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JP2000341210A - 無線通信装置および方法、並びに媒体 - Google Patents

無線通信装置および方法、並びに媒体

Info

Publication number
JP2000341210A
JP2000341210A JP11146795A JP14679599A JP2000341210A JP 2000341210 A JP2000341210 A JP 2000341210A JP 11146795 A JP11146795 A JP 11146795A JP 14679599 A JP14679599 A JP 14679599A JP 2000341210 A JP2000341210 A JP 2000341210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control signal
transmission
wireless communication
communication device
transmission signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11146795A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Minami
英城 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11146795A priority Critical patent/JP2000341210A/ja
Publication of JP2000341210A publication Critical patent/JP2000341210A/ja
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信装置の送信電力を制御する制御信号
が、周囲の環境の影響を受けた場合においても、安定し
て送信電力が制御できるようにする。 【解決手段】 信頼度情報算出部51は、残留信号強度
などの信頼度情報を算出する。判定部42は、信頼度情
報と、予め設定されている閾値とを比較する。信頼度情
報が閾値以上の場合は、デマルチプレクサ6で抽出され
た制御信号を基にアンプ4のゲインが設定され、閾値以
下の場合は、アンプ4のゲインは現状維持とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信装置およ
び方法、並びに媒体に関し、特に、制御信号の信頼度を
高めることによって、送信電力の制御能力を向上するよ
うにした無線通信装置および方法、並びに媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1は無線通信システムの構成例を表し
ている。この例においては、基地局BS(Base Statio
n)と移動局MS(mobile Station)で無線通信システ
ムが構成されている。このシステムにおいては、データ
をセルと呼ばれる小さな固まりに細かく分けながら伝送
するセルリレー方式で通信データが送受信される。基地
局BSは、固定 (有線) ネットワークへのアクセスポイ
ントとして機能するとともに、複数の移動局MSの間の
通信における通信データを中継する。このような構成
は、ハブ指向の無線ローカルエリアネットワーク、セル
ラー電話ネットワーク、またはパケット無線ネットワー
クなどの広域無線ネットワークで使用される。
【0003】このような無線通信システムにおいて、基
地局BSと移動局MSの距離や、移動局MSの周辺の環
境(電波を妨害したり、干渉を起こすような建築物の有
無など)は一定ではない。したがって、安定した通信を
行うためには、通信時の状況に適応した送信電力で通信
を行うことが必要である。
【0004】このため、基地局BSと移動局MSは、情
報の送受信時にお互いの送信電力の制御を行う。基地局
BSが移動局MSの送信電力を制御する場合、基地局B
Sからの送信信号に制御信号を挿入して移動局MSへ送
信し、移動局MSではその制御信号を基にして次の送信
時の送信電力を制御する。一方、移動局MSが基地局B
Sの送信電力を制御する場合も、移動局MSから送信信
号に制御信号を挿入して基地局BSへ送信し、基地局B
Sではその制御信号を基にして次の送信時の送信電力を
制御する。
【0005】図2は、基地局BSの構成例を示すブロッ
ク図である。
【0006】チャンネルエンコーダ1は送信信号を符号
化(エンコード)する。マルチプレクサ(MUX)2は、
制御信号生成部11で生成された制御信号を、チャンネ
ルエンコーダ1より出力された送信信号にマルチプレク
スする。変調部3は、マルチプレクサ2より出力された
送信信号を所定の方式で変調する。アンプリファイア4
(以下アンプと称する)は、デマルチプレクサ(De-MU
X)6より入力された制御信号に基づいて、送信信号の
ゲインを決定し、変調部3から入力された送信信号を増
幅して出力する。
【0007】基地局BSが受信した信号は、復調部5に
入力され、復調される。デマルチプレクサ6は、受信信
号をデマルチプレクスし、受信信号から、移動局MSで
生成された制御信号を抽出し、アンプ4に出力するとと
もに、制御信号以外の本来のデータ信号をチャンネルデ
コーダ7に出力する。チャンネルデコーダ7は、データ
信号を復号(デコード)する。復調部5内の制御信号生
成部11は、移動局MSの次の送信電力を制御するため
の制御信号を生成する。
【0008】図3は、移動局MSの構成例を示すブロッ
ク図である。
【0009】この移動局MSは、チャンネルエンコーダ
21乃至制御信号生成部31を有し、その基本的構成
は、基地局BSのチャンネルエンコーダ1乃至制御信号
生成部11と同様であるから、ここでは説明を省略す
る。
【0010】次に、図4のフローチャートを参照して、
基地局BSから移動局MSに信号を送信する手順を説明
する。
【0011】ステップS1において、チャンネルエンコ
