JP2000340568A - 半導体装置 - Google Patents
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Landscapes
- Element Separation (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ロジック部のようなパターン密度が低い領域上
とメモリ部のようなパターン密度が高い領域の相互間に
位置する層間膜に段差が生じていた。 【解決手段】ロジック部のような領域Aの空き領域にダ
ミーパターン13bを形成することにより、領域Bとの
相互間に位置する層間膜の段差20を抑制する。ダミー
パターン13bは例えば正方形状であり、一定の間隔S
を保って格子状に配置され、さらに列方向に隣接するダ
ミーパターンは行方向に0以上S未満の値を保ってずれ
ている。
とメモリ部のようなパターン密度が高い領域の相互間に
位置する層間膜に段差が生じていた。 【解決手段】ロジック部のような領域Aの空き領域にダ
ミーパターン13bを形成することにより、領域Bとの
相互間に位置する層間膜の段差20を抑制する。ダミー
パターン13bは例えば正方形状であり、一定の間隔S
を保って格子状に配置され、さらに列方向に隣接するダ
ミーパターンは行方向に0以上S未満の値を保ってずれ
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCMP(Ch
emical Mechanical Polish)法を用いて製造される半導
体装置に関する。
emical Mechanical Polish)法を用いて製造される半導
体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図18及び図19は、従来の例えばロジ
ックとメモリが混載された半導体装置を示している。図
18及び図19において、領域Aはゲート配線の密度が
低いロジック部を示し、領域Bはゲート配線の密度が高
いメモリ部を示している。
ックとメモリが混載された半導体装置を示している。図
18及び図19において、領域Aはゲート配線の密度が
低いロジック部を示し、領域Bはゲート配線の密度が高
いメモリ部を示している。
【0003】図18は、従来のLSIパターンで形成さ
れた単層構造の半導体装置(半導体基板から第1層メタ
ル配線まで)の断面図を示している。この半導体装置は
次のようにして形成される。
れた単層構造の半導体装置(半導体基板から第1層メタ
ル配線まで)の断面図を示している。この半導体装置は
次のようにして形成される。
【0004】図18に示すように、半導体基板11上に
パターニングされたレジスト(図示せず)が形成され、
このレジストをマスクとしてフィールド領域12が選択
的に形成される。
パターニングされたレジスト(図示せず)が形成され、
このレジストをマスクとしてフィールド領域12が選択
的に形成される。
【0005】次に、半導体基板11上に例えばポリシリ
コンが形成され、このポリシリコン上にパターニングさ
れたレジスト(図示せず)が形成される。このレジスト
をマスクとしてポリシリコンが選択的にエッチングさ
れ、ゲート配線13が形成される。
コンが形成され、このポリシリコン上にパターニングさ
れたレジスト(図示せず)が形成される。このレジスト
をマスクとしてポリシリコンが選択的にエッチングさ
れ、ゲート配線13が形成される。
【0006】次に、例えばCVD(Chemical Vapor Dep
osition)法により、ボロンあるいはリンを含んだシリ
コン酸化膜からなる第1の層間膜14が形成され、例え
ばCMP(Chemical Mechanical Polish)法により第1
の層間膜14がほぼ平坦化される。
osition)法により、ボロンあるいはリンを含んだシリ
コン酸化膜からなる第1の層間膜14が形成され、例え
ばCMP(Chemical Mechanical Polish)法により第1
の層間膜14がほぼ平坦化される。
【0007】次に、第1の層間膜14上にパターニング
されたレジスト(図示せず)が形成される。このレジス
トをマスクとして第1の層間膜14がエッチングされ、
領域A、領域Bにそれぞれコンタクト孔15a、15b
が形成される。次に、全面にタングステン(W)が形成
され、このタングステンによりコンタクト孔15a、1
5bが埋め込まれる。次に、例えばCMP法によりタン
グステンが平坦化される。その後、領域A、領域Bにそ
れぞれ第1層目のメタル配線16(a)、16(b)が
選択的に形成される。
されたレジスト(図示せず)が形成される。このレジス
トをマスクとして第1の層間膜14がエッチングされ、
領域A、領域Bにそれぞれコンタクト孔15a、15b
が形成される。次に、全面にタングステン(W)が形成
され、このタングステンによりコンタクト孔15a、1
5bが埋め込まれる。次に、例えばCMP法によりタン
グステンが平坦化される。その後、領域A、領域Bにそ
れぞれ第1層目のメタル配線16(a)、16(b)が
選択的に形成される。
【0008】図19は、従来のLSIパターンで形成さ
れた多層構造の断面図を示している。この半導体装置は
次のようにして形成される。
れた多層構造の断面図を示している。この半導体装置は
次のようにして形成される。
【0009】図19に示すように、図18に示す単層構
造の第1層目のメタル配線16(a)、16(b)が形
成された後、例えばCVD法によりシリコン酸化膜から
なる第2の層間膜17が形成され、例えばCMP法によ
り第2の層間膜17がほぼ平坦化される。
造の第1層目のメタル配線16(a)、16(b)が形
成された後、例えばCVD法によりシリコン酸化膜から
なる第2の層間膜17が形成され、例えばCMP法によ
り第2の層間膜17がほぼ平坦化される。
【0010】次に、第2の層間膜17上にパターニング
されたレジスト(図示せず)が形成される。このレジス
トをマスクとして第2の層間膜17がエッチングされ、
領域A、領域Bにそれぞれヴィアホール18a、18b
が形成される。次に、全面にタングステンが形成され、
このタングステンによりヴィアホール18a、18bが
埋め込まれる。次に、例えばCMP法によりタングステ
ンが平坦化される。その後、2層目のメタル配線19
a、19bが選択的に形成される。
されたレジスト(図示せず)が形成される。このレジス
トをマスクとして第2の層間膜17がエッチングされ、
領域A、領域Bにそれぞれヴィアホール18a、18b
が形成される。次に、全面にタングステンが形成され、
このタングステンによりヴィアホール18a、18bが
埋め込まれる。次に、例えばCMP法によりタングステ
