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JP2000502444A - レンズ・アパーチャープレート系の結像において間隔を高解像度で決定する方法と装置 - Google Patents

レンズ・アパーチャープレート系の結像において間隔を高解像度で決定する方法と装置

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JP2000502444A
JP2000502444A JP09522494A JP52249497A JP2000502444A JP 2000502444 A JP2000502444 A JP 2000502444A JP 09522494 A JP09522494 A JP 09522494A JP 52249497 A JP52249497 A JP 52249497A JP 2000502444 A JP2000502444 A JP 2000502444A
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Abstract

(57)【要約】 とりわけ自動装置を制御するために、そして生産工程を監視するために、レンズ・アパーチャープレート系の結像、または結像列における空間的、および/または時間的な間隔、および/または空間的、時間的な物体パラメータ(10)、スペクトル的、および/または空間周波数特有的な物体パラメータを決定するための方法、並びに装置に関するものであり、その際に入射する電磁波ビームの集束は、レンズ・アパーチャープレート系(10)によって行われ、電磁波ビーム(11)の伝播方向、強度、波長、偏光、および/または時間的変調周波数の各位置に特有の変調はレンズ・アパーチャープレート系(10)の後方で該レンズ・アパーチャープレート系(10)焦点面内で、または該焦点面の近傍で3D変調装置(12)によって行われ、変調された電磁波ビームの検出は3D変調装置(12)の後方にある検出装置(13)によって行われ、そして変調を決定することによって3D変調装置(12)での電磁波ビームの空間的、および/または時間的な間隔(14)の計算、および/または空間的、時間的、スペクトル的、および/または空間周波数特有的な物体パラメータの計算が実施される。

Description

【発明の詳細な説明】 レンズ・アパーチャープレート系の結像において間隔を 高解像度で決定する方法と装置 本発明は、とりわけ特許請求の範囲第1項、もしくは第19項の前文に基づき 自動装置を正確、かつ知的に制御することを目的としてレンズ・アパーチャープ レート系の結像における空間的、および/または時間的な間隔、および/または 空間的、および/または時間的な物体パラメータ(例えば、速度や奥行き)を正 確に決定するための方法に関するものである。 受動的的方法として、写真フィルム、またはCCDアレイに結像させる幾何光 学結像式カメラが知られている。両方の方法は、空間3D情報を画像面に平面2 D情報の形で提供する。写真カメラは、確かに解像度の点において光学的パラメ ータとフィルム材料の粒子サイズによってしか制限されてないが、しかしそのか わりに単に記録出来るというだけで、リアルタイムの画像処理には適していない 。CCDカメラは、確かに比較的迅速に画像処理を行えるが、しかしそのかわり 解像度の点においてはCCDアレイのピクセル・サイズによって制限されている 。ホログラフィによる結像・記録装置は、確かに空間3D情報を提供し、記憶す ることが出来るが、しかしこれはコヒーレントな光によってしか成功しない。ま た撮影の際にも、常に2つの光線(物体光と参照光)が必要とされる。そして最 終的にはホログラフィ・システムはリアルタイムの画像処理には限定的にしか適 していない。立体カメラは、技術的にはまだ高価であり、そして3D情報を得る には少なくとも2つのCCDアレイの計算を行うことが前提となる。 光学センサ技術の分野では、CORREVIT/CORREFOT(CORR EVITはCORRSYS有限会社ヴェッツラーの商標であるが)測定技術の格 子光学的空間周波数フィルタリングにおいてセンサに対して相対運動をする物体 (ライン、工業用ベルトなど)のもとでの長さ測定、速度測定および距離測定に 関する信号の前処理は、とりわけDE−A−2144487およびDE−AS2 156617に記述されているように、幾何光学系とそのあとに取り付けたフ ォトダイオードとの間の光路内に信号変調器として格子を配置することによって 実現される。しかしその際に、格子は1D/2Dビームスプリッタとして用いら れれるだけであって、1D/2D/3D回折格子として用いられていない。 ラウインガー/ヴェツラー博士光センサ技術研究所では、「人間の目の反転さ れた網膜」に関する理論的モデル計算(これは3D格子に関する基礎事項に基づ いているが)が実施され、そして人間の視覚によって知られている主観的現象( 開口効果、いわゆるStiles−Crawford効果IとII、ベツォルト・ ブリュッケ現象など)と関連づけて考察された(ラウインガー、N.、人間の視 覚におけるStiles−Crawford効果の新しい解釈、生物物理学誌1 9;167−188、1994年:ラウインガー、N.、人間の目の反転された 網膜が細胞状回折3Dチップと解釈される場合の色相と彩度。SPIE会報第2 588巻、1995年10月、208−232)。モデルを用いて複数の部分テ ーマが4D回折格子光学的に計算された(Carbon、M.、カラービジョン 装置の設計に関する人間の視覚の回折理論を用いて、SPIE会報 第2353 巻、1994年、550−560;N.ラウインガー、人間の目の反転された網 膜;3原色式4D空間・時間光学相関器、SPIE会報、第2904巻、199 6年、344−360)。3D回折格子の効果は、DE−A−3740533で 知られているように、光線のインコヒーレント・コヒーレント変換に関して記述 された。 とりわけ自動化とロボット工学に関する広範囲にわたる努力にも拘わらず、こ れまでのところ非接触式センサによるデータ収集を基にした解像度が高く、頑丈 で、リアルタイム処理能力のある工業用3D運動決定法はない。視覚による運動 決定に関する光束場の根本的重要性は、DE−A−19503606から知られ ているし、同じく「線形変換により運動から認識された構造物」(プロセス研究 集会「認識ロボット工学」、B.クリーク・ブリュックナー、Ch.ヘルヴィッ ヒ Edts.、ZWK報告書 3/95、ブレーメン大学認識科学センタ、1 995年3月)からも知られている。ニューロン・ネットワークの本質的な性能 特徴は、並列性と適応性(カルメジン、H.O.