において、前記車体部品の一方の面に組み付けるべ
き第1の小物部品を、部品セット工程にある移動台上の
汎用治具に位置決めセットするとともに、前記車体部品
を、このセットした小物部品上に載置して前記移動台上
の他の汎用治具に位置決めセットした後、前記移動台を
溶接工程に移動させて溶接手段により前記車体部品と小
物部品とを溶接固定し、溶接固定後、前記車体部品を反
転手段により表裏を反転させるとともに、前記移動台を
部品セット工程に後退させて前記車体部品の他方の面に
組み付けるべき第2の小物部品を、前記移動台上の汎用
治具に位置決めセットした後、この移動台を前記溶接工
程に再度移動させて前記反転状態の車体部品を、前記第
2の小物部品上に載置して前記移動台上の他の汎用治具
に位置決めセットし、前記溶接手段により前記車体部品
と第2の小物部品とを溶接固定した後、溶接工程から外
部へ搬出する車体組立方法としてある。
【0014】上記車体組立方法によれば、移動台上に設
けられて車体部品および第1,第2の各小物部品を位置
決めセットする位置決め治具を汎用治具としているの
で、第1,第2の各小物部品を保持する専用の保持治具
が不要であり、また移動台は、部品セット工程と溶接工
程との間を移動する1台のみで済む。
【0015】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明の車体組立方法において、溶接手段は、溶接用ロボッ
トで構成され、車体部品を、前記溶接用ロボットの溶接
ガンで把持して移動台の汎用治具から離反させた後、反
転手段で前記車体部品を把持して反転させる。
【0016】上記車体組立方法によれば、溶接用ロボッ
トにより車体部品を把持するので、ワーク把持専用の把
持手段が不要となる。
【0017】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかの発明の車体組立方法において、反転手段により
車体部品を把持している状態で、溶接手段により増打溶
接を行う。
【0018】上記車体組立方法によれば、移動台が後退
し、その汎用治具上に小物部品をセットしている間に、
溶接用ロボットによる増打溶接作業が可能となる。
【0019】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれかの発明の車体組立方法において、反転手段は、溶
接工程から車体部品を外部に搬出するハンドリングロボ
ットで構成されている。
【0020】上記車体組立方法によれば、専用の反転装
置または反転工程が不要となる。
【0021】請求項6の発明は、請求項1ないし5のい
ずれかの発明の車体組立方法において、車体部品や小物
部品からなるワークを位置決めセットする際に、位置決
めに使用しない不要な汎用治具で、そのワークにおける
位置決めしない部位を下方から支持する。
【0022】上記車体組立方法によれば、ワークにおけ
る位置決めしない部位を、位置決めに不要な汎用治具で
下方から支持することで、前記ワークの転びや、平面部
分のだれによる変形などの不具合が回避され、ワークの
姿勢が正規なものとなる。
【0023】請求項7の発明は、請求項1ないし5のい
ずれかの発明の車体組立方法において、車体部品あるい
は小物部品からなるワークを位置決めセットする際に、
位置決めに使用しない不要な汎用治具を、そのワークの
誤セット防止用として利用する。
【0024】上記車体組立方法によれば、不要な汎用治
具が、ワークをセットしたときにそのワークに接触する
かしないかで、ワークの向きが正しいものであるかどう
かが判別される。
【0025】請求項8の発明は、請求項1ないし5のい
ずれかの発明の車体組立方法において、汎用治具に、車
体部品あるいは小物部品からなるワークを検知するワー
ク検知器を設け、前記ワークを位置決めセットする際
に、位置決めに使用しない不要な汎用治具の前記ワーク
検知器を、前記ワークの検知用として利用する。
【0026】上記車体組立方法によれば、不要な汎用治
具の検知器が、ワークをセットしたときにそのワークを
検知するかしないかで、ワークがセットされたかどう
か、あるいはどの車種のワークがセットされたかが判別
可能となる。
【0027】請求項9の発明は、車体部品の表面に、小
物部品を溶接固定する車体組立装置において、部品セッ
ト工程と溶接工程との間を移動可能な移動台と、この移
動台上に設けられ、前記車体部品および小物部品が、前
記部品セット工程にてそれぞれ位置決めセットされる複
数の汎用治具と、この位置決めセットされた汎用治具上
の車体部品と小物部品とを、前記溶接工程にて溶接固定
する溶接手段と、溶接後の車体部品を把持して表裏を反
転させる反転手段とを有する構成としてある。
【0028】上記車体組立装置によれば、車体部品の表
面に組み付ける小物部品を、部品セット工程にある移動
