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JP2001017500A - 鼻炎治療具 - Google Patents

鼻炎治療具

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Publication number
JP2001017500A
JP2001017500A JP11193677A JP19367799A JP2001017500A JP 2001017500 A JP2001017500 A JP 2001017500A JP 11193677 A JP11193677 A JP 11193677A JP 19367799 A JP19367799 A JP 19367799A JP 2001017500 A JP2001017500 A JP 2001017500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nasal cavity
compression
rhinitis
treatment tool
treatment device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11193677A
Other languages
English (en)
Inventor
Sachiko Kawamura
幸子 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINTOU SOMETHING KK
Original Assignee
SHINTOU SOMETHING KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHINTOU SOMETHING KK filed Critical SHINTOU SOMETHING KK
Priority to JP11193677A priority Critical patent/JP2001017500A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 日常生活の中で手軽に治療実施可能であり、
鼻炎の症状を緩和又は除去する上で高い効果を奏すると
ともにその効果が長時間にわたって持続する、鼻炎治療
具を提供する。 【解決手段】 鼻炎の諸症状を緩和又は除去するための
鼻炎治療具であって、次のa)〜c)の要素;a)治療
具本体、b)前記治療具本体に末端が接続され、先端に
鼻腔を圧迫する圧迫部が形成された鼻腔刺激片、及び、
c)前記圧迫部を駆動し、鼻腔を圧迫する動作及び解放
する動作を行わせる駆動装置、を具備し、前記圧迫部を
駆動して鼻腔を圧迫及び解放し、鼻腔の粘膜を刺激して
鼻炎の諸症状を緩和又は治療するようにしたことを特徴
とする鼻炎治療具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の鼻炎の諸症
状を緩和又は除去するための鼻炎治療具に関する。更に
詳しくは、本発明は、鼻腔を反復して圧迫及び解放する
ことにより、鼻腔内の粘膜を刺激し、もって鼻炎の諸症
状を緩和又は除去することを可能とする新しいタイプの
鼻炎治療具に関する。本発明において「鼻炎」とは、風
邪、アレルギ−性鼻炎、花粉症等に伴う全ての鼻疾患を
意味する。
【0002】
【従来の技術】近年、鼻炎羅患患者が増加しており、多
くの人が、再発性のくしゃみ、流涙、目のかゆみ、くし
ゃみ、鼻水、鼻づまり等に苦しんでいる。一般に、鼻炎
は、主として、花粉、ハウスダスト、ダニ、真菌等の各
種の物質(以下、原因物質と記載する。)に起因して発
症するものであるが、従来、このような鼻炎の諸症状を
軽減する技術としては、例えば、居住空間から原因物質
を除去する方法(特開平4−58953号公報、特開平
6−154298号公報、特開平8−280757号公
報等)、原因物質の鼻からの吸入を防止する方法(特開
平10−286319号公報、特開平11−33132
号公報、特開平9−239049号公報等)が知られて
いた。しかしながら、これらの方法は、専ら鼻炎を予防
することを目的としており、一旦鼻炎に羅患した患者に
とっては、さほど効果を期待することができない不都合
があった。これに対して、鼻炎に羅患した後に、鼻炎の
諸症状を緩和又は治療する技術としては、次の(a)〜
(c)の技術が公知であった。 (a)鼻腔内を洗浄する技術(特開平9−313605
号、実公平2−46348号公報) (b)鼻腔内を暖める技術(特開平10−286313
号、特開平6−343657号、特開平7−17117
6号公報) (c)鼻腔内を冷却する技術(実開昭62−19433
1号、実開平1−155424号公報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
(a)の技術は、鼻腔内に洗浄液を注入するため、実施
