JP2001017571A - ソリッドゴルフボール - Google Patents
ソリッドゴルフボールInfo
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 ソリッドコアに1層又は2層以上のカバ
ーを被覆してなり、かつ該ソリッドコアが最内芯と該最
内芯を被覆する外層コアとを有する多層構造に形成され
たソリッドゴルフボールにおいて、上記最内芯が熱可塑
性樹脂又は熱可塑性エラストマーを主材とし、直径3〜
18mm、ショアD硬度15〜50であると共に、上記
外層コアと最内芯との境界面近傍における外層コアのシ
ョアD硬度が最内芯のショアD硬度より1〜15硬いこ
とを特徴とするソリッドゴルフボールを提供する。 【効果】 本発明のゴルフボールは、良好な打感を有
し、耐久性に優れ、良好な飛距離特性を有するものであ
る。
ーを被覆してなり、かつ該ソリッドコアが最内芯と該最
内芯を被覆する外層コアとを有する多層構造に形成され
たソリッドゴルフボールにおいて、上記最内芯が熱可塑
性樹脂又は熱可塑性エラストマーを主材とし、直径3〜
18mm、ショアD硬度15〜50であると共に、上記
外層コアと最内芯との境界面近傍における外層コアのシ
ョアD硬度が最内芯のショアD硬度より1〜15硬いこ
とを特徴とするソリッドゴルフボールを提供する。 【効果】 本発明のゴルフボールは、良好な打感を有
し、耐久性に優れ、良好な飛距離特性を有するものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、打撃耐久性、フィ
ーリングが良好であり、また飛距離の向上を図ることが
できる多層構造のゴルフボールに関する。
ーリングが良好であり、また飛距離の向上を図ることが
できる多層構造のゴルフボールに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ゴルフ
ボールは、近年、性能を改良するために、ボール構造が
スリーピースやフォーピースなどといった様々なマルチ
ピースタイプのものが提案されている。
ボールは、近年、性能を改良するために、ボール構造が
スリーピースやフォーピースなどといった様々なマルチ
ピースタイプのものが提案されている。
【0003】これらマルチピースタイプのゴルフボール
としては、例えば、コア、中間層、カバーからなる各層
の硬度分布を持たせることにより、ソフトなフィーリン
グや反発性を補い合ってその性能を維持するものが知ら
れており、中でも、ソフトなフィーリングを達成させる
ために、コアを軟らかくする技術が数多く提案されてい
る(特公平4−55077号、特許第2674627
号、特開平7−194735号公報等)。
としては、例えば、コア、中間層、カバーからなる各層
の硬度分布を持たせることにより、ソフトなフィーリン
グや反発性を補い合ってその性能を維持するものが知ら
れており、中でも、ソフトなフィーリングを達成させる
ために、コアを軟らかくする技術が数多く提案されてい
る(特公平4−55077号、特許第2674627
号、特開平7−194735号公報等)。
【0004】これら公報に開示されているゴルフボール
のコアは、いずれも直径が30mm前後、小さくても2
0mm前後であり、コアを軟らかくすると反発性が大き
く下がるために、中間層やカバーを硬くして反発性を補
うことを余儀なくされ、このためフィーリングが損なわ
れ、軟らかいコアと硬い中間層との界面に硬度差による
応力集中が発生し、界面剥離の問題が発生する。特開平
11−417号公報には、比較的小さい径を有する内層
を具備したコアが開示されているが、これも該内層の周
りに被覆形成された中間層との硬度差が大きく、界面剥
離等の界面接着の問題を有し、中間層のゴム部に割れ等
の耐久性の問題を生じるものである。
のコアは、いずれも直径が30mm前後、小さくても2
0mm前後であり、コアを軟らかくすると反発性が大き
く下がるために、中間層やカバーを硬くして反発性を補
うことを余儀なくされ、このためフィーリングが損なわ
れ、軟らかいコアと硬い中間層との界面に硬度差による