台上の汎用治具に位置決めセットするとともに、前記車
体部品を、このセットした小物部品上に載置して前記移
動台上の汎用治具に位置決めセットする。この状態で、
移動台を溶接工程に移動させて溶接手段により車体部品
と小物部品とを溶接固定する。溶接固定後、反転手段に
より車体部品の表裏を反転させて、溶接工程の外部へ車
体部品を搬出するとともに、移動台を部品セット工程に
後退させて次の小物部品のセットに備える。
【0029】上記車体部品の裏面にも小物部品を組み付
ける場合には、移動台を部品セット工程に後退させたと
きに、裏面に組み付けるべき他の小物部品を、移動台上
の汎用治具に位置決めセットする。その後、この移動台
を溶接工程に再度移動させて反転状態の車体部品を、他
の小物部品上に載置して移動台上の汎用治具に位置決め
セットし、溶接用ロボットにより車体部品と他の小物部
品とを溶接固定する。
【0030】
【発明の効果】請求項1または2の発明によれば、移動
台上に設けられて車体部品および小物部品を位置決めセ
ットする位置決め治具を汎用治具としているので、小物
部品を保持する専用の保持治具が不要であり、コスト低
下が達成できるとともに、車種切り換えやモデルチェン
ジの際などには、保持治具の交換作業が不要となること
から、車種切り換え時などに要する時間が短縮化されて
作業効率が向上する。また、移動台は、部品セット工程
と溶接工程との間を移動する1台のみを使用しているた
め、装置全体の設置スペースが小さくて済み、構造も簡
素化して設備コストを低下させることができる。
【0031】請求項3の発明によれば、溶接用ロボット
により車体部品を把持するので、ワーク把持専用のロボ
ットが不要となり、その分溶接作業スペースが充分確保
されて溶接作業性が向上するとともに、コスト低下を図
ることができる。
【0032】請求項4の発明によれば、反転手段により
車体部品を把持している状態で、移動台が後退し、その
後退した移動台における汎用治具上に小物部品をセット
している間に、溶接用ロボットにより増打溶接作業を行
えるので、溶接用ロボットを待機させることなく効率よ
く利用することができる。
【0033】請求項5の発明によれば、反転手段は、溶
接工程から車体部品を外部に搬出するハンドリングロボ
ットを兼用しているので、専用の反転装置または反転工
程が不要となり、コスト低下を達成することができる。
【0034】請求項6の発明によれば、車体部品あるい
は小物部品からなるワークを位置決めセットする際に不
要な汎用治具で、そのワークにおける位置決めしない部
位を下方から支持し、これによりワークの転びや、平面
部分のだれによる変形などの不具合を回避し、ワークの
姿勢を正規なものとするようにしたため、位置決めに不
要な汎用治具を有効利用することができる。
【0035】請求項7の発明によれば、車体部品あるい
は小物部品からなるワークを位置決めセットする際に不
要な汎用治具を、そのワークの誤セット防止用として利
用するようにしたので、不要な汎用治具が、ワークをセ
ットしたときにそのワークに接触するかしないかで、ワ
ークの向きが正しいものであるかどうかを判別でき、不
要な汎用治具の有効利用を図ることができる。
【0036】請求項8の発明によれば、汎用治具に、車
体部品あるいは小物部品からなるワークを検知するワー
ク検知器を設け、前記ワークを位置決めセットする際に
不要な汎用治具の前記検知器を、そのワークの検知用と
して利用するようにしたので、不要な汎用治具のワーク
検知器が、ワークをセットしたときにそのワークを検知
するかしないかで、ワークがセットされたかどうか、あ
るいはどの車種のワークがセットされたかを判別でき、
不要な汎用治具の有効利用を図ることができる。
【0037】請求項9の発明によれば、移動台上に設け
られて車体部品および小物部品を位置決めセットするた
めの治具を汎用治具としているので、小物部品を保持す
る専用の保持治具が不要であり、コスト低下が達成でき
るとともに、車種切り換えやモデルチェンジの際などに
も、保持治具の交換作業が不要となることから、車種切
り換え時などに要する時間が短縮化されて作業効率が向
上する。また、移動台は、部品セット工程と溶接工程と
の間を移動する1台のみを使用しているため、装置全体
の設置スペースが小さくて済み、構造も簡素化して設備
コストを低下させることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0039】図1は、この発明の実施の一形態を示す車
体組立装置の全体構成の平面図、図2は同正面断面図で
ある。但し、図2では図1の一部を省略してある。この
車体組立装置は、床面Fを掘削して設けたピットP内に
治具スライド装置25が設置されており、このスライド
装置25上を移動台27が、図2中で実線で示す部品セ
ット工程Sと二点鎖線で示す溶接工程Tとの間を移動可
