JP2001005938A - 非接触式icカード - Google Patents
非接触式icカードInfo
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- 238000004891 communication Methods 0.000 abstract description 15
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 27
- 238000000034 method Methods 0.000 description 18
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 6
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 2
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ICカードの共振周波数がずれてしまった場
合でも、リーダライタの消費電流が増加することなく通
信距離が低下したり、データの読取りに不具合が生じて
しまうことを防止できるようにする。 【解決手段】 ICカード3の共振回路11は、アンテ
ナコイル4と共振周波数制御部5とから構成されてい
る。共振回路11はリーダライタからの電力用電磁波信
号を受信することにより、整流部6から直流電圧を出力
する。ここで、共振周波数制御部5は、整流部6からの
直流電圧が最大となるように共振回路11の共振周波数
を制御するようになっている。従って、ICカード3
は、リーダライタとの共振状態で通信を行うことができ
る。
合でも、リーダライタの消費電流が増加することなく通
信距離が低下したり、データの読取りに不具合が生じて
しまうことを防止できるようにする。 【解決手段】 ICカード3の共振回路11は、アンテ
ナコイル4と共振周波数制御部5とから構成されてい
る。共振回路11はリーダライタからの電力用電磁波信
号を受信することにより、整流部6から直流電圧を出力
する。ここで、共振周波数制御部5は、整流部6からの
直流電圧が最大となるように共振回路11の共振周波数
を制御するようになっている。従って、ICカード3
は、リーダライタとの共振状態で通信を行うことができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リーダライタとデ
ータの授受を行う非接触式ICカードに関する。
ータの授受を行う非接触式ICカードに関する。
【従来の技術】近年、従業員証、定期券、テレホンカー
ド等を磁気カード方式から非接触式ICカード方式とす
ることが試みられている。この種のICカードは電源を
内蔵していないことから、リーダライタから電力用電磁
波信号をICカードに送信することにより給電し、その
給電状態でリーダライタがICカードとデータの授受を
行うもので、ICカードの共振回路の共振周波数は電力
用信号の周波数と一致しているのが一般的である。具体
的には、アンテナコイル及びコンデンサの値を所定の周
波数に共振するように選定しており、共振回路の共振周
波数は固定的にICカードに設定されている。
ド等を磁気カード方式から非接触式ICカード方式とす
ることが試みられている。この種のICカードは電源を
内蔵していないことから、リーダライタから電力用電磁
波信号をICカードに送信することにより給電し、その
給電状態でリーダライタがICカードとデータの授受を
行うもので、ICカードの共振回路の共振周波数は電力
用信号の周波数と一致しているのが一般的である。具体
的には、アンテナコイル及びコンデンサの値を所定の周
波数に共振するように選定しており、共振回路の共振周
波数は固定的にICカードに設定されている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のものでは、以下の問題点が発生する。 (1)アンテナコイル、コンデンサ容量のばらつきによ
り、ICカードの共振周波数がずれてしまう。 (2)ICカード単体で共振周波数を調整した場合、複
数のICカードが重なった場合など、ICカード同士の
相互結合によりICカードの共振周波数がずれてしま
う。 (3)ICカードが水で濡れてしまうと、ICカードの
共振周波数がずれてしまう。
成のものでは、以下の問題点が発生する。 (1)アンテナコイル、コンデンサ容量のばらつきによ
り、ICカードの共振周波数がずれてしまう。 (2)ICカード単体で共振周波数を調整した場合、複
数のICカードが重なった場合など、ICカード同士の
相互結合によりICカードの共振周波数がずれてしま
う。 (3)ICカードが水で濡れてしまうと、ICカードの
共振周波数がずれてしまう。
【0003】このようにICカードの共振周波数がずれ
