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JP2000347001A - 光重合性組成物およびハードコート剤 - Google Patents

光重合性組成物およびハードコート剤

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Publication number
JP2000347001A
JP2000347001A JP11156535A JP15653599A JP2000347001A JP 2000347001 A JP2000347001 A JP 2000347001A JP 11156535 A JP11156535 A JP 11156535A JP 15653599 A JP15653599 A JP 15653599A JP 2000347001 A JP2000347001 A JP 2000347001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
energy ray
meth
acrylate
photopolymerizable composition
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11156535A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Hiratsuka
一郎 平塚
Kazuo Okawa
和夫 大川
Hiroyuki Tachikawa
裕之 立川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Denka Kogyo KK filed Critical Asahi Denka Kogyo KK
Priority to JP11156535A priority Critical patent/JP2000347001A/ja
Publication of JP2000347001A publication Critical patent/JP2000347001A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カールの原因である硬化時の収縮が極めて小
さく、従って密着性に優れかつ、透明性、耐磨耗性、耐
溶剤性にも優れた光重合性組成物及びハードコート剤を
提供する。 【解決手段】 必須の成分として、エネルギー線重合性
材料100重量部、及び該エネルギー線重合性材料に対
してSiO換算で1〜500重量部の平均粒子径5〜
200nmの有機溶剤分散型コロイダルシリカを含有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光重合性組成物およ
びハードコート剤に関し、詳しくは光重合反応後の硬化
膜が透明性に優れかつ、耐磨耗性、密着性、耐溶剤性に
優れた光重合性組成物およびプラスチック材料表面被覆
用のハードコート剤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にエンジニアリングプラスチック
は軽量、易成型性、安価等の理由でガラスや金属の代替
品として広く使用されている。しかし、これらは傷つき
やすく、また容易に各種溶剤にて表面が浸食されるとい
う問題を有していた。
【0003】従来、エンジニアリングプラスチックにお
けるこれらの障害を除去するために、かかるプラスチッ
ク表面を硬度の高いエネルギー線硬化樹脂塗料で保護す
ることが行われている。
【0004】しかし、市場からの要求が高まるにつれ、
より高度な表面硬度が要求され、表面保護膜の硬度をこ
れまで以上に高める必要性が生じてきた。
【0005】表面保護膜の硬度をエネルギー線硬化樹脂
で向上させるためには、架橋密度を上げることが最も簡
便な方法であるが、この場合、硬化終了時に硬化膜内部
に残存する内部応力が大きくなる影響により密着性が悪
化するという問題が新たに生ずるようになった。したが
って、高硬度と各種プラスチック表面への良好な密着特
性とを両立しうる樹脂は得られていないのが現状であ
る。
【0006】また、上述のように架橋密度を上げ、表面
硬度を高めたエネルギー線硬化樹脂を薄いプラスチック
フィルム表面の保護材として使用すると、硬化収縮が大
きい結果、プラスチックフィルムがカールしてしまう欠
点があった。
【0007】また、硬化膜の表面硬度を上げる手段とし
て、アクリル樹脂にコロイダルシリカを配合してなるエ
ネルギー線硬化樹脂も開発されている。例えば、特開平
6−41467号、特開平6−92011号、特開平6
−100799号、特開平6−41468号、特開平6
−287470号、特開平6−100797号、特開平
7−41732号、特開平7−109355号、特開平
7−207190号、特開平7−247383号、特開
平7−258582号、特開平7−331179号、特
開平8−325474号、特開平8−259719号、
特開平8−209026号、特開平9−157315
号、特開平9−194760号、特開平10−6030
7号、特開平10−95951号、特開平10−818
39号、特開平10−287824号の各公報等に、特
定の(メタ)アクリル樹脂にコロイダルシリカを配合し
てなるエネルギー線硬化樹脂が公開されている。
【0008】しかし、これらの技術は(メタ)アクリロ
イル基の重合時の収縮の低減について何等の改善をもた
らすものではなく、依然として硬化時に大きな内部応力
を内在することに由来する基材密着性不足、あるいはプ
ラスチックフィルムのカール発生等の問題を残してい
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、前述のカールの原因である硬化時の収縮が極めて小
さく、従って密着性に優れかつ、透明性、耐磨耗性、耐
溶剤性にも優れた光重合性組成物およびハードコート剤
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、光重合性組成物として
以下の構成を採用することにより上記目的を達成しうる
ことを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0011】即ち、本発明の光重合性組成物は、必須の
成分として、エネルギー線重合性材料100重量部、お
よび該エネルギー線重合性材料に対してSiO換算で
1〜500重量部の平均粒子径5〜200nmの有機溶
剤分散型コロイダルシリカを含有することを特徴とする
ものである。
【0012】本発明の光重合性組成物においては、前記