能に設けられている。
【0040】移動台27上には、ワークWを位置決め保
持する汎用治具としてのロケータ治具29が複数設置さ
れている。このロケータ治具29上に、作業者30が、
ワークWを上記部品セット工程Sにてセットし、セット
したワークWに対して上記溶接工程Tで溶接作業を行
う。
【0041】ここでのワークWは、図3および図4に示
す、自動車におけるフロントフロアパネル31と、フロ
ントフロアパネル31の表面(床上面)に溶接固定され
る各種の第1の小物部品であるトランスコントローラレ
インフォース33、セカンドクロスメンバ35、フロン
トシートマウンティングアウタRH37およびフロント
シートマウンティングアウタLH39と、フロントフロ
アパネル31の裏面(床下面)に溶接固定される各種の
第2の小物部品であるフロントフロアレインフォース4
1、パーキングブレーキレインフォース43、エクステ
ンションサイドメンバリアRH45およびエクステンシ
ョンサイドメンバリアLH47とで構成されている。
【0042】なお、図3および図4では、ワークWの上
下位置関係がロケータ治具29へのセット状態で示して
いる。つまり、図3では、第1の小物部品33,35,
37,39をロケータ治具29へ位置決めセットした
後、その上にフロントフロアパネル31を載置して他の
ロケータ治具29に位置決めセットする。一方、図4で
は、第2の小物部品41,43,45,47をロケータ
治具29に位置決めセットした後、その上に、上記第1
の小物部品33,35,37,39が溶接固定されてい
るフロントフロアパネル31、すなわちフロントフロア
サブアッシー31sを載置してロケータ治具29に位置
決めセットする。また、図3および図4で、車体前方を
FR、車体前方に対し車幅方向左側をLH、同右側をR
Hとしている。
【0043】つまり、フロントフロアパネル31は、第
1の小物部品33,35,37,39を組み付けるとき
と、第2の小物部品41,43,45,47を組み付け
るときとで、表裏が反転されていることになり、図4で
の状態が、実際に車体本体側に組み付けられるときの姿
勢である。
【0044】溶接工程Tにおける移動台25の移動方向
左右両側方には、溶接手段としての4台の溶接用ロボッ
ト49が設置されている。溶接用ロボット49は、図3
に示すフロントフロアパネル31と第1の小物部品3
3,35,37,39とを溶接固定するとともに、図4
に示すフロントフロアサブアッシー31sと第2の小物
部品41,43,45,47とを溶接固定する。
【0045】図5は、図2のA−A矢視断面図であり、
上記溶接用ロボット49は、その溶接ガン51の電極相
互間でワークW(フロントフロアパネル31)の適宜位
置を把持し、ロケータ治具29が下降することでワーク
Wを受け取る。
【0046】図1および図2中で、溶接工程Tより右側
の床面Fには、ロボット支持台53上に設置された反転
手段としてのハンドリングロボット55が配置されてい
る。ハンドリングロボット55は、前記4台の溶接用ロ
ボット49により、図5のようにワークWを把持して持
ち上げた状態で、ワークのWの下方にロボットハンド5
6の先端の把持機構部58を進入させ、掬うようにして
ワークWを把持して表裏を反転させる。
【0047】上記したハンドリングロボット55は、本
体部55aがベース部55bに対して水平面内にて回転
可能であるとともに、本体部55aとロボットハンド5
6の第1のハンド部56aとが回動支持部55cを中心
として、また第1のハンド部56aと第2のハンド部5
6bとが回動支持部55dを中心として、さらに第2の
ハンド部56bと把持機構部58とが回動支持部55e
を中心として、それぞれ図2の状態で紙面に平行な面内
にて回動可能である。また、第2のハンド部56bは、
第1のハンド部56aに対し、第2のハンド部56bの
軸心を中心として回転可能である。すなわち、この回転
により、第2のハンド部56bの先端の把持機構部58
も一体に回転し、把持しているワークWの表裏が反転さ
れることになる。
【0048】ロボット支持台53のさらに図2中で右側
には、ワーク置き台57が設置されており、溶接用ロボ
ット49によりワークWに対する溶接作業がすべて終了
したら、ワークWはハンドリングロボット55によりワ
ーク置き台57に搬出される。
【0049】図1に示すように、溶接工程Tからワーク
置き台57へのワーク搬出方向に向かって左側方には、
ロボット支持台59上に設置された移送用ロボット61
が設けられている。移送用ロボット61に隣接する側方
には、ワークWが溶接固定されるメインフロアパネルM
Fが搬送される主組立ラインBが施設されている。
【0050】また、上記したワーク搬出方向前方には、
スタッドボルト溶接機63が設置され、移送用ロボット
61により、ワーク置き台57上にて把持したワークW
