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JP2000358176A - 光学ユニット、該光学ユニットに用いる撮像素子の取付方法、および該光学ユニットを有する撮像装置 - Google Patents

光学ユニット、該光学ユニットに用いる撮像素子の取付方法、および該光学ユニットを有する撮像装置

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Publication number
JP2000358176A
JP2000358176A JP11169726A JP16972699A JP2000358176A JP 2000358176 A JP2000358176 A JP 2000358176A JP 11169726 A JP11169726 A JP 11169726A JP 16972699 A JP16972699 A JP 16972699A JP 2000358176 A JP2000358176 A JP 2000358176A
Authority
JP
Japan
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image
optical unit
substrate
photographing lens
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11169726A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Hasegawa
裕士 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP11169726A priority Critical patent/JP2000358176A/ja
Publication of JP2000358176A publication Critical patent/JP2000358176A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影レンズの光軸と平行方向の寸法を小型化
できる光学ユニットを提供。 【解決手段】 本発明の光学ユニットは、撮影レンズに
より集光された被写体の光を結像させて撮像素子により
光電変換する光学ユニットにおいて、少なくとも前記撮
影レンズを保持する保持部材と、前記撮影レンズの結像
位置に設けられ且つ前記保持部材に保持された撮像素子
と、前記撮像素子の受光面と略直交する方向で且つ前記
撮影レンズの外周の隣接した位置に少なくとも前記撮像
素子を実装する基板とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学ユニット、該光
学ユニットに用いる撮像素子の取付方法、および該光学
ユニットを有する撮像装置に係わり、さらに詳しくは、
撮影レンズの光軸と平行方向にコンパクトな光学ユニッ
ト、簡易に取り付けできる光学ユニットに用いる撮像素
子の取付方法、及び、前記光学ユニットを適用した撮像
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】(従来の技術1)撮影レンズにより集光
された被写体の光を結像させて撮像素子により光電変換
する光学ユニットが知られており、また、撮影レンズの
結像位置に撮像素子が配置され、撮影レンズと反対側に
撮像素子と電気的に接続する基板が設けられた光学ユニ
ットが知られている。
【0003】近年、特に、高画素化が進み、撮影レンズ
に要求される光学性能を満足するために、レンズ枚数の
増加等により撮影レンズの光軸と平行な方向に大きくな
る傾向にある。そこで、同一出願人は先に下記に示す出
願(特開平03−206777号公報)をしている。図
9は従来例の光学ユニットの断面図である。図に示す如
く、保持部材94は撮影レンズ31を保持し、さらに基
板92を基準面92a側より保持している。撮像素子9
1は受光面91cを基板面に向けた状態で基板92の基
板面92b側に実装されている。なお、91bは外部端