エネルギー線重合性材料が、(1)カチオン重合性有機
物質と、(2)エネルギー線感受性カチオン重合開始剤
とからなるもの、あるいは、前記エネルギー線重合性材
料が、(1)カチオン重合性有機物質と、(2)エネル
ギー線感受性カチオン重合開始剤と、(3)ラジカル重
合性有機物質と、(4)エネルギー線感受性ラジカル重
合開始剤とからなるものが好ましい。この場合、前記エ
ネルギー線重合性材料における、(1)カチオン重合性
有機物質と(3)ラジカル重合性有機物質の重量比
(1):(3)は、好ましくは1〜100:0〜99で
ある。
【0013】また、本発明のプラスチック材料表面被覆
用のハードコート剤は、これらの光重合性組成物を用い
たことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に使用される有機溶剤分散
型コロイダルシリカとは、シリカ粒子を有機溶剤に分散
させたものである。
【0015】ここで使用される有機溶剤は、特に限定さ
れるものではないが、一例を示すと、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶剤、メタノ
ール、エタノール、イソプロパノール等のアルコール系
溶剤、ベンゼン、トルエン、キシレン等のBTX系溶
剤、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレン
グリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル等のセルソルブ系溶剤、酢酸メチル、
酢酸エチル等のエステル系溶剤、カルビトール系溶剤、
等の有機溶剤を挙げることができ、これらの有機溶剤は
1種または2種以上の混合溶剤として使用することがで
き、好ましくは沸点200℃以下の有機溶剤がよく、ま
た、水分含有量が5重量%以下であることが望ましい。
【0016】有機溶剤中のシリカの含量は任意である。
後述のエネルギー線重合性材料との割合においてSiO
含量が所望範囲内であればよいので特に限定されるも
のではないが、好ましくは1〜60重量%のSiO
含むものがよい。
【0017】SiO分が少なすぎると高硬度膜を得に
くく、また多すぎるとコロイダルシリカが不安定となり
やすい。
【0018】有機溶剤に分散しているSiOの平均粒
子径は5〜200nmであり、より望ましくは平均粒子
径5〜100nmである。平均粒子径が5nm未満の場
合、安定したコロイド状を保てず、配合したエネルギー
線重合性組成物の安定性が悪化する。逆に200nmを
超えると、硬化膜の透明性が悪化するため、本発明の特
徴である透明性において不適当なものとなる。
【0019】本発明に使用する有機溶剤分散型コロイダ
ルシリカは、シリカ粒子が有機溶剤中にコロイド状に分
散していることが必要であり、分散液として使用するも
のであるので、例えば、3000rpmで30分間の遠
心分離処理により、沈降物がSiO含有量の5重量%
以下の安定した分散液を使用することが好ましい。
【0020】この様な有機溶剤分散型コロイダルシリカ
は、単にSiO粉末を前述の有機溶剤に分散しただけ
では得ることはできない。SiO粉末を単に分散させ
たものを用いた場合、分散粒子が上記の粒子径範囲から
大幅に逸脱するため、透明性に優れた組成物は得られな
い。
【0021】本発明に使用可能なこのような有機溶剤分
散型コロイダルシリカは、例えば、水分散型コロイダル
シリカの溶剤交換や、エチルシリケートの加水分解によ
り得ることができる。また、一般市販品をそのまま使用
することも可能で、アデライト(旭電化工業(株)
製)、スノーテックス(日産化学(株)製)、カタロイ
ド(触媒化成(株)製)等の商品名で市販されているも
のを使用することができる。
【0022】また、コロイダルシリカの表面シラノール
基はアルコキシシラン等のシランカップリング剤、アル
コキシチタン等のチタネートカップリング剤により変性
することもできる。
【0023】この表面シラノール基の反応は高温高圧下
における分散溶剤の水酸基、カルボキシル基と表面シラ
ノール基の脱水縮合反応によるものも含む。
【0024】本発明の光重合性組成物は、エネルギー線
重合性材料100重量部に対して前述の平均粒子径5〜
200nmの有機溶剤分散型コロイダルシリカを、Si
換算で1〜500重量部含有するものである。
【0025】コロイダルシリカが上記量未満であるとエ
ネルギー線硬化した膜の表面硬度が不十分になり、上記
量を超えて配合すると硬化塗膜が不透明化し、不適当な
ものとなる。
【0026】本発明に使用するエネルギー線重合性材料
は、(1)カチオン重合性有機物質と、(2)エネルギ
ー線感受性カチオン重合開始剤とからなるものか、ある
いは上記(1)、(2)に加えて、(3)ラジカル重合
性有機物質と、(4)エネルギー線感受性ラジカル重合
開始剤とからなるものとすることができる。
【0027】エネルギー線重合性材料に使用し得る
(1)カチオン重合性有機物質としては、例えば、エポ
キシ化合物、環状エーテル化合物、オキセタン化合物、
環状ラクトン化合物、環状アセタール化合物、環状チオ
エーテル化合物、スピロオルソエステル化合物、ビニル
化合物などであり、これらの1種または2種以上を使用
することができる。中でも、入手するのが容易であり取
扱いに便利なエポキシ化合物が適している。かかるエポ
キシ化合物としては、芳香族エポキシ樹脂、脂環族エポ
キシ樹脂、脂肪族エポキシ樹脂などが適している。
【0028】芳香族エポキシ樹脂の具体例としては、少
なくとも1個の芳香族環を有する多価フェノールまた
は、そのアルキレンオキサイド付加物のポリグリシジル
エーテル、例えばビスフェノールA、ビスフェノール
F、またこれらに更にアルキレンオキサイドを付加させ
た化合物のグリシジルエーテル、エポキシノボラック樹
脂、エポキシ化フルオレン樹脂、エポキシ化カルバゾー
ル樹脂等が挙げられる。
【0029】また、脂環族エポキシ樹脂の具体例として
は、少なくとも1個の脂環族環を有する多価アルコール
のポリグリシジルエーテルまたはシクロヘキセン、シク
ロペンテン環含有化合物を酸化剤でエポキシ化すること
によって得られるシクロヘキセンオキサイド構造含有化
合物または、シクロペンテンオキサイド構造含有化合
物、またはビニルシクロヘキサン構造を有する化合物を
酸化剤でエポキシ化することによって得られるビニルシ
クロヘキサンオキサイド構造含有化合物が挙げられる。
例えば、水素添加ビスフェノールAジグリシジルエーテ
ル、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−
エポキシシクロヘキシルカルボキシレート、3,4−エ