、ニューロン適応理論、ケスタ ー、ベルリン 1994年、カルメジン、H.−O.、適応の神経物理学。物理 学エッセイ 8(1)、38−51、1995年)。ニューロン・ネットワーク は自己調整式高解像度画像処理に格別適しているにも拘わらず、これまでのとこ ろニューロン適応理論は画像センサでの運動決定にも、また回折反射の評価にも 応用されなかった。 これと同じ問題は、可視波長スペクトルの外部にもある。 本発明の課題は、レンズ・アパーチャープレート系の結像列において事実上リ アルタイムで空間的、および/または時間的な間隔、および/または空間的、お よび/または時間的な物体パラメータ(例えば、速度、または奥行き)を正確に 決定できるところの当初述べた種類の方法および装置を提供することである。 方法的には本課題は、広い意味において特許請求の範囲第1項の特徴によって 以下において解決される。 本方法の有利な実施形態は、特許請求の範囲第2項から第8項の従属請求項に よって解決される。 装置的には、本課題は特許請求の範囲第19項の特徴によって解決される。 本発明に基づく装置の有利な実施形態は、特許請求の範囲のそれぞれの従属請 求項に見い出される。 本発明の基盤になっているのは、画像面においてほぼ光の波長に等しい長さ解 像度で集束可能な電磁波ビームは3D変調装置によってほぼ光の波長の精度で各 位置に特有に変調させられるという驚くべき知識である。こうして変調された電 磁波ビームは、のちにこれより低い長さ解像度を有する検出装置によって検知で き、そして画像面内の特定の位置はその位置に特有の変調に基づいて計算できる 。これによって、光の場の3D構造と物体の3D構造を高精度で検出できる。例 えば、ある回折格子のもとで回折された電磁波ビームは、反射条件に従って結晶 方位によって決まる方向とブラッグの条件に準じた波長を取る。 ここでは本発明によって得られた利点を、例として可視波長スペクトルに関し て以下に示すことにする: (1)現在のところ、焦点面での輝度分布の間隔の決定精度は画像センサのピク セルのサイズによって決定されていて、このサイズは約20マイクロメータであ る。本発明に基づく装置の特別な実施形態を用いる場合、すなわち3D回折格子 の形をした3D変調器を用いると、この精度は光の波長と格子間隔によって制限 されることになる。最適な格子を選んだ場合、この精度は0.4マイクロメータ である。故にこの長さ解像度は50倍高く、然るべく平面解像度を2500倍に 向上できる。 精度のこのような向上は、次のような理由のために重要である;それは、人間 の目は網膜において約1マイクロメータの長さ分解能をそれぞれ有する108個 以上のレセプタを有しているためであり、そして然るべく文化的に生じた環境は 家庭、レジャー、交通および労働環境において人間と同様な視覚系統に合わせて 設計されているためであり、さらにこれによって今後のインテリジェントな移動 式自動機械およびロボットは、安全で、確実な、しかも経済的な運用を可能にす るために人間に匹敵する視覚系統を必要とするためである。 (2)本発明に基づく方法によって、空間的、および/または時間的な物体パラ メータ(例えば、速度や奥行き)を迅速に、かつわずかな費用で相関器光学的に 評価できる。 (3)本発明に基づく方法によって、然るべく特殊な光学装置のそれぞれの用途 とそのサイズに関して予定された適切な箇所で学習式ニューロン・ネットワーク の形をしたアルゴリズムを汎用的に適用でき、しかも新しいアルゴリズムを開発 する必要がない。これによって、一般に生じる多額の開発費をあらかじめ回避で きる。 (4)回折理論は、格子からの距離が大きい(遠隔場)という極限条件に関して は非常に幅広く開発されている;回折理論は、光学分野と材料研究分野において 広範囲にわたる用途を見いだしている。これに対して、近接場の分野に関する物 理学は比較的複雑であり、そして特定の用途に限定されている。従ってこの理論 の開発はまだまだ可能である。これまで運動決定に関する用途は知られていない のに対して、ここで用いられている学習式ニューロン・ネットワークはそのフレ キシビリティの故に適用可能であり、そして格別適している。その際に、全般的 に運動を決定する際の光束場の持つ根本的な重要性はヘルムホルツ以来知られて いる。さらに距離が5メートル以上の場合には光束場からの運動決定は双眼性に よる運動決定に比べて有利であると見なされる。物体の空間的、および/または 時間的なパラメータを視覚的に決定することにより、他の方式に比べて全く一般 的に高解像度、高速度および自然光源という利点が得られる。 (5)一般に光の場は、振幅情報と位相情報を含んでいる。大抵の工業用視覚シ ステムでは振幅情報しか用いられないのに対して、本発明に基づく方法では3D 回折格子を用いて含まれている3D位相情報も利用でき、しかもほぼ自然光源か ら放出されるようなインコヒーレントな光を用いた場合でもそうである。人間の 目という自然の視覚系統では、位相情報の評価はおそらく反転された網膜の3D 回折格子を用いて有利に行われると思われる。 (6)ニューロン・ネットワークは、過去数十年間において急速な進歩を遂げた 。その本質的な利点は、並列性と適応性である。これによって、ニューロン・ネ ットワークは、たとえ複雑な評価の場合でもリアルタイムの、自己調整式および 高解像度の画像処理に格別適している。この分野では技術開発はこれまでのとこ ろ自然の手本よりも遙かに劣っている。本発明に基づく方法の特別な実施形態に よれば、豊富な、出来れば変調され、かつ移動された回折サンプルから物体のパ ラメータを並列的に高解像度で再構築しながらニューロン・ネットワークがその 100%の性能を発揮できる箇所にニューロン・ネットワークを導入することが 可能である。 本発明のその他の目標、利点、特徴および用途は、図面をもとにした実施例に 関する以下の記述から得られる。その際に、記述した、および/または図で示し たすべての特徴はそれ自体において、または任意の有効な組み合わせにおいて、 特許請求項の要約、または特許請求各項の遡及関係とも関係なく本発明の対象を なしている。 