JP2001014218A - メモリモジュールおよびメモリシステム - Google Patents
メモリモジュールおよびメモリシステムInfo
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- Semiconductor Memories (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 メモリモジュールにおける信号の転送速度を
高速化し、消費電力を大幅に低減する。 【解決手段】 メモリモジュール3は、メモリコントロ
ーラ3a、およびメモリ4〜7からなり、メモリコント
ローラ3aの半導体チップ上に、メモリ4〜7の半導体
チップが積層された構成となっている。メモリコントロ
ーラ3aは、論理積回路AD1〜AD16から構成さ
れ、チップイネーブル信号CE1〜CE4のいずれかに
よって選択されたメモリに対応する論理積回路だけがデ
ータ信号、アドレス信号などの入出力を行い、その他の
メモリは接続経路を電気的に切断することにより、メモ
リモジュール3における駆動すべき寄生容量を大幅に低
減し、メモリシステムを高速化する。
高速化し、消費電力を大幅に低減する。 【解決手段】 メモリモジュール3は、メモリコントロ
ーラ3a、およびメモリ4〜7からなり、メモリコント
ローラ3aの半導体チップ上に、メモリ4〜7の半導体
チップが積層された構成となっている。メモリコントロ
ーラ3aは、論理積回路AD1〜AD16から構成さ
れ、チップイネーブル信号CE1〜CE4のいずれかに
よって選択されたメモリに対応する論理積回路だけがデ
ータ信号、アドレス信号などの入出力を行い、その他の
メモリは接続経路を電気的に切断することにより、メモ
リモジュール3における駆動すべき寄生容量を大幅に低
減し、メモリシステムを高速化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリシステムに
おける高速動作技術に関し、特に、複数のメモリにより
構成されたメモリモジュールにおけるデータ転送の高速
化に適用して有効な技術に関するものである。
おける高速動作技術に関し、特に、複数のメモリにより
構成されたメモリモジュールにおけるデータ転送の高速
化に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者が検討したところによれば、た
とえば、パーソナルコンピュータなどに設けられている
メモリシステムは、EDO DRAM(Extende
d Data Out Dynamic Random
Access Memory)やSDRAM(Syn
crhronous DRAM)など複数のメモリと、
それらメモリを制御するメモリコントローラとによって
構成されている。
とえば、パーソナルコンピュータなどに設けられている
メモリシステムは、EDO DRAM(Extende
d Data Out Dynamic Random
Access Memory)やSDRAM(Syn
crhronous DRAM)など複数のメモリと、
それらメモリを制御するメモリコントローラとによって
構成されている。
【0003】このメモリシステムでは、複数のメモリが
1つのメモリコントローラに接続されており、アドレス
信号やカラムアドレス制御信号などチップイネーブル信
号以外のメモリ制御信号は全てのメモリの信号端子がメ
モリコントローラの信号端子に並列接続されている。
1つのメモリコントローラに接続されており、アドレス
信号やカラムアドレス制御信号などチップイネーブル信
号以外のメモリ制御信号は全てのメモリの信号端子がメ
モリコントローラの信号端子に並列接続されている。
【0004】また、データ信号はあるバス幅を構成でき
る数のメモリを1セットとして、複数のセットの各々対
応する位置にあるメモリのデータ信号端子がメモリコン
トローラにおけるデータ信号端子に並列接続されてい
る。
る数のメモリを1セットとして、複数のセットの各々対
応する位置にあるメモリのデータ信号端子がメモリコン
トローラにおけるデータ信号端子に並列接続されてい
る。
【0005】たとえば、64ビットのデータバスを備え
たメモリシステムを8ビットのI/Oを有するメモリを
64個で構成した場合には、それらすべてのメモリの制
御信号端子がメモリコントローラの対応する制御信号端
子に並列接続されており、該メモリコントローラに設け
られた1つのデータ信号端子あたり8つのメモリにおけ
るデータ信号端子が並列接続されている。データの読み
書きは、1つのデータバス配線に接続している8つのメ
モリのうち、チップイネーブル信号で選択された1つの
メモリに対して行われる。
たメモリシステムを8ビットのI/Oを有するメモリを
64個で構成した場合には、それらすべてのメモリの制
御信号端子がメモリコントローラの対応する制御信号端
子に並列接続されており、該メモリコントローラに設け
られた1つのデータ信号端子あたり8つのメモリにおけ
るデータ信号端子が並列接続されている。データの読み
書きは、1つのデータバス配線に接続している8つのメ
モリのうち、チップイネーブル信号で選択された1つの
メモリに対して行われる。
【0006】さらに、これらメモリの実装技術として
は、プリント配線基板の両面に8個のメモリをそれぞれ
搭載した、いわゆる、DIMM(Dual Inlin
e Memory Module)が広く用いられてお
り、このDIMMを4枚用いて、それらの端子とメモリ
コントローラとをマザーボード上の配線とDIMMソケ
ットとを介して並列接続している。
は、プリント配線基板の両面に8個のメモリをそれぞれ
搭載した、いわゆる、DIMM(Dual Inlin
e Memory Module)が広く用いられてお
り、このDIMMを4枚用いて、それらの端子とメモリ
コントローラとをマザーボード上の配線とDIMMソケ
ットとを介して並列接続している。
【0007】なお、この種のメモリシステムについて詳
しく述べてある例としては、1990年8月30日、日
刊工業新聞社発行、鈴木八十二(編著)「半導体MOS
メモリとその使い方」P114〜P126があり、この
文献には、メモリ拡張用DRAMボードの回路構成や動
作などが記載されている。
しく述べてある例としては、1990年8月30日、日
刊工業新聞社発行、鈴木八十二(編著)「半導体MOS
メモリとその使い方」P114〜P126があり、この
文献には、メモリ拡張用DRAMボードの回路構成や動
作などが記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なメモリシステムでは、次のような問題点があることが
本発明者により見い出された。
なメモリシステムでは、次のような問題点があることが
本発明者により見い出された。
【0009】すなわち、1つのメモリコントローラに対
して複数のメモリが並列接続されているので、該メモリ
コントローラとチップイネーブル信号によって選択され
たメモリとの間で制御信号やデータ信号を送受信する場
合であっても、動作していないその他のメモリの入力容
量やそこに接続するプリント配線基板やソケット、DI
MMにおけるプリント配線基板上の分岐配線の寄生容量
を充放電しなければならず、制御信号やデータ信号の転
送速度が上げにくく、データ転送に要する電力も大きく
なってしまうという問題がある。
して複数のメモリが並列接続されているので、該メモリ
コントローラとチップイネーブル信号によって選択され
たメモリとの間で制御信号やデータ信号を送受信する場
合であっても、動作していないその他のメモリの入力容
量やそこに接続するプリント配線基板やソケット、DI
