JP2001035199A - 半導体装置 - Google Patents
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/34—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
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- G11C11/401—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
- G11C11/4063—Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
- G11C11/407—Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
- G11C11/4074—Power supply or voltage generation circuits, e.g. bias voltage generators, substrate voltage generators, back-up power, power control circuits
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内部電源電圧を発生する電圧降下回路が参照
する参照電圧のチューニングが短時間ででき、かつ、チ
ップ面積を小さくできる半導体装置を提供する。 【解決手段】 チューニングモード信号VTUNEを活
性化すると制御クロック信号TCLKが出力されカウン
タ152はチューニング信号TSIG1〜TSIG4を
カウントアップする。チューニング回路154〜160
は、応じて各トランジスタの端子間を導通させ、参照電
位Vrefは抵抗値の減少に応じて低下する。参照電位
Vrefが外部参照電位Ext.Vrefと等しくなる
と、差動アンプ回路140は、制御クロック信号TCL
Kの出力を停止させる。定まったチューニング信号TS
IG1〜TSIG4の極性に応じて、チューニング回路
154〜160の内部のヒューズ素子をプログラムす
る。
する参照電圧のチューニングが短時間ででき、かつ、チ
ップ面積を小さくできる半導体装置を提供する。 【解決手段】 チューニングモード信号VTUNEを活
性化すると制御クロック信号TCLKが出力されカウン
タ152はチューニング信号TSIG1〜TSIG4を
カウントアップする。チューニング回路154〜160
は、応じて各トランジスタの端子間を導通させ、参照電
位Vrefは抵抗値の減少に応じて低下する。参照電位
Vrefが外部参照電位Ext.Vrefと等しくなる
と、差動アンプ回路140は、制御クロック信号TCL
Kの出力を停止させる。定まったチューニング信号TS
IG1〜TSIG4の極性に応じて、チューニング回路
154〜160の内部のヒューズ素子をプログラムす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に関
し、より特定的には内部電源発生回路を搭載する半導体
装置に関する。
し、より特定的には内部電源発生回路を搭載する半導体
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の低電圧動作化が進め
られていく中で、半導体装置外部から印加される電源電
圧に対して、より低い電源電圧で半導体装置内部のトラ
ンジスタを駆動することが強く求められるようになって
きている。この原因は、半導体装置の消費電力の削減お
よびトランジスタの信頼性確保の要求によるところが大
きい。
られていく中で、半導体装置外部から印加される電源電
圧に対して、より低い電源電圧で半導体装置内部のトラ
ンジスタを駆動することが強く求められるようになって
きている。この原因は、半導体装置の消費電力の削減お
よびトランジスタの信頼性確保の要求によるところが大
きい。
【0003】また、ダイナミックランダムアクセスメモ
リ(DRAM)においては、メモリセルにおいて電荷を
保持するキャパシタの誘電体膜の信頼性確保も重要な課
題となる。
リ(DRAM)においては、メモリセルにおいて電荷を
保持するキャパシタの誘電体膜の信頼性確保も重要な課
題となる。
【0004】以上の要求からくる半導体装置における内
部電源電圧の上限は、世代を追うにつれより低下してお
り、システムで用いられる電源電圧との差が一層大きく
なってきている。そこで、システムで用いられる電源電
圧を降下させ安定した内部電源電圧を発生させる回路が
電圧降下回路(Voltage Down Converter)である。電圧
降下回路は、システムで用いられる電源電圧と半導体装
置内部で使用される内部電源電圧との間のギャップを埋
め、半導体装置内部で上記信頼性を確保するための役割
を果たす。
部電源電圧の上限は、世代を追うにつれより低下してお
り、システムで用いられる電源電圧との差が一層大きく
なってきている。そこで、システムで用いられる電源電
圧を降下させ安定した内部電源電圧を発生させる回路が
電圧降下回路(Voltage Down Converter)である。電圧
降下回路は、システムで用いられる電源電圧と半導体装
置内部で使用される内部電源電圧との間のギャップを埋
め、半導体装置内部で上記信頼性を確保するための役割
を果たす。
【0005】図15は、一般的な従来における電圧降下
回路の構成を示す回路図である。図15を参照して、こ
の電圧降下回路は、チップ内部で発生する内部電源電位
の目安となる参照電位を発生するための参照電位発生回
路300と、参照電位300の発生する参照電位Vre
fを受けて内部電源電位int.Vccを発生する電圧
変換部302とを含む。
回路の構成を示す回路図である。図15を参照して、こ
の電圧降下回路は、チップ内部で発生する内部電源電位
の目安となる参照電位を発生するための参照電位発生回
路300と、参照電位300の発生する参照電位Vre
fを受けて内部電源電位int.Vccを発生する電圧
変換部302とを含む。
【0006】電圧変換部302は、参照電位Vrefと
内部電源電位int.Vccとのレベルを比較する差動
アンプ回路304と、差動アンプ回路304の出力をゲ
ートに受け外部電源電位Ext.Vccを受ける外部電
源ノードと内部電源電位int.Vccを出力する内部
電源ノードとの間に接続されるPチャネルMOSトラン
ジスタ306とを含む。
内部電源電位int.Vccとのレベルを比較する差動
アンプ回路304と、差動アンプ回路304の出力をゲ
ートに受け外部電源電位Ext.Vccを受ける外部電
源ノードと内部電源電位int.Vccを出力する内部
電源ノードとの間に接続されるPチャネルMOSトラン
ジスタ306とを含む。
【0007】差動アンプ回路304のマイナス入力ノー
ドには参照電位Vrefが接続され、プラス入力ノード
には内部電源電位int.Vccが与えられる。差動ア
ンプ回路304は、PチャネルMOSトランジスタ30
6をスイッチング制御して内部電源電位int.Vcc
を参照電位Vrefと同じレベルに安定化させる。
ドには参照電位Vrefが接続され、プラス入力ノード
には内部電源電位int.Vccが与えられる。差動ア
ンプ回路304は、PチャネルMOSトランジスタ30
6をスイッチング制御して内部電源電位int.Vcc
を参照電位Vrefと同じレベルに安定化させる。
【0008】図16は、図15における参照電位発生回
路300の構成を示す回路図である。
路300の構成を示す回路図である。
【0009】図16を参照して、参照電位発生回路30
0は、外部電源電位Ext.Vccが与えられる電源ノ
ードと接地ノードとの間に直列に接続される定電流源3
12と抵抗回路313とを含む。定電流源312と抵抗
回路313との接続ノードは参照電位発生回路300の
出力ノードとなりここから参照電位Vrefが出力され
る。
0は、外部電源電位Ext.Vccが与えられる電源ノ
ードと接地ノードとの間に直列に接続される定電流源3
12と抵抗回路313とを含む。定電流源312と抵抗
回路313との接続ノードは参照電位発生回路300の
出力ノードとなりここから参照電位Vrefが出力され
る。
【0010】参照電位発生回路300は、さらに、参照
電位Vrefを出力する出力ノードと接地ノードとの間
に接続される電位安定化用のキャパシタ324を含む。
電位Vrefを出力する出力ノードと接地ノードとの間
に接続される電位安定化用のキャパシタ324を含む。
【0011】抵抗回路313は、参照電位Vrefを出
力する出力ノードと接地ノードとの間に直列に接続され
るPチャネルMOSトランジスタ314〜322を含
む。PチャネルMOSトランジスタ314〜322のゲ
ートには接地電位が与えられる。
力する出力ノードと接地ノードとの間に直列に接続され
るPチャネルMOSトランジスタ314〜322を含
む。PチャネルMOSトランジスタ314〜322のゲ
ートには接地電位が与えられる。
【0012】抵抗回路313は、さらに、PチャネルM
OSトランジスタ314と並列に接続されるスイッチ回
路326と、PチャネルMOSトランジスタ316と並
列に接続されるスイッチ回路328と、PチャネルMO
Sトランジスタ318と並列に接続されるスイッチ回路
330と、PチャネルMOSトランジスタ320と並列
に接続されるスイッチ回路332とをさらに含む。
OSトランジスタ314と並列に接続されるスイッチ回
路326と、PチャネルMOSトランジスタ316と並
列に接続されるスイッチ回路328と、PチャネルMO
Sトランジスタ318と並列に接続されるスイッチ回路
330と、PチャネルMOSトランジスタ320と並列
に接続されるスイッチ回路332とをさらに含む。
【0013】PチャネルMOSトランジスタ314〜3
22のチャネル抵抗に対して定電流源312から与えら
れる定電流が流れることによって参照電位Vrefが定
まる。また、PチャネルMOSトランジスタのチャネル
抵抗のばらつきにより参照電位Vrefの変動を防ぐた
め、スイッチ回路326〜332にはヒューズ素子が含
まれている。各々のヒューズ素子の導通状態を変えるこ
とにより、参照電位Vrefを調整できる構成となって
いる。スイッチ回路をヒューズの設定により導通状態と
非導通状態の間の切換を行なうことにより、24すなわ
ち16通りのチューニングが可能である。
22のチャネル抵抗に対して定電流源312から与えら
れる定電流が流れることによって参照電位Vrefが定
まる。また、PチャネルMOSトランジスタのチャネル
抵抗のばらつきにより参照電位Vrefの変動を防ぐた
め、スイッチ回路326〜332にはヒューズ素子が含
まれている。各々のヒューズ素子の導通状態を変えるこ
とにより、参照電位Vrefを調整できる構成となって
いる。スイッチ回路をヒューズの設定により導通状態と
非導通状態の間の切換を行なうことにより、24すなわ
ち16通りのチューニングが可能である。
【0014】次に、ヒューズの設定をどのように決定す
るかについて説明する。図17は、スイッチ回路326
の詳細な構成を示す回路図である。
るかについて説明する。図17は、スイッチ回路326
の詳細な構成を示す回路図である。
【0015】図17を参照して、スイッチ回路326
は、チューニング信号TSIGnを受けるパッド390
と、チューニング信号TSIGnを受けて反転するイン
バータ392と、ノードNAnとノードNBnとの間に
直列に接続されるNチャネルMOSトランジスタ39
6、ヒューズ素子398と、NチャネルMOSトランジ
スタ396と並列に接続されゲートにチューニング信号
TSIGnを受けるPチャネルMOSトランジスタ39
4とを含む。
は、チューニング信号TSIGnを受けるパッド390
と、チューニング信号TSIGnを受けて反転するイン
バータ392と、ノードNAnとノードNBnとの間に
直列に接続されるNチャネルMOSトランジスタ39
6、ヒューズ素子398と、NチャネルMOSトランジ
スタ396と並列に接続されゲートにチューニング信号
TSIGnを受けるPチャネルMOSトランジスタ39
4とを含む。
【0016】NチャネルMOSトランジスタ396のゲ
ートにはインバータ392の出力が与えられる。ノード
NAnは図15のPチャネルMOSトランジスタ314
のソースに接続され、ノードNBnはPチャネルMOS
トランジスタ314のドレインに接続される。
ートにはインバータ392の出力が与えられる。ノード
NAnは図15のPチャネルMOSトランジスタ314
のソースに接続され、ノードNBnはPチャネルMOS
トランジスタ314のドレインに接続される。
【0017】ヒューズが未切断状態でチューニング信号
TSIGnがLレベルであるデフォルト状態において
は、スイッチ回路326のノードNAnとノードNBn
との間は導通状態となる。ここで、チューニング信号T
SIGnをHレベルにすると、ノードNAnとノードN
Bnとの間は非導通状態となるため、ヒューズ素子39
8を切断した状態と等価な状態になる。
TSIGnがLレベルであるデフォルト状態において
は、スイッチ回路326のノードNAnとノードNBn
との間は導通状態となる。ここで、チューニング信号T
SIGnをHレベルにすると、ノードNAnとノードN
Bnとの間は非導通状態となるため、ヒューズ素子39
8を切断した状態と等価な状態になる。
【0018】図16におけるスイッチ回路328、33
0もスイッチ回路326と同様な構成を有するため説明
は繰返さない。
0もスイッチ回路326と同様な構成を有するため説明
は繰返さない。
【0019】図18は、図16におけるスイッチ回路3
32の構成を示す回路図である。図18を参照して、ス
イッチ回路332は、ゲートが接地ノードに接続されソ
ースが外部電源電位Ext.Vccと結合されるPチャ
ネルMOSトランジスタ402と、ゲートが接地ノード