てしまうと、リーダライタとICカードとの間の通信距
離が短くなったり、リーダライタがICカードからデー
タを確実に読取れなくなってしまうことがある。
てしまうと、リーダライタとICカードとの間の通信距
離が短くなったり、リーダライタがICカードからデー
タを確実に読取れなくなってしまうことがある。
【0004】この場合、上記問題点を解決するには、リ
ーダライタ側の出力を高めることが考えられるものの、
以下の制約があり、完全に解決することはできないのが
実情である。
ーダライタ側の出力を高めることが考えられるものの、
以下の制約があり、完全に解決することはできないのが
実情である。
【0005】(1)電磁波法等の規制により、リーダラ
イタの出力の上限値が決められている。 (2)近年、省電力化の要求が高く、消費電流を抑制し
なければならない。本発明は上記事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、共振周波数がずれてしまった場合
でも、消費電流が増加することなくリーダライタとの通
信距離が低下したり、リーダライタによるデータの読取
りに不具合が生じてしまうことを防止できる非接触式I
Cカードを提供することにある。
イタの出力の上限値が決められている。 (2)近年、省電力化の要求が高く、消費電流を抑制し
なければならない。本発明は上記事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、共振周波数がずれてしまった場合
でも、消費電流が増加することなくリーダライタとの通
信距離が低下したり、リーダライタによるデータの読取
りに不具合が生じてしまうことを防止できる非接触式I
Cカードを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、共振回路の共振周波数がリーダライタからの電磁波
信号の周波数からずれてしまった場合は、整流部からの
直流電圧が低下してしまうものの、共振周波数制御部は
整流部からの直流電圧が最大となるように共振回路の共
振周波数を制御するので、共振回路の共振周波数はリー
ダライタと共振する周波数に制御され、リーダライタと
ICカードとの間の通信距離が短くなってしまうことを
防止できる。
ば、共振回路の共振周波数がリーダライタからの電磁波
信号の周波数からずれてしまった場合は、整流部からの
直流電圧が低下してしまうものの、共振周波数制御部は
整流部からの直流電圧が最大となるように共振回路の共
振周波数を制御するので、共振回路の共振周波数はリー
ダライタと共振する周波数に制御され、リーダライタと
ICカードとの間の通信距離が短くなってしまうことを
防止できる。
【0007】請求項2の発明によれば、整流部から出力
される直流電圧が低い場合は、共振回路の共振周波数の
ずれが大きくて制御用回路による通信に不具合を生じる
虞があるものの、電圧検出部が検出した直流電圧が所定
電圧となるまで制御用回路の動作は停止されるので、制
御用回路は、共振回路が適切な共振周波数に調整された
状態で動作する。
される直流電圧が低い場合は、共振回路の共振周波数の
ずれが大きくて制御用回路による通信に不具合を生じる
虞があるものの、電圧検出部が検出した直流電圧が所定
電圧となるまで制御用回路の動作は停止されるので、制
御用回路は、共振回路が適切な共振周波数に調整された
状態で動作する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の概要を図1乃至図
8を参照して説明する。図2は本発明の全体構成を概略
的に示している。この図2において、リーダライタ1は
アンテナコイル2を備えていると共に、ICカード3は
アンテナコイル4を備えており、リーダライタ1のアン
テナコイル2から電力用電磁波信号をICカード3のア
ンテナコイル4に送信した状態でリーダライタ1はIC
カード3とデータの授受を行うことができる。尚、アン
テナコイル4はICカード3に内蔵されているのが一般
的である。
8を参照して説明する。図2は本発明の全体構成を概略
的に示している。この図2において、リーダライタ1は
アンテナコイル2を備えていると共に、ICカード3は
アンテナコイル4を備えており、リーダライタ1のアン
テナコイル2から電力用電磁波信号をICカード3のア
ンテナコイル4に送信した状態でリーダライタ1はIC
カード3とデータの授受を行うことができる。尚、アン
テナコイル4はICカード3に内蔵されているのが一般
的である。
【0009】図1はICカード3の構成を概略的に示し
ている。この図1において、ICカード3は、電磁波信
号を送受信するためのアンテナコイル4、コンデンサ4
a、共振周波数を制御するための共振周波数制御部5、
整流部6、平滑用コンデンサ7、制御/演算部8、クロ
