JP2001028753A - 動画像符号化装置及びその方法 - Google Patents
動画像符号化装置及びその方法Info
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Abstract
ットレート符号化を行う際に好適な符号量制御装置に関
する。 【解決手段】 動画像の符号化を行う動画像符号化装置
において、前記動画像の発生符号量を検出する手段23
と、前記動画像の平均量子化スケールを検出する手段2
2と、前記動画像及び前記動き補償予測手段によって生
成される動き補償予測画像のうち少なくとも前記動画像
の符号化画像特性を検出する手段25と、前記発生符号
量、平均量子化スケールから、次に符号化する画像の第
1の割当符号量を算出する第1の符号量制御手段51
と、前記第1の割当符号量に制限を加える第2の割当符
号量を算出する第2の符号量制御手段52と、前記第1
及び第2の割当符号量から前記次に符号化する画像の量
子化スケールを決定する手段51とを備えた。
Description
り、特に、可変ビットレート符号化を行う際に好適な符
号量制御装置及びその方法に関する。
する技術の国際標準として既にMPEG2が規定されてい
る。MPEG2は、動画像を構成する「フレーム」画像を「マク
ロブロック」と呼ばれる16×16画素のブロックに分割
し、各マクロブロック単位に、時間的に前または後に所
定の数フレーム離れた参照画像と符号化画像の間で「動
きベクトル」と呼ばれる動き量を求め、この動き量を基
に参照画像から符号化画像を構成する「動き補償予測」
技術と、動き補償予測の誤差信号または符号化画像その
ものに対して、直交変換の一種であるDCT(離散コサ
イン変換)を用いて情報量を圧縮する「変換符号化」技
術の2つの画像符号化の要素技術をベースに規定されて
いる。
例を図7に、また、符号化ピクチャ構造の一例を図6に
示す。動き補償予測では、図7に示した符号化ピクチャ
構造のように、 Iピクチャ(フレーム内符号化)、Pピク
チャ(順方向予測符号化)、Bピクチャ(双方向予測符号
化)と呼ばれる、予測方法の異なる3種類のピクチャの
組合せによって構成される。図7に示されるように、変
換符号化では、Iピクチャでは符号化画像そのものに対
し、P,Bピクチャでは動き補償予測器77による動き
補償予測の誤差信号である減算器71の出力に対して、
DCTがDCT器72で施される。
対して量子化が、符号量制御部90の出力により制御し
て量子化器73によってなされた後に、動きベクトル等
のその他の付帯情報と共に可変長符号化が可変長符号化
器75でなされ、符号列が「ビットストリーム」として
バッファ76に記憶された後に出力される。この際、バ
ッファ76の充足度に応じて符号量制御部90で量子化
スケールが制御される。一方、量子化器73の出力係数
は、逆量子化器77、IDCT器78に供給さて、局部
復号されてブロック毎にフレームメモリ81に貯えられ
る。
間当りの発生符号量(ビットレート)は一定ではない。そ
こで、量子化器73での量子化の際の量子化スケールを
マクロブロック単位に適宜変更することにより、所要の
ビットレートに制御することが可能になっている。MPEG
2 Test Model 5では、GOP単位で発生符号量を一定にす
る固定ビットレート制御方法が提案されている。
異なる符号量割当が行われる。フレーム内符号化が行わ
れるIピクチャに対しては最も多くの符号量を割り当て
る一方、復号画像が再度予測に使われることのないBピ
クチャの量子化スケールをI及びPピクチャの1.4倍にし
て、割り当てる符号量を一層少なくすることによって、
Bピクチャに対する符号量を削減し、その分を復号画像
が予測に使われるI及びPピクチャに多く割り当てて、
復号画像の画質がピクチャタイプ間で一定になるよう
に、ピクチャタイプによる符号量割当の最適化を図って
いる。
ト制御方法は、一定の転送レートが要求される用途に対
しては有効な方法である。しかし、動画像シーケンスの
どの部分に対してもほぼ同じ符号量が割り当てられるた
め、情報量を多く含む複雑なシーンに対しては十分な符
号量が与えられずに画質劣化が生じてしまう。これに対