した場合に、患者が鼻に液体を入れられる不快感を感じ
ざるを得ず、また、洗浄液が気管に流入して咳こむ恐れ
もあった。更に、鼻腔を洗浄した後の廃液を捨てるため
に、別途洗面器等を準備するか、又は、予めトイレ、洗
面所、風呂場等のような特定の場所で実施するかしかな
かった。即ち、前記(a)の技術は、日常生活の中で手
軽に使用できるとは言えないものであった。前記(b)
の技術は、外鼻に保温材を貼着して鼻腔内を保温するも
のであって、体温のみに依存する原理のものであるた
め、さしたる効果が期待できず、また、顔に長時間に渡
って異物を貼着することから、外見上の点で、在宅中に
しか実施できないという問題があった。前記(c)の技
術は、鼻腔内に冷却器を挿入するものであるが、仮に鼻
腔内が一時的に冷却されたとしても、体温によって直ち
に暖まってしまうため、効果の持続性という点で満足で
きるものではなかった。以上のように、従来、鼻炎の症
状を緩和又は治療する技術は、十分な効果を奏するもの
がなく、また、日常生活の中で手軽に実施できるものも
存在しなかったのが実情である。本発明は、上記従来技
術の問題を解決することを課題としてなされたものであ
る。本発明の目的は、日常生活の中で手軽に使用するこ
とが可能であり、鼻炎の症状を緩和又は除去する上で高
い効果を奏するとともにその効果が長時間にわたって持
続する、鼻炎治療具を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明は、以下の構成を望ましい態様としている。 (1)鼻炎の諸症状を緩和又は除去するための鼻炎治療
具であって、次のa)〜c)の要素; a)治療具本体、 b)前記治療具本体に末端が接続され、先端に鼻腔を圧
迫する圧迫部が形成された鼻腔刺激片、及び、 c)前記圧迫部を駆動し、鼻腔を圧迫する動作及び解放
する動作を行わせる駆動装置、を具備し、前記圧迫部を
駆動して鼻腔を圧迫及び解放し、鼻腔の粘膜を刺激して
鼻炎の諸症状を緩和又は治療するようにしたことを特徴
とする鼻炎治療具。 (2)前記b)の鼻腔刺激片が、膨脹及び収縮する圧迫
部を有し、前記c)の駆動装置が、前記圧迫部に気体を
送給及び排出して圧迫部を膨脹及び収縮させる気体出入
器であり、前記圧迫部を鼻腔の内部に挿入するか又は前
記圧迫部を外鼻に当接、挟持させて、圧迫部を膨脹及び
収縮させ、鼻腔を圧迫及び解放するようにしたことを特
徴とする前記(1)に記載の鼻炎治療具。 (3)前記b)の鼻腔刺激片が、外鼻を両側から挟持す
る少なくとも二の圧迫部を備え、前記c)の駆動装置に
より、前記圧迫部が互いに接近及び解離する動作を付与
して、鼻腔を圧迫及び解放する前記(1)に記載の鼻炎
治療具。 (4)圧迫部が、鼻腔を圧迫する際に互いに0.5cm
〜2.0cmの距離まで接近する前記(3)に記載の鼻
炎治療具。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に前記課題を解決するために
創出した本発明を説明するが、本発明の要素には後述す
る実施例の要素との対応を容易にするため、実施例の要
素の符号をカッコで囲んだものを付記することがある。
この場合に、本発明を後記実施例の符号と対応させて説
明する理由は、本発明の理解を容易にするためであっ
て、本発明の技術的範囲を実施例に限定するためではな
い。図1は、本発明の鼻炎治療具の一実施例を示す外観
図であり、図2は、図1の鼻炎治療具の使用方法を説明
する説明図である。図3は、本発明の鼻炎治療具の他の
実施例を示す外観図であり、図4は、図3の鼻炎治療具
の使用方法を説明する説明図である。また、図5乃至図
8は、本発明の鼻炎治療具の他の実施例を示す外観図で
ある。本発明の鼻炎治療具(1、11、21、31、4
1、51)は、治療具本体(2、12、22、32、4
2、52)、鼻腔刺激片(3、4、13、14、23、
24、33、43、44,53)、及び駆動装置(5〜
7。図1参照。尚、図2乃至8では図示を省略してい
る。以下同じ。)を備えている。鼻腔刺激片(3、4、
13、14、23、24、33、43、44、53)
は、末端が治療具本体に接続されており、先端には、圧
迫部(3a、4a、13a、14a、23a、24a、
33a、34a、43a〜d、44a〜d、53a)が
形成されている。鼻腔刺激片及び圧迫部の個数は一個で
も良く、二個以上でも良い。また、鼻腔刺激片及び圧迫
部を一体に形成し、両者が区別できない形状にすること
もできる。
【0006】圧迫部(3a、4a、13a、14a、2
3a、24a、33a、34a、43a〜d、44a〜
d、53a)は、鼻腔を圧迫し解放する部材である。こ
のような圧迫部は、外鼻(B)を挟持する構造又は鼻腔
の内部に挿入し得る構造を有しているものが望ましい。
また、外鼻に嵌合する形状を有するものであっても良
い。圧迫部が外鼻(B)を挟持する構造(例えば図4参
照)とは、後記するとおり、少なくとも二の圧迫部(3