子である。また、基板92には撮影レンズ31と受光面
91cとを結ぶ光の経路となる開口部92dを設けてい
る。以上により、撮像素子の背面に基板が重なって配置
されず、撮影レンズ31と撮像素子の間内に基板92を
配置したので、撮影レンズ31の光軸Oと平行な方向の
光学ユニット寸法を小さくすることができる。
【0004】また、(従来の技術2)従来例の光学ユニ
ットについて説明する。図10、図11は従来例の光学
ユニットの断面図である。図10に示す如く、保持部材
84は第1の保持部材84aと第2の保持部材84bに
より構成されている。第2の保持部材84bは撮影レン
ズ31を保持し、また、第1の保持部材84aは第2の
保持部材84bをスライド可能に把持している。基板8
2は外部端子により撮像素子81を電気実装している。
さらに保持部材84にガラスブロックGB、撮像素子8
1、基板82等を組み込み、基板82の背面より押さえ
部材83により押して固定する構造となっている。
【0005】次に、図11は図10の変形例であり、ガ
ラスブロックGBと撮像素子81の間に弾性部材の例え
ば合成ゴム85を入れて、撮像素子81を基板82側に
押しつけて固定する構造となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その後
のさらなる検討の結果、前記(従来の技術1)の課題と
して、基板92を挟んで、一方に撮影レンズ31を保持
した保持部材94、他方に撮像素子91を配置し、撮影
レンズ31を保持している保持部材94に直接、撮像素
子91を固定できないので、撮影レンズ31と撮像素子
91とを高精度に位置決めしにくい。また、設計上のレ
イアウトの関係で、基板92の位置を撮像素子91の外
装部91aに形成された受光面91cより撮影レンズ3
1と反対側に配置しようとすると配置できない。更に、
受光面91cの近くに基板92の開口部92dがあるの
で、受光面の近くにある開口部92d周辺からの開口部
のせん孔ゴミ等が受光面に付着して撮影画像にゴミが同
時に写し込まれやすいといった課題がある。
【0007】また、(従来の技術2)の課題として、
(従来技術1)では、撮影レンズの光軸方向と平行方向
に撮像素子、基板、さらに撮像素子と基板を押さえる押
さえ部材が重なり、撮影レンズの光軸方向と平行方向の
寸法を大きくしている。また、押さえ部材を必要とする
ので構成が複雑となりコスト高になるという課題もあ
る。
【0008】本発明は上記の課題に鑑みなされたもの
で、本発明の目的の1つは撮影レンズの光軸と平行な方
向にコンパクトにできる光学ユニットを提供することに
ある。また、本発明の目的の1つは、光学ユニットに用
いる撮像素子の簡易な取付方法を提供することにある。
さらに、本発明の目的の1つは、前記光学ユニットを適
用した撮影レンズの光軸と平行な方向にコンパクトな撮
像装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記のいず
れかにより達成できる。
【0010】(1)撮影レンズにより集光された被写体
の光を結像させて撮像素子により光電変換する光学ユニ
ットにおいて、少なくとも前記撮影レンズを保持する保
持部材と、前記撮影レンズの結像位置に設けられ且つ前
記保持部材に保持された撮像素子と、前記撮像素子の受
光面と略直交する方向で且つ前記撮影レンズの外周の隣
接した位置に少なくとも前記撮像素子を実装する基板
と、を備えたことを特徴とする光学ユニット。
【0011】(2)撮影レンズにより集光された被写体
の光を結像させて光電変換させる光学ユニットに用いる
撮像素子の取付方法において、前記撮像素子の受光面と
略平行方向に外部と電気的に接続する外部端子を設け、
さらに、少なくとも前記撮像素子を実装する基板を前記
撮像素子の前記受光面と直交する方向に設け、前記基板
に前記撮像素子を電気的に接続することを特徴とする光
学ユニットに用いる撮像素子の取付方法。
【0012】(3)撮影レンズにより集光された被写体
の光を結像させて撮像素子により光電変換する光学ユニ
ットにおいて、少なくとも前記撮影レンズを保持する保
持部材と、前記撮影レンズの結像位置に設けられ且つ前