MMにおけるプリント配線基板上の分岐配線の寄生容量
を充放電しなければならず、制御信号やデータ信号の転
送速度が上げにくく、データ転送に要する電力も大きく
なってしまうという問題がある。
【0010】また、制御信号配線やデータ信号配線に
は、多くの分岐があり、そこで特性インピーダンスが不
連続になっているために信号の多重反射が起こり信号波
形が乱れてしまうことになるが、この信号波形の乱れの
影響を受けないように安定にデータを転送するためには
転送速度を低下させなければならず、スピードの遅いメ
モリシステムになってしまうという問題もある。
は、多くの分岐があり、そこで特性インピーダンスが不
連続になっているために信号の多重反射が起こり信号波
形が乱れてしまうことになるが、この信号波形の乱れの
影響を受けないように安定にデータを転送するためには
転送速度を低下させなければならず、スピードの遅いメ
モリシステムになってしまうという問題もある。
【0011】さらに、並列接続された複数のメモリのう
ち、もっともメモリコントローラに近い場所にあるメモ
リからのデータ信号が到着するタイミングと、最も遠い
メモリからのデータ信号が到着するタイミングとが異な
るため、メモリコントローラがデータ信号を受信するタ
イムウィンドウを広くとる必要があり、この場合もメモ
リシステムにおける高速化の妨げになるという問題があ
る。
ち、もっともメモリコントローラに近い場所にあるメモ
リからのデータ信号が到着するタイミングと、最も遠い
メモリからのデータ信号が到着するタイミングとが異な
るため、メモリコントローラがデータ信号を受信するタ
イムウィンドウを広くとる必要があり、この場合もメモ
リシステムにおける高速化の妨げになるという問題があ
る。
【0012】本発明の目的は、信号の転送速度を高速化
し、消費電力を大幅に低減することのできるメモリモジ
ュールおよびメモリシステムを提供することにある。
し、消費電力を大幅に低減することのできるメモリモジ
ュールおよびメモリシステムを提供することにある。
【0013】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0015】すなわち、本発明のメモリモジュールは、
少なくとも2つの半導体メモリと、チップイネーブル信
号に基づいて1つの半導体メモリを選択し、選択された
半導体メモリだけに制御信号ならびにデータ信号を入出
力するメモリコントロール手段とを設けたものである。
少なくとも2つの半導体メモリと、チップイネーブル信
号に基づいて1つの半導体メモリを選択し、選択された
半導体メモリだけに制御信号ならびにデータ信号を入出
力するメモリコントロール手段とを設けたものである。
【0016】また、本発明のメモリモジュールは、前記
メモリコントロール手段が、対応するチップイネーブル
信号と書き込みようのデータ信号との論理積を演算する
第1の演算回路と、対応するチップイネーブル信号と読
み出し用のデータ信号との論理積を演算する第2の演算
回路と、対応するチップイネーブル信号とアドレス信号
との論理積を演算する第3の演算回路とよりなり、チッ
プイネーブル信号により選択された半導体メモリに対応
する第1〜第3の演算回路の演算結果を出力するもので
ある。
メモリコントロール手段が、対応するチップイネーブル
信号と書き込みようのデータ信号との論理積を演算する
第1の演算回路と、対応するチップイネーブル信号と読
み出し用のデータ信号との論理積を演算する第2の演算
回路と、対応するチップイネーブル信号とアドレス信号
との論理積を演算する第3の演算回路とよりなり、チッ
プイネーブル信号により選択された半導体メモリに対応
する第1〜第3の演算回路の演算結果を出力するもので
ある。
【0017】さらに、本発明のメモリモジュールは、前
記半導体メモリが、ある一辺の端部近傍における主面に
接続用端子が設けられたメモリ用半導体チップからな
り、前記メモリコントロール手段が、メモリ用半導体チ
ップの接続用端子に対応する接続用端子が主面に設けら
れたコントロール用半導体チップからなり、下側に位置
するメモリ用半導体チップの裏面が、上側に位置するメ
モリ用半導体チップの主面に重なり、かつ上側に位置す
るメモリ用半導体チップにおける接続用端子が、下側に
位置するメモリ用半導体チップにおける端部から突出す
るようにずらして積層し、それら積層された少なくとも
2つのメモリ用半導体チップの主面がコントロール用半
導体チップの主面に向かい合うように積層し、対向する
メモリ用半導体チップの接続用端子とコントロール用半
導体チップの接続用端子とを柱状の導電体で接続したも
のである。
記半導体メモリが、ある一辺の端部近傍における主面に
接続用端子が設けられたメモリ用半導体チップからな
り、前記メモリコントロール手段が、メモリ用半導体チ
ップの接続用端子に対応する接続用端子が主面に設けら
れたコントロール用半導体チップからなり、下側に位置
するメモリ用半導体チップの裏面が、上側に位置するメ
モリ用半導体チップの主面に重なり、かつ上側に位置す
るメモリ用半導体チップにおける接続用端子が、下側に
位置するメモリ用半導体チップにおける端部から突出す
るようにずらして積層し、それら積層された少なくとも
2つのメモリ用半導体チップの主面がコントロール用半
導体チップの主面に向かい合うように積層し、対向する
メモリ用半導体チップの接続用端子とコントロール用半
導体チップの接続用端子とを柱状の導電体で接続したも
のである。
【0018】また、本発明のメモリモシステムは、少な
くとも1つの前記メモリモジュールと、電子装置全体の
制御を司るシステムコントローラとを有するものであ
る。
くとも1つの前記メモリモジュールと、電子装置全体の
制御を司るシステムコントローラとを有するものであ
る。
【0019】さらに、本発明のメモリモシステムは、少
なくとも2つの半導体メモリと、チップイネーブル信号
に基づいて前記半導体メモリを選択し、選択された半導
体メモリだけに制御信号ならびにデータ信号を入出力す
るメモリコントロール手段と、電子装置全体の制御を司
るシステムコントローラとよりなり、半導体メモリが、
ある一辺の端部近傍における主面に接続用端子が設けら
れたメモリ用半導体チップからなり、メモリコントロー
ル手段、ならびにシステムコントローラが、メモリ用半
導体チップの接続用端子に対応する接続用端子が主面に
設けられた1つのシステム用半導体チップからなり、下
側に位置する前記メモリ用半導体チップの裏面が、上側
に位置するメモリ用半導体チップの主面に重なり、かつ
上側に位置するメモリ用半導体チップにおける接続用端
子を、下側に位置するメモリ用半導体チップにおける端
部から突出するようにずらして積層し、それら積層され
た少なくとも2つのメモリ用半導体チップの主面がシス
テム用半導体チップの主面に向かい合うように積層し、
対向するメモリ用半導体チップの接続用端子とシステム
用半導体チップの接続用端子とを柱状の導電体で接続し
たものである。
なくとも2つの半導体メモリと、チップイネーブル信号
に基づいて前記半導体メモリを選択し、選択された半導
体メモリだけに制御信号ならびにデータ信号を入出力す
るメモリコントロール手段と、電子装置全体の制御を司
るシステムコントローラとよりなり、半導体メモリが、
ある一辺の端部近傍における主面に接続用端子が設けら
れたメモリ用半導体チップからなり、メモリコントロー
ル手段、ならびにシステムコントローラが、メモリ用半
導体チップの接続用端子に対応する接続用端子が主面に
設けられた1つのシステム用半導体チップからなり、下
側に位置する前記メモリ用半導体チップの裏面が、上側
に位置するメモリ用半導体チップの主面に重なり、かつ
上側に位置するメモリ用半導体チップにおける接続用端