ポキシ−1−メチルシクロヘキシル−3,4−エポキシ
−1−メチルシクロヘキサンカルボキシレート、6−メ
チル−3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−6−メ
チル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレー
ト、3,4−エポキシ−3−メチルシクロヘキシルメチ
ル−3,4−エポキシ−3−メチルシクロヘキサンカル
ボキシレート、3,4−エポキシ−5−メチルシクロヘ
キシルメチル−3,4−エポキシ−5−メチルシクロヘ
キサンカルボキシレート、2−(3,4−エポキシシク
ロヘキシル−5,5−スピロ−3,4−エポキシ)シク
ロヘキサン−メタジオキサン、ビス(3,4−エポキシ
シクロヘキシルメチル)アジペート、ビニルシクロヘキ
センジオキサイド、4 −ビニルエポキシシクロヘキサ
ン、ビス(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシ
ルメチル)アジペート、3,4−エポキシ−6−メチル
シクロヘキシルカルボキシレート、メチレンビス(3,
4−エポキシシクロヘキサン)、ジシクロペンタジエン
ジエポキサイド、エチレングリコールジ(3,4−エポ
キシシクロヘキシルメチル)エーテル、エチレンビス
(3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレー
ト)、エポキシヘキサヒドロフタル酸ジオクチル、エポ
キシヘキサヒドロフタル酸ジ−2−エチルヘキシル等が
挙げられる。
【0030】脂肪族エポキシ樹脂の具体例としては、脂
肪族多価アルコールまたはそのアルキレンオキサイド付
加物のポリグリシジルエーテル、脂肪族長鎖多塩基酸の
ポリグリシジルエステル、脂肪族長鎖不飽和炭化水素を
酸化剤で酸化することによって得られるエポキシ含有化
合物、グリシジルアクリレートまたはグリシジルメタク
リレートのホモポリマー、グリシジルアクリレートまた
はグリシジルメタクリレートのコポリマー等が挙げられ
る。代表的な化合物として、1,4−ブタンジオールジ
グリシジルエーテル,1,6−ヘキサンジオールジグリ
シジルエーテル,グリセリンのトリグリシジルエーテ
ル、トリメチロールプロパンのトリグリシジルエーテ
ル、ソルビトールのテトラグリシジルエーテル、ジペン
タエルスリトールのヘキサグリシジルエーテル、ポリエ
チレングリコールのジグリシジルエーテル、ポリプロピ
レングリコールのジグリシジルエーテルなどの多価アル
コールのグリシジルエーテル。また、プロピレングリコ
ール,グリセリン等の脂肪族多価アルコールに1種また
は2種以上のアルキレンオキサイドを付加することによ
って得られるポリエーテルポリオールのポリグリシジル
エーテル、脂肪族長鎖二塩基酸のジグリシジルエステル
が挙げられる。さらに、脂肪族高級アルコールのモノグ
リシジルエーテルやフェノール,クレゾール,ブチルフ
ェノール、またこれらにアルキレンオキサイドを付加す
ることによって得られるポリエーテルアルコールのモノ
グリシジルエーテル、高級脂肪酸のグリシジルエステ
ル、エポキシ化大豆油、エポキシステアリン酸オクチ
ル、エポキシステアリン酸ブチル、エポキシ化アマニ
油、エポキシ化ポリブタジエン等が挙げられる。
【0031】(1)カチオン重合性有機物質のエポキシ
化合物以外の具体例としては、トリメチレンオキサイ
ド、3,3−ジメチルオキセタン、3,3−ジクロロメ
チルオキセタン、3−メチル−3−ヒドロキシメチルオ
キセタン、3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタ
ン、1,4−ビス〔(3−エチル−3−オキセタニルメ
トキシ)メチル〕ベンゼン等のオキセタン化合物、テト
ラヒドロフラン、2,3−ジメチルテトラヒドロフラン
等のオキソフラン化合物、トリオキサン、1,3−ジオ
キソラン、1,3,6−トリオキサンシクロオクタン等
の環状アセタール化合物、β−プロピオラクトン、ε−
カプロラクトン等の環状ラクトン化合物、エチレンスル
フィド、チオエピクロロヒドリン等のチイラン化合物、
1,3−プロピンスルフィド、3,3−ジメチルチエタ
ン等のチエタン化合物、テトラヒドロチオフェン誘導体
等の環状チオエーテル化合物、エチレングリコールジビ
ニルエーテル、アルキルビニルエーテル、3,4−ジヒ
ドロピラン−2−メチル(3,4−ジヒドロピラン−2
−カルボキシレート)、トリエチレングリコールジビニ
ルエーテル等のビニル化合物、エポキシ化合物とラクト
ンの反応によって得られるスピロオルソエステル化合
物、ビニルシクロヘキセン、イソブチレン、ポリブタジ
エン等のエチレン性不飽和化合物および上記化合物の誘
導体等が挙げられる。
【0032】なお、本発明においては、(1)カチオン
重合性有機物質として、上述したカチオン重合性物質の
うち1種または2種類以上の化合物を配合して使用する
ことができる。
【0033】また、これらに限定されるものではない
が、(1)カチオン重合性有機物質のうち好ましいもの
は、1分子中に少なくとも2個以上のエポキシ基を有す
る脂環式エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹
脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、エポキシ化フル
オレン樹脂、エポキシ化カルバゾール樹脂である。
【0034】エネルギー線重合性材料に使用し得る
(2)エネルギー線感受性カチオン重合開始剤として
は、エネルギー線照射によりカチオン重合を開始させる
物質を放出することが可能な化合物であり、特に好まし
いものは、照射によってルイス酸を放出するオニウム塩
である複塩、またはその誘導体である。かかる化合物の
代表的なものとしては一般式、 [A]m+[B]m− で表される陽イオンと陰イオンの塩を挙げることができ
る。
【0035】ここで、陽イオンAm+はオニウムである
のが好ましく、その構造は例えば、 [(RZ]m+ で表すことができる。
【0036】更にここで、Rは炭素数が1〜60であ
り、炭素以外の原子をいくつ含んでもよい有機の基であ
る。aは1〜5なる整数である。a個のRは各々独立
で、同一でも異なっていてもよい。また、少なくとも1
つは、芳香環を有する上記の如き有機の基であることが
好ましい。ZはS、N、Se、Te、P、As、Sb、
Bi、O、I、Br、Cl、F、N=Nからなる群から
選ばれる原子あるいは原子団である。また、陽イオンA
m+中のZの原子価をzとしたとき、m=a−zなる関
