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JP2001026026A - 加飾ゲルコートシートの製造方法およびそのゲルコートシートを用いたゲルコート付き成形品の製造方法 - Google Patents

加飾ゲルコートシートの製造方法およびそのゲルコートシートを用いたゲルコート付き成形品の製造方法

Info

Publication number
JP2001026026A
JP2001026026A JP2000122878A JP2000122878A JP2001026026A JP 2001026026 A JP2001026026 A JP 2001026026A JP 2000122878 A JP2000122878 A JP 2000122878A JP 2000122878 A JP2000122878 A JP 2000122878A JP 2001026026 A JP2001026026 A JP 2001026026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gel coat
gel
sheet
coat sheet
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000122878A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Fujiwara
浩平 藤原
Morisada Matsumoto
名正 松本
Mimashi Nakamura
三万士 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikuni Color Ltd
Original Assignee
Mikuni Color Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mikuni Color Ltd filed Critical Mikuni Color Ltd
Priority to JP2000122878A priority Critical patent/JP2001026026A/ja
Publication of JP2001026026A publication Critical patent/JP2001026026A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形時の着色剤の溶出あるいはエンボス、目
地部分でのクラックの発生などがなく、従来のSMC成
形品では展開できなかった、屋外で長時間美観を保つよ
うな用途にも耐えうるゲルコート付き成形品を得る。 【解決手段】 加熱加圧成形時に、硬化したゲルコート
シートを型側に挿入し、成形材料と同時に成形してゲル
コート付き成形品を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴室ユニット、洗面
化粧台、壁パネルなどのFRP製品を、SMC、TMC
およびBMCなどの加熱加圧成形品の表面の加飾保護お
よび物性向上を目的としたゲルコートシートの製造方法
およびそのゲルコートシートを用いたゲルコート付き成
形品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室ユニット、洗面化粧台、壁パ
ネルなどの繊維強化プラスチックFRP製品を成形する
ための方法は、ゲルコートを使用したハンドレイアッ
プ、スプレーアップ、RTMによるFRP成形方法と、
SMC、BMCなどのモールドコンパウンド材料を金型
で加熱加圧成形するプレス成形方法とに大別される。
【0003】FRP製品の表面の加飾保護を目的とした
ゲルコート付きFRP製品が、自由に模様付けできるた
め優位性があるが、ハンドレイアップ成形方法は成形時
間がプレス成形方法に比較して長く、生産性に劣り製造
コストも高くなるという欠点を有する。
【0004】一方、生産性に優れるSMC、BMCなど
のプレス方法は、インモールドコーティング法などによ
りゲルコート付き成形品が得られるが、単色のゲルコー
トしか使用できず意匠性の優れた成形品を得ることが難
しい。また、これらの成形品は炭酸カルシウム、水酸化
アルミニウムなどの充填剤を多く含むため、耐候性がわ
るく、屋外で長時間美観を保つような用途には使用でき
ない。
【0005】ゲルコート付き成形品の製造方法として特
開平5−318468号公報には、ゲルコートを半硬化
状態にしてゲルコートシートを製造し、そのゲルコート
シートを成形材料と重ねて加熱加圧成形する方法が記載
されている。しかし、ゲルコートシートが半硬化状態で