子を、下側に位置するメモリ用半導体チップにおける端
部から突出するようにずらして積層し、それら積層され
た少なくとも2つのメモリ用半導体チップの主面がシス
テム用半導体チップの主面に向かい合うように積層し、
対向するメモリ用半導体チップの接続用端子とシステム
用半導体チップの接続用端子とを柱状の導電体で接続し
たものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施の形態によるメモ
リシステムの構成図、図2は、本発明の一実施の形態に
よるメモリモジュールの断面図、図3は、本発明の一実
施の形態によるメモリモジュールに備えられたメモリコ
ントローラにおける接続用端子の説明図、図4は、本発
明の一実施の形態によるメモリモジュールの回路接続構
成の説明図、図5は、本発明の一実施の形態によるメモ
リモジュールにおける寄生容量の説明図、図6は、本発
明者が検討したメモリモジュールの回路接続構成の説明
図、図7は、本発明者が検討したメモリモジュールにお
ける寄生容量の説明図である。
リシステムの構成図、図2は、本発明の一実施の形態に
よるメモリモジュールの断面図、図3は、本発明の一実
施の形態によるメモリモジュールに備えられたメモリコ
ントローラにおける接続用端子の説明図、図4は、本発
明の一実施の形態によるメモリモジュールの回路接続構
成の説明図、図5は、本発明の一実施の形態によるメモ
リモジュールにおける寄生容量の説明図、図6は、本発
明者が検討したメモリモジュールの回路接続構成の説明
図、図7は、本発明者が検討したメモリモジュールにお
ける寄生容量の説明図である。
【0022】本実施の形態において、メモリシステム1
は、たとえば、パーソナルコンピュータ(電子装置)な
どに備えられている。メモリシステム1は、図1に示す
ように、システムコントローラ2、ならびにメモリモジ
ュール3によって構成されている。
は、たとえば、パーソナルコンピュータ(電子装置)な
どに備えられている。メモリシステム1は、図1に示す
ように、システムコントローラ2、ならびにメモリモジ
ュール3によって構成されている。
【0023】システムコントローラ2は、パーソナルコ
ンピュータ全体におけるハードウェアの制御を司る。メ
モリモジュール3は、メモリコントローラ(メモリコン
トロール手段、コントロール用半導体チップ)3aと、
DRAM半導体装置からなる複数のメモリ3bとにより
構成されている。メモリコントローラ3aは、システム
コントローラの制御信号に基づいてメモリモジュール3
の制御を司る。
ンピュータ全体におけるハードウェアの制御を司る。メ
モリモジュール3は、メモリコントローラ(メモリコン
トロール手段、コントロール用半導体チップ)3aと、
DRAM半導体装置からなる複数のメモリ3bとにより
構成されている。メモリコントローラ3aは、システム
コントローラの制御信号に基づいてメモリモジュール3
の制御を司る。
【0024】また、メモリシステム1の構成について図
2、図3を用いて説明する。ここでは、複数のメモリ3
bが4つのメモリ(半導体メモリ、メモリ用半導体チッ
プ)4〜7から構成されているものとする。
2、図3を用いて説明する。ここでは、複数のメモリ3
bが4つのメモリ(半導体メモリ、メモリ用半導体チッ
プ)4〜7から構成されているものとする。
【0025】メモリコントローラ3a、およびメモリ4
〜7は、図2に示すように、いずれも半導体チップから
構成されており、メモリコントローラ3aの半導体チッ
プ上に、メモリ4〜7の半導体チップが積層された構成
となっている。メモリ4〜7における半導体チップの厚
さは約50μm程度である。
〜7は、図2に示すように、いずれも半導体チップから
構成されており、メモリコントローラ3aの半導体チッ
プ上に、メモリ4〜7の半導体チップが積層された構成
となっている。メモリ4〜7における半導体チップの厚
さは約50μm程度である。
【0026】メモリコントローラ3aの主面には、図3
に示すように、所定の一辺における周辺部近傍にメモリ
4の信号端子が接続される複数の接続用端子ST1が1
列に等間隔で形成されている。同様に、接続用端子ST
1の左隣には、接続用端子ST1と一定の間隔を置い
て、メモリ5の信号端子が接続される接続用端子ST2
が形成されている。
に示すように、所定の一辺における周辺部近傍にメモリ
4の信号端子が接続される複数の接続用端子ST1が1
列に等間隔で形成されている。同様に、接続用端子ST
1の左隣には、接続用端子ST1と一定の間隔を置い
て、メモリ5の信号端子が接続される接続用端子ST2
が形成されている。
【0027】また、接続用端子ST2の左隣には、該接
続用端子ST2と一定の間隔を置いて、メモリ6の信号
端子が接続される接続用端子ST3が形成されており、
接続用端子ST3の左隣には、メモリ7の信号端子が接
続される接続用端子ST4が、接続用端子ST3と一定
の間隔を置いて形成されている。
続用端子ST2と一定の間隔を置いて、メモリ6の信号
端子が接続される接続用端子ST3が形成されており、
接続用端子ST3の左隣には、メモリ7の信号端子が接
続される接続用端子ST4が、接続用端子ST3と一定
の間隔を置いて形成されている。
【0028】さらに、メモリコントローラ3a表面に
は、図2に示すように、テープ8〜11が接着されてい
る。テープ8は、接続用端子ST1が設けられたメモリ
コントローラ3aの接続用端子ST1から接続用端子S
T4を十分に覆う程度の大きさとなっており、接続用端
子ST1〜ST4に対応する位置には柱状の導電体12
〜15がそれぞれ形成されている。
は、図2に示すように、テープ8〜11が接着されてい
る。テープ8は、接続用端子ST1が設けられたメモリ
コントローラ3aの接続用端子ST1から接続用端子S
T4を十分に覆う程度の大きさとなっており、接続用端
子ST1〜ST4に対応する位置には柱状の導電体12
〜15がそれぞれ形成されている。
【0029】テープ8の上面には、テープ9が接着され
ており、このテープ9は、メモリコントローラ3aの接
続用端子ST2から接続用端子ST4にかけてを十分に
覆う程度の大きさとなっている。テープ9には、接続用
端子ST2〜ST4に対応する位置に柱状の導電体16
〜18が形成されている。
ており、このテープ9は、メモリコントローラ3aの接
続用端子ST2から接続用端子ST4にかけてを十分に
覆う程度の大きさとなっている。テープ9には、接続用
端子ST2〜ST4に対応する位置に柱状の導電体16
〜18が形成されている。
【0030】また、テープ9の上面には、テープ10が
接着されている。テープ10は、メモリコントローラ3
aの接続用端子ST3,ST4を十分に覆う程度の大き
さとなっており、接続用端子ST3,ST4に対応する
位置に柱状の導電体19,20が形成されている。
接着されている。テープ10は、メモリコントローラ3
aの接続用端子ST3,ST4を十分に覆う程度の大き
さとなっており、接続用端子ST3,ST4に対応する
位置に柱状の導電体19,20が形成されている。
【0031】テープ10の上面には、テープ11が接着
され、メモリコントローラ3aの接続用端子ST4を十
分に覆う程度の大きさとなっており、接続用端子ST4
に対応する位置に柱状の導電体21が形成されている。
され、メモリコントローラ3aの接続用端子ST4を十
分に覆う程度の大きさとなっており、接続用端子ST4
に対応する位置に柱状の導電体21が形成されている。
【0032】さらに、メモリ4〜7には、ある一辺の周
辺部近傍に信号端子が、その辺に平行に1列にそれぞれ
配置されており、これらメモリ4〜7は、メモリコント
ローラ3a上に積層して実装されている。