記保持部材に保持された前記撮像素子と、少なくとも前
記撮像素子を実装する基板とを備え、前記基板は、前記
撮像素子が実装された基板面と同一の基板面で前記保持
部材により保持され、且つ、少なくとも前記撮像素子の
外装の一部を組み込むための開口部を形成したことを特
徴とする光学ユニット。
【0013】(4)撮影レンズにより集光された被写体
の光を結像させて撮像素子により光電変換する光学ユニ
ットにおいて、少なくとも前記撮影レンズを保持する保
持部材と、前記撮影レンズの結像位置に設けられ且つ前
記保持部材に保持された前記撮像素子と、少なくとも前
記撮像素子を実装する基板とを備え、前記基板は、前記
撮像素子が実装された基板面と反対側の基板面で前記保
持部材により保持され、且つ、前記撮像素子受光面より
受光方向と反対側の背面部までの少なくとも一部を組み
込むための開口部を形成したことを特徴とする光学ユニ
ット。
【0014】(5)撮影レンズにより集光された被写体
の光を結像させて撮像素子により光電変換する光学ユニ
ットにおいて、少なくとも前記撮影レンズを保持する保
持部材と、前記撮影レンズの結像位置に設けられ且つ前
記保持部材に保持された前記撮像素子と、少なくとも前
記撮像素子を実装する基板とを備え、前記基板が弾性変
形して前記撮像素子を前記保持部材に固定することを特
徴とする光学ユニット。
【0015】(6)(1)、(3)、(4)又は(5)
に記載の撮影レンズにより集光された被写体の光を結像
させて撮像素子により光電変換する光学ユニットが組み
込まれ、被写体を撮像することを特徴とする光学ユニッ
トを有する撮像装置。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の光学ユニット、該光学ユ
ニットに用いる撮像素子の取付方法、および該光学ユニ
ットを有する撮像装置について図面を参照して説明す
る。
【0017】撮像装置としてデジタルカメラについて説
明するがこれに限定するものではなく、例えばビデオカ
メラでも良い。最初に、本発明の光学ユニットを適用し
た撮像装置の概略構成について説明する。図1はデジタ
ルカメラの構成斜視図、図2はデジタルカメラの電気ブ
ロック図である。
【0018】図1に示す如く、デジタルカメラ10は撮
影レンズ31の光軸Oと平行な方向を幅としたとき、撮
像時には幅の方向を把持して撮像する形態となってい
る。デジタルカメラ10は図示しないカメラ本体が前カ
バー12、後カバー13で覆われ、正面に撮影レンズ3
1が有り、その上部にファインダ14、右上部にストロ
ボ窓15が配置され、更に上面にはレリーズ釦16が有
り、左側面にはメモリカード17の挿入口がある。ま
た、撮影レンズ31の結像面に撮像素子41が配置され
ている。なお、光学ユニット20は撮影レンズ31によ
り集光された被写体の光を結像させ、撮像素子41によ
り光電変換する機構を含んでいる。
【0019】次に、デジタルカメラの電気ブロック図を
図2により説明すると、デジタルカメラは被写体からの
光を撮影レンズ31により集光し、CCD等の撮像素子
41において画像情報を電気信号に変換し、CDS(相
関2重サンプリング)でリセットノイズを除去し、AG
C(オートゲインコントロール)でA/D変換するに適
したレベルにゲインコントロールし、A/Dでアナログ
信号からデジタル信号に変換される。なお、TG(タイ
ミング・ジェネレータ)はCCD、AGC、A/Dに駆
動信号を供給している。基板71には、CCD、CDS
・AGC71a、A/D71b、TG71c等が実装さ
れている。更に、バスラインを介しメモリ72dに信号
が送られ、一旦記憶される。メモリ72dに一旦記憶さ
れた信号はデジタル処理回路を含むカメラプロセスブロ
ック72eにおいて、色分離処理、γ処理、KNEEな
どのプロセス処理等が行われる。また、画像圧縮/伸長
回路72fを経て、外部のメモリカード73に出力して
記録される。ビュー表示への流れとして、プロセス処理
後に、再度メモリ72dに記録された画像信号はD/A
72aによって再びアナログ信号に変換されると共に、
エンコーダ72bにおいてコンポジット信号に変換さ
れ、ビュー表示72cで表示される。なお、基板72に
