JP2001010072A - プリンタ用ブレードの製造方法 - Google Patents
プリンタ用ブレードの製造方法Info
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 17
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims abstract description 17
- 229920006168 hydrated nitrile rubber Polymers 0.000 abstract description 6
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 abstract description 5
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 abstract description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
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- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリンタヘッドのインクを拭き取るのに用い
られ、弾性平板2の平面内に孔状の位置決め部3と、拭
取り部5を形成するスリット部4とを設けたプリンタ用
ブレード1を、素材シート11を打ち抜くことにより成
形するプリンタ用ブレードの製造方法において、拭取り
部5の位置やその直線性について高い精度を確保するこ
とができ、もって高品質のブレード製品を提供すること
が可能な製造方法を提供する。 【解決手段】 打抜き加工時に、上記孔状の位置決め部
3と、拭取り部5の先端部5aを形成する直線部とを他
の部分に先立って打抜き形成する。
られ、弾性平板2の平面内に孔状の位置決め部3と、拭
取り部5を形成するスリット部4とを設けたプリンタ用
ブレード1を、素材シート11を打ち抜くことにより成
形するプリンタ用ブレードの製造方法において、拭取り
部5の位置やその直線性について高い精度を確保するこ
とができ、もって高品質のブレード製品を提供すること
が可能な製造方法を提供する。 【解決手段】 打抜き加工時に、上記孔状の位置決め部
3と、拭取り部5の先端部5aを形成する直線部とを他
の部分に先立って打抜き形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ機器の印
字性を向上させるべく、プリンタヘッドのインクを拭き
取るために用いられるプリンタ用ブレードに関するもの
で、特にその製造方法に関するものである。
字性を向上させるべく、プリンタヘッドのインクを拭き
取るために用いられるプリンタ用ブレードに関するもの
で、特にその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4に示すプリンタ用ブレー
ド51が知られており、以下のように構成されている。
ド51が知られており、以下のように構成されている。
【0003】すなわち先ず、このプリンタ用ブレード5
1はゴム状弾性材製の平板52によって形成されてお
り、その平面内に、当該ブレード51をプリンタに取り
付けるときの位置決めをなすための孔状の位置決め部5
3と、インクを拭き取る拭取り部55を形成するための
スリット部54とがそれぞれ所要数設けられている。
1はゴム状弾性材製の平板52によって形成されてお
り、その平面内に、当該ブレード51をプリンタに取り
付けるときの位置決めをなすための孔状の位置決め部5
3と、インクを拭き取る拭取り部55を形成するための
スリット部54とがそれぞれ所要数設けられている。
【0004】このブレード51は、素材シートを打抜き
加工することによって成形されている。
加工することによって成形されている。
【0005】また、このブレード51の寸法精度ないし
加工精度に関しては特に、その拭取り性を安定させるべ
く、孔状の位置決め部53と拭取り部55の先端部55
aとの間の距離(間隔)Lおよび拭取り部55の先端部
55aの直線性について高い精度が要求されている。
加工精度に関しては特に、その拭取り性を安定させるべ
く、孔状の位置決め部53と拭取り部55の先端部55
aとの間の距離(間隔)Lおよび拭取り部55の先端部
55aの直線性について高い精度が要求されている。
【0006】しかしながら、従来は、このブレード51
を素材シートから打抜き加工する際に、先ず平板52の
底辺部52aおよび両側辺部52bを形成する部分を略
コ字形に打ち抜き、次いで孔状の位置決め部53を打ち
抜き、次いで拭取り部55の先端部55aを形成する直
線部とスリット54とを打ち抜いているために、以下の
ような不都合を来している。
を素材シートから打抜き加工する際に、先ず平板52の
底辺部52aおよび両側辺部52bを形成する部分を略
