[go: up one dir, main page]

JP2001039161A - 樹脂製窓及びその製造方法並びに樹脂製窓を用いた自動車 - Google Patents

樹脂製窓及びその製造方法並びに樹脂製窓を用いた自動車

Info

Publication number
JP2001039161A
JP2001039161A JP11215573A JP21557399A JP2001039161A JP 2001039161 A JP2001039161 A JP 2001039161A JP 11215573 A JP11215573 A JP 11215573A JP 21557399 A JP21557399 A JP 21557399A JP 2001039161 A JP2001039161 A JP 2001039161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
resin
resin window
dot
print layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11215573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4256991B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kuno
宏 久野
Kotaro Oami
浩太郎 大網
Riichi Kusano
利一 草野
Michiyo Teratake
三智代 寺竹
Miyuki Ogasawara
幸 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Tsuchiya KK
Original Assignee
Tsuchiya KK
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsuchiya KK, Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Tsuchiya KK
Priority to JP21557399A priority Critical patent/JP4256991B2/ja
Publication of JP2001039161A publication Critical patent/JP2001039161A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4256991B2 publication Critical patent/JP4256991B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体の外板色との調和のみならず車内色との
調和を図る上で有効な樹脂製窓を提供する。 【解決手段】 硬質のパネル本体と、そのパネル本体の
両面に樹脂フィルムが接合された3層構造からなるサン
ルーフ適用の樹脂製窓において、車外側の樹脂フィルム
3のパネル本体との接合面側に、外板色印刷層7とベー
ス色印刷層8との2重の印刷層を設ける。外板色印刷層
7は車体の外板色と同系色の外板色ドット印刷層7aに
よって構成し、また、ベース色印刷層8は、外周部を車
内色に対応する色合いのベース色べた刷り印刷層8aに
よって構成し、そのベース色べた刷り印刷層7aの内側
をベース色ドット印刷層8bによって構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のサ
ンルーフやクォータウインドウ等として好適な樹脂製窓
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の樹脂製窓としては、例え
ば特開平11−91346号公報に記載されているよう
なものが知られている。図7は、上記公報記載の樹脂製
窓の断面構造を示したものである。図示のように、樹脂
製窓は硬質の樹脂材料からなるパネル本体101の車外
面側と車内面側にそれぞれ樹脂フィルム102,103
を接着することによって構成されている。そして、車外
側フイルム102の車内面側の周縁部には、有色塗装部
104が設けられ、その有色塗装部104は、外周縁部
が外板色と同系色の一体感演出機能部104aで形成さ
れ、それよりも内側が一体感演出機能部104aと同一
色のドット塗装部104bで形成されている。また、車
内側の樹脂フィルム103の車内面側の外周縁部には、
グレー又は黒色の有色塗装部105(所謂ブラックアウ
ト)が設けられている。この有色塗装部105は、ウイ
ンドウパネルを車体パネル106に接着する接着剤10
7を太陽光線から保護し、かつ車外から隠れて見えない
ようにするために設けられており、そのために塗装部内
周縁は前記一体演出機能部104aの内周縁部よりも内
側に寄せられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載の樹脂製
窓によれば、車体の外板色と一体感を醸し出すことがで
きるとともに、接着剤の劣化を抑えることができる。と
ころが、上記の樹脂製窓は、車内から見たときには、ド
ット塗装部104bが直接見えてしまい、しかもドット
塗装部104bは車体外板色と同系色の一体感演出機能
部104aと同一色によって構成されているため、車外
からの外観見栄えは向上できても車内色との調和が取れ
ないという問題がある。
【0004】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、車体の
外板色との調和のみならず車内色との調和を図る上で有
効な樹脂製窓を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明に係る樹脂製窓は、特許請求の範囲の各請求