に接続されノードN31と接地ノードとの間に接続され
るNチャネルMOSトランジスタ406と、Pチャネル
MOSトランジスタ402のドレインとノードN31と
の間に接続されるヒューズ素子404と、ノードN31
と接地ノードとの間に並列に接続されるNチャネルMO
Sトランジスタ420、422と、ノードN31に入力
ノードが接続されるインバータ410とを含む。
32の構成を示す回路図である。図18を参照して、ス
イッチ回路332は、ゲートが接地ノードに接続されソ
ースが外部電源電位Ext.Vccと結合されるPチャ
ネルMOSトランジスタ402と、ゲートが接地ノード
に接続されノードN31と接地ノードとの間に接続され
るNチャネルMOSトランジスタ406と、Pチャネル
MOSトランジスタ402のドレインとノードN31と
の間に接続されるヒューズ素子404と、ノードN31
と接地ノードとの間に並列に接続されるNチャネルMO
Sトランジスタ420、422と、ノードN31に入力
ノードが接続されるインバータ410とを含む。
【0020】NチャネルMOSトランジスタ420のゲ
ートにはレベルが一定である信号BIASが与えられ、
NチャネルMOSトランジスタ422のゲートにはイン
バータ410の出力が与えられる。
ートにはレベルが一定である信号BIASが与えられ、
NチャネルMOSトランジスタ422のゲートにはイン
バータ410の出力が与えられる。
【0021】スイッチ回路332は、さらに、チューニ
ング信号TSIGnを受けるパッド408と、チューニ
ング信号TSIGnおよびインバータ410の出力を受
けるOR回路412と、OR回路412の出力を受けて
反転するインバータ414と、ノードNAnとノードN
Bnとの間に並列に接続されるPチャネルMOSトラン
ジスタ418およびNチャネルMOSトランジスタ41
6とをさらに含む。
ング信号TSIGnを受けるパッド408と、チューニ
ング信号TSIGnおよびインバータ410の出力を受
けるOR回路412と、OR回路412の出力を受けて
反転するインバータ414と、ノードNAnとノードN
Bnとの間に並列に接続されるPチャネルMOSトラン
ジスタ418およびNチャネルMOSトランジスタ41
6とをさらに含む。
【0022】NチャネルMOSトランジスタ416のゲ
ートにはOR回路412の出力が与えられ、Pチャネル
MOSトランジスタ418のゲートにはインバータ41
4の出力が与えられる。
ートにはOR回路412の出力が与えられ、Pチャネル
MOSトランジスタ418のゲートにはインバータ41
4の出力が与えられる。
【0023】スイッチ回路332は、チューニング信号
TSIGnがLレベルでかつヒューズ素子404が未接
続段状態のデフォルト状態においては、ノードNAnと
ノードNBnとの間は非導通状態である。スイッチ回路
332のノードNAnは図15におけるPチャネルMO
Sトランジスタ320のソースに接続され、ノードNB
nはPチャネルMOSトランジスタ320のドレインに
接続される。
TSIGnがLレベルでかつヒューズ素子404が未接
続段状態のデフォルト状態においては、ノードNAnと
ノードNBnとの間は非導通状態である。スイッチ回路
332のノードNAnは図15におけるPチャネルMO
Sトランジスタ320のソースに接続され、ノードNB
nはPチャネルMOSトランジスタ320のドレインに
接続される。
【0024】NチャネルMOSトランジスタ420には
電位BIASにより定電流が流れている。そして、ヒュ
ーズ素子404が切断された場合に、ノードN31の電
位はLレベルになり、応じてノードNAnとノードNB
nとの間は導通状態となる。また、チューニング信号T
SIGnをHレベルにすると、ノードNAnとノードN
Bnとの間は導通状態となり、ヒューズ素子404が切
断された状態と等価な状態とすることができる。
電位BIASにより定電流が流れている。そして、ヒュ
ーズ素子404が切断された場合に、ノードN31の電
位はLレベルになり、応じてノードNAnとノードNB
nとの間は導通状態となる。また、チューニング信号T
SIGnをHレベルにすると、ノードNAnとノードN
Bnとの間は導通状態となり、ヒューズ素子404が切
断された状態と等価な状態とすることができる。
【0025】図19は、従来の半導体装置に内蔵される
昇圧電位を発生する昇圧電源回路の構成を説明するため
のブロック図である。
昇圧電位を発生する昇圧電源回路の構成を説明するため
のブロック図である。
【0026】図19を参照して、従来の半導体装置にお
いては、降圧電位発生回路にあたえる参照電位Vref
をチューニングする際には、昇圧電源回路は、非活性化
される。つまり、昇圧電源回路の基本クロックを発生す
るリングオシレータ332がチューニング信号に応じて
動作を停止するためクロック信号φ0が分周カウンタ3
36に与えられなくなり、チャージポンプ344にはク
ロック信号φ、/φが入力されなくなるので、チャージ
ポンプ344は動作を停止するのである。
いては、降圧電位発生回路にあたえる参照電位Vref
をチューニングする際には、昇圧電源回路は、非活性化
される。つまり、昇圧電源回路の基本クロックを発生す
るリングオシレータ332がチューニング信号に応じて
動作を停止するためクロック信号φ0が分周カウンタ3
36に与えられなくなり、チャージポンプ344にはク
ロック信号φ、/φが入力されなくなるので、チャージ
ポンプ344は動作を停止するのである。
【0027】分周カウンタ336はリングオシレータの
出力するクロック信号φ0を分周してチャージポンプ3
44のための、クロック信号φを出力する回路である
が、カウンタの値の下位ビットは、通常は未使用であ
る。このようなカウンタは、ヒューズの設定に関連する
動作中は使用されないことも多い。
出力するクロック信号φ0を分周してチャージポンプ3
44のための、クロック信号φを出力する回路である
が、カウンタの値の下位ビットは、通常は未使用であ
る。このようなカウンタは、ヒューズの設定に関連する
動作中は使用されないことも多い。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、テスト
時において制御信号を与えることによりヒューズを切断
した状態と等価な状態を作り出し、そのときの内部電源
電位を観測することにより、ヒューズ素子の切断につい
て最適な組合せが求められる。通常ヒューズ素子は、専
用のテスト装置を用いてレーザ光線により切断する。
時において制御信号を与えることによりヒューズを切断
した状態と等価な状態を作り出し、そのときの内部電源
電位を観測することにより、ヒューズ素子の切断につい
て最適な組合せが求められる。通常ヒューズ素子は、専
用のテスト装置を用いてレーザ光線により切断する。
【0029】このようなレーザトリミング方式を用いる
場合には、レーザによって飛ばされたポリシリコン等が
他の回路に悪影響を与えたりすることがないように、ヒ
ューズ素子はガードリング等に保護されている。このた
め、レーザトリミング方式の冗長回路を有する半導体装
置は、ヒューズ素子の周辺は一律にシュリンクすること
ができない。
場合には、レーザによって飛ばされたポリシリコン等が
他の回路に悪影響を与えたりすることがないように、ヒ
ューズ素子はガードリング等に保護されている。このた
め、レーザトリミング方式の冗長回路を有する半導体装
置は、ヒューズ素子の周辺は一律にシュリンクすること
ができない。
【0030】シュリンクとは、現在または過去に主流で
あったデザインルールで設計された半導体装置の設計デ
ータを新しいより微細化が進んだ半導体プロセスの進歩
に合わせて、対応する新しいデザインルールを満足する
ように、縮小率を変更して使用することをいう。シュリ
ンクすることで半導体装置は、従来の設計資産を生かし
つつ、チップ面積をより小さくして生産することが可能
となる。
あったデザインルールで設計された半導体装置の設計デ
ータを新しいより微細化が進んだ半導体プロセスの進歩
に合わせて、対応する新しいデザインルールを満足する
ように、縮小率を変更して使用することをいう。シュリ
ンクすることで半導体装置は、従来の設計資産を生かし
つつ、チップ面積をより小さくして生産することが可能
となる。
【0031】デザインルールの進歩とともに、シュリン
クすることができないヒューズ素子のチップ面積に占め
る割合が大きくなっておりこれが問題になっている。
クすることができないヒューズ素子のチップ面積に占め
る割合が大きくなっておりこれが問題になっている。
【0032】また、半導体装置に設けられる信号入力パ
ッドについても、シュリンクするときには他の領域と同
様には扱うことができない。通常、参照電位Vrefの
チューニングには、チューニング信号TSIG1〜4を
入力する信号入力パッドおよび参照電位Vrefまたは
内部電源電位int.Vccをモニタするモニタパッド
などが必要となり、パッド数が多くなってしまうことい
う問題点があった。
ッドについても、シュリンクするときには他の領域と同
様には扱うことができない。通常、参照電位Vrefの
チューニングには、チューニング信号TSIG1〜4を
入力する信号入力パッドおよび参照電位Vrefまたは
内部電源電位int.Vccをモニタするモニタパッド
などが必要となり、パッド数が多くなってしまうことい
う問題点があった。
【0033】本発明では、参照電位Vrefをチューニ
ングするために必要なパッド数を削減し、チップ面積を
小さくすることができ、かつチューニングに要する時間
を削減することができる半導体装置の提供を目的とす
る。
ングするために必要なパッド数を削減し、チップ面積を
小さくすることができ、かつチューニングに要する時間
を削減することができる半導体装置の提供を目的とす
る。
【0034】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
装置は、外部から与えられる制御信号を受ける入力端子
と、制御信号の時間的変化に応じて、複数の信号ビット
を有するチューニング信号を出力するチューニング信号
発生回路と、第1の電源電位と第1の電源電位より低い
第2の電源電位とを受けてチューニング信号に応じた参
照電位を出力する参照電位発生回路とを備える。
装置は、外部から与えられる制御信号を受ける入力端子
と、制御信号の時間的変化に応じて、複数の信号ビット
を有するチューニング信号を出力するチューニング信号
発生回路と、第1の電源電位と第1の電源電位より低い
第2の電源電位とを受けてチューニング信号に応じた参
照電位を出力する参照電位発生回路とを備える。
【0035】請求項2に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、参照電位発生回路
は、チューニングモード時にチューニング信号の複数の
信号ビットに応じてそれぞれ一方端と他方端との間の導
通状態が制御され、通常動作時においては、不揮発的に
導通状態が固定される複数のチューニング回路と、第1
の電源電位と第2の電源電位とを受けて、導通状態にあ
る複数のチューニング回路の個数に応じた参照電位を出
力する電位出力回路とを含む。
に記載の半導体装置の構成に加えて、参照電位発生回路
は、チューニングモード時にチューニング信号の複数の
信号ビットに応じてそれぞれ一方端と他方端との間の導
通状態が制御され、通常動作時においては、不揮発的に
導通状態が固定される複数のチューニング回路と、第1
の電源電位と第2の電源電位とを受けて、導通状態にあ
る複数のチューニング回路の個数に応じた参照電位を出
力する電位出力回路とを含む。
【0036】請求項3に記載の半導体装置は、請求項2
に記載の半導体装置の構成に加えて、電位出力回路は、
第1の電源電位を受ける第1の電源ノードと、第2の電
源電位を受ける第2の電源ノードと、第1の電源ノード
と第2の電源ノードとの間に直列に接続される定電流源
と抵抗回路とを有し、抵抗回路は、第1の電源ノードか
ら第2の電源ノードに向かう経路上に直列に接続され、
複数のチューニング回路に対応してそれぞれ設けられる
複数の抵抗素子を有し、各チューニング回路は、一方端
と他方端とが対応する抵抗素子の一方端と他方端とにそ
れぞれ接続される。
に記載の半導体装置の構成に加えて、電位出力回路は、
第1の電源電位を受ける第1の電源ノードと、第2の電
源電位を受ける第2の電源ノードと、第1の電源ノード
と第2の電源ノードとの間に直列に接続される定電流源
と抵抗回路とを有し、抵抗回路は、第1の電源ノードか
ら第2の電源ノードに向かう経路上に直列に接続され、
複数のチューニング回路に対応してそれぞれ設けられる
複数の抵抗素子を有し、各チューニング回路は、一方端
と他方端とが対応する抵抗素子の一方端と他方端とにそ
れぞれ接続される。
【0037】請求項4に記載の半導体装置は、請求項3
に記載の半導体装置の構成において、抵抗素子は、所定
のチャネル抵抗値を有する導通状態となるようにゲート
電位が固定されたMOSトランジスタである。
に記載の半導体装置の構成において、抵抗素子は、所定
のチャネル抵抗値を有する導通状態となるようにゲート
電位が固定されたMOSトランジスタである。
【0038】請求項5に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、チューニングモー
ド時に、外部から与えられる外部参照電位と参照電位と
を比較して活性化信号を出力する内部回路と、活性化信
号に応じて制御信号を発生する制御信号発生回路とをさ
らに備える。
に記載の半導体装置の構成に加えて、チューニングモー
ド時に、外部から与えられる外部参照電位と参照電位と
を比較して活性化信号を出力する内部回路と、活性化信
号に応じて制御信号を発生する制御信号発生回路とをさ
らに備える。
【0039】請求項6に記載の半導体装置は、請求項5
に記載の半導体装置の構成に加えて、内部回路は、内部
電源電位を出力する内部電源ノードと、チューニングモ