コ字形に打ち抜き、次いで孔状の位置決め部53を打ち
抜き、次いで拭取り部55の先端部55aを形成する直
線部とスリット54とを打ち抜いているために、以下の
ような不都合を来している。
【0007】すなわち、その打抜き加工時に、上記手順
にしたがって先ず平板52の底辺部52aおよび両側辺
部52bを形成する部分をコ字形に打ち抜くと、これに
より素材シートの剛性が低下し、素材シートに皺がよっ
たり素材シートが平面方向に伸びたり縮んだりし易くな
る。したがって上記した位置決め部53と拭取り部55
の先端部55aとの間の距離Lについての寸法精度が低
下したり、拭取り部55の先端部55aの直線性につい
ての加工精度が低下したりし、これによりブレード51
の品質を高い水準に維持することができないことがあ
る。
にしたがって先ず平板52の底辺部52aおよび両側辺
部52bを形成する部分をコ字形に打ち抜くと、これに
より素材シートの剛性が低下し、素材シートに皺がよっ
たり素材シートが平面方向に伸びたり縮んだりし易くな
る。したがって上記した位置決め部53と拭取り部55
の先端部55aとの間の距離Lについての寸法精度が低
下したり、拭取り部55の先端部55aの直線性につい
ての加工精度が低下したりし、これによりブレード51
の品質を高い水準に維持することができないことがあ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、拭取り部の位置やその直線性等について高い精度を
確保することができ、もって高品質のブレード製品を提
供することが可能なプリンタ用ブレードの製造方法を提
供することを目的とする。
み、拭取り部の位置やその直線性等について高い精度を
確保することができ、もって高品質のブレード製品を提
供することが可能なプリンタ用ブレードの製造方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプリンタ用ブレードの製造方法は、プリン
タヘッドのインクを拭き取るのに用いられ、弾性平板の
平面内に孔状の位置決め部と、拭取り部を形成するスリ
ット部とを設けたプリンタ用ブレードを、素材シートを
打ち抜くことにより成形するプリンタ用ブレードの製造
方法において、打抜き加工時に、前記位置決め部と、前
記拭取り部の先端部を形成する直線部とを他の部分に先
立って打抜き形成することを特徴とするものである。
め、本発明のプリンタ用ブレードの製造方法は、プリン
タヘッドのインクを拭き取るのに用いられ、弾性平板の
平面内に孔状の位置決め部と、拭取り部を形成するスリ
ット部とを設けたプリンタ用ブレードを、素材シートを
打ち抜くことにより成形するプリンタ用ブレードの製造
方法において、打抜き加工時に、前記位置決め部と、前
記拭取り部の先端部を形成する直線部とを他の部分に先
立って打抜き形成することを特徴とするものである。
【0010】上記構成を備えた本発明の製造方法におい
ては、打抜き加工の初めに孔状の位置決め部と、拭取り
部の先端部を形成する直線部とを打ち抜く手順とされて
いるために、素材シートの剛性が比較的高いままのとき
に、これらが加工されることになる。したがって素材シ
ートに皺がよりにくく素材シートが平面方向に伸びたり
縮んだりしにくい状態でこれらが加工されるために、寸
法精度ないし加工精度を高い水準に設定することが可能
となる。
ては、打抜き加工の初めに孔状の位置決め部と、拭取り
部の先端部を形成する直線部とを打ち抜く手順とされて
いるために、素材シートの剛性が比較的高いままのとき
に、これらが加工されることになる。したがって素材シ
ートに皺がよりにくく素材シートが平面方向に伸びたり
縮んだりしにくい状態でこれらが加工されるために、寸
法精度ないし加工精度を高い水準に設定することが可能
となる。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。
したがって説明する。
【0012】図1は、当該実施形態に係る製造方法によ
って製造されるプリンタ用ブレード1の一例を示してお
り、このブレード1は以下のように構成されている。
って製造されるプリンタ用ブレード1の一例を示してお
り、このブレード1は以下のように構成されている。
【0013】すなわち先ず、このブレード1はゴム状弾
性材製の平板(弾性平板とも称する)2によって形成さ
れており、この平板2の平面内に、当該ブレード1をプ
リンタに取り付けるときの位置決めをなすための孔状の
位置決め部(取付部とも称する)3と、プリント機器の
印字性を向上すべくインクを拭き取る拭取り部(リップ
部とも称する)5を形成するためのスリット部4とがそ
れぞれ所要数設けられている。
性材製の平板(弾性平板とも称する)2によって形成さ
れており、この平板2の平面内に、当該ブレード1をプ
リンタに取り付けるときの位置決めをなすための孔状の
位置決め部(取付部とも称する)3と、プリント機器の
印字性を向上すべくインクを拭き取る拭取り部(リップ