ンが平坦化される。その後、2層目のメタル配線19
a、19bが選択的に形成される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記単層構造及び多層
構造において、領域Bに対し領域Aは、ゲート配線の密
度が低くなっている。このため、第1、第2の層間膜1
4、17をCMP法により平坦化する際、領域Aの各ゲ
ート13、16(a)にCMPによる加重が集中する。
従って、領域Bに比べて領域Aのポリッシングレートが
大きくなり、領域Bより領域Aの方が第1、第2の層間
膜14、17が薄くなる。その結果、領域Aと領域Bの
境界に、例えば0.4乃至0.5μmの段差20、21
が生じていた。
構造において、領域Bに対し領域Aは、ゲート配線の密
度が低くなっている。このため、第1、第2の層間膜1
4、17をCMP法により平坦化する際、領域Aの各ゲ
ート13、16(a)にCMPによる加重が集中する。
従って、領域Bに比べて領域Aのポリッシングレートが
大きくなり、領域Bより領域Aの方が第1、第2の層間
膜14、17が薄くなる。その結果、領域Aと領域Bの
境界に、例えば0.4乃至0.5μmの段差20、21
が生じていた。
【0012】これにより、単層構造では、領域Aのコン
タクト孔15aの深さは浅く形成され、領域Bのコンタ
クト孔15bの深さは深く形成される。
タクト孔15aの深さは浅く形成され、領域Bのコンタ
クト孔15bの深さは深く形成される。
【0013】従って、領域Aでは、コンタクト孔15a
が半導体基板11の表面に形成される拡散層(図示せ
ず)を突き抜ける。このため、コンタクト孔15aに生
じた欠陥により、コンタクト孔15a内のメタルが半導
体基板11に侵入し、リーク電流が発生していた。ま
た、領域Bでは、コンタクト孔15bが深く、しかも、
上部に比べて底部の開口が小さくなっている。このた
め、コンタクト抵抗が上昇するという問題が生じてい
た。
が半導体基板11の表面に形成される拡散層(図示せ
ず)を突き抜ける。このため、コンタクト孔15aに生
じた欠陥により、コンタクト孔15a内のメタルが半導
体基板11に侵入し、リーク電流が発生していた。ま
た、領域Bでは、コンタクト孔15bが深く、しかも、
上部に比べて底部の開口が小さくなっている。このた
め、コンタクト抵抗が上昇するという問題が生じてい
た。
【0014】また、多層構造では、領域Aのヴィアホー
ル18aの深さは浅く形成され、領域Bのヴィアホール
18bの深さは深く形成される。
ル18aの深さは浅く形成され、領域Bのヴィアホール
18bの深さは深く形成される。
【0015】従って、領域Aでは、ヴィアホール18a
がメタル配線16(a)の表面に形成されたバリアメタ
ル(図示せず)を突き抜ける。このため、ヴィアホール
18a内のメタルがメタル配線16(a)に侵入する。
その結果、配線16(a)の抵抗が上昇していた。ま
た、領域Bでは、ヴィアホール18bが深く、しかも上
部に比べて底部の開口が小さくなっている。このため、
コンタクトの抵抗が上昇するという問題があった。
がメタル配線16(a)の表面に形成されたバリアメタ
ル(図示せず)を突き抜ける。このため、ヴィアホール
18a内のメタルがメタル配線16(a)に侵入する。
その結果、配線16(a)の抵抗が上昇していた。ま
た、領域Bでは、ヴィアホール18bが深く、しかも上
部に比べて底部の開口が小さくなっている。このため、
コンタクトの抵抗が上昇するという問題があった。
【0016】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的とするところは、ロジック部の
ようなパターン密度が低い領域とメモリ部のようなパタ
ーン密度が高い領域の相互間に位置する層間膜の段差を
抑制することが可能な半導体装置を提供することにあ
る。
たものであり、その目的とするところは、ロジック部の
ようなパターン密度が低い領域とメモリ部のようなパタ
ーン密度が高い領域の相互間に位置する層間膜の段差を
抑制することが可能な半導体装置を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために以下に示す手段を用いている。
成するために以下に示す手段を用いている。
【0018】本発明の半導体装置は、第1の配線が形成
された第1の領域と、配線密度が前記第1の配線より高
い第2の配線が形成された第2の領域と、少なくとも前
記第1の領域の上方に少なくとも列方向に形成された第
3の配線と、前記第1の領域の前記第1の配線以外の空
き領域に形成され、行方向、列方向に所定間隔離間して
配置された複数のダミーパターンとを具備する。
された第1の領域と、配線密度が前記第1の配線より高
い第2の配線が形成された第2の領域と、少なくとも前
記第1の領域の上方に少なくとも列方向に形成された第
3の配線と、前記第1の領域の前記第1の配線以外の空
き領域に形成され、行方向、列方向に所定間隔離間して
配置された複数のダミーパターンとを具備する。
【0019】本発明の他の半導体装置は、第1の配線が
形成された第1の領域と、配線密度が前記第1の配線よ
り高い第2の配線が形成された第2の領域と、少なくと
も前記第1の領域の上方に少なくとも列方向に形成され
た第3の配線と、前記第1の領域の前記第1の配線以外
の空き領域に形成され、行方向、列方向に所定間隔離間
して配置され、前記第3の配線の少なくとも行方向に所
定の間隔でずれている複数のダミーパターンとを具備す
る。
形成された第1の領域と、配線密度が前記第1の配線よ
り高い第2の配線が形成された第2の領域と、少なくと
も前記第1の領域の上方に少なくとも列方向に形成され
た第3の配線と、前記第1の領域の前記第1の配線以外
の空き領域に形成され、行方向、列方向に所定間隔離間
して配置され、前記第3の配線の少なくとも行方向に所
定の間隔でずれている複数のダミーパターンとを具備す
る。
【0020】さらに、本発明の他の半導体装置は、素子
が形成される素子領域を有する半導体基板と、前記半導
体基板内に形成され、前記素子領域を分離する素子分離
溝と、前記素子分離溝の底面に、行方向、列方向に所定
間隔離間して配置された複数のダミーパターンと、前記
ダミーパターンの周囲の素子分離溝内を埋め込む絶縁膜
とを具備し、前記ダミーパターンの表面の高さは前記半
導体基板の表面の高さと同じである。
が形成される素子領域を有する半導体基板と、前記半導
体基板内に形成され、前記素子領域を分離する素子分離
溝と、前記素子分離溝の底面に、行方向、列方向に所定
間隔離間して配置された複数のダミーパターンと、前記
ダミーパターンの周囲の素子分離溝内を埋め込む絶縁膜
とを具備し、前記ダミーパターンの表面の高さは前記半
