JP2001028738A - 放送データ送受信システム及びこれに使用する送信装置並びにその受信装置 - Google Patents
放送データ送受信システム及びこれに使用する送信装置並びにその受信装置Info
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Landscapes
- Television Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】送受信間の処理時間や伝送路時間による遅延に
より、同じ実時刻での送信装置時刻と受信装置時刻とが
異なっていること。 【解決手段】放送遅延情報を使用し、再生映像信号また
は再生音声信号を遅延するとともに、時刻出力生成手段
からの映像時刻情報と再生映像信号を、または音声時刻
情報と再生音声信号を合成して出力する遅延合成手段
と、を有する。
より、同じ実時刻での送信装置時刻と受信装置時刻とが
異なっていること。 【解決手段】放送遅延情報を使用し、再生映像信号また
は再生音声信号を遅延するとともに、時刻出力生成手段
からの映像時刻情報と再生映像信号を、または音声時刻
情報と再生音声信号を合成して出力する遅延合成手段
と、を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1論理チャネルは
映像信号や音声信号やデータ信号またはこれらの複合信
号によって構成されており、前記論理チャネルの少なく
とも一つにデータ信号と映像信号、データ信号と音声信
号、またはデータ信号と映像信号と音声信号とによって
構成される一つの放送信号が割り当てられ、さらに、複
数の論理チャネルをまとめて1物理チャネルとし、前記
物理チャネル単位で伝送する放送データ送信装置とそれ
を受信する放送データ受信装置とを有する放送データ送
受信システムに係り、特に放送データ送信装置と放送デ
ータ受信装置との間の送受信で、処理時間も含め、数秒
以上の時間差を生じ、かつ、放送データ受信装置での時
刻出力に正確さが要求される放送データ送受信システム
及びこれに使用する送信装置と受信装置に関する。
映像信号や音声信号やデータ信号またはこれらの複合信
号によって構成されており、前記論理チャネルの少なく
とも一つにデータ信号と映像信号、データ信号と音声信
号、またはデータ信号と映像信号と音声信号とによって
構成される一つの放送信号が割り当てられ、さらに、複
数の論理チャネルをまとめて1物理チャネルとし、前記
物理チャネル単位で伝送する放送データ送信装置とそれ
を受信する放送データ受信装置とを有する放送データ送
受信システムに係り、特に放送データ送信装置と放送デ
ータ受信装置との間の送受信で、処理時間も含め、数秒
以上の時間差を生じ、かつ、放送データ受信装置での時
刻出力に正確さが要求される放送データ送受信システム
及びこれに使用する送信装置と受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星放送、ケーブルテレビ(以
下、CATVと略す)、地上テレビ放送等のデジタル化が検
討されている。現在MPEG(Moving Picture Experts Grou
p)2という画像圧縮技術及びMPEG2-TS(-Transport Stre
am)という多重方式を用いた通信衛星(CS:Communication
Satellite)によるデジタル衛星放送(以下、CSデジタル
放送と略す)やCATVによるデジタル放送(以下、CATVデジ
タル放送と略す)が日本でも開始され、CSデジタル放送
では100論理チャネル程度の番組を受信することが可能
となった。CSデジタル放送では1物理チャネルの変調方
式にQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式を用い
ており、帯域幅27MHzで42.192Mbpsの伝送レートであ
る。一方、CATVデジタル放送では1物理チャネルの変調
方式に64QAM(64Quadrature Amplitude Modulation)方式
を用いており、帯域幅6MHzで31.644Mbpsの伝送レートで
ある。今後、放送衛星(BS:Broadcasting Satellite)に
よるデジタル衛星放送(以下、BSデジタル放送と略す)や
地上波デジタル放送も同様に実現されていく予定であ
る。
下、CATVと略す)、地上テレビ放送等のデジタル化が検
討されている。現在MPEG(Moving Picture Experts Grou
p)2という画像圧縮技術及びMPEG2-TS(-Transport Stre
am)という多重方式を用いた通信衛星(CS:Communication
Satellite)によるデジタル衛星放送(以下、CSデジタル
放送と略す)やCATVによるデジタル放送(以下、CATVデジ
タル放送と略す)が日本でも開始され、CSデジタル放送
では100論理チャネル程度の番組を受信することが可能
となった。CSデジタル放送では1物理チャネルの変調方
式にQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式を用い
ており、帯域幅27MHzで42.192Mbpsの伝送レートであ
る。一方、CATVデジタル放送では1物理チャネルの変調
方式に64QAM(64Quadrature Amplitude Modulation)方式
を用いており、帯域幅6MHzで31.644Mbpsの伝送レートで
ある。今後、放送衛星(BS:Broadcasting Satellite)に
よるデジタル衛星放送(以下、BSデジタル放送と略す)や
地上波デジタル放送も同様に実現されていく予定であ
る。
【0003】地上波デジタル放送は、映像情報メディア
学会誌Vol.53,No2,pp187〜193(1999)「地上デジタルテレ
ビジョン放送実証実験用送信設備」に示されているよう
に、暫定方式が平成10年9月にまとめられた。これによ
れば、地上波デジタル放送は移動体向けサービスも考え
ており、これに対応するため、物理チャネルの伝送方式
にマルチパス妨害に強いOFDM(Orthogonal frequency di
vision multiplexing)を用いるとともに、移動受信時で
生じる時間的なバースト状の誤りに対応するため、周波
数および時間方向にインターリーブを用いている。ま
た、地上波デジタル放送も、画像圧縮技術はMPEG2及び
多重方式はMPEG2-TSである。
学会誌Vol.53,No2,pp187〜193(1999)「地上デジタルテレ
ビジョン放送実証実験用送信設備」に示されているよう
に、暫定方式が平成10年9月にまとめられた。これによ
れば、地上波デジタル放送は移動体向けサービスも考え
ており、これに対応するため、物理チャネルの伝送方式
にマルチパス妨害に強いOFDM(Orthogonal frequency di
vision multiplexing)を用いるとともに、移動受信時で
生じる時間的なバースト状の誤りに対応するため、周波
数および時間方向にインターリーブを用いている。ま
た、地上波デジタル放送も、画像圧縮技術はMPEG2及び
多重方式はMPEG2-TSである。
【0004】ここで、MPEG2-TSのシステムクロックの伝
送、多重・分離と同期方式の概略的手法について説明す
る。これについては、藤原 洋 監修、アスキー出版局
発行の「ポイント図解式 最新MPEG教科書」pp235-
240に示されている。
送、多重・分離と同期方式の概略的手法について説明す
る。これについては、藤原 洋 監修、アスキー出版局
発行の「ポイント図解式 最新MPEG教科書」pp235-
240に示されている。
【0005】MPEG2-TSにはPCR(Program Clock Referenc
e:プログラム時刻参照値)という時刻参照値があり、映
像信号と音声信号の復号器を含むMPEGシステム復号器に
おいて、時刻基準となるSTC(System Time Clock)の値を
受信側で意図した値にセット・校正するための情報であ
る。
e:プログラム時刻参照値)という時刻参照値があり、映
像信号と音声信号の復号器を含むMPEGシステム復号器に
おいて、時刻基準となるSTC(System Time Clock)の値を
受信側で意図した値にセット・校正するための情報であ
る。
【0006】図14にPCRによるシステムクロック再生の
ためのPLL(Phase Lock Loop)構成を示す。1401はPCR入
力端子、1402は引算器、1403は低域通過フィルタ(以
下、LPFと略す)、1404は電圧制御発振器(以下、VCOと
略す)、1405はSTC用カウンタ、1406はクロック出力端
子である。
ためのPLL(Phase Lock Loop)構成を示す。1401はPCR入
力端子、1402は引算器、1403は低域通過フィルタ(以
下、LPFと略す)、1404は電圧制御発振器(以下、VCOと
略す)、1405はSTC用カウンタ、1406はクロック出力端
子である。
【0007】まず、最初に入力端子1401から入力された
PCRをSTC用カウンタ1405にロードする。これを初期値と
して、PLLは閉ループ動作を開始する。入力端子1401か
ら入力されたPCRとSTC用カウンタ1405の出力値の差分を
引算器1402で求め、この差分を誤差信号とし、LPF1403
で不要帯域を除去して、VCO1404に制御信号として入力
する。これにより、VCO1404は誤差信号が減少するよう
に発振周波数が調整され、出力端子1406に再生したシス
テムクロックを出力する。このとき、STCも時刻基準と
して再生している。
PCRをSTC用カウンタ1405にロードする。これを初期値と
して、PLLは閉ループ動作を開始する。入力端子1401か
ら入力されたPCRとSTC用カウンタ1405の出力値の差分を
引算器1402で求め、この差分を誤差信号とし、LPF1403
で不要帯域を除去して、VCO1404に制御信号として入力
する。これにより、VCO1404は誤差信号が減少するよう
に発振周波数が調整され、出力端子1406に再生したシス
テムクロックを出力する。このとき、STCも時刻基準と
して再生している。
【0008】次に、映像信号と音声信号の再生タイミン
グについて説明する。映像信号や音声信号には、それぞ
れの復号再生の単位ごとに、いつ復号再生するかを示す
タイム・スタンプと呼ばれる情報が付加されている。ST
Cがタイム・スタンプに一致したときに、その復号再生
の単位ごとに、再生出力を行う。これにより、映像信号
と音声信号は時間同期して出力することが可能となる。
グについて説明する。映像信号や音声信号には、それぞ
れの復号再生の単位ごとに、いつ復号再生するかを示す
タイム・スタンプと呼ばれる情報が付加されている。ST
Cがタイム・スタンプに一致したときに、その復号再生
の単位ごとに、再生出力を行う。これにより、映像信号
と音声信号は時間同期して出力することが可能となる。
【0009】一方、社団法人 電波産業会 発行、「デ
ジタル放送に使用する番組配列情報標準規格 ARIB STD
-B10 1.1版」、平成10年7月1.1版改訂によれば、番組配
列情報の一つとして、時刻日付テーブルTDT(Time and D
ata Table)が定義されている。TDTには日本標準時と修
正ユリウス日による現在日付と現在時刻を含む。
ジタル放送に使用する番組配列情報標準規格 ARIB STD
-B10 1.1版」、平成10年7月1.1版改訂によれば、番組配
列情報の一つとして、時刻日付テーブルTDT(Time and D
ata Table)が定義されている。TDTには日本標準時と修
正ユリウス日による現在日付と現在時刻を含む。
【0010】上記したタイム・スタンプやTDTは、送信
側は送信側のSTC(以下、送信STCと略す)、受信側は受
信側で再生したSTC(以下、受信STCと略す)を基準に動
作している。すなわち、STC用カウンタ1405の出力値が
受信側の基準時計であるといえる。また、受信STCは、
送信側のSTC(以下、送信STCと略す)を基準としたPCR
をもとに受信側で再生したものであるので、送信側の基
準時計と受信側の基準時計は同じ周波数で動作してい
る。
側は送信側のSTC(以下、送信STCと略す)、受信側は受
信側で再生したSTC(以下、受信STCと略す)を基準に動
作している。すなわち、STC用カウンタ1405の出力値が
受信側の基準時計であるといえる。また、受信STCは、
送信側のSTC(以下、送信STCと略す)を基準としたPCR
をもとに受信側で再生したものであるので、送信側の基
準時計と受信側の基準時計は同じ周波数で動作してい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術には、次
のような問題があった。すなわち、送信側でPCRに送信S
TCを対応させてから、受信側で受信STCを再生するまで
の間に、何らかの時間経過があった場合に、同じ実時刻
で送信、受信のSTCのカウント値を比較するとカウント
値にずれが生じることである。つまり、従来技術では相
対的な時刻しか伝送することができず、送信側の基準時
計と受信側の基準時計は同じ周波数であるが、その位相
(カウント値)が送信側と受信側で異なっており、従っ
て、同じ実時刻での、送信側のTDT(以下、送信装置時
刻という)と受信側で再生されたTDT(以下、受信装置
時刻という)とは異なっている。
のような問題があった。すなわち、送信側でPCRに送信S
TCを対応させてから、受信側で受信STCを再生するまで
の間に、何らかの時間経過があった場合に、同じ実時刻
で送信、受信のSTCのカウント値を比較するとカウント
値にずれが生じることである。つまり、従来技術では相
対的な時刻しか伝送することができず、送信側の基準時
計と受信側の基準時計は同じ周波数であるが、その位相
(カウント値)が送信側と受信側で異なっており、従っ
て、同じ実時刻での、送信側のTDT(以下、送信装置時
刻という)と受信側で再生されたTDT(以下、受信装置
時刻という)とは異なっている。
【0012】前期何らかの時間経過とは、送信側での生
放送をリアルタイムエンコーダを使ってMPEG2等の画像
圧縮を行う場合の処理時間及び受信側での圧縮画像デコ
ード処理時間、また、地上波デジタル放送のように時間
インターリーブを行った場合のインターリーブ時間等の
デジタル信号処理が考えられる。さらに、CATVデジタル
放送では、CSデジタル放送を受信して再送信する場合等
に、いったん誤り訂正を施して改めて訂正符号を付けた
り、限定受信用に暗号符号を追加したりして再変調して
送信する場合が考えられるが、この場合、デジタル信号
の処理時間が蓄積することが考えられる。これらの処理
時間による遅延や送受信間の伝送路時間による遅延をこ
こでは経過時間と呼ぶ。
放送をリアルタイムエンコーダを使ってMPEG2等の画像
圧縮を行う場合の処理時間及び受信側での圧縮画像デコ
ード処理時間、また、地上波デジタル放送のように時間
インターリーブを行った場合のインターリーブ時間等の
デジタル信号処理が考えられる。さらに、CATVデジタル
放送では、CSデジタル放送を受信して再送信する場合等
に、いったん誤り訂正を施して改めて訂正符号を付けた
り、限定受信用に暗号符号を追加したりして再変調して
送信する場合が考えられるが、この場合、デジタル信号
の処理時間が蓄積することが考えられる。これらの処理
時間による遅延や送受信間の伝送路時間による遅延をこ
こでは経過時間と呼ぶ。
【0013】本発明の第1の目的は、少なくとも時刻表
示及び時報のみは受信側で正確な実時刻を示すことであ
る。図15にテレビ画面上の時刻表示例を示す。1501は
テレビ画面、1502は時刻表示である。テレビ放送には現
在図15に示すように、時刻表示を示している場合がよ
くある。従来技術ではこの時刻表示が実時刻よりも遅れ
てしまう。時報も同様に遅れてしまう。本発明ではこの
遅れを解消し、実時刻を示すようにすることである。
示及び時報のみは受信側で正確な実時刻を示すことであ
る。図15にテレビ画面上の時刻表示例を示す。1501は
テレビ画面、1502は時刻表示である。テレビ放送には現
在図15に示すように、時刻表示を示している場合がよ
くある。従来技術ではこの時刻表示が実時刻よりも遅れ
てしまう。時報も同様に遅れてしまう。本発明ではこの
遅れを解消し、実時刻を示すようにすることである。
【0014】本発明の第2の目的は、受信側で実時刻ど
おりに映像信号や音声信号を出力することである。
おりに映像信号や音声信号を出力することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】ここで、以下のように時
刻を定義する。ある放送番組の収録をするときの実時刻
を収録時刻、前期放送番組を実際に放送開始する予定の
時刻を放送開始時刻、前期放送番組を送信、受信し、受
信側で実際に前期放送番組を出力した時刻を放送時刻と
する。
刻を定義する。ある放送番組の収録をするときの実時刻
を収録時刻、前期放送番組を実際に放送開始する予定の
時刻を放送開始時刻、前期放送番組を送信、受信し、受
信側で実際に前期放送番組を出力した時刻を放送時刻と
する。
【0016】図16に、上記課題で示したような場合の
前記時刻の関係を示す。ここで、放送開始時刻を「0
0」秒とし、前記経過時間を「03」秒とする。このと
き、次の3つのケースを考える。
前記時刻の関係を示す。ここで、放送開始時刻を「0
0」秒とし、前記経過時間を「03」秒とする。このと
き、次の3つのケースを考える。
【0017】ケース1は、放送開始時刻と収録時刻と送
信装置時刻を同一とし、「00」とする場合である。経
過時間がほとんどなければ、従来のアナログ放送と同様
に放送時刻も「00」となるが、「03」秒の経過時間
があるため、放送時刻は「03」秒となる。このとき、
受信装置時刻は実時刻「00」秒では「57」秒とな
り、逆に受信時刻「00」秒は実時刻「03」秒のとき
となる。
信装置時刻を同一とし、「00」とする場合である。経
過時間がほとんどなければ、従来のアナログ放送と同様
に放送時刻も「00」となるが、「03」秒の経過時間
があるため、放送時刻は「03」秒となる。このとき、
受信装置時刻は実時刻「00」秒では「57」秒とな
り、逆に受信時刻「00」秒は実時刻「03」秒のとき
となる。
【0018】ケース2は、収録時刻を放送時刻以前と
し、その時刻を送信装置時刻「00」とする場合であ
る。図16の例では、収録時刻を放送時刻よりも「1
0」秒早くしており、実時刻「50」秒のときを収録時
刻とし、送信装置時刻を「00」とする。この早くした
時間(図16の例では「10」秒)を余裕時間と定義す
ると、余裕時間は考えられる経過時間よりも長い時間に
しておく。ケース2の場合、放送時刻は「53」秒であ
り、受信装置時刻は実時刻「00」秒では「07」秒と
なり、逆に受信時刻「00」秒は実時刻「53」秒のと
きとなる。
し、その時刻を送信装置時刻「00」とする場合であ
る。図16の例では、収録時刻を放送時刻よりも「1
0」秒早くしており、実時刻「50」秒のときを収録時
刻とし、送信装置時刻を「00」とする。この早くした
時間(図16の例では「10」秒)を余裕時間と定義す
ると、余裕時間は考えられる経過時間よりも長い時間に
しておく。ケース2の場合、放送時刻は「53」秒であ