して、情報量が少ない単純なシーンの場合には符号量が
余剰になって無駄が生じ、DVD-Videoのように可変転送
レートが可能な用途に対しては、適切なレート制御方法
とは言えなかった。
法が可変ビットレート制御方法である。特開平6−14
1298号公報には、可変ビットレート制御による符号
化装置が開示されている。この装置では、最初に、入力
動画像に対して固定量子化スケールによって仮符号化を
行い、単位時間毎に発生符号量がカウントされる。つぎ
に、入力動画像全体の発生符号量が所要値になるよう
に、仮符号化時の発生符号量に基づいて各部分の目標転
送レートを設定する。そしてこの目標転送レートに合致
するように制御を行いながら、入力動画像に対して2回
目の符号化、言い換えると実符号化が行われる。
リームを得るためには少なくとも2回の符号化を行わな
ければならず、リアルタイム性を要求されるような用途
ではこの装置のような2パス方式の可変ビットレート制
御は使用出来ない。
符号化するための可変ビットレート制御方法、すなわち
1パス方式の可変ビットレート制御方法も存在する。特
開平10−164577号公報には、1パス方式の可変
ビットレート制御方法による符号化装置が前記公報の図
6等に開示されている。
構成例を図8に示す。なお、図7と同一構成部に対して
は同一符号を付してその説明は省略する。この従来例の
装置では、バッファ76に記憶した符号量を発生符号量
検出器83に供給し、この発生符号量検出器83による
発生符号量と、量子化器73からの量子化スケールを平
均量子化スケール検出器82に供給し、この平均量子化
スケール検出器82による画面内の量子化スケールの平
均値との積を「画面複雑度」として画面複雑度算出器8
4で求め、過去の画面複雑度の平均値に対する現在の画
面複雑度の割合を基に、画面の目標発生符号量または目
標量子化スケールを決定することにより、可変ビットレ
ート制御を符号量制御器74で実現している。
トレート制御の場合、多くの場合は最大転送レートによ
る制限を受ける。目標平均ビットレートが最大転送レー
トより充分に小さい場合は、Test Model 5のようにBピ
クチャに対する符号量割当をI及びPピクチャよりも小
さくして、ピクチャタイプ間の符号量割当を最適化する
ことが可能である。
近くなると、I及びPピクチャの割当符号量が最大転送
レートによる制限を受けるようになり、Bピクチャとの
割当符号量の差が縮小し、時には割当符号量がピクチャ
タイプ間でほとんど同じになってしまう。割当符号量の
差が小さくなってしまうと、Bピクチャに比べ、I及び
Pピクチャの画質が相対的に悪くなり、目標平均ビット
レートが高いにもかかわらず、不適切な符号量配分に起
因する画質の差によって画質劣化が知覚されてしまうと
いった問題があった。
る1パス及び2パス方式の可変ビットレート制御方法に
おいて、目標平均ビットレートが最大転送レートに近い
場合においても、ピクチャタイプ間でより適切な符号量
割当を実現する方法を提供することを目的とする。
動き補償予測、直交変換、量子化、及び可変長符号化の
各手段を備えた動画像符号化装置において、各画像の発
生符号量と平均量子化スケールを検出する手段、得られ
た発生符号量と平均量子化スケールから次に符号化する
画像の割当符号量を決定する第1の符号量制御手段と、
ピクチャタイプ毎に第1の符号量制御手段で得られる割
当符号量に制限を加えるための第2の符号量制御手段を
有することを特徴とする。例えば、可変ビットレート制
御による符号量割当を行う場合、第1の符号量制御手段
では可変ビットレート制御による割当符号量を求め、第
2の符号量制御手段では最高転送レートの固定ビットレ
ート制御による割当符号量の上限を求める。実際に各画
像に割当てる符号量は、第1の符号量制御手段で得られ
た割当符号量が第2の符号量制御手段で得られる割当符
号量の上限を上回った場合のみ、その上限を実際の割当
符号量とし、それ以外の場合は第1の符号量制御手段で
得られた割当符号量を実際の割当符号量とする。これに
よって、目標平均ビットレートが最大転送レートに近い
場合においても、Bピクチャに不必要に多くの符号量を
与えることもなく、ピクチャタイプ間の符号量割当を最
適に保持することが可能になる。
