JP2000348281A - 情報案内装置、位置情報報知装置、受信機及び情報案内システム - Google Patents
情報案内装置、位置情報報知装置、受信機及び情報案内システムInfo
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
- Navigation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 視覚障害者等の利用者に、情報案内装置まで
の距離や方向を報知することが可能な情報案内装置、位
置情報報知装置、受信機及び情報案内システムを提供す
る。 【解決手段】 この位置情報案内システムは、送信機1
aから視覚障害者に案内する位置情報等を含む電波を送
信し、該電波を視覚障害者が所持する受信機21で受信
することにより、該視覚障害者に該位置情報等を案内す
る。この受信機は、電波を受信すると制御部33が超音
波送受波部31を制御して超音波を送波し、この超音波
を受け取った上記送信機から送波された超音波を受波す
る。そして、距離算出部32がその送波タイミング及び
受波タイミングに基づいて、上記送信機までの距離を算
出し、この距離情報を視覚障害者に報知する。
の距離や方向を報知することが可能な情報案内装置、位
置情報報知装置、受信機及び情報案内システムを提供す
る。 【解決手段】 この位置情報案内システムは、送信機1
aから視覚障害者に案内する位置情報等を含む電波を送
信し、該電波を視覚障害者が所持する受信機21で受信
することにより、該視覚障害者に該位置情報等を案内す
る。この受信機は、電波を受信すると制御部33が超音
波送受波部31を制御して超音波を送波し、この超音波
を受け取った上記送信機から送波された超音波を受波す
る。そして、距離算出部32がその送波タイミング及び
受波タイミングに基づいて、上記送信機までの距離を算
出し、この距離情報を視覚障害者に報知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定情報を利用者
に案内する情報案内装置、該情報案内装置の位置に関す
る情報を報知する位置情報報知装置、該所定情報を無線
通信によって送信する送信手段を有する情報案内装置か
ら送信された該所定情報を受信する受信機、及びこれら
を有する情報案内システムに関するものである。
に案内する情報案内装置、該情報案内装置の位置に関す
る情報を報知する位置情報報知装置、該所定情報を無線
通信によって送信する送信手段を有する情報案内装置か
ら送信された該所定情報を受信する受信機、及びこれら
を有する情報案内システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の情報案内システムとしては、例
えば、目の不自由な視覚障害者などの利用者に対して道
順や現在位置などの位置情報等を案内する位置情報案内
システムが知られている。この位置情報案内システムと
しては、スピーカー等から音や音声を出力する情報案内
装置を用いて利用者に位置情報等を案内するものや、電
波や赤外線等の無線通信媒体を用いた無線通信によって
位置情報等を情報案内装置から送信し、該無線通信媒体
を利用者が所持する受信機で受信することにより利用者
に該位置情報等を案内するものなどがある。
えば、目の不自由な視覚障害者などの利用者に対して道
順や現在位置などの位置情報等を案内する位置情報案内
システムが知られている。この位置情報案内システムと
しては、スピーカー等から音や音声を出力する情報案内
装置を用いて利用者に位置情報等を案内するものや、電
波や赤外線等の無線通信媒体を用いた無線通信によって
位置情報等を情報案内装置から送信し、該無線通信媒体
を利用者が所持する受信機で受信することにより利用者
に該位置情報等を案内するものなどがある。
【0003】このような位置情報案内システムの情報案
内装置は、市街地や公共施設などの所定箇所に複数設置
され、各情報案内装置は、それぞれ同じ又は異なる位置
情報等を案内する。そして、上記情報案内装置が設置さ
れた市街地や公共施設等を移動する利用者がこれら情報
案内装置により案内される位置情報等を耳で直接聴いた
り、上記受信機で受信したりすることにより、該利用者
に位置情報等が案内される。
内装置は、市街地や公共施設などの所定箇所に複数設置
され、各情報案内装置は、それぞれ同じ又は異なる位置
情報等を案内する。そして、上記情報案内装置が設置さ
れた市街地や公共施設等を移動する利用者がこれら情報
案内装置により案内される位置情報等を耳で直接聴いた
り、上記受信機で受信したりすることにより、該利用者
に位置情報等が案内される。
【0004】図10は、上記位置情報案内システムの一
例を示す説明図である。この位置情報案内システムにお
いて、駅の入口に設置された情報案内装置としての送信
機100aは、視覚障害者に駅の入口を知らせる位置情
報を電波で送信している。市街地を移動する視覚障害者
は、この市街地に配置された送信機からの電波を受信す
ることにより各送信機100から所定の位置情報等を音
声で入手し、最終的に駅の入口付近まで案内される。
例を示す説明図である。この位置情報案内システムにお
いて、駅の入口に設置された情報案内装置としての送信
機100aは、視覚障害者に駅の入口を知らせる位置情
報を電波で送信している。市街地を移動する視覚障害者
は、この市街地に配置された送信機からの電波を受信す
ることにより各送信機100から所定の位置情報等を音
声で入手し、最終的に駅の入口付近まで案内される。
【0005】この位置情報案内システムにおいて、視覚
障害者は、上記送信機100aの電波到達範囲内に入っ
てその電波を受信することにより駅の入口があることを
認識することができる。しかし、この視覚障害者が実際
に駅の入口に到着するためには、その後、上記送信機1
00aの電波到達範囲内を移動して駅の入口まで移動し
なければならない。このような場合、従来では、上記送
信機100aから送信される電波としてAM波を用いる
ことにより、該電波を受信機200で受信した視覚障害
者が該受信機から出力される音声の大きさや明瞭さによ
って該送信機までの距離や方向を判断し、駅の入口に向
かって移動していた。
障害者は、上記送信機100aの電波到達範囲内に入っ
てその電波を受信することにより駅の入口があることを
認識することができる。しかし、この視覚障害者が実際
に駅の入口に到着するためには、その後、上記送信機1
00aの電波到達範囲内を移動して駅の入口まで移動し
なければならない。このような場合、従来では、上記送
信機100aから送信される電波としてAM波を用いる
ことにより、該電波を受信機200で受信した視覚障害
者が該受信機から出力される音声の大きさや明瞭さによ
って該送信機までの距離や方向を判断し、駅の入口に向
かって移動していた。
【0006】また、別の位置情報案内システムとして、
視覚障害者が所持する受信機から赤外線を送信すると、
その赤外線を受信した情報案内装置としての送信機が位
置情報等を載せた赤外線を送信し、該赤外線を該受信機
で受信することにより視覚障害者に位置情報等を案内す
るものが知られている。この位置情報案内システムによ
って上述と同様に視覚障害者を駅の入口まで案内する場
合、視覚障害者が受信機から赤外線を送信することによ
り、この赤外線が駅の入口に設置された送信機に受信さ
れて該送信機から駅の入口を知らせる位置情報を含む赤
外線が送信され、該赤外線を該視覚障害者のもつ受信機
で受信することで、該視覚障害者は最終的に駅の入口ま
で案内される。
視覚障害者が所持する受信機から赤外線を送信すると、
その赤外線を受信した情報案内装置としての送信機が位
置情報等を載せた赤外線を送信し、該赤外線を該受信機
で受信することにより視覚障害者に位置情報等を案内す
るものが知られている。この位置情報案内システムによ
って上述と同様に視覚障害者を駅の入口まで案内する場
合、視覚障害者が受信機から赤外線を送信することによ
り、この赤外線が駅の入口に設置された送信機に受信さ
れて該送信機から駅の入口を知らせる位置情報を含む赤
外線が送信され、該赤外線を該視覚障害者のもつ受信機
で受信することで、該視覚障害者は最終的に駅の入口ま
で案内される。
【0007】この位置情報案内システムにおいて、視覚
障害者は、上記送信機からの赤外線を受信することによ
り駅の入口があることが認識できるのであるが、その
後、上記と同様に電波到達範囲内を移動して駅の入口ま
で移動しなければならない。この場合、送信機から送信
される無線通信媒体として指向性の強い赤外線を利用し
ているため、該赤外線を受信機で受信した視覚障害者が
該受信機から音声が出力される方向に向かって移動する
ことにより駅の入口まで移動していた。
障害者は、上記送信機からの赤外線を受信することによ
り駅の入口があることが認識できるのであるが、その
後、上記と同様に電波到達範囲内を移動して駅の入口ま
で移動しなければならない。この場合、送信機から送信
される無線通信媒体として指向性の強い赤外線を利用し
ているため、該赤外線を受信機で受信した視覚障害者が
該受信機から音声が出力される方向に向かって移動する
ことにより駅の入口まで移動していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電波を利用
して位置情報等を案内する位置情報案内システムでは、
視覚障害者が目的地である駅の入口の方向及び距離を受
信機から出力される音声の大きさや明瞭さによって判断
しなければならず、また、その方向と距離を該受信機か
ら出力される音声の大きさや明瞭さという同一の判断材
料から判断していたため、視覚障害者にとって、その方
向や距離を正確に判断することは非常に困難であった。
このため、視覚障害者にかかる負担が大きい上、目的地
の近くまで来ているのにその目的地に到達するまでに時
間がかかってしまうという問題があった。
して位置情報等を案内する位置情報案内システムでは、
視覚障害者が目的地である駅の入口の方向及び距離を受
信機から出力される音声の大きさや明瞭さによって判断
しなければならず、また、その方向と距離を該受信機か
ら出力される音声の大きさや明瞭さという同一の判断材
料から判断していたため、視覚障害者にとって、その方
向や距離を正確に判断することは非常に困難であった。
このため、視覚障害者にかかる負担が大きい上、目的地
の近くまで来ているのにその目的地に到達するまでに時
間がかかってしまうという問題があった。
【0009】一方、赤外線を利用して位置情報等を案内
する位置情報案内システムにおいては、送信機から位置
情報等を含む赤外線を送信させるために該送信機に向け
て受信機から赤外線を送信しなければならないため、視
覚障害者が受信機をいろいろな方向に向けて赤外線を送
信して該送信機の位置を探さなければならなかった。こ
のため、視覚障害者にかかる負担が大きい上、上記送信
機からの位置情報を得るまでに時間がかかり、目的地の
近くまで来ているのにその目的地に到達するまでに時間
がかかってしまうという問題があった。また、この赤外
線を利用した位置情報案内システムでは、視覚障害者
は、目的地までの距離を認識することはできないため、
その目的地が初めて訪れた場所である場合には該目的地
に到達するのに特に苦労を要するという問題があった。
する位置情報案内システムにおいては、送信機から位置
情報等を含む赤外線を送信させるために該送信機に向け
て受信機から赤外線を送信しなければならないため、視
覚障害者が受信機をいろいろな方向に向けて赤外線を送
信して該送信機の位置を探さなければならなかった。こ
のため、視覚障害者にかかる負担が大きい上、上記送信
機からの位置情報を得るまでに時間がかかり、目的地の
近くまで来ているのにその目的地に到達するまでに時間
がかかってしまうという問題があった。また、この赤外
線を利用した位置情報案内システムでは、視覚障害者
は、目的地までの距離を認識することはできないため、
その目的地が初めて訪れた場所である場合には該目的地
に到達するのに特に苦労を要するという問題があった。
【0010】本発明は、以上の問題点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、視覚障害者等の利
用者に、情報案内装置までの距離や該情報案内装置の位
置する方向などの位置に関する情報を報知することが可
能な情報案内装置、位置情報報知装置、受信機及び情報
案内システムを提供することである。
のであり、その目的とするところは、視覚障害者等の利
用者に、情報案内装置までの距離や該情報案内装置の位
置する方向などの位置に関する情報を報知することが可
能な情報案内装置、位置情報報知装置、受信機及び情報
案内システムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1乃至3の発明は、所定情報を利用者に案内
する情報案内装置において、超音波を送波する案内側超
音波送波手段を設けたことを特徴とするものである。こ
の情報案内装置においては、上記案内側超音波送波手段
から送波した超音波を利用者が所持する超音波を受波可
能な装置(以下、「受波装置」という。)で受波するこ
とにより該受波装置が受波タイミングを得る。そして、
その受波装置が受波した超音波の送波タイミングが上記
案内側超音波送波手段から伝達されることにより、該送
波タイミングと上記受波タイミングとに基づいて、当該
情報案内装置と利用者との距離を算出することが可能と
なる。
に、請求項1乃至3の発明は、所定情報を利用者に案内
する情報案内装置において、超音波を送波する案内側超
音波送波手段を設けたことを特徴とするものである。こ
の情報案内装置においては、上記案内側超音波送波手段
から送波した超音波を利用者が所持する超音波を受波可
能な装置(以下、「受波装置」という。)で受波するこ
とにより該受波装置が受波タイミングを得る。そして、
その受波装置が受波した超音波の送波タイミングが上記
案内側超音波送波手段から伝達されることにより、該送
波タイミングと上記受波タイミングとに基づいて、当該
情報案内装置と利用者との距離を算出することが可能と
なる。
【0012】また、利用者が所持する受波装置を、受波
した超音波が飛んできた方向を特定できるような構成と
すれば、当該情報案内装置から継続的に又は断続的に超
音波を送波することにより、利用者に対する当該情報案
内装置の位置する方向を検出することも可能となる。
した超音波が飛んできた方向を特定できるような構成と
すれば、当該情報案内装置から継続的に又は断続的に超
音波を送波することにより、利用者に対する当該情報案
内装置の位置する方向を検出することも可能となる。
【0013】特に、請求項2の発明は、請求項1の情報
案内装置において、上記案内側超音波送波手段の送波情
報を伝達する送波情報伝達手段を設けたことを特徴とす
るものである。この情報案内装置においては、上記案内
側超音波送波手段が送波する超音波の送波タイミング、
送波周波数、送波レベルなどの送波条件である送波情報
を利用者が所持する受波装置に伝達することができる。
これにより、その送波情報を利用して、利用者に当該情
報案内装置までの距離やその方向などの情報を案内する
ことが可能となる。尚、上記送波情報伝達手段として
は、送波情報を含む電波などを送信する送信手段などを
用いることができる。例えば、上記送波情報として送波
タイミングを電波で伝達する場合、当該情報案内装置か
ら該電波と超音波とを同時に発信し、利用者側が所持す
る受波装置において該電波の受信タイミングと該超音波