をスタッドボルト後溶接機63にセットしてワークWに
対してスタッドボルトを溶接固定する。移送用ロボット
61は、ワークWを把持したままスタッドボルトを溶接
後、ロボットハンドを旋回させて主組立ラインB上のメ
インフロアパネルMFに移送する。
【0051】図6は、前記した移動台27上に設置され
るロケータ治具29の一例を示している。このロケータ
治具29は上部のブラケット65の上端に位置決め保持
機構66が設けられている。位置決め保持機構66は、
位置決めピン67を備え、位置決めピン67は、図3お
よび図4に示したワークWの適宜位置に形成した位置決
め孔Hに挿入されるもので、図示していないが内部に引
き込み式のクランプ爪が設けられている。
【0052】すなわち、位置決めピン67をワークWの
位置決め孔Hに下方から挿入することで、その下部の段
差部69がワークWの下面に接触して押し付けられ、こ
の状態で前記クランプ爪が、位置決めピン67に形成し
たスリットから外部に突出すべく回動してワークWを上
部から押さえ付ける。これによりワークWは、位置決め
ピン67にて位置決めされるとともに、段差部69とク
ランプ爪との間で、挟持固定されることとなる。
【0053】ブラケット65は、下端が回転支持駆動部
71を介してフレーム73の上端に固定され、フレーム
73の下端は、上下方向に延長されたボールねじ75に
螺合しているナット77に固定されている。フレーム7
3は治具本体79に対して上下方向にガイドされ、この
治具本体79の上部には、モータ81が取り付けられて
いる。モータ81の回転はプーリおよびベルトからなる
動力連結機構83を介してボールねじ75に伝達され
る。
【0054】すなわち、モータ81の駆動によりボール
ねじ75が回転し、これに螺合しているナット77が上
下動し、ナット77と一体のフレーム73、回転支持駆
動部71、ブラケット65および位置決めピン67が上
下動する。また、位置決めピン67を上部に備えるブラ
ケット65は、回転支持駆動部71により紙面に直交す
る平面内にて回転可能であり、この回転および前記した
上下動により、位置決めピン67が種々のワークWの位
置決め孔Hに対応する位置に設定することが可能とな
る。
【0055】図7は、ロケータ治具29の他の例を示し
ている。このロケータ治具29は、回転支持駆動部71
を除いて大略図6の構成と同一部分を備え、さらにその
構成にワークWを上部から押し付けて保持するクランプ
アーム85が付加されている。他の構成部分には図6の
ものと同一符号を付してある。
【0056】なお、ロケータ治具29としては上記した
図6および図7に示したもののほかに、種々の構成が考
えられる。例えば図6において、フレーム73上に、回
転支持駆動部71より上部の構成部分を、2セット設け
て一つのロケータ治具29により2カ所での位置決めが
できるようにするなどである。
【0057】図6中では紙面に直交する方向が移動台2
7の移動方向であり、図7中では左右方向が移動台27
の移動方向である。この移動台27上にて、図6に示す
ロケータ治具29は、図中で紙面に直交する方向に延長
配置されたガイドレール87にガイドされて移動台27
の移動方向と同方向に移動可能であり、図7に示すロケ
ータ治具29は、上記したガイドレール87による移動
に加え、ガイドレール87と直交する方向(図7中で紙
面に直交する方向)に延長配置されたガイドレール89
に沿って移動可能である。
【0058】これらの移動を司る駆動機構としては、前
記したモータ81およびボールねじ75などを利用した
ものでよい。上記したロケータ治具29自体の2方向の
移動により、位置決めピン67による位置決めが、より
多種のワークWに対して行うことができる。つまり、ロ
ケータ治具29として、より汎用性が高いものとなる。
【0059】図8は、ハンドロングロボット55におけ
るワークWを把持する把持機構部58を示しており、図
2中でのC矢視図に相当する。把持機構部58のフレー
ム91の下部四隅に、クランプ機構93が設けられてい
る。クランプ機構93は、固定クランプピン95と、シ
リンダ97によってブラケット98を介し、実線位置と
2点鎖線位置との間を移動する可動クランプピン99と
を備え、可動クランプピン99が実線位置にあるときに
ワークW(フロントフロアパネル31)の四隅を、表裏
両面からクランプ把持する。
【0060】図8中で右側の、紙面に直交する方向に沿
って配置されている二つのクランプ機構93は、固定お
よび可動の各クランプピン95および99と、シリンダ
97とが取り付けられているブラケット101を介し、
フレーム91に設けられたガイドレール103に沿って
図中で左右方向に移動可能である。この移動は、フレー
ム91側に装着したシリンダなどの駆動機構によってな
され、その移動範囲は、シリンダ97を実線と2点鎖線