係が成り立つことが必要である。
【0037】また、陰イオンBm−は、ハロゲン化物錯
体であるのが好ましく、その構造は例えば、 [LXm− で表すことができる。
【0038】更にここで、Lはハロゲン化物錯体の中心
原子である金属または半金属(Metalloid )
であり、B、P、As、Sb、Fe、Sn、Bi、A
l、Ca、In、Ti、Zn、Sc、V、Cr、Mn、
Co等である。Xはハロゲンである。bは3〜7なる整
数である。また、陰イオンBm−中のLの原子価をpと
したとき、m=b−pなる関係が成り立つことが必要で
ある。
【0039】上記一般式の陰イオン[LXm−の具
体例としては、テトラフルオロボレート(BF
ヘキサフルオロホスフェート(PF、ヘキサフル
オロアンチモネート(SbF、ヘキサフルオロア
ルセネート(AsF、ヘキサクロロアンチモネー
ト(SbCl等が挙げられる。
【0040】また、陰イオンBm−は、 [LXb−1(OH)]m− で表される構造のものも好ましく用いることができる。
L、X、bは上記と同様である。また、その他用いるこ
とができる陰イオンとしては、過塩素酸イオン(ClO
、トリフルオロメチル亜硫酸イオン(CFSO
、フルオロスルホン酸イオン(FSO、ト
ルエンスルホン陰酸イオン、トリニトロベンゼンスルホ
ン酸陰イオン等が挙げられる。
【0041】また、陰イオンBm−として、テトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレートも好ましく使用す
ることができる。
【0042】本発明では、この様なオニウム塩のなかで
も、芳香族オニウム塩を使用するのが特に有効である。
中でも、特開昭50−151997号、特開昭50−1
58680号公報に記載の芳香族ハロニウム塩、特開昭
50−151997号、特開昭52−30899号、特
開昭56−55420号、特開昭55−125105号
公報等に記載のVIA族芳香族オニウム塩、特開昭50
−158698号公報記載のVA族芳香族オニウム塩、
特開昭56−8428号、特開昭56−149402
号、特開昭57−192429号公報等に記載のオキソ
スルホキソニウム塩、特開昭49−17040号記載の
芳香族ジアゾニウム塩、米国特許第4139655号明
細書記載のチオビリリウム塩等が好ましい。また、その
他好ましいものとしては、鉄/アレン錯体やアルミニウ
ム錯体/光分解珪素化合物系開始剤等も挙げられる。
【0043】これらの芳香族オニウム塩のなかでも特に
好ましいのは、陽イオンとして または (式中、Rは夫々同一でも異なっていてもよい水素原
子、ハロゲン原子、あるいは酸素原子またはハロゲン原
子を含んでもよい炭化水素基、もしくは置換基がついて
もよいアルコキシ基、Arは1以上の水素原子が置換さ
れていてもよいフェニル基である。)で表される化合物
および(トリルクミル)ヨードニウム、ビス(ターシャ
リブチルフェニル)ヨードニウム、トリフェニルスルホ
ニウム等からなるものが挙げられる。例えば、4,4’
−ビス(ジ(β−ヒドロキシエトキシ)フェニルスルフ
ォニオ)フェニルスルフィド−ビス−ヘキサフルオロホ
スフェート、4−(4−ベンゾイル−フェニルチオ)フ
ェニル−ジ−(4−フルオロフェニル)スルホニウムヘ
キサフルオロホスフェート、4,4’−ビス(ジ(β−
ヒドロキシエトキシ)フェニルスルフォニオ)フェニル
スルフィド−ビス−ヘキサフルオロホスフェート、4,
4’−ビス(ジ(β−ヒドロキシエトキシ)フェニルス
ルホニオ)フェニルスルフィド−ビス−ヘキサフルオロ
アンチモネート、4,4’−ビス(ジフルオロフェニル
スルホニオ)フェニルスルフィド−ビス−ヘキサフルオ
ロホスフェート、4,4’−ビス(ジフルオロフェニル
スルホニオ)フェニルスルフィド−ビス−ヘキサフルオ
ロアンチモネート、4,4’−ビス(フェニルスルホニ
オ)フェニルスルフィド−ビス−ヘキサフルオロホスフ
ェート、4,4’−ビス(フェニルスルホニオ)フェニ
ルスルフィド−ビス−ヘキサフルオロアンチモネート、
4−(4−ベンゾイルフェニルチオ)フェニル−ジ−
(4−(β−ヒドロキシエトキシ)フェニル)スルホニ
ウムヘキサフルオロホスフェート、4−(4−ベンゾイ
ルフェニルチオ)フェニル−ジ−(4−(β−ヒドロキ
シエトキシ)フェニル)スルホニウムヘキサフルオロア
ンチモネート、4−(4−ベンゾイルフェニルチオ)フ
ェニル−ジ−(4−フルオロフェニル)スルホニウムヘ
キサフルオロホスフェート、4−(4−ベンゾイルフェ
ニルチオ)フェニル−ジ−(4−フルオロフェニル)ス
ルホニウムヘキサフルオロアンチモネート、4−(4−
ベンゾイルフェニルチオ)フェニル−ジフェニルスルホ
ニウムヘキサフルオロホスフェート、4−(4−ベンゾ
イルフェニルチオ)フェニル−ジフェニルスルホニウム
ヘキサフルオロアンチモネート、4−(フェニルチオ)
フェニル−ジ−(4−(β−ヒドロキシエトキシ)フェ
ニル)スルホニウムヘキサフルオロホスフェート、4−
(フェニルチオ)フェニル−ジ−(4−(β−ヒドロキ
シエトキシ)フェニル)スルホニウムヘキサフルオロア
ンチモネート、4−(フェニルチオ)フェニル−ジ−
(4−フルオロフェニル)スルホニウムヘキサフルオロ
ホスフェート、4−(フェニルチオ)フェニル−ジ−
(4−フルオロフェニル)スルホニウムヘキサフルオロ
アンチモネート 4−(フェニルチオ)フェニル−ジフェニルスルホニウ
ムヘキサフルオロホスフェート、4−(フェニルチオ)
フェニル−ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロアン
チモネート、4−(2−クロロ−4−ベンゾイルフェニ
ルチオ)フェニルビス(4−フルオロフェニル)スルホ
ニウムヘキサフルオロホスフェート、4−(2−クロロ
−4−ベンゾイルフェニルチオ)フェニルビス(4−フ
ルオロフェニル)スルホニウムヘキサフルオロアンチモ
ネート、4−(2−クロロ−4−ベンゾイルフェニルチ
オ)フェニルジフェニルスルホニウムヘキサフルオロホ
スフェート、4−(2−クロロ−4−ベンゾイルフェニ
ルチオ)フェニルジフェニルスルホニウムヘキサフルオ
ロアンチモネート、4−(2−クロロ−4−ベンゾイル
フェニルチオ)フェニルビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホニウムヘキサフルオロホスフェート、4−
(2−クロロ−4−ベンゾイルフェニルチオ)フェニル
ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホニウムヘキサフ
ルオロアンチモネート、トリフェニルスルホニウムヘキ
サフルオロホスフェート、トリフェニルスルホニウムヘ
