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JP2000342956A - マイクロカプセルの製法およびそれによって得られたマイクロカプセル - Google Patents

マイクロカプセルの製法およびそれによって得られたマイクロカプセル

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Publication number
JP2000342956A
JP2000342956A JP11148592A JP14859299A JP2000342956A JP 2000342956 A JP2000342956 A JP 2000342956A JP 11148592 A JP11148592 A JP 11148592A JP 14859299 A JP14859299 A JP 14859299A JP 2000342956 A JP2000342956 A JP 2000342956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
microcapsule
formaldehyde resin
melamine
prepolymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11148592A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Kataoka
裕紀 片岡
Masaru Murata
勝 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd filed Critical Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
Priority to JP11148592A priority Critical patent/JP2000342956A/ja
Priority to PCT/JP2000/001692 priority patent/WO2000059626A1/ja
Priority to EP00909749A priority patent/EP1088584A4/en
Publication of JP2000342956A publication Critical patent/JP2000342956A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J13/00Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/02Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/06Making microcapsules or microballoons by phase separation
    • B01J13/14Polymerisation; cross-linking
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J13/00Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/02Making microcapsules or microballoons

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】強固かつ均質な被膜を形成するとともに安定し
てマイクロカプセルを製造することのできるマイクロカ
プセルの製法を提供する。 【解決手段】下記の(A)〜(D)成分を配合して
(A)成分分散液を調製した後、上記(B)成分である
難水溶性メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系プレポリマ
ーを反応させる。このことにより、上記(A)成分であ
る芯材の周囲にメラミン−ホルムアルデヒド樹脂系製の
被膜を形成し上記(A)成分である芯材を内包したコア
/シェル構造のマイクロカプセルを製造する。 (A)マイクロカプセルの芯部を構成する非農薬系芯材
粉末。 (B)難水溶性メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系プレ
ポリマー。 (C)ナフタレンスルホン酸およびアルキルナフタレン