応力集中が発生し、界面剥離の問題が発生する。特開平
11−417号公報には、比較的小さい径を有する内層
を具備したコアが開示されているが、これも該内層の周
りに被覆形成された中間層との硬度差が大きく、界面剥
離等の界面接着の問題を有し、中間層のゴム部に割れ等
の耐久性の問題を生じるものである。
【0005】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
耐久性に優れ、フィーリングが良好である上、飛距離の
増大化を図れる多層構造のソリッドゴルフボールを提供
することを目的とする。
耐久性に優れ、フィーリングが良好である上、飛距離の
増大化を図れる多層構造のソリッドゴルフボールを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明は、上記目的を達成するため、下記のソリッドゴル
フボールを提供する。 請求項1:ソリッドコアに1層又は2層以上のカバーを
被覆してなり、かつ該ソリッドコアが最内芯と該最内芯
を被覆する外層コアとを有する多層構造に形成されたソ
リッドゴルフボールにおいて、上記最内芯が熱可塑性樹
脂又は熱可塑性エラストマーを主材とし、直径3〜18
mm、ショアD硬度15〜50であると共に、上記外層
コアと最内芯との境界面近傍における外層コアのショア
D硬度が最内芯のショアD硬度より1〜15硬いことを
特徴とするソリッドゴルフボール。 請求項2:外層コアが1,4−シスポリブタジエンを主
材とするゴム組成物にて形成された請求項1記載のゴル
フボール。 請求項3:外層コアの厚みが1〜16mmである請求項
1又は2記載のゴルフボール。 請求項4:カバーの少なくとも1層が上記外層コアより
も硬く形成された請求項1乃至3のいずれか1項記載の
ゴルフボール。 請求項5:カバーの少なくとも1層がアイオノマー樹脂
を主材としてなる請求項1乃至4のいずれか1項記載の
ゴルフボール。 請求項6:最内芯の比重が0.9〜1.4である請求項
1乃至5のいずれか1項記載のゴルフボール。
発明は、上記目的を達成するため、下記のソリッドゴル
フボールを提供する。 請求項1:ソリッドコアに1層又は2層以上のカバーを
被覆してなり、かつ該ソリッドコアが最内芯と該最内芯
を被覆する外層コアとを有する多層構造に形成されたソ
リッドゴルフボールにおいて、上記最内芯が熱可塑性樹
脂又は熱可塑性エラストマーを主材とし、直径3〜18
mm、ショアD硬度15〜50であると共に、上記外層
コアと最内芯との境界面近傍における外層コアのショア
D硬度が最内芯のショアD硬度より1〜15硬いことを
特徴とするソリッドゴルフボール。 請求項2:外層コアが1,4−シスポリブタジエンを主
材とするゴム組成物にて形成された請求項1記載のゴル
フボール。 請求項3:外層コアの厚みが1〜16mmである請求項
1又は2記載のゴルフボール。 請求項4:カバーの少なくとも1層が上記外層コアより
も硬く形成された請求項1乃至3のいずれか1項記載の
ゴルフボール。 請求項5:カバーの少なくとも1層がアイオノマー樹脂
を主材としてなる請求項1乃至4のいずれか1項記載の
ゴルフボール。 請求項6:最内芯の比重が0.9〜1.4である請求項
1乃至5のいずれか1項記載のゴルフボール。
【0007】即ち、本発明者は、多層構造を有するソリ
ッドコアを有するゴルフボールについて検討を行ったと
ころ、ソリッドコアにカバーを被覆してなり、かつ該ソ
リッドコアが最内芯と該最内芯を被覆する外層コアとを
有するソリッドゴルフボールに対し、最内芯を小径に形
成し、また最内芯表面のショアD硬度を15〜50と
し、該外層コア最内面と最内芯とのショアD硬度差を上
記のように規定することにより、打撃耐久性が向上し、
フィーリングが良好になる上、飛距離の増大を図ること
ができることを知見した。また、最内芯に比較的ショア
D硬度の軟らかい樹脂材料を使用することにより、研磨
工程の作業性に優れ、小径の最内芯が成形性良く形成さ
れると共に、樹脂材料を使用することによって生じる反
発性の低下は、小径であるのでボール全体としては比較