a、4a、13a、14a、23a、24a、33a、
34a、43a〜d、44a〜d)の中間に外鼻(B)
を差し込むことができる構造を示すものである。このよ
うに圧迫部が外鼻(B)を挟持するものである場合は、
圧迫部は外鼻(B)に当接することになるが、当接しや
すくするために、圧迫部の形状は、外鼻(B)の鼻縁
(外鼻が隆起する境界部)の曲面や鼻翼(外鼻孔が開口
する幅広部分)の曲面に沿った形状に形成することが望
ましい。圧迫部が、このように外鼻(B)の外側から外
鼻(B)に当接するものである場合は、圧迫部と鼻腔刺
激片とを別体に構成して接続し、圧迫部が鼻腔刺激片に
対して自由に方向を変えられるように構成することがで
きる。圧迫部が、外鼻(B)の曲面に沿って自由に方向
を変えることができれば、圧迫部を、より強固に外鼻
(B)に当接させることができるためである。また、圧
迫部が鼻腔の内部に挿入される形状(例えば図2参照)
であるとは、例えば、圧迫部の径が外鼻孔(A)の径よ
りも小さい径である等、少なくとも圧迫部が外鼻孔
(A)を通して鼻腔の中に自在に出し入れできる形状で
あることを意味している。
【0007】一方、外鼻刺激片及び圧迫部が各々一個し
かない例(図8参照)としては、鼻腔刺激片(53)
が、凹型形状の一の圧迫部(53a)を有しており、こ
の凹型の圧迫部(53a)に外鼻(B)を嵌合する態様
を例示することもできる。以上説明したとおり、要する
に、鼻腔刺激片及び圧迫部の形状又は個数は、鼻腔を圧
迫及び解放するために相応しい形状又は個数を有してい
れば良い。また、圧迫部の大きさは、外鼻(B)に効果
的に当接させるために、又は外鼻孔(A)への挿入を容
易にするために、総じて3〜8mm程度の範囲の大きさ
であることが望ましい。このような鼻腔刺激片、又は圧
迫部の材質は、鼻腔を圧迫及び解放できるものであれば
いかなる材質でも良く、合成樹脂、ゴム、金属等を例示
することができる。ただし、圧迫部は、皮膚又は粘膜に
直接接触する部材であるから、表面が滑らかな材質で形
成することが望ましく、洗浄、拭き取り、消毒等が容易
な材質により形成することが望ましい。駆動装置(例え
ば図1の5〜7。図2乃至図8では図示を省略してい
る)は、圧迫部が鼻腔を圧迫する動作及び解放する動作
を付与する装置である。この駆動装置も、鼻腔を圧迫及
び解放する動作を付与できるものであればいかなる作動
機構であっても良い。また、治療具本体(2、12、2
2、32、42、52)と合体させて一の部材として構
成することもできる。駆動装置が圧迫部を作動させる態
様としては、例えば、鼻腔刺激片又は圧迫部を膨脹縮小
させる態様、回転させる態様、揺動させる態様、振動さ
せる態様、押引動させる態様、俯仰動させる態様、擺動
させる態様等を例示することができる。要するに、鼻腔
刺激片又は圧迫部がいかなる動作を行うものであって
も、その作動態様に応じた機構を有する駆動装置を使用
すれば良い。尚、駆動装置は、圧迫部を反復して作動さ
せるものであることが好ましい。このような駆動装置の
動力源は、いかなるものでも良く、手動であっても、電
動であっても良い。電動の場合は、電源はいかなるもの
でも良く、乾電池、充電池、家庭用コンセント、カ−ラ
イタ−ポケット等を例示することができる。
【0008】以上のような駆動装置の具体例を例示する
と、例えば、圧迫部(13a、14a、23a、24
a、以上、図3及び図5参照)が揺動する態様であると
すれば、電源、スイッチ、及びモ−タ−を有する回転機
構と、この回転機構の回転動作を揺動動作に変換する偏
心カム及びレバ−とを備える構成からなっている。以
上、説明した鼻炎治療具(1、11、21、31、4
1、51)の使用方法は次のとおりである。即ち、鼻炎
に羅患した患者に対し、鼻腔刺激片(3、4、13、1
4、23、24、33、43、44、53)の先端に形
成された圧迫部(3a、4a、13a、14a、23
a、24a、33a、34a、43a〜d、44a〜
d、53a)を、外鼻(B)に当接し、又は鼻腔の内部
に挿入し、駆動装置により作動させ、鼻腔を圧迫し、解
放する。鼻腔が圧迫及び解放されれば、鼻腔内の粘膜が
刺激され、鼻炎の諸症状、即ち、再発性のくしゃみ、流
涙、目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまり等は緩和又
は除去される。
【0009】本発明の鼻炎治療具(1、11、21、3
1、41、51)は、前記のとおり、専ら鼻腔を圧迫及
び解放することによって鼻炎を緩和又は治療するもので
あるから、可及的に小型に構成することが望ましく、携
帯に便利な小型な製品とすることができる。この場合
は、外出先でも使用可能である。即ち、このように携帯
できる鼻炎治療具(1、11、21、31、41、5
1)であれば、外出中であっても、在宅中であっても、
自由に鼻炎の治療を施すことが可能であり、日常生活の
中で手軽に治療を行うことが可能となる。また、本発明
の鼻炎治療具(1、11、21、31、41、51)
