JP2001024710A - 広域ネットワークにおける自動アドレス管理方法、ルータ、プログラム提供媒体、及び、プログラム伝送シグナル - Google Patents
広域ネットワークにおける自動アドレス管理方法、ルータ、プログラム提供媒体、及び、プログラム伝送シグナルInfo
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- JP2001024710A JP2001024710A JP11194021A JP19402199A JP2001024710A JP 2001024710 A JP2001024710 A JP 2001024710A JP 11194021 A JP11194021 A JP 11194021A JP 19402199 A JP19402199 A JP 19402199A JP 2001024710 A JP2001024710 A JP 2001024710A
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Abstract
において、アドレスの割当を好適に管理する。 【解決手段】 広域的ネットワークは、接続関係が静的
な中核部分と、中核部分に対して動的に接続される末端
部分とで構成される。また、上位サーバが下位サーバに
アドレス・ブロックを割り当てるとともに、下位サーバ
が上位サーバにアドレス・ブロックを返却する。ネット
ワークの追加時におけるアドレス割当は、ネットワーク
の中枢部分におけるアドレス割当フェーズと、末端部分
におけるアドレス割当フェーズに分かれる。まず、代表
サーバは、広域的ネットワークへの対外リンクを果たす
ために、自らのIPアドレスを取得する。次いで、代表
サーバは、ネットワークの末端部分で使用するアドレス
・ブロックの割当を、直近の上位サーバに対して要求し
取得する。そして、末端部分内において、DNCPなど
を用いてアドレスの自動割当処理を実行する。
Description
続された各ホストを識別するためのアドレスを自動的に
割り当てる自動アドレス管理技術に係り、特に、階層化
構造が形成され、上位サーバが下位サーバに対してアド
レスを割り当てるように構成されたネットワークにおい
て、アドレスの割当を管理するためのアドレスの自動割
当技術に関する。
成され、上位サーバが下位サーバにアドレスを割り当て
る広域的なネットワークにおいて、該ネットワークに対
する外部ネットワークの新規な接続(追加)、切断(削
除)、接続点の変更(移動)、使用アドレスの変更(付
け替え)などの事象に対してアドレス割当を好適に管理
するアドレスの自動割当・自動回収技術に関する。
ネットワークによって相互接続する「ネットワーク・コ
ンピューティング」に関する技術開発が盛んに行なわれ
ている。コンピュータどうしをネットワーク接続する意
義は、互いのコンピュータ資源の共有、情報の流通・共
有などにある。
ては、企業や研究機関の構内など限定した空間内に敷設
されたLAN(Local Area Networ
k)や、LANどうしを専用線等で相互接続したWAN
(Wide Area Network)など様々であ
る。最近では、全世界を網羅する巨大なネットワークで
ある「インターネット」の利用が盛んになってきてい
る。
したARPANET(Advanced Resear
ch Projects Agency Networ
k)を原形としたネットワークであり、その後、全米科
学財団のNSFNET(National Scien
ce Foundation Network)に包括
された。さらに、1995年にバックボーンが民間に移
管されることにより、現在における本格的な拡大がスタ
ートすることとなった。インターネットは、各大学や研
究機関等に設置されたサーバ(主にUNIXワークステ
ーション)が自主的に相互接続を繰り返した結果、その
字義通り、世界規模のネットワークへと成長を遂げた。
インターネット上のサーバどうしは、通常、TCP/I
P(Transmission Control Pr
otocol/InternetProtocol)接
続されている。現在、インターネット上には無数のサー
バが接続されており、各サーバは、各種の資源オブジェ
クトを無数のクライアントに公開している。
ク上の各ホストを一意に表すために、「IP(Inte
rnet Protocol)アドレス」と呼ばれるア
ドレスが導入されている。IPアドレスは、OSI(O
pen Systems Interconnecti
on)参照モデルで言う「ネットワーク層」で規定され
ている32ビットすなわち4バイト長のアドレスであ
る。IPアドレスには、世界規模のインターネット上で
一意に識別される「グローバル・アドレス」と、特定の
企業内などプライベートなネットワーク空間内でのみ通
用する「プライベート・アドレス」の2つに区分され
る。以下では、主として、グローバル・アドレスに関し
て議論する。
(Internet Assigned Number
s Authority)と呼ばれる世界的組織が、I
Pのグローバル・アドレスやドメイン名を管理してい
る。IANAは、米国のInterNIC(Netwo
rk Information Center)やアジ
ア太平洋地域におけるAPNIC(Asia Paci
fic NetworkInformation Ce
nter)、ヨーロッパ地域におけるRIPE/NCC
(Reseaux IP Europeans Net
work Coordination Centre)
など、IPアドレスやドメイン名を地域的に管理する下
位組織の各々に対して、アドレス・ブロックを割り当て
ている。これら地域NICは、さらに、自己に割り当て
られたアドレス・ブロックを適当な大きさに分割して、
JPNICなどの各国のNICに割り当てている。個々
のインターネット・サービス・プロバイダ(ISP:I
nternet Service Provider)
(以下、単に「プロバイダ」とする)は、自己の直近上
位に相当する各国のNICからアドレス・ブロックを取
得する。また、各企業や大学などは、自己の直近上位に
位置付けられるプロバイダからアドレス・ブロックを取
得して、自己の下位に位置付けられる各事業所や各研究
室などに対してさらにアドレス・ブロックを分配する。
という観点から、インターネット上の各サーバ間の関係
を階層構造的に表現している。上述したように、上位サ
ーバは、自己が持つアドレス・ブロックを下位サーバに
割り当てる。アドレス・ブロックの割り当ては、通常、
下位サーバからの要求に応じて行われる。但し、図12
に階層的に表現した上位及び下位サーバ間の関係は、必
ずしも物理的な接続関係を意味しない。言い換えれば、
図12に示す階層構造は、アドレス・ブロックの割当と
いうネットワーク管理上の要請に従って形成された論理
的な関係を表記したものである。
るIPアドレスは、外部ネットワークから特定のネット
ワーク(LAN)を指定するためのネットワーク・アド
レスと、1つのネットワーク(LAN)内に接続された
特定のコンピュータを指定するためのホスト・アドレス
とで構成される。IPアドレスは、インターネット接続
には欠かせないが、32ビットという固定長であり、そ
の数に限りがある。近年の接続サーバ数の爆発的な増大
に伴ない、IPアドレスの枯渇が問題視されるようにな
ってきている。
化している。すなわち、世界中の何処かでは、絶えずネ
ットワークの接続や切断が行われ、あるいは、物理リン
クやルータの故障などに伴なって同一地点間を結ぶ経路
は動的に変化している。これらの変化のうち、アドレス
管理に関係があるものは以下の4つに分類される(図1
3を参照のこと)。
(追加)。 (2)ネットワークが取り除かれる(削除)。 (3)ネットワークが別の位置へ移動する(移動)。 (4)ネットワーク・アドレスを付け替える(付け替
え)。
却」という2通りの操作だけで処理することができる。
例えば、「ネットワークの追加」では、アドレス・ブロ
ックの必要量が見積もられ、割り当てられる。割り当て
る主体は、インターネット・サービス・プロバイダ(I
SP)や組織内の管理者など、追加されるネットワーク
の規模や性質に応じて定まる。
していたアドレスを返却する必要がある。「ネットワー
クの移動」は、例えばプロバイダの変更(あるいは同一
プロバイダ内の別のセグメントへの接続)などに相当す
る。現在のインターネットでは、経路情報を徒に増やさ
ないために、プロバイダを変更した場合は新しいアドレ
ス・ブロックを要求するとともに、古いアドレス・ブロ
ックを返却する必要がある。
クを回収して、その代わりに新しいアドレス・ブロック
を割り当てる。「付け替え」だけは、必ずしもネットワ
ーク構成の変化を伴なわない。例えば、ネットワーク内
のホスト数が増えたためにアドレス・ブロックが新たに
必要となった場合、経路情報が増えないように隣接する
アドレス・ブロックを割り当てるようにする。もしこれ
が可能でないなら、アドレスの付け替えを行う。また、
アドレスの割当と返却を繰り返すうちに細分化されたア
ドレス空間を整理する場合にも、付け替えを行う必要が
ある。
模に展開した巨大ネットワークであり、ネットワークの
構成や規模、接続コンピュータ数などは激しく変化して
いる。それにも拘らず、アドレスの割当に関する上記の
各作業は、未だ人間が手作業で行っているのが実情であ
