JP2001018786A - スプリング式ブレーキアクチュエータ用の取り外し可能なフィルターキャップ - Google Patents
スプリング式ブレーキアクチュエータ用の取り外し可能なフィルターキャップInfo
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- B60T17/00—Component parts, details, or accessories of power brake systems not covered by groups B60T8/00, B60T13/00 or B60T15/00, or presenting other characteristic features
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
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- B60T17/085—Spring loaded brake actuators
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のスプリング式ブレーキアクチュエータ
の大半に適用でき、交換可能で、水分及び異物の侵入を
防止するフィルターキャップを提供すること。 【解決手段】 スプリング式ブレーキアクチュエータ用
の取り外し可能なフィルターキャップは、可撓性のプラ
スチック材料で作られスプリング式ブレーキアクチュエ
ータの上部ハウジングの圧縮器具用開口と係合する取り
外し可能なキャップを備え、前記キャップは複数の通気
孔と、前記通気孔全体にわたる通気可能な膜とを備え、
前記膜は疎油性及び疎水性の材料で作られて前記ハウジ
ングに水分及び異物が侵入するのを防止する。
の大半に適用でき、交換可能で、水分及び異物の侵入を
防止するフィルターキャップを提供すること。 【解決手段】 スプリング式ブレーキアクチュエータ用
の取り外し可能なフィルターキャップは、可撓性のプラ
スチック材料で作られスプリング式ブレーキアクチュエ
ータの上部ハウジングの圧縮器具用開口と係合する取り
外し可能なキャップを備え、前記キャップは複数の通気
孔と、前記通気孔全体にわたる通気可能な膜とを備え、
前記膜は疎油性及び疎水性の材料で作られて前記ハウジ
ングに水分及び異物が侵入するのを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スプリング式ブ
レーキアクチュエータ用の取り外し可能なフィルターキ
ャップに関し、詳しくは、重量車輌用のスプリング式ブ
レーキシステムに関し、さらに詳しくは、スプリング式
ブレーキアクチュエータの非常ブレーキハウジング取付
用の取り外し及び通気可能なフィルターキャップに関
し、そのフィルターキャップは水分や望ましくない異物
がアクチュエータに侵入するのを防止するが、一方で
は、通常使用中に空気がアクチュエータの内外へ通るこ
とを可能とする。
レーキアクチュエータ用の取り外し可能なフィルターキ
ャップに関し、詳しくは、重量車輌用のスプリング式ブ
レーキシステムに関し、さらに詳しくは、スプリング式
ブレーキアクチュエータの非常ブレーキハウジング取付
用の取り外し及び通気可能なフィルターキャップに関
し、そのフィルターキャップは水分や望ましくない異物
がアクチュエータに侵入するのを防止するが、一方で
は、通常使用中に空気がアクチュエータの内外へ通るこ
とを可能とする。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】スプリ
ング式ブレーキアクチュエータは、重量車両やそれらに
牽引されるトレーラーのブレーキをコントロールするた
めにトラック業界において広く用いられている。スプリ
ング式ブレーキアクチュエータには2つの基本的な種類
があり、1つはサービスブレーキアクチュエータであ
り、もう1つは非常ブレーキアクチュエータである。こ
れらのアクチュエータは個別のアセンブリイとして配備
されるか、又は組み合わされてサービスブレーキと非常
ブレーキの両方を備える1つの二重式アセンブリイとし
て配備される。サービスブレーキアクチュエータは運転
者によって操作され、乗物を減速させるか又は停止させ
るのに用いられる。一般に乗物の使用中、非常ブレーキ
又はパーキングブレーキアクチュエータのスプリングは
空気圧で圧縮されているが、乗物が停止するか又は乗物
の空気システムに故障が発生すると空気圧が抜かれ、ス
プリングが伸びることにより自動的にブレーキが働くよ
うになっている。
ング式ブレーキアクチュエータは、重量車両やそれらに
牽引されるトレーラーのブレーキをコントロールするた
めにトラック業界において広く用いられている。スプリ
ング式ブレーキアクチュエータには2つの基本的な種類
があり、1つはサービスブレーキアクチュエータであ
り、もう1つは非常ブレーキアクチュエータである。こ
れらのアクチュエータは個別のアセンブリイとして配備
されるか、又は組み合わされてサービスブレーキと非常
ブレーキの両方を備える1つの二重式アセンブリイとし
て配備される。サービスブレーキアクチュエータは運転
者によって操作され、乗物を減速させるか又は停止させ
るのに用いられる。一般に乗物の使用中、非常ブレーキ
又はパーキングブレーキアクチュエータのスプリングは
空気圧で圧縮されているが、乗物が停止するか又は乗物
の空気システムに故障が発生すると空気圧が抜かれ、ス
プリングが伸びることにより自動的にブレーキが働くよ
うになっている。
【0003】一般的なサービスブレーキアクチュエータ
は、その特徴として密閉されたハウジングを備えるが、
密閉されたハウジングはその中を横切って広がる可動ダ
イヤフラムを収容する。ダイヤフラムの一方の面は摺動
可能なプッシュロッドを動かし、そのプッシュロッドは
乗物のブレーキへ取り付けられるためにハウジングの外
へ延出する。ダイヤフラムの他方の面上のハウジング内
には密閉されたチャンバが形成される。密閉されたサー
ビスブレーキチャンバには1つの開口が設けられる。そ
の開口は、通常、車両に搭載されるエアコンプレッサー
などの圧縮空気源と接続するためのものである。十分な
圧縮空気が密閉されたチャンバ内へ導入され、サービス
ブレーキダイヤフラムに作用してプッシュロッドを押し
出すことにより乗物のブレーキが働く。通常、サービス