的小さいことを知見し、本発明をなすに至った。
ッドコアを有するゴルフボールについて検討を行ったと
ころ、ソリッドコアにカバーを被覆してなり、かつ該ソ
リッドコアが最内芯と該最内芯を被覆する外層コアとを
有するソリッドゴルフボールに対し、最内芯を小径に形
成し、また最内芯表面のショアD硬度を15〜50と
し、該外層コア最内面と最内芯とのショアD硬度差を上
記のように規定することにより、打撃耐久性が向上し、
フィーリングが良好になる上、飛距離の増大を図ること
ができることを知見した。また、最内芯に比較的ショア
D硬度の軟らかい樹脂材料を使用することにより、研磨
工程の作業性に優れ、小径の最内芯が成形性良く形成さ
れると共に、樹脂材料を使用することによって生じる反
発性の低下は、小径であるのでボール全体としては比較
的小さいことを知見し、本発明をなすに至った。
【0008】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明のソリッドゴルフボールは、図1に示したよ
うに、ソリッドコア1と、該ソリッドコア1を覆うカバ
ー2とからなるもので、このソリッドコア1は、従来に
比べ小径の最内芯3と、この最内芯3を被覆する外層コ
ア4とからなる構造に形成されており、その周りにカバ
ー2が形成されている。なお、図1のカバー2は単層に
形成されているが、必要によりカバーは2層、3層構造
等に多層化できる。
と、本発明のソリッドゴルフボールは、図1に示したよ
うに、ソリッドコア1と、該ソリッドコア1を覆うカバ
ー2とからなるもので、このソリッドコア1は、従来に
比べ小径の最内芯3と、この最内芯3を被覆する外層コ
ア4とからなる構造に形成されており、その周りにカバ
ー2が形成されている。なお、図1のカバー2は単層に
形成されているが、必要によりカバーは2層、3層構造
等に多層化できる。
【0009】本発明の最内芯は、従来のゴルフボールの
ようにゴム組成物によって形成されるものではなく、熱
可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマーを主材として形成
されるものであり、具体的には、アイオノマー樹脂、ポ
リアミド系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可
塑性エラストマーなどが挙げられ、市販品としては、サ
ーリン(デュポン社製アイオノマー樹脂)、ハイミラン
(三井・デュポンポリケミカル社製アイオノマー樹
脂)、アミラン(東レ社製ポリアミド系熱可塑性エラス
トマー)、リルサン(東レ・デュポン社製ポリアミド系
熱可塑性エラストマー)、ハイトレル(東レ・デュポン
社製ポリエステル系熱可塑性エラストマー)等を挙げる
ことができる。
ようにゴム組成物によって形成されるものではなく、熱
可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマーを主材として形成
されるものであり、具体的には、アイオノマー樹脂、ポ
リアミド系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可
塑性エラストマーなどが挙げられ、市販品としては、サ
ーリン(デュポン社製アイオノマー樹脂)、ハイミラン
(三井・デュポンポリケミカル社製アイオノマー樹
脂)、アミラン(東レ社製ポリアミド系熱可塑性エラス
トマー)、リルサン(東レ・デュポン社製ポリアミド系
熱可塑性エラストマー)、ハイトレル(東レ・デュポン
社製ポリエステル系熱可塑性エラストマー)等を挙げる
ことができる。
【0010】上記樹脂材料中には、所望により、硫酸バ
リウム、二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機充填剤を重量
調整剤として配合することができ、その配合量は、基材
ゴム100重量部に対して40重量部以下、特に38重
量部以下であることが好ましい。無機充填剤の配合量が
多いと、最内芯の製造作業時に作業性が劣化する場合が
ある。