る。このため、世界の各地で発生している動的な変化に
対応できないばかりでなく、有限なアドレス利用の無駄
が生じている。すなわち、運用効率がよくない。
t ConfigurationProtocol”
(DHCP)/*/やIPv6 Auto Config
uration/**/のようなIPアドレス自動割当機構
が開発されてきた。
に必要な手作業の自動化を目的とするものであり、ネッ
トワーク上に少なくとも1台のDHCPサーバを設置す
ることで実現される。
のIPアドレス範囲やサブネットマスクなどの必要な情
報を入力しておく。IPアドレスを取得する必要のある
クライアントは、まずDHCPサーバがネットワーク上
に存在するか否かを確認するためのパケット(DHCP
DISCOVER)をブロードキャストする。DHCP
サーバは、このDHCPDISCOVERパケットを検
出すると、これに応答するパケット(DHCPOFFE
R)をブロードキャストする。
ERに応答して、IPアドレスの要求パケット(DHC
PREQUEST)をブロードキャストし、これに対し
てDHCPサーバはIPアドレスの決定を行った後に、
IPアドレスとサブネットマスク(DHCPACK)を
ブロードキャストする。クライアントは、DHCPAC
Kパケットを受け取って自己のIPアドレスの取得を完
了する。
間の制約を付けるとともに、クライアントに再度IPア
ドレスの取得を許容することで、IPアドレスの再利用
を円滑化することができる。
ルーティングの負荷の低減を主な目標として、IETF
(Internet Engineering TAS
KForce)等で協議され標準化されたプロトコルで
ある。
レスに相当するPrefixと、各ホストが固有に持つ
MAC(Media Access Control)
アドレスに相当するEUIとを組み合わせてIPv6ア
ドレスを生成することで、世界中で一意なアドレスの自
動生成機能を実現している。この機能によって、ネット
ワークのユーザは、繁雑なアドレス設定からか解放され
る。しかしながら、このアドレス自動設定は、単一のセ
グメント(すなわち、ネットワークの単位。例えば同軸
ケーブルでLANを構築した場合はその終端から終端ま
で)内でしか利用することができない。
割当機構はいずれも、単体のホストを対象としたもので
あり、ネットワーク単位での自動アドレス割当に適用す
ることはできない。すなわち、スケーラビラティに欠け
る。
のアドレス自動管理機構を実現した”Dynamic
Network Configuration Pro
tocol(DNCP)”/***/なる手法を既に提案し
ている。
接続関係が形成されたネットワーク・トポロジ(図14
(a)を参照のこと)に基づいて階層的な木構造(Sp
anning Tree:図14(b)を参照のこと)
を構築して、次いで、この木構造に従ってアドレスの割
当を行うものである。ネットワークを階層モデルとして
扱うことにより、スケーラビリティを比較的高く保つこ
とができる。
方式を模式的に図解している。まず、ネットワーク・ト
ポロジに従って、各サーバ間の木構造が形成される。図
15(a)に示す例では、ルート・サーバRSの直近下
位には、2つのサーバS1及びS2が存在し、さらに、
サーバS1の下位として2つのサーバS3及びS4が位
置付けられている。図15(b)に示すように、ルート
・サーバRSに原初的に割り当てられたアドレス・ブロ
ックは適当に分割されて、ルート・サーバRS自身(同
図中の斜線部分)と、その下位サーバS1及びS2の各
々(同図中のドット部分)に割り当てられる。ルート・
サーバRSは、自身に残したアドレス・ブロックをプー
ルしておく。また、サーバS2の下位に位置付けられた
(すなわち、さらにアドレスを割り当てるべき)サーバ
が存在しないので、サーバS2も割り当てられたアドレ
ス・ブロックをプールしておく(同図中の斜線部分)。
これに対し、サーバS1の下位にはサーバS3とS4が
存在するので、さらに再帰的にアドレス・ブロックの割
り当てを行わなければならない。すなわち、サーバS1
に割り当てられたアドレス・ブロックは適当に分割され
て、サーバS1自身(同図中の斜線部分)と、その下位
サーバS3及びS4の各々(同図中のドット部分)に割
り当てられる。サーバS1は、自身に残したアドレス・
ブロックをプールしておく。同様に、サーバS3及びS
4も、自己に割り当てられたアドレス・ブロックをプー
ルしておく(同図中の斜線部分)。
バがアドレス・ブロックを逐次分割して下位のサーバに
割り当てることによって、効率的な自動アドレス割当を
実現することができる。
ネットワークの物理的構成は静的なものとして捉えるこ
とができる(あるいは動的であっても全ての変化を掌握
し得る)ので、DNCPを適用することができる。これ
に対し、インターネットのような広域的なネットワーク
では、世界中の何処かで絶えずネットワークの接続や切
断が行われ、ネットワークの物理的構成は常に変化して
いる。このように物理的構成が動的に変動することは、
アドレス割当のための木構造も変動することを意味し、
ゆえにDNCPをそのまま世界規模のネットワーク管理
に適用することはできない。すなわち、スケーラビリテ
ィに欠ける。
amic Host Configuration P
rotocol”(RFC 2131, March
1997)や、冨永、寺岡、村井共著の”Proble
ms and Solutions of DHCP”
(Proceedings of INET’95,
Vol.1, pp.481−490, June 1
995)に記載されている。DHCPは、RFC(Re
quest for Comments)1533,1
534,1541,1542で定義されているととも
に、このプロトコル自体はOSI(Open Syst
ems Interconnection)のアプリケ
ーション層とプレゼンテーション層をカバーしている。
urationについては、例えば、A.Thomso
n及びT.Narten共著の”IPv6 State
less Address Auto−configu
ration”(RFC 1971, Aug. 19
96)に記載されている。
岡、村井共著の論文「階層的手法を用いた動的ネットワ
ーク設定機構」(日本ソフトウェア科学会学会誌「コン
ピュータソフトウェア」1999年1月号)に記載され
ている。
トワークに接続された各ホストを識別するためのアドレ
スを自動的に割り当てることができる、優れたアドレス
自動割当・管理技術を提供することにある。
され、上位サーバが下位サーバにアドレスを割り当てる
ネットワークにおいて、アドレスの割当を好適に管理す
ることができる、優れたアドレスの自動割当・管理技術
を提供することにある。
され、上位サーバが下位サーバにアドレスを割り当てる
広域的なネットワークにおいて、該ネットワークに対す
る外部ネットワークの新規な接続(追加)、切断(削
除)、接続点の変更(移動)、使用アドレスの変更(付
け替え)などの事象に対してアドレス割当を好適に管理
することができる、優れたアドレスの自動割当・自動回
収技術を提供することにある。
酌してなされたものであり、その第1の側面は、接続関
係が静的で既に割り当てられたアドレスが固定的な中核
部分と、中核部分に対して動的に接続されるアドレスが
不定の末端部分とからなり、上位サーバが下位サーバに
アドレス・ブロックを割り当てるとともに下位サーバが
上位サーバにアドレス・ブロックを返却するという上下
関係が形成された広域ネットワークにおける自動アドレ
ス管理方法であって、末端部分が中核部分に対して接続
される際に、(a)末端部分に含まれる対外リンクを持
つ代表サーバが、中核部分に含まれるあるセグメントに
対して接続を試みるステップと、(b)前記代表サーバ
が、前記セグメントを管理する上位サーバに対してアド
レス・ブロックの割当を要求するステップと、(c)前
記代表サーバが前記末端部分内でアドレス・ブロックを
分配するステップと、を具備することを特徴とする自動
アドレス管理方法である。
理方法において、前記ステップ(a)では、前記代表サ
ーバは、前記セグメント上の上位サーバが持つ既知のア
ドレスを用いた接続の要求を行うようにしてもよい。
サーバは自身のIPアドレスの取得を要求するようにし
てもよい。
(Dynamic Host Configurati
on Protocol)又はIPCP(Intern
etProtocol Control Protoc
ol)に従って前記代表サーバにアドレスを自動的に割
り当てるようにしてもよい。
・ブロックの割当要求を受信した上位サーバが充分なア
ドレス・プールを保有していない場合には、さらに上位
のサーバに対してアドレス・ブロックの割当要求を再帰
的に行うようにしてもよい。
(Dynamic NetworkConfigura
tion Protocol)に従って末端部分内の各
サーバに対してアドレス・ブロックを分配するようにし
てもよい。
静的で既に割り当てられたアドレスが固定的な中核部分
と、中核部分に対して動的に接続されるアドレスが不定
の末端部分とからなり、上位サーバが下位サーバにアド
レス・ブロックを割り当てるとともに下位サーバが上位
サーバにアドレス・ブロックを返却するという上下関係
が形成された広域ネットワーク上で、末端部分のための
対外リンクを持つ代表サーバとして機能するルータであ