項に記載の通りの構成を備えた。従って、請求項1の発
明に係る樹脂製窓によれば、車外からは外板色と同系色
の外板色ドット印刷層が見え、車内からは車内色に対応
する色合いのベース色ドット印刷層が見えることにな
る。このため、車外においては車体外板色との一体感を
醸し出して外観見栄えを向上することができ、他方、車
内側においては、車内色との調和を図ることが可能とな
って、落ち着いた雰囲気を演出することができる。ま
た、請求項1の発明では、樹脂製窓をインモールド成形
によって形成する場合において、ドット印刷層のドット
相互間の隙間によって形成される非印刷部を通してパネ
ル本体と樹脂フィルムとを溶着することができる。
【0006】また、請求項2の発明によれば、外板色ド
ット印刷層にベース色ドット印刷層を重ねて印刷する場
合に、両印刷層のドットに位置ずれが生じたとしても、
ドットの寸法差の範囲内で位置ずれを吸収することがで
きる。また、車外から見た場合、ドット単位では、外板
色と同系色からなる外板色ドット印刷層の回りをベース
色ドット印刷層が取り囲むことになるが、自動車の場
合、室内には外板色に比べて淡い目立たない色を用いる
ことが一般的であることから、やや離れた位置から見る
限りにおいては、車体外板との一体感を害するには至ら
ない。
【0007】請求項3の発明では、請求項2記載の樹脂
製窓において、ベース色ドット印刷層のドットが2.5
mmを上限とする形状に形成され、かつドット相互間の
隙間が0.3mmを上限として設定される構成としたも
のであり、このような構成を採用したときは、一定距離
を隔てた位置からの見たときの、ドット相互の連続性を
得ることが可能であり、その結果として、発色を出して
面一感を持たせることができる。また、上記のような条
件で設定したときは、樹脂製窓をインモールド成形によ
って形成する場合において、樹脂パネルと樹脂フィルム
との接合強度を確保するに足る非印刷部を得ることがで
きる。
【0008】この場合において、請求項4に記載したよ
うに、第1ドット印刷層及び第2ドット印刷層の各ドッ
トが共に六角形に形成されていることが望ましい。この
ような構成としたときは、ドット間の隙間が全ての部位
に関して一定とすることができ、見栄えを向上できる。
【0009】また、請求項6によれば、車体の外板色と
の調和機能、車内色との調和機能を併せ持つ樹脂製窓を
製作することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本実施の形態に係る樹脂製窓は、
自動車のサンルーフに適用したものであって、図1は樹
脂製窓が装着された自動車のサンルーフを示す概略斜視
図、図2は樹脂製窓の概略斜視図、図3は樹脂製窓の断
面構造を示す図面である。
【0011】樹脂製窓1は、図3に示すように、硬質の
パネル本体2と、そのパネル本体2の両面に接合された
2枚の樹脂フィルム3,4とからなる3層構造の板状に
形成され、図1に示す如く、自動車のルーフ15に形成
された開口部を塞ぐように装着されており、全体として
はルーフ15の外面形状に対応した緩やかな湾曲状に形
成されている。パネル本体2及び樹脂フィルム3,4
は、共にポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂のよう
な透明材料で形成されており、樹脂フィルム3,4の表
面側には、それぞれ傷付き防止用としてのハードコート
層5,6が施されている。なお、以下の説明では車外側
の樹脂フィルム3を車外フィルムといい、車内側の樹脂
フィルム4を車内フィルムという。
【0012】車外フィルム3の内面側、即ちパネル本体
2との接合面側には、外板色印刷層7とベース色印刷層
8との2重の印刷層が設けられている。以下、それら印
刷層の構成を図2及び図4に基づいて説明する。外板色
印刷層7とベース色印刷層8は、図4に示すように、車
外フィルム3の外周の全周に関して一定幅の非印刷部1
1を残して設けられている。外板色印刷層7は車体の外
板色と同系色の外板色ドット印刷層7aによって構成さ
れており、この外板色ドット印刷層7aは車外フィルム
3の外周の非印刷部11を除いた全面にわたって施され
ている。
【0013】一方、ベース色印刷層8は、外側が全周に
わたって車内色に対応する色合いのベース色べた刷り印
刷層8aによって構成され、ベース色べた刷り印刷層8
aの内側全域が該ベース色べた刷り印刷層8aと同色の
ベース色ドット印刷層8bによって構成されている。な
お、ベース色べた刷り印刷層8aは、樹脂製窓1の装着
状態において、ルーフパネルに対する取付部位を車外か
ら隠して見えなくする、所謂ブラックアウトとして機能
するものである。
【0014】図5は外板色ドット印刷層7aのドット9
(以下、外板色ドットという)と、ベース色ドット印刷
層8bのドット10(以下ベース色ドットという)の平
面形状及びサイズを示したものである。図示のように、
本実施の形態においては、ベース色ドット10は、直径
dが1.8mm〜2.5mmの円に外接する正六角形に
形成され、隣接するベース色ドット10との隙間c、即
ち非印刷部12が0.3mmに設定され、そして全ての
ベース色ドット10の面積占有率が、ベース色ドット印
刷層面積の約80%に定められている。従って、非印刷
部12であるベース色ドット10相互の隙間cの面積占
有率は、ベース色ドット印刷層面積の約20%となる。
一方、外板色ドット9は、ベース色ドット10の中に納
まる小形の正六角形、具体的には、ベース色ドット10
の各辺と外板色ドット9の各辺との間隔c1が0.3m
mに設定されており、全ての外板色ドット9の面積占有
率は、外板色ドット印刷層面積の約25%に定められて
いる。
【0015】上記のように構成される樹脂製窓1は、イ
ンモールド成形によって製作される。即ち、図示は省略
するが、射出成型用金型の上型と下型の型内に、上記の
