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JP2000357775A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JP2000357775A
JP2000357775A JP11170744A JP17074499A JP2000357775A JP 2000357775 A JP2000357775 A JP 2000357775A JP 11170744 A JP11170744 A JP 11170744A JP 17074499 A JP17074499 A JP 17074499A JP 2000357775 A JP2000357775 A JP 2000357775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
diodes
voltage
well region
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11170744A
Other languages
English (en)
Inventor
Taichi Hoshino
太一 星野
Yasushi Hamazawa
靖史 濱澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP11170744A priority Critical patent/JP2000357775A/ja
Publication of JP2000357775A publication Critical patent/JP2000357775A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】他のLSIよりも動作電源電圧が低いLSIを
含む電子デバイスにおいて、このLSIの静電破壊を抑
止するとともに高い電圧の入力信号を受けたときに内部
回路の動作に悪影響を与えにくい入力保護回路を有する
半導体装置を提供することにある。 【解決手段】半導体基板に形成されたウエル領域と、こ
のウエル領域に形成され互いに逆方向に直列接続された
2つのダイオードとを備えていて、これらダイオードの
一端がパッドに接続され、他端電源ラインに接続された
入力保護回路を有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に関
し、詳しくは、他のLSIよりも動作電源電圧が低いL
SIを含む電子デバイスにおいて、このLSIの静電破
壊を抑止するとともに高い電圧の入力信号を受けたとき
に内部回路の動作に悪影響を与えにくい入力保護回路を
有するような半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(パソコ
ン)や携帯型パソコン(ノートパソコン)、モバイル電
子機器、携帯電話装置やPHSなどでは、消費電力の低
減のために、内部にDSP(デジタル・シグナル・プロ
セッサ)をはじめとする1.8V程度で動作するLSI
が内蔵されている。しかも、長時間駆動を確保するため
に、使用される電池は、リチウム電池等であって、その
電源電圧は、+4.0V以上になる。また、コントロー
ラ等の各種のデジタルICでは、その動作電圧が3V乃
至5Vであり、結果として、内部に複数の電源電圧仕様
のICが混在するのが現状である。一方、LSIデバイ
スは、形成パターンの微細化により、静電破壊に対する
耐圧が低下する傾向にある。
【0003】通常、従来のLSIチップの入力端子ある
いは入出力信号端子(I/O端子)に接続されるパッド
部分には、電源側に順方向に、グランド側に逆方向には
ダイオードが入力保護回路として挿入されている。ま
た、オープンドレイン出力端子の静電破壊の保護回路と
しては、特開平5−121679号において、互いに逆
方向に直列接続したダイオードを出力端子と電源ライン
との間に挿入する回路が公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電源1.8V程度で動
作するLSIでは、他のLSIとの関係でその入力端子
電圧が電源電圧以上になることがあるために、そのよう
な入力端子の保護回路には、電源側に順方向に挿入され
るダイオードが削除されている。それは、入力信号が電
源電圧でクランプされることを抑止するためである。特
に、電池により電源電圧が低下したときなどには、入力
アナログ電圧等がクランプされるので、前記のようなダ
イオードを挿入することができなくなる。さらに、この