って、(a)末端部分に含まれる対外リンクを持つ代表
サーバが、中核部分に含まれるあるセグメントに対して
接続を試みる接続手段と、(b)前記代表サーバが、前
記セグメントを管理する上位サーバに対してアドレス・
ブロックの割当を要求するアドレス取得手段と、(c)
前記代表サーバが前記末端部分内でアドレス・ブロック
を分配するアドレス分配手段と、を具備することを特徴
とするルータである。
て、前記接続手段(a)は、前記セグメント上の上位サ
ーバが持つ既知のアドレスを用いた接続の要求を行うよ
うにしてもよい。
ーバ自身のIPアドレスの取得を要求するようにしても
よい。
(Dynamic Host Configurati
on Protocol)又はIPCP(Intern
etProtocol Control Protoc
ol)に従って前記代表サーバのアドレスの自動割当を
受けてもよい。
アドレス・ブロックの割当要求を受信した上位サーバ
は、充分なアドレス・プールを保有していない場合に
は、さらに上位のサーバに対してアドレス・ブロックの
割当要求を再帰的に行うようにしてもよい。
NCP(Dynamic Network Confi
guration Protocol)に従って末端部
分内の各サーバに対してアドレス・ブロックを分配する
ようにしてもよい。
静的で既に割り当てられたアドレスが固定的な中核部分
と、中核部分に対して動的に接続されるアドレスが不定
の末端部分とからなり、上位サーバが下位サーバにアド
レス・ブロックを割り当てるとともに下位サーバが上位
サーバにアドレス・ブロックを返却するという上下関係
が形成された広域ネットワークに接続されたコンピュー
タ・システムをルータとして機能させるためのコンピュ
ータ・プログラムを有形的且つコンピュータ可読な形式
で提供するプログラム提供媒体であって、前記コンピュ
ータ・プログラムは、末端部分が中核部分に対して接続
される際に自動アドレス管理を行うための、(a)末端
部分に含まれる対外リンクを持つ代表サーバが、中核部
分に含まれるあるセグメントに対して接続を試みるステ
ップと、(b)前記代表サーバが、前記セグメントを管
理する上位サーバに対してアドレス・ブロックの割当を
要求するステップと、(c)前記代表サーバが前記末端
部分内でアドレス・ブロックを分配するステップと、を
具備することを特徴とするプログラム提供媒体である。
媒体において、前記ステップ(a)では、前記代表サー
バは、前記セグメント上の上位サーバが持つ既知のアド
レスを用いた接続の要求を行うようにしてもよい。
サーバは自身のIPアドレスの取得を要求するようにし
てもよい。
(Dynamic Host Configurati
on Protocol)又はIPCP(Intern
etProtocol Control Protoc
ol)に従って前記代表サーバにアドレスが自動的に割
り当てられてもよい。
・ブロックの割当要求を受信した上位サーバが充分なア
ドレス・プールを保有していない場合には、さらに上位
のサーバに対してアドレス・ブロックの割当要求を再帰
的に行うようにしてもよい。
(Dynamic NetworkConfigura
tion Protocol)に従って末端部分内の各
サーバに対してアドレス・ブロックを分配するようにし
てもよい。
静的で既に割り当てられたアドレスが固定的な中核部分
と、中核部分に対して動的に接続されるアドレスが不定
の末端部分とからなり、上位サーバが下位サーバにアド
レス・ブロックを割り当てるとともに下位サーバが上位
サーバにアドレス・ブロックを返却するという上下関係
が形成された広域ネットワークに接続されたコンピュー
タ・システムをルータとして機能させるためのコンピュ
ータ・プログラムを有線又は無線を介して伝送するプロ
グラム伝送シグナルであって、前記コンピュータ・プロ
グラムは、末端部分が中核部分に対して接続される際に
自動アドレス管理を行うための、(a)末端部分に含ま
れる対外リンクを持つ代表サーバが、中核部分に含まれ
るあるセグメントに対して接続を試みるステップと、
(b)前記代表サーバが、前記セグメントを管理する上
位サーバに対してアドレス・ブロックの割当を要求する
ステップと、(c)前記代表サーバが前記末端部分内で
アドレス・ブロックを分配するステップと、を具備する
ことを特徴とするプログラム伝送シグナルである。
シグナルにおいて、前記ステップ(a)では、前記代表
サーバは、前記セグメント上の上位サーバが持つ既知の
アドレスを用いた接続の要求を行うようにしてもよい。
サーバは自身のIPアドレスの取得を要求するようにし
てもよい。
(Dynamic Host Configurati
on Protocol)又はIPCP(Intern
etProtocol Control Protoc
ol)に従って前記代表サーバにアドレスが自動的に割
り当てられてもよい。
・ブロックの割当要求を受信した上位サーバが充分なア
ドレス・プールを保有していない場合には、さらに上位
のサーバに対してアドレス・ブロックの割当要求を再帰
的に行うようにしてもよい。
(Dynamic NetworkConfigura
tion Protocol)に従って末端部分内の各
サーバに対してアドレス・ブロックを分配するようにし
てもよい。
は、接続関係が静的で既に割り当てられたアドレスが固
定的な中核部分と、中核部分に対して動的に接続される
アドレスが不定の末端部分とで構成される。また、広域
的ネットワーク上では、アドレスの割当という観点か
ら、各サーバ間では上位サーバと下位サーバという関係
が成立している。すなわち、上位サーバが下位サーバに
アドレス・ブロックを割り当てるとともに下位サーバが
上位サーバにアドレス・ブロックを返却するようなメカ
ニズムになっている。
当は、ネットワークの中枢部分におけるアドレス割当フ
ェーズと、末端部分におけるアドレス割当フェーズに分
かれる。中枢部分におけるアドレス割当フェーズが開始
する前提として、代表サーバには、接続先となるセグメ
ント上の上位サーバのアドレスすなわちIPアドレスが
通知されているものとする。あるいは、接続先が、上位
サーバの下位サーバとして位置付けられている1以上の
ルータによって相互接続されたセグメントである場合に
は、このセグメント上のルータのIPアドレスが代表サ
ーバに通知されているものとする。
への対外リンクを果たすために、自らのIPアドレスを
取得する。そして、代表サーバは、直近の上位サーバ、
すなわち接続したセグメント上の上位サーバに対して、
自らのIPアドレスを識別子として登録する。あるい
は、接続先が、上位サーバの下位サーバとして位置付け
られている1以上のルータによって相互接続されたセグ
メントである場合には、このセグメント上のルータに対
して、代表サーバは自己のIPアドレスの登録作業を行
う。
は、広域ネットワークの中枢部分において手動又は自動
のいずれによって設定されてもよい。自動でIPアドレ
スを設定する1つの例はDHCP(前述)である。ま
た、自動設定の他の例は、IPCP(Internet
Protocol Control Protoco
l)である。
端、すなわち代表サーバ自らが管理するネットワーク管
理ユニット内で使用するアドレス・ブロックの割当を、
直近の上位サーバに対して要求する。
が、充分なアドレス・プールを保有していれば、代表サ
ーバに対してアドレス・ブロックの割当を行うことで、
広域的ネットワークの中枢部分におけるアドレス・ブロ
ックの割当処理は終了する。上位サーバが充分なアドレ
ス・プールを持たない場合には、さらに上位のサーバに
対して再帰的にアドレス・ブロックの割当要求を行えば
よい。
・ブロックを取得すると、次いで、末端部分におけるア
ドレス割当、すなわちネットワーク管理ユニット内にお
けるアドレス割当を行う。
は、例えば、DNCP(Dynamic Networ
k Configuration Protocol)
を適用して、ユニット内の各ホストに対してアドレスを
自動的に割り当てることができる。すなわち、上位のサ
ーバがアドレス・ブロックを逐次分割して下位のサーバ
に割り当てることによって、効率的な自動アドレス割当
を行うことができる。
媒体は、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能
な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ
・プログラムを有形的且つコンピュータ可読な形式で提
供する媒体である。媒体は、CD(Compact D
isc)やFD(Floppy Disc)、MO(M
agneto−Optical disc)などの着脱
自在で可搬性の記憶媒体、あるいは、ネットワーク(ネ
ットワークは無線、有線の区別を問わない)などの伝送
媒体など、その形態は特に限定されない。また、本発明
の第4の側面に係るプログラム伝送シグナルは、汎用コ
ンピュータ・システム上で実行可能なプログラム・コー
ドを、有線又は無線を介して伝送可能な形態に変換され
たシグナルである。
グナルは、コンピュータ・システム上で所定のコンピュ
ータ・プログラムの機能を実現するための、コンピュー
タ・プログラムと提供媒体又は伝送シグナルとの構造上
又は機能上の協働的関係を定義したものである。換言す
れば、本発明の第3又は第4の各側面に係るプログラム
