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JP2001005600A - 手書入力方法、手書入力装置及び手書入力処理をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

手書入力方法、手書入力装置及び手書入力処理をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2001005600A
JP2001005600A JP17784499A JP17784499A JP2001005600A JP 2001005600 A JP2001005600 A JP 2001005600A JP 17784499 A JP17784499 A JP 17784499A JP 17784499 A JP17784499 A JP 17784499A JP 2001005600 A JP2001005600 A JP 2001005600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
input device
handwriting input
movement
trajectory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP17784499A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Katsuta
和義 割田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP17784499A priority Critical patent/JP2001005600A/ja
Publication of JP2001005600A publication Critical patent/JP2001005600A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力デバイスから離れた位置からでも入力操
作が可能で、簡易構成かつ小型軽量な、手書入力方法、
手書入力装置及び手書入力処理をコンピュータに実現さ
せるためのプログラムを記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】 操作者が持ち光Lを放射する発光手段1
01と、発光手段101から放射された光Lを受光する
受光手段103と、受光手段103で受光された光Lの
移動の軌跡を記憶する記憶手段103と、記憶手段10
3から出力された光Lの移動の軌跡を、光Lの移動の軌
跡に対応する情報Drとして認識し、認識した情報Dr
を出力する認識手段104とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は手書入力方法、手書
入力装置及び手書入力処理をコンピュータに実現させる
ためのプログラムを記録した記録媒体に関し、特に、入
力デバイスから離れた場所からの文字等の入力操作に適
した、手書入力方法及び手書入力装置及び手書入力処理
をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録し
た記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、データ入力装置として、二次
元平面上の操作者の手先等の座標を取り込む感圧タブレ
ットやタッチパネル等の入力デバイスが存在している。
これらの入力デバイスは、操作者がその表面に指又は入
力ペン等を直接接触させることにより、入力操作を検出
していた。
【0003】又、三次元空間上の座標を検出する装置と
して、特開昭60−60502号公報には、XYZの三
次元空間上での座標を入力するための三次元位置指定装
置が開示されており、当該公報記載の技術を第1従来例
として説明する。
【0004】図7は第1従来例の三次元位置指定装置の
概念説明全体斜視図である。図7に示すように、対象空
間501の中の指定したい位置をペン502で指し、ス
イッチ503を押すとペン502先端のランプ504が
光る。その時、抵抗5の両端電圧で計算機509に割込
をかける。各々xy面,yz面を見ているCCDカメラ
であり、ランプ504の光点の像より、適当な変換器5
08を通して(x,y,z)座標を求め、計算機509
に送る。計算機509は先に述べた割込で、ペン502
で指定した位置を読み込む。
【0005】又、特開昭60−38604号公報には、
三次元空間上における空間座標測定装置が開示されてお
り、当該公報記載の技術内を第2従来例として説明す
る。
【0006】図8は第2従来例の空間座標測定装置の概
念説明全体斜視図である。図8に示すように、測定点に
ライトペン601の輝点を一致させ、工業用TVカメラ
603を用いて、輝点を含む映像をコントローラ602