ーダ1は、送信信号を符号化する。ステップS2におい
て、制御信号生成部11は、移動局MSの次の送信信号
の送信電力を制御するための制御信号を送信信号を生成
する。ステップS3において、マルチプレクサ2は、制
御信号生成部11により生成された制御信号を、チャン
ネルエンコーダ1により生成された送信信号にマルチプ
レクスし、変調部3に出力する。ステップS4におい
て、変調部3は、送信信号を変調し、アンプ4に出力す
る。ステップS5において、アンプ4は、入力された送
信信号を、デマルチプレクサ6から入力された制御信号
に基づいて増幅し、出力して、処理が終了する。
【0012】次に、図5のフローチャートを参照して、
図4のステップS2の制御信号を生成する処理の詳細な
手順を説明する。
【0013】まず、ステップS11において、基地局B
Sは、移動局MSのアンプ24から出力された信号を受
信し、受信信号は、復調部5に入力される。復調部5に
含まれる制御装置生成部11は、ステップS12におい
て、受信電力などの状況に応じて移動局MSの次の送信
電力を制御するための制御信号を算出し、ステップS1
3において、制御信号をシンボルにマッピングし、マル
チプレクサ2に出力し、処理が終了する。
【0014】次に、図6のフローチャートを参照して、
図4のステップS5における、送信信号を増幅する処理
の詳細な手順を説明する。
【0015】最初に、ステップS21において、デマル
チプレクサ6は、受信信号から制御信号を抽出し、アン
プ4に入力する。ステップS22において、アンプ4
は、デマルチプレクサ6より入力された制御信号を基
に、変調部3より入力された送信信号増幅のゲインを決
定し、処理が終了する。
【0016】移動局MS側においても、基地局BS側の
処理と同様の処理が行われる。以上の手順を用いて、基
地局BSと移動局MSは、お互いの送信電力を制御し合
う。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、送信信
号の伝送路が、例えば、ドップラーシフトやフェーディ
ングなどの影響により劣悪な環境であった場合において
は、従来のように制御信号を送信信号に挿入して送信す
るだけでは、受信側は制御信号を正しく受信できない場
合がある。この場合、受信側は誤った制御信号を基に制
御を行うために、次の送信信号の増幅率が誤って制御さ
れる。
【0018】例えば、基地局BSで送信電力を増大させ
る制御信号を送信しているにもかかわらず、移動局MS
で誤って送信電力を低下させてしまった場合、通信が遮
断されてしまうことも考えられる。また、逆のケースで
は、基地局BSで送信電力を低下させる制御信号を送信
しているにもかかわらず、移動局MSで誤って送信電力
を増大させてしまった場合、他のユーザに与える干渉が
大きくなり、システム全体に影響を及ぼしてしまうこと
も考えられる。
【0019】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、他の無線通信装置が生成した制御信号の信
頼度を判定したり、制御信号を含んだ送信信号に誤り訂
正符号を付加することにより、制御信号の信頼度を高
め、送信電力の制御能力の向上を図るものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の無線通
信装置は、他の無線通信装置の次の送信時の送信電力を
制御するための制御信号を生成する生成手段と、生成手
段により生成された制御信号を含む送信信号を、他の無
線通信装置に送信する送信手段と、他の無線通信装置に
より生成され、送信された制御信号を含む送信信号を受
信する受信手段と、受信手段により受信した送信信号に
含まれる制御信号の信頼度を判定する判定手段と、判定
手段により判定された結果に基づいて送信手段により送
信される送信信号の送信電力を制御する制御手段とを備
えることを特徴とする。
【0021】請求項6に記載の無線通信方法は、他の無
線通信装置の次の送信時の送信電力を制御するための制
御信号を生成する生成ステップと、生成ステップの処理
により生成された制御信号を含む送信信号を、他の無線
通信装置に送信する送信ステップと、他の通信装置によ
り生成され、送信された制御信号を含む送信信号を受信
する受信ステップと、受信ステップの処理により受信し
た送信信号に含まれる制御信号の信頼度を判定する判定
ステップと、判定ステップの処理により判定された結果
に基づいて、送信ステップの処理により送信される送信
信号の送信電力を制御する制御ステップとを含むことを
特徴とする。
【0022】請求項7に記載の媒体のプログラムは、他
の無線通信装置の次の送信時の送信電力を制御するため
の制御信号を生成する生成ステップと、生成ステップの
処理により生成された制御信号を含む送信信号を、他の
無線通信装置に送信する送信ステップと、他の通信装置
により生成され、送信された制御信号を含む送信信号を
受信する受信ステップと、受信ステップの処理により受
信した制御信号の信頼度を判定する判定ステップと、判
定ステップの処理により判定された結果に基づいて送信
ステップの処理により送信される送信信号の送信電力を
制御する制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0023】請求項8に記載の無線通信装置は、他の無
線通信装置の次の送信時の送信電力を制御するための制
御信号を生成する生成手段と、生成手段により生成され
た制御信号を含む送信信号に誤り訂正符号を付加する付
加手段と、付加手段により付加された誤り訂正符号を含
む送信信号を、他の無線通信装置に送信する送信手段
と、他の無線通信装置により生成され、送信された制御
信号を含む送信信号を受信する受信手段と、受信手段に
より受信した送信信号に含まれる誤り訂正符号を用いて
誤り訂正を行う誤り訂正手段と、送信手段により送信さ
れる送信信号の送信電力を制御する制御手段とを備える
ことを特徴とする。
【0024】請求項14に記載の無線通信方法は、他の
無線通信装置の次の送信時の送信電力を制御するための
制御信号を生成する生成ステップと、生成ステップの処
理により生成された制御信号を含む送信信号に誤り訂正