は、治療具本体(2、12、22、32、42、52)
に、頭部に巻き付けるベルト等(図示せず)を付属させ
ても良い。このようなベルト等を頭部に巻き付ければ治
療具本体を顔面に固定することができる。この状態であ
れば、治療中に両手が自由になるため、家庭でテレビを
見ながら、又は他の仕事を行いながら、手軽に治療を施
すことができる。
【0010】本発明の望ましい態様の一つは、鼻腔刺激
片(3、4)が、膨脹及び収縮する圧迫部(3a、4
a)を備えている態様である(例えば図1及び図2参
照)。この場合、駆動装置(5〜7)は、圧迫部(3
a、4a)に気体を送給し、また、排出する気体出入器
(5〜7)となる。気体出入器(5〜7)は、例えば、
ゴム製の手動式エア−ポンプ(5)又は電動式のエア−
ポンプであっても良い。このような気体出入器(5〜
7)によって圧迫部(3a、4a)に気体を送給及び排
出し、圧迫部(3a、4a)を膨脹及び収縮させる。圧
迫部(3a、4a)は、気体を送給された際に膨脹し、
気体を排出された際に縮小するが、圧迫部(3a、4
a)から気体を排出させる機構(7)は、気体出入器
(5〜7)の本体以外の部材に別途設けることもでき
る。即ち、本発明の気体出入器(5〜7)は、圧迫部
(3a、4a)に気体を送給する機構(5、6)及び排
出させる機構(7)の双方を一括して指すものであっ
て、これらの機構は一体の部材として構成されても別体
の部材として構成されても、いずれでも良い。以上のよ
うな鼻炎治療具(1)は、圧迫部(3a、4a)によっ
て外鼻(B)を挟持し、その状態で圧迫部(3a、4
a)を膨脹及び縮小させれば、外鼻(B)の外側から鼻
腔を圧迫及び解放することができる。また、圧迫部(3
a、4a)を鼻腔の中に挿入し、鼻腔の内部で圧迫部
(3a、4a)を膨脹及び縮小させれば、鼻腔の内側か
ら、鼻腔内粘膜を直接圧迫及び解放することができる。
圧迫部(3a、4a)を鼻腔の中に挿入して治療を施す
場合は、1個の圧迫部(3a、4a)を交互に鼻腔に挿
入しても良いが、予め2個の圧迫部(3a、4a)を並
べた鼻腔刺激片(3、4、13)を形成しておき、この
2個の圧迫部(3a、4a)を二の鼻腔に同時に挿入す
ることが望ましい。尚、この場合は、2個の圧迫部(3
a、4a)の幅は、二つの外鼻孔の幅と略同一の幅に設
置されるべきであることは言うまでもない。また、2個
の圧迫部(3a、4a)を、外鼻(B)の両側に当接
し、外鼻(B)の両側から鼻腔を圧迫及び解放する場合
では、2個の圧迫部(3a、4a)の幅は、外鼻(B)
の外側の幅と略同一の幅であるべきである。
【0011】本発明の鼻炎治療具(1、11、21、3
1、41、51)の望ましい別の態様は(例えば図3乃
至図5、図7参照)、鼻腔刺激片(13、14、23、
24,43、44)が、外鼻(B)を両側から挟持する
少なくとも二の圧迫部(13a、14a、23a、24
a、43a〜d、44a〜d)を有しており、駆動装置
が、前記圧迫部を互いに接近させ及び解離する動作を付
与して鼻腔を圧迫及び解放することである。即ち、この
ような圧迫部の間隙に外鼻(B)を挿入し、少なくとも
二の圧迫部により外鼻(B)を両側から挟持し、この状
態で圧迫部を互いに接近及び解離させれば、圧迫部が互
いに接近した際には鼻腔が圧迫され、互いに解離した際
には鼻腔は圧迫から解放される。この場合、駆動装置
は、種々のものを選択することができるが、例えば、電
源、スイッチ、及びモ−タ−を有する回転機構を有し、
更に、この回転機構の回転を、少なくとも二の圧迫部を
互いに接近及び解離させる動作に変換する機構(例え
ば、カムとレバ−等)を備えた駆動装置を選択すること
ができる。尚、このような駆動装置の構造は、公知の一
般的なマッサ−ジ装置と近似しており、換言すれば、本
発明における駆動装置は、公知のマッサ−ジ装置と共通
する構造のものを採用することが可能である。しかしな
がら、従来のマッサ−ジ装置では、肩凝り、腰痛を緩和
するために、総じて握り拳程度の大きさの圧迫部材を備
え、これによって肩や腰を圧迫していたのに対し、本発
明の治療具(1、11、21、31、41、51)で
は、圧迫部(3a、4a、13a、14a、23a、2
4a、33a、34a、43a〜d、44a〜d、53
a)は、外鼻(B)に当接するか、又は鼻腔の内部に挿
入する部材であり、換言すれば、本発明は、専ら鼻腔を
圧迫及び解放するための小型の圧迫部を備えた点を特徴
としており、このような器具は、従来は存在していなか
ったものである。このような観点から、前記のように、
圧迫部(13a、14a、23a、24a、43a〜
d、44a〜d)が外鼻(B)を両側から挟持して接近
及び解離する態様である場合には、圧迫部は、単に鼻腔
を圧迫し、解放できる範囲を移動すれば足りるため、圧
迫部が最も接近した場合(鼻腔を圧迫した場合)には、
圧迫部の間の相互の距離は0.5cm〜2.0cm程度
であることを望ましい態様とする。即ち、圧迫部が0.