ード時には、外部参照電位を出力し、通常動作時には内
部電源電位を出力する選択スイッチ回路と、選択スイッ
チ回路の出力と参照電位とを比較して活性化信号を出力
する差動アンプ回路と、第1の電源ノードと内部電源ノ
ードとの間に接続され、通常動作モードにおいて、活性
化信号に応じて導通状態が制御される電流供給回路とを
含む。
に記載の半導体装置の構成に加えて、内部回路は、内部
電源電位を出力する内部電源ノードと、チューニングモ
ード時には、外部参照電位を出力し、通常動作時には内
部電源電位を出力する選択スイッチ回路と、選択スイッ
チ回路の出力と参照電位とを比較して活性化信号を出力
する差動アンプ回路と、第1の電源ノードと内部電源ノ
ードとの間に接続され、通常動作モードにおいて、活性
化信号に応じて導通状態が制御される電流供給回路とを
含む。
【0040】請求項7に記載の半導体装置は、請求項5
に記載の半導体装置の構成に加えて、参照電位発生回路
は、チューニングモード時に求められたチューニング信
号の複数の信号ビットに対応して不揮発的にそれぞれ導
通状態が固定される複数の電気ヒューズと、複数の電気
ヒューズの導通状態に応じた参照電位を出力する電位出
力回路とを含む。
に記載の半導体装置の構成に加えて、参照電位発生回路
は、チューニングモード時に求められたチューニング信
号の複数の信号ビットに対応して不揮発的にそれぞれ導
通状態が固定される複数の電気ヒューズと、複数の電気
ヒューズの導通状態に応じた参照電位を出力する電位出
力回路とを含む。
【0041】請求項8に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の構成に加えて、チューニング信号
発生回路は、チューニングモード時に制御信号をカウン
トし、カウント値に対応するチューニング信号を出力す
るカウンタ回路を含む。
に記載の半導体装置の構成に加えて、チューニング信号
発生回路は、チューニングモード時に制御信号をカウン
トし、カウント値に対応するチューニング信号を出力す
るカウンタ回路を含む。
【0042】請求項9に記載の半導体装置は、請求項8
に記載の半導体装置の構成に加えて、メモリアレイをさ
らに備え、チューニング信号発生回路は、通常動作時に
メモリアレイのリフレッシュのタイミング基準となるリ
フレッシュ信号をカウンタ回路に与え、チューニングモ
ード時に制御信号をカウンタ回路に与える、選択スイッ
チ回路をさら含み、カウンタ回路は、通常動作時にリフ
レッシュのアドレスを発生する。
に記載の半導体装置の構成に加えて、メモリアレイをさ
らに備え、チューニング信号発生回路は、通常動作時に
メモリアレイのリフレッシュのタイミング基準となるリ
フレッシュ信号をカウンタ回路に与え、チューニングモ
ード時に制御信号をカウンタ回路に与える、選択スイッ
チ回路をさら含み、カウンタ回路は、通常動作時にリフ
レッシュのアドレスを発生する。
【0043】請求項10に記載の半導体装置は、請求項
8に記載の半導体装置の構成に加えて、チューニング信
号発生回路は、昇圧電位を発生するための昇圧クロック
信号を出力する発振回路と、通常動作時に昇圧クロック
信号をカウンタ回路に与え、チューニングモード時に制
御信号をカウンタ回路に与える、選択スイッチ回路と、
通常動作時に、カウンタ回路が昇圧クロックに応じて出
力する分周クロックに応じて昇圧動作を行なう昇圧ポン
プ回路とをさらに含む。
8に記載の半導体装置の構成に加えて、チューニング信
号発生回路は、昇圧電位を発生するための昇圧クロック
信号を出力する発振回路と、通常動作時に昇圧クロック
信号をカウンタ回路に与え、チューニングモード時に制
御信号をカウンタ回路に与える、選択スイッチ回路と、
通常動作時に、カウンタ回路が昇圧クロックに応じて出
力する分周クロックに応じて昇圧動作を行なう昇圧ポン
プ回路とをさらに含む。
【0044】請求項11に記載の半導体装置は、請求項
1に記載の半導体装置の構成に加えて、参照電位を受け
る内部ノードと、内部ノードの電位を安定化させるため
に内部ノードと固定電位が与えられる電源ノードとの間
に接続される、電位安定化回路をさらに備え、電位安定
化回路は、電源ノードに一方端が接続されるキャパシタ
と、通常動作時にはキャパシタの他方端と内部ノードと
を接続し、チューニングモード時には、他方端と内部ノ
ードとを切り離す、スイッチ回路とを含む。
1に記載の半導体装置の構成に加えて、参照電位を受け
る内部ノードと、内部ノードの電位を安定化させるため
に内部ノードと固定電位が与えられる電源ノードとの間
に接続される、電位安定化回路をさらに備え、電位安定
化回路は、電源ノードに一方端が接続されるキャパシタ
と、通常動作時にはキャパシタの他方端と内部ノードと
を接続し、チューニングモード時には、他方端と内部ノ
ードとを切り離す、スイッチ回路とを含む。
【0045】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
同一符号は同一または相当部分を示す。
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
同一符号は同一または相当部分を示す。
【0046】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1の半導体装置1の構成を示す概略ブロック図であ
る。
形態1の半導体装置1の構成を示す概略ブロック図であ
る。
【0047】図1を参照して、半導体装置1は、制御信
号ext./RAS、ext./CAS、ext./W
Eをそれぞれ受ける制御信号入力端子2〜6と、アドレ
ス入力端子群8と、データ信号Dinが入力される入力
端子群14と、データ信号Doutを出力する出力端子
群16と、接地電位Vssが与えられる接地端子12
と、電源電位Ext.Vccが与えられる電源端子10
と、テスト用制御クロック信号TCLKが入力される入
力端子13とを備える。
号ext./RAS、ext./CAS、ext./W
Eをそれぞれ受ける制御信号入力端子2〜6と、アドレ
ス入力端子群8と、データ信号Dinが入力される入力
端子群14と、データ信号Doutを出力する出力端子
群16と、接地電位Vssが与えられる接地端子12
と、電源電位Ext.Vccが与えられる電源端子10
と、テスト用制御クロック信号TCLKが入力される入
力端子13とを備える。
【0048】半導体装置1は、さらに、クロック発生回
路22と、行および列アドレスバッファ24と、行デコ
ーダ26と、列デコーダ28と、センスアンプ+入出力
制御回路30と、メモリセルアレイ32と、ゲート回路
18と、データ入力バッファ20およびデータ出力バッ
ファ34とを備える。
路22と、行および列アドレスバッファ24と、行デコ
ーダ26と、列デコーダ28と、センスアンプ+入出力
制御回路30と、メモリセルアレイ32と、ゲート回路
18と、データ入力バッファ20およびデータ出力バッ
ファ34とを備える。
【0049】クロック発生回路22は、制御信号入力端
子2、4を介して外部から与えられる外部行アドレスス
トローブ信号ext./RASと外部列アドレスストロ
ーブ信号ext./CASとに基づいた所定の動作モー
ドに相当する制御クロックを発生し、半導体装置全体の
動作を制御する。
子2、4を介して外部から与えられる外部行アドレスス
トローブ信号ext./RASと外部列アドレスストロ
ーブ信号ext./CASとに基づいた所定の動作モー
ドに相当する制御クロックを発生し、半導体装置全体の
動作を制御する。
【0050】行および列アドレスバッファ24は、外部
から与えられるアドレス信号A0〜Ai(iは自然数)
に基づいて生成したアドレス信号を行デコーダ26およ
び列デコーダ28に与える。
から与えられるアドレス信号A0〜Ai(iは自然数)
に基づいて生成したアドレス信号を行デコーダ26およ
び列デコーダ28に与える。
【0051】行デコーダ26と列デコーダ28とによっ
て指定されたメモリセルアレイ32中のメモリセルは、
センスアンプ+入出力制御回路30とデータ入力バッフ
ァ20またはデータ出力バッファ34とを介して入出力
端子Dinまたは出力端子Doutを通じて外部とデー
タをやり取りする。
て指定されたメモリセルアレイ32中のメモリセルは、
センスアンプ+入出力制御回路30とデータ入力バッフ
ァ20またはデータ出力バッファ34とを介して入出力
端子Dinまたは出力端子Doutを通じて外部とデー
タをやり取りする。
【0052】半導体装置1は、さらに、外部電源電位E
xt.Vccを昇圧して内部昇圧電位Vppを発生する
昇圧電源回路36と、外部電源電位Ext.Vccを受
けて制御クロック信号TCLKの設定に応じた電圧に降
圧して内部電源電位int.Vccを発生する電圧降下
回路38とを含む。昇圧電源電位Vppは行デコーダ2
6が駆動するワード線の駆動電位となる。内部電源電位
int.Vccはメモリセルアレイ32をはじめとする
内部回路に与えられる。
xt.Vccを昇圧して内部昇圧電位Vppを発生する
昇圧電源回路36と、外部電源電位Ext.Vccを受
けて制御クロック信号TCLKの設定に応じた電圧に降
圧して内部電源電位int.Vccを発生する電圧降下
回路38とを含む。昇圧電源電位Vppは行デコーダ2
6が駆動するワード線の駆動電位となる。内部電源電位
int.Vccはメモリセルアレイ32をはじめとする
内部回路に与えられる。
【0053】また、半導体装置1は、クロック発生回路
22によって制御されリフレッシュモードにおいて一定
周期でリフレッシュアドレスを発生し行デコーダ26に
与えるリフレッシュアドレスカウンタ25を含む。
22によって制御されリフレッシュモードにおいて一定
周期でリフレッシュアドレスを発生し行デコーダ26に
与えるリフレッシュアドレスカウンタ25を含む。
【0054】図1に示した半導体装置1は、代表的な一
例であり、たとえば同期型半導体記憶装置(SDRA
M)にも本発明は適用可能である。他にも、電圧降下回
路を内蔵する半導体装置であれば種々のものに適用可能
である。
例であり、たとえば同期型半導体記憶装置(SDRA
M)にも本発明は適用可能である。他にも、電圧降下回
路を内蔵する半導体装置であれば種々のものに適用可能
である。
【0055】図2は、図1に示した電圧降下回路38の
構成を示す回路図である。図2を参照して、電圧降下回
路38は、内部電源電位int.Vccの基準となる参
照電位Vrefを発生する参照電位発生回路52と、参
照電位Vrefを受けて内部電源電位int.Vccを
出力する電圧変換部54とを含む。
構成を示す回路図である。図2を参照して、電圧降下回
路38は、内部電源電位int.Vccの基準となる参
照電位Vrefを発生する参照電位発生回路52と、参
照電位Vrefを受けて内部電源電位int.Vccを
出力する電圧変換部54とを含む。
【0056】電圧変換部54は、参照電位Vrefおよ
び内部電源電位int.Vccを受けて比較する差動ア
ンプ回路56と、差動アンプ回路56の出力をゲートに
受け、外部電源電位Ext.Vccを受ける電源ノード
と内部電源電位int.Vccが与えられる電源ノード
との間に接続されるPチャネルMOSトランジスタ58
とを含む。
び内部電源電位int.Vccを受けて比較する差動ア
ンプ回路56と、差動アンプ回路56の出力をゲートに
受け、外部電源電位Ext.Vccを受ける電源ノード
と内部電源電位int.Vccが与えられる電源ノード
との間に接続されるPチャネルMOSトランジスタ58
とを含む。
【0057】図3は、図2に示した参照電位発生回路5
2の構成を示す回路図である。図3を参照して、参照電
位発生回路52は、制御クロック信号TCLKに従って
チューニング信号TIG1〜TIG4を出力するカウン
タ62と、外部電源電位Ext.Vccが与えられる電
源ノードとノードN1との間に接続される定電流源72
と、ノードN1と接地ノードとの間に接続される抵抗回
路73と、ノードN1と接地ノードとの間に接続される
電位安定化用のキャパシタ84とを含む。ノードN1か
らは参照電位Vrefが出力される。
2の構成を示す回路図である。図3を参照して、参照電
位発生回路52は、制御クロック信号TCLKに従って
チューニング信号TIG1〜TIG4を出力するカウン
タ62と、外部電源電位Ext.Vccが与えられる電
源ノードとノードN1との間に接続される定電流源72
と、ノードN1と接地ノードとの間に接続される抵抗回
路73と、ノードN1と接地ノードとの間に接続される
電位安定化用のキャパシタ84とを含む。ノードN1か
らは参照電位Vrefが出力される。
【0058】参照電位発生回路52は、さらに、チュー
ニング信号TSIG1に応じてチューニング時にノード
N1とN2との間を導通させるチューニング回路64
と、チューニング信号TSIG2に応じてチューニング
時にノードN2とN3との間を接続するチューニング回
路66と、チューニング信号TSIG3に応じてチュー
ニング時にノードN3とN4との間を接続するチューニ
ング回路68と、チューニング信号TSIG4に応じて
チューニング時にノードN4とN5との間を接続するチ
ューニング回路70とを含む。
ニング信号TSIG1に応じてチューニング時にノード
N1とN2との間を導通させるチューニング回路64
と、チューニング信号TSIG2に応じてチューニング
時にノードN2とN3との間を接続するチューニング回
路66と、チューニング信号TSIG3に応じてチュー
ニング時にノードN3とN4との間を接続するチューニ
ング回路68と、チューニング信号TSIG4に応じて
チューニング時にノードN4とN5との間を接続するチ
ューニング回路70とを含む。
【0059】抵抗回路73は、ノードN1とノードN2
との間に接続されゲートが接地ノードに接続されるPチ
ャネルMOSトランジスタ74と、ノードN2とノード
N3との間に接続されゲートが接地ノードに接続される