提供媒体又はプログラム伝送シグナルを介して所定のコ
ンピュータ・プログラムをコンピュータ・システムにイ
ンストールすることによって、コンピュータ・システム
上では協働的作用が発揮され、本発明の第1の側面と同
様の作用効果を得ることができる。
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
の実施例を詳解する。
「クライアント−サーバ」型モデルであるとする。ネッ
トワークを構成する各セグメント(すなわち、ネットワ
ークの単位。例えば同軸ケーブルでLANを構築した場
合はその終端から終端まで)はルータによって相互接続
されている。本実施例では、ネットワーク上の全てのル
ータはサーバとして動作するものとする。また、クライ
アントは、ネットワーク上のルータ以外のコンピュータ
(ホスト)において動作するものとする。また、サーバ
間では、アドレスの割当という観点から上位/下位の関
係が形成されている。
うな広域的なネットワークがある既存の状態kから状態
k+1へと変化した場合において、この変化に対応した
アドレス管理を世界規模で自動的に行うことを想定す
る。ある既存の状態kとは、IANA、各地域NIC、
各国NICや、これらの下位に位置付けられた多数のプ
ロバイダが既にインターネット上に存在し、且つ、イン
ターネット上に既に存在する各サーバにはIPアドレス
やアドレス・ブロックが分配されている状態を意味す
る。また、インターネット上における「変化」は、ネッ
トワークの追加、削除、移動、アドレスの付け替えなど
を指す(上述及び図13を参照のこと)。
の初期状態からブートし直さなければならない事態は、
将来にわたって発生し得ないと予想されるので、上記の
前提は妥当なものと解する。
ットワークでは、物理的及び/又は論理的な接続関係が
固定的でほとんど変化しない静的な部分と、接続や切断
などの事象が頻繁に発生して物理的及び/又は論理的な
接続関係が動的に変化する部分とに大別される。
IC(Network Information Ce
nter)やその上位の地域NIC、IANA(Int
ernet Assigned Numbers Au
thority)などに相当し、本明細書ではネットワ
ークの「中枢」と呼ぶことにする。中枢部分では、イン
ターネットへの接続状態が固定的・不変的で、既に割り
当てられているIPアドレスによって互いのホストを識
別して通信し合うことができる。
NICにIPアドレス・ブロックの割当を受けるプロバ
イダ(ISP)や、さらにその下位に位置付けられる大
学や会社などの組織に相当し、本明細書ではネットワー
クの「末端」と呼ぶことにする。末端部分は、原初的に
は自身のIPアドレスを持たず、したがって、新規にイ
ンターネット接続を試みるときにはIPアドレスによる
通信が不能である。
に、IPアドレスの割当は、基本的に、上位サーバが下
位サーバにアドレス・ブロックを割り当てるという形式
で行われる。また、下位サーバは、上位サーバに対しア
ドレス管理を委譲することができる。
の自動管理について説明する。図1には、本発明に従っ
たアドレス・ブロックの状態遷移を図解している。同図
に示すように、アドレス・ブロックは、”Nul
l”,”Free”,Allocated”,”Req
uesting”,”Request Failur
e”,”Retrieving”,”Retrieva
l Failure”,”Reserving”,及
び”Deprecating”という9個の状態をとる
ことができる。また、本実施例では、アドレス・ブロッ
クの自動管理のために以下の表に示すようなメッセージ
が定義されている。
は、上位サーバから下位サーバへのアドレス・ブロック
の割当と、下位サーバから上位サーバへのアドレス・ブ
ロックの返却という2つの操作を基本として動作する。
また、[表1]に示すメッセージを用いたアドレスの割
当・返却トランザクションにおいて、割当や返却を要求
する要求元ホストがメッセージの再送に対する責任を負
うものとする。以下、図1を参照しながら説明する。
り、その管理権限は他のサーバにある。
leaseRequestを受信すると、上位サーバに
対してReleaseを送信してアドレス・ブロックを
返却する。この結果、アドレス・ブロックはNull状
態を維持する(Tr1)。また、自サーバ内でアドレス
が不足すると、AllocRequestを上位サーバ
に送信してアドレス・ブロックの割当を要求する。この
結果、アドレス・ブロックはRequesting状態
(後述)に遷移する(Tr2)。これに対して、上位サ
ーバからAllocを受信してアドレス・ブロックの割
当を受けると、このアドレス・ブロックはFree状態
に遷移する(Tr3)。また、下位サーバからAllo
cRequestを受信すると、下位サーバにAllo
cReqAckを送信して確認応答する。自サーバ内の
アドレス・プールが不足している場合には、さらに上位
サーバに対してAllocRequestを発行してア
ドレス・ブロックの割当を要求する。この場合、アドレ
ス・ブロックはReserving(後述)状態に遷移
する(Tr4)。
てられていないアドレス・ブロックの状態である。すな
わち、Free状態のアドレス・ブロックは自サーバに
おいてプールされている。
leaseRequestを受信すると、上位サーバへ
Releaseを送信してアドレス・ブロックを返却す
る。この結果アドレス・ブロックはNull状態に遷移
する(Tr5)。また、下位サーバからAllocRe
questを受信すると、下位サーバに対してAllo
cを送信してアドレス・ブロックを割り当てる。この結
果、アドレス・ブロックはAllocated状態(後
述)に遷移する(Tr6)。また、管理しているサブネ
ットにおいてIPアドレスが不足すると、クライアント
群に対するIPアドレスの割当を開始して、アドレス・
ブロックはAllocated状態(後述)に遷移する
(Tr7)。
譲したアドレス・ブロック、あるいは個々のクライアン
トへのIPアドレス割当に用いられているアドレス・ブ
ロックの状態である。
譲した下位サーバからAllocRequestを受信
すると、下位サーバにAllocを送信してアドレス・
ブロックを割り当てる。この結果、アドレス・ブロック
は、Allocated状態を維持する(Tr8)。ま
た、管理を委譲した下位サーバ以外からAllocRe
questを受信すると、その要求元サーバに対してA
llocReqNackを送信して、アドレス・ブロッ
クの割当を拒否する。この場合、アドレス・ブロックは
Allocated状態を維持する(Tr9)。また、
下位サーバにおいてアドレスが余剰状態となると、Re
leaseRequestを下位サーバに送信して、ア
ドレス・ブロックの返却を要求る。この結果、アドレス
・ブロックはRetrieving状態(後述)に遷移
する(Tr10)。また、下位サーバからReleas
eを受信してアドレス・ブロックが返却されると、この
アドレス・ブロックはFree状態に遷移する(Tr1
1)。また、上位サーバからReleaseReque
stを受信すると、要求元の上位サーバに対してRel
easeReqAckを送信して確認応答する。そし
て、もし返却要求されたアドレス・ブロックが既に下位
サーバに委譲したアドレス・ブロックならば、下位サー
バに対してReleaseRequestを送信する。
また、返却要求されたアドレス・ブロックがクライアン
トに割り当てたアドレス・ブロックであれば、IPアド
レスの回収を開始する。これらの場合はいずれも、アド
レス・ブロックはDeprecating状態(後述)
に遷移する(Tr12)。
questing状態にある。
ーバからAllocを受信すると、このサーバにアドレ
ス・ブロックの管理権限が渡される。この結果、アドレ
ス・ブロックはFree状態に遷移する(Tr13)。
また、上位サーバからAllocReqAckを受信す
ると、一定時間経過後に上位サーバにAllocReq
uestを再送信し、アドレス・ブロックはReque
sting状態を維持する(Tr14)。さらに一定時
間が経過すると、上位サーバにAllocReques
tを再送信し、アドレス・ブロックはRequesti
ng状態を維持する(Tr15)。また、AllocR
equestのN回再送信してから一定時間経過した
後、あるいは、上位サーバからAllocReqNac
kを受信してアドレス・ブロックの割当要求に失敗した
ときには、アドレス・ブロックはRequest Fa
ilure状態(後述)に遷移する(Tr16,Tr1
7)。但し、再送回数Nは設定変更可能である。
ReqNackにより割当が拒否され、割当要求の再送
信が一定時間禁止されているアドレス・ブロックの状態
に相当する。
で、下位サーバからAllocRequestを受信す
ると、この下位サーバに対してAllocReqNac
kを送信する。この結果、アドレス・ブロックはReq
uest Failure状態を維持する(Tr1
8)。また、この状態で一定時間が経過すると、アドレ
ス・ブロックはNull状態に遷移する(Tr19)。
また、上位サーバからAllocを受信してアドレス・
ブロックが割り当てられると、アドレス・ブロックはF
ree状態に遷移する(Tr20)。
信して返却要求中のアドレス・ブロックは、Retri
eving状態にある。
ーバからReleaseを受信してアドレス・ブロック