スルホン酸の少なくとも一方と、ホルムアルデヒドとの
縮合物またはその塩。 (D)水性媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、in situ重
合法によって粉末状物質を芯材とし、メラミン−ホルム
アルデヒド樹脂を壁膜とするマイクロカプセルを安定し
て製造することのできるマイクロカプセルの製法および
それによって得られた均質なマイクロカプセルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、疎水性の芯材をアミノアルデ
ヒド系樹脂を用いてマイクロカプセル化することはよく
知られている。特に、粉末状の芯材物質については、飛
散等による作業環境の悪化等の環境汚染を防止する観点
から、種々の用途においてマイクロカプセル化が望まれ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、芯部と
なる物質が粉末状物質であるマイクロカプセルは、粉末
状物質の表面が油状物質の表面と比較して均一ではな
く、表面積も大きく、また粒度分布も均一ではないこと
から、従来からの製法では均質なマイクロカプセルを製
造することは困難であって、単核状カプセルが製造し難
く、例えば、単核状カプセルとなる前に、粒子と粒子と
の凝集が生起して、団子状となり、安定したマイクロカ
プセル水分散液を得ることができなかった。
【0004】また、従来のマイクロカプセルの製法にお
いて、被膜形成材料として用いられるメラミン−ホルム
アルデヒド樹脂プレポリマーは高い水溶性を示すため
に、得られるマイクロカプセルの強度に関して充分なも
のが得られなかった。
【0005】本発明は、このような事情から鑑みなされ
たもので、強固かつ均質な被膜を形成するとともに安定
してマイクロカプセルを製造することのできるマイクロ
カプセルの製法およびそれによって得られる均質なマイ
クロカプセルの提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、下記の(A)〜(D)成分を配合して (A)成分分散液を調製した後、上記(B)成分である
難水溶性メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系プレポリマ
ーを反応させることにより、上記(A)成分である芯材
の周囲にメラミン−ホルムアルデヒド樹脂系製の被膜を
形成し上記(A)成分である芯材を内包したマイクロカ
プセルを製造するマイクロカプセルの製法を第1の要旨
とする。 (A)マイクロカプセルの芯部を構成する非農薬系芯材
粉末。 (B)難水溶性メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系プレ
ポリマー。 (C)ナフタレンスルホン酸およびアルキルナフタレン
スルホン酸の少なくとも一方と、ホルムアルデヒドとの
縮合物またはその塩。 (D)水性媒体。
【0007】そして、上記マイクロカプセルの製法によ
って得られたマイクロカプセルであって、(A)成分の
芯材からなる芯部が、(B)成分である難水溶性メラミ
ン−ホルムアルデヒド樹脂系プレポリマーを反応させて
形成されたメラミン−ホルムアルデヒド樹脂系製の被膜
で被覆されたコア/シェル構造を有するマイクロカプセ
ルを第2の要旨とする。
【0008】本発明者らは、上記目的を達成するために
一連の研究を重ねた。そして、その研究の過程で、粉末
状の芯材物質を内包するマイクロカプセルの被膜形成材
料およびその被膜形成材料を用いたマイクロカプセル化
の配合系を中心にさらに研究を重ねた。その結果、被膜
形成材料として、難水溶性のメラミン−ホルムアルデヒ
ド樹脂系プレポリマー〔(B)成分〕を用い、さらに分
散剤として上記(C)成分を用いる配合系とすることに
より、所期の目的が達成されることを突き止めた。すな
わち、上記(A)〜(D)成分を用い、これらを配合し
て(A)成分分散液を調製した後、上記(B)成分であ
る難水溶性メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系プレポリ
マーを反応させる。その結果、上記(A)成分である芯
材の周囲に、強固かつ均質なメラミン−ホルムアルデヒ
ド樹脂系製の被膜を形成することが可能となり、上記
(A)成分である芯材を内包したマイクロカプセルを安
定的に製造することができることを見出し本発明に到達