5cm未満の至近距離まで接近するとすれば、外鼻
(B)を圧迫する力が強すぎて苦痛が大きくなり、ま
た、圧迫部が2.0cmを越える広い距離までしか接近
しないとすれば、鼻腔を圧迫する効果が不足する。従っ
て、圧迫部は、互いに0.5cm〜2.0cmの範囲の
距離まで接近し鼻腔を圧迫することが望ましい。尚、前
記圧迫部が鼻腔を解放した際も、圧迫部が外鼻(B)か
ら完全に離れるのではなく、外鼻(B)を軽く圧迫した
状態で止めておいても良い。このため、圧迫部が鼻腔を
解放した際は、互いに2.0cm〜2.5cmの範囲の
距離まで解離することが望ましい。
【0012】次に試験例によって本発明を詳細に説明す
る。試験例この試験は、本発明の鼻炎治療具が鼻炎の諸
症状を緩和又は除去する効果の程度を確認するために行
った。 1)試験装置 後記実施例2の装置(図3及び図4参照)を使用した。 2)試験方法 花粉症の症状を有する10人の患者に対し、最初に、く
しゃみ、鼻づまり、及び鼻汁量の3項目について、各人
の症状の度合いをアンケ−トし、症状の程度を次の4段
階で評価した。 症状が極めて激しい場合 ・・・+3点 症状を感じる場合 ・・・+2点 症状を少し感じる場合 ・・・+1点 症状が全く感じられない場合 ・・・+0点 次に、各患者に対し、後記実施例2の装置を使用して1
日に2回、朝に2分間及び夕方に2分間、各々治療を実
施した。治療実施14日後に、各患者に症状の程度をア
ンケ−トし、症状を前記4段階で評価した。また、各患
者が鼻をかむ回数について、治療前と治療後の頻度を各
々記録し、治療後の頻度が、治療前の頻度に比して何%
に減少したかを算出した。
【0013】3)試験結果 この試験の結果は、次のとおりであった。即ち、治療開
始前の各患者の症状の程度は、くしゃみが全員+2〜+
3の範囲であり、鼻づまりが全員+2〜+3の範囲であ
り、鼻汁量が全員+2〜+3の範囲であり、総じて全員
が重い症状に苦しめられていた。しかしながら、治療後
には、全員が、くしゃみが0〜+1点の範囲、鼻づまり
が0〜+1点の範囲、及び鼻汁も0〜+1点の範囲とな
り、いずれも症状が大幅に緩和された。また、鼻をかむ
回数については、全員が、治療開始後の頻度が治療開始
前の頻度に比して20〜30%の範囲まで減少した。以
上の試験結果から、本発明の鼻炎治療具は、朝夕2回使
用するだけで、鼻炎の諸症状を大幅に緩和又は除去でき
ることが判明した。尚、装置を他の実施例の装置に替
え、また患者を替えて、同様の試験を行ったが、ほぼ同
様の結果が得られた。
【0014】次に、実施例を示して本発明を詳細に説明
するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。
【実施例】実施例1 図1は、本発明の鼻炎治療具の一実施例を示す外観図で
ある。図1において、鼻炎治療具1は、治療具本体2を
備えており、治療具本体2は、鼻腔刺激片3及び4を備
えている。この鼻腔刺激片3及び4の先端には、各々膨
脹部材3a及び4aが設けられており、この膨脹部材3
a及び4aは軟らかい中空のゴムで形成されている。ゴ
ム製の手動ポンプ5が、チュ−ブ6を介して治療具本体
2に接続されているが、図1では、チュ−ブ6は中間部
分の図示を省略している。手動ポンプ5は、チュ−ブ6
を介して前記膨脹部材3a及び4aに連通しており、前
記膨脹部材3a及び4aに空気を送給可能としている。
即ち、手動ポンプ5を手で握り解放する動作を反復すれ
ば、前記膨脹部材3a及び4aに空気が送給され、この
結果、膨脹部材3a及び4aは膨脹する。また手動ポン
プ5は、空気を排出する排出弁7を備えており、この排
出弁7を指で倒すと、手動ポンプ5の内部及びそれに連
通する膨脹部材3a及び4aから空気が排出される。膨
脹部材3a及び4aは、空気を排出すれば縮小する。図
2は、図1の鼻炎治療具の使用方法を説明する説明図で
ある。図2においては、手動ポンプ5の図示は省略して
いる。図1の鼻炎治療具1を使用する場合には、最初に
治療具本体2を片手で持ち(手は図示省略。)、鼻腔刺
激片3及び4を、外鼻孔Aより挿入する。先端の膨脹部
材3a及び4aが鼻腔(図示せず。)の内部に到達すれ
ば、他方の手により、手動ポンプ5(図1参照)を握っ