は72a、72b、72c、72d、72e、72f、
72i等が実装されている。上記の一連の処理はCPU
72iの制御のもとに実行される。
【0020】(第1の実施の形態)次に、実施の形態の
光学ユニットについて説明する。図3は光学ユニットの
縦断面図で、図4は光学ユニットの正面図である。
【0021】図3、4に示す如く、光学ユニットは保持
部材21、撮影レンズ31、撮像素子41、基板51、
およびレンズ駆動手段等より構成されている。保持部材
21は21a、21bで構成され、保持部材21bは撮
影レンズ31を保持し、保持部材21aは、保持部材2
1b、基板51等を保持し、撮影レンズ31の被写体側
に大きく、撮像位置側に小さくなっている。この小さく
なったスペースに基板51が配置されている。
【0022】被写体からの光が撮影レンズ31、ガラス
ブロックGBを通り撮像素子41の受光面41cに結像
する。この撮像素子41は画像情報を光電変換し、受光
面41cは画像情報が結像する面であり、外部端子41
bは外部と接続する端子で、外周側面の一つの辺に配列
されている。なお、41aは撮像素子41の外装部であ
る。基板51は電気部品56等を実装した基板であり、
外部端子41bと電気的に接続されている。この基板5
1は撮像素子41の受光面41cと直角方向にある。
【0023】次に、レンズ駆動手段は、モータ65が回
転すると、支持部材67に回動自在のねじ66が回転し
てナット68が移動する。このナット68の移動により
撮影レンズ31が移動して焦点調節する。
【0024】撮影レンズ31の光軸Oを中心として、基
板51の光軸Oを通る法線N(図4)とモータ65の中
心とのなす角度をθとして約135度となっている。な
お、角度θは90度以上が望ましい。基板51とモータ
65の距離を離すことにより、モータ65を発生源とす
る電気的ノイズが基板51に影響するのを少なくするこ
とができる。なお、撮像素子に対し撮影レンズと反対側
に撮像画像を表示する表示部を配置、または、光学ユニ
ットを内蔵する撮像装置を正面より見て背面側に前記表
示部を配置し、基板とビュー表示部を直交する方向に配
置して距離を離すと、ビュー表示部より発生する電気的
ノイズが、基板に影響するのを防止できる。例えば、基
板51とビュー表示部であるバックライト付きのLCD
との距離を離すことにより、LCD周辺からの電気的ノ
イズが基板51に影響するのを防止できる。
【0025】(第2の実施の形態)次に、実施の形態の
撮像素子の取付方法について説明する。撮像素子の取り
付け機構の説明の後に、前記機構に基づき撮像素子の取
付方法を説明する。図5は撮像素子の取り付け機構の斜
視図である。
【0026】図5に示す如く、撮像素子42は画像情報
を光電変換する素子であり、また撮像素子42は外装部
42a、受光面42c、外部端子42b等で構成されて
いる。受光面42cは撮影レンズ31よりの光が結像す
る面であり、外部端子42bは外部と電気的に接続する
端子であり、受光面42cと略平行方向になっており、
外装部42aの外周側面の一つの辺(図5では上部の
辺)に2列に配列されている。なお、外部端子42bは
デジタルカメラの正面より見て、撮像素子42の左右、
上下のいずれの側面に配置しても良い。また、基板52
は受光面42cと直交する方向に設けられた外部端子4
2b、図示しない電気部品等を実装する。
【0027】ここで、撮像素子の取付方法について説明
すると、撮像素子42の受光面42cに直交して基板5
2をセットし、次に、図示しない基板52に設けた孔に
外部端子42bを差し込む。さらに、基板52の半田付
け部と外部端子42bを半田付けして電気的に接続す
る。その後、撮影レンズ31を保持する保持部材に撮像
素子42を固定する。
【0028】以上により、撮影レンズ31の光軸Oと平
行な方向をさけて、基板52を撮像素子42の外周に設
けたので、撮影レンズ31の光軸Oと平行な方向の光学
ユニットの寸法を小さくすることができる。
【0029】(第3の実施の形態)次に、実施の形態の
他の光学ユニットについて説明する。図6は光学ユニッ
トの縦断面図である。図に示す如く、保持部材22は第
1の保持部材22aと第2の保持部材22bで構成さ