した。
【0009】特に、上記(A)〜(D)成分の配合割合
を、それぞれ特定範囲に設定した場合、より安定したマ
イクロカプセルの分散液が得られ、マイクロカプセル化
が良好となり、マイクロカプセルの分散効果がより一層
向上するようになる。
【0010】また、上記(C)成分として、GPC分析
測定による重量平均分子量が特定範囲のものを用いた場
合、より一層マイクロカプセルの分散性が向上するよう
になる。
【0011】さらに、上記(A)〜(D)成分を配合し
て(A)成分分散液を調製する工程を、上記(A)〜
(D)成分の配合順序のうち、(B)成分を(C)成分
よりも後に配合することにより(A)成分分散液を調製
する工程とした場合、マイクロカプセル化反応および得
られるマイクロカプセルの分散性がより一層良好とな
る。
【0012】そして、このようにして得られたマイクロ
カプセルにおいて、(マイクロカプセルの平均粒径)/
〔メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系製の被膜(シェル
部)厚み〕が特定の値以上となる場合、コア部の芯材の
保護とともに芯材を放出する場合にはその放出とのバラ
ンスがより良好となる。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0014】本発明のマイクロカプセル分散液の製法
は、下記の(A)〜(D)成分を用い、これらを配合し
て(A)成分分散液を調製した後、上記(B)成分であ
る難水溶性メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系プレポリ
マーを反応させる。このようにして、上記(A)成分で
ある芯材の周囲にメラミン−ホルムアルデヒド樹脂系製
の被膜を形成し上記(A)成分である芯材を内包したマ
イクロカプセルを製造するというものである。 (A)マイクロカプセルの芯部を構成する非農薬系芯材
粉末。 (B)難水溶性メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系プレ
ポリマー。 (C)ナフタレンスルホン酸およびアルキルナフタレン
スルホン酸の少なくとも一方と、ホルムアルデヒドとの
縮合物またはその塩。 (D)水性媒体。
【0015】上記(A)成分であるマイクロカプセルの
芯部を構成する非農薬系芯材粉末としては、マイクロカ
プセルの芯部を構成することのできるものであれば形状
等特に限定するものではなく、例えば、ハロゲン系難燃
剤、リン系難燃剤、顔料、染料等の着色剤、合成樹脂製
粉末、過酸化ベンゾイル等の有機過酸化物等、農薬以外
の各種の粉末状物質があげられる。また、その粉末の形
状も特に問うものではなく、略球状を含むいかなる立体
形状のものであってもよく、本発明ではいかなる形状の
ものであっても均一な膜厚の被膜(シェル部)を形成し
てマイクロカプセル化することができる。本発明でいう
芯材粉末は、通常、農薬関係以外の化学分野において粉
末と称される全てのものを含む。なかでも、疎水性を示
す芯材粉末を用いることが、本発明のマイクロカプセル
の製法上効果的である。また、上記芯材粉末は、平均粒
径500μm以下のものが好ましく、特に好ましくは単
核状にマイクロカプセル化するという観点から平均粒径
0.1〜100μmのものである。
【0016】上記(B)成分である難水溶性メラミン−
ホルムアルデヒド樹脂系プレポリマーは、本発明のマイ
クロカプセルの製法において、被膜形成材料となるもの
であり、メラミンとホルムアルデヒドとの重合反応によ
り得られる樹脂の初期縮合物である。そして、本発明に
おいて、初期縮合物とは、完全に樹脂化したものではな
く、常温(25℃)で液状を示すものをいう。
【0017】このメラミン−ホルムアルデヒド樹脂系プ
レポリマーは、例えば、つぎのようにして製造される。
すなわち、メラミン粉末とホルマリン(37重量%ホル
ムアルデヒド水溶液)を準備し、メラミン粉末(a)と
ホルムアルデヒド(b)とを、モル比で、a:b=1:
1.5〜1:6.0程度の比率で混合して弱アルカリ性
の下、約60℃以上で加熱することにより難水溶性のも
のから水溶性の高いものまで、幅広い特性を備えたメラ
ミン−ホルムアルデヒド樹脂プレポリマーが製造され
る。
【0018】さらに、上記のようにして得られるメラミ
ン−ホルムアルデヒド樹脂プレポリマーに対して、微量
の酸性物質の存在下、メチルアルコール、エチルアルコ