辺部近傍に信号端子が、その辺に平行に1列にそれぞれ
配置されており、これらメモリ4〜7は、メモリコント
ローラ3a上に積層して実装されている。
【0033】メモリ4は、該メモリ4の信号端子が、メ
モリコントローラ2の接続用端子ST1に対向する位置
に積層される。メモリ5は、メモリ4上にオーバハング
して積層されており、同じくメモリ5の信号端子が、接
続用端子ST2に対向する位置に実装されている。
モリコントローラ2の接続用端子ST1に対向する位置
に積層される。メモリ5は、メモリ4上にオーバハング
して積層されており、同じくメモリ5の信号端子が、接
続用端子ST2に対向する位置に実装されている。
【0034】メモリ6は、メモリ5上にオーバハングし
て積層されており、メモリ6の信号端子が、接続用端子
ST3に対向する位置に実装されいる。同様に、メモリ
7は、メモリ6上にオーバハングして積層されており、
メモリ7の信号端子が、接続用端子ST4に対向する位
置に実装されている。
て積層されており、メモリ6の信号端子が、接続用端子
ST3に対向する位置に実装されいる。同様に、メモリ
7は、メモリ6上にオーバハングして積層されており、
メモリ7の信号端子が、接続用端子ST4に対向する位
置に実装されている。
【0035】メモリ4〜7の信号端子には、各々の半導
体チップの配線層に形成された銅などの配線を介して入
出力回路や電源回路がそれぞれ接続されている。そし
て、メモリ4〜7に設けられた信号端子は、柱状の導電
体12〜21を介して、対応するメモリコントローラ3
aの接続用端子ST1〜ST4にそれぞれ接続されてい
る。
体チップの配線層に形成された銅などの配線を介して入
出力回路や電源回路がそれぞれ接続されている。そし
て、メモリ4〜7に設けられた信号端子は、柱状の導電
体12〜21を介して、対応するメモリコントローラ3
aの接続用端子ST1〜ST4にそれぞれ接続されてい
る。
【0036】テープ8〜11は、厚さ約40μm程度の
ポリイミドテープの両面にそれぞれ厚さ約5μm程度の
耐熱接着剤が塗布されており、このポリイミドテープに
は、接続用端子ST1〜ST4に対応した位置に直径約
50μm程度の貫通孔が設けられ、その貫通孔に銅など
が充填されて導電体12〜21が形成されている。
ポリイミドテープの両面にそれぞれ厚さ約5μm程度の
耐熱接着剤が塗布されており、このポリイミドテープに
は、接続用端子ST1〜ST4に対応した位置に直径約
50μm程度の貫通孔が設けられ、その貫通孔に銅など
が充填されて導電体12〜21が形成されている。
【0037】各々のテープ8〜11に形成された導電体
12〜21は、その両面にニッケルめっきを下地とし
て、テープの一方の面側には錫、他方の面側には金めっ
きが施されている。たとえば、導電体15,18におい
て、モジュールとして組み立てられた状態では、上部に
位置する導電体18の下面側における金と、導電体15
の上面における錫とが共晶合金を形成して接続されてい
る。
12〜21は、その両面にニッケルめっきを下地とし
て、テープの一方の面側には錫、他方の面側には金めっ
きが施されている。たとえば、導電体15,18におい
て、モジュールとして組み立てられた状態では、上部に
位置する導電体18の下面側における金と、導電体15
の上面における錫とが共晶合金を形成して接続されてい
る。
【0038】また、メモリ4〜7における信号端子の表
面には金の層が形成されており、相対するテープ8〜1
1に形成された導電体12,16,19,21の上面の
錫と共晶合金を形成してそれぞれ接続されている。
面には金の層が形成されており、相対するテープ8〜1
1に形成された導電体12,16,19,21の上面の
錫と共晶合金を形成してそれぞれ接続されている。
【0039】最下層のテープ8に形成された導電体12
〜15は、それら導電体12〜15下面に形成された金
と、メモリコントローラ3aの接続用端子ST1〜ST
4表面に形成された錫の層とで共晶合金を作ってそれぞ
れが接続されている。メモリモジュールを構成するメモ
リ4〜7は、それぞれの半導体チップの破損を防ぐため
にケースまたはモールド樹脂で覆われている。
〜15は、それら導電体12〜15下面に形成された金
と、メモリコントローラ3aの接続用端子ST1〜ST
4表面に形成された錫の層とで共晶合金を作ってそれぞ
れが接続されている。メモリモジュールを構成するメモ
リ4〜7は、それぞれの半導体チップの破損を防ぐため
にケースまたはモールド樹脂で覆われている。
【0040】次に、メモリモジュール3の回路構成、な
らびに接続構成について図4を用いて説明する。
らびに接続構成について図4を用いて説明する。
【0041】ここでは、説明を簡単にするために、メモ
リコントローラ3aに1つのデータ端子と、2つのアド
レス端子とを備えた構成とし、メモリ4〜7も同様に、
1つのデータ端子と、2つのアドレス端子とを備えた構
成とする。また、図4においてメモリ4〜7の電源端子
は省略してある。
リコントローラ3aに1つのデータ端子と、2つのアド
レス端子とを備えた構成とし、メモリ4〜7も同様に、
1つのデータ端子と、2つのアドレス端子とを備えた構
成とする。また、図4においてメモリ4〜7の電源端子
は省略してある。
【0042】メモリコントローラ3aは、論理積回路A
D1〜AD16から構成されている。論理積回路(第2
の演算回路)AD1,AD3,AD5,AD7の出力部
には、データ信号Dが入出力されるデータ端子が接続さ
れている。論理積回路(第1の演算回路)AD2,AD
4,AD6,AD8の他方の入力部にも、同様に、デー
タ端子が接続されている。
D1〜AD16から構成されている。論理積回路(第2
の演算回路)AD1,AD3,AD5,AD7の出力部
には、データ信号Dが入出力されるデータ端子が接続さ
れている。論理積回路(第1の演算回路)AD2,AD
4,AD6,AD8の他方の入力部にも、同様に、デー
タ端子が接続されている。
【0043】論理積回路AD1の一方の入力部には、論
理積回路AD2,AD9,AD10の一方の入力部、お
よびチップイネーブル信号CE1が入力されるチップイ
ネーブル端子、チップイネーブル信号CEa1が出力さ
れるチップイネーブル端子がそれぞれ接続されている。
論理積回路AD1の他方の入力部には、論理積回路AD
2の出力部、データ信号Da1を入出力するデータ端子
が接続されている。
理積回路AD2,AD9,AD10の一方の入力部、お
よびチップイネーブル信号CE1が入力されるチップイ
ネーブル端子、チップイネーブル信号CEa1が出力さ
れるチップイネーブル端子がそれぞれ接続されている。
論理積回路AD1の他方の入力部には、論理積回路AD
2の出力部、データ信号Da1を入出力するデータ端子
が接続されている。
【0044】論理積回路AD3の一方の入力部には、論
理積回路AD4,AD11,AD12の一方の入力部、
ならびにチップイネーブル信号CE2が入力されるチッ
プイネーブル端子、チップイネーブル信号CEa2が出
力されるチップイネーブル端子が接続されており、論理
積回路AD3の他方の接続部には、論理積回路AD4の
出力部、データ信号Da2を入出力するデータ端子が接
続されている。
理積回路AD4,AD11,AD12の一方の入力部、
ならびにチップイネーブル信号CE2が入力されるチッ
プイネーブル端子、チップイネーブル信号CEa2が出
力されるチップイネーブル端子が接続されており、論理
積回路AD3の他方の接続部には、論理積回路AD4の
出力部、データ信号Da2を入出力するデータ端子が接
続されている。
【0045】論理積回路AD5の一方の入力部には、論
理積回路AD6,AD13,AD14の一方の入力部、