ック生成部9、メモリ10等を備えて構成されている。
ている。この図1において、ICカード3は、電磁波信
号を送受信するためのアンテナコイル4、コンデンサ4
a、共振周波数を制御するための共振周波数制御部5、
整流部6、平滑用コンデンサ7、制御/演算部8、クロ
ック生成部9、メモリ10等を備えて構成されている。
【0010】アンテナコイル4及びコンデンサ4a並び
に共振周波数制御部5は並列に接続されて共振回路11
を構成しており、その共振回路11においてリーダライ
タ1から所定周波数の電力用電磁波信号を受信して電力
用信号に変換する。整流部6は、共振回路11から出力
された電力用信号を整流し、平滑用コンデンサ7により
一定電圧の直流電圧(動作電圧)に平滑化して各回路に
出力する。
に共振周波数制御部5は並列に接続されて共振回路11
を構成しており、その共振回路11においてリーダライ
タ1から所定周波数の電力用電磁波信号を受信して電力
用信号に変換する。整流部6は、共振回路11から出力
された電力用信号を整流し、平滑用コンデンサ7により
一定電圧の直流電圧(動作電圧)に平滑化して各回路に
出力する。
【0011】リーダライタ1から送信されてくるデータ
等の信号は、電力用電磁波信号に重畳して送信されるよ
うになっており、その信号は、受信部12により復調さ
れて制御/演算部8に与えられる。制御/演算部8は、
受信部12から入力される信号に応じた処理を実行し、
メモリ10に記憶しているデータを変調部13により変
調してアンテナコイル4から電力用電磁波信号に重畳さ
せて送信する。
等の信号は、電力用電磁波信号に重畳して送信されるよ
うになっており、その信号は、受信部12により復調さ
れて制御/演算部8に与えられる。制御/演算部8は、
受信部12から入力される信号に応じた処理を実行し、
メモリ10に記憶しているデータを変調部13により変
調してアンテナコイル4から電力用電磁波信号に重畳さ
せて送信する。
【0012】ここで、共振回路11の共振周波数が種々
の要因でリーダライタ1の電磁波周波数f0 からずれた
場合、リーダライタ1とICカード3との間の通信距離
が低下したり、リーダライタ1によるICカード3のデ
ータの読取りが不確実となる虞を生じる。
の要因でリーダライタ1の電磁波周波数f0 からずれた
場合、リーダライタ1とICカード3との間の通信距離
が低下したり、リーダライタ1によるICカード3のデ
ータの読取りが不確実となる虞を生じる。
【0013】そこで、本発明では、次のようにして共振
周波数制御部5により共振周波数を制御することにより
共振周波数のずれを防止するようにした。即ち、図3に
示すように整流部6からの直流電圧が本来の電圧V2か
らV1 或いはV3に低下してしまうことから、共振周波
数制御部5は、直流電圧に基づいて共振回路11の共振
周波数を制御するようにした。つまり、共振回路11の
共振周波数fがリーダライタ1の電磁波周波数f0 に対
してf>f0 、f<f0 のときは整流部6からの直流電
圧が最大電圧V2から低下すると共に、f=f0 で整流
部6からの直流電圧が最大電圧V2となるので、整流部
6からの直流電圧に基づいて共振回路11がリーダライ
タ1と共振状態となったかを判断することができる。
周波数制御部5により共振周波数を制御することにより
共振周波数のずれを防止するようにした。即ち、図3に
示すように整流部6からの直流電圧が本来の電圧V2か
らV1 或いはV3に低下してしまうことから、共振周波
数制御部5は、直流電圧に基づいて共振回路11の共振
周波数を制御するようにした。つまり、共振回路11の
共振周波数fがリーダライタ1の電磁波周波数f0 に対
してf>f0 、f<f0 のときは整流部6からの直流電
圧が最大電圧V2から低下すると共に、f=f0 で整流
部6からの直流電圧が最大電圧V2となるので、整流部
6からの直流電圧に基づいて共振回路11がリーダライ
タ1と共振状態となったかを判断することができる。
【0014】従って、整流部6からの直流電圧が最大と
なるように共振回路11の共振周波数を制御することに
より共振回路11がリーダライタ1と共振状態となるよ
うに制御することができるので、以後においては、リー
ダライタ1とICカード3とは共振状態となり、リーダ
ライタ1はICカード3と確実に通信することができ
る。
なるように共振回路11の共振周波数を制御することに
より共振回路11がリーダライタ1と共振状態となるよ
うに制御することができるので、以後においては、リー
ダライタ1とICカード3とは共振状態となり、リーダ
ライタ1はICカード3と確実に通信することができ
る。
【0015】ここで、共振周波数制御部5としては、図
4に示すようにコンデンサ容量制御方式と、図5に示す
ようにコンデンサ14のインピーダンスを制御する共振
回路抵抗制御方式とがあり、コンデンサ容量制御方式に