ブレーキハウジング内のプッシュロッドの周囲には小さ
な戻りスプリングが設けられ、ダイヤフラム後方の空気
圧が下がった時にプッシュロッドを後退させる。
は、その特徴として密閉されたハウジングを備えるが、
密閉されたハウジングはその中を横切って広がる可動ダ
イヤフラムを収容する。ダイヤフラムの一方の面は摺動
可能なプッシュロッドを動かし、そのプッシュロッドは
乗物のブレーキへ取り付けられるためにハウジングの外
へ延出する。ダイヤフラムの他方の面上のハウジング内
には密閉されたチャンバが形成される。密閉されたサー
ビスブレーキチャンバには1つの開口が設けられる。そ
の開口は、通常、車両に搭載されるエアコンプレッサー
などの圧縮空気源と接続するためのものである。十分な
圧縮空気が密閉されたチャンバ内へ導入され、サービス
ブレーキダイヤフラムに作用してプッシュロッドを押し
出すことにより乗物のブレーキが働く。通常、サービス
ブレーキハウジング内のプッシュロッドの周囲には小さ
な戻りスプリングが設けられ、ダイヤフラム後方の空気
圧が下がった時にプッシュロッドを後退させる。
【0004】一般的な非常ブレーキアクチュエータは、
サービスブレーキアセンブリイと同軸に取り付けられる
か、又はサービスブレーキアセンブリイの一部分を形成
する。非常ブレーキは個別の密閉されたハウジングであ
り、それは強いメイン圧縮スプリングと、第2密閉チャ
ンバを形成する第2可動ダイヤフラムとを収容する。非
常ブレーキダイヤフラムはサービスブレーキの摺動可能
なプッシュロッドの中心に取り付けられるか、又は直接
結合される。第2密閉チャンバは、非常ブレーキハウジ
ング内でダイヤフラムの一方の面上に形成され、強いメ
イン圧縮スプリングはその反対側に設けられる。サービ
スブレーキと同様に、非常ブレーキの密閉されたチャン
バは乗物に搭載された圧縮空気源と接続される。密閉さ
れたチャンバに十分な空気圧が供給される限り、非常ブ
レーキのダイヤフラムは完全に伸びた状態を維持してメ
インスプリングを圧縮する。しかしながら、空気圧が下
がるか、又は密閉されたチャンバに漏れがあると、ダイ
ヤフラムはメイン圧縮スプリングを所定位置に保持する
ことができなくなる。このようなことが起こった時、メ
イン圧縮スプリングは徐々に又は急速に伸びてプッシュ
ロッドを外に伸ばし、乗物にブレーキを働かせる。
サービスブレーキアセンブリイと同軸に取り付けられる
か、又はサービスブレーキアセンブリイの一部分を形成
する。非常ブレーキは個別の密閉されたハウジングであ
り、それは強いメイン圧縮スプリングと、第2密閉チャ
ンバを形成する第2可動ダイヤフラムとを収容する。非
常ブレーキダイヤフラムはサービスブレーキの摺動可能
なプッシュロッドの中心に取り付けられるか、又は直接
結合される。第2密閉チャンバは、非常ブレーキハウジ
ング内でダイヤフラムの一方の面上に形成され、強いメ
イン圧縮スプリングはその反対側に設けられる。サービ
スブレーキと同様に、非常ブレーキの密閉されたチャン
バは乗物に搭載された圧縮空気源と接続される。密閉さ
れたチャンバに十分な空気圧が供給される限り、非常ブ
レーキのダイヤフラムは完全に伸びた状態を維持してメ
インスプリングを圧縮する。しかしながら、空気圧が下
がるか、又は密閉されたチャンバに漏れがあると、ダイ
ヤフラムはメイン圧縮スプリングを所定位置に保持する
ことができなくなる。このようなことが起こった時、メ
イン圧縮スプリングは徐々に又は急速に伸びてプッシュ
ロッドを外に伸ばし、乗物にブレーキを働かせる。
【0005】通常の状態において乗物が駐車している
時、非常ブレーキへの空気圧は抜かれ、メイン圧縮スプ
リングがブレーキを働かせる。非常ブレーキの作動と非
作動は、非常ブレーキハウジングの下部密閉チャンバに
導入されるか又は下部密閉チャンバから抜かれた空気圧
によって、ハウジング内のダイヤフラムが前後に動くこ
とによって行われる。ダイヤフラムを膨張させてメイン
スプリングを圧縮するためには、スプリングの周囲の上
部ハウジング内の空気を外へ逃がさねばならない。その
後、ダイヤフラムを収縮させてメインスプリングの圧縮
力を解くためには、スプリング周囲の上部ハウジング領
域に空気を入れなければならない。一般的な非常ブレー
キハウジングアセンブリイは複数の空気孔をメインスプ
リング付近の上部ハウジングに備え、ダイヤフラムが前
後へ動かされる時に上部ハウジング領域へ空気が出入り
できるようにする。この動作によって生ずる悪影響は、
泥、水、油、破片及びその他の望ましくない物が外側か
ら非常ブレーキハウジング内へ空気孔を通って侵入する
ことである。今までに種々の解決策がこの問題に対応す
るために提示されているが、それらは扱いにくく適切な
ものではない。
時、非常ブレーキへの空気圧は抜かれ、メイン圧縮スプ
リングがブレーキを働かせる。非常ブレーキの作動と非
作動は、非常ブレーキハウジングの下部密閉チャンバに
導入されるか又は下部密閉チャンバから抜かれた空気圧
によって、ハウジング内のダイヤフラムが前後に動くこ
とによって行われる。ダイヤフラムを膨張させてメイン
スプリングを圧縮するためには、スプリングの周囲の上
部ハウジング内の空気を外へ逃がさねばならない。その
後、ダイヤフラムを収縮させてメインスプリングの圧縮
力を解くためには、スプリング周囲の上部ハウジング領
域に空気を入れなければならない。一般的な非常ブレー
キハウジングアセンブリイは複数の空気孔をメインスプ
リング付近の上部ハウジングに備え、ダイヤフラムが前
後へ動かされる時に上部ハウジング領域へ空気が出入り
できるようにする。この動作によって生ずる悪影響は、
泥、水、油、破片及びその他の望ましくない物が外側か
ら非常ブレーキハウジング内へ空気孔を通って侵入する
ことである。今までに種々の解決策がこの問題に対応す
るために提示されているが、それらは扱いにくく適切な
ものではない。
【0006】米国特許第4508018号は密閉された
内部通気システム記載し、このシステムはサービスブレ
ーキハウジングと非常ブレーキハウジングの間に接続さ
れた管を利用している。この発明では外の空気が必要と
ならないように、空気は管を介して2つの密閉されたハ
ウジングに送られる。しかしながら、このような管を使
用するためにはスプリングブレーキと非常ブレーキの両
方のために特別に設計されたハウジングが必要となり、
それは製造が難しくなると共に高価になる。
内部通気システム記載し、このシステムはサービスブレ