リウム、二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機充填剤を重量
調整剤として配合することができ、その配合量は、基材
ゴム100重量部に対して40重量部以下、特に38重
量部以下であることが好ましい。無機充填剤の配合量が
多いと、最内芯の製造作業時に作業性が劣化する場合が
ある。
【0011】本発明の最内芯は、上記熱可塑性樹脂又は
熱可塑性エラストマーを主材とする材料を射出成形など
の公知の方法を採用して製造することができるが、その
直径を3mm以上、好ましくは3.5mm以上、更に好
ましくは4mm以上、より好ましくは5mm以上、最も
好ましくは8mm以上、上限としては18mm以下、好
ましくは16mm以下、更に好ましくは15mm以下に
形成する必要がある。直径が小さいとその効果が発揮さ
れず、直径が大きいと反発性に影響を及ぼしたり、ゴム
割れの原因になり、十分な耐久性が得られない。
熱可塑性エラストマーを主材とする材料を射出成形など
の公知の方法を採用して製造することができるが、その
直径を3mm以上、好ましくは3.5mm以上、更に好
ましくは4mm以上、より好ましくは5mm以上、最も
好ましくは8mm以上、上限としては18mm以下、好
ましくは16mm以下、更に好ましくは15mm以下に
形成する必要がある。直径が小さいとその効果が発揮さ
れず、直径が大きいと反発性に影響を及ぼしたり、ゴム
割れの原因になり、十分な耐久性が得られない。
【0012】最内芯のショアD硬度は15以上、好まし
くは18以上、更に好ましくは22以上、最も好ましく
は25以上、上限としては50以下、好ましくは48以
下であり、ショアD硬度が低いと反発性が劣り、大きい
とフィーリングが硬くなる。なお、本発明の最内芯のシ
ョアD硬度は、ASTM−D−2240規格に準じて測
定した値である。
くは18以上、更に好ましくは22以上、最も好ましく
は25以上、上限としては50以下、好ましくは48以
下であり、ショアD硬度が低いと反発性が劣り、大きい
とフィーリングが硬くなる。なお、本発明の最内芯のシ
ョアD硬度は、ASTM−D−2240規格に準じて測
定した値である。
【0013】また、最内芯の比重は、特に制限されるも
のではないが、通常0.90以上、好ましくは0.95
以上、更に好ましくは1.00以上、上限としては1.
40以下、好ましくは1.35以下、更に好ましくは
1.30以下にすることが推奨される。比重が少ないと
中間層に用いるポリブタジエンの比重を高くする必要が
生じたり、反発性を損ねる場合があり、多いと充填剤の
添加量を著しく増やさねばならないおそれがあり、成形
性に問題を生じる場合がある。
のではないが、通常0.90以上、好ましくは0.95
以上、更に好ましくは1.00以上、上限としては1.
40以下、好ましくは1.35以下、更に好ましくは
1.30以下にすることが推奨される。比重が少ないと
中間層に用いるポリブタジエンの比重を高くする必要が
生じたり、反発性を損ねる場合があり、多いと充填剤の
添加量を著しく増やさねばならないおそれがあり、成形
性に問題を生じる場合がある。
【0014】次に、本発明の外層コアは、反発性を得や
すいためにゴム組成物が好適に使用されるが、熱可塑性
樹脂、熱可塑性エラストマーを用いてもよく、例えばア
イオノマー樹脂、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、
ポリエステル系熱可塑性エラストマーなどが用いられ
る。
すいためにゴム組成物が好適に使用されるが、熱可塑性
樹脂、熱可塑性エラストマーを用いてもよく、例えばア
イオノマー樹脂、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、
ポリエステル系熱可塑性エラストマーなどが用いられ
る。
【0015】ゴム組成物を用いる場合、従来のゴルフボ
ールコアのように、ポリブタジエンを主材としたものが
好ましい。このポリブタジエンとしては、シス構造を少
なくとも40%以上有する1,4−シスポリブタジエン