の発生符号量と平均量子化スケールの積に所定の操作を
施して得られる画面複雑度を用いて、1パス方式の可変
ビットレート制御を行う場合、画面複雑度を因数とする
所定の関数を設定し、この関数を前記の第2の符号量制
御手段で得られる割当符号量の上限に乗じて割当符号量
の上限を変更することにより、割当符号量の上限に近い
部分における符号量の増大を抑制すると共に、割当符号
量の上限を超えた点での画質変動を緩和することが可能
になる。
て、1つの符号化ビットストリームを2つの復号系で共
用する場合、例えばビットストリーム全体ではI, P,
Bピクチャ全て使った通常の符号化で、1つの復号系は
ビットストリーム全体を復号し、もう1つの復号系では
IとPピクチャのみを復号する時、第1の符号量制御手
段ではビットストリーム全体の符号量を制御し、第2の
符号量制御手段ではIとPピクチャのみのビットストリ
ーム部分の符号量を制御して、I,Pピクチャの符号量
を第2の符号量制御手段で得られる割当符号量に制限し
ながら、第1の符号量制御手段の符号量割当を行うこと
により、1つの符号化装置で2つの復号系において復号
可能な符号化を行うことが可能である。
の実施例について、図1と共に以下に説明する。図1に
示したように、本発明の動画像符号化装置及びその方法
の第1の実施例は、減算器11、DCT器12、量子化
器13、可変長符号化器15、バッファ16、逆量子化
器17、IDCT器18、動き補償予測器19、加算器
20、フレームメモリ21、平均量子化スケール検出器
22、発生符号量検出器23、画面複雑度算出器24、
画像特性検出器25、VBR符号量制御器51、及びC
BR符号量制御器52より構成されている。
ず)によって、予めマクロブロック単位に分割されてい
るものとする。分割された原動画像は、Iピクチャにつ
いては動き補償予測が行われず、原動画像ブロックその
ものが減算器11を介して直交変換器の一種であるDC
T器12に送られ、DCTされた後に量子化器13で符
号量制御器14から送られる量子化スケールによって量
子化される。
15で符号に変換されて、つぎのバッファ16で調整さ
れた後に符号が出力される。一方、量子化器13の出力
係数は、逆量子化器17、IDCT器18で局部復号さ
れて、動き補償予測器19の出力が加算器20で加算さ
れることなく、ブロック毎にフレームメモリ21に貯え
られる。
原動画像とフレームメモリ21に貯えられた所定の局部
復号画像ブロックが動き補償予測器19に供給され、こ
こで動きベクトル検出及び動き補償が行われて、予測画
像ブロックが減算器11で原画像ブロックとの間で画素
間差分が取られ、差分値である誤差画像ブロックがDC
T器12に送られる。
器12で差分値がDCTされ、量子化器13で符号量制
御器14から送られる量子化スケールによって量子化さ
れた後に、可変長符号化器15で符号に変換されて、つ
ぎのバッファ16で調整された後に符号が出力される。
7とIDCT器18とで局部復号された後に、動き補償
予測器19からの前記予測画像ブロックが加算器20に
よって画素毎に加算され、ブロック毎にフレームメモリ
21に貯えられる。また、各ピクチャについて、量子化
器13からマクロブロック毎の量子化スケールが平均量
子化スケール検出器22に送られ、そこで1フレーム分
の量子化スケールが加算され、1フレームの平均量子化
スケールが算出される。
量が監視され、その値が発生符号量検出器23に送られ
る。この発生符号量検出器23において、発生符号量が
フレーム単位に加算され、1フレームの発生符号量が検
出される。フレーム毎について検出された平均量子化ス
ケール、発生符号量は画面複雑度算出器24とCBR符
号量制御器52に夫々送られる。
た原画像が入力され、原画像の各フレームについてマク
ロブロック単位に画像特性を示すパラメータ、すなわち
アクティビティが検出され、フレーム単位に加算されて
その結果が画面複雑度算出器24に送られる。
は、Iピクチャの場合は動き補償予測が行われないた
め、マクロブロック単位に分割された原動画像のみが入
力され、マクロブロック単位に画像特性を示すパラメー
タであるアクティビティ(ACTcur)が検出され、フレーム