ール、イソプロピルアルコールまたはブチルアルコール
を用いてアルキル化反応させたり、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール等のグリコール類で架橋変性
して変性メラミン−ホルムアルデヒド樹脂プレポリマー
を作製し用いることもできる。特に、グリコール変性し
たものは、水の溶解量を適宜に制御することが容易とな
り好ましい。
【0019】このように、通常、メラミン−ホルムアル
デヒド樹脂系プレポリマーは、メラミンとホルムアルデ
ヒドとの反応モル比やアルコール変性等により各種のプ
レポリマーが製造されるが、本発明において使用される
メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系プレポリマーは、上
記変性物も含め難水溶性を示すものである。この難水溶
性とは、プレポリマーに対する水の溶解量が低いことを
いい、本発明において、具体的には、メラミン−ホルム
アルデヒド樹脂系プレポリマー100g(固形分)に対
して、水の溶解量が25℃で2000g以下となるメラ
ミン−ホルムアルデヒド樹脂系プレポリマーが用いられ
る。特に好ましくは、水の溶解量が25℃で100〜1
400gの範囲である。すなわち、水の溶解量が200
0gを超えると水溶性が高くなり、目的とする強固なマ
イクロカプセルの被膜および均質なマイクロカプセルを
製造することができないからである。このような、本発
明における使用に好適な難水溶性メラミン−ホルムアル
デヒド樹脂系プレポリマーとして、例えば、グリコール
変性メラミン−ホルムアルデヒド樹脂プレポリマー〔リ
ケンゾールPHW−35(商品名)三木理研工業社製、
溶解量:25℃でプレポリマー100g(固形分重量)
に対して水1000〜1400g〕があげられる。な
お、通常、上記メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系プレ
ポリマーは50〜80重量%の水溶液が使用される。
【0020】つぎに、上記(C)成分は、いわゆる分散
剤として用いられるものであり、前述のように、ナフタ
レンスルホン酸およびアルキルナフタレンスルホン酸の
少なくとも一方と、ホルムアルデヒドとの縮合物または
その塩である。従来公知の分散剤・乳化剤として用いら
れるポリオキシアルキレンモノエーテル型界面活性剤や
アルキルフェニルスルホン酸塩では、上記(B)成分で
あるメラミン−ホルムアルデヒド樹脂系プレポリマーが
凝集してしまい、水に対する溶解性不良となる。
【0021】上記ナフタレンスルホン酸およびアルキル
ナフタレンスルホン酸の少なくとも一方と、ホルムアル
デヒドとの縮合物またはその塩において、ナフタレンス
ルホン酸およびアルキルナフタレンスルホン酸の少なく
とも一方と、ホルムアルデヒドのモル比は、好ましい分
子量の範囲に合致するよう適宜選択される。
【0022】上記縮合物は、ナフタレン、アルキルナフ
タレン(例えば、メチルナフタレン、エチルナフタレ
ン、ブチルナフタレン、ジメチルナフタレン等、アルキ
ル基の数は1〜2が好ましく置換部位は特に限定されな
い)またはこれらの混合物を、まず硫酸を用いてスルホ
ン化し、ついでこれに水とホルマリンを添加し、酸性下
に縮合することによって調製される。つぎに、必要に応
じ、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属イオン、ア
ンモニアまたはアミン類を用いて塩を形成させてもよ
い。これらの塩のうち、ナトリウム、カリウム等のアル
カリ金属塩や、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ
土類金属塩が好ましく、ナトリウム塩が特に好ましい。
本発明で使用するのに好適な分散剤は、ナフタレンスル
ホン酸ナトリウム−ホルムアルデヒド縮合物であって、
ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)分析によって得
られる重量平均分子量が500〜8000のもの、例え
ば、ラベリンFH−L(第一工業製薬社製)が好まし
い。このような分散剤を用いることによって、重縮合に
伴い生成するマイクロカプセルと芯材である固体の非農
薬系芯材粉末の分散性が向上し、所望のマイクロカプセ
ルを製造することができる。なお、ここでいうGPCの
測定条件は以下のとおりである。
【0023】カラム:東洋ソーダ社製TSK−GEL