が好適に挙げられる。また、この主材ゴム中には、所望
により該ポリブタジエンに天然ゴム、ポリイソプレンゴ
ム、スチレンブタジエンゴムなどを適宜配合することが
できる。ゴム成分を多くすることにより、ゴルフボール
の反発性を向上させることができる。なお、ポリブタジ
エン100重量部に対してこれら成分は10重量部以下
配合することができる。
ールコアのように、ポリブタジエンを主材としたものが
好ましい。このポリブタジエンとしては、シス構造を少
なくとも40%以上有する1,4−シスポリブタジエン
が好適に挙げられる。また、この主材ゴム中には、所望
により該ポリブタジエンに天然ゴム、ポリイソプレンゴ
ム、スチレンブタジエンゴムなどを適宜配合することが
できる。ゴム成分を多くすることにより、ゴルフボール
の反発性を向上させることができる。なお、ポリブタジ
エン100重量部に対してこれら成分は10重量部以下
配合することができる。
【0016】また、上記ゴム組成物には、架橋剤として
メタクリル酸亜鉛、アクリル酸亜鉛等の不飽和脂肪酸の
亜鉛塩、マグネシウム塩やトリメチルプロパンメタクリ
レート等のエステル化合物を配合し得るが、特に反発性
の高さからアクリル酸亜鉛を好適に使用し得る。これら
架橋剤の配合量は、上記主材ゴム100重量部に対し1
0重量部以上40重量部以下とすることが好ましい。
メタクリル酸亜鉛、アクリル酸亜鉛等の不飽和脂肪酸の
亜鉛塩、マグネシウム塩やトリメチルプロパンメタクリ
レート等のエステル化合物を配合し得るが、特に反発性
の高さからアクリル酸亜鉛を好適に使用し得る。これら
架橋剤の配合量は、上記主材ゴム100重量部に対し1
0重量部以上40重量部以下とすることが好ましい。
【0017】上記ゴム組成物中には、通常加硫剤が配合
されるが、この加硫剤中にはパーオキサイドが含まれて
いることが推奨され、このようなパーオキサイドの市販
品としては、パーヘキサ3M(日本油脂社製ジクミルパ
ーオキサイド)等が挙げられる。パーオキサイドの配合
量は、主材ゴム100重量部に対し0.6重量部以上2
重量部以下とすることができる。
されるが、この加硫剤中にはパーオキサイドが含まれて
いることが推奨され、このようなパーオキサイドの市販
品としては、パーヘキサ3M(日本油脂社製ジクミルパ
ーオキサイド)等が挙げられる。パーオキサイドの配合
量は、主材ゴム100重量部に対し0.6重量部以上2
重量部以下とすることができる。
【0018】また、上記ゴム組成物には、更に必要に応
じ老化防止剤や比重調整の充填剤として酸化亜鉛や硫酸
バリウム等を配合することができる。なお、上記比重調
整剤の配合量は、主材ゴム100重量部に対して1重量
部以上30重量部以下とすることができる。
じ老化防止剤や比重調整の充填剤として酸化亜鉛や硫酸
バリウム等を配合することができる。なお、上記比重調
整剤の配合量は、主材ゴム100重量部に対して1重量
部以上30重量部以下とすることができる。
【0019】外層コアをゴム組成物にて形成する場合、
上記ゴム組成物を公知の方法で加硫・硬化させて製造す
ることができ、まず、一次加硫(半加硫)して一対の半
球カップ体を製造した後、次いで、予め製作した最内芯
を一方の半球カップ体に載せ、更に他方の半球カップ体
をこれに被せた状態で二次加硫(全加硫)を行う加硫工
程を2段階に分けた方法を好適に採用し得る。
上記ゴム組成物を公知の方法で加硫・硬化させて製造す
ることができ、まず、一次加硫(半加硫)して一対の半
球カップ体を製造した後、次いで、予め製作した最内芯
を一方の半球カップ体に載せ、更に他方の半球カップ体
をこれに被せた状態で二次加硫(全加硫)を行う加硫工
程を2段階に分けた方法を好適に採用し得る。
【0020】なお、上記外層コアは、単層であっても、
2層以上の複数層であってもよく、2層以上の複数層と
する場合、他の層は同様のゴム組成物によって形成して
も、樹脂を主材として形成してもよいが、好ましくは上
記と同様のゴム組成物により形成する。外層コアは、最
内芯及び外層コアを合わせたソリッドコアとしての直径
が34.0mm以上、特に34.5mm以上で、41.