符号を付加する付加ステップと、付加ステップの処理に
より付加された誤り訂正符号を含む送信信号を、他の無
線通信装置に送信する送信ステップと、他の無線通信装
置により生成され、送信された制御信号を含む受信信号
を受信する受信ステップと、受信ステップの処理により
受信した送信信号に含まれる誤り訂正符号を用いて誤り
訂正を行う訂正ステップと、送信ステップの処理により
送信される送信信号の送信電力を制御する制御ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0025】請求項15に記載の媒体のプログラムは、
他の無線通信装置の次の送信時の送信電力を制御するた
めの制御信号を生成する生成ステップと、生成ステップ
の処理により生成された制御信号を含む送信信号に誤り
訂正符号を付加する付加ステップと、付加ステップの処
理により付加された誤り訂正符号を含む送信信号を、他
の無線通信装置に送信する送信ステップと、他の無線通
信装置により生成され、送信された制御信号を含む受信
信号を受信する受信ステップと、受信ステップの処理に
より受信した送信信号に含まれる誤り訂正符号を用いて
誤り訂正を行う訂正ステップと、送信ステップの処理に
より送信される送信信号の送信電力を制御する制御ステ
ップとを含むことを特徴とする。
【0026】請求項1に記載の無線通信装置、請求項6
に記載の無線通信方法、および請求項7に記載の媒体に
おいては、受信信号に含まれる制御信号の信頼度が判定
され、判定結果に基づいて送信電力が制御される。
【0027】請求項8に記載の無線通信装置、請求項1
4に記載の無線通信方法、および請求項15に記載の媒
体においては、制御信号が送信信号に挿入された後に誤
り訂正符号が付加され、送信される。そして、他の無線
通信装置で生成された制御信号を含み、誤り訂正符号が
付加された受信信号が受信され、誤り訂正符号を用いて
誤り訂正が行われる。
【0028】
【発明の実施の形態】図7は、本発明を適用した基地局
BSの、第1の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。なお、従来の場合と対応する部分には同一の符号を
付してあり、その説明は適宜省略する(以下、同様)。
すなわち、この基地局BSは、復調部5の代わりに、受
信信号の信頼度情報を算出するための信頼度情報算出部
51が更に付加された復調部41が設けられているとと
もに、受信した制御信号の信頼度を判定するための判定
部42が新たに設けられている他は、基本的に図2にお
ける場合と同様に構成されている。この例においては、
移動局MSは、図3に示した従来の場合と同様に構成さ
れる。
【0029】なお、第1の実施の形態において、基地局
BSから移動局MSに信号を送信する手順、および送信
信号に挿入する移動局MSの次の送信信号を制御するた
めの制御信号の生成手順は、それぞれ図4および図5に
示した従来の場合と同様であるのでその説明は省略す
る。
【0030】次に、図8を参照して、第1の実施の形態
における、送信信号のゲイン決定手順について説明す
る。
【0031】まず、ステップS31において、信頼度情
報算出部51は、受信信号から信頼度情報を算出し、判
定部42に入力する。すなわち、信頼度情報算出部51
は、この信頼度情報として、受信信号の残留信号強度
(RSSI(Residual Signal Strength Intensity))、伝播
波雑音比(CNR(Carrier to Noise Ratio))、または伝
播波干渉比(CIR(Carrier to Interference Ratio))を
算出する。
【0032】ステップS32において、デマルチプレク
サ6は、入力された受信信号から移動局MSで生成され
た制御信号を抽出し、判定部42に出力する。制御信号
抽出後の信号は、チャンネルデコーダ7に入力され、復
号される。
【0033】ステップS33において、判定部42は、
信頼度情報算出部51より入力された信頼度情報を基
に、信頼度情報が条件を満たしているかどうかを判定す
る。すなわち、判定条件として、判定部42は信頼度情
報に閾値を設定し、信頼度情報算出部51で算出された
信頼度情報の値が、閾値より大きい場合には、条件を満
たしていると判定し、小さい場合には、条件を満たして
いないと判定する。もしくは、判定部42は、上限と下
限の2つの閾値を設定し、信頼度情報算出部51で算出
された信頼度情報の値が、閾値範囲内の場合は、条件を
満たしていると判定し、閾値範囲外の場合は、条件を満
たしていないと判定する。
【0034】ステップS33の判定において、信頼度情
報が判定条件を満たしていると判定された場合、ステッ
プS34において、判定部42は制御信号をアンプ4に
出力する。そして、アンプ4は、入力された制御信号を
基に送信電力のゲインを決定して、処理が終了する。
【0035】ステップS33の判定において、信頼度情
報が判定条件を満たしていないと判定された場合、ステ
ップS35において、判定部42は送信電力を変更させ
ない制御信号をアンプ4に出力する。したがって、アン
プ4は、ゲインを現状維持として、処理が終了する。
【0036】また、図9は、本発明を適用した基地局B
Sの、第2の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。すなわち、この基地医局BSは、移動局MSより受
信した複数の制御信号の信頼度を多数決によって判定す
る多数決判定部61が新たに設けられている他は、基本
的に図2における場合と同様に構成されている。
【0037】第2の実施の形態においては、図10に示
すように、送受信が時間的に分割される時分割二重(TD
D(Time Division Duplex))方式が用いられる。移動
局MSへの信号の送信時に、同一の制御信号を時間的に
離散して数バースト(ブロック)の送信信号に挿入するた
め、時間ダイバーシチ効果による制御信号の伝送品質の
改善が期待される。
【0038】次に、図11のフローチャートを参照し
て、第2の実施の形態における、信号を送信する手順を
説明する。