て解放する操作を繰り返し、膨脹部材3a及び4aに空
気を送給する。膨脹部材3a及び4aが適度に膨脹して
鼻腔内を圧迫したところで、排出弁7(図1参照)を指
で倒し、膨脹部材3a及び4aを縮小させる。以上の操
作を反復し、鼻腔を圧迫する動作と解放する動作とを反
復すれば、鼻腔の粘膜が刺激されて鼻炎の諸症状が緩和
又は除去される。尚、この実施例1の変更例として、鼻
腔刺激片3及び4を、外鼻孔Aに挿入するのではなく、
外鼻Bの外側から外鼻Bを挟持させる態様を例示するこ
とができる。この場合は、外鼻Bの両脇に膨脹部材3a
及び4aを押し付け、その状態で膨脹部材3a及び4a
を膨脹及び収縮させ、外鼻Bの外側から鼻腔を圧迫及び
解放するようにする。
【0015】実施例2 図3は、本発明の鼻炎治療具の他の実施例を示す外観図
である。図3において、本発明の鼻炎治療具11は、治
療具本体12を備えている。治療具本体12は、鼻腔刺
激片13及び14を備えている。この鼻腔刺激片13及
び14は、先端に圧迫片13a及び14aを有してお
り、この圧迫片13a及び14aは、自在ジョイント1
3b及び14bにより、方向を自由に変更できる状態で
鼻腔刺激片13及び14に接続されている。尚、図3で
は、図面上、自在ジョイント14bは陰になっている。
このような構造にすることによって、圧迫片13a及び
14aは、いわゆる眼鏡の「鼻あて」のように自在に方
向を変えることができる。治療具本体12には、駆動装
置(図示せず)が内設されており、この駆動装置には、
窓15を介して鼻腔刺激片13及び14の起端が接続さ
れている。駆動装置は、圧迫片13a及び14aが互い
に接近する方向及び解離する方向(即ち矢印Xの方向)
に鼻腔刺激片13及び14を揺動させる装置である。従
って、駆動装置は、モ−タ−と、このモ−タ−の回転を
鼻腔刺激片13及び14の揺動に変換するカム機構を備
えており、また、治療具本体12には、このモ−タ−を
稼動停止するスイッチ16が設けられている。尚、治療
具本体12には、家庭用100Vコンセントに接続する
電源コ−ドが備えられているが、図3では図示を省略し
ている。図4は、図3の鼻炎治療具の使用方法を説明す
る説明図である。本発明の鼻炎治療具11を使用する場
合には、最初に治療具本体12を片手で持ち(手は図示
省略。)、鼻腔刺激片13及び14の間に、外鼻Bを挿
入する。先端の圧迫片13a及び14aを外鼻Bの両脇
に当接し、スイッチ16(図3参照)により鼻腔刺激片
13及び14を稼動させる。鼻腔刺激片13及び14
は、先端の圧迫片13a及び14aが接近する方向及び
解離する方向に反復移動し、これによって外鼻Bの外側
から、鼻腔(図示せず)を圧迫及び解放し、この結果、
鼻腔内の粘膜が刺激される。以上の操作によって、鼻炎
の諸症状が緩和又は除去される。尚、圧迫片13a及び
14aの移動範囲は、両者が最も接近した状態では両者
の距離は5mmである。また、両者が最も解離した状態
では両者の距離は25mmであるが、このように圧迫片
13a及び14aが最も解離した状態であっても、圧迫
片13a及び14aは、外鼻Bから外れないように外鼻
Bを軽く押さえた状態で挟持している。一方、実施例2
の変更例として、駆動装置(図示せず)にインバ−タを
備え、圧迫片13a及び14aが揺動する速度を自在に
変更可能とする態様を例示することができる。
【0016】実施例3 図5は、本発明の鼻炎治療具の他の実施例を示す外観図
である。図5の鼻炎治療具21は、治療具本体22を備
え、治療具本体22は、鼻腔刺激片23及び24を備え
ている。鼻腔刺激片23及び24は、先端に圧迫片23
a及び24aを有し、この圧迫片23a及び24aは、
自在ジョイント23b及び24bにより鼻腔刺激片23
及び24に接続されている。これらの鼻腔刺激片23及
び24、圧迫片23a及び24a、並びに自在ジョイン
ト23b及び24bの機能は、前記実施例2と同一であ
る。また、治療具本体22には、駆動装置(図示せず)
が内設されており、鼻腔刺激片23及び24の起端が窓
25を介して駆動装置に接続されている点、及び治療具
本体22にスイッチ26が設けられている点も前記実施
