JP2001028910A - 苗の搬送装置 - Google Patents
苗の搬送装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 農作物の移植栽培で、分離された苗を使用す
る移植機などにおいて、略下方向に搬送する一対の突起
付ベルトの搬送終端で落下の距離を短くしかつ姿勢の乱
れを防止し略水平方向に搬送方向を変える苗の搬送装置
を提供する。 【解決手段】 一対の弾性ローラー22,23は一対の突起
付ベルト21の搬送終端下方に互いに対向して設け、第3
の弾性ローラー24は一対の弾性ローラー22,23の搬送終
端下方に設け、一対の弾性ローラー22,23と第3の弾性
ローラー24は側面視でその位置を交わし、第3の弾性ロ
ーラー24と水平搬送ベルト25,26は側面視でその位置を
交わす。
る移植機などにおいて、略下方向に搬送する一対の突起
付ベルトの搬送終端で落下の距離を短くしかつ姿勢の乱
れを防止し略水平方向に搬送方向を変える苗の搬送装置
を提供する。 【解決手段】 一対の弾性ローラー22,23は一対の突起
付ベルト21の搬送終端下方に互いに対向して設け、第3
の弾性ローラー24は一対の弾性ローラー22,23の搬送終
端下方に設け、一対の弾性ローラー22,23と第3の弾性
ローラー24は側面視でその位置を交わし、第3の弾性ロ
ーラー24と水平搬送ベルト25,26は側面視でその位置を
交わす。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、農作物の移植栽培
で、紙筒集合育苗容器による紙筒苗のような集合苗から
個々の苗に分離された苗を使用する移植機などにおい
て、苗を搬送しながらその搬送方向を変える苗の搬送装
置に関する。
で、紙筒集合育苗容器による紙筒苗のような集合苗から
個々の苗に分離された苗を使用する移植機などにおい
て、苗を搬送しながらその搬送方向を変える苗の搬送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙筒苗のような集合苗から個々の苗に分
離しその苗を搬送しながらその搬送方向を変える苗の搬
送装置は、実公平5−30573号または実公平7−4
8007号として提案されている。
離しその苗を搬送しながらその搬送方向を変える苗の搬
送装置は、実公平5−30573号または実公平7−4
8007号として提案されている。
【0003】この実公平5−30573号の苗の搬送装
置は、苗供給コンベアの下方にその搬送方向に逆行する
横送りベルトを設け、苗供給コンベアの搬送終端部と横
送りベルトの搬送始端部を一対の縦送りベルトにて連設
し、一対の縦送りベルトの片方を突起付ベルトとし、も
う片方を突起の有しない平ベルトとし、苗供給コンベア
の搬送終端部上方にスポンジローラーを設けている。
置は、苗供給コンベアの下方にその搬送方向に逆行する
横送りベルトを設け、苗供給コンベアの搬送終端部と横
送りベルトの搬送始端部を一対の縦送りベルトにて連設
し、一対の縦送りベルトの片方を突起付ベルトとし、も
う片方を突起の有しない平ベルトとし、苗供給コンベア
の搬送終端部上方にスポンジローラーを設けている。
【0004】そして、苗は苗供給コンベアの搬送終端部
に移送され、スポンジローラーに押さえられつつ突起付
ベルトに接当して分離され、突起付ベルトと平ベルトに
挟持されて下方に移送され、縦送りベルトの搬送終端部
より落下して横送りベルト上に受け渡される。このと
き、苗は平ベルトの回動下端近くから落下し、一対の突
起付ベルトを用いた場合よりも落下の距離が短くなる。
また、苗は突起付ベルトの弾性突起にのみ平ベルト側に
付勢され、横送りベルトの搬送方向に向けて落下する。
これを第一の従来例とする。
に移送され、スポンジローラーに押さえられつつ突起付
ベルトに接当して分離され、突起付ベルトと平ベルトに
挟持されて下方に移送され、縦送りベルトの搬送終端部
より落下して横送りベルト上に受け渡される。このと
き、苗は平ベルトの回動下端近くから落下し、一対の突
起付ベルトを用いた場合よりも落下の距離が短くなる。
また、苗は突起付ベルトの弾性突起にのみ平ベルト側に
付勢され、横送りベルトの搬送方向に向けて落下する。
これを第一の従来例とする。
【0005】また実公平7−48007号の苗の搬送装
置は、苗供給コンベアとその反対方向に搬送する苗選別
コンベアとを上下に所要の間隔をおいて重合架設し、苗
供給コンベアが送出端部より先方を外方斜め下向きに走
行する傾斜走行部とし、その傾斜走行部の外方に傾斜走
行部より短い傾斜コンベアが、その上端部を苗供給コン
ベアの送出端部とほぼ同じ高さに位置させ下端部を苗選
別コンベアの受入端側の上方に位置させ、苗供給コンベ
アの搬送速度と同じ周速の押え輪が苗供給コンベアの送
出端部の真上に軸架し、苗供給コンベアの搬送速度より
わずかに速い周速の方向転換輪が、傾斜コンベアの上端
部と押え輪との間であってかつ苗供給コンベアの送出端
部の円弧に対向する位置に軸架し、苗供給コンベア,傾
斜走行部および傾斜コンベアの搬送速度より速い周速の
苗分離輪が、傾斜コンベアの下端部と苗選別コンベアの
受入端側との間であってかつ傾斜走行部の下端部に対向
する位置に軸架している。
置は、苗供給コンベアとその反対方向に搬送する苗選別
コンベアとを上下に所要の間隔をおいて重合架設し、苗
供給コンベアが送出端部より先方を外方斜め下向きに走
行する傾斜走行部とし、その傾斜走行部の外方に傾斜走
行部より短い傾斜コンベアが、その上端部を苗供給コン
ベアの送出端部とほぼ同じ高さに位置させ下端部を苗選
別コンベアの受入端側の上方に位置させ、苗供給コンベ
アの搬送速度と同じ周速の押え輪が苗供給コンベアの送
出端部の真上に軸架し、苗供給コンベアの搬送速度より
わずかに速い周速の方向転換輪が、傾斜コンベアの上端
部と押え輪との間であってかつ苗供給コンベアの送出端
部の円弧に対向する位置に軸架し、苗供給コンベア,傾
斜走行部および傾斜コンベアの搬送速度より速い周速の
苗分離輪が、傾斜コンベアの下端部と苗選別コンベアの
受入端側との間であってかつ傾斜走行部の下端部に対向
する位置に軸架している。
【0006】そして、苗供給コンベアにより密接列状に
して供給される土付苗は、苗供給コンベアの傾斜走行部
と傾斜コンベアとで密接列状のまま挟持搬送され、苗選
別コンベアの受入端側上方において苗分離輪により各個
に分離されて苗選別コンベアに受け入れられる。苗供給
コンベアはその送出端部より先方を傾斜走行部とし、し
たがって、送出端部と傾斜走行部とを連続させ、しか
も、傾斜コンベアの上端部と押え輪との間であって、か
つ、苗供給コンベアの送出端部の円弧に対向する位置
に、方向転換輪を、その周速を苗供給コンベアおよびそ
の送出端部の搬送速度よりわずかに速く軸架しているの
で、その送出端部から傾斜走行部への土付苗の移行が揺
動することなくスムーズに行なわれる。これを第二の従
来例とする。
して供給される土付苗は、苗供給コンベアの傾斜走行部
と傾斜コンベアとで密接列状のまま挟持搬送され、苗選
別コンベアの受入端側上方において苗分離輪により各個
に分離されて苗選別コンベアに受け入れられる。苗供給
コンベアはその送出端部より先方を傾斜走行部とし、し