あるために、成形時に成形材料のモノマー成分によりゲ
ルコート層の着色成分や模様付けした柄模様が溶出した
り、端面で流れた状態になる。また、エンボス、目地部
分で割れが生じ、そこから成形材料が染み出したりする
欠点がある。
【0006】また、半硬化状態であるため、硬化度合の
調整が難しく硬化度合が不足すると、成形材料のモノマ
ー成分による着色剤や模様付けした柄模様の溶出が大き
く、端面での流れが生じやすくなる。また、硬化度合が
過剰になるとクラックが発生する欠点がある。半硬化状
態のゲルコートシートは移送中に多く積み重ねることが
できないという欠点がある。
【0007】一方、特開平8−174782号公報に
は、シートの片面にゲルコートにより模様付けして模様
層を形成し、その模様層に遮断マットを積層して成形型
面に模様付けシートをセットし、成形材料を重ねて成形
して模様付き成形品を成形する製造方法が記載されてい
る。しかし、特開平5−318468号公報と同様に、
半硬化状態のゲルコートを用いるために、硬化度合の調
整が難しく、やはり硬化度合が不足すると成形材料のモ
ノマー成分による着色剤や模様付けした柄模様の溶出が
大きく、端面での流れが生じやすくなる。また、硬化度
合が過剰になるとクラックが発生する欠点がある。
【0008】また、エンボス、目地部分で割れが生じ、
そこから成形材料が染み出すことを防ぐために遮断マッ
トにより補強しているが、ゲルコートが半硬化状態であ
るために遮断マットに厚手のものを使用しなければなら
ないため、コストが高くなる欠点がある。
【0009】また、模様付きFRP成形品の製造方法と
して特許公報第2530105号(特開平7−1644
60号公報)には、所望の模様、色を付与したチタン紙
にメラミン樹脂を含浸し、その表面にメラミンパウダー
を均一に振り掛けて乾燥させたメラミン含浸チタン紙を
成形型の必要部分に置き成形することにより模様付き成
形品を得ることが記載されている。しかし、平面または
10〜20mmの型形状の成形品しか模様付けすること
ができない。そのほかに一般的に印刷などで加飾した不
織布、チタン紙をDAP樹脂、ポリエステル樹脂で含浸
しておいた物を型側に置き、その上に成形材料を重ねて
成形する方法が行なわれているが、やはり平面または1
0〜20mmの形状の成形品しか模様付けすることがで
きない。前記特開平5−318468号公報および特開
平8−174782号公報記載の方法も同様に、平面ま
たは10〜20mmの型形状の成形品しか模様付けする
ことができない。
【0010】また、特公昭58−45938号公報およ
び特公昭58−45939号公報には、強化プラスチッ
ク模様付成形品の製造方法において、模様付けした模様
布を浴槽に合わせて袋縫いし、気などで養生しておいて
金型にかぶせて成形材料を重ねて成形する方法が記載さ
れている。しかし、袋縫いする工程が煩雑でコストも高
く、また模様付けした層が製品表面を形成するため、平
坦な深みのない意匠性に乏しい成形品しか得られない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術に鑑みてゲルコートシートが半硬化状態であるために
生じる成形時の着色剤の溶出、模様付けした柄の流れ、
端面の流れなどの発生することがなく、エンボス、目地
部分でクラックの発生することのない加飾ゲルコートシ
ートを開発することにより、容易にゲルコート付き成形
品を得ることを可能にすることである。また、従来平ら
な形状の加飾シートしかなかったために、自由な形状の
模様付け加飾された成形品が得られなかったが、本発明
は自由な形状の加飾成形品を得ることを可能にすること
である。
【0012】さらに、本発明に使用されるゲルコート
が、従来のFRP表面に使用される不飽和ポリエステル
樹脂ゲルコートに比較してきわめて高耐候性であるた
め、SMC成形品では展開できなかった、屋外で長期間
美観を保つような用途にも耐えうる成形品を得ることを
可能にすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、加
熱加圧成形時に型側に挿入し、成形材料と同時に成形し
てゲルコート付き成形品を得るための製造方法におい
て、硬化したゲルコートシートを用いることを特徴とす
る製造方法(請求項1)、請求項1記載の硬化したゲル
コートシートの製造方法であって、硬化したゲルコート
シートが、平板な型、自由な形状を有する型、フィルム
または離型紙に、あらかじめ硬化剤を添加した熱硬化性
樹脂ゲルコートをスプレーまたは塗工し、硬化処理して
得られるものであるゲルコートシートの製造方法(請求
項2)、ゲルコートシートが、変性アクリル樹脂組成物
からなるゲルコートである請求項1または2記載のゲル