に取り込む。コントローラ602は画面内の輝点位置と
画面の所定位置のズレを検出し、両者が一致するよう垂
直,水平方向のサーボモータ605,606へ駆動信号
を発生し、カメラ603をサーボ制御する。この時、各
サーボモータ605,606に同軸に備えられた垂直,
水平方向の角度検出器607,608を用いてカメラ6
03の移動角度が検出できる。次に補助カメラ604を
用いてライトペン601の輝点を映像として取り込み、
カメラ603の光軸とのズレ角度より、三角測量法で輝
点までの距離が検出できる。こうして検出したカメラ6
03の移動角度及び輝点を基に、コントローラ602に
て測定点の三次元空間座標が算出される。
【0007】更に、入力ペンに電波発信手段を組み込
み、この電波を受信することにより三次元空間内での入
力ペンの位置を求める電波式の入力デバイスや、入力ペ
ンにジャイロセンサを組み込み、この入力ペンの姿勢や
加速度等を検出することにより入力ペンの三次元空間上
の座標を求めるジャイロ式の入力デバイスも存在する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記各
従来例には、以下のような問題があった。
【0009】第1点として、入力ペンの位置を認識する
ための入力デバイスとして、平面タブレットや平面タッ
チパネル等の特殊な入力デバイスが必要であり、作製コ
ストが上昇する問題があった。その理由は、このような
二次元操作を検出可能な入力デバイスは一般的に高価で
あったからである。
【0010】第2点として、平面タブレットや平面タッ
チパネル等の接触式の入力デバイスを用いていたため、
操作者はこれらの入力デバイスから離れた場所からは入
力操作ができなくなる問題があった。その理由は、これ
ら接触式の入力デバイスに対して入力操作を付与するに
は、これら入力デバイスの表面に直接接触して入力操作
を付与する必要があったからである。
【0011】第3点として、平面タブレットや平面タッ
チパネル等の操作者の入力操作を付与するための入力デ
バイスが必要であり、設置面積が肥大化する問題があっ
た。その理由は、操作者は二次元入力操作を入力デバイ
ス上に直接付与する必要があり、入力デバイスにはこの
入力操作に応じた十分な面積が必要であったからであ
る。
【0012】第4点として、前記第1及び第2従来例で
は、入力ペンの位置を単純に三次元空間上の座標として
そのまま出力することを開示するだけであり、文字等の
入力装置や認識装置へ具体的に応用した構成やその具体
的な方法を何等提示するものではなかった。
【0013】第5点として、電波式やジャイロ式の手書
入力装置では、入力ペンの構造が複雑になり、入力ペン
の寸法が大きく、重量が増大し、かつ作製コストが大幅
に上昇する問題があった。その理由は、入力ペンに変調
回路や送信回路等の複雑な電子回路やジャイロセンサ等
の特殊な機能デバイスを内蔵する必要があるからであ
る。
【0014】ここにおいて本発明は、入力デバイスから
離れた位置からでも入力操作が可能で、簡易構成かつ小
型軽量な、手書入力方法、手書入力装置及び手書入力処
理をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録
した記録媒体を提供する。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は次の新規な特徴的手法及び手段を採用す
る。
【0016】本発明の手書入力方法の特徴は、操作者が
持ち光(図1のL)を放射する発光手段(101)と、
発光手段(101)から放射された光(L)を受光する
受光手段(103)とを具備する手書入力装置におい
て、受光手段(103)で受光された光(L)の移動の
軌跡を記憶し、光(L)の移動の軌跡を、光(L)の移
動の軌跡に対応する情報(Dr)として認識し、認識し
た情報(Dr)を出力することにある。
【0017】本発明の手書入力装置の特徴は、操作者が
持ち光(図1のL)を放射する発光手段(101)と、
発光手段(101)から放射された光(L)を受光する
受光手段(103)と、受光手段(103)で受光され
た光(L)の移動の軌跡を出力する記憶手段(103)
と、記憶手段(103)から出力された光(L)の移動
の軌跡を、光(L)の移動の軌跡に対応する情報(D
r)として認識し、認識した情報(Dr)を出力する認
識手段(104)とを具備することにある。
【0018】本発明の手書入力処理をコンピュータに実
現させるためのプログラムを記録した記録媒体の特徴
は、操作者が持ち光(図1のL)を放射する発光手段
(101)と、発光手段(101)から放射された光
(L)を受光する受光手段(103)とを具備する手書
入力装置において、受光手段(103)で受光された光
(L)の移動の軌跡を記憶し、光(L)の移動の軌跡
を、光(L)の移動の軌跡に対応する情報(Dr)とし
て認識し、認識した情報(Dr)を出力することをコン