ーキハウジングと非常ブレーキハウジングの間に接続さ
れた管を利用している。この発明では外の空気が必要と
ならないように、空気は管を介して2つの密閉されたハ
ウジングに送られる。しかしながら、このような管を使
用するためにはスプリングブレーキと非常ブレーキの両
方のために特別に設計されたハウジングが必要となり、
それは製造が難しくなると共に高価になる。
【0007】米国特許第5320026号は、パワース
プリングとハウジングの壁との間の上部ハウジング内に
ゴム製のダストガードを用いて粉末状の物質がスプリン
グの後方に通過してアクチュエータチューブ内に入り、
そこで前記物質が摺動ロッドに影響を与えることを防止
する。しかしながらこの発明は、空気孔の間近にある上
部チャンバに異物が侵入することを防止できない。従っ
て、異物はブレーキ操作に影響を与える可能性のあるパ
ワースプリングの周囲に溜まってしまう。
プリングとハウジングの壁との間の上部ハウジング内に
ゴム製のダストガードを用いて粉末状の物質がスプリン
グの後方に通過してアクチュエータチューブ内に入り、
そこで前記物質が摺動ロッドに影響を与えることを防止
する。しかしながらこの発明は、空気孔の間近にある上
部チャンバに異物が侵入することを防止できない。従っ
て、異物はブレーキ操作に影響を与える可能性のあるパ
ワースプリングの周囲に溜まってしまう。
【0008】米国特許第5372059号と第5722
311号は一対のバルブを用いている。つまり、第1ワ
ンウェイバルブはスプリング式ブレーキハウジングの密
閉されたチャンバからのみ空気がメインスプリングの周
囲領域に入ることを可能にし、第2ワンウェイバルブは
メインスプリングの周囲領域から外へのみ空気が逃げる
ことを可能にする。類似する解決策が米国特許第587
3297号に示され、それはハウジング内に二重チェッ
クバルブを用い、さらに、密閉されたチャンバとメイン
スプリングの周囲領域との間の連通用として上部ハウジ
ングダイヤフラムに個別のバルブを用いている。これら
の各発明は、スプリングブレーキダイヤフラムに少なく
とも1つの開口と2つ以上の個別のバルブを備える特別
に設計された扱いにくい非常ブレーキハジング構造を必
要とするので、多様な種類の故障を起こしやすくなり、
高価で修理も難しいものになってしまう。
311号は一対のバルブを用いている。つまり、第1ワ
ンウェイバルブはスプリング式ブレーキハウジングの密
閉されたチャンバからのみ空気がメインスプリングの周
囲領域に入ることを可能にし、第2ワンウェイバルブは
メインスプリングの周囲領域から外へのみ空気が逃げる
ことを可能にする。類似する解決策が米国特許第587
3297号に示され、それはハウジング内に二重チェッ
クバルブを用い、さらに、密閉されたチャンバとメイン
スプリングの周囲領域との間の連通用として上部ハウジ
ングダイヤフラムに個別のバルブを用いている。これら
の各発明は、スプリングブレーキダイヤフラムに少なく
とも1つの開口と2つ以上の個別のバルブを備える特別
に設計された扱いにくい非常ブレーキハジング構造を必
要とするので、多様な種類の故障を起こしやすくなり、
高価で修理も難しいものになってしまう。
【0009】米国特許第5836233号は、上部ハウ
ジングの円筒形の側壁に通気孔を配置し、メインスプリ
ングが圧縮された時にダイヤフラムが通気孔を覆うよう
にしたスプリング式ブレーキアクチュエータを記載す
る。しかしながら、メインスプリングが圧縮されていな
い時には、これらフィルター無しの通気孔は大気に露出
し、異物をハウジングに侵入させてしまう。また、チェ
ックバルブは上部ハウジングに取り付けられたキャップ
に設けられる。
ジングの円筒形の側壁に通気孔を配置し、メインスプリ
ングが圧縮された時にダイヤフラムが通気孔を覆うよう
にしたスプリング式ブレーキアクチュエータを記載す
る。しかしながら、メインスプリングが圧縮されていな
い時には、これらフィルター無しの通気孔は大気に露出
し、異物をハウジングに侵入させてしまう。また、チェ
ックバルブは上部ハウジングに取り付けられたキャップ
に設けられる。
【0010】最近のアクチュエータは、Gore−Te
x(登録商標)膜を用いた疎水性のフィルターシステム
を利用し、そのようなフィルターシステムは非常ブレー
キハウジングの頂部に組み込まれて水や異物がハウジン
グに侵入するのを防止する一方で空気が内外へ流動でき
るようにしている。しかしながら、このようなフィルタ
ーシステムは圧縮装置(メイン圧縮スプリングを手で圧
縮するのに用いられる)に組み込まれるので、フィルタ
ーが詰まっても取り外すか又は交換することができな
い。Gore−Tex材料はあまり良く空気を通さずそ
して詰まりやすい。更に、一体の押し込み装置はかさ高
であり、このような押し込み装置の無いブレーキよりも
乗物の下に大きなスペースを必要とする。従って、この
ようなブレーキアセンブリイは有効スペースが限られた
乗物には利用しにくい。
x(登録商標)膜を用いた疎水性のフィルターシステム
を利用し、そのようなフィルターシステムは非常ブレー
キハウジングの頂部に組み込まれて水や異物がハウジン
グに侵入するのを防止する一方で空気が内外へ流動でき
るようにしている。しかしながら、このようなフィルタ
ーシステムは圧縮装置(メイン圧縮スプリングを手で圧
縮するのに用いられる)に組み込まれるので、フィルタ
ーが詰まっても取り外すか又は交換することができな
い。Gore−Tex材料はあまり良く空気を通さずそ
して詰まりやすい。更に、一体の押し込み装置はかさ高
であり、このような押し込み装置の無いブレーキよりも
乗物の下に大きなスペースを必要とする。従って、この
ようなブレーキアセンブリイは有効スペースが限られた
乗物には利用しにくい。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、可撓性のプ
ラスチック材料で作られスプリング式ブレーキアクチュ
エータの上部ハウジングの圧縮器具用開口と係合する取
り外し可能なキャップを備え、前記キャップは複数の通
気孔と、前記通気孔全体にわたる通気可能な膜とを備
え、前記膜は疎油性及び疎水性の材料で作られて前記ハ
ウジングに水分及び異物が侵入するのを防止するスプリ
ング式ブレーキアクチュエータ用のフィルターを提供す
るものである。
ラスチック材料で作られスプリング式ブレーキアクチュ
エータの上部ハウジングの圧縮器具用開口と係合する取