およびチップイネーブルCE3が入力されるチップイネ
ーブル端子、チップイネーブル信号CEa3が出力され
るチップイネーブル端子が接続されている。論理積回路
AD5の他方の接続部には、論理積回路AD6の出力
部、データ信号Da3を入出力するデータ端子が接続さ
れている。
理積回路AD6,AD13,AD14の一方の入力部、
およびチップイネーブルCE3が入力されるチップイネ
ーブル端子、チップイネーブル信号CEa3が出力され
るチップイネーブル端子が接続されている。論理積回路
AD5の他方の接続部には、論理積回路AD6の出力
部、データ信号Da3を入出力するデータ端子が接続さ
れている。
【0046】論理積回路AD7の一方の入力部には、論
理積回路AD8,AD15,AD16の一方の入力部、
およびチップイネーブル信号CE4が入力されるチップ
イネーブル端子、チップイネーブル信号CEa4が出力
されるチップイネーブル端子が接続されており、論理積
回路AD7の他方の接続部には、論理積回路AD8の出
力部、データ信号Da4を入出力するデータ端子が接続
されている。
理積回路AD8,AD15,AD16の一方の入力部、
およびチップイネーブル信号CE4が入力されるチップ
イネーブル端子、チップイネーブル信号CEa4が出力
されるチップイネーブル端子が接続されており、論理積
回路AD7の他方の接続部には、論理積回路AD8の出
力部、データ信号Da4を入出力するデータ端子が接続
されている。
【0047】論理積回路(第3の演算回路)AD9の他
方の入力部には、論理積回路(第3の演算回路)AD1
1,AD13,AD15の他方の接続部、およびアドレ
ス信号A1が入力されるアドレス端子が接続されてい
る。論理積回路(第3の演算回路)AD10の他方の入
力部には、論理積回路(第3の演算回路)AD12,A
D14,AD16の他方の接続部、およびアドレス信号
A2が入力されるアドレス端子が接続されている。
方の入力部には、論理積回路(第3の演算回路)AD1
1,AD13,AD15の他方の接続部、およびアドレ
ス信号A1が入力されるアドレス端子が接続されてい
る。論理積回路(第3の演算回路)AD10の他方の入
力部には、論理積回路(第3の演算回路)AD12,A
D14,AD16の他方の接続部、およびアドレス信号
A2が入力されるアドレス端子が接続されている。
【0048】論理積回路AD9の出力部には、アドレス
信号A1aを出力するアドレス端子が接続されており、
論理積回路AD10の出力部には、アドレス信号A2a
が接続されている。論理積回路AD11の出力部には、
アドレス信号A1bを出力するアドレス端子が接続され
ており、論理積回路AD12の出力部には、アドレス信
号A2bが接続されている。
信号A1aを出力するアドレス端子が接続されており、
論理積回路AD10の出力部には、アドレス信号A2a
が接続されている。論理積回路AD11の出力部には、
アドレス信号A1bを出力するアドレス端子が接続され
ており、論理積回路AD12の出力部には、アドレス信
号A2bが接続されている。
【0049】論理積回路AD13の出力部には、アドレ
ス信号A1cを出力するアドレス端子が接続されてお
り、論理積回路AD14の出力部には、アドレス信号A
2cが接続されている。論理積回路AD15の出力部に
は、アドレス信号A1dを出力するアドレス端子が接続
されており、論理積回路AD16の出力部には、アドレ
ス信号A2dを出力するアドレス端子が接続されてい
る。
ス信号A1cを出力するアドレス端子が接続されてお
り、論理積回路AD14の出力部には、アドレス信号A
2cが接続されている。論理積回路AD15の出力部に
は、アドレス信号A1dを出力するアドレス端子が接続
されており、論理積回路AD16の出力部には、アドレ
ス信号A2dを出力するアドレス端子が接続されてい
る。
【0050】システムコントローラ2から入出力される
データ信号Dは、データ信号Da1〜Da4としてメモ
リコントローラ3aを介してメモリ4〜7のいずれかに
入出力され、システムコントローラ2から出力されるア
ドレス信号A1,A2は、メモリコントローラ3aを介
してアドレス信号A1a〜A1d,A2a〜A2dとし
てメモリ4〜7のいずれかに出力される。
データ信号Dは、データ信号Da1〜Da4としてメモ
リコントローラ3aを介してメモリ4〜7のいずれかに
入出力され、システムコントローラ2から出力されるア
ドレス信号A1,A2は、メモリコントローラ3aを介
してアドレス信号A1a〜A1d,A2a〜A2dとし
てメモリ4〜7のいずれかに出力される。
【0051】チップイネーブル信号CE1〜CE4は、
システムコントローラ2の内部回路を介さずにメモリ4
〜7に出力される。このチップイネーブル信号は、メモ
リ4〜7からデータを読み書きするメモリを選択する信
号である。
システムコントローラ2の内部回路を介さずにメモリ4
〜7に出力される。このチップイネーブル信号は、メモ
リ4〜7からデータを読み書きするメモリを選択する信
号である。
【0052】また、これらデータ端子、アドレス端子、
ならびにチップイネーブル端子が接続用端子ST1〜S
T4となり、前述した導電体12〜21を介してメモリ
4〜7の信号端子にそれぞれ接続されている。
ならびにチップイネーブル端子が接続用端子ST1〜S
T4となり、前述した導電体12〜21を介してメモリ
4〜7の信号端子にそれぞれ接続されている。
【0053】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
る。
【0054】まず、メモリシステム1ではチップイネー
ブル信号CE1がハイレベルの時、メモリ4におけるデ
ータが読み書きされ、以下同様にチップイネーブル信号
CE2〜CE4がハイレベルの場合に、メモリ5〜7に
おけるデータがそれぞれ読み書きされる。
ブル信号CE1がハイレベルの時、メモリ4におけるデ
ータが読み書きされ、以下同様にチップイネーブル信号
CE2〜CE4がハイレベルの場合に、メモリ5〜7に
おけるデータがそれぞれ読み書きされる。
【0055】たとえば、メモリコントローラ3aにハイ
レベルのチップイネーブル信号CE1が入力されると、
このハイレベル信号がメモリ4に入力され、メモリ4が
活性化する。
レベルのチップイネーブル信号CE1が入力されると、
このハイレベル信号がメモリ4に入力され、メモリ4が
活性化する。
【0056】また、ハイレベル信号は、論理積回路AD
9,AD10の一方の入力部にも入力される。システム
コントローラ2から出力されたアドレス信号A1,A2
は、論理積回路AD9,AD10の他方の入力部にそれ
ぞれ入力され、論理積回路AD9,AD10による演算
結果をアドレス信号A1a,A2aとしてに出力する。
9,AD10の一方の入力部にも入力される。システム
コントローラ2から出力されたアドレス信号A1,A2
は、論理積回路AD9,AD10の他方の入力部にそれ
ぞれ入力され、論理積回路AD9,AD10による演算
結果をアドレス信号A1a,A2aとしてに出力する。
【0057】データ書き込みの場合には、システムコン
トローラ2から出力されたデータ信号Dが論理積回路A
D2の他方の入力部に入力されるので、この論理積回路
AD2の演算結果をデータ信号Da1としてメモリ4に
出力する。
トローラ2から出力されたデータ信号Dが論理積回路A
D2の他方の入力部に入力されるので、この論理積回路
AD2の演算結果をデータ信号Da1としてメモリ4に
出力する。
【0058】データ読み出しの場合には、メモリ4から
出力されたデータ信号Da1が論理積回路AD1の他方
の入力部に入力され、論理積回路AD1はチップイネー
ブル信号CE1とデータ信号Da1との演算結果をデー