コートシートの製造方法(請求項3)、硬化したゲルコ
ートシートが、織布、不織布、紙の少なくとも1種で補
強したものである請求項1または2記載のゲルコートシ
ートの製造方法(請求項4)、ゲルコートシートが透明
または半透明であって、その裏面に加飾した織布、不織
布、紙の少なくとも1種を接着することにより得られる
加飾模様を有する請求項2、3または4記載のゲルコー
トシートの製造方法(請求項5)、ゲルコートシートの
裏面への加飾が、印刷またはインキジェットによる加飾
である請求項5記載のゲルコートシートの製造方法(請
求項6)、ゲルコートシートが透明または半透明であっ
て、その裏面に加飾を行ったことを特徴とする裏面に加
飾模様を有する請求項2、3、4、5または6記載のゲ
ルコートシートの製造方法(請求項7)、ゲルコートシ
ートの裏面への加飾が、直接印刷による加飾である請求
項7記載のゲルコートシートの製造方法(請求項8)、
ゲルコートシートを硬化処理後、型側に挿入して成形材
料と同時に加熱加圧成形したときに、型形状に追随しク
ラックや破断を起こさないような可撓性を有し、かつ成
形材料との密着性に優れる組成からなる請求項2、3、
4、5、6、7または8記載のゲルコートシートの製造
方法(請求項9)、およびゲルコートシートを、加飾し
たい場所の形状に合わせて切断し成形型の所定の位置に
挿入し、成形材料を重ね合わせて同時に成形することを
特徴とする請求項1記載のゲルコート付き成形品の製造
方法(請求項10)に関する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、平らなガラス板、ステ
ンレスなどの金属板、またはベースフィルムにあらかじ
め硬化剤を添加した熱硬化性樹脂ゲルコートをスプレー
またはドクター塗工などにより塗工し、必要に応じガラ
ス、チタン紙、有機繊維もしくは無機繊維の織布もしく
は不織布または紙で補強し、含浸、硬化処理後に得られ
る加飾ゲルコートシートの製造方法に関する。
【0015】前記以外に、自由な形状を有するFRP型
または金型にあらかじめ硬化剤を添加した熱硬化性樹脂
ゲルコートをスプレーまたは刷毛塗りなどで塗工し、必
要に応じてガラス、チタン紙、有機繊維もしくは無機繊
維の織布もしくは不織布または紙で補強し、含浸、硬化
処理後、得られる加飾ゲルコートシートの製造方法に関
する。
【0016】本発明の製造方法においては、硬化したゲ
ルコートを使用することを特徴とする。従来技術におい
ては、α−メチルスチレンダイマーの併用などにより、
架橋密度の小さい、いわゆる半硬化状態にし、高温プレ
ス成形時に完全硬化させる二段階硬化が行われている。
本発明における硬化したゲルコートとは、使用する硬化
剤の適性温度で完全硬化させた状態にあるゲルコートを
いい、硬度測定や残存スチレン量測定により定量的に確
認することができる。
【0017】なお、本発明にかかわるアクリル樹脂ゲル
コートシートの工業的連続生産の方法としては、連続し
た2枚のフィルムのあいだに本発明にかかわるアクリル
樹脂ゲルコートを塗工後、必要に応じてチタン紙、不織
布またはガラスペーパーにより補強し、含浸の工程を経
て、連続したゲルコートシートを得ることもできる。
【0018】本発明において使用するベースフィルム
は、耐熱性剥離性を有し、かつゲルコート樹脂成分に不
溶であればとくに制限はないが、ポリエチレン、ナイロ
ン、ポリエステル、フッ素樹脂などのプラスチックフィ
ルム、アルミ箔などの金属を単体または他のフィルムと
貼り合わせたもの、紙やプラスチックフィルムの表面に
離型性を有する樹脂を塗布したものが使用される。厚さ
にはとくに制限はないが、20μm以下であれば塗工し
たゲルコートを硬化処理するときに、しわやそりが発生
して取り扱いが不自由になり、100μm以上であれば
コストが高くなるため、20〜100μmの厚さである
ことが望ましい。
【0019】自由な形状を有する型を使用する場合に
は、型の形状は硬化処理後ゲルコートシートを剥離でき
るような型であれば自由に使用できる。型の材質はプラ
スチック型、金属型を自由に用いることができる。型は
ワックス(ミラグレースなど)、または液状の離型剤
(フリコート、ケムリースなど)で離型処理して使用す
る。場合によっては(モールドウイズINC−BQ6な
ど)の内部離型剤を、あらかじめゲルコートに添加する
ことにより離型処理を省略できる。
【0020】型またはベースフィルムにゲルコートを塗
工する方法は、スプレーガンまたは多色模様スプレー装
置(特開平4−330956号公報)によりスプレーま
たは刷毛塗りにより塗工する方法と、型が平板の場合ロ
ールコーター、ドクターコーター、エアナイフコーター
などにより塗工する方法がある。