単位に加算され、IピクチャのアクティビティACTiとし
て画面複雑度算出器24に送られる。
分散、画素間差分値などが考えられるが、画像特性を示
すものであればその他のパラメータでも良い。
入力は、P及びBピクチャの場合は、分割された原動画
像の他に、マクロブロック単位の動き補償予測における
誤差画像または動きベクトル検出における符号化画像と
参照画像との差分画像と、動き補償予測で使用した動き
ベクトルが動き補償予測器19から入力される。分割さ
れた原動画像からはIピクチャの場合と同様にマクロブ
ロック単位に(原画像)アクティビティACTcurが検出され
る。
における誤差画像または動きベクトル検出における符号
化画像と参照画像との差分画像は、その中で絶対値和ま
たは2乗誤差和がとられ、予測アクティビティACTpred
として検出される。さらに、動き補償予測で使用した動
きベクトルの方は、隣接マクロブロックとの間で各成分
毎に差分の絶対値がとられ、ACTmvとして検出される。
演算により、ACTmbが算出され、それが1フレーム分加算
されて、P及びBピクチャのアクティビティACTp及びAC
Tbとして画面複雑度算出器24に送られる。
別、マクロブロックの予測モード別(イントラか片方向
予測か双方向予測か)などで変化させる。例えば、イン
トラの場合はIピクチャと同様に予測を行わないので、
b=c=0となり、予測を行うブロックに比べて発生符
号量が多くなると考えられるので、aの値を大きくす
る。
ィビティ検出を行うことにより、より符号化特性に即し
た画面複雑度の推定が可能になる。
レームの平均量子化スケールと発生符号量が乗算された
後に乗算結果に所定の変換が施されて、各フレームの
(過去の)画面複雑度として求められる。画面複雑度は符
号化ピクチャタイプ別に一定期間内の値が加算された後
にその期間内の同じピクチャタイプのフレーム数で除算
されて、各ピクチャタイプの平均画面複雑度 Xi-ave, X
p-ave, Xb-ave が算出される。
たばかりの画像から時間的に前に予め定めるフレーム
数、例えば15フレームとか、300フレームといった
一定のフレーム数の場合もあり、符号化開始フレームか
ら符号化の終了したばかりの画像までのように、順次フ
レーム数が増加する場合もある。なお、前者の一定フレ
ーム数の場合でも、符号化したフレーム数が定めた一定
期間を満たさない場合は後者と同様に順次フレーム数が
増加していくことになる。
度Xk-c (k= i, p, b) は、現在の画像のアクティビテ
ィをACTk (k= i, p, b)、直前に符号化した同じピクチ
ャタイプの画像の画面複雑度 Xk-p (k= i, p, b)、ア
クティビティACTk-p (k= i,p, b)より下記の式(2)で推
定出来る。
イプの符号化の終了したフレームが存在しない場合は予
めいくつかの画像で各ピクチャタイプの画像の画面複雑
度とアクティビティを求めておき、それを平均的な動画
像の発生頻度に合わせて統計的に平均してそれを初期値
とすればよい。
e, Xp-ave, Xb-aveと、これから符号化する現在の画像
の推定画面複雑度 Xi-c, Xp-c, Xb-c はVBR符号量制御
器51に送られ、ここで可変ビットレート制御のための
量子化スケールの設定が行われる。目標平均ビットレー
トをBitRate、1秒当りのフレーム数をPictureRate、1
つの符号化単位である1GOP(通常はIピクチャの間隔)の
フレーム数をNとすると、1GOPの平均割当符号量Raveは
次式(3)で与えられる。
必要割当符号量とすると、これから符号化する現在の画
像を含む1GOPの画像が一様に前記画面複雑度算出器24
で求めた現在の画像の推定画面複雑度に等しいと仮定す
ると、画質を一定に保持す場合に必要な1GOPの必要割当
符号量Rck (k= i, p, b) は次式(4)で与えられる。
チャに適切に割り振ることにより、これから符号化する
現在の画像の第1の符号量制御手段における目標符号量
を算出する。例としてMPEG2 Test Model 5の目標符号量
割当方法を以下に挙げるが、これ以外の方法を用いても
よい。
をNp、Nb、Iピクチャに対するP、Bピクチャの量子化
