JP2001025048A - 無線通信システムにおける優先呼接続方法および装置 - Google Patents
無線通信システムにおける優先呼接続方法および装置Info
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Abstract
に活用したチャネル割当てを行い、緊急呼等の優先呼に
呼損を生じるのを防止する。 【解決手段】 無線区間でチャネルの割当てを行い得る
呼数の、ハードウェア上の上限値である限界スレッショ
ルドTh.IVと、ソフトウェア設計上の上限値である設
計スレッショルドTh.IIとの間に、最大スレッショル
ドTh.III を設定し、総呼数が、設計スレッショルド
Th.II以上となっても最大スレッショルドTh.III
より小と判断したときに、優先呼に対しチャネルの割当
てを行って交換機側に接続する。また総呼数が設計スレ
ッショルドTh.II以上であるときは、ブリージングを
実行し、総呼数が最大スレッショルドTh.III 以上と
判断したときは、端末側に待ち受け指示メッセージを送
信する。
Description
おける優先呼の接続方法ならびにそのための装置に関
し、好適にはCDMA(Code Division Multiple Acces
s )を用いたWLL(Wireless Local Loop )システム
やセルラーシステムにおける優先呼接続方法および装置
に関する。
(Time Division Multiple Access)やFDMA(Frequ
ency Division Multiple Access)に比べ周波数利用効
率が高いという利点を有しており、周波数不足が懸念さ
れる次世代の無線通信システムには必須の多重アクセス
方式である。このCDMAの利用効果としては、上記の
とおり周波数を有効に利用できることはもちろんのこ
と、秘話性に優れていること、さらにはセル間のハンド
オフが容易であるといったことが挙げられる。
通信システムの全体構成図(その1)、図21は同図
(その2)である。図20および図21において、無線
通信システム1は、セルラーシステム2およびWLLシ
ステム3の少なくとも一方からなる。WLLシステム3
は、中継網4と共に、一般公衆網(PSTN:Public S
witching Telephone Network)5の一部として形成され
る。この一般公衆網(PSTN)5は、セルラーシステ
ム2と、中継網4および伝送路Lを介して、連携可能で
ある。
rsonal Communication Network)でも可)とWLLシス
テム3は共に、無線基地局(BTS:Base station Tra
nsceiver Subsystem)6および基地局制御装置(BS
C:Base Station Controller)8を備える。なお本発
明は主として前者の無線基地局(BTS)6に関係する
ものである。
局(以下、BTSとも称す)6は、複数の端末(MS:
Mobile Station)7との間で、無線区間AIRを介し、
例えばIS−95−Aプロトコルを用いて、送受信を行
う。また、上記基地局制御装置(以下、BSCとも称
す)8は、例えばA+ インタフェースを介して移動通信
交換局(MSC:Mobile Switching Center )9に接続
する。
されたWLLシステム3において、BTS6は複数の端
末(SU:Subscriber)10との間で、無線区間AIR
を介し例えばIS−95−Aプロトコルを用いて、送受
信を行う。また上記BSC8は、例えばV5.2インタ
フェースを介して回線交換機(LE:Line Exchanger)
11に接続し、さらに上記中継網4に接続する。
利用した通信システム1としてはセルラーシステム2や
WLLシステム3等がある。セルラーシステムは既存ネ
ットワークである一般公衆網(PSTN)5とは独立し
た網として構成されており、端末(MS)7は移動可能
である。一方、WLLシステム3は、PSTN5の加入
者系を無線化したものであり、端末(SU)10は固定
してある。上記の端末MS7およびSU10は、それぞ
れ、セルラーシステム2における移動端末およびWLL
システム3における固定端末のことであり、共にBTS
6とのインタフェース機能および無線送受信機能を持
つ。またBTS6は、BSC8側および端末(MS,S
U)側のインタフェース機能および無線送受信機能、有
線/無線の交換機能等を持つ。一方BSC8は、BTS
6および交換機側(セルラーシステム2ではMSC9側
を示し、WLLシステム3ではLE11側を示す)との
インタフェース機能等を持ち、BTS6の制御を行う。
て、優先呼が端末(MS)7あるいは端末(SU)10
から発生した場合、回線輻輳時であっても、該優先呼が
通常呼に優先して交換機(MSC9またはLE11)側
に接続されなければならない。無線通信システム1にお
いては、通常、端末(MS,SU)側から呼が発生する
毎に、そのときの総呼数が所定のスレッショルドより小
であるか否か判断し、該スレッショルドより小であると
きに、無線区間AIRにおけるチャネルの割当て(リソ
ース割当て)を行い、当該呼を交換機(MSC,LE)
側に接続するようにしている。ここにおいて、上記の優
先呼が発生したときに、いかに上記のチャネル割当て
(リソース割当て)を行うかが問題となる。なお本発明
における優先呼とは、一般の優先呼(システム管理者と
の間で優先的な接続サービスを契約した優先加入者から
の発信号)と緊急呼(110番や119番)とを総称し
た概念であり、以下の説明では両者を特別に区別しな