種のアナログ信号処理のLSI(あるいはIC)を含む
半導体装置(回路)では、通常、動作電源電圧が相違す
るLSIデバイス間の一方の出力側か、入力側にレベル
変換回路が必要になる。しかし、このような回路の挿入
は、本来必要な回路の集積面積の低下を招く問題があ
る。
【0005】そこで、特開平5−121679号のよう
に、互いに逆方向に直列接続したダイオードを入力端子
と電源ラインとの間に挿入することが考えられる。しか
し、図6(a)、(b)に特開平5−121679号の
内容を示すように、これは、電源ラインが半導体基板
(サブストレート)となるので、半導体基板側に静電破
壊電流が流み、それが他の回路に流れるために1.8V
程度で動作するLSIが混在する回路では十分な静電保
護ができない問題がある。なお、図(a)は、特開平5
−121679号の実施例としての回路図、図(b)
は、そのダイオード形成領域の断面図である。ところ
で、静電破壊の試験においては、静電破壊電圧の印加の
場合に実際の状態に近づけるために、電源ライン+Vcc
を共通にして各LSIの試験が行われる。前記のような
電源1.8V程度で動作するLSIが混在する回路で
は、そのLSIが電源側に順方向に挿入されるダイオー
ドがない入力端子から印加される電圧に対して耐静電破
壊電圧が低くなり、静電破壊に弱い問題がある。この発
明の目的は、このような従来技術の問題点を解決するも
のであって、他のLSIよりも動作電源電圧が低いLS
Iを含む電子デバイスにおいて、このLSIの静電破壊
を抑止するとともに高い電圧の入力信号を受けたときに
内部回路の動作に悪影響を与えにくい入力保護回路を有
する半導体装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
のこの発明の半導体装置の構成は、半導体基板に形成さ
れたウエル領域と、このウエル領域に形成され互いに逆
方向に直列接続された2つのダイオードとを備えてい
て、これらダイオードの一端がパッドに接続され、他端
電源ラインに接続された入力保護回路を有するものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】このような構成のこの発明の半導
体装置にあっては、入力パッドと電源ラインとの間に双
方向に逆バイアスされてダイオードが存在しているの
で、双方向で逆バイアス動作となり、いずれかのダイオ
ードが降伏する電圧までの範囲で入力信号を受けること
ができる。これにより入力信号のクランプは発生しな
い。半導体基板は、通常、電源ラインあるいはグランド
ラインが基板(サブストレート)に採られるので、入力
端子に高い電圧が印加されたときにサブストレートを介
して同時に形成された他の回路にそれによる電流が流れ
悪影響を与えることがあるが、ウエル領域内にダイオー
ドを形成することで、サブストレートは、逆バイアス状
態になり、他の領域に形成された回路への影響を抑制す
ることができる。しかも、静電破壊電圧によるダイオー
ドの降伏は、ウエル領域のダイオードが優先して動作す
る。その結果、動作電圧が他の回路と相違し、例えば、
1.8V程度で動作するLSIが混在する回路において
も、入力側にレベル変換回路を設けなく、十分に静電保
護が可能な回路を実現できる。
【0008】
【実施例】図1は、この発明の半導体装置を適用した半
導体装置の回路構成の説明図であり、図2は、その製造
工程の説明図、図3は、この発明の半導体装置を適用し
た他の半導体装置の回路構成の説明図、図4は、その製
造工程の説明図である。図1において、1は、電源電圧
5Vで動作するアナログ信号処理回路を内蔵するLSI
であり、2は、電源電圧1.8Vで動作するDSPであ
る。そして、3は、これらにそれぞれの動作電圧の電力
を供給するレギュレータ、DC/DCコンバータ等を有
する電源回路のICである。なお、4は、電池である。
ここで、DSP2の入力端子2aには、LSI1の出力
端子1aから信号がシリアルに入力され、DSP2の出
力端子2b〜2nから処理結果のデータがバス7を介し
て他の回路あるいはLSI1等に戻される。このような
半導体装置において、DSP2の入力端子2aには、入
力保護回路5が設けられている。この入力保護回路5
は、入力端子2aに接続されたパッド5aと入力回路6
のnチャネルMOSトランジスタQのゲートとの接続ラ
イン5bに接続され、設けられている。この回路は、こ
の接続ライン5bと電源ライン+VDDとの間に互いに逆
方向に直列接続されたダイオードD1,D2、そして、接
続ライン5bとグランドGND側とに逆方向に挿入され
たダイオードD3とからなる。なお、接続ライン5bに