り外し可能なキャップを備え、前記キャップは複数の通
気孔と、前記通気孔全体にわたる通気可能な膜とを備
え、前記膜は疎油性及び疎水性の材料で作られて前記ハ
ウジングに水分及び異物が侵入するのを防止するスプリ
ング式ブレーキアクチュエータ用のフィルターを提供す
るものである。
【0012】またこの発明は、スプリング式ブレーキア
クチュエータ用のフィルターと複数の栓との組み合わせ
であって、前記フィルターは可撓性のプラスチック材料
で作られ前記アクチュエータの上部ハウジングの圧縮器
具用開口と係合する取り外し可能なキャップを備え、前
記キャップは複数の通気孔と、前記通気孔全体にわたる
通気可能な膜とを備え、前記膜は疎油性及び疎水性の材
料で作られて前記ハウジングに水分及び異物が侵入する
のを防止し、前記栓は前記ハウジングの通気孔に挿入可
能であるフィルターと栓との組み合わせを提供するもの
でもある。
クチュエータ用のフィルターと複数の栓との組み合わせ
であって、前記フィルターは可撓性のプラスチック材料
で作られ前記アクチュエータの上部ハウジングの圧縮器
具用開口と係合する取り外し可能なキャップを備え、前
記キャップは複数の通気孔と、前記通気孔全体にわたる
通気可能な膜とを備え、前記膜は疎油性及び疎水性の材
料で作られて前記ハウジングに水分及び異物が侵入する
のを防止し、前記栓は前記ハウジングの通気孔に挿入可
能であるフィルターと栓との組み合わせを提供するもの
でもある。
【0013】またこの発明は、一体に取り付けられた上
部及び下部ハウジングと、前記ハウジング内に吊るされ
前記ハウジングのエッジに気密に取り付けられて前記下
部ハウジングと共にチャンバーを形成するエラストマー
のダイヤフラムと、前記ダイヤフラムによって前記チャ
ンバーから分離された前記上部ハウジング内の圧縮スプ
リングと、圧縮器具を受け入れるために前記上部ハウジ
ングに設けられた開口とを有するスプリング駆動式乗物
用ブレーキにおいて、可撓性のプラスチック材料で作ら
れ前記開口と係合する取り外し可能なキャップからなる
フィルターを備え、前記キャップは複数の通気孔と、前
記通気孔全体にわたる通気可能な膜とを備え、前記膜は
疎油性及び疎水性の材料で作られて前記ハウジングに水
分及び異物が侵入するのを防止するスプリング駆動式乗
物用ブレーキを提供するものでもある。
部及び下部ハウジングと、前記ハウジング内に吊るされ
前記ハウジングのエッジに気密に取り付けられて前記下
部ハウジングと共にチャンバーを形成するエラストマー
のダイヤフラムと、前記ダイヤフラムによって前記チャ
ンバーから分離された前記上部ハウジング内の圧縮スプ
リングと、圧縮器具を受け入れるために前記上部ハウジ
ングに設けられた開口とを有するスプリング駆動式乗物
用ブレーキにおいて、可撓性のプラスチック材料で作ら
れ前記開口と係合する取り外し可能なキャップからなる
フィルターを備え、前記キャップは複数の通気孔と、前
記通気孔全体にわたる通気可能な膜とを備え、前記膜は
疎油性及び疎水性の材料で作られて前記ハウジングに水
分及び異物が侵入するのを防止するスプリング駆動式乗
物用ブレーキを提供するものでもある。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明は従来技術の欠点を克服
するが、一方では、上部ハウジングの頂部へ取付用の容
易に取り外しできて交換可能なフィルターキャップを備
えることにより、スプリング式非常ブレーキアクチュエ
ータ用の通気可能な上部ハウジングの利点をさらに受け
るものである。この上部ハウジングは複数の通気孔と膜
とを備え、空気は通常の使用時にこれらの通気孔と膜を
通って非常ブレーキハウジングの内外へ出入りできる。
膜自体は疎油性及び疎水性の材料(Gore−Texで
はない)で作られ、油、水及び破片がハウジングに侵入
するのを防止する。この発明のフィルターキャップは、
非常ブレーキアクチュエータの上部圧縮器具用開口へ取
り外し可能に挿入できる。この開口は、空気圧を利用で
きないときにアクチュエータ内に圧縮器具を挿入してメ
インスプリングを圧縮することができるようにするため
に多くのアクチュエータに備えられている。結果とし
て、この発明は従来の多くの非常ブレーキハウジングア
センブリイの大半で使用できるように最小の費用で容易
に変更でき、それによってこの種の高価な費用、バルブ
のような扱いにくく不必要な構造物、管、孔付きのダイ
ヤフラム及び/又はアクチュエータに一体に組み込まれ
た圧縮器具などが不要となる。
するが、一方では、上部ハウジングの頂部へ取付用の容
易に取り外しできて交換可能なフィルターキャップを備
えることにより、スプリング式非常ブレーキアクチュエ
ータ用の通気可能な上部ハウジングの利点をさらに受け
るものである。この上部ハウジングは複数の通気孔と膜
とを備え、空気は通常の使用時にこれらの通気孔と膜を
通って非常ブレーキハウジングの内外へ出入りできる。
膜自体は疎油性及び疎水性の材料(Gore−Texで
はない)で作られ、油、水及び破片がハウジングに侵入
するのを防止する。この発明のフィルターキャップは、
非常ブレーキアクチュエータの上部圧縮器具用開口へ取
り外し可能に挿入できる。この開口は、空気圧を利用で
きないときにアクチュエータ内に圧縮器具を挿入してメ
インスプリングを圧縮することができるようにするため
に多くのアクチュエータに備えられている。結果とし
て、この発明は従来の多くの非常ブレーキハウジングア
センブリイの大半で使用できるように最小の費用で容易
に変更でき、それによってこの種の高価な費用、バルブ
のような扱いにくく不必要な構造物、管、孔付きのダイ
ヤフラム及び/又はアクチュエータに一体に組み込まれ
た圧縮器具などが不要となる。
【0015】従来の多くのブレーキアクチュエータは、
複数(4つかまたはそれ以上)のフィルター無しの空気
孔を上部ハウジングに設けている。この発明のフィルタ
ーキャップが取り付けられると、全ての空気がキャップ
のフィルター付きの膜を通るようにするためにこれらの
孔は栓で塞がれる。非常又は通常の状況において、圧縮
器具をアッパーハウジングに挿入してスプリング式非常
ブレーキを解除できるようにするために、キャップは容
易に取り外すことができる。取り外された後、キャップ
は再使用するか又は取り替えることができる。
複数(4つかまたはそれ以上)のフィルター無しの空気
孔を上部ハウジングに設けている。この発明のフィルタ
ーキャップが取り付けられると、全ての空気がキャップ