【0021】厚さは0.1〜2.0mmで塗工するが、
0.3mm以下であると型から離型してゲルコートシー
トとして剥離させる時に破断しやすくなり、1mm以上
になるとコストが高くなる傾向がある。したがって、
0.3mm〜1.0mmの厚さで塗工することが望まし
い。とくに、アクリル樹脂からなるゲルコートを塗工す
る場合は、コートの厚みが0.3mm以下であると、ア
クリル樹脂成形物の特徴である高光沢の外観がうまく出
せないという欠点が生じるため、0.3mm以上の厚み
で塗工することが好ましい。
【0022】ゲルコートは1回塗工でもよいが、2回以
上重ね合わせて塗工することができる。その場合、透明
または半透明なゲルコートを表面に塗工し、2回目に着
色ゲルコート、多色模様ゲルコート、グラニットゲルコ
ート(石目フィラーなどのフィラー入りゲルコート)、
パール調ゲルコートを重ねて塗工することにより、深み
感のある意匠性に優れた製品を得ることができる。
【0023】また、裏面に加飾する場合は透明または半
透明なゲルコート層のみで塗工することができる。
【0024】ゲルコートシートは補強なしでも用いるこ
とができるが、型形状に対する追随性を向上させるため
に、有機繊維もしくは無機繊維などの織布、不織布、紙
の少なくとも1種からなる補強シートを用いることがで
きる。補強シートとして用いる織布、不織布または紙の
厚さには、とくに制限はないが、ゲルコートの含浸性に
優れまた成形時に型形状によるクラック破断を防ぐこと
ができる点で、10〜60g/m2のものを用いること
が好ましい。
【0025】補強シートとして用いる織布、不織布また
は紙は、あらかじめ印刷またはインキジェットなどによ
り加飾されたものも使用できる。
【0026】透明または半透明なゲルコートシートの裏
面に、印刷またはインキジェットなどで加飾した有機繊
維もしくは無機繊維の織布、不織布、紙の少なくとも1
種を重ねて成形する場合に使用するものの厚さ、材質に
ついては、成形時のSMC、BMCコンパウンド材料の
含浸を妨げるものでなければとくに制限はない。
【0027】透明または半透明なゲルコートシートの裏
面に、スクリーン印刷またはインキジェットにより直接
加飾することができる。使用するインキは硬化型アクリ
ルウレタン樹脂インキなどの硬化後成形材料のモノマー
成分などで溶出しないインキで加飾する。
【0028】熱硬化性樹脂ゲルコートの成分としてはア
クリル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ジアリルフタレ
ート樹脂(DAP樹脂)などが使用できるが、熱変形温
度65〜120℃のアクリル樹脂を20〜100重量%
含有することにより硬化処理後、加熱加圧成形時にクラ
ック、破断などがなく型形状に追随するゲルコートシー
トが得られる。また、アクリル樹脂としては、アクリル
系ポリマーとアクリル系モノマーからなる樹脂を使用
し、有機過酸化物を硬化剤として用いるタイプを使用し
た変性アクリル樹脂が好ましい。さらに、不飽和ポリエ
ステル樹脂としてはビニルエステル系、イソフタル酸
系、ビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂などの耐
熱性能に優れた樹脂を使用することができるが、用途に
よりオルソフタル酸系樹脂を使用することができる。
【0029】変性アクリル樹脂に使用するアクリル系モ
ノマーとしては、以下に例示する(メタ)アクリル酸誘
導体があげられる。
【0030】(a)単官能性(メタ)アクリル酸エステ
ル類:メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)ア
クリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフル
フリル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アク
リレート、p−(メタ)アクリロキシ安息香酸、ベンジ
ル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アク
リレート、ブトキシトリエチレングリコール(メタ)ア
クリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、N,N
−ジメチルアミノ(メタ)アクリレート、エチルジエチ
レングリコール(メタ)アクリレート、2−エチルヘキ
シル(メタ)アクリレート、グリセロール(メタ)アク
リレート、ヘプタデカフロロデシル(メタ)アクリレー
ト、イソボロニル(メタ)アクリレート、ラウリル(メ
タ)アクリレート、3−フェノキシ−2−ヒドロキシプ