おいて、トランジスタQのゲートの手前に設けられた抵
抗Rは、保護抵抗である。
【0009】ここでは、ダイオードD1,D2は、カソー
ド同士が接続され、フローティングされた状態になるウ
エル領域Wの内部に形成されている。ここで、電源ライ
ン+VDD側に接続された逆方向のダイオードD2は、逆
方向降伏電圧が14V〜15V程度であるので、その保
護耐圧電圧は、1Vf( 0.7)を加えて、15V〜
16V程度になる。これにより、アナログ信号処理回路
を内蔵するLSI1の出力端子1aからの出力信号は、
電源ラインVDDとの間に相互に逆方向のダイオードD2
があるので、電池4等の電圧が低下したとしてもクラン
プされることはなく、レベル変換回路を媒介せずにLS
I1とDSP2とを直接出入力接続することが可能にな
る。また、電源ラインVDDに対する逆耐電圧は、15V
〜16V程度になるので、通常の静電破壊電圧に対して
の保護回路として動作する。しかも、これらダイオード
D1,D2は、電源ラインと入力端子の間に印加される正
負両方向の電圧に対して作用する。これによりダイオー
ドが接続されていない状態と同様な状態で入力信号をL
SI1から受けることができる。次に、このようなダイ
オードD1,D2の形成について説明する。なお、ダイオ
ードD3については、半導体基板上の別の領域に割り当
てられ、形成されることになるが、これについては従来
と同様であるのでその説明は割愛する。図2は、ダイオ
ードD1,D2についての形成工程の断面図である。な
お、レジストや絶縁膜によるマスク工程、レジストや絶
縁膜のエッジング工程などについては公知であるので省
略してある。以下では各工程の主要な部分のみを説明す
る。
【0010】入力保護回路5として、P−sub(P型サ
ブストレート)半導体基板(以下基板)50にNの埋込
み層(B/L)51を形成してそれを熱拡散させ、埋込
み層(B/L)51の周囲にP層形成領域としてP+
ち込みあるいは塗布する(工程(A))。次に、エピタ
キシャル成長により埋込み層(B/L)51と素子分離
のためのP+層51aを形成する(工程(B))。次に
-のエピタキシャル層(Epi)としてN-領域52が
形成される領域を酸化膜で覆って、P−sub基板50上
のP層形成領域にP+打ち込みあるいは塗布して、その
後に酸化膜を除去してN-エピタキシャル層としてN-
域52、さらにその外側に素子分離層(ISO)52b
をそれぞれ形成する。さらにNの埋込み層51を底面と
してN-領域52の外周側面の内側に拡散分離領域とし
てN+の拡散分離領域53を形成する(工程(C))。
この拡散分離領域53がN-領域52に対して平面から
みて円形あるいは矩形の側面外周のウオールとなり、N
の埋込み層51を底面としてウエル領域Wが形成され、
その内部に形成される層をフローティング状態にする。
そして、このときその外側と素子分離層(ISO)52
bとの間にエピタキシャル層52が同時に形成される。
【0011】なお、拡散分離領域53は、Nの埋込み層
51の幅に対応させてN-領域52の側面周囲に設けら
れるものであって、ここでは、このウエル領域において
-領域52をコレクタとするバイポーラトランジスタ
を形成したときにそのコレクタウオール(collec
tor wall)となる。次に、N-領域52の表面
側にP+打ち込みあるいは塗布し、それを拡散させて形
成されてP型のベース領域54a,54bが設けられる
(工程(D))。そして、これらベース領域54a,5
4bには絶縁酸化膜56が設けられ、ベース領域54
a,54bの表面上部に設けられた絶縁酸化膜56のエ
ッチングされた部分に配線層55a,55bが形成され
る(工程(E))。この場合、ベース領域54a,54
bには、さらにエミッタ領域は形成されない。
【0012】これによりN-領域52がウエル領域Wと
されかつそれがバイポーラトランジスタのコレクタとな
り、ベース領域54a,54bとの間には、コレクタが
それぞれのダイオードのカソードとなり、ベースがアノ
ードとなる相互に逆方向の図1のダイオードD1,D2が
形成される(図5(a)参照)。このようなダイオード
D1,D2について、例えば、図5(a)に示すように、
配線層55aをパッド5aに接続しかつ接続ライン5b
として内部配線とし、配線層55bを電源ライン+VDD
に接続する。これによりパッド5aが電源ライン+VDD
より高くなると、ウエル領域W(N -領域52)がサブ
ストレート(p−sub)50より電圧が高くなるの
で、サブストレート(p−sub)50側が逆バイアス
状態となり、ダイオードD1,D2がウエル領域Wにより