り、受信装置時刻は実時刻「00」秒では「07」秒と
なり、逆に受信時刻「00」秒は実時刻「53」秒のと
きとなる。
【0019】ケース3は、収録時刻を放送時刻以前と
し、実時刻「00」秒を送信装置時刻「00」とする場
合である。図16の例では、収録時刻を放送時刻よりも
「10」秒早くしており、実時刻「50」秒のときを収
録時刻とする。ケース3の場合、放送時刻は「53」秒
であり、受信装置時刻は実時刻「00」秒では「57」
秒となり、逆に受信時刻「00」秒は実時刻「03」秒
のときとなる。
し、実時刻「00」秒を送信装置時刻「00」とする場
合である。図16の例では、収録時刻を放送時刻よりも
「10」秒早くしており、実時刻「50」秒のときを収
録時刻とする。ケース3の場合、放送時刻は「53」秒
であり、受信装置時刻は実時刻「00」秒では「57」
秒となり、逆に受信時刻「00」秒は実時刻「03」秒
のときとなる。
【0020】以上を踏まえ、本発明の第1の目的を達成
するために次のような手段をとる。
するために次のような手段をとる。
【0021】1論理チャネルは映像信号や音声信号やデ
ータ信号またはこれらの複合信号によって構成されてお
り、前記論理チャネルの一つに現在時刻を表す時刻情報
が割り当てられ、また、前記論理チャネルの少なくとも
一つにデータ信号と映像信号、データ信号と音声信号、
またはデータ信号と映像信号と音声信号とによって構成
される一つの放送信号が割り当てられ、さらに、複数の
論理チャネルをまとめて1物理チャネルとし、前記物理
チャネル単位で伝送する放送データ送信装置とそれを受
信する放送データ受信装置とを有する放送データ送受信
システムにおいて、前記放送データ送信装置は、前記放
送データ送信装置側の基準時刻を表す送信時刻情報が割
り当てられた送信時刻情報論理チャネルと、前記データ
信号に、前記放送データ受信装置において前記送信時刻
情報を映像化または音声化する場合に使用する付加情報
データ、または、前記放送信号の基準時刻を表す放送時
刻情報データが含まれた一つの前記放送信号が割り当て
られた放送信号論理チャネルと、を持ち、前記送信時刻
情報論理チャネルと前記放送信号論理チャネルとその他
の論理チャネルを基準信号に従って多重し多重信号を出
力する多重手段と、前記多重手段を動作させる基準信号
を出力する基準信号発生手段と、前記多重信号から前記
物理チャネルを生成して伝送信号とし、前記伝送信号を
伝送路に出力する伝送信号出力手段と、を有し、前記放
送データ受信装置は、前記伝送信号を受信し、前記多重
信号を再生して再生多重信号を出力する受信復調手段
と、前記再生多重信号から、前記送信時刻情報論理チャ
ネルと,前記付加情報データまたは前記放送時刻情報デ
ータと,前記映像信号または前記音声信号とを分離し、
それぞれ再生送信時刻情報、再生付加情報データまたは
再生放送時刻情報データ、再生映像信号または再生音声
信号として出力する分離手段と、前記分離手段の出力信
号から前記基準信号に同期した再生基準信号を再生し、
前記再生基準信号により前記分離手段を動作させる基準
信号再生手段と、前記放送データ受信装置側の現在時刻
を表す受信時刻情報、または前記再生送信時刻情報と前
記受信時刻情報との差を表す遅延情報のいずれか一方を
取得する時刻取得手段と、前記時刻取得手段の出力信号
と前記再生送信時刻情報、または、前記時刻取得手段の
出力信号と前記再生送信時刻情報と前記再生放送時刻情
報データから、前記受信時刻情報、または、前記放送時
刻情報データと前記受信時刻情報との差を表す放送遅延
情報を計算して求め、前記受信時刻情報または前記放送
遅延情報を出力する演算手段と、前記演算手段の出力信
号と前記再生付加情報データを使用し前記受信時刻情報
を映像化または音声化するための映像時刻情報または音
声時刻情報を生成する時刻出力生成手段と、前記時刻出
力生成手段からの前記映像時刻情報と前記再生映像信号
を、または前記音声時刻情報と前記再生音声信号を合成
して出力する合成手段と、を有する。
ータ信号またはこれらの複合信号によって構成されてお
り、前記論理チャネルの一つに現在時刻を表す時刻情報
が割り当てられ、また、前記論理チャネルの少なくとも
一つにデータ信号と映像信号、データ信号と音声信号、
またはデータ信号と映像信号と音声信号とによって構成
される一つの放送信号が割り当てられ、さらに、複数の
論理チャネルをまとめて1物理チャネルとし、前記物理
チャネル単位で伝送する放送データ送信装置とそれを受
信する放送データ受信装置とを有する放送データ送受信
システムにおいて、前記放送データ送信装置は、前記放
送データ送信装置側の基準時刻を表す送信時刻情報が割
り当てられた送信時刻情報論理チャネルと、前記データ
信号に、前記放送データ受信装置において前記送信時刻
情報を映像化または音声化する場合に使用する付加情報
データ、または、前記放送信号の基準時刻を表す放送時
刻情報データが含まれた一つの前記放送信号が割り当て
られた放送信号論理チャネルと、を持ち、前記送信時刻
情報論理チャネルと前記放送信号論理チャネルとその他
の論理チャネルを基準信号に従って多重し多重信号を出
力する多重手段と、前記多重手段を動作させる基準信号
を出力する基準信号発生手段と、前記多重信号から前記
物理チャネルを生成して伝送信号とし、前記伝送信号を
伝送路に出力する伝送信号出力手段と、を有し、前記放
送データ受信装置は、前記伝送信号を受信し、前記多重
信号を再生して再生多重信号を出力する受信復調手段
と、前記再生多重信号から、前記送信時刻情報論理チャ
ネルと,前記付加情報データまたは前記放送時刻情報デ
ータと,前記映像信号または前記音声信号とを分離し、
それぞれ再生送信時刻情報、再生付加情報データまたは
再生放送時刻情報データ、再生映像信号または再生音声
信号として出力する分離手段と、前記分離手段の出力信
号から前記基準信号に同期した再生基準信号を再生し、
前記再生基準信号により前記分離手段を動作させる基準
信号再生手段と、前記放送データ受信装置側の現在時刻
を表す受信時刻情報、または前記再生送信時刻情報と前
記受信時刻情報との差を表す遅延情報のいずれか一方を
取得する時刻取得手段と、前記時刻取得手段の出力信号
と前記再生送信時刻情報、または、前記時刻取得手段の
出力信号と前記再生送信時刻情報と前記再生放送時刻情
報データから、前記受信時刻情報、または、前記放送時
刻情報データと前記受信時刻情報との差を表す放送遅延
情報を計算して求め、前記受信時刻情報または前記放送
遅延情報を出力する演算手段と、前記演算手段の出力信
号と前記再生付加情報データを使用し前記受信時刻情報
を映像化または音声化するための映像時刻情報または音
声時刻情報を生成する時刻出力生成手段と、前記時刻出
力生成手段からの前記映像時刻情報と前記再生映像信号
を、または前記音声時刻情報と前記再生音声信号を合成
して出力する合成手段と、を有する。
【0022】前記付加情報データとは、例えば図15に
おいて、時刻表示1502の表示位置、表示色、表示フォン
ト、表示の大きさ、表示の種類(例えばデジタル時計と
するかアナログ時計とするか等)、等を送信側、受信側
で取り決めた対応情報である。または、前記付加情報
は、例えば時報のなるべき実時間情報、時報のなってい
る長さ、時報の種類、時報の音の高さ、等を送信側、受
信側で取り決めた対応情報である。
おいて、時刻表示1502の表示位置、表示色、表示フォン
ト、表示の大きさ、表示の種類(例えばデジタル時計と
するかアナログ時計とするか等)、等を送信側、受信側
で取り決めた対応情報である。または、前記付加情報
は、例えば時報のなるべき実時間情報、時報のなってい
る長さ、時報の種類、時報の音の高さ、等を送信側、受
信側で取り決めた対応情報である。
【0023】ここで、前記受信時刻情報とは図16上で
は実時刻を表し、前記再生送信時刻情報とは図16上で
は受信装置時刻を表す。従って、前記遅延情報とは、ケ
ース1では経過時間「03」秒、ケース2では余裕時間
と経過時間の差の「07」秒となる。この時間は経過時
間が変化しなければ1回調べておけばよく、また、この
時間が分かれば、当然、実時刻である受信時刻情報が分
かる。ケース3では送信側から放送時刻情報として余裕
時間が「10」秒であるという情報が送られて来てお
り、また、前記遅延情報は経過時間「03」秒となる。
これから余裕時間と経過時間の差の「07」秒を演算す
る。これが放送遅延情報となる。
は実時刻を表し、前記再生送信時刻情報とは図16上で
は受信装置時刻を表す。従って、前記遅延情報とは、ケ
ース1では経過時間「03」秒、ケース2では余裕時間
と経過時間の差の「07」秒となる。この時間は経過時
間が変化しなければ1回調べておけばよく、また、この
時間が分かれば、当然、実時刻である受信時刻情報が分
かる。ケース3では送信側から放送時刻情報として余裕
時間が「10」秒であるという情報が送られて来てお
り、また、前記遅延情報は経過時間「03」秒となる。
これから余裕時間と経過時間の差の「07」秒を演算す
る。これが放送遅延情報となる。
【0024】時刻出力生成手段は、受信側の実時刻であ
る受信時刻情報または放送遅延情報を用いることで、経
過時間によらず正確な時刻を用いることができ、また、
付加情報を用いることで、送信側の意図したような構成
をとることができる。
る受信時刻情報または放送遅延情報を用いることで、経
過時間によらず正確な時刻を用いることができ、また、
付加情報を用いることで、送信側の意図したような構成
をとることができる。
【0025】合成手段は、図15のように、テレビ画面
1501に時刻表示1502を合成したり、音声信号に時報を加
算したりする。
1501に時刻表示1502を合成したり、音声信号に時報を加
算したりする。
【0026】また、本発明の第1の目的を達成するため
に次のような手段をとる。
に次のような手段をとる。
【0027】1論理チャネルは映像信号や音声信号やデ
ータ信号またはこれらの複合信号によって構成されてお
り、前記論理チャネルの少なくとも一つにデータ信号と
映像信号、データ信号と音声信号、またはデータ信号と
映像信号と音声信号とによって構成される一つの放送信
号が割り当てられ、さらに、複数の論理チャネルをまと
めて1物理チャネルとし、前記物理チャネル単位で伝送
する放送データ送信装置とそれを受信する放送データ受
信装置とを有する放送データ送受信システムにおいて、
前記放送データ送信装置は、前記データ信号に、前記放
送データ受信装置において送信時刻情報を映像化または
音声化する場合に使用する付加情報データ、または、前
記放送信号の基準時刻を表す放送時刻情報データが含ま
れた一つの前記放送信号が割り当てられた放送信号論理
チャネルと、を持ち、前記放送信号論理チャネルとその
他の論理チャネルを基準信号に従って多重し多重信号を
出力する多重手段と、前記多重手段を動作させる基準信
号を出力する基準信号発生手段と、前記多重信号から前
記物理チャネルを生成して伝送信号とし、前記伝送信号
を伝送路に出力する伝送信号出力手段と、前記放送デー
タ送信装置側の基準時刻を表す基準時刻情報として出力
する基準時刻情報出力手段と、前記基準信号と前記基準
時刻情報を対応させ割当情報とし、また、対応させたと
きの前記基準時刻情報を前記送信時刻情報として、前記
割当情報を出力する割当手段と、前記割当情報と前記現
在時刻情報を前記伝送路と同一または別の伝送路に時刻
割当伝送信号として出力し、伝送する時刻割当伝送信号
出力手段と、を有し、前記放送データ受信装置は、前記
伝送信号を受信し、前記多重信号を再生して再生多重信
号を出力する受信復調手段と、前記再生多重信号から、
前記付加情報データまたは前記放送時刻情報データと,
前記映像信号または前記音声信号とを分離し、それぞれ
再生付加情報データまたは再生放送時刻情報データ、再
生映像信号または再生音声信号として出力する分離手段
と、前記分離手段の出力信号から前記基準信号に同期し
た再生基準信号を再生し、前記再生基準信号により前記
分離手段を動作させる基準信号再生手段と、前記時刻割
当伝送信号を受信する時刻割当伝送信号受信手段と、前
記時刻割当伝送信号受信手段の出力信号から前記割当情
報を再生し再生割当情報とし、また、前記基準時刻情報
を再生し再生したときの前記基準時刻情報を受信時刻情
報として出力する復号手段と、前記復号手段からの前記
再生割当情報と前記基準信号再生手段からの前記再生基
準信号から前記送信時刻情報を再生し、再生送信時刻情
報として出力する時刻換算手段と、前記復号手段からの
前記受信時刻情報と前記時刻換算手段からの前記再生送
信時刻情報、または、前記復号手段からの前記受信時刻
情報と前記時刻換算手段からの前記再生送信時刻情報と
前記再生放送時刻情報データから、前記放送時刻情報デ
ータと前記受信時刻情報との差を表す放送遅延情報を計
算して求め、前記受信時刻情報または前記放送遅延情報
を出力する演算手段と、前記演算手段の出力信号と前記
再生付加情報データを使用し前記受信時刻情報を映像化
または音声化するための映像時刻情報または音声時刻情
報を生成する時刻出力生成手段と、前記時刻出力生成手
段からの前記映像時刻情報と前記再生映像信号を、また
は前記音声時刻情報と前記再生音声信号を合成して出力
する合成手段と、を有する。
ータ信号またはこれらの複合信号によって構成されてお
り、前記論理チャネルの少なくとも一つにデータ信号と
映像信号、データ信号と音声信号、またはデータ信号と
映像信号と音声信号とによって構成される一つの放送信
号が割り当てられ、さらに、複数の論理チャネルをまと
めて1物理チャネルとし、前記物理チャネル単位で伝送
する放送データ送信装置とそれを受信する放送データ受
信装置とを有する放送データ送受信システムにおいて、
前記放送データ送信装置は、前記データ信号に、前記放
送データ受信装置において送信時刻情報を映像化または
音声化する場合に使用する付加情報データ、または、前
記放送信号の基準時刻を表す放送時刻情報データが含ま
れた一つの前記放送信号が割り当てられた放送信号論理
チャネルと、を持ち、前記放送信号論理チャネルとその
他の論理チャネルを基準信号に従って多重し多重信号を
出力する多重手段と、前記多重手段を動作させる基準信
号を出力する基準信号発生手段と、前記多重信号から前
記物理チャネルを生成して伝送信号とし、前記伝送信号
を伝送路に出力する伝送信号出力手段と、前記放送デー
タ送信装置側の基準時刻を表す基準時刻情報として出力
する基準時刻情報出力手段と、前記基準信号と前記基準
時刻情報を対応させ割当情報とし、また、対応させたと
きの前記基準時刻情報を前記送信時刻情報として、前記
割当情報を出力する割当手段と、前記割当情報と前記現
在時刻情報を前記伝送路と同一または別の伝送路に時刻
割当伝送信号として出力し、伝送する時刻割当伝送信号
出力手段と、を有し、前記放送データ受信装置は、前記
伝送信号を受信し、前記多重信号を再生して再生多重信
号を出力する受信復調手段と、前記再生多重信号から、
前記付加情報データまたは前記放送時刻情報データと,
前記映像信号または前記音声信号とを分離し、それぞれ
再生付加情報データまたは再生放送時刻情報データ、再
生映像信号または再生音声信号として出力する分離手段
と、前記分離手段の出力信号から前記基準信号に同期し
た再生基準信号を再生し、前記再生基準信号により前記
分離手段を動作させる基準信号再生手段と、前記時刻割
当伝送信号を受信する時刻割当伝送信号受信手段と、前
記時刻割当伝送信号受信手段の出力信号から前記割当情
報を再生し再生割当情報とし、また、前記基準時刻情報
を再生し再生したときの前記基準時刻情報を受信時刻情
報として出力する復号手段と、前記復号手段からの前記
再生割当情報と前記基準信号再生手段からの前記再生基
準信号から前記送信時刻情報を再生し、再生送信時刻情
報として出力する時刻換算手段と、前記復号手段からの
前記受信時刻情報と前記時刻換算手段からの前記再生送
信時刻情報、または、前記復号手段からの前記受信時刻
情報と前記時刻換算手段からの前記再生送信時刻情報と
前記再生放送時刻情報データから、前記放送時刻情報デ
ータと前記受信時刻情報との差を表す放送遅延情報を計
算して求め、前記受信時刻情報または前記放送遅延情報
を出力する演算手段と、前記演算手段の出力信号と前記
再生付加情報データを使用し前記受信時刻情報を映像化
または音声化するための映像時刻情報または音声時刻情
報を生成する時刻出力生成手段と、前記時刻出力生成手
段からの前記映像時刻情報と前記再生映像信号を、また
は前記音声時刻情報と前記再生音声信号を合成して出力
する合成手段と、を有する。
【0028】割当情報は、基準信号を例えば送信STCの
カウント値とすれば、基準時刻情報とその時の送信STC
のカウント値を対応させたものである。送信側の基準時
刻情報と割当情報を、経過時間がほとんど無視できる、
同一または別の伝送路、また、時刻割当伝送信号出力手
段及び時刻割当伝送信号受信手段を用いて、受信側に伝
送することで、送信側の基準時刻情報を実時刻の受信時
刻情報とすることができ、また、割当情報から実時刻の
送信STCのカウント値を受信側で知ることができる。
カウント値とすれば、基準時刻情報とその時の送信STC
のカウント値を対応させたものである。送信側の基準時
刻情報と割当情報を、経過時間がほとんど無視できる、
同一または別の伝送路、また、時刻割当伝送信号出力手
段及び時刻割当伝送信号受信手段を用いて、受信側に伝
送することで、送信側の基準時刻情報を実時刻の受信時
刻情報とすることができ、また、割当情報から実時刻の
送信STCのカウント値を受信側で知ることができる。
【0029】復調側の基準信号再生手段からの再生基準
信号は、例えば受信STCのカウント値であり、これは経
過時間の影響を受けている。この受信STCと送信STCのカ
ウント値の差と実時刻の受信時刻情報である基準時刻情
報から再生送信時刻情報、すなわち受信装置時刻が分か
る。
信号は、例えば受信STCのカウント値であり、これは経
過時間の影響を受けている。この受信STCと送信STCのカ
ウント値の差と実時刻の受信時刻情報である基準時刻情
報から再生送信時刻情報、すなわち受信装置時刻が分か
る。
【0030】時刻出力生成手段は、受信側の実時刻であ
る受信時刻情報または放送遅延情報を用いることで、経
過時間によらず正確な時刻を用いることができ、また、
付加情報を用いることで、送信側の意図したような構成
をとることができる。
る受信時刻情報または放送遅延情報を用いることで、経
過時間によらず正確な時刻を用いることができ、また、
付加情報を用いることで、送信側の意図したような構成
をとることができる。
【0031】合成手段は、図15のように、テレビ画面
1501に時刻表示1502を合成したり、音声信号に時報を加
算したりする。
1501に時刻表示1502を合成したり、音声信号に時報を加
算したりする。
【0032】本発明の第2の目的を達成するために次の
ような手段をとる。
ような手段をとる。
【0033】1論理チャネルは映像信号や音声信号やデ
ータ信号またはこれらの複合信号によって構成されてお
り、前記論理チャネルの一つに現在時刻を表す時刻情報
が割り当てられ、また、前記論理チャネルの少なくとも
一つにデータ信号と映像信号、データ信号と音声信号、
またはデータ信号と映像信号と音声信号とによって構成
される一つの放送信号が割り当てられ、さらに、複数の