図1は、画像面内で3D回折格子により幾何光学的に結像するレンズ・アパー チャープレート系を示し、 図2は、本発明による装置の可能な実施形態を模式図的に示し、 図3は、本発明による装置の具体的な実施形態を示し、 図4は、本発明による装置の具体的な実施形態に関する結像状況と分解状況を 模式図で示し、 図5aは、本発明による装置の別の実施形態を示し、 図5bは、図5aの部分図を示し、 図6は、あるサンプルのフーリエ変換の実施例を示し、 図7は、体積ホログラフィ要素を用いたフーリエ変換を示し、 図8は、図7と図8による体積ホログラフィ要素を用いて生み出された、棒状 構造のフーリエ変換結果を示し、 図9は、本発明による装置の別の実施形態に基づく湾曲した3D回折格子を用 いた場合の状況を示し、 図10は、本発明による方法の一つの実施形態に従って学習段階を実施する際 での状況を模式図的に示し、 図11は、3Dタルボット効果による奥行きチャートを決定するための実施例 を示し、 図12は、図11による描写に加えて、検出要素を用いた3D回折格子の形成 を示し、 図13と図14は、焦点の手前にあるブラッグ格子のもとでの強度分布を示し 、 図15は、焦点の後ろにあるブラッグ格子のもとでの強度分布の重合わせを示 し、 図16は、図11による描写に加えて、しかしながら白色光を用いて、発光要 素が軸外位置にある場合での検出要素を用いた3D回折格子の形成を示し、 図17と図18は、図16に従い焦点の手前にあるブラッグ格子のもとでの強 度分布を示し、 図19と図20は、焦点の後ろにあるブラッグ格子のもとでの強度分布を示し 、 図21は、3Dタルボット効果のための装置を示している。 図1に従って幾何光学的に結像するレンズ・アパーチャープレート系10は、 レンズ・アパーチャープレート系10の画像面14に物体Oを結像させる。画像 面14には、x方向、y方向およびz方向でそれぞれ格子定数g1、g2、g3を 有する3D格子12が配置されている。該格子12は、格子12の後方の近接場 で物体Oの結像、または像をタルボット平面に変換する。そこでは検出装置13 の適切な検出要素19、もしくはフォトレセプタで処理を行うために、干渉最大 値が同心円状になっている。その際に3つの円上で得られるカラー干渉最大値 は、ここで示した例では人間の視覚の赤(R)、緑(G)、青(B)の各カラー チャンネルに相当し、それぞれの波長はλmax=559、537、447である 。図1には、各回折装置が「BO」で示されていて、赤(R)、青(B)、緑( G)の各回折装置は111、122、123で示されている。 図2は、本発明に基づく装置を模式図で示している。該装置は、レンズ・アパ ーチャープレート系10、並びに光線を各位置に特有に変調させるための3D変 調装置12を含み、該レンズ・アパーチャープレート系は入射光(ここではこれ は光線11によって示されているが)を集束させ、そして該3D変調装置はレン ズ・アパーチャープレート系10の焦点面の範囲にあって、しかも該レンズ・ア パーチャープレート系の後方にある検出装置13の手前にある。光線11は、3 D変調装置12の位置14(原位置)の網状面に当たり、ブラッグ条件に従って その伝播方向とその色彩(波長)に関して変調される。 例えば、3D格子に関する公知のv.ラウエ式は以下の条件により回折位数方 向での構造的干渉を記述する: g1(cosα − cosα0) = h1λ g2(cosβ − cosβ0) = h2λ g3(cosγ − cosγ0) = h3λ ここで各記号の意味は以下の通りである: g1、g2、g3:x方向、y方向およびz方向の格子定数、 α0、β0、γ0:光円錐の入射開口、 α、β、γ:各回折位数の反射角、 h1、h2、h3:回折位数の整数三重対 λ:波長 3D立方体格子要素(g1、g2、g3=g)の場合に上記の3つの式をλに関 して解くと、以下の式が得られる: g=0.75μmの場合、垂直に入射する光(α0=β0=90°、γ0=0° )では111回折位数方向において波長はλ=500nmになる。 図4は、本発明に基づく装置の具体的な実施形態を示している。3D変調装置 12は、網状面の形をした偏向要素23を有する、各位置に特有の偏向装置22 の形で存在していて、該網状面のうちの2つだけが示されている。 光線11は、3D変調装置12の2つの網状面23に入射し、ブラッグ条件に 従ってその伝播方向とその色彩(波長)に関して2つの検出要素19に向けて偏 向される。例えば、2つの網状面を有する3D立方体格子要素のもとではv.ラ ウエの式によれば以下の式が得られる: 垂直に入射する白色光線の場合、111回折位数方向において波長はλ=50 0nmになり、113回折位数方向において波長は透過、または反射においてλ =409nmになる。 別の実施形態(この実施形態のもとでは3D変調装置12が日中での人間の視 覚においてスペクトル輝度感度曲線に相当する三原色信号をRGBカラー・スペ ース(RGB=赤、緑、青)で提供するのであるが)は、3D変調装置として六 方晶3D格子要素を用いる場合に得られる。例えば、六方晶3D格子要素(直交 座標系における球状格子要素の最密六方格子)を用いると以下のv.ラウエ式が 得られる: 光線11が垂直に入射し、h1、h2、h3回折位数111(赤)、123(緑 )、122(青)において格子定数がg1=2λ、g2=4λ/√3、g3=4λ 、λ=559nmである場合、波長三重対は559/537/447nmになり 、これは人間の網膜の錐体中の光色素の最大スペクトル輝度感度に相当する。こ の格子光学的結果は、例として図1に示されている。その際に3D変調装置の格 子面の数が減少すると、ガウスのスペクトル帯域特性はこの3λmaxの周囲で、 すなわち3D格子の後方にある考察面内での干渉最大値の位置(この位置は60 °の角度で交差する双曲線群と同心円との交点として定義されているが)で生じ る。 図1には、3λmax(緑、青、赤)に関するガウスの帯域特性が導光体19のハ ッチングの密度によって示されている。 別の実施形態では、偏向要素23として半透明微小ミラーを使用することも出 来る。該微小ミラーは、加えて透過光24と25を赤に着色する。検出要素19 中での赤の局所的輝度最大値に対して、赤でない光線、従って反射した光線26 と27の当該する局所的輝度最大値がより高い精度で決定される。検出装置17 内でのその位置から、3D変調装置12中の原位置が決定される。 さらに、例として一連の結像における時間的間隔に関して、検出要素19の赤 の各局所的輝度最大値に対してその後の時点の該当する局所的輝度最大値を、そ してこれから局所的輝度最大値の速度をそれぞれ決定できるものと企図されてい る。この速度から、偏向された光線の増加された速度が推定される。ハイパスフ ィルタを然るべく設定すると、偏向された光線26と27がより高い精度で検出 される。検出装置17内の位置から次に3D変調装置12内の原位置が決定され る。 本発明によって、以下において理論的に示したように、変調によるビット倍増 によって精度を向上させることが出来る。すなわち、3D変調装置を用いずに明 暗でのみ空間的および時間的な間隔と物体パラメータの決定に貢献しているとこ ろの光線は、情報理論で言えば一つのビットで貢献している。