PチャネルMOSトランジスタ76と、ノードN3とノ
ードN4との間に接続されゲートが接地ノードに接続さ
れるPチャネルMOSトランジスタ78と、ノードN4
とノードN5との間に接続されゲートが接地ノードに接
続されるPチャネルMOSトランジスタ80と、ノード
N5にソースが接続されドレインおよびゲートが接地ノ
ードに接続されるPチャネルMOSトランジスタ82と
を含む。
との間に接続されゲートが接地ノードに接続されるPチ
ャネルMOSトランジスタ74と、ノードN2とノード
N3との間に接続されゲートが接地ノードに接続される
PチャネルMOSトランジスタ76と、ノードN3とノ
ードN4との間に接続されゲートが接地ノードに接続さ
れるPチャネルMOSトランジスタ78と、ノードN4
とノードN5との間に接続されゲートが接地ノードに接
続されるPチャネルMOSトランジスタ80と、ノード
N5にソースが接続されドレインおよびゲートが接地ノ
ードに接続されるPチャネルMOSトランジスタ82と
を含む。
【0060】図4は、図3に示したチューニング回路7
0の構成を示す回路図である。図4を参照して、チュー
ニング回路70は、チューニング信号TSIGnを受け
て反転するインバータ92と、ノードNAnとノードN
Bnとの間に直列に接続されるNチャネルMOSトラン
ジスタ96およびヒューズ素子98と、NチャネルMO
Sトランジスタ96と並列に接続されゲートにチューニ
ング信号TSIGnが接続されるPチャネルMOSトラ
ンジスタ94とを含む。NチャネルMOSトランジスタ
96のゲートにはインバータ92の出力が与えられる。
0の構成を示す回路図である。図4を参照して、チュー
ニング回路70は、チューニング信号TSIGnを受け
て反転するインバータ92と、ノードNAnとノードN
Bnとの間に直列に接続されるNチャネルMOSトラン
ジスタ96およびヒューズ素子98と、NチャネルMO
Sトランジスタ96と並列に接続されゲートにチューニ
ング信号TSIGnが接続されるPチャネルMOSトラ
ンジスタ94とを含む。NチャネルMOSトランジスタ
96のゲートにはインバータ92の出力が与えられる。
【0061】チューニング信号TSIGnは図3のチュ
ーニング信号TSIG4に対応する。また、ノードNA
nは図3のノードN4に対応し、ノードNBnは図3の
ノードN5に対応する。
ーニング信号TSIG4に対応する。また、ノードNA
nは図3のノードN4に対応し、ノードNBnは図3の
ノードN5に対応する。
【0062】このチューニング回路70は、ヒューズを
ブローする前であってチューニング信号がLレベルの状
態においてはノードNAnとノードNBnが導通状態と
なる。すなわちデフォルトで導通状態となる回路であ
る。
ブローする前であってチューニング信号がLレベルの状
態においてはノードNAnとノードNBnが導通状態と
なる。すなわちデフォルトで導通状態となる回路であ
る。
【0063】図5は、図3におけるチューニング回路6
4の構成を示す回路図である。図5を参照して、チュー
ニング回路64は、ゲートが接地ノードに接続されソー
スが外部電源電位Ext.Vccに結合されるPチャネ
ルMOSトランジスタ102と、PチャネルMOSトラ
ンジスタ102のドレインとノードN6との間に接続さ
れるヒューズ素子104と、ゲートおよびソースが接地
ノードに接続されドレインがノードN6に接続されるN
チャネルMOSトランジスタ106と、ノードN6と接
地ノードとの間に並列に接続されるNチャネルMOSト
ランジスタ120、122と、ノードN6が入力ノード
に接続されるインバータ110とを含む。NチャネルM
OSトランジスタ120のゲートには信号BIASが与
えられ、NチャネルMOSトランジスタ122のゲート
にはインバータ110の出力が与えられる。
4の構成を示す回路図である。図5を参照して、チュー
ニング回路64は、ゲートが接地ノードに接続されソー
スが外部電源電位Ext.Vccに結合されるPチャネ
ルMOSトランジスタ102と、PチャネルMOSトラ
ンジスタ102のドレインとノードN6との間に接続さ
れるヒューズ素子104と、ゲートおよびソースが接地
ノードに接続されドレインがノードN6に接続されるN
チャネルMOSトランジスタ106と、ノードN6と接
地ノードとの間に並列に接続されるNチャネルMOSト
ランジスタ120、122と、ノードN6が入力ノード
に接続されるインバータ110とを含む。NチャネルM
OSトランジスタ120のゲートには信号BIASが与
えられ、NチャネルMOSトランジスタ122のゲート
にはインバータ110の出力が与えられる。
【0064】チューニング回路64は、さらに、チュー
ニング信号TSIGnとインバータ110の出力とを受
けるOR回路112と、OR回路112の出力を受けて
反転するインバータ114と、ノードNAnとノードN
Bnとの間に並列に接続されるNチャネルMOSトラン
ジスタ116、PチャネルMOSトランジスタ118と
を含む。NチャネルMOSトランジスタ116のゲート
にはOR回路112の出力が与えられ、PチャネルMO
Sトランジスタ118のゲートにはインバータ114の
出力が与えられる。
ニング信号TSIGnとインバータ110の出力とを受
けるOR回路112と、OR回路112の出力を受けて
反転するインバータ114と、ノードNAnとノードN
Bnとの間に並列に接続されるNチャネルMOSトラン
ジスタ116、PチャネルMOSトランジスタ118と
を含む。NチャネルMOSトランジスタ116のゲート
にはOR回路112の出力が与えられ、PチャネルMO
Sトランジスタ118のゲートにはインバータ114の
出力が与えられる。
【0065】図5におけるチューニング信号TSIGn
は図3におけるチューニング信号TSIG1に対応し、
ノードNAn、ノードNBnはそれぞれ図3のノードN
1、ノードN2に対応する。
は図3におけるチューニング信号TSIG1に対応し、
ノードNAn、ノードNBnはそれぞれ図3のノードN
1、ノードN2に対応する。
【0066】図3に示したチューニング回路66、68
もチューニング回路64と同様な構成を有するため説明
は繰返さない。ただし、チューニング回路66の場合
は、図5のチューニング信号TSIGnがチューニング
信号TSIG2に対応し、ノードNAnはノードN2に
対応し、ノードNBnはノードN3に対応する。
もチューニング回路64と同様な構成を有するため説明
は繰返さない。ただし、チューニング回路66の場合
は、図5のチューニング信号TSIGnがチューニング
信号TSIG2に対応し、ノードNAnはノードN2に
対応し、ノードNBnはノードN3に対応する。
【0067】また、図3のチューニング回路68の場合
には、図5のチューニング信号TSIGn、ノードNB
nは、それぞれチューニング信号TSIG3、ノードN
3、ノードN4に対応する。
には、図5のチューニング信号TSIGn、ノードNB
nは、それぞれチューニング信号TSIG3、ノードN
3、ノードN4に対応する。
【0068】チューニング回路64〜68は、チューニ
ング信号TSIG1〜TSIG3がLレベルにおいて、
すなわちデフォルト状態においてノードNAnとノード
NBnとの間が非導通状態となる回路である。
ング信号TSIG1〜TSIG3がLレベルにおいて、
すなわちデフォルト状態においてノードNAnとノード
NBnとの間が非導通状態となる回路である。
【0069】チューニング回路64、66、68をデフ
ォルトで非導通状態の回路にし、チューニング回路70
をデフォルトで導通状態の回路とすることにより、レー
ザトリミング前のチャネル抵抗値をチューニングレンジ
の中心の値に設定できる。これは、PチャネルMOSト
ランジスタ74、76、78、80のチャネル抵抗値が
(1:2:4:8)の比率となっているからである。そ
して、チューニング信号TSIG1〜TSIG4を変化
させるチューニング動作により、チャネル抵抗値の総和
を上下させることができ、参照電位Vrefの電位を所
望の電位にすることができる。
ォルトで非導通状態の回路にし、チューニング回路70
をデフォルトで導通状態の回路とすることにより、レー
ザトリミング前のチャネル抵抗値をチューニングレンジ
の中心の値に設定できる。これは、PチャネルMOSト
ランジスタ74、76、78、80のチャネル抵抗値が
(1:2:4:8)の比率となっているからである。そ
して、チューニング信号TSIG1〜TSIG4を変化
させるチューニング動作により、チャネル抵抗値の総和
を上下させることができ、参照電位Vrefの電位を所
望の電位にすることができる。
【0070】再び図3を参照して、参照電位Vrefの
チューニングが行なわれる手順を説明する。
チューニングが行なわれる手順を説明する。
【0071】まず、デバイス外部から制御クロック信号
TCLKをカウンタ62に入力する。制御クロック信号
TCLKはパルス信号であり、制御クロック信号TCL
Kを受けてカウンタ62が動作する。
TCLKをカウンタ62に入力する。制御クロック信号
TCLKはパルス信号であり、制御クロック信号TCL
Kを受けてカウンタ62が動作する。
【0072】制御クロック信号TCLKのパルスが入力
されるごとにチューニング信号TSIG1〜TSIG4
の組合せは16通りに変化する。すなわち、TSIG1
〜TSIG4がすべてLレベルの場合には、チューニン
グ回路64、66、68は非導通状態になり、チューニ
ング回路70は導通状態になる。また、チューニング信
号TSIG1〜TSIG4がすべてHレベルの場合に
は、チューニング回路64、66、68は導通状態とな
り、チューニング回路70は非導通状態となる。
されるごとにチューニング信号TSIG1〜TSIG4
の組合せは16通りに変化する。すなわち、TSIG1
〜TSIG4がすべてLレベルの場合には、チューニン
グ回路64、66、68は非導通状態になり、チューニ
ング回路70は導通状態になる。また、チューニング信
号TSIG1〜TSIG4がすべてHレベルの場合に
は、チューニング回路64、66、68は導通状態とな
り、チューニング回路70は非導通状態となる。
【0073】このようにして、カウンタの出力値を00
00から1111までカウントさせることにより、チュ
ーニング信号TSIG1〜TSIG4の組合せを16通
りに変えることが可能となり、抵抗回路73の抵抗値を
16通りに調整することが可能となる。
00から1111までカウントさせることにより、チュ
ーニング信号TSIG1〜TSIG4の組合せを16通
りに変えることが可能となり、抵抗回路73の抵抗値を
16通りに調整することが可能となる。
【0074】最適チューニング条件の判定は、参照電位
Vrefまたは電圧降下回路の出力である内部電源電位
int.Vccのいずれかをモニタして行なう。
Vrefまたは電圧降下回路の出力である内部電源電位
int.Vccのいずれかをモニタして行なう。
【0075】従来の回路構成においては、チューニング
信号TSIG1〜TSIG4をチップ外部からの入力信
号により制御するため、4つのパッドを設けていた。
信号TSIG1〜TSIG4をチップ外部からの入力信
号により制御するため、4つのパッドを設けていた。
【0076】実施の形態1の半導体装置1においては、
制御クロック信号TCLKを入力する入力パッドから制
御クロック信号TCLKを入力することによりチューニ
ング信号TSIG1〜TSIG4を変化させることがで
きるので、パッド数を削減することが可能であり、ひい
ては半導体装置のチップ面積を削減することができる。
制御クロック信号TCLKを入力する入力パッドから制
御クロック信号TCLKを入力することによりチューニ
ング信号TSIG1〜TSIG4を変化させることがで
きるので、パッド数を削減することが可能であり、ひい
ては半導体装置のチップ面積を削減することができる。
【0077】[実施の形態2]実施の形態2において
は、図2に示した電圧降下回路38に代えて、電圧降下
回路130を備える。
は、図2に示した電圧降下回路38に代えて、電圧降下
回路130を備える。
【0078】図6は、電圧降下回路130の構成を示す
回路図である。図6を参照して、電圧降下回路130
は、チューニングモード信号VTUNEおよび比較信号
VCOMPに応じて制御クロック信号TCLKを出力す
る発振器134と、制御クロック信号TCLKを受けて
参照電位Vrefを出力する参照電位発生回路136
と、参照電位Vrefを受けて内部電源電位int.V
ccおよび比較信号VCOMPを発生する電圧変換部1
32とを含む。チューニングモード信号VTUNEは参
照電位Vrefのチューニングを行なうときにHレベル
に設定される信号である。
回路図である。図6を参照して、電圧降下回路130
は、チューニングモード信号VTUNEおよび比較信号
VCOMPに応じて制御クロック信号TCLKを出力す
る発振器134と、制御クロック信号TCLKを受けて
参照電位Vrefを出力する参照電位発生回路136
と、参照電位Vrefを受けて内部電源電位int.V
ccおよび比較信号VCOMPを発生する電圧変換部1
32とを含む。チューニングモード信号VTUNEは参
照電位Vrefのチューニングを行なうときにHレベル
に設定される信号である。
【0079】参照電位発生回路136は、制御クロック
信号TCLKに従ってチューニング信号TIG1〜TI
G4を出力するカウンタ152と、信号TIG4を受け
て反転するインバータ159と、外部電源電位Ext.
Vccが与えられる電源ノードとノードN11との間に
接続される定電流源162と、ノードN11と接地ノー
ドとの間に接続される抵抗回路163と、ノードN11
と接地ノードとの間に接続される電位安定化用のキャパ
シタ174とを含む。ノードN11からは参照電位Vr
efが出力される。
信号TCLKに従ってチューニング信号TIG1〜TI
G4を出力するカウンタ152と、信号TIG4を受け
て反転するインバータ159と、外部電源電位Ext.