の受波タイミングとに基づき、電波と超音波との速度差
を利用して当該情報案内装置と利用者との距離を算出す
ることが可能となる。
案内装置において、上記案内側超音波送波手段の送波情
報を伝達する送波情報伝達手段を設けたことを特徴とす
るものである。この情報案内装置においては、上記案内
側超音波送波手段が送波する超音波の送波タイミング、
送波周波数、送波レベルなどの送波条件である送波情報
を利用者が所持する受波装置に伝達することができる。
これにより、その送波情報を利用して、利用者に当該情
報案内装置までの距離やその方向などの情報を案内する
ことが可能となる。尚、上記送波情報伝達手段として
は、送波情報を含む電波などを送信する送信手段などを
用いることができる。例えば、上記送波情報として送波
タイミングを電波で伝達する場合、当該情報案内装置か
ら該電波と超音波とを同時に発信し、利用者側が所持す
る受波装置において該電波の受信タイミングと該超音波
の受波タイミングとに基づき、電波と超音波との速度差
を利用して当該情報案内装置と利用者との距離を算出す
ることが可能となる。
【0014】特に、請求項3の発明は、請求項2の情報
案内装置において、上記送波情報伝達手段として、上記
案内側超音波送波手段により送波される超音波に該案内
側超音波送波手段の送波情報を示す識別信号を付与する
識別信号付与手段を用いたことを特徴とするものであ
る。この情報案内装置においては、上記案内側超音波送
波手段が送波する超音波の送波タイミング、送波周波
数、送波レベルなどの送波条件である送波情報を、該超
音波に含ませて送波する。従って、上記請求項2のよう
に、上記送波情報を伝達するための他の装置等を設ける
必要がなくなる。尚、上記識別信号付与手段としては、
例えば、上記案内側超音波送波手段から送波される超音
波の一部に、送波情報である送波タイミング等を示す周
波数変調された超音波を付与する手段を用いることがで
きる。
案内装置において、上記送波情報伝達手段として、上記
案内側超音波送波手段により送波される超音波に該案内
側超音波送波手段の送波情報を示す識別信号を付与する
識別信号付与手段を用いたことを特徴とするものであ
る。この情報案内装置においては、上記案内側超音波送
波手段が送波する超音波の送波タイミング、送波周波
数、送波レベルなどの送波条件である送波情報を、該超
音波に含ませて送波する。従って、上記請求項2のよう
に、上記送波情報を伝達するための他の装置等を設ける
必要がなくなる。尚、上記識別信号付与手段としては、
例えば、上記案内側超音波送波手段から送波される超音
波の一部に、送波情報である送波タイミング等を示す周
波数変調された超音波を付与する手段を用いることがで
きる。
【0015】請求項4の発明は、所定情報を利用者に案
内する情報案内装置において、超音波を受波する案内側
超音波受波手段を設けたことを特徴とするものである。
この情報案内装置においては、上記案内側超音波受波手
段を用いて、利用者が所持する超音波を送波可能な装置
(以下、「送波装置」という。)から送波された超音波
を受波することにより受波タイミングを得る。そして、
その送波装置が送波した超音波の送波タイミングが該送
波装置から伝達されることにより、該送波タイミングと
上記受波タイミングとに基づいて、当該情報案内装置と
利用者との距離を算出することが可能となる。
内する情報案内装置において、超音波を受波する案内側
超音波受波手段を設けたことを特徴とするものである。
この情報案内装置においては、上記案内側超音波受波手
段を用いて、利用者が所持する超音波を送波可能な装置
(以下、「送波装置」という。)から送波された超音波
を受波することにより受波タイミングを得る。そして、
その送波装置が送波した超音波の送波タイミングが該送
波装置から伝達されることにより、該送波タイミングと
上記受波タイミングとに基づいて、当該情報案内装置と
利用者との距離を算出することが可能となる。
【0016】また、利用者が所持する送波装置が超音波
を複数の方向に送波するものであって、その送波方向を
当該案内側超音波受波手段が特定できるような構成とす
ることにより、利用者に対する当該情報案内装置の位置
する方向を検出することも可能となる。
を複数の方向に送波するものであって、その送波方向を
当該案内側超音波受波手段が特定できるような構成とす
ることにより、利用者に対する当該情報案内装置の位置
する方向を検出することも可能となる。
【0017】また、請求項5の発明は、請求項1、2又
は3の情報案内装置において、超音波を受波する案内側
超音波受波手段を設けたことを特徴とするものである。
この情報案内装置においては、上記案内側超音波受波手
段によって利用者からの超音波を受波し、上記案内側超
音波送波手段によって利用者に向けて超音波を送波する
ことが可能となる。従って、利用者が所持する超音波の
送受波が可能な装置(以下、「送受波装置」という。)
による送波タイミングと、当該情報案内装置が該送受波
装置からの超音波を受波したと同時又は所定時間を開け
て送波した超音波を該送受波装置が受波した受波タイミ
ングとに基づいて、当該情報案内装置と利用者との距離
を算出することが可能となる。
は3の情報案内装置において、超音波を受波する案内側
超音波受波手段を設けたことを特徴とするものである。
この情報案内装置においては、上記案内側超音波受波手
段によって利用者からの超音波を受波し、上記案内側超
音波送波手段によって利用者に向けて超音波を送波する
ことが可能となる。従って、利用者が所持する超音波の
送受波が可能な装置(以下、「送受波装置」という。)
による送波タイミングと、当該情報案内装置が該送受波
装置からの超音波を受波したと同時又は所定時間を開け
て送波した超音波を該送受波装置が受波した受波タイミ
ングとに基づいて、当該情報案内装置と利用者との距離
を算出することが可能となる。
【0018】特に、請求項6の発明は、請求項5の情報
案内装置において、上記案内側超音波受波手段の受波情
報に基づいて、上記案内側超音波送波手段における送波
条件の設定を変更する送波制御手段とを設けたことを特
徴をするものである。この情報案内装置においては、上
記案内側超音波受波手段が受波した超音波の受波タイミ
ング、受波周波数、受波レベルなどの受波情報に基づい
て、上記案内側超音波送波手段が送波する超音波の送波
タイミング、送波周波数、送波レベルなどの送波条件を
制御することができる。
案内装置において、上記案内側超音波受波手段の受波情
報に基づいて、上記案内側超音波送波手段における送波
条件の設定を変更する送波制御手段とを設けたことを特
徴をするものである。この情報案内装置においては、上
記案内側超音波受波手段が受波した超音波の受波タイミ
ング、受波周波数、受波レベルなどの受波情報に基づい
て、上記案内側超音波送波手段が送波する超音波の送波
タイミング、送波周波数、送波レベルなどの送波条件を
制御することができる。
【0019】また、請求項7の発明は、請求項5又は6
の情報案内装置において、上記案内側超音波送波手段
が、上記案内側超音波受波手段によって受波した超音波
の周波数とは異なる周波数で超音波を送波することを特
徴とするものである。この情報案内装置においては、上
記案内側超音波受波手段によって受波した超音波の周波
数とは異なる周波数で上記案内側超音波送波手段から超
音波が送波されるので、他の超音波と該案内側超音波送
波手段により送波された超音波とを区分することができ
る。従って、例えば、利用者が所持する送受波装置から
送波された超音波を上記案内側超音波受波手段によって
受波し、上記案内側超音波送波手段により送波された超
音波を利用者が所持する該送受波装置で受波することに
より、その送波タイミングと受波タイミングとから当該
情報案内装置までの距離を測定しようとする場合、該送
受波装置から送波された超音波が何らかの障害物で反射
して戻ってきた反射波と当該情報案内装置から送波され
た超音波とを区別することができるので、受波タイミン
グの誤認識を防止することができる。この結果、誤計測
のない距離測定が可能となる。
の情報案内装置において、上記案内側超音波送波手段
が、上記案内側超音波受波手段によって受波した超音波
の周波数とは異なる周波数で超音波を送波することを特
徴とするものである。この情報案内装置においては、上
記案内側超音波受波手段によって受波した超音波の周波
数とは異なる周波数で上記案内側超音波送波手段から超
音波が送波されるので、他の超音波と該案内側超音波送
波手段により送波された超音波とを区分することができ
る。従って、例えば、利用者が所持する送受波装置から
送波された超音波を上記案内側超音波受波手段によって
受波し、上記案内側超音波送波手段により送波された超
音波を利用者が所持する該送受波装置で受波することに
より、その送波タイミングと受波タイミングとから当該
情報案内装置までの距離を測定しようとする場合、該送
受波装置から送波された超音波が何らかの障害物で反射
して戻ってきた反射波と当該情報案内装置から送波され
た超音波とを区別することができるので、受波タイミン
グの誤認識を防止することができる。この結果、誤計測
のない距離測定が可能となる。
【0020】尚、請求項1乃至7の情報案内装置として
は、スピーカー等から位置情報等の所定情報を案内する
音や音声を出力するものや、電波、赤外線、超音波等の
無線通信媒体にのせて所定情報を送信して該所定情報を
案内するものなどを利用することができる。音声を出力
する情報案内装置においては、利用者が所定機能を有す
る送波装置、受波装置又は送受波装置を所持することに
より、従来音声の大きさや明瞭さだけでは正確に認識で
きなかった当該情報案内装置までの距離や方向等の位置
に関する情報を該利用者に伝達することが可能となる。
は、スピーカー等から位置情報等の所定情報を案内する
音や音声を出力するものや、電波、赤外線、超音波等の
無線通信媒体にのせて所定情報を送信して該所定情報を
案内するものなどを利用することができる。音声を出力
する情報案内装置においては、利用者が所定機能を有す
る送波装置、受波装置又は送受波装置を所持することに
より、従来音声の大きさや明瞭さだけでは正確に認識で
きなかった当該情報案内装置までの距離や方向等の位置
に関する情報を該利用者に伝達することが可能となる。
【0021】請求項8の発明は、請求項4、5、6又は
7の情報案内装置の上記案内側超音波受波手段に受波さ
れる超音波を送波する報知側超音波送波手段と、該情報
案内装置の位置に関する情報を報知する報知手段とを備
えた位置情報報知装置である。この位置情報報知装置
は、案内側超音波受波手段を備えた情報案内装置に向か
って超音波を送波することができるので、上記報知側超
音波送波手段から送波された超音波を該案内側超音波受
波手段で受波することにより受波タイミングを得る。そ
して、その情報案内装置が受波した超音波の受波タイミ
ングが当該位置情報報知装置に伝達されることにより、
その超音波の送波タイミングと該受波タイミングとに基
づいて、該情報案内装置と利用者との距離を算出するこ
とが可能となる。そして、このようにして得られた距離
情報を、報知手段を介して、音声その他の情報伝達媒体
により利用者に報知することができる。
7の情報案内装置の上記案内側超音波受波手段に受波さ
れる超音波を送波する報知側超音波送波手段と、該情報
案内装置の位置に関する情報を報知する報知手段とを備
えた位置情報報知装置である。この位置情報報知装置
は、案内側超音波受波手段を備えた情報案内装置に向か
って超音波を送波することができるので、上記報知側超
音波送波手段から送波された超音波を該案内側超音波受
波手段で受波することにより受波タイミングを得る。そ
して、その情報案内装置が受波した超音波の受波タイミ
ングが当該位置情報報知装置に伝達されることにより、
その超音波の送波タイミングと該受波タイミングとに基
づいて、該情報案内装置と利用者との距離を算出するこ
とが可能となる。そして、このようにして得られた距離
情報を、報知手段を介して、音声その他の情報伝達媒体
により利用者に報知することができる。
【0022】また、上記報知側超音波送波手段を複数の
方向に超音波を送波できる構成とし、その送波方向を上
記情報案内装置で特定できるような構成とすれば、利用
者に対する該情報案内装置の位置する方向を検出するこ
とも可能となり、このようにして得られた方向情報も利
用者に報知することができる。
方向に超音波を送波できる構成とし、その送波方向を上
記情報案内装置で特定できるような構成とすれば、利用
者に対する該情報案内装置の位置する方向を検出するこ
とも可能となり、このようにして得られた方向情報も利
用者に報知することができる。
【0023】特に、請求項9の発明は、請求項8の位置
情報報知装置において、上記報知側超音波送波手段の送
波情報を伝達する送波情報伝達手段を設けたことを特徴
とするものである。この位置情報報知装置においては、
上記報知側超音波送波手段が送波する超音波の送波タイ
ミング、送波周波数、送波レベルなどの送波条件である
送波情報を上記情報案内装置に伝達することができる。
これにより、その送波情報を利用して、利用者に上記情
報案内装置までの距離やその方向などの情報を案内する
ことが可能となる。尚、上記送波情報伝達手段として
は、送波情報を含む電波などを送信する送信手段などを
用いることができる。例えば、上記送波情報として送波
タイミングを電波で伝達する場合、当該位置情報報知装
置から該電波と超音波とを同時に発信し、上記情報案内
装置において該電波の受信タイミングと該超音波の受波
タイミングとに基づき、電波と超音波との速度差を利用
して該情報案内装置と利用者との距離を算出することが
可能となる。
情報報知装置において、上記報知側超音波送波手段の送
波情報を伝達する送波情報伝達手段を設けたことを特徴
とするものである。この位置情報報知装置においては、
上記報知側超音波送波手段が送波する超音波の送波タイ
ミング、送波周波数、送波レベルなどの送波条件である
送波情報を上記情報案内装置に伝達することができる。
これにより、その送波情報を利用して、利用者に上記情
報案内装置までの距離やその方向などの情報を案内する
ことが可能となる。尚、上記送波情報伝達手段として
は、送波情報を含む電波などを送信する送信手段などを
用いることができる。例えば、上記送波情報として送波
タイミングを電波で伝達する場合、当該位置情報報知装
置から該電波と超音波とを同時に発信し、上記情報案内
装置において該電波の受信タイミングと該超音波の受波
タイミングとに基づき、電波と超音波との速度差を利用
して該情報案内装置と利用者との距離を算出することが
可能となる。
【0024】また、請求項10の発明は、請求項9の位
置情報報知装置において、上記送波情報伝達手段とし
て、上記報知側超音波送波手段により送波される超音波
に該報知側超音波送波手段の送波情報を示す識別信号を
付与する識別信号付与手段を用いたものである。この位
置情報報知装置においては、上記報知側超音波送波手段
が送波する超音波の送波タイミング、送波周波数、送波
レベルなどの送波条件である送波情報を、該超音波に含
ませて送波する。従って、上記請求項9のように、上記
送波情報を伝達するための他の装置等を設ける必要がな
くなる。尚、上記識別信号付与手段としては、例えば、
上記案内側超音波送波手段から送波される超音波の一部
に、送波情報である送波タイミングや送波方向等を示す
周波数変調された超音波を付与する手段を用いることが
できる。
置情報報知装置において、上記送波情報伝達手段とし