おける共振周波数はf0 =1/(2・π・(LC)
1/2 )で表すことができ、共振回路抵抗制御方式に
おける共振周波数はf0 =1/(2・π・(LC−C
2 R2 )1/2 )で表すことができる。
4に示すようにコンデンサ容量制御方式と、図5に示す
ようにコンデンサ14のインピーダンスを制御する共振
回路抵抗制御方式とがあり、コンデンサ容量制御方式に
おける共振周波数はf0 =1/(2・π・(LC)
1/2 )で表すことができ、共振回路抵抗制御方式に
おける共振周波数はf0 =1/(2・π・(LC−C
2 R2 )1/2 )で表すことができる。
【0016】また、コンデンサ容量方式としては、図6
に示すようにコンデンサ14を選択するための複数のス
イッチ15を用いたスイッチ切替え方式と図7に示すよ
うに可変容量コンデンサ16を用いた可変容量コンデン
サ方式とがあり、また、共振回路抵抗制御方式として
は、図8に示すようにトランジスタ17を用いたトラン
ジスタ制御方式がある。
に示すようにコンデンサ14を選択するための複数のス
イッチ15を用いたスイッチ切替え方式と図7に示すよ
うに可変容量コンデンサ16を用いた可変容量コンデン
サ方式とがあり、また、共振回路抵抗制御方式として
は、図8に示すようにトランジスタ17を用いたトラン
ジスタ制御方式がある。
【0017】(第1の実施の形態)次に本発明の第1の
実施の形態を図9乃至図12を参照して説明する。この
第1の実施の形態は共振周波数制御部としてコンデンサ
容量制御方式における可変容量コンデンサ方式を採用し
たものである。
実施の形態を図9乃至図12を参照して説明する。この
第1の実施の形態は共振周波数制御部としてコンデンサ
容量制御方式における可変容量コンデンサ方式を採用し
たものである。
【0018】図9は共振周波数制御部5の構成を示して
いる。この図9において、共振周波数制御部5は、IC
を構成するFET18のゲートにコンデンサ14を接続
すると共に、ゲートに整流部6からの直流電圧を抵抗3
1を介して印加するように接続して構成されている。
いる。この図9において、共振周波数制御部5は、IC
を構成するFET18のゲートにコンデンサ14を接続
すると共に、ゲートに整流部6からの直流電圧を抵抗3
1を介して印加するように接続して構成されている。
【0019】ここで、FET18のゲートとソース間の
接合容量Cgs(図10参照)は、図11に示すようにゲ
ートとソース間の電圧Vg の電圧が高くなるに従って容
量が減少する特性を示す。従って、共振回路11の共振
周波数は、図12に示すように直流電圧が高くなる程高
くなるという特性を示す。この場合、共振周波数制御部
5は、共振回路11の初期共振周波数をリーダライタ1
の電磁波周波数f0 よりも低く設定している。
接合容量Cgs(図10参照)は、図11に示すようにゲ
ートとソース間の電圧Vg の電圧が高くなるに従って容
量が減少する特性を示す。従って、共振回路11の共振
周波数は、図12に示すように直流電圧が高くなる程高
くなるという特性を示す。この場合、共振周波数制御部
5は、共振回路11の初期共振周波数をリーダライタ1
の電磁波周波数f0 よりも低く設定している。
【0020】次に上記構成の作用について説明する。リ
ーダライタ1は、アンテナコイル2から基準周波数の電
力用電磁波信号を送信している。
ーダライタ1は、アンテナコイル2から基準周波数の電
力用電磁波信号を送信している。
【0021】ICカード3においては、アンテナコイル
4でリーダライタ1からの電力用電磁波信号を受信し、
共振回路11から電力用信号を出力する。この電力用信
号は整流部6で直流電圧に生成されて各回路に動作電圧
として出力される。
4でリーダライタ1からの電力用電磁波信号を受信し、
共振回路11から電力用信号を出力する。この電力用信
号は整流部6で直流電圧に生成されて各回路に動作電圧
として出力される。
【0022】さて、ICカード3がリーダライタ1に接
近するに従って整流部6からの直流電圧が上昇する。こ
のとき、図12に示すように共振回路11の共振周波数
は直流電圧が上昇するに従って上昇する一方で、図3に
示すように共振周波数が電磁波周波数f0 に接近するよ
うに上昇するに従って直流電圧が上昇するので、容量C
gsが減少し、共振周波数が上昇すると直流電圧がさら上
昇するという正帰還が行われ、直流電圧は一気に上昇す
る。そして、共振周波数が電磁波周波数f0 となったと
ころで直流電圧が最大となり、共振周波数が電磁波周波
数f0 を上回るようになると今度は直流電圧が低下する
ようになるので、結局、共振周波数は電磁波周波数f0
に自動調整されるようになる。従って、以後において
は、共振回路11の共振周波数は電磁波周波数f0 に調
整された状態でリーダライタ1との通信を行うことにな
る。