論理チャネルをまとめて1物理チャネルとし、前記物理
チャネル単位で伝送する放送データ送信装置とそれを受
信する放送データ受信装置とを有する放送データ送受信
システムにおいて、前記放送データ送信装置は、前記放
送データ送信装置側の基準時刻を表す送信時刻情報が割
り当てられた送信時刻情報論理チャネルと、前記データ
信号に前記放送信号の基準時刻を表す放送時刻情報デー
タが含まれた一つの前記放送信号が割り当てられた放送
信号論理チャネルと、を持ち、前記送信時刻情報論理チ
ャネルと前記放送信号論理チャネルとその他の論理チャ
ネルを基準信号に従って多重し多重信号を出力する多重
手段と、前記多重手段を動作させる基準信号を出力する
基準信号発生手段と、前記多重信号から前記物理チャネ
ルを生成して伝送信号とし、前記伝送信号を伝送路に出
力する伝送信号出力手段と、を有し、前記放送データ受
信装置は、前記伝送信号を受信し、前記多重信号を再生
して再生多重信号を出力する受信復調手段と、前記再生
多重信号から、前記送信時刻情報論理チャネルと,前記
放送時刻情報データと,前記映像信号または前記音声信
号とを分離し、それぞれ再生送信時刻情報、再生放送時
刻情報データ、再生映像信号または再生音声信号として
出力する分離手段と、前記分離手段の出力信号から前記
基準信号に同期した再生基準信号を再生し、前記再生基
準信号により前記分離手段を動作させる基準信号再生手
段と、前記放送データ受信装置側の現在時刻を表す受信
時刻情報、または前記再生送信時刻情報と前記受信時刻
情報との差を表す遅延情報のいずれか一方を取得する時
刻取得手段と、前記時刻取得手段の出力信号と前記再生
送信時刻情報、または、前記時刻取得手段の出力信号と
前記再生送信時刻情報と前記再生放送時刻情報データか
ら、前記受信時刻情報、または、前記放送時刻情報デー
タと前記受信時刻情報との差を表す放送遅延情報を計算
して求め、前記放送遅延情報を出力する演算手段と、前
記演算手段の出力信号である前記放送遅延情報を使用
し、前記再生映像信号または前記再生音声信号を遅延す
る遅延手段と、を有する。
ータ信号またはこれらの複合信号によって構成されてお
り、前記論理チャネルの一つに現在時刻を表す時刻情報
が割り当てられ、また、前記論理チャネルの少なくとも
一つにデータ信号と映像信号、データ信号と音声信号、
またはデータ信号と映像信号と音声信号とによって構成
される一つの放送信号が割り当てられ、さらに、複数の
論理チャネルをまとめて1物理チャネルとし、前記物理
チャネル単位で伝送する放送データ送信装置とそれを受
信する放送データ受信装置とを有する放送データ送受信
システムにおいて、前記放送データ送信装置は、前記放
送データ送信装置側の基準時刻を表す送信時刻情報が割
り当てられた送信時刻情報論理チャネルと、前記データ
信号に前記放送信号の基準時刻を表す放送時刻情報デー
タが含まれた一つの前記放送信号が割り当てられた放送
信号論理チャネルと、を持ち、前記送信時刻情報論理チ
ャネルと前記放送信号論理チャネルとその他の論理チャ
ネルを基準信号に従って多重し多重信号を出力する多重
手段と、前記多重手段を動作させる基準信号を出力する
基準信号発生手段と、前記多重信号から前記物理チャネ
ルを生成して伝送信号とし、前記伝送信号を伝送路に出
力する伝送信号出力手段と、を有し、前記放送データ受
信装置は、前記伝送信号を受信し、前記多重信号を再生
して再生多重信号を出力する受信復調手段と、前記再生
多重信号から、前記送信時刻情報論理チャネルと,前記
放送時刻情報データと,前記映像信号または前記音声信
号とを分離し、それぞれ再生送信時刻情報、再生放送時
刻情報データ、再生映像信号または再生音声信号として
出力する分離手段と、前記分離手段の出力信号から前記
基準信号に同期した再生基準信号を再生し、前記再生基
準信号により前記分離手段を動作させる基準信号再生手
段と、前記放送データ受信装置側の現在時刻を表す受信
時刻情報、または前記再生送信時刻情報と前記受信時刻
情報との差を表す遅延情報のいずれか一方を取得する時
刻取得手段と、前記時刻取得手段の出力信号と前記再生
送信時刻情報、または、前記時刻取得手段の出力信号と
前記再生送信時刻情報と前記再生放送時刻情報データか
ら、前記受信時刻情報、または、前記放送時刻情報デー
タと前記受信時刻情報との差を表す放送遅延情報を計算
して求め、前記放送遅延情報を出力する演算手段と、前
記演算手段の出力信号である前記放送遅延情報を使用
し、前記再生映像信号または前記再生音声信号を遅延す
る遅延手段と、を有する。
【0034】図16におけるケース2、ケース3の場合
は、放送時刻が放送開始時刻よりも前である。遅延手段
は、放送遅延情報で得られた時間だけ映像信号や音声信
号を遅らせ、受信側で実時刻どおりに映像信号や音声信
号を出力する。
は、放送時刻が放送開始時刻よりも前である。遅延手段
は、放送遅延情報で得られた時間だけ映像信号や音声信
号を遅らせ、受信側で実時刻どおりに映像信号や音声信
号を出力する。
【0035】また、本発明の第2の目的を達成するため
に次のような手段をとる。
に次のような手段をとる。
【0036】1論理チャネルは映像信号や音声信号やデ
ータ信号またはこれらの複合信号によって構成されてお
り、前記論理チャネルの少なくとも一つにデータ信号と
映像信号、データ信号と音声信号、またはデータ信号と
映像信号と音声信号とによって構成される一つの放送信
号が割り当てられ、さらに、複数の論理チャネルをまと
めて1物理チャネルとし、前記物理チャネル単位で伝送
する放送データ送信装置とそれを受信する放送データ受
信装置とを有する放送データ送受信システムにおいて、
前記放送データ送信装置は、前記データ信号に前記放送
信号の基準時刻を表す放送時刻情報データが含まれた一
つの前記放送信号が割り当てられた放送信号論理チャネ
ルと、を持ち、前記放送信号論理チャネルとその他の論
理チャネルを基準信号に従って多重し多重信号を出力す
る多重手段と、前記多重手段を動作させる基準信号を出
力する基準信号発生手段と、前記多重信号から前記物理
チャネルを生成して伝送信号とし、前記伝送信号を伝送
路に出力する伝送信号出力手段と、前記放送データ送信
装置側の基準時刻を表す基準時刻情報として出力する基
準時刻情報出力手段と、前記基準信号と前記基準時刻情
報を対応させ割当情報とし、また、対応させたときの前
記基準時刻情報を前記送信時刻情報として、前記割当情
報を出力する割当手段と、前記割当情報と前記現在時刻
情報を前記伝送路と同一または別の伝送路に時刻割当伝
送信号として出力し、伝送する時刻割当伝送信号出力手
段と、を有し、前記放送データ受信装置は、前記伝送信
号を受信し、前記多重信号を再生して再生多重信号を出
力する受信復調手段と、前記再生多重信号から、前記放
送時刻情報データと,前記映像信号または前記音声信号
とを分離し、それぞれ再生放送時刻情報データ、再生映
像信号または再生音声信号として出力する分離手段と、
前記分離手段の出力信号から前記基準信号に同期した再
生基準信号を再生し、前記再生基準信号により前記分離
手段を動作させる基準信号再生手段と、前記時刻割当伝
送信号を受信する時刻割当伝送信号受信手段と、前記時
刻割当伝送信号受信手段の出力信号から前記割当情報を
再生し再生割当情報とし、また、前記基準時刻情報を再
生し再生したときの前記基準時刻情報を受信時刻情報と
して出力する復号手段と、前記復号手段からの前記再生
割当情報と前記基準信号再生手段からの前記再生基準信
号から前記送信時刻情報を再生し、再生送信時刻情報と
して出力する時刻換算手段と、前記復号手段からの前記
受信時刻情報と前記時刻換算手段からの前記再生送信時
刻情報、または、前記復号手段からの前記受信時刻情報
と前記時刻換算手段からの前記再生送信時刻情報と前記
再生放送時刻情報データから、前記放送時刻情報データ
と前記受信時刻情報との差を表す放送遅延情報を計算し
て求め、前記放送遅延情報を出力する演算手段と、前記
演算手段の出力信号である前記放送遅延情報を使用し、
前記再生映像信号または前記再生音声信号を遅延する遅
延手段と、を有する。
ータ信号またはこれらの複合信号によって構成されてお
り、前記論理チャネルの少なくとも一つにデータ信号と
映像信号、データ信号と音声信号、またはデータ信号と
映像信号と音声信号とによって構成される一つの放送信
号が割り当てられ、さらに、複数の論理チャネルをまと
めて1物理チャネルとし、前記物理チャネル単位で伝送
する放送データ送信装置とそれを受信する放送データ受
信装置とを有する放送データ送受信システムにおいて、
前記放送データ送信装置は、前記データ信号に前記放送
信号の基準時刻を表す放送時刻情報データが含まれた一
つの前記放送信号が割り当てられた放送信号論理チャネ
ルと、を持ち、前記放送信号論理チャネルとその他の論
理チャネルを基準信号に従って多重し多重信号を出力す
る多重手段と、前記多重手段を動作させる基準信号を出
力する基準信号発生手段と、前記多重信号から前記物理
チャネルを生成して伝送信号とし、前記伝送信号を伝送
路に出力する伝送信号出力手段と、前記放送データ送信
装置側の基準時刻を表す基準時刻情報として出力する基
準時刻情報出力手段と、前記基準信号と前記基準時刻情
報を対応させ割当情報とし、また、対応させたときの前
記基準時刻情報を前記送信時刻情報として、前記割当情
報を出力する割当手段と、前記割当情報と前記現在時刻
情報を前記伝送路と同一または別の伝送路に時刻割当伝
送信号として出力し、伝送する時刻割当伝送信号出力手
段と、を有し、前記放送データ受信装置は、前記伝送信
号を受信し、前記多重信号を再生して再生多重信号を出
力する受信復調手段と、前記再生多重信号から、前記放
送時刻情報データと,前記映像信号または前記音声信号
とを分離し、それぞれ再生放送時刻情報データ、再生映
像信号または再生音声信号として出力する分離手段と、
前記分離手段の出力信号から前記基準信号に同期した再
生基準信号を再生し、前記再生基準信号により前記分離
手段を動作させる基準信号再生手段と、前記時刻割当伝
送信号を受信する時刻割当伝送信号受信手段と、前記時
刻割当伝送信号受信手段の出力信号から前記割当情報を
再生し再生割当情報とし、また、前記基準時刻情報を再
生し再生したときの前記基準時刻情報を受信時刻情報と
して出力する復号手段と、前記復号手段からの前記再生
割当情報と前記基準信号再生手段からの前記再生基準信
号から前記送信時刻情報を再生し、再生送信時刻情報と
して出力する時刻換算手段と、前記復号手段からの前記
受信時刻情報と前記時刻換算手段からの前記再生送信時
刻情報、または、前記復号手段からの前記受信時刻情報
と前記時刻換算手段からの前記再生送信時刻情報と前記
再生放送時刻情報データから、前記放送時刻情報データ
と前記受信時刻情報との差を表す放送遅延情報を計算し
て求め、前記放送遅延情報を出力する演算手段と、前記
演算手段の出力信号である前記放送遅延情報を使用し、
前記再生映像信号または前記再生音声信号を遅延する遅
延手段と、を有する。
【0037】図16におけるケース2、ケース3の場合
は、放送時刻が放送開始時刻よりも前である。遅延手段
は、放送遅延情報で得られた時間だけ映像信号や音声信
号を遅らせ、受信側で実時刻どおりに映像信号や音声信
号を出力する。
は、放送時刻が放送開始時刻よりも前である。遅延手段
は、放送遅延情報で得られた時間だけ映像信号や音声信
号を遅らせ、受信側で実時刻どおりに映像信号や音声信
号を出力する。
【0038】本発明の第1、または、第2の目的を達成
するために次のような手段をとる。
するために次のような手段をとる。
【0039】1論理チャネルは映像信号や音声信号やデ
ータ信号またはこれらの複合信号によって構成されてお
り、前記論理チャネルの一つに現在時刻を表す時刻情報
が割り当てられ、また、前記論理チャネルの少なくとも
一つにデータ信号と映像信号、データ信号と音声信号、
またはデータ信号と映像信号と音声信号とによって構成
される一つの放送信号が割り当てられ、さらに、複数の
論理チャネルをまとめて1物理チャネルとし、前記物理
チャネル単位で伝送する放送データ送信装置とそれを受
信する放送データ受信装置とを有する放送データ送受信
システムにおいて、前記放送データ送信装置は、前記放
送データ送信装置側の基準時刻を表す送信時刻情報が割
り当てられた送信時刻情報論理チャネルと、前記データ
信号に、前記放送データ受信装置において前記送信時刻
情報を映像化または音声化する場合に使用する付加情報
データ、または、前記放送信号の基準時刻を表す放送時
刻情報データが含まれた一つの前記放送信号が割り当て
られた放送信号論理チャネルと、を持ち、前記送信時刻
情報論理チャネルと前記放送信号論理チャネルとその他
の論理チャネルを基準信号に従って多重し多重信号を出
力する多重手段と、前記多重手段を動作させる基準信号
を出力する基準信号発生手段と、前記多重信号から前記
物理チャネルを生成して伝送信号とし、前記伝送信号を
伝送路に出力する伝送信号出力手段と、を有し、前記放
送データ受信装置は、前記伝送信号を受信し、前記多重
信号を再生して再生多重信号を出力する受信復調手段
と、前記再生多重信号から、前記送信時刻情報論理チャ
ネルと,前記付加情報データまたは前記放送時刻情報デ
ータと,前記映像信号または前記音声信号とを分離し、
それぞれ再生送信時刻情報、再生付加情報データまたは
再生放送時刻情報データ、再生映像信号または再生音声
信号として出力する分離手段と、前記分離手段の出力信
号から前記基準信号に同期した再生基準信号を再生し、
前記再生基準信号により前記分離手段を動作させる基準
信号再生手段と、前記放送データ受信装置側の現在時刻
を表す受信時刻情報、または前記再生送信時刻情報と前
記受信時刻情報との差を表す遅延情報のいずれか一方を
取得する時刻取得手段と、前記時刻取得手段の出力信号
と前記再生送信時刻情報、または、前記時刻取得手段の
出力信号と前記再生送信時刻情報と前記再生放送時刻情
報データから、前記受信時刻情報、または、前記放送時
刻情報データと前記受信時刻情報との差を表す放送遅延
情報を計算して求め、前記受信時刻情報または前記放送
遅延情報を出力する演算手段と、前記演算手段の出力信
号と前記再生付加情報データを使用し前記受信時刻情報
を映像化または音声化するための映像時刻情報または音
声時刻情報を生成する時刻出力生成手段と、前記演算手
段の出力信号である前記放送遅延情報を使用し、前記再
生映像信号または前記再生音声信号を遅延するととも
に、前記時刻出力生成手段からの前記映像時刻情報と前
記再生映像信号を、または前記音声時刻情報と前記再生
音声信号を合成して出力する遅延合成手段と、を有す
る。
ータ信号またはこれらの複合信号によって構成されてお
り、前記論理チャネルの一つに現在時刻を表す時刻情報
が割り当てられ、また、前記論理チャネルの少なくとも
一つにデータ信号と映像信号、データ信号と音声信号、
またはデータ信号と映像信号と音声信号とによって構成
される一つの放送信号が割り当てられ、さらに、複数の
論理チャネルをまとめて1物理チャネルとし、前記物理
チャネル単位で伝送する放送データ送信装置とそれを受
信する放送データ受信装置とを有する放送データ送受信
システムにおいて、前記放送データ送信装置は、前記放
送データ送信装置側の基準時刻を表す送信時刻情報が割
り当てられた送信時刻情報論理チャネルと、前記データ
信号に、前記放送データ受信装置において前記送信時刻
情報を映像化または音声化する場合に使用する付加情報
データ、または、前記放送信号の基準時刻を表す放送時
刻情報データが含まれた一つの前記放送信号が割り当て
られた放送信号論理チャネルと、を持ち、前記送信時刻
情報論理チャネルと前記放送信号論理チャネルとその他
の論理チャネルを基準信号に従って多重し多重信号を出
力する多重手段と、前記多重手段を動作させる基準信号
を出力する基準信号発生手段と、前記多重信号から前記
物理チャネルを生成して伝送信号とし、前記伝送信号を
伝送路に出力する伝送信号出力手段と、を有し、前記放
送データ受信装置は、前記伝送信号を受信し、前記多重
信号を再生して再生多重信号を出力する受信復調手段
と、前記再生多重信号から、前記送信時刻情報論理チャ
ネルと,前記付加情報データまたは前記放送時刻情報デ
ータと,前記映像信号または前記音声信号とを分離し、
それぞれ再生送信時刻情報、再生付加情報データまたは
再生放送時刻情報データ、再生映像信号または再生音声
信号として出力する分離手段と、前記分離手段の出力信
号から前記基準信号に同期した再生基準信号を再生し、
前記再生基準信号により前記分離手段を動作させる基準
信号再生手段と、前記放送データ受信装置側の現在時刻
を表す受信時刻情報、または前記再生送信時刻情報と前
記受信時刻情報との差を表す遅延情報のいずれか一方を
取得する時刻取得手段と、前記時刻取得手段の出力信号
と前記再生送信時刻情報、または、前記時刻取得手段の
出力信号と前記再生送信時刻情報と前記再生放送時刻情
報データから、前記受信時刻情報、または、前記放送時
刻情報データと前記受信時刻情報との差を表す放送遅延
情報を計算して求め、前記受信時刻情報または前記放送
遅延情報を出力する演算手段と、前記演算手段の出力信
号と前記再生付加情報データを使用し前記受信時刻情報
を映像化または音声化するための映像時刻情報または音
声時刻情報を生成する時刻出力生成手段と、前記演算手
段の出力信号である前記放送遅延情報を使用し、前記再
生映像信号または前記再生音声信号を遅延するととも
に、前記時刻出力生成手段からの前記映像時刻情報と前
記再生映像信号を、または前記音声時刻情報と前記再生
音声信号を合成して出力する遅延合成手段と、を有す
る。
【0040】遅延合成手段は、図16におけるケース1
の場合はテレビ画面に時刻表示を合成したり、音声信号
に時報を加算したりする。図16におけるケース2、ケ
ース3の場合は、放送遅延情報で得られた時間だけ映像
信号や音声信号を遅らせ、受信側で実時刻どおりに映像
信号や音声信号を出力するとともに、実時刻どおりにテ
レビ画面に時刻表示を合成したり、音声信号に時報を加
算したりする。また、もし、受信側で処理可能な遅延時
間以上であった場合は、できうる限り遅延を行い、その
後で実時刻どおりにテレビ画面に時刻表示を合成した
り、音声信号に時報を加算したりする。
の場合はテレビ画面に時刻表示を合成したり、音声信号
に時報を加算したりする。図16におけるケース2、ケ
ース3の場合は、放送遅延情報で得られた時間だけ映像
信号や音声信号を遅らせ、受信側で実時刻どおりに映像
信号や音声信号を出力するとともに、実時刻どおりにテ
レビ画面に時刻表示を合成したり、音声信号に時報を加
算したりする。また、もし、受信側で処理可能な遅延時
間以上であった場合は、できうる限り遅延を行い、その
後で実時刻どおりにテレビ画面に時刻表示を合成した
り、音声信号に時報を加算したりする。
【0041】また、本発明の第1、または、第2の目的
を達成するために次のような手段をとる。
を達成するために次のような手段をとる。
【0042】1論理チャネルは映像信号や音声信号やデ
ータ信号またはこれらの複合信号によって構成されてお
り、前記論理チャネルの少なくとも一つにデータ信号と
映像信号、データ信号と音声信号、またはデータ信号と
映像信号と音声信号とによって構成される一つの放送信