ピュータに実現させることにある。
【0019】このような手法及び手段を採用したことに
より、本発明の手書入力方法、手書入力装置及び手書入
力処理をコンピュータに実現させるためのプログラムを
記録した記録媒体は、空間上の光の軌跡を画像として取
り込み、これに対応する情報として認識し出力するの
で、操作者は受光手段から離れた位置からでも入力操作
ができるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の手書
入力装置の全体構成概念斜視図である。図1に示す手書
入力装置は、入力ペン101と、受光装置102とから
構成される。
【0021】入力ペン101は、光Lを放射する発光手
段であり、操作者が手に持つ。
【0022】受光装置102は、受光・記憶部103
と、文字認識部104と、表示部105からなり、入力
ペン101から放射された光Lの移動の軌跡を検出し、
この軌跡に対応する認識結果データDrを表示部105
に表示する。
【0023】この受光・記憶部103は、入力ペン10
1から放射された光Lを光電変換して蓄積し、蓄積した
光Lの移動の軌跡を蓄積画像データDiとして出力す
る。
【0024】文字認識部104は、受光・記憶部104
から出力された蓄積画像データDiを、内部に格納され
た比較対象画像データ(図6(b)のD1,図6(c)
のD2)とパターンマッチング処理等を用いて比較・認
識し、認識した結果を認識結果データDrとして出力す
る。
【0025】表示部105は、認識部104から出力さ
れた認識結果データDrを表示画面上に画像として表示
する。
【0026】図2は図1の実施の形態の入力ペン101
の構造説明透視側面図である。図2に示す入力ペン10
1は、光源202と、電源203と、スイッチ204と
からなる。
【0027】光源202は、赤外光や可視光等の各種の
光Lを放射する。
【0028】電源203は、入力ペン101に内蔵され
た電池等からなる電力供給手段であり、光源202へ電
流を供給する。
【0029】スイッチ204は、光源202と電源20
3との間に直列に電気的接続され、操作者がこのスイッ
チ204を押すことにより光源202へ電流を供給す
る。
【0030】図3は図1の実施の形態の受光・記憶部1
03の構成説明概念図である。図3に示す受光・記憶部
103は、光学フィルタ302と、レンズ303と、シ
ャッター304と、CCD305と、A/Dコンバータ
306と、検出画像データ記憶部307と、CPU30
8と、インターフェース部309と、シャッター制御部
310と、バス311とからなる。
【0031】光学フィルタ302は、入力ペン101
(図1)から放射される光Lの波長付近の波長の光のみ
を透過する特性を持つ波長選択性フィルタ等からなり、
開口部103aに面して配置される。
【0032】レンズ303は、CCD305の表面に合
焦された光学レンズであり、光学フィルタ302の内側
に配置され、光学フィルタ302を透過した光LをCC
D305の表面に結像させる。
【0033】シャッター304は、レンズ303とCC
D305との間に配置され、一定時間毎に開閉され、C
CD305へ入射する光Lを一定時間毎に分割する。
【0034】CCD(CHARGE COUPLED DEVICE :電荷結
合素子)305は、二次元CCDイメージセンサ等から
なる各種の撮像素子であり、レンズ303によりCCD
305の二次元受光平面に結像された光Lを、CCD3
05の各画素毎の入射光量を表す検出画像信号Sdとし
て出力する。
【0035】A/Dコンバータ306は、CCD305
から出力された検出画像信号Sdをアナログ−ディジタ
ル変換し、検出画像データDdとして出力する。
【0036】検出画像データ記憶部307は、メモリ等
の記憶素子からなり、A/Dコンバータ306から出力
された検出画像データDdを、CCD305の視野範囲
で定義される二次元平面上での光Lの移動の軌跡を表す
蓄積画像データDiとして内部に蓄積していく。
【0037】CPU308は、A/Dコンバータ306
〜シャッター制御部310の各部を統合制御する手段で
ある。
【0038】インターフェース部309は、CPU30
8の制御に従い、検出画像データ記憶部307に格納さ
れた蓄積画像データDiを出力する。
【0039】シャッター制御部310は、CPU308
の制御に従い、一定周期でシャッター制御信号Sscを
出力し、一定周期でシャッター304を開閉させる。
【0040】バス311は、A/Dコンバータ306〜
シャッター制御部310を相互に接続する。
【0041】図4は図1の実施の形態の認識部104の
構成説明概念図である。図4に示す認識部104は、イ
ンターフェース部401と、比較対象画像データ記憶部
402と、CPU403と、インターフェース部404
と、バス405とからなる。
【0042】インターフェース部401は、受光・記憶
部103から出力された蓄積画像データDiを取り込
む。