い。また通常呼とは、上記の一般の優先呼および緊急呼
以外の呼を総称したものをいう。
般的なチャネル割当てのためのシーケンスを表す図(そ
の1)、図23は同図(その2)である。ただし、セル
ラーシステム2の場合について示すが、WLLシステム
3の場合でも基本的には同じである。図22および図2
3に示す一般的なシーケンスによれば、無線区間AIR
における総呼数が、同区間での割り当て可能な全チャネ
ル数に達している状況下で、優先呼が発生した場合、現
在通話中のある通常呼(例えば通話時間の最も長い呼)
を強制的に切断して、その優先呼に当該チャネルを明け
渡すというものである。その動作の概要を簡単に説明す
る。
が優先呼であるものとする。 (ii)BSC8は、その呼が優先呼であるか通常呼であ
るか判断する。 (iii) 優先呼であると判断したが、無線区間が輻輳し
ており、当該優先呼にチャネルの割当てができず、交換
機との接続に失敗する。 (iv)そこでBSC8は、BTS6およびMSC9と連
携して、通話中の通常呼の中のある呼を強制的に切断す
る。
を、上記優先呼に優先的に使用させるための接続手順を
実行する。なお図において、SCCP(signalling con
nection control part)は、MSC−BSC間のレイヤ
3プロトコルを示しており、また、SCCP RLSD
(released)は、レイヤ3レベルでのリンク解放指示メ
ッセージを、またSCCP RLC(release complet
e)は、レイヤ3レベルでのリンク解放確認のメッセー
ジを、それぞれ示している。
SC8側で通常呼か優先呼かの判断を行ったあと、BT
S6にチャネル割当(リソース割当)要求を行う。BT
S6では、無線チャネル数が一杯であったのでチャネル
の割当はできない旨をBSC8に伝える(リソースビジ
ーを応答する)。BSC8では、優先呼を優先的に接続
するために通話中の通常呼の中のある呼の切断を行う。
そのために、BSC8−交換機9間で通話中のある呼の
切断を行い、続いてBTS6−BSC8間およびBTS
6−端末7間で呼の切断を行う。こうすることで、一杯
であった無線区間のチャネル(リソース)に空きができ
たので、再びBSC8からBTS6にチャネル(リソー
ス)割当要求が送信され、BTS6からBSC8にチャ
ネル(リソース)割当応答が送信されることになる。
他の端末を強制切断することで優先呼を優先的に接続し
ているため、通信サービスの品質を低下させるという第
1の問題がある。また、その通信サービスの品質の向上
のために、システムが有するリソースを十分にかつ有効
に使い切るための考慮がなされていないという第2の問
題がある。
システムが有するリソースを十分にかつ有効に利用する
ことのできるチャネル割当ての手法を提案し、これによ
り通話中の通常呼を強制切断することなく、優先呼の呼
損を防止することのできる、無線通信システムにおける
優先呼接続方法およびそのための装置を提供することを
目的とするものである。
呼接続方法の基本ステップを表す図である。本図におい
て、 ステップS11:無線区間AIRでチャネルの割当てを
行い得る呼数のハードウェア上の上限値である限界スレ
ッショルド(Th.IV)と、無線区間AIRでチャネル
の割当てを行い得る呼数の回線設計上の上限値である設
計スレッショルド(Th.II)との間に位置する、最大
スレッショルド(Th.III )を予め設定する。
ルド(Th.II)以上となっても、発生した呼が優先呼
であると判断し、かつ、その総呼数が最大スレッショル
ド(Th.III )より小と判断したときに、該優先呼に
対してチャネルの割当てを行って交換機(MSC,L
E)側に接続する。なお、上記ステップS11は、優先
呼の発生の都度実行する必要はなく、システム立ち上げ
時に一度行っておくだけでもよい。つまり予め最大スレ
ッショルド(Th.III )を設定しておけば、その後
は、その最大スレッショルド(Th.III )を固定的に
使用することができる。
る、リソースの十分かつ有効な利用という点についてき
わめて有益なステップであり、以下の発想により創設さ
れたステップである。上記限界スレッショルド(Th.
IV)と、上記設計スレッショルド(Th.II)との間に
マージンが存在している。まずこのマージンに着目した
のが本発明である。
のとおり、無線区間AIRでチャネルの割当てを行い得
る呼数の回線設計上の上限値である。図20に示したセ
ルラーシステム2や図21に示したWLLシステム3
は、図示するように単一で存在するものではなく、同様
のシステムが隣接しながら多数存在するのが普通であ
る。
毎に、回線設計上の上限値である設計スレッショルド
(Th.II)は異なる値(可変値)をとる。一方、ハー
ドウェア上の上限値である限界スレッショルド(Th.
IV)について見ると、システム(2,3)毎に、システ
ムのハードウェアを変更することはコスト面からきわめ
て不経済であることから、通常は、その限界スレッショ
ルド(Th.IV)の値は固定値としている。
設計スレッショルド(Th.II)を十分に収容できるよ
うに、通常は、限界スレッショルド(Th.IV)を、想
定される最大の設計スレッショルド(Th.II)より
も、やや高いレベルに設定している。この結果、多くの
場合、設計スレッショルド(Th.II)と限界スレッシ
ョルド(Th.IV)との間にマージンが潜在している。
本発明はこのような潜在マージンを有効利用して、他の
呼の強制切断を伴うことなしに、優先呼の優先的な接続
を可能にする。
ショルドの相対的レベルを表す図である。上述のよう