0mm以下、特に40.0mm以下になるように形成厚
さを調整することが好ましい。
2層以上の複数層であってもよく、2層以上の複数層と
する場合、他の層は同様のゴム組成物によって形成して
も、樹脂を主材として形成してもよいが、好ましくは上
記と同様のゴム組成物により形成する。外層コアは、最
内芯及び外層コアを合わせたソリッドコアとしての直径
が34.0mm以上、特に34.5mm以上で、41.
0mm以下、特に40.0mm以下になるように形成厚
さを調整することが好ましい。
【0021】本発明では、上記最内芯と外層コアとの境
界面において、最内芯側と外層コア側で硬度を計測した
場合、外層コア側の方がショアD硬度が大きいことが必
要であり、ショアD硬度で1以上、場合によっては2以
上であり、また15以下、好ましくは13以下、更に好
ましくは10以下の範囲で硬いことが望ましい。最内芯
を軟らかく形成して、外層コアとの境界面での硬度差を
大きくしすぎると、エネルギーロスを生じやすく、反発
性の低下を招きやすいばかりでなく、耐久性も悪くな
る。なお、外層コアのショアD硬度は、ボールを半割に
し、その半割平滑面を計測した値である。
界面において、最内芯側と外層コア側で硬度を計測した
場合、外層コア側の方がショアD硬度が大きいことが必
要であり、ショアD硬度で1以上、場合によっては2以
上であり、また15以下、好ましくは13以下、更に好
ましくは10以下の範囲で硬いことが望ましい。最内芯
を軟らかく形成して、外層コアとの境界面での硬度差を
大きくしすぎると、エネルギーロスを生じやすく、反発
性の低下を招きやすいばかりでなく、耐久性も悪くな
る。なお、外層コアのショアD硬度は、ボールを半割に
し、その半割平滑面を計測した値である。
【0022】本発明のゴルフボールは、上記ソリッドコ
ア1に1層又は2層以上のカバー2を被覆形成してなる
もので、公知のカバー材を使用し得る。カバー材として
は、例えばアイオノマー樹脂、ポリウレタン系,ポリア
ミド系,ポリエステル系などの熱可塑性エラストマー、
バラタゴムなどを挙げることができるが、特にアイオノ
マー樹脂を好適に使用することができる。また、カバー
の形成には、通常の射出成形などを好適に採用し得る。
ア1に1層又は2層以上のカバー2を被覆形成してなる
もので、公知のカバー材を使用し得る。カバー材として
は、例えばアイオノマー樹脂、ポリウレタン系,ポリア
ミド系,ポリエステル系などの熱可塑性エラストマー、
バラタゴムなどを挙げることができるが、特にアイオノ
マー樹脂を好適に使用することができる。また、カバー
の形成には、通常の射出成形などを好適に採用し得る。
【0023】カバーの厚さは、特に制限されるものでは
ないが、通常0.8mm以上、好ましくは1.0mm以
上、更に好ましくは1.5mm以上、上限としては4.
3mm以下、好ましくは3.5mm以下、更に好ましく
は2.5mm以下とすることができ、カバーが2層以上
の場合には、全体の厚さがこの範囲内にあればよい。カ
バーが薄いとボールの耐久性に問題が生じ、カバーが厚
いとフィーリングを損なうおそれがある。
ないが、通常0.8mm以上、好ましくは1.0mm以
上、更に好ましくは1.5mm以上、上限としては4.