近するに従って整流部6からの直流電圧が上昇する。こ
のとき、図12に示すように共振回路11の共振周波数
は直流電圧が上昇するに従って上昇する一方で、図3に
示すように共振周波数が電磁波周波数f0 に接近するよ
うに上昇するに従って直流電圧が上昇するので、容量C
gsが減少し、共振周波数が上昇すると直流電圧がさら上
昇するという正帰還が行われ、直流電圧は一気に上昇す
る。そして、共振周波数が電磁波周波数f0 となったと
ころで直流電圧が最大となり、共振周波数が電磁波周波
数f0 を上回るようになると今度は直流電圧が低下する
ようになるので、結局、共振周波数は電磁波周波数f0
に自動調整されるようになる。従って、以後において
は、共振回路11の共振周波数は電磁波周波数f0 に調
整された状態でリーダライタ1との通信を行うことにな
る。
【0023】このような実施の形態によれば、FET1
8の特性を利用してICカード3の共振回路11の共振
周波数をリーダライタ1からの電磁波周波数f0 となる
ように自動調整するようにしたので、共振回路11の共
振周波数が固定されている構成のものと違って、リーダ
ライタ1とICカード3との間の通信距離が低下するこ
とを防止すると共に、リーダライタ1によるICカード
3のデータ読取りに不具合を生じることもない。
8の特性を利用してICカード3の共振回路11の共振
周波数をリーダライタ1からの電磁波周波数f0 となる
ように自動調整するようにしたので、共振回路11の共
振周波数が固定されている構成のものと違って、リーダ
ライタ1とICカード3との間の通信距離が低下するこ
とを防止すると共に、リーダライタ1によるICカード
3のデータ読取りに不具合を生じることもない。
【0024】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図13乃至図15を参照して説明する。
この第2の実施の形態は、共振周波数制御部5として、
コンデンサ容量制御方式におけるスイッチ切替え方式を
採用したものである。
の実施の形態を図13乃至図15を参照して説明する。
この第2の実施の形態は、共振周波数制御部5として、
コンデンサ容量制御方式におけるスイッチ切替え方式を
採用したものである。
【0025】図13は共振周波数制御部5の構成を示し
ている。この図13において、コンデンサ14はFET
19と直列接続されていると共に、このFET19のゲ
ートにはコンデンサ切替え部20が接続されており、選
択されたFET19がオンすることにより共振回路11
の容量、ひいては共振回路11の共振周波数が制御され
るようになっている。このコンデンサ切替え部20は、
図14に示すように複数の電圧比較回路21を備えてお
り、この電圧比較回路21は、直流電圧が所定の切替え
設定電圧を上回ったときは接続されたFET19をオン
することにより共振周波数を制御するようになってい
る。この場合、共振回路11は、図15に示すように直
流電圧が上昇するのに従って共振周波数がステップ状に
低下する特性を示すようになっている。また、コンデン
サ切替え部20は、共振回路11の初期共振周波数をリ
ーダライタ1の電磁波周波数f0 よりも高く設定してい
る。
ている。この図13において、コンデンサ14はFET
19と直列接続されていると共に、このFET19のゲ
ートにはコンデンサ切替え部20が接続されており、選
択されたFET19がオンすることにより共振回路11
の容量、ひいては共振回路11の共振周波数が制御され
るようになっている。このコンデンサ切替え部20は、
図14に示すように複数の電圧比較回路21を備えてお
り、この電圧比較回路21は、直流電圧が所定の切替え
設定電圧を上回ったときは接続されたFET19をオン
することにより共振周波数を制御するようになってい
る。この場合、共振回路11は、図15に示すように直
流電圧が上昇するのに従って共振周波数がステップ状に
低下する特性を示すようになっている。また、コンデン
サ切替え部20は、共振回路11の初期共振周波数をリ
ーダライタ1の電磁波周波数f0 よりも高く設定してい
る。
【0026】さて、ICカード3がリーダライタ1に接
近するに従って整流部6からの直流電圧が上昇すると、
図15に示すように共振回路11の共振周波数は直流電
圧が上昇するに従ってステップ状に低下する一方で、図
3に示すように共振周波数が電磁波周波数f0 に接近す
るように上昇するに従って直流電圧が上昇するので、共
振周波数が低下すると直流電圧がさら上昇するという正
帰還が行われ、直流電圧は一気に上昇する。そして、共
振周波数が電磁波周波数f0 となったところで直流電圧
が最大となり、さらに共振周波数が電磁波周波数f0 を
下回るようになると今度は直流電圧が低下するようにな
るので、結局、共振周波数は電磁波周波数f0 に自動調