部とも称する)5を形成するためのスリット部4とがそ
れぞれ所要数設けられている。
【0014】平板2は、インク非汚染性のHNBRゴム
(HNBR Hs75)によって成形されており、その
大きさを実寸で縦16mm、横30mm、厚さ0.5m
mほどに形成されている。孔状の位置決め部3は、平板
2の長手方向に沿って一対が設けられている。スリット
部4は、平板2の長手方向に沿って二対四本が設けられ
ており、各スリット部4は、拭取り部5の先端部5aに
対して直交する向きに形成された直線部4aと、この直
線部4aの幅w1より大きな幅w2を備えた先端拡大部
4bとの組み合わせによって形成されている。先端拡大
部4bは、拭取り部5の作動に伴って直線部4aがその
延長方向に裂けないようにするために設けられており、
図では円形の孔として設けられている。
(HNBR Hs75)によって成形されており、その
大きさを実寸で縦16mm、横30mm、厚さ0.5m
mほどに形成されている。孔状の位置決め部3は、平板
2の長手方向に沿って一対が設けられている。スリット
部4は、平板2の長手方向に沿って二対四本が設けられ
ており、各スリット部4は、拭取り部5の先端部5aに
対して直交する向きに形成された直線部4aと、この直
線部4aの幅w1より大きな幅w2を備えた先端拡大部
4bとの組み合わせによって形成されている。先端拡大
部4bは、拭取り部5の作動に伴って直線部4aがその
延長方向に裂けないようにするために設けられており、
図では円形の孔として設けられている。
【0015】上記構成のブレード1は、図2に示すよう
に素材シート11を打抜き加工することによって成形さ
れるもので、打抜き加工は複数回に亙って以下の手順で
行なわれる。同図における矢印Aはシート11の送り方
向を示している。
に素材シート11を打抜き加工することによって成形さ
れるもので、打抜き加工は複数回に亙って以下の手順で
行なわれる。同図における矢印Aはシート11の送り方
向を示している。
【0016】すなわち同図に示したように、先ず第一ス
テーション(イ)で、孔状の位置決め部3と、拭取り部
5の先端部5aを形成する直線部とを打ち抜き、次いで
第二ステーション(ロ)で、各スリット部4の直線部4
aにおける外側の側辺部4cを打ち抜く。次いで第三ス
テーション(ハ)で、各スリット部4の直線部4aの内
側の側辺部4dを打ち抜き、次いで最後の第四ステーシ
ョン(ニ)で、各スリット部4の先端拡大部4bと、平
板2の底辺部2aおよび両側辺部2bを形成する部分を
略コ字形に打ち抜き、以上によってブレード1一枚当た
りの加工を終了する。各部を順々に打ち抜くに当たって
は、各部の間に打抜き洩れが生じることがないように、
製品に痕跡が残らない範囲で各部を互いに交差させると
良い。
テーション(イ)で、孔状の位置決め部3と、拭取り部
5の先端部5aを形成する直線部とを打ち抜き、次いで
第二ステーション(ロ)で、各スリット部4の直線部4
aにおける外側の側辺部4cを打ち抜く。次いで第三ス
テーション(ハ)で、各スリット部4の直線部4aの内
側の側辺部4dを打ち抜き、次いで最後の第四ステーシ
ョン(ニ)で、各スリット部4の先端拡大部4bと、平
板2の底辺部2aおよび両側辺部2bを形成する部分を
略コ字形に打ち抜き、以上によってブレード1一枚当た
りの加工を終了する。各部を順々に打ち抜くに当たって
は、各部の間に打抜き洩れが生じることがないように、
製品に痕跡が残らない範囲で各部を互いに交差させると
良い。
【0017】当該製造方法は、以下の作用効果を奏す
る。
る。
【0018】すなわち、上記したように打抜き加工時
に、孔状の位置決め部3と、拭取り部5の先端部5aを
形成する直線部とを他の部分に先立って打ち抜くように
したために、ゴム状弾性材製の素材シート11の剛性が
比較的高い状態でこれらが形成されることになる。した
がって素材シート11に皺がよりにくく素材シート11
が平面方向に伸びたり縮んだりしにくい状態でこれらが
形成されるために、寸法精度ないし加工精度を高い水準
に設定することが可能である。したがって位置決め部3
と拭取り部5の先端部5aとの間の距離(間隔)Lを精
度良く形成するとともに拭取り部5の先端部5aの直線
性を精度良く形成することができ、これにより高品質の
ブレード製品を成形することができる。
に、孔状の位置決め部3と、拭取り部5の先端部5aを
形成する直線部とを他の部分に先立って打ち抜くように
したために、ゴム状弾性材製の素材シート11の剛性が
比較的高い状態でこれらが形成されることになる。した
がって素材シート11に皺がよりにくく素材シート11
が平面方向に伸びたり縮んだりしにくい状態でこれらが
形成されるために、寸法精度ないし加工精度を高い水準
に設定することが可能である。したがって位置決め部3
と拭取り部5の先端部5aとの間の距離(間隔)Lを精
度良く形成するとともに拭取り部5の先端部5aの直線
性を精度良く形成することができ、これにより高品質の