スケールの設定比率をKp、Kbとする。この時、各ピクチ
ャタイプの目標割当符号量Ti, Tp, Tbは次式(5)(6)(7)
で与えられる。なお、MAX[a, b]はaとbのいずれか大
きい方を選択する動作を示す。また、Xi, Xp, Xbはここ
では直前に符号化したピクチャの画面複雑度(当該ピク
チャの平均量子化スケールと発生符号量の積)である。
単位の平均量子化スケール、発生符号量が入力され、両
者の積から直前に符号化したピクチャの画面複雑度Xi,
Xp,Xbを求めて、BitRateが最高転送レート(BitRateMax)
の時の各ピクチャタイプの目標割当符号量Ti-max, Tp-m
ax, Tb-maxを第1の符号量制御手段における目標割当符
号量Ti, Tp, Tbと同様に求める。ここで、1GOPの平均割
当符号量Rav-maxは各ピクチャ共通で、次式(8)で与えら
れる。
ち、第2の符号量制御手段における目標割当符号量の上
限であり、これらの値はVBR符号量制御器51に送られ
て、前記した符号化する現在の画像の当該ピクチャタイ
プについて、前記したTi, Tp, Tbの値はTi-max, Tp-ma
x, Tb-maxの値でリミッタがかけられ、現在の画像の目
標割当符号量が決定する。
と、バッファ16で検出される各マクロブロックの発生
符号量をもとに、MPEG2 Test Model 5の方法を用いて各
マクロブロックの量子化スケールを決定する。
御器51へも各マクロブロックのアクティビティACTcur
が送られ、MPEG2 Test Model 5におけるアクティビティ
に基づいて各マクロブロックの量子化スケールを変更す
る適応量子化制御に使用されるが、この適応量子化制御
は行わなくてもよい。またこれとは全く異なる方法で各
マクロブロックの量子化スケールを決定してもよい。
ブロックの量子化スケールが量子化器13に送られ、現
在の画像(DCT後の分割された原画像または動き補償
予測の誤差画像ブロック)がこの量子化スケールで量子
化され、可変長符号化されてバッファ16で調整された
後に符号が出力される。
ファ16で監視される発生符号量がそれぞれ、平均量子
化スケール検出器22、発生符号量検出器23に送ら
れ、次のピクチャの符号量制御に使用される。
における1GOPの平均割当符号量Rav-maxを、単純に最高
転送レート(BitRateMax)の時に1GOPに割当てられる符号
量として計算していた。これに対して、これから符号化
する現在の画像の推定画面複雑度Xk-c (k= i,p, b)を
因数とする、図2 (a)のような所定の関数、例えば、現
在の画像の推定画面複雑度Xk-cが増大するとその値が限
りなく1に近付く関数f(Xk-c)を設定する。
式(12)のRav-max'をRav-maxの代りに使用することによ
り、図2(b)に示されるように、各ピクチャタイプの最
高転送レートに近い場合の発生符号量を徐々に押さえる
と共に、最高転送レートを超えた点で画面複雑度と割当
符号量の関係が不連続になることから生ずる、当該ピク
チャタイプの画質劣化が顕著になる問題を押えることも
可能となる。
の実施例について、以下に図3と共に説明する。第2の
実施例では、2パス方式の可変ビットレート符号量制御
に本発明を適用した場合である。原画像入力〜可変長符
号化器15で符号に変換されるまでの基本的な符号化部
分は第1の実施例と同一である。大きく異なるのは1つ
の画像について、符号化動作が2回(またはそれ以上)行
われ、最初に仮符号化が行われ、その発生符号量の結果
を基に2回目の符号化が行われるため、両者の符号化動
作に異なる部分があることである。
れる量子化スケールはVBR符号量制御器51から送られ
るのではなく、スイッチSW1を介して仮符号化量子化ス
ケール設定器56から一定の値(6とか8といった値)が
送られ、これにより固定値の量子化が行われる。そして
可変長符号化器15において可変長符号化が行われた後
のビットストリームはそれを外部に出力するためのバッ
ファ16に送られず、スイッチSW2を介して仮符号化発
生符号量検出器53に送られて、1回目の符号化におけ
る各画像の発生符号量が検出される。
器53から仮転送レートメモリ54に送られ、所定期間