のフィルター付きの膜を通るようにするためにこれらの
孔は栓で塞がれる。非常又は通常の状況において、圧縮
器具をアッパーハウジングに挿入してスプリング式非常
ブレーキを解除できるようにするために、キャップは容
易に取り外すことができる。取り外された後、キャップ
は再使用するか又は取り替えることができる。
【0016】この発明のフィルターキャップは、種々の
変形が可能である。好ましい設計において、キャップは
環状フランジを備え、そのフランジはスプリング式非常
ブレーキハウジングの頂部にある圧縮器具用開口へパチ
ンと嵌まる。フィルター(膜と通気孔を備える)はキャ
ップの大きな中心開口へパチンと嵌まる個別の部品であ
る。キャップはその上に向かい合わせに配置された2つ
の延長部を有する。つまり、1つはハウジングの従来の
通気孔へ挿入用の栓を備える固定部であり、もう1つは
ハウジングからキャップを取り外すために引っ張られる
リブ付きのつまみタブである。
変形が可能である。好ましい設計において、キャップは
環状フランジを備え、そのフランジはスプリング式非常
ブレーキハウジングの頂部にある圧縮器具用開口へパチ
ンと嵌まる。フィルター(膜と通気孔を備える)はキャ
ップの大きな中心開口へパチンと嵌まる個別の部品であ
る。キャップはその上に向かい合わせに配置された2つ
の延長部を有する。つまり、1つはハウジングの従来の
通気孔へ挿入用の栓を備える固定部であり、もう1つは
ハウジングからキャップを取り外すために引っ張られる
リブ付きのつまみタブである。
【0017】この発明の変形としては、 (a)1つのユニットとしてキャップへ組み込まれるフ
ィルター (b)キャップの雄ねじにネジ留めされるフィルター (c)キャップの雌ネジにネジ留めされるフィルター (d)1つ又は両方の延長部の除去 などを挙げることができる。
ィルター (b)キャップの雄ねじにネジ留めされるフィルター (c)キャップの雌ネジにネジ留めされるフィルター (d)1つ又は両方の延長部の除去 などを挙げることができる。
【0018】従って、この発明の主要な目的は、スプリ
ング式非常ブレーキアクチュエータの上部ハウジングに
用いられる取り外しできて通気可能なフィルターキャッ
プを提供し、外からハウジング内へ異物が侵入するのを
防止することである。
ング式非常ブレーキアクチュエータの上部ハウジングに
用いられる取り外しできて通気可能なフィルターキャッ
プを提供し、外からハウジング内へ異物が侵入するのを
防止することである。
【0019】また、この発明の主要な目的は、スプリン
グ式非常ブレーキアクチュエータの上部ハウジングに設
けられた圧縮器具用開口へ取り付けできる通気可能なフ
ィルターキャップを提供することでもある。
グ式非常ブレーキアクチュエータの上部ハウジングに設
けられた圧縮器具用開口へ取り付けできる通気可能なフ
ィルターキャップを提供することでもある。
【0020】この発明のさらに重要な目的は、アクチュ
エータ自体を全く変形させることなく、複数の非常ブレ
ーキハウジングの大半の上部ハウジングに取り付けでき
る価格の安い通気可能なフィルターキャップを提供する
ことである。
エータ自体を全く変形させることなく、複数の非常ブレ
ーキハウジングの大半の上部ハウジングに取り付けでき
る価格の安い通気可能なフィルターキャップを提供する
ことである。
【0021】この発明のさらなる目的は、スプリング式
非常ブレーキアクチュエータの上部ハウジングへ取付用
の通気可能なフィルターキャップを、ハウジングの通気
孔へ挿入される栓と共に提供することである。
非常ブレーキアクチュエータの上部ハウジングへ取付用
の通気可能なフィルターキャップを、ハウジングの通気
孔へ挿入される栓と共に提供することである。
【0022】この発明のさらなる目的は、この明細書中
の詳細な説明と特許請求の範囲から明らかになる。
の詳細な説明と特許請求の範囲から明らかになる。
【0023】
【実施例】以下に図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。なお、この実施例によってこの発明が限定
されるものではない。
を詳述する。なお、この実施例によってこの発明が限定
されるものではない。
【0024】図面を通して同じ参照符号は、同じか又は
対応する部品を示す。図1、図2、図5及び図6を参照
すると、この発明のフィルターキャップは環状グロメッ
ト25からなるスナップを備え、そのグロメット25は
可撓性のプラスチック又は他の屈曲可能な材料で作ら
れ、その中に中心開口18を備える。グロメット25は
上部環状フランジ24と下部環状固定フランジ20とを
備える。延長アーム21の一端は上部フランジ24へ一
体に取り付けられる。開口19はアーム21の他端に備
えられる。図5及び図6に示されるように、栓44は開
口19に挿入されてアーム21を壁49に固定する。
対応する部品を示す。図1、図2、図5及び図6を参照
すると、この発明のフィルターキャップは環状グロメッ
ト25からなるスナップを備え、そのグロメット25は
可撓性のプラスチック又は他の屈曲可能な材料で作ら
れ、その中に中心開口18を備える。グロメット25は
上部環状フランジ24と下部環状固定フランジ20とを
備える。延長アーム21の一端は上部フランジ24へ一
体に取り付けられる。開口19はアーム21の他端に備
えられる。図5及び図6に示されるように、栓44は開
口19に挿入されてアーム21を壁49に固定する。
【0025】図5及び図6に示されるように、フランジ
20はスプリング式ブレーキアクチュエータの頂壁49
の中心に配置された圧縮器具用開口へパチン又はポンと
嵌まるように設計される。剛性の環状グロメットサポー
ト部材22は、その中に中心開口を有し、グロメット2
5を収容してグロメット25をアクチュエータの壁49
に対して安定させるために設けられる。サポート部材2
2は半環状のリブ23(図12〜図14参照)を備え、
それは環状膜サポート27と係合する。サポート27
は、膜30を所定位置に保持して空気が下方から届くよ
うにするための十字部材29(図17参照)を備える。
薄い円形の膜30は疎油性及び疎水性の材料で作られ、
サポート27の十字部材29とカバー33との間で所定
位置に保持される。空気が上方から膜30へ届くように
するために、通気孔36(図15)がカバー33に設け
られる。
20はスプリング式ブレーキアクチュエータの頂壁49