フローティングにされた状態になる。このとき、ダイオ
ードD2を形成しているベース領域54b側も逆バイア
ス状態になる。逆バイアス電圧印加による降伏は、サブ
ストレート50側のP層よりも同じウエル領域Wの内部
にあるダイオードD2のベースのP層の方がダイオード
D1のベース領域54aに接近していてベース領域54
aからの距離及びベース領域54aに対する接触面積が
小さいので、先に降伏する。その結果、静電破壊するよ
うな高い電圧を受けてもサブストレート(p−sub)
50を介して他の回路に影響を与えにくく、内部回路が
容易に保護される。また、降伏電圧以下の高い電圧を受
けてもサブストレート50は、逆バイアス状態になるの
で、他の領域に形成された回路への影響がほとんどな
い。
【0013】図4は、アノード同士を接続して相互に逆
方向に直列接続したダイオードD1,D2の例である。そ
の作用は、図1と同様であるので、割愛する。なお、こ
れは、縦型にnpn型トランジスタを形成してそれを逆
方向に接続された2つのダイオードとして利用する例で
ある。図5は、これらダイオードの製造工程であり、工
程(A)〜(C)までは図2と同様であるので割愛す
る。工程(D)では、トランジスタの場合と同様にN-
領域52の内側に表面側に拡散形成されたP型(P+
のベース領域54が設けられる。そして、P型のベース
領域54の表面内側に拡散形成されてN+のエミッタ領
域57が設けられる。また、これと同時に、コレクター
ウオールを形成している拡散分離領域53にもN+のコ
ンタクト領域53aがこのとき形成される(工程
(E))。そして、これらエミッタ領域57とコンタク
ト領域53aには絶縁酸化膜56が設けられ、エミッタ
領域57とコンタクト領域53aの表面上部の絶縁酸化
膜56がエッチングされて配線層58a,58bが形成
される(工程(F))。
【0014】これによりN-領域52がウエル領域Wで
かつコレクタとなり、エミッタ領域57とベース領域5
4との間に、そして、ベース領域54とコレクタ(N-
領域52)との間に相互に逆方向の図4のダイオードD
1,D2が形成される(図5(b)参照)。このようなダ
イオードD1,D2について、例えば、図5に示すよう
に、配線層58bをパッド5aに接続し、かつ接続ライ
ン5bとして内部配線とし、配線層58aを電源ライン
+VDDに接続する。これによりパッド5aが電源ライン
+VDDより高くなると、ウエル領域W(N -領域52)
がサブストレート(p−sub)50より電圧が高くな
るので、逆バイアス状態となり、ダイオードD1,D2が
ウエル領域Wによりフローティング状態になる。このと
き、ダイオードD1を形成しているベース領域54側も
逆バイアス状態になる。逆バイアス電圧印加による降伏
は、ベース領域54側が先になる。それは、通常、半導
体にトランジスタを形成する場合には、サブストレート
50側のP層よりも同じウエルWの内部にあるベース領
域の方がP+の濃度が高いからである。すなわち、濃度
の高いベース側が先に降伏する。その結果、静電破壊す
るような高い電圧を受けてもサブストレート(p−su
b)50を介して他の回路に影響を与えにくく、内部回
路が容易に保護される。また、降伏電圧以下の高い電圧
を受けてもサブストレート50は、逆バイアス状態にな
るので、他の領域に形成された回路への影響がほとんど
ない。なお、この回路は、前記とは逆に、配線層58a
側をパッド5aに接続し、かつ接続ライン5bとして内
部配線とし、配線層58bを電源ライン+VDDに接続す
ると、エミッタ−ベース間が逆バイアスされることにな
り、エミッタ領域の濃度とベース領域の濃度との関係で
より保護耐圧10V前後と、より低い降伏電圧の回路と
して利用することができる。そこで、保護回路の耐圧が
低い場合には、このような接続が有効になる。
【0015】以上説明してきたが、図1の実施例では、
P−sub基板に対してウエル領域を形成して保護回路を
形成するダイオードをフローティング状態にしてダイオ
ードを降伏させて静電保護をし、P−sub基板に影響を
与えないようにし、図2の実施例では、ウエル領域に縦
にトランジスタを形成して、P−sub基板に影響を与え
ないようにしているが、基板は、N−sub基板であって
もこの発明は適用できる。この場合には、それぞれN型
領域がP型領域になり、P型領域がN型領域になる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、この
発明にあっては、入力パッドと電源ラインとの間に双方
向に逆バイアスされてダイオードが存在しているので、
双方向で逆バイアス動作となり、いずれかのダイオード