Vccが与えられる電源ノードとノードN11との間に
接続される定電流源162と、ノードN11と接地ノー
ドとの間に接続される抵抗回路163と、ノードN11
と接地ノードとの間に接続される電位安定化用のキャパ
シタ174とを含む。ノードN11からは参照電位Vr
efが出力される。
【0080】参照電位発生回路136は、さらに、チュ
ーニング信号TSIG1に応じてチューニング時にノー
ドN11とN12との間を導通させるチューニング回路
154と、チューニング信号TSIG2に応じてチュー
ニング時にノードN12とN13との間を接続するチュ
ーニング回路156と、チューニング信号TSIG3に
応じてチューニング時にノードN13とN14との間を
接続するチューニング回路158と、インバータ159
の出力に応じてチューニング時にノードN14とN15
との間を接続するチューニング回路160とを含む。
ーニング信号TSIG1に応じてチューニング時にノー
ドN11とN12との間を導通させるチューニング回路
154と、チューニング信号TSIG2に応じてチュー
ニング時にノードN12とN13との間を接続するチュ
ーニング回路156と、チューニング信号TSIG3に
応じてチューニング時にノードN13とN14との間を
接続するチューニング回路158と、インバータ159
の出力に応じてチューニング時にノードN14とN15
との間を接続するチューニング回路160とを含む。
【0081】抵抗回路163は、ノードN11とノード
N12との間に接続されゲートが接地ノードに接続され
るPチャネルMOSトランジスタ164と、ノードN1
2とノードN13との間に接続されゲートが接地ノード
に接続されるPチャネルMOSトランジスタ166と、
ノードN13とノードN14との間に接続されゲートが
接地ノードに接続されるPチャネルMOSトランジスタ
168と、ノードN14とノードN15との間に接続さ
れゲートが接地ノードに接続されるPチャネルMOSト
ランジスタ170と、ノードN15にソースが接続され
ドレインおよびゲートが接地ノードに接続されるPチャ
ネルMOSトランジスタ172とを含む。
N12との間に接続されゲートが接地ノードに接続され
るPチャネルMOSトランジスタ164と、ノードN1
2とノードN13との間に接続されゲートが接地ノード
に接続されるPチャネルMOSトランジスタ166と、
ノードN13とノードN14との間に接続されゲートが
接地ノードに接続されるPチャネルMOSトランジスタ
168と、ノードN14とノードN15との間に接続さ
れゲートが接地ノードに接続されるPチャネルMOSト
ランジスタ170と、ノードN15にソースが接続され
ドレインおよびゲートが接地ノードに接続されるPチャ
ネルMOSトランジスタ172とを含む。
【0082】電圧変換部132は、外部からチューニン
グモード時に与えられる参照電位Ext.Vrefと内
部電源電位int.Vccのいずれかをチューニングモ
ード信号VTUNEに応じて出力する選択スイッチ回路
138と、参照電位Vrefをマイナス入力ノードに受
け選択スイッチ回路138の出力をプラス入力ノードに
受ける差動アンプ回路140と、差動アンプ回路140
の出力をチューニングモード信号VTUNEに応じて出
力ノードAまたは出力ノードBのいずれかに出力する選
択する回路142と、選択スイッチ回路142の出力ノ
ードBにゲートが接続され外部電源電位Ext.Vcc
が与えられる電源ノードと内部電源電位int.Vcc
が与えられる電源ノードとの間に接続されるPチャネル
MOSトランジスタ144とを含む。
グモード時に与えられる参照電位Ext.Vrefと内
部電源電位int.Vccのいずれかをチューニングモ
ード信号VTUNEに応じて出力する選択スイッチ回路
138と、参照電位Vrefをマイナス入力ノードに受
け選択スイッチ回路138の出力をプラス入力ノードに
受ける差動アンプ回路140と、差動アンプ回路140
の出力をチューニングモード信号VTUNEに応じて出
力ノードAまたは出力ノードBのいずれかに出力する選
択する回路142と、選択スイッチ回路142の出力ノ
ードBにゲートが接続され外部電源電位Ext.Vcc
が与えられる電源ノードと内部電源電位int.Vcc
が与えられる電源ノードとの間に接続されるPチャネル
MOSトランジスタ144とを含む。
【0083】選択スイッチ回路138、142におい
て、通常動作時においてはチューニングモード信号VT
UNEはLレベルに設定され、B側が使用される。この
ときには、電圧変換部132は参照電位Vrefに応じ
た内部電源電位int.Vccを出力する。チューニン
グを行なうときには、チューニングモード信号VTUN
EはHレベルに設定され、選択スイッチ回路138、1
42においてA側にスイッチの切換が行なわれる。そし
て、差動アンプ140はチューニングレベルを比較する
比較回路として使用される。
て、通常動作時においてはチューニングモード信号VT
UNEはLレベルに設定され、B側が使用される。この
ときには、電圧変換部132は参照電位Vrefに応じ
た内部電源電位int.Vccを出力する。チューニン
グを行なうときには、チューニングモード信号VTUN
EはHレベルに設定され、選択スイッチ回路138、1
42においてA側にスイッチの切換が行なわれる。そし
て、差動アンプ140はチューニングレベルを比較する
比較回路として使用される。
【0084】チューニング回路154、156、158
はデフォルト状態において非導通状態となる図5に示し
たような回路が用いられる。また、チューニング回路1
60にはデフォルト状態において導通状態である図4に
示したような回路が用いられる。
はデフォルト状態において非導通状態となる図5に示し
たような回路が用いられる。また、チューニング回路1
60にはデフォルト状態において導通状態である図4に
示したような回路が用いられる。
【0085】カウンタ152から出力されるチューニン
グ信号TSIG4はインバータ159によって反転され
反転信号/TSIG4がチューニング回路160に与え
られている。これにより、チューニング信号TSIG1
〜TSIG4がすべてLレベルのときにチューニング回
路154、156、158、160は非導通状態とな
り、抵抗回路163の両端の抵抗値は最大となる。抵抗
回路163には定電流が定電流源162によって流され
るため、このとき参照電位Vrefは最大値を取る。ま
た、チューニングTSIG1〜TSIG4がすべてHレ
ベルのときにチューニング回路154、156、15
8、160は導通状態となるため、抵抗回路163の両
端の抵抗値は最小となり参照電位Vrefは最小値を取
る。
グ信号TSIG4はインバータ159によって反転され
反転信号/TSIG4がチューニング回路160に与え
られている。これにより、チューニング信号TSIG1
〜TSIG4がすべてLレベルのときにチューニング回
路154、156、158、160は非導通状態とな
り、抵抗回路163の両端の抵抗値は最大となる。抵抗
回路163には定電流が定電流源162によって流され
るため、このとき参照電位Vrefは最大値を取る。ま
た、チューニングTSIG1〜TSIG4がすべてHレ
ベルのときにチューニング回路154、156、15
8、160は導通状態となるため、抵抗回路163の両
端の抵抗値は最小となり参照電位Vrefは最小値を取
る。
【0086】チューニングモード信号VTUNEがHレ
ベルのときは、選択スイッチ回路138、142におい
てスイッチA側が使用される。このときには外部から与
える外部参照電位Ext.Vrefは、参照電位Vre
fとして設定したい電位レベルにする。差動アンプ14
0は、入力された2つの電位の差を比較しその差を増幅
させて比較信号VCOMPとして出力する。参照電位V
refが外部参照電位Ext.Vrefより高い場合に
は、比較信号VCOMPはLレベルになり、参照電位V
refが外部参照電位Ext.Vrefより小さくなっ
たときに比較信号VCOMPはHレベルとなる。このと
きのチューニング信号TSIG1〜TSIG4を外部に
出力すれば、チューニング回路154〜160がそれぞ
れ含むヒューズの設定をどのようにすればよいかがわか
る。
ベルのときは、選択スイッチ回路138、142におい
てスイッチA側が使用される。このときには外部から与
える外部参照電位Ext.Vrefは、参照電位Vre
fとして設定したい電位レベルにする。差動アンプ14
0は、入力された2つの電位の差を比較しその差を増幅
させて比較信号VCOMPとして出力する。参照電位V
refが外部参照電位Ext.Vrefより高い場合に
は、比較信号VCOMPはLレベルになり、参照電位V
refが外部参照電位Ext.Vrefより小さくなっ
たときに比較信号VCOMPはHレベルとなる。このと
きのチューニング信号TSIG1〜TSIG4を外部に
出力すれば、チューニング回路154〜160がそれぞ
れ含むヒューズの設定をどのようにすればよいかがわか
る。
【0087】このときのチューニング信号TSIG1〜
TSIG4の値はデータ出力信号Doutが出力される
パッドを利用して出力する。
TSIG4の値はデータ出力信号Doutが出力される
パッドを利用して出力する。
【0088】図7は、チューニング信号TSIG1〜T
SIG4を外部に出力するための切換回路18の説明を
するための図である。
SIG4を外部に出力するための切換回路18の説明を
するための図である。
【0089】図7を参照して、切換回路182は、チュ
ーニング信号TSIG1と内部データ信号IDP1のい
ずれか一方を出力信号Dout1として出力する選択ス
イッチ回路184と、チューニング信号TSIG2と内
部データ信号IDP2のいずれか一方を出力信号Dou
t2として出力する選択スイッチ回路186と、チュー
ニング信号TSIG3と内部データ信号IDP3のいず
れか一方を出力信号Dout3として出力する選択スイ
ッチ回路188と、チューニング信号TSIG4と内部
データ信号IDP4のいずれか一方を出力信号Dout
4として出力する選択スイッチ回路190とを含む。
ーニング信号TSIG1と内部データ信号IDP1のい
ずれか一方を出力信号Dout1として出力する選択ス
イッチ回路184と、チューニング信号TSIG2と内
部データ信号IDP2のいずれか一方を出力信号Dou
t2として出力する選択スイッチ回路186と、チュー
ニング信号TSIG3と内部データ信号IDP3のいず
れか一方を出力信号Dout3として出力する選択スイ
ッチ回路188と、チューニング信号TSIG4と内部
データ信号IDP4のいずれか一方を出力信号Dout
4として出力する選択スイッチ回路190とを含む。
【0090】チューニング信号TSIG1〜TSIG4
は、図6におけるカウンタ152が出力する信号であ
り、IDP1〜IDP4は、図1においてデータ出力バ
ッファ34に入力される内部データ信号である。切換回
路182は、図1における出力バッファ34に対して入
力された2つの信号を切換えて出力する。
は、図6におけるカウンタ152が出力する信号であ
り、IDP1〜IDP4は、図1においてデータ出力バ
ッファ34に入力される内部データ信号である。切換回
路182は、図1における出力バッファ34に対して入
力された2つの信号を切換えて出力する。
【0091】通常動作時すなわち比較信号VCOMPが
Lレベルの場合には、選択スイッチ回路184〜190
はB側が使用される。そして、内部データ信号IDP1
〜IDP4がデータ出力信号Dout1〜Dout4と
して出力される。そして、比較信号VCOMPがHレベ
ルになった場合に、選択スイッチ回路184〜190は
A側に切換わる。そしてそのときにチューニング信号T
SIG1〜TSIG4がデータ出力信号Dout1〜D
out4として出力される。
Lレベルの場合には、選択スイッチ回路184〜190
はB側が使用される。そして、内部データ信号IDP1
〜IDP4がデータ出力信号Dout1〜Dout4と
して出力される。そして、比較信号VCOMPがHレベ
ルになった場合に、選択スイッチ回路184〜190は
A側に切換わる。そしてそのときにチューニング信号T
SIG1〜TSIG4がデータ出力信号Dout1〜D
out4として出力される。
【0092】図8は、実施の形態2の電圧降下回路13
0の動作を説明するための動作波形図である。
0の動作を説明するための動作波形図である。
【0093】図6、図8を参照して、時刻t1において
チューニングモード信号VTUNEはLレベルからHレ
ベルに設定される。応じて発振器134は制御クロック
信号TCLKの出力を開始する。時刻t2以降におい
て、カウンタ152は制御クロック信号TCLKの立上
がりエッジに同期してカウントを開始する。図8におけ
る信号TSIGはチューニング信号TSIG1〜TSI
G4を含む4ビットの信号であり、チューニング信号T
SIG1は最下位ビットであり、チューニング信号TS
IG4が最上位ビットである。時刻t3、t4、t5、
t6、t7においてそれぞれ制御クロック信号TCLK
の立上がりに応じてチューニング信号TSIGの値は、
0〜5までカウントアップされる。このカウント値に応
じて抵抗回路163の抵抗値が減少するため、参照電位
Vrefは徐々に低くなる。
チューニングモード信号VTUNEはLレベルからHレ
ベルに設定される。応じて発振器134は制御クロック
信号TCLKの出力を開始する。時刻t2以降におい
て、カウンタ152は制御クロック信号TCLKの立上
がりエッジに同期してカウントを開始する。図8におけ
る信号TSIGはチューニング信号TSIG1〜TSI
G4を含む4ビットの信号であり、チューニング信号T
SIG1は最下位ビットであり、チューニング信号TS
IG4が最上位ビットである。時刻t3、t4、t5、
t6、t7においてそれぞれ制御クロック信号TCLK
の立上がりに応じてチューニング信号TSIGの値は、
0〜5までカウントアップされる。このカウント値に応
じて抵抗回路163の抵抗値が減少するため、参照電位
Vrefは徐々に低くなる。
【0094】そして、時刻t7において、外部から与え
ている外部参照電位Ext.Vrefよりも内部で発生
する参照電位Vrefが低くなったときに差動アンプ回
路140の出力はHレベルとなり、比較信号VCOMP
はHレベルとなる。これに応じて発振器134の発振が
停止しカウンタ回路152はカウントアップを停止す
る。つまり、比較信号VCOMPがHレベルになった時
点のチューニング信号TSIG1〜TSIG4が保持さ
れる。
ている外部参照電位Ext.Vrefよりも内部で発生
する参照電位Vrefが低くなったときに差動アンプ回
路140の出力はHレベルとなり、比較信号VCOMP
はHレベルとなる。これに応じて発振器134の発振が
停止しカウンタ回路152はカウントアップを停止す
る。つまり、比較信号VCOMPがHレベルになった時
点のチューニング信号TSIG1〜TSIG4が保持さ
れる。
【0095】この信号を図7で示したような回路を用い
て外部に出力することによりチューニング回路154〜
160に含まれるヒューズの設定をいかにすればよいか
を知ることができる。出力されたデータにしたがってヒ
ューズをレーザートリミング装置を使用してブローすれ
ば、通常動作時にも所望の参照電位が選られる。
て外部に出力することによりチューニング回路154〜
160に含まれるヒューズの設定をいかにすればよいか
を知ることができる。出力されたデータにしたがってヒ
ューズをレーザートリミング装置を使用してブローすれ
ば、通常動作時にも所望の参照電位が選られる。
【0096】また、図7に示した回路を用いて、チュー
ニング終了後に切換えてチューニング信号を出力すれ
ば、チューニング条件判定中においてはデータ出力ピン
は通常動作状態とすることができる。チューニングは、
実際の動作と同じ条件で行なうことが望ましい。データ
出力ピンを通常動作状態としておくことで、電圧降下回
路の消費する電力等の変動がチューニングに悪影響をあ
たえることを防ぐことができる。
ニング終了後に切換えてチューニング信号を出力すれ
ば、チューニング条件判定中においてはデータ出力ピン
は通常動作状態とすることができる。チューニングは、
実際の動作と同じ条件で行なうことが望ましい。データ
出力ピンを通常動作状態としておくことで、電圧降下回
路の消費する電力等の変動がチューニングに悪影響をあ
たえることを防ぐことができる。
【0097】従来の半導体装置においては、半導体装置
の外部からチューニング信号TSIG1〜TSIG4を
与えテスタにてチューニングレベルを比較していた。こ
のため、チューニング信号TSIG1〜TSIG4を入
力するパッドと参照電位Vrefをモニタするパッドの
合計5つのパッドが必要であった。また、これらのチュ
ーニングレベルは、半導体装置に接続されるテスタにて
測定し判定を行なっていた。テスタはチューニング信号
TSIG1〜TSIG4を変化させながら参照電位Vr
efをモニタするため、判定するのに時間を要してい
た。
の外部からチューニング信号TSIG1〜TSIG4を
与えテスタにてチューニングレベルを比較していた。こ
のため、チューニング信号TSIG1〜TSIG4を入
力するパッドと参照電位Vrefをモニタするパッドの
合計5つのパッドが必要であった。また、これらのチュ
ーニングレベルは、半導体装置に接続されるテスタにて
測定し判定を行なっていた。テスタはチューニング信号
TSIG1〜TSIG4を変化させながら参照電位Vr
efをモニタするため、判定するのに時間を要してい
た。
【0098】これに対して、実施の形態2の半導体装置
においては、参照用に外部から与える参照電位Ext.