3mm以下、好ましくは3.5mm以下、更に好ましく
は2.5mm以下とすることができ、カバーが2層以上
の場合には、全体の厚さがこの範囲内にあればよい。カ
バーが薄いとボールの耐久性に問題が生じ、カバーが厚
いとフィーリングを損なうおそれがある。
【0024】なお、カバーは、少なくともその1層は上
記外層コアより硬く形成することが好ましく、通常ショ
アD硬度40以上、特に50以上、上限としては70以
下、特に68以下とすることができる。
記外層コアより硬く形成することが好ましく、通常ショ
アD硬度40以上、特に50以上、上限としては70以
下、特に68以下とすることができる。
【0025】また、本発明のゴルフボールは、通常のゴ
ルフボールと同様にして、カバー表面に多数のディンプ
ルを形成し得、この場合のディンプル総数は350個以
上、好ましくは370個以上、更に好ましくは390個
以上、上限としては500個以下、好ましくは480個
以下、更に好ましくは450個以下とすることができ、
また、その幾何学的配列としては、8面体、20面体な
どが採用でき、更に、ディンプルの模様としては、円形
に限られず、スクウェアー型、ヘキサゴン型、ペンタゴ
ン型、トライアングル型などの形状を採用することがで
きる。
ルフボールと同様にして、カバー表面に多数のディンプ
ルを形成し得、この場合のディンプル総数は350個以
上、好ましくは370個以上、更に好ましくは390個
以上、上限としては500個以下、好ましくは480個
以下、更に好ましくは450個以下とすることができ、
また、その幾何学的配列としては、8面体、20面体な
どが採用でき、更に、ディンプルの模様としては、円形
に限られず、スクウェアー型、ヘキサゴン型、ペンタゴ
ン型、トライアングル型などの形状を採用することがで
きる。
【0026】なお、本発明のゴルフボールは、その直
径、重さはゴルフ規則に従い、直径は42.67mmの
リングを通過しないものであればよく、好適には42.
67mm以上42.75mm以下、重量は45.93g
以下であればよく、好適には45.2g以上45.8g
以下にすることができる。
径、重さはゴルフ規則に従い、直径は42.67mmの
リングを通過しないものであればよく、好適には42.
67mm以上42.75mm以下、重量は45.93g
以下であればよく、好適には45.2g以上45.8g
以下にすることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明のゴルフボールは、良好な打感を
有し、耐久性に優れ、良好な飛距離特性を有するもので
ある。
有し、耐久性に優れ、良好な飛距離特性を有するもので
ある。
【0028】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもの
ではない。
的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもの
ではない。
【0029】[実施例,比較例]表1に示した組成の樹
脂材料を射出成形金型内に射出して、表1に示す形状を
有する最内芯を成形した。なお、比較例2,3の最内芯
は、表1に示す配合のゴム組成物を加硫して作成した。
脂材料を射出成形金型内に射出して、表1に示す形状を
有する最内芯を成形した。なお、比較例2,3の最内芯
は、表1に示す配合のゴム組成物を加硫して作成した。
【0030】一方、表1の組成のゴム組成物を混練ロー
ルを用いて混練し、130℃,6分間で一次加硫(半加
硫)して一対の半球カップ体を製作した。得られた一対
の半球カップ体で上記最内芯表面を被包し、金型内で1
55℃,15分間の条件にて外層コアを二次加硫(全加
硫)して2層構造のソリッドコアを製造した。
ルを用いて混練し、130℃,6分間で一次加硫(半加
硫)して一対の半球カップ体を製作した。得られた一対
の半球カップ体で上記最内芯表面を被包し、金型内で1
55℃,15分間の条件にて外層コアを二次加硫(全加
硫)して2層構造のソリッドコアを製造した。
【0031】各ソリッドコアについて、表1に示すカバ
ー材を射出成形して、同一形状、配列、個数のディンプ
ルを有するカバーを形成し、表1の性状を示すソリッド
ゴルフボールを得た。
ー材を射出成形して、同一形状、配列、個数のディンプ
ルを有するカバーを形成し、表1の性状を示すソリッド
ゴルフボールを得た。
【0032】得られたゴルフボールについて諸特性を評
価した。結果を表1に示す。なお、表1中、最内芯、カ
バーのショアD硬度はASTM−D−2240による
値、外層コアのショアD硬度はボールを半分に分割して
所定箇所を測定した値をそれぞれ示す。
価した。結果を表1に示す。なお、表1中、最内芯、カ
バーのショアD硬度はASTM−D−2240による
値、外層コアのショアD硬度はボールを半分に分割して