【0039】ステップS41において、チャンネルエン
コーダ1は、送信信号を符号化する。ステップS42に
おいて、制御信号生成部11は、移動局MSの次の送信
信号の送信電力を制御するための制御信号を送信信号を
生成する。
【0040】ステップS43において、マルチプレクサ
2は、時分割二重方式の送信のタイミングであるかを判
定する。ステップS43において、送信のタイミングで
はなく、受信のタイミングであると判断された場合は、
送信のタイミングになるまでステップS43の処理を繰
り返す。ステップS43において、送信のタイミングで
あると判断された場合は、ステップS44に進み、マル
チプレクサ2は、制御信号生成部11により生成された
制御信号を、チャンネルエンコーダ1により生成された
送信信号にマルチプレクスし、変調部3に出力する。
【0041】ステップS45において、変調部3は、送
信信号を変調し、アンプ4に出力する。ステップS46
において、アンプ4は、入力された送信信号を、デマル
チプレクサ6から入力された制御信号に基づいて増幅
し、出力する。
【0042】ステップS47において、アンプ4は、同
じ制御信号をある決められた数、例えば3回送信したか
を判定する。ステップS47において、3回送信されて
いないと判定された場合、ステップS48に進み、チャ
ンネルエンコーダ1は、送信信号を符号化する。そし
て、ステップS47において3回送信したと判定される
まで、ステップS43乃至ステップS46の処理を繰り
返す。ステップS47において、3回送信したと判定さ
れた場合、処理が終了する。
【0043】なお、第2の実施の形態において送信信号
に挿入する移動局MSの次の送信信号を制御するための
制御信号の生成手順は、図5に示した場合と同様であ
る。
【0044】次に、図12を参照して、図11のステッ
プS46における、送信信号のゲイン決定手順について
説明する。
【0045】ステップS51において、デマルチプレク
サ6は、入力された信号から移動局MSで生成された制
御信号を抽出し、多数決判定部61に出力する。制御信
号抽出後の信号は、チャンネルデコーダ7に入力され、
復号される。
【0046】ステップS52において、多数決判定部6
1は、制御信号の入力数をカウントして、例えば、移動
局MSが送信時に3個のバースト(ブロック)に同じ制御
信号を挿入した場合(図11のステップS47のnの値
が3である場合)は、3つの制御信号が多数決判定部6
1に入力されるまで、ステップS51、ステップS52
の処理を繰り返す。
【0047】ステップS53において、多数決判定部6
1は、3つの制御信号に対する多数決判定を行い、その
結果をアンプ4に入力する。すなわち、多数決判定部6
1は、3つ制御信号のうち、2つないしは3つの制御信
号が等しいものであった場合は、その制御信号をアンプ
4に出力し、3つの制御信号がそれぞれ別のものであっ
た場合は、送信電力を変更しないという信号をアンプ4
に出力する。
【0048】最後に、ステップS54において、アンプ
4は、ステップS53の判定結果を基に、送信電力のゲ
インを設定し、処理が終了する。
【0049】また、図13は、本発明を適用した基地局
BSの、第3の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。すなわち、第3の実施の形態においては、図7の判
定部42に代えて、制御信号の重み付けを行う重み付け
部71および制御信号の信頼度を判定するために重み付
けされた制御信号の最大比合成を行う最大比合成・判定
部72が新たに設けられており、その他の構成は、基本
的に図7における場合と同様とされている。
【0050】第3の実施の形態においては、第2の実施
の形態と同様に、送受信に時分割二重方式が用いられ
る。
【0051】なお、第3の実施の形態において、基地局
BSから移動局MSに信号を送信する手順、および送信
信号に挿入する移動局MSの次の送信信号を制御するた
めの制御信号の生成手順は、それぞれ図11および図5
に示した場合と同様である。
【0052】次に、図14を参照して、第3の実施の形
態における、送信信号のゲイン決定手順(図11のステ
ップS46の詳細)について説明する。
【0053】この場合、ステップS71およびステップ
S72において、図8のステップS31およびステップ
S32における場合と同様に、信頼度情報の算出処理と
制御信号の抽出処理が行われ、ステップS73に進む。
【0054】ステップS73において、重み付け部71
は、信頼度情報情報算出部51より入力された信頼度情
報に基づいて、デマルチプレクサ6より入力された制御
信号を、より信頼度の高い制御信号に、より大きな重み
が与えられるように重み付けし、その結果を最大比合成
・判定部72に入力する。
【0055】ステップS74において、最大比合成・判
定部72は、制御信号の数をカウントして、例えば、移
動局MSが送信時に3個のバースト(ブロック)に同じ制
御信号を挿入した場合は、3つの受信信号が入力される
まで、ステップS71乃至ステップS74の処理を繰り
返す。
【0056】3つの制御信号が入力された後、ステップ
S75において、最大比合成・判定部72は、入力され
た3つの制御信号の最大比合成を行い、判定結果をアン
プ4に入力する。すなわち、信頼度情報によって重み付
けされた制御信号を加算し、その結果をアンプ4に入力
する。
【0057】最後に、ステップS76において、アンプ
4は、ステップS75の判定結果を基に送信電力のゲイ
ンを設定して、処理が終了する。
【0058】第1の実施の形態乃至第3の実施の形態で
は、基地局BSと移動局MSからなる無線通信システム
のうちの基地局BSに、本発明を適用したが、このよう
なシステムでは、本発明を、基地局BSと移動局MSの
両方に適用することも考えられる。しかしながら、実装
面や、送信パワーを考慮すると、基地局BSのみに本発
明を適用しても、十分効果があると考えられる。
【0059】図15は、本発明を適用した基地局BS
の、第4の実施の形態の構成を示すブロック図である。
すなわち、第4の実施の形態では、マルチプレクサ2
が、チャンネルエンコーダ1の前段に配置され、かつ、