導体基板の表面の高さと同じである。
【0021】互いに隣接する前記各ダミーパターンは、
行方向、列方向に一定の間隔でずれている。
行方向、列方向に一定の間隔でずれている。
【0022】前記ダミーパターンは正方形であり、各ダ
ミーパターンの相互間隔は前記正方形の一辺に等しく、
行方向に互いに隣接する前記各ダミーパターンは、列方
向に前記相互間隔未満の間隔でずれ、列方向に互いに隣
接する前記各ダミーパターンは、行方向に前記相互間隔
未満の間隔でずれている。
ミーパターンの相互間隔は前記正方形の一辺に等しく、
行方向に互いに隣接する前記各ダミーパターンは、列方
向に前記相互間隔未満の間隔でずれ、列方向に互いに隣
接する前記各ダミーパターンは、行方向に前記相互間隔
未満の間隔でずれている。
【0023】前記ダミーパターンは正方形であり、行方
向に互いに隣接する前記各ダミーパターンは、前記正方
形の一辺以上の距離離間され、列方向に互いに隣接する
前記各ダミーパターンは、前記正方形の一辺以上の距離
離間されていてもよい。
向に互いに隣接する前記各ダミーパターンは、前記正方
形の一辺以上の距離離間され、列方向に互いに隣接する
前記各ダミーパターンは、前記正方形の一辺以上の距離
離間されていてもよい。
【0024】前記ダミーパターンは円形でもよい。ま
た、前記第1の領域はロジック回路領域であり、第2の
領域はメモリ領域である。
た、前記第1の領域はロジック回路領域であり、第2の
領域はメモリ領域である。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下に図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0026】まず、本発明の原理について説明する。図
1に示すように、本発明は例えば配線の密度が低い領域
Aにダミーパターン13bを形成することにより、領域
Aと領域B相互間の段差を抑制する。ここで、図1にお
いて、領域Aはゲート配線の密度が低い例えばロジック
部を示し、領域Bはゲート配線の密度が高い例えばメモ
リ部を示している。
1に示すように、本発明は例えば配線の密度が低い領域
Aにダミーパターン13bを形成することにより、領域
Aと領域B相互間の段差を抑制する。ここで、図1にお
いて、領域Aはゲート配線の密度が低い例えばロジック
部を示し、領域Bはゲート配線の密度が高い例えばメモ
リ部を示している。
【0027】図1に示すように、例えば単層構造の場
合、半導体基板11上にパターニングされたレジスト
(図示せず)が形成され、このレジストをマスクとして
フィールド領域12が選択的に形成される。
合、半導体基板11上にパターニングされたレジスト
(図示せず)が形成され、このレジストをマスクとして
フィールド領域12が選択的に形成される。
【0028】次に、半導体基板11上に例えばポリシリ
コンが形成され、このポリシリコン上にパターニングさ
れたレジスト(図示せず)が形成される。このレジスト
をマスクとしてポリシリコンが選択的にエッチングされ
る。これにより、領域Aにゲート配線13a及びダミー
パターン13bが形成され、領域Bにゲート配線13c
が形成される。前記ダミーパターン13bはゲート配線
13a以外の空き領域に形成される。
コンが形成され、このポリシリコン上にパターニングさ
れたレジスト(図示せず)が形成される。このレジスト
をマスクとしてポリシリコンが選択的にエッチングされ
る。これにより、領域Aにゲート配線13a及びダミー
パターン13bが形成され、領域Bにゲート配線13c
が形成される。前記ダミーパターン13bはゲート配線
13a以外の空き領域に形成される。
【0029】次に、例えばCVD法により、ボロンある
いはリンを含んだシリコン酸化膜からなる第1の層間膜
14が形成され、例えばCMP法により第1の層間膜1
4が平坦化される。第1の層間膜14を平坦化する際、
領域Aにはダミーパターン13bが形成されているた
め、CMPによる加重はゲート配線13a、ダミーパタ
ーン13bに分散され、従来のように各ゲートに加重が
集中しない。このため、領域AとBにおける第1の層間
膜14のポリッシングレートをほぼ同等とすることがで
きる。従って、領域AとBの境界に位置する第1の層間
膜14の段差20を抑制することができる。
いはリンを含んだシリコン酸化膜からなる第1の層間膜
14が形成され、例えばCMP法により第1の層間膜1
4が平坦化される。第1の層間膜14を平坦化する際、
領域Aにはダミーパターン13bが形成されているた
め、CMPによる加重はゲート配線13a、ダミーパタ
ーン13bに分散され、従来のように各ゲートに加重が
集中しない。このため、領域AとBにおける第1の層間
膜14のポリッシングレートをほぼ同等とすることがで
きる。従って、領域AとBの境界に位置する第1の層間
膜14の段差20を抑制することができる。
【0030】尚、多層構造においても、配線を形成する
際、空き領域にダミーパターンを形成することにより、
上記単層構造と同様の効果が得られる。
際、空き領域にダミーパターンを形成することにより、
上記単層構造と同様の効果が得られる。
【0031】次に、上記ダミーパターンの形状について
説明する。図2(a)、図2(b)は、最適なダミーパ
ターンを形成するための評価パターンを示している。こ
こで、評価面積は例えば4mm×4mmとする。
説明する。図2(a)、図2(b)は、最適なダミーパ
ターンを形成するための評価パターンを示している。こ
こで、評価面積は例えば4mm×4mmとする。
【0032】図2(a)は、一辺がL、他辺が評価面積
の一辺と等しい長方形状のラインパターン32を間隔S
で配置したライン/スペース(L/S)パターン31を
示している。
の一辺と等しい長方形状のラインパターン32を間隔S
で配置したライン/スペース(L/S)パターン31を
示している。
【0033】図2(b)は、一辺がLの正方形状のパタ
ーン34を所謂千鳥状に配置した千鳥パターン33を示
す。この千鳥パターン33は、隣接するパターン34の
対向する角部の相互間隔がそれぞれ(S−L)/√2で
配置されている。
ーン34を所謂千鳥状に配置した千鳥パターン33を示
す。この千鳥パターン33は、隣接するパターン34の
対向する角部の相互間隔がそれぞれ(S−L)/√2で
配置されている。
【0034】このような2つの評価パターン31、33
上に層間絶縁膜を形成し、この層間絶縁膜をCMPによ
り平坦化した後、層間絶縁膜上に生じた段差を評価す
る。すなわち、図1に示すダミーパターン13bの部分
にL/Sパターン31又は千鳥パターン33が形成さ
れ、L/Sパターン31又は千鳥パターン33の上に層
間膜14が形成され、CMP法を用いて層間膜14が平