号が割り当てられ、さらに、複数の論理チャネルをまと
めて1物理チャネルとし、前記物理チャネル単位で伝送
する放送データ送信装置とそれを受信する放送データ受
信装置とを有する放送データ送受信システムにおいて、
前記放送データ送信装置は、前記データ信号に、前記放
送データ受信装置において送信時刻情報を映像化または
音声化する場合に使用する付加情報データ、または、前
記放送信号の基準時刻を表す放送時刻情報データが含ま
れた一つの前記放送信号が割り当てられた放送信号論理
チャネルと、を持ち、前記放送信号論理チャネルとその
他の論理チャネルを基準信号に従って多重し多重信号を
出力する多重手段と、前記多重手段を動作させる基準信
号を出力する基準信号発生手段と、前記多重信号から前
記物理チャネルを生成して伝送信号とし、前記伝送信号
を伝送路に出力する伝送信号出力手段と、前記放送デー
タ送信装置側の基準時刻を表す基準時刻情報として出力
する基準時刻情報出力手段と、前記基準信号と前記基準
時刻情報を対応させ割当情報とし、また、対応させたと
きの前記基準時刻情報を前記送信時刻情報として、前記
割当情報を出力する割当手段と、前記割当情報と前記現
在時刻情報を前記伝送路と同一または別の伝送路に時刻
割当伝送信号として出力し、伝送する時刻割当伝送信号
出力手段と、を有し、前記放送データ受信装置は、前記
伝送信号を受信し、前記多重信号を再生して再生多重信
号を出力する受信復調手段と、前記再生多重信号から、
前記付加情報データまたは前記放送時刻情報データと、
前記映像信号または前記音声信号とを分離し、それぞれ
再生付加情報データまたは再生放送時刻情報データ、再
生映像信号または再生音声信号として出力する分離手段
と、前記分離手段の出力信号から前記基準信号に同期し
た再生基準信号を再生し、前記再生基準信号により前記
分離手段を動作させる基準信号再生手段と、前記時刻割
当伝送信号を受信する時刻割当伝送信号受信手段と、前
記時刻割当伝送信号受信手段の出力信号から前記割当情
報を再生し再生割当情報とし、また、前記基準時刻情報
を再生し再生したときの前記基準時刻情報を受信時刻情
報として出力する復号手段と、前記復号手段からの前記
再生割当情報と前記基準信号再生手段からの前記再生基
準信号から前記送信時刻情報を再生し、再生送信時刻情
報として出力する時刻換算手段と、前記復号手段からの
前記受信時刻情報と前記時刻換算手段からの前記再生送
信時刻情報、または、前記復号手段からの前記受信時刻
情報と前記時刻換算手段からの前記再生送信時刻情報と
前記再生放送時刻情報データから、前記放送時刻情報デ
ータと前記受信時刻情報との差を表す放送遅延情報を計
算して求め、前記受信時刻情報または前記放送遅延情報
を出力する演算手段と、前記演算手段の出力信号と前記
再生付加情報データを使用し前記受信時刻情報を映像化
または音声化するための映像時刻情報または音声時刻情
報を生成する時刻出力生成手段と、前記演算手段の出力
信号である前記放送遅延情報を使用し、前記再生映像信
号または前記再生音声信号を遅延するとともに、前記時
刻出力生成手段からの前記映像時刻情報と前記再生映像
信号を、または前記音声時刻情報と前記再生音声信号を
合成して出力する遅延合成手段と、を有する。
ータ信号またはこれらの複合信号によって構成されてお
り、前記論理チャネルの少なくとも一つにデータ信号と
映像信号、データ信号と音声信号、またはデータ信号と
映像信号と音声信号とによって構成される一つの放送信
号が割り当てられ、さらに、複数の論理チャネルをまと
めて1物理チャネルとし、前記物理チャネル単位で伝送
する放送データ送信装置とそれを受信する放送データ受
信装置とを有する放送データ送受信システムにおいて、
前記放送データ送信装置は、前記データ信号に、前記放
送データ受信装置において送信時刻情報を映像化または
音声化する場合に使用する付加情報データ、または、前
記放送信号の基準時刻を表す放送時刻情報データが含ま
れた一つの前記放送信号が割り当てられた放送信号論理
チャネルと、を持ち、前記放送信号論理チャネルとその
他の論理チャネルを基準信号に従って多重し多重信号を
出力する多重手段と、前記多重手段を動作させる基準信
号を出力する基準信号発生手段と、前記多重信号から前
記物理チャネルを生成して伝送信号とし、前記伝送信号
を伝送路に出力する伝送信号出力手段と、前記放送デー
タ送信装置側の基準時刻を表す基準時刻情報として出力
する基準時刻情報出力手段と、前記基準信号と前記基準
時刻情報を対応させ割当情報とし、また、対応させたと
きの前記基準時刻情報を前記送信時刻情報として、前記
割当情報を出力する割当手段と、前記割当情報と前記現
在時刻情報を前記伝送路と同一または別の伝送路に時刻
割当伝送信号として出力し、伝送する時刻割当伝送信号
出力手段と、を有し、前記放送データ受信装置は、前記
伝送信号を受信し、前記多重信号を再生して再生多重信
号を出力する受信復調手段と、前記再生多重信号から、
前記付加情報データまたは前記放送時刻情報データと、
前記映像信号または前記音声信号とを分離し、それぞれ
再生付加情報データまたは再生放送時刻情報データ、再
生映像信号または再生音声信号として出力する分離手段
と、前記分離手段の出力信号から前記基準信号に同期し
た再生基準信号を再生し、前記再生基準信号により前記
分離手段を動作させる基準信号再生手段と、前記時刻割
当伝送信号を受信する時刻割当伝送信号受信手段と、前
記時刻割当伝送信号受信手段の出力信号から前記割当情
報を再生し再生割当情報とし、また、前記基準時刻情報
を再生し再生したときの前記基準時刻情報を受信時刻情
報として出力する復号手段と、前記復号手段からの前記
再生割当情報と前記基準信号再生手段からの前記再生基
準信号から前記送信時刻情報を再生し、再生送信時刻情
報として出力する時刻換算手段と、前記復号手段からの
前記受信時刻情報と前記時刻換算手段からの前記再生送
信時刻情報、または、前記復号手段からの前記受信時刻
情報と前記時刻換算手段からの前記再生送信時刻情報と
前記再生放送時刻情報データから、前記放送時刻情報デ
ータと前記受信時刻情報との差を表す放送遅延情報を計
算して求め、前記受信時刻情報または前記放送遅延情報
を出力する演算手段と、前記演算手段の出力信号と前記
再生付加情報データを使用し前記受信時刻情報を映像化
または音声化するための映像時刻情報または音声時刻情
報を生成する時刻出力生成手段と、前記演算手段の出力
信号である前記放送遅延情報を使用し、前記再生映像信
号または前記再生音声信号を遅延するとともに、前記時
刻出力生成手段からの前記映像時刻情報と前記再生映像
信号を、または前記音声時刻情報と前記再生音声信号を
合成して出力する遅延合成手段と、を有する。
【0043】遅延合成手段は、図16におけるケース1
の場合はテレビ画面に時刻表示を合成したり、音声信号
に時報を加算したりする。図16におけるケース2、ケ
ース3の場合は、放送遅延情報で得られた時間だけ映像
信号や音声信号を遅らせ、受信側で実時刻どおりに映像
信号や音声信号を出力するとともに、実時刻どおりにテ
レビ画面に時刻表示を合成したり、音声信号に時報を加
算したりする。また、もし、受信側で処理可能な遅延時
間以上であった場合は、できうる限り遅延を行い、その
後で実時刻どおりにテレビ画面に時刻表示を合成した
り、音声信号に時報を加算したりする。
の場合はテレビ画面に時刻表示を合成したり、音声信号
に時報を加算したりする。図16におけるケース2、ケ
ース3の場合は、放送遅延情報で得られた時間だけ映像
信号や音声信号を遅らせ、受信側で実時刻どおりに映像
信号や音声信号を出力するとともに、実時刻どおりにテ
レビ画面に時刻表示を合成したり、音声信号に時報を加
算したりする。また、もし、受信側で処理可能な遅延時
間以上であった場合は、できうる限り遅延を行い、その
後で実時刻どおりにテレビ画面に時刻表示を合成した
り、音声信号に時報を加算したりする。
【0044】
【発明の実施の形態】本発明の放送データ送受信システ
ムの一実施例を図面を用いて説明する。
ムの一実施例を図面を用いて説明する。
【0045】図1は、本発明の放送データ送受信システ
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2の場合に適用される。
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2の場合に適用される。
【0046】100は音声信号や映像信号を圧縮するエン
コーダ部、101は音声信号入力端子、102は映像信号入力
端子、103はデータ信号入力端子であり、a,b,…の添
字はそれぞれで放送信号を構成していることを表し、1
論理チャネルに割り当てられる。104は1論理チャネル
に割り当てられるデータ送信装置側の基準時刻を表す送
信時刻情報入力端子、105は基準クロック信号入力端
子、106は論理チャネルを多重化して1つのストリーム
にする多重化部、107は多重化部のストリームに誤り訂
正符号の付加やインターリーブ処理や畳込み処理等のデ
ジタル信号処理を施す符号化部、108は符号化部の出力
信号を変調する変調部、109は基準カウンタ部である。1
11は100から109までで構成される物理チャネル部であ
り、A、B、C、D…の添字はそれぞれ別の物理チャネルを
表す。110は送信アンテナであり、送信アンテナ110から
それぞれの物理チャネルを送信する。
コーダ部、101は音声信号入力端子、102は映像信号入力
端子、103はデータ信号入力端子であり、a,b,…の添
字はそれぞれで放送信号を構成していることを表し、1
論理チャネルに割り当てられる。104は1論理チャネル
に割り当てられるデータ送信装置側の基準時刻を表す送
信時刻情報入力端子、105は基準クロック信号入力端
子、106は論理チャネルを多重化して1つのストリーム
にする多重化部、107は多重化部のストリームに誤り訂
正符号の付加やインターリーブ処理や畳込み処理等のデ
ジタル信号処理を施す符号化部、108は符号化部の出力
信号を変調する変調部、109は基準カウンタ部である。1
11は100から109までで構成される物理チャネル部であ
り、A、B、C、D…の添字はそれぞれ別の物理チャネルを
表す。110は送信アンテナであり、送信アンテナ110から
それぞれの物理チャネルを送信する。
【0047】112は受信アンテナ、113は物理チャネル選
択部、114は復調部、115は符号化部107の逆動作を行う
復号化部、116は1論理チャネルを分離する分離部、117
はエンコーダ部100の逆動作を行い音声信号や映像信号
を伸長するデコーダ部、118,119は合成部、120は付加
情報データデコーダ部、121は時刻演算部、122はクロッ
ク再生部、123は換算用の時間を入力する換算時間入力
端子、124は音声信号出力端子、125は映像信号出力端子
である。
択部、114は復調部、115は符号化部107の逆動作を行う
復号化部、116は1論理チャネルを分離する分離部、117
はエンコーダ部100の逆動作を行い音声信号や映像信号
を伸長するデコーダ部、118,119は合成部、120は付加
情報データデコーダ部、121は時刻演算部、122はクロッ
ク再生部、123は換算用の時間を入力する換算時間入力
端子、124は音声信号出力端子、125は映像信号出力端子
である。
【0048】入力端子101,102から入力された音声信
号、映像信号はエンコーダ部100で圧縮され多重化部106
に出力される。同時に、入力端子103からデータ信号が
入力され、多重化部106に送られる。音声信号、映像信
号、データ信号で放送信号を構成し、1論理チャネルに
割り当てられる。データ信号には付加情報データが含ま
れている。付加情報データについては後述する。
号、映像信号はエンコーダ部100で圧縮され多重化部106
に出力される。同時に、入力端子103からデータ信号が
入力され、多重化部106に送られる。音声信号、映像信
号、データ信号で放送信号を構成し、1論理チャネルに
割り当てられる。データ信号には付加情報データが含ま
れている。付加情報データについては後述する。
【0049】一方、入力端子104から送信時刻情報が1
論理チャネルとして入力され、多重化部106に送られ
る。
論理チャネルとして入力され、多重化部106に送られ
る。
【0050】基準カウンタ部109は入力端子105からの基
準クロック信号で動作し、カウンタ値を多重化部106で
多重しつつ多重化部106を動作させる。
準クロック信号で動作し、カウンタ値を多重化部106で
多重しつつ多重化部106を動作させる。
【0051】多重化部106はこれらの論理チャネルやカ
ウンタ値を多重し1つのストリームにする。このストリ
ームを符号化部107で符号化する。符号化には色々な処
理が入るが、特に時間インターリーブを行うと処理時間
がかかる。符号化部107の出力信号を変調部108で変調
し、1物理チャネルとして送信アンテナ110から伝送す
る。変調部108の変調方式には、64QAM、QPSK等の直交位
相変調方式やOFDM等のデジタル変調方式を用い、周波数
多重を行う。
ウンタ値を多重し1つのストリームにする。このストリ
ームを符号化部107で符号化する。符号化には色々な処
理が入るが、特に時間インターリーブを行うと処理時間
がかかる。符号化部107の出力信号を変調部108で変調
し、1物理チャネルとして送信アンテナ110から伝送す
る。変調部108の変調方式には、64QAM、QPSK等の直交位
相変調方式やOFDM等のデジタル変調方式を用い、周波数
多重を行う。
【0052】伝送された信号を受信アンテナ112で受信
し、選択部113で求める物理チャネルを選択し、復調部1
14で復調する。復調部114の出力信号を復号化部115で復
号する。符号化部107で時間インターリーブを行った場
合は復号化部115でもその逆処理を行うことで符号化部1
07と同様に処理時間がかかる。これら変調側、受信側、
及び伝送路の処理時間による遅延をここでは経過時間と
呼ぶ。
し、選択部113で求める物理チャネルを選択し、復調部1
14で復調する。復調部114の出力信号を復号化部115で復
号する。符号化部107で時間インターリーブを行った場
合は復号化部115でもその逆処理を行うことで符号化部1
07と同様に処理時間がかかる。これら変調側、受信側、
及び伝送路の処理時間による遅延をここでは経過時間と
呼ぶ。
【0053】復号化部115の出力信号は多重化部106の出
力信号であるストリームと同じストリームが再生され
る。
力信号であるストリームと同じストリームが再生され
る。
【0054】分離部116で放送信号の割り当てられた1
論理チャネルを分離するとともに、送信時刻情報を分離
再生する。デコーダ部117は音声信号、映像信号を伸長
し、出力する。
論理チャネルを分離するとともに、送信時刻情報を分離
再生する。デコーダ部117は音声信号、映像信号を伸長
し、出力する。
【0055】クロック再生部122は、図14で説明した
動作によりクロックを再生する。
動作によりクロックを再生する。
【0056】入力端子123からは換算時間が入力され
る。換算時間とは、受信側において、ある実時刻の場合
に再生した送信時刻情報とその実時刻の差分の時間であ
る。これは経過時間に等しい。
る。換算時間とは、受信側において、ある実時刻の場合
に再生した送信時刻情報とその実時刻の差分の時間であ
る。これは経過時間に等しい。
【0057】これは、例えば、受信装置購入時等に測定
し、セットする。
し、セットする。
【0058】時刻演算部121では、換算時間と送信時刻
情報から実時刻を計算し、付加情報データデコーダ部12
0に出力する。
情報から実時刻を計算し、付加情報データデコーダ部12
0に出力する。
【0059】付加情報データデコーダ部120には、分離
された放送信号中のデータ信号に含まれる付加情報デー
タを使用する。付加情報データとは、例えば図15にお
いて、時刻表示1502の表示位置、表示色、表示フォン
ト、表示の大きさ、表示の種類(例えばデジタル時計と
するかアナログ時計とするか等)、等を送信側、受信側
で取り決めた対応情報である。または、前記付加情報
は、例えば時報のなるべき実時間情報、時報のなってい
る長さ、時報の種類、時報の音の高さ、等を送信側、受
信側で取り決めた対応情報である。付加情報データデコ
ーダ部120は、この対応情報にしたがって、時刻演算部1
21からの演算された実時刻に対して、付加映像信号、付
加音声信号を生成する。
された放送信号中のデータ信号に含まれる付加情報デー
タを使用する。付加情報データとは、例えば図15にお
いて、時刻表示1502の表示位置、表示色、表示フォン
ト、表示の大きさ、表示の種類(例えばデジタル時計と
するかアナログ時計とするか等)、等を送信側、受信側
で取り決めた対応情報である。または、前記付加情報
は、例えば時報のなるべき実時間情報、時報のなってい
る長さ、時報の種類、時報の音の高さ、等を送信側、受
信側で取り決めた対応情報である。付加情報データデコ
ーダ部120は、この対応情報にしたがって、時刻演算部1
21からの演算された実時刻に対して、付加映像信号、付
加音声信号を生成する。
【0060】合成部118ではデコーダ部117で伸長された
音声信号と付加音声信号を、合成部119ではデコーダ部1
17で伸長された映像信号と付加映像信号をそれぞれ合成
し、出力端子124からは合成された音声信号を、出力端
子125からは合成された映像信号をそれぞれ出力する。
音声信号と付加音声信号を、合成部119ではデコーダ部1
17で伸長された映像信号と付加映像信号をそれぞれ合成
し、出力端子124からは合成された音声信号を、出力端
子125からは合成された映像信号をそれぞれ出力する。
【0061】図1の実施例によれば、換算時間を一度設
定するだけという簡単な方法で、正確な実時刻を受信装
置から得ることができる効果がある。
定するだけという簡単な方法で、正確な実時刻を受信装
置から得ることができる効果がある。
【0062】本発明の放送データ送受信システムの他の
実施例を図2に示す。
実施例を図2に示す。
【0063】図2は、本発明の放送データ送受信システ
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2の場合に適用される。
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2の場合に適用される。
【0064】図1と同一符号は同一機能を示し、201は
時刻演算部、202は時刻情報入力端子である。
時刻演算部、202は時刻情報入力端子である。
【0065】図2の実施例では、入力端子202からは受
信側での実時刻が入力される。
信側での実時刻が入力される。
【0066】時刻演算部201では、実時刻と送信時刻情
報から換算時間を計算する。入力端子202からの実時刻
が常に入力されているのならば、時刻演算部201からの
出力にはそのまま実時刻を付加情報データデコーダ部12
0に出力する。入力端子202からの実時刻入力が、受信装
置購入時等の要所でしか行われないのであれば、計算し
た換算時間をもとに送信時刻情報から実時刻を計算し、
付加情報データデコーダ部120に出力する。
報から換算時間を計算する。入力端子202からの実時刻
が常に入力されているのならば、時刻演算部201からの
出力にはそのまま実時刻を付加情報データデコーダ部12