ロピル(メタ)アクリレートなど。
【0031】(b)多官能性(メタ)アクリル酸エステ
ル類:プロパンジオールジ(メタ)アクリレート、ブタ
ンジオールジ(メタ)アクリレート、デカンジオールジ
(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、
グリセリンジ(メタ)アクリレート、ビスフェノール−
Aジ(メタ)アクリレート、2,2−ジ(4−(メタ)
アクリロキシポリエトキシフェニル)プロパン、トリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリス(メ
タ)アクリロキシエチルイソシアヌレート、ジペンタエ
リスリトールヘキサ(メタ)アクリレートなど。
【0032】(d)ウレタン(メタ)アクリレート類:
2−ハイドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−
ハイドロキシエチル(メタ)アクリレートのような水酸
基含有(メタ)アクリレートとヘキサメチレンジイソシ
アネート、ジイソシアネートメチルベンゼンのようなジ
イソシアネートとの付加反応により得られるジアダクト
など。
【0033】また、これら以外に工業用として公知、市
販のものが使用でき、また目的に応じ、これらの化合物
を1種で、または2種以上を混合して使用してもよい。
【0034】硬化剤としてはメチルエチルケトンパーオ
キサイド(MEKPO)、ベンゾイルパーオキサイド
(BPO)、カーボネートパーオキサイドその他有機過
酸化物を使用する。必要に応じ共重合反応の開始剤とし
て、ナフテン酸コバルトなどの促進剤を併用する。硬化
剤の使用量は、所望する硬化速度、硬化温度、硬化物の
機械的強度などによって決定すればよく、とくに限定さ
れるものではないが、変性アクリル樹脂合計100重量
部に対して0.1〜5.0重量部であることが好まし
い。5.0重量部をこえる場合、硬化が急激に進行し発
泡や割れが発生することがあり、0.1重量部未満の場
合、硬化不足となる傾向がある。
【0035】このようなアクリル樹脂の伸び率は、5%
以上であることが好ましい。5%未満の場合、プレス成
形時に割れやひびが発生する傾向がある。Tgは40〜
130℃であることが好ましい。130℃をこえる場
合、プレス成形時に割れやひびが発生し、40℃未満の
場合、成形物の耐水性が低下する傾向がある。
【0036】硬化処理は前記硬化剤と促進剤の組み合わ
せで常温でも硬化させることができるが、MEKPO/
ナフテン酸コバルト系の硬化系では40〜60℃×20
〜60分、カーボネートパーオキサイド系では60〜8
0℃×20〜60分の硬化処理を行なうことが好まし
い。
【0037】ゲルコートの液状粘度は25℃で3〜50
ポイズ、揺変性1〜6.5くらいにする。そのため、シ
リカを0〜5部添加することが好ましい。粘度の調整と
しては、MMA(メタクリル酸メチル)2−エチルヘキ
シル、スチレンモノマーなどのモノマーを0〜45重量
%添加する。
【0038】着色剤としては酸化チタン、カーボンブラ
ック、酸化鉄黄、ベンガラ、イソインドリノンイェロ
ー、ナフトールレッド、フタロシアニンブルー、フタロ
シアニングリーン、コバルトブルー、シンカシャレッド
などの耐熱性・耐候性に優れる顔料を0.1〜20重量
%、好ましくは0.1〜15.0重量%使用する。必要
に応じ炭酸カルシウム、タルク、水酸化アルミなどの耐
湿顔料を0〜20重量%使用する。グラニット柄(石目
柄)のゲルコートシートにはマイカの表面コートしたも
の、プラスチックフィルムのカット品、有機繊維の切断
した物などのフィラーを0.1〜20重量%使用する。
パール調のゲルコートシートにはパール顔料を0.1〜
20重量%使用する。また、前記顔料、フィラー、パー
ル顔料は任意に併用することができる。
【0039】前記で作製したゲルコートシートを、成形
型の全体または所望の位置に設置し、その上にSMC、
BMCおよびTMCなどの成形材料を重ねて加熱加圧成
形する。所望の大きさ形状にするにはカッターナイフ、
鋏などで切断するかあるいはトムソン型抜きで切断す
る。
【0040】
【実施例】ゲルコートの配合例、および使用した材料を
つぎに示す。とくに断らない限り、部は重量部を表す。
【0041】ゲルコート1 アクリル樹脂75.0部、不飽和ポリエステル樹脂1
0.0部、シリカ3.0部、消泡剤0.5部、MMA
4.0部、酸化チタン6.9部、イソインドリノンイェ
ロー0.5部およびカーボンブラック0.1部(合計1
00.0部)
【0042】ゲルコート2 アクリル樹脂75.0部、不飽和ポリエステル樹脂1
0.0部、シリカ3.0部、消泡剤0.5部、MMA
4.0部、酸化チタン6.5部、カーボンブラック2.