坦化される。これにより、領域Aと領域Bの層間膜14
の段差20が評価される。また、段差20の評価は、2
つの評価パターン31、33のS、Lをそれぞれ変化さ
せて行われる。つまり、評価面積に対してダミーパター
ンが占める割合、すなわちパターンの被覆率を変化さ
せ、被覆率の変化に伴う段差20の変化を評価する。
上に層間絶縁膜を形成し、この層間絶縁膜をCMPによ
り平坦化した後、層間絶縁膜上に生じた段差を評価す
る。すなわち、図1に示すダミーパターン13bの部分
にL/Sパターン31又は千鳥パターン33が形成さ
れ、L/Sパターン31又は千鳥パターン33の上に層
間膜14が形成され、CMP法を用いて層間膜14が平
坦化される。これにより、領域Aと領域Bの層間膜14
の段差20が評価される。また、段差20の評価は、2
つの評価パターン31、33のS、Lをそれぞれ変化さ
せて行われる。つまり、評価面積に対してダミーパター
ンが占める割合、すなわちパターンの被覆率を変化さ
せ、被覆率の変化に伴う段差20の変化を評価する。
【0035】図3は、被覆率の変化に伴う段差20の変
化を評価した結果を示している。図3に示すように、ど
のようなパターンの被覆率に対しても、L/Sパターン
31に比べて千鳥パターン33の方が段差を抑制するこ
とができる。従って、CMP後の層間膜の段差をより抑
制できるダミーパターンの形状は正方形であることがわ
かる。
化を評価した結果を示している。図3に示すように、ど
のようなパターンの被覆率に対しても、L/Sパターン
31に比べて千鳥パターン33の方が段差を抑制するこ
とができる。従って、CMP後の層間膜の段差をより抑
制できるダミーパターンの形状は正方形であることがわ
かる。
【0036】次に、正方形のダミーパターンの配置につ
いてさらに検討し、各パターンごとのCMP後の層間膜
の段差について評価する。
いてさらに検討し、各パターンごとのCMP後の層間膜
の段差について評価する。
【0037】図4に示すように、一辺がLの正方形のダ
ミーパターン41を、行及び列方向に間隔Sだけ離して
格子状に配置する。この配置列をパターン1とする。こ
のパターン1は、後述するパターンの基準パターンであ
る。ここで、ダミーパターン41の一辺Lは例えば4μ
m、ダミーパターン41の相互間隔Sは例えば4μmと
する。また、評価面積は例えば44μm×44μmとす
る。
ミーパターン41を、行及び列方向に間隔Sだけ離して
格子状に配置する。この配置列をパターン1とする。こ
のパターン1は、後述するパターンの基準パターンであ
る。ここで、ダミーパターン41の一辺Lは例えば4μ
m、ダミーパターン41の相互間隔Sは例えば4μmと
する。また、評価面積は例えば44μm×44μmとす
る。
【0038】図5は、パターン1に示すダミーパターン
41を行及び列方向にS/4ずつずらして配置した例を
示している。この配置列をパターン2とする。
41を行及び列方向にS/4ずつずらして配置した例を
示している。この配置列をパターン2とする。
【0039】図6は、パターン1に示すダミーパターン
41を行及び列方向にS/2ずつずらして配置した例を
示している。この配置列をパターン3とする。
41を行及び列方向にS/2ずつずらして配置した例を
示している。この配置列をパターン3とする。
【0040】図7は、パターン1に示すダミーパターン
41を行及び列方向に3S/4ずつずらして配置した例
を示している。この配置列をパターン4とする。
41を行及び列方向に3S/4ずつずらして配置した例
を示している。この配置列をパターン4とする。
【0041】図8は、パターン1に示すダミーパターン
41を行及び列方向にSずつずらして配置した例を示し
ている。この配置列をパターン5とする。
41を行及び列方向にSずつずらして配置した例を示し
ている。この配置列をパターン5とする。
【0042】次に、このようなパターン1乃至5のダミ
ーパターンを用いて、CMP後の層間膜の段差を評価す
る。この結果を表1に示す。表1に示すように、パター
ンのずらし量及びパターンの被覆率が多くなるに従い段
差を抑制することができる。従って、パターン1乃至5
の配置はCMP後の段差を抑制するダミーパターンとし
て有効である。
ーパターンを用いて、CMP後の層間膜の段差を評価す
る。この結果を表1に示す。表1に示すように、パター
ンのずらし量及びパターンの被覆率が多くなるに従い段
差を抑制することができる。従って、パターン1乃至5
の配置はCMP後の段差を抑制するダミーパターンとし
て有効である。
【0043】
【表1】
【0044】次に、パターン1乃至5を用いて上層配線
との関係について検討する。まず、ダミーパターンの上
方に別の配線が複数形成されると、これら配線相互間に
容量が生じ、この容量により信号の伝達遅延が生じる。
このため、ダミーパターンの真上に上層配線が形成され
ないことが好ましい。
との関係について検討する。まず、ダミーパターンの上
方に別の配線が複数形成されると、これら配線相互間に
容量が生じ、この容量により信号の伝達遅延が生じる。
このため、ダミーパターンの真上に上層配線が形成され
ないことが好ましい。
【0045】そこで、上層配線の位置を移動させ、ダミ
ーパターンと上層配線が重なりうる領域(オーバーラッ
プ領域)を検討する。ここで、配線の幅は例えば0.5
μmとする。その結果を図9乃至13及び表2に示す。
ーパターンと上層配線が重なりうる領域(オーバーラッ
プ領域)を検討する。ここで、配線の幅は例えば0.5
μmとする。その結果を図9乃至13及び表2に示す。
【0046】表2には、配線とオーバーラップするダミ
ーパターンの数(A)、ダミーパターンと最もオーバー
ラップする場合の配線の本数(B)を示す。また、A×
Bはダミーパターンと上層配線とがオーバーラップして
いる部分の数を示す。ここで、Aには、列方向における
ダミーパターンの全ての領域が配線とオーバーラップす
るもののみを数に入れている。
ーパターンの数(A)、ダミーパターンと最もオーバー
ラップする場合の配線の本数(B)を示す。また、A×
Bはダミーパターンと上層配線とがオーバーラップして
いる部分の数を示す。ここで、Aには、列方向における
ダミーパターンの全ての領域が配線とオーバーラップす
るもののみを数に入れている。
【0047】
【表2】
【0048】図9は図4に示すパターン1の場合を示し
ている。列方向に一直線状に配列されたダミーパターン
の上方に、上層配線51が列方向に配置されている。こ
の配置の場合、列方向に配置された1本の配線51とオ
ーバーラップするダミーパターン41の数は最大で6と
なり、この条件を満たす配線51の本数は48となる。
従って、ダミーパターンと上層配線とがオーバーラップ
している部分の数(A×B)は288である。この28