デマルチプレクサ6がチャンネルデコーダ7の後段に配
置されている。それ以外の構成は、図2における場合と
同様である。
【0060】次に、図16のフローチャートを用いて、
第4の実施の形態において、基地局BSから移動局MS
に信号を送信する手順を説明する。
【0061】ステップS91において、制御信号生成部
11は、受信信号から、移動局MSの次の送信信号の送
信電力を制御するための制御信号を生成し、マルチプレ
クサ2に出力する。ステップS92において、マルチプ
レクサ2は、制御信号を送信信号にマルチプレクスし、
チャンネルエンコーダ1に出力する。ステップS93に
おいて、チャンネルエンコーダ1は、送信信号を符号化
し、誤り訂正符号を付加する。すなわち、誤り訂正符号
は、本来のデータ信号にだけではなく、制御信号とデー
タ信号を含む、全体の送信信号に付加される。ステップ
S94において、変調部3は、送信信号を変調し、アン
プ4に出力する。ステップS95において、アンプ4
は、入力された送信信号を、デマルチプレクサ6から入
力された制御信号に基づいて増幅し、出力して、処理が
終了する。
【0062】図16のステップS91における、移動局
MSの次の送信信号の送信電力を制御するための制御信
号の生成手順は、図5に示した従来の場合と同様である
次に、図17のフローチャートを参照して、図16のス
テップS95の、送信信号のゲイン設定値の決定手順の
詳細について説明する。
【0063】ステップS101において、チャンネルデ
コーダ7は、移動局MSで生成された制御信号を含み、
誤り訂正符号が付加された受信信号を復号する。この
時、受信信号に誤りが発見された場合は、これが訂正さ
れる。次にステップS102、およびステップS103
において、図6のステップS21、およびステップS2
2と同様に、制御信号の抽出処理と、抽出された制御信
号に基づくゲイン決定処理が行われ、処理が終了する。
【0064】図18は、本発明を適用した基地局BS
の、第5の実施の形態の構成を示すブロック図である。
すなわち、第5の実施の形態は、マルチプレクサ2がチ
ャンネルエンコーダ1の前段に配置され、かつ、デマル
チプレクサ6がチャンネルデコーダ7の後段に配置され
ていること以外は、図7における場合と同様に構成され
ている。
【0065】第5の実施の形態において、基地局BSか
ら、移動局MSに信号を送信する手順、および移動局M
Sの次の送信信号の送信電力を制御するための制御信号
の生成手順は、それぞれ図16または図5で示した第4
の実施の形態の場合と同様である。
【0066】次に、図19を参照して、第5の実施の形
態における、送信信号のゲイン設定値の決定手順(図1
6のステップS95の詳細)について説明する。
【0067】ステップS131において、チャンネルデ
コーダ7は、移動局MSで生成された制御信号を含み、
誤り訂正符号が付加された受信信号を復号する。この
時、受信信号に誤りが発見された場合は、これが訂正さ
れる。次に、S132乃至ステップS136において、
図8のステップS31乃至ステップS35と同様の処理
が行われ、処理が終了する。
【0068】図20は、本発明を適用した基地局BS
の、第6の実施の形態の構成を示すブロック図である。
すなわち、第6の実施の形態は、マルチプレクサ2がチ
ャンネルエンコーダ1の前段に配置され、かつ、デマル
チプレクサ6がチャンネルデコーダ7の後段に配置され
ていること以外は、図9における場合と同様に構成され
ている。
【0069】第6の実施の形態において、基地局BSか
ら、移動局MSに信号を送信する手順、および移動局M
Sの次の送信信号の送信電力を制御するための制御信号
の生成手順は、それぞれ図16または図5に示す、第4
の実施の形態の場合と同様である。
【0070】次に、図21を参照して、第6の実施の形
態における、送信信号のゲイン設定値の決定手順につい
て説明する。ここでも第2の実施の形態と同様に、時分
割二重方式が用いられる。
【0071】ステップS151において、チャンネルデ
コーダ7は、移動局MSで生成された制御信号を含み、
誤り訂正符号が付加された受信信号を復号する。この
時、受信信号に誤りが発見された場合は、これも訂正さ
れる。次に、ステップS152乃至ステップS155に
おいて、図12のステップS51乃至ステップS54と
同様の処理が行われ、処理が終了する。
【0072】図21は、本発明を適用した基地局BS
の、第7の実施の形態の構成を示すブロック図である。
すなわち、第7の実施の形態は、マルチプレクサ2がチ
ャンネルエンコーダ1の前段に配置され、かつ、デマル
チプレクサ6がチャンネルデコーダ7の後段に配置され
ていること以外は、図13における場合と同様に構成さ
れている。
【0073】第7の実施の形態において、基地局BSか
ら、移動局MSに信号を送信する手順、および移動局M
Sの次の送信信号の送信電力を制御するための制御信号
の生成手順は、それぞれ図16または図5に示す、第4
の実施の形態の場合と同様である。
【0074】次に、図23を参照して、第7の実施の形
態における、送信信号のゲイン設定値の決定手順につい
て説明する。ここでも第2の実施の形態と同様に、時分
割二重方式が用いられる。
【0075】ステップS171において、チャンネルデ
コーダ7は、移動局MSで生成された制御信号を含み、
誤り訂正符号が付加された受信信号を復号する。この
時、受信信号に誤りが発見された場合は、これが訂正さ
れる。次に、ステップS172乃至ステップS177に
おいて、図13のステップS71乃至ステップS76と
同様の処理が行われ、処理が終了する。
【0076】第4の実施の形態乃至第7の実施の形態で
は、基地局BSに、本発明を適用した場合について説明
したが、基地局BSと移動局MSの両方に適用してもよ
い。
【0077】上述した一連の処理は、ハードウエアによ
り実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより
実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウエアとしての無線通信装置に