整されることになる。従って、以後においては、共振回
路11の共振周波数は電磁波周波数f0 に調整された状
態でリーダライタ1との通信を行うことになる。
近するに従って整流部6からの直流電圧が上昇すると、
図15に示すように共振回路11の共振周波数は直流電
圧が上昇するに従ってステップ状に低下する一方で、図
3に示すように共振周波数が電磁波周波数f0 に接近す
るように上昇するに従って直流電圧が上昇するので、共
振周波数が低下すると直流電圧がさら上昇するという正
帰還が行われ、直流電圧は一気に上昇する。そして、共
振周波数が電磁波周波数f0 となったところで直流電圧
が最大となり、さらに共振周波数が電磁波周波数f0 を
下回るようになると今度は直流電圧が低下するようにな
るので、結局、共振周波数は電磁波周波数f0 に自動調
整されることになる。従って、以後においては、共振回
路11の共振周波数は電磁波周波数f0 に調整された状
態でリーダライタ1との通信を行うことになる。
【0027】このような第2の実施の形態によれば、コ
ンデンサ切替え部20により所定のFET19をオンす
ることにより直流電圧が高くなる程共振回路11の共振
周波数が低くなるように切替えるようにしたので、第1
の実施の形態と同様に、共振回路11の共振周波数をリ
ーダライタ1の電磁波周波数f0 に自動調整でき、リー
ダライタ1とICカード3との間の通信距離が低下する
ことを防止すると共に、リーダライタ1によるICカー
ド3のデータの読取りに不具合を生じることもない。
ンデンサ切替え部20により所定のFET19をオンす
ることにより直流電圧が高くなる程共振回路11の共振
周波数が低くなるように切替えるようにしたので、第1
の実施の形態と同様に、共振回路11の共振周波数をリ
ーダライタ1の電磁波周波数f0 に自動調整でき、リー
ダライタ1とICカード3との間の通信距離が低下する
ことを防止すると共に、リーダライタ1によるICカー
ド3のデータの読取りに不具合を生じることもない。
【0028】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図16及び図17を参照して説明する。こ
の第3の実施の形態は、共振周波数制御部5として、共
振回路抵抗制御方式におけるトランジスタ制御方式を採
用したものである。
実施の形態を図16及び図17を参照して説明する。こ
の第3の実施の形態は、共振周波数制御部5として、共
振回路抵抗制御方式におけるトランジスタ制御方式を採
用したものである。
【0029】即ち、共振周波数制御部5を示す図16に
おいて、コンデンサ14にはトランジスタ22が直列に
接続されていると共に、そのトランジスタ22のベース
に抵抗23,24による分圧された直流電圧が印加され
ており、オンするトランジスタ22に応じて共振回路1
1の共振周波数が制御されるようになっている。この場
合、トランジスタ22のベース電圧が高い程トランジス
タ22のコレクタとエミッタとの間の抵抗が大きくなる
ので、共振回路11は、図17に示すように直流電圧が
上昇するのに従って共振周波数が低下する特性を示すよ
うになっている。また、共振回路11の初期共振周波数
はリーダライタ1の電磁波周波数f0 よりも高く設定さ
れている。
おいて、コンデンサ14にはトランジスタ22が直列に
接続されていると共に、そのトランジスタ22のベース
に抵抗23,24による分圧された直流電圧が印加され
ており、オンするトランジスタ22に応じて共振回路1
1の共振周波数が制御されるようになっている。この場
合、トランジスタ22のベース電圧が高い程トランジス
タ22のコレクタとエミッタとの間の抵抗が大きくなる
ので、共振回路11は、図17に示すように直流電圧が
上昇するのに従って共振周波数が低下する特性を示すよ
うになっている。また、共振回路11の初期共振周波数
はリーダライタ1の電磁波周波数f0 よりも高く設定さ
れている。
【0030】さて、ICカード3がリーダライタ1に接
近するに従って整流部6からの直流電圧が上昇すると、
図17に示すように共振回路11の共振周波数は直流電
圧が上昇するに従って低下する一方で、図3に示すよう
に共振周波数が電磁波周波数f0 に接近するように低下
するに従って直流電圧が上昇するので、共振周波数が低
下すると直流電圧がさら上昇するという正帰還が行わ
れ、直流電圧は一気に上昇する。そして、共振周波数が
電磁波周波数f0 となったところで直流電圧が最大とな
り、さらに共振周波数が電磁波周波数f0 を下回るよう
になると今度は直流電圧が低下するようになるので、結
局、共振周波数は電磁波周波数f0 に自動調整されるこ
とになる。従って、以後においては、共振回路11の共
振周波数は電磁波周波数f0 に調整された状態でリーダ
ライタ1との通信を行うことになる。
近するに従って整流部6からの直流電圧が上昇すると、