例2と同様である。鼻炎治療具21においては、鼻腔刺
激片23及び24の機能は前記実施例2の鼻炎治療具1
1と共通しているが、治療具本体22が、据え置き型で
ある点で相違している。即ち、鼻炎治療具21は、治療
具本体22をテ−ブル等に載置した状態で、顔面を治療
具本体22に近付け、鼻腔刺激片23及び24の間に外
鼻を挿入し、その状態で前記実施例2の鼻炎治療具11
と同様に治療を行うようにしたものである。この実施例
2の鼻炎治療具21は、治療具本体22を載置した状態
で稼動させるため、より安定した状態で治療を施すこと
ができるという利点がある。
【0017】実施例4 図6は、本発明の鼻炎治療具の他の実施例を示す外観図
である。図6において、鼻炎治療具31は、治療具本体
32を備えている。治療具本体32は、一の鼻腔刺激片
33を備えている。鼻腔刺激片33は、先端が二またに
分岐しており、各々の末端に圧迫片33a及び34aが
形成されている。治療具本体32には、駆動装置(図示
せず)が内設されており、この駆動装置には、窓35を
介して鼻腔刺激片33の起端が接続されている。駆動装
置は、鼻腔刺激片33を左右(矢印Y方向)に揺動させ
る装置であり、スイッチ36によって稼動及び停止され
る。鼻炎治療具31の使用方法は、次のとおりである。
即ち、鼻炎の患者が、圧迫片33a及び34aの間に外
鼻を差し込み、その状態で鼻腔刺激片33を左右(矢印
Y方向)に揺動させれば、圧迫片33a及び34aは外
鼻の外側を交互に圧迫する。この結果、外鼻の外側か
ら、交互に、鼻腔が圧迫及び解放され、これによって鼻
腔内の粘膜が刺激されて鼻炎の諸症状が緩和又は除去さ
れる。
【0018】実施例5 図7は、本発明の鼻炎治療具の他の実施例を示す外観図
である。図7において、本発明の鼻炎治療具41は、治
療具本体42を備えている。治療具本体42は、鼻腔刺
激片43及び44を備えている。この鼻腔刺激片43及
び44には、各々4個の圧迫片43a〜d及び44a〜
dが形成されている。治療具本体42には、駆動装置
(図示せず)が内設されており、駆動装置の稼動及び停
止を操作するスイッチ46が設けられている。駆動装置
は、鼻腔刺激片43及び44を回転させる機能を有す
る。この場合、鼻腔刺激片43及び44が回転する方向
は、鼻腔刺激片43は矢印Z1方向であり、鼻腔刺激片
44は矢印Z2方向である。以上の鼻炎治療具41の使
用方法は次のとおりである。最初に、鼻腔刺激片43及
び44の間に外鼻を挿入する。この状態で、鼻腔刺激片
43及び44を前記のように回転させれば、圧迫片43
a〜d及び44a〜dが、順次、外鼻の両脇から外鼻を
圧迫する。例えば、図7においては、圧迫片43a〜d
及び44a〜dのうち、圧迫片43a及び44aが互い
に最も接近している状態であるが、この状態では、圧迫
片43a及び44aが外鼻を圧迫する。そして、鼻腔刺
激片43及び44が回転するにしたがって、圧迫片43
a及び44aの距離は離れていき、外鼻は圧迫から解放
される。次に、圧迫片43b及び44bが各々接近して
きて、今度はこの圧迫片43b及び44bが外鼻を圧迫
する。このように、鼻腔刺激片43及び44が回転する
にしたがって、順次、圧迫片43a〜d及び44a〜d
が、鼻腔を圧迫及び解放する操作を反復する。
【0019】実施例6 図8は、本発明の鼻炎治療具の他の実施例を示す外観図
である。8において、鼻炎治療具51は、治療具本体5
2を備えている。治療具本体52は一の鼻腔刺激片53
を備えている。鼻腔刺激片53は、末端に圧迫片53a
が形成されている。圧迫片53aは椀型の形状を有して
おり、凹部53bが形成されている。治療具本体52に
は、駆動装置(図示せず)が内設されており、この駆動
装置には、窓55を介して鼻腔刺激片53の起端が接続
されている。駆動装置は、鼻腔刺激片35を左右に揺動
させる装置であり、スイッチ56によって稼動及び停止
される。鼻炎治療具51の使用方法は、次のとおりであ
る。即ち、鼻炎の患者は、圧迫片53aの凹部53bに
外鼻を差し込み、その状態で鼻腔刺激片53を左右に揺
動させれば、圧迫片53aが外鼻の外側を両側から交互
に圧迫する。この結果、外鼻の外側から、交互に、鼻腔