8は、後述するパターンの場合と比較すると最大であ
る。
ている。列方向に一直線状に配列されたダミーパターン
の上方に、上層配線51が列方向に配置されている。こ
の配置の場合、列方向に配置された1本の配線51とオ
ーバーラップするダミーパターン41の数は最大で6と
なり、この条件を満たす配線51の本数は48となる。
従って、ダミーパターンと上層配線とがオーバーラップ
している部分の数(A×B)は288である。この28
8は、後述するパターンの場合と比較すると最大であ
る。
【0049】図10は図5に示すパターン2の場合を示
している。この場合、パターン1に比べて各ダミーパタ
ーン41が列方向から行方向にシフトしている。このた
め、列方向に配置した1本の配線51とオーバーラップ
するダミーパターン41の数は最大で4となり、この条
件を満たす配線51の本数は22となる。従って、ダミ
ーパターンと上層配線とがオーバーラップしている部分
の数は88となる。
している。この場合、パターン1に比べて各ダミーパタ
ーン41が列方向から行方向にシフトしている。このた
め、列方向に配置した1本の配線51とオーバーラップ
するダミーパターン41の数は最大で4となり、この条
件を満たす配線51の本数は22となる。従って、ダミ
ーパターンと上層配線とがオーバーラップしている部分
の数は88となる。
【0050】図11は図6に示すパターン3の場合を示
している。この場合、パターン2に比べて各ダミーパタ
ーン41はさらに列方向から行方向にシフトしている。
このため、列方向に配置した1本の配線51とオーバー
ラップするダミーパターン41の数は最大で4となり、
この条件を満たす配線51の本数は16となる。従っ
て、ダミーパターンと上層配線とがオーバーラップして
いる部分の数は64となる。
している。この場合、パターン2に比べて各ダミーパタ
ーン41はさらに列方向から行方向にシフトしている。
このため、列方向に配置した1本の配線51とオーバー
ラップするダミーパターン41の数は最大で4となり、
この条件を満たす配線51の本数は16となる。従っ
て、ダミーパターンと上層配線とがオーバーラップして
いる部分の数は64となる。
【0051】図12は図7に示すパターン4の場合を示
している。この場合、パターン3に比べて各ダミーパタ
ーン41はさらに列方向から行方向にシフトしている。
このため、列方向に配置した1本の配線51とオーバー
ラップするダミーパターン41の数は最大で4となり、
この条件を満たす配線51の本数は12となる。従っ
て、ダミーパターンと上層配線とがオーバーラップして
いる部分の数は48となる。
している。この場合、パターン3に比べて各ダミーパタ
ーン41はさらに列方向から行方向にシフトしている。
このため、列方向に配置した1本の配線51とオーバー
ラップするダミーパターン41の数は最大で4となり、
この条件を満たす配線51の本数は12となる。従っ
て、ダミーパターンと上層配線とがオーバーラップして
いる部分の数は48となる。
【0052】図13は図8に示すパターン5の場合を示
している。この場合、ダミーパターン41が列方向に一
直線状に並ぶため、列方向に配置される1本の配線51
とオーバーラップするダミーパターン41の数は最大で
4となり、この条件を満たす配線51の本数は56とな
る。従って、ダミーパターンと上層配線とがオーバーラ
ップしている部分の数は124と増加する。
している。この場合、ダミーパターン41が列方向に一
直線状に並ぶため、列方向に配置される1本の配線51
とオーバーラップするダミーパターン41の数は最大で
4となり、この条件を満たす配線51の本数は56とな
る。従って、ダミーパターンと上層配線とがオーバーラ
ップしている部分の数は124と増加する。
【0053】つまり、一直線状にダミーパターン41が
並ばないパターン2乃至4のような配置であれば、オー
バーラップしている部分の数(A×B)が小さいため、
配線容量を低く抑えることができる。尚、ダミーパター
ン41を行及び列方向にS以上ずつずらして配置した場
合、上記パターン1乃至5の配置列を繰り返すことにな
る。従って、上層配線にかかる容量を考慮する場合、式
(1)の配置が最も有効であると考えられる。
並ばないパターン2乃至4のような配置であれば、オー
バーラップしている部分の数(A×B)が小さいため、
配線容量を低く抑えることができる。尚、ダミーパター
ン41を行及び列方向にS以上ずつずらして配置した場
合、上記パターン1乃至5の配置列を繰り返すことにな
る。従って、上層配線にかかる容量を考慮する場合、式
(1)の配置が最も有効であると考えられる。
【0054】 0<ずらし量<ダミーパターンの相互間隔S…(1) 尚、パターン被覆率が高い場合、RIE(Reactive Ion
Etching)、CDE(Chemical Dry Etching)等のケミ
カルエッチングを用いてパターニングする際に問題が生
じる。例えば除去物をガスで検出してポリッシングを制
御している装置では検出が困難になる。従って、被覆率
はできるだけ低くする方がよく、例えば40%以下に抑
えればよい。
Etching)、CDE(Chemical Dry Etching)等のケミ
カルエッチングを用いてパターニングする際に問題が生
じる。例えば除去物をガスで検出してポリッシングを制
御している装置では検出が困難になる。従って、被覆率
はできるだけ低くする方がよく、例えば40%以下に抑
えればよい。
【0055】これにより、図2(b)に示す千鳥パター
ン33の場合は、図3に示すように、パターン被覆率が
16.3%となるパターン、すなわちL=4μm、S=
10μmのダミーパターンが最適なパターン配置であ
る。この場合、CMP後の段差は0.01μmとなり、
ダミーパターンを形成しないときの段差(0.4乃至
0.5μm)に比べて低く抑えることができた。また、
図14にこの千鳥パターンと上層配線51との関係を示
す。
ン33の場合は、図3に示すように、パターン被覆率が
16.3%となるパターン、すなわちL=4μm、S=
10μmのダミーパターンが最適なパターン配置であ
る。この場合、CMP後の段差は0.01μmとなり、
ダミーパターンを形成しないときの段差(0.4乃至
0.5μm)に比べて低く抑えることができた。また、
図14にこの千鳥パターンと上層配線51との関係を示
す。
【0056】上記実施例によれば、ロジック部のような
配線の密度が低い領域にダミーパターンを形成する。こ
のため、ロジック部とメモリ部の間に生じる層間膜の段
差を抑制することができる。また、形成するダミーパタ
ーンの形状を正方形とすることでさらに段差を抑制する
ことができる。また、ダミーパターンを式(1)で示す