に、呼は、優先呼とこれ以外の通常呼とに大きく分けら
れる。そしてさらに、通常呼には、基本呼からなる通常
呼と、ソフトハンドオフ呼からなる通常呼とがある。同
様に優先呼には、基本呼からなる優先呼と、ソフトハン
ドオフ呼からなる優先呼とがある。
れる呼のことであり、一方、ソフトハンドオフ呼とは、
ソフトハンドオフにより新たにシステム(2)内に組み
入れた呼のことである。したがって、既述した総呼数
は、通信の開始時に設定される呼である基本呼と、ソフ
トハンドオフにより新たに組み入れられた呼であるソフ
トハンドオフ呼との総和によって定められる。ただし、
WLLシステム3のみしか存在しない通信システム1の
場合には、ソフトハンドオフ呼は発生し得ない。
本呼に関する回線設計上の上限値である設計基本呼用ス
レッショルドである。さらにこの設計基本呼用スレッシ
ョルドTh.Iを超えるレベルに設定されるのが、前述
の設計スレッショルドIIである。ちなみに、ソフトハン
ドオフ率100%のときは、ソフトハンドオフ呼にT
h.IIまでの全チャネルの50%が割当てられ、基本呼
にもその50%が割り当てられる。かくして、スレッシ
ョルドTh.IIまでの総チャネル容量が、所定の通信品
質を維持することのできる最大チャネル容量となる。
総チャネル容量が、ハードウェア上収容可能な最大チャ
ネル容量となる。本発明の特徴をなす最大スレッショル
ドTh.III は、上記のスレッショルドIIとIVの間に設
定されることになる(Th.II<Th.III <Th.I
V)。なお、この最大スレッショルドTh.III を、T
h.II<Th.III <Th.IVの範囲でどこに選ぶか
は、システム管理者の自由である。一具体例としては、
Th.III を、Th.IIとTh.IVの中間に設定するこ
とができる。
否判定基準を表す領域マップ図である。本図において、
垂直方向には基本呼の全呼数mをとり、横軸には基本呼
の全呼数mとソフトハンドオフ呼の全呼数nの総和であ
る総呼数(m+n)をとる。上記垂直方向には、設計基
本呼用スレッショルドTh.Iが設定される(図の下側
に向かう程、mは大になる)。一方上記水平方向には、
設計スレッショルドTh.IIと、最大スレッショルドT
h.III と、限界スレッショルドTh.IVとがこの順に
設定される(図の右側に向かう程、m+nは大にな
る)。
6つの領域、すなわち領域A〜領域Fに区分されること
になる。各領域(A〜F)において、「通常呼・基本
呼」とは、基本呼として発生した通常呼、「通常呼・H
O呼」とは、ソフトハンドオフ呼として発生した通常
呼、「優先呼・基本呼」とは、基本呼として発生した優
先呼、「優先呼・HO呼」とは、ソフトハンドオフ呼と
して発生した優先呼、をそれぞれ表す。
K”は、無線区間AIRでのチャネル割当てが可能であ
ることを示し、“NG”はそのチャネル割当てが不可で
あることを示す。例えば、領域A内での「優先呼・基本
呼」は、mがスレッショルドTh.Iより小で、かつ、
m+nがスレッショルドTh.IIより小であるから、チ
ャネル割当ては可能(OK)である。一方、領域Dでの
「通常呼・基本呼」は、m+nがスレッショルドTh.
IIより小であるが、mがスレッショルドTh.I以上と
なっているから、チャネル割当ては不可(NG)であ
る。
すべき呼にアンダーラインを引いて示す。これらに該当
する呼は、本来呼損となるべきところ本発明によって救
済され呼損となるのを免れた優先呼(一般の優先呼と緊
急呼の双方を含む)である。このように救済される優先
呼は次のような状態に分類される。 (i)基本呼として優先呼が発生したとき、無線区間A
IRでチャネルの割当てを行い得る基本呼の全呼数m
が、回線設計上の上限値である設計基本呼用スレッショ
ルドTh.I以上であると判断しても、総呼数(m+
n)が設計スレッショルドTh.IIよりも小であると判
断したときは、当該優先呼に対しチャネルの割当てを行
って交換機側に接続する(図3のd参照)。
き、無線区間AIRでチャネルの割当てを行い得る基本
呼の全呼数mが、回線設計上の上限値である設計基本呼
用スレッショルドTh.Iより小であり、かつ、総呼数
(m+n)が設計スレッショルドTh.II以上と判断し
たときに、総呼数(m+n)が最大スレッショルドT
h.III より小か否かの判断を行い、小ならばチャネル
割当てを行う(図3のb1参照)。
き、無線区間AIRでチャネルの割当てを行い得る基本
呼の全呼数mが、回線設計上の上限値である設計基本呼
用スレッショルドTh.I以上であり、かつ、総呼数
(m+n)が設計スレッショルドTh.II以上であると
判断したときに、総呼数(m+n)が最大スレッショル
ドTh.III より小か否かの判断を行い、小ならばチャ
ネル割当てを行う(図3のe1参照)。
て優先呼が発生したとき、総呼数(m+n)が設計スレ
ッショルドTh.II以上であると判断したときに、総呼
数(m+n)が最大スレッショルドTh.III より小か
否かの判断を行い、小ならばチャネル割当てを行う(図
3のb2およびe2参照)。以上のように本発明によれ
ば、総呼数がスレッショルドTh.IIを超えても、スレ
ッショルドTh.III より小ならば、そのときに発生し
た優先呼を救済できることになる。しかしながら、スレ
ッショルドTh.IIを超えてからの呼に対するチャネル
割当ては、システムとしては当然に予定していた本来の
チャネル割当てではなく、優先呼を救済するための特別
措置である。
優先呼に対しチャネルの割当てを行って交換機(MS
C,LE)側に接続したとき総呼数(m+n)に1を加
算すると共に、その総呼数が設計スレッショルドTh.