3色である赤、緑 、青をそれぞれ一つの追加ビットで変調することによって、ビット数は3倍に増 加する。これらのビットを特定の空間的および時間的な間隔と物体パラメータに おいても再現するところの計算のもとでは、3ビット分、すなわちほぼ一ケタ分 の精度の向上が得られる。具体的な実施例をもとにしてこの関係を分かり易く説 明することにする。 図4に示した本発明に基づく装置は、以下のパラメータを呈している: レンズ・アパーチャープレート系10は、偏向装置12を使用する場合ここで 述べた実施例では17mmの焦点距離と4mmの絞り直径を有している。これら から、開口円錐の開き角が6.7°になり、エアリー円盤28の直径は約5μm になる。3D変調装置12と検出装置13との間隔29は20μmである。検出 装置13のもとでの偏向光線の側面偏向量は、20μmである。検出要素19の サイズは20μmと仮定する。 これによって、長さ方向において配置された検出要素19の数が二倍になり、 そして平面に配置された検出要素19の数が四倍になり、さらにこれによってビ ット数が四倍になる。従って具体的な用途の重要な技術的データが分かれば、サ イズの著しい改善を期待できる。 図5aは、本発明に基づく装置の別の実施形態を示している。レンズ・アパー チャープレート系10の後方に、焦点面内に変調フィルタ15(これはフィルタ 要素18によって構成されているが)を有する3D変調装置12がある。再び3 D変調装置12の後方に配置された検出装置13は、変調された光線を集束させ るための第2のレンズ・アパーチャープレート系16、並びに検出要素19の画 像検出装置17を含んでいる。 図5bは、図5aによる装置の部分図を示している。図5bによるレンズ・ア パーチャープレート系10の焦点面内の変調フィルタ15は、各位置に特有のフ ィルタ要素18を例えば、ランダムドット分布の形で含んでいる。変調された光 線は、検出要素19の画像検出装置17によって測定される。この実施例は、原 理的には3D変調装置12による画素の変調すべてに関する典型である。3D変 調装置12の直前の光路内でのエッジ要素21の正確な位置の計算は、以下のよ うにして行われる: フィルタ要素18のところでの輝度Hiは、エッジ要素21でゼロであり、そ してその他のフィルタ要素のもとでは検出要素19の原像20の座標xiとyiに ともなって次のように変化するものとする: Hi=yi−mxi−b (1) ここでmxは勾配であり、bはエッジ要素21の軸切片である。 フィルタ要素18は、x偏光方向に関して透過性である(F1=1)か、ある いは非透過性である(F1=0)かのいずれかであるものとする。フィルタ要素 F1は、ランダムに選ばれているものとする。検出装置13内では、輝度Hj=SieIjiも、さらに輝度HPj=SieIjiiもともに偏光フィルタ(図には示さ れていないが)(このフィルタは、y方向に関して非透過性であるが)の後方で 測定される。式(1)を代入することによって、次の式が得られる: この式においてxiとyiは構造に従って既知であり、Hjは測定により求められ ている。並びに、以下の式が得られる: この式においてFi、xi、yiは構造に従って既知であり、HP jは測定により求 められている。全体的には式2と式3は、2つの未知数mとbを有する線形方程 式系を表していて、該式はフィルタ要素Fiをランダム化したために線形独立し ている。故にmとb、そしてエッジ要素21の位置を直接計算できる。 例としてエッジ要素21の位置の正確な決定は、レンズ・アパーチャープレー ト系10の開口が比較的大きく、その結果エッジ要素21の画像がレンズ・アパ ーチャープレート系10の後方では検出装置17によって検出される画像よりも 鮮明である場合には3D変調装置によって行うのが望ましい。このような場合、 第2のレンズ・アパーチャープレート系16の後方の焦点面での光のエネルギは キルヒホッフの境界条件に従って3D変調装置12内のフィルタ要素18の位置 によって測定される。この光のエネルギは、検出要素19によって測定され、そ して勾配mとエッジ要素の軸切片bを正確に計算するのに用いることが出来る。 以下に、図6から図8をもとにしてあるサンプルの3D変調装置によるフーリ エ変換に関する実施例を記述する。 本発明によれば、レンズ・アパーチャープレート系10の後方に図1による3 D変調装置12の箇所にホログラフィ、またはその他の特殊な技術(例えば、光 ビーム、電子ビーム、イオンビームなど)を用いて製造された光学的体積ホログ ラフィ要素34(この中には、図6に示したように多数の3Dブラッグ回折格子 が重ね合わされているが)がある。 光学系(レンズ・アパーチャープレート系10)を用いて、構造物O(例えば 、棒状構造物、または市松模様)が体積ホログラフィ要素34上に結像される。 体積ホログラフィ要素34の直後に検出要素19があり、該検出要素は例えば電 子網膜を形成するCCD受光系の形で製造されている。体積ホログラフィ要素3 4は、図7で示したように、該要素の直後に構造物O(例えば、棒状構造物)の 像のフーリエ変換結果が生じるように製造されている。 体積ホログラフィ要素34(この中では20個以上のブラッグ格子が種々の空 間方位で重ね合わされ、そして該格子のもとでは個々のブラッグ格子の勾配が角 度1度分だけ異なっていて、体積ホログラムの厚みは250μmで、ブラッグ格 子が刻み込まれている材料の屈折率はHeNeレーザの波長に関しては1.5で あるが)を用いる場合、棒状構造物のフーリエ変換結果は図8に示した経過(二 次元描写)を有する。 図8で解説した実施例は、サンプル(とりわけ棒状サンプルおよび市松模様サ ンプル)のリアルタイムでの検出、もしくは識別を可能にする。 以下において、ニューロン・ネットワークによる画像処理、または連続画像処 理に関する実施例が記述されている。 図9は、3D変調装置12のx−y平面内での湾曲した3D回折格子を使用す る場合での状況を示していて、この格子のもとでは格子要素(これは、局所座標 によって表示されているが)はx座標に比例した方位角32の分だけ、並びにy 座標に比例した方位角33の分だけ回転されている。ゼロ番目の回折位数のそれ ぞれの局所的輝度最大値に関してはブラッグ条件によって決定された色をもとに して該当する回折光線が決定される。回折光線の位置をもとにして、方位角と偏 角から、3D変調装置12の原位置のx座標とy座標が高精度で決定される。 3D変調装置のx−y平面にある湾曲されていない3D回折格子を用いる場合 、ゼロ番目の回折位数のそれぞれの局所的輝度最大値に関してブラッグ条件によ って決定された波長をもとにして該当する回折光線が決定される。