の中心に配置された圧縮器具用開口へパチン又はポンと
嵌まるように設計される。剛性の環状グロメットサポー
ト部材22は、その中に中心開口を有し、グロメット2
5を収容してグロメット25をアクチュエータの壁49
に対して安定させるために設けられる。サポート部材2
2は半環状のリブ23(図12〜図14参照)を備え、
それは環状膜サポート27と係合する。サポート27
は、膜30を所定位置に保持して空気が下方から届くよ
うにするための十字部材29(図17参照)を備える。
薄い円形の膜30は疎油性及び疎水性の材料で作られ、
サポート27の十字部材29とカバー33との間で所定
位置に保持される。空気が上方から膜30へ届くように
するために、通気孔36(図15)がカバー33に設け
られる。
【0026】この発明のフィルターキャップは、従来の
多くのブレーキアクチュエータに見られるフィルター無
しの通気孔の代わりになるように設計されている。よっ
て、この発明のキャップが用いられる時に前記吸気孔を
閉鎖しておくために複数の栓51(図6)が設けられ
る。
多くのブレーキアクチュエータに見られるフィルター無
しの通気孔の代わりになるように設計されている。よっ
て、この発明のキャップが用いられる時に前記吸気孔を
閉鎖しておくために複数の栓51(図6)が設けられ
る。
【0027】図3、図4、図7及び図8に示される代わ
りの実施例では、グロメットサポート22が省略され、
代わりに設けられる環状リム28によって壁49(図7
及び図8)に摩擦固定されるようになっている。また、
取り外しタブ41も設けられている。図7及び図8に示
されるように、可撓性のグロメット25のリム28とフ
ランジ20は、ブレーキハウジングの壁49にしっかり
係合する。環状リム35を有する可撓性の垂直環状上部
フランジ34はグロメット25の環状フランジ24に取
り付けられる。先の実施例に関し、膜30はサポート部
材27とカバー33との間に挟まれ、サポート部材27
はその上に配置された十字部材29(図17)を有し、
カバー33はその上に配置された通気孔36(図15)
を有する。外方へ延出する環状フランジ31はカバー3
3の外側に設けられる。図3に示されるように、上部フ
ランジ34の環状リム35は、カバー33のフランジ3
1と係合し、それによってカバー33、膜30及びサポ
ート27(図4)をグロメット25に対する所定位置に
保持する。
りの実施例では、グロメットサポート22が省略され、
代わりに設けられる環状リム28によって壁49(図7
及び図8)に摩擦固定されるようになっている。また、
取り外しタブ41も設けられている。図7及び図8に示
されるように、可撓性のグロメット25のリム28とフ
ランジ20は、ブレーキハウジングの壁49にしっかり
係合する。環状リム35を有する可撓性の垂直環状上部
フランジ34はグロメット25の環状フランジ24に取
り付けられる。先の実施例に関し、膜30はサポート部
材27とカバー33との間に挟まれ、サポート部材27
はその上に配置された十字部材29(図17)を有し、
カバー33はその上に配置された通気孔36(図15)
を有する。外方へ延出する環状フランジ31はカバー3
3の外側に設けられる。図3に示されるように、上部フ
ランジ34の環状リム35は、カバー33のフランジ3
1と係合し、それによってカバー33、膜30及びサポ
ート27(図4)をグロメット25に対する所定位置に
保持する。
【0028】カバー33、膜30及びサポート27は上
述の各実施例において共通のユニットを構成する。この
ようなユニットは超音波溶接で一体化される。図1及び
図2に示される実施例において、このようなユニットが
サポート部材22へ超音波溶接されてもよい。図3及び
図4に示される実施例において、これらのユニットは上
部フランジ34の環状リム35を後ろへ曲げることによ
り、容易に取り外され、そして新しいユニットと交換す
ることができる。
述の各実施例において共通のユニットを構成する。この
ようなユニットは超音波溶接で一体化される。図1及び
図2に示される実施例において、このようなユニットが
サポート部材22へ超音波溶接されてもよい。図3及び
図4に示される実施例において、これらのユニットは上
部フランジ34の環状リム35を後ろへ曲げることによ
り、容易に取り外され、そして新しいユニットと交換す
ることができる。
【0029】同じように、上述の各グロメットアセンブ
リイはそれ自体がハウジングの壁49から容易に取り外
され、そして新しいアセンブリイと取り替えられてもよ
い。これは延長アーム41(及び/又は固定アーム2
1)を引っ張って壁49からグロメット25をポンと外
すことにより行うことができる。
リイはそれ自体がハウジングの壁49から容易に取り外
され、そして新しいアセンブリイと取り替えられてもよ
い。これは延長アーム41(及び/又は固定アーム2
1)を引っ張って壁49からグロメット25をポンと外
すことにより行うことができる。
【0030】他の実施例において、グロメット25の開
口18が螺旋状のネジ山を備え、部品27、30及び3
3からなる超音波溶接されたユニットの外側の対応する
ネジ山と螺合するようにしてもよい。グロメットフラン
ジ34の外側に螺旋状のネジ山を設け、超音波溶接され
たユニットへ取り付けられた環状フランジに設けた対応
するネジ山と螺合するようにしてもよい。延長アーム2
1及び/又は41は省略されてもよい。
口18が螺旋状のネジ山を備え、部品27、30及び3
3からなる超音波溶接されたユニットの外側の対応する
ネジ山と螺合するようにしてもよい。グロメットフラン
ジ34の外側に螺旋状のネジ山を設け、超音波溶接され
たユニットへ取り付けられた環状フランジに設けた対応
するネジ山と螺合するようにしてもよい。延長アーム2
1及び/又は41は省略されてもよい。
【0031】この発明のフィルターキャップは、一つの
ダイヤフラムを備える単独のサービスブレーキアクチュ
エータ、一つのダイヤフラムを備える単独の非常ブレー
キアクチュエータ又はサービスブレーキと非常ブレーキ
とが組み合わされたブレーキアクチュエータに適用する
ことができる。
ダイヤフラムを備える単独のサービスブレーキアクチュ
エータ、一つのダイヤフラムを備える単独の非常ブレー
キアクチュエータ又はサービスブレーキと非常ブレーキ
とが組み合わされたブレーキアクチュエータに適用する
ことができる。
【0032】
【発明の効果】この発明によれば、スプリング式ブレー