如くハードコート処理及び印刷を施した車外フィルム3
と、ハードコート処理を施した車内側フィルム4とを、
ハードコート処理面が外側(型成形面側)となるように
セットする。つづいて、金型を型締めしてから型内に溶
融状態の樹脂材料を充填する。そして、樹脂の冷却後、
金型を脱型することによって、所望形状の樹脂製窓1を
得ることができる。上記のインモールド成形時におい
て、溶融樹脂材料がフィルム外周の非印刷部11及びベ
ース色ドット10間の隙間cによって形成される非印刷
部12を通して車外フィルム3に溶着されて接合される
ことになる。かくして、車外フィルム3と溶融樹脂、従
ってパネル本体2とは、フィルム面積の約20%の面積
をもって接合される。一方、車内側フィルム4はその略
全面に溶融樹脂が溶着されて接合されることになる。
【0016】上記のように構成された樹脂製窓によれ
ば、車外からは外板色と同系色の外板色印刷層7が見え
ることになり、ルーフ15と樹脂製窓1との色彩上の調
和が図られ、ルーフ15と樹脂製窓1との一体感を醸し
出して外観見栄えを向上することができる。一方、車内
からはベース色印刷層8が見えることになり、車内色と
樹脂製窓1との色彩上の調和が図られ、落ち着いた雰囲
気を演出することが可能となる。
【0017】本実施の形態では、外板色ドット9を、ベ
ース色ドット10の中に納まる一回り小さいサイズに形
成してあるため、印刷時におけるドット9,10相互の
位置ずれを吸収することができる。従って、両ドット
9,10のサイズを同一に設定したときは、印刷時にお
ける位置精度の管理が困難になるものであるが、本実施
の形態のように、予めある程度の位置ずれを見越してベ
ース色ドット10よりも外板色ドット9を小形に設定す
ることに置くことによって位置精度の管理を容易化でき
る。なお、位置ずれのみを考慮するならば、外板色ドッ
ト9とベース色ドット10とのいずれか一方が大きけれ
ば足りることになる。しかしながら、車内側から車外の
外板色が見えることは決して好ましいことではなく、車
内側のベース色ドット10を車外側の外板色ドット9よ
りも小さく形成することによって車内から外板色が一切
見えない構成を採用することは、好適な車内雰囲気を確
保する上で重要である。
【0018】また、本実施の形態では、外板色ドット9
を、ベース色ドット10の中に納まる一回り小さいサイ
ズ、特に両ドット9,10の辺相互間の隙間を0.3m
mに設定したことによって、車外から見た場合におい
て、至近距離で見る限りにおいては、外板色ドット9回
りにベース色ドット10が見えたとしても、一定距離を
隔てて見たときには、外板色ドット9相互の連続性を得
ることができる。また、自動車の室内には、多くの場
合、外板色に比べて淡い目立たない色(例えばグレー)
が採用される。従って、車外において、樹脂製窓1から
やや離れた位置から見る限りにおいては、色合い的に外
板色ドット9がドット単位で「浮き上がる」といった現
象が抑えられる。このようなことから、本実施の形態に
よれば、発色を出して一つの連続した面一感を持たせる
ことが可能となり、ルーフ15の外板色に対して十分な
一体感を持つ樹脂製窓1を提供できる。
【0019】また、本実施の形態においては、外板色ド
ット9及びベース色ドット10の形状をそれぞれ正六角
形に形成してあるため、それらドット間の隙間cを全て
の部位に関して一定とすることができる。このことは、
隙間cの大きさが変化しドットが浮き出て見える円形
や、隙間cに方向性が与えられる、つまり隙間が連続し
て見えるため、隙間が目立つ方向を有する、三角形又は
四角形に比べると、見栄えを向上することが可能であ
る。また、本実施の形態によれば、非印刷部12である
ベース色ドット10相互の隙間cの面積占有率をベース
色ドット印刷層面積の約20%に設定したものであっ
て、このことによって樹脂製窓1をインモールド成形に
よって形成したときの、パネル本体2と車外フィルム3
との接合強度を確保した上で、光の透過率を抑えること
が可能となる。なお、車外フィルム3の外周端末には非
印刷部11が設けられており、この非印刷部11を通し
てパネル本体2に溶着されるため、フィルム端末部の捲
れが防止される。
【0020】また、車外フィルム3の外周部は、外板色
ドット印刷層7aとベース色べた刷り印刷層8aとによ
って構成してあり、これによって樹脂製窓1のルーフ1
5の開口部に対する取付部位を車外から覆い隠すことが
できる。また、樹脂製窓1がその外周縁部をルーフ15
の開口周縁部に対してウレタン接着剤を介して取り付け
る構造の場合であれば、その接着剤を直射日光から遮
り、接着剤の劣化を遅延することができる。
【0021】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変更して実施することが可能である。例えば、外板色ド
ット9及びベース色ドット10の形状は、ドット相互間
の隙間が一定である必要がなければ、六角形以外の多角
形あるいは円形に変更してもよい。また、印刷時におけ
る位置ずれの問題が解消されるならば、外板色ドット印
刷層7aとベース色ドット印刷層8bとのドットサイズ
を同一にしてもよい。また、樹脂製窓1をサンルーフに
適用する場合として説明しているが、クォータウインド
のような他の箇所に適用してもよい。また、車内フィル
ム4は省いて実施しても差し支えない。
【0022】また、上記実施の形態では、外板色ドット
9及びベース色ドット10の形状は正六角形としたが、
隙間が一定である、あるいは、隙間が連続して見える方
向を無くす、という条件を満たすには、特に正六角形で
ある必要はない。例えば図6に記載したように、正六角
形以外でも同様の効果を得ることは可能である。また、
上記実施の形態では、ベース色印刷層に、直接パネル本
体が接合される構造となっているが、この間に、バイン
ダ層(接着剤層)を配置する構造としてもよい。また、