キサフルオロアンチモネート、(トリルクミル)ヨード
ニウムヘキサフルオロホスフェート、(トリルクミル)
ヨードニウムヘキサフルオロアンチモネート、(トリル
クミル)ヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェ
ニル)ボレート、ビス(ターシャリブチルフェニル)ヨ
ードニウムヘキサフルオロホスフェート、ビス(ターシ
ャリブチルフェニル)ヨードニウムヘキサフルオロアン
チモネート、ビス(ターシャリブチルフェニル)ヨード
ニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、ベンジル−4−ヒドロキシフェニルメチルスルホニ
ウムヘキサフルオロホスフェート、ベンジル−4−ヒド
ロキシフェニルメチルスルホニウムヘキサフルオロアン
チモネート、ベンジルジメチルスルホニウムヘキサフル
オロホスフェート、ベンジルジメチルスルホニウムヘキ
サフルオロアンチモネート、p−クロロベンジル−4−
ヒドロキシフェニルメチルスルホニウムヘキサフルオロ
ホスフェート、p−クロロベンジル−4−ヒドロキシフ
ェニルメチルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネー
ト、4−アセトキシフェニルジメチルスルホニウムヘキ
サフルオロホスフェート、4−アセトキシフェニルジメ
チルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネート、4−
メトキシカルボニルオキシフェニルジメチルスルホニウ
ムヘキサフルオロホスフェート、4−メトキシカルボニ
ルオキシフェニルジメチルスルホニウムヘキサフルオロ
アンチモネート、4−エトキシカルボニルオキシフェニ
ルジメチルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート、
4−エトキシカルボニルオキシフェニルジメチルスルホ
ニウムヘキサフルオロアンチモネート、α−ナフチルメ
チルジメチルスルホニウムヘキサフルオロホスフェー
ト、α−ナフチルメチルジメチルスルホニウムヘキサフ
ルオロアンチモネート、α−ナフチルメチルテトラメチ
レンスルホニウムヘキサフルオロホスフェート、α−ナ
フチルメチルテトラメチレンスルホニウムヘキサフルオ
ロアンチモネート、シンナミルジメチルスルホニウムヘ
キサフルオロホスフェート、シンナミルジメチルスルホ
ニウムヘキサフルオロアンチモネート、シンナミルテト
ラメチレンスルホニウムヘキサフルオロホスフェート、
シンナミルテトラメチレンスルホニウムヘキサフルオロ
アンチモネート、N−(α−フェニルベンジル)−2−
シアノピリジニウムヘキサフルオロホスフェート、N−
(α−フェニルベンジル)−2−シアノピリジニウムヘ
キサフルオロアンチモネート、N−シンナミル−2−シ
アノピリジニウムヘキサフルオロホスフェート、N−シ
ンナミル−2−シアノピリジニウムヘキサフルオロアン
チモネート、N−(α−ナフチルメチル)−2−シアノ
ピリジニウムヘキサフルオロホスフェート、N−(α−
ナフチルメチル)−2−シアノピリジニウムヘキサフル
オロアンチモネート、N−ベンジル−2−シアノピリジ
ニウムヘキサフルオロホスフェート、N−ベンジル−2
−シアノピリジニウムヘキサフルオロアンチモネート等
を挙げることができる。
【0044】また、これらの(2)エネルギー線感受性
カチオン重合開始剤の好ましい使用量は、カチオン重合
性有機物質100重量部に対して0.1〜50重量%。
より好ましくは1.0〜20重量%で調整するのがよ
い。(1)カチオン重合性有機物質100重量部に対し
て、(2)エネルギー線感受性カチオン重合開始剤の配
合量が0.1重量%未満であると硬化が不十分となるこ
とがあり、表面硬度の低下を招き、好ましくない。ま
た、50重量%を超えて配合しても、諸特性の向上はな
く、逆に、硬化しないエネルギー線感受性カチオン重合
開始剤成分の増大に伴い、硬化後の各種下地への密着性
低下が起こりやすく好ましくない。
【0045】エネルギー線重合性材料に使用し得る
(3)ラジカル重合性有機物質は、好ましくは、1分子
中に少なくとも1個以上の不飽和二重結合を有する化合
物である。
【0046】かかる化合物としては、例えばアクリレー
ト化合物、メタクリレート化合物、アリルウレタン化合
物、不飽和ポリエステル化合物、スチレン系化合物等が
挙げられる。
【0047】かかるラジカル重合性有機物質の中でもメ
タ(アクリル)基を有する化合物は、合成、入手が容易
で、かつ取り扱いも容易であり、好ましい。例えば、エ
ポキシ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリ
レート、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエー
テル(メタ)アクリレート、アルコール類の(メタ)ア
クリル酸エステルが挙げられる。
【0048】ここで、エポキシ(メタ)アクリレートと
は、例えば、従来公知の芳香族エポキシ樹脂、脂環式エ
ポキシ樹脂、脂肪族エポキシ樹脂などと、(メタ)アク
リル酸とを反応させて得られるアクリレートである。こ
れらのエポキシアクリレートのうち、特に好ましいもの
は、芳香族エポキシ樹脂のアクリレートであり、少なく
とも1個の芳香核を有する多価フェノールまたはそのア
ルキレンオキサイド付加体のポリグリシジルエーテル
を、(メタ)アクリル酸と反応させて得られる(メタ)
アクリレートである。例えば、ビスフェノールA、また
はそのアルキレンオキサイド付加体とエピクロロヒドリ
ンとの反応によって得られるグリシジルエーテルを、
(メタ)アクリル酸と反応させて得られる(メタ)アク
リレート、エポキシノボラック樹脂と(メタ)アクリル
酸を反応して得られる(メタ)アクリレート等が挙げら
れる。ウレタン(メタ)アクリレートとして好ましいも
のは、1種または2種以上の水酸基含有ポリエステルや
水酸基含有ポリエーテルに水酸基含有(メタ)アクリル
酸エステルとイソシアネート類を反応させて得られる
(メタ)アクリレートや、水酸基含有(メタ)アクリル
酸エステルとイソシアネート類を反応させて得られる
(メタ)アクリレート等である。
【0049】ここで使用する水酸基含有ポリエステルと
して好ましいものは、1種または2種以上の多価アルコ
ールと、1種または2種以上の多塩基酸との反応によっ
て得られる水酸基含有ポリエステルであって、脂肪族多
価アルコールとしては、例えば1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