たがって、送出端部と傾斜走行部とを連続させ、しか
も、傾斜コンベアの上端部と押え輪との間であって、か
つ、苗供給コンベアの送出端部の円弧に対向する位置
に、方向転換輪を、その周速を苗供給コンベアおよびそ
の送出端部の搬送速度よりわずかに速く軸架しているの
で、その送出端部から傾斜走行部への土付苗の移行が揺
動することなくスムーズに行なわれる。これを第二の従
来例とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記第一の従来例によ
る技術の、略下方向から略水平方向に搬送方向を変える
搬送装置は、一対の縦送りベルトの片方を突起付ベルト
とし、もう片方を突起の有しない平ベルトとし、縦送り
ベルトの搬送終端部より落下して横送りベルト上に受け
渡されることにより、一対の突起付ベルトを用いた場合
の欠点を克服しようとしている。
る技術の、略下方向から略水平方向に搬送方向を変える
搬送装置は、一対の縦送りベルトの片方を突起付ベルト
とし、もう片方を突起の有しない平ベルトとし、縦送り
ベルトの搬送終端部より落下して横送りベルト上に受け
渡されることにより、一対の突起付ベルトを用いた場合
の欠点を克服しようとしている。
【0008】また第二の従来例による技術の、略下方向
から略水平方向に搬送方向を変える搬送装置は、苗供給
コンベアの傾斜走行部と苗分離輪により各個に分離され
て苗選別コンベアに近距離において直ちに受け入れされ
ることにより、一対の突起付ベルトを用いた場合の欠点
を克服しようとしている。
から略水平方向に搬送方向を変える搬送装置は、苗供給
コンベアの傾斜走行部と苗分離輪により各個に分離され
て苗選別コンベアに近距離において直ちに受け入れされ
ることにより、一対の突起付ベルトを用いた場合の欠点
を克服しようとしている。
【0009】これら個々の苗に分離された苗を略下方向
から略水平方向に搬送方向を変える場合に、一対の突起
付ベルトを用いた場合の欠点とは、落下の距離が長く勢
いよく落下し、弾んで姿勢が乱れる、衝撃で土抜けの原
因となるというものである。そして、一対の突起付ベル
トで落下の距離を短くすると、横送りベルトまたは苗選
別コンベア上の苗は突起付ベルトの弾性突起に跳ね飛ば
されて姿勢が乱れるものである。
から略水平方向に搬送方向を変える場合に、一対の突起
付ベルトを用いた場合の欠点とは、落下の距離が長く勢
いよく落下し、弾んで姿勢が乱れる、衝撃で土抜けの原
因となるというものである。そして、一対の突起付ベル
トで落下の距離を短くすると、横送りベルトまたは苗選
別コンベア上の苗は突起付ベルトの弾性突起に跳ね飛ば
されて姿勢が乱れるものである。
【0010】前記第一の従来例による技術の、略水平方
向から略下方向に搬送方向を変える搬送装置は、苗供給
コンベアの搬送終端部と横送りベルトの搬送始端部を一
対の縦送りベルトにて連設し、苗供給コンベアの搬送終
端部上方にスポンジローラーを設けている。そして、苗
は苗供給コンベアの搬送終端部に移送され、スポンジロ
ーラーに押さえられつつ縦送りベルトの突起付ベルトに
接当して分離される。
向から略下方向に搬送方向を変える搬送装置は、苗供給
コンベアの搬送終端部と横送りベルトの搬送始端部を一
対の縦送りベルトにて連設し、苗供給コンベアの搬送終
端部上方にスポンジローラーを設けている。そして、苗
は苗供給コンベアの搬送終端部に移送され、スポンジロ
ーラーに押さえられつつ縦送りベルトの突起付ベルトに
接当して分離される。
【0011】つまり、スポンジローラーは列状に結合し
た苗列を個々の苗に分離するもので、個々の苗に分離さ
れた苗の搬送方向を変えるものではないため、スポンジ
ローラーを必要としている。
た苗列を個々の苗に分離するもので、個々の苗に分離さ
れた苗の搬送方向を変えるものではないため、スポンジ
ローラーを必要としている。
【0012】前記第二の従来例による技術の、略水平方
向から略下方向に搬送方向を変える搬送装置は、苗供給
コンベアが送出端部より先方を傾斜走行部とし、その傾
斜走行部の外方に傾斜走行部より短い傾斜コンベアを、
押え輪が苗供給コンベアの送出端部の真上に軸架し、方
向転換輪が傾斜コンベアの上端部と押え輪との間であっ
てかつ苗供給コンベアの送出端部の円弧に対向する位置
に軸架している。そして、苗供給コンベアにより密接列
状にして供給される土付苗は、その送出端部から傾斜走
行部への土付苗の移行が揺動することなくスムーズに行
なわれる。
向から略下方向に搬送方向を変える搬送装置は、苗供給
コンベアが送出端部より先方を傾斜走行部とし、その傾
斜走行部の外方に傾斜走行部より短い傾斜コンベアを、
押え輪が苗供給コンベアの送出端部の真上に軸架し、方
向転換輪が傾斜コンベアの上端部と押え輪との間であっ
てかつ苗供給コンベアの送出端部の円弧に対向する位置
に軸架している。そして、苗供給コンベアにより密接列
状にして供給される土付苗は、その送出端部から傾斜走
行部への土付苗の移行が揺動することなくスムーズに行
なわれる。
【0013】つまり、押え輪と方向転換輪は列状に結合
した苗列をそのまま傾斜走行部へ移行させるもので、個
々の苗に分離された苗の搬送方向を変えるものではない
ため、押え輪と方向転換輪を必要としている。
した苗列をそのまま傾斜走行部へ移行させるもので、個
々の苗に分離された苗の搬送方向を変えるものではない
ため、押え輪と方向転換輪を必要としている。
【0014】これら個々の苗に分離された苗を略水平方
向から略下方向に搬送方向を変える場合には、スポンジ
ローラーや押え輪と方向転換輪を必要としないで搬送方
向を変えることにより、余分な苗押え輪を省略できる。
向から略下方向に搬送方向を変える場合には、スポンジ
ローラーや押え輪と方向転換輪を必要としないで搬送方
向を変えることにより、余分な苗押え輪を省略できる。
【0015】本発明は、略下方向に搬送する一対の突起
付ベルトの搬送終端で落下の距離を短くしかつ姿勢の乱
れを防止し略水平方向に搬送方向を変える、略水平方向
に搬送する搬送終端上方の余分な苗押え輪を省略して、
略下方向に搬送方向を変える、苗の搬送装置を提供する
ことを目的とする。
付ベルトの搬送終端で落下の距離を短くしかつ姿勢の乱
れを防止し略水平方向に搬送方向を変える、略水平方向
に搬送する搬送終端上方の余分な苗押え輪を省略して、
略下方向に搬送方向を変える、苗の搬送装置を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による苗
の搬送装置は、個々の苗に分離された苗Pを連続的に搬
送しながら略下方向から略水平方向に搬送方向を変える
搬送装置において、互いに対向する一対の突起付ベルト
21を設け、一対の突起付ベルト21はその対向面間に苗P
を挟んでほぼ下方向に搬送し、一対の突起付ベルト21の
搬送終端下方に水平搬送ベルト25,26を設け、水平搬送
ベルト25,26はその上面に苗Pを載せてほぼ水平方向に
搬送し、一対の突起付ベルト21の搬送終端と水平搬送ベ
ルト25,26の搬送始端の間に回転する一対の弾性ローラ
ー22,23と第3の弾性ローラー24を設け、一対の弾性ロ
ーラー22,23は一対の突起付ベルト21の搬送終端下方に
互いに対向して設け、一対の弾性ローラー22,23はその
対向面間に苗Pを挟んでほぼ下方向に搬送し、第3の弾