所定箇所を測定した値をそれぞれ示す。
【0033】
【表1】 1)東レ・デュポン社製ポリエステル系熱可塑性エラス
トマー 2)東レ・デュポン社製ポリアミド系熱可塑性エラスト
マー 3)三井・デュポンポリケミカル社製アイオノマー樹脂混練時作業性 ○:作業性が良好 △:作業性に支障あり ×:作業が困難打感 プロゴルファー3名により打撃したときの下記基準によ
る評価の平均 ○:適度なソフト感としっかり感がある △:普通 ×:硬すぎる耐久性 スイングロボットに取り付けたドライバーでボールを5
0回連続打撃し、ボールの飛び出し初速を計測した。内
部でゴム割れが生じた場合、初速が著しく減じるのでそ
れを評価した。
トマー 2)東レ・デュポン社製ポリアミド系熱可塑性エラスト
マー 3)三井・デュポンポリケミカル社製アイオノマー樹脂混練時作業性 ○:作業性が良好 △:作業性に支障あり ×:作業が困難打感 プロゴルファー3名により打撃したときの下記基準によ
る評価の平均 ○:適度なソフト感としっかり感がある △:普通 ×:硬すぎる耐久性 スイングロボットに取り付けたドライバーでボールを5
0回連続打撃し、ボールの飛び出し初速を計測した。内
部でゴム割れが生じた場合、初速が著しく減じるのでそ
れを評価した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のソリッドゴルフボールの一実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
1 ソリッドコア 2 カバー 3 最内芯 4 外層コア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸子 高志 埼玉県秩父市大野原20番地 ブリヂストン スポーツ株式会社内 (72)発明者 増谷 寛 埼玉県秩父市大野原20番地 ブリヂストン スポーツ株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 ソリッドコアに1層又は2層以上のカバ
ーを被覆してなり、かつ該ソリッドコアが最内芯と該最
内芯を被覆する外層コアとを有する多層構造に形成され
たソリッドゴルフボールにおいて、上記最内芯が熱可塑
性樹脂又は熱可塑性エラストマーを主材とし、直径3〜
18mm、ショアD硬度15〜50であると共に、上記
外層コアと最内芯との境界面近傍における外層コアのシ
ョアD硬度が最内芯のショアD硬度より1〜15硬いこ
とを特徴とするソリッドゴルフボール。 - 【請求項2】 外層コアが1,4−シスポリブタジエン
を主材とするゴム組成物にて形成された請求項1記載の
ゴルフボール。 - 【請求項3】 外層コアの厚みが1〜16mmである請
求項1又は2記載のゴルフボール。 - 【請求項4】 カバーの少なくとも1層が上記外層コア
よりも硬く形成された請求項1乃至3のいずれか1項記
載のゴルフボール。 - 【請求項5】 カバーの少なくとも1層がアイオノマー
樹脂を主材としてなる請求項1乃至4のいずれか1項記
載のゴルフボール。 - 【請求項6】 最内芯の比重が0.9〜1.4である請
求項1乃至5のいずれか1項記載のゴルフボール。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11195815A JP2001017571A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | ソリッドゴルフボール |
US09/466,800 US6394912B1 (en) | 1999-07-09 | 1999-12-20 | Solid golf ball |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11195815A JP2001017571A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | ソリッドゴルフボール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001017571A true JP2001017571A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=16347462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11195815A Pending JP2001017571A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | ソリッドゴルフボール |
Country Status (2)
Country | Link |
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