0部(合計100.0部)
【0043】ゲルコート3 アクリル樹脂50.0部、不飽和ポリエステル樹脂2
5.0部、シリカ3.0部、消泡剤0.5部、MMA
4.0部、スチレンモノマー10.0部、酸化チタン
7.0部、フタロシアニンブルー0.5部(合計10
0.0部)
【0044】ゲルコート4 アクリル樹脂52.5部、不飽和ポリエステル樹脂2
5.0部、シリカ3.0部、消泡剤0.5部、MMA
4.0部、スチレンモノマー10.0部、パール顔料
5.0部(合計100.0部)
【0045】ゲルコート5 アクリル樹脂91.0部、シリカ3.5部、消泡剤0.
5部、MMA5.0部(100.0部)
【0046】ゲルコート6 アクリル樹脂52.5部、不飽和ポリエステル樹脂2
5.0部、シリカ3.0部、消泡剤0.5部、MMA
4.0部、スチレンモノマー10.0部、マイカフレー
ク5.0部(合計100.0部)
【0047】ゲルコート7 変性アクリル樹脂75.0部、シリカ3.0部、消泡剤
0.7部、MMA21.3部(合計100.0部)
【0048】ゲルコート8 変性アクリル樹脂75.5部、シリカ3.0部、消泡剤
0.7部、MMA15.8部、酸化チタン5.0部(合
計100.0部)
【0049】ゲルコート9 変性アクリル樹脂75.0部、シリカ3.0部、消泡剤
0.7部、MMA16.3部、パール顔料5.0部(合
計100.0部)
【0050】ゲルコート10 変性アクリル樹脂75.0部、シリカ3.0部、消泡剤
0.7部、MMA16.3部、マイカフレーク5.0部
(合計100.0部)
【0051】 アクリル樹脂 :ICIジャパン株式会社/モダールGC−701I 変性アクリル樹脂 :ICIジャパン株式会社/モダールAGS−100 不飽和ポリエステル樹脂:日本ユピカ株式会社製/ユピカ6505、6400 大日本インキ化学工業株式会社製/ポリライトFG− 283、586 武田薬品工業株式会社製/ポリマール6330F 酸化チタン :デュポン株式会社製/R−900 石原産業株式会社製/CR−85 イソインドリンイエロー:チバスペシャルティケミカルズ株式会社/イルガジン エロー2GLTE シンカシャレッド :チバスペシャルティ/シンカシャレッドY.RT-759D フタロシアニンブルー :大日精化工業株式会社製/4950 カーボンブラック :デグサ社製/スペシャルブラック#4 パール顔料 :メルクジャパン株式会社/イリオジン163 シマパール マイカフレーク :ダイヤ工業株式会社製/ダイヤチップ
【0052】実施例1 ゲルコート1 100部、6%ナフテン酸コバルト0.
5部およびMEKPO1.2部を配合したゲルコート
を、ガラス板の型に岩谷/カップガンで厚さ0.5ミリ
で塗工した。5分間のセッティング時間をおいて、ポリ
エステル不織布50g/m2を置き含浸させた。その
後、50℃の硬化炉に40分間入れてゲルコートを硬化
させた。硬化炉から取り出し、30分後に型より剥離さ
せた。得られたゲルコートシートをカッターで所望の大
きさ形状に切断した。得られたゲルコートシート1を下
型金型3の所定の位置に置き、その上にSMCシート2
を重ねて下型金型3の温度を145℃、上型金型4の温
度を135℃に設定し圧60kg/cm2で10分間プ
レスした。脱型後得られた成形品5はゲルコート層1を
有するゲルコート付成形品である。
【0053】実施例2 ゲルコート1(アイボリー色)、ゲルコート2(グレー
色)およびゲルコート4(パール色)に、あらかじめ各
々0.5部の6%ナフテン酸コバルトを配合攪拌してミ
クニ多色ゲルコートスプレー装置の圧送タンク6、7、
8に入れFRP型9に多色ゲルコートスプレー装置10
で多彩色に厚さ0.3〜0.5mmにスプレー塗工し
た。その時の硬化剤の量は、ゲルコートに対し1〜1.