て、上記報知側超音波送波手段により送波される超音波
に該報知側超音波送波手段の送波情報を示す識別信号を
付与する識別信号付与手段を用いたものである。この位
置情報報知装置においては、上記報知側超音波送波手段
が送波する超音波の送波タイミング、送波周波数、送波
レベルなどの送波条件である送波情報を、該超音波に含
ませて送波する。従って、上記請求項9のように、上記
送波情報を伝達するための他の装置等を設ける必要がな
くなる。尚、上記識別信号付与手段としては、例えば、
上記案内側超音波送波手段から送波される超音波の一部
に、送波情報である送波タイミングや送波方向等を示す
周波数変調された超音波を付与する手段を用いることが
できる。
【0025】例えば、上記報知側超音波送波手段の送波
タイミングを示すような識別信号をのせて超音波を送波
した場合には、この超音波を上記情報案内装置の案内側
超音波受波手段で受波し、この受波タイミングを当該位
置情報報知装置に伝達する。そして、その受波タイミン
グと上記識別信号により伝達された送波タイミングとに
基づき、上記情報案内装置と利用者との距離を算出する
ことが可能となる。また、上記報知側超音波送波手段を
複数の方向に各送波方向ごと区別可能な識別信号をのせ
た超音波を送波するような構成とすることにより、上記
情報案内装置に受波される超音波がどの送波方向のもの
かを判別することが可能となり、利用者に対する該情報
案内装置の位置する方向を検出することも可能となる。
タイミングを示すような識別信号をのせて超音波を送波
した場合には、この超音波を上記情報案内装置の案内側
超音波受波手段で受波し、この受波タイミングを当該位
置情報報知装置に伝達する。そして、その受波タイミン
グと上記識別信号により伝達された送波タイミングとに
基づき、上記情報案内装置と利用者との距離を算出する
ことが可能となる。また、上記報知側超音波送波手段を
複数の方向に各送波方向ごと区別可能な識別信号をのせ
た超音波を送波するような構成とすることにより、上記
情報案内装置に受波される超音波がどの送波方向のもの
かを判別することが可能となり、利用者に対する該情報
案内装置の位置する方向を検出することも可能となる。
【0026】また、請求項11の発明は、請求項1、
2、3、5、6又は7の情報案内装置の上記案内側超音
波送波手段から送波される超音波を受波する報知側超音
波受波手段と、該情報案内装置の位置に関する情報を報
知する報知手段とを備えた位置情報報知装置である。こ
の位置情報報知装置においては、上記報知側超音波受波
手段を用いて、上記情報案内装置から送波された超音波
を受波することにより受波タイミングを得る。そして、
その送波タイミングが上記情報案内装置から伝達される
ことにより、該送波タイミングと上記受波タイミングと
に基づいて、該情報案内装置と利用者との距離を算出す
ることが可能となる。
2、3、5、6又は7の情報案内装置の上記案内側超音
波送波手段から送波される超音波を受波する報知側超音
波受波手段と、該情報案内装置の位置に関する情報を報
知する報知手段とを備えた位置情報報知装置である。こ
の位置情報報知装置においては、上記報知側超音波受波
手段を用いて、上記情報案内装置から送波された超音波
を受波することにより受波タイミングを得る。そして、
その送波タイミングが上記情報案内装置から伝達される
ことにより、該送波タイミングと上記受波タイミングと
に基づいて、該情報案内装置と利用者との距離を算出す
ることが可能となる。
【0027】また、この位置情報報知装置の報知側超音
波受波手段を、受波した超音波の飛んできた方向を特定
できるような構成とすれば、上記情報案内装置から継続
的に又は断続的に超音波を送波することにより、利用者
に対する該情報案内装置の位置する方向を検出すること
も可能となる。
波受波手段を、受波した超音波の飛んできた方向を特定
できるような構成とすれば、上記情報案内装置から継続
的に又は断続的に超音波を送波することにより、利用者
に対する該情報案内装置の位置する方向を検出すること
も可能となる。
【0028】また、請求項12の発明は、請求項5、6
又は7の情報案内装置の上記案内側超音波受波手段に受
波される超音波を送波する報知側超音波送波手段と、該
情報案内装置の上記案内側超音波送波手段から送波され
る超音波を受波する報知側超音波受波手段と、該情報案
内装置の位置に関する情報を報知する報知手段とを備え
た位置情報報知装置である。この位置情報報知装置にお
いては、上記報知側超音波送波手段によって上記情報案
内装置に向けて超音波を送波し、かつ、該情報案内装置
の案内側超音波受波手段によって送波された超音波を上
記報知側超音波受波手段によって受波することができ
る。これにより、上記報知側超音波送波手段による送波
タイミングと、上記情報案内装置が該報知側超音波送波
手段からの超音波の受波と同時又は所定時間を開けて送
波された超音波を該報知側超音波受波手段で受波した受
波タイミングとに基づいて、該情報案内装置と利用者と
の距離を算出することが可能となる。
又は7の情報案内装置の上記案内側超音波受波手段に受
波される超音波を送波する報知側超音波送波手段と、該
情報案内装置の上記案内側超音波送波手段から送波され
る超音波を受波する報知側超音波受波手段と、該情報案
内装置の位置に関する情報を報知する報知手段とを備え
た位置情報報知装置である。この位置情報報知装置にお
いては、上記報知側超音波送波手段によって上記情報案
内装置に向けて超音波を送波し、かつ、該情報案内装置
の案内側超音波受波手段によって送波された超音波を上
記報知側超音波受波手段によって受波することができ
る。これにより、上記報知側超音波送波手段による送波
タイミングと、上記情報案内装置が該報知側超音波送波
手段からの超音波の受波と同時又は所定時間を開けて送
波された超音波を該報知側超音波受波手段で受波した受
波タイミングとに基づいて、該情報案内装置と利用者と
の距離を算出することが可能となる。
【0029】特に、請求項13の発明は、請求項8、
9、10、11又は12の位置情報報知装置において、
上記情報案内装置との間で送受波される超音波の送波タ
イミングと受波タイミングとに基づいて該情報案内装置
との距離を算出する距離算出手段を設け、該距離算出手
段によって得られた距離情報を上記報知手段により報知
することを特徴とするものである。この位置情報報知装
置には、上記情報案内装置との間で送受波される超音波
の送波タイミングと受波タイミングとに基づいて該情報
案内装置との距離を算出する距離算出手段が設けられて
いる。これにより、この情報案内装置との距離は、上記
報知側超音波送波手段の送波タイミングと上記案内側超
音波受波手段の受波タイミングとの組み合わせ、上記案
内側超音波送波手段の送波タイミングと上記報知側超音
波受波手段の受波タイミングとの組み合わせ、上記報知
側超音波送波手段の送波タイミングと上記情報案内装置
が該報知側超音波送波手段からの超音波の受波と同時に
送波した超音波を該報知側超音波受波手段で受波した受
波タイミングとの組み合わせなどから算出することが可
能となる。
9、10、11又は12の位置情報報知装置において、
上記情報案内装置との間で送受波される超音波の送波タ
イミングと受波タイミングとに基づいて該情報案内装置
との距離を算出する距離算出手段を設け、該距離算出手
段によって得られた距離情報を上記報知手段により報知
することを特徴とするものである。この位置情報報知装
置には、上記情報案内装置との間で送受波される超音波
の送波タイミングと受波タイミングとに基づいて該情報
案内装置との距離を算出する距離算出手段が設けられて
いる。これにより、この情報案内装置との距離は、上記
報知側超音波送波手段の送波タイミングと上記案内側超
音波受波手段の受波タイミングとの組み合わせ、上記案
内側超音波送波手段の送波タイミングと上記報知側超音
波受波手段の受波タイミングとの組み合わせ、上記報知
側超音波送波手段の送波タイミングと上記情報案内装置
が該報知側超音波送波手段からの超音波の受波と同時に
送波した超音波を該報知側超音波受波手段で受波した受
波タイミングとの組み合わせなどから算出することが可
能となる。
【0030】また、請求項14の発明は、請求項12の
位置情報報知装置において、上記報知側超音波送波手段
の送波タイミングと上記報知側超音波受波手段の受波タ
イミングとに基づいて上記情報案内装置との距離を算出
する距離算出手段を設け、該距離算出手段によって得ら
れた距離情報を上記報知手段により報知することを特徴
とするものである。この位置情報報知装置においては、
上記距離算出手段によって、上記報知側超音波送波手段
の送波タイミングと、上記情報案内装置が該報知側超音
波送波手段からの超音波の受波することにより上記案内
側超音波送波手段から送波した超音波を上記報知側超音
波受波手段で受波した受波タイミングとに基づいて、該
情報案内装置との距離を算出することが可能となる。
位置情報報知装置において、上記報知側超音波送波手段
の送波タイミングと上記報知側超音波受波手段の受波タ
イミングとに基づいて上記情報案内装置との距離を算出
する距離算出手段を設け、該距離算出手段によって得ら
れた距離情報を上記報知手段により報知することを特徴
とするものである。この位置情報報知装置においては、
上記距離算出手段によって、上記報知側超音波送波手段
の送波タイミングと、上記情報案内装置が該報知側超音
波送波手段からの超音波の受波することにより上記案内
側超音波送波手段から送波した超音波を上記報知側超音
波受波手段で受波した受波タイミングとに基づいて、該
情報案内装置との距離を算出することが可能となる。
【0031】また、請求項15の発明は、請求項13又
は14の位置情報報知装置において、上記報知側超音波
送波手段の送波レベルを、上記情報案内装置による情報
案内を受けてから徐々に大きくするように制御する送波
レベル制御手段を設けたことを特徴とするものである。
この位置情報報知装置が利用者に所持されて上記情報案
内装置に接近するにつれて、該情報案内装置の具体的構
成によっては、該情報案内装置に受波される上記報知側
超音波送波手段から送波された超音波の受波レベルが該
情報案内装置の許容範囲以上に大きくなることがある。
この結果、上述した距離算出や方向検出の妨げとなるお
それがある。また、位置情報報知装置の具体的構成によ
っては、上記報知側超音波送波手段から送波された超音
波の反射波による影響が強くなり、上述した距離算出や
方向検出の妨げとなるおそれもある。
は14の位置情報報知装置において、上記報知側超音波
送波手段の送波レベルを、上記情報案内装置による情報
案内を受けてから徐々に大きくするように制御する送波
レベル制御手段を設けたことを特徴とするものである。
この位置情報報知装置が利用者に所持されて上記情報案
内装置に接近するにつれて、該情報案内装置の具体的構
成によっては、該情報案内装置に受波される上記報知側
超音波送波手段から送波された超音波の受波レベルが該
情報案内装置の許容範囲以上に大きくなることがある。
この結果、上述した距離算出や方向検出の妨げとなるお
それがある。また、位置情報報知装置の具体的構成によ
っては、上記報知側超音波送波手段から送波された超音
波の反射波による影響が強くなり、上述した距離算出や
方向検出の妨げとなるおそれもある。
【0032】そこで、請求項15の位置情報報知装置に
おいては、上記情報案内装置による情報案内を受けた
ら、小さい送波レベルから徐々にその送波レベルを大き
くするように、上記報知側超音波送波手段の送波レベル
を制御する。そして、上記案内側超音波送波手段からの
超音波を受波したとき、その送波レベルに維持すれば、
必要以上の送波レベルで超音波を送波することがなくな
る。これにより、上述した距離算出や方向検出の妨げと
なるおそれもなく、上記報知側超音波送波手段から送波
された超音波の反射波による影響も抑えることができ
る。
おいては、上記情報案内装置による情報案内を受けた
ら、小さい送波レベルから徐々にその送波レベルを大き
くするように、上記報知側超音波送波手段の送波レベル
を制御する。そして、上記案内側超音波送波手段からの
超音波を受波したとき、その送波レベルに維持すれば、
必要以上の送波レベルで超音波を送波することがなくな
る。これにより、上述した距離算出や方向検出の妨げと
なるおそれもなく、上記報知側超音波送波手段から送波
された超音波の反射波による影響も抑えることができ
る。
【0033】また、請求項16の発明は、請求項13又
は14の位置情報報知装置において、上記距離算出手段
によって算出された距離に基づいて、上記報知側超音波
送波手段の送波レベルを制御する送波レベル制御手段を
設けたことを特徴とするものである。この位置情報報知
装置においては、上記送波レベル制御手段によって、上
記距離算出手段によって算出された距離に基づき、上記
報知側超音波送波手段の送波レベルを制御する。すなわ
ち、上記情報案内装置までの距離が遠い場合には上記報
知側超音波送波手段の送波レベルを大きくし、該情報案
内装置までの距離が近い場合には該報知側超音波送波手
段の送波レベルを小さくするように制御する。この結
果、上述した距離算出や方向検出を安定して行うことが
可能となる。
は14の位置情報報知装置において、上記距離算出手段
によって算出された距離に基づいて、上記報知側超音波
送波手段の送波レベルを制御する送波レベル制御手段を
設けたことを特徴とするものである。この位置情報報知
装置においては、上記送波レベル制御手段によって、上
記距離算出手段によって算出された距離に基づき、上記
報知側超音波送波手段の送波レベルを制御する。すなわ
ち、上記情報案内装置までの距離が遠い場合には上記報
知側超音波送波手段の送波レベルを大きくし、該情報案
内装置までの距離が近い場合には該報知側超音波送波手
段の送波レベルを小さくするように制御する。この結
果、上述した距離算出や方向検出を安定して行うことが
可能となる。
【0034】また、請求項17の発明は、請求項8、
9、10、12、13、14、15又は16の位置情報
報知装置において、上記報知側超音波送波手段が、所定
方向に向けて超音波を送波する複数の送波部を有し、上
記情報案内装置の上記案内側超音波受波手段に最も早く
受波された超音波を送波した送波部を特定して、当該位
置情報報知装置に対する該情報案内装置の位置する方向
を検出する方向検出手段を設け、該方向検出手段によっ
て得られた方向情報を上記報知手段により報知すること
を特徴とするものである。
9、10、12、13、14、15又は16の位置情報
報知装置において、上記報知側超音波送波手段が、所定
方向に向けて超音波を送波する複数の送波部を有し、上
記情報案内装置の上記案内側超音波受波手段に最も早く
受波された超音波を送波した送波部を特定して、当該位
置情報報知装置に対する該情報案内装置の位置する方向
を検出する方向検出手段を設け、該方向検出手段によっ
て得られた方向情報を上記報知手段により報知すること
を特徴とするものである。
【0035】この位置情報報知装置においては、上記報
知側超音波送波手段として、例えば、利用者の進行方向
に対して前方3方向に向けて超音波を送波する3つの送
波部を有するものを使用し、これら送波部から同時に各
方向へ超音波を送波し、各送波部から送波された超音波
のうち上記情報案内装置の上記案内側超音波受波手段に
最も早く受波された送波部を特定することで、該情報案
内装置側で、当該位置情報報知装置に対する該情報案内
装置の位置する方向を検出することができる。そして、
このように検出された方向情報を上記位置情報報知装置