上記実施の形態では、外板色ドット9及びベース色ドッ
ト10を内側全面にわたって形成したが、外板色ドット
9を任意の位置について印刷しないことで、車外からの
み見える文字や模様を表現することが可能である。ベー
ス色ドット10についても同様で、この場合は、車内側
からのみ見える文字や模様を表現することが可能であ
る。なお、通常パネルの表面に、このような厚さの異な
る部位を配置すると、清掃時等に引っ掛かりが生じ、印
刷層が傷付き易くなるが、本構造では印刷層は樹脂内に
封入されるため、このような問題は生じない。また、本
実施の形態では樹脂フィルム3,4と呼称して説明して
いるが、厚みによっては、シートと呼称される場合もあ
る。そして、本発明においてはフィルムの厚さを特定す
るものではないから、シートと呼ばれる厚さのものを含
むことは当然である。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
車体の外板色との調和のみならず車内色との調和を図る
上で有効な樹脂製窓を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】樹脂製窓が装着された自動車のサンルーフを示
す概略斜視図である。
【図2】樹脂製窓の概略斜視図である。
【図3】樹脂製窓の断面構造図である。
【図4】車外フィルムに施された印刷層を示す断面図で
ある。
【図5】ドットの形状を示す説明図である。
【図6】ドット形状の変更例を示す説明図である。
【図7】従来の樹脂製窓を示す断面図である。
【符号の説明】
2…パネル本体 3…車外フィルム 4…車内フィルム 7…外板色印刷層 8…ベース色印刷層 7a…外板色ドット印刷層 8a…ベース色べた刷り印刷層 8b…ベース色ドット印刷層 9…外板色ドット 10…ベース色ドット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大網 浩太郎 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 草野 利一 愛知県名古屋市中区上前津2丁目9番29号 株式会社槌屋内 (72)発明者 寺竹 三智代 愛知県名古屋市中区上前津2丁目9番29号 株式会社槌屋内 (72)発明者 小笠原 幸 愛知県名古屋市中区上前津2丁目9番29号 株式会社槌屋内 Fターム(参考) 2E016 HA10 JA00 JC05 KA05 LA01 LB05 LC03 LC04 LD01 LD02 NA01 PA03 4F206 AA21 AA28 AD20 AF10 AG03 AH17 AH23 JA07 JB13 JF05 JL02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体開口部に装着される樹脂製窓であっ
    て、樹脂製のパネル本体と、該パネル本体に接合された
    樹脂フィルムとを備え、該樹脂フィルムの前記パネル本
    体との接合面側には印刷層が設けられ、その印刷層は外
    板色と同系色の外板色ドット印刷層と、その外板色ドッ
    ト印刷層に重ねて印刷された車内色対応のベース色ドッ
    ト印刷層とから構成された樹脂製窓。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の樹脂製窓であって、前記
    外板色ドット印刷層のドットは、前記ベース色ドット印
    刷層のドット内に納まる小形に形成されている樹脂製
    窓。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の樹脂製窓であって、前記
    外板色ドット印刷層の各ドットが2.5mmを上限とす
    る形状に形成され、かつドット相互間の隙間が0.3m
    mを上限として設定されている樹脂製窓。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載の樹脂製窓であって、
    前記ベース色ドット印刷層の各ドットが六角形に形成さ
    れた樹脂製窓。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の樹脂製
    窓を備えた自動車。
  6. 【請求項6】 樹脂フィルムの一面に車体の外板色と同
    系色の外板色ドット印刷層を施す第1の印刷工程と、そ
    の外板色ドット印刷層に車内対応色のベース色ドット印
    刷層を重ねて印刷する第2の印刷工程とを行うことによ
    って有色印刷層付き樹脂フィルムを得たのち、その樹脂
    フィルムを射出成形型内にセットするとともに、パネル
    本体の溶融樹脂材料を充填して樹脂製窓を製作する樹脂
    製窓の製造方法。
JP21557399A 1999-07-29 1999-07-29 樹脂製窓及びその製造方法並びに樹脂製窓を用いた自動車 Expired - Lifetime JP4256991B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21557399A JP4256991B2 (ja) 1999-07-29 1999-07-29 樹脂製窓及びその製造方法並びに樹脂製窓を用いた自動車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21557399A JP4256991B2 (ja) 1999-07-29 1999-07-29 樹脂製窓及びその製造方法並びに樹脂製窓を用いた自動車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001039161A true JP2001039161A (ja) 2001-02-13
JP4256991B2 JP4256991B2 (ja) 2009-04-22