ように千鳥状にずらして配置にすることにより、上層に
形成される配線との容量を抑制することが可能である。
さらに、ダミーパターンを用いて、ロジック部のような
配線の密度が低い領域の配線密度を高めることにより、
従来チップ上にメモリとロジックが隙間を少なくして配
置されている場合と同様のリソグラフィ及びエッチング
等の条件を用いることができる。このため、既存の設定
条件を有効に利用できる。また、被覆率の違いによる寸
法変動(loading effect)を小さくすることができる。
配線の密度が低い領域にダミーパターンを形成する。こ
のため、ロジック部とメモリ部の間に生じる層間膜の段
差を抑制することができる。また、形成するダミーパタ
ーンの形状を正方形とすることでさらに段差を抑制する
ことができる。また、ダミーパターンを式(1)で示す
ように千鳥状にずらして配置にすることにより、上層に
形成される配線との容量を抑制することが可能である。
さらに、ダミーパターンを用いて、ロジック部のような
配線の密度が低い領域の配線密度を高めることにより、
従来チップ上にメモリとロジックが隙間を少なくして配
置されている場合と同様のリソグラフィ及びエッチング
等の条件を用いることができる。このため、既存の設定
条件を有効に利用できる。また、被覆率の違いによる寸
法変動(loading effect)を小さくすることができる。
【0057】尚、ダミーパターンの形状や配置は上記実
施例に限定されるものではない。上記実施例では、図4
に示す基準のダミーパターンの一辺の長さLとダミーパ
ターンの相互間距離Sを等しくしたが、ダミーパターン
の相互間距離Sを一辺の長さLより大きくし、パターン
被覆率を小さくしてもよい。すなわち、ダミーパターン
の一辺Lを例えば4μm、ダミーパターンの相互間距離
Sを例えば10μmとする。また、評価面積は例えば4
4μm×44μmとする。
施例に限定されるものではない。上記実施例では、図4
に示す基準のダミーパターンの一辺の長さLとダミーパ
ターンの相互間距離Sを等しくしたが、ダミーパターン
の相互間距離Sを一辺の長さLより大きくし、パターン
被覆率を小さくしてもよい。すなわち、ダミーパターン
の一辺Lを例えば4μm、ダミーパターンの相互間距離
Sを例えば10μmとする。また、評価面積は例えば4
4μm×44μmとする。
【0058】このようなダミーパターンを、上記実施例
と同様に行方向に1/Sずつずらしたパターンを用いて
CMP後の層間膜の段差を評価する。表3はその評価結
果を示している。表3からわかるように、ずらし量が7
μmのとき最も段差を抑制することができ、パターン被
覆率も比較的少ない。従って、このような配置のダミー
パターンも、CMP後の段差を抑制することができ有効
である。
と同様に行方向に1/Sずつずらしたパターンを用いて
CMP後の層間膜の段差を評価する。表3はその評価結
果を示している。表3からわかるように、ずらし量が7
μmのとき最も段差を抑制することができ、パターン被
覆率も比較的少ない。従って、このような配置のダミー
パターンも、CMP後の段差を抑制することができ有効
である。
【0059】
【表3】
【0060】また、ダミーパターンの形状は正方形に限
定されるものではなく、図15に示すように、例えば円
形のダミーパターン34aでもよい。また、各ダミーパ
ターンの行及び列方向のずらし量は一定に限らず、空き
領域の面積や形状に応じて、行及び列方向のずらし量が
異なるような配置とすることも可能である。また、ダミ
ーパターンはロジック部のような領域に形成されるだけ
でなく、ロジック部とメモリ部との隙間等、種々の空き
領域に形成してもよい。以上のような場合も、上記実施
例と同様の効果が得られる。
定されるものではなく、図15に示すように、例えば円
形のダミーパターン34aでもよい。また、各ダミーパ
ターンの行及び列方向のずらし量は一定に限らず、空き
領域の面積や形状に応じて、行及び列方向のずらし量が
異なるような配置とすることも可能である。また、ダミ
ーパターンはロジック部のような領域に形成されるだけ
でなく、ロジック部とメモリ部との隙間等、種々の空き
領域に形成してもよい。以上のような場合も、上記実施
例と同様の効果が得られる。
【0061】また、配線方向は列方向に限定されず、行
方向に配置されてもよい。この場合も上記実施例と同様
に、配線相互間の容量の増加を防止することは可能であ
る。
方向に配置されてもよい。この場合も上記実施例と同様
に、配線相互間の容量の増加を防止することは可能であ
る。
【0062】さらに、上述したダミーパターンはゲート
配線と同時に形成される場合に限定されない。例えば、
ダミーパターンは、STI(Shallow Trench Isolatio
n)構造の素子分離領域を形成するための溝と同時に形
成してもよい。
配線と同時に形成される場合に限定されない。例えば、
ダミーパターンは、STI(Shallow Trench Isolatio
n)構造の素子分離領域を形成するための溝と同時に形
成してもよい。
【0063】図16(a)、16(b)は従来技術によ
る素子分離領域の形成方法を示し、図17(a)、17
(b)、17(c)は本発明に係わる素子分離領域の形
成方法を示している。
る素子分離領域の形成方法を示し、図17(a)、17
(b)、17(c)は本発明に係わる素子分離領域の形
成方法を示している。
【0064】図16(a)に示すように、半導体基板6
1上に第1の酸化膜62が形成され、この第1の酸化膜
62上に窒化膜63が形成される。この窒化膜63上に
第2の酸化膜64が形成され、この第2の酸化膜64上
にレジスト(図示せず)が塗布されパターニングされ
る。このパターニングされたレジストを用いて、第1、
第2の酸化膜62、64及び窒化膜63がパターニング
される。その後、レジストが除去される。次に、パター
ニングされた第1、第2の酸化膜62、64及び窒化膜
63をマスクとして、半導体基板61が除去され、ST
I溝66が形成される。次に、全面に絶縁膜67が形成
され、この絶縁膜67によりSTI溝66が埋め込まれ
る。ここで、STI溝66の開口が大きい場合、STI
溝66上の絶縁膜67に凹部68が生じる。
1上に第1の酸化膜62が形成され、この第1の酸化膜
62上に窒化膜63が形成される。この窒化膜63上に
第2の酸化膜64が形成され、この第2の酸化膜64上
にレジスト(図示せず)が塗布されパターニングされ
る。このパターニングされたレジストを用いて、第1、
第2の酸化膜62、64及び窒化膜63がパターニング
される。その後、レジストが除去される。次に、パター
ニングされた第1、第2の酸化膜62、64及び窒化膜
63をマスクとして、半導体基板61が除去され、ST