【0043】比較対象画像データ記憶部402は、メモ
リ等の記憶手段であり、パターンマッチング処理に用い
る比較対象画像データD1(図6(b))及び比較対象
画像データD2(図6(c))が格納されている。
【0044】CPU403は、蓄積画像データDiと比
較対象画像データD1,D2をパターンマッチング処理
等の方法を用いて比較し、蓄積画像データDiに対応す
る何れかの比較対象画像データD1,D2を認識結果デ
ータDrとして出力する。
【0045】インターフェース部404は、CPU40
3から出力された認識結果データDrを出力する。
【0046】バス405は、インターフェース部401
〜インターフェース部404を相互に接続する。
【0047】図5は図1の実施の形態の手書入力装置に
適用する手書入力方法の処理フローチャートである。
【0048】最初に図1に示すように、操作者(図示せ
ず)は入力ペン101を持ち、受光・記憶部103に向
かって構える。
【0049】入力ペン101のスイッチ204(図2)
が押されていない場合、光源202(図2)には電流が
供給されないので光源202(図2)は発光せず、光L
を放射しない。又、図3に示すように周囲環境からの光
は光学フィルタ302で遮断される。よって、CCD3
05は、光Lが入射しないので検出画像信号Sdを出力
しない(ステップS1)。
【0050】A/Dコンバータ306には、検出画像信
号Sdが供給されないので、再びステップS1に戻る
(ステップS2)。このように、CCD305に光Lが
入射するまでステップS1,S2を反復する。
【0051】ここで操作者が入力ペン101のスイッチ
204(図2)を押すと、電源203(図2)から光源
202(図2)へ電流が供給され、光源202(図2)
が発光して光Lが放射される。
【0052】入力ペン101の光源202(図2)から
放射された光Lは、図3に示すように受光・記憶部10
3の光学フィルタ302を透過し、レンズ303で屈折
されてCCD305の表面に結像する(ステップS
1)。
【0053】CCD305へ光Lが入射すると、CCD
305は、各画素の入射光量に応じたレベルの検出画像
信号Sdを出力し、A/Dコンバータ306に検出画像
信号Sdが供給される(ステップS2)。
【0054】A/Dコンバータ306は、供給された検
出画像信号SdをA/D変換し、検出画像データDdと
してバス311へ出力する。バス311へ出力された検
出画像データDdは、CPU308により、CCD30
5の視野範囲で定義される二次元平面上の各座標毎の輝
度レベルを表している。CPU308は、各画素毎に、
この検出画像データDdと検出画像データ記憶部307
に既に蓄積された検出画像データDdである蓄積画像デ
ータDiとの論理和を取り、蓄積画像データDiとして
連続的に蓄積していく(ステップS3)。
【0055】CCD305は、光Lを再度取り込む(ス
テップS4)。
【0056】CPU308は、検出画像信号Sdの供給
が途切れるまでステップS3〜S5を反復する。
【0057】このようにCCD305の各画素に蓄積さ
れた電荷を一定時間毎に読み出し、CCD305の表面
に結像した光Lの移動の軌跡を蓄積画像データDiとし
て検出画像データ記憶部307へ格納していく。
【0058】ここで操作者が入力ペン101のスイッチ
204(図2)を離すと、光源202(図2)が消灯し
て図3のCCD305へ入射する光Lの供給が途絶え、
CCD305からA/Dコンバータ306への検出画像
信号Sdの供給が停止する。CPU308は入力操作が
終了したと判断し、検出画像データDdの格納動作を終
了する(ステップS5)。
【0059】次いで、CPU308は、検出画像データ
記憶部307に蓄積された蓄積画像データDi(図6
(a))を認識部104へ出力する(ステップS6)。
【0060】図4に示す認識部104のCPU403
は、供給された蓄積画像データDiを、比較対象画像デ
ータ記憶部402内部に予め格納されている、比較対象
画像データD1(図6(b))及び比較対象画像データ
D2(図6(c))のそれぞれに対し、パターンマッチ
ング処理して認識する(ステップS7)。
【0061】パターンマッチング処理は、画像データを
構成する画素が一致する数や、画像データを構成する線
分の位置がどの程度一致するか、線分のストロークの向
きや長さがどの程度類似するかを画像データ全体にわた
って比較し判定する処理である。
【0062】この例では、CPU403はパターンマッ
チング処理の結果、蓄積画像データDi(図6(a))
は比較対象画像データD1(図6(b))と一致してい
ると判断している。この結果、CPU403は、比較対
象画像データD1(図6(b))を認識結果データDr
(図6(d))として出力する。
【0063】この結果、図1の表示部105は、認識結
果データDr(図6(d))を画面上へ画像として表示
する。
【0064】このように本実施の形態では、操作者が持