0に出力する。入力端子202からの実時刻入力が、受信装
置購入時等の要所でしか行われないのであれば、計算し
た換算時間をもとに送信時刻情報から実時刻を計算し、
付加情報データデコーダ部120に出力する。
【0067】図2の実施例によれば、設定する内容が実
時刻という簡単な方法であるということ、または、実時
刻が連続的に入力される場合は、その実時刻内容を利用
すればよいので、正確な実時刻を受信装置から得ること
ができる効果がある。
時刻という簡単な方法であるということ、または、実時
刻が連続的に入力される場合は、その実時刻内容を利用
すればよいので、正確な実時刻を受信装置から得ること
ができる効果がある。
【0068】本発明の放送データ送受信システムの他の
実施例を図3に示す。
実施例を図3に示す。
【0069】図3は、本発明の放送データ送受信システ
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2の場合に適用される。
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2の場合に適用される。
【0070】図2と同一符号は同一機能を示し、301は
受信アンテナ、302は復調部、303は復号部である。
受信アンテナ、302は復調部、303は復号部である。
【0071】図3の実施例では図2の入力端子202から
の時刻情報の入力を自動化したものである。
の時刻情報の入力を自動化したものである。
【0072】正確な実時刻情報は、現在GPS(Global Pos
itioning System)やその他のサービスで伝送されてお
り、一般でも利用可能である。受信アンテナ301はその
伝送されている実時刻情報の含まれるサービスを受信
し、復調部302で復調して、復号部303で実時刻情報を抽
出する。なお、受信アンテナ301は受信アンテナ112と共
用してもよい。
itioning System)やその他のサービスで伝送されてお
り、一般でも利用可能である。受信アンテナ301はその
伝送されている実時刻情報の含まれるサービスを受信
し、復調部302で復調して、復号部303で実時刻情報を抽
出する。なお、受信アンテナ301は受信アンテナ112と共
用してもよい。
【0073】図3の実施例によれば、自動的に正確な実
時刻情報を得ることができるので、簡単で実時刻の正確
な受信装置を構築することができる効果がある。
時刻情報を得ることができるので、簡単で実時刻の正確
な受信装置を構築することができる効果がある。
【0074】図4は、本発明の放送データ送受信システ
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2の場合に適用される。
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2の場合に適用される。
【0075】図2と同一符号は同一機能を示し、401は
電話回線、402はモデム部、403は復号部である。
電話回線、402はモデム部、403は復号部である。
【0076】図4の実施例では図2の入力端子202から
の実時刻情報の入力を自動化したものであり、電話回線
を用いて実時刻情報の含まれるサービスを得るシステム
である。モデム部402は実時刻情報の含まれるサービス
を行なっているところに電話回線401を使って電話をか
けそのサービスを受信、復調して、復号部403で実時刻
情報を抽出する。
の実時刻情報の入力を自動化したものであり、電話回線
を用いて実時刻情報の含まれるサービスを得るシステム
である。モデム部402は実時刻情報の含まれるサービス
を行なっているところに電話回線401を使って電話をか
けそのサービスを受信、復調して、復号部403で実時刻
情報を抽出する。
【0077】図4の実施例によれば、自動的に正確な実
時刻情報を得ることができるので、簡単で実時刻の正確
な受信装置を構築することができる効果がある。
時刻情報を得ることができるので、簡単で実時刻の正確
な受信装置を構築することができる効果がある。
【0078】図5は、本発明の放送データ送受信システ
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2の場合に適用される。
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2の場合に適用される。
【0079】図4と同一符号は同一機能を示し、501は
割当部、502はモデム部、503は復号部、504は時刻換算
部、505は時刻演算部である。
割当部、502はモデム部、503は復号部、504は時刻換算
部、505は時刻演算部である。
【0080】図5の実施例では図4の実施例における入
力端子104からの送信時刻情報を電話回線を使って伝送
するものであり、また、同様に、電話回線を使って実時
刻情報を送信側から受信側に伝送するものである。
力端子104からの送信時刻情報を電話回線を使って伝送
するものであり、また、同様に、電話回線を使って実時
刻情報を送信側から受信側に伝送するものである。
【0081】基準カウンタ部109は入力端子105からの基
準クロック信号で動作し、カウンタ値を多重化部106で
多重しつつ多重化部106を動作させ、また、同時にカウ
ンタ値を割当部501に入力する。割当部501は入力端子10
4からの送信時刻情報とその時の基準カウンタ部109のカ
ウント値を対応させる。入力端子104からの送信時刻情
報と割当部501の出力信号である割当情報を、モデム部5
02を用いて電話回線401で伝送する。
準クロック信号で動作し、カウンタ値を多重化部106で
多重しつつ多重化部106を動作させ、また、同時にカウ
ンタ値を割当部501に入力する。割当部501は入力端子10
4からの送信時刻情報とその時の基準カウンタ部109のカ
ウント値を対応させる。入力端子104からの送信時刻情
報と割当部501の出力信号である割当情報を、モデム部5
02を用いて電話回線401で伝送する。
【0082】受信側では、伝送された送信時刻情報と割
当情報をモデム部402で受信、復調して、復号部403で送
信時刻情報と割当情報を抽出する。ここで、電話回線40
1及びモデム部502,402の変復調方式は、経過時間がほ
とんど無視できる伝送路及び信号処理であるので、復調
された送信時刻情報は実時刻として使用できる。時刻換
算部504は復号部503から割当情報と実時刻を得、このカ
ウンタ値とクロック再生部122内のカウンタ部との差分
を求め、この差分と実時刻から経過時間が含まれた送信
時刻情報を得る。時刻演算部505では、実時刻と経過時
間が含まれた送信時刻情報から換算時間を計算する。電
話回線401がつながっており、実時刻が常に受信されて
いるのならば、時刻演算部505からの出力にはそのまま
実時刻を付加情報データデコーダ部120に出力する。電
話回線401を要所でしかつながないのであれば、計算し
た換算時間をもとに送信時刻情報から実時刻を計算し、
付加情報データデコーダ部120に出力する。
当情報をモデム部402で受信、復調して、復号部403で送
信時刻情報と割当情報を抽出する。ここで、電話回線40
1及びモデム部502,402の変復調方式は、経過時間がほ
とんど無視できる伝送路及び信号処理であるので、復調
された送信時刻情報は実時刻として使用できる。時刻換
算部504は復号部503から割当情報と実時刻を得、このカ
ウンタ値とクロック再生部122内のカウンタ部との差分
を求め、この差分と実時刻から経過時間が含まれた送信
時刻情報を得る。時刻演算部505では、実時刻と経過時
間が含まれた送信時刻情報から換算時間を計算する。電
話回線401がつながっており、実時刻が常に受信されて
いるのならば、時刻演算部505からの出力にはそのまま
実時刻を付加情報データデコーダ部120に出力する。電
話回線401を要所でしかつながないのであれば、計算し
た換算時間をもとに送信時刻情報から実時刻を計算し、
付加情報データデコーダ部120に出力する。
【0083】図5の実施例によれば、自動的に正確な実
時刻情報を得ることができるので、簡単で実時刻の正確
な受信装置を構築することができる効果がある。また、
1論理チャネルを使って送信時刻情報を送らなくてもよ
いので、その分他の情報を多く多重できる効果がある。
時刻情報を得ることができるので、簡単で実時刻の正確
な受信装置を構築することができる効果がある。また、
1論理チャネルを使って送信時刻情報を送らなくてもよ
いので、その分他の情報を多く多重できる効果がある。
【0084】図6は、本発明の放送データ送受信システ
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2の場合に適用される。
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2の場合に適用される。
【0085】図4と同一符号は同一機能を示し、601は
ケーブルである。
ケーブルである。
【0086】図6の実施例は、図4における物理チャネ
ルの伝送路をケーブル601としたものであり、即ち、CAT
Vデジタル放送での実施例を示したものである。
ルの伝送路をケーブル601としたものであり、即ち、CAT
Vデジタル放送での実施例を示したものである。
【0087】CATVデジタル放送では、CSデジタル放送を
受信して再送信する場合等に、いったん誤り訂正を施し
て改めて訂正符号を付けたり、限定受信用に暗号符号を
追加したりして再変調して送信する場合が考えられる
が、この場合、デジタル信号の処理時間が蓄積すること
が考えられる。
受信して再送信する場合等に、いったん誤り訂正を施し
て改めて訂正符号を付けたり、限定受信用に暗号符号を
追加したりして再変調して送信する場合が考えられる
が、この場合、デジタル信号の処理時間が蓄積すること
が考えられる。
【0088】図6の実施例によれば、自動的に正確な実
時刻情報を得ることができるので、簡単で実時刻の正確
な受信装置を構築することができる効果がある。また、
図6の実施例は図1、図2、図3の実施例に適用するこ
ともできる。
時刻情報を得ることができるので、簡単で実時刻の正確
な受信装置を構築することができる効果がある。また、
図6の実施例は図1、図2、図3の実施例に適用するこ
ともできる。
【0089】図7は、本発明の放送データ送受信システ
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2の場合に適用される。
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2の場合に適用される。
【0090】図5、図6と同一符号は同一機能を示す。
【0091】図7の実施例は、図5の実施例において図
6の実施例を適用したもの、即ち、物理チャネルの伝送
路をケーブル601としたものであり、かつ、電話回線401
の代わりにケーブル601を使用したものである。
6の実施例を適用したもの、即ち、物理チャネルの伝送
路をケーブル601としたものであり、かつ、電話回線401
の代わりにケーブル601を使用したものである。
【0092】図7の実施例によれば、自動的に正確な実
時刻情報を得ることができるので、簡単で実時刻の正確
な受信装置を構築することができる効果がある。また、
1論理チャネルを使って送信時刻情報を送らなくてもよ
いので、その分他の情報を多く多重できる効果がある。
さらに、専用のケーブルを使用するため、電話回線のよ
うな費用はかからず、常時接続しておくことも可能とな
る効果がある。
時刻情報を得ることができるので、簡単で実時刻の正確
な受信装置を構築することができる効果がある。また、
1論理チャネルを使って送信時刻情報を送らなくてもよ
いので、その分他の情報を多く多重できる効果がある。
さらに、専用のケーブルを使用するため、電話回線のよ
うな費用はかからず、常時接続しておくことも可能とな
る効果がある。
【0093】図8は、本発明の放送データ送受信システ
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2、ケース3の場合に適用される。
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2、ケース3の場合に適用される。
【0094】図2と同一符号は同一機能を示し、801は
放送収録時刻情報入力端子であり、a,b、…の添字はそ
れぞれの放送信号に対応する。802は時刻演算部であ
る。
放送収録時刻情報入力端子であり、a,b、…の添字はそ
れぞれの放送信号に対応する。802は時刻演算部であ
る。
【0095】入力端子801から入力される放送収録時刻
情報とは、入力端子104から入力されるデータ送信装置
側の基準時刻を表す送信時刻情報と、放送信号を収録す
る場所での基準時刻との差分を表す時間であり、ここで
は余裕時間と呼ぶ。図16のケース3では「10」秒であ
り、ケース1及びケース2では「00」秒となる。余裕
時間は考えられる経過時間よりも長い時間にしておく。
情報とは、入力端子104から入力されるデータ送信装置
側の基準時刻を表す送信時刻情報と、放送信号を収録す
る場所での基準時刻との差分を表す時間であり、ここで
は余裕時間と呼ぶ。図16のケース3では「10」秒であ
り、ケース1及びケース2では「00」秒となる。余裕
時間は考えられる経過時間よりも長い時間にしておく。
【0096】時刻演算部802では、分離部116で分離され
た放送収録時刻情報と送信時刻情報と実時刻から実時刻
を計算し、付加情報データデコーダ部120に出力する。
入力端子202からの実時刻が常に入力されているのなら
ば、時刻演算部201からの出力にはそのまま実時刻を付
加情報データデコーダ部120に出力する。入力端子202か
らの実時刻入力が、受信装置購入時等の要所でしか行わ
れないのであれば、計算した換算時間をもとに送信時刻
情報から実時刻を計算し、付加情報データデコーダ部12
0に出力する。
た放送収録時刻情報と送信時刻情報と実時刻から実時刻
を計算し、付加情報データデコーダ部120に出力する。
入力端子202からの実時刻が常に入力されているのなら
ば、時刻演算部201からの出力にはそのまま実時刻を付
加情報データデコーダ部120に出力する。入力端子202か
らの実時刻入力が、受信装置購入時等の要所でしか行わ
れないのであれば、計算した換算時間をもとに送信時刻
情報から実時刻を計算し、付加情報データデコーダ部12
0に出力する。
【0097】図8の実施例によれば、設定する内容が実
時刻という簡単な方法であるということ、または、実時
刻が連続的に入力される場合は、その実時刻内容を利用
すればよいので、正確な実時刻を受信装置から得ること
ができる効果がある。また、図8の実施例は、図1、図
3、図4、図6の実施例に適用することもできる。
時刻という簡単な方法であるということ、または、実時
刻が連続的に入力される場合は、その実時刻内容を利用
すればよいので、正確な実時刻を受信装置から得ること
ができる効果がある。また、図8の実施例は、図1、図
3、図4、図6の実施例に適用することもできる。
【0098】図9は、本発明の放送データ送受信システ
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2、ケース3の場合に適用される。
ムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケー
ス2、ケース3の場合に適用される。
【0099】図7、図8と同一符号は同一機能を示し、
901は時刻演算部である。
901は時刻演算部である。
【0100】図9は図8の実施例を図7に適用したもの
である。
である。
【0101】時刻演算部901では、分離部116で分離され
た放送収録時刻情報と経過時間が含まれた送信時刻情報
と実時刻から換算時間を計算する。
た放送収録時刻情報と経過時間が含まれた送信時刻情報
と実時刻から換算時間を計算する。
【0102】図9の実施例によれば、自動的に正確な実
時刻情報を得ることができるので、簡単に実時刻の正確
な受信装置を構築することができる効果がある。また、
1論理チャネルを使って送信時刻情報を送らなくてもよ
いので、その分他の情報を多く多重できる効果がある。
さらに、専用のケーブルを使用するため、電話回線のよ
うな費用はかからず、常時接続しておくことも可能とな
る効果がある。また、図9の実施例は、図5の実施例に
適用することもできる。
時刻情報を得ることができるので、簡単に実時刻の正確
な受信装置を構築することができる効果がある。また、
1論理チャネルを使って送信時刻情報を送らなくてもよ
いので、その分他の情報を多く多重できる効果がある。
さらに、専用のケーブルを使用するため、電話回線のよ
うな費用はかからず、常時接続しておくことも可能とな
る効果がある。また、図9の実施例は、図5の実施例に
適用することもできる。
【0103】図10は、本発明の放送データ送受信シス
テムのブロック図であり、図16におけるケース2、ケ
ース3の場合に適用される。
テムのブロック図であり、図16におけるケース2、ケ
ース3の場合に適用される。
【0104】図8と同一符号は同一機能を示し、1001は
時刻演算部、1002,1003は遅延部である。
時刻演算部、1002,1003は遅延部である。
【0105】時刻演算部1001では、実時刻と送信時刻情
報から換算時間を計算し、遅延部1002,1003に出力す
る。
報から換算時間を計算し、遅延部1002,1003に出力す
る。
【0106】遅延部1002,1003では、時刻演算部1001で
得られた換算時間だけ、それぞれ音声信号、映像信号を
遅らせ、受信側で実時刻どおりに映像信号や音声信号を
出力する。
得られた換算時間だけ、それぞれ音声信号、映像信号を
遅らせ、受信側で実時刻どおりに映像信号や音声信号を
出力する。
【0107】図10の実施例によれば、設定する内容が
実時刻という簡単な方法であり、実時刻どおりに音声信
号、映像信号を出力することできる効果がある。また、
図10の実施例は、図1、図3、図4、図6の実施例に
適用することもできる。
実時刻という簡単な方法であり、実時刻どおりに音声信
号、映像信号を出力することできる効果がある。また、
図10の実施例は、図1、図3、図4、図6の実施例に
適用することもできる。
【0108】図11は、本発明の放送データ送受信シス
テムのブロック図であり、図16におけるケース2、ケ
ース3の場合に適用される。
テムのブロック図であり、図16におけるケース2、ケ
ース3の場合に適用される。
【0109】図9、図10と同一符号は同一機能を示
し、1101は時刻演算部である。
し、1101は時刻演算部である。
【0110】図11は図10の実施例を図9に適用した
ものである。
ものである。
【0111】時刻演算部1101では、分離部116で分離さ
れた放送収録時刻情報と経過時間が含まれた送信時刻情
報と実時刻から換算時間を計算する。
れた放送収録時刻情報と経過時間が含まれた送信時刻情
報と実時刻から換算時間を計算する。
【0112】図11の実施例によれば、自動的に正確な
実時刻情報を得ることができるので、簡単に実時刻どお
りに映像信号や音声信号を出力することできる効果があ
る。また、1論理チャネルを使って送信時刻情報を送ら