毎に加算されて、仮転送レートが算出される。この操作
が1つの画像シーケンスの符号化が終了するまで行わ
れ、仮転送レートメモリ54には所定期間毎の仮転送レ
ートが蓄積される。
ンス全体の仮発生符号量または平均仮転送レートが算出
され、この値と所定期間毎の仮転送レートが目標転送レ
ート算出器55に送られ、2回目の符号化(実符号化)に
おける所定期間毎の目標転送レートが算出される。
の仮転送レートRtと2回目の符号化の目標転送レートR
との関係は、予め所定の関数を設定しておく。例えば次
の(13)のような関数が考えられる。
化の目標転送レートが決定するとその目標転送レートに
従って2回目の符号化(実符号化)が開始される。2回目
の符号化では、量子化器13に送られる量子化スケール
はVBR符号量制御器51で得られた値が送られる。
量子化スケール検出器22、発生符号量検出器23で検
出された各フレームの平均量子化スケール、発生符号量
と、目標転送レート算出器55で仮符号化結果から算出
された所定期間毎の目標転送レートから、これから符号
化する画像の目標割当符号量が求められる。
(第2の符号量制御手段における)目標割当符号量の上限
もVBR符号量制御器51に入力され、前記目標割当符号
量にリミッタがかけられ、目標割当符号量が決定する。
CBR符号量制御器52における目標割当符号量の上限は
第1の実施例における (Rav-maxによる) Ti-max, Tp-ma
x, Tb-maxと同一である。
と、バッファ16で検出される各マクロブロックの発生
符号量をもとに、第1の実施例と同様にMPEG2 Test Mod
el 5等の方法を用いて各マクロブロックの量子化スケー
ルを決定する。
クの量子化スケールが量子化器13に送られ、これから
符号化する画像(DCT後の分割された原画像または動
き補償予測の誤差画像ブロック)がこの量子化スケール
で量子化され、可変長符号化される。
目の符号化ではバッファ16に供給され、ここで目標転
送レート算出器55で算出された所定期間毎の目標転送
レートによって調整された後に符号が出力される。マク
ロブロック毎の量子化スケール、バッファ16で監視さ
れる発生符号量がそれぞれ、平均量子化スケール検出器
22、発生符号量検出器23に送られ、次のピクチャの
符号量制御に使用される。
実施例について、以下に図4、図5と共に説明する。以
上の第1及び第2の実施例は可変ビットレート符号量制
御に本発明を適用した場合であるが、本発明はそれに限
定されず、幅広い応用が可能である。図4に示される動
画像符号化装置のように、バッファ16の出力の符号化
ビットストリームをストリーム分割器59で2つに分け
る。その一方の出力は図5のようなI,P,Bピクチャ全
てを使用した符号化ビットストリーム全体を出力し、も
う一方はそのうちIとPピクチャのみを使用した符号化
ビットストリームを出力する。
示していないヘッダ変換器で、ヘッダ部分のパラメータ
等が適切な値に書き換えられているものとする。図4の
符号量制御器1(51A)はビットストリーム全体の符
号量を制御し、符号量制御器2(52A)はIとPピク
チャのみのビットストリームの符号量を制御する。
量制御器2(52A)で各ピクチャタイプの平均割当符
号量が比較的近い値となるように、両者の平均ビットレ
ートが設定されているものとする。2つのビットストリ
ームの符号量制御を同時に満足するために、符号量制御
器2(52A)におけるI,Pピクチャの符号量割当結
果を符号量制御器1(51A)に送り、符号量制御器1
(51A)ではI,Pピクチャについては符号量制御器
2(52A)の結果のI,Pピクチャの符号量割当をそ
のまま適用し、Bピクチャについては新たに符号量割当
を行って、符号量制御器1(51A)の制御を実現す
る。
量制御器1(51A)による制御が行われると同時に、
ストリーム分割器59でビットストリームのI,Pピク
チャ部分を取り出した場合は符号量制御器2(52A)
で制御されたビットストリームを得ることが出来る。
チャのみのビットストリームを出力する必要のない場合
は、符号量制御器2(52A)による符号量割当は行わ
ずに、符号量制御器1(51A)において、I、P、B
ピクチャ各々について、通常の符号量割当を行う。符号