性ローラー24は一対の弾性ローラー22,23の搬送終端下
方に設け、第3の弾性ローラー24は水平搬送ベルト25,
26の搬送始端側に位置する一対の弾性ローラー23の直下
より水平搬送ベルト25,26の搬送方向に位置し、一対の
弾性ローラー22,23と第3の弾性ローラー24は側面視で
その位置を交わし、第3の弾性ローラー24と水平搬送ベ
ルト25,26は側面視でその位置を交わすものである。
の搬送装置は、個々の苗に分離された苗Pを連続的に搬
送しながら略下方向から略水平方向に搬送方向を変える
搬送装置において、互いに対向する一対の突起付ベルト
21を設け、一対の突起付ベルト21はその対向面間に苗P
を挟んでほぼ下方向に搬送し、一対の突起付ベルト21の
搬送終端下方に水平搬送ベルト25,26を設け、水平搬送
ベルト25,26はその上面に苗Pを載せてほぼ水平方向に
搬送し、一対の突起付ベルト21の搬送終端と水平搬送ベ
ルト25,26の搬送始端の間に回転する一対の弾性ローラ
ー22,23と第3の弾性ローラー24を設け、一対の弾性ロ
ーラー22,23は一対の突起付ベルト21の搬送終端下方に
互いに対向して設け、一対の弾性ローラー22,23はその
対向面間に苗Pを挟んでほぼ下方向に搬送し、第3の弾
性ローラー24は一対の弾性ローラー22,23の搬送終端下
方に設け、第3の弾性ローラー24は水平搬送ベルト25,
26の搬送始端側に位置する一対の弾性ローラー23の直下
より水平搬送ベルト25,26の搬送方向に位置し、一対の
弾性ローラー22,23と第3の弾性ローラー24は側面視で
その位置を交わし、第3の弾性ローラー24と水平搬送ベ
ルト25,26は側面視でその位置を交わすものである。
【0017】請求項2の発明による苗の搬送装置は、個
々の苗に分離された苗Pを連続的に搬送しながら略水平
方向から略下方向に搬送方向を変える搬送装置におい
て、上面に苗Pを載せてほぼ水平方向から斜め下方向に
搬送する水平傾斜搬送ベルト26,27,28を設け、水平傾
斜搬送ベルト26,27,28の斜め下方向搬送部分29に対向
して突起付ベルト30を設け、突起付ベルト30と水平傾斜
搬送ベルト26,27,28の斜め下方向搬送部分29とでその
対向面間に苗Pを挟んでほぼ下方向に搬送し、突起付ベ
ルト30の搬送始端を水平傾斜搬送ベルト26,27,28の水
平方向搬送部分より上方とし、水平傾斜搬送ベルト26,
27,28の水平方向搬送部分の搬送終端上方には苗押え輪
を配しないものである。
々の苗に分離された苗Pを連続的に搬送しながら略水平
方向から略下方向に搬送方向を変える搬送装置におい
て、上面に苗Pを載せてほぼ水平方向から斜め下方向に
搬送する水平傾斜搬送ベルト26,27,28を設け、水平傾
斜搬送ベルト26,27,28の斜め下方向搬送部分29に対向
して突起付ベルト30を設け、突起付ベルト30と水平傾斜
搬送ベルト26,27,28の斜め下方向搬送部分29とでその
対向面間に苗Pを挟んでほぼ下方向に搬送し、突起付ベ
ルト30の搬送始端を水平傾斜搬送ベルト26,27,28の水
平方向搬送部分より上方とし、水平傾斜搬送ベルト26,
27,28の水平方向搬送部分の搬送終端上方には苗押え輪
を配しないものである。
【0018】
【発明の実施の形態】請求項1の発明では、一対の突起
付ベルト21の搬送終端と水平搬送ベルト25,26の搬送始
端の間に回転する一対の弾性ローラー22,23と第3の弾
性ローラー24を設け、一対の弾性ローラー22,23は一対
の突起付ベルト21の搬送終端下方に互いに対向して設
け、一対の弾性ローラー22,23はその対向面間に苗Pを
挟んでほぼ下方向に搬送するから、水平搬送ベルト25,
26上の苗Pと一対の突起付ベルト21の間に一対の弾性ロ
ーラー22,23が位置し、水平搬送ベルト25,26上の苗P
に一対の突起付ベルト21の弾性突起21aは接触しない。
また、一対の弾性ローラー22,23は苗Pをほぼ下方向に
搬送するもので、苗Pの搬送方向はほぼ変わらないの
で、一対の突起付ベルト21の搬送終端から一対の弾性ロ
ーラー22,23までの高さが低くでき、苗Pの落下距離が
短くなる。
付ベルト21の搬送終端と水平搬送ベルト25,26の搬送始
端の間に回転する一対の弾性ローラー22,23と第3の弾
性ローラー24を設け、一対の弾性ローラー22,23は一対
の突起付ベルト21の搬送終端下方に互いに対向して設
け、一対の弾性ローラー22,23はその対向面間に苗Pを
挟んでほぼ下方向に搬送するから、水平搬送ベルト25,
26上の苗Pと一対の突起付ベルト21の間に一対の弾性ロ
ーラー22,23が位置し、水平搬送ベルト25,26上の苗P
に一対の突起付ベルト21の弾性突起21aは接触しない。
また、一対の弾性ローラー22,23は苗Pをほぼ下方向に
搬送するもので、苗Pの搬送方向はほぼ変わらないの
で、一対の突起付ベルト21の搬送終端から一対の弾性ロ
ーラー22,23までの高さが低くでき、苗Pの落下距離が
短くなる。
【0019】また、第3の弾性ローラー24は一対の弾性
ローラー22,23の搬送終端下方に設け、第3の弾性ロー
ラー24は水平搬送ベルト25,26の搬送始端側に位置する
一対の弾性ローラー23の直下より水平搬送ベルト25,26
の搬送方向に位置するから、一対の弾性ローラー22,23
から繰り出された苗Pは第3の弾性ローラー24に接触
し、第3の弾性ローラー24により水平搬送ベルト25,26
の搬送方向に付勢される。
ローラー22,23の搬送終端下方に設け、第3の弾性ロー
ラー24は水平搬送ベルト25,26の搬送始端側に位置する
一対の弾性ローラー23の直下より水平搬送ベルト25,26
の搬送方向に位置するから、一対の弾性ローラー22,23
から繰り出された苗Pは第3の弾性ローラー24に接触
し、第3の弾性ローラー24により水平搬送ベルト25,26
の搬送方向に付勢される。
【0020】また、一対の弾性ローラー22,23と第3の
弾性ローラー24は側面視でその位置を交わし、第3の弾
性ローラー24と水平搬送ベルト25,26は側面視でその位
置を交わすから、一対の弾性ローラー22,23から水平搬
送ベルト25,26までの高さが低くでき、苗Pの落下距離
が短くなる。
弾性ローラー24は側面視でその位置を交わし、第3の弾
性ローラー24と水平搬送ベルト25,26は側面視でその位
置を交わすから、一対の弾性ローラー22,23から水平搬
送ベルト25,26までの高さが低くでき、苗Pの落下距離
が短くなる。
【0021】請求項2の発明では、突起付ベルト30の搬
送始端を水平傾斜搬送ベルト26,27,28の水平方向搬送
部分より上方とし、水平傾斜搬送ベルト26,27,28の水
平方向搬送部分の搬送終端上方には苗押え輪を配しない
から、水平傾斜搬送ベルト26,27,28の水平方向搬送部
分に載せられて搬送終端に搬送された苗Pは突起付ベル
ト30の水平傾斜搬送ベルト26,27,28の水平方向搬送部
分より上方の部分に接触し、ほぼ下方向に搬送方向が変
えられ、突起付ベルト30と水平傾斜搬送ベルト26,27,
28の斜め下方向搬送部分29とで挟んでほぼ下方向に搬送
する。
送始端を水平傾斜搬送ベルト26,27,28の水平方向搬送
部分より上方とし、水平傾斜搬送ベルト26,27,28の水