でそれぞれ図示してある範囲に相当する。上記したクラ
ンプ機構93の移動により、種々のワークWを把持可能
となる。
【0061】ワークWを主組立ラインBに移送する移送
用ロボット61にも、図8に示したような把持機構58
を備えている。但し、この場合は移送用ロボット61の
ロボットハンド先端は、図8中でフレーム91の上部中
央に連結されている。
【0062】次に、上記した車体組立装置の動作を説明
する。まず、図2に示すように、移動台27が部品セッ
ト工程Sにある状態で、作業者30が、図3に示す第1
の小物部品33,35,37,39を対応するロケータ
治具29にそれぞれセットし、さらにその上にフロント
フロアパネル31を載置して対応する他のロケータ治具
29にセットする。その状態を図9に拡大して示す。図
10は図9の平面図である。そして、各ロケータ治具2
9の位置決め機構66により、第1の小物部品33,3
5,37,39およびフロントフロアパネル31が位置
決め固定される。
【0063】このとき複数のロケータ治具29はすべて
使用されるわけではなく、車種によって使用されるもの
が異なり、位置決めに使用しない不要なロケータ治具2
9については、例えば、図11ないし図14に示すよう
な利用方法がある。なお、ここでロケータ治具29は、
位置決めに不要のものをロケータ治具29aとして示し
ている。
【0064】図11は、ワークWに対し、左右両側のロ
ケータ治具29で位置決め固定し、中央のロケータ治具
29aの位置決めピン67の先端で、ワークWの下方へ
の突出部(実線図示)あるいは上方への突出部(破線図
示)Waを支持し、その部位のだれ防止を図っている。
図10において、このだれ防止を行っているロケータ治
具29としては、フロントフロアパネル31の車体後方
側(図10中で右側)の下面を支持している二つのロケ
ータ治具29aがある。
【0065】図12は、二点をロケータ治具29で位置
決めするワークWの、側方への突出部Waを、位置決め
に不要なロケータ治具29aで下方から支持し、ワーク
Wの転び防止を図っている。
【0066】図13は、ワークWの位置決めに使用して
いるロケータ治具29に隣接する、位置決めに使用しな
い不要のロケータ治具29aを、ワークWの誤セット防
止用に利用する例である。ここでは、実線で示すワーク
Wが正規にセットされた状態であり、二点鎖線で示して
あるワークWは、正規のセット状態に対して左右が逆と
なって誤セットされた状態である。この誤セット状態で
は、ロケータ治具29aの位置決めピン67がワークW
の下方への凸部Waに当接してしまい誤セットであるこ
とが判別できる。
【0067】図14は、ワークWの位置決めに使用して
いるロケータ治具29に隣接する、位置決めに使用しな
い不要のロケータ治具29aのワーク検知器105によ
り、ワークWの検知を行わせるものである。例えば、A
車種のワークW1に対しては、ロケータ治具29自体の
ワーク検知器105でワーク検知を行い、B車種のワー
クW2に対しては、ロケータ治具29のワーク検知器1
05に加えロケータ治具29aのワーク検知器105で
もワーク検知を行うことで、車種の判別が可能となる。
【0068】なお、上記したワーク検知器105は、図
6および図7では説明していないが、すべてのロケータ
治具29に備えられているものとする。
【0069】このように、上記図11ないし図13の例
では、車種により位置決めに使用していない不要のロケ
ータ治具29aを効率的に利用でき、一方図14の例の
ように、隣接するロケータ治具29のワーク検知器10
5を利用することで、ワークWに対する検知方法、検知
位置などの制約があった場合に、対応可能となる。
【0070】部品セット工程Sにおいて、ロケータ治具
29に第1の小物部品33,35,37,39およびフ
ロントフロアパネル31が位置決め固定されたら、移動
台27を部品セット工程Sから溶接工程Tへ移動させ
る。溶接工程Tでは、4台の溶接用ロボット49によ
り、フロントフロアパネル31に第1の小物部品33,
35,37,39を組み付けるべく仮溶接を行う。
【0071】仮溶接作業が終了すると、4台の溶接用ロ
ボット49は、図5に示すように、その溶接ガン51に
より、ワークW(フロントフロアパネル31)の四隅を
把持し、ロケータ治具29の位置決め機構66による位
置決め保持を解除されたワークWを保持し、ロケータ治
具29を下降させ離反させる。この状態で、ハンドリン
グロボット55の把持機構部58を、前記図8に示した
クランプ機構93が上方を向く図2における二点鎖線で
示す状態(図8とは上下が逆)としてワークWの下方に
進入させ、四つのクランプ機構93によりワークW(フ
ロントフロアパネル31)の四隅を、溶接ガン51に干
渉しない位置にてクランプ保持する。
【0072】ハンドリングロボット55によりワークW