つ入力ペンから放射された光の移動の軌跡を記憶し、こ
れに対応する情報として認識して出力するので、操作者
は受光装置から離れていても入力操作できるようにな
る。
【0065】又、前記実施の形態では、受光・記憶部1
03、認識部104、表示部105を分離したが、これ
らを任意に結合して一体構成しても良い。
【0066】更に、受光・記憶部103、認識部10
4、表示部105をコンピュータ等により構成しても良
い。
【0067】この場合、A/Dコンバータ306〜バス
311と、インターフェース部401〜バス405をハ
ードウェア上で統合しても良い。
【0068】更にコンピュータにおいて各部構成を実現
する場合、手書入力処理をコンピュータに実現させるた
めのプログラムを、受光・記憶部103や認識部104
の制御用コンピュータであるCPU308,403にフ
ァームウェアとして組み込むのに代えて、コンピュータ
においてソフトウェアプログラム等で同様の処理を実現
すれば良い。
【0069】このソフトウェアプログラムの記録媒体と
して、検出画像データ記憶部307や比較対象画像デー
タ記憶部402として、メモリカード・フロッピーディ
スク・ハードディスク・CD−ROM・DVD−RAM
等を用いて、この記録媒体に格納されたプログラムをC
PU308,403に読み取らせても良い。
【0070】尚、前記実施の形態において、光源202
から放射される光Lには、任意の波長の光、例えば紫外
光等を用いても良い。
【0071】又、認識部104における文字認識方法と
して、比較対象画像データD1,D2を予め格納してお
きパターンマッチング処理を用いて認識したが、その他
の任意の認識方法を用いても良い。
【0072】又、シャッター304には、機械的なシャ
ッターや電気的なシャッターの何れを用いても良い。
【0073】又、CCD305として、二次元CCDイ
メージセンサを例示したが、二次元CMOSイメージセ
ンサ等の各種の撮像素子を用いても良い。
【0074】又、シャッター制御部310がシャッター
304を一定時間毎に開閉させることにより、この開閉
の周期と同期し、CCD305から検出画像データ記憶
部307へ検出画像データDdを取り込むこととした
が、シャッター304とシャッター制御部310を省
き、直前に検出された検出画像データDdと現在検出さ
れた検出画像データDdとの差分の検出画像データDd
を、CCD305から検出画像データ記憶部307へ取
り込む検出画像データDdとし、光Lの軌跡を求めても
良い。
【0075】
【発明の効果】以上のような手法及び手段を採用したこ
とにより、本発明の手書入力方法、手書入力装置及び手
書入力処理をコンピュータに実現させるためのプログラ
ムを記録した記録媒体は、次のような効果を発揮する。
【0076】第1点として、タブレットやタッチパネル
等の特殊な入力デバイスが不要な利点がある。その理由
は、操作者の入力操作を、受光装置から離れた場所から
到達する光の軌跡として検出し認識するからである。
【0077】第2点として、操作者が受光装置から離れ
ていても入力操作でき、操作範囲が広く、操作性が高い
利点がある。その理由は、受光装置へ光が届く視野範囲
内かつ距離範囲内に操作者がいる限り、入力ペンを受光
装置に直接接触させるような入力操作が不要であるから
である。
【0078】第3点として、入力ペンを小型軽量かつ安
価に作製できる利点がある。その理由は、入力ペンは光
を放射する機能さえ持てば良いので、構造が非常に単純
であるからである。
【0079】第4点として、入力デバイス及び受光装置
が非常に小型軽量になる利点がある。その理由は、撮像
素子として小型軽量のCCDを用いているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の手書入力装置の全体構成
概念斜視図である。
【図2】図1の実施の形態における入力ペン101の構
造説明透視側面図である。
【図3】図1の実施の形態における受光・記憶部103
の構成説明概念図である。
【図4】図1の実施の形態における認識部104の構成
説明概念図である。
【図5】図1の実施の形態に適用する手書入力方法の処
理フローチャートである。
【図6】(a)は図1の実施の形態における蓄積画像デ
ータDiの概念説明図、(b)は図1の実施の形態にお
ける比較対象画像データD1の概念説明図、(c)は図
1の実施の形態における比較対象画像データD2の概念
説明図、(d)は図1の実施の形態における認識結果デ
ータDrの概念説明図である。
【図7】第1従来例の三次元位置指定装置の概念説明全
体斜視図である。
【図8】第2従来例の空間座標測定装置の概念説明全体
斜視図である。
【符号の簡単な説明】