が降伏する電圧までの範囲で入力信号を受けることがで
きる。これにより入力信号のクランプは発生しない。半
導体基板は、通常、電源ラインあるいはグランドライン
が基板(サブストレート)に採られるので、入力端子に
高い電圧が印加されたときにサブストレートを介して同
時に形成された他の回路にそれによる電流が流れ悪影響
を与えることがあるが、ウエル領域内にダイオードを形
成することで、サブストレートは、逆バイアス状態にな
り、他の領域に形成された回路への影響を抑制すること
ができる。しかも、静電破壊電圧によるダイオードの降
伏は、ウエル領域のダイオードが優先して動作する。そ
の結果、動作電圧が他の回路と相違し、例えば、1.8
V程度で動作するLSIが混在する回路においても、入
力側にレベル変換回路を設けなく、十分に静電保護が可
能な回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の半導体装置を適用した半導
体装置の回路構成の説明図である。
【図2】図2は、その製造工程の説明図である。
【図3】図3は、この発明の半導体装置を適用した他の
半導体装置の回路構成の説明図である。
【図4】図4は、その製造工程の説明図である。
【図5】図5は、その形成された保護ダイオードの配線
形態の説明図であり、(a)は、図2の製造工程に対応
する説明図、(b)は、図4の製造工程に対応する説明
図である。
【図6】図6は、従来の出力側の保護回路部の一例の説
明図であり、(a)は、その回路図、(b)は、そのダ
イオード形成領域の断面図である。
【符号の説明】
1…LSI、2…DSP、2a…入力端子、3…電源回
路、4…電池、5…入力保護回路、5a…パッド、5b
…接続ライン、6…入力回路、50…半導体基板(P−
sub)、51…埋込み層(B/L)、10…入力保護
回路、51…埋込み層(B/L)、52…N-領域、5
3…拡散分離領域、52…N-領域、53…拡散分離領
域、54…N+のエミッタ領域、54,54a,54b
…ベース領域、55a,55b…配線層、58…エミッ
タ領域、D1,D2,D3…ダイオード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F038 BE07 BH02 BH04 BH06 BH12 BH13 CA10 EZ01 EZ14 EZ20 5F048 AA02 AC07 AC10 BA12 BE03 BH01 CA03 CA07 CA12 CC01 CC06 CC15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を受けるパッドに対して入力保護
    回路が形成された半導体基板を有する半導体装置におい
    て、 前記半導体基板に形成されたウエル領域と、このウエル
    領域に形成され互いに逆方向に直列接続された2つのダ
    イオードとを備え、これらダイオードの一端が前記パッ
    ドに接続され、他端電源ラインに接続された前記入力保
    護回路を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記電源ラインの電圧は、他の半導体装置
    の電源ラインの電圧よりも低いものである請求項1記載
    の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記ウエル領域の表面側に2つのベース領
    域が形成されこの2つのベース領域にエミッタ領域を形
    成することなく前記ウエル領域をコレクタとするバイポ
    ーラトランジスタが形成され、前記ダイオードは、前記
    バイポーラトランジスタにおいて前記ベース領域をそれ
    ぞれのアノードとし、前記コレクタ領域を共通に接続さ
    れたカソードとするものであり、前記ウオール領域には
    コレクタウオールが形成されている請求項2記載の半導
    体装置。
  4. 【請求項4】前記ウエル領域の表面側から縦方向にエミ
    ッタ領域、ベース領域が順次形成され前記ウエル領域を
    コレクタとするバイポーラトランジスタが形成され、前
    記ダイオードは、前記バイポーラトランジスタにおいて
    前記エミッタ領域と前記コレクタ領域とがそれぞれのカ
    ソードとされ、前記ベース領域を共通に接続されたアノ
    ードとするものであり、前記ウオール領域にはコレクタ
    ウオールが形成されている請求項2記載の半導体装置。
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