を保持したら、溶接用ロボット49によるワークWの把
持を解除した後、ハンドリングロボット55は、図2の
実線で示すように、ワークWを上方に移動させた後、表
裏が逆となるよう上下を反転させる。すなわち、第1の
小物部品33,35,37,39は、仮溶接作業時には
フロントフロアパネル31の下面に位置していたが、反
転によってフロントフロアパネル31の上面に位置する
こととなる。
【0073】ワークWに対する、溶接用ロボット49に
よる把持に続くハンドリングロボット55による保持お
よび反転作業の間に、移動台27が溶接工程Tから部品
セット工程Sに戻り、ここで、図4に示す第2の小物部
品41,43,45,47を、対応するロケータ治具2
9に位置決めセットする。
【0074】上記したワークWに対する反転作業は、専
用の反転装置を使用しおらず、反転専用の作業工程も設
けていないので、作業効率が向上し作業スペースも少な
くて済む。また、反転させるに先だって際に、ワークW
を把持するのは、溶接用ロボット49であるため、専用
の把持装置が不要であり、このためその分設備コストが
低下するとともに、溶接作業スペースが充分確保され、
溶接用ロボット49による溶接作業性が向上する。
【0075】その後、移動台27は、部品セット工程S
から溶接工程Tへ再度移動する。上記移動台27が、溶
接工程Tから部品セット工程Sへ移動して第2の小物部
品41,43,45,47の位置決めセットを行い、再
度溶接工程Tに移動する際には、ハンドリングロボット
55により保持しているワークWに対し、溶接用ロボッ
ト49により増打溶接を行い、フロントフロアパネル3
1と第1の小物部品33,35,37,39との溶接固
定を完了させる。このため、溶接用ロボット49の待機
状態が回避され、効率的な溶接作業が可能となる。
【0076】なお、上記増打溶接に関しては、増打用定
置ガンスタンドを設け、そこにハンドリングロボット5
5で保持しているワークWを移動させることで、別途行
ってもよい。
【0077】溶接工程Tに移動している移動台27上の
第2の小物部品41,43,45,47に対し、ハンド
リングロボット55は、上面に第1の小物部品33,3
5,37,39が溶接固定されている反転状態のフロン
トフロアパネル31を載せる。その状態を図15に拡大
して示す。図16は図15の平面図である。そして、対
応するロケータ治具29の位置決め機構66によりフロ
ントフロアパネル31を位置決め固定する。
【0078】このときにおいても、車種によって使用さ
れない不要のロケータ治具29aが存在しており、例え
ば、ワークWに対してだれ防止を行っているロケータ治
具29としては、フロントフロアパネル31の車体前方
側(図16中で左側)の下面を支持するロケータ治具2
9aがある。
【0079】また、前記図10で、フロントシートマウ
ンティングアウタRH37およびフロントシートマウン
ティングアウタLH39を位置決めしているロケータ2
9が、ここでは不要のロケータ治具29aとなっている
など、前記図10における場合とは使用するロケータ治
具29が異なったり、あるいはロケータ治具29が前記
図6および図7におけるガイドレール87,89に沿っ
て移動してその位置が異なるなど、ロケータ治具29の
利用形態が異なっている。
【0080】フロントフロアパネル31の下面に第2の
小物部品41,43,45,47が位置決めセットされ
ている状態で、4台の溶接用ロボット49により、フロ
ントフロアパネル31に第2の小物部品41,43,4
5,47を組み付けるべく仮溶接を行う。
【0081】仮溶接作業が終了すると、ワークWに対し
てロケータ治具29の位置決め機構66による位置決め
保持を解除するとともに、ハンドリングロボット55の
把持機構部58を、前記とは逆に、クランプ機構93を
下方に向けた図8の状態で上方からワークWに接近させ
てワークWを保持して持ち上げる。
【0082】ワークWが持ち上げられてロケータ治具2
9から離反した移動台27は、溶接工程Tから部品セッ
ト工程Sへ戻り、次のワークWのセット作業に備える。
【0083】一方、ハンドリングロボット55により把
持しているワークWに対しては、溶接用ロボット49に
より増打溶接を行い、フロントフロアパネル31と第2
の小物部品41,43,45,47との溶接固定を完了
させる。
【0084】なお、上記増打溶接に関しては、前述した
増打用定置ガンスタンドにて別途行ってもよい。
【0085】以上により、ワークWは、フロントフロア
パネル31の表裏両面に、第1の小物部品33,35,
37,39および第2の小物部品41,43,45,4
7がそれぞれ溶接固定されたことになる。
【0086】溶接作業が完了した上記ワークWは、ハン
ドリングロボット55により保持されたまま、ワーク置
き台57に搬出される。ワーク置き台57上に搬出され