Vrefのパッド1つのみでチューニングが可能であ
り、半導体装置にも受けるパッド数を削減することがで
きる。また、外部参照電位Ext.Vrefと参照電位
Vrefとを比較し、一致するチューニング条件を半導
体装置内部で判定した後にデータ出力ピンに判定結果を
出力させることができる。チューニング信号を出力させ
るのはデータ出力ピンに限らず半導体装置上の他の制御
ピンでも構わない。また、チューニングモードでは、半
導体装置内部でカウンタを動作させてチューニング条件
を判定するので、電圧比較を行なうテスタ等を必要とし
ない。このため、チューニングに要するテスト時間を短
縮させることができる。
においては、参照用に外部から与える参照電位Ext.
Vrefのパッド1つのみでチューニングが可能であ
り、半導体装置にも受けるパッド数を削減することがで
きる。また、外部参照電位Ext.Vrefと参照電位
Vrefとを比較し、一致するチューニング条件を半導
体装置内部で判定した後にデータ出力ピンに判定結果を
出力させることができる。チューニング信号を出力させ
るのはデータ出力ピンに限らず半導体装置上の他の制御
ピンでも構わない。また、チューニングモードでは、半
導体装置内部でカウンタを動作させてチューニング条件
を判定するので、電圧比較を行なうテスタ等を必要とし
ない。このため、チューニングに要するテスト時間を短
縮させることができる。
【0099】[実施の形態3]レーザ光線でブロー可能
なヒューズ素子の周辺は一列にシュリンクすることがで
きない。デザインルールの進歩とともにチップ面積に占
めるヒューズ素子の割合が大きくなっておりこれが問題
になっている。
なヒューズ素子の周辺は一列にシュリンクすることがで
きない。デザインルールの進歩とともにチップ面積に占
めるヒューズ素子の割合が大きくなっておりこれが問題
になっている。
【0100】この問題を解決する手段として、U.S. Pat
ent5,631,862には絶縁膜破壊型電気ヒューズ
が提案されている。このような電気ヒューズは、アンチ
ヒューズと呼ばれ、これを用いる場合には、切断用の専
用装置を用いる必要がなく、ウェハテスト中にヒューズ
のブローが行なえるので、テスト時間やテストコストを
削減できる。
ent5,631,862には絶縁膜破壊型電気ヒューズ
が提案されている。このような電気ヒューズは、アンチ
ヒューズと呼ばれ、これを用いる場合には、切断用の専
用装置を用いる必要がなく、ウェハテスト中にヒューズ
のブローが行なえるので、テスト時間やテストコストを
削減できる。
【0101】実施の形態3の半導体装置では、実施の形
態2に示した半導体装置の電圧降下回路130におい
て、チューニング回路154〜160の構成中に電気ヒ
ューズを用いる。電気ヒューズは、高電圧を印加して電
極間の絶縁層を破壊するアンチヒューズを用いる。
態2に示した半導体装置の電圧降下回路130におい
て、チューニング回路154〜160の構成中に電気ヒ
ューズを用いる。電気ヒューズは、高電圧を印加して電
極間の絶縁層を破壊するアンチヒューズを用いる。
【0102】実施の形態3においては図6に示したチュ
ーニング回路154、156、158に代えてチューニ
ング回路200を使用する。また、チューニング回路1
60に代えてチューニング回路240を使用する。
ーニング回路154、156、158に代えてチューニ
ング回路200を使用する。また、チューニング回路1
60に代えてチューニング回路240を使用する。
【0103】図9は、チューニング回路200の構成を
示す回路図である。図9を参照して、チューニング回路
200は、制御クロック信号TCLKのエッジでチュー
ニング信号TSIGnを取込んで保持するラッチ202
と、チューニングモード信号VTUNEおよびラッチ2
02の出力を受けるAND回路204と、アンチヒュー
ズに設定された情報に対応する信号FRを出力するラッ
チ回路206と、ラッチ回路206の制御を行なうラッ
チ制御部208と、AND回路204の出力と信号FR
とを受けるNOR回路210と、NOR回路210の出
力を受けてノードNAnとノードNBnの間の接続を制
御するスイッチ回路212とを含む。
示す回路図である。図9を参照して、チューニング回路
200は、制御クロック信号TCLKのエッジでチュー
ニング信号TSIGnを取込んで保持するラッチ202
と、チューニングモード信号VTUNEおよびラッチ2
02の出力を受けるAND回路204と、アンチヒュー
ズに設定された情報に対応する信号FRを出力するラッ
チ回路206と、ラッチ回路206の制御を行なうラッ
チ制御部208と、AND回路204の出力と信号FR
とを受けるNOR回路210と、NOR回路210の出
力を受けてノードNAnとノードNBnの間の接続を制
御するスイッチ回路212とを含む。
【0104】ラッチ制御部208は、ノードN23と接
地ノードとの間に接続されゲートにリセット信号RST
を受けるNチャネルMOSトランジスタ226と、ノー
ドN23と接地ノードとの間に直列に接続されるNチャ
ネルMOSトランジスタ228、230と、ノードN2
3とノードN24の間に接続されゲートに外部電源電位
Ext.Vccが結合されるNチャネルMOSトランジ
スタ232と、ノードN24とノードCGNDとの間に
接続されるアンチヒューズ234と、ノードN22とノ
ードN23との間に接続されゲートに信号DV2Eを受
けるNチャネルMOSトランジスタ222とを含む。
地ノードとの間に接続されゲートにリセット信号RST
を受けるNチャネルMOSトランジスタ226と、ノー
ドN23と接地ノードとの間に直列に接続されるNチャ
ネルMOSトランジスタ228、230と、ノードN2
3とノードN24の間に接続されゲートに外部電源電位
Ext.Vccが結合されるNチャネルMOSトランジ
スタ232と、ノードN24とノードCGNDとの間に
接続されるアンチヒューズ234と、ノードN22とノ
ードN23との間に接続されゲートに信号DV2Eを受
けるNチャネルMOSトランジスタ222とを含む。
【0105】ラッチ制御部208は、さらに、ラッチ回
路202の出力および信号VCUTを受けるAND回路
224を含む。NチャネルMOSトランジスタ228の
ゲートにはAND回路224の出力が与えられる。Nチ
ャネルMOSトランジスタ230のゲートにはラッチ回
路206の出力である信号FRが与えられる。
路202の出力および信号VCUTを受けるAND回路
224を含む。NチャネルMOSトランジスタ228の
ゲートにはAND回路224の出力が与えられる。Nチ
ャネルMOSトランジスタ230のゲートにはラッチ回
路206の出力である信号FRが与えられる。
【0106】ラッチ回路206は、ソースがともに外部
電源電位Ext.Vccに結合され、ドレインはともに
ノードN21に接続されるPチャネルMOSトランジス
タ214、218と、ノードN21とノードN22との
間に接続され、ゲートが接地ノードに接続されるPチャ
ネルMOSトランジスタ216と、ノードN22が入力
ノードに接続されるインバータ220とを含む。Pチャ
ネルMOSトランジスタ214のゲートには接地ノード
が接続される。インバータ220は信号FRを出力す
る。PチャネルMOSトランジスタ218のゲートには
信号FRが与えられる。
電源電位Ext.Vccに結合され、ドレインはともに
ノードN21に接続されるPチャネルMOSトランジス
タ214、218と、ノードN21とノードN22との
間に接続され、ゲートが接地ノードに接続されるPチャ
ネルMOSトランジスタ216と、ノードN22が入力
ノードに接続されるインバータ220とを含む。Pチャ
ネルMOSトランジスタ214のゲートには接地ノード
が接続される。インバータ220は信号FRを出力す
る。PチャネルMOSトランジスタ218のゲートには
信号FRが与えられる。
【0107】スイッチ回路212は、NOR回路210
の出力を受けて反転するインバータ236と、ノードN
AnとノードNBnとの間に並列に接続されるPチャネ
ルMOSトランジスタ238およびNチャネルMOSト
ランジスタ240とを含む。PチャネルMOSトランジ
スタ238のゲートにはNOR回路210の出力が与え
られる。NチャネルMOSトランジスタ240のゲート
にはインバータ236の出力が与えられる。
の出力を受けて反転するインバータ236と、ノードN
AnとノードNBnとの間に並列に接続されるPチャネ
ルMOSトランジスタ238およびNチャネルMOSト
ランジスタ240とを含む。PチャネルMOSトランジ
スタ238のゲートにはNOR回路210の出力が与え
られる。NチャネルMOSトランジスタ240のゲート
にはインバータ236の出力が与えられる。
【0108】このチューニング回路200は、通常動作
時においてアンチヒューズ234がブローされていない
場合には、デフォルト状態としてノードNAnとノード
NBnとの間を非導通状態にする。一方、通常動作時に
おいてアンチヒューズ234はブローされ、ノードN2
4とノードCGNDとの間が導通状態になるとスイッチ
回路212はノードNAnとノードNBnとの間を導通
させる。
時においてアンチヒューズ234がブローされていない
場合には、デフォルト状態としてノードNAnとノード
NBnとの間を非導通状態にする。一方、通常動作時に
おいてアンチヒューズ234はブローされ、ノードN2
4とノードCGNDとの間が導通状態になるとスイッチ
回路212はノードNAnとノードNBnとの間を導通
させる。
【0109】図10は、チューニング回路240の構成
を示す回路図である。図10を参照して、チューニング
回路240は、図9に示したチューニング回路200の
構成において、スイッチ回路212に代えてスイッチ回
路242を含む。
を示す回路図である。図10を参照して、チューニング
回路240は、図9に示したチューニング回路200の
構成において、スイッチ回路212に代えてスイッチ回
路242を含む。
【0110】スイッチ回路242は、NOR回路210
の出力を受けて反転するインバータ246と、NOR回
路210の出力をゲートに受けノードNAnとノードN
Bnとの間に接続されるNチャネルMOSトランジスタ
248と、ゲートにインバータ246の出力を受けノー
ドNAnとノードNBnとの間に接続されるPチャネル
MOSトランジスタ250とを含む。
の出力を受けて反転するインバータ246と、NOR回
路210の出力をゲートに受けノードNAnとノードN
Bnとの間に接続されるNチャネルMOSトランジスタ
248と、ゲートにインバータ246の出力を受けノー
ドNAnとノードNBnとの間に接続されるPチャネル
MOSトランジスタ250とを含む。
【0111】他の部分の構成は図9に示したチューニン
グ回路200と同様であるので説明は繰返さない。
グ回路200と同様であるので説明は繰返さない。
【0112】チューニング回路240は、アンチヒュー
ズ234がブローされていないデフォルト状態において
ノードNAnとノードNBnとを導通させる。
ズ234がブローされていないデフォルト状態において
ノードNAnとノードNBnとを導通させる。
【0113】図11は、実施の形態3の半導体装置の動
作を説明するための動作波形図である。
作を説明するための動作波形図である。
【0114】図9、図11を参照して、時刻t1〜時刻
t7においては、チューニングモードにおいて制御クロ
ック信号TCLKが発生し、外部参照電位Ext.Vr
efに対して内部で発生する参照電位Vrefのレベル
判定が行なわれレベルが決定される。
t7においては、チューニングモードにおいて制御クロ
ック信号TCLKが発生し、外部参照電位Ext.Vr
efに対して内部で発生する参照電位Vrefのレベル
判定が行なわれレベルが決定される。
【0115】この状態においては、ノードN22の電位
はPチャネルMOSトランジスタ214、216によっ
てHレベルとなっており、したがって信号FRはLレベ
ルである。そして、チューニングが終了すると、チュー
ニングモード信号VTUNEはLレベルに立ち下がる。
はPチャネルMOSトランジスタ214、216によっ
てHレベルとなっており、したがって信号FRはLレベ
ルである。そして、チューニングが終了すると、チュー
ニングモード信号VTUNEはLレベルに立ち下がる。
【0116】次に時刻t8において、アンチヒューズの
ブローが行なわれる動作が開始される。まずリセット信
号RSTがHレベルに活性化し、ノードN23がLレベ