れ、第2の保持部材22bは撮影レンズ31を保持す
る。また、第1の保持部材22aは第2の保持部材22
bをスライド可能に把持し、さらに、ガラスブロックG
B、撮像素子43を保持する。撮像素子43は受光面4
3cで結像する。基板53は開口部53dが設けられて
おり、開口部53dは撮像素子43の外装部43aと干
渉をさけるための穴である。また、基板53は基板面5
3aに撮像素子43の外部端子43bが電気的に接続さ
れている。
【0030】押さえ部材62によりガラスブロックG
B、撮像素子43を押圧して保持部材22に固定してい
る。また、保持部材22は基板53の基準面53aにネ
ジ18により固定している。
【0031】以上により、基板53に開口部53dを設
け、この開口部53dに撮像素子43の外装部43a、
または押さえ部材62を配置したので、光軸Oと平行な
方向の光学ユニットの寸法を小さくすることができる。
【0032】(第4の実施の形態)次に、実施の形態の
他の光学ユニットについて説明する。図7は光学ユニッ
トの縦断面図である。第4の実施の形態は第3の実施の
形態の変形例である。異なる部分を中心に説明する。図
に示す如く、保持部材22は図6と同様である。基板5
4は開口部54dが設けられており、この開口部54d
は撮像素子44の外装部44aの内、受光面44cより
撮影レンズ31と反対側の一部との干渉をさけるための
穴である。撮像素子44は外部端子44bにより基板5
4の基板面54b側に電気的に接続され、押さえ部材6
2によりガラスブロックGB、撮像素子44を押圧して
保持部材22に固定している。
【0033】以上により、基板54に開口部54dを設
け、この開口部54dに撮像素子44の外装部44a、
または、押さえ部材62を配置したので、光軸Oと平行
な方向の光学ユニットの寸法を小さくすることができ
る。
【0034】(第5の実施の形態)次に、実施の形態の
他の光学ユニットについて説明する。図8は光学ユニッ
トの縦断面図である。図に示す如く、保持部材22は第
1の保持部材22aと第2の保持部材22bで構成さ
れ、第2の保持部材22bは撮影レンズ31を保持す
る。また、第1の保持部材22aは第2の保持部材22
bをスライド可能に把持し、ガラスブロックGB、撮像
素子45、基板55等を保持する。撮像素子45は受光
面45cで受光し、45aは外装部を示す。基板55の
基板面55aに撮像素子が外部端子45bにより電気的
に接続されている。
【0035】基板55の基板面55a側よりガラスブロ
ックGB、撮像素子45を押圧して保持部材22に固定
している。なお、基板55がわずかに弾性変形してガラ
スブロックGB、撮像素子45を保持部材22に押圧し
た状態で固定している。また、保持部材22は基板55
を基板面55aよりネジ18で固定している。
【0036】以上により、ガラスブロックGB、撮像素
子45を押さえる押さえ部材が省略でき、安価で、簡易
な構造の光学ユニットとなる。
【0037】なお、実施の形態では撮影レンズは焦点調
節可能なレンズについて説明したが上記の実施の形態に
限定されることなく、例えば固定焦点レンズ、ズームレ
ンズ等であってもよい。
【0038】
【発明の効果】上記のように構成したので下記のような
効果を奏する。請求項1に記載の光学ユニットの発明に
よれば、撮像素子の受光面と略直交する方向で、且つ撮
影レンズの外周の一部に基板を設けたので、撮影レンズ
の光軸と平行な方向の光学ユニットの寸法を小さくする
ことができた。
【0039】請求項2に記載の光学ユニットの発明によ
れば、撮影レンズの光軸を中心に、光軸を通る基板の垂
線とレンズ駆動手段の駆動源のほぼ中心とのなす角度を
90度以上として、駆動源と基板を離したので、駆動源
より発生する電気的ノイズによる基板への影響を防止で
きた。
【0040】請求項3に記載の光学ユニットの発明によ
れば、撮像素子に対し撮影レンズと反対側に撮像画像を
表示する表示部を配置、または、光学ユニットを内蔵す
る撮像装置を正面より見て背面側に表示部を配置し、基
板とビュー表示部を直交する方向に配置して距離を離し
たので、ビュー表示部より発生する電気的ノイズによる