平方向搬送部分の搬送終端上方には苗押え輪を配しない
から、水平傾斜搬送ベルト26,27,28の水平方向搬送部
分に載せられて搬送終端に搬送された苗Pは突起付ベル
ト30の水平傾斜搬送ベルト26,27,28の水平方向搬送部
分より上方の部分に接触し、ほぼ下方向に搬送方向が変
えられ、突起付ベルト30と水平傾斜搬送ベルト26,27,
28の斜め下方向搬送部分29とで挟んでほぼ下方向に搬送
する。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0023】苗として移植栽培の苗Pを示しているが、
この苗Pには根部の露出した裸苗や根部が培土に覆われ
た土付苗が含まれる。
この苗Pには根部の露出した裸苗や根部が培土に覆われ
た土付苗が含まれる。
【0024】個々の苗に分離された苗Pとして、紙筒集
合育苗容器による根部が培土に覆われた紙筒苗を示して
いる。この紙筒集合育苗容器は、展開すると六角柱状の
上下が開口した多数の紙筒を、整然と糊で貼り合わせた
ものである。この紙筒中に培土を詰めて播種して育苗す
ると苗が生長して紙筒集合苗となり、移植時には適度の
連結強度を保って個々の苗Pに分離可能に整然と連結し
ている。
合育苗容器による根部が培土に覆われた紙筒苗を示して
いる。この紙筒集合育苗容器は、展開すると六角柱状の
上下が開口した多数の紙筒を、整然と糊で貼り合わせた
ものである。この紙筒中に培土を詰めて播種して育苗す
ると苗が生長して紙筒集合苗となり、移植時には適度の
連結強度を保って個々の苗Pに分離可能に整然と連結し
ている。
【0025】そして、分離された個々の紙筒集合育苗容
器による苗Pは培土が紙筒に包まれているが、勢いよく
落下して衝撃を与えると培土が抜けて根傷みを発生させ
たり、その抜けた土がベルトに付着したりして、その処
理のための取り扱いが困難である。
器による苗Pは培土が紙筒に包まれているが、勢いよく
落下して衝撃を与えると培土が抜けて根傷みを発生させ
たり、その抜けた土がベルトに付着したりして、その処
理のための取り扱いが困難である。
【0026】つぎに、個々の苗に分離された苗Pを連続
的に搬送しながらその方向を変える苗の搬送装置を装備
した、四条を一度に本圃に移植する四畦用の移植機につ
いて説明する。
的に搬送しながらその方向を変える苗の搬送装置を装備
した、四条を一度に本圃に移植する四畦用の移植機につ
いて説明する。
【0027】図1において、1は機枠であり、機枠1は
平面視が略長方形の枠体を成していて、図示しないトラ
クターに取り付けられて牽引され進行する。そして、機
枠1の上方には上部枠2を設け、上部枠2の上方左右お
よび中央には苗載台3を設け、機枠1の下方左右には一
対の接地輪4を設け、接地輪4は圃面に接地していて機
枠1の進行により回転して装置の動力を供給する。
平面視が略長方形の枠体を成していて、図示しないトラ
クターに取り付けられて牽引され進行する。そして、機
枠1の上方には上部枠2を設け、上部枠2の上方左右お
よび中央には苗載台3を設け、機枠1の下方左右には一
対の接地輪4を設け、接地輪4は圃面に接地していて機
枠1の進行により回転して装置の動力を供給する。
【0028】苗載台3の下方の上部枠2に四組の苗分離
装置10を設け、苗分離装置10は供給された紙筒集合苗を
自動的に個々の苗Pに分離して離間し、機枠1上に左右
に長い苗選別整列装置枠5を設け、苗選別整列装置枠5
上に四組の苗選別整列装置20を設ける。苗選別整列装置
20は、分離され離間した苗Pから苗選別装置31により葉
の生えていない不良苗を除去し、苗整列装置32により間
隔の不揃いになった苗P列を一旦密着整列させた後、所
定間隔毎に苗Pを植付装置40に受け渡す。
装置10を設け、苗分離装置10は供給された紙筒集合苗を
自動的に個々の苗Pに分離して離間し、機枠1上に左右
に長い苗選別整列装置枠5を設け、苗選別整列装置枠5
上に四組の苗選別整列装置20を設ける。苗選別整列装置
20は、分離され離間した苗Pから苗選別装置31により葉
の生えていない不良苗を除去し、苗整列装置32により間
隔の不揃いになった苗P列を一旦密着整列させた後、所
定間隔毎に苗Pを植付装置40に受け渡す。
【0029】苗選別整列装置20と圃面の間に四組の植付
装置40を設け、植付装置40は一対の弾性円盤によるもの
で、苗選別整列装置20から横向き状態で受け渡された苗
Pを立垂状態として四条を一度に圃場に植え付ける。
装置40を設け、植付装置40は一対の弾性円盤によるもの
で、苗選別整列装置20から横向き状態で受け渡された苗
Pを立垂状態として四条を一度に圃場に植え付ける。
【0030】つぎに、個々の苗に分離された苗Pを連続
的に搬送しながら略下方向から略水平方向に搬送方向を
変える搬送装置について説明する。
的に搬送しながら略下方向から略水平方向に搬送方向を
変える搬送装置について説明する。
【0031】苗分離装置10と苗選別整列装置20の間に一
対の突起付ベルト21を略垂直方向に設け、一対の突起付
ベルト21は苗分離装置10によりほぼ立垂状態で分離され
離間した苗Pを、ほぼ垂直面内で横向き状態に連続的に
転向させ、横向き状態でほぼ下方向に搬送し、その搬送
終端で苗選別整列装置20に受け渡す。
対の突起付ベルト21を略垂直方向に設け、一対の突起付
ベルト21は苗分離装置10によりほぼ立垂状態で分離され
離間した苗Pを、ほぼ垂直面内で横向き状態に連続的に
転向させ、横向き状態でほぼ下方向に搬送し、その搬送
終端で苗選別整列装置20に受け渡す。
【0032】一対の突起付ベルト21は苗分離装置10の傾
斜に沿って設けられ、その傾斜角度は実施例では垂直方
向から7.5度となっているが、一対の突起付ベルト21
についてはその説明の都合上、その傾斜角度は無視して
説明する。一対の突起付ベルト21は互いに対向し、その
対向面は搬送終端では互いに下方向に同一周速で回行
し、その対向面間に苗Pを挟んで搬送終端では下方向に
搬送する。
斜に沿って設けられ、その傾斜角度は実施例では垂直方
向から7.5度となっているが、一対の突起付ベルト21
についてはその説明の都合上、その傾斜角度は無視して
説明する。一対の突起付ベルト21は互いに対向し、その
対向面は搬送終端では互いに下方向に同一周速で回行
し、その対向面間に苗Pを挟んで搬送終端では下方向に
搬送する。
【0033】一対の突起付ベルト21は柔らかいゴムから
成り、一対の突起付ベルト21には表面の幅方向の両端部
に苗Pの紙筒直径より狭い等間隔に配列された翼片状の
多数の弾性突起21aを設け、一対の突起付ベルト21はそ
の対向面間の弾性突起21aにより苗Pの紙筒中間部の上
下を挟んで搬送する。
成り、一対の突起付ベルト21には表面の幅方向の両端部
に苗Pの紙筒直径より狭い等間隔に配列された翼片状の
多数の弾性突起21aを設け、一対の突起付ベルト21はそ
の対向面間の弾性突起21aにより苗Pの紙筒中間部の上
下を挟んで搬送する。
【0034】一対の突起付ベルト21の搬送終端下方に略
水平方向に水平搬送ベルト25および水平搬送ベルトとし
ての水平傾斜搬送ベルト26を設け、水平搬送ベルト25,
26は同一周速で回行し、その上面に苗Pを載せてほぼ水
平方向に搬送する。水平搬送ベルト25は苗Pの紙筒上部