組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログ
ラムをインストールすることで、各種の機能を実行する
ことが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータな
どにインストールされる。
【0078】次に、図24を参照して、上述した一連の
処理を実行するプログラムをコンピュータにインストー
ルし、コンピュータによって実行可能な状態とするため
に用いられる媒体について、そのコンピュータが汎用の
パーソナルコンピュータである場合を例として説明す
る。
【0079】プログラムは、図24(A)に示すよう
に、パーソナルコンピュータ201に内蔵されている記
録媒体としてのハードディスク202や半導体メモリ2
03に予めインストールした状態でユーザに提供するこ
とができる。
【0080】あるいはまた、プログラムは、図24
(B)に示すように、フロッピーディスク211、CD-R
OM(Compact Disk-Read Only Memory)212、MO(Mag
neto-Optical)ディスク213、DVD(Digital Versatile
Disk)214、磁気ディスク215、半導体メモリ21
6などの記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納し、
パッケージソフトウエアとして提供することができる。
【0081】さらに、プログラムは、図24(C)に示
すように、ダウンロードサイト221から、デジタル衛
星放送用の人工衛星222を介して、パーソナルコンピ
ュータ223に無線で転送したり、ローカルエリアネッ
トワーク、インターネットといったネットワーク224
を介して、パーソナルコンピュータ223に有線で転送
し、パーソナルコンピュータ223において、内蔵する
ハードディスクなどに格納させることができる。
【0082】パーソナルコンピュータ201(パーソナ
ルコンピュータ223もパーソナルコンピュータ201
と同様に構成されており、その図示は省略する)は、例
えば、図25に示すようにCPU(Central Processing
Unit)341を内蔵している。CPU341は、入出力イン
タフェース345を介して、ユーザから、キーボード、
マウスなどよりなる入力部347から指令が入力される
と、それに対応して、図24(A)の半導体メモリ20
3に対応するROM(Read Only Memory)342に格納さ
れているプログラムを実行したり、あるいは、ハードデ
ィスク202に格納されているプログラムをRAM(Rando
m Access Memory)343にロードして実行し、その処
理結果を、例えば、入出力インタフェース345を介し
て、LCD(Liquid Crystal Display)などよりなる表示
部346に出力する。
【0083】本明細書における媒体とは、これら全ての
媒体を含む広義の概念を意味するものである。
【0084】また、本明細書において、媒体により提供
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0085】なお、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0086】
【発明の効果】請求項1に記載の無線通信装置、請求項
6に記載の無線通信方法、および請求項7に記載の媒体
によれば、他の無線通信装置より受信した制御信号の信
頼度を判定し、その判定結果に対応して送信電力を制御
するようにしたので、受信した制御信号に周囲の環境の
影響が及んでいた場合においても、それにより信頼性を
失った制御信号に影響されることなく、安定した送信電
力の制御ができる。
【0087】請求項8に記載の無線通信装置、請求項1
4に記載の無線通信方法、および請求項15に記載の媒
体によれば、送信電力を制御するための制御信号の誤り
を、誤り訂正符号により訂正するようにしたので、誤っ
た制御信号に基づいて送信電力が制御されてしまうこと
が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線通信システムの構成を示す図である。
【図2】図1の基地局BSの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図1の移動局MSの構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図2の基地局BSが信号を送信する手順を説明す
るためのフローチャートである。
【図5】図4のステップS2の制御信号を生成する手順
の詳細を説明するためのフローチャートである。
【図6】図4のステップS5の送信信号のゲインを決定
する手順の詳細を説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】本発明を適用した基地局BSの、第1の実施の
形態の構成例を示すブロック図である。
【図8】図7の基地局BSが送信信号のゲインを決定す
る手順の詳細を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明を適用した基地局BSの、第2の実施の
形態の構成例を示すブロック図である。
【図10】時分割二重方式を説明するための図である。
【図11】図9の基地局BSが信号を送信する手順の詳
細を説明するためのフローチャートである。
【図12】図11のステップS46の送信信号のゲイン
を設定する手順の詳細を説明するためのフローチャート
である。
【図13】本発明を適用した基地局BSの、第3の実施
の形態の構成例を示すブロック図である。
【図14】図13の基地局BSが送信信号のゲインを決
定する手順の詳細を説明するためのフローチャートであ
る。
【図15】本発明を適用した基地局BSの、第4の実施
の形態の構成例を示すブロック図である。
【図16】図14の基地局BSが信号を送信する手順を
説明するためのフローチャートである。
【図17】図14の基地局BSが送信信号のゲインを決
定する手順の詳細を説明するためのフローチャートであ