に伝達することで上記報知手段により利用者に報知する
ことができ、該利用者は、自分がいる場所から上記情報
案内装置がどの方向にあるのかを認識することができ
る。
知側超音波送波手段として、例えば、利用者の進行方向
に対して前方3方向に向けて超音波を送波する3つの送
波部を有するものを使用し、これら送波部から同時に各
方向へ超音波を送波し、各送波部から送波された超音波
のうち上記情報案内装置の上記案内側超音波受波手段に
最も早く受波された送波部を特定することで、該情報案
内装置側で、当該位置情報報知装置に対する該情報案内
装置の位置する方向を検出することができる。そして、
このように検出された方向情報を上記位置情報報知装置
に伝達することで上記報知手段により利用者に報知する
ことができ、該利用者は、自分がいる場所から上記情報
案内装置がどの方向にあるのかを認識することができ
る。
【0036】また、請求項18の発明は、請求項9、1
0、11、12又は13の位置情報報知装置において、
上記報知側超音波受波手段が、所定方向から向かってく
る超音波を受波する複数の受波部を有し、上記情報案内
装置の上記案内側超音波送波手段から送波された超音波
を最も早く受波した1つの受波部を特定して、当該位置
情報報知装置に対する該情報案内装置の位置する方向を
検出する方向検出手段を設け、該方向検出手段によって
得られた方向情報を上記報知手段により報知することを
特徴とするものである。この位置情報報知装置において
は、上記報知側超音波送波手段として、例えば、利用者
の進行方向に対して前方3方向から向かってくる超音波
を受波する3つの受波部を有するものを使用し、これら
受波部によって上記情報案内装置の上記案内側超音波送
波手段から断続的に送波された超音波を受波したとき、
各受波部のうち該超音波を最も早く受波した受波部を特
定することで、当該位置情報報知装置に対する該情報案
内装置の位置する方向を検出することができる。そし
て、このように検出された方向情報は上記報知手段によ
り利用者に報知されるので、該利用者は、自分がいる場
所から上記情報案内装置がどの方向にあるのかを認識す
ることができる。
0、11、12又は13の位置情報報知装置において、
上記報知側超音波受波手段が、所定方向から向かってく
る超音波を受波する複数の受波部を有し、上記情報案内
装置の上記案内側超音波送波手段から送波された超音波
を最も早く受波した1つの受波部を特定して、当該位置
情報報知装置に対する該情報案内装置の位置する方向を
検出する方向検出手段を設け、該方向検出手段によって
得られた方向情報を上記報知手段により報知することを
特徴とするものである。この位置情報報知装置において
は、上記報知側超音波送波手段として、例えば、利用者
の進行方向に対して前方3方向から向かってくる超音波
を受波する3つの受波部を有するものを使用し、これら
受波部によって上記情報案内装置の上記案内側超音波送
波手段から断続的に送波された超音波を受波したとき、
各受波部のうち該超音波を最も早く受波した受波部を特
定することで、当該位置情報報知装置に対する該情報案
内装置の位置する方向を検出することができる。そし
て、このように検出された方向情報は上記報知手段によ
り利用者に報知されるので、該利用者は、自分がいる場
所から上記情報案内装置がどの方向にあるのかを認識す
ることができる。
【0037】また、請求項19の発明は、請求項17又
は18の位置情報報知装置において、上記方向検出手段
が、上記案内側超音波受波手段又は上記報知側超音波受
波手段で受波された超音波の受波レベルに基づいて送波
部又は受波部を特定することにより、当該位置情報報知
装置に対する該情報案内装置の位置する方向を検出する
ことを特徴とするものである。この位置情報報知装置に
おいては、請求項17又は18の位置情報報知装置に設
けられた方向検出手段が該位置情報報知装置に設けられ
た送波部又は受波部を特定できないときであっても、す
なわち、上記案内側超音波受波手段又は上記報知側超音
波受波手段に複数の超音波がほぼ同時に受波されたとき
であっても、その受波レベルに基づいて該送波部又は該
受波部を特定することができる。また、上述した請求項
17又は18の位置情報報知装置のように最も早く受波
した超音波に基づいて方向を検出するのではなく、受波
した受波レベルにのみ基づいて方向を検出することも可
能である。
は18の位置情報報知装置において、上記方向検出手段
が、上記案内側超音波受波手段又は上記報知側超音波受
波手段で受波された超音波の受波レベルに基づいて送波
部又は受波部を特定することにより、当該位置情報報知
装置に対する該情報案内装置の位置する方向を検出する
ことを特徴とするものである。この位置情報報知装置に
おいては、請求項17又は18の位置情報報知装置に設
けられた方向検出手段が該位置情報報知装置に設けられ
た送波部又は受波部を特定できないときであっても、す
なわち、上記案内側超音波受波手段又は上記報知側超音
波受波手段に複数の超音波がほぼ同時に受波されたとき
であっても、その受波レベルに基づいて該送波部又は該
受波部を特定することができる。また、上述した請求項
17又は18の位置情報報知装置のように最も早く受波
した超音波に基づいて方向を検出するのではなく、受波
した受波レベルにのみ基づいて方向を検出することも可
能である。
【0038】また、請求項20の発明は、利用者に案内
するための所定情報を無線通信によって送信する送信手
段を有する情報案内装置から送信された該所定情報を受
信する受信機において、請求項8、9、10、11、1
2、13、14、15、16、17、18又は19の位
置情報報知装置の機能を有することを特徴とする受信機
である。この受信機は、上述した請求項1、2、3、
4、5、6又は7の情報案内装置のうち、利用者に案内
するための所定情報を無線通信によって送信する送信手
段を有するものに対して適用されるものであり、上述し
た請求項8、9、10、11、12、13、14、1
5、16、17、18又は19の位置情報報知装置のも
つ位置情報報知機能を有する。この受信機としては、上
述した位置情報報知装置と一体化した形態の専用受信機
であってもよいが、例えば、上記情報案内装置からの情
報を受信する受信機と、該受信機の音声出力端子に接続
可能であって該ラジオ受信機と別体に構成された上記位
置情報報知装置の機能をもつ装置とを組み合わせたもの
も利用することが可能である。
するための所定情報を無線通信によって送信する送信手
段を有する情報案内装置から送信された該所定情報を受
信する受信機において、請求項8、9、10、11、1
2、13、14、15、16、17、18又は19の位
置情報報知装置の機能を有することを特徴とする受信機
である。この受信機は、上述した請求項1、2、3、
4、5、6又は7の情報案内装置のうち、利用者に案内
するための所定情報を無線通信によって送信する送信手
段を有するものに対して適用されるものであり、上述し
た請求項8、9、10、11、12、13、14、1
5、16、17、18又は19の位置情報報知装置のも
つ位置情報報知機能を有する。この受信機としては、上
述した位置情報報知装置と一体化した形態の専用受信機
であってもよいが、例えば、上記情報案内装置からの情
報を受信する受信機と、該受信機の音声出力端子に接続
可能であって該ラジオ受信機と別体に構成された上記位
置情報報知装置の機能をもつ装置とを組み合わせたもの
も利用することが可能である。
【0039】また、請求項21の発明は、所定情報を利
用者に案内する情報案内システムにおいて、請求項4、
5、6又は7の情報案内装置と、請求項8、9、10、
12、13、14、15、16、17又は19の位置情
報報知装置とを有することを特徴とするものである。こ
の情報案内システムは、少なくとも案内側超音波受波手
段を備えた情報案内装置と、少なくとも報知側超音波送
波手段を備えた位置情報報知装置とから構成されてい
る。この情報案内システムでは、上記位置情報報知装置
から送波された超音波を上記情報案内装置で受波するこ
とにより、該位置情報報知装置を所持する利用者から該
情報案内装置までの距離情報や、該利用者に対する該情
報案内装置の位置する方向情報などを該利用者に報知す
ることが可能となる。
用者に案内する情報案内システムにおいて、請求項4、
5、6又は7の情報案内装置と、請求項8、9、10、
12、13、14、15、16、17又は19の位置情
報報知装置とを有することを特徴とするものである。こ
の情報案内システムは、少なくとも案内側超音波受波手
段を備えた情報案内装置と、少なくとも報知側超音波送
波手段を備えた位置情報報知装置とから構成されてい
る。この情報案内システムでは、上記位置情報報知装置
から送波された超音波を上記情報案内装置で受波するこ
とにより、該位置情報報知装置を所持する利用者から該
情報案内装置までの距離情報や、該利用者に対する該情
報案内装置の位置する方向情報などを該利用者に報知す
ることが可能となる。
【0040】また、請求項22の発明は、所定情報を利
用者に案内する情報案内システムにおいて、請求項1、
2、3、5、6又は7の情報案内装置と、請求項11、
12、13、14、15、16、18又は19の位置情
報報知装置とを有することを特徴とするものである。こ
の情報案内システムにおいては、少なくとも案内側超音
波送波手段を備えた情報案内装置と、少なくとも報知側
超音波受波手段を備えた位置情報報知装置とから構成さ
れている。この情報案内システムでは、上記情報案内装
置から送波された超音波を上記位置情報報知装置で受波
することにより、該位置情報報知装置を所持する利用者
から該情報案内装置までの距離情報や、該利用者に対す
る該情報案内装置の位置する方向情報などを該利用者に
報知することが可能となる。
用者に案内する情報案内システムにおいて、請求項1、
2、3、5、6又は7の情報案内装置と、請求項11、
12、13、14、15、16、18又は19の位置情
報報知装置とを有することを特徴とするものである。こ
の情報案内システムにおいては、少なくとも案内側超音
波送波手段を備えた情報案内装置と、少なくとも報知側
超音波受波手段を備えた位置情報報知装置とから構成さ
れている。この情報案内システムでは、上記情報案内装
置から送波された超音波を上記位置情報報知装置で受波
することにより、該位置情報報知装置を所持する利用者
から該情報案内装置までの距離情報や、該利用者に対す
る該情報案内装置の位置する方向情報などを該利用者に
報知することが可能となる。
【0041】また、請求項23の発明は、利用者に案内
するための所定情報を無線通信によって送信する送信手
段を有する情報案内装置と、該情報案内装置から送信さ
れた該所定情報を受信する受信機とを有する情報案内シ
ステムにおいて、上記情報案内装置が、請求項4、5、
6又は7の情報案内装置であり、上記受信機が、請求項
8、9、10、12、13、14、15、16、17又
は19の位置情報報知装置の機能を有する請求項20の
受信機であることを特徴とするものである。この情報案
内システムにおいては、少なくとも案内側超音波受波手
段を備えた情報案内装置と、少なくとも報知側超音波送
波手段を備えた位置情報報知装置の機能を有する受信機
とから構成されている。この情報案内システムでは、上
記受信機から送波された超音波を上記情報案内装置で受
波することで、該位置情報報知装置を所持する利用者か
ら該情報案内装置までの距離情報や、該利用者に対する
該情報案内装置の位置する方向情報などを該利用者に報
知することが可能となる。
するための所定情報を無線通信によって送信する送信手
段を有する情報案内装置と、該情報案内装置から送信さ
れた該所定情報を受信する受信機とを有する情報案内シ
ステムにおいて、上記情報案内装置が、請求項4、5、
6又は7の情報案内装置であり、上記受信機が、請求項
8、9、10、12、13、14、15、16、17又
は19の位置情報報知装置の機能を有する請求項20の
受信機であることを特徴とするものである。この情報案
内システムにおいては、少なくとも案内側超音波受波手
段を備えた情報案内装置と、少なくとも報知側超音波送
波手段を備えた位置情報報知装置の機能を有する受信機
とから構成されている。この情報案内システムでは、上
記受信機から送波された超音波を上記情報案内装置で受
波することで、該位置情報報知装置を所持する利用者か
ら該情報案内装置までの距離情報や、該利用者に対する
該情報案内装置の位置する方向情報などを該利用者に報
知することが可能となる。
【0042】また、請求項24の発明は、利用者に案内
するための所定情報を無線通信によって送信する送信手
段を有する情報案内装置と、該情報案内装置から送信さ
れた該所定情報を受信する受信機とを有する情報案内シ
ステムにおいて、上記情報案内装置が、請求項1、2、
3、5、6又は7の情報案内装置であり、上記受信機
が、請求項11、12、13、14、15、16、18
又は19の位置情報報知装置の機能を有する請求項20
の受信機であることを特徴とするものである。この情報
案内システムにおいては、少なくとも案内側超音波送波
手段を備えた情報案内装置と、少なくとも報知側超音波
受波手段を備えた位置情報報知装置の機能を有する受信
機とから構成されている。この情報案内システムでは、
上記情報案内装置から送波された超音波を上記受信機で
受波することで、該受信機を所持する利用者から該情報
案内装置までの距離情報や、該利用者に対する該情報案
内装置の位置する方向情報などを該利用者に報知するこ
とが可能となる。特に、このように従来の受信機に上述
した位置情報報知装置の機能を設ければ、該位置情報報
知装置の報知手段として、該受信機のイヤホンやスピー
カー等の出力手段を利用することができる。
するための所定情報を無線通信によって送信する送信手
段を有する情報案内装置と、該情報案内装置から送信さ
れた該所定情報を受信する受信機とを有する情報案内シ
ステムにおいて、上記情報案内装置が、請求項1、2、
3、5、6又は7の情報案内装置であり、上記受信機
が、請求項11、12、13、14、15、16、18
又は19の位置情報報知装置の機能を有する請求項20
の受信機であることを特徴とするものである。この情報
案内システムにおいては、少なくとも案内側超音波送波
手段を備えた情報案内装置と、少なくとも報知側超音波
受波手段を備えた位置情報報知装置の機能を有する受信
機とから構成されている。この情報案内システムでは、
上記情報案内装置から送波された超音波を上記受信機で
受波することで、該受信機を所持する利用者から該情報
案内装置までの距離情報や、該利用者に対する該情報案
内装置の位置する方向情報などを該利用者に報知するこ
とが可能となる。特に、このように従来の受信機に上述
した位置情報報知装置の機能を設ければ、該位置情報報
知装置の報知手段として、該受信機のイヤホンやスピー
カー等の出力手段を利用することができる。
【0043】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕以下、本発明を、
視覚障害者に現在位置や目的地までの道順などの位置情
報等の所定情報を案内する情報案内システムとしての位
置情報案内システムに適用した実施形態(以下、本実施
形態を「実施形態1」という。)について説明する。超
音波送受波部尚、送信に使用する電波は、535kHz
〜1629kHzの中波帯域で、電界強度が法規制範囲
内の微弱なものを使用している。
視覚障害者に現在位置や目的地までの道順などの位置情
報等の所定情報を案内する情報案内システムとしての位