タ信号Dとしてシステムコントローラ2に出力する。
出力されたデータ信号Da1が論理積回路AD1の他方
の入力部に入力され、論理積回路AD1はチップイネー
ブル信号CE1とデータ信号Da1との演算結果をデー
タ信号Dとしてシステムコントローラ2に出力する。
【0059】ここで、メモリモジュール3における寄生
容量について図5を用いて説明する。
容量について図5を用いて説明する。
【0060】図5においては、メモリ4にデータを読み
書きする場合のアドレス信号A1に着目して説明する。
書きする場合のアドレス信号A1に着目して説明する。
【0061】チップイネーブル信号CE1で選択された
メモリ4において、ハイレベルのチップイネーブル信号
CE1が一方の入力部に入力される論理積回路AD9は
電気的に導通状態となり、そのほかのメモリ5〜7が接
続されている論理積回路AD11,AD13,AD15
は非導通状態となっている。
メモリ4において、ハイレベルのチップイネーブル信号
CE1が一方の入力部に入力される論理積回路AD9は
電気的に導通状態となり、そのほかのメモリ5〜7が接
続されている論理積回路AD11,AD13,AD15
は非導通状態となっている。
【0062】システムコントローラ2からメモリ4にア
ドレス信号A1を伝送するには、メモリ4の入力回路の
寄生容量Cin1、メモリ4のESD(Electro
Staic Discharge)保護回路の寄生容
量Ces1、メモリ4の信号端子とそこに至る配線の寄
生容量Cpd1、メモリ4とメモリコントローラ3aと
を接続する柱状の導電体12の寄生容量Cclm1、メ
モリコントローラ3aの接続用端子ST1と論理積回路
AD9に至るまでの配線との寄生容量Cpdc1、メモ
リコントローラ3aにおけるESD保護回路の寄生容量
Cesc1、論理積回路AD9の寄生容量Cand1、
選択されていないメモリ5〜7へ回路を遮断している論
理積回路AD11,AD13,AD15におけるそれぞ
れの寄生容量Cand2〜Cand4、ならびにメモリ
コントローラ3aのアドレス信号A1入力におけるES
D保護回路の寄生容量Cia1とを充放電すればよいこ
とになる。
ドレス信号A1を伝送するには、メモリ4の入力回路の
寄生容量Cin1、メモリ4のESD(Electro
Staic Discharge)保護回路の寄生容
量Ces1、メモリ4の信号端子とそこに至る配線の寄
生容量Cpd1、メモリ4とメモリコントローラ3aと
を接続する柱状の導電体12の寄生容量Cclm1、メ
モリコントローラ3aの接続用端子ST1と論理積回路
AD9に至るまでの配線との寄生容量Cpdc1、メモ
リコントローラ3aにおけるESD保護回路の寄生容量
Cesc1、論理積回路AD9の寄生容量Cand1、
選択されていないメモリ5〜7へ回路を遮断している論
理積回路AD11,AD13,AD15におけるそれぞ
れの寄生容量Cand2〜Cand4、ならびにメモリ
コントローラ3aのアドレス信号A1入力におけるES
D保護回路の寄生容量Cia1とを充放電すればよいこ
とになる。
【0063】また、図6に本発明者が検討したメモリモ
ジュール30の構成を示し、図7にこのメモリモジュー
ル30おける寄生容量について示す。
ジュール30の構成を示し、図7にこのメモリモジュー
ル30おける寄生容量について示す。
【0064】図6においては、説明を簡単にするために
構成を単純化しており、1つのメモリコントローラ31
に対して4つのメモリ32〜35、2本のアドレス信
号、1本のデータ信号配線とを示し、アドレス信号およ
びチップイネーブル信号以外の制御信号および電源の配
線は省略してある。
構成を単純化しており、1つのメモリコントローラ31
に対して4つのメモリ32〜35、2本のアドレス信
号、1本のデータ信号配線とを示し、アドレス信号およ
びチップイネーブル信号以外の制御信号および電源の配
線は省略してある。
【0065】メモリ32〜35に設けられたアドレス信
号端子AT1,AT2、データ信号端子DTは、メモリ
コントローラ31のアドレス信号端子ATC1,ATC
2、データ信号端子DCと、それぞれが並列接続されて
いる。
号端子AT1,AT2、データ信号端子DTは、メモリ
コントローラ31のアドレス信号端子ATC1,ATC
2、データ信号端子DCと、それぞれが並列接続されて
いる。
【0066】チップイネーブル信号は、メモリ32〜3
5のうち、データを読み書きするメモリを1つ選択する
制御信号なので、メモリ32〜35に設けられたチップ
イネーブル信号端子CET1〜CET4とメモリコント
ローラ31のチップイネーブル信号端子CEC1〜CE
C4とは独立に接続されている。
5のうち、データを読み書きするメモリを1つ選択する
制御信号なので、メモリ32〜35に設けられたチップ
イネーブル信号端子CET1〜CET4とメモリコント
ローラ31のチップイネーブル信号端子CEC1〜CE
C4とは独立に接続されている。
【0067】また、このメモリモジュール30における
寄生容量を図7に示す。この図7では、アドレス信号の
うち、1つのアドレス信号における信号経路ついて充放
電しなければならない容量を示しており、その他の信号
は表記を省略してあるが、アドレス信号、データ信号に
ついては同様である。
寄生容量を図7に示す。この図7では、アドレス信号の
うち、1つのアドレス信号における信号経路ついて充放
電しなければならない容量を示しており、その他の信号
は表記を省略してあるが、アドレス信号、データ信号に
ついては同様である。
【0068】メモリコントローラ31からメモリ32に
アドレス信号を出力するには、メモリコントローラ31
における出力回路の寄生容量Cotc、メモリコントロ
ーラ31に設けられたボンディングパッドとそこに至る
半導体チップ上の配線との寄生容量Cpdc、パッケー
ジの配線の寄生容量Cpkc、メモリコントローラ31
などが実装されるマザーボード上の配線の寄生容量Cp
wb、メモリ32に至る分岐配線の寄生容量Cst1、
メモリ32のパッケージにおける配線の寄生容量Cpk
1、メモリ32のボンディングパッド、およびそこに繋
がる半導体チップ上の配線の寄生容量Cpd1、ESD
保護回路の寄生容量Ces1、入力回路の寄生容量Ci
n1、以下メモリ33〜35についても同様に寄生する
寄生容量Cst2,Cpk2,Cpd2,Ces2,C
in2,Cst3,Cpk3,Cpd3,Ces3,C
in3,Cst4,Cpk4,Cpd4,Ces4,C
in4をすべて充放電しなければならないことになる。
アドレス信号を出力するには、メモリコントローラ31
における出力回路の寄生容量Cotc、メモリコントロ
ーラ31に設けられたボンディングパッドとそこに至る
半導体チップ上の配線との寄生容量Cpdc、パッケー
ジの配線の寄生容量Cpkc、メモリコントローラ31
などが実装されるマザーボード上の配線の寄生容量Cp
wb、メモリ32に至る分岐配線の寄生容量Cst1、
メモリ32のパッケージにおける配線の寄生容量Cpk
1、メモリ32のボンディングパッド、およびそこに繋
がる半導体チップ上の配線の寄生容量Cpd1、ESD
保護回路の寄生容量Ces1、入力回路の寄生容量Ci
n1、以下メモリ33〜35についても同様に寄生する
寄生容量Cst2,Cpk2,Cpd2,Ces2,C
in2,Cst3,Cpk3,Cpd3,Ces3,C
in3,Cst4,Cpk4,Cpd4,Ces4,C
in4をすべて充放電しなければならないことになる。
【0069】よって、データの読み書き時には、これら
の寄生容量を充放電しなければならないために、制御信
号やデータ信号の転送速度が上げにくく、データ転送に