5部になるように硬化剤タンク11に設定した。5分間
のセッティング時間をおいて、50℃の硬化炉に30分
間入れてゲルコートを硬化させた。硬化炉から取り出
し、30分後圧送タンク6のみコックを開き、硬化した
多色ゲルコート層12の上に、やはり硬化剤をゲルコー
トに対し1.0〜1.5部になるように硬化剤タンク1
1に設定して厚さ0.1〜0.3mmのゲルコート層1
3を作った。塗工後すぐにポリエステル不織布14を5
0g/m2になるように、型形状に合わせてのせ含浸ロ
ーラーで含浸させた。
【0054】その後50℃の硬化炉に30分間入れてゲ
ルコート層を硬化させた。硬化炉から取り出したあと3
0分間放置後、型から静かに脱型した。得られた形状を
有する多色ゲルコートシート15を、下型16に型に合
わせて置きその上にSMCシート2を重ねて下型金型1
6の温度を150℃、上型金型17の温度を140℃に
設定し、圧100kg/cm2で10分間プレスする。
脱型後得られる成形品18は成形品表面全体に多彩色に
加飾されたゲルコート付成形品であった。
【0055】実施例3 ガラス板上に設置した厚さ50μmのPETフィルム
に、ゲルコート7 100部、6%ナフテン酸コバルト
0.5部およびMEKPO 1.2部を配合したゲルコ
ートをバーコーターで塗工し、模様を印刷したチタン紙
を置き、さらにその上から前記ゲルコートを塗工した。
その上から厚さ50μmのPETフィルムをかぶせ、ロ
ーラーにて含浸作業を行い、ガラス板をのせ、室温で1
時間放置した。その後、50℃の硬化炉に1時間入れて
ゲルコートを硬化させた。所望の大きさ・形状に切断
し、得られたゲルコートシート1を下型金型3の所定の
位置に置き、その上にSMCシート2を重ねて下型金型
3の温度を150℃、上型金型4の温度を135℃に設
定し、圧100kg/cm2で7分間プレスした。脱型
後に得られた成形品5はゲルコート層1を有するゲルコ
ート付き成形品であった。
【0056】実施例4 ガラス板上に設置した厚さ50μmのPETフィルム
に、ゲルコート8 100部、6%ナフテン酸コバルト
0.5部およびMEKPO 1.2部を配合したゲルコ
ートをバーコーターで塗工し、補強のためにガラスペー
パーを置き、ある程度含浸後、その上から厚さ50μm
のPETフィルムをかぶせた。その後、ガラス板をの
せ、室温で1時間放置した。その後、50℃の硬化炉に
1時間入れてゲルコートを硬化させた。所望の大きさ・
形状に切断し、得られたゲルコートシート1を下型金型
3の所定の位置に置き、その上にSMCシート2を重ね
て下型金型3の温度を150℃、上型金型4の温度を1
35℃に設定し、圧100kg/cm2で7分間プレス
した。脱型後に得られた成形品5はゲルコート層1を有
するゲルコート付き成形品であった。
【0057】比較例1 ゲルコート8 100部、ビス(4−t−ブチルシクロ
ヘキシル)パーオキシジカーボネート(化薬アクゾ製、
パーカドックス16)1部を配合したゲルコートを、ガ
ラス板の型に岩谷/カップガンで厚さ0.5mmとなる
ように塗工した。その後、50℃の硬化炉で30分間加
熱した。
【0058】硬化炉から取り出し、型から剥離させた。
得られたゲルコートシートは表面にタックがあり、また
弾性を有する半硬化状態であった。本ゲルコートシート
をカッターで所望の大きさに切断し(ゲルコートシート
1)、金型3の所定の位置に置き、その上にSMCシー
ト2を重ねて下型金型3の温度を145℃、上型金型4
の温度を135℃に設定し、圧60kg/cm2で10
分間プレスした。脱型後、得られた成形品はゲルコート
表面の光沢が低く、また割れが生じ、背面の成形材料が
露出していた。
【0059】実施例1〜4および比較例1で得られたゲ
ルコート付成形品の硬化したゲルコート面に高圧水銀灯
を用い、50J/cm2の紫外線を照射することによっ
て耐候性を評価した。その結果、紫外線照射面の光沢劣
化および色変化はみられなかった。
【0060】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、硬化したゲ
ルコートシートを用いるため、成形時の着色剤の溶出、
模様付けした柄の流れ、端面の流れなどの発生がなく、
容易にゲルコート付き成形品を得ることができ、型側に
挿入して成形材料と同時に加熱加圧した場合、型形状に
追随し、クラックや破断を起こさないような可撓性を有
し、成形材料との密着性に優れている。また、変性アク
リル樹脂からなるゲルコートを使用することにより、従
来のFRP表面に使用されるゲルコートに比較してきわ
めて優れた耐熱水性、耐候性および耐薬品性を有するた
め、SMC成形品では展開できなかった、屋外で長期間