置情報案内システムに適用した実施形態(以下、本実施
形態を「実施形態1」という。)について説明する。超
音波送受波部尚、送信に使用する電波は、535kHz
〜1629kHzの中波帯域で、電界強度が法規制範囲
内の微弱なものを使用している。
【0044】まず、本実施形態における位置情報案内シ
ステム全体の概略構成について説明する。図1は、本実
施形態における位置情報案内システムの概略構成図であ
る。この位置情報案内システムは、市街地に設置された
送信機1と、視覚障害者が所持する受信機21とから構
成されている。本実施形態では、所定の搬送波を上記位
置情報等の音声信号で変調した無線通信媒体としての電
波を送信する送信機1を市街地の複数箇所に設置する。
そして、この送信機1から送信された電波を、上記市街
地を移動する視覚障害者が受信機21で受信して、該視
覚障害者に現在位置や目的地までの道順などの位置情報
等を案内する。また、駅の入口に設置された送信機1a
からは、視覚障害者に駅の入口があることを知らせるた
めの位置情報が案内されている。
ステム全体の概略構成について説明する。図1は、本実
施形態における位置情報案内システムの概略構成図であ
る。この位置情報案内システムは、市街地に設置された
送信機1と、視覚障害者が所持する受信機21とから構
成されている。本実施形態では、所定の搬送波を上記位
置情報等の音声信号で変調した無線通信媒体としての電
波を送信する送信機1を市街地の複数箇所に設置する。
そして、この送信機1から送信された電波を、上記市街
地を移動する視覚障害者が受信機21で受信して、該視
覚障害者に現在位置や目的地までの道順などの位置情報
等を案内する。また、駅の入口に設置された送信機1a
からは、視覚障害者に駅の入口があることを知らせるた
めの位置情報が案内されている。
【0045】次に、上記位置情報案内システムにおける
送信機1の構成及び動作について説明する。図2は、上
記送信機1の概略構成を示すブロック図である。この送
信機1は、位置情報等を案内する音声信号を生成する音
声信号生成部2と、該音声信号に基づいて搬送波を振幅
変調して送信波を生成する送信波生成部3と、該電波を
所定の電界強度で送信する送信部4と、超音波の送波及
び受波を行う案内側超音波送波手段及び案内側超音波受
波手段としての超音波送受波部5とから構成されてい
る。
送信機1の構成及び動作について説明する。図2は、上
記送信機1の概略構成を示すブロック図である。この送
信機1は、位置情報等を案内する音声信号を生成する音
声信号生成部2と、該音声信号に基づいて搬送波を振幅
変調して送信波を生成する送信波生成部3と、該電波を
所定の電界強度で送信する送信部4と、超音波の送波及
び受波を行う案内側超音波送波手段及び案内側超音波受
波手段としての超音波送受波部5とから構成されてい
る。
【0046】上記音声信号生成部2は、位置情報等を音
声で入力するためのマイク6と、該マイクから入力され
た音声情報からなる音声信号を増幅するプリアンプ7
と、該プリアンプによって増幅された音声信号を録音し
て再生する音声信号録音再生部8とを備えている。上記
位置情報等を録音する場合、上記マイク6から入力され
た音声信号は、上記プリアンプ7で増幅され、上記音声
信号録音再生部8に設けられた図示しない記憶部に録音
される。この記憶部としては、メモリー、磁気テープ、
磁気ディスク、光ディスク等を利用することができる。
本実施形態では、この記憶部に録音された音声信号が繰
り返し連続して再生されるようになっている。
声で入力するためのマイク6と、該マイクから入力され
た音声情報からなる音声信号を増幅するプリアンプ7
と、該プリアンプによって増幅された音声信号を録音し
て再生する音声信号録音再生部8とを備えている。上記
位置情報等を録音する場合、上記マイク6から入力され
た音声信号は、上記プリアンプ7で増幅され、上記音声
信号録音再生部8に設けられた図示しない記憶部に録音
される。この記憶部としては、メモリー、磁気テープ、
磁気ディスク、光ディスク等を利用することができる。
本実施形態では、この記憶部に録音された音声信号が繰
り返し連続して再生されるようになっている。
【0047】尚、本実施形態における音声録音再生部8
は、常に再生されている状態となっているが、上記記憶
部に記憶された音声信号を任意のタイミングで再生でき
るように構成してもよい。また、本実施形態において
は、上記音声信号生成部2にマイク6を設けて、当該送
信機1で音声情報を録音できる構成としているが、例え
ば、上記音声信号生成部2にマイク6を設けず、上記記
憶部に音声信号を入力するための入力インターフェース
部を設けて、別の場所で一旦録音した位置情報等の音声
信号を上記入力インターフェースを介して該記憶部に入
力するような構成にしてもよい。この入力インターフェ
ースとの接続は、ケーブル等による有線であっても、赤
外線等による無線であってもかまわない。
は、常に再生されている状態となっているが、上記記憶
部に記憶された音声信号を任意のタイミングで再生でき
るように構成してもよい。また、本実施形態において
は、上記音声信号生成部2にマイク6を設けて、当該送
信機1で音声情報を録音できる構成としているが、例え
ば、上記音声信号生成部2にマイク6を設けず、上記記
憶部に音声信号を入力するための入力インターフェース
部を設けて、別の場所で一旦録音した位置情報等の音声
信号を上記入力インターフェースを介して該記憶部に入
力するような構成にしてもよい。この入力インターフェ
ースとの接続は、ケーブル等による有線であっても、赤
外線等による無線であってもかまわない。
【0048】このように、上記音声録音再生部8から出
力された音声信号は、上記送信波生成部3に入力され
る。この送信波生成部3は、所定の周波数をもつ搬送波
を生成する搬送波生成部9と、上記音声録音再生部8か
ら出力された音声信号に基づいて、該搬送波を振幅変調
する振幅変調部10とを備えている。上記搬送波生成部
9は、所定周波数の搬送波を生成し、該搬送波を上記振
幅変調部10に出力する。そして、上記振幅変調部10
において、この搬送波を上記音声信号に基づいて振幅変
調して送信波を生成し、該送信波は上記送信部4に送ら
れる。尚、本実施形態においては、上記搬送波生成部9
から出力された搬送波を上記音声信号に基づき振幅変調
する変調方式を利用しているが、例えば周波数変調や位
相変調などの変調方式を利用することも可能である。
力された音声信号は、上記送信波生成部3に入力され
る。この送信波生成部3は、所定の周波数をもつ搬送波
を生成する搬送波生成部9と、上記音声録音再生部8か
ら出力された音声信号に基づいて、該搬送波を振幅変調
する振幅変調部10とを備えている。上記搬送波生成部
9は、所定周波数の搬送波を生成し、該搬送波を上記振
幅変調部10に出力する。そして、上記振幅変調部10
において、この搬送波を上記音声信号に基づいて振幅変
調して送信波を生成し、該送信波は上記送信部4に送ら
れる。尚、本実施形態においては、上記搬送波生成部9
から出力された搬送波を上記音声信号に基づき振幅変調
する変調方式を利用しているが、例えば周波数変調や位
相変調などの変調方式を利用することも可能である。
【0049】上記送信部4は、上記送信波生成部3の振
幅変調部10から出力された送信波を所定レベルまで電
力増幅する増幅部11と、該増幅部によって電力増幅さ
れた送信波を電波として空中に放射するための送信アン
テナ12とを備えている。上記振幅変調部10から出力
された送信波は、上記増幅部11で電圧増幅されて上記
送信アンテナ12から空中に放射され、このように空中
に放射された電波は、所定の電波到達範囲内にいる視覚
障害者が所持する受信機21によって受信される。
幅変調部10から出力された送信波を所定レベルまで電
力増幅する増幅部11と、該増幅部によって電力増幅さ
れた送信波を電波として空中に放射するための送信アン
テナ12とを備えている。上記振幅変調部10から出力
された送信波は、上記増幅部11で電圧増幅されて上記
送信アンテナ12から空中に放射され、このように空中
に放射された電波は、所定の電波到達範囲内にいる視覚
障害者が所持する受信機21によって受信される。
【0050】上記超音波送受波部5は、送受波兼用の図
示しない超音波振動子を有する超音波送受波器13と、
該超音波送受波器による超音波の送波制御及び受波制御
を行う送波制御手段としての送受波制御部14とから構
成されている。この超音波送受波部5は、送波時におい
て上記送受波制御部14の送波信号によって上記超音波
振動子が振動することで所定周波数の超音波を該超音波
送受波器から送波し、受波時において該超音波送受波器
でとらえた超音波による該超音波振動子の振動により受
信信号を得て該送受波制御部に送る。本実施形態の送受
波制御部14は、上記超音波送受波器13で所定周波数
の超音波を受波したらすぐに、該超音波とは異なる周波
数の超音波を該超音波送受波器から送波するように制御
している。
示しない超音波振動子を有する超音波送受波器13と、
該超音波送受波器による超音波の送波制御及び受波制御
を行う送波制御手段としての送受波制御部14とから構
成されている。この超音波送受波部5は、送波時におい
て上記送受波制御部14の送波信号によって上記超音波
振動子が振動することで所定周波数の超音波を該超音波
送受波器から送波し、受波時において該超音波送受波器
でとらえた超音波による該超音波振動子の振動により受
信信号を得て該送受波制御部に送る。本実施形態の送受
波制御部14は、上記超音波送受波器13で所定周波数
の超音波を受波したらすぐに、該超音波とは異なる周波
数の超音波を該超音波送受波器から送波するように制御
している。
【0051】尚、本実施形態では、案内側超音波送波手
段と案内側超音波受波手段とを兼用した送受波兼用の超
音波送受波器を用いているが、それぞれ別個の超音波送
波器と超音波受波器とから構成してもよい。また、本実
施形態のように送受波兼用の超音波送受波器の場合、受
波による超音波振動子の残響による影響があるため、上
述のように受波後にすぐに超音波を送波するのではな
く、該受波から一定時間の間隔を開けて送波するように
してもよい。
段と案内側超音波受波手段とを兼用した送受波兼用の超
音波送受波器を用いているが、それぞれ別個の超音波送
波器と超音波受波器とから構成してもよい。また、本実
施形態のように送受波兼用の超音波送受波器の場合、受
波による超音波振動子の残響による影響があるため、上
述のように受波後にすぐに超音波を送波するのではな
く、該受波から一定時間の間隔を開けて送波するように
してもよい。
【0052】次に、上記位置情報案内システムにおける
受信機21の構成について説明する。図3は、上記受信
機21の概略構成を示すブロック図である。この受信機
21は、電波をとらえるための受信アンテナ22と、該
受信アンテナでとらえた所定周波数の電波に同調して高
周波信号を抽出し、これにより得た受信信号を増幅して
復調する同調復調部23と、該同調復調部で復調された
音声信号の出力を切り換える出力切換部24と、該出力
切換部から出力された音声信号を増幅する音声増幅部2
5と、該音声信号を視覚障害者に出力する出力インター
フェース26と、該出力インターフェースに接続され、
該音声信号を視覚障害者に出力する出力手段としてのイ
ヤホン27と、上記送信機1の位置に関する情報を視覚
障害者に報知するための位置情報報知機能部28とから
構成されている。
受信機21の構成について説明する。図3は、上記受信
機21の概略構成を示すブロック図である。この受信機
21は、電波をとらえるための受信アンテナ22と、該
受信アンテナでとらえた所定周波数の電波に同調して高
周波信号を抽出し、これにより得た受信信号を増幅して
復調する同調復調部23と、該同調復調部で復調された
音声信号の出力を切り換える出力切換部24と、該出力
切換部から出力された音声信号を増幅する音声増幅部2
5と、該音声信号を視覚障害者に出力する出力インター
フェース26と、該出力インターフェースに接続され、
該音声信号を視覚障害者に出力する出力手段としてのイ
ヤホン27と、上記送信機1の位置に関する情報を視覚
障害者に報知するための位置情報報知機能部28とから
構成されている。
【0053】上記受信アンテナ22は上記同調復調部2
3に接続されており、とらえた電波は該同調復調部に送
られる。この同調復調部23は、受け取った電波の中か
ら上記電波と同調して高周波信号を出力する図示しない
同調部と、該高周波信号を増幅する図示しない高周波増
幅部と、該高周波増幅部で増幅された高周波信号を復調
する図示しない復調部とから構成されている。この復調
部では、上記高周波信号である受信信号から搬送波信号
を取り出し、残りの受信信号を音声信号として上記出力
切換部24に出力する。そして、この出力切換部24を
通過した音声信号は上記音声増幅部25によって増幅さ
れた後、上記出力インターフェース26及びイヤホン2
7を介して視覚障害者に出力される。この結果、視覚障
害者は、上記送信機1で案内されている位置情報等を音
声で入手することができる。
3に接続されており、とらえた電波は該同調復調部に送
られる。この同調復調部23は、受け取った電波の中か
ら上記電波と同調して高周波信号を出力する図示しない
同調部と、該高周波信号を増幅する図示しない高周波増
幅部と、該高周波増幅部で増幅された高周波信号を復調
する図示しない復調部とから構成されている。この復調
部では、上記高周波信号である受信信号から搬送波信号
を取り出し、残りの受信信号を音声信号として上記出力
切換部24に出力する。そして、この出力切換部24を
通過した音声信号は上記音声増幅部25によって増幅さ
れた後、上記出力インターフェース26及びイヤホン2
7を介して視覚障害者に出力される。この結果、視覚障
害者は、上記送信機1で案内されている位置情報等を音
声で入手することができる。
【0054】また、上記位置情報報知機能部28は、任
意数の音声データを記憶した記憶部29と、該記憶部に
記憶された音声データに基づいて音声合成して音声信号
を生成し上記出力切換部24に送る音声合成出力部30
と、超音波の送波及び受波を行う報知側超音波送波手段
及び報知側超音波受波手段としての超音波送受波部31
と、該超音波送受波部の送波タイミングと受波タイミン
グとに基づいて上記送信機1との距離を算出する距離算
出手段としての距離算出部32と、該距離算出部の算出
結果に基づいて該音声合成出力部及び該出力切換部を制
御する制御部33とから構成されている。また、上記制
御部33は、上記距離算出部32によって算出された距
離に基づいて上記超音波送波波部31の送波レベルを制
御する送波レベル制御手段としても機能している。ま
た、上記超音波送受波部31の構成は、上記送信機1a
の超音波送受波部5とほぼ同様である。
意数の音声データを記憶した記憶部29と、該記憶部に
記憶された音声データに基づいて音声合成して音声信号
を生成し上記出力切換部24に送る音声合成出力部30
と、超音波の送波及び受波を行う報知側超音波送波手段
及び報知側超音波受波手段としての超音波送受波部31
と、該超音波送受波部の送波タイミングと受波タイミン
グとに基づいて上記送信機1との距離を算出する距離算
出手段としての距離算出部32と、該距離算出部の算出
結果に基づいて該音声合成出力部及び該出力切換部を制
御する制御部33とから構成されている。また、上記制
御部33は、上記距離算出部32によって算出された距
離に基づいて上記超音波送波波部31の送波レベルを制