ゼロ番目の回 折位数より高次の回折位数の位置から3D変調装置内の原位置の位置がデータの 冗長性に基づいて、並びに適切な補間法を用いてサブピクセルの精度で決定され る。 その際に以下のステップを実施するのが有利である: はっきりと目立つサンプルとして図5bのエッジ要素21と湾曲していない3 D回折格子が用いられる。検出要素19に関して物体30と検出要素19(図1 0を参照のこと)のすべての位置と方位に関して検出装置17で回折サンプルが 決定され、そして各回折サンプルに関する位置と方位の割り当てが記憶される。 湾曲していない3D回折格子の並進不変性のために、各検出要素19に関してこ の割り当てが用いられる。 検出要素19の、結果として得られる信号サンプルの識別性を良好にするため にサンプル、またははっきりと目立つ特徴を選ぶのが有利であって、その結果ニ ューロン・ネットワークの理論で知られている「クロストーク」が大数の法則に 基づいて重要でなくなる。さらに、この目的のためにサンプル、またははっきり と目立つ特徴が相対的に異なるように選ばれる;すなわち、ニューロン・ネット ワークの理論の意味において比較的わずかなオーバーラップでもって選ばれる。 一般にニューロン・ネットワークをこのように利用することによって、定置式お よび/または移動式3D特徴に関する空間的および/または時間的な物体パラメ ータとその結果としての検出装置19の信号サンプルとの間の関係を認識するこ とが出来るのであって、このことはとりわけパーセプトロン学習アルゴリズムと 幾つかの多重線形結合、すなわち2つ、3つ、4つなどの各ニューロン間の結合 を用いる場合にとりわけ当てはまる。特に前記関係は、たとえそれに関する古典 的な計算規定および/または計算アルゴリズムが開発されていなくても、ネット ワークを通じて学習できる。ここで現れる割り当てに関する学習課題が複雑であ る場合、最大数のニューロン間の結合を有するパーセプトロン学習アルゴリズム を使用できる。該アルゴリズムは、学習課題の複雑さに合わせて適合されていて 、そして該アルゴリズムに関しては学習課題に妥当するコンバージェンス証明が 得られている。かかる学習アルゴリズムとコンバージェンス証明は、「ニューロ ン適応理論」(カルメジン、H.O.、1996年、ISBN3−631−30 039−5)に示されている。 ニューロン・ネットワークの記憶容量は常に制限されているので、まず最も重 要なはっきりと目立つ特徴とサンプルだけが定義され、そして該当する割り当て がネットワークに記憶される。他のはっきりと目立つ特徴および/またはサンプ ルについての別の割り当てを記憶する場合、再認識の品質が必ずチェックされる 。これを怠ると、記憶容量がおそらく満杯に達してしまうものと思われる。その 場合は、より多くのニューロンを有するネットワークが用いられる。 以下に、図21をもとにして集束光における3Dタルボット効果によって奥行 きチャートを決定するための実施例を示す。 まず物体の任意の点を、当該する焦点が3D変調装置12に生じるようにレン ズ・アパーチャープレート系10によって結像させる。該3D変調装置12は、 平面状の格子(以下これを平面格子と称するが)の層によって構成されていて、 該層はレンズ・アパーチャープレート系10の光学軸に対して垂直に配置されて いるのが望ましい。3D変調装置12の後方の任意の距離に、しかもレンズ・ア パーチャープレート系10の光学軸に対して垂直に配置できる(多数の検出要素 19によって構成された)検出装置13の面内において、自己結像(タルボット 効果)によって焦点の近傍にある同じ平面格子の像が生じる。その際に、平面格 子は以下の倍率で拡大される:すなわち、焦点と検出装置との距離を焦点と平面 格子との距離で割った倍率で。これは、通常の陰影が生じるときに平面格子が焦 点の後方の陰影として拡大されるのと同じ倍率である。 検出要素19によって構成された検出装置13で格子の像が検出される。物体 の点が一つしかない場合、平面格子の倍率が測定され、この値から上述した倍率 を用いて焦点の3D位置が計算され、そして焦点の3D位置からレンズ・アパー チャープレート系10の結像特性に基づいて物体の点の3D位置が遡及的に決定 される。一般には物体の点は多数あるので、原理的にはこれと全く同じであるが 、しかし個々の点においては異なって以下のように行うのが望ましい。計算を目 的とする場合、検出装置は検出要素19に分割される。各検出要素19に関して 、像のフーリエ・スペクトルが決定される。これから、結像された格子定数が計 算され;さらにこれから平面格子の倍率が計算される。その際に、各平面格子が 3D変調装置12においてそれぞれ独自の方位(これは、フーリエ・スペクトル において再認識されるが)を呈することによって該当する平面格子が確認される のが望ましい。各検出要素19に関して、確認された平面格子の倍率から該当す る焦点の3D位置と、そしてこれから物体の該当する点の3D位置がそれぞれ決 定される。物体の点のこれらの3D位置は、とりわけ奥行きチャートを含んでい る。 図11から図20をもとにして体積ホログラフィ的に決定された奥行きチャー トに関する実施例を以下に記述する。 図11によるレンズ・アパーチャープレート系10の後方に、図1による3D 変調装置12の箇所に体積ホログラフィ、またはその他の技術(例えば、光ビー ム技術、電子ビーム技術、イオンビーム技術など)を用いて製造された3D回折 格子34があり、該回折格子は3Dブラッグ格子の性質を有している。 レンズ・アパーチャープレート系10の手前で白色光によって照射された平面 要素Oの距離と方向がそれぞれ変化することによって、3D回折格子34の後方 に強度分布が生じ、そしてこのスペクトル分布と位置から反射、または自己輻射 によって光を発している平面要素Oの方向と距離が決定される。こうして得られ たデータを用いて、奥行きチャートを作成できる。 強度分布を測定するための装置は、図12に示してある。その際に、焦点の手 前にブラッグ格子がある場合は検出要素35、36によって、そして焦点の後方 にブラッグ格子がある場合は検出要素37、38によって強度分布が測定される 。焦点の位置が3D回折格子、もしくはブラッグ格子34の形をした体積ホログ ラムの手前、もしくは後方のいずれにあるかは、レンズ・アパーチャープレート 系10の手前で光を発している平面要素Oの距離によって決まる。 検出要素37と38の位置で強度分布が重ね合わさるようにブラッグ格子34 と受光面との間隔が調整される。 図13は、検出要素35で測定した強度分布を示している。 図14には検出器36の位置での強度分布が示され、そして図15には検出器 37と38の位置での強度分布の重合わせが示されている。 