が返却されると、アドレス・ブロックはFree状態に
遷移する(Tr21)。また、下位サーバからRele
aseReqAckを受信すると、一定時間経過後に下
位サーバにReleaseRequestを再送信し、
アドレス・ブロックはRetrieving状態を維持
する(Tr22)。また、Retrieving状態が
一定時間以上継続すると、アドレス・ブロックの返却に
失敗したとみなされ、アドレス・ブロックはRetri
evalFailure状態(後述)に遷移する(Tr
23)。また、下位サーバからReleaseReqN
ackを受信してアドレス・ブロックの返却が拒否され
た場合も、アドレス・ブロックの返却に失敗したとみな
され、アドレス・ブロックはRetrieval Fa
ilure状態(後述)に遷移する(Tr24)。
状態 アドレスの返却要求に対して下位サーバからRelea
seReqNackで返却が拒否されたアドレス・ブロ
ックはRetrieval Failure状態とな
る。この状態に遷移すると、一定時間が経過するまで
は、返却要求メッセージReleaseの再送信が禁止
される。
状態で、上位サーバからReleaseRequest
を受信すると、上位サーバに対してReleaseRe
qNackを送信してアドレス・ブロックの返却を拒否
し、アドレス・ブロックはRetrieval Fai
lure状態を維持する(Tr25)。また、この状態
で一定時間が経過すると、アドレス・ブロックはAll
ocated状態に遷移して、アドレス・ブロックの管
理権限が下位サーバに委譲される(Tr26)。また、
下位サーバからReleaseを受信してアドレス・ブ
ロックが返却される。この結果、アドレス・ブロックは
Free状態に遷移する(Tr27)。
要求AllocRequestを受信して、さらに上位
サーバに割当要求中のアドレス・ブロックの状態であ
る。上位サーバからアドレス・ブロックの割当を受ける
と、直ちに下位サーバに対する割当処理が行われるよう
になっている。
らAllocを受信してアドレス・ブロックの割当を受
けると、下位サーバにAllocを送信してアドレス・
ブロックを割り当てる。この結果、アドレス・ブロック
はAllocated状態に遷移する(Tr28)。他
方、上位サーバからAllocReqNackを受信し
てアドレス・ブロックの割当が拒否されると、下位サー
バに対してAllocReqNackを送信して割当を
拒否する。この結果、アドレス・ブロックはReque
st Failure状態に遷移する(Tr29)。ま
た、Reserving状態が一定時間以上継続した場
合も、下位サーバに対してAllocReqNackを
送信して割当を拒否して、アドレス・ブロックはReq
uest Failure状態に遷移する(Tr3
0)。以前と同一の下位サーバからAllocRequ
estを受信した場合は、この下位サーバにAlloc
ReqAckを返して確認応答するとともに、上位サー
バに対してAllocRequestを送信してアドレ
ス・ブロックの割当を要求し、アドレス・ブロックはR
eserving状態を維持する(Tr31)。また、
以前とは異なる下位サーバからAllocReques
tを受信した場合は、この下位サーバにAllocRe
qNackを返して、アドレス・ブロックの割当を拒否
して、アドレス・ブロックはReserving状態を
維持する(Tr32)。また、上位サーバからAllo
cReqNackを受信してアドレス・ブロックの割当
が拒否されると、タイマを延長して、アドレス・ブロッ
クはReserving状態を維持する(Tr33)。
ス返却要求を受信し、さらに下位サーバに対してアドレ
ス返却要求を送信したアドレス・ブロックの状態であ
る。下位サーバからアドレス・ブロックが返却される
と、直ちに上位サーバに対する返却処理が行われる。
サーバからReleaseを受信してアドレス・ブロッ
クの返却を受けると、直ちに上位サーバにReleas
eを送信してアドレス・ブロックを返却する。この結
果、アドレス・ブロックはNull状態に遷移する(T
r34)。同様に、クライアント群からのIPアドレス
の回収が完了すると、直ちに上位サーバにReleas
eを送信してアドレス・ブロックを返却し、アドレス・
ブロックはNull状態に遷移する(Tr35)。ま
た、この状態で、下位サーバからReleaseReq
Nackを受信してアドレス・ブロックの返却が拒否さ
れた場合、上位サーバに対してReleaseReqN
ackを送信してアドレス・ブロックの返却を拒否す
る。この結果、アドレス・ブロックはRetrieva
l Failure状態に遷移する(Tr36)。同様
に、Deprecating状態が一定時間継続した場
合も、上位サーバに対してReleaseReqNac
kを送信してアドレス・ブロックの返却を拒否し、アド
レス・ブロックはRetrieval Failure
状態に遷移する(Tr37)。上位サーバからRele
aseRequestを受信してアドレス・ブロックの
返却が要求されると、その上位サーバに対してRele
aseReqAckを返して確認応答するととにも、下
位サーバに対してReleaseRequestを送信
してアドレス・ブロックの返却を要求し、アドレス・ブ
ロックはDeprecating状態を維持する(Tr
38)。他方、上位サーバ以外からReleaseRe
questを受信した場合には、そのサーバに対してR
eleaseReqNackを返してアドレス・ブロッ
クの返却を拒否し、アドレス・ブロックはDeprec
ating状態を維持する(Tr39)。また、下位サ
ーバからReleaseReqAckを受信した場合に
はタイマを延長して、アドレス・ブロックはDepre
cating状態を維持する(Tr40)。
動、付け替えの各々の事象がインターネット上で発生し
た場合における、本発明に従った自動アドレス管理の処
理手順について説明する。
クの中枢部分に対して、ネットワーク管理の最小単位が
新規に接続される場合について説明する。但し、ここで
言うネットワーク管理の最小単位のことを、以下では
「管理ユニット」とも言う。
あるネットワーク管理ユニットが新規に接続される(す
なわち追加される)様子を模式的に示している。
ットワークの末端部分である。図示の通り、ネットワー
ク管理ユニットは、対外リンクを持った1つのルータ
(以下、「代表サーバ」とも呼ぶ)と、このルータに接
続された物理セグメントで構成される。あるいは、ネッ
トワーク管理ユニットは、対外リンクを持つ代表サーバ
としてのルータと、その他の1以上のルータと、各ルー
タによって相互接続された複数の物理セグメントで構成
される。また、広域ネットワークは、無数の物理セグメ
ントがルータによる相互接続を繰り返すことで、世界規
模に成長したネットワークすなわちインターネットであ
る。
ト上には、図示しない複数のホストが接続されている。
ルータはいわゆる「サーバ」としても動作する。広域ネ
ットワーク上では、各サーバ間では、アドレス割当とい
う観点から、上位/下位の関係が形成されている(前
述)。また、ルータ以外のホストはクライアントとして
動作する。図2では、セグメントはイーサネット(登録
商標)(Ethernet(登録商標))を模した絵柄
であるが、必ずしもこれに限定されない。
に常設されたプロバイダが管理するセグメントSAに、
ネットワーク管理ユニットの代表サーバBが接続される
ことで、ネットワークの追加が行われる。プロバイダの
セグメントSAはサーバAによって管理されている。ま
た、サーバAは、広域的ネットワークの中枢部分に属す
るので、既にIPアドレス”IP−A”が割り当てられ
ている。(但し、代表サーバBの接続先は、サーバAに
接続されたセグメントSAに限定されない。例えば、セ
グメントSAに対してサーバA’(ルータ)経由で接続
された別のセグメントSA’であってもよい。この場
合、サーバA’はサーバAに対する下位のサーバ、すな
わち上位サーバAからアドレス・ブロックの割り当てを
受ける下位サーバである。サーバA’は自己のIPアド
レス”IP−AA”を所有するものとし、以下の説明で
はIP−AをIP−AAと読み替えることができる。当
然、セグメントSA’に対しさらに別のルータ経由で接
続されたセグメント(図示しない)が代表サーバBの接
続先であってもよい。)
けるアドレス割当は、ネットワークの中枢部分における
アドレス割当フェーズと、末端部分におけるアドレス割
当フェーズに分かれる。中枢部分におけるアドレス割当
フェーズが開始する前提として、代表サーバBには、サ
ーバAのIPアドレス(IP−A)が通知されているも
のとする。
クへの対外リンクを果たすために、自らのIPアドレス
を取得する。これを仮に”IP−B”とする。そして、
代表サーバBは、接続した物理セグメントSA上に存在
する直近の上位サーバであるサーバAに対して、自らの
IPアドレスIP−Bを識別子として登録する。
P−Bは、広域ネットワークの中枢部分において手動又
は自動のいずれによって設定されてもよい。自動でIP
アドレスを設定する1つの例はDHCP(前述)であ
る。この場合、代表サーバBが接続しようとするセグメ
ント上にはDHCPサーバが存在する必要がある。ま
た、自動設定の他の例は、IPCP(Internet
Protocol Control Protoco