御する送波レベル制御手段としても機能している。ま
た、上記超音波送受波部31の構成は、上記送信機1a
の超音波送受波部5とほぼ同様である。
【0055】ここで、上記受信機21を所持する視覚障
害者と上記送信機1aとの距離情報を該視覚障害者に報
知する際の該受信機の動作について説明する。上記受信
機21を所持する視覚障害者が上記送信機1aの電波到
達範囲内に入り、該受信機が該送信機から送信される電
波を受信すると、上記制御部33が上記超音波送受波部
31を制御して、該超音波送受波部から40kHzの超
音波が送波される。このとき、上記超音波送受波部31
は、上記制御部33の制御により約1秒間隔で超音波を
断続的に送波し、各送波タイミングは送波時間データと
して上記距離算出部32に送られる。このようにして送
波された超音波が上記送信機1aの超音波送受波器13
に受波されると、該送信機の送受波制御部14の制御に
より該超音波送受波器から38kHzの超音波が送波さ
れる。そして、この超音波が上記受信機21の超音波送
受波部31で受波されると、その受波タイミングが受波
時間データとして上記距離算出部32に送られる。
害者と上記送信機1aとの距離情報を該視覚障害者に報
知する際の該受信機の動作について説明する。上記受信
機21を所持する視覚障害者が上記送信機1aの電波到
達範囲内に入り、該受信機が該送信機から送信される電
波を受信すると、上記制御部33が上記超音波送受波部
31を制御して、該超音波送受波部から40kHzの超
音波が送波される。このとき、上記超音波送受波部31
は、上記制御部33の制御により約1秒間隔で超音波を
断続的に送波し、各送波タイミングは送波時間データと
して上記距離算出部32に送られる。このようにして送
波された超音波が上記送信機1aの超音波送受波器13
に受波されると、該送信機の送受波制御部14の制御に
より該超音波送受波器から38kHzの超音波が送波さ
れる。そして、この超音波が上記受信機21の超音波送
受波部31で受波されると、その受波タイミングが受波
時間データとして上記距離算出部32に送られる。
【0056】図4は、上記受信機21の超音波送受波部
31の送波タイミング及び受波タイミングを示す説明図
である。図に示すように、この超音波送受波部31から
超音波を送波すると、上記送信機1aの電波到達範囲の
関係上、遅くとも1秒以内で該超音波に対する該送信機
からの超音波が帰ってくる。また、上記送信機1aが超
音波を受波してから送波するまでの時間は、超音波の伝
達速度に比べて無視できるので、上記受信機21の超音
波送受波部31の送波開始時と該超音波送受波部の受波
開始時とを距離算出パラメータとして簡単に距離を算出
することができる。
31の送波タイミング及び受波タイミングを示す説明図
である。図に示すように、この超音波送受波部31から
超音波を送波すると、上記送信機1aの電波到達範囲の
関係上、遅くとも1秒以内で該超音波に対する該送信機
からの超音波が帰ってくる。また、上記送信機1aが超
音波を受波してから送波するまでの時間は、超音波の伝
達速度に比べて無視できるので、上記受信機21の超音
波送受波部31の送波開始時と該超音波送受波部の受波
開始時とを距離算出パラメータとして簡単に距離を算出
することができる。
【0057】上記受信機21から送波された超音波が上
記送信機1aまでの間に存在する遮蔽物によって伝達が
妨害されて、該超音波に対する送信機からの超音波が帰
ってこない場合には、上記距離算出部32に送られた送
波時間データはリセットされ、次に該受信機21から送
波された超音波の送波時間データに変更される。尚、本
実施形態では、上記送信機1aから送信される電波が微
弱であるため電波到達範囲が狭く上記受信機からの送波
間隔を約1秒に設定したが、この送波間隔は、本発明を
適用する情報案内システムの具体的構成によって適宜設
定する。
記送信機1aまでの間に存在する遮蔽物によって伝達が
妨害されて、該超音波に対する送信機からの超音波が帰
ってこない場合には、上記距離算出部32に送られた送
波時間データはリセットされ、次に該受信機21から送
波された超音波の送波時間データに変更される。尚、本
実施形態では、上記送信機1aから送信される電波が微
弱であるため電波到達範囲が狭く上記受信機からの送波
間隔を約1秒に設定したが、この送波間隔は、本発明を
適用する情報案内システムの具体的構成によって適宜設
定する。
【0058】このようにして視覚障害者と上記送信機1
aとの距離が算出されると、上記距離算出部32はこの
算出結果を距離データとして上記制御部33に送る。こ
の距離データを受け取った制御部33は、上記音声合成
出力部30を制御して、上記記憶部29に記憶された音
声データの中から該距離データに対応する音声データを
引き出して音声合成し、これにより生成された音声信号
を上記出力切換部24に出力させる。また、上記制御部
33は、上記出力切換部24を制御して、上記送信機1
aからの位置情報等である上記同調復調部23からの音
声信号から、上記音声合成出力部30からの音声信号
に、上記音声増幅部25への出力を切り換える。
aとの距離が算出されると、上記距離算出部32はこの
算出結果を距離データとして上記制御部33に送る。こ
の距離データを受け取った制御部33は、上記音声合成
出力部30を制御して、上記記憶部29に記憶された音
声データの中から該距離データに対応する音声データを
引き出して音声合成し、これにより生成された音声信号
を上記出力切換部24に出力させる。また、上記制御部
33は、上記出力切換部24を制御して、上記送信機1
aからの位置情報等である上記同調復調部23からの音
声信号から、上記音声合成出力部30からの音声信号
に、上記音声増幅部25への出力を切り換える。
【0059】この結果、上記イヤホン27からは、例え
ば「目的地まで、あと10mです。」というアナウンス
が出力され、視覚障害者は上記送信機1aまでの距離情
報を容易に入手することができる。また、このアナウン
スが1回終わると、上記制御部33は、再び上記出力切
換部24を制御して、その出力を上記送信機1aからの
位置情報等の音声信号に切り換える。
ば「目的地まで、あと10mです。」というアナウンス
が出力され、視覚障害者は上記送信機1aまでの距離情
報を容易に入手することができる。また、このアナウン
スが1回終わると、上記制御部33は、再び上記出力切
換部24を制御して、その出力を上記送信機1aからの
位置情報等の音声信号に切り換える。
【0060】以上より、上記受信機21を所持する視覚
障害者は、上記距離情報のアナウンスを聴くことにより
上記送信機1aの設置場所である駅の入口に容易に到着
することができる。
障害者は、上記距離情報のアナウンスを聴くことにより
上記送信機1aの設置場所である駅の入口に容易に到着
することができる。
【0061】尚、上記実施形態1では、音声信号に基づ
いて搬送波を振幅変調する態様について説明したが、本
発明は、視覚障害者が受信機21から出力される音声の
大きさや明瞭さによって送信機1aまでの距離や方向を
判断する必要がないため、搬送波の変調方式に制限され
ることない。従って、視覚障害者に案内する位置情報等
を例えば周波数変調による電波で送信する構成とすれ
ば、振幅変調方式に比べてクリアな音声で該位置情報等
を案内することができる。
いて搬送波を振幅変調する態様について説明したが、本
発明は、視覚障害者が受信機21から出力される音声の
大きさや明瞭さによって送信機1aまでの距離や方向を
判断する必要がないため、搬送波の変調方式に制限され
ることない。従って、視覚障害者に案内する位置情報等
を例えば周波数変調による電波で送信する構成とすれ
ば、振幅変調方式に比べてクリアな音声で該位置情報等
を案内することができる。
【0062】また、上記実施形態1では、上記受信機2
1から超音波を送波してその超音波に対応した別の超音
波を上記送信機1aが送波することで、該送信機と該受
信機をもつ視覚障害者との距離を算出する構成について
説明したが、本発明は、この構成に限られない。例え
ば、上記送信機1aに上記受信機21に設けられていた
距離算出部を設け、該受信機から超音波を送波すると同
時に電波を送信すれば、該超音波及び該電波を受信した
送信機は、該電波の受信タイミングと該超音波の受波タ
イミングとに基づいて距離を算出する。そして、その算
出結果を上記受信機21を所持する視覚障害者に伝達す
ることで、該視覚障害者にその距離情報を案内すること
ができる。
1から超音波を送波してその超音波に対応した別の超音
波を上記送信機1aが送波することで、該送信機と該受
信機をもつ視覚障害者との距離を算出する構成について
説明したが、本発明は、この構成に限られない。例え
ば、上記送信機1aに上記受信機21に設けられていた
距離算出部を設け、該受信機から超音波を送波すると同
時に電波を送信すれば、該超音波及び該電波を受信した
送信機は、該電波の受信タイミングと該超音波の受波タ
イミングとに基づいて距離を算出する。そして、その算
出結果を上記受信機21を所持する視覚障害者に伝達す
ることで、該視覚障害者にその距離情報を案内すること
ができる。
【0063】〔変形例〕次に、上記実施形態1で説明し
た受信機の変形例について説明する。上記実施形態では
上記位置情報報知機能部28をその受信機内に設けた構
成となっているが、本変形例の受信機は、上記位置情報
報知機能部を当該受信機本体とは別体に設けた点で上記
実施形態1と異なっている。
た受信機の変形例について説明する。上記実施形態では
上記位置情報報知機能部28をその受信機内に設けた構
成となっているが、本変形例の受信機は、上記位置情報
報知機能部を当該受信機本体とは別体に設けた点で上記
実施形態1と異なっている。
【0064】図5は、本変形例に係る受信機の概略構成
図である。この受信機は、上記実施形態1で説明した受
信機から上記位置情報報知機能部28を取り除いた部分
を有する市販のラジオ受信機221と、該位置情報報知
機能部の機能を有する位置情報報知装置228とから構
成されている。この受信機は、上記送信機1aから送信
される電波を受信することにより得た音声信号を出力イ
ンターフェース26から出力する。そして、上記位置情
報報知装置228の出力切換部224を通過した音声信
号はイヤホン27を介して視覚障害者に出力される。こ
の結果、視覚障害者は、上記送信機1で案内されている
位置情報等を音声で入手することができる。
図である。この受信機は、上記実施形態1で説明した受
信機から上記位置情報報知機能部28を取り除いた部分
を有する市販のラジオ受信機221と、該位置情報報知
機能部の機能を有する位置情報報知装置228とから構
成されている。この受信機は、上記送信機1aから送信
される電波を受信することにより得た音声信号を出力イ
ンターフェース26から出力する。そして、上記位置情
報報知装置228の出力切換部224を通過した音声信
号はイヤホン27を介して視覚障害者に出力される。こ
の結果、視覚障害者は、上記送信機1で案内されている
位置情報等を音声で入手することができる。
【0065】また、上記位置情報報知装置228では、
上記実施形態1と同様に距離算出を行い、視覚障害者と
上記送信機1aとの距離が算出されると、この算出結果
が距離データとして上記制御部233に送られる。この
距離データを受け取った制御部233は、上記音声合成
出力部30を制御して、上記記憶部29に記憶された音
声データの中から該距離データに対応する音声データを
引き出して音声合成し、これにより生成された音声信号
を上記出力切換部224に出力させる。また、上記制御
部233は、上記出力切換部224を制御して、上記送
信機1aの出力インターフェース26から出力された音
声信号から、上記音声合成出力部30から出力された音
声信号に、上記イヤホン27への出力を切り換える。
上記実施形態1と同様に距離算出を行い、視覚障害者と
上記送信機1aとの距離が算出されると、この算出結果
が距離データとして上記制御部233に送られる。この
距離データを受け取った制御部233は、上記音声合成
出力部30を制御して、上記記憶部29に記憶された音
声データの中から該距離データに対応する音声データを
引き出して音声合成し、これにより生成された音声信号
を上記出力切換部224に出力させる。また、上記制御
部233は、上記出力切換部224を制御して、上記送
信機1aの出力インターフェース26から出力された音
声信号から、上記音声合成出力部30から出力された音
声信号に、上記イヤホン27への出力を切り換える。
【0066】この結果、上記イヤホン27からは、例え
ば「目的地まで、あと10mです。」というアナウンス
が出力され、視覚障害者は上記送信機1aまでの距離情
報を容易に入手することができる。また、このアナウン
スが1回終わると、上記制御部233は、再び上記出力
切換部224を制御して、その出力を上記送信機1aか
らの位置情報等の音声信号に切り換える。
ば「目的地まで、あと10mです。」というアナウンス
が出力され、視覚障害者は上記送信機1aまでの距離情
報を容易に入手することができる。また、このアナウン
スが1回終わると、上記制御部233は、再び上記出力
切換部224を制御して、その出力を上記送信機1aか
らの位置情報等の音声信号に切り換える。
【0067】本変形例のように、上記送信機1aからの
位置情報を受信する受信機本体とは別体の装置を用いて
位置情報報知装置を構成することで、市販されているラ
ジオ受信機を利用して本発明の効果を実現することがで
きる。
位置情報を受信する受信機本体とは別体の装置を用いて
位置情報報知装置を構成することで、市販されているラ
ジオ受信機を利用して本発明の効果を実現することがで
きる。
【0068】尚、上述した実施形態1及び変形例におい
て、上記超音波送受波部31から常時超音波を送波する
構成としてもよいが、該受信機で上記送信機1aからの
電波を受信しているときにのみ若しくは上記イヤホン2
7から音声を出力しているときにのみ超音波を送波する
構成とすれば、その分だけ電力消費を抑えることがで
き、電池等の電源を長持ちさせることができる。
て、上記超音波送受波部31から常時超音波を送波する
構成としてもよいが、該受信機で上記送信機1aからの
電波を受信しているときにのみ若しくは上記イヤホン2
7から音声を出力しているときにのみ超音波を送波する
構成とすれば、その分だけ電力消費を抑えることがで
き、電池等の電源を長持ちさせることができる。
【0069】〔実施形態2〕次に、本発明を、視覚障害
者に目的地の位置などの位置情報等の所定情報を案内す
る情報案内システムとしての位置情報案内システムに適
用した実施形態(以下、本実施形態を「実施形態2」と
いう。)について説明する。本実施形態の位置情報案内
システムは、情報案内装置として位置情報案内装置か
ら、例えば「ピーンポーン」という音や「ここは、駅の
入口です。」という音声を出して、視覚障害者に駅の入
口を知らせるものである。
者に目的地の位置などの位置情報等の所定情報を案内す
る情報案内システムとしての位置情報案内システムに適
用した実施形態(以下、本実施形態を「実施形態2」と
いう。)について説明する。本実施形態の位置情報案内
システムは、情報案内装置として位置情報案内装置か
ら、例えば「ピーンポーン」という音や「ここは、駅の
入口です。」という音声を出して、視覚障害者に駅の入
口を知らせるものである。
【0070】まず、本実施形態における位置情報案内シ
ステム全体の概略構成について説明する。図6は、本実
施形態における位置情報案内システムの概略構成図であ