たワークWは、移送用ロボット61により把持されて、
図1に示すスタッドボルト溶接機63にまで搬送されて
スタッドボルトが溶着固定される。その後、移送用ロボ
ット61は、ワークWを主組立ラインB上の所定位置に
セットし、セットされたワークWは、主組立ラインBの
サイドに配置されている図示しない溶接用ロボットによ
り他のワークに溶接固定されるとともに、前記スタッド
ボルトも利用して他のワークに固定される。
【0087】上記した車体組立装置によれば、ワークW
を位置決め保持するロケータ治具29は、汎用化されて
いるため、車種切り換えやモデルチェンジなどの際に
は、溶接用ロボット49やハンドリングロボット55お
よびロケータ治具29に対するティーチングのみで対応
でき、車種毎の位置決め治具が不要でありその交換も不
要であるため、設備投資額が削減されるとともに、車種
切り換え時などに要する時間が短縮化されて作業効率が
向上する。
【0088】また、ワークWを移動搬送する移動台27
が1台であるため、複数使用する場合に比べ、設備全体
の設置スペースが小さくて済み、構造も簡素化して設備
コスト低減が達成される。
【0089】なお、ロケータ治具29に代えて、車種に
対応した位置決め具を複数備え、必要な位置決め具のみ
を上方に突出させてワークWを支持して位置決め保持す
る、いわるゆ車切治具スライドを使用してもよい。ま
た、溶接用ロボット49によるワークWの把持作業およ
び、ハンドリングロボット55によるワークWの反転作
業に代えて、それぞれ専用の把持装置および反転装置を
設けてもよい。
【0090】また、上記した実施の形態では、フロント
フロアパネル31の表裏両面に、小物部品を組み付ける
例を説明したが、表面にのみ小物部品を組み付ける車種
もある。この場合には、ハンドリングロボット55でワ
ークWを把持して反転させて、増打溶接作業を適宜行う
までは、上記した実施の形態と同様であり、その後はハ
ンドリングロボット55で把持しているワークWをその
ままワーク置き台57へ搬出すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態を示す車体組立装置の
全体構成の平面図である。
【図2】図1の車体組立装置の正面断面図である。
【図3】図1の車体組立装置で溶接されるフロントフロ
アパネルとその表面に組み付けられる第1の小物部品の
斜視図である。
【図4】図1の車体組立装置で溶接されるフロントフロ
アパネルとその裏面に組み付けられる第2の小物部品の
斜視図である。
【図5】図2のA−A矢視断面図である。
【図6】図1の車体組立装置における移動台上に設置さ
れるロケータ治具の一例を示す正面図である。
【図7】図1の車体組立装置における移動台上に設置さ
れるロケータ治具の他の例を示す正面図である。
【図8】図2の拡大されたC矢視図である。
【図9】図6および図7に示したロケータ治具に、第1
の小物部品およびフロントフロアパネルがセットされた
状態を示す動作説明図であある。
【図10】図8の平面図である。
【図11】位置決めに使用しない不要のロケータ治具を
ワークのだれ防止に利用している例を示す斜視図であ
る。
【図12】位置決めに使用しない不要のロケータ治具を
ワークの転び防止に利用している例を示す斜視図であ
る。
【図13】位置決めに使用しない不要のロケータ治具を
ワークの誤セット防止に利用している例を示す断面図で
ある。
【図14】位置決めに使用しない不要のロケータ治具の
ワーク検知器を、その近傍にセットされたワークの検知
に利用している例を示す断面図である。
【図15】図6および図7のロケータ治具に、第2の小
物部品およびフロントフロアパネルが位置決めセットさ
れた状態を示す動作説明図であある。
【図16】図15の平面図である。
【図17】従来例を示す車体組立装置の全体構成の平面
図である。
【符号の説明】
27 移動台 29 ロケータ治具(汎用治具) 31 フロントフロアパネル(車体部品) 33 トランスコントローラレインフォース(第1の小
物部品) 35 セカンドクロスメンバ(第1の小物部品) 37 フロントシートマウンティングアウタRH(第1
の小物部品) 39 フロントシートマウンティングアウタLH(第1
の小物部品) 41 フロントフロアレインフォース(第2の小物部
品) 43 パーキングブレーキレインフォース(第2の小物
部品) 45 エクステンションサイドメンバリアRH(第2の
小物部品) 47 エクステンションサイドメンバリアLH(第2の