キアクチュエータ用のフィルターキャップが、可撓性の
プラスチック材料で作られ、疎油性及び疎水性の通気膜
を有し、スプリング式ブレーキアクチュエータの上部ハ
ウジングの中心にある圧縮器具用開口と取り外し可能に
係合するので、従来のスプリング式ブレーキアクチュエ
ータの大半に適用でき、交換可能で、水分及び異物の侵
入を防止するフィルターキャップを提供できる。
キアクチュエータ用のフィルターキャップが、可撓性の
プラスチック材料で作られ、疎油性及び疎水性の通気膜
を有し、スプリング式ブレーキアクチュエータの上部ハ
ウジングの中心にある圧縮器具用開口と取り外し可能に
係合するので、従来のスプリング式ブレーキアクチュエ
ータの大半に適用でき、交換可能で、水分及び異物の侵
入を防止するフィルターキャップを提供できる。
【図1】この発明による第1の実施例に係るフィルター
キャップの側断面図である。
キャップの側断面図である。
【図2】図1に示されるフィルターキャップの分解側断
面図である。
面図である。
【図3】この発明による第2の実施例に係るフィルター
キャップの側断面図である。
キャップの側断面図である。
【図4】図3に示されるフィルターキャップの分解側断
面図である。
面図である。
【図5】図1に示されるフィルターキャップを非常ブレ
ーキハウジングに取り付けた状態を示す側断面図であ
る。
ーキハウジングに取り付けた状態を示す側断面図であ
る。
【図6】図5の拡大側断面図である。
【図7】図3に示されるフィルターキャップを非常ブレ
ーキハウジングに取り付けた状態を示す側断面図であ
る。
ーキハウジングに取り付けた状態を示す側断面図であ
る。
【図8】図7の拡大側断面図である。
【図9】図1に示されるフィルターキャップのグロメッ
トの平面図である。
トの平面図である。
【図10】図9に示されるグロメットの側断面図であ
る。
る。
【図11】図9に示されるグロメットの端部断面図であ
る。
る。
【図12】図1に示されるフィルターキャップのグロメ
ットサポートの平面図である。
ットサポートの平面図である。
【図13】図12に示されるグロメットサポートの側断
面図である。
面図である。
【図14】図13に示されるグロメットサポートの詳細
な側断面図である。
な側断面図である。
【図15】図1に示されるフィルターキャップの平面図
である。
である。
【図16】図15に示されるフィルターキャップの側断
面図である。
面図である。
【図17】図1に示される膜サポートの平面図である。
【図18】図17に示される膜サポートの側断面図であ
る。
る。
【図19】図3に示されるフィルターキャップのグロメ
ットの平面図である。
ットの平面図である。
【図20】図19に示されるグロメットの側断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 18・・・中心開口 19・・・開口 20・・・下部環状固定フランジ 21・・・延長アーム 22・・・環状グロメットサポート部材 25・・・環状グロメット 27・・・環状膜サポート 29・・・十字部材 30・・・膜 31・・・環状フランジ 33・・・カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 500281589 3183 S.Parkway Dr.Fre sno,California 93725 U.S.A. (72)発明者 テッド ディー.スミス アメリカ合衆国、カリフォルニア 93725、 エス.パークウェイ ドクター.フリース ノ 3183
Claims (20)
- 【請求項1】 可撓性のプラスチック材料で作られスプ
リング式ブレーキアクチュエータの上部ハウジングの圧
縮器具用開口と係合する取り外し可能なキャップを備
え、前記キャップは複数の通気孔と、前記通気孔全体に
わたる通気可能な膜とを備え、前記膜は疎油性及び疎水
性の材料で作られて前記ハウジングに水分及び異物が侵
入するのを防止するスプリング式ブレーキアクチュエー
タ用のフィルター。 - 【請求項2】 前記キャップが、両端と中心開口を有す
る環状グロメットと、前記グロメットの一端から外方へ
延出し前記開口と取り外し可能に係合する環状フランジ
を備える請求項1に記載のフィルター。 - 【請求項3】 前記膜が、複数の開口をその中に有する
サポート部材と、複数の開口をその中に有するカバー部
材とを備え、前記膜が前記サポート部材とカバー部材と
の間に挟まれて前記キャップから取り外し可能な一つの
ユニットを構成する請求項2に記載のフィルター。 - 【請求項4】 前記膜が、複数の開口をその中に有する
サポート部材と、複数の開口をその中に有するカバー部
材とを備え、前記膜は前記サポート部材とカバー部材と
の間に挟まれて前記キャップへ接合される一つのユニッ
トを構成する請求項2に記載のフィルター。 - 【請求項5】 前記キャップが、前記グロメットへ一体
に取り付けられる延長部を備え、前記延長部は前記上部
ハウジングへ取り付けるための繋留具を受け入れる開口
を備える請求項3に記載のフィルター。 - 【請求項6】 前記キャップが、前記グロメットへ一体
に取り付けられ前記ハウジングから前記キャップを取り
外すのに用いられる第2延長部を備える請求項5に記載
のフィルター。 - 【請求項7】 上部ハウジングの通気孔を閉鎖するため
の複数の栓を更に備える請求項3に記載のフィルター。 - 【請求項8】 スプリング式ブレーキアクチュエータ用
のフィルターと複数の栓との組み合わせであって、前記
フィルターは可撓性のプラスチック材料で作られ前記ア
クチュエータの上部ハウジングの圧縮器具用開口と係合
する取り外し可能なキャップを備え、前記キャップは複
数の通気孔と、前記通気孔全体にわたる通気可能な膜と
を備え、前記膜は疎油性及び疎水性の材料で作られて前
記ハウジングに水分及び異物が侵入するのを防止し、前
記栓は前記ハウジングの通気孔に挿入可能であるフィル
ターと栓との組み合わせ。 - 【請求項9】 前記キャップが、両端と中心開口を有す
る環状グロメットと、前記グロメットの一端から外方へ
延出し前記開口と取り外し可能に係合する環状フランジ
を備える請求項8に記載のフィルターと栓との組み合わ
せ。 - 【請求項10】 前記膜が、複数の開口をその中に有す
るサポート部材と、複数の開口をその中に有するカバー
部材とを備え、前記膜が前記サポート部材とカバー部材
との間に挟まれて前記キャップから取り外し可能な一つ