G−3000SW、同G−4000SWおよびプレカラ
ム 溶離液:アセトニトリル/0.05M酢酸ナトリウム水
溶液=40/60容量 pH6.88 流速:0.85ml/分 検出波長:254nm 標準物質:ポリスチレンスルホン酸ナトリウム
【0024】なお、上記(C)成分を分散剤として用い
る際に、この分散剤の水に対する溶解性を損なわない範
囲内であれば、従来公知の分散剤や乳化剤、例えば、ア
ニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、両性界面活性
剤を併用してもよい。
【0025】そして、上記(D)成分である水性媒体と
しては、通常、水が用いられる。
【0026】つぎに、上記(A)〜(D)成分合計量1
00重量%とした場合における(A)〜(D)成分の各
配合割合(重量%)について述べる。
【0027】上記(A)成分である非農薬系芯材粉末
は、1〜30重量%の範囲に設定することが好ましく、
特に好ましくは3〜20重量%である。すなわち、1重
量%未満のように少な過ぎると経済効果の点で好ましく
なく、逆に30重量%を超えると安定したマイクロカプ
セル分散液が得られ難くなるからである。
【0028】上記(B)成分である難水溶性メラミン−
ホルムアルデヒド樹脂系プレポリマーは、1〜30重量
%の範囲に設定することが好ましく、特に好ましくは1
0〜20重量%である。すなわち、上記範囲を外れる
と、上記(A)成分の芯材粉末の1粒1粒をマイクロカ
プセル化し難くなるからである。
【0029】上記(C)成分は、1〜20重量%の範囲
に設定することが好ましく、特に好ましくは1〜10重
量%である。すなわち、1重量%未満のように少な過ぎ
ると分散効果に劣る傾向がみられ、逆に20重量%を超
えて配合してもさらなる分散性の向上効果がみられず、
高コストとなる傾向がみられるからである。
【0030】そして、上記(A)〜(C)成分の合計量
に(D)成分である水性媒体を加えて総合計量が100
重量%となる。
【0031】つぎに、上記(A)〜(D)成分を用いた
マイクロカプセルの製法について述べる。
【0032】本発明にかかるマイクロカプセルは、例え
ば、つぎのようにして製造することができる。すなわ
ち、上記(A)〜(D)成分を配合して(A)成分分散
液を調製する。なかでも、上記調製において、上記
(A)〜(D)成分の配合順序のうち、(B)成分を
(C)成分よりも後に配合して(A)成分分散液を調製
するように設定することが好ましい。そして、上記各成
分の配合に際しては、攪拌速度100〜500rpm、
特に好ましくは200〜400rpmで配合すること
が、後工程のマイクロカプセル化反応および得られるマ
イクロカプセルの分散性という点から好ましい。
【0033】上記調製された分散液は、クエン酸、乳酸
等の有機酸や塩酸、硫酸等の無機酸を用いてpHを3〜
7に調整する。
【0034】ついで、上記分散液を、回転数100〜5
00rpm、温度40〜80℃で攪拌を継続することに
より、(A)成分である非農薬系芯材粉末の個々の周囲
において(B)成分であるプレポリマーの樹脂化反応が
始まり、芯材粉末個々のカプセル化が行われ、マイクロ
カプセルの安定な水分散体が得られる。その後、上記攪
拌を5〜6時間継続して樹脂化反応を完結させる。この
ようにしてメラミン−ホルムアルデヒド樹脂系製の被膜
を形成させることにより、上記(A)成分の芯材物質を
内包したマイクロカプセルの水分散液(懸濁液)を製造
することができる。
【0035】上記のようにして得られるマイクロカプセ
ル水分散液は、このまま各種用途に使用してもよいし、
水分散液から水分のみを除去してマイクロカプセルを取
り出し各種用途に使用してもよい。
【0036】上記マイクロカプセル水分散液中から水分
を分離してマイクロカプセルのみを得る方法としては、
特に限定するものではなく、従来公知の方法、例えば、
遠心分離法、加圧濾過法、減圧吸引濾過法、スプレード
ライ法等があげられる。
【0037】このようにして得られるマイクロカプセル
は、(A)成分である非農薬系芯材粉末の1粒1粒が上
記(B)成分に基づくメラミン−ホルムアルデヒド樹脂
系の被膜で被覆されたコア/シェル構造のマイクロカプ
セルであり、形成されるシェルは均質かつ強固なもので
ある。
【0038】得られるマイクロカプセルの粒径について
は、(A)成分である芯材の粒径に関係し、この芯材の
粒径とほぼ同等となるが、一般に0.1〜600μmの