II以上であると判断したときは、ブリージングを実行す
るようにする。このようにブリージングを行うことによ
って、当該BTS6配下の総呼数がTh.IIより小とな
るいわゆる正常状態へ、迅速に回復可能となる。なお、
ブリージング自体については後に詳しく説明する。
ショルドTh.III を超えて優先呼が発生するといった
事態はきわめて少なくなると考えられるが、例えば大火
災の発生等の場合を想定すると、皆無ではない。そこで
本発明では第3の実施態様として、次のような特別措置
を講じる。すなわち、総呼数(m+n)が最大スレッシ
ョルドTh.III 以上と判断したときは、当該優先呼を
発生した端末(MS,SU)側に、「待ち受け指示メッ
セージ」を送信する。その後、その総呼数が最大スレッ
ショルドTh.III より小になったものと判断したとき
に、当該優先呼を優先させてチャネルの割当てを行い交
換機側に接続するようにする。これにより、「待ち受け
指示メッセージ」を受信した端末(MS,SU)は、優
先呼の待ち受け時間を短縮することができる。
理ステップを表すフローチャート(その1)であり、図
5は同図(その2)である。また図6は本発明に基づく
優先呼接続装置の一構成例を示す図である。図4および
図5のフローチャートを説明する前に、まず図6の装置
構成について説明する。
SU)側から呼が発生する毎に、そのときの総呼数が所
定のスレッショルドより小であるか否か判断し、該スレ
ッショルドより小であるときに、無線区間AIRにおけ
るチャネルの割当てを行い、当該呼を交換機(MSC/
LE)側に接続するようにした無線通信システム1にお
ける優先呼接続装置である。該装置20は、無線通信シ
ステム1内のどこかに独立して単独で設けることもでき
るが、好ましくは、優先呼接続装置20は、無線基地局
(BTS)6と一体に形成される。図6は後者の例を示
している。
部23は、無線区間AIRでチャネルの割当てを行い得
る呼数のハードウェア上の上限値である限界スレッショ
ルドTh.IVと、無線区間AIRでチャネルの割当てを
行い得る呼数の回線設計上の上限値である設計スレッシ
ョルドTh.IIとの間に位置する、予め設定された最大
スレッショルドTh.III を格納し、呼識別値記憶部2
6は、発生した呼が優先呼であるか否か判断するための
呼識別値を格納し、呼接続判断部27は、上記の発生し
た呼が優先呼であるとき、総呼数(図3のm+n)が設
計スレッショルドTh.II以上となっても、その総呼数
が最大スレッショルドTh.III より小か否か判断する
判断機能を備え、呼処理部28は、上記の判断機能のも
とに、優先呼に対しチャネルの割当てを行って該優先呼
を交換機(MSC/LE)側に接続する。
は、上述した、無線区間AIRでチャネルの割当てを行
い得る呼数の回線設計上の上限値である設計スレッショ
ルドTh.IIを格納する。さらに、設計基本呼用スレッ
ショルド値記憶部21は、前記無線区間でチャネルの割
当てを行い得る前記基本呼の全呼数の回線設計上の上限
値である設計基本呼用スレッショルドTh.Iを格納
し、基本呼数記憶部24は、基本呼の接続または切断に
より増減する基本呼の全呼数(図3のm)を格納し、ソ
フトハンドオフ呼数記憶部25は、ソフトハンドオフ呼
の接続または切断により増減するソフトハンドオフ呼の
全呼数(図3のn)を格納する。
続判断部27による判断のもとに、端末(MS/SU)
側への送信電力の制御を行う。そして、上記の呼処理部
28は、呼接続判断部27による判断のもとに、待ち受
けメッセージを送信する機能をさらに有する。上述した
優先呼接続装置20により実行可能な本発明に係る優先
呼接続方法を、図6を参照しつつ、図4および図5に示
すフローチャートに従って以下に説明する。
BTS6)内の呼処理部28が、BSC8からのチャネ
ル割当を受ける。そこで装置20内の呼識別子記憶部2
6に呼の種類に応じた値(例えば、基本呼かつ通常呼で
ならば“00”といった値)を入力し、呼接続判断部2
7に、無線区間AIRでのチャネルの割当判断を要求す
る。
受けた呼接続判断部27では、呼識別子記憶部26にア
クセスして当該呼は基本呼かまたはソフトハンドオフ呼
か、の判断〈1〉を行う。 ステップS22:上記判断〈1〉で、当該呼が基本呼で
あるとされたとき(Yes)、呼接続判断部27で、基
本呼数記憶部24および基本呼用スレッショルド値記憶
部21内の各値(m,Th.I)の大小関係を判断
〈2〉する。
オフ呼数記憶部25と、設計スレッショルド値記憶部2
2との間で各値(m+n,Th.II)の大小関係を判断
〈3〉する。 ステップS23:上記判断〈2〉かつ〈3〉の結果がN
oのとき、呼接続判断部27は、チャネルを割当てる旨
を呼処理部28に伝えると共に、基本呼数記憶部24の
値に“1”を加算する(m=m+1)。
応答をBSC8に返す。→END1。 ステップS24:上記判断〈2〉(または〈3〉)の結
果がYesのとき、呼接続判断部27にて、当該呼は優
先呼かまたは通常呼か、の判断〈4〉を行う。 ステップS25:上記判断〈4〉の結果、当該呼が通常
呼であった場合(No)には、呼接続判断部27は、チ
ャネルを割当てできない旨を呼処理部28に伝える。
の応答をBSC8に返す。→END2。 ステップS26:上記判断〈4〉の結果、当該呼が優先
呼であった場合(Yes)には、呼接続判断部27に
て、基本呼数記憶部24+ソフトハンドオフ呼数記憶部
25と、最大スレッショルド値記憶部23との間で各値
(m+n,Th.III )の大小関係を判断〈5〉する。
+nがTh.III を超えた場合(No)には、呼接続判
断部27は、呼処理部28に、チャネル割当てをしない
旨を通知する。この場合は既述した本発明の第3の実施
態様(待ち受け指示メッセージ)が有効となり、呼処理
部28より、“待ち受け指示メッセージ”を当該端末
(MS/SU)に送信し、当該端末を“待ち受け状態”
にさせる。ただしこの場合、無線区間が、チャネルを割
当てることのできない端末に対して待ち受けさせること
が可能なプロトコルであることを要する。
り、チャネル割当てが可能になったと判断した時点、す
なわち総呼数(m+n)が、最大スレッショルドTh.