小物部品) 49 溶接用ロボット(溶接手段) 55 ハンドリングロボット(反転手段) 105 ワーク検知器 S 部品セット工程 T 溶接工程 W ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C030 BD06 CC01 DA01 DA11 DA24 DA26 DA32 DA37 3D114 AA03 AA11 BA01 CA05 CA17 DA12 DA17 EA03 FA09 GA01 GA06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体部品の表面に、小物部品を溶接固定
    する車体組立方法において、前記小物部品を、部品セッ
    ト工程にある移動台上の汎用治具に位置決めセットする
    とともに、前記車体部品を、このセットした小物部品上
    に載置して前記移動台上の他の汎用治具に位置決めセッ
    トした後、前記移動台を溶接工程に移動させて溶接手段
    により前記車体部品と小物部品とを溶接固定し、溶接固
    定後、前記車体部品を反転手段により表裏を反転させた
    後、溶接工程から外部へ搬出することを特徴とする車体
    組立方法。
  2. 【請求項2】 車体部品の表裏両面に、それぞれ対応す
    る小物部品を溶接固定する車体組立方法において、前記
    車体部品の一方の面に組み付けるべき第1の小物部品
    を、部品セット工程にある移動台上の汎用治具に位置決
    めセットするとともに、前記車体部品を、このセットし
    た小物部品上に載置して前記移動台上の他の汎用治具に
    位置決めセットした後、前記移動台を溶接工程に移動さ
    せて溶接手段により前記車体部品と小物部品とを溶接固
    定し、溶接固定後、前記車体部品を反転手段により表裏
    を反転させるとともに、前記移動台を部品セット工程に
    後退させて前記車体部品の他方の面に組み付けるべき第
    2の小物部品を、前記移動台上の汎用治具に位置決めセ
    ットした後、この移動台を前記溶接工程に再度移動させ
    て前記反転状態の車体部品を、前記第2の小物部品上に
    載置して前記移動台上の他の汎用治具に位置決めセット
    し、前記溶接手段により前記車体部品と第2の小物部品
    とを溶接固定した後、溶接工程から外部へ搬出すること
    を特徴とする車体組立方法。
  3. 【請求項3】 溶接手段は、溶接用ロボットで構成さ
    れ、車体部品を、前記溶接用ロボットの溶接ガンで把持
    して移動台の汎用治具から離反させた後、反転手段で前
    記車体部品を把持して反転させることを特徴とする請求
    項1または2記載の車体組立方法。
  4. 【請求項4】 反転手段により車体部品を把持している
    状態で、溶接手段により増打溶接を行うことを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の車体組立方法。
  5. 【請求項5】 反転手段は、溶接工程から車体部品を外
    部に搬出するハンドリングロボットで構成されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の車
    体組立方法。
  6. 【請求項6】 車体部品や小物部品からなるワークを位
    置決めセットする際に、位置決めに使用しない不要な汎
    用治具で、そのワークにおける位置決めしない部位を下
    方から支持することを特徴とする請求項1ないし5のい
    ずれかに記載の車体組立方法。
  7. 【請求項7】 車体部品あるいは小物部品からなるワー
    クを位置決めセットする際に、位置決めに使用しない不
    要な汎用治具を、そのワークの誤セット防止用として利
    用することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに
    記載の車体組立方法。
  8. 【請求項8】 汎用治具に、車体部品あるいは小物部品
    からなるワークを検知するワーク検知器を設け、前記ワ
    ークを位置決めセットする際に、位置決めに使用しない
    不要な汎用治具の前記ワーク検知器を、前記ワークの検
    知用として利用することを特徴とする請求項1ないし5
    のいずれかに記載の車体組立方法。
  9. 【請求項9】 車体部品の表面に、小物部品を溶接固定
    する車体組立装置において、部品セット工程と溶接工程
    との間を移動可能な移動台と、この移動台上に設けら
    れ、前記車体部品および小物部品が、前記部品セット工
    程にてそれぞれ位置決めセットされる複数の汎用治具
    と、この位置決めセットされた汎用治具上の車体部品と
    小物部品とを、前記溶接工程にて溶接固定する溶接手段
    と、溶接後の車体部品を把持して表裏を反転させる反転
    手段とを有することを特徴とする車体組立装置。
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