範囲のものが得られる。上記マイクロカプセルの粒径
は、例えば、レーザー回折式粒度分布測定機を用いて測
定することができる。
【0039】また、上記マイクロカプセルにおいて、
(マイクロカプセルの平均粒径)/〔メラミン−ホルム
アルデヒド樹脂系製の被膜(シェル部)厚み〕が5以上
であることが好ましく、特に好ましくは20以上であ
る。このように、(マイクロカプセルの平均粒径)/
〔メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系製の被膜(シェル
部)の厚み〕が上記特定値となることにより、コア部の
芯材の保護とともに芯材を放出する場合にはその芯材の
放出とのバランスが良好となり、各種用途に好適に用い
ることができるようになる。なお、上記(マイクロカプ
セルの平均粒径)/〔メラミン−ホルムアルデヒド樹脂
系製の被膜(シェル部)厚み〕は、例えば、つぎのよう
にして測定することができる。すなわち、芯材となる粒
径およびマイクロカプセルの粒径をそれぞれ測定し、両
者の測定値よりマイクロカプセルの被膜(シェル部)の
厚みを算出して比率を算出することができる。
【0040】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
【0041】
【実施例1】下記に従って、マイクロカプセル分散液を
製造した。 〔懸濁・乳化分散工程〕 <処方> (a)芯材:平均粒径6μmの芳香族縮合リン酸エステ
ル系難燃剤(大八化学工業社製のPX−200) …
10g (b)難水溶性メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系プレ
ポリマー:グリコール変性メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂プレポリマー〔リケンゾールPHW−35(商品
名)三木理研工業社製、溶解量:25℃でプレポリマー
100g(固形分重量)に対して水1000〜1400
g〕50重量%水溶液 … 5g (c)分散剤:ナフタレンスルホン酸ナトリウム−ホル
ムアルデヒド縮合物〔ラベリンFH−L50重量%水溶
液(第一工業製薬社製)、GPC測定による重量平均分
子量5240) … 10g (d)20%クエン酸水溶液 … 1.0g (e)水 … 74g <製造方法>ナフタレンスルホン酸ナトリウム−ホルム
アルデヒド縮合物(c)を50℃の水(e)に溶解して
水溶液を調製し、この水溶液中に、回転数300rpm
の攪拌下、グリコール変性メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂系プレポリマー(b)を添加し、続いて芯材(a)
を配合して乳化分散を行った。
【0042】〔pH調整〕 ついで、上記分散液をクエン酸(d)を用いてpH4.
0に調整した。
【0043】〔マイクロカプセル化工程〕 上記分散液を、50℃で5時間、回転数300rpmで
攪拌し続けることにより、上記グリコール変性メラミン
−ホルムアルデヒド樹脂系プレポリマー(b)を、芯材
となる芳香族縮合リン酸エステル系難燃剤の表面上で重
縮合反応(insitu重合)させ、この縮合物による
被膜を形成させることにより、芳香族縮合リン酸エステ
ル系難燃剤粒子を内包したマイクロカプセル分散液を製
造した。得られたマイクロカプセルの粒径は、レーザー
回折式粒度分布測定機(島津製作所社製、SALD−2
000)により測定した結果、約6.5μmであった。
さらに、上記(マイクロカプセルの平均粒径)/〔メラ
ミン−ホルムアルデヒド樹脂系製の被膜(シェル部)厚
み〕は26であった。
【0044】
【実施例2】上記実施例1において、芯材物質として用
いた芳香族縮合リン酸エステル系難燃剤10gに代え
て、過酸化ベンゾイル(平均粒径10μm)を20g用
い、また水を10g減らした。それ以外は実施例1と同
様に行い、過酸化ベンゾイル粒子を内包したマイクロカ
プセル分散液を製造した。得られたマイクロカプセルの
粒径は、レーザー回折式粒度分布測定機(島津製作所社
製、SALD−2000)により測定した結果、約1
4.5μmであった。さらに、上記(マイクロカプセル
の平均粒径)/〔メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系製
の被膜(シェル部)厚み〕は6.44であった。
【0045】
【実施例3】上記実施例1において使用されたメラミン