I溝66が形成される。次に、全面に絶縁膜67が形成
され、この絶縁膜67によりSTI溝66が埋め込まれ
る。ここで、STI溝66の開口が大きい場合、STI
溝66上の絶縁膜67に凹部68が生じる。
【0065】その後、図16(b)に示すように、CM
P法により絶縁膜67が平坦化された後、第1、第2の
酸化膜62、64及び窒化膜63が除去される。その結
果、半導体基板61内にSTI構造の素子分離領域69
が形成される。この際、絶縁膜67の形成時に生じた凹
部68により、素子分離領域69中央の表面が半導体基
板61の表面よりも低くなって段差70が発生してしま
う。この素子分離領域69の段差70は、後の工程で図
1に示すような層間膜14を全面に堆積した場合、層間
膜14の段差を発生させる原因となる。
P法により絶縁膜67が平坦化された後、第1、第2の
酸化膜62、64及び窒化膜63が除去される。その結
果、半導体基板61内にSTI構造の素子分離領域69
が形成される。この際、絶縁膜67の形成時に生じた凹
部68により、素子分離領域69中央の表面が半導体基
板61の表面よりも低くなって段差70が発生してしま
う。この素子分離領域69の段差70は、後の工程で図
1に示すような層間膜14を全面に堆積した場合、層間
膜14の段差を発生させる原因となる。
【0066】そこで、以下に説明するように、本発明
は、素子分離領域の段差を抑制するために、STI溝の
形成とともにダミーパターンを形成する。
は、素子分離領域の段差を抑制するために、STI溝の
形成とともにダミーパターンを形成する。
【0067】まず、図17(a)に示すように、半導体
基板61上に第1の酸化膜62が形成され、この第1の
酸化膜62上に窒化膜63が形成される。この窒化膜6
3上に第2の酸化膜64が形成され、この第2の酸化膜
64上にレジストが塗布されてパターニングされる。そ
の結果、第2の酸化膜64上にパターニングされたレジ
スト65a、65bが形成される。このパターニングさ
れたレジスト65a、65bを用いて、第1、第2の酸
化膜62、64及び窒化膜63がパターニングされる。
その後、レジストが除去される。次に、パターニングさ
れた第1、第2の酸化膜62、64及び窒化膜63をマ
スクとして、半導体基板61が除去される。その結果、
複数のSTI溝66aが形成されるとともに、複数の凸
部66bが形成される。ここで、レジスト65bが、図
4乃至図8に示すようなダミーパターンが形成されるよ
うにパターニングされることにより、上述したダミーパ
ターン形状の凸部(以下、ダミーパターンと称す)66
bが形成される。尚、図4乃至図8に示すようなダミー
パターンは、ダミーパターン66bの上面図となる。
基板61上に第1の酸化膜62が形成され、この第1の
酸化膜62上に窒化膜63が形成される。この窒化膜6
3上に第2の酸化膜64が形成され、この第2の酸化膜
64上にレジストが塗布されてパターニングされる。そ
の結果、第2の酸化膜64上にパターニングされたレジ
スト65a、65bが形成される。このパターニングさ
れたレジスト65a、65bを用いて、第1、第2の酸
化膜62、64及び窒化膜63がパターニングされる。
その後、レジストが除去される。次に、パターニングさ
れた第1、第2の酸化膜62、64及び窒化膜63をマ
スクとして、半導体基板61が除去される。その結果、
複数のSTI溝66aが形成されるとともに、複数の凸
部66bが形成される。ここで、レジスト65bが、図
4乃至図8に示すようなダミーパターンが形成されるよ
うにパターニングされることにより、上述したダミーパ
ターン形状の凸部(以下、ダミーパターンと称す)66
bが形成される。尚、図4乃至図8に示すようなダミー
パターンは、ダミーパターン66bの上面図となる。
【0068】次に、図17(b)に示すように、全面に
絶縁膜67が形成され、この絶縁膜67によりSTI溝
66aが埋め込まれる。その結果、STI溝66a上の
絶縁膜67表面に凹部68aが生じる。ここで、ダミー
パターン66bを用いた複数のSTI溝66aが形成さ
れているため、凹部68aの深さは浅く、また凹部68
aの開口は小さくできる。
絶縁膜67が形成され、この絶縁膜67によりSTI溝
66aが埋め込まれる。その結果、STI溝66a上の
絶縁膜67表面に凹部68aが生じる。ここで、ダミー
パターン66bを用いた複数のSTI溝66aが形成さ
れているため、凹部68aの深さは浅く、また凹部68
aの開口は小さくできる。
【0069】その後、図17(c)に示すように、CM
P法により絶縁膜67が平坦化された後、第1、第2の
酸化膜62、64及び窒化膜63が除去される。その結
果、半導体基板61内にSTI構造の複数の素子分離領
域69aが形成される。
P法により絶縁膜67が平坦化された後、第1、第2の
酸化膜62、64及び窒化膜63が除去される。その結
果、半導体基板61内にSTI構造の複数の素子分離領
域69aが形成される。
【0070】このように、STI溝66aの形成ととも
にダミーパターン66bを形成することにより、絶縁膜
67形成時に生じるSTI溝66a上の大面積の凹部6
8aの発生を抑制できる。従って、素子分離領域69a
の形成の際、素子分離領域69aの表面に段差が生じる
ことを防止できる。
にダミーパターン66bを形成することにより、絶縁膜
67形成時に生じるSTI溝66a上の大面積の凹部6
8aの発生を抑制できる。従って、素子分離領域69a
の形成の際、素子分離領域69aの表面に段差が生じる
ことを防止できる。
【0071】その他、本発明は、その要旨を逸脱しない
範囲で、種々変形して実施することが可能である。
範囲で、種々変形して実施することが可能である。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ロ
ジック部のようなパターン密度の低い領域にダミーパタ
ーンを形成することにより、メモリ部のようなパターン
密度の高い領域との相互間に位置する層間膜の段差を抑
制することが可能な半導体装置を提供できる。
ジック部のようなパターン密度の低い領域にダミーパタ
ーンを形成することにより、メモリ部のようなパターン
密度の高い領域との相互間に位置する層間膜の段差を抑
制することが可能な半導体装置を提供できる。
【図1】本発明の実施例に係わる半導体装置の断面図。
【図2】L/Sパターン及び千鳥パターンの平面図。
【図3】パターン被覆率と段差との評価結果。
【図4】第1の配置例に係るダミーパターンの平面図。
【図5】第2の配置例に係るダミーパターンの平面図。
【図6】第3の配置例に係るダミーパターンの平面図。
【図7】第4の配置例に係るダミーパターンの平面図。
【図8】第5の配置例に係るダミーパターンの平面図。