基板への影響を防止できた。
【0041】請求項4に記載の撮像素子の取付方法の発
明によれば、撮像素子の受光面と略平行方向に外部と電
気的に接続する外部端子を設け、受光面と直交する平行
方向に基板を設け電気的に接続するので、撮影レンズの
光軸と平行な方向の光学ユニットの寸法を小さくするこ
とができた。
【0042】請求項5に記載の撮像素子の取付方法の発
明によれば、受光面の外周縁の1辺に外部端子を設けた
ので、基板と撮像素子の取り付けが簡易となった。
【0043】請求項6に記載の撮像素子の取付方法の発
明によれば、受光面の外周縁の1辺に前記外部端子を少
なくとも2列配列したので、基板と撮像素子の接続数を
多くすることができた。
【0044】請求項7に記載の光学ユニットの取付方法
の発明によれば、基板に、撮像素子の一部を収納する開
口部を設け、同一基板面に保持部材と撮像素子を固定し
たので、撮影レンズの光軸と平行な方向の寸法を小さく
することができ、更に、基板面に設けた電気部品等の接
続が容易となった。
【0045】請求項8に記載の光学ユニットの発明によ
れば、保持部材が保持された基板の基板面と反対の面に
撮像素子が実装され、基板に撮像素子の外装部の一部を
収納する開口部を設けたので、撮影レンズの光軸と平行
な方向の光学ユニット寸法を小さくでき、更に、実装が
し易くなった。
【0046】請求項9に記載の光学ユニットの発明によ
れば、基板で撮像素子を保持部材に固定するので、押さ
え部材を省略でき、簡易な構造の光学ユニットとなっ
た。
【0047】請求項10に記載の光学ユニットの発明に
よれば、前述の光学ユニットを有するので、撮影レンズ
の光軸と平行な方向の撮像装置の寸法を小さくできた。
【0048】請求項11に記載の光学ユニットの発明に
よれば、撮影レンズの光軸と平行な方向を幅方向とした
とき、撮像時に前記幅方向を保持して撮像する形態であ
るので、撮影時に、撮像装置を保持し易くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカメラの構成斜視図である。
【図2】デジタルカメラの電気ブロック図である。
【図3】光学ユニットの縦断面図である。
【図4】光学ユニットの正面図である。
【図5】撮像素子の取り付け機構の斜視図である。
【図6】他の光学ユニットの縦断面図である。
【図7】他の光学ユニットの縦断面図である。
【図8】他の光学ユニットの縦断面図である。
【図9】従来例の光学ユニットの断面図である。
【図10】他の従来例の光学ユニットの断面図である。
【図11】他の従来例の光学ユニットの断面図である。
【符号の説明】
10 撮像装置(デジタルカメラ) 20 光学ユニット 21,22保持部材 31 撮影レンズ 41,42,43,44,45 撮像素子 41b,42b,43b,44b,45b 外部端子 51,52,53,54,55 基板 53d,54d 開口部 62 押さえ部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズにより集光された被写体の光
    を結像させて撮像素子により光電変換する光学ユニット
    において、少なくとも前記撮影レンズを保持する保持部
    材と、前記撮影レンズの結像位置に設けられ且つ前記保
    持部材に保持された撮像素子と、前記撮像素子の受光面
    と略直交する方向で且つ前記撮影レンズの外周の隣接し
    た位置に少なくとも前記撮像素子を実装する基板と、を
    備えたことを特徴とする光学ユニット。
  2. 【請求項2】 前記保持部材は前記撮影レンズを駆動す
    るレンズ駆動手段を保持し、前記撮影レンズの光軸を中
    心にして前記基板の前記撮影レンズの光軸を通る垂線と
    前記レンズ駆動手段の駆動源中心とのなす角度が、90
    度以上であることを特徴とする請求項1に記載の光学ユ
    ニット。
  3. 【請求項3】 前記撮像素子に対し前記撮影レンズと反
    対側に撮像画像を表示する表示部を配置、または、光学
    ユニットを内蔵する撮像装置を正面より見て背面側に前
    記表示部を配置したことを特徴とする請求項1または2
    に記載の光学ユニット。