要する電力も大きくなり、スピードが遅く消費電力が大
きいシステムとなってしまう。
の寄生容量を充放電しなければならないために、制御信
号やデータ信号の転送速度が上げにくく、データ転送に
要する電力も大きくなり、スピードが遅く消費電力が大
きいシステムとなってしまう。
【0070】しかし、図4などに示すメモリモジュール
3においては、データを読み書きしないメモリをチップ
イネーブル信号との論理積により論理積回路によって切
断することで駆動すべき寄生容量を大幅に低減してい
る。
3においては、データを読み書きしないメモリをチップ
イネーブル信号との論理積により論理積回路によって切
断することで駆動すべき寄生容量を大幅に低減してい
る。
【0071】それにより、本実施の形態によれば、メモ
リコントローラ3aに設けられた論理積回路AD1〜A
D16によって、メモリシステム1を高速化することが
でき、かつメモリシステムの消費電力を低減することが
できる。
リコントローラ3aに設けられた論理積回路AD1〜A
D16によって、メモリシステム1を高速化することが
でき、かつメモリシステムの消費電力を低減することが
できる。
【0072】また、メモリシステム1全体から見たとき
に分岐配線となるメモリモジュール3に形成された配線
の容量が低減するので信号の多重反射を防止でき、メモ
リシステムを安定して高速化することができる。
に分岐配線となるメモリモジュール3に形成された配線
の容量が低減するので信号の多重反射を防止でき、メモ
リシステムを安定して高速化することができる。
【0073】さらに、複数接続するメモリ4〜7を積層
して実装するので、メモリモジュール3あるいはメモリ
システム1を小型化でき、かつメモリ4〜7からデータ
を読み出す場合の消費電力を低減できるので、放熱すべ
き発熱量が下がりメモリシステム1を小型化することが
できる。
して実装するので、メモリモジュール3あるいはメモリ
システム1を小型化でき、かつメモリ4〜7からデータ
を読み出す場合の消費電力を低減できるので、放熱すべ
き発熱量が下がりメモリシステム1を小型化することが
できる。
【0074】また、本実施の形態では、メモリコントロ
ーラ3aとシステムコントローラ2とを異なる半導体チ
ップによって構成したが、これらメモリコントローラ3
a、およびシステムコントローラ2を1つの半導体チッ
プ(システム用半導体チップ)によって形成し、この半
導体チップに、メモリ用半導体チップであるメモリ4〜
7を積層してメモリシステム1を構成するようにしても
よい。
ーラ3aとシステムコントローラ2とを異なる半導体チ
ップによって構成したが、これらメモリコントローラ3
a、およびシステムコントローラ2を1つの半導体チッ
プ(システム用半導体チップ)によって形成し、この半
導体チップに、メモリ用半導体チップであるメモリ4〜
7を積層してメモリシステム1を構成するようにしても
よい。
【0075】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0076】たとえば、前記実施の形態においては、D
RAMからなる半導体メモリにより構成されたメモリモ
ジュールを記載したが、半導体メモリは、たとえば、S
RAM(Static RAM)によって構成されたメ
モリモジュールでもよく、パーソナルコンピュータ以外
にもワークステーション、サーバ、携帯型情報機器など
メモリシステムを有する様々な電子装置に設けることが
できる。
RAMからなる半導体メモリにより構成されたメモリモ
ジュールを記載したが、半導体メモリは、たとえば、S
RAM(Static RAM)によって構成されたメ
モリモジュールでもよく、パーソナルコンピュータ以外
にもワークステーション、サーバ、携帯型情報機器など
メモリシステムを有する様々な電子装置に設けることが
できる。
【0077】また、これらメモリモジュールは、電子装
置のメインメモリとしてではなく、DRAMあるいはS
RAMなどの半導体メモリによって構成されるキャッシ
ュメモリとして用いてもよい。
置のメインメモリとしてではなく、DRAMあるいはS
RAMなどの半導体メモリによって構成されるキャッシ
ュメモリとして用いてもよい。
【0078】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0079】(1)本発明によれば、メモリコントロー
ル手段が、チップイネーブル信号に選択された半導体メ
モリだけを接続し、その他の半導体メモリの接続を電気
的に切断するので、メモリモジュールにおける寄生容量
を大幅に削減することができる。
ル手段が、チップイネーブル信号に選択された半導体メ
モリだけを接続し、その他の半導体メモリの接続を電気
的に切断するので、メモリモジュールにおける寄生容量
を大幅に削減することができる。
【0080】(2)また、本発明では、メモリコントロ
ール手段により、分岐配線となるメモリモジュールの配
線容量が低減するので、信号の多重反射を防止すること
ができ、ノイズなどを低減することができる。
ール手段により、分岐配線となるメモリモジュールの配
線容量が低減するので、信号の多重反射を防止すること
ができ、ノイズなどを低減することができる。
【0081】(3)さらに、本発明においては、メモリ
コントロール手段であるコントロール用半導体チップ
と、半導体メモリである半導体チップとを積層してメモ
リモジュールを構成するので、メモリモジュールを小型
化することができる。
コントロール手段であるコントロール用半導体チップ
と、半導体メモリである半導体チップとを積層してメモ
リモジュールを構成するので、メモリモジュールを小型
化することができる。
【0082】(4)また、本発明によれば、上記(1)
〜(3)により、メモリシステムを小型化しながらデー
タ処理速度を高速化し、かつ消費電力を低減することが
できるので、電子装置の性能を向上することができる。
〜(3)により、メモリシステムを小型化しながらデー
タ処理速度を高速化し、かつ消費電力を低減することが
できるので、電子装置の性能を向上することができる。
【図1】本発明の一実施の形態によるメモリシステムの
構成図である。
構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるメモリモジュール
の断面図である。
の断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるメモリモジュール
に備えられたメモリコントローラにおける接続用端子の
説明図である。
に備えられたメモリコントローラにおける接続用端子の
説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態によるメモリモジュール
の回路接続構成の説明図である。
の回路接続構成の説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態によるメモリモジュール
における寄生容量の説明図である。
における寄生容量の説明図である。
【図6】本発明者が検討したメモリモジュールの回路接
続構成の説明図である。
続構成の説明図である。
【図7】本発明者が検討したメモリモジュールにおける
寄生容量の説明図である。
寄生容量の説明図である。
1 メモリシステム 2 システムコントローラ 3 メモリモジュール 3a メモリコントローラ(メモリコントロール手段、
コントロール用半導体チップ) 3b メモリ 4〜7 メモリ(半導体メモリ、メモリ用半導体チッ
プ) 8〜10 テープ 導電体16〜21 ST1〜ST4 接続用端子 AD1,AD3,AD5,AD7 論理積回路(第2の
演算回路) AD2,AD4,AD6,AD8 論理積回路(第1の