【図9】第1の配置例に係るダミーパターンと上層配線
との関係を示す図。
との関係を示す図。
【図10】第2の配置例に係るダミーパターンと上層配
線との関係を示す図。
線との関係を示す図。
【図11】第3の配置例に係るダミーパターンと上層配
線との関係を示す図。
線との関係を示す図。
【図12】第4の配置例に係るダミーパターンと上層配
線との関係を示す図。
線との関係を示す図。
【図13】第5の配置例に係るダミーパターンと上層配
線との関係を示す図。
線との関係を示す図。
【図14】千鳥パターンと上層配線との関係を示す図。
【図15】円形のダミーパターンの平面図。
【図16】従来技術による素子分離領域の形成工程の断
面図。
面図。
【図17】本発明に係わる素子分離領域の形成工程の断
面図。
面図。
【図18】従来技術による単層構造の半導体装置の製造
工程の断面図。
工程の断面図。
【図19】従来技術による多層構造の半導体装置の製造
工程の断面図。
工程の断面図。
11…半導体基板、 12…フィールド領域、 13a、13c…ゲート配線、 13b…ダミーパターン、 14…第1の層間膜、 15a、15b…コンタクト孔、 16a、16b…1層目のメタル配線、 17…第2の層間膜、 18a、18b…ヴィアホール、 19a、19b…2層目のメタル配線、 20、21…段差 31…L/Sパターン、 32…長方形状のパターン、 33…千鳥パターン、 34…正方形状のパターン、 41…正方形のダミーパターン、 51…配線。
Claims (17)
- 【請求項1】 第1の配線が形成された第1の領域と、
配線密度が前記第1の配線より高い第2の配線が形成さ
れた第2の領域と、 少なくとも前記第1の領域の上方に少なくとも列方向に
形成された第3の配線と、 前記第1の領域の前記第1の配線以外の空き領域に形成
され、行方向、列方向に所定間隔離間して配置された複
数のダミーパターンとを具備することを特徴とする半導
体装置。 - 【請求項2】 互いに隣接する前記各ダミーパターン
は、行方向、列方向に一定の間隔でずれていることを特
徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記ダミーパターンは正方形であり、各
ダミーパターンの相互間隔は前記正方形の一辺に等し
く、行方向に互いに隣接する前記各ダミーパターンは列
方向に前記相互間隔未満の間隔でずれ、列方向に互いに
隣接する前記各ダミーパターンは行方向に前記相互間隔
未満の間隔でずれていることを特徴とする請求項1記載
の半導体装置。 - 【請求項4】 前記ダミーパターンは正方形であり、行
方向に互いに隣接する前記各ダミーパターンは前記正方
形の一辺以上の距離離間され、列方向に互いに隣接する
前記各ダミーパターンは前記正方形の一辺以上の距離離
間されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装
置。 - 【請求項5】 前記ダミーパターンは円形であることを
特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項6】 前記第1の領域はロジック回路領域であ
り、第2の領域はメモリ領域であることを特徴とする請
求項1記載の半導体装置。 - 【請求項7】 第1の配線が形成された第1の領域と、
配線密度が前記第1の配線より高い第2の配線が形成さ
れた第2の領域と、 少なくとも前記第1の領域の上方に少なくとも列方向に
形成された第3の配線と、 前記第1の領域の前記第1の配線以外の空き領域に形成
され、行方向、列方向に所定間隔離間して配置され、前
記第3の配線の少なくとも行方向に所定の間隔でずれて
いる複数のダミーパターンとを具備することを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項8】 互いに隣接する前記各ダミーパターン
は、行方向、列方向に一定の間隔でずれていることを特
徴とする請求項7記載の半導体装置。 - 【請求項9】 前記ダミーパターンは正方形であり、各
ダミーパターンの相互間隔は前記正方形の一辺に等し
く、行方向に互いに隣接する前記各ダミーパターンは列
方向に前記相互間隔未満の間隔でずれ、列方向に互いに
隣接する前記各ダミーパターンは行方向に前記相互間隔
未満の間隔でずれていることを特徴とする請求項7記載
の半導体装置。 - 【請求項10】 前記ダミーパターンは正方形であり、
行方向に互いに隣接する前記各ダミーパターンは前記正
方形の一辺以上の距離離間され、列方向に互いに隣接す
る前記各ダミーパターンは前記正方形の一辺以上の距離
離間されていることを特徴とする請求項7記載の半導体
装置。 - 【請求項11】 前記ダミーパターンは円形であること
を特徴とする請求項7記載の半導体装置。 - 【請求項12】 前記第1の領域はロジック回路領域で
あり、第2の領域はメモリ領域であることを特徴とする
請求項7記載の半導体装置。 - 【請求項13】 素子が形成される素子領域を有する半
導体基板と、 前記半導体基板内に形成され、前記素子領域を分離する
素子分離溝と、 前記素子分離溝の底面に、行方向、列方向に所定間隔離
間して配置された複数のダミーパターンと、 前記ダミーパターンの周囲の素子分離溝内を埋め込む絶
縁膜とを具備し、 前記ダミーパターンの表面の高さは前記半導体基板の表
面の高さと同じであることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項14】 互いに隣接する前記各ダミーパターン
は、行方向、列方向に一定の間隔でずれていることを特
徴とする請求項13記載の半導体装置。 - 【請求項15】 前記ダミーパターンは正方形であり、
各ダミーパターンの相互間隔は前記正方形の一辺に等し
く、行方向に互いに隣接する前記各ダミーパターンは列
方向に前記相互間隔未満の間隔でずれ、列方向に互いに
隣接する前記各ダミーパターンは行方向に前記相互間隔
未満の間隔でずれていることを特徴とする請求項13記
載の半導体装置。 - 【請求項16】 前記ダミーパターンは正方形であり、
行方向に互いに隣接する前記各ダミーパターンは前記正
方形の一辺以上の距離離間され、列方向に互いに隣接す
る前記各ダミーパターンは前記正方形の一辺以上の距離
離間されていることを特徴とする請求項13記載の半導
体装置。 - 【請求項17】 前記ダミーパターンは円形であること
を特徴とする請求項13記載の半導体装置。
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JP11-76064 | 1999-03-19 | ||
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