を支持し、水平傾斜搬送ベルト26は苗Pの紙筒下部を支
持し、水平搬送ベルト25は苗選別装置31までの長さでそ
の先は欠落した選別空間となっていて、選別空間に対応
して苗選別装置31のベルトが苗Pの葉身を挟持して搬送
することにより、葉身の無いあるいは短い不良苗を落下
させて除去する。
水平方向に水平搬送ベルト25および水平搬送ベルトとし
ての水平傾斜搬送ベルト26を設け、水平搬送ベルト25,
26は同一周速で回行し、その上面に苗Pを載せてほぼ水
平方向に搬送する。水平搬送ベルト25は苗Pの紙筒上部
を支持し、水平傾斜搬送ベルト26は苗Pの紙筒下部を支
持し、水平搬送ベルト25は苗選別装置31までの長さでそ
の先は欠落した選別空間となっていて、選別空間に対応
して苗選別装置31のベルトが苗Pの葉身を挟持して搬送
することにより、葉身の無いあるいは短い不良苗を落下
させて除去する。
【0035】一対の突起付ベルト21の搬送終端と水平搬
送ベルト25,26の搬送始端の間に回転するスポンジ状の
一対の弾性ローラー22,23と第3の弾性ローラー24を設
ける。
送ベルト25,26の搬送始端の間に回転するスポンジ状の
一対の弾性ローラー22,23と第3の弾性ローラー24を設
ける。
【0036】一対の弾性ローラー22,23は一対の突起付
ベルト21の搬送終端下方に互いに対向して設け、その対
向面は苗Pの紙筒直径より狭く互いに下方向に同一周速
で回転し、一対の弾性ローラー22,23はその対向面間に
苗Pを挟んでほぼ下方向に搬送する。一対の弾性ローラ
ー22,23は各々二個設けられ苗Pの紙筒上部と下部を支
持し、その苗Pに接する位置は一対の突起付ベルト21の
弾性突起21aとほぼ一致し、背面視で弾性突起21aの先端
の回動円弧と一対の弾性ローラー22,23の外周はほぼ接
する程度に接近させる。
ベルト21の搬送終端下方に互いに対向して設け、その対
向面は苗Pの紙筒直径より狭く互いに下方向に同一周速
で回転し、一対の弾性ローラー22,23はその対向面間に
苗Pを挟んでほぼ下方向に搬送する。一対の弾性ローラ
ー22,23は各々二個設けられ苗Pの紙筒上部と下部を支
持し、その苗Pに接する位置は一対の突起付ベルト21の
弾性突起21aとほぼ一致し、背面視で弾性突起21aの先端
の回動円弧と一対の弾性ローラー22,23の外周はほぼ接
する程度に接近させる。
【0037】第3の弾性ローラー24は一対の弾性ローラ
ー22,23の搬送終端下方に設け、弾性ローラー22と第3
の弾性ローラー24の対向面は苗Pの紙筒直径より広くす
る。第3の弾性ローラー24は背面視で水平搬送ベルト2
5,26の搬送始端側に位置する弾性ローラー23の直下よ
り水平搬送ベルト25,26の搬送方向に位置し、弾性ロー
ラー23と同一方向に同一周速で回転し、苗Pの紙筒中間
部を支持する。
ー22,23の搬送終端下方に設け、弾性ローラー22と第3
の弾性ローラー24の対向面は苗Pの紙筒直径より広くす
る。第3の弾性ローラー24は背面視で水平搬送ベルト2
5,26の搬送始端側に位置する弾性ローラー23の直下よ
り水平搬送ベルト25,26の搬送方向に位置し、弾性ロー
ラー23と同一方向に同一周速で回転し、苗Pの紙筒中間
部を支持する。
【0038】一対の弾性ローラー22,23と第3の弾性ロ
ーラー24は側面視でその位置を交わし、つまり一対の弾
性ローラー22,23は苗Pの紙筒上部と下部を支持し第3
の弾性ローラー24は苗Pの紙筒中間部を支持することに
より、背面視で弾性ローラー23と第3の弾性ローラー24
は重なり合っている。
ーラー24は側面視でその位置を交わし、つまり一対の弾
性ローラー22,23は苗Pの紙筒上部と下部を支持し第3
の弾性ローラー24は苗Pの紙筒中間部を支持することに
より、背面視で弾性ローラー23と第3の弾性ローラー24
は重なり合っている。
【0039】第3の弾性ローラー24と水平搬送ベルト2
5,26は側面視でその位置を交わし、つまり第3の弾性
ローラー24は苗Pの紙筒中間部を支持し水平搬送ベルト
25,26は紙筒上部と下部を支持することにより、背面視
で第3の弾性ローラー24と水平搬送ベルト25,26は重な
り合っている。
5,26は側面視でその位置を交わし、つまり第3の弾性
ローラー24は苗Pの紙筒中間部を支持し水平搬送ベルト
25,26は紙筒上部と下部を支持することにより、背面視
で第3の弾性ローラー24と水平搬送ベルト25,26は重な
り合っている。
【0040】つぎに、個々の苗に分離された苗Pを連続
的に搬送しながら略水平方向から略下方向に搬送方向を
変える搬送装置について説明する。
的に搬送しながら略水平方向から略下方向に搬送方向を
変える搬送装置について説明する。
【0041】前記水平傾斜搬送ベルト26は上面に苗Pを
載せてほぼ水平方向から斜め下方向に搬送し、前記水平
搬送ベルト25の延長線上には選別空間を挟んで水平傾斜
搬送ベルト28を、水平傾斜搬送ベルト26と水平傾斜搬送
ベルト28の間に水平傾斜搬送ベルト27を設け、水平傾斜
搬送ベルト27,28も上面に苗Pを載せてほぼ水平方向か
ら斜め下方向に搬送する。水平傾斜搬送ベルト26は苗P
の紙筒下部を支持し、水平傾斜搬送ベルト27は苗Pの紙
筒中間部を支持し、水平傾斜搬送ベルト28は苗Pの紙筒
上部を支持する。
載せてほぼ水平方向から斜め下方向に搬送し、前記水平
搬送ベルト25の延長線上には選別空間を挟んで水平傾斜
搬送ベルト28を、水平傾斜搬送ベルト26と水平傾斜搬送
ベルト28の間に水平傾斜搬送ベルト27を設け、水平傾斜
搬送ベルト27,28も上面に苗Pを載せてほぼ水平方向か
ら斜め下方向に搬送する。水平傾斜搬送ベルト26は苗P
の紙筒下部を支持し、水平傾斜搬送ベルト27は苗Pの紙
筒中間部を支持し、水平傾斜搬送ベルト28は苗Pの紙筒
上部を支持する。
【0042】これら水平傾斜搬送ベルト26,27,28の水
平方向搬送部分の搬送終端は同一とし、その先の斜め下
方向に搬送する部分は同一面に形成され、これを斜め下
方向搬送部分29とする。
平方向搬送部分の搬送終端は同一とし、その先の斜め下
方向に搬送する部分は同一面に形成され、これを斜め下
方向搬送部分29とする。
【0043】水平傾斜搬送ベルト26,27,28の斜め下方
向搬送部分29に対向して突起付ベルト30を設け、その対
向面は互いに下方向に同一周速で回行し、突起付ベルト
30と水平傾斜搬送ベルト26,27,28の斜め下方向搬送部
分29とでその対向面間に苗Pを挟んでほぼ下方向に搬送
する。
向搬送部分29に対向して突起付ベルト30を設け、その対
向面は互いに下方向に同一周速で回行し、突起付ベルト
30と水平傾斜搬送ベルト26,27,28の斜め下方向搬送部
分29とでその対向面間に苗Pを挟んでほぼ下方向に搬送
する。
【0044】突起付ベルト30は柔らかいゴムから成り、
突起付ベルト30には表面の幅方向の両端部に苗Pの紙筒
直径より狭い等間隔に配列された翼片状の多数の弾性突
起30aを設け、突起付ベルト30は下方向搬送部分29との
対向面間の弾性突起30aにより苗Pの紙筒中間部の上下
を挟んで搬送する。
突起付ベルト30には表面の幅方向の両端部に苗Pの紙筒
直径より狭い等間隔に配列された翼片状の多数の弾性突
起30aを設け、突起付ベルト30は下方向搬送部分29との