III より小になったと判断した時点で、その旨を呼処理
部28に通知する。呼処理部28は、当該端末すなわち
待ち受けしている端末の中で順番が一番早い端末に対し
てチャネル割当てをする旨の応答をBSC8に返す。→
END3。
+nの方が小さいとされた場合には、呼接続判断部27
は、チャネル割当てを行う旨を呼処理部28に伝えると
共に、基本呼数記憶部24に“1”加算(m=m+1)
する。 ステップS30:呼処理部28は、当該端末にチャネル
を割当てる旨の応答をBSC8に返す。
端末側への送信電力制御を行うブリージング部29に ^
ブリージング" をかける旨を指示する。ここで、本発明
の第2の実施形態(ブリージング)が有効となる。→E
ND4。 ステップS21:この割当て判断の要求を受けた呼接続
判断部27では、呼識別子記憶部26にアクセスして当
該呼は基本呼かまたはソフトハンドオフ呼か、の判断
〈1〉を行う。
応):ステップS21での上記判断〈1〉で、当該呼が
ハンドオフ呼であると判断されたとき(No)、基本呼
数記憶部24+ソフトハンドオフ呼数記憶部25と、設
計スレッショルド値記憶部22との間で各値(m+n,
Th.II)の大小関係を判断〈6〉する。 ステップS33(上記ステップS23に対応):上記判
断〈6〉の結果がNoのとき、呼接続判断部27は、チ
ャネルを割当てる旨を呼処理部28に伝えると共に、ソ
フトハンドオフ呼数記憶部25の値に“1”を加算する
(n=n+1)。
の応答をBSC8に返す。→END1。 ステップS34(上記ステップS24に対応):上記判
断〈6〉の結果がYesのとき、呼接続判断部27に
て、当該呼は優先呼かまたは通常呼か、の判断〈7〉を
行う。
じ):上記判断〈7〉の結果、当該呼が通常呼であった
場合(No)には、呼接続判断部27は、チャネルを割
当てできない旨を呼処理部28に伝える。呼処理部28
は、チャネル割当てしない旨の応答をBSC8に返す。
→END2。
応):上記判断〈7〉の結果、当該呼が優先呼であった
場合(Yes)には、呼接続判断部27にて、基本呼数
記憶部24+ソフトハンドオフ呼数記憶部25と、最大
スレッショルド値記憶部23との間で各値(m+n,T
h.III )の大小関係を判断〈8〉する。 ステップS37(上記ステップS27と同じ):上記判
断〈8〉にて、m+nがTh.III を超えた場合(N
o)には、呼接続判断部27は、呼処理部28に、チャ
ネル割当てをしない旨を通知する。
様(待ち受け指示メッセージ)が有効となり、呼処理部
28より、“待ち受け指示メッセージ”を当該端末(M
S/SU)に送信し、当該端末を“待ち受け状態”にさ
せる。ただしこの場合、無線区間が、チャネルを割当て
ることのできない端末に対して待ち受けさせることが可
能なプロトコルであることを要する。
じ):呼接続判断部27により、チャネル割当てが可能
になったと判断した時点、すなわち総呼数(m+n)
が、最大スレッショルドTh.III より小になったと判
断した時点で、その旨を呼処理部28に通知する。呼処
理部28は、当該端末すなわち待ち受けしている端末の
中で順番が一番早い端末に対してチャネル割当てをする
旨の応答をBSC8に返す。→END3。
応):上記判断〈8〉にて、m+nの方が小さいとされ
た場合には、呼接続判断部27は、チャネル割当てを行
う旨を呼処理部28に伝えると共に、ソフトハンドオフ
呼数記憶部25に“1”加算(n=n+1)する。 ステップS40:呼処理部28は、当該端末にチャネル
を割当てる旨の応答をBSC8に返す。
端末側への送信電力制御を行うブリージング部29に ^
ブリージング" をかける旨を指示する。ここで、本発明
の第2の実施形態(ブリージング)が有効となる。→E
ND4。既に述べたとおり無線通信システム1は、WL
L(Wireless Local Loop )システム3およびセルラー
システム2の少なくとも一方を含むものである。しかし
本発明を適用する場合、その適用対象がWLLシステム
3であるかセルラーシステム2であるかによって基本的
に本発明の適用の仕方が異なるということはない。ただ
し、図4におけるステップS24(およびステップS3
4)の詳細な動作については、上記両システム間で若干
相違がある。具体的には、無線通信システム1がセルラ
ーシステム2であるときは、発生した呼が優先呼である
か否かの判断は、前述の交換機側から転送された、優先
呼か通常呼かの識別情報に基づいて行うようにする。W
LLシステム3では、端末(SU)が固定であるから、
対応のBSC8内にて各加入者情報を持つことができ
る。しかしセルラーシステム2では、各端末(MS)が
移動端末であることから、各加入者情報をBSC8内で
持つことはできない。
換機側から、所定のプロトコルに従って、発呼が「優先
呼であるか通常呼であるか」を示す識別情報を受け取
り、該情報に基づき、上記判断〈4〉または〈7〉(図
4)を行うようにする。以下、図7〜図12を参照し
て、各システムでのリソース管理を明らかにし、その中
で、上記の「優先呼であるか通常呼であるか」を示す識
別情報を具体的に示す。
割当てを表す一般的なシーケンス図である。本図で特に
注目すべき部分は、ブロックAおよびBであり、ブロッ
クAにおいて、上述した優先呼か通常呼かの判断が行わ
れる。またブロックBにおいて、図4および図5に示し
た動作が実行される。
95Bとは、BTS−SU間のプロトコルの名称であ
り、図7ではその処理部分を示している。またV5.2
とは、LE−BSC間のプロトコルの名称であり、図7
ではその処理部分を示している。なお、BSC−BTS
間のプロトコルは、各メーカーに依存するものである。
図7中の“優先呼か通常呼かの判断”について、WLL
システム3では端末(SU)が固定であるために端末
(加入者)は特定のBSC8に属することになり、BS
C8で簡易なHLR(Home Location Register)のよう
な形で加入者情報を持つことが可能である。
す図である。この図8のテーブルを用い、BSC8で
は、発信元番号をみて、呼が優先呼である、といった判
断することになる。優先呼のうち、緊急呼に関しては、
BSC8で宛先番号から緊急呼か否かを判断する。緊急