が圧迫及び解放され、これによって鼻腔内の粘膜が刺激
されて鼻炎の諸症状が緩和又は除去される。
【0020】
【発明の効果】本発明により、各種の鼻炎の諸症状を緩
和又は除去することを可能とする新しいタイプの鼻炎治
療具が提供される。本発明の鼻炎治療具によれば、自宅
においても外出先においても、症状に応じて随時治療を
実施することができる。また、僅かな治療時間であって
も十分な効果を奏するばかりか、治療の効果も長時間に
わたって持続する。本発明は、鼻炎治療に著効を奏し、
鼻炎に苦しめられていた人達に、大きな朗報をもたらす
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鼻炎治療具の一実施例を示す外観図で
ある。
【図2】図1の鼻炎治療具の使用方法を説明する説明図
である。
【図3】本発明の鼻炎治療具の他の実施例を示す外観図
である。
【図4】図3の鼻炎治療具の使用方法を説明する説明図
である。
【図5】本発明の鼻炎治療具の他の実施例を示す外観図
である。
【図6】本発明の鼻炎治療具の他の実施例を示す外観図
である。
【図7】本発明の鼻炎治療具の他の実施例を示す外観図
である。
【図8】本発明の鼻炎治療具の他の実施例を示す外観図
である。
【符号の説明】
1 鼻炎治療具 2 治療具本体 3 鼻腔刺激片 3a 膨脹部材(圧迫部) 4 鼻腔刺激片 4a 膨脹部材(圧迫部) 5 手動ポンプ 6 チュ−ブ 7 排出弁 11 鼻炎治療具 12 治療具本体 13 鼻腔刺激片 13a 圧迫片(圧迫部) 14 鼻腔刺激片 14a 圧迫片(圧迫部) 15 窓 16 スイッチ 21 鼻炎治療具 22 治療具本体 23 鼻腔刺激片 23a 圧迫片(圧迫部) 24 鼻腔刺激片 24a 圧迫片(圧迫部) 25 窓 26 スイッチ 31 鼻炎治療具 32 治療具本体 33 鼻腔刺激片 33a 圧迫片(圧迫部) 34a 圧迫片(圧迫部) 35 窓 36 スイッチ 41 鼻炎治療具 42 治療具本体 43 鼻腔刺激片 43a 圧迫片(圧迫部) 43b 圧迫片(圧迫部) 43c 圧迫片(圧迫部) 43d 圧迫片(圧迫部) 44 鼻腔刺激片 44a 圧迫片(圧迫部) 44b 圧迫片(圧迫部) 44c 圧迫片(圧迫部) 44d 圧迫片(圧迫部) 46 スイッチ 51 鼻炎治療具 52 治療具本体 53 鼻腔刺激片 53a 圧迫片(圧迫部) 55 窓 56 スイッチ A 外鼻孔 B 外鼻

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鼻炎の諸症状を緩和又は除去するための
    鼻炎治療具であって、次のa)〜c)の要素; a)治療具本体、 b)前記治療具本体に末端が接続され、先端に鼻腔を圧
    迫する圧迫部が形成された鼻腔刺激片、及び、 c)前記圧迫部を駆動し、鼻腔を圧迫する動作及び解放
    する動作を行わせる駆動装置、を具備し、前記圧迫部を
    駆動して鼻腔を圧迫及び解放し、鼻腔の粘膜を刺激して
    鼻炎の諸症状を緩和又は治療するようにしたことを特徴
    とする鼻炎治療具。
  2. 【請求項2】 前記b)の鼻腔刺激片が、膨脹及び収縮
    する圧迫部を有し、前記c)の駆動装置が、前記圧迫部
    に気体を送給及び排出して圧迫部を膨脹及び収縮させる
    気体出入器であり、前記圧迫部を鼻腔の内部に挿入する
    か又は前記圧迫部を外鼻に当接、挟持させて、圧迫部を
    膨脹及び収縮させ、鼻腔を圧迫及び解放するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の鼻炎治療具。
  3. 【請求項3】 前記b)の鼻腔刺激片が、外鼻を両側か
    ら挟持する少なくとも二の圧迫部を備え、前記c)の駆
    動装置により、前記圧迫部が互いに接近及び解離する動
    作を付与して、鼻腔を圧迫及び解放する請求項1に記載
    の鼻炎治療具。
  4. 【請求項4】 圧迫部が、鼻腔を圧迫する際に互いに
    0.5cm〜2.0cmの距離まで接近する請求項3に
    記載の鼻炎治療具。
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