Family

ID=16674682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21557399A Expired - Lifetime JP4256991B2 (ja) 1999-07-29 1999-07-29 樹脂製窓及びその製造方法並びに樹脂製窓を用いた自動車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4256991B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009540158A (ja) * 2006-06-09 2009-11-19 エクスアテック、エル.エル.シー. 日射光反射特性を有するポリカーボネート窓ガラスシステム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009540158A (ja) * 2006-06-09 2009-11-19 エクスアテック、エル.エル.シー. 日射光反射特性を有するポリカーボネート窓ガラスシステム
JP2012206718A (ja) * 2006-06-09 2012-10-25 Exatec Llc 日射光制御特性を有する窓組立体および窓組立体を作製する方法
JP2012224087A (ja) * 2006-06-09 2012-11-15 Exatec Llc 日射光制御特性を有する窓組立体および窓組立体を作製する方法
KR101417154B1 (ko) * 2006-06-09 2014-07-08 엑사테크 엘.엘.씨. 솔라 반사 특성을 갖는 폴리카보네이트 글레이징 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP4256991B2 (ja) 2009-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11312110B2 (en) Vehicle pane, vehicle, and method for producing same
US11420423B2 (en) Motor vehicle windscreen in which the zone of the field of a camera has a reduced optical distortion
US20200153093A1 (en) Cover element
JP2005029083A (ja) 自動車用窓ガラス
WO2018101165A1 (ja) レーダカバー及びレーダカバーの製造方法
US11618507B2 (en) Opaque laminated vehicle roof with panoramic glazed appearance
EP2521654B1 (en) Method of manufacture of a wall panel for a caravan
JPS60259546A (ja) 装飾用トリム帯とその製造方法
US6432332B1 (en) Automotive window having a masking border and process for producing an automotive window panel masking border
JP2001039161A (ja) 樹脂製窓及びその製造方法並びに樹脂製窓を用いた自動車
CN218463585U (zh) 主体透明式无缝集成激光雷达的汽车饰件
JP2017149412A (ja) 透明板
JP2001038765A (ja) 印刷入り樹脂パネル、インサート用フィルム又はシート及びその製造方法
JP3511452B2 (ja) 樹脂製ウインドウ構造
JP2008087702A (ja) 車両用窓ガラス、車両用窓ガラスの製造方法及びスクリーン印刷版
JP6585566B2 (ja) ステッカー
JPS62105715A (ja) ウインドシ−ルドガラス
CN221457137U (zh) 一种汽车前脸膜层结构
CN114854066A (zh) 一种不透光装饰图案的汽车内外饰涂层结构
JPH11106720A (ja) 特装車用防水粘着テープ
JP5633324B2 (ja) 樹脂部材の見切り構造
JP2018051818A (ja) 蒸着エンブレムおよびその製造方法
JP2001149859A (ja) 塗装面の意匠的処理方法及び成形品
JPH0664279U (ja) 表示装置
JP2573644Y2 (ja) 反射器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090120

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090202

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4256991

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140206

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term