  4. 【請求項4】 撮影レンズにより集光された被写体の光
    を結像させて光電変換させる光学ユニットに用いる撮像
    素子の取付方法において、前記撮像素子の受光面と略平
    行方向に外部と電気的に接続する外部端子を設け、さら
    に、少なくとも前記撮像素子を実装する基板を前記撮像
    素子の前記受光面と直交する方向に設け、前記基板に前
    記撮像素子を電気的に接続することを特徴とする光学ユ
    ニットに用いる撮像素子の取付方法。
  5. 【請求項5】 前記外部端子は、前記受光面の外周縁の
    1辺に形成したことを特徴とする請求項4に記載の光学
    ユニットに用いる撮像素子の取付方法。
  6. 【請求項6】 前記受光面の外周縁の1辺に形成した前
    記外部端子は、少なくとも2列に配列されていることを
    特徴とする請求項5に記載の光学ユニットに用いる撮像
    素子の取付方法。
  7. 【請求項7】 撮影レンズにより集光された被写体の光
    を結像させて撮像素子により光電変換する光学ユニット
    において、少なくとも前記撮影レンズを保持する保持部
    材と、前記撮影レンズの結像位置に設けられ且つ前記保
    持部材に保持された撮像素子と、少なくとも前記撮像素
    子を実装する基板とを備え、前記基板は、前記撮像素子
    が実装された基板面と同一の基板面で前記保持部材によ
    り保持され、且つ、少なくとも前記撮像素子の外装の一
    部を組み込むための開口部を形成したことを特徴とする
    光学ユニット。
  8. 【請求項8】 撮影レンズにより集光された被写体の光
    を結像させて撮像素子により光電変換する光学ユニット
    において、少なくとも前記撮影レンズを保持する保持部
    材と、前記撮影レンズの結像位置に設けられ且つ前記保
    持部材に保持された前記撮像素子と、少なくとも前記撮
    像素子を実装する基板とを備え、前記基板は、前記撮像
    素子が実装された基板面と反対側の基板面で前記保持部
    材により保持され、且つ、前記撮像素子の受光面より受
    光方向と反対側の背面部までの少なくとも一部を組み込
    むための開口部を形成したことを特徴とする光学ユニッ
    ト。
  9. 【請求項9】 撮影レンズにより集光された被写体の光
    を結像させて撮像素子により光電変換する光学ユニット
    において、少なくとも前記撮影レンズを保持する保持部
    材と、前記撮影レンズの結像位置に設けられ且つ前記保
    持部材に保持された前記撮像素子と、少なくとも前記撮
    像素子を実装する基板とを備え、前記基板が弾性変形し
    て前記撮像素子を前記保持部材に固定することを特徴と
    する光学ユニット。
  10. 【請求項10】 請求項1、2、3、7、8又は9に記
    載の撮影レンズにより集光された被写体の光を結像させ
    て撮像素子により光電変換する光学ユニットが組み込ま
    れ、被写体を撮像することを特徴とする光学ユニットを
    有する撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記撮像装置が、前記撮影レンズの光
    軸と平行な方向を幅方向としたとき、撮像時に前記幅方
    向を保持して撮像する形態であることを特徴とする請求
    項10に記載の光学ユニットを有する撮像装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009058973A (ja) * 2008-11-12 2009-03-19 Panasonic Corp レンズ鏡筒
US8792050B2 (en) 2009-02-19 2014-07-29 Ricoh Company, Ltd. Camera body, imaging unit mounted/removed on/from the camera body and imaging apparatus

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