る。
【図18】本発明を適用した基地局BSの、第5の実施
の形態の構成例を示すブロック図である。
【図19】図18の基地局BSが送信信号のゲインを決
定する手順の詳細を説明するためのフローチャートであ
る。
【図20】本発明を適用した基地局BSの、第6の実施
の形態の構成例を示すブロック図である。
【図21】図20の基地局BSが送信信号のゲインを設
定する手順の詳細を説明するためのフローチャートであ
る。
【図22】本発明を適用した基地局BSの、第7の実施
の形態の構成例を示すブロック図である。
【図23】図22の基地局BSが送信信号のゲインを決
定する手順を説明するためのフローチャートである。
【図24】媒体を表す図である。
【図25】パーソナルコンピュータの構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 チャンネルエンコーダ, 2 マルチプレクサ,
3 変調部, 4 アンプリファイア, 5 復調部,
6 デマルチプレクサ, 7 チャンネルデコーダ,
11 制御信号生成部, 41 復調部, 42判定
部, 51 信頼度情報算出部, 61 多数決判定
部, 71 重み付け部, 72 最大比合成・判定部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の無線通信装置と無線で通信する無線
    通信装置において、 前記他の無線通信装置の次の送信時の送信電力を制御す
    るための制御信号を生成する生成手段と、 前記生成手段により生成された制御信号を含む送信信号
    を、前記他の無線通信装置に送信する送信手段と、 前記他の無線通信装置により生成され、送信された制御
    信号を含む送信信号を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した送信信号に含まれる制御信
    号の信頼度を判定する判定手段と、 前記判定手段により判定された結果に基づいて前記送信
    手段により送信される送信信号の送信電力を制御する制
    御手段とを備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記受信手段により受信した送信信号に
    含まれる制御信号の信頼度情報を算出する算出手段と、 前記信頼度情報に対する閾値を設定する設定手段とを更
    に備え、 前記判定手段は、前記信頼度情報と、前記閾値を比較す
    ることによって信頼度を判定することを特徴とする請求
    項1に記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記生成手段により生成された制御信号
    を、前記送信手段により送信する送信信号に、所定の時
    間間隔毎に挿入する挿入手段を更に備え、 前記判定手段は、前記所定の時間間隔毎に挿入されてい
    る、前記受信手段により受信した送信信号に含まれる制
    御信号に基づいた多数決判定により信頼度を判定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記受信手段により受信した送信信号に
    含まれる制御信号の信頼度情報を算出する算出手段と、 前記生成手段により生成された制御信号を、前記送信手
    段により送信する送信信号に、所定の時間間隔毎に挿入
    する挿入手段と、 前記信頼度情報を用いて、前記受信手段により受信した
    送信信号に含まれる制御信号を重み付けする重み付け手
    段と、 前記受信手段により受信した送信信号に含まれる制御信
    号を、前記重み付け手段により重み付けされた制御信号
    に基づいて最大比合成する合成手段とを更に備え、 前記判定手段は、前記最大比合成された制御信号を用い
    て信頼度を判定することを特徴とする請求項1に記載の
    無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記受信手段により受信した送信信号に
    含まれる制御信号の信頼度情報を算出する算出手段を更
    に備え、 前記算出手段は、前記信頼度情報として、残留信号強
    度、伝播波雑音比または伝播波干渉比のいずれかを用い
    ることを特徴とする、請求項1に記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 他の無線通信装置と無線で通信する無線
    通信方法において、 前記他の無線通信装置の次の送信時の送信電力を制御す
    るための制御信号を生成する生成ステップと、 前記生成ステップの処理により生成された制御信号を含
    む送信信号を、前記他の無線通信装置に送信する送信ス
    テップと、 前記他の通信装置により生成され、送信された制御信号
    を含む送信信号を受信する受信ステップと、 前記受信ステップの処理により受信した送信信号に含ま
    れる制御信号の信頼度を判定する判定ステップと、 前記判定ステップの処理により判定された結果に基づい
    て、前記送信ステップの処理により送信される送信信号
    の送信電力を制御する制御ステップとを含むことを特徴
    とする無線通信方法。
  7. 【請求項7】 他の無線通信装置と無線で通信する無線
    通信用のプログラムであって、 前記他の無線通信装置の次の送信時の送信電力を制御す
    るための制御信号を生成する生成ステップと、 前記生成ステップの処理により生成された制御信号を含
    む送信信号を、前記他の無線通信装置に送信する送信ス
    テップと、 前記他の通信装置により生成され、送信された制御信号
    を含む送信信号を受信する受信ステップと、 前記受信ステップの処理により受信した制御信号の信頼
    度を判定する判定ステップと、 前記判定ステップの処理により判定された結果に基づい
    て前記送信ステップの処理により送信される送信信号の
    送信電力を制御する制御ステップとを含むことを特徴と
    するプログラムをコンピュータに実行させる媒体。
  8. 【請求項8】 他の無線通信装置と無線で通信する無線