−ホルムアルデヒド樹脂系プレポリマー水溶液に代え
て、水の溶解量が25℃で200gである50重量%の
グリコール変性メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系プレ
ポリマー水溶液15gを用いた。それ以外は実施例1と
同様に行い、芳香族縮合リン酸エステル系難燃剤粒子を
内包したマイクロカプセル分散液を製造した。得られた
マイクロカプセルの粒径は、レーザー回折式粒度分布測
定機(島津製作所社製、SALD−2000)により測
定した結果、約6.4μmであった。さらに、上記(マ
イクロカプセルの平均粒径)/〔メラミン−ホルムアル
デヒド樹脂系製の被膜(シェル部)厚み〕は32であっ
た。
【0046】
【比較例1】上記実施例1において、分散剤として使用
された50重量%ナフタレンスルホン酸ナトリウム−ホ
ルムアルデヒド縮合物水溶液10gに代えて、ドデシル
ベンゼンスルホン酸ソーダを5g用いた。それ以外は実
施例1と同様に行い反応を行った。反応途中でマイクロ
カプセルが凝集してしまい安定なマイクロカプセル水分
散液が得られなかった。
【0047】
【比較例2】上記実施例1において、難水溶性メラミン
−ホルムアルデヒド樹脂系プレポリマー(b)に代え
て、水溶性メラミン−ホルムアルデヒド樹脂プレポリマ
ー〔リケンゾールMA−31(商品名)三木理研工業社
製、溶解量:25℃でプレポリマー100g(固形分重
量)に対して水2100g以上〕を5g用いた。それ以
外は実施例1と同様に行い、芳香族縮合リン酸エステル
系難燃剤粒子を内包したマイクロカプセル分散液を製造
した。得られたマイクロカプセルの粒径は、レーザー回
折式粒度分布測定機(島津製作所社製、SALD−20
00)により測定した結果、約15.4μmであった。
さらに、上記(マイクロカプセルの平均粒径)/〔メラ
ミン−ホルムアルデヒド樹脂系製の被膜(シェル部)厚
み〕は3.3であった。
【0048】上記のようにして得られた各マイクロカプ
セルについて、下記に示す方法に従って測定評価した。
その結果を後記の表1に示す。
【0049】〔マイクロカプセルの被膜強度〕得られた
マイクロカプセルガラス板上に載置し、250g/cm
2 の荷重がかかるよう荷重をかけた。その結果、マイク
ロカプセルの被膜(シェル部)が破壊されたか否かを顕
微鏡にて調べた。
【0050】
【表1】
【0051】上記表1の結果から、実施例は被膜強度の
高いマイクロカプセルが得られたことがわかる。これに
対して、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダを用いた比
較例1は、マイクロカプセルが凝集して安定したマイク
ロカプセルの水分散液が得られなかった。また、難水溶
性ではなく水溶性の高いメラミン−ホルムアルデヒド樹
脂系プレポリマーを用いた比較例2は実施例よりも被膜
強度に劣るマイクロカプセルであった。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明は、前記(A)〜
(D)成分を用い、これらを配合して(A)成分分散液
を調製した後、上記(B)成分である難水溶性メラミン
−ホルムアルデヒド樹脂系プレポリマーを反応させる。
このようにして、上記(A)成分である芯材の周囲にメ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂系製の被膜を形成し上記
(A)成分である芯材を内包したマイクロカプセルを安
定的に製造するものである。このため、得られるマイク
ロカプセルは、強固かつ均質な被膜が形成される。した
がって、このマイクロカプセルを運搬、保存等する場合
においても、芯部を構成する芯材物質を保護するととも
に所望のタイミングで芯材の放出を行うことができ、各
種の用途に使用することができる。
【0053】なかでも、上記(A)〜(D)成分の配合
割合を、それぞれ特定範囲に設定した場合、より安定し
たマイクロカプセルの分散液が得られ、マイクロカプセ
ル化が良好となり、マイクロカプセルの分散効果がより
一層向上する。
【0054】また、上記(C)成分として、GPC分析
測定による重量平均分子量が特定範囲のものを用いた場
合、より一層マイクロカプセルの分散性が向上する。
【0055】さらに、上記(A)〜(D)成分を配合し
て(A)成分分散液を調製する工程として、上記(A)
〜(D)成分の配合順序のうち、(B)成分を(C)成