なくてもよいので、その分他の情報を多く多重できる効
果がある。さらに、専用のケーブルを使用するため、電
話回線のような費用はかからず、常時接続しておくこと
も可能となる効果がある。また、図11の実施例は、図
5の実施例に適用することもできる。
実時刻情報を得ることができるので、簡単に実時刻どお
りに映像信号や音声信号を出力することできる効果があ
る。また、1論理チャネルを使って送信時刻情報を送ら
なくてもよいので、その分他の情報を多く多重できる効
果がある。さらに、専用のケーブルを使用するため、電
話回線のような費用はかからず、常時接続しておくこと
も可能となる効果がある。また、図11の実施例は、図
5の実施例に適用することもできる。
【0113】図12は、本発明の放送データ送受信シス
テムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケ
ース2、ケース3の場合に適用される。
テムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケ
ース2、ケース3の場合に適用される。
【0114】図8と同一符号は同一機能を示し、1201,
1202は遅延合成部である。
1202は遅延合成部である。
【0115】図16におけるケース1の場合は、遅延合
成部1201ではデコーダ部117で伸長された音声信号と付
加情報データデコーダ部120からの付加音声信号を、遅
延合成部1202ではデコーダ部117で伸長された映像信号
と付加情報データデコーダ部120からの付加映像信号
を、それぞれ合成し、出力端子124からは合成された音
声信号を、出力端子125からは合成された映像信号をそ
れぞれ出力する。
成部1201ではデコーダ部117で伸長された音声信号と付
加情報データデコーダ部120からの付加音声信号を、遅
延合成部1202ではデコーダ部117で伸長された映像信号
と付加情報データデコーダ部120からの付加映像信号
を、それぞれ合成し、出力端子124からは合成された音
声信号を、出力端子125からは合成された映像信号をそ
れぞれ出力する。
【0116】図16におけるケース2、ケース3の場合
は、遅延合成部1201,1202では、時刻演算部802で得ら
れた換算時間だけ、それぞれ音声信号、映像信号を遅ら
せ、受信側で実時刻どおりに音声信号、映像信号を出力
するとともに、付加音声信号、付加映像信号をそれぞれ
合成する。また、もし、時刻演算部802で得られた換算時
間が受信側で処理可能な遅延時間以上であった場合は、
できうる限り遅延を行い、その後で実時刻どおりにテレ
ビ画面に時刻表示を合成したり、音声信号に時報を加算
したりする。
は、遅延合成部1201,1202では、時刻演算部802で得ら
れた換算時間だけ、それぞれ音声信号、映像信号を遅ら
せ、受信側で実時刻どおりに音声信号、映像信号を出力
するとともに、付加音声信号、付加映像信号をそれぞれ
合成する。また、もし、時刻演算部802で得られた換算時
間が受信側で処理可能な遅延時間以上であった場合は、
できうる限り遅延を行い、その後で実時刻どおりにテレ
ビ画面に時刻表示を合成したり、音声信号に時報を加算
したりする。
【0117】図12の実施例によれば、設定する内容が
実時刻という簡単な方法であり、実時刻どおりに音声信
号、映像信号を出力することでき、正確な実時刻を受信
装置から得ることができる効果がある。また、図10の
実施例は、図1、図3、図4、図6の実施例に適用する
こともできる。
実時刻という簡単な方法であり、実時刻どおりに音声信
号、映像信号を出力することでき、正確な実時刻を受信
装置から得ることができる効果がある。また、図10の
実施例は、図1、図3、図4、図6の実施例に適用する
こともできる。
【0118】図13は、本発明の放送データ送受信シス
テムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケ
ース2、ケース3の場合に適用される。
テムのブロック図であり、図16におけるケース1、ケ
ース2、ケース3の場合に適用される。
【0119】図9、図12と同一符号は同一機能を示
す。
す。
【0120】図13は図12の実施例を図9に適用した
ものである。
ものである。
【0121】図13の実施例によれば、自動的に正確な
実時刻情報を得ることができるので、簡単に実時刻どお
りに映像信号や音声信号を出力することでき、実時刻の
正確な受信装置を構築することができる効果がある。ま
た、1論理チャネルを使って送信時刻情報を送らなくて
もよいので、その分他の情報を多く多重できる効果があ
る。さらに、専用のケーブルを使用するため、電話回線
のような費用はかからず、常時接続しておくことも可能
となる効果がある。また、図11の実施例は、図5の実
施例に適用することもできる。
実時刻情報を得ることができるので、簡単に実時刻どお
りに映像信号や音声信号を出力することでき、実時刻の
正確な受信装置を構築することができる効果がある。ま
た、1論理チャネルを使って送信時刻情報を送らなくて
もよいので、その分他の情報を多く多重できる効果があ
る。さらに、専用のケーブルを使用するため、電話回線
のような費用はかからず、常時接続しておくことも可能
となる効果がある。また、図11の実施例は、図5の実
施例に適用することもできる。
【0122】
【発明の効果】本発明によれば、送信側での生放送をリ
アルタイムエンコーダを使ってMPEG2等の画像圧縮を行
う場合の処理時間及び受信側での圧縮画像デコード処理
時間、また、地上波デジタル放送のように時間インター
リーブを行った場合のインターリーブ時間等のデジタル
信号処理時間、さらに、CATVデジタル放送での、CSデジ
タル放送を受信して再送信する場合等に、いったん誤り
訂正を施して改めて訂正符号を付けたり、限定受信用に
暗号符号を追加したりして再変調して送信する場合のデ
ジタル信号の処理時間、等の経過時間があった場合で
も、少なくとも時刻表示及び時報のみは受信側で正確な
実時刻を示すこと、または、受信側で実時刻どおりに映
像信号や音声信号を出力することができるので、現アナ
ログ放送と同様に、時刻に対して信頼性のあるデジタル
放送システムを構築することができる効果がある。
アルタイムエンコーダを使ってMPEG2等の画像圧縮を行
う場合の処理時間及び受信側での圧縮画像デコード処理
時間、また、地上波デジタル放送のように時間インター
リーブを行った場合のインターリーブ時間等のデジタル
信号処理時間、さらに、CATVデジタル放送での、CSデジ
タル放送を受信して再送信する場合等に、いったん誤り
訂正を施して改めて訂正符号を付けたり、限定受信用に
暗号符号を追加したりして再変調して送信する場合のデ
ジタル信号の処理時間、等の経過時間があった場合で
も、少なくとも時刻表示及び時報のみは受信側で正確な
実時刻を示すこと、または、受信側で実時刻どおりに映
像信号や音声信号を出力することができるので、現アナ
ログ放送と同様に、時刻に対して信頼性のあるデジタル
放送システムを構築することができる効果がある。
【図1】本発明の一実施例である放送データ送受信シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図2】本発明の一実施例である放送データ送受信シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図3】本発明の一実施例である放送データ送受信シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図4】本発明の一実施例である放送データ送受信シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図5】本発明の一実施例である放送データ送受信シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図6】本発明の一実施例である放送データ送受信シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図7】本発明の一実施例である放送データ送受信シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図8】本発明の一実施例である放送データ送受信シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図9】本発明の一実施例である放送データ送受信シス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図10】本発明の一実施例である放送データ送受信シ
ステムのブロック図である。
ステムのブロック図である。
【図11】本発明の一実施例である放送データ送受信シ
ステムのブロック図である。
ステムのブロック図である。
【図12】本発明の一実施例である放送データ送受信シ
ステムのブロック図である。
ステムのブロック図である。
【図13】本発明の一実施例である放送データ送受信シ
ステムのブロック図である。
ステムのブロック図である。
【図14】本発明の従来例であるシステムクロック再生
のためのブロック図である。
のためのブロック図である。
【図15】本発明の説明のためのテレビ画面上の時刻表
示例である。
示例である。
【図16】本発明の説明のための時刻関係図である。
100…音声信号や映像信号を圧縮するエンコーダ部、101
…音声信号入力端子、102…映像信号入力端子、103…デ
ータ信号入力端子、104…送信時刻情報入力端子、105…
基準クロック信号入力端子、106…多重化部、107…符号
化部、108…変調部、109…基準カウンタ、110…送信ア
ンテナ、111…物理チャネル部、112…受信アンテナ、11
3…物理チャネル選択部、114…復調部、115…復号化
部、116…分離部、117…デコーダ部、118、119…合成
部、120…付加情報データデコーダ部、121…時刻演算
部、122…クロック再生部、123…換算時間入力端子、12
4…音声信号出力端子、125…映像信号出力端子、、201
…時刻演算部、202…時刻情報入力端子、301…受信アン
テナ、302…復調部、303…復号部、401…電話回線、402
…モデム部、403…復号部、501…割当部、502…モデム
部、503…復号部、504…時刻換算部、505…時刻演算
部、601…ケーブル、801…放送収録時刻情報入力端子、
802…時刻演算部、901…時刻演算部、1001…時刻演算
部、1002、1003…遅延部、1101…時刻演算部、1201、12
02…遅延合成部、1401…PCR入力端子、1402…引算器、1
403…低域通過フィルタ(以下、LPFと略す)、1404…電
圧制御発振器(以下、VCOと略す)、1405…STC用カウン
タ、1406…クロック出力端子、1501…テレビ画面、1502
…時刻表示。
…音声信号入力端子、102…映像信号入力端子、103…デ
ータ信号入力端子、104…送信時刻情報入力端子、105…
基準クロック信号入力端子、106…多重化部、107…符号
化部、108…変調部、109…基準カウンタ、110…送信ア
ンテナ、111…物理チャネル部、112…受信アンテナ、11
3…物理チャネル選択部、114…復調部、115…復号化
部、116…分離部、117…デコーダ部、118、119…合成
部、120…付加情報データデコーダ部、121…時刻演算
部、122…クロック再生部、123…換算時間入力端子、12
4…音声信号出力端子、125…映像信号出力端子、、201
…時刻演算部、202…時刻情報入力端子、301…受信アン
テナ、302…復調部、303…復号部、401…電話回線、402
…モデム部、403…復号部、501…割当部、502…モデム
部、503…復号部、504…時刻換算部、505…時刻演算
部、601…ケーブル、801…放送収録時刻情報入力端子、
802…時刻演算部、901…時刻演算部、1001…時刻演算
部、1002、1003…遅延部、1101…時刻演算部、1201、12
02…遅延合成部、1401…PCR入力端子、1402…引算器、1
403…低域通過フィルタ(以下、LPFと略す)、1404…電
圧制御発振器(以下、VCOと略す)、1405…STC用カウン
タ、1406…クロック出力端子、1501…テレビ画面、1502
…時刻表示。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 仁 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 佐藤 友健 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 5C025 AA14 BA25 BA28 BA30 CA02 CB06 DA01 5C059 KK00 RB01 RC04 RD03 RF05 SS01 SS06 UA02 UA05 UA34 5C063 AA20 AB03 AB07 AC01 AC05 AC10 CA11 CA12 CA20 CA23 CA31 CA38 CA40
Claims (41)
- 【請求項1】1論理チャネルは映像信号や音声信号やデ
ータ信号またはこれらの複合信号によって構成されてお
り、前記論理チャネルの一つに現在時刻を表す時刻情報
が割り当てられ、また、前記論理チャネルの少なくとも
一つにデータ信号と映像信号、データ信号と音声信号、
またはデータ信号と映像信号と音声信号とによって構成
される一つの放送信号が割り当てられ、さらに、複数の
論理チャネルをまとめて1物理チャネルとし、前記物理
チャネル単位で伝送する放送データ送信装置と、それを
受信する放送データ受信装置とを有する放送データ送受
信システムにおいて、前記放送データ送信装置は、前記
放送データ送信装置側の基準時刻を表す送信時刻情報が
割り当てられた送信時刻情報論理チャネルと、前記デー
タ信号に、前記放送データ受信装置において前記送信時
刻情報を映像化または音声化する場合に使用する付加情
報データ、または、前記放送信号の基準時刻を表す放送
時刻情報データが含まれた一つの前記放送信号が割り当
てられた放送信号論理チャネルと、を持ち、前記送信時
刻情報論理チャネルと前記放送信号論理チャネルとその
他の論理チャネルを基準信号に従って多重し多重信号を
出力する多重手段と、前記多重手段を動作させる基準信
号を出力する基準信号発生手段と、前記多重信号から前
記物理チャネルを生成して伝送信号とし、前記伝送信号
を伝送路に出力する伝送信号出力手段と、を有し、前記
放送データ受信装置は、前記伝送信号を受信し、前記多
重信号を再生して再生多重信号を出力する受信復調手段
と、前記再生多重信号から、前記送信時刻情報論理チャ
ネルと,前記付加情報データまたは前記放送時刻情報デ
ータと,前記映像信号または前記音声信号とを分離し、
それぞれ再生送信時刻情報、再生付加情報データまたは
再生放送時刻情報データ、再生映像信号または再生音声
信号として出力する分離手段と、前記分離手段の出力信
号から前記基準信号に同期した再生基準信号を再生し、
前記再生基準信号により前記分離手段を動作させる基準
信号再生手段と、前記放送データ受信装置側の現在時刻
を表す受信時刻情報、または前記再生送信時刻情報と前
記受信時刻情報との差を表す遅延情報のいずれか一方を
取得する時刻取得手段と、前記時刻取得手段の出力信号
と前記再生送信時刻情報、または、前記時刻取得手段の
出力信号と前記再生送信時刻情報と前記再生放送時刻情
報データから、前記受信時刻情報、または、前記放送時
刻情報データと前記受信時刻情報との差を表す放送遅延
情報を計算して求め、前記受信時刻情報または前記放送
遅延情報を出力する演算手段と、前記演算手段の出力信
号と前記再生付加情報データを使用し前記受信時刻情報
を映像化または音声化するための映像時刻情報または音
声時刻情報を生成する時刻出力生成手段と、前記時刻出
力生成手段からの前記映像時刻情報と前記再生映像信号
を、または前記音声時刻情報と前記再生音声信号を合成
して出力する合成手段と、を有することを特徴とする放
送データ送受信システム。 - 【請求項2】請求項1記載の放送データ送受信システム
において、前記伝送路をケーブルテレビとすることを特
徴とする放送データ送受信システム。 - 【請求項3】請求項1または2記載の放送データ送受信
システムに使用される放送データ送信装置であって、前
記放送データ送信装置側の基準時刻を表す送信時刻情報
が割り当てられた送信時刻情報論理チャネルと、前記デ
ータ信号に、前記放送データ受信装置において前記送信
時刻情報を映像化または音声化する場合に使用する付加
情報データ、または、前記放送信号の基準時刻を表す放
送時刻情報データが含まれた一つの前記放送信号が割り
当てられた放送信号論理チャネルと、を持ち、前記送信
時刻情報論理チャネルと前記放送信号論理チャネルとそ
の他の論理チャネルを基準信号に従って多重し多重信号
を出力する多重手段と、前記多重手段を動作させる基準
信号を出力する基準信号発生手段と、前記多重信号から
前記物理チャネルを生成して伝送信号とし、前記伝送信
号を伝送路に出力する伝送信号出力手段と、を有するこ
とを特徴とする放送データ送受信システムに使用する送
信装置。 - 【請求項4】請求項1または2記載の放送データ送受信
システムに使用される放送データ受信装置であって、前
記伝送信号を受信し、前記多重信号を再生して再生多重
信号を出力する受信復調手段と、前記再生多重信号か
ら、前記送信時刻情報論理チャネルと,前記付加情報デ
ータまたは前記放送時刻情報データと,前記映像信号ま
たは前記音声信号とを分離し、それぞれ再生送信時刻情
報、再生付加情報データまたは再生放送時刻情報デー
タ、再生映像信号または再生音声信号として出力する分
離手段と、前記分離手段の出力信号から前記基準信号に
同期した再生基準信号を再生し、前記再生基準信号によ
り前記分離手段を動作させる基準信号再生手段と、前記
放送データ受信装置側の現在時刻を表す受信時刻情報、
または前記再生送信時刻情報と前記受信時刻情報との差
を表す遅延情報のいずれか一方を取得する時刻取得手段
と、前記時刻取得手段の出力信号と前記再生送信時刻情
報、または、前記時刻取得手段の出力信号と前記再生送
信時刻情報と前記再生放送時刻情報データから、前記受
信時刻情報、または、前記放送時刻情報データと前記受
信時刻情報との差を表す放送遅延情報を計算して求め、
前記受信時刻情報または前記放送遅延情報を出力する演
算手段と、前記演算手段の出力信号と前記再生付加情報
データを使用し前記受信時刻情報を映像化または音声化
するための映像時刻情報または音声時刻情報を生成する
時刻出力生成手段と、前記時刻出力生成手段からの前記
映像時刻情報と前記再生映像信号を、または前記音声時
刻情報と前記再生音声信号を合成して出力する合成手段
と、を有することを特徴とする放送データ送受信システ
ムに使用する受信装置。 - 【請求項5】請求項4記載の受信装置であって、前記時
刻取得手段は、前記伝送路と同一または別の伝送路で伝
送された現在時刻情報を含む現在時刻伝送信号を受信す
る現在時刻伝送信号受信手段と、前記現在時刻伝送信号
受信手段からの出力信号から前記現在時刻情報を再生
し、前記受信時刻情報とする復号手段と、を有すること
を特徴とする放送データ送受信システムに使用する受信