検出器35から38の位置での強度分布を評価することによって、レンズ・ア パーチャープレート系12の手前で光を発している平面要素Oの正確な距離を決 定することが出来る。 図16から図20において、光を発している平面要素Oの位置が軸外にある場 合について図11から図15で記述した事情が白色光のもとで示されている。 CCD受光システム35から38の平面内でブラッグ格子34の後方の強度分 布のスペクトル分布と位置から、レンズ・アパーチャープレート系10の手前で 光を発している平面要素Oの距離と方向を決定できる。図21には、3Dタルボ ット効果に関する装置が示されている。 参照記号リスト 10:レンズ・アパーチャープレート系 11:電磁波ビーム 12:3D変調装置 13:検出装置 14:3D変調装置での電磁波ビームの原位置 15:変調フィルタ 16:第2のレンズ・アパーチャープレート系 17:画像検出装置 18:フィルタ要素、もしくは画素 19:検出要素 20:検出要素の原画像 21:エッジ要素 23:偏向要素 24:偏向されていない電磁波ビーム 25:偏向されていない電磁波ビーム 26:偏向された電磁波ビーム 27:偏向された電磁波ビーム 28:エアリー円盤の直径 29:3D変調装置と検出装置の距離 30:物体 32:方位角 33:偏角 34:3D体積ホログラフィ回折格子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),JP,US (72)発明者 カルメシン ハンス―オット ドイツ連邦共和国 28717 ブレーメン ルイス―ゼーゲルケン シュトラーセ 122 (72)発明者 ゲルニッツ エックハルト ドイツ連邦共和国 14513 テルトウ リ チャード―ワグナー―シュトラーセ 27 (72)発明者 クシュ シガード ドイツ連邦共和国 12526 ベルリン ブ ンツェル シュトラーセ 44 (72)発明者 ピノウ マンフレッド ドイツ連邦共和国 14513 テルトウ ジ ョン―シェフル―シュトラーセ 11 【要約の続き】 たは空間周波数特有的な物体パラメータの計算が実施さ れる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.とりわけ自動装置を正確、かつ知的に制御するために、そして生産工程を測 定技術的に監視するために、レンズ・アパーチャープレート系の結像、または 結像列における空間的、および/または時間的な間隔、および/または空間的 、および/または時間的な物体パラメータ(10)、および/またはスペクト ル的、および/または空間周波数特有的な物体パラメータ(例えば、速度、奥 行き、色、または形状)を正確に決定するための方法において、 以下のプロセス段階を有する方法: (a)入射する電磁波ビームの集束はレンズ・アパーチャープレート系(10 )によって行われること; (b)レンズ・アパーチャープレート系(10)の後方でレンズ・アパーチャ ープレート系(10)の焦点面内で、または焦点面の近傍で3D変調装置(1 2)によって電磁波ビーム(11)の伝播方向、および/または強度、および /または波長、および/または偏光、および/または時間的変調周波数を各位 置に特有に変調すること; (c)3D変調装置(12)の後方にある検出装置(13)によって変調され た電磁波ビームを検出すること; (d)変調を決定することによって3D変調装置(12)で電磁波ビームの空 間的、および/または時間的な間隔(14)を計算すること、および/または 空間的、および/または時間的な、および/またはスペクトル的、および/ま たは空間周波数特有的な物体パラメータを計算すること。 2.以下のプロセス段階を特徴とする、請求の範囲第1項に記載の方法: (b−1)レンズ・アパーチャープレート系(10)の焦点面において一つの 、または多数の変調フィルタ(15)を有する3D変調装置(12)により電 磁波ビームを各位置に特有に変調すること;該変調装置は入射する電磁波ビー ムをiで表示された、各位置に特有のフィルタ要素(18)によって変調し、 その際に該フィルタ要素(18)は前記段階(d)を実行するための方程式系 の解法の可能性に関して変調を行うように、もしくは変調を行わないように比 較 的多彩に選ばれている; (c−1)第2のレンズ・アパーチャープレート系(16)によって検出装置 (13)内で集束を行うこと; (c−2)jで表示された検出要素(19)(該検出要素には該当する添字量 Ijのうちから添字iを有するフィルタ要素(18)が投影されるが)の画像 検出装置(17)によって検出装置(13)の焦点面内で変調された電磁波ビ ームを測定すること; (d−1)j番目の検出要素(19)の測定値からj番目の検出要素(19) の原画像(20)において3D変調装置(12)の手前の光路内でパラメータ によって決定された強度分布の正確な位置を計算すること:その際に該計算は 、測定結果の数が変調測定値に基づいて決定すべきパラメータの数を上回り、 かつ可能な独立した方程式系が現れるように実施される。 3.下記を特徴とする、請求の範囲第1項、または第2項に記載の方法: (d−1−1)y=mx+bに従い3D変調装置(12)のx−y平面内で勾 配mとy軸切片bによってパラメータ化した上でエッジ要素(21)で計算を 実施すること。 4.隣接した検出要素(19)とともにj番目の検出要素(19)を用いること を特徴とする、請求の範囲第1項から第3項のうちのいずれか一つの項に記載 の方法。 5.フィルタ要素(18)を用いることを特徴とする、請求の範囲第2項から第 4項にうちのいずれか一つの項に記載の方法。 6.以下のプロセス段階を特徴とする、請求の範囲第1項に記載の方法: (b−1)偏向要素(23)を有する、各位置に特有の偏向を行うための装置 (22)の形をした、および場合によってはレンズ・アパーチャープレート系 (10)の焦点面内で、または該焦点面の近傍で電磁波ビームの強度、波長、 偏光および変調周波数の変調するための装置の形をした3D変調装置によって 各位置に特有に変調を行うこと; (d−1)検出要素(19)によって検出された信号をもとにして、およびそ の結果得られる、レンズ・アパーチャープレート系(10)の結像列での空間 的、および/または時間的な間隔、および/または空間的、および/または時 間的な物体パラメータをもとにして3D変調装置(12)において考察した電 磁波ビームの原位置を計算すること。 7.