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JP2000351719A5 - - Google Patents

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JP2000351719A5
JP2000351719A5 JP1999161831A JP16183199A JP2000351719A5 JP 2000351719 A5 JP2000351719 A5 JP 2000351719A5 JP 1999161831 A JP1999161831 A JP 1999161831A JP 16183199 A JP16183199 A JP 16183199A JP 2000351719 A5 JP2000351719 A5 JP 2000351719A5
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Description

【0004】
一方、αヒドロキシ酸及び/又はその塩は皮膚化粧料の分野に於いては、そのシワ改善効果が認められて既にシワ改善化粧料に含有されているが、このものは染毛料中に含有されたことはなかったし、このものが存在することにより、染毛料の均一な染毛性とその堅牢性が著しく向上しうることも全く知られていなかった。又、β−ヒドロキシ酸及び/又はその塩については、化粧料分野での作用は、酸としての作用のみしか知られていなかった。更に、ラノリン誘導体について、このものとヒドロキシカルボン酸とともに使用することは知られておらず、従って、染毛料の分野に於いてヒドロキシカルボン酸とラノリン誘導体を組み合わせて使用することは全く知られておらず、この様な組合せにより、堅牢性に優れ、髪に優しい染毛料が得られることも全く知られていなかった。
【0006】
【課題の解決手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、均一な染毛性と優れた堅牢性を有する染毛料を求めて鋭意研究努力を重ねた結果、ラノリン及びその誘導体から選ばれる1種乃至は2種以上とヒドキシカルボン酸及び/又はその塩から選ばれる1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする、染毛料にその様な特性を見出し、発明を完成させるに至った。以下、本発明について、その実施の形態を中心に詳細に説明を加える。
【0008】
(2)本発明の必須成分であるヒドロキシカルボン酸及び/又はその塩
本発明の染毛料は、α−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸及びそれらの塩等のヒドロキシカルボン酸及び/又はその塩から選ばれる1種乃至は2種以上を必須成分として含有することを特徴とする。これらヒドロキシカルボン酸としては、水酸基を有するカルボン酸であれば特段の限定なく使用できるが、α−ヒドロキシ酸とβ−ヒドロキシ酸が特に好ましい。このうち、α−ヒドロキシ酸としては、化粧料などの分野で使用されているα位に水酸基を有するカルボン酸であれば特段の限定を受けずに、本発明で用いることが出来、この様なα−ヒドロキシ酸としては、例えば、グリコール酸、乳酸、酒石酸等が好ましく例示できる。これらα−ヒドロキシ酸の多くはα位が不整炭素であり、光学異性体やジアステレオマー等の立体異性体が存在する場合が多いが、本発明の染毛料に於いては、α−ヒドロキシ酸の作用は立体特異性が大きくはないので、何れの立体配座のものでも使用できる。これらの中では、グリコール酸がその効果の面から特に好ましい。βヒドロキシ酸としては、β位に水酸基を有するカルボン酸であれば、特段の限定はされず、例えば、β−乳酸等が好ましく例示できる。α−ヒドロキシ酸とβ−ヒドロキシ酸ではα−ヒドロキシ酸がより好ましい。又、それらの塩としては、生理的に許容されるものであれば特段の限定を受けず使用でき、例えば、ナトリウムやカリウムなどのアルカリ金属塩、カルシウムやマグネシウムなどのアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン、トリエチルアミン、モノエタノールアミン等の有機アミン塩、リジンやアルギニンなどの塩基性アミノ酸塩等が例示できる。本発明の染毛料では、これらのα−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸及びその塩等のヒドロキシカルボン酸及び/又はその塩から選ばれる1種乃至は2種以上を含有する。これらは、染毛成分が毛髪内部に浸透するのを促進するため、染毛の深度が深くなり、染毛の均一性と堅牢性が向上する。更に加えて、この様な浸透促進作用に優れることから、染毛に要する時間が短縮されると言う、画期的な効果、それに伴う染毛後の毛髪のダメージの抑制効果も有する。本発明の染毛料に於ける、ヒドロキシカルボン酸及び/又はその塩の好ましい含有量は、0.01〜10重量%であり、更に好ましくは0.1〜5重量%である。これは、少なすぎると効果を発現できない場合があり、多すぎると他の成分の配合自由度を損なうことがあるからである。
【0009】
(3)本発明の染毛料
本発明の染毛料は、上記ラノリン及びその誘導体から選ばれる1種乃至は2種以上とヒドロキシカルボン酸及びそれらの塩から選ばれる1種乃至2種以上とをことを特徴とする。本発明の染毛料は、上記必須成分以外に、通常染毛料で使用される任意成分を含有することができる。ここで、本発明で言う染毛料とは、毛髪の色調を変化させるために使用される外用剤の総称であって、半永久染毛料、永久染毛料、毛髪脱色剤、これらの前処理剤や後処理剤などの概念を包括するものである。本発明の染毛料として特に好ましいものは、酸化染料などを含有する、永久染毛料である。本発明の染毛料で使用できる任意成分としては例えば、反応性染料、レゾルシン、アミノフェノールとその誘導体等の酸化染料、コラーゲン、ケラチンやその誘導体、植物抽出エキスなどの保湿剤、アミノ酸やその誘導体などの毛髪保護成分、スクワランやマイクロクリスタリンワックス等のような炭化水素類、ホホバ油やゲイロウ等のエステル類、牛脂、オリーブ油等のトリグリセライド類、セタノール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸、グリセリンや1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、エタノール、カーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、色素、粉体類等が好ましく例示できる。これらの内で、特に好ましい任意成分は、コラーゲン等の蛋白とその誘導体であり、更に好ましくは、この様な成分の内、分子量の大きいものと小さいものとを組み合わせて使用することである。この様な組合せとしては成和化成工業株式会社製のプロモイスW−32RとプロモイスW−52Qの組合せがあり、これらを40:60〜60:40の割合で0.001〜0.1重量%含有するのが、染毛後毛髪のダメージ補完ができることから好ましい。更に、又、保湿性を有する油脂や櫛通り改善などの作用を有する油脂類を含有させることは染毛に於けるダメージを軽減できるので非常に有利である。この様な油脂として例示できるものは、スクワランなどの炭化水素類、ホホバ油やネオペンチルグリコールジイソオクタネート等のエステル類、ジメチコン、メチルフェニルポリシロキサン、シリコーンエラストマー、ポリオキシエチレン変性シリコーン、アモジメチコン、アクリル酸変性シリコーンなどのシリコーン類(エマルジョン形態を含む。)等が挙げられる。このうち特に好ましいものは、シリコーン類である。これらの原料を常法に従って処理することにより、本発明の染毛料は製造することが出来る。

Claims (2)

  1. ラノリン及びその誘導体から選ばれる1種乃至は2種以上とヒドキシカルボン酸及び/又はその塩から選ばれる1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする、染毛料。
  2. ヒドロキシカルボン酸及び/又はその塩として、αヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸及びその塩から選ばれる1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の染毛料。
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