対向面間の弾性突起30aにより苗Pの紙筒中間部の上下
を挟んで搬送する。
【0045】突起付ベルト30の上部側である搬送始端
を、水平傾斜搬送ベルト26,27,28の水平方向搬送部分
より上方に突出させる。そして、水平傾斜搬送ベルト2
6,27,28の水平方向搬送部分に載せられて搬送終端に
搬送された苗Pが、突起付ベルト30の上方に突出した部
分に接触する位置とする。
を、水平傾斜搬送ベルト26,27,28の水平方向搬送部分
より上方に突出させる。そして、水平傾斜搬送ベルト2
6,27,28の水平方向搬送部分に載せられて搬送終端に
搬送された苗Pが、突起付ベルト30の上方に突出した部
分に接触する位置とする。
【0046】なお、水平傾斜搬送ベルト26,27,28の水
平方向搬送部分の搬送終端上方には、その間で苗Pを押
さえる苗押え輪などを配しない。
平方向搬送部分の搬送終端上方には、その間で苗Pを押
さえる苗押え輪などを配しない。
【0047】つぎに、苗の搬送装置の作動をその効果と
ともに説明する。
ともに説明する。
【0048】移植機に供給された紙筒集合苗は、苗分離
装置10により個々の苗に分離され離間した苗Pとなり、
一対の突起付ベルト21に挟まれて横向き状態でほぼ下方
向に搬送される。
装置10により個々の苗に分離され離間した苗Pとなり、
一対の突起付ベルト21に挟まれて横向き状態でほぼ下方
向に搬送される。
【0049】一対の突起付ベルト21の搬送終端に達した
苗Pは、一対の弾性ローラー22,23の上に落下し受け渡
される。
苗Pは、一対の弾性ローラー22,23の上に落下し受け渡
される。
【0050】このとき、一対の弾性ローラー22,23は一
対の突起付ベルト21の搬送終端下方に互いに対向して設
け、一対の弾性ローラー22,23はその対向面間に苗Pを
挟んでほぼ下方向に搬送し、一対の弾性ローラー22,23
は苗Pをほぼ下方向に搬送するもので、苗Pの搬送方向
はほぼ変わらないので、一対の突起付ベルト21の搬送終
端から一対の弾性ローラー22,23までの高さが低くでき
るから、苗Pの落下距離が短くなり、苗Pが弾んで姿勢
が乱れたり、落下の衝撃で苗Pが傷んだりすることがな
い。
対の突起付ベルト21の搬送終端下方に互いに対向して設
け、一対の弾性ローラー22,23はその対向面間に苗Pを
挟んでほぼ下方向に搬送し、一対の弾性ローラー22,23
は苗Pをほぼ下方向に搬送するもので、苗Pの搬送方向
はほぼ変わらないので、一対の突起付ベルト21の搬送終
端から一対の弾性ローラー22,23までの高さが低くでき
るから、苗Pの落下距離が短くなり、苗Pが弾んで姿勢
が乱れたり、落下の衝撃で苗Pが傷んだりすることがな
い。
【0051】一対の弾性ローラー22,23に受け渡された
苗Pは、一対の弾性ローラー22,23に挟まれてほぼ下方
向に搬送され、第3の弾性ローラー24の上に落下し受け
渡される。
苗Pは、一対の弾性ローラー22,23に挟まれてほぼ下方
向に搬送され、第3の弾性ローラー24の上に落下し受け
渡される。
【0052】第3の弾性ローラー24の上に落下した苗P
は、弾性ローラー22に拘束されることなく、落下方向を
ほぼ下方向からほぼ水平方向に変えて水平搬送ベルト2
5,26の搬送始端側の上に落下し受け渡される。
は、弾性ローラー22に拘束されることなく、落下方向を
ほぼ下方向からほぼ水平方向に変えて水平搬送ベルト2
5,26の搬送始端側の上に落下し受け渡される。
【0053】このとき、第3の弾性ローラー24は一対の
弾性ローラー22,23の搬送終端下方に設け、第3の弾性
ローラー24は水平搬送ベルト25,26の搬送始端側に位置
する一対の弾性ローラー23の直下より水平搬送ベルト2
5,26の搬送方向に位置し、一対の弾性ローラー22,23
から繰り出された苗Pは第3の弾性ローラー24に接触
し、第3の弾性ローラー24により水平搬送ベルト25,26
の搬送方向に付勢されるから、ほぼ下方向への落下が軽
減され、苗Pが弾んで姿勢が乱れたり、落下の衝撃で苗
Pが傷んだりすることがない。
弾性ローラー22,23の搬送終端下方に設け、第3の弾性
ローラー24は水平搬送ベルト25,26の搬送始端側に位置
する一対の弾性ローラー23の直下より水平搬送ベルト2
5,26の搬送方向に位置し、一対の弾性ローラー22,23
から繰り出された苗Pは第3の弾性ローラー24に接触
し、第3の弾性ローラー24により水平搬送ベルト25,26
の搬送方向に付勢されるから、ほぼ下方向への落下が軽
減され、苗Pが弾んで姿勢が乱れたり、落下の衝撃で苗
Pが傷んだりすることがない。
【0054】また、一対の弾性ローラー22,23と第3の
弾性ローラー24は側面視でその位置を交わし、第3の弾
性ローラー24と水平搬送ベルト25,26は側面視でその位
置を交わし、一対の弾性ローラー22,23から水平搬送ベ
ルト25,26までの高さが低くできるから、苗Pの落下距
離が短くなり、苗Pが弾んで姿勢が乱れたり、落下の衝
撃で苗Pが傷んだりすることがない。
弾性ローラー24は側面視でその位置を交わし、第3の弾
性ローラー24と水平搬送ベルト25,26は側面視でその位
置を交わし、一対の弾性ローラー22,23から水平搬送ベ
ルト25,26までの高さが低くできるから、苗Pの落下距
離が短くなり、苗Pが弾んで姿勢が乱れたり、落下の衝
撃で苗Pが傷んだりすることがない。
【0055】水平搬送ベルト25,26の搬送始端側に受け
渡された苗Pは、そのままほぼ水平方向に搬送され、水
平傾斜搬送ベルト26に苗Pの紙筒下部を支持されたまま
苗選別装置31により不良苗を除去される。
渡された苗Pは、そのままほぼ水平方向に搬送され、水
平傾斜搬送ベルト26に苗Pの紙筒下部を支持されたまま
苗選別装置31により不良苗を除去される。
【0056】このとき、一対の突起付ベルト21の搬送終
端と水平搬送ベルト25,26の搬送始端の間に回転する一
対の弾性ローラー22,23を設け、一対の弾性ローラー2
2,23は一対の突起付ベルト21の搬送終端下方に互いに
対向して設け、水平搬送ベルト25,26上の苗Pと一対の
突起付ベルト21の間に一対の弾性ローラー22,23が位置
し、水平搬送ベルト25,26上の苗Pに一対の突起付ベル
ト21の弾性突起21aは接触しないから、水平搬送ベルト2
5,26上の苗Pが一対の突起付ベルト21の弾性突起21aに
跳ね飛ばされて姿勢が乱れることがない。
端と水平搬送ベルト25,26の搬送始端の間に回転する一
対の弾性ローラー22,23を設け、一対の弾性ローラー2
2,23は一対の突起付ベルト21の搬送終端下方に互いに
対向して設け、水平搬送ベルト25,26上の苗Pと一対の
突起付ベルト21の間に一対の弾性ローラー22,23が位置
し、水平搬送ベルト25,26上の苗Pに一対の突起付ベル
ト21の弾性突起21aは接触しないから、水平搬送ベルト2
5,26上の苗Pが一対の突起付ベルト21の弾性突起21aに
跳ね飛ばされて姿勢が乱れることがない。
【0057】苗選別装置31により不良苗を除去され良苗
のみの間隔が不揃いになり離間した苗Pは、引き続き水
平傾斜搬送ベルト26に苗Pの紙筒下部を支持され、水平
傾斜搬送ベルト27,28に苗Pの紙筒中間部と上部を受け
渡される。
のみの間隔が不揃いになり離間した苗Pは、引き続き水