以下のプロセス段階を特徴とする、請求の範囲第1項に記載の方法: (b−1)レンズ・アパーチャープレート系(10)の焦点面内で、または該 焦点面の近傍で湾曲した3D回折格子の形をした3D変調装置(12)によっ て電磁波ビームを、各位置に特有に変調させること;その際に回折ビームは湾 曲した3D回折格子の傾斜した網状面での反射に従って指向され、および/ま たは格子開口条件に従ってその強度が変調され、および/またはブラッグ条件 に従ってその波長が変調され、および/または回折格子の異方性に従って偏光 され、および/または顕著な時間的振動に従って時間変調され、その際に各位 置に特有の湾曲、並びに各位置に特有の変調に関する回折格子の他の特性が前 記の段階(d)を実行するために方程式系の解法性に関して十分に多彩である ;(d−1)検出要素(19)で検出された信号をもとにして、およびその結 果得られる、レンズ・アパーチャープレート系(10)の結像列での空間的、 および/または時間的な間隔、および/または空間的、および/または時間的 な物体パラメータをもとにして3D変調装置(12)において考察した電磁波 ビームの原位置(14)を計算すること。 8.以下のプロセス段階を特徴とする、請求の範囲第1項、第6項、または第7 項のうちのいずれか一つの項に記載の方法: (c’)ブラッグ条件に従い回折された電磁波ビームの特有の波長をもとにし て、および/または方向特有の検出要素を用いて検出要素(19)に入射する 電磁波ビームを、第ゼロ次回折位数(24、25)に由来する電磁波ビームと 高次の回折位数(26、27)に由来する電磁波ビームに識別すること; (d’)検出要素(19)で検出された信号をもとにして、およびその結果得 られる、レンズ・アパーチャープレート系(10)の結像列での空間的、およ び/または時間的な間隔、および/または空間的、および/または時間的な物 体パラメータをもとにして3D変調装置において考察した電磁波ビームの原位 置(14)を計算すること。 9.以下のプロセス段階を特徴とする、請求の範囲第1項、第6項、第7項、ま たは第8項のうちのいずれか一つの項に記載の方法: (c’’)検出要素(19)によって検出された信号に時間的ハイパスフィル タを適用すること;その際に透過する周波数は、画像列のもとで現れる、高次 の回折位数の著しく増加した横方向速度が検出されるように適応的に調整され ねばならない;並びにこれによって検出要素(19)に入射する電磁波ビーム を、偏向されていない電磁波ビーム(24、25)、もしくは第ゼロ次回折位 数に由来する電磁波ビームと偏向されている 電磁波ビーム(26、27)、 もしくは高次の回折位数に由来する電磁波に識別すること; (d’’)検出要素(19)で検出された信号をもとにして、およびその結果 得られる、レンズ・アパーチャープレート系(10)の結像列での空間的、お よび/または時間的な間隔、および/または空間的、および/または時間的な 物体パラメータをもとにして3D変調装置(12)において考察した電磁波ビ ームの原位置(14)を計算すること。 10.以下を特徴とする、請求の範囲第1項に記載の方法: (b−1)レンズ・アパーチャープレート系(10)の焦点面内で、または 該焦点面の近傍において湾曲していない3D回折格子の形をした3D変調装置 (12)により電磁波ビームを各位置に特有に変調すること;その際に、回折 したビームは湾曲していない3D回折格子の傾斜した網状面での反射に従って 指向され、および/または格子開口条件に従ってその強度が変調され、および /またはブラッグ条件に従ってその波長が変調され、および/または回折格子 の異方性に従って偏光され、および/または顕著な時間的振動に従って時間変 調されるのであって、その際に回折格子の特性は方程式系の解法性に関して前 記の段階(d)を実行するために十分に多彩である; (d−1)検出要素(19)で検出された信号をもにして、およびその結果得 られる、レンズ・アパーチャープレート系(10)の結像列での空間的、およ び/または時間的な間隔、および/または空間的、および/または時間的な物 体パラメータをもとにして3D変調装置(12)において考察した電磁波ビー ムの原位置(14)を計算すること。 11.フラウンホーファーの遠隔場で前記段階(c)と(d)を実施することを特 徴とする、請求の範囲第7項から第10項のうちのいずれか一つの項に記載の 方法。 12.3D回折格子の後方の近接場とその他の範囲でのタルボット平面、またはフ レネル平面で前記段階(c)と(d)を実施することを特徴とする、請求の範 囲第7項から第11項のうちのいずれか一つの項に記載の方法。 13.以下のプロセス段階を特徴とする、請求の範囲第12項に記載の方法: − 奥行きに鋭敏な検出要素を用いて3D回折格子の近接場とその他の範囲で タルボット平面、および/またはフレネル平面での焦点の奥行き位置を記録 すること; − 物体(30)の2つの隣接する距離の差を計算すること。 14.以下のプロセス段階を特徴とする、請求の範囲第1から第13までのうちの いずれか一つの項に記載の方法: (a’−1)各サンプル、または各3D特徴に関する局所座標系の原点として の優秀な位置画素とともに画素の形をしたはっきりと目立つ3D特徴、または サンプルを事前に決定すること; (a’−2)いわゆる学習段階を実施すること;その際に、各3D特徴が各3 D位置および3D方位に入力される、もしくは各サンプルが各3D位置および 3D方位に入力される; 次に位置画素の投影が行われるところの検出要素(19)jが決定される; そのあと、j番目の検出要素(19)の周辺において変調の信号サンプル、 検出要素(19)を含めて該当する信号サンプルが決定される; そしてそれから回りを囲む検出要素(19)の信号サンプルとともにサンプ ル、もしくは3D特徴、位置画素の位置および方位に関するj番目の検出要素 (19)の割り当てが連想式ニューロン・ネットワークに記憶される; (a’−3)連想式ニューロン・ネットワークによって回りを囲む記憶要素( 19)の信号サンプルとともにサンプル、もしくは3D特徴、位置画素の位置 および方位に関する、学習され、記憶された割り当てを測定されたj番目の検 出要素(19)に適用すること。 15.レンズ・アパーチャープレート系(10)の焦点面での強度サンプル、およ び/または運動サンプル、および/または周波数サンプル、および/または色 サンプル、もしくは波長サンプル、および/または偏光サンプル、および/ま たは強度最大値、および/または3D形状に基づいて画素の形でサンプルを使 用することを特徴とする、請求の範囲第14項に記載の方法。 16.ニューロン・ネットワークを使用することを特徴とする、請求の範囲第14 項、または第15項のうちのいずれか一つの項に記載の方法であって、該ネッ トワークはホップフィールド規則、またはパーセプトロン学習規則、またはバ ック・パーセプトロン学習規則を用いて学習し、2つのニューロン間の結合、 および/または3つのニューロン間の結合、および/または4つのニューロン 間の結合、および/または最大数のニューロン(これらは信号サンプルの複雑 性に適合させられているが)間の結合を含んでいて、そして学習課題が複雑な 場合には、信号サンプルの複雑さに適合させられている最大数のニューロン( これらのニューロンは信号サンプルの複雑さに適合させられているが)との結 合とともにパーセプトロン学習アルゴリズムを含んでいるので、その結果、学 習課題の解決はコンバージェンス証明によって保証されている。 