ブレード製品を成形することができる。
【0019】当該製造方法によって製造されるブレード
1の形状は図1に示したものに限定されず、例えば図3
に示すようなものであっても良く、この図3のブレード
1は以下のように構成されている。
1の形状は図1に示したものに限定されず、例えば図3
に示すようなものであっても良く、この図3のブレード
1は以下のように構成されている。
【0020】すなわち先ず、このブレード1はゴム状弾
性材製の平板2によって形成されており、その平面内
に、当該ブレード1をプリンタに取り付けるときの位置
決めをなすための孔状の位置決め部3と、プリンタ機器
の印字性を向上すべくインクを拭き取る拭取り部5を形
成するためのスリット部4とがそれぞれ所要数設けられ
ている。
性材製の平板2によって形成されており、その平面内
に、当該ブレード1をプリンタに取り付けるときの位置
決めをなすための孔状の位置決め部3と、プリンタ機器
の印字性を向上すべくインクを拭き取る拭取り部5を形
成するためのスリット部4とがそれぞれ所要数設けられ
ている。
【0021】平板2は、インク非汚染性のHNBRゴム
(HNBR Hs75)によって成形されており、その
大きさを実寸で縦16mm、横30mm、厚さ0.5m
mほどに形成されている。孔状の位置決め部3は、平板
2の長手方向に沿って一対が設けられている。スリット
部4は、平板2の長手方向に沿って二対四本が設けられ
ており、各スリット部4は、拭取り部5の先端部5aに
対して直交する向きに形成された直線部4eと、この直
線部4eの端部から斜め内向き設けられた傾斜部4f
と、この傾斜部4fの端部から再び拭取り部5の先端部
5aに対して直交する向きに設けられた直線部4gと、
この直線部4e,4gおよび傾斜部4fの幅w1より大
きな幅w2を備えた先端拡大部4bとの組み合わせによ
って形成されている。先端拡大部4bは、拭取り部5の
作動に伴って直線部4aがその延長方向に裂けないよう
にするために設けられており、図では円形の孔として設
けられている。また各スリット部4に直線部4e,4g
および傾斜部4fを設けることによってスリット部4を
湾曲させたのは、スリット部4におけるインク保留性を
高めるとともに拭取り部5の弾性を調整するためであ
り、同様の目的は、スリット部4の幅を先端部5aから
離れるのにしたがって拡大したり縮小したりして変更す
ることによっても達成することが可能である。
(HNBR Hs75)によって成形されており、その
大きさを実寸で縦16mm、横30mm、厚さ0.5m
mほどに形成されている。孔状の位置決め部3は、平板
2の長手方向に沿って一対が設けられている。スリット
部4は、平板2の長手方向に沿って二対四本が設けられ
ており、各スリット部4は、拭取り部5の先端部5aに
対して直交する向きに形成された直線部4eと、この直
線部4eの端部から斜め内向き設けられた傾斜部4f
と、この傾斜部4fの端部から再び拭取り部5の先端部
5aに対して直交する向きに設けられた直線部4gと、
この直線部4e,4gおよび傾斜部4fの幅w1より大
きな幅w2を備えた先端拡大部4bとの組み合わせによ
って形成されている。先端拡大部4bは、拭取り部5の
作動に伴って直線部4aがその延長方向に裂けないよう
にするために設けられており、図では円形の孔として設
けられている。また各スリット部4に直線部4e,4g
および傾斜部4fを設けることによってスリット部4を
湾曲させたのは、スリット部4におけるインク保留性を
高めるとともに拭取り部5の弾性を調整するためであ
り、同様の目的は、スリット部4の幅を先端部5aから
離れるのにしたがって拡大したり縮小したりして変更す
ることによっても達成することが可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0023】すなわち、上記構成を備えた本発明のプリ
ンタ用ブレードの製造方法においては、その打抜き加工
時に、孔状の位置決め部と、拭取り部の先端部を形成す
る直線部とを他の部分に先立って打ち抜くようにしたた
めに、素材シートの剛性が比較的高い状態でこれらが形
成される。したがって素材シートに皺がよりにくく素材
シートが平面方向に伸びたり縮んだりしにくい状態でこ
れらが形成されるために、寸法精度ないし加工精度を高
い水準に設定することが可能である。したがって位置決
め部と拭取り部の先端部との間の距離を精度良く形成す
るとともに拭取り部の先端部の直線性を精度良く形成す
ることができ、これにより高品質のブレード製品を成形
することができる。
ンタ用ブレードの製造方法においては、その打抜き加工
時に、孔状の位置決め部と、拭取り部の先端部を形成す
る直線部とを他の部分に先立って打ち抜くようにしたた
めに、素材シートの剛性が比較的高い状態でこれらが形
成される。したがって素材シートに皺がよりにくく素材
シートが平面方向に伸びたり縮んだりしにくい状態でこ
れらが形成されるために、寸法精度ないし加工精度を高