演算回路) AD9〜AD16 論理積回路(第3の演算回路) 30 メモリモジュール 31 メモリコントローラ 32〜35 メモリ
コントロール用半導体チップ) 3b メモリ 4〜7 メモリ(半導体メモリ、メモリ用半導体チッ
プ) 8〜10 テープ 導電体16〜21 ST1〜ST4 接続用端子 AD1,AD3,AD5,AD7 論理積回路(第2の
演算回路) AD2,AD4,AD6,AD8 論理積回路(第1の
演算回路) AD9〜AD16 論理積回路(第3の演算回路) 30 メモリモジュール 31 メモリコントローラ 32〜35 メモリ
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも2つの半導体メモリと、チッ
プイネーブル信号に基づいて前記半導体メモリを選択
し、選択された前記半導体メモリだけに制御信号ならび
にデータ信号を入出力するメモリコントロール手段とを
設けたことを特徴とするメモリモジュール。 - 【請求項2】 請求項1記載のメモリモジュールにおい
て、前記メモリコントロール手段が、対応するチップイ
ネーブル信号と書き込み用のデータ信号との論理積を演
算する第1の演算回路と、対応するチップイネーブル信
号と読み出し用のデータ信号との論理積を演算する第2
の演算回路と、対応するチップイネーブル信号とアドレ
ス信号との論理積を演算する第3の演算回路とよりな
り、チップイネーブル信号により選択された前記半導体
メモリに対応する前記第1〜第3の演算回路の演算結果
を出力することを特徴とするメモリモジュール。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のメモリモジュー
ルにおいて、前記半導体メモリが、ある一辺の端部近傍
における主面に接続用端子が設けられたメモリ用半導体
チップからなり、前記メモリコントロール手段が、前記
メモリ用半導体チップの接続用端子に対応する接続用端
子が主面に設けられたコントロール用半導体チップから
なり、下側に位置する前記メモリ用半導体チップの裏面
が、上側に位置する前記メモリ用半導体チップの主面に
重なり、かつ前記上側に位置するメモリ用半導体チップ
における接続用端子を、前記下側に位置するメモリ用半
導体チップにおける端部から突出するようにずらして積
層し、それら積層された前記少なくとも2つのメモリ用
半導体チップの主面が前記コントロール用半導体チップ
の主面にを向かい合うように積層し、対向する前記メモ
リ用半導体チップの接続用端子と前記コントロール用半
導体チップの接続用端子とを柱状の導電体で接続したこ
とを特徴とするメモリモジュール。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の少
なくとも1つのメモリモジュールと、電子装置全体の制
御を司るシステムコントローラとを有することを特徴と
するメモリシステム。 - 【請求項5】 少なくとも2つの半導体メモリと、チッ
プイネーブル信号に基づいて前記半導体メモリを選択
し、選択された前記半導体メモリだけに制御信号ならび
にデータ信号を入出力するメモリコントロール手段と、
電子装置全体の制御を司るシステムコントローラとより
なり、前記半導体メモリが、ある一辺の端部近傍におけ
る主面に接続用端子が設けられたメモリ用半導体チップ
からなり、前記メモリコントロール手段、ならびに前記
システムコントローラが、前記メモリ用半導体チップの
接続用端子に対応する接続用端子が主面に設けられた1
つのシステム用半導体チップからなり、下側に位置する
前記メモリ用半導体チップの裏面が、上側に位置する前
記メモリ用半導体チップの主面に重なり、かつ前記上側
に位置するメモリ用半導体チップにおける接続用端子
を、前記下側に位置するメモリ用半導体チップにおける
端部から突出するようにずらして積層し、それら積層さ
れた前記少なくとも2つのメモリ用半導体チップの主面
が前記システム用半導体チップの主面に向かい合うよう
に積層し、対向する前記メモリ用半導体チップの接続用
端子と前記システム用半導体チップの接続用端子とを柱
状の導電体で接続したことを特徴とするメモリシステ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11185557A JP2001014218A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | メモリモジュールおよびメモリシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11185557A JP2001014218A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | メモリモジュールおよびメモリシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001014218A true JP2001014218A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=16172903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11185557A Pending JP2001014218A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | メモリモジュールおよびメモリシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001014218A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002259322A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-13 | Fujitsu Ltd | メモリシステム |
JP2007184085A (ja) * | 2005-12-30 | 2007-07-19 | Hynix Semiconductor Inc | 非揮発性半導体メモリ装置 |
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JP2023045852A (ja) * | 2021-09-22 | 2023-04-03 | キオクシア株式会社 | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
-
1999
- 1999-06-30 JP JP11185557A patent/JP2001014218A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9418029B2 (en) | 2001-02-27 | 2016-08-16 | Socionext Inc. | Memory system having a plurality of types of memory chips and a memory controller for controlling the memory chips |
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JP7703411B2 (ja) | 2021-09-22 | 2025-07-07 | キオクシア株式会社 | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
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