る。この位置情報案内システムは、駅の入口に設置され
た位置情報案内装置101aと、視覚障害者が所持する
位置情報報知装置121とから構成されている。本実施
形態では、駅の入口付近まで移動してきた視覚障害者
が、上記位置情報案内装置101aから出力される音や
音声を聴くことにより該視覚障害者に駅の入口の場所を
案内する。
ステム全体の概略構成について説明する。図6は、本実
施形態における位置情報案内システムの概略構成図であ
る。この位置情報案内システムは、駅の入口に設置され
た位置情報案内装置101aと、視覚障害者が所持する
位置情報報知装置121とから構成されている。本実施
形態では、駅の入口付近まで移動してきた視覚障害者
が、上記位置情報案内装置101aから出力される音や
音声を聴くことにより該視覚障害者に駅の入口の場所を
案内する。
【0071】次に、上記位置情報案内システムにおける
位置情報案内装置101aの構成及び動作について説明
する。図7は、上記位置情報案内装置101aの概略構
成を示すブロック図である。この位置情報案内装置10
1aは、位置情報等を案内する音声信号を生成する上記
実施形態1と同様の音声信号生成部2と、該音声信号を
増幅して駅の入り口であることを知らせる音声を出力す
る音声出力部104と、超音波の送波を行う案内側超音
波送波手段としての超音波送波部105とから構成され
ている。
位置情報案内装置101aの構成及び動作について説明
する。図7は、上記位置情報案内装置101aの概略構
成を示すブロック図である。この位置情報案内装置10
1aは、位置情報等を案内する音声信号を生成する上記
実施形態1と同様の音声信号生成部2と、該音声信号を
増幅して駅の入り口であることを知らせる音声を出力す
る音声出力部104と、超音波の送波を行う案内側超音
波送波手段としての超音波送波部105とから構成され
ている。
【0072】上記音声信号生成部2で生成された音声信
号は、上記音声出力部104に送られる。この音声出力
部104は、上記音声録音再生部8から出力された音声
信号を増幅する音声増幅部111と、該音声増幅部によ
って増幅された音声信号を駅の入口付近の街頭に音声で
出力するスピーカー112とを備えている。このスピー
カー112から出力された音声は、駅の入口付近にいる
視覚障害者に聞き取られることで、該視覚障害者が駅の
入口の場所を知ることができる。
号は、上記音声出力部104に送られる。この音声出力
部104は、上記音声録音再生部8から出力された音声
信号を増幅する音声増幅部111と、該音声増幅部によ
って増幅された音声信号を駅の入口付近の街頭に音声で
出力するスピーカー112とを備えている。このスピー
カー112から出力された音声は、駅の入口付近にいる
視覚障害者に聞き取られることで、該視覚障害者が駅の
入口の場所を知ることができる。
【0073】また、上記超音波送波部105は、図示し
ない超音波振動子を有する超音波送波器113と、該超
音波送波器による超音波の送波制御を行う送波制御部1
14とから構成されている。この超音波送波部105
は、上記送波制御部114の送波信号によって上記超音
波振動子が振動することで所定周波数の超音波を上記超
音波送波器113から送波する。このとき、上記送波制
御部114は、所定間隔をおいて断続的に超音波を送波
する。
ない超音波振動子を有する超音波送波器113と、該超
音波送波器による超音波の送波制御を行う送波制御部1
14とから構成されている。この超音波送波部105
は、上記送波制御部114の送波信号によって上記超音
波振動子が振動することで所定周波数の超音波を上記超
音波送波器113から送波する。このとき、上記送波制
御部114は、所定間隔をおいて断続的に超音波を送波
する。
【0074】次に、上記位置情報案内システムにおける
位置情報報知装置21の構成について説明する。図8
は、上記位置情報報知装置121の概略構成を示すブロ
ック図である。この位置情報報知装置121は、該位置
情報報知装置に対する上記位置情報案内装置101aの
位置する方向を視覚障害者に報知するための位置情報報
知機能部128と、該位置情報報知機能部で検出された
方向情報に基づく音声信号を増幅する音声増幅部25
と、該音声信号を視覚障害者に出力する出力インターフ
ェース26と、該出力インターフェースに接続され、該
音声信号を視覚障害者に出力する出力手段としてのイヤ
ホン27とから構成されている。尚、上記音声増幅部2
5、上記出力インターフェース26及びイヤホン27
は、上記実施形態1と同様のものである。
位置情報報知装置21の構成について説明する。図8
は、上記位置情報報知装置121の概略構成を示すブロ
ック図である。この位置情報報知装置121は、該位置
情報報知装置に対する上記位置情報案内装置101aの
位置する方向を視覚障害者に報知するための位置情報報
知機能部128と、該位置情報報知機能部で検出された
方向情報に基づく音声信号を増幅する音声増幅部25
と、該音声信号を視覚障害者に出力する出力インターフ
ェース26と、該出力インターフェースに接続され、該
音声信号を視覚障害者に出力する出力手段としてのイヤ
ホン27とから構成されている。尚、上記音声増幅部2
5、上記出力インターフェース26及びイヤホン27
は、上記実施形態1と同様のものである。
【0075】上記位置情報報知機能部128は、任意数
の音声データを記憶した記憶部129と、該記憶部に記
憶された音声データに基づいて音声合成して音声信号を
生成し上記出力切換部に送る音声合成出力部130と、
超音波の受波を行う報知側超音波受波手段としての超音
波受波部131と、該超音波受波部による受波に基づい
て上記位置情報案内装置101aの方向を検出する方向
検出手段としての方向検出部132と、該方向検出部の
検出結果に基づいて該音声合成出力部を制御する制御部
133とから構成されている。
の音声データを記憶した記憶部129と、該記憶部に記
憶された音声データに基づいて音声合成して音声信号を
生成し上記出力切換部に送る音声合成出力部130と、
超音波の受波を行う報知側超音波受波手段としての超音
波受波部131と、該超音波受波部による受波に基づい
て上記位置情報案内装置101aの方向を検出する方向
検出手段としての方向検出部132と、該方向検出部の
検出結果に基づいて該音声合成出力部を制御する制御部
133とから構成されている。
【0076】上記超音波受波部131は、受波部とし
て、視覚障害者の進行方向に対して正面から向かってく
る超音波を受波する図示しない第1受波部と、右前から
向かってくる超音波を受波する図示しない第2受波部
と、左前から向かってくる超音波を受波する図示しない
第3受波部を有する。これら受波部は、それぞれ、超音
波振動子を有する図示しない超音波受波器と、該超音波
受波器による超音波の受波制御を行う図示しない受波制
御部とから構成されている。各受波部では、上記超音波
受波器でとらえた超音波による該超音波振動子の振動に
より受信信号を得て、該受信信号を上記方向検出部13
2に送る。
て、視覚障害者の進行方向に対して正面から向かってく
る超音波を受波する図示しない第1受波部と、右前から
向かってくる超音波を受波する図示しない第2受波部
と、左前から向かってくる超音波を受波する図示しない
第3受波部を有する。これら受波部は、それぞれ、超音
波振動子を有する図示しない超音波受波器と、該超音波
受波器による超音波の受波制御を行う図示しない受波制
御部とから構成されている。各受波部では、上記超音波
受波器でとらえた超音波による該超音波振動子の振動に
より受信信号を得て、該受信信号を上記方向検出部13
2に送る。
【0077】ここで、上記位置情報報知装置121を所
持する視覚障害者に対する上記位置情報案内装置101
aの位置する方向情報を該視覚障害者に報知する際の該
位置情報報知装置の動作について説明する。上記位置情
報案内装置101aから送波される超音波の到達範囲内
に、上記位置情報報知装置121を所持する視覚障害者
が入り込むと、該超音波は該位置情報報知装置における
超音波受波部131を構成する3つの受波部に受波され
る。各受波部で受波された超音波は、それぞれ受波とほ
ぼ同時に、その受波信号を上記方向検出部132に送
る。このとき、この方向検出部132では、受波信号を
最も早く送ってきた受波部を特定する。
持する視覚障害者に対する上記位置情報案内装置101
aの位置する方向情報を該視覚障害者に報知する際の該
位置情報報知装置の動作について説明する。上記位置情
報案内装置101aから送波される超音波の到達範囲内
に、上記位置情報報知装置121を所持する視覚障害者
が入り込むと、該超音波は該位置情報報知装置における
超音波受波部131を構成する3つの受波部に受波され
る。各受波部で受波された超音波は、それぞれ受波とほ
ぼ同時に、その受波信号を上記方向検出部132に送
る。このとき、この方向検出部132では、受波信号を
最も早く送ってきた受波部を特定する。
【0078】上記方向検出部132で特定された受波部
が例えば第2受波部であった場合、上記方向検出部13
2は、この検出結果を方向データとして上記制御部13
3に送る。この方向データを受け取った制御部133
は、上記音声合成出力部130を制御して、上記記憶部
129に記憶された音声データの中から該方向データに
対応する音声データを引き出して音声合成し、これによ
り生成された音声信号を上記音声増幅部25に出力させ
る。この結果、上記イヤホン27からは、例えば「目的
地の方向は、右斜め前です。」というアナウンスが出力
され、視覚障害者は上記位置情報案内装置101aまで
の方向情報を容易に入手することができる。
が例えば第2受波部であった場合、上記方向検出部13
2は、この検出結果を方向データとして上記制御部13
3に送る。この方向データを受け取った制御部133
は、上記音声合成出力部130を制御して、上記記憶部
129に記憶された音声データの中から該方向データに
対応する音声データを引き出して音声合成し、これによ
り生成された音声信号を上記音声増幅部25に出力させ
る。この結果、上記イヤホン27からは、例えば「目的
地の方向は、右斜め前です。」というアナウンスが出力
され、視覚障害者は上記位置情報案内装置101aまで
の方向情報を容易に入手することができる。
【0079】また、上記方向検出部132の変形例とし
て、該方向検出部を、上記超音波受波部を構成する3つ
の受波部で受波した超音波の受波レベルによって方向を
検出する構成としてもよい。この場合、受波した超音波
の受波レベルが最も高い受波部を特定することで方向を
検出する。また、このように受波レベルによって方向を
検出する構成を、超音波を最も早く受波した受波部を特
定することによって方向を検出する構成と組み合わせて
利用することも可能である。この場合、より正確な方向
を検出することが可能となる。
て、該方向検出部を、上記超音波受波部を構成する3つ
の受波部で受波した超音波の受波レベルによって方向を
検出する構成としてもよい。この場合、受波した超音波
の受波レベルが最も高い受波部を特定することで方向を
検出する。また、このように受波レベルによって方向を
検出する構成を、超音波を最も早く受波した受波部を特
定することによって方向を検出する構成と組み合わせて
利用することも可能である。この場合、より正確な方向
を検出することが可能となる。
【0080】以上より、上記位置情報報知装置121を
所持する視覚障害者は、上記方向情報のアナウンスを聴
くことにより上記位置情報案内装置101aの設置場所
である駅の入口に容易に到着することができる。
所持する視覚障害者は、上記方向情報のアナウンスを聴
くことにより上記位置情報案内装置101aの設置場所
である駅の入口に容易に到着することができる。
【0081】次に、上記実施形態2の位置情報報知装置
の一構成例について説明する。図9は、本構成例に係る
位置情報報知装置121の使用状態を示す説明図であ
る。本構成例では、上記位置情報報知装置121を視覚
障害者の衣服に設けられた胸ポケットに装着して使用す
る。従って、視覚障害者の手を使用せずに、常に上記位
置情報案内装置の3つの受波部(131a,131b,
131c)を該視覚障害者の進行方向前方3方向に向け
ておくことができる。
の一構成例について説明する。図9は、本構成例に係る
位置情報報知装置121の使用状態を示す説明図であ
る。本構成例では、上記位置情報報知装置121を視覚
障害者の衣服に設けられた胸ポケットに装着して使用す
る。従って、視覚障害者の手を使用せずに、常に上記位
置情報案内装置の3つの受波部(131a,131b,
131c)を該視覚障害者の進行方向前方3方向に向け
ておくことができる。
【0082】上述した実施形態1及び2では、それぞれ
距離、方向を別々に報知する実施形態について説明した
が、距離の算出及び方向の検出を同時に行い、これらを
報知することも可能である。また、本発明は、情報案内
装置と位置情報報知装置又は受信機とに設けられる超音
波送波手段又は超音波受波手段もしくはその両方を互い
に組み合わせて情報案内システムを構成することによ
り、該情報案内装置の位置に関する情報を視覚障害者等
の利用者に報知することが可能である。例えば、上記情
報案内装置には案内側超音波送波手段のみを設け、一
方、上記位置情報報知装置には報知側超音波受波手段を
設けた場合、上記案内側超音波送波手段から送波される
超音波に識別信号付与手段によってその送波タイミング
を示す識別信号を含ませて送波すれば、この超音波を上
記報知側超音波受波手段で受波することで、上記位置情
報報知装置の受波タイミングと上記識別信号による送波
タイミングとに基づき、上記情報案内装置と利用者との
距離を算出することが可能となる。
距離、方向を別々に報知する実施形態について説明した
が、距離の算出及び方向の検出を同時に行い、これらを
報知することも可能である。また、本発明は、情報案内
装置と位置情報報知装置又は受信機とに設けられる超音
波送波手段又は超音波受波手段もしくはその両方を互い
に組み合わせて情報案内システムを構成することによ
り、該情報案内装置の位置に関する情報を視覚障害者等
の利用者に報知することが可能である。例えば、上記情
報案内装置には案内側超音波送波手段のみを設け、一
方、上記位置情報報知装置には報知側超音波受波手段を
設けた場合、上記案内側超音波送波手段から送波される
超音波に識別信号付与手段によってその送波タイミング
を示す識別信号を含ませて送波すれば、この超音波を上
記報知側超音波受波手段で受波することで、上記位置情
報報知装置の受波タイミングと上記識別信号による送波
タイミングとに基づき、上記情報案内装置と利用者との
距離を算出することが可能となる。
【0083】
【発明の効果】請求項1乃至7の発明によれば、視覚障
害者等の利用者が所持する所定の機能を有する送波装
置、受波装置又は送受波装置と組み合わせることによ
り、情報案内装置までの距離や該情報案内装置の位置す
る方向などの位置に関する情報を報知することが可能と
なるという優れた効果がある。
害者等の利用者が所持する所定の機能を有する送波装
置、受波装置又は送受波装置と組み合わせることによ
り、情報案内装置までの距離や該情報案内装置の位置す
る方向などの位置に関する情報を報知することが可能と
なるという優れた効果がある。
【0084】特に、請求項2及び3の発明によれば、当
該情報案内装置の位置に関する情報を得るために必要な
パラメータを利用者側に伝達することができるという優
れた効果がある。
該情報案内装置の位置に関する情報を得るために必要な