l)である。IPCPは、PPP(Point−to−
Point Protocol)に従ってTCP/IP
(Transmission Control Pro
tocol/Internet Protocol)を
使用する場合のネットワーク制御プロトコルであり、R
FC(Request For Comments)1
332で規定されている(周知)。
ネットワーク管理ユニット内で使用するアドレス・ブロ
ックの割当を、直近の上位サーバであるサーバAに対し
て要求する。この割当要求は、ネットワーク管理ユニッ
トの代表サーバBが、上位サーバであるサーバAに対し
て”AllocRequest”という割当要求メッセ
ージ(前述)を送信することにより行われる。
Aが、アドレス・プール、すなわちFree状態で且つ
充分なサイズのアドレス・ブロックを保有していれば、
アドレス・ブロックの割当を意味するメッセージ”Al
loc”を下位サーバである代表サーバBに返信するこ
とで、中枢部分におけるアドレス・ブロックの割当処理
は終了する。
で且つ充分なサイズのアドレス・ブロックを保有してい
ない場合、上位サーバAは、下位サーバAに対して確認
応答メッセージ”AllocReqAck”を返すとと
もに、さらに自身の直近上位のサーバに対してアドレス
割当要求メッセージ”AllocRequest”を送
信する。このようなAllocRequest及びAl
locReqAckメッセージによるハンドシェイク手
続きは、所望のアドレス・ブロックが確保されるまで、
さらに上位のサーバに向かって再帰的に実行される。図
3には、AllocRequest及びAllocRe
qAckを用いた再帰的ハンドシェイク手続きを模式的
に図解している。
クを介してアドレス・ブロックを取得すると、次いで、
末端部分におけるアドレス割当、すなわちネットワーク
管理ユニット内におけるアドレス割当を行う。
は、例えば、[従来の技術]の欄で説明したDNCP
(Dynamic Network Configur
ation Protocol)を適用して、ユニット
内の各ホストに対してアドレスを自動的に割り当てるこ
とができる。すなわち、上位のサーバがアドレス・ブロ
ックを逐次分割して下位のサーバに割り当てることによ
って、効率的な自動アドレス割当を行うことができる。
の中枢部分から、末端に位置付けられたあるネットワー
ク管理ユニットが切断すなわち削除される場合について
説明する。
ネットワークから、あるネットワーク管理ユニットが切
断される(すなわち削除される)様子を模式的に示して
いる。削除されるネットワーク管理ユニットは、広域的
ネットワークの末端部分に位置付けられ、対外リンクを
持つルータBを代表サーバとして持つ。そして、この代
表サーバBが、広域ネットワークの中枢に存在するプロ
バイダのセグメントSAから切断されるという形態で、
ネットワークの削除が行われるものとする。また、該セ
グメントSA内では、上位サーバとしてのルータAによ
ってアドレス管理が行われているものとする。
ユニット(より具体的には、その代表サーバB)からの
事前の通知があった後にネットワークの切断が行われる
ように準備期間がある場合と、事前の通知なしにいきな
りネットワーク管理ユニットが物理的に切断されてしま
う場合とが想定される。
削除を行う場合について説明する。本実施例では、ネッ
トワークの移動を要求するメッセージ”Migrat
e”と、この要求に対する確認応答メッセージ”Mig
rateAck”を、さらに付加的に定義しているもの
とする。
直近の上位サーバに対して定期的にメッセージを送信し
ている。
代表サーバBが、予め削除(すなわち、ネットワーク管
理ユニットの切断)を通知してきたとする。この事前通
知は、代表サーバBが上位サーバAに対してネットワー
クの移動要求メッセージMigrateを送信すること
により実現される。
答メッセージMigrateAckを返信する。次い
で、上位サーバAは、下位サーバBに対して割り当てて
おいた全てのアドレス・ブロックの返却を要求する。こ
の返却要求は、”ReleaseRequest”とい
う返却要求メッセージ(前述)を送信することにより行
われる。これに対し、下位サーバBは、”Releas
e”というアドレス返却メッセージを送信して、使用し
ていたアドレス・ブロックの返却を行なう。このような
アドレス返却手続きが完了するまでは、下位サーバBは
広域ネットワークから勝手に分離しないものとする。
アドレス返却要求されたアドレス・ブロック(すなわ
ち、上位サーバAから割り当てられていたアドレス・ブ
ロック)を、さらに下位のサーバに対して割り当ててい
るような場合には、代表サーバBは、上位サーバからの
返却要求”ReleaseRequest”に対しては
確認応答メッセージ”ReleaseReqAck”を
返すとともに、さらに下位サーバに対してアドレス返却
要求”ReleaseRequest”を送信する。こ
のような”ReleaseRequest”及び”Re
leaseReqAck”メッセージによるハンドシェ
イク手続きは、返却要求されたアドレス・ブロックが割
り当てられている下位サーバに到達するまで、さらに下
位のサーバに向かって再帰的に実行される。図5には、
ReleaseRequest及びReleaseRe
qAckを用いた再帰的ハンドシェイク手続きを模式的
に図解している。
にいきなりネットワーク管理ユニットが物理的に切断さ
れてしまう場合について説明する。
ていたメッセージが届かなくなる。ネットワークの管理
者(例えばプロバイダや、その上位の各国NICや地域
NICなど)は、定期的メッセージの不受理を以って、
ネットワークの削除を検出する。あるいは、定期的メッ
セージに頼らず、pingなどを用いたポーリングや、
下位サーバからの最後のアクセスからの経過時間を以っ
て、ネットワークの不存在すなわち事前通知なしの削除
を判別してもよい。
は、手動又は自動でアドレス・ブロックの回収を行う。
の中枢部分から、末端に位置付けられたあるネットワー
ク管理ユニットが移動する場合について説明する。
ネットワークにおいて、あるネットワーク管理ユニット
がアクセス・ポイントを変更する(すなわち移動する)
様子を模式的に示している。移動するネットワーク管理
ユニットは、広域的ネットワークの末端部分に位置付け
られ、対外リンクを持つルータBを代表サーバとして持
つ。そして、この代表サーバBが今までに接続していた
セグメントSA及びこれから接続しようとするセグメン
トSA’は、広域的ネットワークの中枢に存在するもの
とする。また、移動先のセグメントSA’は元のセグメ
ントと同じプロバイダであっても異なるプロバイダであ
ってもよい。
除と同様に、ネットワーク管理ユニット(より具体的に
は、その代表サーバB)からの事前通知の後にネットワ
ークの移動を行う場合と、事前通知なしに移動する場合
とが想定される。
を行う場合について説明する。本実施例では、ネットワ
ークの移動を要求するメッセージ”Migrate”
と、この要求に対する確認応答メッセージ”Migra
teAck”を、さらに付加的に定義している(前
述)。
して位置付けられている代表サーバBは、ネットワーク
の移動要求メッセージMigrateを送信することに
より、上位サーバAに事前通知する。これに対し、上位
サーバAは、確認応答メッセージMigrateAck
を返信する。
対して割り当てておいた全てのアドレス・ブロックの返
却を要求する。この返却要求は、”ReleaseRe
quest”という返却要求メッセージを送信すること
により行われる。これに対し、下位サーバBは、”Re
lease”というアドレス返却メッセージを送信し
て、使用していたアドレス・ブロックの返却を行なう
(前述)。
までは、下位サーバBは広域的ネットワークから勝手に
分離しないものとする。もしもアドレス返却手続きが完
了する前に下位サーバBが広域的ネットワークから分離
してしまったならば、上位サーバAは、事前通知なしに
ネットワークを移動する場合(後述)と同様に取り扱っ
て処理する。
アドレス返却要求されたアドレス・ブロック(すなわ
ち、上位サーバAから割り当てられていたアドレス・ブ
ロック)を、さらに下位のサーバに対して割り当ててい
るような場合には、代表サーバBは、上位サーバからの
返却要求”ReleaseRequest”に対しては
確認応答メッセージ”ReleaseReqAck”を
返すとともに、さらに下位のサーバに対してはアドレス
返却要求”ReleaseRequest”を送信す
る。このような”ReleaseRequest”及
び”ReleaseReqAck”メッセージによるハ
ンドシェイク手続きは、返却要求されたアドレス・ブロ
ックを割り当てられたサーバに到達するまで、さらに下
位のサーバに向かって再帰的に実行される。図7には、
ReleaseRequest及びReleaseRe
qAckを用いた再帰的ハンドシェイク手続きを模式的
に図解している。
離処理が完了した後、代表サーバBは、別の上位サーバ
A’が管理するセグメントSA’に対する接続を行うこ
とで、ネットワークの移動が果たされる。代表サーバB
は、新しい上位サーバA’に対して新しいアドレス・ブ
ロックの割当を要求する。但し、セグメントSA’に対
する接続処理は、前述した「ネットワークの追加」と略
同一なので、ここではこれ以上説明しない。
にネットワークの移動を行う場合について説明する。こ