装置。 - 【請求項6】請求項5記載の受信装置であって、前記別
の伝送路を電話回線とすることを特徴とする放送データ
送受信システムに使用する受信装置。 - 【請求項7】1論理チャネルは映像信号や音声信号やデ
ータ信号またはこれらの複合信号によって構成されてお
り、前記論理チャネルの少なくとも一つにデータ信号と
映像信号、データ信号と音声信号、またはデータ信号と
映像信号と音声信号とによって構成される一つの放送信
号が割り当てられ、さらに、複数の論理チャネルをまと
めて1物理チャネルとし、前記物理チャネル単位で伝送
する放送データ送信装置とそれを受信する放送データ受
信装置とを有する放送データ送受信システムにおいて、
前記放送データ送信装置は、前記データ信号に、前記放
送データ受信装置において送信時刻情報を映像化または
音声化する場合に使用する付加情報データ、または、前
記放送信号の基準時刻を表す放送時刻情報データが含ま
れた一つの前記放送信号が割り当てられた放送信号論理
チャネルと、を持ち、前記放送信号論理チャネルとその
他の論理チャネルを基準信号に従って多重し多重信号を
出力する多重手段と、前記多重手段を動作させる基準信
号を出力する基準信号発生手段と、前記多重信号から前
記物理チャネルを生成して伝送信号とし、前記伝送信号
を伝送路に出力する伝送信号出力手段と、前記放送デー
タ送信装置側の基準時刻を表す基準時刻情報として出力
する基準時刻情報出力手段と、前記基準信号と前記基準
時刻情報を対応させ割当情報とし、また、対応させたと
きの前記基準時刻情報を前記送信時刻情報として、前記
割当情報を出力する割当手段と、前記割当情報と前記現
在時刻情報を前記伝送路と同一または別の伝送路に時刻
割当伝送信号として出力し、伝送する時刻割当伝送信号
出力手段と、を有し、前記放送データ受信装置は、前記
伝送信号を受信し、前記多重信号を再生して再生多重信
号を出力する受信復調手段と、前記再生多重信号から、
前記付加情報データまたは前記放送時刻情報データと,
前記映像信号または前記音声信号とを分離し、それぞれ
再生付加情報データまたは再生放送時刻情報データ、再
生映像信号または再生音声信号として出力する分離手段
と、前記分離手段の出力信号から前記基準信号に同期し
た再生基準信号を再生し、前記再生基準信号により前記
分離手段を動作させる基準信号再生手段と、前記時刻割
当伝送信号を受信する時刻割当伝送信号受信手段と、前
記時刻割当伝送信号受信手段の出力信号から前記割当情
報を再生し再生割当情報とし、また、前記基準時刻情報
を再生し再生したときの前記基準時刻情報を受信時刻情
報として出力する復号手段と、前記復号手段からの前記
再生割当情報と前記基準信号再生手段からの前記再生基
準信号から前記送信時刻情報を再生し、再生送信時刻情
報として出力する時刻換算手段と、前記復号手段からの
前記受信時刻情報と前記時刻換算手段からの前記再生送
信時刻情報、または、前記復号手段からの前記受信時刻
情報と前記時刻換算手段からの前記再生送信時刻情報と
前記再生放送時刻情報データから、前記放送時刻情報デ
ータと前記受信時刻情報との差を表す放送遅延情報を計
算して求め、前記受信時刻情報または前記放送遅延情報
を出力する演算手段と、前記演算手段の出力信号と前記
再生付加情報データを使用し前記受信時刻情報を映像化
または音声化するための映像時刻情報または音声時刻情
報を生成する時刻出力生成手段と、前記時刻出力生成手
段からの前記映像時刻情報と前記再生映像信号を、また
は前記音声時刻情報と前記再生音声信号を合成して出力
する合成手段と、を有することを特徴とする放送データ
送受信システム。 - 【請求項8】請求項7記載の放送データ送受信システム
において、前記伝送路をケーブルテレビとすることを特
徴とする放送データ送受信システム。 - 【請求項9】請求項7または8記載の放送データ送受信
システムに使用される放送データ送信装置であって、前
記データ信号に、前記放送データ受信装置において送信
時刻情報を映像化または音声化する場合に使用する付加
情報データ、または、前記放送信号の基準時刻を表す放
送時刻情報データが含まれた一つの前記放送信号が割り
当てられた放送信号論理チャネルと、を持ち、前記放送
信号論理チャネルとその他の論理チャネルを基準信号に
従って多重し多重信号を出力する多重手段と、前記多重
手段を動作させる基準信号を出力する基準信号発生手段
と、前記多重信号から前記物理チャネルを生成して伝送
信号とし、前記伝送信号を伝送路に出力する伝送信号出
力手段と、前記放送データ送信装置側の基準時刻を表す
基準時刻情報として出力する基準時刻情報出力手段と、
前記基準信号と前記基準時刻情報を対応させ割当情報と
し、また、対応させたときの前記基準時刻情報を前記送
信時刻情報として、前記割当情報を出力する割当手段
と、前記割当情報と前記現在時刻情報を前記伝送路と同
一または別の伝送路に時刻割当伝送信号として出力し、
伝送する時刻割当伝送信号出力手段と、を有することを
特徴とする放送データ送受信システムを使用する送信装
置。 - 【請求項10】請求項7または8記載の放送データ送受
信システムに使用される放送データ受信装置であって、
前記伝送信号を受信し、前記多重信号を再生して再生多
重信号を出力する受信復調手段と、前記再生多重信号か
ら、前記付加情報データまたは前記放送時刻情報データ
と,前記映像信号または前記音声信号とを分離し、それ
ぞれ再生付加情報データまたは再生放送時刻情報デー
タ、再生映像信号または再生音声信号として出力する分
離手段と、前記分離手段の出力信号から前記基準信号に
同期した再生基準信号を再生し、前記再生基準信号によ
り前記分離手段を動作させる基準信号再生手段と、前記
時刻割当伝送信号を受信する時刻割当伝送信号受信手段
と、前記時刻割当伝送信号受信手段の出力信号から前記
割当情報を再生し再生割当情報とし、また、前記基準時
刻情報を再生し再生したときの前記基準時刻情報を受信
時刻情報として出力する復号手段と、前記復号手段から
の前記再生割当情報と前記基準信号再生手段からの前記
再生基準信号から前記送信時刻情報を再生し、再生送信
時刻情報として出力する時刻換算手段と、前記復号手段
からの前記受信時刻情報と前記時刻換算手段からの前記
再生送信時刻情報、または、前記復号手段からの前記受
信時刻情報と前記時刻換算手段からの前記再生送信時刻
情報と前記再生放送時刻情報データから、前記放送時刻
情報データと前記受信時刻情報との差を表す放送遅延情
報を計算して求め、前記受信時刻情報または前記放送遅
延情報を出力する演算手段と、前記演算手段の出力信号
と前記再生付加情報データを使用し前記受信時刻情報を
映像化または音声化するための映像時刻情報または音声
時刻情報を生成する時刻出力生成手段と、前記時刻出力
生成手段からの前記映像時刻情報と前記再生映像信号
を、または前記音声時刻情報と前記再生音声信号を合成
して出力する合成手段と、を有することを特徴とする放
送データ送受信システムを使用する受信装置。 - 【請求項11】請求項7または8記載の放送データ送受
信システムであって、前記別の伝送路を電話回線とする
ことを特徴とする放送データ送受信システム。 - 【請求項12】請求項9記載の送信装置であって、前記
別の伝送路を電話回線とすることを特徴とする放送デー
タ送受信システムを使用する送信装置。 - 【請求項13】請求項10記載の受信装置であって、前
記別の伝送路を電話回線とすることを特徴とする放送デ
ータ送受信システムを使用する受信装置。 - 【請求項14】1論理チャネルは映像信号や音声信号や
データ信号またはこれらの複合信号によって構成されて
おり、前記論理チャネルの一つに現在時刻を表す時刻情
報が割り当てられ、また、前記論理チャネルの少なくと
も一つにデータ信号と映像信号、データ信号と音声信
号、またはデータ信号と映像信号と音声信号とによって
構成される一つの放送信号が割り当てられ、さらに、複
数の論理チャネルをまとめて1物理チャネルとし、前記
物理チャネル単位で伝送する放送データ送信装置とそれ
を受信する放送データ受信装置とを有する放送データ送
受信システムにおいて、前記放送データ送信装置は、前
記放送データ送信装置側の基準時刻を表す送信時刻情報
が割り当てられた送信時刻情報論理チャネルと、前記デ
ータ信号に前記放送信号の基準時刻を表す放送時刻情報
データが含まれた一つの前記放送信号が割り当てられた
放送信号論理チャネルと、を持ち、前記送信時刻情報論
理チャネルと前記放送信号論理チャネルとその他の論理
チャネルを基準信号に従って多重し多重信号を出力する
多重手段と、前記多重手段を動作させる基準信号を出力
する基準信号発生手段と、前記多重信号から前記物理チ
ャネルを生成して伝送信号とし、前記伝送信号を伝送路
に出力する伝送信号出力手段と、を有し、前記放送デー
タ受信装置は、前記伝送信号を受信し、前記多重信号を
再生して再生多重信号を出力する受信復調手段と、前記
再生多重信号から、前記送信時刻情報論理チャネルと,
前記放送時刻情報データと,前記映像信号または前記音
声信号とを分離し、それぞれ再生送信時刻情報、再生放
送時刻情報データ、再生映像信号または再生音声信号と
して出力する分離手段と、前記分離手段の出力信号から
前記基準信号に同期した再生基準信号を再生し、前記再
生基準信号により前記分離手段を動作させる基準信号再
生手段と、前記放送データ受信装置側の現在時刻を表す
受信時刻情報、または前記再生送信時刻情報と前記受信
時刻情報との差を表す遅延情報のいずれか一方を取得す
る時刻取得手段と、前記時刻取得手段の出力信号と前記
再生送信時刻情報、または、前記時刻取得手段の出力信
号と前記再生送信時刻情報と前記再生放送時刻情報デー
タから、前記受信時刻情報、または、前記放送時刻情報
データと前記受信時刻情報との差を表す放送遅延情報を
計算して求め、前記放送遅延情報を出力する演算手段
と、前記演算手段の出力信号である前記放送遅延情報を
使用し、前記再生映像信号または前記再生音声信号を遅
延する遅延手段と、を有することを特徴とする放送デー
タ送受信システム。 - 【請求項15】請求項14記載の放送データ送受信シス
テムにおいて、前記伝送路をケーブルテレビとすること
を特徴とする放送データ送受信システム。 - 【請求項16】請求項14または15記載の放送データ
送受信システムに使用される放送データ送信装置であっ
て、前記放送データ送信装置側の基準時刻を表す送信時
刻情報が割り当てられた送信時刻情報論理チャネルと、
前記データ信号に前記放送信号の基準時刻を表す放送時
刻情報データが含まれた一つの前記放送信号が割り当て
られた放送信号論理チャネルと、を持ち、前記送信時刻
情報論理チャネルと前記放送信号論理チャネルとその他
の論理チャネルを基準信号に従って多重し多重信号を出
力する多重手段と、前記多重手段を動作させる基準信号
を出力する基準信号発生手段と、前記多重信号から前記
物理チャネルを生成して伝送信号とし、前記伝送信号を
伝送路に出力する伝送信号出力手段と、を有することを
特徴とする放送データ送受信システムを使用する送信装
置。 - 【請求項17】請求項14または15記載の放送データ
送受信システムに使用される放送データ受信装置であっ
て、前記伝送信号を受信し、前記多重信号を再生して再
生多重信号を出力する受信復調手段と、前記再生多重信
号から、前記送信時刻情報論理チャネルと,前記放送時
刻情報データと,前記映像信号または前記音声信号とを
分離し、それぞれ再生送信時刻情報、再生放送時刻情報
データ、再生映像信号または再生音声信号として出力す
る分離手段と、前記分離手段の出力信号から前記基準信
号に同期した再生基準信号を再生し、前記再生基準信号
により前記分離手段を動作させる基準信号再生手段と、
前記放送データ受信装置側の現在時刻を表す受信時刻情
報、または前記再生送信時刻情報と前記受信時刻情報と
の差を表す遅延情報のいずれか一方を取得する時刻取得
手段と、前記時刻取得手段の出力信号と前記再生送信時
刻情報、または、前記時刻取得手段の出力信号と前記再
生送信時刻情報と前記再生放送時刻情報データから、前
記受信時刻情報、または、前記放送時刻情報データと前
記受信時刻情報との差を表す放送遅延情報を計算して求
め、前記放送遅延情報を出力する演算手段と、前記演算
手段の出力信号である前記放送遅延情報を使用し、前記
再生映像信号または前記再生音声信号を遅延する遅延手
段と、を有することを特徴とする放送データ送受信シス
テムを使用する受信装置。 - 【請求項18】請求項17記載の受信装置であって、前
記時刻取得手段は、前記伝送路と同一または別の伝送路
で伝送された現在時刻情報を含む現在時刻伝送信号を受
信する現在時刻伝送信号受信手段と、前記現在時刻伝送
信号受信手段からの出力信号から前記現在時刻情報を再
生し、前記受信時刻情報とする復号手段と、を有するこ
とを特徴とする放送データ送受信システムを使用する受
信装置。 - 【請求項19】請求項18記載の受信装置であって、前
記別の伝送路を電話回線とすることを特徴とする放送デ
ータ送受信システムを使用する受信装置。 - 【請求項20】1論理チャネルは映像信号や音声信号や
データ信号またはこれらの複合信号によって構成されて
おり、前記論理チャネルの少なくとも一つにデータ信号
と映像信号、データ信号と音声信号、またはデータ信号
と映像信号と音声信号とによって構成される一つの放送
信号が割り当てられ、さらに、複数の論理チャネルをま
とめて1物理チャネルとし、前記物理チャネル単位で伝
送する放送データ送信装置とそれを受信する放送データ
受信装置とを有する放送データ送受信システムにおい
て、前記放送データ送信装置は、前記データ信号に前記
放送信号の基準時刻を表す放送時刻情報データが含まれ
た一つの前記放送信号が割り当てられた放送信号論理チ
ャネルと、を持ち、前記放送信号論理チャネルとその他
の論理チャネルを基準信号に従って多重し多重信号を出
力する多重手段と、前記多重手段を動作させる基準信号
を出力する基準信号発生手段と、前記多重信号から前記
物理チャネルを生成して伝送信号とし、前記伝送信号を
伝送路に出力する伝送信号出力手段と、前記放送データ
送信装置側の基準時刻を表す基準時刻情報として出力す
る基準時刻情報出力手段と、前記基準信号と前記基準時
刻情報を対応させ割当情報とし、また、対応させたとき
の前記基準時刻情報を前記送信時刻情報として、前記割
当情報を出力する割当手段と、前記割当情報と前記現在
時刻情報を前記伝送路と同一または別の伝送路に時刻割
当伝送信号として出力し、伝送する時刻割当伝送信号出
力手段と、を有し、前記放送データ受信装置は、前記伝
送信号を受信し、前記多重信号を再生して再生多重信号
を出力する受信復調手段と、前記再生多重信号から、前
記放送時刻情報データと,前記映像信号または前記音声
信号とを分離し、それぞれ再生放送時刻情報データ、再
生映像信号または再生音声信号として出力する分離手段
と、前記分離手段の出力信号から前記基準信号に同期し
た再生基準信号を再生し、前記再生基準信号により前記
分離手段を動作させる基準信号再生手段と、前記時刻割
当伝送信号を受信する時刻割当伝送信号受信手段と、前
記時刻割当伝送信号受信手段の出力信号から前記割当情
報を再生し再生割当情報とし、また、前記基準時刻情報
を再生し再生したときの前記基準時刻情報を受信時刻情
報として出力する復号手段と、前記復号手段からの前記
再生割当情報と前記基準信号再生手段からの前記再生基
準信号から前記送信時刻情報を再生し、再生送信時刻情
報として出力する時刻換算手段と、前記復号手段からの
前記受信時刻情報と前記時刻換算手段からの前記再生送
信時刻情報、または、前記復号手段からの前記受信時刻
情報と前記時刻換算手段からの前記再生送信時刻情報と
前記再生放送時刻情報データから、前記放送時刻情報デ
ータと前記受信時刻情報との差を表す放送遅延情報を計
算して求め、前記放送遅延情報を出力する演算手段と、
前記演算手段の出力信号である前記放送遅延情報を使用
し、前記再生映像信号または前記再生音声信号を遅延す
る遅延手段と、を有することを特徴とする放送データ送
受信システム。 - 【請求項21】請求項20記載の放送データ送受信シス
テムにおいて、前記伝送路をケーブルテレビとすること
を特徴とする放送データ送受信システム。 - 【請求項22】請求項20または21記載の放送データ
送受信システムに使用される放送データ送信装置であっ
て、前記データ信号に前記放送信号の基準時刻を表す放
送時刻情報データが含まれた一つの前記放送信号が割り
当てられた放送信号論理チャネルと、を持ち、前記放送
信号論理チャネルとその他の論理チャネルを基準信号に
従って多重し多重信号を出力する多重手段と、前記多重
手段を動作させる基準信号を出力する基準信号発生手段
と、前記多重信号から前記物理チャネルを生成して伝送
信号とし、前記伝送信号を伝送路に出力する伝送信号出
力手段と、前記放送データ送信装置側の基準時刻を表す
基準時刻情報として出力する基準時刻情報出力手段と、
前記基準信号と前記基準時刻情報を対応させ割当情報と
し、また、対応させたときの前記基準時刻情報を前記送
信時刻情報として、前記割当情報を出力する割当手段
と、前記割当情報と前記現在時刻情報を前記伝送路と同
一または別の伝送路に時刻割当伝送信号として出力し、
伝送する時刻割当伝送信号出力手段と、を有することを
特徴とする放送データ送受信システムを使用する送信装
置。 - 【請求項23】請求項20または21記載の放送データ
送受信システムに使用される放送データ受信装置であっ
て、前記伝送信号を受信し、前記多重信号を再生して再
生多重信号を出力する受信復調手段と、前記再生多重信
号から、前記放送時刻情報データと,前記映像信号また
は前記音声信号とを分離し、それぞれ再生放送時刻情報
データ、再生映像信号または再生音声信号として出力す
る分離手段と、前記分離手段の出力信号から前記基準信
号に同期した再生基準信号を再生し、前記再生基準信号
により前記分離手段を動作させる基準信号再生手段と、
前記時刻割当伝送信号を受信する時刻割当伝送信号受信
手段と、前記時刻割当伝送信号受信手段の出力信号から
前記割当情報を再生し再生割当情報とし、また、前記基
準時刻情報を再生し再生したときの前記基準時刻情報を
受信時刻情報として出力する復号手段と、前記復号手段
からの前記再生割当情報と前記基準信号再生手段からの
前記再生基準信号から前記送信時刻情報を再生し、再生
送信時刻情報として出力する時刻換算手段と、前記復号
手段からの前記受信時刻情報と前記時刻換算手段からの
前記再生送信時刻情報、または、前記復号手段からの前
記受信時刻情報と前記時刻換算手段からの前記再生送信
時刻情報と前記再生放送時刻情報データから、前記放送
時刻情報データと前記受信時刻情報との差を表す放送遅
延情報を計算して求め、前記放送遅延情報を出力する演
算手段と、前記演算手段の出力信号である前記放送遅延
情報を使用し、前記再生映像信号または前記再生音声信
号を遅延する遅延手段と、を有することを特徴とする放
送データ送受信システムを使用する受信装置。 - 【請求項24】請求項20または21記載の放送データ
送受信システムであって、前記別の伝送路を電話回線と
することを特徴とする放送データ送受信システム。 - 【請求項25】請求項22記載の送信装置であって、前
記別の伝送路を電話回線とすることを特徴とする放送デ
ータ送受信システムを使用する送信装置。 - 【請求項26】請求項23記載の受信装置であって、前