ネオペンチルグリコール、ポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール、ポリブチレングリコール、ト
リメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリト
ール、ジペンタエリスリトールなどが挙げられる。多塩
基酸としては、例えば、アジピン酸、テレフタル酸、無
水フタル酸、トリメリット酸などが挙げられる。
【0050】水酸基含有ポリエーテルとして好ましいも
のは、多価アルコールに1種または2種以上のアルキレ
ンオキサイドを付加することによって得られる水酸基含
有ポリエーテルであって、多価アルコールとしては、前
述した化合物と同様のものが例示できる。アルキレンオ
キサイドとしては、例えば、エチレンオキサイド、プロ
ピレンオキサイド、ブチレンオキサイドが挙げられる。
【0051】水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルと
して好ましいものは、多価アルコールと(メタ)アクリ
ル酸のエステル化反応によって得られる水酸基含有(メ
タ)アクリル酸エステルであって、多価アルコールとし
ては、前述した化合物と同様のものが例示できる。
【0052】かかる水酸基含有(メタ)アクリル酸のう
ち、二価アルコールと(メタ)アクリル酸とのエステル
化反応によって得られる水酸基含有(メタ)アクリル酸
エステルは特に好ましく、例えば2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレートが挙げられる。
【0053】イソシアネート類としては、分子中に少な
くとも1個以上のイソシアネート基を持つ化合物が好ま
しく、トリレンジイソシアネートや、ヘキサメチレンジ
イソシアネート、イソホロンジイソシアネートなどの2
価のイソシアネート化合物が特に好ましい。
【0054】ポリエステル(メタ)アクリレートとして
好ましいものは、水酸基含有ポリエステルと(メタ)ア
クリル酸とを反応させて得られるポリエステル(メタ)
アクリレートである。ここで使用する水酸基含有ポリエ
ステルとして好ましいものは、1種または2種以上の多
価アルコールと、1種または2種以上の1塩基酸、多塩
基酸とのエステル化反応によって得られる水酸基含有ポ
リエステルであって、多価アルコールとしては、前述し
た化合物と同様のものが例示できる。1塩基酸として
は、例えばギ酸、酢酸、酪酸、安息香酸が挙げられる。
多塩基酸としては、例えばアジピン酸、テレフタル酸、
無水フタル酸、トリメリット酸が挙げられる。
【0055】ポリエーテル(メタ)アクリレートとして
好ましいものは、水酸基含有ポリエーテルと、メタ(ア
クリル)酸とを反応させて得られるポリエーテル(メ
タ)アクリレートである。ここで使用する水酸基含有ポ
リエーテルとして好ましいものは、多価アルコールに1
種または2種以上のアルキレンオキサイドを付加するこ
とによって得られる水酸基含有ポリエーテルであって、
多価アルコールとしては、前述した化合物と同様のもの
が例示できる。アルキレンオキサイドとしては、例え
ば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチ
レンオキサイドが挙げられる。
【0056】アルコール類の(メタ)アクリル酸エステ
ルとして好ましいものは、分子中に少なくとも1個の水
酸基を持つ芳香族または脂肪族アルコール、およびその
アルキレンオキサイド付加体と(メタ)アクリル酸とを
反応させて得られる(メタ)アクリレートであり、例え
ば、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、2−ヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレート、イソアミル(メタ)ア
クリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリ
ル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリ
レート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレー
ト、イソボニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メ
タ)アクリレート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)
アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アク
リレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリ
レート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ポリ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロ
ピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールプロパントリ(メタ)アクリレート、エチレンオキ
サイド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリ
レート、プロピレンオキサイド変性トリメチロールプロ
パントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール
テトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトール
ヘキサ(メタ)アクリレート、ε−カプロラクトン変性
ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、
フルオレン誘導体ジ(メタ)アクリレート、カルバゾー
ル誘導体ジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。これ
らのラジカル重合性有機物質は、1種或いは2種以上を
所望の性能に応じて配合して使用することができる。
【0057】エネルギー線重合性材料に使用し得る
(4)ネルギー線感受性ラジカル重合開始剤としては、
エネルギー照射によってラジカル重合を開始させること
が可能な化合物であり、アセトフェノン系化合物、ベン
ジル系化合物、ベンゾフェノン系化合物、チオキサント
ン系化合物などのケトン系化合物が好ましい。
【0058】アセトフェノン系化合物としては、例え