パラメータを利用者側に伝達することができるという優
れた効果がある。
【0085】また、請求項6及び7の発明によれば、利
用者側で送波した超音波と当該情報案内装置から送波し
た超音波とを区別することができるので、利用者側で該
情報案内装置からの超音波を受波したいときに、利用者
側で送波した超音波による反射波による影響を受けず
に、該超音波該情報案内装置からの超音波を正確に利用
者側に伝達することができるという優れた効果がある。
用者側で送波した超音波と当該情報案内装置から送波し
た超音波とを区別することができるので、利用者側で該
情報案内装置からの超音波を受波したいときに、利用者
側で送波した超音波による反射波による影響を受けず
に、該超音波該情報案内装置からの超音波を正確に利用
者側に伝達することができるという優れた効果がある。
【0086】請求項8乃至19の発明によれば、視覚障
害者等の利用者に、情報案内装置までの距離や該情報案
内装置の位置する方向などの位置に関する情報を報知す
ることが可能となるという優れた効果がある。
害者等の利用者に、情報案内装置までの距離や該情報案
内装置の位置する方向などの位置に関する情報を報知す
ることが可能となるという優れた効果がある。
【0087】特に、請求項9及び10の発明によれば、
情報案内装置の位置に関する情報を得るために必要なパ
ラメータを該情報案内装置に伝達することができるとい
う優れた効果がある。
情報案内装置の位置に関する情報を得るために必要なパ
ラメータを該情報案内装置に伝達することができるとい
う優れた効果がある。
【0088】また、請求項13及び14の発明によれ
ば、視覚障害者等の利用者に、情報案内装置までの距離
を報知することができるという優れた効果がある。
ば、視覚障害者等の利用者に、情報案内装置までの距離
を報知することができるという優れた効果がある。
【0089】また、請求項15及び16の発明によれ
ば、情報案内装置の位置に関する情報を報知するために
行う距離算出や方向検出などを安定して行うことができ
るという優れた効果がある。
ば、情報案内装置の位置に関する情報を報知するために
行う距離算出や方向検出などを安定して行うことができ
るという優れた効果がある。
【0090】また、請求項17乃至19の発明によれ
ば、視覚障害者等の利用者に、当該位置情報報知装置に
対する情報案内装置の位置する方向を報知することがで
きるという優れた効果がある。
ば、視覚障害者等の利用者に、当該位置情報報知装置に
対する情報案内装置の位置する方向を報知することがで
きるという優れた効果がある。
【0091】請求項20の発明によれば、視覚障害者等
の利用者に案内するための所定情報を無線通信によって
該利用者が所持する受信機に送信する送信手段を有する
情報案内装置までの距離や該情報案内装置の位置する方
向などの位置に関する情報を報知することが可能となる
という優れた効果がある。
の利用者に案内するための所定情報を無線通信によって
該利用者が所持する受信機に送信する送信手段を有する
情報案内装置までの距離や該情報案内装置の位置する方
向などの位置に関する情報を報知することが可能となる
という優れた効果がある。
【0092】請求項21乃至24の発明によれば、視覚
障害者等の利用者に、情報案内装置までの距離や該情報
案内装置の位置する方向などの位置に関する情報を報知
することが可能となるという優れた効果がある。
障害者等の利用者に、情報案内装置までの距離や該情報
案内装置の位置する方向などの位置に関する情報を報知
することが可能となるという優れた効果がある。
【図1】実施形態1に係る位置情報案内システム全体の
概略構成図。
概略構成図。
【図2】同位置情報案内システムの送信機の概略構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図3】同位置情報案内システムの受信機の概略構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図4】同受信機における超音波送受波部の送波タイミ
ング及び受波タイミングを示す説明図。
ング及び受波タイミングを示す説明図。
【図5】変形例に係る受信機の概略構成を示すブロック
図。
図。
【図6】実施形態2に係る位置情報案内システム全体の
概略構成図。
概略構成図。
【図7】同位置情報案内システムの位置情報案内装置の
概略構成を示すブロック図。
概略構成を示すブロック図。
【図8】同位置情報案内システムの位置情報報知装置の
概略構成を示すブロック図。
概略構成を示すブロック図。
【図9】同位置情報報知装置の構成例を示す説明図。
【図10】位置情報案内システムの一例を示す説明図。
1,1a,101a 送信機 5 超音波送受波部 13 超音波送受波器 14 送受波制御部 21,221 受信機 24,224 出力切換部 28,128 位置情報報知機能部 29,129 記憶部 30,130 音声合成出力部 31 超音波送受波部 32 距離演算部 33,133,233 制御部 113 超音波送波器 114 送波制御部 131 超音波受波部 132 方向検出部 228 位置情報報知装置
Claims (24)
- 【請求項1】所定情報を利用者に案内する情報案内装置
において、 超音波を送波する案内側超音波送波手段を設けたことを
特徴とする情報案内装置。 - 【請求項2】請求項1の情報案内装置において、 上記案内側超音波送波手段の送波情報を伝達する送波情
報伝達手段を設けたことを特徴とする情報案内装置。 - 【請求項3】請求項2の情報案内装置において、 上記送波情報伝達手段として、上記案内側超音波送波手
段により送波される超音波に該案内側超音波送波手段の
送波情報を示す識別信号を付与する識別信号付与手段を
用いたことを特徴とする情報案内装置。 - 【請求項4】所定情報を利用者に案内する情報案内装置
において、 超音波を受波する案内側超音波受波手段を設けたことを
特徴とする情報案内装置。 - 【請求項5】請求項1、2又は3の情報案内装置におい
て、 超音波を受波する案内側超音波受波手段を設けたことを
特徴とする情報案内装置。 - 【請求項6】請求項5の情報案内装置において、 上記案内側超音波受波手段による受波情報に基づいて、
上記案内側超音波送波手段における送波条件の設定を変
更する送波制御手段とを設けたことを特徴をする情報案
内装置。 - 【請求項7】請求項5又は6の情報案内装置において、 上記案内側超音波送波手段が、上記案内側超音波受波手
段によって受波した超音波の周波数とは異なる周波数で
超音波を送波することを特徴とする情報案内装置。 - 【請求項8】請求項4、5、6又は7の情報案内装置の
上記案内側超音波受波手段に受波される超音波を送波す
る報知側超音波送波手段と、該情報案内装置の位置に関
する情報を報知する報知手段とを備えた位置情報報知装
置。 - 【請求項9】請求項8の位置情報報知装置において、 上記報知側超音波送波手段の送波情報を伝達する送波情
報伝達手段を設けたことを特徴とする情報案内装置。 - 【請求項10】請求項9の位置情報報知装置において、 上記送波情報伝達手段として、上記報知側超音波送波手
段により送波される超音波に該報知側超音波送波手段の
送波情報を示す識別信号を付与する識別信号付与手段を
用いたことを特徴とする位置情報報知装置。 - 【請求項11】請求項1、2、3、5、6又は7の情報
案内装置の上記案内側超音波送波手段から送波される超
音波を受波する報知側超音波受波手段と、該情報案内装
置の位置に関する情報を報知する報知手段とを備えた位
置情報報知装置。 - 【請求項12】請求項5、6又は7の情報案内装置の上
記案内側超音波受波手段に受波される超音波を送波する
報知側超音波送波手段と、該情報案内装置の上記案内側
超音波送波手段から送波される超音波を受波する報知側
超音波受波手段と、該情報案内装置の位置に関する情報
を報知する報知手段とを備えた位置情報報知装置。 - 【請求項13】請求項8、9、10、11又は12の位
置情報報知装置において、 上記情報案内装置との間で送受波される超音波の送波タ
イミングと受波タイミングとに基づいて該情報案内装置
との距離を算出する距離算出手段を設け、該距離算出手
段によって得られた距離情報を上記報知手段により報知
することを特徴とする位置情報報知装置。 - 【請求項14】請求項12の位置情報報知装置におい
て、 上記報知側超音波送波手段の送波タイミングと上記報知
側超音波受波手段の受波タイミングとに基づいて上記情
報案内装置との距離を算出する距離算出手段を設け、該
距離算出手段によって得られた距離情報を上記報知手段
により報知することを特徴とする位置情報報知装置。 - 【請求項15】請求項13又は14の位置情報報知装置
において、 上記報知側超音波送波手段の送波レベルを、上記情報案
内装置による情報案内を受けてから徐々に大きくするよ
うに制御する送波レベル制御手段を設けたことを特徴と
する位置情報報知装置。 - 【請求項16】請求項13又は14の位置情報報知装置
において、 上記距離算出手段によって算出された距離に基づいて、
上記報知側超音波送波手段の送波レベルを制御する送波
レベル制御手段を設けたことを特徴とする位置情報報知
装置。 - 【請求項17】請求項8、9、10、12、13、1
4、15又は16の位置情報報知装置において、 上記報知側超音波送波手段が、所定方向に向けて超音波
を送波する複数の送波部を有し、上記情報案内装置の上
記案内側超音波受波手段に最も早く受波された超音波を
送波した送波部を特定して、当該位置情報報知装置に対
する該情報案内装置の位置する方向を検出する方向検出
手段を設け、該方向検出手段によって得られた方向情報
を上記報知手段により報知することを特徴とする位置情
報報知装置。 - 【請求項18】請求項11、12、13、14、15又
は16の位置情報報知装置において、上記報知側超音波
受波手段が、所定方向から向かってくる超音波を受波す
る複数の受波部を有し、上記情報案内装置の上記案内側
超音波送波手段から送波された超音波を最も早く受波し
た1つの受波部を特定して、当該位置情報報知装置に対
する該情報案内装置の位置する方向を検出する方向検出
手段を設け、該方向検出手段によって得られた方向情報
を上記報知手段により報知することを特徴とする位置情
報報知装置。 - 【請求項19】請求項17又は18の位置情報報知装置
において、上記方向検出手段が、上記案内側超音波受波
手段又は上記報知側超音波受波手段で受波された超音波
の受波レベルに基づいて送波部又は受波部を特定するこ
とにより、当該位置情報報知装置に対する該情報案内装
置の位置する方向を検出することを特徴とする位置情報
報知装置。 - 【請求項20】利用者に案内するための所定情報を無線
通信によって送信する送信手段を有する情報案内装置か
ら送信された該所定情報を受信する受信機において、請
求項8、9、10、11、12、13、14、15、1
6、17、18又は19の位置情報報知装置の機能を有
することを特徴とする受信機。 - 【請求項21】所定情報を利用者に案内する情報案内シ
ステムにおいて、請求項4、5、6又は7の情報案内装
置と、請求項8、9、10、12、13、14、15、
16、17又は19の位置情報報知装置とを有すること
を特徴とする情報案内システム。 - 【請求項22】所定情報を利用者に案内する情報案内シ
ステムにおいて、請求項1、2、3、5、6又は7の情
報案内装置と、請求項11、12、13、14、15、
16、18又は19の位置情報報知装置とを有すること
を特徴とする情報案内システム。 - 【請求項23】利用者に案内するための所定情報を無線
通信によって送信する送信手段を有する情報案内装置
と、該情報案内装置から送信された該所定情報を受信す
る受信機とを有する情報案内システムにおいて、上記情
報案内装置が、請求項4、5、6又は7の情報案内装置
であり、上記受信機が、請求項8、9、10、12、1
3、14、15、16、17又は19の位置情報報知装
置の機能を有する請求項20の受信機であることを特徴
とする情報案内システム。 - 【請求項24】利用者に案内するための所定情報を無線
通信によって送信する送信手段を有する情報案内装置
と、該情報案内装置から送信された該所定情報を受信す
る受信機とを有する情報案内システムにおいて、上記情
報案内装置が、請求項1、2、3、5、6又は7の情報
案内装置であり、上記受信機が、請求項11、12、1
3、14、15、16、18又は19の位置情報報知装
置の機能を有する請求項20の受信機であることを特徴
とする情報案内システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15889599A JP2000348281A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 情報案内装置、位置情報報知装置、受信機及び情報案内システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15889599A JP2000348281A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 情報案内装置、位置情報報知装置、受信機及び情報案内システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000348281A true JP2000348281A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15681729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15889599A Withdrawn JP2000348281A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 情報案内装置、位置情報報知装置、受信機及び情報案内システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000348281A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010086112A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Yamaha Corp | 送信機、ガイド端末、及びナビゲーションシステム |
JP2011199381A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Kddi Corp | 無線通信方法およびシステムならびにその無線通信装置 |
-
1999
- 1999-06-07 JP JP15889599A patent/JP2000348281A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010086112A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Yamaha Corp | 送信機、ガイド端末、及びナビゲーションシステム |
JP2011199381A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Kddi Corp | 無線通信方法およびシステムならびにその無線通信装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060905 |