呼は共通のものなので、全てのBTS6にその情報を持
たせることは可能である。
呼のことであり、エリアNo. とは複数のBTSを、まと
めた単位でつけられた番号のことであり、加入者IDと
は、正式に登録された加入者かどうかを判断するための
ものであり、L3アドレスとは、LE−BSC間で用い
られるもので、LE−BSC間では電話番号の値はL3
アドレスの値に変換される。
て優先呼と称しているが、ここではこれらを区別して、
呼の種別の判断フローについて明らかにする。図9は呼
の種別の判断フローを示す図である。特にWLLシステ
ム3において、緊急呼または一般の優先呼が発呼してき
た場合の、BSC8における、呼の種別判断フローであ
る。なおWLLシステムなので、ハンドオフについては
特に考慮しない。
ネル割当てを表す一般的なシーケンス図であり、図11
はセルラーシステム2におけるソフトハンドオフ時のチ
ャネル割当てを表す一般的なシーケンス図である。図1
0において、ブロックCおよびDは、「緊急呼か通常呼
か」および「一般の優先呼か通常呼か」の判断ブロック
であり、また、ブロックEにおいて、図4および図5に
示した動作が実行される。また図11においてはブロッ
クFにて、図4および図5に示した動作が実行される。
る、発呼時の無線区間のチャネル割当てに関する一般的
なシーケンス図であり、図11は、セルラーシステム2
における、ソフトハンドオフ(BTS#2→BTS#1
へ移動する場合)時の、無線区間のチャネル割当てに関
する一般的なシーケンス図である。図10および図11
では、セルラーシステム2において、緊急呼または優先
呼が発呼してきた場合、および緊急呼または優先呼がソ
フトハンドオフしてきた場合の無線区間のチャネル割当
てについての一般的なシーケンスを示す。
はIS−95Bとは、BTS−MS間のプロトコルの名
称であり、図10および図11ではその処理部分を示し
ている。また図10および図11中のIS−634Aと
は、MSC−BSC間のプロトコルの名称であり、図1
0および図11ではその処理部分を示している。なお、
BSC−BTS間のプロトコルは各メーカーに依存する
ものである。
ついては、BSC8にて宛先番号から、緊急呼か否かを
判断する。緊急呼は共通のものなので、全てのBTS6
にその情報を持たせることは可能である。図10中の
“優先呼か通常呼かの判断”について、セルラーシステ
ム2では端末(MS)が移動するので、端末(加入者)
は特定のBSC8に属することはできず、WLLシステ
ム3の場合のように、BSC8で加入者情報を持つこと
はできない。よってセルラーシステム2では、優先呼は
MSC9で判断する必要がある。現行のMSC−BSC
間のプロトコルである“IS−634A”では、“Assi
gnment Request”なるメッセージにより、MSC9から
BSC8に、MSC−BSC間のチャネル割当要求を行
っているが、このメッセージでは緊急呼か通常呼の判断
しかできず、本発明を実現するためには、優先呼情報
を、既述の識別情報として、含む形にする必要がある。
ここでは、MSC9から、MSC−BSC間のチャネル
割当要求で呼種別の情報(優先呼または緊急呼または通
常呼の判断が可能)が含まれていることを前提としてい
る。
別の判断フローを示す図である。前述の図9に対応す
る。図12では、緊急呼または優先呼が発呼したとき
の、BSC8における呼の種別判断動作を示す。最後に
本発明の一層の理解のために、既述の“待ち受け指示メ
ッセージ”および“ブリージング”(それぞれ本発明の
第3および第2の実施態様における主要部分をなす)、
さらには、ソフトハンドオフ等について補足説明を行
う。
はS36において、総呼数(m+n)が最大スレッショ
ルドTh.III を超えたものと判断すると、ステップS
27(S37)にて、“待ち受け指示メッセージ”を当
該端末に送信する。この待ち受け指示メッセージの実例
としては、既述のIS−95BプロトコルにおけるPA
CA(Priority Access and Channel Assignment)のシ
ーケンスを挙げることができる。この他にARIB(As
sociation of Radio Industry and Business)にて定め
られた同様のシーケンスもある。
ある。なおここに示す優先呼は、一般の優先呼である。
次にソフトハンドオフやブリージング等について説明す
る。一般にCDMAを用いた無線通信システムでは、電
力制御とソフトハンドオフの技術が重要であることは良
く知られている。これらの技術についてさらに詳しく説
明する。
要な分」を「等しくシェア」したときに、高いセル容量
を実現する。「最低限必要な分」として、1%のFER
を維持するのに必要な電力が一つの指標とされている。
あるBTSでのリバースリンクのFER(Frame Error
Rate)が大きいとそのカバレッジエリアの品質が劣化
し、またFERが小さいと他のBTSのカバレッジエリ
ア内への干渉波が増大するので、その適切値として1%
のFERが考えられている。電力制御は、システム全体
が1%のFERという条件を満たしながら電力を共有し
あうための必須の技術である。
バースリンク電力制御とBTSが行うフォワードリンク
電力制御に大別される。リバースリンク送信電力制御に
は3つあり、受信電力からリバース送信電力を計算する
オープンループ予想制御やBTS側においてリバースリ
ンク側Eb /No を監視しながら制御するクローズドル
ープ補正制御、BTS側のリバースリンクのFERを監
視しながら制御するアウターループ制御があげられる。
これらの連携によって、各端末からのリバースリンクの
FERが全て1%に近づくこと(限られた電力を等しく
シェアできること)が可能となる。フォワードリンク送
信電力制御には2つあり、移動機側のトラフィックチャ
ネル(フォワードリンク)のFERが1%になるように
制御を行うトラフィックチャネル送信電力制御、BTS
側のセルの負荷を監視しパイロットチャネルの送信電力
を制御するパイロットチャネル送信電力制御がある。こ
れら2つの制御によって、フォワードリンクの品質の維
持や、BTSの負荷の程度に応じて臨機応変にそのBT