量制御器2(52A)による符号量割当は行わない場合
は、それを示す信号をストリーム分割器59に送り、そ
こでIとPピクチャのみのビットストリームを出力を止
める。
号量制御器を有する符号量制御形態において、主たる方
の符号量制御器51Aに対して、従なる方の符号量制御
器52Aの各ピクチャタイプ毎の符号量割当結果によっ
て制限を加えることによって、各ピクチャタイプの符号
量割当の適正化を図り、もしくは1つの符号化ビットス
トリームに対して2つの復号系に対応した、動画像符号
化装置を実現することが出来る。
像の割当符号量を決定する第1の符号量制御手段と、第
1の符号量制御手段の符号量割当に制限を加える第2の
符号量制御手段を有し、例えば可変ビットレート制御の
場合、第1の符号量制御手段では可変ビットレート制
御、第2の符号量制御手段では最高転送レートの固定ビ
ットレート制御により割当符号量を求め、実際の割当符
号量は、第1の符号量制御手段で得られる割当符号量が
第2の符号量制御手段で得られる割当符号量を上回った
場合のみ、第2の符号量制御手段で得られる割当符号量
を適用し、それ以外の場合は第1の符号量制御手段で得
られる割当符号量を適用する。これによって、目標平均
ビットレートが最大転送レートに近い場合においても、
Bピクチャに不必要に多くの符号量を与えることもな
く、ピクチャタイプ間の符号量割当を最適に保持するこ
とが可能になる。
で、各画像の発生符号量と平均量子化スケールの積に所
定の操作を施して得られる画面複雑度を用いた制御を行
う場合、画面複雑度を因数とする所定の関数を設定し、
この関数を前記の第2の符号量制御手段で得られる割当
符号量の上限に乗じて割当符号量の上限を変更すること
により、割当符号量の上限に近い部分における符号量の
増大を抑制すると共に、割当符号量の上限を超えた点で
の画質変動を緩和することが可能になる。
て、1つの符号化ビットストリームを2つの復号系で共
用する場合においても、第2の符号量制御手段で得られ
る符号量割当によって第1の符号量制御手段の符号量割
当を制限することにより、1つの符号化装置で2つの復
号系において復号可能な符号化を行うことが可能とな
る。
の実施例を示したブロック構成図である。
数及びXk-cと割当符号量の関係を示した図である。
の実施例を示したブロック構成図である。
の実施例を示したブロック構成図である。
よるビットストリーム分割の様子を示した図である。
図である。
である。
の1GOPの平均割当符号量 Rck 1GOPの必要割当符号量(k= i, p, b) SW1,SW2 スイッチ Tk 各ピクチャタイプの目標割当符号量(k= i, p, b) Tk-max BitRateが最高転送レート(BitRateMax)の時の
各ピクチャタイプの目標割当符号量(k= i, p, b) Xk 現在の画像の画面複雑度(k= i, p, b) Xk-c 現在の画像の推定画面複雑度(k= i, p, b)
Claims (9)
- 【請求項1】入力動画像を、動き補償予測手段、直交変
換手段、量子化手段、及び可変長符号化手段によって符
号化を行う動画像符号化装置において、 前記入力動画像の各画像の発生符号量を検出する手段
と、 前記入力動画像の各画像の平均量子化スケールを検出す
る手段と、 前記入力動画像及び前記動き補償予測手段によって生成
される動き補償予測画像のうち少なくとも前記入力動画
像の符号化画像特性を検出する手段と、 前記発生符号量を検出する手段によって検出された発生
符号量、前記平均量子化スケールを検出する手段によっ
て検出された平均量子化スケールから、次に符号化する
画像の第1の割当符号量を算出する第1の符号量制御手
段と、 前記第1の割当符号量に制限を加えるための第2の割当
符号量を算出する第2の符号量制御手段と、 前記第1及び第2の符号量制御手段で算出した割当符号
量から、前記次に符号化する画像の量子化スケールを決
定する手段とを備えたことを特徴とする動画像符号化装
置。 - 【請求項2】請求項1に記載された動画像符号化装置に
おいて、 前記第2の割当符号量は、ピクチャタイプ(Iピクチ
ャ、Pピクチャ、Bピクチャ)別に割当符号量の上限が