図17に示すように共振回路11の共振周波数は直流電
圧が上昇するに従って低下する一方で、図3に示すよう
に共振周波数が電磁波周波数f0 に接近するように低下
するに従って直流電圧が上昇するので、共振周波数が低
下すると直流電圧がさら上昇するという正帰還が行わ
れ、直流電圧は一気に上昇する。そして、共振周波数が
電磁波周波数f0 となったところで直流電圧が最大とな
り、さらに共振周波数が電磁波周波数f0 を下回るよう
になると今度は直流電圧が低下するようになるので、結
局、共振周波数は電磁波周波数f0 に自動調整されるこ
とになる。従って、以後においては、共振回路11の共
振周波数は電磁波周波数f0 に調整された状態でリーダ
ライタ1との通信を行うことになる。
【0031】このような第3の実施の形態によれば、ト
ランジスタ22のコレクタとエミッタとの間の抵抗値を
直流電圧に応じて調整することにより共振回路11の共
振周波数を制御するようにしたので、第1の実施の形態
と同様に、共振回路11の共振周波数をリーダライタ1
の電磁波周波数f0 に自動調整でき、リーダライタ1と
ICカード3との間の通信距離が低下することを防止す
ると共に、リーダライタ1によるICカード3のデータ
の読取りに不具合を生じることもない。
ランジスタ22のコレクタとエミッタとの間の抵抗値を
直流電圧に応じて調整することにより共振回路11の共
振周波数を制御するようにしたので、第1の実施の形態
と同様に、共振回路11の共振周波数をリーダライタ1
の電磁波周波数f0 に自動調整でき、リーダライタ1と
ICカード3との間の通信距離が低下することを防止す
ると共に、リーダライタ1によるICカード3のデータ
の読取りに不具合を生じることもない。
【0032】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を図18を参照して説明する。この第4の実
施の形態は、直流電圧に応じて制御用回路を動作させる
ようにしたことに特徴を有する。
実施の形態を図18を参照して説明する。この第4の実
施の形態は、直流電圧に応じて制御用回路を動作させる
ようにしたことに特徴を有する。
【0033】即ち、ICカード3には電圧検出部25が
設けられており、この電圧検出部25は、検出した直流
電圧が規定電圧未満の場合は、制御/演算部(制御用回
路に相当)8及びクロック生成部(制御用回路に相当)
9の動作を停止するようになっている。
設けられており、この電圧検出部25は、検出した直流
電圧が規定電圧未満の場合は、制御/演算部(制御用回
路に相当)8及びクロック生成部(制御用回路に相当)
9の動作を停止するようになっている。
【0034】従って、直流電圧が低くて共振周波数がリ
ーダライタ1の電磁波周波数f0 からずれている場合は
制御/演算部8及びクロック生成部9が動作することは
なく、直流電圧が十分に高くなって共振周波数がリーダ
ライタ1の電磁波周波数f0となったときに演算/制御
部8及びクロック生成部9が動作する。
ーダライタ1の電磁波周波数f0 からずれている場合は
制御/演算部8及びクロック生成部9が動作することは
なく、直流電圧が十分に高くなって共振周波数がリーダ
ライタ1の電磁波周波数f0となったときに演算/制御
部8及びクロック生成部9が動作する。
【0035】この第4の実施の形態によれば、ICカー
ド3の共振回路11の共振周波数がリーダライタ1の電
磁波周波数f0 に制御された状態でリーダライタ1との
通信が行われるので、直流電圧が低い状態でリーダライ
タとの通信が行われることはなく、リーダライタ1によ
るICカード3のデータの読取りに不具合を生じること
はない。
ド3の共振回路11の共振周波数がリーダライタ1の電
磁波周波数f0 に制御された状態でリーダライタ1との
通信が行われるので、直流電圧が低い状態でリーダライ
タとの通信が行われることはなく、リーダライタ1によ
るICカード3のデータの読取りに不具合を生じること
はない。
【0036】本発明は、上記各実施の形態にのみ限定さ
れるものではなく、次のように変形または拡張できる。
第1の実施の形態において、FETの代りにバリキャッ
プダイオードを接続し、このバリキャップダイオードの
制御電圧を調整することにより共振回路11の共振周波
数を制御するようにしてもよい。
れるものではなく、次のように変形または拡張できる。
第1の実施の形態において、FETの代りにバリキャッ
プダイオードを接続し、このバリキャップダイオードの
制御電圧を調整することにより共振回路11の共振周波
数を制御するようにしてもよい。
【0037】第4の実施の形態において、電圧検出部2
5により制御/演算部8及びクロック生成部9に対する
給電路を断つようにしてよい。
5により制御/演算部8及びクロック生成部9に対する