Sのカバレッジエリアの大きさを変化させることが可能
となる。
ャネル送信電力の制御に伴ってそのカバレッジエリアが
大きくなったり小さくなったりする様子が、息をしてい
るように見えることに由来している。BTSからのパイ
ロットチャネルの電力を弱くすると、カバレッジエリア
の周辺部にいた端末(MS)は、そのBTSからのパイ
ロットチャネルの電力が通信可能範囲よりも下がるた
め、隣接するセル(あるいはセクタ)のBTSにハンド
オフすることになる。また、隣接するセルのBTSの負
荷が軽い場合には、パイロットチャネルの送信電力を上
げることによって、そのカバレッジエリアを大きくする
ことができ、隣接するセル(あるいはセクタ)の負荷を
軽減することができる。このように、ブリージングと
は、BTSの負荷の状況によってパイロットチャネルの
送信電力を制御し、臨機応変にそのカバレッジエリアの
大きさを変化させることである(図14)。
エリアが収縮/拡大する様子を表すイメージ図(その
1)、図15は同図(その2)である。 (iii) ハンドオフについて 通話中のハンドオフには、複数のBTSとの間に同一周
波数の複数のパスを張ることによって、瞬断のないソフ
トハンドオフが実現可能となっている。しかしながら、
種々の要因により別のBTSの無線エリアに移動した場
合に異なる周波数へハンドオフせざるを得ない場合もあ
り、その際には瞬断のともなうハードハンドオフが実施
される。
ハンドオフ先のBTSでの無線チャネル割当てにおいて
は、本発明におけるソフトハンドオフ呼として扱い、通
常呼および優先呼を識別して同様の処理が可能である。 (iv)ソフトハンドオフによるチャネル容量の確保 ソフトハンドオフは、同一周波数割当てでかつ同一交換
機間での端末の移動に伴って発生するものであって、チ
ャネル容量劣化の改善に必須の技術でもある。
るための図である。本図の上段はソフトハンドオフを行
わない場合のセル干渉を示し、下段はソフトハンドオフ
を行う場合のセル干渉(BTS接続数=2の例)を示
す。図16に示すように与干渉セル内に障害物がある
と、BTS−1での受信電力が一定値になるよう端末が
送信電力を増加させるために、セル間干渉波の電力が増
大し、被干渉セルでのチャネル容量が減少することにな
る。
サイトダイバーシチ効果を利用する。端末を同時に複数
のBTSと接続しておき、BTS−1との間に障害物X
があれば、BTS−2との間で通信ができるようにす
る。BTS−2と端末との間に障害物がなければ、端末
は送信電力を必要以上にあげる必要はないため、被干渉
セルに対する干渉電力は減少し、被干渉セルにおけるチ
ャネル容量の減少は防止することができる。セル周辺に
位置する端末が主にこのような複数のBTSとの同時接
続を行っており、通常、最高3台まで接続することが可
能である。
大きくするほど、被干渉セルに対する干渉電力は確率的
に減少するが、接続しているBTSのカバレッジエリア
内のチャネル数がその分減るので、適切なBTS接続数
を決定することが必要である。また、ソフトハンドオフ
呼用のチャネルを多くするほど、それだけハンドオフし
てきた端末が切断させることは少なくなるが、その分基
本呼用のチャネル容量は少なくなるので、適切なソフト
ハンドオフ率を見出すことも重要である。
いて ブリージングに伴う、エリア周辺部に位置する端末のハ
ンドオフについての説明を行う。図17の(a),
(b)および(c)はブリージングに伴うエリア周辺で
のソフトハンドオフを説明するための図、図18は図1
7で行われるソフトハンドオフのシーケンスを表す図
(その1)、図19は同図(その2)である。
(iv)で述べたように、チャネル容量の劣化を防ぐため
に、複数のBTSと同時接続を行っている。このとき、
同時接続しているBTSのうちの一つが、受信総合電力
から見て過負荷であると判断した場合には、パイロット
チャネルの送信電力を小さくして、同BTSのカバレッ
ジエリアを小さくする。これによりセル周辺部の端末は
そのBTSとの通信を終了してハンドオフは完了する。
発明が案出された背景を最後に説明する。チャネル容量
の設定方法は、通常、システム全体が所定の通話品質を
維持できるように設定されており、ハード上の割当て可
能なチャネル容量と、所定の通話品質が維持できるよう
に回線設計上で決定されるチャネル容量とは一致してい
ない。また、回線設計上で決定される呼数は、その割合
はソフトハンドオフ率によって決定されている。例えば
ソフトハンドオフ率100%のときには、BTSは所定
の通話品質を維持できる範囲で割当て可能なチャネルの
うち、半分しか基本呼に割当てておらず、残りの半分も
のチャネルをソフトハンドオフ呼のみのチャネルとして
使用している。
た基本呼用のチャネル容量が全て占有されている状態
(設計基本呼用スレッショルドTh.Iに到達)で、B
SCからBTSに対して基本呼のチャネル割当要求が発
生した場合、接続を拒否するかまたは優先呼であった場
合には他の端末を強制切断することにより、優先呼の優
先接続に対処していた。
(i)システムが有するリソースを十分に活用したチャ
ネル割当てが実現され、(ii)これにより、緊急呼ある
いは一般の優先呼が発生した場合に、他の通話中の通常
呼を犠牲にすることなく、これら緊急呼が呼損となるこ
とを防止することができる。
表す図である。
ベルを表す図である。
を表す領域マップ図である。
を表すフローチャート(その1)である。
を表すフローチャート(その2)である。
す図である。
一般的なシーケンス図である。
る。
表す一般的なシーケンス図である。
時のチャネル割当てを表す一般的なシーケンス図であ
る。
ローを示す図である。
縮/拡大する様子を表すイメージ図(その1)である。
縮/拡大する様子を表すイメージ図(その2)である。
である。
に伴うエリア周辺でのソフトハンドオフを説明するため
の図である。
ンスを表す図(その1)である。
ンスを表す図(その2)である。
の全体構成図(その1)である。
の全体構成図(その2)である。
ネル割当てのためのシーケンスを表す図(その1)であ
る。
ネル割当てのためのシーケンスを表す図(その2)であ
る。
Claims (16)