い水準に設定することが可能である。したがって位置決
め部と拭取り部の先端部との間の距離を精度良く形成す
るとともに拭取り部の先端部の直線性を精度良く形成す
ることができ、これにより高品質のブレード製品を成形
することができる。
【図1】本発明の実施形態に係る製造方法によって製造
されるプリンタ用ブレードの一例を示す正面図
されるプリンタ用ブレードの一例を示す正面図
【図2】同製造方法の工程説明図
【図3】同製造方法によって製造されるプリンタ用ブレ
ードの他の例を示す正面図
ードの他の例を示す正面図
【図4】従来例に係るプリンタ用ブレードの正面図
1 プリンタ用ブレード 2 平板(弾性平板) 2a 底辺部 2b,4c,4d 側辺部 3 位置決め部 4 スリット部 4a 直線部 4b 先端拡大部 5 拭取り部 5a 先端部 11 素材シート
Claims (1)
- 【請求項1】 プリンタヘッドのインクを拭き取るのに
用いられ、弾性平板(2)の平面内に孔状の位置決め部
(3)と、拭取り部(5)を形成するスリット部(4)
とを設けたプリンタ用ブレード(1)を、素材シート
(11)を打ち抜くことにより成形するプリンタ用ブレ
ードの製造方法において、 打抜き加工時に、前記位置決め部(3)と、前記拭取り
部(5)の先端部(5a)を形成する直線部とを他の部
分に先立って打抜き形成することを特徴とするプリンタ
用ブレードの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18464199A JP2001010072A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | プリンタ用ブレードの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18464199A JP2001010072A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | プリンタ用ブレードの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001010072A true JP2001010072A (ja) | 2001-01-16 |
Family
ID=16156795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18464199A Pending JP2001010072A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | プリンタ用ブレードの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001010072A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8007072B2 (en) | 2006-03-27 | 2011-08-30 | Sony Corporation | Cleaning blade, method of fabricating cleaning blade, and cleaning apparatus for liquid discharge head |
JP2013000890A (ja) * | 2011-06-10 | 2013-01-07 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
JP2013071405A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Brother Industries Ltd | インクジェット記録装置 |
-
1999
- 1999-06-30 JP JP18464199A patent/JP2001010072A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8007072B2 (en) | 2006-03-27 | 2011-08-30 | Sony Corporation | Cleaning blade, method of fabricating cleaning blade, and cleaning apparatus for liquid discharge head |
JP2013000890A (ja) * | 2011-06-10 | 2013-01-07 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
JP2013071405A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Brother Industries Ltd | インクジェット記録装置 |
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