給電路を断つようにしてよい。
【0038】共振回路11の共振周波数を連続的に変化
させ、整流部6からの直流電圧が最大となる共振周波数
に制御するようにしてもよい。
させ、整流部6からの直流電圧が最大となる共振周波数
に制御するようにしてもよい。
【図1】本発明の概要を説明するためのICカードのブ
ロック図
ロック図
【図2】全体の構成を示す概略図
【図3】周波数と直流電圧との関係を示す図
【図4】コンデンサ容量制御方式の共振周波数制御部を
示す電気回路図
示す電気回路図
【図5】共振回路抵抗制御方式の共振周波数制御部を示
す電気回路図
す電気回路図
【図6】コンデンサ容量方式におけるスイッチ切替え方
式を示す電気回路図
式を示す電気回路図
【図7】コンデンサ容量方式における可変容量コンデン
サ方式を示す電気回路図
サ方式を示す電気回路図
【図8】共振回路抵抗制御方式におけるトランジスタ制
御方式を示す電気回路図
御方式を示す電気回路図
【図9】本発明の第1の実施の形態における共振周波数
制御部を示す電気回路図
制御部を示す電気回路図
【図10】FETの接合容量を示す図
【図11】FETのゲート電圧と接合容量との関係を示
す図
す図
【図12】ICカードの直流電圧と共振周波数との関係
を示す図
を示す図
【図13】本発明の第2の実施の形態を示す図9相当図
【図14】コンデンサ切替え部を示す概略図
【図15】図12相当図
【図16】本発明の第3の実施の形態を示す図9相当図
【図17】図12相当図
【図18】本発明の第4の実施の形態を示す図9相当図
1はリーダライタ、3はICカード、5は共振周波数制
御部、6は整流部、8は制御用回路、9はクロック生成
部(制御用回路)、11は共振回路、25は電圧検出部
である。
御部、6は整流部、8は制御用回路、9はクロック生成
部(制御用回路)、11は共振回路、25は電圧検出部
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 リーダライタからの電磁波信号を受信す
る共振回路と、この共振回路が前記リーダライタから電
磁波信号の受信状態で直流電圧を出力する整流部とを備
えた非接触式ICカードにおいて、 前記整流部からの直流電圧が最大となるように前記共振
回路の共振周波数を制御する共振周波数制御部を備えた
ことを特徴とする非接触式ICカード。 - 【請求項2】 前記整流部から出力された直流電圧を検
出する電圧検出部を備え、 前記電圧検出部が検出した電圧が所定電圧となるまで制
御用回路の動作を停止するように構成したことを特徴と
する請求項1記載の非接触式ICカード。 - 【請求項3】 前記共振周波数制御部は、前記共振回路
のコンデンサ容量を制御することにより前記共振回路の
共振周波数を制御することを特徴とする請求項1または
2記載の非接触式ICカード。 - 【請求項4】 前記共振周波数制御部は、前記共振回路
のインピーダンスを制御することにより前記共振回路の
共振周波数を制御することを特徴とする請求項1または
2記載の非接触式ICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11218762A JP2001005938A (ja) | 1999-04-19 | 1999-08-02 | 非接触式icカード |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11079199 | 1999-04-19 | ||
JP11-110791 | 1999-04-19 | ||
JP11218762A JP2001005938A (ja) | 1999-04-19 | 1999-08-02 | 非接触式icカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001005938A true JP2001005938A (ja) | 2001-01-12 |
Family
ID=26450323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11218762A Pending JP2001005938A (ja) | 1999-04-19 | 1999-08-02 | 非接触式icカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001005938A (ja) |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-08-02 JP JP11218762A patent/JP2001005938A/ja active Pending
Cited By (35)
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