- 【請求項1】 端末側から呼が発生する毎に、そのとき
の総呼数が所定のスレッショルドより小であるか否か判
断し、該スレッショルドより小であるときに、無線区間
におけるチャネルの割当てを行い、当該呼を交換機側に
接続するようにした無線通信システムにおいて、 前記無線区間でチャネルの割当てを行い得る呼数のハー
ドウェア上の上限値である限界スレッショルドと、前記
無線区間でチャネルの割当てを行い得る呼数の回線設計
上の上限値である設計スレッショルドとの間に位置す
る、最大スレッショルドを予め設定し、 前記総呼数が前記設計スレッショルド以上となっても、
発生した呼が優先呼であると判断し、かつ、該総呼数が
前記最大スレッショルドより小と判断したときに、該優
先呼に対し前記チャネルの割当てを行って交換機側に接
続する、ことを特徴とする無線通信システムにおける優
先呼接続方法。 - 【請求項2】 前記優先呼に対し前記チャネルの割当て
を行って交換機側に接続したとき前記総呼数に1を加算
すると共に、該総呼数が前記設計スレッショルド以上で
あると判断したときは、ブリージングを実行する請求項
1に記載の優先呼接続方法。 - 【請求項3】 前記総呼数が前記最大スレッショルド以
上と判断したときは、当該優先呼を発生した前記端末側
に、待ち受け指示メッセージを送信し、 その後、前記総呼数が前記最大スレッショルドより小に
なったものと判断したときに、当該優先呼を優先させて
前記チャネルの割当てを行い交換機側に接続する請求項
1に記載の優先呼接続方法。 - 【請求項4】 前記総呼数は、通信の開始時に設定され
る呼である基本呼と、ソフトハンドオフにより新たに組
み入れられた呼であるソフトハンドオフ呼との総和によ
って定める請求項1に記載の優先呼接続方法。 - 【請求項5】 前記基本呼として前記優先呼が発生した
とき、 前記無線区間でチャネルの割当てを行い得る前記基本呼
の全呼数が、回線設計上の上限値である設計基本呼用ス
レッショルド以上であると判断しても、前記総呼数が前
記設計スレッショルドよりも小であると判断したとき
は、当該優先呼に対し前記チャネルの割当てを行って交
換機側に接続する請求項4に記載の優先呼接続方法。 - 【請求項6】 前記基本呼として前記優先呼が発生した
とき、 前記無線区間でチャネルの割当てを行い得る前記基本呼
の全呼数が、回線設計上の上限値である設計基本呼用ス
レッショルドより小であり、かつ、前記総呼数が前記設
計スレッショルド以上と判断したときに、前記総呼数が
前記最大スレッショルドより小か否かの判断を行う請求
項4に記載の優先呼接続方法。 - 【請求項7】 前記基本呼として前記優先呼が発生した
とき、 前記無線区間でチャネルの割当てを行い得る前記基本呼
の全呼数が、回線設計上の上限値である設計基本呼用ス
レッショルド以上であり、かつ、前記総呼数が前記設計
スレッショルド以上であると判断したときに、前記総呼
数が前記最大スレッショルドより小か否かの判断を行う
請求項4に記載の優先呼接続方法。 - 【請求項8】 前記ソフトハンドオフ呼として前記優先
呼が発生したとき、前記総呼数が前記設計スレッショル
ド以上であると判断したときに、前記総呼数が前記最大
スレッショルドより小か否かの判断を行う請求項4に記
載の優先呼接続方法。 - 【請求項9】 前記無線通信システムは、WLL(Wire
less Local Loop )システムおよびセルラーシステムの
少なくとも一方を含む請求項1に記載の優先呼接続方
法。 - 【請求項10】 前記無線通信システムが前記セルラー
システムであるとき、前記の発生した呼が優先呼である
か否かの判断は、前記交換機側から転送された、優先呼
か通常呼かの識別情報に基づいて行う請求項9に記載の
優先呼接続方法。 - 【請求項11】 端末側から呼が発生する毎に、そのと
きの総呼数が所定のスレッショルドより小であるか否か
判断し、該スレッショルドより小であるときに、無線区
間におけるチャネルの割当てを行い、当該呼を交換機側
に接続するようにした無線通信システムにおける優先呼
接続装置において、 前記無線区間でチャネルの割当てを行い得る呼数のハー
ドウェア上の上限値である限界スレッショルドと、前記
無線区間でチャネルの割当てを行い得る呼数の回線設計
上の上限値である設計スレッショルドとの間に位置す
る、予め設定された最大スレッショルドを格納する最大
スレッショルド値記憶部と、 発生した呼が優先呼であるか否か判断するための呼識別
値を格納する呼識別値記憶部と、 前記発生した呼が優先呼であるとき、前記総呼数が前記
設計スレッショルド以上となっても、該総呼数が前記最
大スレッショルドより小か否か判断する判断機能を備え
た呼接続判断部と、 前記判断機能のもとに、前記優先呼に対し前記チャネル
の割当てを行って交換機側に接続する呼処理部と、を有
することを特徴とする無線通信システムにおける優先呼
接続装置。 - 【請求項12】 前記無線区間でチャネルの割当てを行
い得る呼数の回線設計上の上限値である設計スレッショ
ルドを格納する設計スレッショルド値記憶部と、を有す
る請求項11に記載の優先呼接続装置。 - 【請求項13】 前記無線区間でチャネルの割当てを行
い得る前記基本呼の全呼数の回線設計上の上限値である
設計基本呼用スレッショルドを格納する設計基本呼用ス
レッショルド記憶部と、 基本呼の接続または切断により増減する前記基本呼の全
呼数を格納する基本呼数記憶部と、 ソフトハンドオフ呼の接続または切断により増減する前
記ソフトハンドオフ呼の全呼数を格納するソフトハンド
オフ呼数記憶部と、を有する請求項12に記載の優先呼
接続装置。 - 【請求項14】 前記呼接続判断部による判断のもと
に、前記端末側への送信電力の制御を行うブリージング
部をさらに有する請求項11に記載の優先呼接続装置。 - 【請求項15】 前記呼処理部は、前記呼接続判断部に
よる判断のもとに、待ち受けメッセージを送信する機能
をさらに有する請求項11に記載の優先呼接続装置。 - 【請求項16】 前記優先呼接続装置は、無線基地局と
一体に形成される請求項11に記載の優先呼接続装置。
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