平傾斜搬送ベルト26に苗Pの紙筒下部を支持され、水平
傾斜搬送ベルト27,28に苗Pの紙筒中間部と上部を受け
渡される。
【0058】水平傾斜搬送ベルト26,27,28の水平方向
搬送部分の搬送終端に達した苗Pは、突起付ベルト30に
よりほぼ下方向に搬送方向が変えられ、突起付ベルト30
と水平傾斜搬送ベルト26,27,28の斜め下方向搬送部分
29とに挟まれてほぼ下方向に搬送される。
搬送部分の搬送終端に達した苗Pは、突起付ベルト30に
よりほぼ下方向に搬送方向が変えられ、突起付ベルト30
と水平傾斜搬送ベルト26,27,28の斜め下方向搬送部分
29とに挟まれてほぼ下方向に搬送される。
【0059】このとき、突起付ベルト30の搬送始端を水
平傾斜搬送ベルト26,27,28の水平方向搬送部分より上
方とし、水平傾斜搬送ベルト26,27,28の水平方向搬送
部分の搬送終端上方には苗押え輪を配しないので、水平
傾斜搬送ベルト26,27,28の水平方向搬送部分に載せら
れて搬送終端に搬送された苗Pは突起付ベルト30の水平
傾斜搬送ベルト26,27,28の水平方向搬送部分より上方
の部分に接触し、ほぼ下方向に搬送方向が変えられ、突
起付ベルト30と水平傾斜搬送ベルト26,27,28の斜め下
方向搬送部分29とで挟んでほぼ下方向に搬送するから、
余分な苗押え輪を省略してコストが削減される。
平傾斜搬送ベルト26,27,28の水平方向搬送部分より上
方とし、水平傾斜搬送ベルト26,27,28の水平方向搬送
部分の搬送終端上方には苗押え輪を配しないので、水平
傾斜搬送ベルト26,27,28の水平方向搬送部分に載せら
れて搬送終端に搬送された苗Pは突起付ベルト30の水平
傾斜搬送ベルト26,27,28の水平方向搬送部分より上方
の部分に接触し、ほぼ下方向に搬送方向が変えられ、突
起付ベルト30と水平傾斜搬送ベルト26,27,28の斜め下
方向搬送部分29とで挟んでほぼ下方向に搬送するから、
余分な苗押え輪を省略してコストが削減される。
【0060】突起付ベルト30と水平傾斜搬送ベルト26,
27,28の斜め下方向搬送部分29の搬送終端に達した苗P
は、苗整列装置32の上に落下し受け渡される。
27,28の斜め下方向搬送部分29の搬送終端に達した苗P
は、苗整列装置32の上に落下し受け渡される。
【0061】苗整列装置32に受け渡された苗Pは、密着
整列された後、所定間隔毎に植付装置40に受け渡され圃
場に植え付けられる。
整列された後、所定間隔毎に植付装置40に受け渡され圃
場に植え付けられる。
【0062】以上の実施例では、苗Pとして紙筒集合育
苗容器による紙筒集合苗のものを示したが、育苗培地そ
のものが育苗容器を形成している無機物繊維や高分子化
合物によるものでも、育苗容器から取り出された個々の
苗でも、個々の苗に分離されているものであれば良い。
苗容器による紙筒集合苗のものを示したが、育苗培地そ
のものが育苗容器を形成している無機物繊維や高分子化
合物によるものでも、育苗容器から取り出された個々の
苗でも、個々の苗に分離されているものであれば良い。
【0063】また、一対の突起付ベルト21として翼片状
の多数の弾性突起21aを設けた例を示したが、一対の突
起付ベルト21の突起は円錐形やブラシ状としても良い。
の多数の弾性突起21aを設けた例を示したが、一対の突
起付ベルト21の突起は円錐形やブラシ状としても良い。
【0064】また、第3の弾性ローラー24が一対の弾性
ローラー22,23や水平搬送ベルト25,26の内側で側面視
のその位置を交わす例を示したが、第3の弾性ローラー
24が外側でその位置を交わすようにしても良い。
ローラー22,23や水平搬送ベルト25,26の内側で側面視
のその位置を交わす例を示したが、第3の弾性ローラー
24が外側でその位置を交わすようにしても良い。
【0065】また、突起付ベルト30として翼片状の多数
の弾性突起30aを設けた例を示したが、突起付ベルト30
の突起は円錐形やブラシ状としても良い。
の弾性突起30aを設けた例を示したが、突起付ベルト30
の突起は円錐形やブラシ状としても良い。
【0066】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、一対の突起付
ベルトの搬送終端と水平搬送ベルトの搬送始端の間に回
転する一対の弾性ローラーを設け、一対の弾性ローラー
は一対の突起付ベルトの搬送終端下方に互いに対向して
設け、水平搬送ベルト上の苗と一対の突起付ベルトの間
に一対の弾性ローラーが位置し、水平搬送ベルト上の苗
に一対の突起付ベルトの弾性突起は接触しないから、水
平搬送ベルト上の苗が一対の突起付ベルトの弾性突起に
跳ね飛ばされて姿勢が乱れることがない。
ベルトの搬送終端と水平搬送ベルトの搬送始端の間に回
転する一対の弾性ローラーを設け、一対の弾性ローラー
は一対の突起付ベルトの搬送終端下方に互いに対向して
設け、水平搬送ベルト上の苗と一対の突起付ベルトの間
に一対の弾性ローラーが位置し、水平搬送ベルト上の苗
に一対の突起付ベルトの弾性突起は接触しないから、水
平搬送ベルト上の苗が一対の突起付ベルトの弾性突起に
跳ね飛ばされて姿勢が乱れることがない。
【0067】また、一対の弾性ローラーは一対の突起付
ベルトの搬送終端下方に互いに対向して設け、一対の弾
性ローラーはその対向面間に苗を挟んでほぼ下方向に搬
送し、一対の弾性ローラーは苗をほぼ下方向に搬送する
もので、苗の搬送方向はほぼ変わらないので、一対の突
起付ベルトの搬送終端から一対の弾性ローラーまでの高
さが低くできるから、苗の落下距離が短くなり、苗が弾
んで姿勢が乱れたり、落下の衝撃で苗が傷んだりするこ
とがない。
ベルトの搬送終端下方に互いに対向して設け、一対の弾
性ローラーはその対向面間に苗を挟んでほぼ下方向に搬
送し、一対の弾性ローラーは苗をほぼ下方向に搬送する
もので、苗の搬送方向はほぼ変わらないので、一対の突
起付ベルトの搬送終端から一対の弾性ローラーまでの高
さが低くできるから、苗の落下距離が短くなり、苗が弾
んで姿勢が乱れたり、落下の衝撃で苗が傷んだりするこ
とがない。
【0068】また、第3の弾性ローラーは一対の弾性ロ
ーラーの搬送終端下方に設け、第3の弾性ローラーは水
平搬送ベルトの搬送始端側に位置する一対の弾性ローラ
ーの直下より水平搬送ベルトの搬送方向に位置し、一対
の弾性ローラーから繰り出された苗は第3の弾性ローラ
ーに接触し、第3の弾性ローラーにより水平搬送ベルト
の搬送方向に付勢されるから、ほぼ下方向への落下が軽
減され、苗が弾んで姿勢が乱れたり、落下の衝撃で苗が
傷んだりすることがない。
ーラーの搬送終端下方に設け、第3の弾性ローラーは水
平搬送ベルトの搬送始端側に位置する一対の弾性ローラ
ーの直下より水平搬送ベルトの搬送方向に位置し、一対
の弾性ローラーから繰り出された苗は第3の弾性ローラ
ーに接触し、第3の弾性ローラーにより水平搬送ベルト
の搬送方向に付勢されるから、ほぼ下方向への落下が軽
減され、苗が弾んで姿勢が乱れたり、落下の衝撃で苗が
傷んだりすることがない。
【0069】また、一対の弾性ローラーと第3の弾性ロ
ーラーは側面視でその位置を交わし、第3の弾性ローラ
ーと水平搬送ベルトは側面視でその位置を交わし、一対
の弾性ローラーから水平搬送ベルトまでの高さが低くで
きるから、苗の落下距離が短くなり、苗が弾んで姿勢が