のユニットを構成する請求項9に記載のフィルターと栓
との組み合わせ。 - 【請求項11】 前記膜が、複数の開口をその中に有す
るサポート部材と、複数の開口をその中に有するカバー
部材とを備え、前記膜は前記サポート部材とカバー部材
との間に挟まれて前記キャップへ接合される一つのユニ
ットを構成する請求項9に記載のフィルターと栓との組
み合わせ。 - 【請求項12】 前記キャップが、前記グロメットへ一
体に取り付けられる延長部を備え、前記延長部は前記上
部ハウジングへ取り付けるための繋留具を受け入れる開
口を備える請求項10に記載のフィルターと栓との組み
合わせ。 - 【請求項13】 前記キャップが、前記グロメットへ一
体に取り付けられ前記ハウジングから前記キャップを取
り外すのに用いられる第2延長部を備える請求項12に
記載のフィルターと栓との組み合わせ。 - 【請求項14】 上部ハウジングの通気孔を閉鎖するた
めの複数の栓を更に備える請求項10に記載のフィルタ
ーと栓との組み合わせ。 - 【請求項15】 一体に取り付けられた上部及び下部ハ
ウジングと、前記ハウジング内に吊るされ前記ハウジン
グのエッジに気密に取り付けられて前記下部ハウジング
と共にチャンバーを形成するエラストマーのダイヤフラ
ムと、前記ダイヤフラムによって前記チャンバーから分
離された前記上部ハウジング内の圧縮スプリングと、圧
縮器具を受け入れるために前記上部ハウジングに設けら
れた開口とを有するスプリング駆動式乗物用ブレーキに
おいて、可撓性のプラスチック材料で作られ前記開口と
係合する取り外し可能なキャップからなるフィルターを
備え、前記キャップは複数の通気孔と、前記通気孔全体
にわたる通気可能な膜とを備え、前記膜は疎油性及び疎
水性の材料で作られて前記ハウジングに水分及び異物が
侵入するのを防止するスプリング駆動式乗物用ブレー
キ。 - 【請求項16】 前記キャップが、両端と中心開口を有
する環状グロメットと、前記グロメットの一端から外方
へ延出し前記開口と取り外し可能に係合する環状フラン
ジを備える請求項15に記載のスプリング駆動式乗物用
ブレーキ。 - 【請求項17】 前記膜が、複数の開口をその中に有す
るサポート部材と、複数の開口をその中に有するカバー
部材とを備え、前記膜が前記サポート部材とカバー部材
との間に挟まれて前記キャップから取り外し可能な一つ
のユニットを構成する請求項16に記載のスプリング駆
動式乗物用ブレーキ。 - 【請求項18】 前記キャップが、前記グロメットへ一
体に取り付けられる延長部を備え、前記延長部は前記上
部ハウジングへ取り付けるための繋留具を受け入れる開
口を備える請求項17に記載のスプリング駆動式乗物用
ブレーキ。 - 【請求項19】 前記キャップが、前記グロメットへ一
体に取り付けられ前記ハウジングから前記キャップを取
り外すのに用いられる第2延長部を備える請求項18に
記載のスプリング駆動式乗物用ブレーキ。 - 【請求項20】 上部ハウジングの通気孔を閉鎖するた
めの複数の栓を更に備える請求項18に記載のスプリン
グ駆動式乗物用ブレーキ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/340,381 US6378414B1 (en) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | Removable filter cap for spring brake actuator |
US09/340381 | 1999-06-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001018786A true JP2001018786A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=23333125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000193012A Pending JP2001018786A (ja) | 1999-06-28 | 2000-06-27 | スプリング式ブレーキアクチュエータ用の取り外し可能なフィルターキャップ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6378414B1 (ja) |
EP (1) | EP1065118A1 (ja) |
JP (1) | JP2001018786A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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USD526332S1 (en) | 2004-09-21 | 2006-08-08 | New York Air Brake Corporation | Fluid cylinder non-pressure head |
US7303053B2 (en) * | 2004-09-21 | 2007-12-04 | New York Air Brake Corporation | Non-pressure head with integrated piston stop and vent/drain |
KR101055968B1 (ko) * | 2005-12-08 | 2011-08-11 | 주식회사 만도 | 유압 브레이크의 마스터 실린더 플러그 |
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US9765835B2 (en) * | 2011-09-28 | 2017-09-19 | Bendix Spicer Foundation Brake Llc | Parking piston direct connection to APR rod |
DE102012012491A1 (de) * | 2012-06-22 | 2013-12-24 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Federspeicherbremszylinder mit kombiniertem Einlass und Auslassmembranventil |
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