記別の伝送路を電話回線とすることを特徴とする放送デ
ータ送受信システムを使用する受信装置。 - 【請求項27】1論理チャネルは映像信号や音声信号や
データ信号またはこれらの複合信号によって構成されて
おり、前記論理チャネルの一つに現在時刻を表す時刻情
報が割り当てられ、また、前記論理チャネルの少なくと
も一つにデータ信号と映像信号、データ信号と音声信
号、またはデータ信号と映像信号と音声信号とによって
構成される一つの放送信号が割り当てられ、さらに、複
数の論理チャネルをまとめて1物理チャネルとし、前記
物理チャネル単位で伝送する放送データ送信装置とそれ
を受信する放送データ受信装置とを有する放送データ送
受信システムにおいて、前記放送データ送信装置は、前
記放送データ送信装置側の基準時刻を表す送信時刻情報
が割り当てられた送信時刻情報論理チャネルと、前記デ
ータ信号に、前記放送データ受信装置において前記送信
時刻情報を映像化または音声化する場合に使用する付加
情報データ、または、前記放送信号の基準時刻を表す放
送時刻情報データが含まれた一つの前記放送信号が割り
当てられた放送信号論理チャネルと、を持ち、前記送信
時刻情報論理チャネルと前記放送信号論理チャネルとそ
の他の論理チャネルを基準信号に従って多重し多重信号
を出力する多重手段と、前記多重手段を動作させる基準
信号を出力する基準信号発生手段と、前記多重信号から
前記物理チャネルを生成して伝送信号とし、前記伝送信
号を伝送路に出力する伝送信号出力手段と、を有し、前
記放送データ受信装置は、前記伝送信号を受信し、前記
多重信号を再生して再生多重信号を出力する受信復調手
段と、前記再生多重信号から、前記送信時刻情報論理チ
ャネルと,前記付加情報データまたは前記放送時刻情報
データと,前記映像信号または前記音声信号とを分離
し、それぞれ再生送信時刻情報、再生付加情報データま
たは再生放送時刻情報データ、再生映像信号または再生
音声信号として出力する分離手段と、前記分離手段の出
力信号から前記基準信号に同期した再生基準信号を再生
し、前記再生基準信号により前記分離手段を動作させる
基準信号再生手段と、前記放送データ受信装置側の現在
時刻を表す受信時刻情報、または前記再生送信時刻情報
と前記受信時刻情報との差を表す遅延情報のいずれか一
方を取得する時刻取得手段と、前記時刻取得手段の出力
信号と前記再生送信時刻情報、または、前記時刻取得手
段の出力信号と前記再生送信時刻情報と前記再生放送時
刻情報データから、前記受信時刻情報、または、前記放
送時刻情報データと前記受信時刻情報との差を表す放送
遅延情報を計算して求め、前記受信時刻情報または前記
放送遅延情報を出力する演算手段と、前記演算手段の出
力信号と前記再生付加情報データを使用し前記受信時刻
情報を映像化または音声化するための映像時刻情報また
は音声時刻情報を生成する時刻出力生成手段と、前記演
算手段の出力信号である前記放送遅延情報を使用し、前
記再生映像信号または前記再生音声信号を遅延するとと
もに、前記時刻出力生成手段からの前記映像時刻情報と
前記再生映像信号を、または前記音声時刻情報と前記再
生音声信号を合成して出力する遅延合成手段と、を有す
ることを特徴とする放送データ送受信システム。 - 【請求項28】請求項27記載の放送データ送受信シス
テムにおいて、前記伝送路をケーブルテレビとすること
を特徴とする放送データ送受信システム。 - 【請求項29】請求項27または28記載の放送データ
送受信システムに使用される放送データ送信装置であっ
て、前記放送データ送信装置側の基準時刻を表す送信時
刻情報が割り当てられた送信時刻情報論理チャネルと、
前記データ信号に、前記放送データ受信装置において前
記送信時刻情報を映像化または音声化する場合に使用す
る付加情報データ、または、前記放送信号の基準時刻を
表す放送時刻情報データが含まれた一つの前記放送信号
が割り当てられた放送信号論理チャネルと、を持ち、前
記送信時刻情報論理チャネルと前記放送信号論理チャネ
ルとその他の論理チャネルを基準信号に従って多重し多
重信号を出力する多重手段と、前記多重手段を動作させ
る基準信号を出力する基準信号発生手段と、前記多重信
号から前記物理チャネルを生成して伝送信号とし、前記
伝送信号を伝送路に出力する伝送信号出力手段と、を有
することを特徴とする放送データ送受信システムを使用
する送信装置。 - 【請求項30】請求項27または28記載の放送データ
送受信システムに使用される放送データ受信装置であっ
て、前記伝送信号を受信し、前記多重信号を再生して再
生多重信号を出力する受信復調手段と、前記再生多重信
号から、前記送信時刻情報論理チャネルと,前記付加情
報データまたは前記放送時刻情報データと,前記映像信
号または前記音声信号とを分離し、それぞれ再生送信時
刻情報、再生付加情報データまたは再生放送時刻情報デ
ータ、再生映像信号または再生音声信号として出力する
分離手段と、前記分離手段の出力信号から前記基準信号
に同期した再生基準信号を再生し、前記再生基準信号に
より前記分離手段を動作させる基準信号再生手段と、前
記放送データ受信装置側の現在時刻を表す受信時刻情
報、または前記再生送信時刻情報と前記受信時刻情報と
の差を表す遅延情報のいずれか一方を取得する時刻取得
手段と、前記時刻取得手段の出力信号と前記再生送信時
刻情報、または、前記時刻取得手段の出力信号と前記再
生送信時刻情報と前記再生放送時刻情報データから、前
記受信時刻情報、または、前記放送時刻情報データと前
記受信時刻情報との差を表す放送遅延情報を計算して求
め、前記受信時刻情報または前記放送遅延情報を出力す
る演算手段と、前記演算手段の出力信号と前記再生付加
情報データを使用し前記受信時刻情報を映像化または音
声化するための映像時刻情報または音声時刻情報を生成
する時刻出力生成手段と、前記演算手段の出力信号であ
る前記放送遅延情報を使用し、前記再生映像信号または
前記再生音声信号を遅延するとともに、前記時刻出力生
成手段からの前記映像時刻情報と前記再生映像信号を、
または前記音声時刻情報と前記再生音声信号を合成して
出力する遅延合成手段と、を有することを特徴とする放
送データ送受信システムを使用する受信装置。 - 【請求項31】請求項30記載の受信装置であって、前
記時刻取得手段は、前記伝送路と同一または別の伝送路
で伝送された現在時刻情報を含む現在時刻伝送信号を受
信する現在時刻伝送信号受信手段と、前記現在時刻伝送
信号受信手段からの出力信号から前記現在時刻情報を再
生し、前記受信時刻情報とする復号手段と、を有するこ
とを特徴とする放送データ送受信システムを使用する受
信装置。 - 【請求項32】請求項31記載の受信装置であって、前
記別の伝送路を電話回線とすることを特徴とする放送デ
ータ送受信システムを使用する受信装置。 - 【請求項33】1論理チャネルは映像信号や音声信号や
データ信号またはこれらの複合信号によって構成されて
おり、前記論理チャネルの少なくとも一つにデータ信号
と映像信号、データ信号と音声信号、またはデータ信号
と映像信号と音声信号とによって構成される一つの放送
信号が割り当てられ、さらに、複数の論理チャネルをま
とめて1物理チャネルとし、前記物理チャネル単位で伝
送する放送データ送信装置とそれを受信する放送データ
受信装置とを有する放送データ送受信システムにおい
て、前記放送データ送信装置は、前記データ信号に、前
記放送データ受信装置において送信時刻情報を映像化ま
たは音声化する場合に使用する付加情報データ、また
は、前記放送信号の基準時刻を表す放送時刻情報データ
が含まれた一つの前記放送信号が割り当てられた放送信
号論理チャネルと、を持ち、前記放送信号論理チャネル
とその他の論理チャネルを基準信号に従って多重し多重
信号を出力する多重手段と、前記多重手段を動作させる
基準信号を出力する基準信号発生手段と、前記多重信号
から前記物理チャネルを生成して伝送信号とし、前記伝
送信号を伝送路に出力する伝送信号出力手段と、前記放
送データ送信装置側の基準時刻を表す基準時刻情報とし
て出力する基準時刻情報出力手段と、前記基準信号と前
記基準時刻情報を対応させ割当情報とし、また、対応さ
せたときの前記基準時刻情報を前記送信時刻情報とし
て、前記割当情報を出力する割当手段と、前記割当情報
と前記現在時刻情報を前記伝送路と同一または別の伝送
路に時刻割当伝送信号として出力し、伝送する時刻割当
伝送信号出力手段と、を有し、前記放送データ受信装置
は、前記伝送信号を受信し、前記多重信号を再生して再
生多重信号を出力する受信復調手段と、前記再生多重信
号から、前記付加情報データまたは前記放送時刻情報デ
ータと,前記映像信号または前記音声信号とを分離し、
それぞれ再生付加情報データまたは再生放送時刻情報デ
ータ、再生映像信号または再生音声信号として出力する
分離手段と、前記分離手段の出力信号から前記基準信号
に同期した再生基準信号を再生し、前記再生基準信号に
より前記分離手段を動作させる基準信号再生手段と、前
記時刻割当伝送信号を受信する時刻割当伝送信号受信手
段と、前記時刻割当伝送信号受信手段の出力信号から前
記割当情報を再生し再生割当情報とし、また、前記基準
時刻情報を再生し再生したときの前記基準時刻情報を受
信時刻情報として出力する復号手段と、前記復号手段か
らの前記再生割当情報と前記基準信号再生手段からの前
記再生基準信号から前記送信時刻情報を再生し、再生送
信時刻情報として出力する時刻換算手段と、前記復号手
段からの前記受信時刻情報と前記時刻換算手段からの前
記再生送信時刻情報、または、前記復号手段からの前記
受信時刻情報と前記時刻換算手段からの前記再生送信時
刻情報と前記再生放送時刻情報データから、前記放送時
刻情報データと前記受信時刻情報との差を表す放送遅延
情報を計算して求め、前記受信時刻情報または前記放送
遅延情報を出力する演算手段と、前記演算手段の出力信
号と前記再生付加情報データを使用し前記受信時刻情報
を映像化または音声化するための映像時刻情報または音
声時刻情報を生成する時刻出力生成手段と、前記演算手
段の出力信号である前記放送遅延情報を使用し、前記再
生映像信号または前記再生音声信号を遅延するととも
に、前記時刻出力生成手段からの前記映像時刻情報と前
記再生映像信号を、または前記音声時刻情報と前記再生
音声信号を合成して出力する遅延合成手段と、を有する
ことを特徴とする放送データ送受信システム。 - 【請求項34】請求項33記載の放送データ送受信シス
テムにおいて、前記伝送路をケーブルテレビとすること
を特徴とする放送データ送受信システム。 - 【請求項35】請求項33または34記載の放送データ
送受信システムに使用される放送データ送信装置であっ
て、前記データ信号に、前記放送データ受信装置におい
て送信時刻情報を映像化または音声化する場合に使用す
る付加情報データ、または、前記放送信号の基準時刻を
表す放送時刻情報データが含まれた一つの前記放送信号
が割り当てられた放送信号論理チャネルと、を持ち、前
記放送信号論理チャネルとその他の論理チャネルを基準
信号に従って多重し多重信号を出力する多重手段と、前
記多重手段を動作させる基準信号を出力する基準信号発
生手段と、前記多重信号から前記物理チャネルを生成し
て伝送信号とし、前記伝送信号を伝送路に出力する伝送
信号出力手段と、前記放送データ送信装置側の基準時刻
を表す基準時刻情報として出力する基準時刻情報出力手
段と、前記基準信号と前記基準時刻情報を対応させ割当
情報とし、また、対応させたときの前記基準時刻情報を
前記送信時刻情報として、前記割当情報を出力する割当
手段と、前記割当情報と前記現在時刻情報を前記伝送路
と同一または別の伝送路に時刻割当伝送信号として出力
し、伝送する時刻割当伝送信号出力手段と、を有するこ
とを特徴とする放送データ送受信システムを使用する送
信装置。 - 【請求項36】請求項33または34記載の放送データ
送受信システムに使用される放送データ受信装置であっ
て、前記伝送信号を受信し、前記多重信号を再生して再
生多重信号を出力する受信復調手段と、前記再生多重信
号から、前記付加情報データまたは前記放送時刻情報デ
ータと,前記映像信号または前記音声信号とを分離し、
それぞれ再生付加情報データまたは再生放送時刻情報デ
ータ、再生映像信号または再生音声信号として出力する
分離手段と、前記分離手段の出力信号から前記基準信号
に同期した再生基準信号を再生し、前記再生基準信号に
より前記分離手段を動作させる基準信号再生手段と、前
記時刻割当伝送信号を受信する時刻割当伝送信号受信手
段と、前記時刻割当伝送信号受信手段の出力信号から前
記割当情報を再生し再生割当情報とし、また、前記基準
時刻情報を再生し再生したときの前記基準時刻情報を受
信時刻情報として出力する復号手段と、前記復号手段か
らの前記再生割当情報と前記基準信号再生手段からの前
記再生基準信号から前記送信時刻情報を再生し、再生送
信時刻情報として出力する時刻換算手段と、前記復号手
段からの前記受信時刻情報と前記時刻換算手段からの前
記再生送信時刻情報、または、前記復号手段からの前記
受信時刻情報と前記時刻換算手段からの前記再生送信時
刻情報と前記再生放送時刻情報データから、前記放送時
刻情報データと前記受信時刻情報との差を表す放送遅延
情報を計算して求め、前記受信時刻情報または前記放送
遅延情報を出力する演算手段と、前記演算手段の出力信
号と前記再生付加情報データを使用し前記受信時刻情報
を映像化または音声化するための映像時刻情報または音
声時刻情報を生成する時刻出力生成手段と、前記演算手
段の出力信号である前記放送遅延情報を使用し、前記再
生映像信号または前記再生音声信号を遅延するととも
に、前記時刻出力生成手段からの前記映像時刻情報と前
記再生映像信号を、または前記音声時刻情報と前記再生
音声信号を合成して出力する遅延合成手段と、を有する
ことを特徴とする放送データ送受信システムを使用する
受信装置。 - 【請求項37】請求項33または34記載の放送データ
送受信システムであって、前記別の伝送路を電話回線と
することを特徴とする放送データ送受信システム。 - 【請求項38】請求項35記載の送信装置であって、前
記別の伝送路を電話回線とすることを特徴とする放送デ
ータ送受信システムを使用する送信装置。 - 【請求項39】請求項36記載の受信装置であって、前
記別の伝送路を電話回線とすることを特徴とする放送デ
ータ送受信システムを使用する受信装置。 - 【請求項40】送信される多重化信号を受信する放送デ
ータ受信装置であって、前記多重化信号から、映像デー
タ、音声データ及び時刻に関する第1のデータを分離す
る分離手段と、時刻に関する第2のデータを取得する取
得手段と、前記時刻に関する第1のデータと前記時刻に
関する第2のデータから、受信時刻に関する情報を演算
する演算手段を備え、前記受信時刻に関する情報に基づ
く映像あるいは音声を、前記映像データに基づく映像あ
るいは前記音声データに基づく音声と合成して表示出力
することを特徴とする放送データ受信システム。 - 【請求項41】送信される多重化信号を受信する放送デ
ータ受信装置であって、前記多重化信号から、映像デー
タ、音声データ及び時刻に関する第1のデータを分離す
る分離手段と、時刻に関する第2のデータを取得する取
得手段と、前記時刻に関する第1のデータと前記時刻に
関する第2のデータから、受信時刻に関する情報を演算
する演算手段を備え、前記受信時刻に関する情報に基づ
いて、前記映像データに基づく映像あるいは前記音声デ
ータに基づく音声を遅延して表示出力することを特徴と
する放送データ受信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19976099A JP2001028738A (ja) | 1999-07-14 | 1999-07-14 | 放送データ送受信システム及びこれに使用する送信装置並びにその受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19976099A JP2001028738A (ja) | 1999-07-14 | 1999-07-14 | 放送データ送受信システム及びこれに使用する送信装置並びにその受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001028738A true JP2001028738A (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=16413176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19976099A Pending JP2001028738A (ja) | 1999-07-14 | 1999-07-14 | 放送データ送受信システム及びこれに使用する送信装置並びにその受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001028738A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2004077825A1 (ja) * | 2003-02-27 | 2006-06-08 | 松下電器産業株式会社 | データ処理装置および方法 |
GB2454286A (en) * | 2007-10-30 | 2009-05-06 | Av Tech Corp | Video transmitter and receiver systems with synchronised insertion and processing of control signals |
US7864812B2 (en) | 2008-03-14 | 2011-01-04 | Hitachi, Ltd. | Digital broadcast multiplexing apparatus |
-
1999
- 1999-07-14 JP JP19976099A patent/JP2001028738A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2004077825A1 (ja) * | 2003-02-27 | 2006-06-08 | 松下電器産業株式会社 | データ処理装置および方法 |
GB2454286A (en) * | 2007-10-30 | 2009-05-06 | Av Tech Corp | Video transmitter and receiver systems with synchronised insertion and processing of control signals |
GB2454286B (en) * | 2007-10-30 | 2010-08-11 | Av Tech Corp | A bi directional video system and control method for the same |
US7864812B2 (en) | 2008-03-14 | 2011-01-04 | Hitachi, Ltd. | Digital broadcast multiplexing apparatus |
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