乱れたり、落下の衝撃で苗が傷んだりすることがない。
ーラーは側面視でその位置を交わし、第3の弾性ローラ
ーと水平搬送ベルトは側面視でその位置を交わし、一対
の弾性ローラーから水平搬送ベルトまでの高さが低くで
きるから、苗の落下距離が短くなり、苗が弾んで姿勢が
乱れたり、落下の衝撃で苗が傷んだりすることがない。
【0070】請求項2の発明によれば、突起付ベルトの
搬送始端を水平傾斜搬送ベルトの水平方向搬送部分より
上方とし、水平傾斜搬送ベルトの水平方向搬送部分の搬
送終端上方には苗押え輪を配しないので、水平傾斜搬送
ベルトの水平方向搬送部分に載せられて搬送終端に搬送
された苗は突起付ベルトの水平傾斜搬送ベルトの水平方
向搬送部分より上方の部分に接触し、ほぼ下方向に搬送
方向が変えられ、突起付ベルトと水平傾斜搬送ベルトの
斜め下方向搬送部分とで挟んでほぼ下方向に搬送するか
ら、余分な苗押え輪を省略してコストが削減される。
搬送始端を水平傾斜搬送ベルトの水平方向搬送部分より
上方とし、水平傾斜搬送ベルトの水平方向搬送部分の搬
送終端上方には苗押え輪を配しないので、水平傾斜搬送
ベルトの水平方向搬送部分に載せられて搬送終端に搬送
された苗は突起付ベルトの水平傾斜搬送ベルトの水平方
向搬送部分より上方の部分に接触し、ほぼ下方向に搬送
方向が変えられ、突起付ベルトと水平傾斜搬送ベルトの
斜め下方向搬送部分とで挟んでほぼ下方向に搬送するか
ら、余分な苗押え輪を省略してコストが削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗の搬送装置を装備した移植機の一実施例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】その側面図である。
【図3】その要部を示す背面図である。
【図4】図3の部分拡大図である。
【図5】図4の一部を切り欠いた部分拡大図である。
【図6】図5の部分拡大図である。
【図7】図5の部分拡大図である。
【図8】図6の側面図である。
【図9】図7の平面図である。
21 一対の突起付ベルト 22,23 一対の弾性ローラー 24 第3の弾性ローラー 25 水平搬送ベルト 26 水平搬送ベルトまたは水平傾斜搬送ベルト 27,28 水平傾斜搬送ベルト 29 斜め下方向搬送部分 30 突起付ベルト P 苗
Claims (2)
- 【請求項1】 個々の苗に分離された苗を連続的に搬送
しながら略下方向から略水平方向に搬送方向を変える搬
送装置において、互いに対向する一対の突起付ベルトを
設け、一対の突起付ベルトはその対向面間に苗を挟んで
ほぼ下方向に搬送し、一対の突起付ベルトの搬送終端下
方に水平搬送ベルトを設け、水平搬送ベルトはその上面
に苗を載せてほぼ水平方向に搬送し、一対の突起付ベル
トの搬送終端と水平搬送ベルトの搬送始端の間に回転す
る一対の弾性ローラーと第3の弾性ローラーを設け、一
対の弾性ローラーは一対の突起付ベルトの搬送終端下方
に互いに対向して設け、一対の弾性ローラーはその対向
面間に苗を挟んでほぼ下方向に搬送し、第3の弾性ロー
ラーは一対の弾性ローラーの搬送終端下方に設け、第3
の弾性ローラーは水平搬送ベルトの搬送始端側に位置す
る一対の弾性ローラーの直下より水平搬送ベルトの搬送
方向に位置し、一対の弾性ローラーと第3の弾性ローラ
ーは側面視でその位置を交わし、第3の弾性ローラーと
水平搬送ベルトは側面視でその位置を交わす苗の搬送装
置。 - 【請求項2】 個々の苗に分離された苗を連続的に搬送
しながら略水平方向から略下方向に搬送方向を変える搬
送装置において、上面に苗を載せてほぼ水平方向から斜
め下方向に搬送する水平傾斜搬送ベルトを設け、水平傾
斜搬送ベルトの斜め下方向搬送部分に対向して突起付ベ
ルトを設け、突起付ベルトと水平傾斜搬送ベルトの斜め
下方向搬送部分とでその対向面間に苗を挟んでほぼ下方
向に搬送し、突起付ベルトの搬送始端を水平傾斜搬送ベ
ルトの水平方向搬送部分より上方とし、水平傾斜搬送ベ
ルトの水平方向搬送部分の搬送終端上方には苗押え輪を
配しない苗の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11209451A JP2001028910A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 苗の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11209451A JP2001028910A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 苗の搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001028910A true JP2001028910A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16573098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11209451A Pending JP2001028910A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 苗の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001028910A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009215024A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Toshiba Elevator Co Ltd | テールコードレス・エレベータシステム |
CN105940835A (zh) * | 2016-06-01 | 2016-09-21 | 青岛农业大学 | 一种大葱移栽机 |
CN112703165A (zh) * | 2018-09-28 | 2021-04-23 | 因温特奥股份公司 | 用于mrl电梯的控制系统组件 |
-
1999
- 1999-07-23 JP JP11209451A patent/JP2001028910A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009215024A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Toshiba Elevator Co Ltd | テールコードレス・エレベータシステム |
CN105940835A (zh) * | 2016-06-01 | 2016-09-21 | 青岛农业大学 | 一种大葱移栽机 |
CN105940835B (zh) * | 2016-06-01 | 2017-09-12 | 青岛农业大学 | 一种大葱移栽机 |
CN112703165A (zh) * | 2018-09-28 | 2021-04-23 | 因温特奥股份公司 | 用于mrl电梯的控制系统组件 |
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