算出され、前記第1の符号量制御手段において実際の割
当符号量を決定する際に、 算出された前記第1の割当符号量が、前記第2の割当符
号量で設定された割当符号量の上限を超えた場合は第2
の割当符号量を、それ以外の場合は前記第1の割当符号
量を実際の割当符号量として決定することを特徴とする
動画像符号化装置。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載された動画
像符号化装置において、 前記第2の符号量制御手段は固定ビットレートの符号量
制御方法であり、 前記第1の符号量制御手段は可変ビットレートの符号量
制御方法であることを特徴とする動画像符号化装置。 - 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載さ
れた動画像符号化装置において、 前記検出された各画像の発生符号量、平均量子化スケー
ル、及び符号化画像特性を検出する手段で検出される画
像特性パラメータから画面複雑度を算出する手段を有
し、 前記画面複雑度を因数とする所定の関数によって、前記
第2の割当符号量を変更することを特徴とする動画像符
号化装置。 - 【請求項5】請求項1乃至請求項4のいずれかに記載さ
れた動画像符号化装置において、 前記可変長符号化手段によって符号化された出力符号列
の一部を取り出すストリーム分割手段を有し、 前記第1の符号量制御手段は前記出力符号列全体の符号
量を制御し、 前記第2の符号量制御手段では前記ストリーム分割手段
から取り出した前記出力符号列の一部の符号量を制御す
ることを特徴とする動画像符号化装置。 - 【請求項6】入力動画像を、動き補償予測ステップ、直
交変換ステップ、量子化ステップ、及び可変長符号化ス
テップによって符号化を行う動画像符号化方法におい
て、 前記入力動画像の各画像の発生符号量を検出するステッ
プと、 前記入力動画像の各画像の平均量子化スケールを検出す
るステップと、 前記入力動画像及び前記動き補償予測ステップによって
生成される動き補償予測画像のうち少なくとも前記入力
動画像の符号化画像特性を検出するステップと、 前記発生符号量を検出するステップによって検出された
発生符号量、前記量子化スケールを検出するステップに
よって検出された平均量子化スケールから、次に符号化
する画像の割当符号量を算出する第1の符号量制御ステ
ップと、 前記第1の割当符号量に制限を加えるための第2の割当
符号量を算出する第2の符号量制御ステップと、 前記第1及び第2の符号量制御ステップで算出した割当
符号量から、前記次に符号化する画像の量子化スケール
を決定するステップとを備えたことを特徴とする動画像
符号化方法。 - 【請求項7】請求項6に記載された動画像符号化方法に
おいて、 前記第2の割当符号量は、ピクチャタイプ(Iピクチ
ャ、Pピクチャ、Bピクチャ)別に割当符号量の上限が
算出され、前記第1の符号量制御ステップにおいて実際
の割当符号量を決定する際に、 算出された前記第1の割当符号量が、前記第2の割当符
号量で設定された割当符号量の上限を超えた場合は第2
の割当符号量を、それ以外の場合は前記第1の割当符号
量を実際の割当符号量として決定することを特徴とする
動画像符号化方法。 - 【請求項8】請求項6または請求項7に記載された動画
像符号化方法において、 前記検出された各画像の発生符号量、平均量子化スケー
ル、及び符号化画像特性を検出するステップで検出され
る画像特性パラメータから画面複雑度を算出するステッ
プを有し、 前記画面複雑度を因数とする所定の関数によって、前記
第2の割当符号量を変更することを特徴とする動画像符
号化方法。 - 【請求項9】請求項6乃至請求項8のいずれかに記載さ
れた動画像符号化方法において、 前記可変長符号化ステップによって符号化された出力符
号列の一部を取り出すストリーム分割ステップを有し、 前記第1の符号量制御ステップは前記出力符号列全体の
符号量を制御し、 前記第2の符号量制御ステップでは前記ストリーム分割
手段から取り出した前記出力符号列の一部の符号量を制
御することを特徴とする動画像符号化方法。
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