    通信装置において、 前記他の無線通信装置の次の送信時の送信電力を制御す
    るための制御信号を生成する生成手段と、 前記生成手段により生成された制御信号を含む送信信号
    に誤り訂正符号を付加する付加手段と、 前記付加手段により付加された誤り訂正符号を含む送信
    信号を、前記他の無線通信装置に送信する送信手段と、 前記他の無線通信装置により生成され、送信された制御
    信号を含む送信信号を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した送信信号に含まれる誤り訂
    正符号を用いて誤り訂正を行う誤り訂正手段と、 前記送信手段により送信される送信信号の送信電力を制
    御する制御手段とを備えることを特徴とする無線通信装
    置。
  9. 【請求項9】 前記受信手段により受信した送信信号に
    含まれる制御信号の信頼度を判定する判定手段を更に備
    え、 前記制御手段は前記信頼度の判定手段の結果に基づいて
    前記送信手段により送信される送信信号の送信電力を制
    御することを特徴とする請求項8に記載の無線通信装
    置。
  10. 【請求項10】 前記受信手段により受信した送信信号
    に含まれる制御信号の信頼度情報を算出する算出手段
    と、 前記信頼度情報に対する閾値を設定する設定手段とを更
    に備え、 前記判定手段は、前記信頼度情報と、前記閾値を比較す
    ることによって信頼度を判定することを特徴とする請求
    項9に記載の無線通信装置。
  11. 【請求項11】 前記生成手段により生成された制御信
    号を、前記送信手段により送信する送信信号に、所定の
    時間間隔毎に挿入する挿入手段を更に備え、 前記判定手段は、前記所定の時間間隔毎に挿入されてい
    る、前記受信手段により受信した送信信号に含まれる制
    御信号に基づいた多数決判定により信頼度を判定するこ
    とを特徴とする請求項9に記載の無線通信装置。
  12. 【請求項12】 前記受信手段により受信した送信信号
    に含まれる制御信号の信頼度情報を算出する算出手段
    と、 前記生成手段により生成された制御信号を、前記送信手
    段により送信する送信信号に、所定時間毎に挿入する挿
    入手段と、 前記信頼度情報を用いて、前記受信手段により受信した
    送信信号に含まれる制御信号を重み付けする重み付け手
    段と、 前記受信手段により受信した送信信号に含まれる制御信
    号を、前記重み付け手段により重み付けされた制御信号
    に基づいて最大比合成する合成手段とを更に備え、 前記判定手段は、前記最大比合成された制御信号を用い
    て信頼度を判定することを特徴とする請求項9に記載の
    無線通信装置。
  13. 【請求項13】 前記受信手段により受信した送信信号
    に含まれる制御信号の信頼度情報を算出する算出手段を
    更に備え、 前記算出手段は、前記信頼度情報として、残留信号強
    度、伝播波雑音比または伝播波干渉比のいずれかを用い
    ることを特徴とする、請求項9に記載の無線通信装置。
  14. 【請求項14】 他の無線通信装置と無線で通信する無
    線通信方法において、 前記他の無線通信装置の次の送信時の送信電力を制御す
    るための制御信号を生成する生成ステップと、 前記生成ステップの処理により生成された制御信号を含
    む送信信号に誤り訂正符号を付加する付加ステップと、 前記付加ステップの処理により付加された誤り訂正符号
    を含む送信信号を、前記他の無線通信装置に送信する送
    信ステップと、 前記他の無線通信装置により生成され、送信された制御
    信号を含む受信信号を受信する受信ステップと、 前記受信ステップの処理により受信した送信信号に含ま
    れる誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行う訂正ステップ
    と、 前記送信ステップの処理により送信される送信信号の送
    信電力を制御する制御ステップとを含むことを特徴とす
    る無線通信方法。
  15. 【請求項15】 他の無線通信装置と無線で通信する無
    線通信用のプログラムであって、 前記他の無線通信装置の次の送信時の送信電力を制御す
    るための制御信号を生成する生成ステップと、 前記生成ステップの処理により生成された制御信号を含
    む送信信号に誤り訂正符号を付加する付加ステップと、 前記付加ステップの処理により付加された誤り訂正符号
    を含む送信信号を、前記他の無線通信装置に送信する送
    信ステップと、 前記他の無線通信装置により生成され、送信された制御
    信号を含む受信信号を受信する受信ステップと、 前記受信ステップの処理により受信した送信信号に含ま
    れる誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行う訂正ステップ
    と、 前記送信ステップの処理により送信される送信信号の送
    信電力を制御する制御ステップとを含むことを特徴とす
    るプログラムをコンピュータに実行させる媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7218667B2 (en) 2001-03-29 2007-05-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Radio reception apparatus and radio reception method
JP2009508371A (ja) * 2005-08-26 2009-02-26 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線通信における高信頼の送信電力およびタイミングの制御のための方法および装置

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