れは、移動通知がネットワークの移動完了後(すなわ
ち、次ぎのセグメントSA’への接続完了後)に送られ
る点以外は、事前通知がある場合と略同一である。
A’から、元の上位サーバAに対して移動通知メッセー
ジを送信する。このメッセージを受け取った上位サーバ
Aは、代表サーバBに対して返却要求メッセージRel
easeRequestを送信して、割り当てていたア
ドレス・ブロックの回収を計る。
A’に対して新しいアドレス・ブロックの割当を要求す
る。但し、セグメントSA’に対する接続処理は、前述
した「ネットワークの追加」と略同一なので、ここでは
これ以上説明しない。
ート・サーバに指示を与えることにより起動する場合
と、管理者の管理ポリシーとして予めサーバに設定した
条件を満たしたために自動的に起動する場合の2通りが
ある。
ス・プロバイダを変更することに伴なってIPアドレス
を付け替えなければならない場合などに相当する。ま
た、後者は、管理者が設定しておいたIPアドレスの利
用率の下限値を下回った場合に、アドレス・ブロックの
ガーベジ・コレクションを行って利用率を回復させる場
合などに相当する(逆に、IPアドレスの利用率の上限
値を越えた場合には、クライアントや下位サーバからの
割当要求に即応するために、前以てアドレス・プールを
補充しておかなければならない)。
位サーバに対して、全てのアドレス・ブロックに関する
返却要求メッセージReleaseRequestを送
信することによって行われる。
下位サーバは、アドレス・ブロックを返却する結果とし
て、アドレス・ブロックが不足する。このため、下位サ
ーバは、新たにアドレス・ブロックの割当を要求し、そ
の結果、以前割り当てられていたものとは別のアドレス
・ブロックが割り当てられ、アドレスが付け替えられた
ことになる。
の上位サーバ及び下位サーバ間で行われるハンドシェイ
ク手続きを模式的に図解している。但し、上述した「ネ
ットワークの追加」(図3を参照のこと)や「ネットワ
ークの削除」(図5を参照のこと)の場合と同様に、ア
ドレス・ブロックの要求や割当に関するハンドシェイク
すなわちメッセージ交換を、複数の階層の上位及び下位
サーバ間に跨って再帰的に行ってもよい。
ワークのダイナミック・コンフィギュレーションを実現
するために、[表1]に示すようなメッセージを定義し
た。しかしながら、サーバ若しくはクライアントによる
不正なIPアドレスの占有を防ぐためには、受信したメ
ッセージを認証してから処理を行うことが好ましい。
対クライアントといった具合に、ホスト単位で行う。メ
ッセージを受信したサーバやクライアントは、認証に成
功したメッセージだけを処理し、認証に失敗した場合は
メッセージを無視することとする。
端部分ではMAC(Media Access Con
trol)アドレスを、コア部分ではIPアドレスを用
いることとした。また、認証には、HMAC MD5
/****/と呼ばれる共有秘密鍵方式の認証機構(周知)を
用いることとした。このため、サーバ木構築機能用、ネ
ットワーク設定機能用、及びホスト設定機能用の各々の
メッセージに、認証データをセットする16オクテット
のフィールドを追加した。図9〜図11には、各メッセ
ージのデータ構造を模式的に図解している。
報を添付する。まず、メッセージ内のMessage
Digestフィールドをゼロで初期化して、予め設定
された共有秘密鍵を送信メッセージの前に付加する。
算する。ハッシュ値の計算にはHMAC MD5を用い
ることができる。得られたハッシュ値を認証情報として
Message Digestフィールドに挿入して送
信する。
に従ってMessage Digestを再計算して、
受信したMessage Digestと一致すること
を確認する。正しく認識できなかったサーバ木構築メッ
セージは、これ以上の処理をせずに廃棄する。
cing機構は、下位サーバが必要以上のIPアドレス
を利用していないか否かをチェックして、必要に応じて
アドレス割当を是正する役割を持っている。
cing機構は、以下の手順に従って実現される。
に対して、アドレス・ブロックの割当率を定期的に問い
合わせる。このとき、サーバ木構築メッセージの場合と
同様にして、認証情報を添付する。
ーバは、メッセージの認証を行う。認証に成功した場合
は、認証情報を添付してアドレス・ブロック割当率を返
す。認証に失敗した場合は、メッセージを無視する。
メッセージの認証を行う。認証に失敗した場合は、メッ
セージを廃棄する。
におけるアドレス・ブロック割当率の下限値(Low
Water Mark)が設定されている。下位サーバ
からの応答がこの下限値を下回る場合、アドレス・ブロ
ックを回収する。回収には要求メッセージReleas
eRequestを用いる。このとき、特定のアドレス
・ブロックを明示的に指定してもよいし、返却させたい
アドレスの量を指定するだけでもよい。
って算出される。
と同様の手順でPolicingを行うことができる。
トに対するIPアドレスの割当率も、各サブネット毎に
チェックする。このIPアドレス割当率は以下の式で求
められる。
ブロードキャスト・アドレス(IPアドレスのホスト部
の全ビットが1)とサブネット・アドレス(IPアドレ
スのホスト部の全ビットが0)の各々に相当する個数分
を除くためである。
限値を下回った場合には、より小さなアドレス・ブロッ
クに付け替える。逆に、上限値を上回った場合には、よ
り大きなアドレス・ブロックに付け替える。
ssage Authentication Cod
e)は、改竄検出のためのメッセージ認証コードを生成
するアルゴリズムである。RFC2403,2404に
は、ハッシュ関数であるMD5(Message Di
gest algorithm 5:RFC1321を
参照のこと)などをIPSEC(IP Securit
y protocol)に実装する方法を具体的に規定
している。一旦MD5などで作ったMACをさらにハッ
シュ化するのが特徴である。
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示とい
う形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈
されるべきではない。本発明の要旨を判断するために
は、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきで
ある。
ネットワークに接続された各ホストを識別するためのア
ドレスを自動的に割り当てることができる、優れたアド
レス自動割当・管理技術を提供することができる。
され、上位サーバが下位サーバにアドレスを割り当てる
ネットワークにおいて、アドレスの割当を好適に管理す
ることができる、優れたアドレスの自動割当・管理技術
を提供することができる。
され、上位サーバが下位サーバにアドレスを割り当てる
広域的なネットワークにおいて、該ネットワークに対す
る外部ネットワークの新規な接続(追加)、切断(削
除)、接続点の変更(移動)、使用アドレスの変更(付
け替え)などの事象に対してアドレス割当を好適に管理
することができる、優れたアドレスの自動割当・自動回
収技術を提供することができる。
を示した図である。
対して、あるネットワーク管理ユニットが新規に接続さ
れる様子を模式的に示した図である。
qAckを用いた「ネットワークの追加」のための再帰
的ハンドシェイク手続きを模式的に図解したチャートで
ある。
ら、あるネットワーク管理ユニットが切断される様子を
模式的に示した図である。
seReqAckを用いた「ネットワークの切断」のた
めの再帰的ハンドシェイク手続きを模式的に図解したチ
ャートである。
おいて、あるネットワーク管理ユニットが移動を行う様
子を模式的に示した図である。
いた「ネットワークの移動」のための再帰的ハンドシェ
イク手続きを模式的に図解したチャートである。
シェイク手続きを模式的に図解したチャートである。
ールドを追加した、サーバ木構築機能で用いるメッセー
ジ(末端部分用)のデータ構造を図解したものである。
ィールドを追加した、ネットワーク設定機能で用いるメ
ッセージ(末端部分用)のデータ構造を図解したもので
ある。
ィールドを追加した、ホスト設定機能で用いるメッセー
ジ(末端部分用)のデータ構造を図解したものである。
ら、インターネット上の各サーバ間の関係を階層構造的
に表現した図である。
を図解したものである。
Control Protocol)に従ってアドレ
ス割当を行う様子を図解したものであり、より具体的に
は、図14(a)はネットワークのネットワーク上の物
理的な接続関係を示し、図14(b)はネットワーク・
トポロジに基づいて形成された木構造を示している。
た木構造に従ってDNCPによりアドレス割当を行う様
子を模式的に示した図である。より具体的には、図15
(a)にはネットワーク・トポロジに従って形成された
各サーバ間の木構造を示し、図15(b)には各サーバ
に対してアドレス・ブロックが逐次割り当てられていく
様子を示した図である
バが持つIPアドレス SA…広域的ネットワーク(中枢部分)上のネットワー
ク・セグメント IP−B…ネットワーク管理ユニット(末端部分)の代
表サーバに設定されたIPアドレス
Claims (24)
- 【請求項1】 接続関係が静的で既に割り当てられたア
ドレスが固定的な中核部分と、中核部分に対して動的に