17.下記を特徴とする、請求の範囲第14項から第16項のうちのいずれか一つ の項に記載の方法: (a’−2−1)電子メモリ、または光メモリによる割り当ての記憶。 18.相関器光学的装置によって検出面の前後で計算段階、および/またはニュー ロン・ネットワークを実施することを特徴とする、請求の範囲第1項から第1 7項のうちのいずれか一つの項に記載の方法。 19.ある場面を結像するためのレンズ・アパーチャープレート系(10)および 該レンズ・アパーチャープレート系の後方の結像光路内にある検出装置(13 )を用いて請求の範囲第1項から第18項のうちのいずれか一つの項に記載の 方法を実施するための装置において、 レンズ・アパーチャープレート系(10)の後方で該レンズ・アパーチャー プレート系(10)の焦点面内、または該焦点面の近傍にある電磁波ビームの 伝播方向、および/または強度、および/または波長、および/または偏光、 および/または変調周波数を各位置に特有に変調するための3D変調装置(1 2)を特徴とする装置。 20.前記3D変調装置(12)はレンズ・アパーチャープレート系の焦点面内に 変調フィルタ(15)(該フィルタはミラー要素の形をした偏向要素(23) を含んでいるが)を含んでいることを特徴とする、請求の範囲第19項に記載 の装置。 21.3D変調装置(12)は湾曲した3D回折格子を含み、該回折格子は入射す る電磁波ビームを回折された電磁波ビームに変換し、その際に回折されたビー ムは湾曲した3D回折格子の傾斜した網状面での反射に従って指向され、およ び/または格子開口条件に従ってその強度が変調され、および/またはブラッ グ条件に従ってその波長が変調され、および/または回折格子の異方性に従っ て偏光され、および/または顕著な時間的振動に従って時間変調されることを 特徴とする、請求の範囲第19項に記載の装置。 22.3D変調装置(12)は湾曲していない3D回折格子を含み、その際に回折 されたビームは湾曲した3D回折格子の傾斜した網状面での反射に従って指向 され、および/または格子開口条件に従ってその強度が変調され、および/ま たはブラッグ条件に従ってその波長が変調され、および/または回折格子の異 方性に従って偏光され、および/または顕著な時間的振動に従って時間変調さ れることを特徴とする、請求の範囲第19項に記載の装置。 23.3D回折格子は231個の可能な周期的3D回折格子のうちの一つを表して いることを特徴とする、請求の範囲第21項、または第22項のいずれか一つ の項に記載の装置。 24.3D回折格子は周期的でないことを特徴とする、請求の範囲第21項、また は第22項のいずれか一つの項に記載の装置。 25.3D回折格子は2D格子の多数の層を含んでいることを特徴とする、請求の 範囲第21項から第24項のうちのいずれか一つの項に記載の装置。 26.3D回折格子は音響光学式セルを含んでいることを特徴とする、請求の範囲 第21項から第24項のうちのいずれか一つの項に記載の装置。 27.3D回折格子はウイグナ−結晶を含んでいることを特徴とする、請求の範囲 第21項から第24項のうちのいずれか一つの項に記載の装置。 28.3D回折格子はポリマラテックスを含んでいることを特徴とする、請求の範 囲第21項から第25項のうちのいずれか一つの項に記載の装置。 29.3D回折格子はホログラフィ法で製造されていることを特徴とする、請求の 範囲第21項から第25項のうちのいずれか一つの項に記載の装置。 30.3D回折格子は生物学的構造、および/または液晶、および/または強誘電 体によって構成されていることを特徴とする、請求の範囲第21項から第25 項のうちのいずれか一つの項に記載の装置。 31.3D回折格子は電気光学的に、および/または光磁気的に、および/または 機械的に同調できることを特徴とする、請求の範囲第21項から第25項のう ちのいずれか一つの項に記載の装置。 32.検出装置(13)はスペクトル感度を呈することを特徴とする、請求の範囲 第19項から第31項のうちのいずれか一つの項に記載の装置。 33.検出装置(13)は方向感度を呈することを特徴とする、請求の範囲第19 項から第32項のうちのいずれか一つの項に記載の装置。 34.検出装置(13)は少なくとも一つの偏光フィルタを呈することを特徴とす る、請求の範囲第19項から第33項のうちのいずれか一つの項に記載の装置 。 35.結像光路において3D回折格子に加えて、コヒーレント度、および/または 偏光状態、および/または位相状態を変える別の格子が取り付けられているこ とを特徴とする、請求の範囲第21項から第34項のうちのいずれか一つの項 に記載の装置。 36.検出装置(13)はCCDアレイ、および/またはCIDアレイを呈するこ とを特徴とする、請求の範囲第19項から第35項のうちのいずれか一つの項 に記載の装置。 37.検出要素(19)は導波管を呈することを特徴とする、請求の範囲第19項 から第36項のうちのいずれか一つの項に記載の装置。 38.レンズ・アパーチャープレート系(10)、検出装置(13)および3D変 装置(12)は可視光外部の電磁波 −X線を含む− 向けに設計されている ことを特徴とする、請求の範囲第19項から第37項のうちのいずれか一つ の項に記載の装置。 39.キャリア周波数振動が3D変調装置(12)、および/または検出装置(1 3)に入力されることを特徴とする、請求の範囲第19項から第38項のうち のいずれか一つの項に記載の装置。 40.ニューロン・ネットワークを特徴とする、請求の範囲第19項から第39項 のうちのいずれか一つの項に記載の装置。 41.計算を実施するために検出器面の前後に相関器光学装置があることを特徴と する、請求の範囲第19項から第40項のうちのいずれか一つの項に記載の装 置。 42.相関器光学的装置は4f光学系を含んでいることを特徴とする、請求の範囲 第41項に記載の装置。 43.3D変調装置(12)にはフィルタ要素(18)、および/または偏向要素 (23)、および/または格子要素が乱数発生器によって比較的多彩に配置さ れていることを特徴とする、請求の範囲第19項から第42項のうちのいずれ か一つの項に記載の装置。
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