美観を保つような用途にも絶えうる成形品を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゲルコートシートを用いたゲルコート
シート付き成形品の製造方法を示す説明図である。
【図2】図1記載の製造方法により得られた成形品の断
面図である。
【図3】本発明で使用するゲルコートシートの製造方法
を示す説明図である。
【図4】本発明で使用するゲルコートシートの製造方法
を示す説明図である。
【図5】本発明のゲルコートシートを用いたゲルコート
シート付き成形品の製造方法を示す説明図である。
【図6】図5記載の製造方法により得られた成形品の断
面図である。
【符号の説明】
1 ゲルコートシート 2 SMCシート 3 下型金型 4 上型金型 5 成形品 6 圧送タンク1 7 圧送タンク2 8 圧送タンク3 9 FRP型 10 多色ゲルコートスプレー装置 11 硬化剤タンク 12 多層ゲルコート層 13 ゲルコート層 14 ポリエステル不織布 15 多色ゲルコートシート 16 下型 17 上型 18 成形品
フロントページの続き (72)発明者 中村 三万士 兵庫県姫路市御国野町国分寺101 御国色 素株式会社内 Fターム(参考) 4F204 AA36 AD09 AD16 AD20 AH49 FA01 FB01 FB12 FB13 FB19 FF05 FG02 FN17 4F205 AA43J AB03 AC03 AD05 AD06 AD09 AD11 AD16 AD19 AD27 AG03 HA08 HA25 HA33 HA35 HA44 HB01 HB11 HC05 HC06 HC08 HC13 HE06 HE16 HE21 HF01 HF05 HF23 HF24 HF25 HK02 HK03 HK04 HK05 HK16 HT04 HT13 HT27

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱加圧成形時に型側に挿入し、成形材
    料と同時に成形してゲルコート付き成形品を得るための
    製造方法において、硬化したゲルコートシートを用いる
    ことを特徴とする製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の硬化したゲルコートシー
    トの製造方法であって、硬化したゲルコートシートが、
    平板な型、自由な形状を有する型、フィルムまたは離型
    紙に、あらかじめ硬化剤を添加した熱硬化性樹脂ゲルコ
    ートをスプレーまたは塗工し、硬化処理して得られるも
    のであるゲルコートシートの製造方法。
  3. 【請求項3】 ゲルコートシートが、変性アクリル樹脂
    組成物からなるゲルコートである請求項1または2記載
    のゲルコートシートの製造方法。
  4. 【請求項4】 硬化したゲルコートシートが、織布、不
    織布、紙の少なくとも1種で補強したものである請求項
    1または2記載のゲルコートシートの製造方法。
  5. 【請求項5】 ゲルコートシートが透明または半透明で
    あって、その裏面に加飾した織布、不織布、紙の少なく
    とも1種を接着することにより得られる加飾模様を有す
    る請求項2、3または4記載のゲルコートシートの製造
    方法。
  6. 【請求項6】 ゲルコートシートの裏面への加飾が、印
    刷またはインキジェットによる加飾である請求項5記載
    のゲルコートシートの製造方法。
  7. 【請求項7】 ゲルコートシートが透明または半透明で
    あって、その裏面に加飾を行ったことを特徴とする裏面
    に加飾模様を有する請求項2、3、4、5または6記載
    のゲルコートシートの製造方法。
  8. 【請求項8】 ゲルコートシートの裏面への加飾が、直
    接印刷による加飾である請求項7記載のゲルコートシー
    トの製造方法。
  9. 【請求項9】 ゲルコートシートを硬化処理後、型側に
    挿入して成形材料と同時に加熱加圧成形したときに、型
    形状に追随しクラックや破断を起こさないような可撓性
    を有し、かつ成形材料との密着性に優れる組成からなる
    請求項2、3、4、5、6、7または8記載のゲルコー
    トシートの製造方法。
  10. 【請求項10】 ゲルコートシートを、加飾したい場所
    の形状に合わせて切断し成形型の所定の位置に挿入し、
    成形材料を重ね合わせて同時に成形することを特徴とす
    る請求項1記載のゲルコート付き成形品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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