ば、ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−
メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、4’−イソ
プロピル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノ
ン、2−ヒドロキシメチル−2−メチルプロピオフェノ
ン、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−
1−オン、p−ジメチルアミノアセトフェノン、p−タ
ーシャリブチルジクロロアセトフェノン、p−ターシャ
リブチルトリクロロアセトフェノン、p−アジドベンザ
ルアセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェ
ニルケトン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フ
ェニル]−2−モルフォリノプロパノン−1、2−ベン
ジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフ
ェニル)−ブタノン−1、ベンゾイン、ベンゾインメチ
ルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイ
ソプロピルエーテル、ベンゾイン−n−ブチルエーテ
ル、ベンゾインイソブチルエーテル等が挙げられる。
【0059】ベンジル系化合物としては、ベンジル、ア
ニシル等が挙げられる。
【0060】ベンゾフェノン系化合物としては、例えば
ベンゾフェノン、o−ベンゾイル安息香酸メチル、ミヒ
ラーケトン、4,4’−ビスジエチルアミノベンゾフェ
ノン、4,4’−ジクロロベンゾフェノン、4−ベンゾ
イル−4’−メチルジフェニルスルフィドなどが挙げら
れる。
【0061】チオキサントン系化合物としては、チオキ
サントン、2−メチルチオキサントン、2−エチルチオ
キサントン、2−クロロチオキサントン、2−イソプロ
ピルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン
等が挙げられる。
【0062】これらの(4)エネルギー線感受性ラジカ
ル重合開始剤は、1種あるいは2種以上のものを所望の
性能に応じて配合して使用することができる。
【0063】以上のような(4)エネルギー線感受性ラ
ジカル重合開始剤は、(3)ラジカル重合性有機物質に
対して、好ましくは0.05〜10重量%、より好まし
くは0.1〜10重量%配合される。この範囲を上回る
と十分な強度が得られないことがあり、下回ると樹脂が
十分硬化しない場合がある。
【0064】上述の(3)ラジカル重合性有機物質と
(4)エネルギー線感受性ラジカル重合開始剤を配合し
た光重合性組成物は、これらを配合しない場合に比べ、
エネルギー線を照射したときの硬化速度が更に上昇し好
ましい。
【0065】エネルギー線重合性材料における、(1)
カチオン重合性有機物質と(3)ラジカル重合性有機物
質の重量比(1):(3)は1〜100:0〜99であ
ることが好ましい。(1)カチオン重合性有機物質の含
有量が1重量%未満、即ち、ラジカル重合性有機物質
(4)の含有量が99重量%を超えて含まれる場合、各
種下地に対する密着性の悪化が起こるため、少なくとも
カチオン重合性有機物質(2)はエネルギー線硬化性有
機物質総量中に1重量%以上含まれていることがよく、
より好ましくはエネルギー線硬化性有機物質総量中にカ
チオン重合性有機物質(2)は10重量%以上含まれて
いた方がよい。
【0066】また、本発明に使用するエネルギー線重合
性材料は、必要に応じて1分子中に2個以上の水酸基を
有する有機化合物とともに使用することができる。例え
ば、多価アルコール、水酸基含有ポリエーテル、水酸基
含有ポリエステル、多価フェノールなどの1分子中に2
個以上の水酸基を有する有機化合物を配合することによ
って、硬化塗膜の機械強度を高めることができる。
【0067】多価アルコールの例としては、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコ
ール、トリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエ
リスリトール、ジペンタエリスルトール、1,3−ブタ
ンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオールなどが挙げられる。
【0068】水酸基含有ポリエーテルとは、1種または
2種以上の多価アルコールまたは多価フェノールに1種
または2種以上のアルキレンオキサイドを付加して得ら
れる化合物である。これに用いられる多価アルコールの
例としては、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロパ
ン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリ
スルトール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタン
ジオール、1,6−ヘキサンジオールなどが挙げられ
る。多価フェノールの例としてはビスフェノールA、ビ
スフェノールF、フェノールノボラック樹脂、クレゾー
ルノボラック樹脂などが挙げられる。またアルキレンオ
キサイドの例としては、ブチレンオキサイド、プロピレ
ンオキサイド、エチレンオキサイド等が挙げられる。
【0069】水酸基含有ポリエステルとは、1種または
2種以上の多価アルコールや多価フェノールと1種また
は2種以上の1塩基酸や多塩基酸とのエステル化反応に
よって得られる水酸基含有ポリエステル、および1種ま
たは2種以上の多価アルコールや多価フェノールと1種
または2種以上のラクトン類とのエステル化反応によっ
て得られる水酸基含有ポリエステルである。多価アルコ
ールや多価フェノールの例としては前述のものと同様の
ものが挙げられる。1塩基酸としては例えば、ギ酸、酢
酸、酪酸、安息香酸などが挙げられる。多塩基酸として
は、例えば、アジピン酸、テレフタル酸、トリメリット
酸などが挙げられる。ラクトン類としてはβープロピオ
ラクトン、γ−ブチロラクトン、ε−カプロラクトンな
どが挙げられる。
【0070】多価フェノールとは、芳香環に直接結合し
た水酸基を1分子中に2個以上含有する化合物であり、
前述のものと同様のものが挙げられる。
【0071】本発明の光重合性組成物は活性エネルギー
線を照射することにより重合し、硬化する。この活性エ
ネルギー線としては、例えば、紫外線、電子線、エック