分よりも後に配合することにより(A)成分分散液を調
製する工程とした場合、マイクロカプセル化反応および
得られるマイクロカプセルの分散性がより一層良好とな
る。
【0056】そして、このようにして得られたマイクロ
カプセルにおいて、(マイクロカプセルの平均粒径)/
〔メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系製の被膜(シェル
部)厚み〕が特定の値以上となる場合、コア部の芯材の
保護とともに芯材を放出する場合にはその放出とのバラ
ンスがより良好となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G005 AA01 AB15 BA03 BB06 BB15 DB27X DC11X DC27W DC55X DD05W DD05Z DD08W DD08Z DD10Y DD15W DD33Z DD70W EA06 EA10 4J033 EA02 EA45 EB21 EB22 EB23 EB27 HA11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(A)〜(D)成分を配合して
    (A)成分分散液を調製した後、上記(B)成分である
    難水溶性メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系プレポリマ
    ーを反応させることにより、上記(A)成分である芯材
    の周囲にメラミン−ホルムアルデヒド樹脂系製の被膜を
    形成し上記(A)成分である芯材を内包したマイクロカ
    プセルを製造することを特徴とするマイクロカプセルの
    製法。 (A)マイクロカプセルの芯部を構成する非農薬系芯材
    粉末。 (B)難水溶性メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系プレ
    ポリマー。 (C)ナフタレンスルホン酸およびアルキルナフタレン
    スルホン酸の少なくとも一方と、ホルムアルデヒドとの
    縮合物またはその塩。 (D)水性媒体。
  2. 【請求項2】 上記(B)成分である難水溶性メラミン
    −ホルムアルデヒド樹脂系プレポリマーが、メラミン−
    ホルムアルデヒド樹脂系プレポリマー100g(固形
    分)に対して、水の溶解量が25℃で2000g以下で
    あるプレポリマーである請求項1記載のマイクロカプセ
    ルの製法。
  3. 【請求項3】 上記(A)〜(D)成分の相互の配合割
    合が、(A)〜(D)成分合計量100重量%とした場
    合、(A)成分が1〜30重量%、(B)成分が1〜3
    0重量%、(C)成分が1〜20重量%、(D)成分が
    残り残量となるよう設定されている請求項1または2記
    載のマイクロカプセルの製法。
  4. 【請求項4】 上記(C)成分が、ゲルパーミェーショ
    ンクロマトグラフィー(GPC)分析測定による重量平
    均分子量500〜8000の範囲のものである請求項1
    〜3のいずれか一項に記載のマイクロカプセルの製法。
  5. 【請求項5】 上記(A)〜(D)成分を配合して
    (A)成分分散液を調製する工程が、上記(A)〜
    (D)成分の配合順序のうち、(B)成分を(C)成分
    よりも後に配合することにより(A)成分分散液を調製
    する工程である請求項1〜4のいずれか一項に記載のマ
    イクロカプセルの製法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載のマ
    イクロカプセルの製法によって得られたマイクロカプセ
    ルであって、(A)成分の芯材からなる芯部が、(B)
    成分である難水溶性メラミン−ホルムアルデヒド樹脂系
    プレポリマーを反応させて形成されたメラミン−ホルム
    アルデヒド樹脂系製の被膜で被覆されたコア/シェル構
    造を有することを特徴とするマイクロカプセル。
  7. 【請求項7】 上記マイクロカプセルにおいて、(マイ
    クロカプセルの平均粒径)/〔メラミン−ホルムアルデ
    ヒド樹脂系製の被膜(シェル部)厚み〕が5以上である
    請求項6記載のマイクロカプセル。
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