ルに下げられ導通状態にあるNチャネルMOSトランジ
スタ222を介してノードN22はLレベルになる。応
じて信号FRはHレベルとなる。
ブローが行なわれる動作が開始される。まずリセット信
号RSTがHレベルに活性化し、ノードN23がLレベ
ルに下げられ導通状態にあるNチャネルMOSトランジ
スタ222を介してノードN22はLレベルになる。応
じて信号FRはHレベルとなる。
【0117】次にアンチヒューズをブローするための信
号VCUTが活性化される。このときに対応するチュー
ニング信号TSIGnがHレベルの状態で保持されてい
れば、NチャネルMOSトランジスタ228のゲートに
はHレベルが与えられ、NチャネルMOSトランジスタ
228、230はともに導通状態となる。したがって、
時刻t9においてリセット信号RSTが立下げられた後
においてもノードN23はLレベルを保ち、したがって
信号FRはHレベルを保つ。
号VCUTが活性化される。このときに対応するチュー
ニング信号TSIGnがHレベルの状態で保持されてい
れば、NチャネルMOSトランジスタ228のゲートに
はHレベルが与えられ、NチャネルMOSトランジスタ
228、230はともに導通状態となる。したがって、
時刻t9においてリセット信号RSTが立下げられた後
においてもノードN23はLレベルを保ち、したがって
信号FRはHレベルを保つ。
【0118】次に、時刻t10においてアンチヒューズ
234をブローするために、通常動作時においては接地
電位とされるノードCGNDに10V程度の高電圧が与
えられる。すると、対応するチューニング信号TSIG
がHレベルとなっているアンチヒューズにのみ高電圧が
印加される。
234をブローするために、通常動作時においては接地
電位とされるノードCGNDに10V程度の高電圧が与
えられる。すると、対応するチューニング信号TSIG
がHレベルとなっているアンチヒューズにのみ高電圧が
印加される。
【0119】アンチヒューズ234の絶縁が破壊される
と、ノードN23はLレベルからHレベルに立上がり、
応じて信号FRはLレベルとなる。したがってNチャネ
ルMOSトランジスタ230が非導通状態となるため、
ノードCGNDから接地ノードに向けて電流が流れ続け
ることはない。
と、ノードN23はLレベルからHレベルに立上がり、
応じて信号FRはLレベルとなる。したがってNチャネ
ルMOSトランジスタ230が非導通状態となるため、
ノードCGNDから接地ノードに向けて電流が流れ続け
ることはない。
【0120】続いて時刻t11においてノードCGND
の電位は0Vに下げられ、応じてノードN3の電位はL
レベルとなる。したがって信号FRはHレベルに戻る。
そしてヒューズのブローが終了し、信号VCUTはLレ
ベルに立下げられる。
の電位は0Vに下げられ、応じてノードN3の電位はL
レベルとなる。したがって信号FRはHレベルに戻る。
そしてヒューズのブローが終了し、信号VCUTはLレ
ベルに立下げられる。
【0121】時刻t11以降では、対応するアンチヒュ
ーズがブローされているため、チューニング信号TSI
G1〜TSIG4によって設定されていた参照電位Vr
efの電位が出力され続けることとなる。
ーズがブローされているため、チューニング信号TSI
G1〜TSIG4によって設定されていた参照電位Vr
efの電位が出力され続けることとなる。
【0122】このように、電圧レベルのチューニングを
することにより、参照電位Vrefレベルやチューニン
グ信号TSIG1〜TSIG4をモニタする必要がな
い。よって、半導体装置のパッド数を減らすことができ
る。さらに、アンチヒューズを用いることにより、ガー
ドリング等を設ける必要がなくヒューズ面積を削減する
ことができる。また、レーザトリミング装置などが不要
となり、チューニング工程もテスタによる測定工程に含
めることができる。そして、チューニング判定およびト
リミング操作を半導体装置内部で一括して行なうことが
できるため、テスト時間を短縮することができる。
することにより、参照電位Vrefレベルやチューニン
グ信号TSIG1〜TSIG4をモニタする必要がな
い。よって、半導体装置のパッド数を減らすことができ
る。さらに、アンチヒューズを用いることにより、ガー
ドリング等を設ける必要がなくヒューズ面積を削減する
ことができる。また、レーザトリミング装置などが不要
となり、チューニング工程もテスタによる測定工程に含
めることができる。そして、チューニング判定およびト
リミング操作を半導体装置内部で一括して行なうことが
できるため、テスト時間を短縮することができる。
【0123】[実施の形態4]通常、DRAMは、リフ
レッシュアドレスカウンタを搭載している。そして、D
RAMに内蔵したリフレッシュアドレスカウンタから行
アドレスを与える動作モードがある。
レッシュアドレスカウンタを搭載している。そして、D
RAMに内蔵したリフレッシュアドレスカウンタから行
アドレスを与える動作モードがある。
【0124】実施の形態4においては、このリフレッシ
ュアドレスカウンタをチューニング時に使用する。実施
の形態4では図1に示した半導体装置1においてリフレ
ッシュアドレスカウンタ25に代えて、リフレッシュア
ドレスカウンタ25aを備える。
ュアドレスカウンタをチューニング時に使用する。実施
の形態4では図1に示した半導体装置1においてリフレ
ッシュアドレスカウンタ25に代えて、リフレッシュア
ドレスカウンタ25aを備える。
【0125】図12は、リフレッシュアドレスカウンタ
25aの構成を説明するための概略図である。
25aの構成を説明するための概略図である。
【0126】図12を参照して、リフレッシュアドレス
カウンタ25aは、チューニングモード信号VTUNE
に応じて、リフレッシュ信号と制御クロック信号TCL
Kのいずれかをリフレッシュアドレスカウンタ264に
与える選択スイッチ回路262を含む。つまり、リフレ
ッシュアドレスカウンタ264をリフレッシュ時とチュ
ーニング時において共用する。
カウンタ25aは、チューニングモード信号VTUNE
に応じて、リフレッシュ信号と制御クロック信号TCL
Kのいずれかをリフレッシュアドレスカウンタ264に
与える選択スイッチ回路262を含む。つまり、リフレ
ッシュアドレスカウンタ264をリフレッシュ時とチュ
ーニング時において共用する。
【0127】通常動作つまりチューニングモード信号V
TUNEがLレベルのときには、リフレッシュ信号を受
けてリフレッシュアドレスカウンタ264はnビットカ
ウンタとして動作する。ここで、nは行アドレスのビッ
ト数である。
TUNEがLレベルのときには、リフレッシュ信号を受
けてリフレッシュアドレスカウンタ264はnビットカ
ウンタとして動作する。ここで、nは行アドレスのビッ
ト数である。
【0128】チューニングモード信号VTUNEがHレ
ベルのときには、制御クロック信号TCLKをリフレッ
シュアドレスカウンタ264はカウントする。リフレッ
シュアドレスカウンタ264は4ビットカウンタとして
動作する。そして、リフレッシュアドレスカウンタ26
4からの出力の下位4ビットをチューニング信号TSI
G1〜TSIG4として取出して参照電位発生回路に対
して出力する。
ベルのときには、制御クロック信号TCLKをリフレッ
シュアドレスカウンタ264はカウントする。リフレッ
シュアドレスカウンタ264は4ビットカウンタとして
動作する。そして、リフレッシュアドレスカウンタ26
4からの出力の下位4ビットをチューニング信号TSI
G1〜TSIG4として取出して参照電位発生回路に対
して出力する。
【0129】チューニングモード時には、通常、リフレ
ッシュカウンタは動作しない。このため、このリフレッ
シュカウンタをチューニング用として用いることができ
る。また、DRAMには、リフレッシュカウンタ以外の
カウンタ回路が搭載されている。たとえば、図19で説
明したように、昇圧電源回路中のチャージポンプ回路へ
の信号を入力するための部分などでカウンタ回路は使わ
れている。
ッシュカウンタは動作しない。このため、このリフレッ
シュカウンタをチューニング用として用いることができ
る。また、DRAMには、リフレッシュカウンタ以外の
カウンタ回路が搭載されている。たとえば、図19で説
明したように、昇圧電源回路中のチャージポンプ回路へ
の信号を入力するための部分などでカウンタ回路は使わ
れている。
【0130】図13は昇圧電源発生回路のカウンタを使
用する構成を示す回路図である。図13を参照して、こ
の昇圧電源回路は、チューニングモード信号VTUNE
がLレベルである通常時において活性化し、クロック信
号φ0を出力するリングオシレータ272と、チューニ
ングモード信号VTUNEに応じてクロック信号φ0と
制御クロック信号TCLKのいずれかを選択して出力す
る選択スイッチ回路274と、選択スイッチ回路274
の出力をカウントする分周カウンタ276と、チューニ
ングモード信号VTUNEを受けて反転するインバータ
278と、分周カウンタ276の最上位ビットとインバ
ータ278の出力とを受けてクロック信号φを出力する
AND回路280と、AND回路280の出力を受けて
反転しクロック信号/φを出力するインバータ282
と、クロック信号φ,/φによって高電位を発生するチ
ャージポンプ284とを含む。
用する構成を示す回路図である。図13を参照して、こ
の昇圧電源回路は、チューニングモード信号VTUNE
がLレベルである通常時において活性化し、クロック信
号φ0を出力するリングオシレータ272と、チューニ
ングモード信号VTUNEに応じてクロック信号φ0と
制御クロック信号TCLKのいずれかを選択して出力す
る選択スイッチ回路274と、選択スイッチ回路274
の出力をカウントする分周カウンタ276と、チューニ
ングモード信号VTUNEを受けて反転するインバータ
278と、分周カウンタ276の最上位ビットとインバ
ータ278の出力とを受けてクロック信号φを出力する
AND回路280と、AND回路280の出力を受けて
反転しクロック信号/φを出力するインバータ282
と、クロック信号φ,/φによって高電位を発生するチ
ャージポンプ284とを含む。
【0131】ここで、分周回路276の下位4ビットは
通常時は使われていないが、チューニングモード時にお
いて制御クロック信号TCLKを計数する分周カウンタ
の4ビットの出力として、参照電位発生回路に対してチ
ューニング信号TSIG1〜TSIG4を出力する。
通常時は使われていないが、チューニングモード時にお
いて制御クロック信号TCLKを計数する分周カウンタ
の4ビットの出力として、参照電位発生回路に対してチ
ューニング信号TSIG1〜TSIG4を出力する。
【0132】参照電位Vrefのチューニング時に使用
していなかったカウンタ回路を切換えて使用することに
より、参照電位Vrefをチューニングするための専用
カウンタ回路を設ける必要がなくなる。このため、回路
素子数を削減し、半導体装置の面積を縮小することがで
きる。
していなかったカウンタ回路を切換えて使用することに
より、参照電位Vrefをチューニングするための専用
カウンタ回路を設ける必要がなくなる。このため、回路
素子数を削減し、半導体装置の面積を縮小することがで
きる。
【0133】[実施の形態5]実施の形態5において
は、図1に示した半導体装置1の構成において、電圧降
下回路38に代えて電圧降下回路38aを備える。
は、図1に示した半導体装置1の構成において、電圧降
下回路38に代えて電圧降下回路38aを備える。
【0134】図14は、電圧降下回路38aの構成を示
す回路図である。図14を参照して、電圧降下回路38
aは、参照電位Vrefを発生する参照電位発生回路5
2と、参照電位Vrefを受けて外部電源電位Ext.
Vccを対応する内部電源電位int.Vccに変換し
て出力する電圧変換部54と、参照電位発生回路52の
出力に接続される電位安定化回路290を含む。電圧変
換部54は、内部電源電位int.Vccをプラス入力
に受け、参照電位Vrefをマイナス入力に受ける差動
アンプ回路56と、差動アンプ回路56の出力をゲート
に受け外部電源電位Ext.Vccが与えられる電源ノ
ードと、内部電源電位int.Vccが与えられる電源
ノードとの間に接続されるPチャネルMOSトランジス
タ58とを含む。
す回路図である。図14を参照して、電圧降下回路38
aは、参照電位Vrefを発生する参照電位発生回路5
2と、参照電位Vrefを受けて外部電源電位Ext.