接続されるアドレスが不定の末端部分とからなり、上位
サーバが下位サーバにアドレス・ブロックを割り当てる
とともに下位サーバが上位サーバにアドレス・ブロック
を返却するという上下関係が形成された広域ネットワー
クにおける自動アドレス管理方法であって、末端部分が
中核部分に対して接続される際に、(a)末端部分に含
まれる対外リンクを持つ代表サーバが、中核部分に含ま
れるあるセグメントに対して接続を試みるステップと、
(b)前記代表サーバが、前記セグメントを管理する上
位サーバに対してアドレス・ブロックの割当を要求する
ステップと、(c)前記代表サーバが前記末端部分内で
アドレス・ブロックを分配するステップと、を具備する
ことを特徴とする自動アドレス管理方法。 - 【請求項2】 前記ステップ(a)では、前記代表サー
バは、前記セグメント上の上位サーバが持つ既知のアド
レスを用いた接続の要求を行うことを特徴とする請求項
1に記載の自動アドレス管理方法。 - 【請求項3】 前記ステップ(a)では、前記代表サー
バは自身のIPアドレスの取得を要求することを特徴と
する請求項2に記載の自動アドレス管理方法。 - 【請求項4】 前記ステップ(a)では、DHCP(D
ynamic Host Configuration
Protocol)又はIPCP(Internet
Protocol Control Protoco
l)に従って前記代表サーバにアドレスが自動的に割り
当てられることを特徴とする請求項3に記載の自動アド
レス管理方法。 - 【請求項5】 前記ステップ(b)では、アドレス・ブ
ロックの割当要求を受信した上位サーバが充分なアドレ
ス・プールを保有していない場合には、さらに上位のサ
ーバに対してアドレス・ブロックの割当要求を再帰的に
行うことを特徴とする請求項1に記載の自動アドレス管
理方法。 - 【請求項6】 前記ステップ(c)では、DNCP(D
ynamic Network Configurat
ion Protocol)に従って末端部分内の各サ
ーバに対してアドレス・ブロックを分配することを特徴
とする請求項1に記載の自動アドレス管理方法。 - 【請求項7】 接続関係が静的で既に割り当てられたア
ドレスが固定的な中核部分と、中核部分に対して動的に
接続されるアドレスが不定の末端部分とからなり、上位
サーバが下位サーバにアドレス・ブロックを割り当てる
とともに下位サーバが上位サーバにアドレス・ブロック
を返却するという上下関係が形成された広域ネットワー
ク上で、末端部分のための対外リンクを持つ代表サーバ
として機能するルータであって、(a)末端部分に含ま
れる対外リンクを持つ代表サーバが、中核部分に含まれ
るあるセグメントに対して接続を試みる接続手段と、
(b)前記代表サーバが、前記セグメントを管理する上
位サーバに対してアドレス・ブロックの割当を要求する
アドレス取得手段と、(c)前記代表サーバが前記末端
部分内でアドレス・ブロックを分配するアドレス分配手
段と、を具備することを特徴とするルータ。 - 【請求項8】 前記接続手段(a)は、前記セグメント
上の上位サーバが持つ既知のアドレスを用いた接続の要
求を行うことを特徴とする請求項7に記載のルータ。 - 【請求項9】 前記接続手段(a)は、前記代表サーバ
自身のIPアドレスの取得を要求することを特徴とする
請求項8に記載のルータ。 - 【請求項10】 前記接続手段(a)は、DHCP(D
ynamic Host Configuration
Protocol)又はIPCP(Internet
Protocol Control Protoco
l)に従って前記代表サーバのアドレスの自動割当を受
けることを特徴とする請求項9に記載のルータ。 - 【請求項11】 前記アドレス取得手段(b)からのア
ドレス・ブロックの割当要求を受信した上位サーバは、
充分なアドレス・プールを保有していない場合には、さ
らに上位のサーバに対してアドレス・ブロックの割当要
求を再帰的に行うことを特徴とする請求項7に記載のル
ータ。 - 【請求項12】 前記アドレス分配手段(c)は、DN
CP(Dynamic Network Config
uration Protocol)に従って末端部分
内の各サーバに対してアドレス・ブロックを分配するこ
とを特徴とする請求項7に記載のルータ。 - 【請求項13】 接続関係が静的で既に割り当てられた
アドレスが固定的な中核部分と、中核部分に対して動的
に接続されるアドレスが不定の末端部分とからなり、上
位サーバが下位サーバにアドレス・ブロックを割り当て
るとともに下位サーバが上位サーバにアドレス・ブロッ
クを返却するという上下関係が形成された広域ネットワ
ークに接続されたコンピュータ・システムをルータとし
て機能させるためのコンピュータ・プログラムを有形的
且つコンピュータ可読な形式で提供するプログラム提供
媒体であって、前記コンピュータ・プログラムは、末端
部分が中核部分に対して接続される際に自動アドレス管
理を行うための、(a)末端部分に含まれる対外リンク
を持つ代表サーバが、中核部分に含まれるあるセグメン
トに対して接続を試みるステップと、(b)前記代表サ
ーバが、前記セグメントを管理する上位サーバに対して
アドレス・ブロックの割当を要求するステップと、
(c)前記代表サーバが前記末端部分内でアドレス・ブ
ロックを分配するステップと、を具備することを特徴と
するプログラム提供媒体。 - 【請求項14】 前記ステップ(a)では、前記代表サ
ーバは、前記セグメント上の上位サーバが持つ既知のア
ドレスを用いた接続の要求を行うことを特徴とする請求
項13に記載のプログラム提供媒体。 - 【請求項15】 前記ステップ(a)では、前記代表サ
ーバは自身のIPアドレスの取得を要求することを特徴
とする請求項14に記載のプログラム提供媒体。 - 【請求項16】 前記ステップ(a)では、DHCP
(Dynamic Host Configurati
on Protocol)又はIPCP(Intern
et Protocol Control Proto
col)に従って前記代表サーバにアドレスが自動的に
割り当てられることを特徴とする請求項15に記載のプ
ログラム提供媒体。 - 【請求項17】 前記ステップ(b)では、アドレス・
ブロックの割当要求を受信した上位サーバが充分なアド
レス・プールを保有していない場合には、さらに上位の
サーバに対してアドレス・ブロックの割当要求を再帰的
に行うことを特徴とする請求項13に記載のプログラム
提供媒体。 - 【請求項18】 前記ステップ(c)では、DNCP
(Dynamic Network Configur
ation Protocol)に従って末端部分内の
各サーバに対してアドレス・ブロックを分配することを
特徴とする請求項13に記載のプログラム提供媒体。 - 【請求項19】 接続関係が静的で既に割り当てられた
アドレスが固定的な中核部分と、中核部分に対して動的
に接続されるアドレスが不定の末端部分とからなり、上
位サーバが下位サーバにアドレス・ブロックを割り当て
るとともに下位サーバが上位サーバにアドレス・ブロッ
クを返却するという上下関係が形成された広域ネットワ
ークに接続されたコンピュータ・システムをルータとし
て機能させるためのコンピュータ・プログラムを有線又
は無線を介して伝送するプログラム伝送シグナルであっ
て、前記コンピュータ・プログラムは、末端部分が中核
部分に対して接続される際に自動アドレス管理を行うた
めの、(a)末端部分に含まれる対外リンクを持つ代表
サーバが、中核部分に含まれるあるセグメントに対して
接続を試みるステップと、(b)前記代表サーバが、前
記セグメントを管理する上位サーバに対してアドレス・
ブロックの割当を要求するステップと、(c)前記代表
サーバが前記末端部分内でアドレス・ブロックを分配す
るステップと、を具備することを特徴とするプログラム
伝送シグナル。 - 【請求項20】 前記ステップ(a)では、前記代表サ
ーバは、前記セグメント上の上位サーバが持つ既知のア
ドレスを用いた接続の要求を行うことを特徴とする請求
項19に記載のプログラム伝送シグナル。 - 【請求項21】 前記ステップ(a)では、前記代表サ
ーバは自身のIPアドレスの取得を要求することを特徴
とする請求項20に記載のプログラム伝送シグナル。 - 【請求項22】 前記ステップ(a)では、DHCP
(Dynamic Host Configurati
on Protocol)又はIPCP(Intern
et Protocol Control Proto
col)に従って前記代表サーバにアドレスが自動的に
割り当てられることを特徴とする請求項21に記載のプ
ログラム伝送シグナル。 - 【請求項23】 前記ステップ(b)では、アドレス・
ブロックの割当要求を受信した上位サーバが充分なアド
レス・プールを保有していない場合には、さらに上位の
サーバに対してアドレス・ブロックの割当要求を再帰的
に行うことを特徴とする請求項19に記載のプログラム
伝送シグナル。 - 【請求項24】 前記ステップ(c)では、DNCP
(Dynamic Network Configur
ation Protocol)に従って末端部分内の
各サーバに対してアドレス・ブロックを分配することを
特徴とする請求項19に記載のプログラム伝送シグナ
ル。
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