ス線、放射線、高周波等が挙げられ、紫外線が最も経済
的であり好ましい。紫外線の光源としては、紫外線レー
ザー、水銀ランプ、特に(超)高圧水銀ランプ、キセノ
ンランプ、アルカリ金属ランプ、市販の無電極ランプ
(例えば、Fusion社製のVバルブ(商品名)、D
バルブ(商品名))などがある。本発明の光重合性組成
物の重合、硬化にあたって位置選択性の必要な場合に
は、集光性が良好なレーザー光線(特に発振波長300
nm〜450nm)が好ましい。また、位置選択性があ
まりない場合には、水銀ランプ等が経済的で好ましい。
【0072】本発明の光重合組成物は光重合後の硬化膜
が透明度に優れ、かつ、非常に高い表面硬度と耐摩耗性
を有し、硬化処理時の硬化収縮が小さいことに由来す
る、内部残存応力が小さいことより、各種のエンジニア
リングプラスチック等の基材の表面保護剤として特に有
用である。
【0073】このような基材としては特に限定されるも
のではないが、例えば、ポリーαーオレフィン系樹脂、
ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリウレタン系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリウレ
ア系樹脂、ポリカーボネート系樹脂などの合成樹脂基材
を例示することができる。
【0074】本発明の光重合性組成物は基材に対して
0.5〜100μm、好ましくは1〜100μm、さら
に好ましくは1〜30μmの厚さとなるように塗布する
のがよい。100μmを超えて塗布すると、硬化塗膜が
割れやすくなる傾向が顕著になり0.5μm未満の塗布
であると十分な硬度を発現できず不適である。
【0075】
【実施例】次に本発明を実施例に基づき説明する。下記
の表1および2に示す配合組成の光重合性組成物を調製
し、以下の評価を行った。得られた結果を下記表1およ
び2に併記する。また、本発明における評価方法を以下
に記載する。
【0076】試験片の作製:厚さ188μmの表面易密
着処理ポリエチレンテレフタレートフィルム(易密着P
ETと略)に固形分50重量%に希釈した試験樹脂を乾
燥膜厚5μmになるように塗布し、高圧水銀灯にて照射
量100mJ/cmの紫外線を照射し、光重合性組成
物を硬化させ、試験片とした。 硬化膜透明性:上記、試験片の透過率(%)および濁度
を測定した。 表面硬度:JIS K5400 6.14記載の鉛筆引
っかき試験方法に準じて評価した。 耐摩耗性:テーパー摩耗試験機において荷重250gで
20往復、摩耗試験を行った。摩耗試験前後の表面の傷
つき具合を透過光の濁度(HAZE)で評価した。 密着性:試験片の作製方法において、塗工下地をポリエ
チレンフィルム(PEと略)、ポリカーボネートフィル
ム(PCと略)、塩化ビニル樹脂フィルム(PVCと
略)、ポリイミドフィルム(PIと略)、SUS30
4、青板ガラスに変更した。JIS K5400 6.
15記載の碁盤目試験に準じて剥離試験を行い、密着性
を確認した。 硬化収縮:厚さ50μmの表面易密着処理PETを用い
た他は試験片の作製方法に準じた。フィルムの大きさを
50×120mmとし、硬化後の長辺方向のソリ上がり
量(mm)を測定した。ソリ上がり量で硬化収縮の度合
いとした。 耐溶剤性:綿棒にメチルエチルケトンを含浸させ、硬化
塗膜を前後に擦り、硬化塗膜表面が溶解、白濁等の変化
がでるまでの往復回数を調べた。なお、最大往復回数は
200回とした。
【0077】表1および2中の使用材料は夫々下記に示
すものである。 エポキシ樹脂1:3,4ーエポキシシクロヘキシルメチ
ルー3,4ーエポキシシクロヘキシルカルボキシレート エポキシ樹脂2:1,6ーヘキサンジオールジグリシジ
ルエーテル アクリル樹脂1:ジペンタエリスリトールヘキサアクリ
レート アクリル樹脂2:トリメチロールプロパントリアクリレ
ート コロイダルシリカ1:エチルセルソルブ分散(SiO
含有量30重量%、平均粒子径12nm、水分含有量
0.2重量%) コロイダルシリカ2:イソプロパノール分散(SiO
含有量30重量%、平均粒子径90nm、水分含有量
0.6重量%) 光カチオン重合開始剤:4,4’ービス(ジ(βーヒド
ロキシエトキシ)フェニルスルフォニオ)フェニルスル
フィドービスーヘキサフルオロアンチモネート 光ラジカル重合開始剤:1ーヒドロキシシクロヘキシル
フェニルケトン
【0078】
【表1】
【0079】
【表2】
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、硬化時の収縮が極めて
小さく、密着性に優れかつ、透明性、耐磨耗性、耐溶剤
性に優れた光重合性組成物およびハードコート剤を得る
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立川 裕之 東京都荒川区東尾久七丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 Fターム(参考) 2K009 CC09 CC24 CC33 DD02 DD05 EE00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必須の成分として、エネルギー線重合性
    材料100重量部、および該エネルギー線重合性材料に
    対してSiO換算で1〜500重量部の平均粒子径5
    〜200nmの有機溶剤分散型コロイダルシリカを含有
    することを特徴とする光重合性組成物。
  2. 【請求項2】 前記エネルギー線重合性材料が、(1)
    カチオン重合性有機物質と、(2)エネルギー線感受性
    カチオン重合開始剤とからなる請求項1記載の光重合性
    組成物。
  3. 【請求項3】 前記エネルギー線重合性材料が、(1)
    カチオン重合性有機物質と、(2)エネルギー線感受性
    カチオン重合開始剤と、(3)ラジカル重合性有機物質
    と、(4)エネルギー線感受性ラジカル重合開始剤とか
    らなる請求項1記載の光重合性組成物。
  4. 【請求項4】 前記エネルギー線重合性材料における、
    (1)カチオン重合性有機物質と(3)ラジカル重合性
    有機物質の重量比(1):(3)が1〜100:0〜9
    9である請求項3に記載の光重合性組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のうちいずれか一項
    記載の光重合性組成物を用いたことを特徴とするプラス
    チック材料表面被覆用のハードコート剤。
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