Vccを対応する内部電源電位int.Vccに変換し
て出力する電圧変換部54と、参照電位発生回路52の
出力に接続される電位安定化回路290を含む。電圧変
換部54は、内部電源電位int.Vccをプラス入力
に受け、参照電位Vrefをマイナス入力に受ける差動
アンプ回路56と、差動アンプ回路56の出力をゲート
に受け外部電源電位Ext.Vccが与えられる電源ノ
ードと、内部電源電位int.Vccが与えられる電源
ノードとの間に接続されるPチャネルMOSトランジス
タ58とを含む。
【0135】電圧安定化回路290は、参照電位Vre
fを出力する参照電位発生回路52の出力ノードと接地
ノードとの間に直列に接続されるPチャネルMOSトラ
ンジスタ292およびキャパシタ294を含む。Pチャ
ネルMOSトランジスタ292のゲートには、チューニ
ングモード信号VTUNEが与えられる。
fを出力する参照電位発生回路52の出力ノードと接地
ノードとの間に直列に接続されるPチャネルMOSトラ
ンジスタ292およびキャパシタ294を含む。Pチャ
ネルMOSトランジスタ292のゲートには、チューニ
ングモード信号VTUNEが与えられる。
【0136】参照電位発生回路52は、非常に微小な電
流を扱うため、ノイズに対して敏感である。このため、
半導体装置が高速動作し、大電流が流れる通常動作状態
においては、隣接する配線からのカップリングノイズを
防ぐために安定化容量であるキャパシタ294が必要と
なる。
流を扱うため、ノイズに対して敏感である。このため、
半導体装置が高速動作し、大電流が流れる通常動作状態
においては、隣接する配線からのカップリングノイズを
防ぐために安定化容量であるキャパシタ294が必要と
なる。
【0137】しかし、参照電位Vrefのレベルをチュ
ーニングする際には、参照電位Vrefのレベルを変化
させるために安定化容量であるキャパシタ294を充電
するための時間が必要となる。このため、制御クロック
信号TCLKの周期を長くする必要があり、テスト時間
が長くなってしまう。チューニングモードにおいては、
半導体装置が大電流を消費しないように不要な回路を停
止させることができ、キャパシタ294は不要である。
したがって、図14に示すような構成を用いることによ
り、チューニングモードにおいて、すなわち、チューニ
ングモード信号VTUNEがHレベルになるときは、キ
ャパシタ294を参照電位発生回路52から切離すこと
ができる。これにより、キャパシタ294への充電時間
は不要となり、参照電位Vrefのレベルを速く変化さ
せることができる。したがって、制御クロック信号TC
LKの周期を短くすることができるため、テスト時間を
短縮することができる。
ーニングする際には、参照電位Vrefのレベルを変化
させるために安定化容量であるキャパシタ294を充電
するための時間が必要となる。このため、制御クロック
信号TCLKの周期を長くする必要があり、テスト時間
が長くなってしまう。チューニングモードにおいては、
半導体装置が大電流を消費しないように不要な回路を停
止させることができ、キャパシタ294は不要である。
したがって、図14に示すような構成を用いることによ
り、チューニングモードにおいて、すなわち、チューニ
ングモード信号VTUNEがHレベルになるときは、キ
ャパシタ294を参照電位発生回路52から切離すこと
ができる。これにより、キャパシタ294への充電時間
は不要となり、参照電位Vrefのレベルを速く変化さ
せることができる。したがって、制御クロック信号TC
LKの周期を短くすることができるため、テスト時間を
短縮することができる。
【0138】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0139】
【発明の効果】請求項1〜4に記載の半導体装置は、参
照電位Vrefをチューニングするために必要なパッド
数を削減することができ、ひいては半導体装置のチップ
面積を削減することができる。
照電位Vrefをチューニングするために必要なパッド
数を削減することができ、ひいては半導体装置のチップ
面積を削減することができる。
【0140】請求項5、6に記載の半導体装置は、請求
項1に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、チュー
ニングモードでは、半導体装置内部で比較回路を動作さ
せて内部でチューニング条件を判定するので、電圧比較
を行なうテスタ等を必要としない。このため、チューニ
ングに要するテスト時間を短縮させることができる。
項1に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、チュー
ニングモードでは、半導体装置内部で比較回路を動作さ
せて内部でチューニング条件を判定するので、電圧比較
を行なうテスタ等を必要としない。このため、チューニ
ングに要するテスト時間を短縮させることができる。
【0141】請求項7に記載の半導体装置は、請求項5
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、アンチヒュ
ーズを用いることにより、ガードリング等を設ける必要
がなくヒューズ面積を削減することができる。また、レ
ーザトリミング装置などが不要となり、チューニング工
程もテスタによる測定工程に含めることができる。そし
て、チューニング判定およびトリミング操作を半導体装
置内部で一括して行なうことができるため、テスト時間
を短縮することができる。
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、アンチヒュ
ーズを用いることにより、ガードリング等を設ける必要
がなくヒューズ面積を削減することができる。また、レ
ーザトリミング装置などが不要となり、チューニング工
程もテスタによる測定工程に含めることができる。そし
て、チューニング判定およびトリミング操作を半導体装
置内部で一括して行なうことができるため、テスト時間
を短縮することができる。
【0142】請求項8に記載の半導体装置は、請求項1
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、半導体装置
内部でカウンタを動作させて参照電位Vrefのチュー
ニングに必要な複数のチューニング信号を発生すること
ができる。
に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、半導体装置
内部でカウンタを動作させて参照電位Vrefのチュー
ニングに必要な複数のチューニング信号を発生すること
ができる。
【0143】請求項9、10に記載の半導体装置は、請
求項1に記載の半導体装置が奏する効果に加えて、参照
電位Vrefのチューニング時に使用していなかったカ
ウンタ回路を切換えて使用することにより、参照電位V
refをチューニングするための専用カウンタ回路を設
ける必要がなくなる。このため、回路素子数を削減し、
半導体装置の面積を縮小することができる。
求項1に記載の半導体装置が奏する効果に加えて、参照
電位Vrefのチューニング時に使用していなかったカ
ウンタ回路を切換えて使用することにより、参照電位V
refをチューニングするための専用カウンタ回路を設
ける必要がなくなる。このため、回路素子数を削減し、
半導体装置の面積を縮小することができる。
【0144】請求項11に記載の半導体装置は、請求項
1に記載の半導体装置が奏する効果に加えて、キャパシ
タへの充電時間は不要となり、参照電位Vrefのレベ
ルを速く変化させることができる。したがって、制御ク
ロック信号TCLKの周期を短くすることができ、テス
ト時間を短縮することができる。
1に記載の半導体装置が奏する効果に加えて、キャパシ
タへの充電時間は不要となり、参照電位Vrefのレベ
ルを速く変化させることができる。したがって、制御ク
ロック信号TCLKの周期を短くすることができ、テス
ト時間を短縮することができる。
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体装置1の構成
を示す概略ブロック図である。
を示す概略ブロック図である。
【図2】 図1に示した電圧降下回路38の構成を示す
回路図である。
回路図である。
【図3】 図2に示した参照電位発生回路52の構成を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図4】 図3に示したチューニング回路70の構成を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図5】 図3におけるチューニング回路64の構成を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図6】 電圧降下回路130の構成を示す回路図であ
る。
る。
【図7】 チューニング信号TSIG1〜TSIG4を
外部に出力するための切換回路18の説明をするための
図である。
外部に出力するための切換回路18の説明をするための
図である。
【図8】 実施の形態2の電圧降下回路130の動作を
説明するための動作波形図である。
説明するための動作波形図である。
【図9】 チューニング回路200の構成を示す回路図
である。
である。
【図10】 チューニング回路240の構成を示す回路
図である。
図である。
【図11】 実施の形態3の半導体装置の動作を説明す
るための動作波形図である。
るための動作波形図である。
【図12】 リフレッシュアドレスカウンタ25aの構
成を説明するための概略図である。
成を説明するための概略図である。
【図13】 昇圧電源発生回路のカウンタを使用する構
成を示す回路図である。
成を示す回路図である。
【図14】 電圧降下回路38aの構成を示す回路図で
ある。
ある。
【図15】 一般的な従来における電圧降下回路の構成
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図16】 図15における参照電位発生回路300の
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
【図17】 スイッチ回路326の詳細な構成を示す回
路図である。
路図である。
【図18】 図16におけるスイッチ回路332の構成
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図19】 従来の半導体装置に内蔵される昇圧電位を
発生する昇圧電源回路の構成を説明するためのブロック
図である。
発生する昇圧電源回路の構成を説明するためのブロック
図である。
1 半導体装置、16 データ出力端子、25,25
a,264 リフレッシュアドレスカウンタ、26 行
デコーダ、34 データ出力バッファ、36 昇圧電源
回路、38 電圧降下回路、52,136 参照電位発
生回路、54,132 電圧変換部、58,74〜8
2,94,102,118,164〜172,144
PチャネルMOSトランジスタ、62,152 カウン
タ、64〜70,154〜160 チューニング回路、
73,163 抵抗回路、84,294 キャパシタ、
92,110,114,159 インバータ、94,1
06,116,120,122 NチャネルMOSトラ
ンジスタ、98,104 ヒューズ素子、112 OR
回路、134 発振器、138,142,184〜19
0,262,274 選択スイッチ回路、140 差動
アンプ回路、202,206 ラッチ回路、204 A
ND回路、208 ラッチ制御部、210 NOR回
路、212,242 スイッチ回路、272 リングオ
シレータ、276分周カウンタ、284 チャージポン
プ。
a,264 リフレッシュアドレスカウンタ、26 行
デコーダ、34 データ出力バッファ、36 昇圧電源
回路、38 電圧降下回路、52,136 参照電位発
生回路、54,132 電圧変換部、58,74〜8
2,94,102,118,164〜172,144
PチャネルMOSトランジスタ、62,152 カウン
タ、64〜70,154〜160 チューニング回路、
73,163 抵抗回路、84,294 キャパシタ、
92,110,114,159 インバータ、94,1
06,116,120,122 NチャネルMOSトラ
ンジスタ、98,104 ヒューズ素子、112 OR
回路、134 発振器、138,142,184〜19
0,262,274 選択スイッチ回路、140 差動
アンプ回路、202,206 ラッチ回路、204 A
ND回路、208 ラッチ制御部、210 NOR回
路、212,242 スイッチ回路、272 リングオ
シレータ、276分周カウンタ、284 チャージポン
プ。
Claims (11)
- 【請求項1】 外部から与えられる制御信号を受ける入
力端子と、 前記制御信号の時間的変化に応じて、複数の信号ビット
を有するチューニング信号を出力するチューニング信号
発生回路と、 第1の電源電位と前記第1の電源電位より低い第2の電
源電位とを受けて前記チューニング信号に応じた参照電
位を出力する参照電位発生回路とを備える、半導体装
置。 - 【請求項2】 前記参照電位発生回路は、 チューニングモード時に前記チューニング信号の複数の
信号ビットに応じてそれぞれ一方端と他方端との間の導
通状態が制御され、通常動作時においては、不揮発的に
前記導通状態が固定される複数のチューニング回路と、 前記第1の電源電位と前記第2の電源電位とを受けて、
導通状態にある前記複数のチューニング回路の個数に応
じた前記参照電位を出力する電位出力回路とを含む、請
求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記電位出力回路は、 前記第1の電源電位を受ける第1の電源ノードと、 前記第2の電源電位を受ける第2の電源ノードと、 前記第1の電源ノードと前記第2の電源ノードとの間に
直列に接続される定電流源と抵抗回路とを有し、 前記抵抗回路は、 前記第1の電源ノードから前記第2の電源ノードに向か
う経路上に直列に接続され、前記複数のチューニング回
路に対応してそれぞれ設けられる複数の抵抗素子を有
し、 各前記チューニング回路は、前記一方端と前記他方端と
が対応する前記抵抗素子の一方端と他方端とにそれぞれ
接続される、請求項2に記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記抵抗素子は、所定のチャネル抵抗値
を有する導通状態となるようにゲート電位が固定された
MOSトランジスタである、請求項3に記載の半導体装
置。 - 【請求項5】 チューニングモード時に、外部から与え
られる外部参照電位と前記参照電位とを比較して活性化
信号を出力する内部回路と、 前記活性化信号に応じて前記制御信号を発生する制御信
号発生回路とをさらに備える、請求項1に記載の半導体
装置。 - 【請求項6】 前記内部回路は、 内部電源電位を出力する内部電源ノードと、 前記チューニングモード時には、前記外部参照電位を出
力し、通常動作時には前記内部電源電位を出力する選択
スイッチ回路と、 前記選択スイッチ回路の出力と前記参照電位とを比較し
て前記活性化信号を出力する差動アンプ回路と、 前記第1の電源ノードと前記内部電源ノードとの間に接
続され、通常動作モードにおいて、前記活性化信号に応
じて導通状態が制御される電流供給回路とを含む、請求
項5に記載の半導体装置。 - 【請求項7】 前記参照電位発生回路は、 前記チューニングモード時に求められた前記チューニン
グ信号の複数の信号ビットに対応して不揮発的にそれぞ
れ導通状態が固定される複数の電気ヒューズと、 前記複数の電気ヒューズの前記導通状態に応じた前記参
照電位を出力する電位出力回路とを含む、請求項5に記
載の半導体装置。 - 【請求項8】 前記チューニング信号発生回路は、 チューニングモード時に前記制御信号をカウントし、カ
ウント値に対応する前記チューニング信号を出力するカ
ウンタ回路を含む、請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項9】 メモリアレイをさらに備え、 前記チューニング信号発生回路は、 通常動作時に前記メモリアレイのリフレッシュのタイミ
ング基準となるリフレッシュ信号を前記カウンタ回路に
与え、前記チューニングモード時に前記制御信号を前記
カウンタ回路に与える、選択スイッチ回路をさら含み、 前記カウンタ回路は、通常動作時に前記リフレッシュの
アドレスを発生する、請求項8に記載の半導体装置。 - 【請求項10】 前記チューニング信号発生回路は、 昇圧電位を発生するための昇圧クロック信号を出力する
発振回路と、 通常動作時に前記昇圧クロック信号を前記カウンタ回路
に与え、前記チューニングモード時に前記制御信号を前
記カウンタ回路に与える、選択スイッチ回路と、 通常動作時に、前記カウンタ回路が前記昇圧クロックに
応じて出力する分周クロックに応じて昇圧動作を行なう
昇圧ポンプ回路とをさらに含む、請求項8に記載の半導
体装置。 - 【請求項11】 前記参照電位を受ける内部ノードと、 前記内部ノードの電位を安定化させるために前記内部ノ
ードと固定電位が与えられる電源ノードとの間に接続さ
れる、電位安定化回路をさらに備え、 前記電位安定化回路は、 前記電源ノードに一方端が接続されるキャパシタと、 通常動作時には前記キャパシタの他方端と前記内部ノー
ドとを接続し、チューニングモード時には、前記他方端
と前記内部ノードとを切り離す、スイッチ回路とを含
む、請求項1に記載の半導体装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11211029A JP2001035199A (ja) | 1999-07-26 | 1999-07-26 | 半導体装置 |
US09/489,474 US6331962B1 (en) | 1999-07-26 | 2000-01-21 | Semiconductor device including voltage down converter allowing tuning in short period of time and reduction of chip area |
US09/986,973 US6515934B2 (en) | 1999-07-26 | 2001-11-13 | Semiconductor device including internal potential generating circuit allowing tuning in short period of time and reduction of chip area |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11211029A JP2001035199A (ja) | 1999-07-26 | 1999-07-26 | 半導体装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001035199A true JP2001035199A (ja) | 2001-02-09 |
JP2001035199A5 JP2001035199A5 (ja) | 2006-06-22 |
Family
ID=16599191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11211029A Pending JP2001035199A (ja) | 1999-07-26 | 1999-07-26 | 半導体装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2001035199A (ja) |
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JP2016191898A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | キヤノン株式会社 | 記憶装置、制御装置、治工具、画像形成装置および定着装置 |
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KR100426990B1 (ko) * | 2001-06-27 | 2004-04-13 | 삼성전자주식회사 | 외부의 코드에 따라 프로그래머블하게 기준 전압을 발생시키는 기준 전압 발생 회로 |
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JP5137408B2 (ja) * | 2007-02-05 | 2013-02-06 | パナソニック株式会社 | 電気ヒューズ回路 |
US10347350B2 (en) * | 2017-05-19 | 2019-07-09 | Skyworks Solutions, Inc. | Dynamic fuse sensing and latch circuit |
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JP3085782B2 (ja) * | 1992-05-29 | 2000-09-11 | 株式会社東芝 | 半導体記憶装置 |
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JP2639328B2 (ja) | 1993-11-12 | 1997-08-13 | 日本電気株式会社 | トリミング方法及び回路 |
US5631862A (en) | 1996-03-05 | 1997-05-20 | Micron Technology, Inc. | Self current limiting antifuse circuit |
US5864225A (en) * | 1997-06-04 | 1999-01-26 | Fairchild Semiconductor Corporation | Dual adjustable voltage regulators |
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JP2000155620A (ja) * | 1998-11-20 | 2000-06-06 | Mitsubishi Electric Corp | 基準電圧発生回路 |
-
1999
- 1999-07-26 JP JP11211029A patent/JP2001035199A/ja active Pending
-
2000
- 2000-01-21 US US09/489,474 patent/US6331962B1/en not_active Expired - Lifetime
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US8358555B2 (en) | 2009-12-28 | 2013-01-22 | SK Hynix Inc. | Fuse circuit and control method thereof |
JP2016191898A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | キヤノン株式会社 | 記憶装置、制御装置、治工具、画像形成装置および定着装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
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