101 入力ペン 102 受光装置 103 受光・記憶部 104 認識部 105 表示部 202 光源 203 電源 204 スイッチ 302 光学フィルタ 303 レンズ 304 シャッター 305 CCD 306 A/Dコンバータ 307 検出画像データ記憶部 308 CPU 309 インターフェース部 310 シャッター制御部 311 バス 401 インターフェース部 402 比較対象画像データ記憶部 403 CPU 404 インターフェース部 405 バス 501 対象空間 502 ペン 503 スイッチ 504 ランプ 505 抵抗 506,507 TVカメラ 508 変換器 509 計算機 601 ライトペン 602 コントローラ 603 工業用カメラ 604 補助カメラ 605,606 サーボモータ 607,608 角度検出器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者が持ち光を放射する発光手段と、
    前記発光手段から放射された前記光を受光する受光手段
    とを具備する手書入力装置において、 前記受光手段で受光された前記光の移動の軌跡を記憶
    し、 前記光の移動の軌跡を、前記光の移動の軌跡に対応する
    情報として認識し、 前記認識した情報を出力することを特徴とする手書入力
    方法。
  2. 【請求項2】 操作者が持ち光を放射する発光手段と、 前記発光手段から放射された前記光を受光する受光手段
    と、 前記受光手段で受光された前記光の移動の軌跡を記憶す
    る記憶手段と、 前記記憶手段から出力された前記光の移動の軌跡を、前
    記光の移動の軌跡に対応する情報として認識し、前記認
    識した情報を出力する認識手段とを具備することを特徴
    とする手書入力装置。
  3. 【請求項3】 前記認識手段は、前記光の移動の軌跡と
    予め格納されたパターンとを比較し、前記パターンの
    内、前記軌跡と一致する前記パターンに対応する情報
    を、前記認識した情報として出力することを特徴とする
    請求項2記載の手書入力装置。
  4. 【請求項4】 前記認識手段から出力された、前記認識
    した情報を表示する表示手段を更に具備したことを特徴
    とする請求項2記載の手書入力装置。
  5. 【請求項5】 前記認識手段は、前記光が受光されてか
    ら途絶える迄の前記光の移動の軌跡を、前記光の移動の
    軌跡に対応する情報として認識し、前記認識した情報を
    出力することを特徴とする請求項2記載の手書入力装
    置。
  6. 【請求項6】 前記発光手段は、先端部に前記光源が配
    置されたペン型の形状を持つことを特徴とする請求項2
    記載の手書入力装置。
  7. 【請求項7】 前記光は、可視光であることを特徴とす
    る請求項2記載の手書入力装置。
  8. 【請求項8】 前記光は、赤外光であることを特徴とす
    る請求項2記載の手書入力装置。
  9. 【請求項9】 前記光は、紫外光であることを特徴とす
    る請求項2記載の手書入力装置。
  10. 【請求項10】 前記受光手段は、 前記発光手段から放射された前記光を透過する波長選択
    性を持つ光学フィルタと、 前記光学フィルタを透過した前記光を収束させるレンズ
    と、 前記収束された光を受光するCCDとを具備することを
    特徴とする請求項2記載の手書入力装置。
  11. 【請求項11】 前記受光手段は、 前記発光手段から放射された前記光を透過する波長選択
    性を持つ光学フィルタと、 前記光学フィルタを透過した前記光を収束させるレンズ
    と、 前記収束された光を受光するCCDと、 前記レンズと前記撮像素子との間に設けられ、前記光を
    遮断自在なシャッターと、 前記シャッターを一定周期で開閉させるシャッター制御
    手段とを具備することを特徴とする請求項2記載の手書
    入力装置。
  12. 【請求項12】 操作者が持ち光を放射する発光手段
    と、前記発光手段から放射された前記光を受光する受光
    手段とを具備する手書入力装置において、 前記受光手段で受光された前記光の移動の軌跡を記憶
    し、 前記光の移動の軌跡を、前記光の移動の軌跡に対応する
    情報として認識し、 前記認識した情報を出力することを特徴とする手書入力
    処理をコンピュータに実現させるためのプログラムを記
    録した記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012164330A (ja) * 2006-05-04 2012-08-30 Sony Computer Entertainment America Llc 環境内でユーザ操作を追跡するためのシステム
JP2013214260A (ja) * 2012-04-04 2013-10-17 Seiko Epson Corp 画像入力装置、画像入力システム、および画像入力装置の制御方法

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